カテゴリ:映画・Blu-ray・DVDの感想など。( 571 )

『町山智浩の映画ムダ話"ダンケルク"』『エイリアン:コヴェナント』『散歩する侵略者』

先週土曜日、歯の治療。
先々週抜いた後の事後の治療をしてもらう。
次回の治療で仮歯を入れて、その後どうするかを先生が考えてくれるとのこと。
保険内で歯を入れると銀歯になり位置的に目立つとのこと。
多少金がかかっても白い歯がいいかな。
歯を抜いたおかげで歯茎への負担もへり実にスッキリ。
このまま歯抜けでもいいじゃん、というオイラの考えはいつもの美形で剽軽なドS歯科衛生士女史に一蹴される。
なんでも上の歯がない分下の歯が伸びてきて噛み合わせに問題が出てくるとのこと。
まあ、歯に関してはまったく心配するようなことにならない環境をオイラは手に入れているので安心である。


今週日曜日、銭湯にストレッチ、寝湯、赤外線サウナ。
台風の影響で小雨が降る中、露天での寝湯は肌寒いことこの上なし(笑)。


町山智浩の映画ムダ話63 クリストファー・ノーラン監督『ダンケルク』
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映画その他ムダ話からのMP3音声ファイルの有料ダウンロード。
『ダンケルク』という映画は陸パート、海パート、空パート、の三つのパートが同時に描かれていて、そしてそれぞれのパートで時制を変えて表現されている。
例えば空パートで海上に不時着した英軍のスピットファイアの顛末をすぐに描くのではなく、その後に海パートでの船のエピソードを丹念に描いた後に不時着したスピットファイアを見つけて救出する顛末を描く。
空パートで不時着したスピットファイアの後方に件の船が近づいているのを描写しているにも関わらず、そこから数十分から数時間時制を遡って海パートの船でのエピソードを描いているのだ。
町山智浩はこの時制については監督のクリストファー・ノーランの作家性に根ざしているということを指摘する。
町山が言うようにクリストファー・ノーランは『メメント』『インセプション』『インターステラー』と時制に関する映画を複数作っているな。
その他町山は本作の娯楽映画としての側面を満足させるために歴史的な事実を曲げて映画的な嘘をついている部分も指摘。
劇中で描写されるダンケルクの浜に一斉に小舟やヨットの大群がやってきた、というのは映画的な嘘であり、実際は一週間ほどの間に少数づつ断続的に浜辺にきて兵士を救助したというのが正しいらしい。
それとクライマックスで燃料が無くなったスピットファイアがグライダーのように滑空しながらメッサーシュミットを撃墜するってのも、無理だよな(笑)、とのこと(笑)。
歴史的な事実だけでは娯楽映画は成立しない。
一定の嘘をついても映画の官能性というものを担保している。
実際、窮地にヨットの大群が来たり、死に体のスピットファイアが嘘みたいにメッサーシュミットを撃墜した時は高揚感があったしね。
戦争の歴史的事実の重みと娯楽映画としての表現。
歴史的事実の重みを娯楽のために捻じ曲げていいのか?というのはいつも感じる部分ではある。
それでも映画になった戦争で脚色して娯楽的な要素を入れてない映画があるのか?成立するのか?


『ダンケルク (ハーパーBOOKS)』
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AmazonでKindle版購入。
映画に関する解説とダンケルクの撤退作戦についての読み物。
まだ全部読んでいない。
冒頭にクリストファー・ノーランのインタビューあり。
この撤退作戦についてよく知らないオイラとしてはお手軽なガイドとなると思う。


『江口寿史のなんとかなるでショ!』『寿五郎ショウ』
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AmazonでKindle版購入。
今から30年ほどの大学生の時。
この江口寿史の『江口寿史のなんとかなるでショ!』を本屋で立読みして、腹筋が痛くなるような状況になった(笑)。
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この冒頭のトーマス兄弟のくだりがなんとも腹筋にきたのよ(笑)。
このほど電書化されたとの報で速攻で購入。
紙の本はもう立読みした30年前に購入していたが。
で、改めてに読み直してみたんだが......
......
う〜ん、面白いは面白いんだが、何度も読んだ漫画だからねえ。
おそらく読んだことがないであろう会社の同僚に読ませてみる。
......
う〜ん。
やっぱりギャグはなかなか時代を越えられないということか。
この30年前に読んだ時は本当に感動的に面白かったし、他に勧めた人間にも読ませたが、やっぱり当時は爆笑していたっけ。
そういうものなんだなあ。


『20世紀の51大事件 私は目撃した! 週刊文春 シリーズ昭和(1)狂乱篇』
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AmazonでKindle版購入。
なんのことない、事件のアウトライン、というか"サワリ"の部分のみの文章。
深いところまでは書いていない。
あくまでこういう事がありました程度。
まあそりゃそうか(笑)。
各トピックスで深く知りたいなという人にはオススメしない
オイラも買わなきゃよかったな(笑)。
大盛りだけど超薄味


忘備録
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ウィリアム・バロウズ
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アイザック・アシモフ


地元のショッピングモール内のギャラリーで井上直久や松本零士のシルクスクリーンの展示販売をしているんだが、それらに紛れて昔のTV版と思われる『宇宙戦艦ヤマト』や『銀河鉄道999』のセルの販売をしていた。
額装されたヤマト(らしき)のセル画を見つつ
オイラ「このセル画には原画はついてないんですか?」
お店の人「線画ですか?」
オイラ「?線画ってなんですか?」
お店の人、奥から『うる星やつら』のセル画と動画を並べて額装されたものを持って来た。
どうやらお店の人の言う線画というのは動画のことらしい。
見せて貰った『うる星やつら』のセルと動画は画の感じも綺麗でいいのだが、本当にこれがTV放映当時のものか判断できない。
原画だったり作画の修正ならおそらく森山ゆうじの手によるものだろうが、これは動画である。
作画監督の修正後の工程の動画だ。
しかも誰が描いたのか、本当に当時のものかどうかもわからない。
それらが額装されてなんと8万円になってる(笑)。
『うる星やつら』は画的に上手いものだったので騙されて買ってもいいかなと思えるものだけど、展示販売していた『宇宙戦艦ヤマト』や『銀河鉄道999』のセル画はお世辞にも上手いものではなく、こんなのが額装されて8万円というのは片腹痛え(笑)。
動画一枚いくらだと思ってんだ?
当時ならおそらく一枚500円しなかったはずだ。
それを額に入れて8万円。
ボリまくりである(笑)。
もとアニメーターが放出した、とお店の人は言っていた。
いわゆる美術品に対しては目利きなんだろうけど、アニメに関してはまったく無知な人なんだな。
おそらく原画と動画の違いもわかるまい。
このセル画の品質で平気で8万つける美術商ってのもな。
いいかげんなもんだ。


『エイリアン:コヴェナント』
ネタバレありません。
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先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
思っていたほどまったくグロさなし(笑)。
前作の『プロメテウス』のわけのわからなさを払拭し、さらに前作の解説をしてるようなところもある。
かなりの親切さではないだろうか。
本作は前作のような回りくどさもなく、ストレートな哲学的な思索投げかけていると思う。
"われわれはどこから来たのか、我々は何者か、我々はどこへ行くのか"
"我が名はオジマンディアス 王の中の王 全能の神よ我が業をみよ そして絶望せよ"
面白く観れた。
どのくらい面白かったかといえば、前作の『プロメテウス』と違い、本作ならBlu-rayを買って再見したいなと思わせるぐらいに面白かったということだ。
本作は『プロメテウス』を観てなくても一応楽しめるものだと思うが、劇中のある部分は前作を観ていないとわかりにくいということはある。
映画の最後はその前作からの顛末を本作でも繰り返すであろう予感で終わる
オイラはバカなのでこのイギリスのインテリ・ヴィジュアリストが何を考えて、『ブレードランナー』の続編の監督を蹴ってまで本作に入れ込んでいるのかわからぬ。
なんかオイラからすると考えてもどうしようもない、答えなど出て来そうもないものに対してのめり込んでいるように思える。
つまりそれは"神"、というか"創造主(エンジニア)"というものに対する強烈な思索のように思える。


『散歩する侵略者』
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今週日曜日、109シネマズ菖蒲。
なんつーんだろう。
監督の黒沢清の作品がわからないと所謂シネフィル自称してはいけないような雰囲気を感じてしまう(笑)。
それはオイラがバカだからと言う僻みもあるんだが。
有名大学を出て蓮實重彦の授業を受けた、というだけで映画をアカデミックに語りうる資格がありそうだ。
『ドレミファ娘の血は騒ぐ』が絶賛され、その映画に出演していた伊丹十三に認められて伊丹自身がプロデュースする映画の監督に抜擢された。
それが『スウィートホーム』。
オイラは黒沢清の映画は実はこの一本しか観ていない。
その後多数の映画を作っているにもかかわらず、だ。
この『スウィートホーム』のくだらなさがオイラにずっと付いて回っていたとも言える。
果たしてこの『スウィートホーム』、伊丹十三が監督していたら面白かったのか?
そもそも題材そのものがダメだったのか?
今となってはわからない。
オイラは伊丹が自分で引っ張って来て監督させたあげくに駄作を作ったわけなので、実は伊丹自身に見る目がなく、黒沢清自身もそんなに大した監督なのではないのではないか、とオイラは思っている。
ただ、前述した通り由緒ただしき?蓮實重彦門下とも言える黒沢清。
ある意味黒沢を批判するのは蓮見を批判するような気にもなるのかね(笑)。
オイラにとってこの『散歩する侵略者』は黒沢清監督作としての鑑賞二作目となる。
結論を言えば、やっぱりつまらなかった、である(笑)。
穏当に言って、オイラには合わなかった。
頭のいい人なら感動できたのかもしれない。
が、オイラはまったくダメ。
本作って昨年自分のベストであった『太陽』の舞台原作である前川 知大が手掛けてるんだけど、これって原作通りの映画化なのか?
物語に納得いかずにまったく入り込めなんだ。
とにかく全てがダメ
物語、人物造形、登場人物に対する演出、映像、音楽の使い方etc.......。
本年度ワーストと言ってもいい。
まあそれでも『ルパンIII世』や松本人志の映画のように途中で退席するまではいってないので、いくらかはマシというところか(笑)。
ある日、三人の宇宙人が地球の人間に憑依して、人間の"概念"を奪い始めるわけ。
また"概念"という言葉がアタマ良さ気でシャラくさいんだが(笑)、劇中で言う所の"家族""仕事""所有"などをその侵略者たる宇宙人が奪っていくわけ。
で、奪われた人間は一種の白痴な感じになったりする。
侵略者たちは、"家族""仕事""所有"などのことは理解もできなかったくせに"ジャーナリスト"なんて言葉を平気で吐いているわけ。
なに、"家族""仕事""所有"などという"概念"を理解してなかったくせに"ジャーナリスト"についてはわかってるわけ?
オイラこれが本当に雑に感じて、侵略者を語る無知な人間の話かと思ったら、そうではなく、マジで侵略者なわけ(笑)。
"概念"なんて言葉を引っ張り出しておきながらその根本に関する設定が雑すぎる。
これが侵略者を語る無知な人間のブラックコメディではないかと感じたのは音楽の使い方にもある。
特に前半が妙にコメディチックな音楽なんだよね。
黒沢清は場にそぐわない音楽を使ったミスマッチを狙ってるのかもしれないけど、オイラは単純にミスだとしか思えない。
侵略者が概念を奪うシーンは映像的に、ライティング的に暗くするというあからさまな表現。
観てる間、本当にB級のブラックコメディを作ってるのかなと思ったぐらい。
いまだにあの演出がよくわからん。
考えると腹たってくるね(笑)。
突然長澤まさみの前で粗暴になる長谷川博己の演出もまったくもってわからない。
というか長谷川博己演じるジャーナリストの人物造形が杜撰で雑すぎる。
最後のシーンにどういうわけだが小泉今日子が出てくるんだが、その意味もわからん。
推測するにこの手のSF映画にワンポイントとして『ザ・SF』的な役者を出すという演出はあるにはある。
例えばアメリカ映画でいえば シガニー・ウィーバーとかね。
彼女が出るだけでSFとしての体裁を説明抜きでまとめたりできるわけ。
例えば『Wall・E』でのコンピュータの声とか『宇宙人ポール』のビッグ・ガイとかね。
小泉今日子はそんなにSF的な人物に見えない。
つーかおそらくオイラが前述したような考えでキャスティングしたわけではあるまい。
だから小泉今日子がノイズにしかならないわけよ。
必然性がないから。
クライマックス、侵略者たちの侵略が始まったが、"愛"という概念を侵略者たちが得ることで侵略が止まったという、アっとおどろくくだらない結末。
本当にくだらない噴飯もの。
実は正直ちょっとは期待していたわけ。
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このポスターにもなってるヴィジュアルがすごく魅力的だったわけ。
佇む二人の雰囲気がなんともなく終末を感じさせてさ。
もしかしたらものすごくハードなことをしてくれるもんだと期待してたんだが......。
もういいや、黒沢清はもう二度と観ない
オイラには合わない。
そういうことだ。
だれかこの映画が面白いということを解説してくれないかしら。
町山智浩とかさ。

by 16mm | 2017-09-18 22:29 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)

