カテゴリ:映画・Blu-ray・DVDの感想など。( 549 )

『旅のロボから』『龍の歯医者 (前編) 天狗虫編』

先週土曜日、ヘアカット。
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更地になり、ここでの再開は早くて今年の12月だとのこと。
ここで働いていたスタッフ達は大宮市内にあるチェーン店で元気に働いている。
で、オイラのヘアカラー担当が今回から新しい人になった。
若くて可愛い意欲的な女の子と男の子である。
二人とも初々しいねえ。
若くて経験値が乏しいのでものすごく丁寧に真剣にやっているのが微笑ましい。
きっと経験値が上がるとスピードと手の抜き方を覚えることであろう(笑)。
オイラとしては能力云々よりも真面目さと真剣さのある人間と組みたいと思っている。
この美容室の誰もが皆そんな人たちで、そんな人たちが残っているのだろう。


本日日曜日、スーパー銭湯に赤外線サウナ、ストレッチ、寝湯、日光浴、ジェットバス。
風が冷たくて寒かったが露天で日光浴してるうちにそこそこ身体が温まっていく。


観たい映画を観損なっている。
『ザ・コンサルタント』に『ナイスガイズ!』。
次点で『愚行録』。
今週から『ラ・ラ・ランド』が始まる。
これは絶対に外せない映画だ。


よく行っている焼肉屋が色々と変わっている
まず食べ放題でタッチパネルでの一度に選べる品数が以前より少なくなった
ま、これはしつこく<選んでは注文→選んでは注文......>を繰り返せば面倒ってこと以外は問題は無い。
行った時に必ず頼むコーンのホイル焼きにバターがつかなくなった(笑)。
ま、これもしょうがないと諦めよう。
食べ放題の料金が若干高くなったのも(笑)。
が、一番許せんのはメニューから"タレなし肉"が無くなり"タレあり"と"塩"の二択になっちゃったことだ(笑)。
仕方なく"塩"で注文するも、これがしょっぱいしょっぱい(笑)。
オイラを高血圧で殺す気か(笑)。
塩気を多くして食べ放題の肉を多く食わせない作戦か(笑)。
結構通っていた店ではあるが行くの止めようかな。
最後に以前と違う旨のクレームをつけて、「そういうお店になりました」というのであれば潔く行くのを止めるつもりである。


[ポーター]PORTER カレント CURRENT IDカードホルダー 052-02219 & KEY BAK(キーバック) サイドキック
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Amazonで購入。
会社で支給されるIDカードケースは透明のブラスチックで見た目が悪いとは言わないが、日常首からぶら下げて席に座っている時に、机の縁と己の腹に挟まれて結構バキバキと割れる。
どこでもそうだと思うがIDカードを紛失すると結構なお咎めを食らうのでそのリスクを減らすために上記を購入。
という風に言いつつも、上記の商品が気に入ったからなんだけど(笑)。
KEY BAK(キーバック) サイドキックは中に巻き取りのケーブルが入っていてそれがにゅ〜んと伸びるんだが、その材質がボディアーマーにも使用されているケブラー製だったりするのも萌えるよな(笑)。


『買厄懸場帖 九頭竜KUZURYU (3) 』
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AmazonでKindle版購入。
本巻で最終巻。
緻密な描線とスピード感溢れるアクション。
見ていて気持ち良い。
ただ後半、絵柄が硬くなっているところが気になる。
硬めのタッチにシフトしていくのは残念に思うのだが、作者が得た描きやすいタッチなのであろうか?


『Spotted Flower 2 』
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AmazonでKindle版購入。
待ちかねた続巻である。
紙の単行本が出てもなかなか電書化されない上に、掲載誌と掲載ページを考えると次巻がでるのは2年先ぐらい(笑)。
それでも面白いから待ちますけど(笑)。
作中でキャラクターの素性はあかされないわけだが、どう考えても『げんしけん』のあの二人の話(笑)。
前巻では更に巨乳のあの人まで出てきて、本巻でも大活躍。
で、件の二人が出産を経験した後は某『二代目』のあの二人がメインの話になり、これも結構面白かった。
なんか某『二代目』よりも好感が持てるキャラクターのような気がした。


『インドな日々 1巻 3巻 4巻』
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AmazonでKindle版購入。
2巻はすでに先に買って読んでしまったので残りの巻を購入。
相変わらずの面白さ。
ユーモアやギャグの間に旅で会った人たちへの想いに感じ入ったりする。
インドを良く言うでもなく貶すでもなく、作者自身が感じた事を通して世界を見るキッカケになる良質な紀行文であると思う。
ただ、第4巻目にオイラがあまりよく思っていない(岡田斗司夫がらみのネタでキライになった)某評論家が出てきて、作者と懇意だというところで、まあ「なんだかなあ」と思ったかな(笑)。


なぎさにて(3)』
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AmazonでKindle版購入。
未完の最終巻。
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最終ページでこのようなことが書かれていたということは、編集と作者の間で物語の方向性でズレができてしまって、作者として自分の意志が生かせないのならヤメてしまおう、ということなのかしらん?
展開として面白くなるところからいきなり暗転してしまった感じであるが、オイラとしてはそこに至るまで悪い意味での山田太一的なダイアログでの物語進行に少々うんざりしていた。
その一方で世界観としての終末を描いたSFとして楽しみにしていたんだが、残念である。


『でぃす×こみ(2)』
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AmazonでKindle版購入。
前巻からそこそこ時間が経ってしまった気がする。
なんか買ったはいいが読んでも頭に入ってこない。
興味がイマイチ持てなくなっている。


『恋のツキ(1)(2)』
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AmazonでKindle版購入。
書評を読んで購入。
31歳の女性と15歳の少年の恋というスリリングな内容。
案の定「淫行だ」とか「気持ち悪い」という意見も散見するのだがオイラは割とその設定に関しては普通に読めた。
もっとスリリングな性愛がビシバシくるようなものかと思ったが、意外と真面目な内容であると思う。
真面目と作者に一定の良識が邪魔してか、漫画としての吸引力がイマイチな感じがして、続巻が気になるも果たして読み続けるかどうか微妙である。
ちょっと話は違うのだが、オイラはYouTubeの不倫モノを観るのが好きである。
元は2chでのネタをYouTubeに流れる文章の映像にしているのだが、結構オイラそれが好きで色々読んでいるのだ。
オイラが知らないだけなのかもしれんが、大体においてこの手のネタって妻とか彼女が浮気したという話を男からの告白という形が多い、というかほぼそれしかないような気がするのだが。
「浮気する女はクズだ」「ビッチだ」「最低だ」という風に槍玉にあがるのは女性なんだけど、オイラからすると男の方が浮気するんじゃねーの?と思うんだけど、どうなんでしょうか?
あまり女性からこの手のネタがあがらないからか、それとも男が浮気するなんてのはデフォなのでネタとして新鮮味がないからかしらん?
オイラも好きで読みつつなんとなく腑に落ちなく思っているのだ。


『ケトル Vol.35  2017年2月発売号』
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AmazonでKindle版購入。
アニメーションの特集。
片渕須直のこれまでを語ったインタビュー。
色々と辛酸を舐めてきたんだな。
川村元気×石井朋彦や西村義明や神山健治など読み物としてのネタは興味深いものばかりで面白かった。
この雑誌、バックナンバーで面白い特集のものもあるから読んでみようかな。


『「健康診断異常あり!?」からの大逆転健康法』
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AmazonでKindle版購入。
高血圧、痛風、糖尿病などのメカニズムと対処方法などをわかりやすく解説しているなかなかの良書。
自分がこれらの診断をくだされてどうしていいかわからない人にはオススメである。
オイラも結構勉強になった。
成人病の改善方法のひとつである食事のスピードについては性格的にちょっと導入できんかなと思ったりしている。
まあそんなこと言ってる場合ではないんだけど(笑)。
本書に書いてあることを実行せずとも、すくなくとも頭の片隅においておけばブレーキぐらいにはなると思う。


ピーター・リンドバーグ<Peter Lindbergh>
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美容室での待ち時間で雑誌を読んで知った名前。
写真を撮るのが趣味でありながら、あきれるほど写真家の名前に疎いオイラ(笑)。
件のピーター・リンドバーグも名前も知らなかったのだが、雑誌に載っていたモノクロのポートレートがまあイカスイカス(笑)。
カッチョいいっすね。
世の中には無茶苦茶すごい人がいっぱいいると言うことを知ることは大事だと思う。


『旅のロボから』

webで公開されていた庵野秀明が音頭をとった『 - 日本アニメ(ーター)見本市 - 』でつくられた一編。
それをYouTubeで観ることができるようになっていた。
webで公開されていた時も面白いのもあるし、そうでないのもある、と言う感じであった。
まあ、無料で観ておいてdisるのは失礼だとは思うが。
その中でもこの『旅のロボから』は抜群に面白かった。
監督が沖浦 啓之で、原画は山下 明彦  本田 雄  井上 鋭  本間 晃  浜洲 英喜  髙士 亜衣  井上 俊之 と超精鋭揃い。
乳揺らしがパなかったっす(笑)。
車体がミラーのトレーラーハウスなんていう作画に超手間がかかるようなものまででしちゃって(笑)。
ミラーの車体なんて映り込み問題で実写映画でも難しいわ(笑)。
キャラクターの細かい身体の動きの付け方が病的にすごい(笑)。
乳揺らし以外でも(笑)。
とにかく眼福。
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タダで観てなんか言うのもなんなので上図の『日本アニメ(ーター)見本市資料集Vol.2 「旅のロボからの歩き方?」』を注文した。


『龍の歯医者 (前編) 天狗虫編』
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NHK BSプレミアム 2017年2月18日(土)20:00~20:45。
録画視聴。
直前までまったく知らなかった作品。
またまた<制作統括>なんていう持って回った肩書きが鼻につく庵野秀明が関わっているようなので、まあ観て観るかという感じであった。
そもそも本作も『 - 日本アニメ(ーター)見本市 - 』でそのプロトタイプが作られていたようだが、そちらはオイラは未見。
先週が前編で今週に後編が放映されるようだが、すっげえオモシレエ!
龍が世界観に関わる話は特に本作がオリジナルではない。
『ゲド戦記』や『皇国の守護者』や『なるたる』などの先行作品がある。
しかしね、それでも本作で描かれる世界観は非常に魅力的だ。
戦争、死生観、生きると言う意味etc...
特に<生きると言う意味>については非常に深く掘り下げようとしているのがわかる。
長生きすることが良いことなのか?
軍隊との関係などもものすごく燃えるのよ。
すげえすげえ。
後編が超楽しみ。
作画は見事に素晴らしいの一言。
動きはもとより演出的な色合いなども計算されていてとにかくまったく隙がない。
ちょっと素晴らしすぎる。
唯一残念なのは
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悔しいが主人公をこの上なく魅力的に演じたのが例の元凄腕の女優さん。
もう名前出したくないので書かないけど。
彼女はこの作品を捨ててまで出家したかったんだね。
要するに自分が演じた本作は出家したあのクソ宗教以下の存在というわけだ。
この時点で彼女の見識はオイラとは違うということだね。
本作での声の演技が本当にすばらしいだけに残念でならない。
今週末の続編をたのしみにしたい。
録画を忘れないようにしなければ。


今週末は歯のメンテナンス。

by 16mm | 2017-02-19 20:35 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Comments(0)

『マグニフィセント・セブン』『サバイバルファミリー』

週の最初の本日日曜日。
その日曜日にもう色々色々憤ったり悲しかったりすることが一気に来て。
以下列挙。


谷口ジロー死去
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Twitterで一報を知って愕然とした。
正直ね、絵柄的なタッチはそれほど好みではなかった。
しかし画の細かさと丁寧さ緻密さとそれを実現し得た才能と粘り強さは尊敬に値するものだった。
世界中のクリエイターか賞賛を集めていたのは当然だと思う。
谷口ジローといえば最近だと『孤独のグルメ』になっちゃうんだろうけど、オイラはなんといっても関川夏央との共作であった『「坊っちゃん」の時代』シリーズの五部作だ。
夏目漱石や森鴎外などの実在の人物を登場させたリアルなフィクションに目眩がしたよ。
荒唐無稽さを微塵も感じさせないファンタジーと言おうか。
これほどの名作をオイラが最初に就職した職場で勧めたら、そこにいる奴ら「漫画はレベルが低い」とか言って読みもしなかったっけ(笑)。
自分が無教養だとすら自覚できないバカがこの世界には存在すると知った瞬間であったが、それはまた別の話(笑)。
谷口ジローなどはずっと描き続けるものだと思っていた。
そんなわけないのにね。
紙の本で『「坊っちゃん」の時代』は全部持っているのだが、これを機にKindle版を買って読み直してみよう。
本当に、本当にご冥福をお祈りいたします。


清水富美加が芸能界引退
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きゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!
オイオイオイオイ!!!!!
なんでなんで?
清水富美加が芸能界引退?
清水富美加って「幸福の科学」だったのか?
いや、「幸福の科学」の信者でもいいけど、よくないけど(笑)。
美形でなによりもコメディ演技も水準以上にできる若手の女優として好きだったのに。
この際はっきり言っておくが、オイラはクソ宗教であるクソ「幸福の科学」とクソ大川隆法とそれを信じるクソ信者どもが大嫌いである。
創価学会よりは一般人に対する実害はないようだけど、それでも手塚治虫や司馬遼太郎や野坂昭如や生きているいる宮崎駿の霊言なんかをでっち上げて商売するペテン師大川隆法。
恥を知れよ大川(笑)。
宮崎駿はおいておいても(笑)、故人に対する冒涜でしかないことやっていて、挙げ句の果てに国会進出か(笑)。
幸福実現党が国会に行ったら北朝鮮の拉致問題を解決します、だと?
オイコラ順番間違ってるぞ。
オマイらの霊の力で北朝鮮の拉致問題を解決する方が先だろう。
そうしたらオイラでもオマイらの信者になって国会に送り込む運動でもなんでもしてやるよ。
こういう拉致問題を利用してできもしない公約を公言する人間とそれを支援している人間を心底憎むぞ。
信者は悪くない、大川隆法が悪い、という言い方もあるけど、オイラはそれを盲目に信じている人間も許し難いと思っている。
唾棄すべき存在だよ。
無知は罪だ。
信者が選挙運動しているのを見つけると唾を吐き、中指を立てて暴言を吐きまくるぐらい。
清水富美加もそうでしたか。
ものすご〜くがっかりだ。
『変態仮面』や『才原警部の終わらない明日』での清水富美加の演技も今後素直に楽しめそうにない。
顔面に唾を吐きかけたい人間になってしまった。
Hな気分抜きで(笑)。
非常にがっかりである。


上杉隆w
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数年前に朝の吉田照美のラジオ番組を通勤途中で聴いていた時に上杉隆を初めて知った。
若手のジャーナリストであるらしいということと、石川 遼とゴルフしたなどと吹聴してるチャラいヤツという印象だったんだが、吉田照美の番組に出てるから悪い奴ではなかろうとなんとなく思ってはいた。
が、小沢一郎がらみのネタでなんとなく胡散臭いこと言うなと感じ始めてから興味がなくなっていったら、ここんところ町山智浩とバトルしてたと(笑)。
経歴詐称やなにかでますます上杉の胡散臭さに拍車がかかっていたところに上の画像である(笑)。
これホワイトハウスからの中継の映像らしいが、CNNの放映中に上杉がノコノコやってきて自分で写メ撮ったり談笑してたりしてやんの。
オマエはTVに写りたがる田舎モンか!
みっともねえったらありゃしねえ。
これ、普段ならどうでもいいネタでブログに書いたりするようなことでもないんだけど、町山智浩のTwitterを見るたびにこれが出てくるから、それを見るたびに無茶苦茶不愉快な気分になるのよ(笑)。
日本人の恥ッサラシだよ。
ほんと恥ずかしい。
清水富美加にしても上杉隆にしても、本当に気分が悪くなるネタである。


本日日曜日、スーパー銭湯にストレッチ、寝湯、赤外線サウナ。
寝湯の後で日向ぼっこでもしようかと思ったが、風が冷たくて断念。
寝湯も湯から露出している足先の腹の先(笑)が冷えちゃって(笑)。
腹の冷たさを感じるにつけ、中身はラードなんだなと思う(笑)。


先週は都合三回のカプセルホテルの外泊。
カネが飛んでいく(笑)。


映画上映前の予告編の水谷豊が鬱陶しい(笑)。


『街角花だより』
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AmazonでKindle版購入。
こうの史代の作品。
これまで何冊かその著作を読んで来たが登場人物がみな『この世界の片隅に』の すず さんと りん さんテイストなんだよね。
本作など上の画像の左の女性はまんまりん さんだしね(笑)。
ぼんやりとした中にふいな驚きを表現して、それが作品全体のユーモアになっている。
やはり こうの史代 はただもんじゃねーな(笑)。


『働きマン』全4巻
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AmazonでKindle版購入。
第1巻だけが0円だったので、ついでということで全巻買っちまった。
連載中も読んでたし、紙の単行本も全巻持っている。
連載が中途で切れているような感じの未完な作品。
まあ、改めて読んでも面白いんだけど、ちょっと違うなというところも再読によって出て来た。
例えば主人公の松方が責任編集の編集長をやるくだりでライターが病気で倒れたり逃げたり、おまけに松方本人まで病気になっちゃってるわけ。
完全な絶体絶命の状態でさ仲間の編集が
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現実問題としてこんなこと言うとは思えないんだよな。
いや、仲間意識とか思いやりとかの問題ではなく、本が出ないというのは会社としても致命的な事態なわけで、それを社員編集一人におっかぶせて済む事態ではないだろう。
漫画の展開としては面白いとは言えるのかもしれんが、今読むと「んなわけねーよ」って思うんだよな。
社員一人の根性だけで本ができるなんてのはあまりにも楽観的すぎる。
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これもさ、電車の中でのバランス云々なんてのは特別なことではまったくなく、少なくとも電車通勤のサラリーマンなら誰でもやってるし知ってる。
こんなことを特別なものとして描いているところに作者のズレがあるように思えてならない。
まあ全体としては些細なことなのかもしれん。
ところどころでリアリティが感じられない部分があるなということである。
ちなみにオイラは再読して
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菅原が好きかなあ(笑)。


