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『町山智浩の映画ムダ話"ブレードランナー2049"』『キュロテ 世界の偉大な15人の女性たち』『ブルーベリー [黄金の銃弾と亡霊]』『「宇宙戦艦ヤマト」の真実――いかに誕生し、進化したか』

先週土曜日、銭湯に寝湯、ストレッチ。


町山智浩の映画ムダ話66ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督『ブレードランナー2049』
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映画その他ムダ話からのMP3音声ファイルの有料ダウンロード。
映画で提示された要素を個別に事細かに解説。
本作とスタンリー・キューブリックの関連性。
前作と構成の相似。
本作におけるナボコフの関連性など、本当に驚くべき情報と解説。
それを読み解く町山の教養と知識の強さも驚異的だが、映画自体もそれら観客の多くがわからないであろう情報を入れてるもんなんだな。


『キュロテ 世界の偉大な15人の女性たち』
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書店で書籍購入。
『エロイーズ (本当のワタシを探して)』『ジョゼフィーヌ! (アラサーフレンチガールのさえない毎日)』のペネロープ・バジューの新作。
世界の偉大な女性達の波乱な人生をユーモアを交えた読み物にしている。
この15人のうちオイラが知っていたのはトーベ・ヤンソン(『ムーミン』の生みの親)だけだったんだが、その他の女性たちも非常に魅力的だった。
というか、魅力的に描かれている、というべきか。


『ブルーベリー [黄金の銃弾と亡霊]』
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書店で書籍購入。
いわゆるメビウスの本。
実際はジャン・ジローによる西部劇コミックス。
ジャン・ジローの本は初めて買ったのだと思うが、タッチがメビウスと違う。
どちらかというとジャン・ジローの方が密度があって重い。
オイラとしてはやはりメビウスのタッチの方が好みかな。
どちらにしても天才の筆致であることには変わりないので、オイラごときが好みを言うのははずかしことなのだが。
巻末に谷口ジローと寺田克也のイラスト&コメント。
メビウスが亡くなった時に出版された本である。
その谷口ジローも今年亡くなってるんだよなぁ......。


『「宇宙戦艦ヤマト」の真実――いかに誕生し、進化したか』
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AmazonでKindle版購入。
『宇宙戦艦ヤマト』がどのように企画され世に出て、今に至ったか、ということを原作者の一人と言っても過言ではない豊田有恒による回想録。
この本を読むと原作者が松本零士であることは間違いないような気がするね。
裁判の結果で『宇宙戦艦ヤマト2199』以降の作品に松本の名前が出ないというのは不自然なことだと思う。
この『ヤマト』という作品を結果的に独占したのは西﨑義展なんだけど、本作におけるクリエイティブな実績は皆無だ。
ただこの西崎は大衆受けするかしないかの嗅覚が鋭かったとは言われているが、それも初期の『宇宙戦艦ヤマト』の時だけ。
『ヤマト』以外のプロデュース作は全て惨敗。
『ヤマト』だって晩年の『復活編』なんて金返せ的な駄作だったしね。
スタッフへの金払いが最悪に悪いのにも関わらず、本書の豊田有恒が『完結編』まで西崎に取り込まれていたのは、西崎の妙な感じの人たらしな部分なんだろうな。
この西崎に取り込まれなかったのが、大塚康生、宮崎駿、高畑勲などの東映動画の面々。
彼らはカネで動く動かないというよりも西崎の胡散臭さというものを察知していたんだと思われる。
本書の豊田有恒は『宇宙戦艦ヤマト2199』以降についてはコメントをあまりしていない。
かろうじて昔豊田の事務所に出入りしていた出渕裕が『宇宙戦艦ヤマト2199』の監督をしている云々を記しているだけ。
豊田は『宇宙戦艦ヤマト2199』の西崎義展の後継となった(自称)息子の西﨑彰司と製作会社には当然ながらかなり冷淡な態度をとっている。
まあ当然であろうな。
Amazonでのレビューでもあったが、本書のタイトルの『いかに誕生し、進化したか』について、"進化"についてはなにも言及されていないと思うけどね。


『BANANA FISH』がアニメ化
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マヂか(笑)。
期待して良いのか悪いのか(笑)。
とりあえず観ると思うけど(笑)。


『この世界の片隅に』1周年に歓喜!ロング版の製作も正式発表
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Blu-rayが出て久しいというのに今だに上映している館があって、観に行く人がいる。
そんな作品だったんだな。
近年稀にみる珍しくも幸せな作品。
関わった人たちは本当にうれしいだろうな。
ロングバージョンも楽しみだけど、片渕監督の新作もそろそろ。
ここ一年、片渕監督ものすごい距離を行き来して作品を届けてるのに頭がさがる。


Stephen Wilkesスティーブン・ウィルクス)
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行きつけのカメラ店の店主が先週eテレで観たとかで教えてくれた。
定点撮影で昼から夜を何千枚も撮って、それを一枚の画像にレタッチ合成で落とし込む。
アイデア勝負のところもあるけど、これを取捨選択して一枚に落としこむことはレタッチの手間暇を含めてかなり大変だよな。
すごく魅力的なアイデアだなあ。
オイラもいつか"なんちゃって"なものでも作ってみたいものである。

今週末は歯の治療。

by 16mm | 2017-11-12 20:19 | | Trackback | Comments(2)

『大特集「ブレードランナー2049」このカルトSF映画を観よ! FLIX special』

先週土曜日、歯の治療。
抜歯した歯の型取りをしていよいよ次回にセラミック製の歯が入る。
実物を見せてもらったがなかなかカッチョいい。
4本分の歯のブリッヂとのことである。
先生、いろんな意味で頑張ってくれた模様(笑)。
マジに頭が下がる思いである。
いつものように美形で剽軽なドS歯科衛生士女史に歯石をとってもらいつつ、ブリッヂの日常メンテのやり方を教わる。
帰りがけに
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『SWITCH Vol.35 No.10』をいただく。
医院の待合室に置くには相応しい内容ではなかったためとのこと(笑)。
荒木経惟の写真が載ってるからねえ(笑)。


選挙に行った。
雨降ってるので投票率どうなんだろうか?
とりあえず比例は立憲民主党。
個人名は社民党の候補の名前を書く。
本当に困ったもんだ。


地元の映画館に
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『アトミック・ブロンド』を観に行こうと思ったら、土曜日の最終回が4DXだと(笑)。
もう高い金だしてアトラクションしながら映画を観たいと思ってないんだよ、おぢさんは(笑)。
4DXって子供とか若造達が楽しむもんだよな。
夜九時過ぎなんて子供はいないんだからさ、身体の弱い中年に4DXはマジきついの(笑)。
とりあえず、残業時間調整で平日休むことになるのでその時に普通の上映で観るつもりである。


本日、空調の洗浄。


『身体のリアル』
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AmazonでKindle版購入。
押井守と最上和子は姉弟である。
二人で押井家の事情なんかを語り始めで、他人のプライベートを覗き込むのが好きなオイラにはツカミはバッチリだ(笑)。
絵を描くとか小説を書くという行為が作家の内なる芸術性の外化表現であり、それは作家と芸術にに少なからず距離をもたらす、というようなことが書いてある。
姉の最上和子がやっている舞踊は自分の内なる芸術性を自分の身体を使って表現するので、絵を描くとか小説を書く、という行為ほどに距離があるわけではない、とのこと。
なるほど。
そういう風に考えた事がなかったので、舞踊やダンスや武術などは自分の考えたイメージを外化する事なく短距離で表現できるということか。
しかし、それでも自分のイメージどおりに身体が動いてくれるのかは別の問題だと思う。
しっかし、この姉弟、よく喋る(笑)。
姉も弟もページで4ページぐらい平気で一人語りしてる(笑)。


『サラリーマン田中K一がゆく!カラー版』
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AmazonでKindle版購入。
楽しみに買ったはいいが、どうにも読み進められず。
なんだろう、現実をカリカチュアし過ぎていて入り込めない、というのか。
田中圭一の他のルポ漫画ほど楽しめずにいる。


『サルでも描けるまんが教室 サルまん 21世紀愛蔵版 上・下』『サルまん 2.0』
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AmazonでKindle版購入。
『サルでも描けるまんが教室 サルまん 21世紀愛蔵版 上・下』はオイラが学生の頃だから、今から30年ぐらい前にビッグコミック週刊スピリッツ誌を立ち読み(笑)しつつ読んでいた。
所謂"漫画の描き方"をパロディにしつつ、まあありえないサブリミナル(当時サブリミナル広告の効用の本がたくさん出てたw)なんかの要素を付け足してもっともらしい理屈で笑わせるものだったと思う。
漫画を描く、有名になる、という部分を自虐込みで描いてもいた。
面白いと感じる部分もあったんだが、全体的に相原コージの絵柄込みで自分には合わない感じではあった。
30年を経て改めて読んでみたが感想は当時と同じ。
自分が面白いと思う部分もそうでない部分も変わらずであった。
『サルまん 2.0』は掲載されていたのは知っていたが読むのは初めてであった。
これも面白いと感じるところとそうでないところがあった。
相原コージと竹熊健太郎の間に齟齬が生じて連載の途中で打ち切りになったらしい。


テレビ東京の『TXN衆院選SP 池上彰の総選挙ライブ 1部』を観てたら(20:20現在)与党の過半数が速報では決定的らしく、観る気を失う。


"Adobe Photoshop CC 2018"
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アップデートした。