『ダンケルク』

先週土曜日、予定外だったが歯の治療に。
先々週治療してもらった右上の歯がまたもグラついた。
これはおそらく枕の上に顎を乗っけた状態でiPad見ながら寝落ちするという(笑)オイラの寝方に問題があると思われる。
うつ伏せで顎を枕に乗っけてるわけなので歯にムチャクチャ負担がかかっている。
で、急遽治療対応してもらったところ、もともと歯の根元が割れているのをレントゲンで確認し抜くことに。
麻酔をバンバカ打ってもらって抜歯の痛みは全くなかった。
抜歯後、いつもの美形で剽軽なドS歯科衛生士女史に抜いた歯を見せてもらう。
血まみれでグロい(笑)。
まさに
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こんな感じでありましたよ(笑)。
貰ってきた歯を写真に撮ってブログに載せようと思ったが、やはりグロすぎるので止めた(笑)。
持って帰る旨女史に話したところ綺麗に洗って
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乳歯用の"赤ちゃん歯パッキングボックス"なるものに格納してもらった(笑)。
毎度のことながら治療で予定外のことに対応してもらって恵まれているやらありがたいやらである。
歯を抜いたおかげで腫れもなくなり気分もよくなった。
二、三日は抗生物質を呑み続けることに。


本日日曜日、寝湯、ストレッチ、日光浴。
昨日の抜歯後、美形で剽軽なドS歯科衛生士女史にサウナに入ることの禁止を言い渡されていた(笑)。


『ザ・ファブル(11)』
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AmazonでKindle版購入。
待望の続巻。
この巻は
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洋子姐さん大活躍の巻(笑)。
殺し屋のアシストとしての洋子の酒以外の(笑)スキルが提示される。
やはりこの女、タダものではない(笑)。
殺し屋のアシスタントの女が弱々しいわけがないのだが、多くの場合アシスタントが女だと弱々しい存在として描かれがちなのだが、本作はそれをきっちり覆している。
女とはいえ殺し屋のそばにいる人間が弱々しいわけはないわな。
この巻も面白いのだが、立読みしてすでに次巻の展開のファブルのカッコよさを知っているのでいまいち物足りない(笑)。
まあ次巻の再読が楽しみである。


『ダンケルク』
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先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
iMAX版。
タイトルの"ダンケルク"ってのはフランスの海水浴場があるところ。
1940年5月下旬にイギリス軍とフランス軍がナチスの機動力によってダンケルクの海岸に追い詰められる。
その数約35万人。
海水浴場だから遠浅で軍艦が近くまでこれないため、海岸から沖にに向かってむちゃくちゃ長い桟橋をつかって船を待つ兵隊たち。
待ってる間もナチスの爆撃、銃撃で兵隊はほぼ無抵抗なまま殺されて行く。
このダンケルクの撤退作戦を描いている。
はっきり言って傑作である。
本年度ベストと言ってもいい。
まだ『ブレードランナー 2049』や『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』が控えているが(笑)。
どう考えても悲観的な結末しか考えられないような状況に追い詰められたダンケルクの兵隊たちが、本当に奇跡のような運に恵まれて
30万人の兵隊の救出が実現した、と。
この中でも兵隊の救出についてイギリス人優先で船に乗せてフランス人の兵隊を後回しにしたり
部隊にごとに船に乗れたり乗れなかったりと酷薄な状況が描写される。
ダンケルクって海水浴場というだけあって美しく暖かな場所だと思うんだが、映像はブルーを基調とした色彩でとことん寒々しい。
で、この映画、2時間ないわけ
しかもほぼ台詞がないと言ってもいいような映画。
そもそも日本人どころかアメリカ人もこのダンケルクの撤退作戦の話を知ってる人が多くない。
なのにその状況説明を一切しない
ただ、この理由もわからぬ状況に観客を引き込む臨場感はものすごく強い。
ドイツのメッサーシュミットの降下してくる不気味な 金切り声の恐怖がマジに伝わってくる。
音響と映像。
本作はiMaxという70mmラージフォーマットのフィルムで撮影されているのだが、昨今久しく感じていなかった映像の見慣れない力というものを堪能した。
とにかく空のロングショットの圧倒されるような奥行き感。
空なんて普通に撮影したら単なる塗り壁にしかならないけど、本作の空は戦闘機の向こうに延々と続く空を感じさせる。
これはねえ、家庭の用のTVでは絶対に味わえない贅沢な映像だよ。
本作観る人はなるたけBlu-rayをまたずに映画館に。
できれば大きなスクリーン。
さらにできればiMaxで観てもらいたい
もうちょっと、ギョッとするような映像。
美しいとかではなく、畏怖とか圧倒という言葉が相応しいと思う。
その他言いたいことはBlu-rayで再見時に。
一食抜いてもオススメよ


今週末は歯の治療。

by 16mm | 2017-09-10 20:52 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)

『町山智浩の映画ムダ話"ベイビー・ドライバー""ワンダーウーマン"』『スキップ・トレース』

先週土曜日、心療内科。
症状としては安定している旨、担当医に伝える。
パニック・ディスオーダーの症状が改善している、とは言い難い。
薬で押さえ込んでいるという風に思う。
それでも症状が出ないのはありがたいものである。


先週土曜日、歯の治療とメンテナンス。
右上の歯の根っこが割れているらしい。
先生が保険外にならぬように色々知恵を絞ってくれている。
その後いつものように美形で剽軽なドS歯科衛生士女史に歯石をとってもらう。
歯石とりをこんなに喜ぶ患者は少ないらしく、歯石を取りますというと露骨にイヤな顔をする人も多いと聞く。
オイラはドMなので歯石とりが気持ちよくてたまらんのだが(笑)。


本日日曜日、銭湯に赤外線サウナ、日光浴、ストレッチ。


町山智浩の映画ムダ話61 エドガー・ライト監督『ベイビー・ドライバー』
町山智浩の映画ムダ話62 パティ・ジェンキンス監督『ワンダーウーマン』
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映画その他ムダ話からのMP3音声ファイルの有料ダウンロード。
『ベイビー・ドライバー』のベイビーが着ている服の汚れなんて気がつかねーよ(笑)。
『ワンダーウーマン』のクライマックスでダイアナが戦没者の写真が貼ってある掲示板が映される。
その掲示板には死んで行った仲間の写真もあるのだが、そのすぐ下に貼られている写真はジークフリード・サスーン、であると。
オイラ、そのジークフリード・サスーンを知らないバカ野郎でございます(笑)。
さらに町山はサスーンの弟分のウィルフレッド・オーエンについて言及。
当然オイラはウィルフレッド・オーエンを知らない(笑)。
オーエンが書いた詩があり、それは「死すべき定めの若者のための賛歌」 (Anthem for Doomed Youth) というもので
"家畜のように殺されて行く若い兵士達にどんな葬いの鐘がなるというのだ"
町山智浩にここまで丁寧に作品の観方を説明されたら再見せざるをえないではないか(笑)。
その両作を観て「イマイチぴんとこなかった」なんて言ってるのはオイラはアホですと言っているようなものである(笑)。
もはや映画はオイラのようなバカがフラリと劇場に行ってたやすく理解できるように作られてはいないということだ。
いや、もしかしたら映画はずっと前から表面上描かれている部分と並行してその裏目ともいうべきテーマを隠し持っていたのかもしれない。
単にオイラに教養が足りないというのは言うまでもないんだが、そうすると映画を楽しむというのは映画の顛末を知らないで観るべきだという理屈は優先順位として高くなくてもいいんではないだろうか
すくなくともオイラは映画を楽しむというのはその映画を理解したいという気持ちの方が大きいわけなので、事前情報として解説を見聞きすることにまったく抵抗はない。
事前情報だのネタバレなど色々神経質になりすぎているんではないかね。
今の映画はたとえオチがわかったところで面白さがまったく損なわれるようなヤワなものではないと思う。
ケースバイケース、全てとは言わんが(笑)。
この二作も絶対町山の解説を聴いてから行くべきであった。


嗚呼、なんということだ。
今週末から『ダンケルク』『三度目の殺人』『散歩する侵略者』と、興味深い映画が目白押しでではないか(笑)。
今週『関ヶ原』を観ようと思ったが、これはスルーかな。
必須は『ダンケルク』かなあ。
『三度目の殺人』もできれば観たい。
『散歩する侵略者』は興味深いのだが、監督とオイラの相性がいまいちなんだよな(笑)。


先週、朝のニュースでフロイド・シュモー<Floyd Wilfred Schmoe>という人の名を知った。
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アメリカ人で広島の原爆投下に対し、アメリカ大統領に抗議電報を送ったという。
来日し、日本の惨状を目にして、日本人ボランティアとともに被災地に家を建てた人だ。
広島の惨状からすれば1952年までに計20戸程度というのは非常に小さい数だ。
しかしね、この人は本当に何かをせずにはいられなかったんだろうな。
日本人が気を使って建てた住宅に"シュモー"の名をつけようとしたことをシュモー自身は固辞したという。
これがこの人の名が一般化しなかった理由でもある。
それでもシュモーが建てた家に住んだある一家は、住所に必ず「シュモーハウス」と書き加えたという。
なんというか、やはり原爆でも戦争でもアメリカ人の総意と考えるのは間違いだよな。
日本人としても、人間としても見習うべき人がいたんだな、ということを知った。


『スキップ・トレース』
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ネタバレあります。
先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
『関ヶ原』とどっち観ようかと思って迷ったあげくに本作(笑)。
ジャッキー・チェンもジョニー・ノックスビルも大好きだ。
この二人が絡んだらどんな感じになるか、というのが非常に興味深かったのだ。
ただ監督がかつてのスター監督だったレニー・ハーリンというのが懸念される要素だが(笑)。
そもそもジャッキー・チェンの映画を最後に観に行ったのは、大学生の頃の1989年公開の
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『奇蹟/ミラクル 奇蹟』だと思う。
それまでもジャッキーのアクションはいいが内容がペラいと思っていた部分にトドメを刺されてしまったというか(笑)。
とりあえず今後はジャッキーの映画は観なくてもいいかな、と思わせるに十分だったんだと思う。
それでもジャッキーの映画が久しぶり感がしないのは、たまにTVでやっていれば断片的にも観ていたからだと思う。
一方ジョニー・ノックスビルは

『ジャッカス』という徹底的に身体をハリまくったスタント・コメディを仲間で作っていた信頼できるヤツだ(笑)。
ジャッキーとジョニー・ノックスビル。
どちらも身体を使ってエンターテインメントを作り出してきた。
この二人が共演したらどうなんだろう。
どうにもならなかった、と、オイラは思った(笑)。
まずしょうがないけど、オイラの中のジャッキーは件の1989年の『奇蹟/ミラクル 奇蹟』で止まってるわけ(笑)。
で、本作を観ると
「ジャッキー、身体が動かなくなってる」
いや、ジャッキーは御歳63歳。
その年齢で考えれば間違いなくすごいアクションをしてるんだけど、ジャッキーのアクションではなく、普通のスタントがやるアクションになっちゃってる。
これはジャッキーのアクションの衰えもあるかもしれないけど、昔のジャッキーの映画にあったアクションのアイデアがものすごく希薄。
これは監督の演出力のなさだと思う。
往年のジャッキーの映画なら大きなアクションとアクションの間にも小さく気の利いた笑いがとれるようなアクションを入れていた。
例えば本作で言えば川下りのシーンが川の流れに翻弄されてアタフタしている描写しかない。
昔のジャッキーならそんな中でも能動的にアクションのアイデアを出して逼迫したシーンをコミカルに見せることもできていたはずなのだ。
ジャッキーを起用したアクションのアイデアを監督が出せなかったということと、ジャッキーの体術の衰えの結果ではないかと思う。
それとジョニー・ノックスビルとの掛け合いがうまいことハマってないと感じられる。
危険に見えてもアクションの計算と自身の体術によって成り立っていたジャッキーのアクションと、即興的なアクションで笑いをとるジョニー・ノックスビルでは噛み合わない二人なのか。
例えばシーンにロバがいてジョニー・ノックスビルがいたら
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"ジャッカス"だったらタマキンを蹴らせろよ。
そういうのを期待するんだけど、まったくそういうアクションはなし。
ジャッキーとジョニー・ノックスビルのまったりとしたバディ・ムービーというか放浪記というか、アジア紀行というかオデッセイというか(笑)。
う〜ん、これなら『関ヶ原』観とけばよかったか(笑)。
一応観客の笑いは取っていたけど、オイラはちょっと期待はずれだったなあ。
ところで冒頭でジャッキーの先輩が死んじゃって、実はこの件の黒幕として生きていたのが、冒頭ではわからなかったが
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『インファナル・アフェア』のエリック・ツァン。
ちゃんと分かっていれば出オチとして、エリック・ツァンが冒頭で死ぬわけねーよな、と分かってオチがわかってたところだけどめねw。