『伊豆漫玉日記』
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AmazonでKindle版購入。
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漫画喫茶に居座り続ける生活から伊豆での生活。
その日常。
些細でしかない日常から異常を抽出してみせる。
漫画の編集が漫画喫茶にやってきて打ち合わせをするなんてのは別になんてことないはずなのに、桜玉吉にかかるとその
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O村編集長が異常事態に感じられちゃう(笑)。
4コマ漫画のコミックビーム誌の販促?作品である『読もう! コミックビーム』の方が日常における異常事態への切り込みが鋭いと思う。


地元の映画館での
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『この世界の片隅に』の上映回数が超V字回復(笑)。
先週まで1日1回の上映だったのに、今週は『君の名は。』と同じく1日4回だよ。
快挙としか言いようがない。
つーか『この世界の片隅に』の持つ力が多くの人に見つけてもらったことが心底嬉しい。
『沈黙-サイレンス-』は......まあしょうがないか(笑)。
良い映画なんだがなあ(笑)。


ずっと『3月のライオン』の主題歌の『アンサー』を聴き続けていたが、新たにエンディングの『ファイター』も加えて聴き続けて自分を鼓舞している。


『マグニフィセント・セブン』
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先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
言われているように『七人の侍』や『荒野の七人』のリメイクとして観ると物足りないと思うかもしれない。
ちなみにオイラは『荒野の七人』は観ていないのでわからんが。
本作と『七人の侍』を比べちゃうとねえ(笑)。
そう思わなければそこそこ楽しめる映画ではある。
しかしねえ、ドンパチな西部劇ではないにしてもクエンティン・タランティーノの西部劇作品『ジャンゴ 繋がれざる者』『ヘイトフル・エイト』を観た後だと、本作は明らかに見劣りする。
そもそも劇中で
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ガトリング・ガンなぞ出してるんだけどイマイチ映像的な迫力に乏しいんだよね。
それこそ現代劇のガン・アクションでは大口径のハンドガンやアサルト・ライフルからグレネードにサブマシンガンと銃の威力も種類も多彩で弾着の見応えも西部劇に比べたら相当に派手なわけなので、今更西部劇時代のガン・アクションってのは見劣りするものかな、などと思っていたが、これが
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リメイク元の『七人の侍』などは弓矢と刀で無茶苦茶な迫力を出している。
『七人の侍』はクライマックスでの土砂降りの中での戦いという部分で神がかり的な映像を作っているんだけど。
なまじ先行している名作の名前を出しちゃってるから余計に本作は部が悪いとも言える。
本作の登場人物たちのそれぞれのバックグラウンドへの言及が浅いという部分も『七人の侍』は207分、短縮版でさえ160分。
本作は133分だからねえ。
本作の監督にキャラクターをそれぞれに演出できる能力があったとしても『七人の侍』ほどの掘り下げは時間的に無理だったろう。
そもそも『七人の侍』の野武士たちの襲撃は複数回あってその繰り返しの末の大クライマックスという構成だったが、本作は一度きりの襲撃で、気候的にしょうがないけど、荒涼としたところでの乾いたアクションなので画的に淡白なんだ。
『七人の侍』の土砂降りドロドロのなかでのアクション。
志村喬が放つ弓矢の弦が飛沫を放つような痺れるような画がない。
う〜ん。
やはり『七人の侍』と比べちゃうとキツイ(笑)。
しかしながら映画として致命的にダメな部分もないので駄作であるわけではないです。
後々、宇多丸の評論を聴いてあらびっくり(笑)。
本作の監督ってアントワーン・フークアで、オイラが大好きな『イコライザー』の監督じゃん(笑)。
『イコライザー』は無茶苦茶大好きで面白かったんだがなあ。
ちょっと残念である。


『サバイバルファミリー』
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先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
『マグニフィセント・セブン』から一時間間をおいての鑑賞である(笑)。
矢口史靖監督の作品なので観ないわけにはいかない(笑)。
物語の骨子は或る日突然、原因不明で電気がなくなっちゃった世界。
コンセントからの電気だけでなく、乾電池使用のものまで使えなくなっちゃったと。
で、電気がなければ水道もガスも供給されないと。
TVやラジオやインターネットも使えないのでこの事態が自分の周りの限定的なものなのか、東日本だけのものなのか、日本全体のものなのか、全世界のものなのか、すらわからない。
で、東京にいても水も食料も乏しくなるので
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家族四人で妻の実家がある鹿児島まで自転車に乗って脱出する。
なぜ自転車かといえば、自動車どころか飛行機も飛んでないからである。
まず本作、人がいない場所、ゴミだらけの空間、電気が点いてない景色というものを徹底的にロケで作り出している。
信号が点灯していない、駅のホームに人が溢れていたり、マンションの住人がゾロゾロと大勢歩いていたりと、手間とカネがかかってる感じが非常にリッチだと思った。
電気がなくなった世界というものを非常に丁寧に作り出そうとしている感じが好感が持てた。
この辺りはこれまでの矢口監督の作品どおり誠実な作りだと思う。
さらに電気がない世界での映画のライティング。
例えばお母さん役の深津絵里は眼鏡をかけているんだけど、電気がない世界で眼鏡にライトが写っちゃいかんのだよ(笑)。
だから照明はしてるんだけどものすごく巧妙なライティングで画作ってるんだと思う。
劇中で"BOOKOFF"やスーパーの店内に入るシーンがあるんだけど、当然店内は電気が来てないので照明はない。
そんな中でも役者に対するライティングはなんらかの工夫で当てている筈で、そこにものすごくオイラなどは感動してしまう。
世界観を作って、壊さない為の手間暇を惜しまない姿勢というのは立派だよ。
独善的でバカな亭主関白な父親や魚をさばけない母親や家族として協調に乏しかった息子と娘が鹿児島に行くまでの間にまとまって行くところを徐々に見せて行く。
その道中で電化された生活抜きでサバイブする方法を、"なんとなく"学んだりしていく。
だからと言って電気のない世界は素晴らしい、などという結論は矢口映画としてはありえないので(笑)、無知な現代人が自然になげだされた時の悲惨さをユーモアたっぷりな滑稽さを描写していくのだ(笑)。
ことごとく監督の悪意が見て取れると(笑)。
この映画がすごいところは、世界がどうなっているか、どうして電気がなくなったか、ということをまったく説明せずに、家族の物語としてだけで観客を引き付けて行く手腕だ。
最後の最後で電気がなくなった原因らしきものを"なんとなく"説明したりするんだが、このあたりはギリギリな巧妙さだとオイラは思った。
まあ観終わってしまえば、世界がどうなったということよりも亭主関白で独善的な父親は多少丸くなり、母親は魚をさばけるようになり、子供たちは家族としての協調を身につけた。
ものすご〜くささやかな成長を見たという結末に落ち着いている。
映画自体は電気がなくなってから2年すぎた頃に、再び電気が戻ってくるんだが、その経験を生かして人類がエコに目ざまました、という結論にしないのはオイラにしてみれば良心的だと言える。
家族単位のささやかな成長というのが最終的なテーマであったんだろうな。
それにしても世界観をかなりキッチリつくったにも関わらず、電気がなくなって2年も経っているのに普通に化学繊維の新品の服を着てるのはおかしいと思うぞ(笑)。
本作はちょっと大風呂敷すぎて、オイラなどはちょっと畳み方が雑じゃねーの?と思っちゃったよ(笑)。
まあ矢口監督なので次作に期待します(笑)。


今週末はヘア・カット。

by 16mm | 2017-02-12 22:10 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Comments(2)

『葛城事件』『沈黙-サイレンス-』『スノーデン』

先週は寒かった。
先週の火曜日の自宅の布団の中での足の先の冷たさは久々に苦痛であった。
会社も結構な寒さで体調を崩しかける。
会社の空調は人間の為ではなくPCを冷やすためのものだからいたしかたなし(笑)。
足の先にホカロンを貼ってやり過ごした。


先週土曜日、イレギュラーな事態の為、歯の治療に行く。
ツメモノの歯をつけていた土台である歯の根っこが割れちゃってグラグラと揺れちゃってた。
いつものように美形で剽軽なドS歯科衛生士女史がやってきて
「先生、麻酔なしで治療しちゃいましょう」
などととんでもないことを進言してくれる(笑)。
先生は常識的な人なので適量の麻酔を打って治療してくれた(笑)。
マメに歯のメンテをしているわけだが、今後どんどん自分の歯が減って行くんだろうな。
しかしこの歯科医院の今回のようなイレギュラーを見事に対応してくれるのには頭が下がる思いである。


『誰も信じなくていい… でもボクたちは見た!!』
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AmazonでKindle版購入。
最近ハマっている流水りんこの本。
所謂オカルト体験をした読者の投稿を漫画にしたもの。
おそらく流水自身はオカルトを信じてはいまい。
が、投稿してきた読者のことは間違い無く信じているようなところが好感が持てる。
うまく言えんがこの世ではないナニかというものを意識する。
それは"死"というものに対する意識の置き方というか。
オイラは非常によくわかるんだな。
やはり同世代なんだなと思う。
目に見えないものは信じないという理屈はあるので、霊感がなければ幽霊もオバケも見えないので信じられないという気持ちもわかる。
「霊が」とか「UFOが」と言う人間を胡散臭い詐欺師と思う気持ちもわかる。
ただこういう人間は全世界にいるので、では全世界のそう言っている人間が皆詐欺師であるのか?という疑問もでてくる。
そもそも目に見えないものは信じないといことで言えば、磁力だって電力だって重力だって目には見えないもんだからね。


『うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち』
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AmazonでKindle版購入。
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田中圭一も鬱で苦しんでいたとは。
鬱というものがどういうものでどう対処したかという体験談が載っている。
この本ばかりでなく多くの本で言われている事だが、鬱になる人はだいたい自己評価が低い傾向にあるので、このあたりは状況証拠的に間違いなさそうなので発症の原因の一つだと言っていいと思う。
とにかくなんだかわからないが自分がおかしくなっているような人にこの手の本が目につくことを願わずにはいられない。
なんだかわからない、というのが一番タチが悪いということをオイラは身をもって知っているから。
つーか鬱というものがどういうものかということを発症の前から知識として知っていれば早期に治療に臨めるし、原因不明というものに対する不安も解消される筈だ。
オイラなどは本作のような体験談と対処法を知る事に意義を感じている。


『ネオ寄生獣』
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AmazonでKindle版購入。
『寄生獣』を原作者以外の漫画家達がカバーした作品で編まれたもの。
それぞれの作家がそれぞれのタッチで描く『寄生獣』の世界は全部楽しめた。
そういう意味では『寄生獣』を面白いと思った人なら楽しめるようになっていると思う。
驚きなのは萩尾望都。
言わずと知れた巨匠。
オイラは少女漫画が読めない人間であるが、多くの人が言うように誰もが認める巨匠。
その巨匠がずっと後輩であるはずの漫画家の作品を翻案して見せる余裕と、巨匠をもカバー作品を描かせてしまう『寄生獣』という作品の持つ力に感じ入った。
萩尾望都のカバー作品がまたスゲエすげえ。
オイラは萩尾の作品を読んだだけでも満足できた一冊であった。


『タカコさん 2巻』
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AmazonでKindle版購入。
表紙絵よりも
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この中表紙のひまわりを抱えたタカコさんの画の方が好きだなあ。
一話8ページの体裁で、読者を驚かすような展開はまったくない(笑)。
まあその取り立てて事件が起きない物語で読み手を引きつける本作というものに驚きを感じるんだが(笑)。
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タカコさん(左)のキャラクターの造形が他のキャラクターに比べて明らかなデフォルメされたデザインになっていて、その感じが何気ない日常生活を描いていながら足が浮いたような不思議な気分になるんだと思う。


『池袋レインボー劇場 2』
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AmazonでKindle版購入。
迂闊であった(笑)。
本作って昨年の10月下旬に出ていたのか。
買いそびれていた。
本作、内容もさることながらオイラにとっては
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馴染み深い池袋の風景の描写で心を持って行かれている。
上の画の場所もよく知っていて、ここにストリップ劇場などなく、その昔、たしかイメクラかなんかがあった筈ではなかったか。
更に言えばこの近くに一蘭がありこの建物の対面にソープランドがあるんだよな。
えりちん の漫画なので非常に深く楽しめることができる。


『TRIBUTE TO OTOMO』
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Amazonで書籍購入。
判型も大きい上に紙質もいい。
値段もかなり良かったが(笑)。
大友克洋をリスペクトした世界中の漫画家やイラストレーターが渾身で描いたイラストで編まれている。
寡聞にして名前も知らないクリエイターも多かったが、どれもこれもが素晴らしい画で、一つとしてくだらない画がない。
今更ながら大友克洋の影響力というものを実感した。
大友の画を見て漫画家になった者やなれなかったオイラのような者も含めて、決して努力だけでは辿り着けない高み見せられた時の衝撃というものは今でも覚えている。
おそらくこの本に参加した人間は全てそうであろう。
本末転倒な話であるが、この本に描かれている画の多くがオリジナルの大友よりも魅力的だったりするんだな(笑)。
なんせこのカバーイラスト、てっきりトリビュートに参加したクリエイターの作品だと思ったら大友本人の画だと(笑)。
この画さあ、まったくリッチな感じがしないんだが(笑)。
はっきり言って手抜きの画だよな(笑)。
そういうわけでカバーイラストだけはガッカリした(笑)。


『PEN-VISE』
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ずっと気になっていて欲しかったPEN-VISEが手に入った。
16200円。
これは何かというとほぼメーカーを問わずにボールペンのリフィルが使えるペン軸だと思っていただきたい。
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こんな感じでメタル材質で手にも馴染みやすい重さと形。
どのメーカーのリフィルが使えるかは制作元のHPを見て確認していただきたい。
オイラはlumyとエナージェルを試してそのどちらも問題なく使えた。
上の画像はエナージェルをハメたところである。
オイラはその後
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エナージェル フィログラフィも手に入れて色分けとペン先のサイズで使い分けようかと思っている。
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この革のケースも発売されたら購入予定。


『葛城事件』
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DVDレンタルで視聴。
「俺が一体、何をした」
「オマエはドコの新興宗教だ」
いや〜、なんつーか、セリフの一つ一つが五臓六腑に染み渡るっちゅうか(笑)。
やはり無理をしてでも昨年観ておくべき映画であった。
ライムスター宇多丸の昨年度のシネマランキングでも本作は第二位だったのだ。
オイラも昨年観てたらベスト3には入れていたであろう。
とにかく、”ズン”とした重さのあるハンマーでぶん殴られたような衝撃だった。
特にオイラにとってはクライマックスの件が本当に衝撃的だったのだ。
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本作はある家族の物語。
時代遅れの父権を誇示して理屈ばかりの大言壮語の父親。
子供との関係に波風を立てないようにしつつ料理もまともにせずにいつもコンビニの弁当で家族の食事を済ませている社会性のない母親。
気が弱く主張をすることが苦手な長男。
ニートの次男。
ちょっと特殊な家族だと言えば言えるんだが、オイラからするともっとポンコツな家族なんてこの世にいっぱいあるし、子育てをネグレストするような親がいるなかで葛城家はまがいなりにも子供に関心を寄せて育てて来た。
このちょっと特殊であるも普通の範疇に入るであろう家族四人の物語。
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予告編にもあることだが葛城家の次男が通り魔的な無差別殺人を犯して死刑判決を受ける。
最初この次男の事件を切っ掛けに葛城家が壊れていくのかと思っていたら、そうではなかった。
次男の事件が起きる前、長男はリストラされたことを誰にも打ち明けられずに自殺する。
どこかポンコツ気味だった母親が長男の自殺で更におかしくなって心を病んでいく。
父親も開き直ったように以前にも増して横柄で傲慢になっていく。
この家族は次男の事件が起きるずっと以前に家族の体裁を整えていくどこかの過程で取り返しのつかないものになっていたのだ。
そこに次男の事件。
しかし、本作はどうしてこの家族が地獄のように壊れてしまったかという原因については描いていない。
たとえば父親の家族といえども冷蔵庫に入っている牛乳パックをコップに注ぐではなくパックから直に飲むという無神経さは明らかに次男に影響を及ぼしているし、母親が料理をしないことやゴミの分別に頓着しない社会性のなさも葛城家のポンコツさの要因の一部ではある。
ただそれらの事が家族を奈落に突き落とすような決定的な要因かといえば、前述したようにもっとひどい家庭に生まれてまっとうに生きている人だってたくさんいる。
身内の無神経さという部分ではオイラにももちろん覚えはある。
本作の後半で葛城家が家を建て庭に樹を植え、まだ幼児であった二人の子供に父親も母親も素直な愛情を注いでいる回想シーンが挿入される。
その頃の父親の言葉にも強く優しい雰囲気があった。
それなのになぜこの家族は地獄に落ちてしまったんだろう。
両親の資質の問題だというのは前述したとおり結果論でしかない。
というか、理由が特定できて描くことなんて不可能なのだ。
牛乳パックから直に飲む父親だから、とか、料理をしない母親だから、とか理由のひとつではあるかもしれないが、決定的な要因とは思えない。
本作はこの葛城家の酷さというものをただただリアルに描いている。
リストラされた長男が公園で時間を潰す描写。
電話が鳴ってもシカとする母親の描写。
観た人間が「こういうことってあるよな」と納得したり身につまされたりするリアルさが見事に演出されていた。
そういう意味ではこの家族についてオイラは理解することができたし、感情移入もできた。
オイラ自身が本作で描かれたような酷い人間になる可能性を自覚しているということではある。
誰にでも起こり、誰にでもありそうな感情であるならば特別なものではない。
特別なものであれば一般的な普通と比較することで原因はつきとめられよう。
オイラにはこの葛城家が特別おかしな家族とは思えなかったのだ。
で、それだけだとある家族に起こった酷い話という部分で終わってしまうのだが、本作ではオイラばかりか、おそらく大部分の人が感情移入ができない人物が描かれる。
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死刑制度反対を訴える女。
その女が死刑判決を受けた次男と獄中結婚をするわけ。
「死刑囚の妻になるなんてのは正気の沙汰ではないと思うが」
劇中、ほぼ唯一と言っていいぐらいまともな正論をその女に吐く父親(笑)。
その女、死刑制度のについての持論を述べまくるんだが、まあオイラには納得もできないし共感もできない理屈ではあるわけ。
それでも身内として接見するその女との交流で次男が妙に生き生きとしてくるんだよね。
次男は葛城家にいたときの萎縮した感じはなく、非常に饒舌に感情をあらわにしていた。
なのでそれを観ていてオイラはこの次男の妻の誠意というか気持ちのまっすぐさ、というものに感じ入ったりもできた。
完全にとは言わないが、こういう次男の妻みたいな人間を理解することができそうだなという感触も得られた。
が。
クライマックスでそのオイラの感触が幻想だと言うことを思い知らされることになる。
父親が次男の妻を押し倒そうとして失敗し、悪びれず真剣な問いかけをするのだ。
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「今度はオレの家族になってくれないか オレが三人人殺したら したら おまえはオレと結婚してくれるのか?」
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「ふざけないでよ!!!!! あなた それでも人間ですか!!!」
このくだりがオイラにとって本当に強烈だったのだ。
たしかに父親の行為は「ふざけないでよ」ではあるが、見ず知らずの死刑囚の次男の妻になれるのに、その父親が犯罪を犯した時に家族になれないということを強烈に否定する理由があるわけないではないか。
なぜ女は父親と家族になることを否定するのか?
そもそも死刑囚は何百人といる筈でその誰ともこの女は接点を持っていない筈で。
なぜその中から葛城家の次男を選んだのか?
死刑制度廃止云々の婚姻なら他の受刑者と婚姻を結ぶ可能性があってもいい筈で、ましてや次男の父親と家族になるのにどんな不都合があるのか。
このやりとりでこの女の欺瞞が強烈に暴かれたと思う。
死刑制度に反対するという一点で家族を捨てて、それまでまったく接点のなかった男と婚姻をするというのはやっぱり一般的な考えとしては成り立たないのではないか。
次男とその女の間に婚姻をするという前提であるはずの恋愛感情というものが完璧にスポイルされている。
次男にとって女はまったくの見ず知らずであり、女にとっての次男は社会を揺るがした殺人者であり犯罪者であり、そして唯一女にとっての引っかかりである死刑囚だ。
接見時、次男が女の下の名前で呼んだ時の女の戸惑いは、明らかに女に婚姻という意識がなく彼女が信じる社会正義のための方便でしかなかったからだ。
つまり、次男と本気で恋愛をしたいとか、もっと突っ込んで言えばセックスがしたいなどとは露ほども思っていないのだ。
家族すべてを失った父親が女を犯そうとし、自分が殺人を犯したら、次男の時にそうであったように自分と家族になってくれるかとの問いかけを全力で一蹴する女。
自分の思想を通すためだけに行った方便に復讐されたようなラストの展開は本当に溜飲がさがった。
実際の事件でも死刑囚と獄中結婚する女性というのはいる。
しかし彼女たちは死刑になるようなことをした男を本当に愛せるのだろうか?
おそらく実際に一緒に生活をすることがないどころか、夫が妻である自分に触れることすらできないからこそ安心して婚姻を結んだんではないか?
それこそ自分の死刑反対の思想に殉じるのであれば父親が殺人を犯し死刑囚になった時に家族になってくれとの希望はかなえることはできるであろう。
女は最後の最後で自分がしていることの矛盾に気がついたのではないか。
死刑囚というくくりではなく、殺人を犯すような人間を愛することはできない。
自分が如何に死刑囚になった原因を考えずにいたということを突きつけられた。
獄中結婚って女の受刑者と結婚しようとする男はいないというところも色々考えるところだと思う。
そういう意味ではこのラストの顛末は自分がなんとなくモヤモヤしていた思いにひとつの回答を示してくれたようである。
大傑作である。


