『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊2.0』

土曜日に会社で自主トレするつもりで池袋に泊まったのだが、気が変わって『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊2.0』を観る事に。

映画の帰り、新宿の東急ハンズに歯ブラシのブラシを買いに行った。
ふと耳かきの販売をしてる兄ちゃんがいた。オレは耳垢出やすい体質で耳かきが日常の必需品なのだ。目の前で竹を削っている兄ちゃんと目が合うと気さくに話しかけてきた。オレが使っているのは金属製の耳かきだ。もう慣れてしまったが金属製は結構アタリが硬くて痛いときもあった。しかし、どちらかというと湿った耳垢のオレとしては金属製の方が拭き取り易いだろうと思って使い続けていたのだ。
その兄ちゃんによれば、自分が使っている竹は200年程前のもので、油っけが抜け繊維が密になってつまっているので使用後はティッシュで拭き取る程度で良いとのこと。むしろ湿ったもので拭くより乾いたティッシュの方が良い。竹はアタリが柔らかいし耳に合わせて調整してくれるとの事。
この手の手作りモノに弱いオレは迷う事無く、一番高いスス竹で作って貰う事に。専用ケース込みで3500円ほど。耳かきで3500円とな(笑)でも大事に使えば死ぬ迄使えそうだ。
使ってみるとたしかにアタリは柔らかいし、テッシュで拭き取れる。
今後どんどん油脂でコーティングされて自分だけの耳かきになると思うと嬉しくなる。
"原田の耳かき"
良い買い物したと思う。

本日日曜日ジムに。どうしても1時間で8キロは走れず。がんばって7.5キロ。筋トレ少々。91.95キログラム。

友人から薦められた『銀魂』のアニメを観る。微妙なおもしろさ。Tommy heavenly6の"Pray"というオープニング曲が耳について離れず、CDが欲しい所である。

『スカイ・クロラ』のサントラを購入。非常に心地良い音楽。出来れば特報第一弾で使った曲も入れて欲しかった。
今週の公開が楽しみである。

『スカイ・クロラ』関係の本を片っ端から買っている。すでにムックで3冊。

先週観た『崖の上のポニョ』の事を考える。
というか、大きな御世話だと思いつつも宮崎駿の事を考える。
今後も宮崎は映画を作っていくと思うが、果たして彼自身が作りたいと思うテーマがまだあるのだろうか?
今迄ですでに様々なタイプの映画を作ってきているわけだ。
実はオレ自身に宮崎の映画で今後も観たいという気持ちが無くなったのだ。
それはPodcastや最近のインタビューの記事を読むに付け、以前は確実に逢った現実への切り込みの度合いが薄れてきていると感じたのだ。
少なくとも『ナウシカ』や『ラピュタ』の頃ならファンタジーを作りながらも現実的な接点を残していた。
つまりファンタジーを免罪符にして世界観を安直なものにはしていなかった。
今回の映画についてファンタジーなんだから理屈で考えるな、等と言う事は以前の宮崎にはあり得なかった筈なのだ。
その割には『ポニョ』では未練タラしくDNAがどーたらとか台詞にしたり。
『スター・ウォーズ』でフォースを単なる魔法で済ませておけばよかったものを、とってつけたようにミィディクロリアンなるものをでっちあげて現実味をもたせようとするのと変わらない。
結果的にファンタジーであっても、観ている間はそれが現実のものだと信じられるような世界を宮崎は作ってきたのだ。
それに対しオレは驚嘆し尊敬していたのだ。
作品も最近の言動についてもかなり現実から遊離しズレてしまったようだ。
ジブリでの新人育成についてもまったく現実味のないやり方を滔々と語るあたりで、もう昔のような宮崎はいなくなってしまったんだなと思った。
なので最近は宮崎より押井の言葉をリアルに感じている。

