カテゴリ:映画・Blu-ray・DVDの感想など。( 577 )

『機動戦士ガンダム THE ORIGIN V 激突 ルウム会戦』

先週土曜日、歯の治療とメンテナンス。
前回入れてもらったブリッヂを先生に診てもらう。
問題なし。
むしろ前回の治療時に歯茎の状態が悪かったのを心配されたが、今回は問題ないとのこと。
色々と気遣いに頭が下がる。
その後いつものように美形で剽軽なドS歯科衛生士女史に歯石をとってもらう。
ブリッジの日常メンテのための女史オススメの
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"プロキシソフト"というフロスの使い方を教えてもらう。


本日日曜日、銭湯にストレッチ、ジェットバス、赤外線サウナ。
肌寒くもあり露天での寝湯は暖かくなるまでやめとく。


『みたび! 女のはしょり道』
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今回も相変わらず楽しいのだが、そのなかの"自腹じゃないの巻"にて
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とか
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のような、為になることが書いてあるがな(笑)。
オイラも試しに耳たぶを回してみたら、気のせいか鼻の通りがよくなった気がした。
さすが伊藤理佐の漫画である(笑)。


『アオイホノオ(18)』
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表紙画を見て、てっきりトンコさんとホノオくんのこんなシーンがあると思いきや......
肩透かしである(笑)。
ホノオくんと出渕裕のものすごーくイタイ邂逅(笑)。
いや、オイラもこういうしくじりは何回もあった(笑)。
負けるなホノオ(笑)。


『BLUE GIANT SUPREME(3)』
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力が入った表紙のデザインだな。
売れているからこその力の入れようだと思う。
嬉しい限りである。
音が出ない漫画という表現の枠のなかであって、それでも音の力感を感じさせる演出力のすばらしさ。
今まで一人で戦ってきた主人公に仲間ができてくる。
それもナアナアでグループを作るのではない。
やはりそこでも戦いはある。
それによって獲得するものに価値がある。
改めてそういう漫画なんだと思った。


『昭和天皇物語(1)』
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実はこんな漫画が連載されていることを知らなかった。
作画が能條純一で原作が半藤一利。
ものすごく魅力的な布陣ではないか。
相変わらず皇室についてのタブーは存在するものの、それでもこの皇室と昭和天皇を肯定的に描こうという試みは非常に魅力的だ。
どちらにしても昭和が終わって約30年の月日が流れて、やっと昭和について、ヒロヒトについて語れるとは。
特にオイラなどは高校時代、天皇を否定的な側面からしか学んでこなかった人間だ。
しかし、第二次世界大戦の戦争責任を天皇一人におっかぶせた軍人達の方がオイラは許せなくなってる。
果たして、ではヒロヒトという"ヒト"は一体どんな"ヒト"だったのだろうか。
セリフも平易に分かりやすく、とにかくこの手に興味のある人にはうってつけのフィクションだ。
とくに本作でのヒロヒトの魅力的なことよ。
続巻が楽しみでしかたない。


『機動戦士ガンダム THE ORIGIN V 激突 ルウム会戦』
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ネタバレあります。
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すごい。
傑作。
今までで一番面白い、というか重い、というか、戦争を描いているんだなと感じられた。
見応えの重量級。
これがなんでオイラは面白く感じられたかといえば所謂『1stガンダム』と呼ばれているあのあまりにも有名なナレーションの

内実が語られるからだ。
ナレーションではジオンが独立し、コロニーを地球に落として総人口の半数を死に至らしめた、というくだりが語られる。
総人口の半数。
これはまあ言葉としては重く感じられるが、観ている側としてはそのエピソードは『1stガンダム』の物語の要素の一つに過ぎない。
しかし、名もなき物語に出てこなかったというだけで死んで行った人々にはそれぞれの人生があり、家族を愛し、恋人と未来を見つめ、希望を持っていた。
個人としてはその当たり前の事柄を単なる背景にせず丁寧に描いている。
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この原作の漫画にはあるエピソードのこの二人。
因みにこのユウキという男の声がまた上手くてね。
で、彼らがいるサイド2が『1stガンダム』で描かれた地球に落とされたコロニーになるんだが、落とされる前にジオンに毒薬を巻かれて全員殺されるわけ。
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大気圏で燃え尽きないようにコロニーの外壁を耐熱耐火処理をするという周到さ。
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毒で雪の幻覚を見るユウキ。
自分が毒に侵され死んでいくなんて思ってもいない。
この残酷なまでの詩的な表現。
サイド2の人間はジオンに反対し、銃をもって戦おうとするも一発の銃声を鳴らすことなく全員が死んだのだ。
これはやっぱり重い。
おそらく安彦良和が絶対描きたかったエピソードだよね。
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このユウキたちのエピソードがあったからこそ、このコロニー落としの描写も『1stガンダム』で観た時よりも切実に感じることができた。
本作は色々すばらしいのだが、冒頭の
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眉毛なし男 a.k.a ギレン(笑)の演説と
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戦場のラルが交互に映し出され。
「これは戦争ではない 殺戮だ」
とラルが唾棄するように呟く。
本作は登場人物達それぞれの目線からこの『1stガンダム』につながる"ルウム戦役"と呼ばれる会戦が語られる。
ギレンは人間が幾万と死のうが戦争に勝つことが重要であるといい。
ドズルは愛するものを守れない人間が悪いと自分を無理やり納得させる。
ガルマは味方の兵の死に反応して狼狽える。
本作は安彦良和の『オリジン』と呼ばれるコミックを原作としているが、さらにこの映像化によってアレンジがなされている。
本作で一番原作と違うのが
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タチさん。
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原作コミックでもどことなく頼りない感じだったのが、年数を経て
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こんな凄みのある感じにリファインされている。
『1stガンダム』を観たときには、ハモンに密かに想いを寄せる頼りない兵隊ぐらいにしか感じなかった。
どうやら安彦良和がこのタチに肩入れして『1stガンダム』とは違うタチ像を作り上げたようだ。
とにかく本作でのタチはカッチョいい。
セイラに会ったときの物腰も堂にいっていた。
さらに本作のオリジナル、
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ハモンのクラブでのくだり。
タチがドズルの命令従わなかったラルをキシリア機関が逮捕しにくるとハモンに告げにきた。
それに対してものすごい啖呵をハモンが切る。
"大尉はもう二階級降格という処分を受けています それに従わなかったのはドズル中将の命令に対してです キシリアに、ではありません どうしても逮捕するというのならあなた達のような三下ではなくキシリア自身が逮捕状をもってこの店にきなさい
と、クラウレ・ハモンがそう言ってたと伝えなさい"
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いや〜カッケー、ハモン姐さん。
声の沢城みゆきも素晴らしい演技だ。
ここからハモンがピアノを弾いて歌うまでが映像化での見事なアレンジ。
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後々、ハモンが激昂した理由がよくわかった。
こういう死線を超えた人生を歩んできたのに、青二才でオタクで臭くて暗くて根性曲がった(笑)アムロなんて小僧に台無しにされたらそりゃ怒るよな。
安彦は『1stガンダム』での言葉の背景に対して実に丁寧に落とし前をつけている。
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セイラさんのこんな顔が観れたのも感慨深い。
セイラという人物の奥行きが本作で深く彫り込まれている。
兄と別れて一人で生きていくにはこういう顔だってするよな。
その他本作、古谷徹、池田秀一、古川登志夫などの『1stガンダム』のレジェンド声優達も出ていて、彼らも極端に幼い声を出さなくなってよくなったせいか、全く違和感ない。
特にシャアの声は非常によかった。
しかし、潘めぐみや沢城みゆきなどの新しいキャストの力量もすばらしいものだ。
作品にたいする底上げが彼らの力でなされていると感じた。
ものすごくべた褒め状態だが、画面上のレイアウトがたびたびお粗末になるのはいかがなものか。
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↑これなんかイマイチ画面が締まらない気がする。
たまにこういうカットがでるんだよな。
それからハモン姐さんのピアノソロの下りの作画がイマイチなんだよな。
まあそれでも十分に満足した。
来年の続編が楽しみである。

by 16mm | 2017-11-19 22:03 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)

『ブレードランナー 2049』『ゲット・アウト』

先週金曜日。
三連休の一日目、をいいことに終日寝たきりの引きこもり(笑)。
本日日曜日になっても疲れが取り切れない。
歳やなあ(笑)。


先週土曜日、歯の治療。
右上の歯を4本ブリッヂにする。
比較的健康な歯が両側に一つづつ。
中の一つは完全に抜歯下部分で、その隣にも歯はあるんだが、その歯がかなり結構弱ってる(笑)。
その歯が弱ってなければ3本のブリッヂで済んだがわけだが、後々を考えて健康な二つの歯で中の二つの歯を支える仕組みを先生が作ってくれたわけである。
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ブリッヂを作るためのオイラの上の歯(笑)。
記念に上下の歯の石工モデルをもらってきた。
自分の歯を客観的に見る機会などないのでかなりしげしげと眺めてしまった(笑)。
分かり難いがコレは天地左右が反対になる。
前回の治療後にブリッヂの値段を聞いた時にはかなりビビってしまったのだが、実は相当に良いものをかなりの安い値段でやってくれたのである。
先生が相当に色々がんばってくれたのだ。
いや本当に値段を聞いてビビってしまってすいません。
入れてもらった歯はかなり良好で今の所違和感なし。
普通に噛めるしね。
ますます先生に頭が上がらないのである(笑)。
で、別な意味でオイラの頭を上げさせてくれない美形で剽軽なドS歯科衛生士女史(笑)。
この女史、先生がオイラの仮歯を外すにあたり沁みるから麻酔した方がいいかもしれないという意見を一蹴して
「いや〜、だいじょうぶっすよ」
などとオイラ意向を聞く前に応えやがったのである(笑)。
いや、実際痛くもなく沁みもしなかったんだけどね(笑)。
んで、女史からブリッジの普段のメンテの仕方を教えてもらう。
ブリッヂに使いやすいフロスを注文してもらう。


本日日曜日、銭湯に寝湯、ストレッチ、赤外線サウナ。


macOSやiTunesの仕組みがどうにも分かりにくくなってないだろうか?
なんかオイラは使いづらくてしょうがない。


本日家電量販店に"iPhone X"を見てきたのだが、ガラスとステンレスの質感と見た目はいいんだが、側面が丸くなってるのが個人的な趣味として気に入らない。
やはりまだ当分カクカクな"iPhone 4"で頑張る所存である(笑)。


vaioでBlu-rayが観れなくなった。


『ブレードランナー 2049』
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再見したわけではない(笑)。
が、ネタバレします
初見から一週間たった今の雑感とその周辺を。