そんな感じで。

by 16mm | 2017-09-03 21:50 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)

『ワンダーウーマン』

先週土曜日、ヘアカット。
火事で焼けた店舗は来年春頃に同じ場所で再生されるとのこと。
ホッとする。


本日日曜日、銭湯で寝湯、日光浴。
少々カッタルくてストレッチをサボる。


『Leica M10 BOOK』
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AmazonでKindle版購入。
本体が買えるわけがないので(笑)せめて本だけでもと購入。
負け惜しみではないが、自分の撮影の仕方にライカが合わないように感じる。
オイラはどんな短くて軽いレンズでも基本三脚を使っての撮影なのだが、ライカ使いは小さいレンズで手持ち撮影でサクサク撮影していくイメージ。
風格があるので持っててうれしいという気分は絶対ある。
カメラって撮影して楽しむということがある一方でカメラという機材を見せびらかして持ち歩きたいという楽しみも間違いなくあると思うのだ。
オイラのNoctilux-M 50mm f/0.95 ASPHにしたって、持っている人がそう多くない(高いからね(笑))という意味での優越感とそのレンズでしか撮れない極上の描写という満足感の両方がある。
まあどちらにしてもカメラが趣味でない人にとっては車が買えちゃう値段のレンズを買うなんてのは失笑の的なんだけどね(笑)。


『健康で文化的な最低限度の生活(1)〜(5)』
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AmazonでKindle版購入。
近頃傾倒している柏木ハルコの連載中の作品単行本の既刊分5冊を購入。
柏木ハルコと"イコール"にしやすかったエロスの要素をかなり削ぎ落とし、生活保護というものを読み手に啓蒙しつつそこにまつわる人間模様を多彩なキャラクターを描き分けて綴っていく。
非常に丁寧であり、人間の在り様というものに対しても真摯に描いている。
法律や規則を杓子定規に運用できないところの問題を浮き彫りにしてく。
既刊の第5巻も次巻が気になるような終わり方をしているので、本当に楽しみである。
ちなみに
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主人公のこの顔、というか、表情がなぜかたまらなく好きなんだなあ(笑)。


『慕情』
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AmazonでCD購入。
オイラは観ていないがドラマの主題歌だ。
待っていれば年末に出るアルバムに収録されるんだろうが、なんとなく辛抱たまらず(笑)購入。
不本意かもしれないが、中島が自分の感性をフルに使って先鋭化している歌よりも、劇伴というくくりと制限のなかで作り出した歌の方が軟弱なオイラのような聴き手にはしっくりくる。
本作も例外ではなかった。
良い感じの歌である。


『歌暦』
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AmazonでCD購入。
ライブ盤としての存在もしっていたし、この両国国技館でのコンサートについてその当時オールナイトニッポンのパーソナリティだった中島が
「両国国技館で中島がシコを踏む」
とか言って笑いをとっていたっけ(笑)。
1986年。
オイラ高校卒業して色々流離ってた時だよ(笑)。
大学浪人という聞こえが良いのが悪いのかわからん状態で中島みゆきのオールナイトニッッポンを楽しんでいた。
ライブ盤というものになんとなく抵抗があって買わずにいたものだ。
今回たまたま聴きたいと思って購入。
毎年リリースされる中島みゆきの先端のサウンドを使った音を聴き続けてきて、それが嫌だとも思わないんだが、その今の音楽があるからこそ、30年近く前のこの中島の歌声を愛おしく聴くことができたのも事実。
特にここに収録されている"悪女""HALF""見返り美人""やまねこ""縁"などはオイラの生涯ベスト級の歌だ。
♪自由 自由 ひどい言葉ね(見返り美人)
どうしたらこんな言葉を紡げるのか。


今週末は原作 司馬遼太郎、主演 岡田准一の
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『関ヶ原』を観る予定、なのだが。
本当は先週観ようとも思っていたのだが『ワンダーウーマン』を選んじゃったから(笑)。
原作・主演は申し分ないのだが、
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監督が大嫌いで気に入らない(笑)。
この監督の『クライマーズ・ハイ』はなんとなく面白かったんだけどね、悔しいことに(笑)。
ビッグマウスの上から目線の映画通気取りが虫が好かないのである(笑)。


よい子のれきしアニメ おおきなカブ(株)

面白かったけど、つまりいろんな言い訳と自慢話。
『監督不行届』のキャラだし、面白く観れたよ、庵野秀明の言い訳と自慢話を。


『ワンダーウーマン』
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先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
字幕 3D IMAX。
全世界で大ヒットだとのこと。
続編も決まったとか。
マーベルに比べて映画がイマイチの感があったDCコミックスが『ワンダーウーマン』で起死回生の兆しなんだろう。
劇中のセリフで、秘書の仕事というのはボスの言ったことをなんでもすることよ、に対してワンダーウーマンが
「それは奴隷と言うわ」
というなかなか知的でウィットにとんだセリフもあり楽しめる部分もあった。
で、オイラは本作を全世界の多くの人間ほどに楽しめなかったのだ(笑)。
この作品を受け入れないことでフェミニストから外れるような気もしないではない。
本作は女性が希望する世界観なのかしらん?
戦争に対する女性からの異議申し立てのように感じられた。
それはそれでオイラは文句はない。
オイラが本作に入り込めなかったのは、女性だけの島という部分。
女性しかいないという世界観にどうしても納得いかなかった。
原作を知らないという所為もあるけど、女性しかいなければ守るための戦いはあっても攻撃する戦いはしないという希望というか理想の世界観なんだろうけど、男がいなければ子供も生まれないわけなので、種としては滅びゆく存在と思えるわけで、そこにどんな未来的な希望があるのだろうか、という部分。
未来がなくても良いんだけど、本作はなんとなく希望としての未来を語ろうとしていると思うと、世界観としてのリアリティが感じられない。
じゃあ、キャプテン・アメリカだとかスーパーマンは現実の理屈と合ってるとは思えないけど、どうなんだ?ということになる。
いまいちモヤモヤして、どこがどうとはっきり言えないのがもどかしいが、オイラは本作を楽しめませんでした


今週末は心療内科と歯のメンテナンス。

by 16mm | 2017-08-27 20:57 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)

『龍の歯医者』『藁の楯』『ベイビー・ドライバー』

先々週土曜日、歯の治療。
虫歯になってた左上の奥歯の治療終了。
ただその周辺が虫歯になっているとのことなので治療は続く(笑)。
いつものように美形で剽軽なドS歯科衛生士女史と食べ物の話で盛り上がる。
女史は最近人間ドッグでの結果で血糖値が高かったのを相当に気にしており(笑)
「運動だってしてるのに、甘いモノだってものすご〜〜〜くたくさんは食べてないのに嗚呼それなのに」
食い意地番長で甘味処が好きな女史がブルーになっていたので、どのくらい上がってたのと聞いたら基準値から0.1ぐらいだって(笑)。
ざけんなこのアマ(笑)。
オイラは基準値から2も上なのに(笑)。
再検査の通知をぶっちぎってるのに(笑)。
女史は再検査の通知すらきてないんだよ(笑)。
これまで良好な数値だったところを0.1上がったなんて誤差の範囲じゃないのか(笑)。
......
というようなことをものすご〜く穏当な言い回しで女史に言って元気付けた。
ドSでありながらかなりビビリである(笑)。
治療後、先生にiPhoneでの動画について教えてもらう。
なんでもiPhoneで撮ったデータをLogで保存できるソフトがあると。
動画は興味があっても機材を買い揃えることや使っているMacintoshの老朽化で編集が難しいなと思い、二の足を踏んでいたのだが、撮影から編集までiPhoneでと割り切りで考えたら自分でも使いやすいかなと思った。


いろいろツいてない(笑)。
車のタイヤがパンクしたので近場のガソリンスタンドに行って修理してもらおうと思ったら、パンクの仕方が修理不能なもので(笑)、タイヤを交換することに。
ただそこではタイヤの一本売りができないとのことで、一応値引きしてもらったがタイヤ四本で75000円(笑)。
この時点でガソリンスタンドではなく、タイヤの専門店で購入した方が安かったかなと思ったが、スタンドのスタッフが親切だったのでお任せすることに。
しかもパンクの所為だと思っていた車体の振動が、昨年同様のエンジンの1気筒が死んでるというもの(笑)。
イグニッションコイルが逝っちゃった(笑)。
イグニッションコイル、工賃含めて17000円。
なんでしょうか(笑)。
この手の出費は大事だとは思うのだが、なんか風俗店で金を散財するよりも車関係に金を使うのが無駄遣いに思えてしまう(笑)。


本日日曜日、ブーツのメンテ。
久しぶりすぎて二つあるブラシのどっちが汚れ落としだったか忘れている(笑)。


Sniper 3D Assassin
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iPad miniで絶対課金をしない誓いをたてて(笑)殺りまくってます(笑)。
このゲームスナイプの対象が全部男(笑)。
女は撃たないという製作者たちの意気を感じるけど、凶悪な女もいるけどね(笑)。
だがしかし、ゲームはやりたいと思っても、やると長続きしない今日この頃。
だからPS4もARもVRも興味ない。


先々週から
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『この世界の片隅に』がアメリカでの公開が始まったようだ。
"rottentomatoes"で97パーセントを叩き出しとるがな(笑)。
評価はともかく、もっと多くの人間に観てもらいたいものだ。


『たそがれたかこ(10)』
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AmazonでKindle版購入。
最終巻。
なんつーか、中年の自虐が自虐ではなく、現実的、リアルな痛さのある展開であった。
たかこの葛藤というのは世間一般では普通踏み込まない部分だと思う。
例えばである。
50歳のオイラがものすごく好みで優しくしてくれるからと言って女子高生に愛の告白をするのは、自分的にも躊躇われるが、社会的にもあまり良い目ではみられない。
男の場合は"ロリコン"(女子高生がロリかどうかはわからんが)などと言われて本当に良くは見られない筈だ。
年が極端に離れたカップルというのは世間にはあると思うけど、あくまでも数少ない成功例だ。
主人公のたかこもその辺りはよくわかっている。
しかしね、好きになった男に「好きだ」と言いたい気持ちはオイラにもわかる。
松本零士風に言えば
「男は、負けると分かっていても告らなくてはならない時がある」
(笑)
ちょっと違うが(笑)、たかこもそういう事だったんだろう。
様々なスリリングさと相まって、最終巻がオイラにとって非常に満足だった。
正直読んでてたかこの母親とか娘が非常にウザい存在にしか見えず、おせっかいも口のききかたも気に入らなかったんだ。
特に娘の若者な言葉遣いが嫌だなと思うのは、いよいよオイラも年寄りになったなという感慨である(笑)。
できれば最終ページのカラーはカラーで見たかったよ。
本作を読み終えて本作作者の夫である新井英樹の
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『宮本から君へ』を読み返した。


『ザ・クレーター 3』
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AmazonでKindle版購入。
唐突に3巻だけを購入したのはTwitterで本巻に収録されていた
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『墜落機』を読んでみたかったので。


『劇場版「BLAME!」 弐瓶勉描きおろし設定資料集』
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AmazonでKindle版購入。
所謂設定画なのでラフな画が多い。
なのでこの手の仕様の画が苦手な人にはオススメできないかな。
オイラはこれを見て感心もしたし、勉強になった。


『おひとり様物語(7)』
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AmazonでKindle版購入。
谷川史子にハマっている。
画の上手さ、タイトルの良さ。
谷川史子の作品を読むと、日常のほんの些細なことと認識されるような事柄でも、人によっては気持ちに刺さるんだなと感じる。
そういうものを作品にできると言うことは、谷川がいかに周りに気を配ってるかと言うことなんだと思う。


『金魚妻 2』
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AmazonでKindle版購入。
エロスをモチーフとして描き続ける作家。
作家としても尊敬するが、本作での身勝手なDV男に対する容赦のない対応、暴力ではなく、その対応が非常に小気味良かった。


