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Kindle Paperwhite 3G

風邪になりかけのように喉がイガらっぽい。


自室で衛星放送を観れるようにアンテナ線の引き込み。
もろもろで58000円也(笑)。
高けぇ(笑)。


先週の月曜日、有給をとってiMacを"iMac 1TB Seagate ハードドライブ交換プログラム"に出す。
新しいHDへ換装して戻ってくるまでに一週間から十日ほど。
やっぱりメインはMacだなぁ。
いまvaioでこのエントリーを書いているのだが、使いかってからタイピングの感触までいまいちなじめない。
vaioはTVとBlu-rayの視聴用にと思っているので、これをメインにしてなにかをしようとは考えていない。
画像処理関係もMacだし。
普段使いに慣れてるからね。
そんなわけで、vaioでネットにつながってはいるものの、Macのない生活というのがこれほど退屈に感じてしまうとはね(笑)。


先週は映画は未見。
Blu-rayで『アバター エクステンデッド・エディション』と『ハート・オブ・ダークネス/コッポラの黙示録』を観たのだが、vaioで長文の感想を書くのはしんどいので後日に。


本日日曜日。
ジムに、は行かずwインラインスケート一時間半。
転びそうになってバランスをとるのに全身をつかっているので(笑)、肩や背中なども筋肉痛w。
その他、体中結構な打撲を負っているw。
先週の月曜日、インラインスケートにはもってこいだと思っていたサイクリングロードが使い物にならないことが発覚。
どんぐりやら小枝やらが道に散乱していて滑らないのによく滑り転ぶw。
滑りすぎなほど滑る地面より、滑るのか滑らないのかわからないような地面の方が危険だと実感。
滑ったなあと思ったら、小枝に引っかかってつんのめりそうになるし。
月曜日はどんぐりで心ならずも滑ってしまい、後方に肘で受身をとるかたちで転倒。
左肘でアスファルトに思い切りエルボーをしていしまった(笑)。
肘から指先まで痺れる。
肘当てをしてなかったら、骨が砕けていたんではあるまいか。
プロテクターを冗談でもはずしてやることはできないね。
先週の木曜日は夜にヘッドランプをつけて、スピンストップの練習をしていた時に前に転倒。
手をつくまもなく、右のこぶしを右の肋骨とアスファルトに挟むように。
100キロ近いオイラの重さでw、拳を肋骨とアスファルトで挟みつぶす。
というより、その拳で肋骨をゆわせてしまったw。
非常に痛い(笑)。
今に至るも左肘も右の肋骨も痛いw。
多少痛みは和らいでいるも、くしゃみをするとズキリとするからたまらない(笑)。
骨折は我慢できないほどの痛さらしいので、その線はなしだろうと思うw。
骨ヒビだとどうなるかわからんがw。
とりあえず本日はあまり無理せずに、安定して走ることだけを練習していた。
動きを理屈として頭で構成していくことでステップアップしならが、前進していく感じ。
やはりオイラは感覚よりも理屈な人間なのだなw。


奮起して漫画本の整理を敢行。
『BANANA FISH』全巻。
『無限の住人』既刊全巻。
『なるたる』全巻。
その他コミック諸々。
草刈民代の写真集。
25周年記念『ブレードランナー』DVD。
etc・・・。
紙袋4つ分ぐらいで、4300円也。
結構シブいねw。
こんだけ処分したはずなのに、本箱の見た目がそう変わらないというのが悲しいw。
結構床に積んでいたのもあったからなあ(笑)。


ネットで若干話題になったさかもと未明問題。
週刊SPA誌で連載していた頃のを読んでいた頃からオイラとは絶対に合わない人だなと思っていた(笑)。
右よりなところ。
能天気にバブルを懐かしんで、再びバブルを願うところ。
どちらかというと好きになれない人間の漫画を読んでいたのは週刊SPA誌を買っていた行き掛かり上ということもあるが、腹立たしい人間というよりも、まあオイラと違うという意味でイタイ女だなと思って上から目線で読めていたからだ。
なんか言っても影響力なんてなさそうなのでヘラヘラ笑って読んでいた。
で、今回の飛行機で赤ちゃんが泣き続けたことにブチ切れて着陸間際にご乱心のさかもと未明。
オイラとしてはね、他人の赤ちゃんの泣き声にイライラするというのはわかるわけですよ。
苦々しく思うのは別段かまわない。
ただそれを実際に口に出したり、行動にうつしたりするのは、言いたくないが人間性の成熟度の問題になろう。
再生JALの心意気というさかもと自身のエッセイで自ら書いていることだが、
「もうやだ、降りる、飛び降りる!」
と言って着陸準備中の機内を出口に向かって走り始めた事が書かれている。
更にその赤ちゃんの母親に
 「お母さん、初めての飛行機なら仕方がないけれど、あなたのお子さんは、もう少し大きくなるまで、飛行機に乗せてはいけません。赤ちゃんだから何でも許されるというわけではないと思います!」
といったとか。
着陸態勢に入った飛行機内ではシートベルトを締めて座っているというのが全世界のお約束だというのに、その常識を無視した自分の無茶苦茶な行動を包み隠さず書いたという点では潔いと思った。
たとえさかもと自身の目論見として、己の無茶な行動で乗客全員の命を危険にさらす行動を告白しても、このエッセイを読んだ読者はずっと泣き続ける赤ん坊とその親に攻撃の矛先はいくだろうと。
百歩譲って、オイラはここまでならさかもとを許せると思う。
結果論で言えば乗客は無事であったし、赤ちゃんの親へのクレームも飛行機会社へのクレームも言ってみれば個人の自由だから。
その人間性の成熟度とは別にね。
たぁ~だオイラが致命的に許せないのは、さかもとのその後のブログの文章である。
彼女はブログの中で
「一番優先されるべきはもちろん、赤ちゃんの安全。そして社会全体の赤ちゃんとお母さん、お父さんへのいたわりの気持ちだと思います」
と、あの無茶苦茶な行動をした動機とはうってかわった物分りのいい方に心変わりしていたことだ。
乗客の命を危険にさらした行動はなんの覚悟もない気まぐれな事であったことを自ら露呈した。
周りの反応を見て手のひらを返すなんざ国士気取りとしちゃずいぶん軟弱なんでないか。
最後まで、この赤ちゃんを敵にまわしてこそ、さかもとの言う議論の広がりが期待できたものを、途中で腰砕けになってイイ子ブリ。
飛行機ぎらいなオイラであるから、こんな女と同乗してたら、
「こんな女いやだ。この女ととびおりちゃる」
と乱心したところだろうな(笑)。
さかもとは少なくとも飛行機には乗らない方がいいね。


定期的に送られてくるブライトリングの機関紙。
今回は松本零士が熱い思いを語っていた。
なかなかの読み応え。
そもそもオイラがブライトリングを買ったのも松本が付けてる時計を見て興味をもったからだった。