●プログラムを買った
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鑑賞時には売り切れていたのだが再入荷した。
紙質も良くて、綺麗な写真が多い。
基本的にはスタッフ&キャストのインタビュー記事で構成。
インタビューは出ている雑誌やネットなどで公開されているものとほぼ同じ(全く同じということではなく、インタビュアーの聞くことが同じようなことになると、その答えも同じになるから)。

●ヴァンゲリス
『ブレードランナー 2049』をまだ一度しか観てないせいかもしれないが、音楽が印象にのこらなかった。
音楽はハンス・ジマーだったりするので悪くはないとは思うんだが......
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やはり最後はヴァンゲリスの"エンドタイトル"で締めてもらいたかったかな。

最後ぐらいは。

●留之助ブラスター
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留之助ブラスターについて新たなニュースが載っていた。
ライセンス販売についてこれまでより3000円値上げ程度に抑えてる。
ライセンス料が5000円なのに(笑)。
なんかアレか、作れば作るほど赤字になりはしないのか?
Amazonで転売しているのは14万円とかある。
オイラも欲しい欲しいと思いつつ手が出ないでおる(笑)。
いつかこの匠の品を手にしたいと思う。
ところで

撮影現場潜入の映像が日本語字幕になってた。
5:10あたりから
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オメエが作ってないなんてのはみんな知ってんだボケ。
いや、こいつは"作った"という名誉込みで高い金を出してるだけだ。
この恥知らずのデザイナーに高値で売ったStudio Artって会社が元凶だよ。
留ブラを明らかにベースにしてるのにそれをまったく表に出さずに自分のところで全部作成したと偽ったStudio Artが、権利もろともデザイナーに売ったというね。
いるんだねえ、どこにでも。
ものづくりの人間が無垢なんてのはとんでもない嘘だと思うね。

●デッカードはレプリカントか問題
前作『ブレードランナー』での大きな論争の一つ。
デッカードはレプリカントか?という問題。
これについてはハリソン・フォードはデッカード人間説をとり、リドリー・スコットはデッカードはレプリカントだと言って譲らず(笑)。
実際劇中でデッカードの目が赤く光ったり(レイチェルなどレプリカントは目が赤く光ったりしてる)、デッカードの自宅のピアノの上の大量の写真(レプリカントは記憶を補完するためか写真を多く持っている)、そしてユニコーンの夢。
これらの状況証拠でオイラなどもデッカードはレプリカントじゃねーの、と思っていた。
が。
『ブレードランナー 2049』ではこの問題を巧妙にはぐらかした感じになっていると思う。
レイチェルがデッカードとの子供を産んだという奇跡が本作の肝になる。
これはレイチェルが妊娠可能な機能を装備されたレプリカントであったという設定なのだが、じゃあデッカードは人間じゃん、と思うけど、レイチェルが妊娠可能なレプリカントならデッカードだって生殖可能なレプリカントであった可能性もあるんじゃないか?
『ブレードランナー 2049』ではブレードランナーの"K"が自分はもしかしたら人間かもしれないという希望を持つ。
しかし我々観ている側にすれば壁をぶち壊したりできる強靭さはレプリカントのそれでしかないわけだ。
つまり当事者の"K"だけが自分のアイデンティティで悩んでるだけで、側から見ている我々を含めた者たちは確実にレプリカントだと認識している。
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士郎正宗が『攻殻機動隊』のなかで上のようなことを言ったのは慧眼だと思う。
所詮自分が何者か?という問いかけの拠り所は自分自身にはなく、周囲の状況で判断しているにすぎないのだ。
だからデッカードは自分が何者であるのか?という問いかけをずっとし続ける存在だと思う。
人間なのかレプリカントなのかの答えが出ない、というのが答えなんだとオイラは思っている。


『ゲット・アウト』
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先週金曜日。
池袋シネマ・ロサ。
会社の同僚に面白そうだと言われるまでノーマークだった。
予告編を観たらなかなかそそられた。
なんか客の入りが悪いのか、ものすごい勢いで上映館が減って行った(笑)ので、会社帰りに池袋で観た次第。
予告編を観て人種差別がテーマであるとあたりはついたんだが、てっきり
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『マンディンゴ』のようなシリアスでハードな物語だと思ったら、違ってた(笑)。
いや、シリアスなスリラーというかホラーの要素があるのはわかるんだが、なんか微妙にユーモアというかコメディの匂いがしていた。
これ、なんだろうと思って

町山智浩の解説を聴いて合点がいった。
この映画の監督ってコメディアンらしい。
コメディアンのセンスなのか、映像として笑って良いのかどうかわからない不気味でシリアスなショットを入れてくる。
例えば
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この黒人のメイドさんなんだけど、なんだか絶妙に気持ち悪い顔してませんか(褒め言葉)(笑)。
笑えるような顔にも見えるし、ホラーでシリアスな感じにも見える。
この得体のしれない不気味さが作品全体の不穏さを出している。
これはものすごく巧妙だよな。
本作って日本人にとっての有名俳優のキャスティングは皆無なんだけど、この面が割れてない感からくるフレッシュな気持ち悪さね。
これは実際に今でも置かれている黒人の立場というものを寓話を交えて描いている。
アメリカの映画でもニューヨークやロサンゼルスのような都会の話ではない。
アメリカでも田舎にいけば黒人というだけで警察に職務質問され、白人だけの居住区がありそこに迷い込んだ黒人がどんな思いにかられるか。
アメリカに差別がないなんて場所は都会のほんの一部なんだ。
ちょっと愕然とするような事実をつきつけられる。
物語そのものは最終的にはSF的とも寓話的ともいえるような顛末に。
黒人種を否定せずに取り込もうとするある種の白人種の下劣さ。
それをコメディのような寓話として描いている。
オイラは展開がちょっと突拍子もなさすぎてついていけなかったがね(笑)。

by 16mm | 2017-11-05 21:27 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)

『アトミック・ブロンド』『ブレードランナー 2049』

先週土曜日も本日日曜日も雨。
いやはや先週は大変でした。
先週の月曜日は残業時間調整で有給で休み。
次の日の火曜日は通勤電車が最寄りの駅に来れないという送電線の事故で不本意にも会社に行けずというね(笑)。
いや、仕事がちょっとアレで休むと自分の首が締まるのわかってたからね(笑)。


先週土曜日、心療内科。
症状は落ち着いている旨を担当医に伝える。
年末にかかるので次は来年の一月。
この調子だと問題ないだろうと思うが、ちょっと不安だったら12月も早い時期にきてくださいと担当医。
年末は結構混むからとのこと。


先週土曜日、ヘアカット。
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オイラの行ってる美容室はハロウィンとクリスマスで美容師さんたちがコスプレしてくれる愉快な店だ。
オイラはクリスマスにぶち当たったことはあるがハロウィンは初めてで、美容師さんたちがおもいおもいのコスプレで接客してくれる。
すげえ面白い。
このイベントにあたるのはラッキーである。
全力で客を楽しませる精神と動きにくいコスプレをしつつも的確にカットをするテクニックに頭がさがる。
画像は火事で燃えちゃった店の時代に、オイラの担当の店長さんのコスプレ。
今年も同じジョーカーだった。
ちなみにコスプレでデブになってるだけで店長の本体は無茶苦茶スリムなカッチョいい兄ちゃんである(笑)。
そのジョーカー、もといw、店長にカットしてもらいつつ、火事で焼けた土地でのお店再建にともなうあれやこれやを聞く。
早く再建できるといいな。


『ヤンチャン調査部 オレに聞かれても・続 2巻』
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AmazonでKindle版購入、といいたいが、先週だと0円だった(笑)。
オイラも早く読みたくて0円でダウンロードしちゃったけど、金を払って購入するべきだったか。
購入といっても100円ですよ(笑)。
作者の金平が自分の作品で金を儲けようという気が皆無なので赤の他人のオイラがやきもきする。
1000円出して地雷な電書が多くあるのにねえ。
オイラ、マジにこの本なら1000円でも買うよ。
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これからも読み続けるぞ、オイラは。


『別冊映画秘宝ブレードランナー究極読本&近未来SF映画の世界』
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書店で書籍購入。
『ブレードランナー』に詳しくない人がそれにまつわる情報を得るには最適だと思われる。
『ブレードランナー』の編集違いのバージョンについてや用語の解説なども載っている。
『2049』で使用された"留之助ブラスター"がいかにしてクレジットされなかったかの経緯もサラリと書いてある。
はっきりいって非常に悔しい話である。


Kindleのアイコンが変わった(笑)。
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なんか
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ドリームワークスっぽくないか(笑)。
いや、言いがかりですけどね(笑)。


『アトミック・ブロンド』
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先週月曜日、109シネマズ菖蒲。
シャーリーズ・セロンのアクション映画ならと食指が動いた。
実際楽しみにしていたのだ。
が。
どうにもこうにもノれなかった。
シャーリーズ姐さんのスタントを使わないアクションには頭がさがる。
しかし、格闘のアクションとしては微妙な動きもあるので、ということは、専門のスタントを使わずシャーリーズ姐さんが実際にやったと言えるんだろうけど。
宣伝文句の"女版007"というのはハードル上げすぎのような気がするね。
監督がデヴィッド・リーチ。
観た後知ったんだが『ジョン・ウィック』の監督なんだ。
知ってたらハードルそんなに上げなかったなあ(笑)。
デヴィッド・リーチで『デッドプール2』かよ。
期待しないどころか『デッドプール2』は観なくてもいいかな(笑)。


