『天使の卵』『市川崑物語』

特に絶対観たいと思う映画がなかった三連休。
『おくりびと』どうしようと悩んでいたら、出演していた峰岸徹が亡くなったとのこと。
う〜ん、今週の土曜日、上映していたら観に行こうと思う。
ご冥福をお祈りいたします。


土曜日、会社に自主練に、行ったはいいがたいした成果もなく終わる。なんとか身につけるべきものは身につけないとイカンと焦るがどーしょもない。どうしたもんか(笑)

日曜日、身体がダルくてひたすらwowowで録画したものを消費する。

月曜日、ジムに行く。30分ランニングマシン。91.5キログラム。筋トレ少々。
このランニングマシンも最初の元気なうちは時速13キロぐらいで走り始めるわけだが、実はそれ始まって3分ぐらいしかもたない(笑)しだいに脚が追いつかなくなって時速4.8キロぐらいに落とすわけだ。
しかし、今日は隣にニコール・キッドマンとナオミ・ワッツと鈴木杏を足して3で割らない(笑)ような信じられない日本人離れした女の子が走り始めたのだ。
「いかん、イイトコみせなければ」
脚の回転をアップし、背筋を伸ばした。
脳内麻薬ダダ漏れ状態のように元気に走り始めるオイラ。傾斜も一番キツイ状態になっている。
「この後、ピザを食べにいきませんか」「汗をかいたあとはビールですよね。プリン体などものの数ではないですね」「サプリメントには糖分。コーラですね」
などと、必至に口説く台詞をブツブツと反芻しながら己との対話をしはじめたオイラ。
目の前がピンクになり、しだいに宇宙とのチャネリングをしはじめた矢先...
「おかあさん〜」
ガタイのデカい中学生ぐらいのガキが女の子の所にきた。
ガキ「お父さん、もう帰るって。頭汗かいちゃったからフロ入るって」
女の子「しょうがないわね、髪の毛ないんだから汗かいたって拭くだけなのに」
......
女の子でおかあさんはランニングマシンのスイッチを切りブツブツ言いながら去って行った。
......
最高記録。オイラは時速13キロのまま10分走っていた。
愛の力だな(笑)
オイラはマシンの速度を時速2.5キロにして傾斜をゼロに戻した。
脚がもつれ、息が荒い。
ゼヒューゼヒュー。
これが有酸素運動か?わかる。わかるぞ。脂肪が萌える、もとい燃えているのが(笑)
吐きそうになりながらほとんど歩くスピード以下で30分。
1時間もたずにギブアップであった(笑)

そして帰宅してちょっと仕事の予習。


『ジブリの森とポニョの海 宮崎 駿と「崖の上のポニョ」』
本屋に並んでいるのは知っていたが著者の名前が入ってなかったので、いわゆる編著モノだと思い気にしていなかった本だ。たまたまちょっと手にした中身をみたらインタビュアーにロバート・ホワイティング!!
ホワイティングの名前、絶対表紙に入れるべきだよ。入ってないせいでスルーしている人が日本で2億人はいるよ(笑)
オイラは学生時代、氏の『和をもって日本となす』を読んで唸った口だ。所謂ガイジンが見たニホンジン論が流行であった頃、氏の切り口は野球を軸にして論じている所がユニークであったのだ。
今回の本では宮崎駿と鈴木敏夫にインタビューしているが、特に宮崎に対するインタビューは秀逸。
それまでCut誌の渋谷陽一のインタビューが抜きん出ていたが、ホワイティングのインタビューは渋谷が最初に宮崎にインタビューした時に匹敵するかそれ以上のスリリングさがあったのだ。
日本人のインタビュアーが遠慮して聴けなかったような幼少時の話からパチンコの話、「男はみんな長嶋ファンだろう」というのを滑稽に思ってました、とまで宮崎に言わせている(笑)
そればかりでなくオイラが知りたかった部分を質問し、それをまた宮崎が非常に率直に答えている。率直すぎて少々大人げない部分もあってこれがまた楽しい(笑)
日本人ではこのようなインタビューは成立しないかもしれん。
ホワイティングは非常にリベラルな人のようだが、宮崎は相手がアメリカ人という事でなんとなく攻撃的な一面が出ていて面白い。
ホワイティングに日本人的な遠慮がない分いままでにないインタビューになっていた。
宮崎のゴジラとキング・コングを対比させて論じたところもいい。
しばらくじっくりと読んでいようと思う。


『天使の卵』
wowowで録画したものを視聴。
興味は小西真奈美がヌードになったとの情報で「なにィ」となったのだが、実際は驚くような描写はなし。
内容も特に面白いものではなかった。
が、キャストの演技がなかなか良かった。
小西真奈美はまあ無難な演技ではあったが、沢尻エリカと市原隼人が好演。
特に沢尻エリカ、実際の性格はあまり良くないかもしれんが(笑)演技力は捨てがたいと思う。性格の悪さは映らないのでスタッフとうまく交流できるようならまた映画に出てもらいたいもんだと思った。
市原隼人もこの映画ではナカナカではあったが、実はコイツが一番信用できない(笑)
なぜなら『リリイ・シュシュのすべて』で台詞を覚えていないという最低な理由でシーンをひとつ欠番にしたヤツなのだ。蒼井優と歩いているシーンでその台詞が言えない。二日間に渡って50テイクぐらいだったか?それも台詞を覚えていないというくだらない理由で。
今から考えたらアフレコでもよかったんじゃないのとは思うが、とてもプロ意識のない最低なヤツという烙印をオイラのなかで押していた。


『市川崑物語』
wowowで録画したものを視聴。
岩井俊二監督の映画。市川崑のドキュメンタリーとしては面白い出来であったが、岩井の映画として見たら物足りない。
しかし市川崑のすごさや、映画を観てみたいという気にさせる作品ではあった。
映像の処理が地味ながら手間がかかっている。


『トランスフォーマー』
wowowで録画したものを視聴。
劇場で観た時、そのほとんどを寝ていた事が判明(笑)
あのやかましい映画で、だ(笑)
やはりポイントは変形シーンのカッコよさである。
『マクロス』のヴァルキリーの変形だけでもILMで作ったものが観てみたいもんだ。


『コラテラル・ダメージ』
地上波での視聴。以前DVDレンタルで観た。ヒロインだと思っていたのが実は...というのがなかなか良かった。


『古畑任三郎「黒岩博士の恐怖」』
緒形拳の訃報を受けて再放送されたものを録画視聴。
トリックは面白いし観ていて飽きないのだが、どうにもあの古畑という男が好きになれん(笑)
特に緒形拳がすごい演技をしているわけではないが、リラックスした感じの飄々とした演技とそうでない演技のメリハリがすばらしい。
謹んでご冥福をお祈りしたい。
by 16mm | 2008-10-13 18:59 | 映画・DVDの感想など。 | Comments(2)
Commented by chata at 2008-10-14 01:24 x
蜘蛛男のトビーが、Robotech~向こうでのマクロスを映画化する権利を握ってるとか何とか…どっかの記事でみたような気がします。

>「いかん、イイトコみせなければ」
ここ最高w
Commented by 16mm at 2008-10-14 06:03
■re:chataさん
トビーのかみさんが映画会社の重役の娘だったんぢゃないですかね。たしか。「おぢさん、カネ持ってんでぇ」状態でしょうから(笑)。つまりトビーが主役を張る可能性があるっちゅーことですか。
本当は白組にやってもらいたところだけれど、いきなり『トランスフォーマー』やるのは難しいだろうしねえ。


<< 『おくりびと』 『コードギアス 反逆のルルーシ... >>