『そしてボクは外道マンになる 2 』
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AmazonでKindle版購入。
滅法おもしろい。
オイラが小学校高学年の時に読んでいた週刊少年ジャンプの話だよ。
好きで読んでいた『ドーベルマン刑事』の裏側なんかが興味深い(笑)。
その『ドーベルマン刑事』が人気を博して実写映画化。
監督が深作欣二に主演が千葉真一。
撮影現場に行ってみれば、原作を無視した設定で撮影している。
深作欣二も『ドーベルマン刑事』を次作までの埋め草ぐらいにしか思ってなかったというね。
当時の漫画に対する扱いはこういうものだったのだな。
今は逆に漫画原作の場合出版社の意見が強すぎるきらいがあるようだけど。
ところで
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『ドーベルマン刑事』の担当が変わり、新担当が"魔死理戸 毒多(マシリト ドクタ)"(笑)。
まあ鳥山明や桂正和と組んだ編集者で有名な人ですな。
しっかし、名前のつけ方が悪意に満ちている(笑)。
ただこの編集者が敏腕であったのは本作の作者も認めるところで、マンネリ化した状態を打破するのに恋愛ものを加味することで人気を取り戻した。
すごく有能であることにはちがいないが、まああまり気があうような人間ではなさそうである(笑)。


『白竜HADOU 4』
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AmazonでKindle版購入。
現実の閉塞感のガス抜きにしている本作。
こんなヤクザがいるわけがないんだけど。
こんな人がいたらなと思いを馳せちゃうね。
どんな相手にも怯まずに向かい続けるための知性と教養と、勇気。
こういう人に、ワタシはなりたい(笑)。


『名監督の技を盗む! スピルバーグ流監督術』『名監督の技を盗む! スコセッシ流監督術』
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Amazonで書籍購入。
画面内での俳優の動きやそれをフォローするカメラの動きにはどんな意味があるか?ということをロジカルに解説している。
いうまでもなく映画でのカメラの動きというものにはそれなりの理由がある。
観る側は言葉としてわからなくても、ある動きが正確か正確でないか、良いか悪いかは感覚的にわかることもあるのだ。
その感覚的な部分を言葉で解説することによってカメラワークや演出の理屈になる。
この手の理屈を知るのはオイラとしては好奇心と若干の仕事への役立ちにも寄与できると思っている。
実際のところはそれぞれの映画の監督や撮影監督が解説した方が正確とも言えるが、それでも理由づけの理屈としては非常に勉強になる。


先週の『おそ松さん』
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ネタだと思ってたら照英が出てて(笑)。
まさか本人が声やってねーよな、と思ったら照英本人が声やってた(笑)。
すげえ(笑)。


『Pen (ペン) 2017年 11/1号 [映画・小説・マンガの名作から最新作まで SF絶対主義。]』
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dマガジンで閲覧。
期待が高まる『ブレードランナー2049』。
表紙のライアン・ゴズリングのカッチョいいこと。
『ブレードランナー2049』を中心にSF映画についての読み物としてはかなり良い。
読み甲斐がある。
『ブレードランナー2049』の写真も多く、カッチョいいこと。
これはAmazonでKindle版購入を購入しようかしら。


『大特集「ブレードランナー2049」このカルトSF映画を観よ! FLIX special』
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書店で書籍購入。
公開前の本としては情報の充実ぶりがいい。
充実しすぎて一部とんでもない事前情報というかネタバレがシレッと書いてあったよ(笑)。
まあオイラはこの手のネタバレに目くじらは立てんが、これはちょっと書いてはあかんかったような(笑)。
まあこれから買う人は気をつけて(笑)。
『ブレードランナー2049』のキャストとスタッフのインタビューや、リドリー・スコットの『ファイナル・カット』時のインタビューも載っている。
非常に良い本であると思う。
今後
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『別冊映画秘宝ブレードランナー究極読本&近未来SF映画の世界』が楽しみだなあ。
なんか留之助ブラスターについて結構なページを割いているようだし。


今週末は心療内科とヘアカット。

by 16mm | 2017-10-22 21:50 | | Trackback | Comments(2)

『夕凪の街 桜の国』

どうにもこうにも週末になると疲れが抜けなくなりました(笑)。
したがって週末寝たきりのヒッキー中年である(笑)。
夏期休暇でまとめて身体のメンテをしよう。


Klean Kanteen
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友人からKlean Kanteenのステンレス全面ミラーの水筒を貰う。
運動もしなければ旅行にもいかない(笑)オイラに水筒を使う機会など微塵もなさそうだが、この水筒があまりにもカッコよくてとにかくなにか無理くりにでも入れて活用したいと考えている。
飾っとくだけではもったいない。
ボディをボコボコになるぐらいにハードに使い倒したいものである。


『日本カメラ8月号』
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書店で書籍購入。
本誌の付録にニコンの小冊子。
各々の年代のカメラの試作機の写真が多く載っていた。
1966年、オイラが生まれる一年前にブローニー版のカメラ機が試作されていたと知った。
資料的な価値の高い冊子だ。
サンダー平山がいたらもっと深い薀蓄が語られたかなと思う。


『白竜HADOU 3』
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AmazonでKindle版購入。
掲載誌の方では本単行本の豊洲移転問題は終わって、某電機メーカーの暗部に白竜が
「シノギのにおいがするぅ」
と(笑)、暗躍し始めたところである。
暴力団は大嫌いだが、現在のどうにもならない状況の打破に白竜というファンタジーを求めてしまう(笑)。


『留之助ブラスター、国際ライセンス取得』
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ブログにて発表されていたのだが
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留之助ブラスターが正式に『BLADE RUNNER 2049 』のデッカード・ブラスターの小道具レプリカとして認定された、と。
これでこの銃が某SF映画(笑)の主人公が持っていた限りなくそれに近い(笑)拳銃のレプリカです、などと歯にモノが挟まったような事を言わず、堂々と『ブレードランナー』で使用された小道具として世界に配給できるとのこと。
これって、メデタイこと、だよな?
そもそもこの銃って『ブレードランナー』のデザイナーの一人であったシド・ミードがデザインしたものではなく、小道具係の人間が急場しのぎででっち上げたものなのだ。
だから当初この銃のデザインに関する権利は存在しなかったので、『ブレードランナー』とか『デッカード』とかの名前が付与されてなければ限りなくグレイな形で製造販売できたわけ。
それが今年、『ブレードランナー2049』公開に際し、留之助ブラスターが正式に映画のプロップとして採用されたと。
によるとつい最近、映画の権利関係の会社から留之助ブラスターに対しライセンス料を支払えとの通告がなされた、と。
言うまでもなくこれまでの留之助ブラスターはその販売において『ブレードランナー』の文字は一切入れていなかったにもかかわらず、だ。
つまり、留之助ブラスターの完成度において本物のレプリカ(意味不明w)として言い逃れができないものであったと言うことだ(笑)。
まあだからこそ『ブレードランナー2049』でも採用されたんだけど。
で、今後留之助ブラスターを販売するときはそのライセンス料を加味して販売せざるを得ず、売価が上がる可能性がある、と。
で、このライセンス料の支払いはこれまで販売されたものも遡って支払え、と。
噂ですよ、噂ですけどね(笑)。
この噂がでたのはひと月ぐらい前なんですが、今後の留之助ブラスターの売値が上がるのは止むを得ないとはいえ、過去に遡ってライセンス料を支払え問題はあまりにもあんまりだと思うんだが、それは解決したのかしらん?
オイラとしては今回の国際ライセンス取得よりも、その前にすでに『ブレードランナー2049』でプロップとして留之助ブラスターが採用されたという事実がね、デッカード・ブラスターではなく、留之助ブラスターとして映画の世界観に認められたということがものすごく誇らしい。
これで留之助ブラスターの初期段階の図面(初期段階なので最終情報が集約されていない図面だけど)を不当に流用した設計者によって作られた某○○式のブラスターとの格の違いを見せつけた感じ(笑)。
噂ですw。
噂ですけどね(笑)。
留之助ブラスターを異常な愛情をもって作り上げた製作者達にあふれんばかりの拍手と敬意を。