『ブレードランナー 2049』
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ネタバレなしです。
先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
3DIMAX版。
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『大特集「ブレードランナー2049」このカルトSF映画を観よ! FLIX special』の記述でネタバレがシレッと書いてあったよと書いちゃいましたが間違いでした(笑)。
ごめんなさい。
なにがネタバレだと勘違いしたかは、まあこの場で書くのも微妙なので書かない。
一つだけ言えるのは、オイラがネタバレと勘違いした設定は前提条件で、それがさらに後半に向けてツイストしていく、といっておきます。
多分何いってるかわからないでしょう(笑)。
ネタバレがシレッと書いてあったよってのを会社の同僚に偉そうに吹聴してしまっていたので(笑)釈明せねばなるまい(笑)。
せーからね、本作はワイドスクリーンの2Dで観るのがオススメらしい。
ソースはコレ
オイラは劇場の時間の関係で3DIMAX版での鑑賞となったが、できれば2Dで観たかった。
はっきりいって本作は3Dカメラで撮られた作品ではなく、撮影後に3Dにコンバートしたものだ。
『アバター』のように3Dカメラを使用しての撮影ではないため、3Dで観た時に最適化されるような映像演出はなされていない。
実際3Dで観たオイラだが、上映時間中ずっと3Dの特性を生かした映像ではなかった。
値段も高いし、3Dメガネもかけなきゃならんし。
映像自体の輝度も落ちる。
なので本作はやはり2Dでの鑑賞をオススメしたい。
『ブレードランナー 2049』の世間的な評価としては、上映時間が長い上に、やはり前作の『ブレードランナー』を観ておくべきだと感じた。
若い20代ぐらいの若造どもはよっぽど気合の入った映画好きでないと『ブレードランナー』なんて35年も前の映画なんて観ないだろうね(笑)。
『マッドマックス』を観て「『北斗の拳』みたい」っていうのと同じで、『ブレードランナー』を観て「『アキラ』みたい」とか「『攻殻機動隊の』パクリ」とかおもわれちゃうんだろうな(笑)。
評論家を含めて若い世代はどうもこの『ブレードランナー 2049』に対する思い入れが薄いために、没頭できないように感じる。
では、劇場でリアルタイムには観てないが、ビデオ、レーザーディスク、DVD、Blu-rayとメディアが変わるごとにソフトを買い直してその度に『ブレードランナー』を少なくとも5000回は観続けてきた(嘘w)オイラはどうかといえば
ひっじょおおおおおおおおに切ない映画であったよ。
上映が始まったばかりなので、やはり詳細を明かす感想は差し控えたいと思ってる。
前作の『ブレードランナー』でのテーマ、"アンドロイドが人間と同じ外見でパーソナリティを持つ存在であるなら、生物としての人間と何が違うのか?"という問いかけに本作は徹頭徹尾応えている。
それは劇中で描かれるある種の"奇跡"をめぐって展開される。
その"奇跡"の顛末が巧妙なツイストとなって本作を深いものにしている。
主人公の落胆。
切なさに降る雪の情景。
本作をまだ一度しか観ていないので、観のがしている部分は多々あると思うが
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"I've seen things you people wouldn't believe. Attack ships on fire off the shoulder of Orion. I've watched C-beams glitter in the dark near the Tannhauser Gate. All those moments will be lost in time, like tears in the rain. Time to die. "
「おれは、お前ら人間には信じられぬものを見てきた・・・オリオンの近くで炎を上げる戦闘艦。暗黒に沈むタンホイザー・ゲートのそばで瞬くCビーム。それらの瞬間も、すべて失われる。時が来れば、雨に消え入る涙のように・・・・・・死ぬ時か」

『ブレードランナー』のこのあまりにも有名な詩的とも言えるセリフはなかったが、その代わり映像は非常に力強く美しい。
今後何度か観て考えを反芻してオイラが本作をどう思うようになるかはわからんが、今の時点だと本作は前作を超えることはできなかったなと感じた。
まあ超える必要もないし、多分超えることもできないと思うんだけど、その他ね、やっぱり上映時間が長いよ(笑)。
体感的に長く感じたということではないんだが、なんとなくもう10分ぐらいとか切れたんじゃないかね。
まあ10分程度なら切らなくても同じかもしれんけど(笑)。
後音楽。
部分的に前作の音楽の使用はあったような気がするが、ラストは

"エンドタイトル"を流してもらいたかったなあ(笑)。
それとね、クレジットには載ってなかったようだけど、
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ハリソン・フォードの持つ"留之助ブラスター"の底部のLEDが光ってるのが見えたのがなんか嬉しかったよ(笑)。
はっきりいってすげええ良い映画だけど、誰にでもオススメはできない。
映画を観て悩んだり考えることを厭わない人には是非とも観てもらいたい。


今週末は歯の治療。

by 16mm | 2017-10-29 20:23 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)

『おそ松さん』『アウトレイジ 最終章』

先週土曜日、歯の治療。
右上の歯の抜歯にともない、そこに新たな歯をくっつけるのにその隣の歯も抜歯。
左上の同じ位置も同じ感じで負荷がかかってへたっているいるとのこと。
オイラもそのあたりの自覚あり。
とりあえず仮歯をいれてもらい治療が続けられる。
抜歯だったの麻酔を山盛り打ってもらい、治療自体はまったくの無痛。
ただときおり聴こえる
ガキッ!
とか
ギリリリリ!
とかの音がなかなかホラーである(笑)。
あ、抜歯とかいたが、根元の土台は生かしているのかな?
さほど血が出なかったから。
いつもの美形で剽軽なドS歯科衛生士女史に「今なら麻酔効いてるから殴られても痛くないよ」と軽口を叩いたら、本当におおきく振りかぶって殴ろうとしやがった(笑)。


昨日日曜日、銭湯に日光浴、寝湯、ストレッチ、赤外線サウナ。


『亜人』既刊1〜11巻
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AmazonでKindle版購入。
1〜3巻はkindle版で無料期間に手に入れた。
面白かったので4巻以降11巻まで購入して読了。
まず画が上手い。
好みの画だ。
大友克洋的、というよりも、『スプリガン』などの皆川亮二的なタッチだと思う。
先日観た実写映画は脚色が失敗しているね。
主演俳優の年齢に合わせて脚本を書き変えざるを得なかった。
原作コミックは高校生ぐらいの未成年。
映画は成人で21〜23ぐらいだろう。
映画版の性格設定が年齢の割に幼すぎる。
これは原作の未成年感を踏襲してるんだろうけど、二十歳過ぎたヤツにしてはイタイ性格で、オイラが感情移入できなかった理由だ。
主人公は非常に利己的で合理主義的すぎるヤツで、こういうの公言しつつ態度に出しているのは高校生の世間知らずのガキならまだしも、二十歳過ぎて自分は他人に頼らない個人主義の合理主義者ですなどと言ってるヤツはとんでもないバカ。
原作コミックでもそうだが、主人公の少年とその母親は、その内実はどうあれ同じように利己的で合理主義を標榜してる。
で、それでいてその母親の夫だったり、主人公の少年が世話になったりする人間は彼らと違って情に厚い人たちだったりして。
結局さ、利己的ですだのなんだの言って、世間の情に甘えてるだけなんだよな、そういう奴らって。
自分の合理主義というか勝手を通すために、それを許容する自分以外の人間が必要だってことをわかってるんだかわかってないんだか。
コミック版はそういうクズな人間が成長していく物語かもしれんが、映画は20歳すぎて合理主義者ですなんて自分がいかに頭がいいかを信じて疑わないバカだったりするので始末が悪い。
とはいえ、原作コミックは主人公のこれからの顛末や脇の魅力的なキャラクターたちの行く末に興味がつきないので続巻を楽しみにしている状態である。


『Spotted Flower 3』
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AmazonでKindle版購入。
Amazonのレビューは結構最悪(笑)。
オイラもだいたい同じ感じ(笑)。
はっきりと明言はしていないわけだが、本作はどう考えたって『げんしけん』のアナザー・ストーリーだろう。
本巻に至っては絶対に『げんしけん』の彼ら彼女らだというのが明確に登場する。
更に主人公?二人の娘の名前がアレで(笑)。
いったいどんなバラレルなのだ(笑)。
内容は『げんしけん 二代目』からのテーマ色が濃く、どうにもオイラには馴染めんかった。
異性愛、同性愛の物語に嫌悪があるとは自分では思っていない。
吉田秋生の作品は普通に面白く読めてるからね。
『げんしけん 二代目』が結局面白く思えなかった理由が自分では掘り起こせなかった。
とはいえ、『げんしけん』は好きなので続巻が出たら買うんだろうけど。


『オールドレンズ・ライフ 2017-2018』
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AmazonでKindle版購入。
資料的なものとして購入。


『先生白書』
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AmazonでKindle版購入。
本書もなかなかAmazonのレビューが手厳しい(笑)。
オイラは冨樫義博になんのシンパシーも感じていない。
が、これを読むと休載を繰り返しながら作品を作るのも仕方ないのかなという同情はする。
作画方法とかに興味があっての購入だったが、あまりその部分に触れたりはしていない。
繰り返し読む本でもないかな。


『おそ松さん』
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録画視聴。
セカンドシーズンが先週の月曜日深夜から始まった。
ビジュアルとともに破壊的な面白さ(笑)。
まずおそ松くんのデザインを現代的にリファインしたデザイナーもエラい。
でも一番エラいのは『おそ松くん』を現代に復活させようという企画を出したヤツがエライ(笑)。
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こんなイメージのものが現代で通用するとは普通思わんよな(笑)。
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オリジナルの原作では個々のキャラクターの個体識別すらできなかったのに、『おそ松さん』ではどれがおそ松でどいつがカラ松かという識別もできるし、明確な性格の違いもだしてきている。
これによって表現しうる幅が広がって、ギャグはもとより、ちょっとセンチメンタルな物語まで対応できるようなものになった。
とにかくすばらしい。
オイラとしては前のシリーズであった
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"じょし松さん"の復活をのぞむ(笑)。


