『アキレスと亀』追記

『アキレスと亀』についての追記。
この映画でたけしは、第三者に見せる(或は認めてもらえる)為の芸術は偶然性からは生まれないものだと結論づけている。
ペンキを背負ってキャンバスに体当たりしたり、ペンキの入った風船をラケットで打っタリという事も、作品を作るという事で自覚的にコントロールしなければ、単なる仲間ウケにしかならない。
作品として長く残る事は、皆無とは言わない迄も、かなり少ないということだ。
だから中年になった真知寿は、女房と一緒に、偶然性をコントロールしようとしていた。
同様にドラッグでハイになることが芸術の糧になるという戯言も否定している。
キューブリックも言っていたが、芸術家にとって大切なのは作品をまとめあげる論理性なのであって、形のない妄想等は論外なのである。
ドラッグは、やはり創作からの逃げでしかないやね。
by 16mm | 2008-09-21 22:27 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(0)
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