『夕凪の街 桜の国』
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AmazonでKindle版購入。
『この世界の片隅に』のこうの史代原作の漫画。
今日というこの日に本書の感想を書くことができる偶然になんともいえない気分になるとともに、この作品をいまのいままで知らずに読まずにいた自分を恥ずかしく思う。
いっぱしの漫画読みを気取りつつこれほどの作品をいままで取りこぼしてきたのだ。
ところで、オイラのKindleの"コレクション"の項目のなかに"favorite"なるものが作ってある。
自分にとって大事であるとか、一生モノであるとかの本をその項目にいれてある。
で、この『夕凪の街 桜の国』もそのなかに入れさせてもらった。
大傑作だよ。
舞台はヒロシマ
あえて漢字の"広島"ではなく、カタカナの"ヒロシマ"。
本作は『夕凪の街』と『桜の国』という各々独立しつつ相互に繋がりをもった連作だ。
『夕凪の街』『桜の国(1)』『桜の国(2)』の三作で100ページに満たないながらはっきり言って超重量級想いと情報量が詰め込まれている。
それはオイラが知らない、ヒロシマに原爆が投下されてから10年後の状況と、それ以降現代に生きる特にヒロシマ出身の人たちの想いが私の知らない形で表現されていた。
『夕凪の街』は"原爆スラム"と呼ばれていた地域が舞台だ。
そもそもオイラ、"原爆スラム"なんて酷い名称があること自体しらなかった。
そしてそこに住む人たちが敗戦後10年経ってもいて、
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会社帰りに靴底が減るのを惜しんで靴を脱いで裸足で歩く、なんてことがあったなど知らなかった。
実はこの"知らない"ということも本作の重要なテーマであることが作者のあとがきで書かれている。
"原爆はわたしにとって、遠い過去の悲劇で、同時に「よその家の事情」でもありました。怖いという事だけ知っていればいい昔話で、何より踏み込んではいけない領域であるとずっと思ってきた。しかし、東京に来て暮らすうち、広島と長崎以外の人は原爆の惨禍について本当に知らないのだという事にも、だんだん気付いていました。わたしと違ってかれらは、知ろうとしないのではなく、知りたくてもその機会に恵まれないだけなのでした。(あとがき抜粋)"
オイラは自分の国が世界でも数少ない被爆国であり、『はだしのゲン』を散々読み込んできて、その手のことは知っているはずだと思い込んでいたが、腹立たしいことにとんだ知ったかぶりだったのだ。
『夕凪の街』では原爆投下敗戦の10年後を生きた皆実(みなみ)という女性の物語だ。
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原爆投下敗戦10年後、だ。
銭湯にいけば身体中傷だらけに火傷の跡を残した人たちがいる。
そんなこと思ってたつもりもないのだが、戦争が終わればそんな傷跡の人たちの存在を忘れてしまっていたんだよ、オイラ。
しかしね、実際問題戦争を生き抜いた人たちの身体には生々しい戦争の痕が深く刻まれている。
主人公の皆実も腕の火傷を気にして
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ノースリーブのワンピースを着れずにいる。
どんなことでも時間が解決する、なんてのはものすごくノー天気なお花畑な言葉なんだと痛切に感じた。
更に言えば皆実は原爆投下時に自分のことで精一杯で他人を助けることができなかったことに一生モノのトラウマを抱えている。
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例えば、男に好かれて結婚して幸せになってはいけない人間。
もっと言えば"あの時"死ねなかった人間であり、卑怯にも生き残った人間だと思い込んでいる。
あの原爆投下の中で生き残るなんてのは奇跡のようなものだと思うからね。
それを幸運だと思うことができずにいるのだ。
10年経ってもこういう人がいたのだ。
じゃあ何年経てばこの気持ちが解消されるんだ?
皆実はその気持ちになんとか折り合いをつけられそうになった矢先、原爆症で倒れる。
投下後10年だよ。
うん、10年。
本書のあとがきの解説にも書いてあったが、原爆症は被爆後10年経って発症することもある、と。
それはオイラも頭ではわかっているが、原爆投下後10年経ち、未来は明るいと信じ始めた矢先になるまでの10年。
10年ってのはオイラにとっては長い年月だと思うけど、ことほど左様にこの程度の年月では解消できないことがあるという事実を目の当たりにした感じで愕然となる。
皆実の死の間際の言葉。
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「やった!またひとり殺せた」
なんてエノラ・ゲイの搭乗者たちだって思ってないぞ。
しかしね、皆実にしてみればあなた達は絶対的な殺意をもって原爆を投下したんでしょ、わたしを殺したくて殺したくてしかたなかたったんでしょ、と思い込まずにはいられないだよ。
原爆を落とした人間達が自分と同じような人間であってはならず、同じ人間だったら怒りの矛先が向けられないから。
こんな悲しい想いを戦争はさせたんだ。
更に『桜の国』では2004年が舞台。
2004年であっても
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"ヒロシマ"や"原爆"が婚姻の障害になっている事実。
もう10年ではきかないよ。
いったい戦争はいつまで苦しめるんだろう。
こういう本に接すると軍隊とか参謀本部だとかで戦争を俯瞰して人ごとのようにやっている人間達には殺意すら感じるね。
ロクでもないものだと思う。
本作は『2004年度(第8回)文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞や第9回(2005年)手塚治虫文化賞新生賞を受賞したようだが、当然だろうね。
今から10年以上前に話題になっていたのに今頃オイラは大騒ぎして恥ずかしいものだ(笑)。 
賞を取ったのはうれしいけど、とりすぎてもとり足りない気分になる作品だ。
直木賞だとかさ、あれは小説しかだめなんだっけ?
漫画、小説にかぎらずすぐれた物語に対してだったら本作はエンターテインメントとしても上質なユーモアもあるしね。
ガキどもには『はだしのゲン』と本作を是非とも読ませるべきだと思う。
オススメである。
読後、本作の冒頭に書かれていた
"広島のある日本のあるこの世界を愛するすべての人へ"
という言葉に眼から水出た。


今週末は歯のメンテナンス。

by 16mm | 2017-08-06 20:36 | | Trackback | Comments(2)

Logicool ロジクール MX2100sGR MX Master 2S『満腹!この○○がエロい!!』

どうにもこうにも先週の疲れが抜けず、週末土日はほぼ寝たきり。


先週土曜日、銭湯にストレッチ、寝湯、日光浴。


ミカエル・ニクヴィスト 死去
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スウェーデン版の『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』に主演していたミカエル・ニクヴィストが肺がんで亡くなったとの報。
56歳。
ハリウッドの映画にも出演して、知ってる人も多くなってきたはずで。
まだまだ若いよ、死ぬのは。
非常にもったいない。
ご冥福をお祈りいたします。


ジョージ・A・ロメロ 死去
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映画やゲーム使われている"ゾンビ"という設定を考え出したジョージ・A・ロメロが死去の報。
この人が"ゾンビ"という設定を発明したおかげでエンターテインメントとして表現が広がって、楽しいものになったと思っている。
"ゾンビ"ってのは本当に偉大な発明だ。
この発明がなければゲームの『バイオハザード』だってなかったんだから。
ご冥福をお祈りいたします。


『Ready Player One』

来年公開のスピルバーグの映画。
派手な映像に圧倒されるが、スピルバーグはこのVR(ヴァーチャル・リアリティ)が根付いている世界を暗く貧困さの進んだ世界観として描いているのかな。
現実は貧しい生活であってVRによって貧乏人は現実の貧乏を忘れさせようとしている。
予告編にはデップーとかアイアンジャイアントが出て
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明らかに『AKIRA』の金田バイク的なものが出てるがな(笑)。
『シンドラーのリスト』のような暗くハードなSFを期待したい、が、無理かなあ(笑)。


vaioに積んでいたBS用のチューナーアプリが不調だったためインストールしなおす。
以前録画したデータも無事のようで安心する。
なるべく早急に録画データをBlu-ray焼かなくては。
今年の傑作
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『龍の歯医者』がBlu-ray化されなさそうな憂き目にあいそうなので、一応一つはBlu-rayに焼いたが、もう一つぐらい予備で焼いておこうかな。


Logicool ロジクール MX2100sGR MX Master 2S
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近場の家電量販店で購入。
最初にこのマウスの見たのはYouTube。
割り当てがカスタマイズできるボタンが複数付いている上に、手にうまく収まるようなフィット感のある形状。
ガラスなどの表面でも精確にトラッキングできるレーザーセンサー。
これまで長年
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Apple純正のマウスを使ってきたのだが、形状の背が低い上に正直オイラには使いづらいことこの上ないものであった。
更に結構このマウスが電池を喰う。
ずっと他に自分に合ったマウスはないものかと思いつつダラダラ使い続けていたのだ。
ダラダラ長年使い続けていても、慣れないものは慣れない(笑)。
で、今回のLogicool ロジクール Master 2Sである。
形状がカッチョいい上にフル充電で70日間つかえると。
消費電力も低く抑えられているらしい上に充電のスピードも早い。
いいことづくめである。
更に今回このマウスを購入するに至った最大の理由は
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このマウス一つで最大三台のマシンを使うことができるのだ。
一種のデュアルディスプレイみたいなことができると。
ひとつのマシンには製品に同梱されていたレシーバーをUSBに差し込んでペアリング。
その他はBluetooth Smartでペアリングする。
Logicool ロジクール Master 2Sで動くカーソルが複数のパソコンを行き来して、同じネットワーク内であればPC間のデータのcopy and pasteもできちゃう。
オイラもMacとWINを並べて使っていて、いちいちマウスを持ち替えるのが面倒に思っていたので、それこそこの製品のこの仕様を見た時
「これだ!!!」
と思ったですよ(笑)。
価格13214円。
安い、安すぎるぅぅぅぅぅぅぅ!(笑)
今時ちょっと多機能なカッチョいいマウスだって5000円しないですよ(笑)。
それでもね、amazonのレビューでも高評価だしね。
これで長年の不便さが解消できる。
この値段は製品の的確な対価なのだ!!
.........
が!(笑)。
シレッとBluetooth Smartと前述したが、このマウスがペアリングできるBluetoothの規格はBluetooth Smartであるらしいというのが購入後発覚(笑)。
製品仕様をよく読んだらiMacは2013年初旬以降のもの
WinはWindows 8以降を搭載かつ、Bluetooth 4.0以降対応のパソコンがMX Masterとの互換性があります、とかいてあるじゃまいか(笑)。
オイラの自宅でつかっているMacとWinマシンのどちらも上記の規格外であり、Bluetooth Smart規格に準じていないことが判明(笑)。
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つーかBluetoothにそんな規格があるということを知らなかったオイラの無知さ加減の問題である。
BluetoothはBluetoothで問題なく繋がるもんだと信じて疑わなかったのだ(笑)。
さあ皆の衆、嗤ってくれ給え(笑)。
かろうじて同梱のレシーバを差し込めば一台は使える。
が、複数のパソコンをマウスが行き来できるという機能で出した13214円(笑)。
正直カッチョいいとか充電機能がついているだけで大枚をはたいたわけではない(笑)。
複数のパソコン間で行き来ができないとなると13214円は
高い、高すぎるぅぅぅぅぅぅぅ!(笑)
と相成った(笑)。
まあ形状的な部分その他は非常に満足しているのでMac専用のマウスとして使うつもりである。


『満腹!この○○がエロい!! 2〜4巻』
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AmazonでKindle版購入。
つーかKindle版しか出ていない。
ある程度売れれば紙の本もでるとのこと、らしい。
オイラは完全に電書で買って読むことになれてしまっているので、電書だけでてくれれば良いと思っているのだが、作者としてはモノとして実体のある紙での単行本化というのを望むんだろうね。
しっかし金平守人ぐらいの漫画家であっても紙で出す出さないという問題にさらされるとは。
金平が半分自虐的に自分の漫画はコマ数が多くてセリフが多いから読者に敬遠される、なんてことを語っているが、そんなに読者は漫画を読むのを面倒に感じるようになったのだろうかね?
オイラなどはコマ数やセリフの多さというのは情報量の多さというものと肯定的に受け取って楽しめているんだが。
金平は何と言っても画巧さと、本作で言えばエロにまつわるネタを極限まで引き出して笑いに持って行こうとする尋常ではない熱意がオイラにとっては非常に心地よいのだ。
言うなれば金平の漫画ってアンコが不恰好にはみ出たたい焼きみたいなものだと思う。
一見アンコ入れすぎてあちこちはみ出て不恰好だけど、あんこが多いんだから冷めても美味いわけじゃん。
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もう"A"に●を二つつけたらこれ以外に見えなくなってもーた(笑)。