どーでもいいが、昼間明石家さんまの27時間TVに木村拓哉が出ていて、さんまの「バツイチ云々」という言葉を受けて木村拓哉が「(自分は)マルイチだから」とかなんとか言っていた(笑)ほほ〜。木村がTV番組で自分の結婚を控えめながら初めて語ったのかなと思った(笑)

『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊2.0』
土曜日、新宿ミラノにて。
「生理中なんだ」
冒頭のこの台詞がオリジナルより柔らかくなっていた。映像や音響だけでなく台詞も撮り直しているので、割とオリジナルを観ているオレにしてみればニュアンスの違いを楽しめた。
比較でいえばオリジナルでの全体的な固さはサイボーグとしての固さやクールさとマッチしていた。
田中敦子の草薙素子を演じる経験値のアップが良い形で出ていた。『イノセンス』で山口智子に変わりかけたと聞いたが、そんな事にならずによかった。
ボイス・キャストの演じるニュアンスの違いや、音響や映像の違いでオリジナルとは違う映画にみえた。
特に音響に関しては効果音にハリウッド映画程のハデさは抑えてはいるものの、それでも厚みが増していた。
映像に関しても背景に関しては非常にリッチになって素晴らしいのだが、まだ顔の表情が3DCGと2Dとの間でマッチングがとれていなくて不自然さがあった。
特にオリジナル版の冒頭の少佐が高層から飛び降りるシーンの顔の表情が絶品だっただけに、あまり出来が良いとはいえない3DCGへの差し替えは残念だった。
3DCGキャラに関して言えば、表情が出ないシーンはそれなりにマッチしているし画的にすばらしいものだと思うのだが、やはり上手いアニメーターが鉛筆で描いた表情に匹敵する事はまだできないようだ。
それから今回の一番の変更とも言える、人形使いのボイスキャストの変更。家弓家正から 榊原良子。
オリジナルの女性の義体に男性の声というのが意外性があり素晴らしかったのだ。
オレの印象としては 女性の声に変わった事で物語が変わったかと言えば、そんな事は無かった。
むしろ普通になってしまった。
人形使いが女性になったことで、オリジナルの博物館の天窓を女性器に模した表現は映像を白く飛ばし気味することでかなり薄めていた。
さらにラストのバトーと素子のやり取りはオリジナルどおり。好きな女を別の男に取られたバトーというニュアンスそのままでなんともちぐはぐなのだ。
女性と融合という意味では性的な意味あいはかなり薄まり別のニュアンスを提示している筈なのだがそれが不徹底のためいまいち伝わってこない。
榊原良子自身は実に上手い役者であって新しい生命を与えていたのだが、設定において明らかに押井のミスではないかと感じた。
そうは言っても改めてオレは『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』が好きなんだなと認識した。
DVDが出るのが楽しみである。
by 16mm | 2008-07-27 21:33 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback(1) | Comments(2)
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Tracked from 崖の上のポニョグッズ at 2008-07-28 23:37
タイトル : 崖の上のポニョグッズ
miumiuが好きなブランド... more
Commented by chata at 2008-07-27 22:47 x
みーたー観ました『ポニョ』
ほんでどとはんのネタバレ感想を見てぞっとした(゜Д゜;)
あれ・・・死後の世界じゃない理由を探すほうがムズいですな。

船とか機械が動いてたからチガウ、と思いたい自分がいる一方で
『紅豚』でデス飛行機が音も無く飛んでたことを思い出す自分(笑)

いやー黒い、パヤオブラック!さてσ(゚∀゚も久々にブログあっぷっぷ
Commented by 16mm at 2008-07-27 22:53
■re:chataさん
自分でかいといてなんですけど、死後の世界かどーかはもしかしたら自分の思い込みかなあ、などとは思ってはいるのですけど。なんかすごく不気味な映画ではあるなと思ってます。
父親が船の墓場を見たり、母親の車の置き去りのされ方なんかすごく不気味なんですよね。
あんなかわいらしい歌で意図的にミスリードさせて客を取り込んでいるような気がしました。

さて、chataさんトコにおじゃますっかな(笑)


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