『沈黙-サイレンス-』
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先々週土曜日、109シネマズ菖蒲。
まず本作を制作し完成させたマーティン・スコセッシの.....なんだろう?根性、粘り強さ、胆力?
神憑り的な才能?
スコセッシにとっては異国であり異文化である日本を舞台にした時代劇を日本人のオイラが観ても違和感のない映像で仕上げたということの驚異。
外国人が日本の時代劇を完璧に作っちゃった。
今まで"日本"をテーマや舞台に据えて描いた外国映画の映像、プロダクションデザイン、いわゆる美術は大体において日本人のオイラが観るとちょっと半笑いになったりするようなものだった。
ものすご~く似てはいるけど、違うよな、っていうね。
これまで様々に日本以外の外国の映画で"日本"が描かれてはきたが、バジェットの大きい筈のハリウッド大作映画でさえ日本人が観て納得するようなプロダクションデザインにはなっていなかったのだ。
オイラで言えばCGで日本家屋を作ろうとした時、日本家屋の構造を理解するところから始めなければならない。
日本人がパッと見で日本家屋だということを認識できても、それを作るとなると通常見過ごされがちな細部まで知って作らないと、所謂"リアリティ"とか"らしさ"がでないのだ。
オイラなどそれでも調べきれずに間違うことがある。
そんなだから、如何に外国の一流のプロダクションデザイナーといえども、異国であり異文化を舞台にした美術を作り上げることは不可能なのかもしれないなと思っていたのだ。
言ってみれば、日本人がアメリカのカウボーイの役をやったら体格はもとよりその立ち振る舞いで本家のアメリカ人からは違和感を覚えられるのと同じ。
が。
本作における日本の家屋などのプロダクションデザインに違和感を覚えたことは、ハッきり言って皆無だった。
そりゃ、美術に詳しい人が観たらおかしいと思うところもあるんだろうけど。
オイラの目からは日本人が作った時代劇だと言っても問題ないばかりか、むしろ日本の時代劇の製作よりもあきらかに無茶苦茶リッチに作ってあると関心するぐらい。
本作を観て映画におけるプロダクションデザインの重要性を再認識したよ。
プロダクションデザインってのは映画の世界観をデザインすることだから、そこに違和感があると映画自体の表現しようとしているリアリティを損なうことになる。
映画ってのは基本絵空事だから、その絵空事にリアリティを与えたい場合、描写されたプロダクションデザインである世界観が観客に嘘だと見抜かれた瞬間に物語に持たせようとした現実感は絵空事になり、映画への没入を著しく損なうのである。
日本を拙い漫画絵や写りの良くない写真でしか知らないような外国人であれば"なんちゃって"なデザインでお茶を濁したところで問題はない。
実際に多くの映画がそうやって作られているし、相手が日本人でなければ"なんちゃって"の部分は気がつかないから。
しかし、監督であるマーティン・スコセッシは本作の製作の全般において、日本人が観てもリアリティがあるものをと徹底的に拘ったに違いない。
百姓の貧しい家。
大名の畳の部屋。
外国人がやりがちな"オリエンタル"というひとくくりで統一感のないデザインではない。
本作で映像化されたのは紛れもない"日本"だった。
実際のロケは台湾で行われたようだが、日本への"見立て"が完璧だと思う。
如何に日本映画に対して愛着を持っているスコセッシといえども、多くの言葉の通じない日本人俳優を多数演出し、慣れない気候の地で御歳74歳の監督が映画を作るということの困難さを思うと本当に頭が下がる思いだ。
そしてスコセッシの真摯さにも。
本作はキリスト教の映画である。
絶対神としてあるキリスト教がなぜ日本に根付かないのか?
これはキリスト教においては重大な問題で、絶対神が根付かない場所が地球上に存在してはいけないとわけ。
そんな場所があったら"絶対"はねーぞと認めなくてはならんからね(笑)。
スコセッシはおそらくこの<根付かない>問題を信仰上の受難と解釈しつつも、相対主義と寛容性で他文化を理解しようとしていると思う。
象徴的に描かれているのは"湿度"だと思う。
本作の冒頭とラストで虫の鳴き声が入る。
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ポルトガルの除湿したような石の世界にはない、自然の湿度が多くある世界。
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踏み込めば足がめり込むような土と湿気の日本。
"沼地"という言葉がキリスト教を根付かせない日本の風土を表している。
更に言えば風土の違いで形成される人間の思考というものは単一ではない。
考えてみればスコセッシの多くの作品はキリスト教的なる要素と暴力という要素を関連づけていると思われる。
世界からなぜ戦争が無くならないのか?
全世界がキリスト教を信じれば暴力の血にまみれる事はないのではないか?
ではキリスト教を信じない国家や人種は邪教であるのか?
キリスト教以外の宗教は信じるに値しないものであるのか?
スコセッシは長い年月をかけて世界から暴力が無くならないのは、キリスト教を信じない人間がいるからではなく、キリスト教徒が他文化の宗教の存在を容認しないからではないかと思うに至ったんではないかね。
本作を観て本当にスコセッシの日本文化への寛容さと真摯さというものを感じる。
なんか、こんな人がアメリカにいるってだけで希望が持てる気がする昨今だね。
なんつーか、トランプが大統領になってもオイラたちにはマーティン・スコセッシがいるっちゅうね。
『タクシードライバー』や『グッドフェローズ』のスコセッシを期待しすぎると肩透かしを食らう本作だけど、それでも本作にはエンターティンメントとしてのヴァイオレンスがあるので、系譜としてはブレてはいないと思う。
Blu-rayが出るまでに原作小説を読みたいと思っている。
良い映画でありました。


『スノーデン』
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先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
つくづく思ったのは
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ジョゼフ・ゴードン=レヴィットって誰にでも似せられるのな(笑)。
本物の
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エドワード・スノーデン。
で、本作のジョゼフ・ゴードン=レヴィットが扮したスノーデンが
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コレだもんな。
実在の人物を演じる時に演じる役者が似てなくてはいけないという事はないにしても、似てればそれだけで説得力があるという事はいうまでもない。
ジョゼフ・ゴードン=レヴィット自体がスノーデンに無茶苦茶似ているとは思わんが、雰囲気を作るのがうまいのかもしれんな。
ジョゼフ・ゴードン=レヴィットって以前『LOOPER/ルーパー』って映画で絶対似るはずがない
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ブルース・ウィリスに
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デコの若干の禿げ上がりぐらいだけで(笑)同一人物であると観てる者たちを強引に説得してしまったから(笑)。
『ザ・ウォーク』といい、この役者は実在の人物を演じることが割と多いような気がするね。
まあオイラも好きな役者ではあります。
で、本作のエドワード・スノーデンについてはオイラは亡命したアメリカ人である、ぐらいの知識しかなかった。
それでも本作はアメリカのNSAやCIAによる諜報活動がテロ対策などではなく、アメリカの覇権の為であるのが第一義であったということを分かりやすくドラマチックに描いている。
そういう意味ではエンターテインメント作品としては面白く観れた。
監督のオリバー・ストーンはの物語の盛り上げ方の上手さはある。
オリバー・ストーンってつくづく物語の作り方が変わってないね。
愛国主義者の主人公が国家の悪辣さに気付いていくというね。
それは『プラトーン』もそうだし、オリバー・ストーン自身がそうなんだろうね。
ただね、本作って残念なことにリアリティを感じられなかったんだよ。
これはまあヴィジュアル的な部分で。
内容が内容なだけに"web"とか"CYBER "なものに引っ掛けて、冒頭に"GHOST IN THE SHELL"がセリフのネタとして出てくる。
オリバー・ストーンは本作をちょっとしたSF映画的な側面を出そうとしていたように感じたのだが、如何せん、本人がどうもSFにリテラシーが少ないようで、いまいち中途半端なんだよな。
劇中、エドワード・スノーデンが実際に日本の横田基地にいた事実があるらしいんだけど、そこに出てくる日本のマンションがまったくリアリティのないものでね(笑)。
なんか高級マンションの設定らしいが、オイラには"おかしなマンション"にしか見えん(笑)。
マーティン・スコセッシが徹底したこだわりの日本を作ったのにねえ(笑)。
『沈黙-サイレンス-』の後だと良い加減な日本の描写はそれだけで没入感を欠くなあ。
オリバー・ストーンは物語の人でヴィジュアルで語ることにあまり頓着しないのかもしれんな。
まあ、エンターティンメント作としては楽しめましたよ。
それ以上でもそれ以下でもない。
映画のヴィジュアルに説得力とリアリティが感じられなかったので本作に内包しているであろう世界情勢に対する逼迫感というものが希薄に感じられた。


今週末は歯のメンテナンス。

by 16mm | 2017-01-29 22:10 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Comments(2)

『メガゾーン23 PARTII 秘密く・だ・さ・い』『本能寺ホテル』『マッドマックス フューリー・ロード ブラック&クロームエディション』

本日日曜日、スーパー銭湯。
寝湯、ストレッチ、赤外線サウナ。
本日は寒風が今までにないぐらい冷たくて、露天の寝湯はキツくて早々に退散(笑)。
今までなら湯から露出している足の先だったら腹のてっぺん(笑)だったりもしばらくしたら寒さを感じなかったのに。
なので本日は日光浴もなしである。


『昭和のこども~こんな親でも子は育つ!~ 全六巻 』
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AmazonでKindle版購入。
作者の流水りんこは1962年生まれ。
オイラは1967年生まれ。
5年の開きがあるわけだがほぼ同世代と言っていいと思う。
本作は作者の流水りんこの幼少期や高校生、大学生、や社会に出てからを行きつ戻りつしつつ描かれた記憶の中の"昭和"という時代を描いたものだ。
非常に面白く読めた。
が。
本作を読んでいると、作者の幼少期の雰囲気についてまわる死の香り。
虫を蹴散らしたりはオイラの幼少期もやったし(オイラはビビリなのでトンボや蝶々の羽をむしったりはしなかったがw)、打ち捨てられた防空壕があり、放棄された社宅の団地が立ち並んでいた。
今の子供、というかオイラ以降の人間が幼少期の風景をどう記憶しているのかは知らないが、オイラは記憶の全ての風景が灰色。
いや、"悲惨な"という意味での灰色ではなく、記憶の風景に色がついていないんだな。
まあこれはひとそれぞれだろうけど。
オイラからすると作者の流水りんこの幼少期の死の香りに比べれば、オイラの幼少期は多少は和らいだものだなとは思ってるんだが、やはり五十歩百歩なのであろう。
行っちゃいけない、入っちゃいけない場所で、銀玉鉄砲で撃ち合いに興じていたオイラ。
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上の画のようなセリフを読めば「ああ、やはりオイラと同世代だ」と思う。
東西冷戦で全世界全面核戦争の予感をなんとなく感じつつも自分の周りでそんなことは起きるまい、などと意味不明に呑気に生きていた。
それよりも日本が軍事国家になって徴兵されたらどうしよう、という方を恐れていたような気がする。
バブルが弾けても生活の質が変わったとは思えなかったオイラ。
まあつまり、バブルの時もおぢさんは風呂なしの4畳半にいたわけよ(笑)。
作者も言っていたが、この漫画の中に出てくる用語が理解できない世代もいるだろう。
「東ドイツってなに?」
って、それが辞書や百科事典のなかの世界の世代もいるというのが現実となり、オイラなどはそれを聞いて
「歳とったなあ」
と思う次第である(笑)。


『満員電車は観光地!? ~世界が驚く日本の「日常」~ 』
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AmazonでKindle版購入。
日本人と日独ハーフの作者たちによるカルチャーギャップの話を面白おかしく描いている。
カルチャーギャップのあるところで生活しなければならんというのはオイラの年代だと気を使い続けなきゃならんと思って億劫だが、雑学の範疇でなら楽しめるものだ。
だいぶ日本びいきっぽく描かれているが、この作者たちのユニットなら日本ディスのネタも読んでみたいなと思う。
まあドイツ人はブラックジョークがキツいらしいから、日本人に耐えられるかどうかわからんが(笑)。


『「小顔」ってニホンではホメ言葉なんだ!? ~ドイツ人が驚く日本の「日常」~ 』
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AmazonでKindle版購入。
流水りんこづいている昨今である。
前述した『満員電車は観光地!? ~世界が驚く日本の「日常」~ 』のユニットの第二弾。
知り合いの奥さんが無茶苦茶小顔で可愛いと思っていたのだが......それが褒め言葉にならないという衝撃(笑)。
こういう本を読むと本当に世界は広い、日本は狭いと認識させられる(笑)。
二人の作者のユーモアがうまい具合にブレンドされて愉快に読めた。
ちなみに鼻が高くありたいという気持ちも日本人的な感覚で
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故ダイアナ妃も日本人的に言えば鼻筋の通った美人という感覚なんだけど、ドイツでは「美人だけど鼻だけ残念」という見方だったとか。
日本人の女性たちが化粧や整形手術をしてでも小顔にしたいという美の基準は世界標準ではないということらしい(笑)。


『FILM CAMERA STYLE』
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AmazonでKindle版購入。
フィルムカメラは5台ほど防湿庫に眠っているものの全く使っておらず。
売るには愛着が邪魔をする。
これは英語ができないのに昔の
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タイプライターが欲しいなという感覚に近いのかもしれん。
こういうムックに自分が所持しているカメラが紹介されていてウンチクが書かれていると嬉しい気分になる。


『インドな日々 2巻』
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AmazonでKindle版購入。
流水りんこの漫画は全部読むつもりでいたのだが、本書はまだ先に買うつもりだったものの、ボタンを間違えて押してしまい(笑)、しかも2巻目(笑)。
必死にキャンセルボタンを押すも受理されず(笑)。
まあ、いずれ買い集めるつもりだったからいいんだが(笑)。
旅も旅行も全く興味のないオイラだからこそか、こういう旅の話が素直に面白く感じられる。
自分で行きたいとは思わないんだが(笑)。