今週末は歯のメンテナンス。

by 16mm | 2017-07-23 20:37 | | Trackback | Comments(2)

『とある新人漫画家に、本当に起こったコワイ話 』『サバイバル~少年Sの記録 3』『谷川史子 告白物語おおむね全部』『くらしのいずみ』『孤独のグルメ 2』『復讐の未亡人 3』『ふたりでおかわり』

先週土曜日、歯の治療&メンテナンス。
右上の歯茎が腫れていたので先生に治療お願いする。
先生との雑談で先日発表されたCanon EOS6D MarkIIの話をする。
その後いつものように美形で剽軽なドS歯科衛生士女史に歯石をとってもらう。
コメダ珈琲店の話をする。


本日日曜日、銭湯に寝湯、ストレッチ、日光浴。
二週間後にある電話回線のNTTからauへの変更のため、多少なりとも部屋を片付けようとしたが、寝てしまった(笑)。


留之助ブラスター
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購入したわけではない(笑)。
現在出ている留之助ブラスター 2049についての問い合わせに電話したところ、偶然にも店主の方と電話が繋がり長電話(40分ぐらい)させてもらう。
もったいつけて申し訳ないがむちゃくちゃ興味深いお話を聞かせていただいた。
店主がこういう人なら次バージョンは必ず購入しようと思う。
期待してるぞ留之助商店


嗚呼なんということだ。
先週Eテレで放送された『スローターハウス5』の予約録画をしくじった。
また再放送してくれないものだろうか?


『とある新人漫画家に、本当に起こったコワイ話 』
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AmazonでKindle版購入。
全く予備知識なし。
新人漫画家がKADOKAWA(作品内でも社名は実名で出ている)編集やら編集長やらにエライ状況下につっこまれる悲惨な話。
事態自体は単行本の応募券を送ってきた人にもれなく作者の色紙をプレゼントするというもの。
その数1729枚!!!
しかも自筆(印刷ではなく)でフルカラーで1600枚(残りは印刷にしたとか?)。
当初はこれを無償で作家に描かせ、無償は業界の常識だと編集は言い張るわけ。
後々これにギャラが出るようになるんだが1729枚。
しかもレギュラーの連載は締め切り通りにしろ、と。
実際には漫画家の色紙作成ってのはそこそこのギャラは出るというのが業界一般らしいし、漫画家自体は10枚程度の色紙ですら連載漫画に影響すると渋るらしい。
この1729枚というのも確定数値を編集者が漫画家に通達したわけでなく、小出し小出しで100枚200枚と、先がまったく見えずに色紙を作成せざるをえなかったという。
新人漫画家なので他の漫画家や他の出版社の編集者についても疎くて情報がなければ、KADOKAWAにこれが業界標準だと言われればそういうもんだと思っちゃう。
精神的に追い詰められながらも作者は非常に冷静に(実際はどうだったかわからないが)編集や編集長と対峙して話し合う。
この佐倉色という作家、非常に冷静で論理的に話を進めて行くも、あまりの編集者たちの理不尽さに精神的に疲弊して行く。
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この自体の諸悪の根源は佐倉色の担当編集者なんだが、無能だとか悪意だとかを感じはするものの、意味の全くない空回りするようなことをするような人間だと思う。
実際は無能かもしれないが悪意があるわけではないのだと思う。
いくら気が合わないからといって商品である漫画家に悪意を向けるような労力はつかわないと思う。
この場合この編集がシャレにならないほどの無神経な人間だということに尽きると思う。
"信用が契約書の証"なんてのは、今日日信じられないような杜撰な言葉だとは思う。
特に締め切りを守り、理不尽な色紙作成もきっちりやり遂げた本作の作者は出版社のこのような言い分を容認できないだろう。
しかし、この"信用が契約書の証"ってのは漫画家とか作家がこれまでも契約をないがしろにしてきたという事情もあると思う。
締め切りを破る、遅れる、落とす、なんてことがまあ社会人としての会社員としては完全にアウトなことであっても、作家という職種の人たちにとっては自慢話であり箔でありさえした。
締め切りを破って印刷会社の輪転機を止めた、編集者に印刷会社に謝らせた、etc.....、契約というものをきっちりしたらこれらは許されないことになる。
追い詰められないといい作品ができない、などということがまことしやかに語られるわけだが、もし契約というものをきっちりするのであれば、漫画家にも契約を守らせる義務が生じる。
神様である手塚治虫からして無茶苦茶なことをやってきた伝統があるわけなので、この問題は非常に色々と根深いと思われる。
ところでこの佐倉色という漫画家、2〜3年前まで漫画をちゃんと描いたことがない人だったらしく、それでいきなり連載をもらえるというのは能力的には非常に高い作家だと思われる。
他の作品も読んでみようかな。


『サバイバル~少年Sの記録~ (3) 』
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AmazonでKindle版購入。
激ウマな作家である宮川輝の さいとう・たかお 版のリメイク。
現代的な要素にアレンジ効いている。
元のバーションでも女がからんだこのエピソードがイマイチ好きになれなかったが、本作もなんとなく読んでて気乗りせずだった。


『谷川史子 告白物語おおむね全部 30th anniversary』
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AmazonでKindle版購入。
昨年一気にハマって『おひとり様物語』を読んだ。
その作者である谷川史子の単行本の巻末のあとがきを集めて編んだものだ。
小説でも巻末の作者のあとがきなど結構すきで、筒井康隆とか。
この手の巻末あとがきを集めたものは小説の方にはあるけど、漫画では寡聞にして知らない。
なによりこのあとがき集である"告白物語"がすこぶる面白いのだ。
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画の上手さというかオイラ好みの画。
特にこの本の中の上の画が凄く好きかな。
ものすごく軽やかなステップという感じが見ていて心地よく感じた。


『くらしのいずみ』
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AmazonでKindle版購入。
夫婦モノの読み切り。
内容もおもしろいけど、それ以上にこの端正な描線がすごくいいな。


『孤独のグルメ 2』
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AmazonでKindle版購入。
紙の単行本が出てから約2年
やっと本書の電書がでた(笑)。
待ちかねたぞ(笑)。
レビューではイマイチ評判がよろしくない印象だったが、別に1巻の続きとして普通に読めた。
そしてこの作品は今後描かれないという事実を寂しく思う。


『復讐の未亡人 : 3』
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AmazonでKindle版購入。
作者の黒澤Rはオイラが知っているだけで本作の他に2作ぐらい物語の途中の作品がある。
掲載誌を読んでいないので物語がどうなってるかわからんが、そのどれもがオイラにとって興味深い作品なのだ。
ファンとしてはジリジリと待つしかないであろうな(笑)。


『ふたりでおかわり』
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AmazonでKindle版購入。
谷川史子の旦那である青木俊直の作品。
ほのぼのとした感じが心地よい漫画。
印象としては男である青木俊直がなんとなく女性っぽくて、女性である谷川史子がなんとなく男っぽく感じる(笑)。

by 16mm | 2017-07-02 20:21 | | Trackback | Comments(2)

『続 数寄です! 2』『アオイホノオ(17)』『クリップオンストロボ 本格ライティング 〜オフカメラストロボ撮影を基礎から学ぶ』『町山智浩の映画ムダ話50 』

なんつーかね、昨今の残業時間について色々文句がある。
国で月の残業時間を80時間に設定されて、それを越えると色々面倒になるらしい。
会社自体が関係各位に文句を言われて頭をさげるのはヒラ社員のオイラにとってみれば1mmも呵責なく
「管理職や会社の取締役が頭下げとけばいいじゃん」
で済むんだが、問題は80時間越えた当事者の社員までが顛末書なるものを提出して会社に咎められるということ。
たかだか2時間越えただけで、しかも時間のない中仕事しての結果だぞ。
昔みたいに、といってもせいぜい10数年前は残業時間に制限がなく、社員もカラ残業やり放題の時とは違う。
その時カラ残してた奴らが揃いも揃ってエラくなって、自分がカラ残してたもんだから他の社員もカラ残してるだろうとの決めつけ。
結局そのバカ役員の想像の範囲でしか社員を管理できないからこういう状態になる。
クソみたいな社会と会社である。


昨日撮影。
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先日購入した"Vario-Tessar T* FE16-35mm F4 ZA OSS"を実践投入。
事前に扱いの練習はしたがAF時のフォーカス・ポイントの移動で少々もたつく。
作りがタイトな所為かズームリングもフォーカスリングも重め。
これまで単焦点を三脚つけて撮影していた身としては、手持ち撮影でこのレンズがガチガチに詰まった筐体を振り回すのが重く感じた。
しかし、この辺りは使っているうちに慣れるであろう。
問題はこれまでほぼ単焦点での撮影だったので、F値が1.4とか1.2とかコンマキューゴーの明るさに慣れていて、このレンズのF値4という数字がとてつもなく暗い(笑)。
かと言ってこの上のF2.8のレンズだと価格も手持ち撮影としての重さとしても折り合わない。
ただ描写のシャープさや手ブレ補正機能はかなり良好で、今までどんなにガッチリホールドしてもブレ画像を量産していたのが抑えられた。
もっとも手ぶれ補正機能があったとしてもキッチリとレンズとカメラをホールドしなくてはいけないのは言うまでもないんだけど。
現状だとものすごく慎重に構えて15分の1ぐらいを自分の限界値にしておこうかな。