『失恋日記』
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AmazonでKindle版購入。
女性作家の描く作品はあまり読んでいる方ではないのだが、このエロスの描き方は男の作家にはないような視点があって新鮮だ。
やっぱり男のエロスというのは即物的であるのかなと自覚する。


『愛・水族館 柏木ハルコ傑作短編集』
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AmazonでKindle版購入。
柏木ハルコは約20年前にスピリッツ誌で連載していたものを読んだきりだったが、エロスをベースにして多彩なものを描いている。
やはり才能のあるひとなんだろう。
比べるのもなんだが、黒澤Rの作風はどちらかというとタッチが細めでクールであり、感情移入を若干制限するような感じ。
柏木ハルコは線が太く土着的とも言えるような、ビジュアルとして濃厚なエロスを視覚的に体験できるというかね。
とにかく柏木ハルコは性臭を感じるような濃密なエロスを感じさせるものだね。


YouTube

↑すしらーめん《りく》


↑ももと天 Momo and Ten


↑PDRさん


『龍の歯医者』
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2月18日&25日(よる8時~8時46分)にNHK BSプレミアムで放送。
今年の初めぐらいに放映された作品の録画視聴。
まあ
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色々理由はあると思うのだが(笑)、本作品のソフト化、DVD&Blu-rayが噂によると難しいとのことらしい。
オイラは1組Blu-rayで保存してあるが、これを観逃したり、観たかったぁ、という人も多いと思う。
かろうじてAmazonビデオ-プライムで観れるようだが。
オイラとしてはこれほどの作品が多くの人に観られることなく封印されるというのは犯罪に等しいと感じる。
本作は劇場上映された作品ではないが、今年観た映像作品でいえばベスト5内に入るだろう。
アニメだけに限定すれば文句なしのベスト1に決まりだ。
とにかく色々力強い作品だった。
本作は
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龍をモチーフにした物語だ。
龍が実在し、それが世界になんらかの影響を与えているという物語は目新しいものではない。
『ゲド戦記』があり『皇国の守護者』もそうだ。
龍を、というか、龍自体が神がかりな存在であり、思い切って"神"と言ってしまってもいいかもしれない。
で、対立する人間達の一方がその龍の助けを得て戦争をする。
言うなれば"神"を軍事兵器として運用した戦争の物語だ。
通常なら神と人間なら、人間が神に勝てるはずがないんだけど、この神、というか、龍は
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歯が虫歯になりやすいらしく(笑)
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ある特殊な人間達が龍の歯をメンテナンスする。
無敵の龍とて虫歯の痛みがあっては力が出せないということらしい。
この龍の歯をメンテナンスする人間達を龍の歯医者と呼んでいた。
で、ちょっと複雑なのだが、本作で描かれた戦争は過去の事として語られる体裁になっている。
本作の後編の冒頭
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本編のメインの時代より後の時代を示すようなジェット旅客機が飛び(本編のメインの時代はプロペラ機だった)、その昔、龍の歯医者という集団がいた、という過去形のレポートがなされる。
本作の主人公である野ノ子たちがいなくなったであろう、そして野ノ子たちが関わった戦争も終わった過ぎ去った時代であっても、龍が実体として存在している現在というものを描いている。
一種の哀感が感じられた。
作品は前編後編合わせて約90分だから劇場用映画としてでも良かったように思うが、
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庵野秀明の名前は知っていても鶴巻和哉の名前は世間に浸透しているわけではないだろうからね。
オイラを含めたオタクな人間しか鶴巻和哉の名は知らんだろうし。
クオリティ自体は劇場用映画といっても遜色のない出来だと思う。
劇場作でありながら酷い作画のレベルがある中で本作ははるかに高水準のレベルだ。
まず前編冒頭のアヴァンが終わった後に挿入されるタイトルクレジット表示がカッコいい
文字のパーツがバラバラになったり伸長されたりしながら表示される様が手が込んでいる上にカッコよかったな。
本作は軍事、アクション、魔術、ボーイ・ミーツ・ガール、エロス、とあらゆる要素が組み込まれており、エンタテインメント作品としてもかなり欲張りなものでありながら非常にうまくまとまっている。
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前編冒頭はかなり容赦無くハードな艦隊戦。
描写も戦争モノとしての見応えがあり、それゆえに死の重さというものを最初に印象付けている。
これから"死"について語ることの宣言とでもいうか、観る側に前提条件を与えていると思う。
そもそもこの作品のタイトルにある"龍の歯医者"にはある一つの条件をクリアした者のみがなれる。
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"龍の歯医者"志願者達は一度龍の歯に取り込まれる。
そして
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自分の死に様を見せられる。
自分がどんな状況でどんな死に方をするかを暴力的なまでに認識させられる。
劇中のセリフでいえば"キタルキワ"というものだ。
"キタルキワ"は漢字で表記されていないので正式なところをわからんが、"来たる極"なのかなと思ってる。
人間は必ずいつか死ぬ。
通常その死がいつくるかということを人間は知らない。
知らないからこそ楽観的になれるとも言える。
しかし龍は歯医者になる人間にその楽観性を許さない。
運命を受け入れない人間、龍が神がかり的な力でその人間の最後を見せながらそれを信じない者を自分の歯の治療者として認めない。
つまり死という現実を受け入れた者のみを歯医者とするのだ。
劇中で
「"キタルキワ"を迎えられたことを祝って」
というセリフがある。
龍の歯医者は皆、自分の最後の瞬間を知っている。
生命を全うし、死の恐怖から死ぬことによって解放されたことを肯定的に受け止めているんだと思う。
「生きるって長生きすることが目的なの?」
オイラはこのセリフに感動しつつも一定の警戒感も持っている。
生きる意味を自分の内面から見つけたならまだしも、権力を持つ他人、あるいは国家によって与えられたものを受け入れれば、周りからの同調圧力によって自分の意思が介在できない事態にもなる。
そんな事態が第二次大戦であった。
ただそれでもこの「生きるということが長生きすることに目的があるのか?」という問いかけは自分の内面と向き合うには重く誠実なものだと思う。
登場人物の一人である
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悟堂のセリフで
「勇敢だねえ」
というのがある。
これは思慮の足りない向こう見ずな若造に対していうこともあれば、運命に争う人間に対してのエールにも使われる。
もうなんつーか、ことほど左様にセリフ自体も非常に繊細な作りになっている。
言うまでもなく、これらのセリフを発した声優たちの仕事もすばらしいからに他ならない。
とにかく本作はいくら賞賛してもしたりない。
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こんなん観てると
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『未来少年コナン』のギガント攻略戦みたいだな、とか(笑)。
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この憎しみと憎悪の件は
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宮崎駿の『風の谷のナウシカ』のこれを思い出したかな。
繰り返すがエンタテインメントの要素をふんだんに入れつつ、気持ちにズシンとくる作品だ。
オススメだ。
が、惜しむらくは主演女優が非常に悔しいほどの好演をしておきながら、思想性として唾棄するようなところへ行ってしまったことが残念でならない。


『藁の楯』
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wowowでの録画視聴。
三池崇史監督の2013年の作品。
オイラにとって三池崇史はアタリハズレの多い映画監督で、アタリだったのは『十三人の刺客』「一命』
ハズレだったのは『ヤッターマン』『テラフォーマーズ』『無限の住人』。
非常に多作であり、その点に関しては尊敬すべき部分であるとは思っている。
なので全ての作品を観ているわけでもなく、全ての作品に興味が持ててるわけでもない。
この本作、『藁の楯』は比較的アタリだったと思う。
それでも本作を劇場で観なかったのは原作が木内一裕だったからに他ならない。
木内一裕は"きうちかずひろ"で『ビー・バップ・ハイスクール』を描いていた漫画家で、1983年-2003年まで大ヒットした作者である。
オイラもヤンマガを購読していた時には面白く読んでいたが、結局この人の作画が顔のアップと望遠レンズで一部を切り取った作画で、画自体の上手さはあるものの、見てるうちに飽きてくるものであった。
会話劇としては面白くもあったが、漫画として単行本を買おうという感じにはならなかった。
この"きうちかずひろ"が1991年に
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Vシネマで『CARLOS/カルロス』という作品を作った。
当時興味があったので観てみたら、まあくだらない
端的に言ってビートたけしの『その男、凶暴につき』の低品質なフォロワー作というか模倣作。
考えてみれば漫画の『ビー・バップ・ハイスクール』のセリフも気の利いたものは当時のビートたけしのパクリばかりだったよな。
なのでオイラは宇多丸などが評価するほどにこの『CARLOS/カルロス』を評価していない。
なのでこの『藁の楯』についても
「"きうちかずひろ"じゃな」
という気分があったのは否めない。
で、観てみたら、三池崇史の作品としてはアタリの方だった。
いや、画として
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こんな気合の入ってない画を撮ったりしているので観ててダラけるところはあるんだが、この作品の凶悪犯罪者に対するジレンマというものを非常にうまく物語にしていると思う。
まったく自分に関係の無い幼女をレイプして無惨に殺す。
それを繰り返すような人間が法治国家によって守られているという現実。
誰もが思う、こういう人間が改心して更生することなんてありえない、そんな人間を税金を投入して逮捕し移送し裁判をする。
どんなに改心して更生したとしても被害者なり被害者の遺族は癒えない傷を一生背負うのに、加害者がまったく反省もせず被害者を冒涜するようなヤツであったら。
誰もが考えることであるが、これを警察のディティールを持ち込んで物語としてまとめた"きうちかずひろ"の手腕は評価したい。
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今年、『22年目の告白―私が殺人犯です―』で似たような役(実際は違うんだけど(笑))をやった藤原竜也が本作でも良かった。
反省を全くしない犯罪者の役をリアルに好演していたが、ひとつだけ現実にないのはオイラの見立てだと藤原竜也ばりな美形の犯罪者というのにお目にかかったことがないということだ(笑)。
その部分は天使の顔をした悪魔という部分でのフィクションが効いている。
映像的な快感であろう。
その一方で
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松嶋菜々子がどうにも大根すぎる(笑)。
この大根さ加減がリアリティをだしているともとれるんだが、これは脚本上の問題として松島の役が間抜けすぎ(笑)。
二回も犯人を取り逃がしかけ、二回めはそれが原因で自分が死んじゃうんだから。
脚本上、もうちょっと有能さを出してもらいたかったが、松島自身の少々ぼんやりした感じが、そういう間抜けさでもいいかなと感じさせている(笑)。
とりあえず面白かった。
オススメである。


『ベイビー・ドライバー』
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先週土曜日、イオンシネマ春日部。
久々に劇場で映画を観た。
評判の良い作品。
オイラの興味は
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ケヴィン・スペイシーや
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ジェイミー・フォックスが傍にまわった作品としてだ。
本作は
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"ベイビー"という通り名のクソイケメン野郎(by町山智浩w)が、犯罪者の逃がし屋運転手が主人公。
このクソイケメン、幼い頃に事故で耳鳴りが止まずにいて、それをiPodで音楽を常に流して紛らわせているという設定。
この設定からわかるように、音楽映画である。
つまり、ミュージカルである(笑)。
カーアクション、ガンアクション、フィジカルアクション、それらを含め、登場人物たちがベイビーの聴く音楽のビートに合わせて芝居をする。
まあすごく見事ですげえなと感心したが、オイラにはミュージカルの呪いが(笑)。
やはり途中でウツラウツラと気絶しかけた(笑)。
もうミュージカルの映画はオイラにとってはどうしようもない(笑)。
断片観た限りでは面白かったとは思うが、自信を持って感想が言えません(笑)。


今週末はヘアカット。

by 16mm | 2017-08-20 19:20 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)

『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 2』

先週、定期券の更新を忘れる。
と言ってもたかだか一日だけなんだが、更新が7月末と頭でわかっていながら、あとひと月あると思い込んでいた己の頭の構造が信じられない(笑)。


先週土曜日、歯の治療&メンテナンス。
いつものように美形で剽軽なドS歯科衛生士女史に歯石をとってもらう前に前回の治療の状態を聞いてきた。
女史「その後お加減いがかですか?」
オイラ「いまだに太り気味です」
女史「......」
オイラのライトなギャグでその日のメンテではいつも饒舌な女史を無口にさせてしもうた(笑)。


サラサクリップ1.0 ジェルボールペン
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落書き用に各種メーカーのものを購入しては
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Pen Vise(ペンバイス)に入れて落書きをしている。
ただサラサクリップ1.0 ジェルボールペンの銀は落書きには向かない。
描いた線が反射して見えにくくなるので、線が追えないのだ。
銀はどちらかというと主線ではなく効果のためのものだと改めて認識。
まあそれでも使い切るけどね。