『アウトレイジ 最終章』
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ネタバレを含みますのでご了承ください。
先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
公開初日の夜に行ったら、そこそこ大きな劇場内が8割ぐらい埋まってる。
洋画の話題作の初日でも8割埋まるってのはそうそうない。
もしかしたらヒットするかもね。
で、観に来てるヤツらがなかなか"アウトレイジ"な感じの人が多く(笑)。
ただこれも珍しいが劇場8割埋まっていながら鑑賞マナーの悪いヤツがいなかった(笑)。
映画は面白かった。
あれだけの人数の役者を出入りさせて観る側を混乱させるような下手な構成にならないところはさすが北野武。
全体の印象としては非常にザラついた映画だったなと感じた。
このザラつきってなんだろうと思ったら北野武のイライラなんだと思う。
北野武演じる大友は冒頭から声を荒げた感じで出てくる。
声のしわがれ感とともに発生からもたらされるザラつきに違和感を感じていた。
なんで北野武はこんなにも声を荒げるんだろう?
北野武監督の映画『その男、凶暴につき』から『3-4X10月』、そして『ソナチネ』までは暴力性を内に秘めて声にドスを効かせる印象があまりないんだよね。
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『ソナチネ』のこんないい表情。
この表情で凶悪なことをするから怖かったのだ。
考えてみればそういうのは余裕がある証拠だと思う。
本作ではこんな表情は見られない。
北野武は余裕なく常になにかにイライラしているように演出されていた。
『ソナチネ』と本作とを比べてみると、前者はあくまでも自然で素直な若々し美しさが物語にもヴィジュアルにもあったんだが、本作『アウトレイジ 最終章』は人工的なまでの精緻な美しさというのか。
『アウトレイジ 最終章』の夜の街を走る車のボディに写るネオンなんかはむちゃくちゃカッコいい。
そればかりか、本作は色々とロケーションがすばらしいと思う。
特に後半の港の倉庫街だとか、倉庫の屋上だとかのロケーションはすごくいい。
北野武や撮影監督は良い眼をしてる。
ただ、『ソナチネ』との比較になってしまうが、良い悪いではなく、オイラとしてはきっとあの『ソナチネ』の手触りにはもどれないんだろうなと感じた。
今回、シリーズの締めくくりとして北野武演じる大友が自決する。
北野武の演じる人物が自決するのは珍しくないが、印象は『BROTHER』のようにサングラスをかけてうつ伏せでの死だ。
初期の北野作品では『ソナチネ』もそうだが素顔で顔が見えるように死んでるんだよね。
本作では北野武演じる大友というヤクザの対極に
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松重豊が演じる繁田っていう刑事がいて、こいつは警察官としての自分の悪党に対する正義感であるとか矜持を曲げることができなかったために、警察という悪を取り締まるべき組織から浮き上がってしまい、結果的に警察を辞めることになる。
大友にしても繁田にしても義理であるとか正義感に殉じようとした瞬間に、それらを本来なら持っている組織自体から弾かれる。
義理や人情のヤクザなどは現代では存在せず、あるのは権謀術数と裏切りの組織暴力団。
悪事に対して徹底的に戦う警察官でさえ、政治的な要請によってその正義感の行き場をなくしてしまう。
北野武の本作でのイラつきの内実がなんとなくわかってくる。
行き当たりばったりで定見のない組織や人間を心底から軽蔑している。
またそういう人間が増え、そういう組織が大きくなっていく。
そんな中で大友や繁田は自分の美学や矜持を曲げずブレず。
そして敗北していく。
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自分の中に確固としてある美学に殉ずる覚悟はあるのか?と問われる映画だ。
そしてそれは絶対に勝てないものだという。

by 16mm | 2017-10-09 20:39 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)

『亜人』

本日日曜日、銭湯に寝湯、ストレッチ、日光浴。


『ブレードランナー2049』のプロップマスターに読んでほしい
『ブレードランナー2049』の日本公開がひと月を切り、アメリカでの試写も高評価らしく否が応にも期待値は高まる昨今。
が。
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『ブレードランナー2049』のプロップマスター<Doug Harlocker>(小道具担当のデザイナーという意味だろうか?)が、劇中で使われた
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ハリソン・フォード演じるデッカードが持っているブラスターを本物を参考に自分が作ったと語っている
デッカードが持っているブラスターは通称"デッカード・ブラスター"。
そして撮影に使われたこの魅力的な銃は日本の留之助商店の方々が気が遠くなるような努力と研鑽によって作られた"留之助ブラスター"だ。
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プロップマスターは臆面もなく手柄の横取りをしている。
『ブレードランナー2049』というビッグタイトルで自分の立場を大きく見せたいんだろうけどさ。
こういう図々しいヤツはどんなとこにもいるんだな。
これによって映画のエンディング・クレジットのどこかに"Tomenosuke Blaster"の文字が出ることなど、儚い夢となってしまったという悲しい話である。
なんともやりきれねえな。


『3月のライオン』
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今秋録画覚書。
第2シリーズ2017年10月14日よりNHK総合テレビにて毎週土曜23:00〜放送。


『毎日かあさん11 息子国外逃亡編』『毎日かあさん12 母娘つんつか編』『毎日かあさん13 かしまし婆母娘編』
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AmazonでKindle版購入。
『毎日かあさん』が連載終了した折、最終巻の14巻以外まですべてが電書化された。
今までは一年に一回のペースで3年前に紙の本で発売された単行本が電書化されていた。
すぐ読みたいのに読めないのはつらいもんで(笑)。
最終巻の14巻は来年かしらん(笑)。
くやしいがこの本のサイバラはおもしろいからねえ(笑)。


『3月のライオン 13』
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AmazonでKindle版購入。
待望の新刊である。
この巻では主人公であるはずの桐山零クンは
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始終こんな感じ(笑)。
この巻では桐山の周りの数多い人物たちがそれぞれに掘りさげられ、それぞれがそれぞれの事情がありつつも彼らを肯定的に優しい眼差しで描いている。
これはちょっと驚異的なことだよ。
主人公ではない多数の脇役たちの人生というものをきちんと描き、それまで読み手に否定的な印象を与えてきたキャラクターさえも感情移入ができるよう肯定的に描いている。
とくにね
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二階堂がカッチョいいこと。
"戦い"という言葉がちょっと背筋が寒くなるようなものが現実にはある昨今。
それでも戦うということを肯定的に力強く描いているのが非常に心地よい。
戦うことによって切り開かれる希望を信じたくなるよな。
しかしね、個人的には
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↑コレにやられました(笑)。
羽海野チカの描く男って男のオイラが見ても非常によくわかるんだよな。
本当に見透かされてるようでこのエピソードはオイラ冷静に読めなかったよ(笑)。
この巻、本当に様々な人間の様々な模様を肯定的に提示していた。
だから悪役だと思っていた後藤や香子にすら感情移入ができるようになった。
オイラがいかに後藤や香子の一側面しか見ていなかった、ということなんだけど、それはまあ作者がこれまで描いてなかったからなんだけど(笑)。
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まさかこの男にまで感情移入させるとは(笑)。
羽海野チカ、果てしない娘(コ)(笑)。
ところで本巻の棋戦でのサブタイトルに”風の2万空里”というのがある。
調べてみたら"空里"なる単位はないようで、おそらく"海里"や"マイル"を模していると考えられる。
1 海里が1,852 メートル。
2万海里とすると37,040,000m。
地球の半径が6,400,000m。
つーことはアレかな、地球上の尺度で考えて永遠のような果てしない場所という意味かしらん?
どちらにしても素敵なタイトルである。


『亜人』
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先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
iMAX版。
コミックが原作のものらしいが読んだことなかった。
しかし今、AmazonでKindle版が1-3巻が無料で読める。
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まだ読み始めたばかりだた、画が好みなので読み進められそうである。
この原作もしらない映画を観る気になったのは予告編のアクションと監督が本広克行だから、まあつまらなくはなさそうだという予想があったのだ。
なんでも"亜人"とは死ねない人間のことらしい。
死んでもすぐ生き返る、と。
するとアレか、トム・クルーズの
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『オール・ユー・ニード・イズ・キル』みたいなものか?と。
『オール・ユー・ニード・イズ・キル』は死んだ時間から過去のある時間に遡って同じ時間を繰り返すので、おそらく多元宇宙、パラレル・ワールドを延々と量産するようになる。
『亜人』は時間軸は一つで、その一つの軸線上で死んだり生き返ったりする。
死んだ直後に生き返るような感じなんだよね。
この設定って死んだら終わりである、というスリリングさを削いでしまいかねないのだが、『亜人』は死の恐怖や痛みというものを描くことで死の恐怖というものを描いている。
生きながらにして腕やら脚やらを切り取られたり、いいように薬や毒物の実験台にされたり。
多数派の人間が如何に自分と違う、人種、性別、身体的特徴、などの少数派に対して躊躇なく残酷なことができるのか。
エンタテインメントの枠でこの部分を描いているのは好感が持てた。
本広監督のアクション演出はやはり良かったと思う。
ただね、結果的に本作、オイラの趣味ではなかったんだ(笑)。
原作読んでないからわかんないけど、映画には吉行和子が演じる田舎のおばあさんが出てくるんだが、これまったく物語に寄与してないの。
放浪する見ず知らずの亜人である主人公を匿う田舎のおばさんなんだけど、これがその後の展開にまったく繋がってないわけ。
主人公の亜人がそのおばさんと触れることで何かを得たということもない。
もっと言えば妹もまったく必要なかった。
たかだか2時間の映画にこんな役にたたないノイズをいれてどーすんだ(笑)。
漫画の原作にあるのかどうかわからんが、脚色がまったく上手くいってないね
おばさんも妹も劇中では物語の進行になんも役に立ってないんだから。
更に言えば本作には官能性がない。
エロスがないんだよ(笑)。
いや、あのね、セックスシーンだとかの濡れ場を作れってんじゃないの。
本作で玉山鉄二が演じる
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厚生労働省の役人の戸崎とそのボディガードの
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川栄李奈が演じる下村泉。
下村が実は政府に公表されてない亜人であるという設定で、それ故に亜人の能力を使って戸崎を守るんだけど、これがね、ちょっと悩ましいというか、所謂"主従"的なエロティシズムの要素を感じさせるんだよね(笑)。
しかも戸崎には婚約者がいるというね(笑)。
なかなか萌える設定なんだが、ここに演出的に踏み込まないんだよね。
この二人に緊張感のあるエロスを用いることができたはずなのに(笑)。
更に言えば主人公の二人
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佐藤健と綾野剛の二人。
二人とも全裸にもなるし(笑)、この二人にもやりようによってはホモセクシャルっぽいエロスと官能性が表現できたははずなのだ。
見ず知らずのおばさんとか妹とか出すぐらいだったら、もっと官能性の演出をしてくれればいいのに(笑)。
アクションと死の要素はふんだんにあるのにエロスが皆無なんだよな(笑)。
本広監督、カタいのか真面目すぎるのか(笑)。
考えてみれば本広の作品で官能性を感じたことはないなあ。
今回は死の要素が前面に出ていたので、それと対になるはずのエロスの足りなさが目立ったのかもしれん。
というわけで、最終的にはオイラの趣味ではなかった、ということであった。
アクションやガンアクションはよかったんだけどね。


今週末は歯のメンテナンス。

by 16mm | 2017-10-01 23:24 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)

『関ヶ原』『新感染 ファイナル・エクスプレス』

映画館にて。
上映中にスマホを点灯して見続けているバカに潰したアイスクリームのカップを思い切り渾身の力を込めてコメカミにめり込ませる勢いでぶち当てる。
イメージ的には当てられたバカが絶叫して悶絶するぐらいの破壊力で投げつけたつもりだったが、オイラにはそのような力はない。
命拾いしたな。