Kindle Paperwhite 3G
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先週の木曜日の朝まで、まさかオイラがKindleを買うとは思っていなかったw。
そういう意味では衝動買いであり、無駄遣いもいいところなのだがw。
iPadを買うことがあっても、Kindleはねーよな、と思っていただよ(笑)。
それが先週の木曜日の朝、会社の同僚に説得、というか、洗脳されてしまったのだよw。
ちなみにその同僚もその時には持っていなかった。
●iPadやそのminiに比べて小さくて軽い。
●電池の消耗が少ない。(スペックでは八週間と書いてあったが、それはないと思う。使い方しだいだけど。)
●本はアマゾンでの購入になるのだが、自分が必要としている本がある程度あった。
●なにより自室の本棚の省スペース化が期待でき、更に太陽光にさらされて黄ばんでいくという心配がなくなる。
●付箋やメモをとりながら読むオイラとしては栞の機能がついているのが良い。
●LCDスクリーンと違って、E Inkスクリーンは比較的目にやさしい。
と、まあ、こんな感じで利点をあげられたのだ。
その中でも省スペース化と本の黄ばみ問題からの解放がオイラにとってのキモだったと思う。
今回古本屋に本を売り払えたのもこのKindleがあってこそなのだ。
で、会社の同僚も木曜日の会社帰りにKindle Paperwhite 3GをK電気でw。
オイラも帰りがけに電話をする。
量販店のBカメラはすでに売り切れ。
地元のK電気に電話したところ、ありましたよw。
しかも取り置きまでしてくれた。
うれしいぞ、えらいぞK'sデンキ(笑)。
オイラの地元、結構な田舎なのでKindleなどに興味ないのかしらんw。
Wi-Fiにするか3GWi-Fiにするか土壇場まで迷った。
価格差約5000円は大きいなあと思ったが、3Gは無料接続だというし、通勤中にDLできるということを値段に勝る利点と考えて3GWi-Fiにしたのだ。
今手にいれないと来年まで在庫がないとのことらしいのでw。
取りあえず買って良かったなと思う。
購入してるのは漫画だけ。
吉田秋生の『ラヴァーズ・キス』全二巻。
『なるたる』四巻まで。
Kindle版の『新世紀エヴァンゲリオン(13)』が280円で買える。
安売りは99円というのも時限付きであったりするので、サイトのチェックはマメにしている。
『なるたる』の一巻も99円だったからね。
『なるたる』なんてことし全巻そろえたばかりなのにまた買いなおして読んでるんだから(笑)。
ただなんとなく、紙の本を読むよりはじっくり読めてるような気がする。
結構いいこと尽くめのことばかり書いたが、不満がないわけではない。
●小説など、文字なら気にならないが、漫画だとスクリーンの解像度がもうすこしアップできればスクリーントーンのつぶれも少なくなると思われる。
現状文庫版の漫画の1ページ分とほぼ同じサイズだが、若干解像度に劣るのはしょうがないところか。
●漫画の見開きの表示方法が少々煩雑。
iPadなら画面を横にすればそのまま二ページ分の見開き表示になってくれるが、Kindle Paperwhiteはメニューから呼び出して見開き表示しなければならない。
●言うまでもなくカラーが表示できない。
カラー表示や見開きの按配を確認したければ、iPhoneのKindleアプリでiPhoneの方にも本をダウンロードすればカラーでも見れるし見開きも見える。
解決策とはいえないが、取りあえず自分の中では納得できる解決策だと思っている。
おもえば鈴木みそが漫画で電子書籍についてルポしたのはもうずいぶん昔になってしまった。
あの時は駅の売店にダウンロード用のケーブルを設置して、それに端末をつないで、なんていうインフラでやろうとしてたんだっけ。
まさか無線の通信網がここまで飛躍するとは当時だれも思っていなかったろう。
Kindleがすぐさま書籍にとってかわるものになるとは思えない。
前述した解像度の問題がそう。
この大きさと解像度で大友克洋が自分の作品を電子書籍化するとは思えない。
なのでオイラとしても大判のコミックは紙の方で残すだろうな。
本屋好きのオイラにしてみれば、本屋がなくなっちゃうのも困る。
どうにかうまい具合にすみ分けて共存できればいいな。
そういえば、Kindle版の『ヴィンランド・サガ(12』はまだ出てないんだよな。
Kindle版で買うつもりなので本を買うのは我慢してるんだがw。
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普段はカバンの中に突っ込む事も多いと思われる(はだかならスーツの内ポケットにはギリ入るもよう)ので、上の【Kindle Paperwhite専用ケースカバー】を購入。
多少幅広、多少重量増だが慣れを期待したい。


今週の土曜日は母親の通院と歯の治療。
ああ。歯の先生にKindle自慢しょう(笑)。
by 16mm | 2012-11-25 21:06 | | Comments(2)

鬼頭莫宏諸々

休みになると薬を飲んで思い存分寝てしまうので土曜日など半日は寝て過ごす。
観たい映画が無い事をいい事に、寝たおす(笑)。
先週、いきなり寒くなって朝起きて鼻がつまった。
が、例の息苦しさの発作起こらず。
ヤクが効いているとはいえ、鼻づまりでは窒息はしないという世間並みな全うな気持ちを持つ事ができている。
今週の土曜日はまた心療内科の通院である。


本日日曜日ジムに。
ここのところプールだけでストレッチをやっていなかった所為か妙に腕周りが硬く感じた。
ので本日から以前からのメニューにプールを加える事にした。
念入りにストレッチ。
筋トレ。
ランニングマシンで傾斜をランダムで35分48秒で2.94km。
その後プールに。
先週からはじめたウォーク&ジョグのプログラム20分に参加。
結構な有酸素運動で身体があったまる。
先週はこの後ウォーターラッシュを30分やったのだが、今回は腰がつかれてしまいパス。
そのかわり30分プールの中でウォーキング。
ただのウォーキングをするよりプログラムに参加した方がいいので、無理しないていどに今後参加することにする。
体重93.33kg。
先週晩飯をずっと抜いていたが、あまり減ってない(笑)。
眠気覚ましの間食がイカンかなあ(笑)。


プールでペチャクチャ喋りながらチンタラ歩ってるオジジとオババ。
最近とみに所謂オトコのオバさん化が進行しているのではないか。
妙に徒党を組みたがってニヤけてる。
身体鍛えにきてんのかオバさんとお話にきてるのか。
どうせ告れもしないくせにうっとうしいぞオトコのオバさん。
逆にオンナのオバさんが割とサバサバしてる感じである。
とにかく、真面目にやって遅いのは全然オッケーだけど、ペラペラ喋ってダラダラしてるのは一緒のレーンにいるオイラに迷惑である。
ヤメレ(笑)。


『塔の上のラプンツェル』『ファーゴ』『愛についてのキンゼイ・レポート』をレンタルする。
今週の通勤はこの3つを観る事になるだろう。


BRUTUS誌で映画監督の特集。
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ソッコーで買うが特集しているラインナップが悪くはないんだけど、スピルバーグもリュック・ベッソンもギレルモ・デル・トロもジム・キャメロンもラインナップから外れているのはいかがなものか(笑)。
まあオイラが好きだからってことだけなんですけど(笑)。
一人の監督につき見開き2頁分の特集ではあるが割と面白い内容ではあった。


中島みゆきの新譜『荒野より』を購入。
最近はiTunesでの購入が多くなってしまったなか、中島みゆきの新譜は頑にCDでの購入である。
今後もそうであろう。
今回ジャケットの写真も良かったけど、歌詞カードについてる写真も綺麗でグッドでした。
長年ほぼ専属で撮影している田村仁氏と、もう一人田村姓の写真家がたっているのでこの人は仁氏の息子さんだろうか?