『メガゾーン23 PARTII 秘密く・だ・さ・い』
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wowowでの録画視聴。
本作は1986年にオリジナル・ビデオ・アニメーションとしてリリースされた。
オイラが本作を観たのも大学に入ってからレンタルビデオで。
当時の"大きなおトモダチ"やオイラの関心も梅津泰臣がデザインした(当時としては)リアル系のキャラクターが動く
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というか(当時としては)エロい描写があったわけ(笑)。
キャラクター的には前作のデザインを全く踏襲しない潔さ。
ただ美樹本晴彦のデザインした
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時祭イブだけは前作を踏襲された。
それで感想なんだが、今から30年前に確かに観たんだが全く印象に残っていいなかった(笑)。
前作の『パート1』は否定的な意味では印象に残ってはいたんだが......。
で、30年ぶりに本作を観たんだが、これはヒドいよ(笑)。
当時はおそらく内容的に受け付けなかったという思いをなんとなく思い出したんだが、改めて観たら作画が酷過ぎる(笑)。
いや、少なくとも初見の時は作画の酷さに気がつかなかったのだ。
『ルパン三世 カリオストロの城』が今観ても作画的なガッカリ感というか残念感がないのに(笑)。
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こんなんとか、
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こんなんとかのように、質感がわからない(笑)当時流行った"二段影・三段影"の表現。
この辺りは紛いなりにも作画監督の手が入ってセル仕上げも綺麗なんだが
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前後の繋がり無視でこんなのっぺりとした画が突如とあらわれたり、
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絶対作画監督がはいってないだろうという(笑)、"キャラクターの統一ってナニ?"ってぐらいにいい加減なモブ(笑)。
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時祭イブに至ってはこれだよ(笑)。
30年前とはいえよくこんな作画で売り物にしたよな(笑)。
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美樹本晴彦のデザインは安彦良和の流れの柔らかなタッチなのに対し、梅津泰臣の劇画タッチのデザインでは統一なんてできるはずもなかったんだな。
作画の質が全く一定していない。
カッコよく見えるところは手を入れるが、そうでないところは徹底的に手を抜いても良しとする。
同一の作品内で作画のレベルの上下動が激しすぎて笑えるわ(笑)。
まともに作画監督が機能してない、お粗末さ。
画もそうなんだが内容もね、まったく共感できなかった。
早い話が不良少年が世界を救う希望だというものでね(笑)。
初見で観た当時のオイラは19歳だったんだが、これをどう観ていたのか覚えていない(笑)。
ただ今現在の薄汚い中年のオイラからすると噴飯ものでさ(笑)。
こんなガキに救われるような世界なら滅びた方がマシだとも思ったよ。
大人は薄汚くて子供はピュアである、なんてまったく根拠のないくだらない理屈。
これを作った制作者たちは今やオイラより歳上だろうけど、いまだに本作の思想を肯定できるんだろうかね?
肯定できるとしたらそれはそれでいいんだが、オイラとは全く違う人間だと思うしかない。
虫唾が走る唾棄すべき作品の思想だとオイラのなかでは決定。
もう二度と観ることもないであろう。


『本能寺ホテル』
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先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
今年最初の劇場鑑賞作。
初日で席が7〜8割は埋まっていたような印象。
ヒットしそうかな。
オイラとしても作品が面白かったので幸先いいな。
ユーモアのある、というかコメディ・タッチのタイムトラベルものである。
まず役者が皆好感が持てるキャスティングだった。
堤真一、綾瀬はるか、濱田岳、風間杜夫、近藤正臣。
堤真一、綾瀬はるかって映画を観る気にさせるキャスティングだと思う。
二人ともシリアスからコメディまで幅広くできる。
なのでジャンルを問わずに面白さを担保しやすいのかもしれんな。
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まあ、なんといいますか(笑)、綾瀬はるかの胸もいいなと観てる間思ったのも事実で(笑)。
普段あまり巨乳に萌えたり惹かれたりすることは少ないのだが、やっぱいいなと思いましたですよ、彼女の胸は(笑)。
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近藤正臣がいいんだよね。
貫禄あるベテランの役者が見せる物腰の柔らかな存在感の凄み。
このぐらいの役者だとやたら迫力だそうと躍起になることが多いと思うんだが、近藤正臣は苦労人の料亭の物腰柔らかで腰の低い人間というのを巧みに演じていた。
すごい役者だと改めて思いましたよ。
その他でいえば馬に乗った合戦シーンやセットとCGを使って作り出した景観の広がりは画的に満足度の高い仕上がりだ。
時代劇の醍醐味というか画的な見せ方も非常によかった。
で、ここまで持ち上げてなんだが苦言を(笑)。
全体的に完成度が高くて面白いんだけど、演出がところどころイマイチなんだよな。
一つに綾瀬はるか演じる繭子が最後に婚約を解消?(解消したのかどうかわからんのだが)してやりたいことを見つけたとして行動するんだが、オイラにはちょっと安直に思えた。
タイムトラベルしたから歴史の教師になろうってところに説得力を感じない。
それと本能寺ホテルの受付の前で綾瀬はるかが風間杜夫と会話している背後のアウトフォーカスで近藤正臣が動いちゃってるんだよ。
この会話のなかで人物が動くとその会話を近藤正臣が退屈して、その内容をまったく信じていないという風に見えてしまう。
この近藤の演技を監督は止めるべきだったと思う。
綾瀬と風間のセリフに真剣さとか真実味を削ぐようなものだと感じた。
それと本当のラストの風間杜夫のシーン。
あれはいらない。
あれは綾瀬はるか演じる繭子の妄想かもしれないという部分を残しておくためにも、繭子以外がタイムトラベルしてはいけないのだ。
特定の個人だけが体験したということでなくてはいけない。
なぜなら、タイムトラベル自体が嘘八百なのにそれが繭子以外にも誰も彼もができてしまっては作品自体がまったくリアリティがなくなってしまう。
その部分が惜しいんだが、まあオイラが気にしすぎなだけかもしれん。
オススメはできる作品である。


『マッドマックス フューリー・ロード ブラック&クロームエディション』
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先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
4DX鑑賞。
表記のタイトルについて、実際の邦画タイトルは『マッドマックス 怒りのデス・ロード』なのだが、オイラが個人的にこの『怒りのデス・ロード』が気に入らないので、原題をカタカナ読みにした『フューリー・ロード』とした。
悪しからず。
まあ本作について言えば観た人間の9割が少なくとも5億点(笑)をつけるぐらいに評価が定まっているわけで(笑)。
今回のモノクロ・バージョンにしてもカラー版の公開年の頃から噂をされていたのだ。
昨年まったく公開の話がなかったので、やっぱり噂だったか、と諦めたところに今年の初めの本作公開。
「イモ〜タ〜ン」
「V8」
(笑)。
と絶叫はしなかったが心の叫びでシャウトはした(笑)。
で、観た感想だけど、基本内容も知ってるし、Blu-rayで何度も観ているので字幕に煩わされずに純粋に映像に没頭することができたと思う。
言うまでもないがモノクロになって良かったシーンやカットはある。
たしかにあった。
が。
ここんところオイラ、趣味で撮影しているカラー画像を情報量を残しつつモノクロにすることに腐心しているのだ。
参考文献は
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コレ→『モノクロ × Photoshop [陰影が生み出す美と感動] 』
これは良書です。
高い本ではあるけどカラー画像からモノクロを真剣に作ろうと思う人は必読した方がいいと思います。
それはともかく、例えば
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黄色い花にとまっている白いモンシロチョウの画像。
これをPhotoShopでもっともお手軽にやる
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モノクロ画像への変換方法で変換すると
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こんな感じになるわけ。
白い蝶の羽と花びらが同じ調子になっちゃう。
このモノクロ画像だけ見ると蝶の羽と花びらが違う色だとは思えない。
これがカラーをモノクロにした時の情報量の目減りというものなのだ。
この辺りは監督のジョージ・ミラーも本作の予告映像で
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「白黒で見ることによって映像はもっと抽象的になる」
と、肯定的な一方で
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「色の情報が少ないことで分かりづらくなったシーンもある」
と情報量の少なさを認めてもいるわけ。
で、オイラとしては、確かにモノクロによって力強くなった部分もあるんだけど、大半は情報量の目減りによって見応えがカラー版に比べて落ちたなという印象になった。
これがね、最初からモノクロ映画として作られていれば、フィルターや照明、メイクなどによってカラー映像にも劣らない階調表現ができたろう。
昔のモノクロ映画はそうしていたわけだから。
本作のモノクロ化って前述したお手軽なPhotoshopによるグレースケールへの変換の域をでていないと思える。
一部のシーンで"覆い焼き"っぽい効果でカットのなかで階調のコントロールをしているところもあったが、オイラからするとあからさますぎてわざとらしい。
トータルで言ったらモノクロ版よりカラー版の方が圧倒的に良い。
今回のモノクロ版作成を前述した本の手順のように全シーン丁寧に階調を保ってやったら素晴らしいものになっていたかもしれないが、それは詮無いこと。
モノクロにするために予算もカネもふんだんに出そうという人はいないだろうし、モノクロを喜んで観る観客もすくないと思う。
先日予約した本作のBlu-rayはキャンセルさせてもらった。
まあ、オイラにとってはカラー版が5億点。
これで満足だ。
ちなみに劇場で売っているモノクロ版のプログラムだが、これ表紙が違うだけで中身はカラー版とあまり変わりません(笑)。
いや、ちゃんと比べて観たわけではないけど目新しい部分は皆無だと思います。
すでにプログラムを持っている人は買わないことをお勧めします(笑)。
オイラ、買っちゃいましたけど(笑)。


今週末は心療内科と歯のメンテナンス。
それとスコセッシの『沈黙』を観る予定である。

by 16mm | 2017-01-15 21:02 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Comments(2)

『太陽』『愛を読むひと』『グッドフェローズ』『メガゾーン23』

まさかとお思いでしょうが、この時期にすでに鼻炎が始まっているオイラ(笑)。


正月から延々とBUMP OF CHICKENの『アンサー』をヘビーローテーション。
先月の23日から今日までで220回(笑)。


昨日日曜日、スーパー銭湯でストレッチ、薬湯、赤外線サウナ。


先日、学生時代にバイトでお世話になった人と15年ぶりぐらいに会う。
ダラダラと飲み食いしつつ仕事の原状やらなにやらを話しつつ4時間ほど居酒屋に居座る(笑)。
非常に楽しかった。


先週土曜日、今年初の歯科医院へ。
いつものように美形で剽軽なドS歯科衛生士女史に歯石を取ってもらう。
今年は超超超ドSスーパーでいくので覚悟しいや〜と言われてビビるオイラ(笑)。
んで、歯ブラシと歯磨きの話を少々と、昨年末のステーキ店での火事の話をする。
その後、先生に取れた歯をくっつけてもらう。
まあ取れたのは義歯であるが(笑)、先生具合悪いのにその仕事熱心さに頭がさがる。
更に先生から
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SONY HDR-AS50 [デジタルHDビデオカメラレコーダー アクションカム]を太っ腹にも貸してもらった(笑)。
昨年末から「タイムラプス、タイムラプス、タイムラブスをやりたいなあ」とオイラが言っていたのを知っていて、オイラが機材を買えないのを不憫に思い貸してくれたわけだ(笑)。
しかもハウジング付きである。
タイムラプスが何か知らない人はググってくだされ(笑)。
なんせ件のドS女史ですらタイムラプスを生意気にも知っていやがったので(笑)。
オイラとしては貸してくれた先生への誠意に報いたいところだが、天気が悪い上にパソコンのHDの容量やスペックの問題で果たして動画編集ができるか難しいところなのである(笑)。
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とりあえず自前のマンフロットPOCKET三脚にvelbonのクイックシューを付けてみました。


『Re:アイシテル』
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AmazonでKindle版購入。
作者の木村千歌は昔西原理恵子の麻雀漫画の常連キャラクターであった。
その当時から木村が漫画家だというのは知っていたのだが、このほどやっと初めて作品を読むこととなった。
画は上手くて情緒的にも非常に読ませる上手い作家だと思う。
が、主人公が恋する男があまりにもいい加減に見えて感情移入できず。
女性が描く男なので一定のシンパシーがあるのかもしれんが、う〜ん、こういう明らかに女にだらしない男でも女性は恋ができるものなのか。
この男と恋におちちゃう主人公んの女性の気持ちに寄り添うこともできず。
画は好みではあるのだが、オイラには合わなかった。


『スティーブズ(6)』
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AmazonでKindle版購入。
スティーブ・ジョブズとスティーブ・ウォズニアックの二人の"スティーブ"が一緒にいた時代を描いた傑作も本巻で最終巻。
セリフを日本語の方言に置き換えたりと試みとしては非常に成功していたと思う。
更にビル・ゲイツとのやりとりもエキサイティングであって読み応えも増してきたのに残念だ。
しかし、ジョブズとピクサーの話になるとまた別の物語になるだろうし、本作のような風呂敷のたたみ方が正解なのかもしれん。
ちなみにオイラはスティーブ・ジョブズという人間が理解できない凡人である(笑)。


『インド夫婦茶碗: (1) 〜(22)』既刊分
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AmazonでKindle版既刊分の1巻から22巻まで購入。
作者の流水りんこはKindleで無料版の『本当にあった笑える話』で作品を読んでいて知っていた。
インド人の旦那と二人の子供の家庭漫画を描いている人という認識。
それが昨年末からの一時期、Kindle版で1巻〜3巻が1円。
4巻が108円だったので即購入。
今現在は1巻から4巻も通常価格の648円になっている。
Kindle版はたまにこういうお得なことが起こるので侮れない(笑)。
で、その超破格で購入した1巻〜4巻が面白かったので既刊である22巻まで全て購入。
画の上手さもさることながら
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このような非常に真っ当な思想をユーモアを交えつつ語るところに好感が持てたのだ。
本作、だいたい一年に一冊ぐらいのペースで刊行されてきたようで、子供が生まれてから大学生になるまでが今の所描かれているのでロングランの上にかなりの人気作なのであろう。
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このジャンルの漫画は西原理恵子や伊藤理佐や青沼貴子や けらえいこ など多くの作家が描いている。
また、人気ジャンル故に編集者も描かせようとしてるんだと思う。
ジャンルは同じであっても家族の有り様に同じものがないので、作家ごとに特色が出やすい。
オイラなどは野次馬的に他の家族のモメ事などを高みの見物しているような興味で読んでいる。
とはいえ、世間から私生活を切り売りしてる、などという謗りを受けやすいこのジャンル。
自分に照らせば人様に話して興味を持たれるようなものを通常は見つけられないものだ。
自分の私生活を晒せばどんなものでも面白いわけではない。
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上から目線の自慢話や極端な卑下を作品にこめれば読者の共感も興味も得られない。
なんてことのない生活のネタを読まれて面白い”芸”に昇華できるということが作家のセンスだ。
そういう意味では本作はトップクラスの面白さだと思う。
それにしても、サイバラや伊藤理佐や青沼貴子や本作を読むにつけ、女性作家、というか、世の女性の力強さには本当に畏怖の念しかないね。
上に名前を挙げた女性作家達なんて男が会社で仕事をするのと同じかそれ以上に働いた上で、家事や学校の行事に参加したりもする。
更に自分の趣味を楽しんだりする余裕すらあったりする。
男のオイラからすると本当に驚異的なことだとしか思えん。
つーか男はやっぱり怠け者だと痛感(笑)。


『働く!!インド人 印度定食屋繁盛記 』
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AmazonでKindle版購入。
前述の流水りんこの旦那であるインド人サッシーが自分のカレー店を持つまでの紆余曲折を描いたもの。
面白かった。
言葉の壁や文化の壁にストレスを感じながらも、とにかくこの旦那は真面目に働くんだよね。
旦那にとって外国であるこの日本で挫折したら心が折れて引きこもりになったり祖国に帰っちゃったりしてもおかしくないと思うんだが。
そんな旦那の真面目さに周りの日本人達が信頼していく。
良い旦那だな、というよりも良いヤツだなと読んでいて思った。


『万年筆スケッチ入門』
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AmazonでKindle版購入。
Gペンとか丸ペンとかなら使い方もわかるのだが、万年筆はほぼ初心者なので入門書として評判が高かったので購入した。
う〜ん......まあオイラにとって知らないより知っていた方がいい部分もあるにはあったが、もうちょっと万年筆を使ったテクニカルな部分の練習法などがあった方がよかったかなあ。
いわゆるカケ編みの書き方なども載ってはいるんだが、もうちょっと万年筆の特性に準じた説明を詳しく細かくしてもらいたかったし、期待していた。
基本やはり時間がかかっても自分でノウハウを確立した方が良いということがわかった感じ。
オイラにしてはこの本で1500円は高かったなあ。


『漫画アクション 2017年1/5号』
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AmazonでKindle版購入。
町山智浩と片渕須直の対談が載っているので購入。
損したとは言わないが(笑)、内容は町山がラジオや有料ポッドキャストで話したものと重複している(笑)。
まあいいけど。
対談の続きが次号に持ち越しとのことで、それも購入予定。
ガサばる雑誌も電書だと場所取らずで楽チンである。


先週から2014年11月に放送された『浦沢直樹の漫勉』"シーズン0"の「かわぐちかいじ」が44分の長尺となって再放送。
今週は「山下和美」だ。
これでこのシリーズは全てつつがなく録画できたことになる。
早々にBlu-rayにバックアップしていくつもりである。


本来なら冬休み中にやるつもりでいたのに怠けてやらなかった、メガネと万年筆と腕時計の清掃をした。
清掃といってもバラせるところをバラして超音波洗浄機にブチこむだけなんだけど。
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もう十年以上使ってるはずの↑。
当時12000円もした。
今ならもっと高性能そうなものが半額ぐらいで買えるみたいだね。
メガネはレンズを外してフレームを。
時計はバンドだけを。
万年筆はキャップと更にペン軸を二つに分けて。
超音波洗浄機に中性洗剤を入れてそれらを洗浄。
万年筆は更に
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インククリーナーキットに浸して洗浄。
おそらく二十年は使ってなかった中学二年生の時に卓球部の顧問にオイラが転校するときの餞別にもらったものだ。
最近万年筆を使うようになったのでこれもきちんと綺麗にして使おうと思い立った。
腕時計は
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↑こういうのを購入して時計本体の裏側に接するアテの部分だけを取り出して
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100均で買ったプラスチックのゲタを貼り付けて時計とアテの間に隙間をつくる。
夏などは腕に汗をかいて時計が濡れちゃうのが可哀想なのでこのようなウェポンを考案して使ってみた。
これがなかなか良くて、腕にかいた汗が時計につかないので、時計の裏側を綺麗に保てる。
更に汗がついて竜頭やプッシュボタンに緑青がでていたのをかなり防いでいる。
これを使う以前よりも汚れずにすんでいるのである。