Logicool ロジクール MX2100sGR MX Master 2S
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先週エントリしたネタの後日談。
このマウス一つで最大三台のマシンを使うことができるのだが、ペアリングするのにBluetooth Smartの規格が必要で、オイラのMacにもWinにもその規格が搭載されていなかった、というのが先週までの話。
マウス購入時に同梱されているレシーバーがあるので一台はこのマウスが使える。
で、発売元のロジクールに電話したところ、弊社の一番安い無線のマウスを購入してそのレシーバーをMaster 2Sで使っていただければ、とのアドバイス。
ロジクールではレシーバー単体での販売はしておらず、オススメはしないがAmazonでレシーバーだけの販売出品をしているが値段的にはロジクークの最安マウスと変わらないとのこと。
というわけで、会社帰りに家電量販店でロジクールの最安マウスを購入。
1100円ぐらい、だったかな?
で、このマウスのレシーバーを追加したら、MacとWinでカーソルの行き来ができましたよ(笑)。
試しにWinからMacに2G程度のデータをカーソルでのコピペをやったのだが問題なかった。
今まではWinにUSBメモリーをさしてそれにコピペし、更にそれをMacにさしてコピペしてきたんだが、すくなくとも工程がひとつ減る。
データの行き来が楽チンになった。
まあ結果的に14000円のマウスとなっちゃったんだが、楽チンさを買ったと思えば妥当だと感じられる。
マウスの使い心地は今後使い続けなければわからんが、反応がちょっと悪いかなと現状感じてたりする。


なんとなく中断している部屋の整理を夏休みに再開したいもんだ(笑)。


久方振りに書店で雑誌ではない本を購入。
「カバー、おつけしますか?」
という店員さん。
そうだ、単行本買ったりした時にカバーをつけてたんだっけ
この感覚、本当に久しぶりだなあ。
カバーの紙を折々して本に被せてくれる様をずっと見つめる。


『ありがとう、うちを見つけてくれて 「この世界の片隅に」公式ファンブック』
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書店で書籍購入。
描き手が有名無名に限らず、オイラはこの手の二次創作的なものを普段買わない。
二次創作に興味がわかないという理由だ。
しかしこの『この世界の片隅に』についてはなんとなく購入してしまった。
本当に少ない劇場から始まり、リピーターと口コミで劇場数と動員を増やしていって、いまだに上映している劇場があるのだ。
Blu-rayが発売される告知があったにもかかわらず、だ。
この、本当になにもかもがささやかな祈りのようなもので始まり、完成し、上映にこぎつけた作品。
ジブリ映画でもなく洋画の大作でもなく、主演女優は色々めんどっちい(笑)問題を抱えていたにもかかわらず、大きく広がっていった本作。
これを自分以外の他人はどう見たのか?ということに興味をもった。
ちばてつや、吉田戦車、谷川史子、田亀源五郎、高橋留美子、etc.....
世間がなんとなく右傾化してるように感じ、それを是認しているような昨今。
たくさんの作家がこの作品のメッセージを率直に受け止め、それに対する返信として自分たちの言葉でそれぞれに語っている。
それを読めて心底ホッとした気分になったのだ。
町山智浩と片渕須直の対談や のん と こうの史代の対談も収録されている。
本作の原作者、映画のスタッフ、クラウド・ファンディングで映画製作を支えた人たち、上映した劇場の人たち。
そして本作を観た全ての人に感謝したい気持ちである。


『少女ファイト(14)』
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AmazonでKindle版購入。
単行本前半のストレートな戦いと葛藤と、後半の権謀を含めた複雑な心理戦的な展開。
戦って勝つということが綺麗事だけではないのがマジなスポーツの世界だよな。
女の子が健気に真面目にスポーツに没頭する漫画というだけではないというのはこれまでの本作を見てきてもわかっていたつもりだったが、よりビターな展開になっていくようで楽しみである(笑)。


『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 2』
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ネタバレあります。
AmazonでBlu-ray購入。
1978年のオリジナル『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』を踏襲しつつも現在の理屈にそぐわない(オリジナル版ではガミラスからの航海後一年で地球は完璧に復興し新造の最新宇宙戦艦も就航しているという驚異のスピード(笑))部分をシリーズ構成・脚本の福井晴敏をアサインすることで見事に変更修正していると思う。
オリジナル版は当時のプロデューサーの観客をメロメロに泣かせるための手段として、登場人物を片っ端から殺していくということをした(笑)。
で、まあ当時の観客はそれにまんまと引っかかってメロメロに泣き崩れて、映画は大ヒット(笑)。
逆にその後の反動として"愛"なる言葉がずいぶん長いこと嘲笑の対象になった(笑)。
今度のリメイクがどんな顛末になるか、今の所予測がつかないのだが
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第4話で海底ドックでの攻防のシーンでオリジナル版の展開なら死んでもおかしくないこの四人が生き残ったことからすると、オリジナル版のような登場人物の大殺戮はないかもしれないなと、ちょっとホっとしている(笑)。
死亡フラグがたっているとしか思えないような状況下でそれをしなかったわけだからね。
今回色々見応えのあるヴィジュアルがあったが秀逸なのは旧作でもあった防御システム(笑)
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アステロイドベルト(笑)。
旧作のそれは岩石にリモートセンサー?を打ち込んで敵のミサイルなんかに岩石をブチ当てるという防御のシステムであったが、本作では
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ヤマトを球体状に岩石で取り囲んで防御するものに進化。
旧作が岩石を二次元的なサークルで配置したのに対し、本作では三次元的なスフィアでヤマトを取り囲む。
ヤマトの波動防壁が始動するまでのタイムサスペンス的な感じで攻撃により岩石が減少していく。
なかなかスリリングであった。
今後が楽しみな本作であるが、前作の『2199』に比べて微妙にキャラクターの作画がイマイチな感。
普通に観てたら問題ないんだが、前作のキャラデをしていた人が作画監督として入ってないのがその微妙さを生んでいるような気がする。

by 16mm | 2017-07-30 20:22 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)

『カーズ/クロスロード』『銀魂』

先週土曜日、歯の治療とメンテナンス。
右上の歯茎の腫れと左上の虫歯である。
左上の虫歯はいつもの美形で剽軽なドS歯科衛生士女史がチェックで口の中を覗き込んだ時に見つけやがった(笑)。
女史、ニンマリして
「センセ〜、虫歯見つけましたぁ〜」
と密告されて治療されることとなった(笑)。
女史とは甘味処とお互いの血糖値の話をし、先生には戦闘機やら空母やらの剣呑な(笑)話を伺う。


先週土曜日、電話回線をNTTからauの光に変える工事。
一部の機器不良があったものの90分ほどで全部終了。


今週日曜日、銭湯にストレッチ、寝湯、日光浴。


町山智浩のTwitterから
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なんてクリソツな(笑)。
ぜひともスコセッシの監督で観たいものだ。


Twitterでの話。
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オイラはこの航空会社の対応が非常に粋であり素敵だなと思った。
世の中骨壷に収まった遺骨も気味が悪いと言う人もいる。
オイラだってまともにガイコツの形の骨だったら良い気はしないけど、バックに収められて骨壷ともわからないような配慮をされているんだったら何の問題もないだろうと思っている。
他人から見たら遺骨でしかないが、身内にしてみれば自分の家族以外の何物でもない。
その気持ちを慮り共感する態度というものを常に身につけていたいものだ。


『ドミトリーともきんす』
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AmazonでKindle版購入。
ずっと気になっていた本。
しかし、電書づいているオイラは気になる本でも電書でないと買わないようになってしまった。
そんな本がたくさんあるなかで、本書もその一冊であった。
したら電書になってましたよ(笑)。
紙の本が出てから2年半待ったことになる。
で、読んでみた。
まあなんつーか、開いた口が塞がらねーというか(笑)。
よく"多様性"という言葉がつかわれる。
今までにないものが世間に出た時の衝撃を表す言葉とも言える。
"今までに見たことがない作品が大ヒット"
などと。
しかしね、オイラを含めて今まで見たことも感じたこともないような作品に触れた時、だいたいにおいて最初に感じるのは違和感だと思う。
本当に体験したことのないものを自分の血肉にするには時間がかかるものだと。
自分になぞらえば大友克洋を最初に見た時がそうだ。
藤子不二雄でも石井いさみでも安彦良和でもない文脈からでた大友の画に当初好感をもつというより反発の方が大きかったように思う。
なので"今までに見たことがない作品が大ヒット"というのは矛盾しているとしか思えない。
大ヒットしたのはある程度多くの人間が許容するものを持っていたからに他ならない。
多くの場合、"個性的"であるとか"多様性"などの言葉はその実態に対してまったく考えたことのない人間が無責任に言う言葉であり、会社的にも商業的にも本当はそれらをまったく望んでるわけではない。
多種多様で個性的な人間が集まって管理された社会や会社が運営できるはずがないだろう。
なので商業的なものや会社の方針の惹句としての"多様性"なる言葉をオイラは1ミリも信じていないのである。
前段が長くなった。
この『ドミトリーともきんす』であるが、今までの漫画にはない非常に個性的な漫画である。
『DRAGON BALL』や『AKIRA』。
いま売れ筋の漫画が何か分からぬが、それら世間的に楽しまれている漫画を尺度にするとはっきり言えばつまらなく感じるだろう。
だいたい本書のテーマが実在した物理学者達の話をベースに短いセンテンスで描かれているから。
エロもグロもアクションもない(笑)。
いわゆる"How to〜"モノに近いと言えば近いのだが、やっぱりオイラからすると漫画なのだ。
朝永振一郎、牧野富太郎、中谷宇吉郎、湯川秀樹。
教科書のなかにしかいない世界的に有名な科学者たちが非常に身近な存在として感じられるように描かれている。
物理学、量子力学、etc...SF作品のようにも思える。
全体的にものすごく感動的に面白かったんだが、後半部分の「数」のフィクションとノンフィクションの話と、科学と詩の話がすごくすきだ。
これは湯川秀樹の言葉や本からの引用である。
作者の高野文子が硬い数学の世界の人々の内実に触れて、おそらく自分が感動した部分を漫画として再構成したのだと思う。
悪く言えば既存の本の紹介文ということになるんだけど、じゃあこの高野ほどの紹介文を描ける人間が他にいるなら教えて欲しい。
そもそもこの高野の作品はかなり特権的な作品だと言える。
まず物理学者の紹介漫画というざっくりしたテーマで描きたい、またはおもしろく描けると思った人間は高野文子以外にいなかったろう事実。
更に新人漫画家がこれをやりたいと言ってもやらせる編集者はいないという現実。
だれも見たことのないような個性的な漫画というものは読者にウケるかウケないかわからないもので、だいたいにおいて予測できる範囲のテーマでしか編集者は漫画家に漫画を描かせようとしないだろう。
ではなぜ、この超個性的ともいえる本作が世に出たかといえば、紛れもなく作者が高野文子だからだ。
超がつくほどの寡作な漫画家であり、広く大衆ウケする漫画を描いているわけでもない。
しかし、出版社としては売れ筋の漫画が必要であるのと同じぐらい、枠は小さくても芸術的とも文化的とも言える漫画を描く人間も欲している。
売れ行きは小さくても読んだ人間の絶賛の度合いが強い作品。
高野文子の作品というのはその中に入っている
この人ほど絵柄のタッチを常に変えまくって作品を出してきた漫画家を他に知らない。
天才という言葉を安易に使うのが高野を逆に低く貶めるような気もする。
天才少女というかね、努力家の職人というべきか。
さて次作はいつ読めるであろうか(笑)。
それよりも旧作の電書化を是非とも。


『Batman: Gotham by Gaslight』
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AmazonでKindle版購入。
日本語訳がされているわけではないのだが、作画をしたマイク・ミニョーラの画を見たかったから購入。


『ど根性ガエルの娘 1』『ど根性ガエルの娘 2』
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AmazonでKindle版購入。
以前電書でアスキーから出ていたものを購入していたが、とりあえず新装の白泉社版も購入。
巻末の大島永遠の対談が1巻2巻についている。


『猫のお寺の知恩さん(4)』
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AmazonでKindle版購入。
日常にある些細なはずのエロスを的確に描く手腕の見事さ。
この些細なディテールが人によってはフェチとして刻まれるわけだ。
この漫画を読んで自分が忘れていた幼少期のフェチな体験を掘り起こしたよ(笑)。
それが何かは言わないけど(笑)。


『BLUE GIANT SUPREME(2)』
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AmazonでKindle版購入。
異国ドイツで演奏のパートナーを情熱的に探し出す。
この漫画を見てると情熱と努力があればできないことはないように思える。
が、実際はそうではない。
常人がもちえない度を越した情熱とパない努力があればできるんだと思う。