OLYMPUS PEN E-P3用のアダプター2種(ニコン用とコンタックスG用)を購入。
これでレンズの幅が広がった。
取りあえずマイクロフォーサーズ用のレンズはもう買わなくていいかな(笑)。
35mmカメラのレンズを中古で揃えて、その都度アダプターでカメラにつける。
やっぱり35mmカメラのレンズの方がいいや。
広角系は薄くなっちゃうけど、それは諦めよう。


『ヴァンデミエールの翼』
相変わらず鬼頭莫宏についてである。
こんなに一人の作家にトコトンのめり込んだのは大友克洋以来であろうか。
大友はもうほぼ漫画を描いていないが、鬼頭は現役で描き続けているオイラと同世代である。
この『ヴァンデミエールの翼』全二巻は単行本の装丁が結構雑な感じがしてちょっと敬遠していたのだが、内容はやはり期待を裏切らない。
"自律胴人形"<まあロボットみたいなものだと思うが>の少女との交流を描いた、ほぼ一話完結の連作である。
話は横道にそれるが、『イノセンス』における押井守のジレンマはアニメーションで人間と人形の描き分けをする事が表現上不可能であったという事だと思う。
辛うじて無機質な人形に見える、というだけで、実際線で描かれた絵では人間も人形も単にキャラクターになってしまう。
実写でなら人間と人形は一目瞭然で区別することもでき、尚かつ見かけは人間のロボットとして表現することだって可能なのだ。
押井の目論みは人形にしか見えないモノにゴーストがあり、人間同士としての交流が生まれる様を表現したかったのだと思う。
人間と人形が対等な関係いるというシュールさと緊張感はアニメーションや漫画では表現するのは困難だ。
本作『ヴァンデミエールの翼』に出てくるヴァンデミエールは"自律胴人形"であるのだが、見た目他の少年少女のキャラクターと同じにしか見えない。
そこでヴァンデミエールの裸体を晒す事によって彼女が人ならざるモノであることを表現している。
それは表現的にはエロティックなものであるとも言える。
機械人形の乳房に、ヒトは欲情するのであろうか?
小説の登場人物や二次元のキャラクターにも恋愛感情や劣情をもよおす本能の壊れた存在たる人間。
身体の大部分を損傷しても頭さえ残っていれば苦痛も無く生きていられる。
暖をとるのに、その身体組成が木であればそれを燃すことに躊躇無くいられる便利な道具としての人形。
取りあえず本作において、人間にあって人形にないものとは何かと考えてみた。
それは禁忌(タブー)ではないだろうか。
人間が人形を犯す事がタブーだとしても、人形は人間を犯す事に禁忌を感じない。
それが人間のまがい物たる"自律胴人形"が人間として生きて行く最大の武器になるのではないだろうか。
ところでこの頃の鬼頭莫宏はやはり藤原カムイの影響下だなあw。
端正な細い描線が実に魅力的である。


『なるたる』
ネタバレあります。
鬼頭莫宏作。全12巻。
この長編作がどんなものかと言えば、解り易いところで言えば『デビルマン』であり、『エヴァンゲリオン まごころを、君に』でありというところではあるが、実はそのどちらとも似ていないとも言える。
やはり『なるたる』は『なるたる』でしかないのだと思う。
この作品には当然ながら明確な主人公は存在するのだが、常にその主人公を物語の軸にはせず、ある時は主人公の友人、友人の母親、主人公の父親、主人公の男友達の友達、etc...。
様々なキャラクターがその人となりや行動原理などをまさに掘り下げて作品にしている。
しかもエンターティメント作品としてまったく飽きさせずにだ。
主人公以外をこれほどまでに魅力的に構築しえる熱量と才能にただただ呆然としてしまう。
人間とはなんなのか?という考察をオイラが読んだ限り一片の妥協も無く描き切っている。
有り体に言えば性と暴力というまさに人間の根源の物語である。
性と暴力は鬼頭の重要なモチーフである。
人間が自分以外の人間と共存して生きて行く事は、否応無く性と暴力の渦中に留まらざるを得ない。
それは本来表面上その二つを感じる筈も無い家族関係の中にでさえある。
鬼頭の上手さは作品として自分の思想を入れ込む事に妥協はないが、絵的な表現として巧みなバランス感覚と節度をもってあたっているということだ。
つまり読み手が容易に想像しうる事はわざわざ絵にしない。
特に残酷描写に関しては顕著で、『ぼくらの』のなかでも少女の脚が溶解液を浴びた状態の描写は一切描いていない。
台詞で「脚が...」とかいう表現で十分に伝わる。
描けるものを全て無自覚に描くという大友克洋のようではない。
『なるたる』では登場人物の青年がヤクザの男に犯されながら、生きながらにして身体を解体されるという凄惨なシーンがあるが、そこでも直接的な描写はしていない。
それでも表情などでどんな状況であるのか解るものだ。
宮崎駿的なキャラクターに対して真剣な態度というのが本当に好感がもてる。
が、それでいて作劇上必須であると思える描写はきっちりと描写する。
本作の主人公であるシイナが米軍の砲撃で身体をズタズタにされるところはキッチリと描写している。
この描写がある事でその後の展開が生きてくるのは言うまでもない。
『ぼくらの』でもそうであったが『なるたる』を読んで更にこの鬼頭莫宏という作家を信頼できるようになったね。
現状、絶版になっている作品以外の単行本は全て手に入れて読んだ事になる。
来年には『のりりん』の4巻と『なにかもちがってますか』の2巻が出るとの事。
同時にサイン会も開催だという。
東京近辺だったら絶対行きたいなあ。

ところで、この『なるたる』もアニメになったとのことで、ちょっとユーなんとかチューブで検索してみた。
ビックリである。
いまだに信じられないオープニングアニメーション(笑)。
歌も絵柄もまったく原作に則してない。
本当にあれがオープニングで使われたのだろうか?
だとしたらこのアニメ作ったヤツらはとんでもなクソである。
本編の抜粋もチラリと観たが、作画のレベルの低さに愕然とする。
アニメーションの労働環境を考えるとあまり酷い事は言いたくないのだが、自分の好きな作品が完全に貶められていると感じたら本当にハラがたってきたねw。
鬼頭の原作はアニメーションと相性が悪いのか、スタッフに恵まれないのか。
唯一最近知った鬼頭のデザインのアニメーションがコレ。
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『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』の冒頭に出てきた第3の使徒が鬼頭のデザイン。
これはカッコよかったですけどね。
で、鬼頭氏のご尊顔。
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こんなハゲちらかした男なのに(笑)
なのに(笑)
それなのに(笑)。
なんともカッコいい漢(おとこ)に見えてしまったよ(笑)。
by 16mm | 2011-11-20 21:42 | | Comments(2)

『魔法少女まどかマギカ』

先週土曜日、母親の通院の送迎。
夕方から一ヶ月振りで歯のメンテナンスに。
やはり一ヶ月空くと結構エライ事になっていたようでw。
歯の定期的なメンテナンスというのは大事だなと思う。
たまたまオイラは良い歯科医師にめぐりあっただけであるが、この手の縁というのは貴重だな。
母親なんざ行く歯科行く歯科全部スカだったりするらしい。
歯の先生にオイラのLEICA DG SUMMILUX 25mmを押し付ける(笑)。
暫く使ってもらって感想を聞きたいと思ったからだw。
オイラはすでにこのレンズへの興味は失っているのでね(笑)。
自分が興味のないレンズを他人に押し付けるのもどうかと思うが(笑)。