先週土曜日、銭湯にストレッチ、赤外線サウナ、日光浴。


『そしてボクは外道マンになる 1 』
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AmazonでKindle版購入。
ネットの情報でこの作品の事は以前から知っていて電書化を楽しみにしていた。
作者の平松伸二の自伝的な話だ。
出てくる編集者たちはオイラも知ってる名前の人たちばかり(笑)。
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オイラと同じ世代で週刊少年ジャンプを読んでいたなら思い当たる編集者の名前が出てくる出てくる(笑)。
漫画を描くということの面白さと辛さ。
"熱血"という言葉だけですべてがゆるされていた昭和の時代の回顧を感じる。
意外や意外に平松の画って古びないね。
当初から上手い画だなと思っていたんだけど、当時の編集者からは下手扱いだったとか。
まあ編集者も本心で言っているわけではないだろうけど。
今でも現役で連載を持っている漫画家はやっぱり強いと思う。
続巻が楽しみである。


今秋必ず録画するTV覚書。
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『奥様は、取り扱い注意』だ。
綾瀬はるか主演というよりも、オイラは原案脚本が金城一紀であるというのがポイント。
すげえな金城。
今年は働きすぎではないか(笑)。
つい最近『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』が終わったばかりではないか(笑)。
主演が綾瀬はるかだからどちらかというとコメディ寄りなのかしらん?
金城の描くアクションは当然加味されるんだろうけどね。
すっげえ楽しみである。
せーから。
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『おそ松さん』(笑)。
これは絶対録画しなくちゃ(笑)。
前回は放映されたもののBlu-rayに収録されないなどという事態もあったわけなので、必ず録画である(笑)。


『CAPA 2017年10月号』『デジタルカメラマガジン 2017年10月号』
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この二つの雑誌を立ち読み(『CAPA 2017年10月号』はdマガジンで)。
『CAPA 2017年10月号』の方は「俺のレンズ」と題して第一線(笑)と言われているカメラマンの頼りのレンズ一本づつを紹介。
『デジタルカメラマガジン 2017年10月号』も「F1台大口径レンズ全リストのランキング別トップ10 大口径レンズマニュアル」と題してレンズの特集。
その中にオイラの
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Leica Noctilux-M 50mm f/0.95 ASPH Lensが入ってないというのは片手落ちではないのか(笑)。
第一線のカメラマンはこのレンズは語るに及ばずということか(笑)。
第一線のカメラマンは貧乏人だということか(笑)。
サンダー平山なら絶対に語っていたろうね、良きにつけ悪るきにつけ。
まあなぜかこの手のレンズのレビューにLeica Noctilux-M 50mm f/0.95 ASPH Lensが入ってこないのは今に始まったことではないけどさ。
プロなら語ってみせろよと思うけどね。


『関ヶ原』
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先週土曜日109シネマズ菖蒲。
岡田准一が出演しているということで関心があったのだ。
予告編を観てもなかなか人馬入れ乱れての合戦で結構な広大な場所で時代劇が撮れるんだなと感じたよ。
今から約30年ほど前だと日本でこの手の広大な場所での撮影か叶わないから
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角川春樹が金にあかせてカナダでロケしたのは今は昔ということか。
こういうロケもそうだけど
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背景になる家屋などの美術も見応えがあった。
キャストも岡田准一をはじめ役所広司。
役所広司の徳川家康の恰幅の良さって
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歳上の旧い友人によるとCGによるものと聞いてびっくり。
上の画像の役所は着物の下に肉じゅばんをきてるのだろうけど、沐浴のシーンでふんどし一丁になるところは、スタントダブルとCGの合成での組み合わせなんだろうな。
実に手間暇かかってる。
上の画像だって広角レンズのワイドショットで家康の後ろの兵隊の連なりもすごい。
そういう意味ではものすごくリッチな映像だと思う。
キャストにほんのチョイ役で
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壇蜜が出てたり、平岳大、東出昌大もすごく好演。
秀吉役が
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滝藤賢一というね。
キャストは本当にすばらしいと思う。
ただね(笑)。
この映画の監督が
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原田眞人なわけ(笑)。
オイラはコイツが大嫌い(笑)。
学生時代に『ガンヘッド』っていう最低の映画を撮ってからずっとキライ(笑)。
たまたま観た『クライマーズ・ハイ』は面白かった気はするが(笑)、コイツのビッグマウスっぷりが鼻につくことこの上なし。
今回のこの映画もキャストの魅力のみで観に行っただけ。
本作はキャストの好演のみ関心した点だ。
キャストの好演は監督の演出の賜物だという意見もあるだろうが、オイラからすると監督が別だったらキャストももっと好演してただろうと思うけどね。
本作の原田の演出って色々鼻につくというかしゃらくさい感じがするわけよ。
まず冒頭、原作者の司馬遼太郎の語り的なボイスオーバー(ナレーション)から入るんだけど、誰もが認める国民作家が語るような出だしというのは反則ではないか?
映画そのものの質ではなく、虎の威を借るような風にしか思えないのよ。
狐ごときの原田が偉そうに、というね。
"時代劇""ボイスオーバー"ときてなんとなく思ったんだが、原田眞人、スタンリー・キューブリックの『バリー・リンドン』意識してんじゃねーの(笑)。
それに本作ってセリフがむちゃくちゃ聴きづらい。
早口で色々まくしたてるんだけど、これってさ、絶対に聴きづらいように原田が演出してるわけよ。
音響の責任者がこんが聴きづらい音をつくるわけねーもん。
聴きにくいように原田が演出してるんだよ。
聴きにくければ観客ってのはセリフを聴き取ろうと注力する。
それを狙ってるとしか思えない。
関ヶ原の合戦というのは日本人なら詳しくなくても石田三成と徳川家康が戦って、家康が勝ったというのはだいたい知ってる。
そのアウトラインさえ押さえていれば、途中に出てくるセリフは情報過多にして聴き取れなくても観客が脳内補完するであろうということを狙ってるんだよね。
それでもセリフをたまに字幕で出したりしてる。
なんかやってる演出が小賢しいというかさ、オイラにしてみれば原田ごときがエラそうに、という演出にしか思えんのよ(笑)。
それにさ、この『関ヶ原』という小説はどちらかというと石田三成という人物に肩入れしてる側面があると思うだよね。
司馬遼太郎自身は土方歳三のように現実的実践的な人間を好んでいたと思うが、石田三成の理想を追い求めて負けた人間というのにも好感を持っていたと思うのだ。
この原田眞人の『関ヶ原』ってさ、なんか石田三成に感情移入をさせないように演出されていたとおもう。
石田三成の官僚的で融通か聞かない陰険でネクラなヤツという描き方で、これで役を岡田准一がやってなかったらまったく好感が持てない人間として三成が描かれたような気がする。
石田三成と徳川家康、どちらに感情移入をさせるかというの監督の好みであろうが、本作は明らかに徳川家康に原田は感情移入させるように演出している。
好みの問題でいえば、この演出はオイラは好かない。
映画としてみればヒットもしてるし、面白く興味深い要素はあるけどね。
最後に島左近たちが弾薬で自爆大爆発なんていうハリウッド的とも言える脚色のシーンもね、気に入らない。
原田眞人ってやっぱりイケすかねえ。
それを確認した鑑賞だった。
オイラのなかでは原田眞人と黒沢清は同じ箱に入ってます(笑)。


『新感染 ファイナル・エクスプレス』
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ネタバレ、多少あり。
先週土曜日109シネマズ菖蒲。
吹き替え版。
もう今週で上映が終わるんだが、ひと月ほどやっていた。
当初まったく食指が動かなかったのは、観る限りジャンルムービー、ゾンビものだよな、というね。
今更ゾンビってのもな、チープなもんだろうとタカをくくっていたわけ。
それがネットの情報で結構評判が良かったのだ。
オイラが観た先週は字幕版が終わって、吹き替え版の一日一回となり、『三度目の殺人』と迷って本作にしたのだ。
大正解。
すっげえおもしれえ。
ゾンビというジャンルムービーも入れ物か変えるだけでもまだまだ開拓できる部分があるね。
ただその入れ物を開発するのが難しい。
本作だってゾンビが全速力で走ったり、将棋倒しになりながら増殖していくような大量のゾンビという展開が許せないという人もいるだろうしね。
本作は時速300キロで走る列車という密室のなかでゾンビのパニックが展開される。
だから"新感染 (新幹線w)"
なめとんのか(笑)。
本作の原題って英語表記にすると"Train to Busan"となり『釜山へ』というのが直訳。
この直訳だとわけわかんないけど、映画を最後まで観ると納得できるタイトルではあるんだけどね。
本作って呆れるほど物語の展開が巧妙で上手い。
ものすごく手際がいいというか一つを解決して次の問題にというのが矢継ぎ早で展開していく。
物語としてはベタな部類ではある。
なんせゾンビものだからね。
主人公の利己的な父親が危機に際して利他的な行動をとっていく成長ものの側面があり。
死んだ方がいい人間も死んでほしくない人間も次第に死んでいく。
最後、人間とゾンビを分かつものが歌だったというのもね、それまでの展開を見てるとグっとくるわけ。
最後は感動したよ。
ネットで評判がいいのもうなづける。
本作はCGも大量につかってるけど、どちらかというとゾンビはメイクをしてエキストラを大量につかっていると思われる。
吹き替え版に不満はないが、Blu-rayでの再見時は字幕でも観てみたいな。
オススメ、であるが、もう上映終わっちゃう(笑)。


今週末はクーラーの清掃しなくちゃな。

by 16mm | 2017-09-24 21:39 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)

『町山智浩の映画ムダ話"ダンケルク"』『エイリアン:コヴェナント』『散歩する侵略者』

先週土曜日、歯の治療。
先々週抜いた後の事後の治療をしてもらう。
次回の治療で仮歯を入れて、その後どうするかを先生が考えてくれるとのこと。
保険内で歯を入れると銀歯になり位置的に目立つとのこと。
多少金がかかっても白い歯がいいかな。
歯を抜いたおかげで歯茎への負担もへり実にスッキリ。
このまま歯抜けでもいいじゃん、というオイラの考えはいつもの美形で剽軽なドS歯科衛生士女史に一蹴される。
なんでも上の歯がない分下の歯が伸びてきて噛み合わせに問題が出てくるとのこと。
まあ、歯に関してはまったく心配するようなことにならない環境をオイラは手に入れているので安心である。