『勝つために戦え!〈監督ゼッキョー篇〉』
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AmazonでKindle版購入。
紙の本ではすでに購入済みであったが電書でも購入した。
まあなんつーか、一種の評論の本であるので俎上にのったスタンリー・キューブリックやエリア・カザンやらに対しては結構辛辣に評していて、それなりに腑に落ちたりもするんだが、自分のことになると客観的なんだか甘々なんだか(笑)。
リドリー・スコットを自分のライバルなんて言ってるけど、おそらく当のリドリー・スコットは押井守なんて歯牙にもかけてないだろうし、名前もしらんかもしれんのに(笑)。
言い訳として自分は絶対に間違ってないと言い切ってる感じがね、微妙に鼻につきますね(笑)。
それでも全体として能書きが面白いのでいいですけど。


『ワンダーウーマン』
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町山智浩の解説を聴いたらすっげえ楽しみ。

女性参政権とのからみとか
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こんなこともあるとか(笑)。
さらにこの『ワンダーウーマン』の原作者の物語も映画化されるらしい。
内容もなんとも悩ましい感じ(笑)。
早く観たいものである。


『カーズ/クロスロード』
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ネタバレあります。
先週土曜日。
109シネマズ菖蒲。
予告編や上の画像からクラッシュするライトニング・マックィーンのイメージが暗くハードな予感を感じ取って期待していた。
サブタイトルの『クロスロード』というのも人生の岐路にあたり、新人の台頭によってトップにい続けることができなくなった者の焦燥を描くんだろうとも思っていた。
新人達の台頭によってライトニング・マックィーンの世代が引退を余儀なくされている。
それを覆す為にライトニング・マックィーンがトレーニングによって返り咲いていこうという話なんだけど、結局、それは不可能であるということがクライマックス手前で分かっちゃう。
分かった時点でマックィーンは引退するべきなんだけど、往生際悪くレースに出場。
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そのレースもマックィーンのトレーナーである若い女の子に途中から自分の代わりに走らせるわけ。
元レーサー志望の女の子なんだけど、レーサーになるという最後の一歩を踏み出せなかったがために夢を諦めざるを得なかったというね。
で、まあ最後にこの女の子が優勝しちゃってトレーナーからレーサーになるという顛末。
レースの終盤でマックィーンが自分のトレーナーの女の子にレースを託して走らせる展開というのは、正直にいうとかなりグっときた。
ちょっと感動的なシーンだと思った。
ただね、こんなレースの途中で走るのが変わるってのはアリなのか?
いくらマックィーンと同じナンバーをつけてるからってさ。
これって、フルマラソンを走ってるのに給水所でゼッケンを付け替えて違う人間が走るようなもんじゃない?
駅伝じゃん、これって。
なんかすげえインチキしてる風にしか思えん。
レースの前の練習でライトニング・マックィーンはトレーナーの女の子に走りで負けてるわけだよ。
だったらさ、そのトレーナーの女の子をマックィーンと偽って最初からレースで走らせるべきだった。
更にそのトレーナーの女の子が優勝したら前半走っていたライトニング・マックィーンも同立一位だと。
さらに更に、マックィーンはその後引退もせずに走り続けると。
なんかやってることがものすごく噴飯ものでこれが正しい主人公のあり方とは思えん。
新人のレーサーはマックィーンを尊敬していて鼓舞するために悪態をついていたのだと思ったんだが、最後まで観たら単なる感じの悪い若造でしかなかったと(笑)。
この若造ってさ、このシリーズ最初のマックィーンみたいであるべきだと思ってたんだけど。
シリーズの第1作は若造のマックィーンに製作者達の思いを託していた筈で、それは自分たち若い世代が古い世代を追い抜いていくも、一定の敬意を払うという風に描いていた。
が、本作は若造は年寄りから見たら無礼で不躾な者達だという風に規定しているんだと思う。
これは本作の製作者達の若い世代へのストレートな恐れなのかな。
なんか全ての展開、全ての登場人物が浅い性格設定に終始していて観終わった感じがオイラはあまり良くなかった。
部分部分で感動的なところはあるものの最後で全て台無しにしたような。
なんとも往生際のわるいヤツだなということでまったく共感できなかった。


『銀魂』
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今週日曜日。
109シネマズ菖蒲。
漫画の原作は読んでないが、TVアニメ版はおもしろく観ていた。
今回の実写版は監督が『変態仮面』の福田 雄一ということでの期待があった。
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それから小栗旬ってすげえな。
演じることへの貪欲さというのは尊敬に値するね。
漫画の原作だろうが直木賞作家の脚本だろうが、分け隔てなく自分の興味をストレートにだしているのが好感が持てる。
ちゃんと銀さんになっていたよ。
ただね
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アニメ版を長く楽しんでいた所為かオイラにとっての銀さんの声って杉田智和の声なんだよ(笑)。

なので小栗旬が全体的にいい演技をしているんだが、声の違和感というのがなんとも拭えず(笑)。
どうせなら小栗の声を過ぎたがアフレコすればよかったのにと思ったりした。
まあそうは言いつつも、映画は劇場で観客の笑いもあり面白かったんだが.............
が。
長すぎる(笑)。
これ130分あるんだよ。
30分切って『変態仮面』と同じぐらいのランニングタイムにすればよかったのだ。
アニメ版もそうだがたまにシリアスな展開もあるんだけど、それはTVの30分の枠のなかでタイトに挿入してるから気にならない。
実写版はシリアスなエピソードもそれなりに力入れちゃってるから時間が長くなっちゃう。
冒頭のエピソードのカブトムシ取りのエピソードのような面白くて下品なネタで押してくれればすげえ傑作になったんだろうな。
予算が多くなると色々詰め込んで頭良さげな部分も出そうといういやらしい気持ちがでてくるんだろうけどね。
せっかく小栗旬が下品にやってるんだから、それを突き詰めて欲しかった。
んで90分ぐらいだったら最高。
惜しかったなあ。

by 16mm | 2017-07-17 20:11 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)

『メアリと魔女の花』『ライフ』

先週土曜日、心療内科。
パニック・ディスオーダーの症状は治まっている旨を担当医に伝える。
おそらく季節的なもので鼻づまりや息苦しさを感じさせる要因が少ないからとも思われる。
処方されているパキシルも少量になっているのでこのまま様子見ることで同意する。


友人夫婦に星乃珈琲店に連れてってもらってからというもの、割と喫茶店づいている。
普段酒を飲むこともなくなったわけだし、行きつけの喫茶店を見つけるというのも悪くない。
ちょっと集中してなにかするのに丁度いい気分転換になるようだ。
で、歯のメンテでお世話になっている美形で剽軽なドS歯科衛生士女史に教えてもらったコメダ珈琲店に行ってきた。
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星乃珈琲店とは違う感じだが、明るくて落ち着きのある店内。
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モーニングのパンとゆで卵とミックスサンドとブレンドコーヒー。
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で、人気なシロノワール。
う〜ん、クロワッサンのような生地のフワフワな食感のパンの上にソフトクリームがのっていて、さらにシロップをかけて食べるという血糖値ゲキ上がりな逸品(笑)。
これがンマい。
大きさは星乃珈琲店のスフレのの大きさぐらいだと思ったらいいかもしれない。
甘さもクドくないしオイラ好み。
今まで何回かこのコメダ珈琲店に行ったものの、いつも満員で待たなければならなくて断念し続けていたのだ。
やはり昼近くになると混んでるくるようだった。
今後は星乃珈琲店とローテーションで通おうかと思う。


本日日曜日、銭湯に寝湯、ストレッチ、日光浴。
ボイラーか何かの不調か?13時30分まで場内に入れず。
久々に太陽が出てくなかでの日光浴。


『中年スーパーマン左江内氏』
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AmazonでKindle版購入。
ちょっと前に堤真一と小泉今日子でTvドラマ化していたんだが観逃してしまっていた。
演出が『変態仮面』の福田雄一だからBlu-rayが出た暁には観るつもりである。
原作は藤子・F・不二雄で1977年の作品。
今から40年前の作品ながら今読んでも面白い。
40年前といえば、オイラ、漫画家志望で藤子不二雄にファンレターを書き返事をもらって喜んでいた頃だ。
『ドラえもん』や『キテレツ大百科』や『バケルくん』などを読んでいた頃、一方でこんな大人向けも描いていたんだなあ。
その頃の漫画家の底力と多様さは驚異的だよなあ。


『極厚版『軍鶏』 巻之壱』
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AmazonでKindle版購入。
Kindle版はこの巻だけ無料
紙の単行本では持っていた。
この最初の頃は結構すきだったのだが、途中から原作者の作画家が揉めたらしく、後半は作画家主導で描き進められるも非常に残念な展開となり、ガッカリな作品になっちゃった漫画。


『応天の門 7巻』
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AmazonでKindle版購入。
平安時代を舞台にした探偵モノである(笑)。
菅原道真がホームズで在原業平がワトソンである。
画の艶っぽさは相変わらず。
読み進めるのが楽しい。


『ホームメイド 1』
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AmazonでKindle版購入。
相互に関連する短編の連作といった感じ。
内容は男のオイラには突飛すぎてついていけない(笑)。
が、女性にとってはある種の夢物語として成立するんだろうなと思う。
それよりもオイラにとっては谷川史子の描く手足の長い軽やかの描線の美しさに感じ入っている次第。


『ファブル 既刊10巻』
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Kindle版。
3回目ぐらいの全巻再読。
この凶相とも言える目つきの悪いブサイクが主人公(笑)。
しかし、読んでるとコイツがもう唯一無二の魅力的なキャラクターになり、「兄(あに)さん」と呼びたいぐらい(笑)。
オイラが女だったら「抱いて」というぐらい(笑)。
シリアスともお笑いともつかないような、いや、超シリアスでリアルな物語だ。
特A級の殺し屋が一年間殺しをせずに普通の人間の普通の暮らしをしなくてはならないというのが骨子で、今の所主人公がのファブルが手を下して殺しを行なっているのは第1巻のみ。
殺人マシーンが普通の人間になる。
『ピノキオ』みたいなものだろう。
ただ童話の方のピノキオはうまい話にとびつく愚かなヤツだが、ファブルは社会性や常識は皆無であるも無茶苦茶頭がいい奴なのだ。
ファブルが普通になるというのは社会性を身につけて殺しのための精神構造を低下させる意味合いがあることを作中で宣言されている。
かなり前の巻からの伏線を後の巻で回収したりと構成も見事。
今一番ハマってて面白い漫画だと言える。
色々先読みして展開を考える楽しみのある今時稀有な作品だと思う。


『ど根性ガエルの娘 3』
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AmazonでKindle版購入。
『ど根性ガエル』を描いた吉沢やすみの娘が描く家族という地獄の物語。
言い方は悪いが、『ど根性ガエル』を描いた吉沢やすみはそれしか代表作がないいわゆる一発屋だ。
しかしこの『ど根性ガエル』という作品は時代を経てもそれぞれの時代にあったものを入れこめる非常に良質な器だと言える。
原作漫画が終わったた数年後に二度目のアニメ化がされ、CMのキャラクターに使われ、実写のTVドラマ化もされた。
非常に稀有な作品。
時代を超え続けている作品を持っている作者というものは、誰も持っていない宝石のようなものを見せびらかしているようなものだろう。
時代を超える作品が一つでもあることの重要性というものは描いている人間にしかわからない。
多くの人間はそれ以降の作品が『ど根性ガエル』に及ばないことに対して、いともたやすく”一発屋”のレッテルを貼る。
その”一発屋”というレッテルは『ど根性ガエル』の呪いとなって作者のその家族にまで疲弊をもたらす。
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この手の話はどちらがどう言おうと真相は他人にはわからない。
しかし、この吉沢やすみの娘である大月悠祐子が描く『ど根性ガエルの娘』を読む限りにおいては、大月VS 吉沢家という対立構造になっており、その意味では父親も母親クソだと感じられる。
思うような作品が描けずにギャンブルに熱中して子供の財布から金を抜き取る父親の吉沢やすみ。
それと知っていながら父親側につく母親。
オイラが読んでも反吐がでるほどのクズ親だと思う。
当初この作品はアスキーから出ていたのだが、どういう理由かわからぬが途中で打ち切りとなった。
おそらく家族の再生として丸く幸せな終わり方にしようとした編集者側と作者が対立したんではないかと推測する。
オイラも読んでいてこれが打ち切りになるような漫画だとは思えなかったからね。
その証拠に今掲載の場を提供しているヤングアニマル編集トップの3人一人は羽海野チカと『3月のライオン』を立ち上げた編集者)がそろって『ど根性ガエルの娘』を高く評価して掲載を熱望したからだ。
つまりアスキーの編集者がヘボだったということなんだろうと思う。
作者の大月はこの物語を綺麗事で終わらせることが出来ないという覚悟の上でどのようなことを描こうとしているのか。
単なる両親に対する恨みつらみを描こうとしているとは思えない。