本日日曜日、ジムに。
今日はランニングマシンをやらずにずっとプールに。
一時間延々と25mプールを往復していた。
ちょっと気合いを入れて50mを歩くのに約1分程。
一時間ずっとこのペースは無理なのでだいたい50メートルを90秒だとすると一時間で2kmチョイぐらいは歩いている事になる。
いつもやっているストレッチもすっ飛ばしたのだが、プールで歩きながら首を回したり胸や肩甲骨のストレッチなどもしてみた。
意外と出来るもんだ。
一時間この調子で歩いていると喉がカラッカラになる。
来週はプールでやるボクササイズ系のレッスンを受けてみようかと思う。
体重94.20kg。
薬で治まっているものの、以前の暴食を改めねばならん(笑)。
ビールも飲んでないし、夜寝る前に食べたりもしてないつもりだが、やはりアレだwシリアル一袋イッキ食いが原因だと思うな(笑)。


ダライ・ラマ14世が日本に来ていたとわ。
国賓として扱ってないのか、日本政府は?
サイバラに言わせるとダライ・ラマ14世は、下町の気のいいオッチャンしか見えない、もっとも見た目威厳のない最高権力者となるのだが(笑)
日本政府の中国政府に対する弱腰さが伺える。
マスコミも大々的には報じていない。
日本の場合、この反動が極端な形で中国憎しの論調になることもあるので冷静に対処するべきだ。
外国の宗教の最高権力者がわざわざ祈りにきてくれているのに。
日本はオイラを含めてホトホト恥ずかしい国だ。


キヤノンが映像制作機材のシステムを大々的に発表。
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「CINEMA EOS SYSTEM」というらしいが、カッコいいねレンズが。
このメタルなレッドは賛否があるのかもしれんが、オイラはカッコ良いと思ったよ。
もうキヤノンはニコンを問題にしてないような(笑)。
ニコンが今後どんなものを出してくるかで勝負は決まる。
なので出してこなければ勝負はつかないので、ニコンは何も出さん方がイイのではないか(笑)。
どう考えてもキヤノンに水をあけられた感じだよな。
映像と言えばソニーだと思っていたのに、そっちの方に食い込んじゃってる。
後はキヤノンのシステムが映像の製作者達にどれだけ受け入れられるか、というところか。
映画、特にアメリカの映画ではアリフレックスやパナビジョンが幅を利かせている。
それは一重にツァイスのレンズを使えるからという理由であるのだろうが。
果たしてツァイスのレンズよりキヤノンのシステムが魅力的にみえる事になるのだろうか。
取りあえずはCMや低予算の映画製作の方からキヤノンが使われて行くのかもしれんが、
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アメリカ映画界の良心、マーティン・スコセッシまで会見に引っ張りだしたんだから(ビデオだけど)、これは影響力があるよな〜。
フィルム好きなスピルバーグはデジタルの宣伝はやらんだろうしね(笑)。


ビッグコミックオリジナル誌。
『岳』。
ヒマラヤ・ローツェの壁に一人挑む三歩。
落石を避け、雪崩に耐える三歩の姿の力強い事よ。
しかしそんな力強さも、山の大きさからすれば山肌に辛うじて引っかかっている実にささやかな存在でしかない。
阿久津のリハビリと彼の子供の成長が三歩の挑戦とリンクしている。
お百度参り。
三歩のこの挑戦は自分の為というよりも、願掛けの側面がある。
自分が厳しい挑戦をしてそれに打ち勝てば、阿久津も良くなる筈だという願い。
登山を成功させたからって阿久津の怪我が治るなんていうムシのいい話があるわけはない。
日本で気心のしれた仲間のいる日常にいることの無力さが三歩をローツェに駆り立てた。
生と死。命がけの彼岸からの帰還を達する事ができれば...。
阿久津が治る根拠になる訳も無い事をすることは自己満足でしかない。
だが、阿久津や彼に関わった仲間達に三歩の挑戦が生きる勇気に繋がって行くのだと思う。


吉田戦車の『まんが親』第1集が11月30日発売。


このところハマリまくっている鬼頭莫宏の作品を片っ端から購入して読んでいる。
すげえ作家だよ、この人は。
こういう真剣な作家の作品なら絶対長い眼で見れば世間や世界への広がりも、そしてその真剣さに見あうかは別にして経済的な成功も作者にもたらすものなのだ。
いしかわじゅんのように自分の漫画が受け入れられないのは読者の所為だと責任転嫁してる場合ではない。
現にオイラは鬼頭莫宏のだいぶ遅れてきたファンなのだから。
良いモノはいつか認められる。
作者が存命中に認められる事が無いということもあるだろうが、それでも作品は残るものなのだ。
いつか分かってもらえる。
そんな祈りや願い、そして希望をいだけるからこそ作家は作品に心血を注いで紡いで行くものなのだ。

『のりりん』
既刊3巻読了。
鬼頭莫宏の作品の中では死を意識させない珍しい作品ではないだろうか。
面倒くさい自転車の作画もさることながら、蘊蓄が詰め込まれたネームの情報量の多さが魅力。
自転車自体への興味がなかったオイラであるが、一般の人がなぜ自転車に興味を払わないかの理由までかいてある。
作品的にはまだ出だしの部分であり(三巻も出ててw)、ヒロインがなぜ博多弁なのか、とか、主人公がなぜ自転車が嫌いだったのか、等々の理由は今後の展開なのだろう。
それからなんと言っても、ヒロインのお母さんがいいw。
細眼の女性がすごく魅力的に描かれている(笑)。

『残暑 -鬼頭莫宏短編集』
鬼頭莫宏の初期短編集。
最初の絵柄は藤原カムイに似てるかな。
物語としては最初から死を念頭に作ってたんだな。

『殻都市の夢』
SF作品であり、作者の心象を反映したような物語。
エロスと死。
といっても、そんなに多くエロい描写があるわけではない。
鬼頭はどんな絵でも描ける作家であろうが、描写に対する節度というものを己に厳しく設定していると思われる。
例えば『ぼくらの』で往住愛子の脚に溶解液が落ちてどういう状態になったか、という描写はしていない。
台詞で「脚が」とされていたら想像はつく。
つかんというヤツは読まんでいい(笑)。
『殻都市の夢』でも肉体が腐乱した状態を描く事は無い。
逆に必要であれば栄養失調でガリガリになった少女の全裸は描いている。
どんなものでも描写するという事ではなく、所謂"必然性"というものを節度として身につけているのだろう。
描く必要のある絵は絶対描くだろうなというところに好感がもてる。
栄養失調の少女とのファックなんて、それだけ取り出したら石原や猪瀬なんかが眼を三角にしそうだけど(笑)。
そういうヤツらも読まんでいいぞ(笑)。

『終わりと始まりのマイルス』
amazonで購入。
これはまだ連載中の作品。
『殻都市の夢』と同じ掲載誌の所為か、申し訳程度にエロが混入(笑)。
たぶんこれは黄泉の世界での話なんだろうな。
死んだ事に気がつかない人達がいる世界が果たして死後の世界と言えるのだろうか(笑)。
笑いも含めて大変な良作である。

『なるたる』
タイトルをなかなか覚えられずに『たおなる』とか『たるなる』とか言ってしまう(笑)。
全12巻をAmazonで一括購入(笑)。
なんでAmazonかというと本屋で全部揃いで売っているところがないからだ。
なんでも最終巻がでてすぐに絶版になったとか。
信じられん(笑)。
まあオイラも存在を知らなかったし買わなかったから他人の事は言えんが(笑)。
再販されて一般書店で購入できるということになっても、大きな本屋でさえ全巻揃ってなかったりしたので、とにかく早急に購入をと考えたのだ。
取りあえず2巻の途中まで読んだ。
wikiで内容を知っているのだが、非情に楽しんでいる。
こんな作品が世間から無くなるのは罪悪だよなあ。