本日日曜日、銭湯に寝湯、ストレッチ、日光浴。
足首のストレッチは先週3回ほど泊まったカプセルホテルの風呂場でやったのでパス。
やりすぎというものがあるわけではないが面倒臭いからである(笑)。


『続 数寄です! 2』
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AmazonでKindle版購入。
本作も本巻をもって終了。
作者が日本の建築様式の数寄屋造りの家を建てつつ、"数奇"を通して能や掛け軸やお茶などについても語られ興味深く読んでいたのだ。
最終巻では作者である山下和美の父親の話も出てきた。
本を溜め込み、捨てられないところなど非常にシンパシーがもてた(笑)。
作家としても山下和美はすげえなと思う。


『アオイホノオ(17)』
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AmazonでKindle版購入。
本巻、主役のホノオくんが周りのキャラクターに翻弄されまくるの巻(笑)。
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津田さんのこの顔好き(笑)。
更に
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地図は読めなくても(笑)場の空気に無神経な男に対してものすごく敏感に繊細に場の空気を読む女性の面目躍如(笑)。
すっきだわ、津田さん。
更に本巻で
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新谷かおるが思いの外いいヤツであったということが分かった(笑)。
そうか。
『ファントム無頼』なんかでもいろいろ苦しめられたのね(笑)。
蛇足だが
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久々に『新吼えろペン』の第1巻を読んでみた。
上のコマの脚本家の福田Uイチローって『変態仮面』の監督にしてTV版『アオイホノオ』の演出をした福田雄一だよな(笑)。
こんな前から関わりがあったのか(笑)。


『クリップオンストロボ 本格ライティング 〜オフカメラストロボ撮影を基礎から学ぶ』
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AmazonでKindle版購入。
Amazonのレビューで高評価だったので購入してみた。
すっげえ良書。
ライティングの本というと、作例があってそれに対してのライトやレフ版の位置を図にしたものが大半で、それはそれでいいんだが、その作例と同じような被写体や撮り方しかできない。
つまり、オイラのようなライティング初心者だとその手の本は他の状況に応用できにくいと感じていた。
で、本書はオイラのような初心者がライティングの初歩の初歩を学びつつ、機材を含めてライティングすることの意味を平易に解説してくれている。
●絞り 被写界深度のコントロール ストロボ光のコントロール
●シャッタースピード 動きのコントロール 環境光のコントロール
こんな感じに知ってって当然のようなことであっても文字で書かれていれば読んで反芻して身になって行く。
その他、ソフトボックスとアンブレラの違いや白レフと銀レフの違いなどもものすごくわかりやす作例が出てる。
ライティングの数やライティングの位置も大事であるが、ライティングというのはなぜ必要なのか?ということが冒頭で宣言されていおり、機材の差や絞りとシャッタースピードなどの制御でどう変わるのかという部分の理屈から入るにはこの上の本であると思う。
特にこの本は本格的な大きいストロボではなく、カメラの上に付ける、いわゆるクリップオンと呼ばれる、ちょっと無理すれば買える程度のストロボ機材をベースに解説されているので自分で検証するにもハードルは低い。
ハードルは低いけど、この本を熟読できて理解できればその上のライティングにも容易に移行できると思われる。
オイラも真剣に熟読するつもりである。
プロではない、アマチュアのカメラマンでライティングに興味のある人は一読をオススメします。


金平守人
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祝ってもろてうれしい。
というわけで、オイラとしてはまったくめでたくないんだが、昨日50歳になっちった(笑)。


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町山智浩の音声解説を購入。
評判の高い本作も観た人によっては「??????」となり、ヘタすると
「わけわかんねー、なので駄作」
などと思われかねん。
もちろん映画には人によって好き嫌いや向き不向きは当然としてある。
しかしね、「わけわかんねーから駄作」というのはあまりにも早計すぎる。
オイラは自分以外に評価する人がいる限り、わけわかんねーのは自分の理解が足りないのだと謙虚に思いたい。
オイラにとっては町山智浩や宇多丸が評価しているものに対して自分がわからないのは理解度がたりないという指針になっている。
なのでこの『メッセージ』というちょっと特異な(『2001年宇宙の旅』や『ブレードランナー』のような名作になるかどうかはもうすこし時が経たんとわからんが)映画を理解するために町山の評論をはじめ様々なブログの解説を読んだりした。
で、この町山智浩の解説を聴いて思ったのだが、本作において理解の難関って"時制"についてのことだと思う。
多くの人間にとっての時間ってのは、暗闇の中を蝋燭を持って進んで行くことだと思う。
進むたびに蝋燭を置いていくので振り返れば自分の来た道筋は蝋燭の光で照らされている。
長く進めば遠くに置いて来た蝋燭は見えにくくなり、中には消えちゃった蝋燭もあろう。
で、未来はといえば蝋燭の光など半径一メートルにも満たないので進んで行かないと全く見えない。
未来は不可視であり過去は忘却の彼方に。
とにかく時間というものはなんとなく時間の進む方向に一直線だと信じ込んでいる。
少なくともオイラは。
その常識に囚われていると『メッセージ』の主人公である言語学者ルイーズ・バンクスが冒頭での娘との関わりが過去のものだと思い込んでしまうのだと思う。
『メッセージ』に出てくる異星人は"時制"のない言葉を使いそれは文字にも現れる。
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墨で吹き出されたような円環のシンボル。
これは言葉の文字ではなく、このシンボル自体が文章になっているのだ。
輪っかなので文字の始まりも終わりもない。
この文字が体現するようにこの異星人は過去・現在・未来を同時に知覚できる
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この人みたいな存在なわけだ(笑)。
"言葉は考え方に影響を与える"というサピア=ウォーフの仮説が本作を理解する上での手がかりの一つになっている。
異星人の言語を理解するうちにルイーズは異星人のもつ力を自分のなかにも内包しはじめる。
その異星人の持つ力は劇中では"武器"という剣呑な言い方になっているけど、異星人が3000年後の自分たちを助けてもらうために地球人を進化させるための"鍵"というかやはり劇中でつかわれたように"ギフト(贈り物)"と解釈するのが正しいと思う。
なので地球人であるルイーズが異星人の力を得て、自分が授かる娘の運命を知っていながら娘を産み育てようとする姿勢はやはり納得しがないものだろう。
だからこそ<おそらくそれが理由で>旦那とも別れることになったんだと思う。
町山の解説はこの運命についてであるとか、子を育てることの幸福についても非常に真摯に語っている。
なんかね、本当にまた本作を観返したくなって来たよ。
町山の解説を聴いたらやっぱり本作は傑作映画なんだと思えて来た。
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町山智浩、最近ネットで「ネタバレ」云々で叩かれまくっているようだ。
オイラは町山はどんな映画でもこと”ネタバレ”に関してはかなり慎重に配慮しているように感じるんだが。
オイラは観る映画を事前に顛末まで調べて観ちゃうことがあるので(笑)別にネタバレに関してはあまり気にしたことがない。
もっとも『シックス・センス』みたいな映画でネタバレしちゃうのは論外だけどさ(笑)。
正直町山の解説を聴いてから『メッセージ』を観てたら、ものすごく腑に落ちて幸せな気分になったんじゃないかなと思うんだけどね。
追記:『メッセージ』のパンフレットを買った。
映画を理解する上でかなりのガイドになると思う。
町山智浩の解説もある。

by 16mm | 2017-05-28 22:24 | | Trackback | Comments(2)

『ケトル Vol.36  2017年4月発売号』『ヴィンランド・サガ(19)』

先週末で言うと『3月のライオン 後編』『美女と野獣』『バーニング・オーシャン』と観る予定の映画が三本あったのだが、都合がつかず観れなかった。
この時期映画を次週にもちこすと更に観たい映画が増えて行くという(笑)。
今週末は『無限の住人』だ。
ただGWになるので多少時間も融通できるであろう。
それでもGWは通院などで忙殺されそうな予感(笑)。
『バーニング・オーシャン』はマーク・ウォールバーグが出ていて気に入らないのだが、まあジョン・マルコビッチだとかも出てるしね。


先週土曜日、ヘアカット。
ヘアカットはいつものようにとどこおりなく進んだのだが、問題はカラーリング(笑)。
以前は現在ニューヨーク在住のスチャラカ美容師がオイラのカラーリングをしていてくれてかなり気に入っていたのだ。
が。
そのスチャラカ美容師がニューヨークに渡ってしまい、残った彼女のカラーリングのレシピが無茶苦茶いい加減で(笑)。
前回そのレシピ通りにやったら髪の毛真っ青(笑)。
どうやら件のスチャラカな彼女はレシピをベースにその時々で思いつきで薬剤を調合していた模様(笑)。
当然思いつきの目分量なのでレシピには乗らず(笑)。
で、オイラ、実はこのような事態を割と肯定的に受け止めている。
どんな仕事でもそうなんだが、現場から離れて利益追及に走り始める会社の経営層は、どんな仕事でも誰でもできるようにしておくように、などとお達しを出して強制するんだが、いわゆる仕事を標準化するなどというのは理想であり幻想で、実際は不可能だと思っている。
ヘアカラーの調合だって季節や客の頭皮の状態などその時々の判断で標準化したレシピからの微調整が必要になるということだ。
この季節で客の頭皮がこうだったら薬剤の調整はこうだ、などというレシピは書いたところで読むのも億劫なほど詳細で長いものになるのは目に見えているし、書くほうだってどう書いていいかわからんだろう。
その標準化したレシピからの"ゆらぎ"を的確に作るのがその人の経験値やセンスというものになる。
高い金を出して客に不満足だとクレームをつけさせないよう、レシピはある程度必要であるのは間違いではない。
が。
その”ゆらぎ”というものを楽しんだり人にやってもらう際において寛容さというものも必要なのではないかね。
あくまでもやる人間に悪意がないということが前提であるけど。