『メアリと魔女の花』
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先週土曜日。
109シネマズ菖蒲。
監督の米林宏昌のこれまでの『借りぐらしのアリエッティ』『思い出のマーニー』の中では一番面白かったと思う。
一番面白かったといっても前2作のオイラの評価が低いからに他ならない。
冒頭、アバンタイトルの動きやアクションなど諸々がすごく良かった。
そういう意味ではツカミはバッチリだったわけだ。
期待できるな、と。
ただそれもアバンを含めたアクションのシークエンスのみ。
多くの人は元スタジオ・ジブリという眼で本作を見て満足したんだろうか?
赤毛ザルと揶揄した男の子に向かって
「私はメアリ・スミスって言うんですぅ」
なんていう自己紹介の仕方を今時やるか。
メアリに話しかけているつもりで顔を向けたら本物の赤毛ザルだったというギャグシーンがあったが、どうにもその緊迫したシーンにそぐわないと感じた。
言うまでもないがこんな演出を宮崎駿も高畑勲もやったことはない。
宮崎も高畑も笑える場面は作るが、その作品のそのシーンの緊張感に準じたものを的確に提示していた。
例えば『天空の城 ラピュタ』の"バルス"のシーンでギャグはいれない。
更に言えば宮崎駿なら本作の冒頭で墜落していった赤毛の魔女がどうやって生き延びたかをきちんと画で説明したろう。
原発事故を明らかに意識した底の浅い展開もあからさますぎて鼻につくことこの上なし。
そもそもそれをやった主要人物がなぜ罰せられない。
早い話がなぜ殺さなかった?
魔法のホウキ小屋の番人ってのが出てくるんだが、どんな状況でもその状況に無関係なセリフしかはかない。
このネズミに似た番人の状況に対する共感性のなさにイラつく。
キャラクターデザインにしても、いまだに宮崎駿タッチのジブリのラインを多少リファインした程度のデザインだ。
これは宮崎駿がやるから生きるデザインで、一から作るのなら監督の感じる現代性を加味してしかるべきではないのか?
そもそもであるが、ジブリ出身者ってなぜ児童文学を下敷きにしたがるのか?
宮崎や高畑が児童文学などと下敷きにしてるのはそれが彼らの幼少期の娯楽だからだ。
オイラだって児童文学ぐらい読んできたけど、それよりも多く漫画を読んできた。
宮崎や高畑の時代には熱中するような漫画がなかっただけのことだよ。
それに宮崎や高畑は完全に児童文学をベースにしているわけではなく、それ以外の莫大な教養の積み重ねがあるわけだよ。
なんか 米林宏昌やプロデューサーの西村義明が児童文学から想を得て、なんてのを聞くと、漫画をベースにするよりも児童文学の方が高尚だから選んでいるんじゃないの?と勘ぐりたくなる。
米林と同世代の他のアニメーションの監督が先進的なことをやっているのに、元ジブリは相変わらず上から目線で自分たちが周回遅れしていることも認識してないんだろうね。
これを宮崎・高畑に自信をもって見せることができる心臓だけは褒めてやろう(笑)。
まあ、なんだ、実写版の小栗旬が主演した『ルパン三世』よりは面白かったと思います(笑)。


『ライフ』
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先週土曜日。
109シネマズ菖蒲。
多少ネタバレあります(笑)。
まあ普通に面白かったかな
本作
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真田広之が出てるんだが、役としては結構オイシイ(笑)。
なんせなんたってポスターのメインにも名前が載っている
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ライアン・レイノルズよりも長く生きてるんだから(笑)。
ライアン・レイノルズと言えば世界一セクシーな男(笑)で
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あの不死身のデップーの中の人だからね(笑)。
デップー、もとい(笑)、ライアン・レイノルズなんて本作の前半の早い段階で死ぬからね(笑)。
後は後半に死体で出てくるぐらい。
出演時間だけだったらポスターのメインにライアン・レイノルズの代わりに真田広之が載ってもいいぐらいだと思うんだがなあ(笑)。
日本人のコメディメーカーとしてではなくちゃんとしたシリアスな役としてまっとうしていてオイラは気持ちが良かったかな。
映画のヴィジュアルとしては非常に観応えがあるが、『ゼロ・グラビティ』を観てると無重力での移動などは真新しさはないかな。
後半の国際宇宙ステーションが壊れていくところは、太陽光パネルが砕けていく感じを含めて良かった。
だったら冒頭で国際宇宙ステーションが危険なミッションとして火星探査機の回収のシークエンスももっと丁寧にどうやって掴み取ったかを描写してくれたらなと思う。
役者の演技や緊迫感などは非常にうまくいっているんだが、全体的に真新しさというかフレッシュさが感じられないというところかな。
ちなみに本作、近頃珍しい感じのバッドエンド、というか非常に皮肉の効いたというかアイロニカルな終わりでありました(笑)。
オススメであります。


今週末は電話回線のNTTからauへの変更工事と歯のメンテナンス。


by 16mm | 2017-07-09 21:17 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)

『ハクソー・リッジ』

先週土曜日、ヘアカット。


本日日曜日、銭湯で寝湯、ストレッチ、薄曇りでの日光浴。


『月刊日本カメラ 2017年7月号』
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書店で書籍購入。
買えないけどソニーα9に興味があるのと、マニュアルフォーカスについての記事に関心があったので購入。


『東京トイボックス 全2巻』
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『大東京トイボックス 全10巻』
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AmazonでKindle版購入。
すでにKindle版で持っていた巻もあり、持っていない巻は紙の単行本で持っていて読んでいた。
再度読み直したくなり、この機会に全巻揃うように電書を購入した。
ゲームにしても漫画にしても昨今の状況では所謂"モノ作り"の幅が狭まっていると感じる。
それは作る側の能力の問題ももちろんあるし、社会的な表現規制の強化なんかもある。
作る側が好きなものを好きなように作るには覚悟がいる。
例えば殺人を犯すようなヤツの言い訳にゲームや漫画が使われる。
で、それを鵜呑みにして規制を強化しようとする。
作った側にしても自分の創作物が人を殺すことがあると知れば萎縮することもあるだろう。
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例えばゲームが今のような物語性なりリアリティなりでプレイヤーをとことんまで没入させるようなものではなく、単なる暇つぶしの域を出ない人畜無害なものに戻した時、人々は自分たちの行いの弁明に次になにを吊し上げるのか?
本作の非常に巧妙に練られたプロットによって作り出された悪役<とは言い難いが>は「ゲームに人の意志を変える力などない」と言うことを証明しようとして壮大なペテンを仕掛けた。
で、それに対する対論を主人公は
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非常に力強い覚悟を宣言した。
自分が作ったゲームで人が死ぬことがあることを覚悟する。
しかし人に与える影響というものはなにも人殺しが起こるということだけではない。
むしろ多くの場合プレイヤー達には生きてゲームをやり続けようという希望を持たせることだってできるのだ。
作り手側のそれを作中では
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と呼んでいる。


盗撮問題
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上の画像は『げんしけん』の件りである。
オイラは女の子の写真を撮るのが趣味であるが、撮影はモデルの女性と一対一で双方了解済みでの撮影となっているし、そういう撮影にしか興味がない。
しかしね、この『げんしけん』で盗撮と言われちゃうとギョっとなる。
オイラ、盗撮というとカメラをカバンの中に隠したりして階段を登る女の子のスカートをのぞくような行為の事だと思ってた。
上の画像の『げんしけん』のように知り合いを無断で撮影するのも盗撮の範疇に入るのかということにオイラの認識不足を痛感した。
つーか、そうなると所謂街中でのスナップ撮影というのは表現として壊滅するよね。
昔の荒木経惟のように電車のトイメンに座っている見ず知らずの人間のポートレートを黙って撮っちゃう(当時も若干問題になったらしいが)ってのは現在じゃ完全にアウトだよな。
カメラ雑誌でもこの手のスナップや盗撮や肖像権の問題を取り上げているが、時代の趨勢としてスナップを表現手段にしている写真家の部が悪いと思わざるを得ない。
この手の問題は実際にオイラの本業にも関わってくるので無関係とは言い切れない。
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上の画像、結構見たことのある人が多いと思うけど、フランスの写真家ロベール・ドアノーによって撮影された『パリ市庁舎前のキス』。
非常に自然で素敵な写真だと思う。
写真の持つ雰囲気からこれは偶然撮られたスナップ写真だと思いたいところだけど、このキスしてるカップルは本当の恋人同士をつかってその場所で演出された写真であるということが明らかになった。
出来上がった写真が演出されたものであろうがされてなかろうが、素晴らしければそれでいい。
カネも手間もかかるけど、写っている人間すべてに了解をとった上での演出写真、スナップ風の演出写真しかできなくなるのかなあ。
あ、演出が入ったらスナップとは言えないのかもしれないが。
オイラはスナップにまったく興味がないのだが、それでもこの状況を是認し難いものだと思う。
世知辛いな。


『ハクソー・リッジ』
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先週土曜日。
109シネマズ菖蒲。
この映画も昨年に町山智浩からの情報で知った。
たしかその当時は第二次世界大戦の映画で『プライベート・ライアン』ぐらいのハードな戦争映画、ぐらいの情報だったと思う。
この映画が沖縄戦を描いているというのはわりとつい最近知ったかな。
まず最初に本作面白かったと言っておきたい。
139分、まったく中だるみなく一定の緊張感を保ち続けられた。
本作の監督って
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メル・ギブソン
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なんといっても『マッドマックス』で主人公を演じたハンサムでカッチョいい男だ。
俳優として出演作多数にして監督業にも乗り出し、監督としてもかなり高い評価を得ていた。
が、いろいろいろいろ(笑)なことがあり(笑)、ほぼすべてが自業自得のようなことをして映画業界からここ数年ハブられていた存在だった。
そもそも『マッドマックス フューリーロード』もメル・ギブソンが演じるはずだったわけだが、これは結果的にトム・ハーディでよかったなと思ってるけど。
と、まあそんなメル・ギブソンの久々の監督作だ。
非常に丁寧に作られていたという印象。
スタンリー・キューブリック『フルメタル・ジャケット』のように明確な二部構成となっている。
訓練シーンの前半と戦地での戦闘シーン。
ただ本作は前半部分で訓練に入る前に主人公のアンドリュー・ガーフィールド演じる
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デズモンド・T・ドスが銃器を手にしない理由を非常に丁寧に描き、そして彼が銃を持たない衛生兵として戦地に行くことを許される件りも描いている。
一応本作は実話をベースにしている。
で、後半沖縄戦になるわけだが、敵は当然日本兵なわけ。
日本兵が撃たれるのと同じぐらいアメリカ兵もじゃんじゃん死んで行く。
腕がなかったり、両足がなくなったり。
アメリカ軍の物量と艦砲射撃の援護がありながらアメリカ軍は日本兵に後退させられて行く。
で、昼間の戦闘でもデズモンド・T・ドスは衛生兵として果敢に戦場を走り回って同胞を助けて行く。
昼間は乱戦になりながらも友軍の援護があるからいいが、このデズモンド・T・ドスのすごいところはアメリカ兵が撤収した後に、死んでいない兵隊を次々と助けてるわけ。
たった一人で。
闇夜に乗じてとはいえ、友軍の援護が全くない中、日本兵が徘徊している戦地で一人また一人と戦場から負傷兵を連れ出して行くのだ。
これは相当に怖いだろうな。
訓練時代では銃を持たないということで周りからバカにされ上官からは除隊を強要されたデズモンド・T・ドスが非常に勇敢なことをしたというね。
この勇敢さというのはさTwitterで見つけた
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このジョークのオチのようなものかな(笑)。
この主人公演じてるアンドリュー・ガーフィールドって
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最近マーティン・スコセッシの『沈黙-サイレンス-』でも神父役をしていたので、なんとなく劇中でも作品間の繋がりを感じたかな。
日本人のオイラとしては極端な「アメリカ万歳」に偏るわけでなく、はっきり言って心底戦争に行きたくないと感じさせる力はあった。
ただこれはアメリカの国民が溜飲を下げるためのエンターテインメント映画という側面はある。
日本人が作れば日本人の多くが溜飲を下げるようにつくられるのと同じ。
本作は一人の変わり者が戦場で特異なことをした、そういう人間がいたというところが戦争映画として目新しいということだ。
何が言いたいかと言えば、日本人としては外せないであろうひめゆり学徒隊壊滅的だった地元の一般住民の被害を全く描いていないということである。
なので、本作だけで沖縄戦を分かった気になるのは危険だな。
それを踏まえれば観る価値のある映画だと思う。