今週日曜日、銭湯にストレッチ、寝湯、赤外線サウナ。
台風の影響で小雨が降る中、露天での寝湯は肌寒いことこの上なし(笑)。


町山智浩の映画ムダ話63 クリストファー・ノーラン監督『ダンケルク』
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映画その他ムダ話からのMP3音声ファイルの有料ダウンロード。
『ダンケルク』という映画は陸パート、海パート、空パート、の三つのパートが同時に描かれていて、そしてそれぞれのパートで時制を変えて表現されている。
例えば空パートで海上に不時着した英軍のスピットファイアの顛末をすぐに描くのではなく、その後に海パートでの船のエピソードを丹念に描いた後に不時着したスピットファイアを見つけて救出する顛末を描く。
空パートで不時着したスピットファイアの後方に件の船が近づいているのを描写しているにも関わらず、そこから数十分から数時間時制を遡って海パートの船でのエピソードを描いているのだ。
町山智浩はこの時制については監督のクリストファー・ノーランの作家性に根ざしているということを指摘する。
町山が言うようにクリストファー・ノーランは『メメント』『インセプション』『インターステラー』と時制に関する映画を複数作っているな。
その他町山は本作の娯楽映画としての側面を満足させるために歴史的な事実を曲げて映画的な嘘をついている部分も指摘。
劇中で描写されるダンケルクの浜に一斉に小舟やヨットの大群がやってきた、というのは映画的な嘘であり、実際は一週間ほどの間に少数づつ断続的に浜辺にきて兵士を救助したというのが正しいらしい。
それとクライマックスで燃料が無くなったスピットファイアがグライダーのように滑空しながらメッサーシュミットを撃墜するってのも、無理だよな(笑)、とのこと(笑)。
歴史的な事実だけでは娯楽映画は成立しない。
一定の嘘をついても映画の官能性というものを担保している。
実際、窮地にヨットの大群が来たり、死に体のスピットファイアが嘘みたいにメッサーシュミットを撃墜した時は高揚感があったしね。
戦争の歴史的事実の重みと娯楽映画としての表現。
歴史的事実の重みを娯楽のために捻じ曲げていいのか?というのはいつも感じる部分ではある。
それでも映画になった戦争で脚色して娯楽的な要素を入れてない映画があるのか?成立するのか?


『ダンケルク (ハーパーBOOKS)』
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AmazonでKindle版購入。
映画に関する解説とダンケルクの撤退作戦についての読み物。
まだ全部読んでいない。
冒頭にクリストファー・ノーランのインタビューあり。
この撤退作戦についてよく知らないオイラとしてはお手軽なガイドとなると思う。


『江口寿史のなんとかなるでショ!』『寿五郎ショウ』
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AmazonでKindle版購入。
今から30年ほどの大学生の時。
この江口寿史の『江口寿史のなんとかなるでショ!』を本屋で立読みして、腹筋が痛くなるような状況になった(笑)。
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この冒頭のトーマス兄弟のくだりがなんとも腹筋にきたのよ(笑)。
このほど電書化されたとの報で速攻で購入。
紙の本はもう立読みした30年前に購入していたが。
で、改めてに読み直してみたんだが......
......
う〜ん、面白いは面白いんだが、何度も読んだ漫画だからねえ。
おそらく読んだことがないであろう会社の同僚に読ませてみる。
......
う〜ん。
やっぱりギャグはなかなか時代を越えられないということか。
この30年前に読んだ時は本当に感動的に面白かったし、他に勧めた人間にも読ませたが、やっぱり当時は爆笑していたっけ。
そういうものなんだなあ。


『20世紀の51大事件 私は目撃した! 週刊文春 シリーズ昭和(1)狂乱篇』
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AmazonでKindle版購入。
なんのことない、事件のアウトライン、というか"サワリ"の部分のみの文章。
深いところまでは書いていない。
あくまでこういう事がありました程度。
まあそりゃそうか(笑)。
各トピックスで深く知りたいなという人にはオススメしない
オイラも買わなきゃよかったな(笑)。
大盛りだけど超薄味


忘備録
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ウィリアム・バロウズ
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アイザック・アシモフ


地元のショッピングモール内のギャラリーで井上直久や松本零士のシルクスクリーンの展示販売をしているんだが、それらに紛れて昔のTV版と思われる『宇宙戦艦ヤマト』や『銀河鉄道999』のセルの販売をしていた。
額装されたヤマト(らしき)のセル画を見つつ
オイラ「このセル画には原画はついてないんですか?」
お店の人「線画ですか?」
オイラ「?線画ってなんですか?」
お店の人、奥から『うる星やつら』のセル画と動画を並べて額装されたものを持って来た。
どうやらお店の人の言う線画というのは動画のことらしい。
見せて貰った『うる星やつら』のセルと動画は画の感じも綺麗でいいのだが、本当にこれがTV放映当時のものか判断できない。
原画だったり作画の修正ならおそらく森山ゆうじの手によるものだろうが、これは動画である。
作画監督の修正後の工程の動画だ。
しかも誰が描いたのか、本当に当時のものかどうかもわからない。
それらが額装されてなんと8万円になってる(笑)。
『うる星やつら』は画的に上手いものだったので騙されて買ってもいいかなと思えるものだけど、展示販売していた『宇宙戦艦ヤマト』や『銀河鉄道999』のセル画はお世辞にも上手いものではなく、こんなのが額装されて8万円というのは片腹痛え(笑)。
動画一枚いくらだと思ってんだ?
当時ならおそらく一枚500円しなかったはずだ。
それを額に入れて8万円。
ボリまくりである(笑)。
もとアニメーターが放出した、とお店の人は言っていた。
いわゆる美術品に対しては目利きなんだろうけど、アニメに関してはまったく無知な人なんだな。
おそらく原画と動画の違いもわかるまい。
このセル画の品質で平気で8万つける美術商ってのもな。
いいかげんなもんだ。


『エイリアン:コヴェナント』
ネタバレありません。
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先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
思っていたほどまったくグロさなし(笑)。
前作の『プロメテウス』のわけのわからなさを払拭し、さらに前作の解説をしてるようなところもある。
かなりの親切さではないだろうか。
本作は前作のような回りくどさもなく、ストレートな哲学的な思索投げかけていると思う。
"われわれはどこから来たのか、我々は何者か、我々はどこへ行くのか"
"我が名はオジマンディアス 王の中の王 全能の神よ我が業をみよ そして絶望せよ"
面白く観れた。
どのくらい面白かったかといえば、前作の『プロメテウス』と違い、本作ならBlu-rayを買って再見したいなと思わせるぐらいに面白かったということだ。
本作は『プロメテウス』を観てなくても一応楽しめるものだと思うが、劇中のある部分は前作を観ていないとわかりにくいということはある。
映画の最後はその前作からの顛末を本作でも繰り返すであろう予感で終わる
オイラはバカなのでこのイギリスのインテリ・ヴィジュアリストが何を考えて、『ブレードランナー』の続編の監督を蹴ってまで本作に入れ込んでいるのかわからぬ。
なんかオイラからすると考えてもどうしようもない、答えなど出て来そうもないものに対してのめり込んでいるように思える。
つまりそれは"神"、というか"創造主(エンジニア)"というものに対する強烈な思索のように思える。


『散歩する侵略者』
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今週日曜日、109シネマズ菖蒲。
なんつーんだろう。
監督の黒沢清の作品がわからないと所謂シネフィル自称してはいけないような雰囲気を感じてしまう(笑)。
それはオイラがバカだからと言う僻みもあるんだが。
有名大学を出て蓮實重彦の授業を受けた、というだけで映画をアカデミックに語りうる資格がありそうだ。
『ドレミファ娘の血は騒ぐ』が絶賛され、その映画に出演していた伊丹十三に認められて伊丹自身がプロデュースする映画の監督に抜擢された。
それが『スウィートホーム』。
オイラは黒沢清の映画は実はこの一本しか観ていない。
その後多数の映画を作っているにもかかわらず、だ。
この『スウィートホーム』のくだらなさがオイラにずっと付いて回っていたとも言える。
果たしてこの『スウィートホーム』、伊丹十三が監督していたら面白かったのか?
そもそも題材そのものがダメだったのか?
今となってはわからない。
オイラは伊丹が自分で引っ張って来て監督させたあげくに駄作を作ったわけなので、実は伊丹自身に見る目がなく、黒沢清自身もそんなに大した監督なのではないのではないか、とオイラは思っている。
ただ、前述した通り由緒ただしき?蓮實重彦門下とも言える黒沢清。
ある意味黒沢を批判するのは蓮見を批判するような気にもなるのかね(笑)。
オイラにとってこの『散歩する侵略者』は黒沢清監督作としての鑑賞二作目となる。
結論を言えば、やっぱりつまらなかった、である(笑)。
穏当に言って、オイラには合わなかった。
頭のいい人なら感動できたのかもしれない。
が、オイラはまったくダメ。
本作って昨年自分のベストであった『太陽』の舞台原作である前川 知大が手掛けてるんだけど、これって原作通りの映画化なのか?
物語に納得いかずにまったく入り込めなんだ。
とにかく全てがダメ
物語、人物造形、登場人物に対する演出、映像、音楽の使い方etc.......。
本年度ワーストと言ってもいい。
まあそれでも『ルパンIII世』や松本人志の映画のように途中で退席するまではいってないので、いくらかはマシというところか(笑)。
ある日、三人の宇宙人が地球の人間に憑依して、人間の"概念"を奪い始めるわけ。
また"概念"という言葉がアタマ良さ気でシャラくさいんだが(笑)、劇中で言う所の"家族""仕事""所有"などをその侵略者たる宇宙人が奪っていくわけ。
で、奪われた人間は一種の白痴な感じになったりする。
侵略者たちは、"家族""仕事""所有"などのことは理解もできなかったくせに"ジャーナリスト"なんて言葉を平気で吐いているわけ。
なに、"家族""仕事""所有"などという"概念"を理解してなかったくせに"ジャーナリスト"についてはわかってるわけ?
オイラこれが本当に雑に感じて、侵略者を語る無知な人間の話かと思ったら、そうではなく、マジで侵略者なわけ(笑)。
"概念"なんて言葉を引っ張り出しておきながらその根本に関する設定が雑すぎる。
これが侵略者を語る無知な人間のブラックコメディではないかと感じたのは音楽の使い方にもある。
特に前半が妙にコメディチックな音楽なんだよね。
黒沢清は場にそぐわない音楽を使ったミスマッチを狙ってるのかもしれないけど、オイラは単純にミスだとしか思えない。
侵略者が概念を奪うシーンは映像的に、ライティング的に暗くするというあからさまな表現。
観てる間、本当にB級のブラックコメディを作ってるのかなと思ったぐらい。
いまだにあの演出がよくわからん。
考えると腹たってくるね(笑)。
突然長澤まさみの前で粗暴になる長谷川博己の演出もまったくもってわからない。
というか長谷川博己演じるジャーナリストの人物造形が杜撰で雑すぎる。
最後のシーンにどういうわけだが小泉今日子が出てくるんだが、その意味もわからん。
推測するにこの手のSF映画にワンポイントとして『ザ・SF』的な役者を出すという演出はあるにはある。
例えばアメリカ映画でいえば シガニー・ウィーバーとかね。
彼女が出るだけでSFとしての体裁を説明抜きでまとめたりできるわけ。
例えば『Wall・E』でのコンピュータの声とか『宇宙人ポール』のビッグ・ガイとかね。
小泉今日子はそんなにSF的な人物に見えない。
つーかおそらくオイラが前述したような考えでキャスティングしたわけではあるまい。
だから小泉今日子がノイズにしかならないわけよ。
必然性がないから。
クライマックス、侵略者たちの侵略が始まったが、"愛"という概念を侵略者たちが得ることで侵略が止まったという、アっとおどろくくだらない結末。
本当にくだらない噴飯もの。
実は正直ちょっとは期待していたわけ。
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このポスターにもなってるヴィジュアルがすごく魅力的だったわけ。
佇む二人の雰囲気がなんともなく終末を感じさせてさ。
もしかしたらものすごくハードなことをしてくれるもんだと期待してたんだが......。
もういいや、黒沢清はもう二度と観ない
オイラには合わない。
そういうことだ。
だれかこの映画が面白いということを解説してくれないかしら。
町山智浩とかさ。