ブーツのメンテナンスもしたかったのだが、これはまた今度にする。


『太陽』
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AmazonでBlu-ray購入。
先日、第59回ブルーリボン賞の候補作が発表になったが、作品賞に本作も監督賞に入江悠も入っていない。
ナニかい?ブルーリボン賞の有識者達は本作を観ていないと?
観てなけりゃノミネートできねーわな(笑)。
まあいい。
オイラはこの傑作を知っている数少ない人間の一人という誉を得ているわけだから(笑)。
とにかく作品全体が創意に満ちていて、それが作品を豊かなものにしている。
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劇中に出てくるビートル。
誰が見てもフォルクスワーゲン・タイプ1なわけだが、劇中でのこの車の音がシリンダーの中でピストンが動き回り、吸気と排気と爆発が起こってるような音がしないわけ(笑)。
フルルルルルル〜っている、なんとも地に足がついていないような音を出して走ってる。
フォルクスワーゲン・タイプ1の実車の音ではなく、効果音として車の音を変えている。
SFという絵空事に真実味を持たせる方法論として、劇中に現れるデザインを現状にあるものをベースにするというものがある。
例えば1971年に公開されたスタンリー・キューブリックの『時計じかけのオレンジ』。
明確な"いつ?"という劇中の年代は特定されていないが近未来の物語であると規定されている。
で、音楽好きの主人公のオーディオをキューブリックは
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CDでも、ましてやネット配信などでもない(笑)、無茶苦茶小さいカセットテープに設定したわけ(笑)。
1970年代初頭だからね、さすがのキューブリックもCDやDVDなんかを思いつけるはずもなかったわけだ。
が、それは今現在この『時計じかけのオレンジ』を観ての感想であって、公開当時はカセットテープが小さくなっていくであろう未来にリアリティがもてたはずなのだ。
逆にその当時にCDなんかを提示したらその当時の観客はまったくリアリティを持てなかったただろう。
赤外線レーザーを使った光ディスクなんて一般にはだれも知らなかったろうし想像すらできなかったろうから。
『太陽』でのフォルクスワーゲン・タイプ1の音もそうで、容易に推測できるのは一昔前のボディデザインの車を好んで選びつつ、そのボディデザインがなされた頃からはるかに進んだ技術力と科学力で作られた乗り心地や走りを決定するエンジンが内蔵されている乗用車。
デザイン的には観ている観客と地続き感を出しつつ、それに乗っている人間のスノッブさを表現できる。
相当に周到な演出プランだと思う。
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このなんてことないゲートの開閉の音も非常にリッチに作ってある。
見慣れたものにちょっとした工夫を凝らすことでまったく違うものに見える。
わかっていてもそれを徹底させるのは相当のセンスと創意が必要なのだ。
このような地続き感を提示しているからその後の
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この風景が実は
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ヴァーチャル・リアリティが作り出したものだという、そういう技術力をもった世界観だということがすんなりと腑に落ちるのだと思う。
21世紀初頭に蔓延したウイルスによって人口激減。
生き残った人類は、心身ともに進化しながらウィルスを取り込んで耐性を得るも太陽の光に弱くなり夜しか生きられなくなった新人類"ノクス"と、ノクスに管理されウィルスの恐怖を常に感じながら貧しく生きる旧人類"キュリオ"とに分かれた。
本作は”吸血鬼””ヴァンパイヤ”ものとも言えるジャンル映画に属すると思う。
この手のジャンルを前面に出すと日本ではヒットしないという。
まあオイラもわざわざ今更吸血鬼の映画を観たいとは思わないしね。
なので本作はこのジャンルを巧妙に隠してはいるがやはり”吸血鬼”モノなのだ。
それは本作のラストが『ぼくのエリ 200歳の少女』からの引用ということからもわかる。
ただ本作における吸血鬼がその手のジャンルと決定的に違うのは、通常吸血鬼が永遠の命をもち、関わった人間は置いていかれるように寿命によって死んでいくわけだが、本作は吸血鬼と人間とが一蓮托生の関係で、片方が滅びればもろともに滅びる。
吸血鬼側のノクスは子孫を残すという部分で非常に脆弱な存在で、だからこそなのか夫婦という関係を持ちつつも婚外によるセックスに躊躇がない。
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で、まあこんなシーンがあったりするんだが、これは文脈的に言ってもホモセクシャル的な暗示だと思う。
ノクスは性に対するタブーをまったく気にせずにいれる存在。
性的な意識を亢進させる装置としての性的なタブーがないとすれば、セックスに対する希求というものも希薄になるのは明白であろう。
かたや旧人類"キュリオ"である
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結(ゆい)はノクスになる転換手術を拒んでいたにもかかわらず、幼馴染にレイプされたことを一つに切っ掛けに(実際はいくつもの理由があるんだが、雑に言って農村社会というか田舎という共同体の暴力性みたいなものに嫌気がさしたのかもしれない)転換手術を受ける決心をする。
セックスによって種がつながっていくという側面はキュリオには残っているわけだが、結(ゆい)自身はその過程での不幸な側面である暴力性に嫌気がさし、それがない世界を求めた結果なのかもしれん。
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このノクスになった娘とキュリオの父親とのシーンが切なくてねえ。
ノクスの娘が差し出した手を取らない父親に
「大丈夫 握手ぐらいじゃ(ウィルスは)うつらないから」
と言葉を投げかける。
以前の自分が知っている娘とは違うものになってしまった事に対する動揺で手を出せないでいるんだということを慮ることもできなくなってしまった結(ゆい)。
もう同じ人類ですらないという父親の絶望なんだよね。
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ラスト、ボロ車で海を目指すキュリオの鉄彦とノクスのゲートの門番である森繁。
二つの人類が心を通わせ、昼はトランクの中で太陽から身を隠す森繁と、鉄彦がつかの間の希望を抱いて旅をする。
このトランク越しの二人の対話って明らかに『ぼくのエリ 200歳の少女』からの引用なんだけど、意味合いがやっぱり違うんだよね。
『ぼくのエリ 200歳の少女』の女の子は一緒にいる男の子が成人して老いていっても少女のままでい続けるという悲劇を暗示させる。
しかし本作はノクスとキュリオの一方が人類として生き残る種族であるということではなく、明らかに種としては先のない存在だと思われる。
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本作で象徴的に描写された金色のススキが生命の黄昏の一瞬の美しさのように描かれている。
オイラにとっては最高の映画であった。


『愛を読むひと』
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AmazonでBlu-ray購入。
ずっと気になって観たかった作品。
amazonで927円(送料別)で購入。
非常に美しい映像で15歳の少年が30歳の女性と恋をしてセックスをする。
前半かなりエロティック。
脱いだからエラいというわけではないが本作でオスカーを取ったケイト・ウィンスレットの脱ぎっぷりの度胸と演技は賞賛に値する。
特殊メイクの功績もあるんだが、30代の若干垂れた乳房というのが非常にリアルであり、本当にリアルなエロス表現だと思う。
で、後半からはナチスの戦争犯罪がテーマとなる。
オイラとしては前半と後半のテイストにあまりにもギャップを感じてしまってどう捉えていいか混乱気味。
本作の全篇を通してのテーマが
"愛したり尊敬したりしていた人物が過去に許しがたい愚行に加担していた場合それを許せるのか?"
というものであるのはわかるのだが。
非常に興味深く良い映画だし好きな映画ではあるんだが、オイラとしては年の離れた男女のエロスという方に興味を引かれすぎたかなという感じだ。


『グッドフェローズ』
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wowowでの録画視聴。
本作を最初に観たのは大学生の頃。
その頃だと俳優はロバート・デ・ニーロに傾倒していて、彼の俳優の作品を結構観ていた時期だ。
本作は『タクシードライバー』のマーティン・スコセッシと組んでの作品で期待は高まっていた。
ロバート・デ・ニーロといえば、当時も今もスターであり凄腕のアクターであるから出演映画の登場シーンは印象深いものが多い。
それなのに本作では
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冒頭のファースト・カットで画面奥で居眠りしているデ・ニーロが最初の登場カットなのである(笑)。
「すげえ、さすがスコセッシ(笑)、ボビー・デ・ニーロをなんて無駄遣いしやがるんだファッキン(笑)」
公開当時観た時には本作の面白さというのがイマイチわからんかったのだが、今観かえすと同じスコセッシの『ウルフ・オブ・ウォールストリート』と筋立てが同じやん(笑)。
野心満々な若造が成り上がっていって最終的に破滅するというね(笑)。
スコセッシはこのモチーフに取り憑かれているような気がするね。
それが魅力ではあるんだが。
後は劇中の殺人の顛末のカットのつながりにかかるエリック・クラプトンの『レイラ』のコーダを初めて聴いて
「なんてカッチョいいんだ」
と思ったですよ。
この『レイラ』のコーダ部分ってエンドクレジットにもかかるんだが、その前がシド・ヴィシャス版の『マイウェイ』だったりする(笑)。
この『マイウェイ』をコケにするようなシド・ヴィシャス版がまたすげえ。
ロック好きのスコセッシの面目躍如だね。
ちなみに本作の撮影終了ってストの間際だったらしく、それでも撮了したスコセッシは慌てて飛行機に乗り
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黒澤明の『夢』でヴァン・ゴッホ役として出演した。
で、その時に読んでいた本が遠藤周作の『沈黙』で、このほどその映画をスコセッシが監督で公開の運びになる。
感無量である。


『メガゾーン23』
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wowowでの録画視聴。
バブル期にあったオリジナル・ビデオ・アニメーションのはしり。
これが出たのは1985年で高校三年生の頃。
家にビデオデッキもないし、一応受験生なので買ってくれとも言えなかった(笑)。
当時の流行であった『超時空要塞マクロス』のスタッフ達が作ったものとしてオイラとしても非常に観たかったのだ。
で、望みが叶って観れたのは大学生になった二年後。
たしか買ったビデオデッキで初めて観たのが本作だった筈だ。
が。
期待とは裏腹にその当時観た印象としてもイマイチノレなかったような気がする。
その頃だとすでに宮崎駿に傾倒していた時期であり、それに比べると本作があらゆる面でチープな作りに思えた。
その印象は再見した先日でも変わらず。
これまで色々観てきて眼が肥えちゃったもんだからアラしか見えない(笑)。
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一体この右腕はどこに置かれているのだろうか(笑)。
カウンターの上なのか?
それともカウンターを飛び出しているのだろうか?
この手のいい加減な作画が結構散見する。
この頃はセルに絵の具を塗っていたせいもあるんだろうが、塗り間違いの色パカも結構。
今からするとよくこんなんで高い金出してビデオ買ったなと(笑)。
こういうのを見ると宮崎駿の品質管理能力はパなかったということなんだろうね。
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こういう悪趣味な作画が平気で描かれるというのもイタイところなんだが、この頃は作画表現の黎明期であり、表現の振り幅を極端にとって模索していたと考えることもできる。
まあ実際そうだったんだろうけど、今見ると単にヘタクソでグロい悪趣味としか観えない。
久しぶりに懐かしく観たわけであるが、まあもう観ることもないであろう。


今週末は『マッドマックス 怒りのデス・ロード ブラック&クロームエディション』を4DXで観て、余裕があったら『本能寺ホテル』もいってみよう。

by 16mm | 2017-01-09 22:43 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Comments(2)

シネマランキング2016

大晦日である。


今年もオイラの映画のベスト10を公開する。
毎度素人でそんなに本数も観ていないオイラのベスト10にどんな意味があるのか?
と考えると何もできないので自分で自分を黙殺することにする(笑)。
まあそれはそれとして、今年観た映画はDVDやBlu-rayを含めて初見のものは35本。
再見したものは入っていない。
わかってはいたが今年は観たい映画がなかった月もあり、昨年より観た本数は少ない。
世間的には邦画の当たり年とのことらしいが、オイラの観た本数自体が少ないのでピンとこず(笑)。
もっとも近場で観たい邦画を上映してくれないということもある。
なので『葛城事件』はオイラにとっては来年の映画となり、来年のベスト10に入るのか入らないのか(笑)。
そう考えると『この世界の片隅に』がオイラの地元の田舎の映画館でかかったのは奇跡のようなもんだ。
この調子で『葛城事件』も上映してくれたら言うことなかったのだが。
で、このベスト10だが、一応今年初見で観たものということで、劇場公開年が今年でないものもランキングに入っていることをお断りしておきます。
したがって資料的価値はまったくない(笑)。

では以下。

●ベスト10
1.『ボーダーライン』
2.『デッドプール』
3.『太陽』
4.『この世界の片隅に』
5.『オデッセイ』
6.『ヘイトフル・エイト』
7.『セッション』
8.『アイアムアヒーロー』
9.『SCOOP!』
10.『あん』

●選外
『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』
『ひな鳥の冒険(PIPER)』

●ワースト
『俳優 亀岡拓次』『テラフォーマーズ』

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選外について
正直ベスト10から選外は順位を無理くりつけたようなものだ。
『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』はポリティカルでハードな部分をコスチューム・ヒーローもののジャンル・ムービーに上手く挿入していて見応えがあるし、何度も観返す意義があるほど世界観のディティールが埋め込まれている。その分映画の外にある現実の世情に疎いと十分に楽しめないほどの情報量があるのだが、オイラの場合だと町山智浩の評論を足がかりに読み解いてい楽しんでいる。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』いい『デッドプール』といいこの手のコスチューム・ヒーローの映画を製作者自身が見下したりせずに大きな制作費で真剣に作っている様が好感が持てる。
『ひな鳥の冒険(PIPER)』については『ファインディング・ドリー』の上映前の短編なのだが、『ファインディング・ドリー』よりも楽しめた。海の波打ち際の質感であるとか、被写界深度を浅くしている映像であるとか。なによりもひな鳥が可愛いんだな(笑)。


ワーストについて
観た映画が少ない中でワーストが2本もでてしまった、というか、なんでこんな映画を観てしまったのか(笑)。
『俳優 亀岡拓次』は観るまであんなくだらない映画とは思わなんだ。
安田顕を主演に据えてアレはないだろう。
俳優の演技とか映画監督の演出というものを非常に楽観的に考えているように見せる映画。
この映画の中の楽観性を是認して演じたり演出したりする実際の役者や演出家をオイラは信じられない。
行き当たりばったりで映画ができるなら演出家はいらねえんだよ、と思う。
『俳優 亀岡拓次』についてはまさかの敗退であるが、いくらなんでも『テラフォーマーズ』は観る前に分かりそうなもんだろう(笑)。
これは監督に対する期待値に裏切られたかたちである。
原作コミックをちゃんと読んでいない所為もあるが、『テラフォーマーズ』をギャグとして観るべきかハードSFとして観るべきか。
オイラとしてはどっちつかずの中途半端な印象でしかなく、一番の問題は監督のSFに対するリテラシーのなさのような気がする。


ベスト10について
10.『あん』
今年の映画ではなく今年Blu-rayで観た映画。
撮影、役者の演技、演出の全てがすばらしい。
テーマは重いものの万人にも受け入れられるエンターテインメント。
邦画だから、とか、『あん」っていうタイトルが地味だとかで観てないんなら、とりあえず観とけ、と言いたい。

9.『SCOOP!』
カメラマンの物語という部分でも興味深く観れた。
『シン・ゴジラ』『君の名は。』はよりは圧倒的に興行収入は少ないだろうし、上映期間も短いのだけど、オイラはそれらよりも圧倒的に楽しめた映画だった。
しかし、返す返すもセックス・シーンの気合が足りない部分が本当に惜しい。
下着姿でセックスするヤツがどこにいるのか?
いや、そういうプレイもあるのは知ってるけど、本作のシーンのなかではそういうプレイはハマらないから、完全に女優の事情だけだよね。
二階堂ふみはすごくいい役者なだけにすごく残念。
あの気合のないシーンがオイラにしてみれば作品全体のクオリティーと感情移入を低下させている。
日本映画の女優の脱ぐ脱がない問題は深刻だと思う。

8.『アイアムアヒーロー』
ヴァイオレンス、カーアクションなど、韓国でのロケを含めた大掛かりな映画に値するほどのクオリティーの作品。
なんでもTV放映することを全く考えずに制作されたとのこと。
今やレンタルでBlu-rayやDVDが借りられるわけで、TVで放映するために描写をソフトにするなんてことは考えるべきではない。
本作はすごくグロくて(グロと言っても目を背けたくなるような悪趣味なグロさではないとは思う)カッチョいい映画だ。

7.『セッション』
音楽にはまったく詳しくないのだが、戦争映画の新兵訓練のようなテイストだったせいか面白く観れた。
才能と努力。
自分がやりたいと思ったものを見つけた時のエゴ。
これらのテーマにオイラ弱いのよ(笑)。
しょっちゅう観返したいとは思わないが、何度も観たいと思わせる映画ではある。
この監督の来年公開の映画『ラ・ラ・ランド』がすげえ楽しみ。

6.『ヘイトフル・エイト』
エンニオ・モリコーネの音楽の不気味な感じで盛り上げる冒頭からハートを鷲づかみされたよ(笑)。
3時間近い上映時間、ほぼ同じ場所の密室劇で会話劇の本作がまったくダレずに楽しめる作品にするクエンティン・タランティーノの才能と手腕。
単なるボンクラなオタクではないということだ(笑)。
世界中のタランティーノのフォロワーが彼を凌駕できないのは当然だよな。

5.『オデッセイ』
比べるのもなんだが本作を観ちゃうと『テラフォーマーズ』の安直さが際立つね。
火星の映像だと信じ込ませる圧倒的なヴィジュアル。
リドリー・スコットの面目躍如だ。
火星用のコスチュームのデザインもカッコよかった。
宇多丸が言うように絶体絶命のピンチに対して絶望せず、前向きにサイエンスとユーモアで乗り切った希望のある映画だと思った。

4.『この世界の片隅に』
これをベスト1にできなかった悲しさ。
本作にまったく非がないし、落ち度もない。
単にオイラの好みで強引に順位付けした結果である。
監督の片渕須直を本当に軽く見ていた。
ここまで侮れない演出家だったとは。
オイラの眼力のなさを反省。
来年は順次片渕監督の作品を観ていくつもりである。