『魔法少女まどかマギカ』
iPod touchで二周目の視聴。
二度観ると気がつかなかった伏線を発見したりできる。
やはり7話からの展開がすごいね。
魔法少女の運命とその絶望が明るみになったところから完全に眼が離せない。
そのなかでも10話の暁美ほむらの回は秀逸だったね。
繰り返されるバッドエンド。
その度に時間をさかのぼり、まどかとの出会いをやり直す暁美ほむら。
それはたった一人の友達であるまどかの死に何度も立ち会う事になるのだ。
そんな絶望してもおかしくない状態に置かれながら暁美ほむらは希望を失わず、繰り返す度に精神的にも強くなっていく。
まどかを失わない為に。
まどかを絶望から解き放つ為に。
で、10話の終わりにそれまでオープニングでかかっていた"コネクト"が始まる。
♪交わした約束忘れないよ......
ああ、この主題歌は暁美ほむらの心情を歌っていたんだと気がついた時は号泣ですよ(笑)。
涙でないですけど(笑)。
たまらんですな。
こんな作品に出会えて良かったと思える瞬間だね。
この時間を遡行して繰り返すというのは『時をかける少女(アニメ)』や『涼宮ハルヒの消失』やその他多くの映画で使われているプロットである。
それでもこのプロットに観る者が文字通り何度も惹かれるのは、人生が日常の繰り返しであって、失敗や悔いを繰り返して行くという終わりないバッドエンドなものだという事に共感するからだろう。
だからこそ、ささやかな一つの成功が幾百の失敗や悔いを帳消しにする力をもっている。
それが希望というものなのだろう。
ところでこの『魔法少女まどかマギカ』、CDなどでサントラは売られていない。
純粋なサントラとしては音盤化されずに限定生産版のDVD 等の 特典CDに分割収録されているらしい。
なのでもう限定版など売ってないだろうということでユーなんとかチューブwで物色したところ、アレンジ版があった。

コメントにもあったが、まさに"ネ申アレンジ"w。
こればかり延々と聴いてます。

気のせいかこの音楽の心地よさ、割と今のオイラの状態を平常に保ってくれるような気がする。
by 16mm | 2011-11-06 18:29 | | Comments(4)

佐藤秀峰さん、ありがとうございます。

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感激である。
by 16mm | 2010-12-15 00:03 | | Comments(2)

『テルマエ・ロマエ II 』

いきなり涼しくなりましたなあ。
腹だして寝てると確実に具合悪くなるね。


日曜日、ジムに。
ストレッチ、筋トレ、ランニング・マシン。
66分で9.32km。
ちょっと欲を出して60分で9kmを目指してみようかな。
結構今でもキツキツなので難しいかもしれんが。
体重90.60kg。
ランニング・マシンを使ってるので脂肪の燃焼もしているだろうが、脚は筋力もついてるだろうな。
本来ならもっと全体的に筋力をアップさせたいところである。


宇多丸のPodcast。
『ヒックとドラゴン』の批評。
溜飲下がる。
ここまで簡潔に的を射た事が言える様になりたいが、まあ無理だ、いまさら(笑)。


『お龍 真木よう子写真集』、買うべきか(笑)。


持ってるDVDのデータ化。
『四月物語』をデータ化した。
現状岩井俊二の作品で観たいと思ってるのは『四月物語』のみ。
後は何となく気が重く感じられてデータ化してもiPodTouchで観ないだろうな。『スワロウテイル』とか『リリイ・シュシュのすべて 』とかあるけど。好きだけどね。
あ、『花とアリス』はデータ化しとこうかな。


『Spielberg on Spielberg』
NHKの衛星でやってたのをDVDにして、更にiPodTouch用にデータ化して再見。
映画監督にして映画のプロデューサー。会社の社長の一人としてスタジオが作った映画を観てそれを批評。
映画監督なんだから脚本を読んだり関係資料をあたったりもするし、家庭を持ってる訳なので家庭生活でも気を使ってるだろう。
言うまでもなくこの才人だって一日24時間の範囲で動いている。
信じられん。
オイラのように週二日どころか二日しか会社に行きたくないなどろ甘ったれた人間はダメだな、根本的に。
スピルバーグの声は吹き替えられていたが、<吹き替えが悪い訳ではないが>出来れば原音で字幕で観たかった。
なんとなくもう一度失敗作と言われている『1941』が観てみたくなったな。


写真アップの為のFlashのファイルをいじっているのだが、作業中に結構落ちる。
OSの所為か?Flashの所為か?。


先週は観たい映画無し。
ところで年末の『SPACE BATTLESHIP ヤマト』である。
公式HPが新しく更新されていて長めの予告編も観る事ができるようだ。
しかし『ヤマト』である。
まさか昨年の『復活編』のごとく良い宇宙人悪い宇宙人、なんていう切り口で作ってないよな(笑)。
予告編では敵をちゃんと見せてないのでよく分からんが。
監督の山崎貴は自作の『リターナー』で凶悪だと思われていた宇宙人の中身を親しみやすい生物の造形として作り出して相対化してみせた。
このような善悪の相対化をしない限り、昨年の『復活編』のごとくなりかねない。
アナクロな古くさい失笑の対象となるかは山崎監督次第であるが、『リターナー』がオイラにとっては保険になっているのでさほど心配はしていない。
ちなみに『リターナー』の宇宙人の中身が現れるというネタは、おそらく宮崎駿が新人の動画マンの分際で演出に口を出して作った『ガリバーの宇宙旅行』からであろう。
別にパクリだと言ってる訳ではないからね。為念。


ピースサインの下品な中国人オヤジ(コイツ、オイラより歳下でやんのw)を見るにつけ
「中国人はこんな下品なヤツばかりじゃない。チャン・イーモウもいるし、チェン・カイコーも、チャン・ツィイーもいるし、映画ではワダ・エミだって協力してる国だ......」
などと呪文のように唱えている(笑)。


亀田大毅が坂田健史に勝ってしまった(笑)。
くやしい事に亀田大、小賢しいまでにちょっと上手くなってたw。
応援している人もたくさんいるだろうからオイラの意見がすべてではないが、亀田というファミリーの立ち位置はあくまでも
ヒールであろう。
尊大な態度と暴言に近い物言い。
これらをあくまでもヒールとしての立ち位置のなかでやっているならまだしも、ほぼ天然に時と場所を選ばずにやるもんだから世間の良識からは当然石を投げられるわな。
ある意味新しいタイプのヒールになるんではないか?などと思っていた。
ヒールの態度や言動というものには普通に生活している人たちの持つ隠された本音が埋め込まれている。
例えば自分より目上の人間に横柄な物言いをし、トップロープ目線から尊大な態度をして王様気分を味わいたいという。
ある人達にしてみれば自分が出来ない事をこともなげにやってのける(単なる厚顔無恥ともいえるだろうが)亀田ファミリーに拍手喝采な気分になるだろうし、別の人からすればこんな非常識な奴らはツブされればいいんだ、となるわけである。
両者の遺恨であるとか、その戦う動機というものが提示されればどちらを応援するにしても、観る側に引きつけた形の思い入れや感情移入が発生し興行が盛り上がるものなのだ。
なぜなら、金でも賭けない限り見ず知らずの人間の殴り合いに物語としての思い入れがなければ熱狂できる訳はないのだから。
血を見たいという気持ちももちろんあるだろうが、見続ける為の動機としては弱いだろう。
まあいい。
強いヒールがいれば、いつかベビーフェイスが倒した時に至上のエクスタシーを感じるものだろう。
おねいちゃんとHな事をしてイクのをトコトンまで我慢すればするほどイったときの気持ち良さとその後にくる脱力は最高のものになるはずだ。
といっても、オイラはソーローなのでよく分かりませんが(笑)。
問題は亀田大毅がなんとなく良い人キャラになりつつあることだ(笑)。
言うなれば、おねいちゃんとHな事をしてイクのをトコトンまで我慢して、いまイク、すぐイク、もうイク、とその瞬間に薄目をあけておねいちゃんを見たらヒゲが生えていたようなものかw。
よく分からないが(笑)。
亀田がベビーフェイスに行っても興行が盛り下がるだけである。
これまで通り世間知らずの礼儀知らずで行くべきであろう。
本当にシャレにならない悪として生きて欲しい。
亀田兄弟が悪党としてベビーファイスによってたたき落とされ、あの親父が涙眼になる瞬間を夢見てこの興行は続く。