本日日曜日、銭湯に寝湯日光浴ストレッチ。


『吉田豪:「ガンダムの生みの親」漫画家 安彦良和 の本性を語る』

YouTubeにて。
概ね
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『原点 THE ORIGIN』に載っていた部分と被る。
特に宮崎駿に対談を断られた件だとか(笑)。
オイラは本や風評でしか知らないのだが、『ヤマト』の西崎義展という男を肯定的に見れないのだが、安彦自身は西崎を憎からず思っていたようだ。
アトムが描ければ、アニメができればタダでも描く、なんて言ってた子供のような集団だった当時の虫プロの中にいて、西崎は安彦にビジネスという部分で大人の黒い部分を見せてくれた人間だと言っていた。
おそらく安彦はその部分で西崎に引っかかったんだろうね(笑)。
西崎がアニメーターを眠らさないで働かせるために所謂”眠くならないクスリ"を配ってたというのが笑えた(笑)。


覚書
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写真家 中村 成一写真展「dewy(デューイー)」


先週『dマガジン/ドコモ』‎
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『週刊新潮2017年4月27日号』を読んでいたら
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大友克洋が日本で開催されるブリューゲルの展覧会に合わせて独自の『バベルの塔』を描いたというグラビア4ページカラーでの特集が載っていた。
大友のバベルといったら
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1984年発売されたCanonT70の広告イラスト。
今から今から33年前に描かれたこれだよ(笑)。
今見てもスゲェ。
カッコいい。
で、33年後の現在、大友が描いたバベルなんだが......
......
Canonに許諾をもらって33年前の画を出した方が良かったんじゃないかねえ。


『ケトル Vol.36  2017年4月発売号』
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AmazonでKindle版購入。
『ブレードランナー』の特集である。
ちょっと気合の入った『ブレードランナー』ファンなら読んでいるであろう
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『メイキング・オブ・ブレードランナー ファイナル・カット』なる分厚い本をオイラもすでに読んでいるので、そこに書かれている以上の情報はなし。
しかし『ブレードランナー』初心者にはいいかもしれん。
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"I've seen things you people wouldn't believe. Attack ships on fire off the shoulder of Orion. I've watched C-beams glitter in the dark near the Tannhauser Gate. All those moments will be lost in time, like tears in the rain. Time to die. "
......
もうなんつーか、言葉にならない名セリフだよな。
年々このセリフの凄みが確信に変わって行く。
SFであり哲学であり、人間を非常に端的に言い表しているというかね。


『ヴィンランド・サガ(19)』
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AmazonでKindle版購入。
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トルケルを肯定できるとしたら、力だけが正義であり、強いものこそが正義であるという部分を隠さないところだ。
こいつには話して丸く収めようなどという理屈は通らない。
トルケルの前で理屈を言い出したら、瞬間的に殺されるだろう。
というと、では世界は力と暴力で簡単に支配できそうだが、そういう人間も年齢とともに衰える。
老いればどんなに強かった人間でも大勢の若者に袋叩きにされれば死ぬであろう。
為政者は老いた時、力がなくなったと実感した時に、法だの憲法だのを持ち出して老いた自分を守ろうとする。
法や憲法はなにも弱者のためではない。
しかしトルケルは自分が弱くなった時に殺される事を恐れない。
というか、自分が老いて弱くなることを想像できない。
弱くなったら殺されるだけだ。
トルケルはこの考えをブラさないで死んで行くように感じられる。
それとトルケルは必ず戦の前線で戦うんだよね。
戦争は、ボスが殺られたらおしまいになる事がおおいわけなので、ボスは後衛にいるもんだ。
だけどボスが後衛にいると戦況が見えないから適当なことしか言わずに、それこそ兵隊に命があるものだということを全く考えなくなるもんだ。
そういう意味でもトルケルは好感が持てる。
兵隊より前に出て戦うんだから。
所詮、戦争などというものに賢いも愚かもないんだからね。


本日はこの辺で。

by 16mm | 2017-04-23 20:53 | | Trackback | Comments(2)

『おかあさんの扉5 なにそれ!?五歳児』『長い道』 町山智浩の映画ムダ話42 マーティン・スコセッシ監督『沈黙サイレンス』

先週土曜日に『マグニフィセント・セブン』を観ようとしたのだが、20時以降の時間帯での上映がされてなく断念。
先々週の『スノーデン』と比べたら『マグニフィセント・セブン』の方が上映期間が長かろうと予想したのだが、上映時間が遅い時間がないとは思わなんだ。
なんとなく『マグニフィセント・セブン』はBlu-rayレンタルされても観るかどうか微妙だったので、だったら劇場で観ようと思ったのだ。
『ドクター・ストレンジ』はキャラクターに馴染みが無い所為か興味が持てず。


先週土曜日、歯の治療&メンテナンス。
右上の歯の根っこに土台を立てる治療。
実際は根っこが割れてかなり難航した模様。
とりあえずそれで様子をみつつ3週間後ぐらいにその土台を元に歯を作るよし。
その後、いつものように美形で剽軽なドS歯科衛生士女史に歯石を取ってもらう。
歯石取りのガリガリがオイラの左奥歯、親知らずに触れた時に他の歯とは違う感触というか、主張を感じた。
オイラ「なんか、おそらく気の所為だとは思うんですが、親知らずの歯石取りしてもらった時の感触が他と違うような」
それを聴いて女史の目がキラ〜ンと光る(笑)。
オイラ「いや、ちが...う。気のせいです」
女史、再びオイラの口をこじ開けて件の歯を見聞。
女史「先生〜、左の奥歯がヤバイっす〜」
などと先生にチクられた(笑)。
女史「いや〜、あの歯、虫歯みたいだし、抜かれたがってるみたいよ」
などとニコやかにおっしゃった(笑)。
治療後、先生から借り受けている機材の期間延長をお願いして快諾してもらう。


本日日曜日、スーパー銭湯でストレッチとサウナ。
陽は差してないし、肌寒いので露店での寝湯と日光浴はパス。


『おかあさんの扉5 なにそれ!?五歳児』
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AmazonでKindle版購入。
本書は紙の本が発売されてから一年後にKindle版が発売されるというサイクルのようだ。
だから待ち遠しかった本書であるが、今はもう次巻である6巻が紙の本で発売中だ(笑)。
まあ一年後の楽しみというのがあってもいいよね。


『長い道』
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AmazonでKindle版購入。
期間限定なのか199円で買えたお得さ。
『この世界の片隅に』のこうの史代の本はいずれ全作読破するつもりでいたんだが、そんな作家の本を一時的にとはいえ安売りしている時に買っちゃう自分の浅ましさが恨めしい。
本作は『この世界の片隅に』のすずさんみたいな女性が甲斐性なしの男と夫婦になっての日常をほのぼのとしていながら、時折するどいエピソードを交えていく短編の連作である。
オイラとしては旦那の荘介がイラっとするほどの酷い男にしか見えず、ただただ奥さんの道(みち)さんが可哀想で可愛くて。
でも道(みち)さんも一筋縄ではいかない女性に設定してあり、それが魅力ではある。
Amazonのレビューでキャラクターの名前を老子や荘子からの引用という解説があり、無知なオイラにはわからない作品の底知れなさを知ってゾクゾクした。
やっぱりこうの史代って人は侮れないというか一筋縄ではいかない作家であると再認識した。


『漫画アクション 2016年12/20号』
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『この世界の片隅に』つながりで、原作者の こうの史代と のん の対談。
女性目線からの物語のアプローチの具体例として映画版にあった独自の言い回しを原作通りにしたとか。
のん が並並ならぬ熱意で本作に挑んだ事がわかって好感が持てた。
それを受け止めた片渕監督の懐も深いと思う。


『漫画アクション 2017年2/7号』
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町山智浩と片渕須直の対談の第三弾。
更に次回に続くと(笑)。
文章でもいいけど、Podcastにしてくれたら絶対買うと思うぞ、オイラは(笑)。


『矢口史靖の「映画の常識・それほんと!?」「威嚇射撃はどこへ行く!?」』

今月公開の『サバイバルファミリー』宣伝の一環か?矢口史靖演出でつくられたもの。
威嚇射撃で空に向けた弾はどうなるのか?というオイラの長年の疑問に答えてくれた(笑)。
なるほどねえ。
本来、威嚇射撃を空に向けては撃たないということも初めて知ったよ(笑)。
矢口史靖ってこういうヒネた感じのセンスが魅力なんだよな。


町山智浩の映画ムダ話42 マーティン・スコセッシ監督『沈黙サイレンス』
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町山智浩が解説するマーティン・スコセッシの『沈黙-サイレンス-』。
弱き者達が苦しんで死んでいくのに神はなんで黙ったままなのか?
宗教に殉じて死を選んだ者がいるなかで、生きるために踏み絵を踏んづけた者もいる。
その踏んでしまった者は軽蔑されるほどの悪い人間なのか?
踏んでしまった人間だって弱き者ではないのか。
十戒には"汝、殺す無かれ"と記されているわけであるが、キリスト教が原因で殺されている人間がいる現実をどうみたらいいのか。
裏切らざるをえなかった人間の弱さに対して許しは与えられないのか?
苦しんで死んでいくという現実の恐怖の前に宗教を裏切るということは人間的な部分ではないのか?
町山はこのスコセッシの傑作に対して宗教以外のもう一つの視座を提示する。
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マーティン・スコセッシの師匠であり盟友であったエリア・カザンに対するオスカーの授与。
スコセッシが根回ししてカザンに与えたオスカー。
あのマーティン・スコセッシが奔走してもハリウッドのアカデミー会員のエリア・カザンへの裏切り者としての扱いは払拭されずにいた。
それはこのエリア・カザンへの授与に際しての映像を観れば分かる。
町山によれば、スコセッシはおそらく形だけでもいいからハリウッドからカザンに対して許しを与えてもらいたかったのだ。
赤狩りで窮地に立たされたエリア・カザン。
共産党員の名前を言わなければ映画は撮れないぞと脅され、密告者になったカザン。
しかし、恥を忍んで密告者になったにも関わらず、ハリウッドはカザンを裏切り者として扱い、やはり映画を撮れなくなってしまった。
エリア・カザンが問題なのは裏切り者でありながら、賞賛されるべき映画も作っちゃったというところにある。
映画でしか生きられない人間から映画を取り上げられると言われた時に、保身に走って結果裏切りを働いたとしてそれを誰が責められるであろうか?
オスカー授与の時、エリア・カザンはガンにおかされていた。
だからこそ最後の最後でスコセッシは自分が映画を撮る理由を与えてくれた師匠であるカザンに映画の神様からの許しを得てやりたかったのだ。
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これは
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こういう事だよな。
町山の解説を聴いてますますスコセッシが好きになった。