3.『太陽』
田舎を舞台にしたSF。
田舎を舞台に近未来の世界観を信じ込ませるように、非常に巧妙に作られた映画だ。
登場人物の名前、車の音、ダムを境にした設定などに丁寧な演出計画が感じられる。
この映画の世界では新人類も旧人類にも共に未来がないわけだが、その手前の黄昏時に一瞬でも垣間見れた希望に心打たれる。
新人類と旧人類の対置は都会と田舎のそれだとも言える。

2.『デッドプール』
108分という比較的短い上映時間だがものすごくリッチに楽しめた。
殴り合い、カーチェイス、ユーモア、ラブロマンス。
その全てがリッチでフレッシュなものだった。
そして主人公のデップーのキャラクターの魅力的なこと。
デップーだけでなく脇のキャラクターにいたるまで愛おしいクソヤロー達だった(笑)。

1.『ボーダーライン』
撮影、照明、世界観、物語、キャラクター、物語の終わり方。
それらを総合的にまとめる演出家の力量。
全てがすばらしい。
オイラ好み。
本作を覆うダークさは戦争を含め身内を殺された人間の相手に対する憎悪と復讐心を否応無く描いている。
検察官で良き夫であり良き父であったであろう人間がどんな風になってしまうのか。
彼は行動も言動も修羅のそれになった。
復讐の連鎖という終わりのない螺旋に踏み込んでしまうことは世界の平和には寄与しないものだが、その螺旋を肯定せざるを得ない気持ちになるのも人間の業だと思う。
愛する人間を無法にも無残な形で殺されて、その復讐をルールに則って杓子定規に行うなんてのは不可能なのだ。
なぜなら、殺した相手はルールの埒外だから。
その復讐の過程で新たな復讐の種を蒔いてしまうことに呵責など感じない。
本作は復讐という近視眼的なものを利用して、大局的な事態もなんとかしてしまおうという思惑までも描いている。
非常に重層的な映画だと思う。
この監督と撮影監督での『ブレードランナー 2049』がスゲエ楽しみである。


以上。
来年は良い映画がたくさん観れますように。


ということで2016年は皆様大変お世話になりました! 
今年も後数時間。
来年もよろしくお願いします!

by 16mm | 2016-12-31 22:46 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Comments(2)

『ア・ホーマンス』

どうやら今年の劇場鑑賞映画は『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』で打ち止めとなりそう。
それではなんとも納得いかないので(笑)、もしかしたら三度目の『この世界の片隅に』を行こうか考え中である。


年賀状、ものすごくやっつけで作り終える。
昨年行ったゲートブリッジの画像の流用である(笑)。
このブログに貼り付けた画像をちょっと加工してお茶を濁した(笑)。
来年はちゃんとしたいと思いつつ、ハガキの年賀状を作る事が億劫でしょうがない(笑)。


先週土曜日、二ヶ月に一度のヘアカット。
が。
大変なことに。

TVなどでも報道されていたが、12月22日の23時頃に”いきなりステーキ大宮東口店"で火災が発生。
隣接する店舗4棟が焼けた。
その焼けてしまった一棟がオイラがヘアカットでお世話になってるモリオフロムロンドン大宮1号店。
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実はオイラがこれを知ったのは火事から1日たった先週の金曜日。
件の美容室からの電話。
最初美容室と火事がつながらず「?」だったのだが。
幸いにも美容室にはスタッフが残っていたものの誰一人怪我を負わずにいたことが救い。
とりあえず先週土曜日にヘアカットの予定だったので同じく大宮の2号店でとのことだった。
で、スタッフの話を聞いた所私物も満足に持ち出せないほどあっという間に燃え広がった感じ。
火事の映像観てても店舗の横幅が美容室の方が大きくみえた。
画像にあるように外観は残っているものの内部は天井も焼け落ち、一度更地にしないと建て直しができないとのこと。
店長の店用の靴三足やオイラのカラーリングをしてくれてる女子のハイヒール、デジカメ、パソコンは持ち出せずにマックロクロスケ。
店長によれば同じ場所にお店が建てられるかはまだ分からない状態であり、建てられたとしても早くて半年ぐらいかかっちゃうかもとのこと。
いやはや。
お客の情報やヘアカットなどのカルテは電子化していてどの店舗でも閲覧できるようにしていたため問題ないとのことで、こういうことで役に立ってしまったことも不本意ではあるだろう。
オイラにしても長く世話になっているところなので顔見知りも多い。
それが本当に奇跡的に誰一人怪我しなかった事に本当にホっとしておる。
スタッフ達にしてみれば年末にきて自分たちのベースキャンプが無くなってしまったわけだ。
そもそも二ヶ月前に店舗を改装してリニューアルしたばかりだというのに。
オイラのカラーリング担当の女子は今月一杯で退職するのだが、彼女にしても最後に来てこの事態が想定外であったろう。
とにかく、誰一人欠けずにいた事に心底ホッとしている。


本日日曜日、寝湯、ストレッチ。
あ、ストレッチも踵骨棘用のしかやってなかった(笑)。
今週のどこかで首周りと肩周りのストレッチをやらなければ。
日光浴ができるベストポジションが奪われていたので(笑)今回は諦めた(笑)。


『BUMP OF CHICKEN「アンサー」』

放映中の『3月のライオン』は第一話だけ観て、録画を続けている。
そのただ一回を観ただけでも印象深かったBUMP OF CHICKENの『アンサー』という主題歌。
やっと最近iTunesでの配信が始まって速攻で購入。
♪心臓が動いてることの
吸って吐いてが続くことの
心がずっと 熱いことの
確かな理由を
なんつーか、こういうフレーズを聴いているとオイラには全く詩才がないなと思う。
どう頑張ってもこういうフレーズを紡ぎ出すことはオイラには不可能だ。
だからこそこういうフレーズを苦心してでも紡ぎ出す人間を尊敬する。
とりたててBUMP OF CHICKENのファンではないのだが、映画の主題歌多く歌っているので彼らの歌はよく聴く。
その中でも本作はものすごくハートをかきむしられるような歌だと思う。


『メアリと魔女の花』特報

まさか米林宏昌が『かぐや姫の物語』のプロデューサーだった西村義明と組んで劇場映画を作るとは。
全く期待しないで特報観たら、なんか結構期待を持たせる。
絵柄はいい加減宮崎駿から抜けて欲しいなとは思うが(笑)。


『ブレードランナー 2049』

同じ監督の『メッセージ』も楽しみであるが、やっぱり本作はワクワクするね。
『ボーダーライン』を観てからオイラのドゥニ・ヴィルヌーヴに対する期待感はうなぎ上りである(笑)。
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このハリソン・フォードが持っているブラスターって
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留之助ブラスターPRO・リテイラー・エディションらしい。
ブログに書いてあった。
すげえ、映画のプロップになっちゃった。
今更だがすげえ欲しくなっちゃったよ(笑)。


『出産の仕方がわからない!』
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AmazonでKindle版購入。
不妊治療というものがいろいろ負担がかかるものだという事はなんとなく知っていたのだが、本書ではそれがどのような負担であるかということが具体的に描かれている。
まあオイラは男なので旦那のメンタルの負担などは女性のそれに比べて取るに足らんと思っている。
実際そうで、身体的に痛い思いや不快な思いをするのは女性の方だ。
更に言えば医者からセックスの日にちの指定から、セックス後12時間以内に来院してくれとか言われると。
これは確かに精神的な負担になるよな。
独身で彼女なしのオイラなどからすると、そんなにしてまで子供が欲しいものなのだろうか?という気持ちにさえなってくる。
日本の少子化問題解消のために子供を作るなんてのは実にくだらない理由だとは思う。
よく分からんが、親だとか旦那が「孫が欲しい」だの「子供が欲しい」だのと口に出して言う事で女性を追い詰めているってことはないのかね?
「子は鎹(かすがい)」
と言う言葉は現代においてまったくリアリティがないばかりか、一見良い言葉風であるゆえにタチが悪いと思う。
子供は倦怠期の夫婦を繋ぎ止めとくためのもんじゃねーよ、っちゅうね。
子育てをネグレストする親。
寝ている親の頭をバットでぶん殴る子供。
そういう時代の中で自分たち夫婦だけは子供に殺されることがなく立派に育めるという確固たる自信があるのか?
それでも、どーしても子供が欲しくて不妊治療をするというなら、妻だけでなく夫もその負担を背負うべきだ。
どうも不妊は女性の所為だと思い込む男の多い事。
不妊治療の一環である、夫からの精液提供を拒む男が多いと聞く。
オナニーして精液を病院に出すという事の抵抗感。
その抵抗は分からんでもないが、その数億倍の負担を妻が負っているということを認識すべきだと思う。
そう言う意味で本書は男の方が読むべきではないかと思う。
女性がどういう精神状態になるかということを含めて知っておくべきだと思うね。


『ネットで会って30分で結婚を決めた話』
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AmazonでKindle版購入。
恋愛初期や新婚時の初動における円満な気持ちが描かれている。
つまり"ノロケ"でできた本。
その円満な気持ち、男からしたら奥さんが作った食べ物を「おいしいねえ」とか「また作って〜」という感謝の気持ちをストレートに口に出し続けていけるか?ということになるのだが。
本作はその後のことが描かれていないのでどうなってるかは分からんが(笑)。


『猫のお寺の知恩さん(2)』
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AmazonでKindle版購入。
思春期の幼馴染の年上の女の子との生活。
眉毛の太い知恩さんが可愛いということではあるんだが、やはり湿度の高いエロティシズムに魅力がある。
エロティシズムも直接的なものではなくフェティシズム的な官能性の描写で読み手を引きつけている。
フェティシズムといえば
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ひるま ってキャラクターの右脚のサポーターはフェチですなあ(笑)。
本巻では知恩さんを巡る恋敵のようなキャラクターも出て来たようで、それはそれで面白そうである。
果たして本作も前作『富士山さんは思春期』同様な寸止め感でいくのだろうか(笑)。
楽しみである。


『ギャラリーフェイク(33)』
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AmazonでKindle版購入。
全32巻で完結したと思っていた『ギャラリーフェイク』の続巻。
やはり完結を惜しむ声が多かったんだろう。
本作に関しては読み切り形式なわけなのでいくらでも長く続けることができるしね。
一本の長い物語というよりも短編が連なってるような感じだし。
それにしても本作における知見であるとか構成力であるとか物語を作る力というものに関しては作者である細野不二彦の卓越した部分であるのは間違い無いのだが、それでも明らかに本作の雛形は手塚治虫の『ブラック・ジャック』だよな。
偽悪をまとったダークヒーローの魅力を少年誌で描いた手塚治虫の『ブラック・ジャック』があればこそ『ギャラリーフェイク』が受け入れられているのは間違いない。
細野不二彦自身だって本作のキャラクターである藤田とサラの関係をブラック・ジャックとピノコに置き換えているに過ぎないから。
そういう意味では本作の世界観は『ブラック・ジャック』からの流用である。
まあ流用したからといって傑作が生まれるわけでは無いのは言うまでも無い。
本作は『ブラック・ジャック』の高度なパロディーなのではないかね。


『最も危険なアメリカ映画 『國民の創世』から『バック・トゥ・ザ・フューチャー』まで』
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AmazonでKindle版購入。
電書で出ないかな〜っとまってて良かった待望のKindle版。
主に黒人差別についての解説。
ところでオイラは『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の『PART1』をレンタルビデオで観て、『PART2』『PART3』は劇場で観て更にビデオでも再見している。
つまり面白かったとおもったわけだ。
SFでありアクションやコメディの要素があるし、オイラ好みなのは間違いがない。
が、この監督のロバート・ゼメキスを監督としてリスペクトがなぜかできない。
それでもゼメキスの映画は『世にも不思議なアメージング・ストーリー』『ロジャー・ラビット 』『フォレスト・ガンプ/一期一会』『コンタクト』『ザ・ウォーク』と......結構観てるな、オイラ(笑)......観ているにも関わらず、というか、ここまでの数を観ていたら監督のリスペクトも多少なりともあると思うんだが、一切ない(笑)。
たとえゼメキスの特集本が出ても買わないだろうね。
キューブリックやスピルバーグやギリアムなら買うだろうけどさ。
ロバート・ゼメキスってスティーブン・スピルバーグの安手な亜流感を感じてしまうのと、物語の収め方が非常に安直に感じる所為かなと思っている。
で、本書の『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に関する解説を読んで、そのオイラのモヤモヤした部分に対して風通しをよくしてくれたような感じがした。
本書で新しい知見を得たというのは勿論のこと、オイラがこの監督をリスペクトできない理由がなんとなくわかった。
例えば『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の『PART1』で冒頭の粗暴ないじめっ子が最後には主人公に媚びへつらう状態になり、主人公側もそのいじめっ子を横柄に扱っている。
悪い奴を罰している、仕返ししているということなのだろうけど、それっていじめる側といじめられる側を逆転したにすぎないわけで、それって物語上いじめられて当然な奴といじめる権利がある人間という非常に危険であやふやなロジックを提示してるだけじゃないか。
その辺りは明確ではないにしても『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の『PART1』を観たときから思っていた。
こんな物語の安直な収め方をする事に対する抵抗感があったんだろうな。


『JJM 女子柔道部物語(1)』
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AmazonでKindle版購入。
小林まことの傑作『柔道部物語』は柔道を物語の真ん中に据えて非常に魅力的に読ませるような展開で作られた傑作である。
高校柔道を魅力的に描きつつ、高校の部活にある先輩後輩の理不尽な部分もきちんと描いていた。
いわゆる"しごき"を肯定しているわけではないが、その世界にある受け継がれる理不尽さを隠さず描き、主人公に後輩ができればその後輩に大して自分がされた理不尽をするというね。
綺麗事にしてないところがいい。
で、本作では女子柔道なわけで、以前に谷亮子が「私は暴力受けた経験ない」などとシャアシャアと言ってのけたわけで(笑)。
さて本作で小林まことはそこに切り込んでいけるんだろうかね(笑)。


『婚カツ!』
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AmazonでKindle版購入。
面白かった。
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読み手を惹きつけるトルクの強いセリフに溜飲が下がる思いである(笑)。
オイラだと上のセリフの"男"を"女"に。
"女"を"男"に読み替えるわけであるが(笑)。
なんか女性もこういう事に苦労していることがわかると、モテないオイラなどはかなりホっとするわけである(笑)。


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町山智浩の有料音声解説。
『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』とスタンリー・キューブリックの『シャイニング』。
『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』は公開前の半年ぐらい前に再撮の噂があって、オイラとしては監督のギャレス・エドワーズに同情的に思っていたのだ。
再撮は完成版の4割に及ぶと。
で、町山の解説を聴いたら再撮分って後半の盛り上がってる部分らしいんだわ。
ギャレス・エドワーズ版で後半まで行ったらわけのわからない、盛り上がりがない映画になっていたかもしれんということのようだ。
そう考えると再撮の判断は妥当であったと考えざるをえない。
つーか監督の人選でつまづいたということか(笑)。
ギャレス・エドワーズって『GODZILLA ゴジラ』はまあまあ良かったと思っていただけに残念である。
町山の解説ではギャレス・エドワーズが『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』で達成しようとしたコンセプトとそれが失敗した原因にも切り込んでいて興味深い内容であった。
『シャイニング』については原作と映画版の比較と、原作を読むと分かる部分の解説など。
原作者のスティーブン・キングと映画監督のスタンリー・キューブリックの考え方の違いというか資質の違いをわかりやすく解説していた。
この辺りはオイラも知ってる部分もあったが、町山の情報を関連づけた上での解説はやはりすばらしく勉強になった。
ただ、『シャイニング』におけるネイティブ・インディアンの暗喩については町山は否定的のようで、その辺りはオイラと意見がわかれるところだが(笑)。
それにしても町山の解説や評論によって得られる映画の見方の知見は好奇心を刺激されるものだと思う。


『ア・ホーマンス』
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wowowでの録画視聴。
公開年は1986年。
オイラが浪人という無職の時だ(笑)。
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たしかTVで上の画像のようなヴィジュアルを観てちょっと関心を持った
オートバイと廃墟というヴィジュアルは、特に廃墟というものが流行り始めの頃だったんだと思う。
だが、なんちゃってであっても浪人の身だったし(笑)、受験勉強もしてなかったが娯楽に身をまかせる勇気も無かったので結局は劇場で観てない。
信じられないカップリングだが本作は実写版の『めぞん一刻』と同時上映だった(笑)。
映画の宣伝で出ていた松田優作がそれまでのオイラが持っていたイメージと違って、腰が低く穏やかに話していたのを覚えている。
ちなみに原作は劇画で
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原作:狩撫麻礼に作画:たなか亜希夫。
映画の『ア・ホーマンス』と原作のそれは全く違う。
辛うじて主人公が記憶喪失という設定が残っているだけだ。
で、オイラ本作を観たのは大学時代にレンタルビデオで。
なので今回の再見は30年振りぐらいだ。
単純に面白いか?と聞かれれば、悔しい事に面白いんだよね、本作(笑)。
なんか世の中の男の9割が松田優作好きらしいんだが(笑)、オイラは残りの一割だ(笑)。
そんなオイラが本作を面白いと言わざるを得ないという(笑)。
むちゃくちゃ雑に言うが監督の構成力や世界観の構築などを含めた演出力はせいぜい百点満点で10点程度。
ただヴィジュアルに関しては500点と言ってもいいかもしれん。
これはおそらく撮影監督の仙元誠三の力が大きいと思う。
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こういう雨降しとネオンのヴィジュアルは『ブレードランナー』の影響ではあるけど、これを達成するための手間暇を考えれば画作りに対する力の入れようが分かる。
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この構図に対する人物の配置と照明の感じ。
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画による官能性に溢れている。
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女が犯された陰惨なカットでありながら、ものすごく印象的な構図で画を作っている。
この上の画像、初見の時もすごく感動した覚えがある。
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更に本作における石橋凌の顔。
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なんというか、ヤクザでありながらイノセントな佇まいというか、再見して思ったのだが石橋凌の美しい顔をフィルムに焼き付けたと言う部分で感動的であった。
正直なんて美しい顔なんだろうと思ったよ。
おぢさん、ホモではないけど(笑)。
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凶暴さの捉え方を新しく提示した感のあるポール牧。
監督の松田優作の功績は石橋凌のキャスティングとポール牧に対する凶暴さの演出だな。
その辺りは素直に松田優作の功績だと認める。
それと撮影監督の仙元誠三ね。
その他の監督の演出という部分ではだいたい既成の映画からの借り物感が拭えずにある。
夜のネオン街の雨。
それから
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カミソリで頰を切り裂くのは
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ロマン・ポランスキーにナイフで鼻を切り裂かれるジャック・ニコルソンの真似。
言うまでもなく見えない側の頰を切り裂くより鼻の穴からナイフを入れて切り裂く方が難易度は上だ。
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本作のメインヴィジュアルにもなっているこのサングラス。
これは本作のオチとともに有名なハリウッド映画からの流用というかパクリである。
このオチを含めた展開は失笑ものだ。
全部がとは言わないが松田優作が監督として口を出したところはものすごく的外れなものに見える。
劇中、全く無意味にカメラが90度回転してるところとか。
こんなカメラの動きを撮影監督がやるとは思えない。
このサングラスにしたってSFに対する知見もなく、なんとなくカッコ良さげだから入れてみようという感じがして鼻につく。
そう、松田優作の生き方すべてにある"痛々しいカッコつけ"感というのが本当に鼻につくんだな。
設定をパクッた上で更にその上を行くものを作れれば問題ないわけだが、多くの場合同等か劣化コピーでしかない。
ある意味その痛々しさに対する失笑をオイラは面白いと感じたのかもしれんが。
一応松田優作自身、アップのカットでは瞬きをしないという演技を徹底させていたけど、オイラにしてみればその程度の演技でしかない。
撮影監督の仙元誠三がヴィジュアルを作らなければ本当にガタガタになったろうな。
なのでヴィジュアルのみ、観る価値がある作品であると思う。

by 16mm | 2016-12-25 21:25 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Comments(2)