土曜日、歯のメンテナンス。
後、先生と雑談。
自分のメイン・カメラの相談。
ニコンにするかキヤノンにするか。
その場ではキヤノンだ、と思ったが、冷静に考えてニコンの資産を捨てるのは非情にキツい。
なので、2000万画素オーバーのキヤノンで言うところのEOS 5D Mark II と同じ層のカメラが出るのと待つ事にしよう。
本音はキヤノンに乗り換えたい所だが、おカネは大事だしね(笑)。
EOS 5D Mark II のような35mmフルサイズの2000万画素オーバーの画像を見てしまうと、現状自分が持ってるAPS-Cでは画質の面で物足りなくなる。
自分の技術云々ではなく、あきらかにカメラの性能によって得られる質というものがあるなということだ。
APS-Cで1200万画素もあれば十分と思っていたが、やはり上を体験してしまうと戻れないね。


『テルマエ・ロマエ II 』
待望の2巻。
お風呂、といっても公衆浴場をめぐるこの話、やはり面白い。
ジムの風呂でも、いい歳したジジイやオヤジがシリアナもチンチンも洗わずに湯船に入るのがいると本当にムカつくね(笑)。
あげくの果てにチンチンの皮をむいて湯船で洗ってるオヤジを見ると殺意すら覚えるよ。
ほんとコイツら実は金持ちで銭湯に行った経験ないんじゃないか。
いや、自分ちの風呂でもシリアナも洗わず入ってる下等生物なのか(笑)。
と、まあ、公衆浴場を通して文化というものの理解を深めるというのがこの漫画のテーマか。
身体もシリアナも洗わずに風呂に入る人間は文明人とは言わない、言いたくない。
が、この漫画は非文明人ともコミュニケートする方法を模索もしている。
作品全体は割とシリアスな体裁をとっているのだが、同時にユーモアも感じられる。
そもそもなぜタイムスリップ?んで、なぜ日本の風呂にしかタイムスリップしないのか(笑)。
その辺りですでに笑える。
更に主人公のルシウスが真面目なだけに、その彼が全裸になって考察する姿が滑稽なのだ。
平たい顔族として現代の日本人を若干見下しているにも関わらず、ルシウスの悩みの解決の糸口を日本の公衆浴場から得ている。
所詮裸になれば皆同じ、とはルシウスは思わんだろうが。
全裸になれば教養だの尊厳だの社会的な地位などすべて剥ぎ取られる。
究極の平等を達成できる空間。
それが公衆浴場だ。


今週はヘアカット。
by 16mm | 2010-09-26 21:39 | | Comments(2)

『チャーリー』『座布団一枚! 桂歌丸のわが落語人生 』『キッドのもと』

先週も映画はなし。
『悪人』を観るつもりであったが、突然気が変わってスルーすることに。
特に理由があるわけではないが、まあこういうのも縁みたいなもんだ。


『雷桜』という映画がやるようだ。
"らいおう"と読むらしい。
良い題だなと思うが予告編を観てなんとなく気が引けてしまった(笑)。


現状みたい映画は『トラブル・イン・ハリウッド』。
久々にデ・ニーロが観たいなと思っているのだが、渋谷でしかやらない(笑)。
無理無理行ってみようかな。


土日を使って仕事用のテクスチャを作る。
が、なかなかうまいものが作れずじまい。


本日日曜日。ジムに。
ストレッチと筋トレとランニング・マシン。
使っているNike+であるが、どーも"iOS"をアップデートするたびになにかしらおかしな事になる(笑)。
土曜日に"iOS 4.1"にソフトウェアアップデートした。
Nike+が現在の距離だとか時間を音声で教えてくれるのだが、それが終わると今まで聴いていた音楽の音声のレベルが下がったままになるのだ。
ボリュームを調整しても直らないので、一度ヘッドフォンのジャックを抜いて、再度差し込んで再生すると直るという(笑)。
Nikeが悪いのかappleが悪いのか知らぬが、消耗品のNike+を買ってるんだからちゃんとしたモノを作ってもらいたいものだ。
65分で9.04km。
上々のペースだ。年内は8.5kmを目指して9kmというところでいいだろう。
来年は10kmを目指したい。
体重90.40kg。
先週昼にカレーをたらふく食べた割には大丈夫だったようだ(笑)。


土曜日、歯のメンテナンス。
治療後、先生と雑談。
先生に「コレ知ってる」と言われたのがコレ。

オイラ狂喜したね(笑)。
iPhoneで操縦できるヘリコプターのラジコン(ラジコンと言っていいのか知らんがw)。
カメラが下方向と側面についてるし(笑)。
AR.Droneという製品らしい。
ARというのは"Augmented Reality" 、拡張現実感というもので、最近だとエヴァのコレなんかがそう。
携帯電話のカメラにQRコードをみたいな特定の模様を読み込ませると、携帯電話のカメラを通してそこにはない"エヴァ"やら"車"やらが映し出される。

こんな感じ。
ARについてはまったく詳しくないが、まったく知らないわけではないのは仕事の一部にもなっているからである。
このARをどうすれば有効に、なおかつ"カネ"になるものに繋がるかというのを研究開発している部署があるぐらいで。
しかしそうは言ってもなかなか現状決定打になるようなものがないのが現状。
AR.DroneはARのマーカーを使用してミサイルやらバルカンやらを撃ってるように見せる事もできる。
むううう。
ほっしいなあ(笑)。
大人のおもちゃだね(笑)
現状は個人輸入とかしてオークションで購入できるようだが。
これカメラがついてるから盗撮に使われる危険性云々を言われて普通に購入が難しくなるかもしれん。
オイラとしては5〜6mの高度を出せるらしいので空撮してみたいな(といっても二階からみたくらいだろうけど)と思っているが。
5万円ぐらいか。