by 16mm | 2017-09-18 22:29 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)

『ダンケルク』

先週土曜日、予定外だったが歯の治療に。
先々週治療してもらった右上の歯がまたもグラついた。
これはおそらく枕の上に顎を乗っけた状態でiPad見ながら寝落ちするという(笑)オイラの寝方に問題があると思われる。
うつ伏せで顎を枕に乗っけてるわけなので歯にムチャクチャ負担がかかっている。
で、急遽治療対応してもらったところ、もともと歯の根元が割れているのをレントゲンで確認し抜くことに。
麻酔をバンバカ打ってもらって抜歯の痛みは全くなかった。
抜歯後、いつもの美形で剽軽なドS歯科衛生士女史に抜いた歯を見せてもらう。
血まみれでグロい(笑)。
まさに
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こんな感じでありましたよ(笑)。
貰ってきた歯を写真に撮ってブログに載せようと思ったが、やはりグロすぎるので止めた(笑)。
持って帰る旨女史に話したところ綺麗に洗って
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乳歯用の"赤ちゃん歯パッキングボックス"なるものに格納してもらった(笑)。
毎度のことながら治療で予定外のことに対応してもらって恵まれているやらありがたいやらである。
歯を抜いたおかげで腫れもなくなり気分もよくなった。
二、三日は抗生物質を呑み続けることに。


本日日曜日、寝湯、ストレッチ、日光浴。
昨日の抜歯後、美形で剽軽なドS歯科衛生士女史にサウナに入ることの禁止を言い渡されていた(笑)。


『ザ・ファブル(11)』
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AmazonでKindle版購入。
待望の続巻。
この巻は
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洋子姐さん大活躍の巻(笑)。
殺し屋のアシストとしての洋子の酒以外の(笑)スキルが提示される。
やはりこの女、タダものではない(笑)。
殺し屋のアシスタントの女が弱々しいわけがないのだが、多くの場合アシスタントが女だと弱々しい存在として描かれがちなのだが、本作はそれをきっちり覆している。
女とはいえ殺し屋のそばにいる人間が弱々しいわけはないわな。
この巻も面白いのだが、立読みしてすでに次巻の展開のファブルのカッコよさを知っているのでいまいち物足りない(笑)。
まあ次巻の再読が楽しみである。


『ダンケルク』
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先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
iMAX版。
タイトルの"ダンケルク"ってのはフランスの海水浴場があるところ。
1940年5月下旬にイギリス軍とフランス軍がナチスの機動力によってダンケルクの海岸に追い詰められる。
その数約35万人。
海水浴場だから遠浅で軍艦が近くまでこれないため、海岸から沖にに向かってむちゃくちゃ長い桟橋をつかって船を待つ兵隊たち。
待ってる間もナチスの爆撃、銃撃で兵隊はほぼ無抵抗なまま殺されて行く。
このダンケルクの撤退作戦を描いている。
はっきり言って傑作である。
本年度ベストと言ってもいい。
まだ『ブレードランナー 2049』や『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』が控えているが(笑)。
どう考えても悲観的な結末しか考えられないような状況に追い詰められたダンケルクの兵隊たちが、本当に奇跡のような運に恵まれて
30万人の兵隊の救出が実現した、と。
この中でも兵隊の救出についてイギリス人優先で船に乗せてフランス人の兵隊を後回しにしたり
部隊にごとに船に乗れたり乗れなかったりと酷薄な状況が描写される。
ダンケルクって海水浴場というだけあって美しく暖かな場所だと思うんだが、映像はブルーを基調とした色彩でとことん寒々しい。
で、この映画、2時間ないわけ
しかもほぼ台詞がないと言ってもいいような映画。
そもそも日本人どころかアメリカ人もこのダンケルクの撤退作戦の話を知ってる人が多くない。
なのにその状況説明を一切しない
ただ、この理由もわからぬ状況に観客を引き込む臨場感はものすごく強い。
ドイツのメッサーシュミットの降下してくる不気味な 金切り声の恐怖がマジに伝わってくる。
音響と映像。
本作はiMaxという70mmラージフォーマットのフィルムで撮影されているのだが、昨今久しく感じていなかった映像の見慣れない力というものを堪能した。
とにかく空のロングショットの圧倒されるような奥行き感。
空なんて普通に撮影したら単なる塗り壁にしかならないけど、本作の空は戦闘機の向こうに延々と続く空を感じさせる。
これはねえ、家庭の用のTVでは絶対に味わえない贅沢な映像だよ。
本作観る人はなるたけBlu-rayをまたずに映画館に。
できれば大きなスクリーン。
さらにできればiMaxで観てもらいたい
もうちょっと、ギョッとするような映像。
美しいとかではなく、畏怖とか圧倒という言葉が相応しいと思う。
その他言いたいことはBlu-rayで再見時に。
一食抜いてもオススメよ


今週末は歯の治療。

by 16mm | 2017-09-10 20:52 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)

『町山智浩の映画ムダ話"ベイビー・ドライバー""ワンダーウーマン"』『スキップ・トレース』

先週土曜日、心療内科。
症状としては安定している旨、担当医に伝える。
パニック・ディスオーダーの症状が改善している、とは言い難い。
薬で押さえ込んでいるという風に思う。
それでも症状が出ないのはありがたいものである。


先週土曜日、歯の治療とメンテナンス。
右上の歯の根っこが割れているらしい。
先生が保険外にならぬように色々知恵を絞ってくれている。
その後いつものように美形で剽軽なドS歯科衛生士女史に歯石をとってもらう。
歯石とりをこんなに喜ぶ患者は少ないらしく、歯石を取りますというと露骨にイヤな顔をする人も多いと聞く。
オイラはドMなので歯石とりが気持ちよくてたまらんのだが(笑)。


本日日曜日、銭湯に赤外線サウナ、日光浴、ストレッチ。


町山智浩の映画ムダ話61 エドガー・ライト監督『ベイビー・ドライバー』
町山智浩の映画ムダ話62 パティ・ジェンキンス監督『ワンダーウーマン』
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映画その他ムダ話からのMP3音声ファイルの有料ダウンロード。
『ベイビー・ドライバー』のベイビーが着ている服の汚れなんて気がつかねーよ(笑)。
『ワンダーウーマン』のクライマックスでダイアナが戦没者の写真が貼ってある掲示板が映される。
その掲示板には死んで行った仲間の写真もあるのだが、そのすぐ下に貼られている写真はジークフリード・サスーン、であると。
オイラ、そのジークフリード・サスーンを知らないバカ野郎でございます(笑)。
さらに町山はサスーンの弟分のウィルフレッド・オーエンについて言及。
当然オイラはウィルフレッド・オーエンを知らない(笑)。
オーエンが書いた詩があり、それは「死すべき定めの若者のための賛歌」 (Anthem for Doomed Youth) というもので
"家畜のように殺されて行く若い兵士達にどんな葬いの鐘がなるというのだ"
町山智浩にここまで丁寧に作品の観方を説明されたら再見せざるをえないではないか(笑)。
その両作を観て「イマイチぴんとこなかった」なんて言ってるのはオイラはアホですと言っているようなものである(笑)。
もはや映画はオイラのようなバカがフラリと劇場に行ってたやすく理解できるように作られてはいないということだ。
いや、もしかしたら映画はずっと前から表面上描かれている部分と並行してその裏目ともいうべきテーマを隠し持っていたのかもしれない。
単にオイラに教養が足りないというのは言うまでもないんだが、そうすると映画を楽しむというのは映画の顛末を知らないで観るべきだという理屈は優先順位として高くなくてもいいんではないだろうか
すくなくともオイラは映画を楽しむというのはその映画を理解したいという気持ちの方が大きいわけなので、事前情報として解説を見聞きすることにまったく抵抗はない。
事前情報だのネタバレなど色々神経質になりすぎているんではないかね。
今の映画はたとえオチがわかったところで面白さがまったく損なわれるようなヤワなものではないと思う。
ケースバイケース、全てとは言わんが(笑)。
この二作も絶対町山の解説を聴いてから行くべきであった。


嗚呼、なんということだ。
今週末から『ダンケルク』『三度目の殺人』『散歩する侵略者』と、興味深い映画が目白押しでではないか(笑)。
今週『関ヶ原』を観ようと思ったが、これはスルーかな。
必須は『ダンケルク』かなあ。
『三度目の殺人』もできれば観たい。
『散歩する侵略者』は興味深いのだが、監督とオイラの相性がいまいちなんだよな(笑)。