『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』

先週土曜日、今年最後の歯のメンテナンス。
いつものように美形で剽軽なドS歯科衛生士女史に歯石を取ってもらう。
治療後に先生と少々雑談。
今年もお世話になりました。
来年も宜しくお願いします。


本日日曜日、銭湯でストレッチと寝湯と日光浴。


ゾクゾク Nerf リペイントできるかな?(笑)-05
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未完(笑)。
塗装にどうしても我慢ならず二度目の放棄(笑)。
マスキングをしてのスプレーでの塗り直しも、何度もやっていくうちにエッヂが鈍くなっていく。
やはり一度で塗装はキメねばならぬと猛省。
それとウェザリング以外での筆での着色はオイラのスキルからして止めるべきだと思った。
今後があるかどうかわからんが(まだスプレーも余っているw)しばらくやらん(笑)。
つーか色ぬりは楽しいが向いてないな(笑)。


年賀状の画像がまったく進まず。
いっそのこと今年は年賀状止めるかとも思うが、なんとか仕上げるべきだとも思っている。
なんとか今週中には。


『命を狙われる体験をしたので言わせて下さい。』
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AmazonでKindle版購入。
安斎かなえ の安定の面白さ。


『ベアゲルター(3)』
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AmazonでKindle版購入。
沙村広明の待望の新刊なのだが、前巻から本巻が発売されるまでのストロークが長くて内容の詳細を忘れている(笑)。
というかw物語の詳細がちゃんと語られていたかすらおぼえていない(笑)。
発刊の問題だけでなく、オイラの物覚えの悪さの問題とも言えるんだが(笑)。
それでも新刊が出たら買うのは沙村の画力の魅力に他ならない。


【映画予告編】『無限の住人』
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映画館での予告編で上映されていた。
関心したのは原作漫画の主人公の一人であるまん万次が背負ってる
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"卍"のマークって反転すると世界的に見てヤバイマークになっちゃう。
それを"万"の字をなんとなく崩し気味にして"卍"に見えるようにデザインしているのがいいなと思った。
この映画って昨年末ぐらいに撮影終わっていると聞いた。
来年の5月ぐらいに公開。
つーことはポスト・プロダクションに結構な時間をかけていると思われる。
その辺りは興味深いのだが、予告編を観るとキャストの雰囲気が原作の凄みにまったく届いていない。
映画から漫画にあった殺気がまったく感じられないんだよね。
予告編を観る限り、役作り、演出、演技、コスチューム・デザインでものすごく躓いているように感じる。
まあ来年の話。
一応観にいくつもりではあるが過度に期待はしないことにする。


『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』
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先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
3D字幕IMAX版
微妙にネタバレしてますのでご了承ください。
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上の画像の本作のヴィジュアルを最初に観たのは、昨年末に公開した『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』公開前であった。
タイトルに"ローグ"とつくのが納得してしまうようなヴィジュアルで期待がもてた。
あ、初のアジア代表
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ドニー・イェンも出てるんだと狂喜したよおぢさん(笑)。
実際本作でのドニー・イェンのアクションはカッコよかった。
ドニーのアクションが本作の唯一の目玉と言ってもいいかもしれん(笑)。
宇多丸のラジオ番組によると本作を観たリスナーの8割が絶賛だったとか。
そういうなかで本作をディスるのは如何に図々しいオイラでも勇気がいるもので(笑)。
はい、オイラは絶賛ではない2割の方でございます(笑)。
なんかね公開までの宇多丸と高橋ヨシキのバカ話の方が数億倍本編より面白かったように思える(笑)。
本作は1977年公開の一番最初の『スター・ウォーズ』である『エピソード4/新たなる希望』の冒頭の数分前までの事柄を描いたものだ。
なので公開前から言われていたことであるが、本作で出てくる登場人物たちが後のシリーズに出てきていないわけなので、おそらく皆んな死んじゃうんだろうな、という予想がなりたっていて、実際そうなるんだが(笑)。
その映画のクライマックスで、背後から赤いライトセイバーを振り回して反乱軍兵士を追い立てるダースベイダー。
それを反乱軍兵士達が命がけで得たデススターの設計図を文字通り命がけのリレーのバトンように繋いでいく様は感動的ではあった。
宇多丸が言うように彼らが繫いだのは劇中でも台詞として語られる"希望"なのであり、それは本作の次の物語である『新たなる希望』へと受け継がれる。
はっきり言って本作、前半から中盤が本当に退屈。
何度か観れば合点がいくのかもしれないが、初見だとワケのわからない場所で反乱軍やら帝国軍がワケのわからないことをしているとしか思えず(笑)。
正直途中で退席しようかと思うほどであった(笑)。
本作に出てくる有名どころの俳優の一人である
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フォレスト・ウィテカー。
言うまでもなく存在感満載の重厚な俳優なのだが、コイツの存在意義がまったくない、というか、いなくてもいいじゃん、レベルなのよ(笑)。
フォレスト・ウィテカーのくせに(笑)。
これって昨年の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』における
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キャプテン・ファズマの存在感と同じぐらいの見掛け倒し感であった(笑)。
その他の登場人物達も今ひとつ感情移入ができずに物語が進行して終わっちゃったと言うような感じ。
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の登場人物達が感情移入も好感も持てたのとはまったく違う。
本作が名もなき人々の物語であるということを差し引いても、だからこそ感情移入が必要なのだと思うんだが。
公開前から言われていたが本作では他のシリーズにある
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タイトル・ロールがないのだが、それに伴ってスター・ウォーズのテーマも流れないのよ。
これが意外とキツくてね(笑)。
このお約束の曲がないということがなんとも全体を通した物足りなさを醸し出していた。
本作、中盤から後半にかけて面白くなってはいくんだが、あまりの前半のダラダラが解消しきれずにいて感動的なシーンもあるんだけど、どうにもノレない。
宇多丸が言うところの「旧作を知っている人たちへの接待」と言う意味では、例えばワンカットC-3POとR2ーD2が出たり、『エピソード4/新たなる希望』に出てきたカンティーナのエイリアンが映っていたり、そっくりさんだとばかり思っていたら実はCGだったというターキン総督とレイア姫が出てたり(ターキン総督役のピーター・カッシングは故人。レイア役のキャリー・フィッシャーは......(笑))はしてニヤリとすることはあったんだが。
そもそもメカのデザインに真新しいものがない。
『エピソード4/新たなる希望』直前の話なので
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X-ウィングやY-ウィングが出てきてカッコいいのは当然なのだが、本作特有のメカがことごとくカッコ悪い。
そもそも『エピソード4/新たなる希望』のX-ウィングやY-ウィングはもとより『エピソード5/帝国の逆襲』の
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AT-ATや
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スノースピーダー。
『エピソード6/ジェダイの帰還』
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スピーダー・バイクと、毎回毎回どんだけカッコいいメカを出してくるんだとワクワクしていたのに(笑)。
本作でカッコいいメカは旧作で出てきたものだけだ。
つーわけで、非常に面白くて意義深い物語になるはずであったろうが、オイラにはほとんど響かなかった本作である。
おそらく再見はしないであろう。


今週末はヘアカット。

by 16mm | 2016-12-18 21:05 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Comments(4)

『海賊とよばれた男』『機動戦士ガンダム THE ORIGIN IV 運命の前夜』

本日日曜日、銭湯で寝湯、ストレッチ。
晴れてはいるが風が強くて肌寒い。
しかし露天で日向ぼっこしてるうちに結構暖かく感じるもんだね。
日向ぼっこしながらストレッチを念入りにやる。


AREA クロームメッキ仕様肘置き アームスタンド マウスパッド一体型 CA-600
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2006年10月に初めて購入して、2011年8月に壊れて再購入。
そして同じく五年目の今年に壊れて3代目を購入(笑)。
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前回と壊れた場所はちょっと違うんだが、やはり5年が寿命なのだと感じた。
このアームスタンドを使い始めたら本当に手放すことができないほどに快適。
これ使うと肘の自重というものを自覚できる。
そしてその自重というものが結構負担になっていると感じることができる筈だ。
とにかくオイラにとっては必需な楽チンアイテムである。
また五年後に購入することになるのかな(笑)。
Amazonで5,790円。


『ザ・ファブル(8)』
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AmazonでKindle版購入。
待望の新刊。
殺し屋を主人公にしながら主人公ファブルの殺しのシーンは第一巻の冒頭のみ。
凄腕の殺し屋が殺しを封印して一般人の生活をするという物語の漫画。
そうするとゾクゾクするようなアクションが無くて退屈だ(笑)、と思うかもしれんがまったくそんなことはない。
作者が想像する凄腕の殺し屋の凄腕たる理由をユーモアを交えて描いていくから。
並外れた危険察知能力の代償に超と言っていいぐらいの猫舌(笑)。
毒などを嗅ぎ分けるデリケートな舌先を持ったおかげで人肌程度の焼き加減でも熱く感じてしまうメンドくさい体質になっちゃった(笑)。
凄腕の殺し屋の存在感を一般の日常生活レベルでディテールを掘り起こしているところが非常に新鮮なんだと思う。
一般の日常生活に主人公のファブルを放り込んだ時の異化作用が本作の当面の魅力であるのだと思う。
今後の展開はわからんが(笑)。


『双子の帝國 2巻』
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AmazonでKindle版購入。
物語のとば口の前巻の感じだと、面白くはあるが『のりりん』や『終わりと始まりのマイルス』『なにかもちがってますか』の連載を終わらせてまでやりたいことなのか?という感じはあったのだが、本巻から上手く加速して物語が推進している感じを受けて今後に期待。
『終わりと始まりのマイルス』と『なにかもちがってますか』の要素が入っているところをみると作者としても本作で統合した形でそれらを生かそうとしているのだろう。
作中に出てくる"光軍に使役された もと神聖娼婦の50人の女達"の50人を全員描き分けて出したところは恐れ入った。
やはり今後が楽しみである。


『合本 この国のかたち【文春e-Books】』
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AmazonでKindle版購入。
マジ待望の書籍のKindle化。
学生時代に単行本で読んで以来の座右の書と言ってもいいぐらいのもの。
と言っても実際には座右にないから電書になって本当に座右の書となった感じでうれしい。
"華厳経""信長の思想""ノモンハン事変""統帥権"etc......
凄まじいまでの知識と知見。
平易な文章のなかの優しいユーモア。
この本を読んで関心を持ったトピックは今でもオイラの頭に強烈な形で張り付いている。
とにかく目次で関心のある部分をザッピングしながら読んでいる。
学校教育の教科書以外で初めて、そしてもしかしたら今後巡り会うこともないかもしれない随筆という形態の文章。
随筆=エッセイなんだろうけど、司馬遼太郎のこれはエッセイなどとニヤけた名称ではありえない。
随筆としか言いようがない。
当時、司馬がノモンハン事変の小説を書くとか書かないとか言っていた時期で、結局書かないということになり非常にがっかりした覚えがあるんだが、いまなら司馬がそれをテーマに書けなかった理由がなんと無く分かる。
ポンコツな戦車に乗って死を常に覚悟していた司馬遼太郎の若い頃を総括するに、その時代を生きた実在の軍人に誰一人共感出来なかったからかもしれん。
稀代のテロリストか総会屋としか思えない(笑)坂本龍馬を魅力的に描いた司馬であっても、第二次大戦中の日本軍の軍人を魅力的に描くどころか怨嗟の対象にしかできなかったんだろうね。
そのあたりの司馬の気分が本書に散見される。
おそらくオイラの一生を書けて読み潰す本である。


『応天の門 6巻』
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AmazonでKindle版購入。
読み進むにつれてどんどん面白くなっていく。
特に菅原道真の魅力的なこと。
在原業平はイマイチ感情移入ができない(笑)。
オカルトを冷静に分析してその背後にある人間の作為を暴き出す。
ホームズとワトソンだよな、コレ(笑)。
前述した『この国のかたち』を再読しはじめた折に本作も読んだのだが"宦官""司馬遷""科挙"なんていう言葉がでてきて、偶然とはいえなんか妙なシンクロっぷり(笑)。
本郷和人の平安時代の解説のウンチクが相変わらず興味深い。
人間の闇であるとか業のようなものを物の怪の類として恐怖の対象となったのかな。
だとしたら非常に楽観的な性善説にオカルトなどは立脚しているのかもしれん。


Photoshop CC(2017)
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迂闊なことに最新版がリリースされたのを知らずにいて、リリースからひと月後の先週にアップデート。
たぶんスタンプやパッチ関係の精度はバージョンが上がるごとによくなっていると思うが、その他の機能がよくわからん(笑)。
というか、オイラのMacintoshでは非常に挙動が重くなっている(笑)。
まあ動いているだけマシだと考えよう。
次、マシンを買うとしたらwindows機になるかもしれんなあ。
Mac高いし(笑)。


『Daytona BROS Vol.47』
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書店で書籍購入。
オイラにしては珍しいオシャレ系の雑誌の購入である。
まあ映画で使用されたファッションというくくりに興味があったのだ。
なんとなく『タクシードライバー』的な軍用ジャケットは持っているし会社にも着て行っている普段使いなのだが、本書に載っている『インディ・ジョーンズ』的な扮装も悪くないかもと考える。
本書に載っている『インディ・ジョーンズ』的なものがさほど高いという感じではないのでちょっと無理すれば手が届く。
普段着るものにこだわらないし変化も求めないので、なにか気に入ったらそれで年中通すので、ちょっと本書を参考にして見ようかなと思った次第。


『町山智浩の映画ムダ話39 』
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町山智浩の有料音声解説を購入。
まず町山の『この世界の片隅に』を聴くと本当に初歩的な読解をベースにした解説を行なっている。
原作漫画をくまなく丁寧に読み込み、映画を何度も真剣に観ることで得られるものがベースなのだ。
だからこの音声解説の半分ぐらいは己の読解力で真剣に向き合えば、もしかしたら自力で理解できることだったかもしれない。
しかし、オイラはやっぱりその基本的な読解力が足らんのだな(笑)。
町山が言う、すずさんが嫁いだ先の北條家の人たちが物分かり良く優し気に描かれているが、実はすずさんの旦那になる周作は遊女のりんさんを愛していて結婚しようとまで思いつめていた。
それを反対したのはあの優し気な北條家の両親や親戚の人たちだ。
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ああ。
これだ。
ちゃんと原作に描いてあったことなんだ。
オイラはこの辺りをなんの引っかかりも無く読み飛ばしていたんだな。
町山はそれを丁寧に拾い上げて、さらに当時嫁というものは働き手としてみなされると言うことに言及する。
北條家の姑は身体が悪いので余計に嫁に家事を強いることになる、と。
それと娼婦を嫁にするという世間体の問題。
原作に描いてあるものを拾い上げてそれをさらに深く掘り下げるんだよ町山は。
北條家の人たちが本当に人のいい感じに表面的に描いていたのだが、実は愛し合う二人を引き裂く闇ももっているということだ。
その他、高角砲や太極旗に対する解説も非常に興味深いものになっていた。
優秀な評論家ってのは、評論対象に対してある種の決めつけをしつつそれについて作品に描かれない情報を総動員して解説の妥当性を確保するんだと思う。
その作品に描かれない情報というのは知識であり、想像力であるのだと思う。
町山智浩はやっぱりすごいね。
この『この世界の片隅に』がヒットしたのも、というか、オイラが本作を観に行ったのは町山智浩が強力に推していたからに他ならない。
さらに水道橋博士や宇多丸や古川 耕(古川は宇多丸のラジオ番組で本作を取り上げる為に1万円の身銭を切っているのだからw)などの推しもあげられる。
つまり適切な人間が適切な言葉で作品を推すことによって人は動くということだな。


ゾクゾク Nerf リペイントできるかな?(笑)-04
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ほぼ大詰めに近づいている、と思われる(笑)。
テカテカした部分を
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Mr.ウェザリングカラーのマルチグレーを塗ったくって上の画像のような薄汚い感じにした(笑)。
Mr.ウェザリングカラーのマルチグレーって非常に水っぽくシャバシャバしていて本当に筆で全体を塗りたくったと言う感じ。
で、それから3時間ぐらい置いてからティッシュで余分な水分とともに汚れ具合を調整しながら拭き取っていく。
塗ってから3時間ぐらいだと丹念にこすればぞれだけで全部綺麗にとれて元の状態に戻っちゃうぐらいに乾きが遅い。
オイラの感じだとティッシュでこすって落ちなくなるのに3日ぐらいかかると思う。
完全に乾ききると専用の洗浄液でしか落とせないようだ。
オイラはこれをもう一度全体に塗って調整するつもりである。
できればもう次回で最終回にしたいものである(笑)。