アグネス・チャンがらみの記事経由で大槻教授のブログに行ったら、磁気ネックレスについての効能については否定的である旨がかかれていた。
むう。
科学者にそう言われればグウの音もでない。
そもそもピップエレキバンの発売当時から磁石でどうして肩こりが治るのかという根拠が見当たらないということも言われていたわけだ。
しかしね、オイラで言えば首に磁気ネックレスを巻く事で肩こりが治まったという事がある。
たまたま治まってて、それは磁気のせいではないという事も言えなくもない。
"科学で立証されない事もある"という風に言いたい所だが、それを言ってしまうと数多くの霊感商法に対する免罪符にもなりかねない。
磁気ネックレスに依存するオイラも、宗教に入信し題目を唱えて心の安定を保とうとして依存する人も、科学的な根拠のないものを信じているという部分においては同じである。
それはそうと、アグネスのやってる児童ポルノ規制に反対するといってもこんな挑発はするもんじゃないね。
やりたい気持ちは分からんではないが、こんな挑発するから真面目にこの問題と対峙している人間まで軽く見られちゃう。
さらにこのデッサン用の本に対してもあまり良い影響がないだろう。
この本を買って何に使おうが買った人の自由である事には変わりないが、わざわざ事を荒立てて挑発することはない。
クロッキーの本としてなら良い本ではないかとは思う。
アグネスに関して言えば、貧すれば鈍するで藁をもつかむ気持ちの人もいたのだろうが、よりにもよってアグネスなんて掴むなよってことだ。
悪党とは言わないが、単なる商売人なんだから。
商売成功させる為に偽善者にも平気でなれる。
そんなのを信じた人の方が悪いね。


BLADE RUNNER revisited: 3.6 gigapixels by François Vautier.
いや〜、すげえすげえ。
カッコいいなあ。
『ブレード・ランナー ファイナル・カット・バージョン』の全カット=16万7,819コマ(上映時間:1時間51分52秒)を抜き出して、それが光跡のように動いて映画の映像を見せてくれる。
これを見ると、映画って残像なんだなと再認識するね。
ヒトコマひとこまは静止画なのにそれが連続することによって命が宿るんだよな。
あまりにかっこ良くて映像をダウンロードしたんだけど、解像度制限の為か(1280×720あるから)iPodTouchに入らず(笑)。


『チャーリー』
またも『チャーリー』をiPodTouchで視聴。
その他『12モンキーズ』もiPodTouchで視聴中。
『チャーリー』であるが、チャップリンにロバート・ダウニー・Jr。その伝記作家に役でアンソニー・ホプキンスが出ている。
この二人の俳優が共演してるのは結構興味深い。
メソッド演技法という演劇理論がある。
難しい事はオイラもわからないが(笑)、早い話がタクシーの運転手の役が来たら実際にタクシーの運転手になってみて、そこからタクシードライバーのメンタリティーを自分のものにして演技しろ、という演劇法である。
この演劇理論の実践者は結構いて、アル・パチーノやロバート・デ・ニーロ、ロバート・ダウニー・Jrなど、そうそうたる役者がいる。
デ・ニーロだったら『タクシー・ドライバー』のトラビスの役をやるために本当にタクシーの運転手をやったり。
或は、『未来世紀ブラジル』では監督のテリー・ギリアムの
「君の役は配管修理工で、その手つきは外科医のようで...」
などと無責任かついい加減がw事を言っちゃったもんだから、デ・ニーロ、本当に外科医の手術を見学したらしい(笑)。
この手の話は枚挙にいとまがない。
ただ問題はこのようなリサーチの語られ方によって、後進の多くの俳優がそれを手段ではなく目的にしてしまったという問題がでてくる。
実際の演技よりも、その演技の前に歯を抜いた、とか、眼鏡を割った、とかいう部分が目的化されてしまった。
そんなことやっても下手な役者が上手くなるわけではないのにね。
更に言えば、殺人者の役なら本当に殺人を犯さなければならないとか?という部分に行き当たる。
そのメソッド演技法を馬鹿げたものと一蹴するのがアンソニー・ホプキンス。
彼は必要なものは脚本にすべてかいてあるという前提で演技プランを考える。
だからといってメソッド演技法より演技の幅が狭いかといえば、そんなことはないというのは彼の演技を見れば明らかであろう。
ロバート・ダウニー・Jrはメソッド演技が上手い人。
そんなロバート・ダウニー・Jrとアンソニー・ホプキンスが一緒に演技するってのがね(笑)。
アンソニー・ホプキンスなんてメソッドをバカげてるって罵ったらしいけど。
まあ演技が上手ければ手段なんてどうでもいいってことなんだろうけど。


『座布団一枚! 桂歌丸のわが落語人生 』
落語を聴かないのにこういう本はなぜか買ってしまう(笑)。
オイラにとって日曜日にやってる『笑点』と言えば、三波伸介と歌丸師匠なんだな。
三波伸介が司会だった頃はいつも観ていた気がする。
三波伸介が亡くなった後を圓楽師匠がやっていたが、その頃はあまり観なくなってしまった。
なんとなく司会の年数は三波伸介が長かった様に感じた。
それは歌丸師匠も同じに感じていたようだが、実際は三波伸介は12年、圓楽師匠は23年だったらしい。
初代司会者の立川談志の頃は観てないからわからんが(笑)。
本自体はスイスイ読める。
金銭的に恵まれた家庭と師匠に恵まれましたという回顧の本であるが、まあ本に書けない辛い思いもしただろうなと思う。
この手のことを書かないのがこの人の美学なんだろう。


『キッドのもと』
多分、たけしの弟子で唯一たけしに依存せずに、たけしの後を追いかけているのが浅草キッド。
多くの弟子がいて、尚かつ軍団のピラミッドの底辺にいた弟子が、意欲と自力で這い上がっている。
浅草キッドの引き出しの多さに感心するが、この手の引き出しというのは他のたけし軍団のメンバーでも持っているものだと思う。
ただ決定的に違うのは、その引き出しをの中身を披瀝する機会を、浅草キッドは自力で勝ち取ったという部分だ。
言うなれば自分たちの冠番組をもったり、他の番組への出演機会を多く持つということだ。
芸能人は星の数ほどいて、それはなにもお笑い芸人だけではない。
歌手もいれば俳優もいる。
その中で自分の芸を披瀝できる機会を得る事が出来る芸人が何人いるだろうか?
これは芸の引き出しを多く持っていれば良いという問題ではない。
そんな努力というものは優秀で意欲的な芸人なら誰でもする事だろう。
しかし、芸人ならそれをアウトプットする機会を持つべきなのだ。
TVでも舞台でもDVDでもいい。
それが一人でも多くの者達に達すれば。
浅草キッドはそんなアウトプットをするという部分にも努力をしていたのだ。
多分それは純粋に彼等の見本となる背中を見てきたからだろう。
もちろん、たけしの事である。
例によってザッピングのように読んでいるのだが面白い。
水道橋博士の文章は割とクールな文体なのだが、意外な事に(というと大変失礼なのだが)玉袋筋太郎の文章が面白かったりして(笑)。
浅草キッド。良い名前を師匠から許してもらえたものだ。
by 16mm | 2010-09-12 21:30 | | Comments(2)

『大東京トイボックス第6巻』 追悼:今敏監督

土曜日。ほんとは行ってはいけない会社に(笑)。
行ったもののソフトが使えずすぐ退散(笑)。


本日日曜日。
ジム。ストレッチ、筋トレ、ランニングマシン。
ランニングマシンは65分で8.6km。
今回はトレーニング前と後に体重を量ってみた。
トレーニング前(全裸)90.40kg。
トレーニング後(全裸)89.75kg。
一時間で650gの減(笑)。
普通どうなんだw。
たかだか60分で500g以上減るものなのか?w


土曜日、会社での作業の目論みが外れたので池袋をフラフラする。
多々買い(戦い)の旅(Cマーク chata)である(笑)。
久しぶりに買ったMacFan誌に載っていたMagic Trackpadを見に。
展示品を使って見たところ、普段マウスで出来るような動きができない。
慣れの問題もあるだろうが5000円以上出してものすごく欲しいという気になれず退散。
マウスもペンタブレットも現状不都合ないので無理無理購入するこたないわな(笑)。