今週末は歯のメンテナンス。

by 16mm | 2017-06-25 21:34 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)

『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』

先週土曜日、歯のメンテナンス。
いつものように美形で剽軽なドS歯科衛生士女史に歯石をとってもらう。
女史が星乃珈琲店に行って抹茶のスフレを食べた話を聞く。
治療後、先生と雑談。
動画用にカスタムした
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Canon EOS 80Dを触らせてもらう。
オプションで外付けのパワーズームのユニットなんかがあるんだなぁ。


本日日曜日、銭湯で寝湯、ストレッチ、曇り空の日光浴(笑)。


先週から世間的にも個人的にもロクなことがない。
この忌々しい毎日の中で
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『この世界の片隅に』が日本で観客動員200万人に達したのと、フランスで開催されていたアヌシー国際アニメーション映画祭2017で「長編部門審査員賞」受賞との報はすごくうれしいものだった。
長い日数をかけての200万人は大作映画の動員には及ばないんだろうけど、この映画が細々とではあってもいまだに劇場で上映されていることにとてももない嬉しさを感じる。
宮崎駿が以前に、良い映画は時間がかかってもお金が回収できるものだ、ということを言っていたがまさにそうだね。
この映画を作った人も観た人も、それを語ることで幸せな気分になれる本当に奇跡のような映画だと思う。
この純日本的な映画が海外でも楽しまれているということについても嬉しく誇らしい気分だ。


"The BIG BROTHER" is watching you!
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勝手に見てんじゃねーよ。


『女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと』
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AmazonでKindle版購入。
漫画ではない。
"敵は思春期ですから。心の中のちっちゃな尾崎豊がわんわか暴れている時期ですよ。"
"どうしてもその道を行きたいのなら、何もなくたって、なけなしの勇気を振り絞って、最初の一歩を踏み出すしかない。"
読んでて面白かったし、読んだ人間を鼓舞する力のあるものだと思う。


『池袋レインボー劇場 3』
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AmazonでKindle版購入。
池袋が舞台だったし、内容も興味深いものだったのだが本巻でお終いらしい。
人気がなかったのかなあ?
"表現"するということの羞恥と官能について非常に面白くオイラにとって興味深い作品だっただけに残念である。


『インド夫婦茶碗 (23) 』
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AmazonでKindle版購入。
漫画家の流水りんことインド人の旦那の日常。
相変わらず面白い。


『ニブンノイクジ 娘はショートスリーパー編 』
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AmazonでKindle版購入。
漫画家の うめ (小沢高広・妹尾朝子)夫妻による子育て漫画。
webで毎週読んでいたのだが、やはり面白ければお金は作者に出すべきだと思う。
値段も216円だし、安いしね。
子供を寝かしつける薀蓄もあったりして、オイラは単純に興味深い話として読んでいるが、いま子育て中の人にとっては「あるある」ネタだったりして自分たちの経験に照らしてたのしめるんだろうな。


『ブラックサッド』
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eBookJapanで購入。
すでに紙の本では五冊とも持っているのだが、電書が出たので購入。
ただこの電書 eBookJapanとその他ではでているのだが、Kindle版は出ていない
更に言えば紙の本では本編の終わった後に数十ページにわたるメイキング的な解説もあったんだが、eBookJapanの電書ではそれが削除されている
権利関係の問題だろうかね?
非常に残念だ。
Kindle版で出てなおかつ巻末分が含まれるようなら購入したいと思っている。
やはり電書の方が読むのに気を使わずに済む。
紙の方はどうしても大事に扱おうとしちゃうから棚から出す機会も減っちゃうんだよな。
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この圧倒的な描画力とカラーリングの巧みさ。
上の画なんてアメリカのとある暗部を浮き彫りにしている。
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"正義が通る世界を想像するのが好きなのだ。そこでは権力があるものでも罪を償う"
このハードボイルドさが
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"正義というもの対してずいぶんと曲がった見方をしているようだ。正義と金とはまったく次元が違う。金ですべてが動くとは限らない。いくら金を積んでも、死んだ者は生き返らない。復讐を求める心も鎮まらない"
先週からの過酷というか悪夢のような現実に立ち向かう勇気を受け取ったような気がする。
もうなんつーか、現状のオイラの心境に突き刺さるような言葉だ(笑)。
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現実に立ち向かう勇気とユーモアを。


埼玉県警による漫画家への配慮申入れ
よりにもよって。
オイラ埼玉県民として恥ずかしい。
こんなバカなことを自分が住んでいる県の県警がやる
なんでも強制わいせつ容疑の男が「漫画の手口を真似した」ともうテンプレートとしか言いようがない昔ながらの言い訳の供述を県警が真に受けたか、その漫画を描いた作家に配慮の申し入れ、とな。
これってさ、配慮の申し入れなんて生易しいもんではなく、警察が直接漫画家に言ったらそれは強制力のある警告でしょう。
この辺りはいかに県警がバカだとしても県警じたいだって単細胞の犯罪者の言うことを真に受けているわけではあるまい。
これを切っ掛けに不道徳とされる表現の規制を強化しようというハラが見え見えなんだよね。
エロとかバイオレンスってのは人間が人間たらしめる本質の部分であるが、それを公の場で肯定的に話題にしたり、子供に話して聞かせる言葉を多くの人が持っていない
大事なことなのに話すのが憚られるとそれを隠そうとするものだ。
そんなだからエロやバイオレンスが真面目に肯定的に語られる事はあまりなく、多くは低俗で悪趣味な笑い話や酒の席のネタにしかならない。
だからエロやバイオレンスを表現の手段にして真面目に対峙している作家も一括りにされ下に見られているわけだ
埼玉県警は漫画家を訪ね、作品内容が模倣されないような配慮と、作中の行為が犯罪に当たると注意喚起を促すことなどを要請したという、ってバカじゃねーの。
むちゃくちゃ腹たつわぁ。
作家の表現に対する威嚇でしかないよ。
本来
「漫画の内容に影響されて犯罪を犯しました」
なんて言うヤツには
「バカヤロー」
の一言で済む話だよ。
それを社会心理学だとかごちゃごちゃ面倒なことを思い巡らせるからややこしくなる。
〜の影響、なんてのは単細胞の犯罪者の罪を軽くするための言い訳でしかない。
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これさ、犯罪についての専門家である警察なら絶対知ってる事実であるにもかかわらず、今回のような事態をおこしたのは、表現規制をするためのドス黒いものを感じざるをえない。


改正組織的犯罪処罰法
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犯罪を計画段階から処罰できるようにする「共謀罪」の趣旨を含む改正組織的犯罪処罰法6月15日午前7時46分に参院本会議で自民・公明・日本維新の会などの賛成多数で可決成立した、と。
町山智浩もTwitterで言っていたが
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初代会長:牧口常三郎は特別高等警察によって監視され治安維持法などによって警察に捕まって獄中死。
2代目会長の戸田城聖も逮捕されている。
公明党は自分たち精神的基盤の先達が苦しめられたものと同様な法律に賛成するというのはどういう了見か?
あ、今の公明党は偉大な人間って
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コイツだから問題ないのか(笑)。
で、揃いも揃って国会議員が緩みまくってる最たるもんが
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この与党か野党かわからんが
「共謀罪で逮捕するぞ」
と言ったヤツとそれに追従して笑ったヤツ。
そいつらの名前を特定しろや。
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有田芳生は件のバカどもを知っているんだったら、名をあかせ。
少なくとも有田はこれを言った人間を肯定的に見てるんだったら名前をあかせるだろう。
不謹慎にもほどがある。
これってさ、明らかに権力者による威嚇だぞ。
この法律ってさ市民による市民の監視を肯定して国としてお墨付きを与えるもんだ。
ものすごく単純でわかりやすい”密告”というものを正義だと市民に規定するようなもんだ。
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勝手に見てんじゃねーよ。
考えただけでも恐怖を感じる。
オイラなどは真っ先に通報されるような人間だという自覚があるからな。
この法律に嬉々としている人間は自分が通報されるような人間ではないと本気で思っているおめでたい人間なんだろうな。
とはいえ、議会制民主主義なるものを理解したつもりになって、政治については国会議員任せの丸投げにしていたオイラのような人間が蒔いたタネである事は重々承知している。
国民による選挙で選ばれて数を増やした自民党、公明党が、やったことなんだし、手続きとしては間違っていない
更に言えば、これで解散総選挙となった場合、いったいどこの政党、誰に投票したら良いかまったくわからないという悪夢。
野党でいえば今はなき民主党、現 民進党で言えば、いまは議員辞めてるらしいけど東日本大震災の時に
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こんなクソ野郎がいた政党だよ。
一ミリも信用できん。
共産主義は勘弁だが、もう共産党にいれるぐらいしか思いつかんが、相互監視は共産圏のお家芸なのでどうにもならない
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ちょっとこの現実に立ち向かうにはどうしたら良いだろうか?
ものすご〜く虚無に取り込まれそうな気分である。


『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』
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録画視聴。
オイラがこの2ヶ月チョイ、唯一視聴したTVドラマ。
なんといっても原作脚本が『SP 警視庁警備部警護課第四係』金城一紀だからね。
金城一紀の原作脚本はオイラにとっては"信用できる"ものなわけだよ(笑)。
『SP 警視庁警備部警護課第四係』でも格闘系のアクションの見応えは相当なもんだったが、本作は
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この5人のキャスト達も相当に巧みでフレッシュなアクションを見せてくれた。
とにかく毎週毎週楽しんで観れた
平成維新軍とか
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作中のこんな感じの展開を観ると10年以上前に先行していた
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『攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG』をなんとなく思い出したが、当時の神山健治監督が意識的に相当先行していたと考えるべきだろう。
ただこの『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』というドラマはオイラの心情としては非常に現在の社会状況とのマッチングがよかったと感じる。
警察という組織に属していながら完全に馴染んでいない"ハグレ者たち"というか(笑)有能な少数精鋭達の活躍を描いている。
ドラマとしてありがちなプロットであるがそれはドラマを展開する上でのお約束に過ぎず、それをベースに"今現在"を汲み上げて的確に描いていたと思う。
では"今現在"の実態は何か?といえば、おそらくそれは"苛立ちと怒り"だと思われる。
国家というものが国民の集合体であるわけだが、実際に国家運営の舵取りをしているのは国民の信託を受けた国会議員などの為政者たちだ。
彼らは一般の国民が持ち得ない権力をもつことで国家運営の様々な局面に対応できるようになっている。
権力というものは国家を運営することのみに使われるべきものであり、為政者の身内の不祥事をもみ消すために権力を使っていいわけがない。
為政者達の権力は特別扱いされるためのものではないはずなのだ。
その為政者の権力によって蹂躙された力なき個人たちの復讐を公安機動捜査隊特捜班の面々が対処していく。
公安機動捜査隊特捜班の面々も自分たちが守る命令を受けた人間が守るに値しない者たちであるということは十分承知していて、犯人として捕まえられた人間に対して
「生きていればまた<復讐>のチャンスはある」
という言葉を投げかける。
ただ為政者たちの描き方も単純ではなく、特に最終回に出てきた
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竜雷太演じる内閣総理大臣の岸部が、過去に爆弾テロを起こした自分の息子を囮につかって犯人をおびき寄せることを提案するんだが、その時に自分の息子が危険にさらされても
「息子はもう一人いるから」
みたいなことを言うわけ(笑)。
愛する息子を犠牲にしてでもテロの犯人をつかまえてくれという強い覚悟ともいえるけど、過去に爆弾テロを起こした不肖の息子は死んだって別に構わないとも取れる。
なかなかに複雑な感情に思えたかな。
で、そんな公安機動捜査隊特捜班の面々をアチコチからスカウトしてきたのが
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長塚京三が演じる警察庁警備局長で警視監の鍛冶という男。
こいつが良く言えば合理主義者のキレ者ということになるんだろうけど、オイラからすると全てを自分がコントロールしていると思っているコントロールフリークの上から目線のイヤなヤローなわけ(笑)。
で、最後の最後で鍛冶が選んだ精鋭達は自分の意のままに動く存在ではなかったと気がつくわけ。
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公安機動捜査隊特捜班の面々がそれぞれの立場でそれぞれのやり方で
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戦いを始めたところでドラマはバッサリと終わる。
もう本当に胸がすくとはこういうことだよな。
なんか現実にはできないことをフィクションで巧妙にやった。
本当に昨今の現実の状況とリンクしたというか、非常に清々した気持ちになったよ。
原作脚本の金城一紀がどう思っているのかは知る由もないが、オイラはこれを、閉塞した状況を打破する一つの方法だと解釈した。
つまり、革命だ。


今週末はヘアカット。

by 16mm | 2017-06-18 22:38 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(3)