『海賊とよばれた男』
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先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
監督:山崎貴。
キャストに出演者 岡田准一、吉岡秀隆、染谷将太、鈴木亮平、野間口徹、ピエール瀧、綾瀬はるか、堤真一、近藤正臣etc......
という信じられないような最強に布陣(笑)。
岡田、野間口、堤は『SP』だし、堤と綾瀬はよく映画で共演しているし、岡田、吉岡、染谷、堤は山崎監督の映画の常連と言えるし。
なんか日本映画界の優秀な役者の層が薄くないか(笑)。
優秀な役者はどこでも引っ張りだこということやね。
本作でいえば唯一原作者がアレな人というのが問題だけど、原作小説には罪はないからねえ(笑)。
主演の岡田の凄さというのを改めて感じたね。
特殊メイクの精度の高さのサポートがあるにしても、20代の若造から死ぬ間際の最晩年までを力強く演じていて好感が持てたな。
ヴィジュアルにしても空襲で焼け野原になった世界観というものを非常にリアルに表現していた。
この辺りは本当にすごいなと感じた。
ただ、これは原作の問題なのか映画の問題なのかわからんが、物語を進めていく推進力が弱く感じた。
タイトルに"海賊"と冠している割には海賊として法を破るような破天荒さはなく、どちらかというと同業同士のローカルルールを破ったり、競合他社の製品より良いものを出して逆恨みを買う、とかなので、どちらかというと真っ当な商いをしている風にしか見えない。
主人公の心意気が海賊のようだ、と言うことなのかしらん?
なので主人公のやってることが、タイトルの名前負けしているようにしか思えん。
それと物語の進め方が雑に感じた。
スクリーンに出てくる字幕一つで年月を飛ばしてみたり。
主人公の妻が後継を産めないということで出ていくというくだりも、オイラとしては町山智浩の『この世界の片隅に』の解説でそのあたりの実情を知っているから大変な事態だろうということはわかるんだが、映画のなかでその逼迫した感じが出てないんだよね。
いつのまにか妻が実家に帰りました、ってな具合。
本作って出光興産の創業者をモデルにした小説なわけで、その主人公が晩年、出て行った妻が意外と近くにいたことを知らされるんだけど、知らされて慟哭するぐらいなら、金持ちなわけだから気になるなら興信所消息ぐらい確かめるはずではないのかね?
気になっているのなら。
なんか言ってることとやってることがちぐはぐなんだよね。
演出的に言えば、主人公がやたらと机叩いたり壁を叩いたりするのもやりすぎ。
やりすぎてるから主人公の苦渋の具合が相対化されてよくわからん。
さらに言えば終盤で出てくるイラン。
このイランの広がりを示すヴィジュアルが非常に乏しい。
乏しいのを堤真一の演技でカバーしている。
前半の焼け跡のヴィジュアルが見事なだけにものすごくショボく感じた。
まあそれでもタンカーの描写なんかを見ると、いわゆるジェームズ・キャメロン的な映し方で捉えているなとは感じた。
タンカーを宇宙船を撮るように撮っていた。
或いは『タイタニック』のように、というか。
山崎監督の前作である『寄生獣』が傑作だっただけに、なんとも腑に落ちない感じであった。
まあ再見はないだろうね。


『機動戦士ガンダム THE ORIGIN IV 運命の前夜』
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AmazonでBlu-ray購入。
安彦良和テイストの画を精度高くトレースしていて安心してみれる。
このシリーズは安彦のタッチが楽しめるというのが肝だからね。
シャアもアムロも15歳以上の年齢になるとオリジナルの声優の声も違和感がなくなった感じ。
本作のモビルスーツの月面でのアクションの重さの表現が素晴らしい。
足の振り上げをゆっくりして、地面に足をつけるところを早くする。
この動きだけで結構重量感を感じるものだ。
本作ではララァも出てきた。


今週末は今年最後の歯のメンテナンス。


さらに観れれば『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』


年賀状とNERFの完成もさせなければ(笑)。

by 16mm | 2016-12-11 21:38 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Comments(2)

『NHKスペシャル 終わらない人 宮﨑駿』

先週土曜日、心療内科。
この時期、鼻のつまる要素が少ないせいか症状は安定している旨を担当医に伝える。
オイラのパニック・ディスオーダーの原因の一つに脳内物質のセロトニンの不足があるようなのだが、現状それが多いのか少ないのかを確かめる術がないらしい。
というか脳内物質全般に言えるのかもしれんが、それたの物質が血液に含まれるわけではないので血液検査などではわからない。
脳内の状況というものが通常の検査でチェックできないということだ。
そうするとパニック・ディスオーダーの原因がセロトニンと言われても実のところよくわからず、処方されている薬が効いているようだからセロトニンの所為かもしれないという状況証拠のようなものでしかないのかね?
オイラとしては薬が効いて症状が治まっているので問題ないとも言えるが、薬以外で具体的にどうすれば良いのか、というのが見えづらい。
担当医はかなり親身に心の持ち様や自己暗示的なものを理屈を丁寧に説明してくれているので信用はしているんだが。


先週土曜日、歯のメンテナンス。
約ひと月ぶり。
医院に出かける前に風呂に入って髭を剃っていたら
「ザクっ」
っと、音が聴こえたような気がするぐらいにT字の安全剃刀で唇の上あたりを切る(笑)。
なかなか血が止まらないので
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こんな感じに絆創膏を貼ったままメンテに向かう(笑)。
いつものように美形で剽軽なドS歯科衛生士女史に歯石を取ってもらうも、絆創膏が痛々しいのか(血が若干滲んでいたしw)心配される。
おお、ドSのくせに優しいところがあるではないか(笑)。
この傷は現在日曜日でも若干ジンジンしてたりするのだ(笑)。
ひと月ほどメンテに間があったにもかかわらずさほど歯石はついていなかったとのこと。
女史に歯と歯の間や歯茎用のブラシとして
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スポットというブラシを勧められて使うことにした。
先生に基礎検査をしてもらった後に雑談少々。
動画ファイル形式で"log"というものがあるというのを教えてもらう。
基本オイラは静止画の写真を趣味にしているのだが、先生の話を聞くたびに動画もいいなと思う。


歯のメンテ後に絆創膏をしたまま近頃よく行く焼肉屋に。
若い兄ちゃんが注文を取りに来た時に
兄ちゃん「しんやの方ですか?」
オイラ 「深夜?」
兄ちゃん「いや、65歳以上のシニアの方ですか?」
オイラ 「......」
いや、若いと思われたいと思っているわけではないが、オイラ、今まで比較的歳より若く見られていきたのに(笑)。
確かに頭はボサボサで金髪だか白髪だかわからんような状態の上に唇の上に絆創膏である(笑)。
来年50歳のオイラが一気に15歳跳ね上がって65歳に見えても仕方ないのかもしれん(笑)。
で、シニアだと料金が安いらしい。
なので
オイラ 「はい、そうです。65歳です。シニアです」
兄ちゃん「なにか証明できる、免許証や保険証はお持ちですか?」
オイラ 「すいません、ウソです。来年50歳です」
兄ちゃん「......」
オイラ 「......」
兄ちゃん「失礼いたしました。すいませんでした」
と、すまなそうに兄ちゃんは去って行った(笑)。


本日日曜日、銭湯に寝湯とストレッチ。
肌寒かったが露店で椅子に座ってウトウトする。
日光浴のつもりが陽がささなかった。


『ダーリンは70歳/高須帝国の逆襲』
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AmazonでKindle版購入。
よくわからんが、紙の本の方は絶版になっちゃってるという。
たしか掲載誌を立ち読みしているので"あの部分"かな?というのはなんとなくわかっている。
で、その曰く付きな該当部分は電書でも削除されているようだ。
サイバラが幸せなのは結構なことだ。
これまでも国税に喧嘩を売ったりしていた作品的な傍若無人さはあったけど、その頃は本当に役たたずなDVな旦那のいる一人の漫画家としてギリギリと突っ張った感じに共感をしていた。
今でもサイバラのTVでの「オマンコ」発言などの傍若無人さはあるものの、結局お旦の高須克弥の強力な後ろ盾での発言でしかなく。
オイラはTVで「オマンコ」と言ったのが気に入らないのではない。
高須克弥と付き合う前での発言なら、その言葉の重みと社会的な影響をものともしない力強さを感じられたはずだ。
そしてその頃のサイバラには作品的な慎みもあった筈なのだ。
それがなくなったサイバラにオイラは興味はないね。
今のサイバラは曽て蛇蝎のごとく嫌っていた柴門ふみとどう違うんだろうね。


『相姦の赤い河岸 : 7』
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AmazonでKindle版購入。
待望の新刊、なのであるが、前巻のエピソードを忘れてしまっているため6巻目から復習しているところである(笑)。
発表のストロークが長いのでこういう事もあるよね、おじさんだし(笑)。
相変わらず画はエロくて上手い。


『モノ・マガジン2016年12月16日情報号』
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書店で購入。
文房具特集で気になるものがあったのだ。
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DagaのPEN-VISEというものらしい。
これは
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こんな感じに好きなボールペンの替え芯を入れて使えるという。
材質はジュラルミンでなかなかカッコいい。
対応ボールペンリフィルリストによると ぺんてる:Rollerball LRN3/4/5 LR7/10 Energel、エナージェルも使える様だ。
まだ発売されていないのだが、絶対に買いであろう(笑)。


『「この世界の片隅に」 オリジナルサウンドトラック』
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iTunesで購入。
ふんわりとした聴き心地のよい優しげな曲と歌声。
しかしそれでも映画のエンディングに流れた"たんぽぽ"にはリズムとスピード感を感じた。
歌詞はふんわりとしてるのにね。
映画共々最高のサウンドトラックであった。


『NHKスペシャル 終わらない人 宮﨑駿』
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2016年11月13日(日) 午後9時00分~9時49分。
とにかく50分の放映中、イライライライラしながら観ていたよ(笑)。
そんなに不愉快なら観なきゃいいんだけどねえ(笑)。
唯一溜飲が下がったのはネットでも散々言われているが
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ドワンゴの川上のプレゼンに対する不快感の表明のところかな(笑)。
あ、今気がついたけど、川上の後ろに宮崎吾朗がいたんだね。
そもそもなんで川上みたいなチャラい奴がジブリに入り込んでいるのか?
まあ定見のない鈴木敏夫が流行りものとして組んでいるだけなんだろうとずっと思ってた。
少なくとも宮崎駿と波長の合うヤツではないと思っていたらやっぱりね(笑)。
つーか
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鈴木敏夫も卑怯なヤツだな(笑)。
「どこへだどり着きたいんですか?」
だと(笑)。
宮崎にプレゼンする前に鈴木敏夫は観てる筈だよ。
んで、宮崎が思いがけず立腹しちゃったから手のひら返して川上を追い詰めるような事いってる鈴木敏夫ってほんとやなヤツな(笑)。
まあ、それはどうでもいい。
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宮崎駿は2013年9月のわざわざ引退会見を大々的にやって長編映画からの撤退を宣言した。
そののちスタジオジブリは制作部門を解体。
社員として働いていたアニメーターを全員馘にした。
まあ元々スタジオジブリってのは鈴木敏夫が言っていたり、折に触れ宮崎駿も言っていたが、宮崎駿と高畑勲にアニメーション映画を作らせるためにスタジオだったのだ。
なのでこの二人が映画を作らなくなればスタジオは無くなる事を運命づけられていた、とも言える。
終身雇用制が崩壊している昨今、勤めている会社が無くなることは常にあることだが、それでも会社組織を作り社員を雇ったにもかかわらずボスの気まぐれな一言で職を失うという事の恐ろしさと理不尽さ。
スタジオジブリの社員だったアニメーター達はそれすらも納得づくだったかもしれないのでオイラがとやかくいう事ではないとは思う。
散会していったジブリのアニメーター達が『君の名は。』などに参加して品質に寄与してたりもする。
今でもアニメーターを続けている人もいるし
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スタジオで長年動画チェックで映像の最終品質キープの重責を担っていた舘野仁美はアニメーターをやめて飲食店のオーナーに。
さらに言えばこのドキュメンタリーの中でも言及されているが、宮崎と一緒に働いたスタッフたちの訃報が相次いでいた。
おそろくその一人は今年の5月くらいに亡くなった二木真希子。
で、正直むちゃくちゃ衝撃的だったのが
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宮崎と長く色彩設計のスタッフとして力をだしてきた保田道世が亡くなったということだ。
これは宮崎に取っても致命的にショックなことであったろう。
別にスタジオジブリが解散したからスタッフが次々に亡くなっていると言っているわけではない。
言ってみれば彼ら彼女ら優秀なスタッフの喪失というものは今後宮崎駿の、少なくとも『風立ちぬ」レベルの映画を作ることができないという事だ。
"アニメーションの制作は共同作業であり、監督は映画制作の主体ではない"
これはオイラの意訳ではあるけれど、宮崎駿が若い頃に講演した時に言った言葉だ。
宮崎駿という人は間違いなく稀有な才能の人ではあるけれど、その才能を発揮するためのアニメーションは個人ではできない。
すくなくとも昔の宮崎駿は周りのスタッフの力によって自分の作りたいものが作れている、ぐらいの謙虚さはあった。
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鈴木敏夫が宮崎駿に言ったとされる言葉で
「引退して時間があるのだから 楽しみながらCGで短編映画をつくったらどうか」
と言ったらしいけど、オイラからすると
「ハアアアアアアアア!!!!!?」
ってなもんですよ。
噴飯もの。
ご飯ブホーってなもんです。
鈴木敏夫はCGアニメーションを、というかCGに対してド素人の宮崎駿に対して、時間つぶしがてらに気楽に短編ならCGで作れるよ、と言っているのだ。
オイラは仕事でCGをやっている端くれではあるが、オイラに謝らずとも、少なくとも日本で優秀なCG製作者に土下座しろ。
CG制作は素人が気楽にできるようなものではないということが分からないんだな、鈴木も宮崎も。
鈴木敏夫のヨタに平気で乗っちゃうところを見ると宮崎駿もCGを自分たちのやってきた手描きアニメーションより下に見てるわけね。
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それでいてCGアニメーションで新たな地平を切り開いたピクサーのジョン・ラセターは意識してるというね(笑)。
ハッキリいうが日本でどんなに優秀なCG製作者がいても圧倒的な設備で劣る日本がピクサーと同レベルのものを作れる筈がないよ。
ピクサーが何百ものレンダリングマシンを使ってると思ってるんだ。
それだけの設備を整えてもペイできるからこそのインフラだよ。
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宮崎駿の短編を作るために集められたCGのスタッフ達。
オイラが言うのも口幅ったいが、彼らかなり優秀な人たちだと思うよ。
放送で見た限りでは。
宮崎の口調で言うと、自分の思い通りのアニメーションができないのはCGの所為だ、と言わんばかりの愚痴を言っているがそうではない。
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連日追い詰められた所為か、CGスタッフの一人は体調くずしちゃったりしてる。
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高価な液晶タブレットを慣れない手つきでいじくりまわし、タブレットのボタンに"進む"とか"戻る"とか書いてあるシールが貼ってある。
この手の基礎的な事もわからんのに、そもそもデジタル機器の知識すらない宮崎駿が使えるわけなかろう。
当然だがジョン・ラセターは普通にタブレットぐら使えるわけよ。
だから宮崎駿は無謀にも挑戦しているCGアニメーション制作のスタートラインにも立ててないわけ。
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このドキュメンタリーの冒頭で
"オレ いまの世の中に合わせて生きる気ないから"
なんて嘯いているくせに、作品作りのためなら最先端のCGにも手をだす。
宮崎がCGに手を出したのは、自分の作品を作らせるスタッフがいなくなったから。
CGで短編なら少人数で自分の意向に即したピクサーのような作品ができると思ったのだろう。
本当に浅はかとしか言えない。
制作が上手くいかないのは完全に宮崎駿のCGに対する無知さに他ならない。
人間と違ってコンピューターの方が扱いが楽だとでも思ったか?
イライラするような老人の妄執だ。
スタジオジブリが共同製作した『レッドタートル ある島の物語』の記者会見で鈴木敏夫が宮崎駿が言った言葉として
「この映画を作ったスタッフと組みたい」
 と言ったとか。
本当に無礼。
今までジブリで一緒にやってきたスタッフ達の方がずっとすごい、とぐらい言えないのか?
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「後継者を育てたよ」
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「こいつにやらせてみたい」っていう人間は一人もいなくなった
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そして挙げ句の果てがこれだよ(笑)。
"長編企画 覚書"とな(笑)。
ジブリ出身で力足らずでもなんとか演出家としてやろうという意欲があるのは宮崎吾朗だけだろう。
『思い出のマーニー』の米林宏昌は演出家になるつもりはないだろうね。
後継者を育てたと言っておきながら「こいつにやらせてみたい」っていう人間は一人もいないというのは矛盾してないのか?
ジブリの入社試験に落ちた細田守。
新人監督として『魔女の宅急便』でデビューする筈だった片渕須直をサポートすることもできずに宮崎自身で監督してしまったこと。
オイラとしては宮崎駿の映画ならこれまで作られた『風立ちぬ』までを観れれば十分で、引退したジジイに新たに通俗文化の娯楽を作ってもらうには及ばない。
庵野秀明もいれば細田守もいる。
『この世界の片隅に』の片渕須直の新作が今後観れるのなら宮崎駿の作品などお呼びではない。
いったいいまさら宮崎が長編をつくるとして、一緒に作りたいと思ってるスタッフが集まると本気で思っているのか、宮崎は。
だとしたら思い上がりも甚だしい、謙虚さも慎みもなくした妄執に囚われた無様な人間にしか見えない。
宮崎の映画を作るために片渕須直の映画が作られないのなら、宮崎には本気で退場願いたい。
ジブリ美術館の短編映画っていったって、ジブリ美術館の価値自体がジブリの作る長編映画があってこそだからね。
映画を作ってないジブリのジブリ美術館に何の価値があるというのかね?
「終わらない人」ではない。
「終わるべき人」なんだよ、宮崎駿は。

by 16mm | 2016-12-04 23:37 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Comments(4)