先週、朝のニュースでフロイド・シュモー<Floyd Wilfred Schmoe>という人の名を知った。
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アメリカ人で広島の原爆投下に対し、アメリカ大統領に抗議電報を送ったという。
来日し、日本の惨状を目にして、日本人ボランティアとともに被災地に家を建てた人だ。
広島の惨状からすれば1952年までに計20戸程度というのは非常に小さい数だ。
しかしね、この人は本当に何かをせずにはいられなかったんだろうな。
日本人が気を使って建てた住宅に"シュモー"の名をつけようとしたことをシュモー自身は固辞したという。
これがこの人の名が一般化しなかった理由でもある。
それでもシュモーが建てた家に住んだある一家は、住所に必ず「シュモーハウス」と書き加えたという。
なんというか、やはり原爆でも戦争でもアメリカ人の総意と考えるのは間違いだよな。
日本人としても、人間としても見習うべき人がいたんだな、ということを知った。


『スキップ・トレース』
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ネタバレあります。
先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
『関ヶ原』とどっち観ようかと思って迷ったあげくに本作(笑)。
ジャッキー・チェンもジョニー・ノックスビルも大好きだ。
この二人が絡んだらどんな感じになるか、というのが非常に興味深かったのだ。
ただ監督がかつてのスター監督だったレニー・ハーリンというのが懸念される要素だが(笑)。
そもそもジャッキー・チェンの映画を最後に観に行ったのは、大学生の頃の1989年公開の
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『奇蹟/ミラクル 奇蹟』だと思う。
それまでもジャッキーのアクションはいいが内容がペラいと思っていた部分にトドメを刺されてしまったというか(笑)。
とりあえず今後はジャッキーの映画は観なくてもいいかな、と思わせるに十分だったんだと思う。
それでもジャッキーの映画が久しぶり感がしないのは、たまにTVでやっていれば断片的にも観ていたからだと思う。
一方ジョニー・ノックスビルは

『ジャッカス』という徹底的に身体をハリまくったスタント・コメディを仲間で作っていた信頼できるヤツだ(笑)。
ジャッキーとジョニー・ノックスビル。
どちらも身体を使ってエンターテインメントを作り出してきた。
この二人が共演したらどうなんだろう。
どうにもならなかった、と、オイラは思った(笑)。
まずしょうがないけど、オイラの中のジャッキーは件の1989年の『奇蹟/ミラクル 奇蹟』で止まってるわけ(笑)。
で、本作を観ると
「ジャッキー、身体が動かなくなってる」
いや、ジャッキーは御歳63歳。
その年齢で考えれば間違いなくすごいアクションをしてるんだけど、ジャッキーのアクションではなく、普通のスタントがやるアクションになっちゃってる。
これはジャッキーのアクションの衰えもあるかもしれないけど、昔のジャッキーの映画にあったアクションのアイデアがものすごく希薄。
これは監督の演出力のなさだと思う。
往年のジャッキーの映画なら大きなアクションとアクションの間にも小さく気の利いた笑いがとれるようなアクションを入れていた。
例えば本作で言えば川下りのシーンが川の流れに翻弄されてアタフタしている描写しかない。
昔のジャッキーならそんな中でも能動的にアクションのアイデアを出して逼迫したシーンをコミカルに見せることもできていたはずなのだ。
ジャッキーを起用したアクションのアイデアを監督が出せなかったということと、ジャッキーの体術の衰えの結果ではないかと思う。
それとジョニー・ノックスビルとの掛け合いがうまいことハマってないと感じられる。
危険に見えてもアクションの計算と自身の体術によって成り立っていたジャッキーのアクションと、即興的なアクションで笑いをとるジョニー・ノックスビルでは噛み合わない二人なのか。
例えばシーンにロバがいてジョニー・ノックスビルがいたら
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"ジャッカス"だったらタマキンを蹴らせろよ。
そういうのを期待するんだけど、まったくそういうアクションはなし。
ジャッキーとジョニー・ノックスビルのまったりとしたバディ・ムービーというか放浪記というか、アジア紀行というかオデッセイというか(笑)。
う〜ん、これなら『関ヶ原』観とけばよかったか(笑)。
一応観客の笑いは取っていたけど、オイラはちょっと期待はずれだったなあ。
ところで冒頭でジャッキーの先輩が死んじゃって、実はこの件の黒幕として生きていたのが、冒頭ではわからなかったが
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『インファナル・アフェア』のエリック・ツァン。
ちゃんと分かっていれば出オチとして、エリック・ツァンが冒頭で死ぬわけねーよな、と分かってオチがわかってたところだけどめねw。


そんな感じで。

by 16mm | 2017-09-03 21:50 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)

『ワンダーウーマン』

先週土曜日、ヘアカット。
火事で焼けた店舗は来年春頃に同じ場所で再生されるとのこと。
ホッとする。


本日日曜日、銭湯で寝湯、日光浴。
少々カッタルくてストレッチをサボる。


『Leica M10 BOOK』
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AmazonでKindle版購入。
本体が買えるわけがないので(笑)せめて本だけでもと購入。
負け惜しみではないが、自分の撮影の仕方にライカが合わないように感じる。
オイラはどんな短くて軽いレンズでも基本三脚を使っての撮影なのだが、ライカ使いは小さいレンズで手持ち撮影でサクサク撮影していくイメージ。
風格があるので持っててうれしいという気分は絶対ある。
カメラって撮影して楽しむということがある一方でカメラという機材を見せびらかして持ち歩きたいという楽しみも間違いなくあると思うのだ。
オイラのNoctilux-M 50mm f/0.95 ASPHにしたって、持っている人がそう多くない(高いからね(笑))という意味での優越感とそのレンズでしか撮れない極上の描写という満足感の両方がある。
まあどちらにしてもカメラが趣味でない人にとっては車が買えちゃう値段のレンズを買うなんてのは失笑の的なんだけどね(笑)。


『健康で文化的な最低限度の生活(1)〜(5)』
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AmazonでKindle版購入。
近頃傾倒している柏木ハルコの連載中の作品単行本の既刊分5冊を購入。
柏木ハルコと"イコール"にしやすかったエロスの要素をかなり削ぎ落とし、生活保護というものを読み手に啓蒙しつつそこにまつわる人間模様を多彩なキャラクターを描き分けて綴っていく。
非常に丁寧であり、人間の在り様というものに対しても真摯に描いている。
法律や規則を杓子定規に運用できないところの問題を浮き彫りにしてく。
既刊の第5巻も次巻が気になるような終わり方をしているので、本当に楽しみである。
ちなみに
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主人公のこの顔、というか、表情がなぜかたまらなく好きなんだなあ(笑)。


『慕情』
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AmazonでCD購入。
オイラは観ていないがドラマの主題歌だ。
待っていれば年末に出るアルバムに収録されるんだろうが、なんとなく辛抱たまらず(笑)購入。
不本意かもしれないが、中島が自分の感性をフルに使って先鋭化している歌よりも、劇伴というくくりと制限のなかで作り出した歌の方が軟弱なオイラのような聴き手にはしっくりくる。
本作も例外ではなかった。
良い感じの歌である。


『歌暦』
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AmazonでCD購入。
ライブ盤としての存在もしっていたし、この両国国技館でのコンサートについてその当時オールナイトニッポンのパーソナリティだった中島が
「両国国技館で中島がシコを踏む」
とか言って笑いをとっていたっけ(笑)。
1986年。
オイラ高校卒業して色々流離ってた時だよ(笑)。
大学浪人という聞こえが良いのが悪いのかわからん状態で中島みゆきのオールナイトニッッポンを楽しんでいた。
ライブ盤というものになんとなく抵抗があって買わずにいたものだ。
今回たまたま聴きたいと思って購入。
毎年リリースされる中島みゆきの先端のサウンドを使った音を聴き続けてきて、それが嫌だとも思わないんだが、その今の音楽があるからこそ、30年近く前のこの中島の歌声を愛おしく聴くことができたのも事実。
特にここに収録されている"悪女""HALF""見返り美人""やまねこ""縁"などはオイラの生涯ベスト級の歌だ。
♪自由 自由 ひどい言葉ね(見返り美人)
どうしたらこんな言葉を紡げるのか。


今週末は原作 司馬遼太郎、主演 岡田准一の
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『関ヶ原』を観る予定、なのだが。
本当は先週観ようとも思っていたのだが『ワンダーウーマン』を選んじゃったから(笑)。
原作・主演は申し分ないのだが、
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監督が大嫌いで気に入らない(笑)。
この監督の『クライマーズ・ハイ』はなんとなく面白かったんだけどね、悔しいことに(笑)。
ビッグマウスの上から目線の映画通気取りが虫が好かないのである(笑)。


よい子のれきしアニメ おおきなカブ(株)

面白かったけど、つまりいろんな言い訳と自慢話。
『監督不行届』のキャラだし、面白く観れたよ、庵野秀明の言い訳と自慢話を。


『ワンダーウーマン』
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先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
字幕 3D IMAX。
全世界で大ヒットだとのこと。
続編も決まったとか。
マーベルに比べて映画がイマイチの感があったDCコミックスが『ワンダーウーマン』で起死回生の兆しなんだろう。
劇中のセリフで、秘書の仕事というのはボスの言ったことをなんでもすることよ、に対してワンダーウーマンが
「それは奴隷と言うわ」
というなかなか知的でウィットにとんだセリフもあり楽しめる部分もあった。
で、オイラは本作を全世界の多くの人間ほどに楽しめなかったのだ(笑)。
この作品を受け入れないことでフェミニストから外れるような気もしないではない。
本作は女性が希望する世界観なのかしらん?
戦争に対する女性からの異議申し立てのように感じられた。
それはそれでオイラは文句はない。
オイラが本作に入り込めなかったのは、女性だけの島という部分。
女性しかいないという世界観にどうしても納得いかなかった。
原作を知らないという所為もあるけど、女性しかいなければ守るための戦いはあっても攻撃する戦いはしないという希望というか理想の世界観なんだろうけど、男がいなければ子供も生まれないわけなので、種としては滅びゆく存在と思えるわけで、そこにどんな未来的な希望があるのだろうか、という部分。
未来がなくても良いんだけど、本作はなんとなく希望としての未来を語ろうとしていると思うと、世界観としてのリアリティが感じられない。
じゃあ、キャプテン・アメリカだとかスーパーマンは現実の理屈と合ってるとは思えないけど、どうなんだ?ということになる。
いまいちモヤモヤして、どこがどうとはっきり言えないのがもどかしいが、オイラは本作を楽しめませんでした


今週末は心療内科と歯のメンテナンス。

by 16mm | 2017-08-27 20:57 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)