本日はこんなところで。


久々に逃避的な意味で画を描いてる。

by 16mm | 2017-02-05 21:04 | | Trackback | Comments(2)

『漫画アクション 2017年1/17号』『1・2の三四郎2』『座敷女』『金魚妻』『彼女とカメラと彼女の季節(1)』『いつかモテるかな 1』『壬生義士伝 6』『田中圭一の「ペンと箸」』

先週土曜日、心療内科。
担当医に経過報告。
特に問題なく過ごせたが、今後花粉症の季節が本格化した時が不安な旨を伝える。


先週土曜日、歯のメンテナンス。
いつものように美形で剽軽なドS歯科衛生士女史に歯石を取ってもらう。
メンテ&治療後に先生から
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アクション・カム用のジンバルをお借りする。
毎度のことながら自分の私物を見境なく貸してくれる太っ腹さに、頭を地面に打ちつけるがごとく下がりまくりのオイラである(笑)。
アクション・カム用のジンバルなのでオイラの私物のα7rは付けられないが、映画で言うところのスティディ・カムのような撮影ができるのは相当に楽しい。
先生によると今後の動画撮影はドローンとの連携になるだろうとのこと。
しかし、オイラもそうだが、先生も今のドローンのバッテリーのもちなどを考えるとドローンで自由に撮影というのは現状考えられないという判断ではある。


本日日曜日、スーパー銭湯に寝湯、ストレッチ、日光浴、炭酸浴
寒い所為か露天にあまり人がいないので、今日は比較的のびのびとした。


ああ、なんということだ(笑)。
"Adobe Flash CS4"の挙動が遅いもんだから、OSのバージョンを下げようと"TimeMachine"で昨年の6月ぐらいのものに復元したら、奥さん、これってOSだけでなくファイル全部が復元されちゃうんですね(笑)。
それだと不都合なことが多すぎるので今年のデータに復元しなおしました。
したらですね、"Adobe Flash CS4"と"Adobe Dreamweaver CS4"が
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(Error 150:30)というエラーが出て起動せず。
結構必死になって(笑)ネットをウロウロしてたら解決策を見つけてとりあえずそれぞれのCS4バージョンが立ち上がるようになったと。
で、このエラーが出て起動しなかった時にそろそろCS4バージョンに見切りをつけようかと思ったですよ。
Adobe Creative Cloud‎に毎月5000円ぐらい払っておきながら使ってるのがPhotoshopだけだったとう(笑)状態だったので。
したらですよ、いま"Adobe Flash"ってないんですよ奥さん(笑)。
びっくりですよ(笑)。
今は"Adobe Animate CC 2017"っていうのが"Adobe Flash"の後継なんだと。
今更ですが知りませんでした(笑)。
更に驚きなのがこの"Adobe Animate CC 2017"で使用されるスクリプトが"ActionScript3.0"になっておるのですよ。
これまで使っていた"Adobe Flash CS4""ActionScript2.0"で多少ほんのちょっと努力すればなんちゃってなものがオイラにもできたんですわ。
"Adobe Animate CC 2017""ActionScript3.0"しか動かないらしく、さらにスクリプトの書き方に"ActionScript2.0"との互換性がまったくないので"ActionScript3.0""ActionScript2.0"を混在することもできない。
"Adobe Animate CC 2017"は現状の"Adobe Flash CS4"よりも挙動が安定しているようなので移行した方がいいんだが、ちょっと新たに"ActionScript3.0"を勉強してってのがネックになっている。
もともとプログラムの知識があるわけではないからね。
ボチボチ画像のwebでの展示を変えざるを得ない時期に来ているのかなあ。


『漫画アクション 2017年1/17号』
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『この世界の片隅に』における片渕須直と町山智浩の対談の2回目。
町山が関わってる対談ならつまらない筈はない。
更に別に柳下毅一郎のコラムもありなかなか。


『1・2の三四郎2』全6巻
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本作自体は最近の作品ではないが、作者の小林まことは本当にすぐれた漫画家だと思う。
八百長だのなんだの言われているプロレスを非常に肯定的に定義して読者に提示している。
オイラもこれを読んでプロレスというものがわかった気になったから。
プロレスは技をかけるのが主眼ではなく、如何に相手の技を受けて耐え続けられるか、という風に考えると非常に腑に落ちた。
相手の技を受け止める為に厳しい訓練をしている。
優れた技が勝敗を決するのではなく、優れた技を如何に凌いで耐え続けられるか。
凌いで耐えた人間が勝つんだと思う。
それがプロレスラーなんだと思う。
一時期"みちのくプロレス"や"FMW"の試合も見に行ったオイラだが今では関心の外。
それでもプロレスは肯定的に思っている。


『座敷女』
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10年ぐらい前に読んで、思い出したように再読したくなって購入。
雑誌掲載時にストーカーという言葉があったかどうかわからんが、一方的な強い執着をテーマにホラーを描くというのは珍しくはない。
が、"ストーカー"という現代的でだれにでも起こり得る現実的な恐怖をベースにすることでホラーにリアリティを与えている。
現実離れしたような描写があっても、ベースの恐怖にリアリティがあれば成立するという好例だと思う。


『金魚妻』
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抜群の画の上手さとエロさ。
1話完結で女性の肉欲を描いていく。
『先生ごめんなさい 』はどうなったんだろうか?(笑)。


『彼女とカメラと彼女の季節(1)』
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"カメラと女の子"というのがオイラのツボかな?などと思って一巻だけ購入したのだが、イマイチこの作品の世界観に入っていけず。
続巻を読むかどうか微妙に揺れてる状態である(笑)。


『いつかモテるかな 1』
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女性が男の服装など(センスや清潔か不潔かを含めて)に敏感なのは、女性が比較的男よりも化粧などをして世間に対する見てくれを良くするための努力を続けているからだ。
だから服装がだらしなかったりする男が許せない、というのもわかるよな。
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で、いまだに↑オイラもこんな態度でいるわけなので、コリャ結婚どころか彼女もできねーわな(笑)。
つまり
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現状のオイラは↑こ〜ゆ〜ことであり(笑)。
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↑こ〜ゆ〜ことなのであった(笑)。


『壬生義士伝 6』
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待望の新刊。
これまでも楽しんで既刊を読んで来たが本巻は更に面白い。
それは本巻の目玉に坂本龍馬暗殺についてのテーマを据えているから。
坂本龍馬の暗殺については諸説ある。
おそらく現状一番リアリティのある描写を提示したのは言うまでもなく司馬遼太郎の『竜馬がゆく』の暗殺の件だろうと思われる。
実際"龍馬モノ"をテーマにした他の小説や漫画や映画なども司馬の暗殺の件をベースにしていることが多い。
しかし、本作で描かれる龍馬暗殺は非常にフレッシュな説を提示していた。
いや、オイラが知らないだけでこの作品で描かれる暗殺説はすでに語られてていることなのかもしれんが。
本作で描かれる龍馬暗殺の理屈を巧妙に考えたのは原作者の浅田次郎だが、コミカライズにおいての作画担当のながやす巧の描写の上手さと秀逸さが浅田の説に説得力を持たせているのは言うまでもない。
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ながやす巧の描く龍馬がすごくいい顔で描かれているんだよね。
ただ非常に説得力のある説と描写を提示しているけど、それでも穴はあって、なぜ生き残っていた中岡慎太郎は暗殺者の名前を言わなかったのか?とか、中岡慎太郎はかなりズタボロになるまで切りつけられていいたはずなんだが、という部分の疑問は残る。
それでも司馬遼太郎の思い描いた暗殺の描写に匹敵するほどの説得力はあったと思っている。


『田中圭一の「ペンと箸」』
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著名な漫画家達の子女子息達が彼らの親との印象に残る食事を紹介しつつ、それぞれの親である漫画家達のエピソードを語って行く。
著者である田中圭一といえば
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手塚治虫のタッチを完璧にトレースして手塚が描かなかったようなエロいのとかを描いたりしていた、ぐらいしか知らなかったのだが、本作に登場する多数の漫画家のタッチをその都度トレースして作品にしている。
アニメーターを除けば、タッチを自在に変える漫画家なんてそうそういない。
それだけでもすごいことだよな。
トレースした作家のタッチどころか雰囲気まで似せて自分の作品にしてるんだから。
西原理恵子、ちばてつや、赤塚不二夫、諸星大二郎、江口寿史、かわぐちかいじ、etc......。
それぞれの漫画家達の興味深いエピソードも楽しく読めた。


『月刊日本カメラ 2017年2月号 』
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書店で書籍購入。
最近あまりこの手のカメラ雑誌を買わなくなっていたのだが、それでも一冊に自分が興味のある複数の特集が組まれていると買ってしまう。
本書でモノクロ写真関係の特集と標準レンズ50本撮り比べというものに興味を持った。
"現代の名玉を探せ!標準単焦点レンズ現行50本撮りくらべ"
とか書いてあったからさ、てっきり
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オイラの持ってる、まだ借金があるけど(笑)、絶対に世界最強の一つだと思っている
Leica Noctilux-M 50mm f/0.95 ASPH Lens
が、当然その50本に入っていると思うじゃん(笑)。
それが入ってねーでやんの(笑)。
いや、その特集にエントリーされてるレンズだっていいレンズばかりだとは思うけど、世界最強の0.95を外すなんてことはないんじゃねーの。
それともあれかい、貧乏人のアマチュアのオイラが持ってるこの150万のレンズを選者のプロカメラマンは使ったことがない、持っていないということかえ(笑)。
持っていない、使ったことなかったら、そりゃ選ぶことはできんわな(笑)。
サンダー平山がいたらこんなこんな画竜点睛を欠くようなことはしなかったろうな(笑)。
残念也。


カメラ雑誌でいえば『フォトテクニックデジタル』を電書にしてほしいと思っている。
『〜デジタル』と表記していながら電書にならない(笑)。
この雑誌は女性を写した写真が多いのでオイラ好みなのだ。
電書になれば毎月買ってバックナンバーも揃えるんだがなあ。


『葛城事件』『沈黙-サイレンス-』の感想を書こうと思いましたが、来週に持ち越します。
どちらも傑作でした。

by 16mm | 2017-01-22 21:34 | | Trackback | Comments(2)

『ヤンチャン調査部 オレに聞かれても・続 1巻』『毎日かあさん10 わんこギャル編』『白竜-LEGEND- 45』『新久千映のねこびたし 2』『天の血脈(8)』

先週月曜日の帰宅時である。
駅から車に乗って自宅に戻る時、車が無駄に振動していた。
信号待ちのアイドリングの時なんて低回転での大きな振動でエンストすんじゃね?と思うぐらいの。
駐車場にいれてボンネットを開けると、開けた時に使う突っかい棒を固定しておくボンネット側のフックが破断していた。
なるほど、つっかい棒がエンジンに直接触れて反響していたのかしらん?とよくわからないながら理屈をつけ、そのつっかい棒をガムテープで固定した。
で、次の日の朝の通勤時。
やはり振動は止まらず。
ああ、そう言えば今年の初めに車検をしてからエンジンオイルを交換してなかったっけ、と思いエンジンオイルを確かめてみるも一応ちゃんと入っている。
会社に連絡して有給をとってディーラーに車を突っ込む。
そうすると、なんでもエンジンが1気筒死んでると(笑)。
排出弁のコイルが損傷してシリンダー内で爆発はするもクランクが動かずにいたらしい。
朝イチにディーラーに突っ込んだのが功を奏したか、部品を他店から融通できそうだとのことでPM03:00に改めて来てくれとのこと。
一旦帰宅してPM03:00に再度ディーラーに突っ込み、一時間ほどで修理完了。
エンジンオイルの交換と込で23112円。
いや〜、これだけで済んで良かった(笑)。
もしかしたら半月ぐらい入院するかなと思ってたし、そしたら修理費用も10万円単位になってたかもしれないし。
もしかしたら借金持ちのオイラが更に借金をして車を買う羽目にはるやもしれんとかなり戦々恐々であったのだ(笑)。
予定外で会社を有給で休んだので残業時間のマージンができてよかったかなと思っている。


先週土曜日、ヘアカット。
衝撃の告白(笑)。
いつもオイラの髪の毛を素敵に染め上げていた女性が今いる美容室を辞めてアメリカのニューヨークに行くと。
びっくり仰天のオイラ。
その女性、自分でも言っていたし、オイラもそう思うのだが、英語、喋れない(笑)。
日系人の多い場所の美容室で働くからあまり英語の心配はない、などとスットコドッコイなことを言いやがり、そこで来年50歳になるそこそこ良識のある中年オタクとして彼女がカラーリングしている間ずっと説教。
それでもなんかニューヨーク行きに向け着々と進んでいるようで終始青ざめているオイラ。
それとは別の話だが、会社の同僚の女性も保母さんになると今月で会社を辞めると。
まあ、前者の女性と後者の女性とでは行動に対する考え方は違うが、"女性"という社会的には不利に扱われている存在でありながら、自分にとって厳しい方向に舵を切ろうとする勇気と意地は、少なくとも男のオイラには真似できないと思った。


本日日曜日、寝湯、日光浴、ストレッチ。


『ヤンチャン調査部 オレに聞かれても・続 1巻』
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掲載されている作品自体は2007年から2008年ぐらいのものらしく当時の時事ネタなど(藤原紀香と陣内智則の結婚ネタなど)が多いのだが、それらのネタに対するリアクションがおそらく今でも同じ反応をするであろうといものなので、読んでて古さを感じない。
ギャグ作品として普遍性を獲得している稀有な作品ではないかね。
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シリアスな絵柄でギャグをやるというのは別段新しい手法ではないが、金平の端正で緻密な描線とギャグのミスマッチな感じに魅力は感じるのである。
金平が自分の作品について
「台詞が多くて読みにくい」
とか言われていると自虐的に語ることがあるのだが、にわかに信じられない。
たかだか漫画を読む行為を面倒に感じるとは。
ページあたりの情報量の多さがお得、とか思わんのだろうか。
巻頭がカラーで目次や注釈などにも手間暇かけた本作が100円ってのはどういうことだ?
安すぎるだろう。
オイラなら1000円でも買う。


『白竜HADOU』
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イボイボの健康サンダルを履いたオヤジが主要読者と言われている(笑)週刊漫画ゴラクで『白竜HADOU』の連載が始まった。
『白竜』→『白竜LEGEND』。
そして『白竜HADOU』。
このシリーズ、タイトルが変わるたびにリブートされて一巻から始まる構成になっている。
『白竜』から『白竜LEGEND』は通巻ではなく、『白竜LEGEND』では再び一巻から始まるのは営業上の理由もあるのだろう。
おそらく今回の『白竜HADOU』もいわゆるリブートというかたちで一巻から始まるものと思われる。
掲載誌を立ち読みしたところ『白竜』や『白竜LEGEND』の最初と同じように登場人物の紹介から入っている。
ものすごく一見さんや中途から入った読者に優しい構成である(笑)。
で、今回の『白竜HADOU』、のっけから今話題の築地移転問題(笑)。
どう見ても石原慎太郎的なキャラクターが出て来て、白竜が
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と、決め台詞を言ったところで第一回目はお終い(笑)。
いや〜、今後の展開がむちゃくちゃ楽しみだわいw。


『なぎさにて』
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コンビニで気まぐれにスペリオール誌を立ち読みしたところ、新井英樹の『なぎさにて』がカオスな終わり方をしていた。
???
なんだかよくわからん展開が始まったと思ったらバッサリと電気が切れたように終わった感じ。
このどうにも修復できないカオスさが新井が描こうとした終末感、というのは穿った見方すぎるだろう。
日常の延長にある終末を描こうとしていた試みとして楽しんでいたんだが。
おそらく作者も無念だろうなあ。


『毎日かあさん10 わんこギャル編』
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現状オイラが唯一素直に楽しめるサイバラの作品。
この作品も巻が進んで行くと読みたくなくなってくるのかもしれんが、本巻は楽しめた。
母親と娘の対話というのはケンカしててもハタで見るぶんには楽しいものだ(笑)。
母親にしてみれば自分の子供の頃を追体験してるわけなので、自分と同じ轍は踏ませたくない親心もあるんだろうけどね。
巻末のワンコの話も良かった。
この頃はサイバラの人間性の上等さというものが伝わってくるね。
金平守人の漫画と同じでセリフが多いんだけど、これをオイラは「読み応えがある」とか「リッチ」だとかと思うのだが、あまり世間はそうは思わんみたいなのが悲しいなあ。


『白竜-LEGEND- 45』
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『白竜HADOU』も始まり、『白竜-LEGEND-』シリーズも次で最終巻となる見込み。
この『白竜-LEGEND- 』で白竜の出自、というか黒須組長との邂逅を描き、なぜスットコドッコイな黒須をキレ者の白竜がたて続けるのかという経緯を説得力をもって描いている。
すげえ、黒須組長、漢(おとこ)じゃん。
白竜がなぜ黒須を慕うのかということを描くのがこの物語の肝であり、それは大成功だといえよう。


『新久千映のねこびたし 2』
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どちらかというとニャンコよりワンコ派のオイラなので猫と一緒に生活したいとはあまり思わないのだが、新久の猫漫画を読むと楽しそうだとは思う。
画の上手さは魅力的。
続巻が出たら買う。


『天の血脈(8)』
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『虹色のトロツキー』『王道の狗』と日本近代史の作品を描いていた安彦が、それを古代史とくっつけて作品化したのが本作、ということになるのかな(笑)。
歴史に疎いのでなんとも言えないのだが、わからないなりに読んでいて興味深い内容であったと思っている。
特に安彦の描く近代史は、それらを読んだおかげで初めて知った名前なんかもあって。
例えば辻政信とかね。
安彦の『虹色のトロツキー』で辻に興味を持って他の本も読んでいるぐらい。
で、本作だが、顛末は『虹色のトロツキー』のような現代に場を移して、描かれた物語を現代から捉え直しているという構成になってはいるのだが......。
気持ちはわからなくはないが、本作の最終話の展開はやりすぎのような気がしないではないね。
もし”玉手箱を開いた”というのをキーにするなら、白髪のジジイではなく、肉体そのものが風化して消えるような描写でなくてはおかしいでしょう、年月的に言って。
それだともろにオカルトになってしまうかなあ(笑)。


 Nerf リペイントできるかな?(笑)-04
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まったく終わらないなりに終わらせようと努力する毎週末(笑)。
片側だけだがこの配色を決定にしよう。
トリガーガードのところの白を黒に戻して配色は完成にする。
正直イマイチ微妙だと思っているが、やり直すなら部分直しではなくもう一度初めから色彩設計をやり直すしかないのだが、もうそんな気力はない。
あとは"汚し"等でなんとかしよう、なんとかしたい。


今週末は歯のメンテナンス。

by 16mm | 2016-10-23 22:04 | | Trackback | Comments(4)