『大東京トイボックス第6巻』
なんというか、血が燃えるというか、魂が萌えるwというか(笑)。
こういう情熱が無くなって久しい。
こういう情熱とはなにか?
ヒトコトで言えばオトナの分別というものに左右されないことだ。
通常それは周りと軋轢を生み、「バカ」だの「死ね」だのと言われ石を投げられるものだ。
しかし、罵倒や石を投げられても孤立化してはならない、というのがオイラの持論。
自分以外の人間の力も借りなければ現状どんな仕事も成り立たないから。
だから、他を納得させるだけの情熱、魅力的な到達点があると思い込ませる情熱が必要なのだ。
そういう人しか成功しない。
作中でゲーム開発者の宮本茂の言葉を引用している。
「アイデアとは複数の問題を一気に解決する発想のことだ」
と。
肝に銘じよう。


『大東京トイボックス第6巻』
『あしめし』をなんとなく買っていたので、買った本(笑)。
そんなこんなで作者の葛西りいち氏の本は4冊目。
おもしろいんだからしょうがない。
『あしなり 1』は偶然にも直筆サイン入りであった。
ラッキーである。


宇多丸のPodcastを聴いていたら、ことわざの最後に"最悪死ぬ"という言葉をつけるというのをやっていた(笑)。
例えば
犬も歩けば棒にあたる 最悪死ぬ
とかw
年寄りの冷や水 最悪死ぬ
とかww
弱肉強食 最悪死ぬ
とかwww。
帰宅電車の中で聴いていて肩が震えてしまったのだが(笑)。


同じく宇多丸のPodcast。
面白いんだけど、『FOOD 漫画特集』はつまらなかったな。
というか聴いててキツかった(笑)。
なら聴くの止めれば良いんだけど、取りあえず一回は最後まで聴くとことがA型である(笑)。


同じく宇多丸のPodcast。
宇多丸が号泣したとのことで、『仮面ライダーW(ダブル) FOREVER AtoZ 運命のガイアメモリ』を観に行く事に。
しかし、夏休みも終わりだってのに満員で入れず断念(笑)。
一日一回の上映だからしょうがないか。


『町山智浩のアメリカ映画特電』をPodcastで再度最初から聴いている。
やはり面白い。
宇多丸も面白いとおもったが、やはり町山の方が好きかなあ。
どちらも語りだけでその映画を見させたいと思わせる話芸がすばらしいのだが。
特に最新のPodcastは『インセプション』についてのことなのだが、映画そのものよりも、その映画が暗示する、あるいは監督の意図というものを掘り下げて解説してる。
哲学の難しい話のはずなのに町山が話すと、それが分かった気になっちゃう(笑)。
知性と教養と話芸。
三位一体のエンターテナーだな。


『モダンコンバット: サンダーストーム』
iPodTouchのゲーム。
バージョンアップで死んだ所の直前のセーブポイントから続けてできる仕様になった。
それまでは一回中断するとその章の最初からだったからね。
現在イージー→ミディアムときてハードの途中。その後にもうひとつグレードがある。
なんとなく続けているので面白いのであろう。


暑いw。
相変わらずクーラーのない部屋でPhotoshopをいじっていると、レイヤーを作っただけでアプリケーションが落ちるよ(笑)。
で、久しぶりに買ったMacFan誌には今のオイラに有用な情報が結構あった。
その中の一つがsmcFanControl 2.2.2 released
通常温度によってパソコン内のFanはコントロールされているらしいが、これはFanの回転数を手動で制御できるソフトなのである。
早速入れて使っているが、現在回転数を最大値にしているので音がうるさい(笑)。
しかしパソコンの温度が38度C。
最初の頃は48度Cぐらいだったので一気に10度C下がった。
熱暴走やパソコン自体の寿命にも関わる事態だからね(笑)。
つーかクーラーつけなきゃかな(笑)。
どっちにしてももうすぐ秋だ(笑)。


まったく知らなかったのだが今野雄二が他界していたとのこと。
自殺だったという。
今野雄二と言えばオイラの学生時代の"11PM"で映画解説をやっていたのを思い出す。
柔らかの語り口で英語で監督や俳優とインタビューしていた。
たしかコーエン兄弟の映画を「天才の映画」と言っていたのが印象深かった。
だから、オイラもコーエン兄弟を意識したのだと思う。
ご冥福をお祈りしたい。
合掌。


8月24日午前6時20分。今 敏が膵臓癌(膵癌)により永眠。
これは結構衝撃的であった。
なんでこんなにもショックを受けたのかわからない。
今 敏と言えば大友克洋のアシスタントからはじまり、大友に大きく影響を受けたタッチの漫画を描き、映画を数作作った。
アニメージュ誌で押井守と組んで漫画を連載していたが、いろんな理由で連載が頓挫。
これは単行本にもなっていない。
押井とは『パト2』だとかでレイアウトマンをしていたっけ。その頃からアニメーションとの本格的な関わりが出来たのかもしれない。
正直彼の最初の映画『PERFECT BLUE』は酷いデキだと思うし、漫画も面白いと思ったものはなかった。
辛うじて『パプリカ』が面白いと思ったぐらいで作家としてのリスペクトは皆無に等しかった。
ただ、彼の死が報じられて彼のサイトに行った時に、おそらく生前にかかれた遺言というか、別れの言葉が死去した後の25日にアップされていた。
"さようなら"というその文章がなぜか泣けてしまった。
そこに書かれていることは、死が甘美なものなのではなく、悔いを残し、生き残った者を悲しませる(特に彼の場合両親が健在であったので逆縁の不幸だ)という当たり前と言えば当たり前の事態の記述であった。
しかしそんな中であって、今監督自身のその文章からは幸せな雰囲気が漂ってきていた。
公開を前提とした文章であるから当然と言えば当然なのだろうが、恨みつらみを言うでなく、オイラのような良いオーディエンスとは言い難い者達に対するう苛立ちを語るでなく、ただただ、総論として自分の身の丈にあった幸せな人生であったということが語られていた。
彼に対する理解者がいて、それを信じて待っているオーディエンスがいて、作品が作れていた今監督。
そう考えればやはり早すぎる死だ。
そう思うとどうにもやりきれない。
無念だったろうな。
今後も多分彼の作品を観る事は無いだろう。
自分には明らかに合わなさそうだから。
しかし、自分に合わなさそうな作品を作った今監督という存在がいたことは忘れないだろう。
ほんと、死んじまえと思う人間なんて他にもいるだろうに。
ご冥福をお祈りいたします。
合掌。
by 16mm | 2010-08-29 21:36 | | Comments(2)

『勝つために戦え!〈監督篇〉』『毎日かあさん 6 うろうろドサ編』『岳 11』

本が溢れてきた(笑)。
本を見境無く買い、更に捨てられなければそうなるわな(笑)。
今に始まった事ではないがどうしたものか。
古本屋に売るというのも手なのだが、つくづく思うのは自分が後生大事にして断腸の思いで売りに出した本が10円以下で買われるというのが非常に納得いかない。
そう考えると電子書籍というのは有効なのかな、と思ったりする。


本日ジムに。
ストレッチ。筋トレは腹筋と胸筋だけ。ランニング・マシンで2キロ弱を20分で走る。ボクシング。
89.50キログラム。


ほぼ一年以上前からピップマグネループという磁気ネックレスをしていた。
この効能かどうかわからんが、ゲームをしても肩はこらず、風邪をひいても喉がいたくならないと良い事ずくめだったのだ。
で、昨日土曜日、なんだか肩が痛いな、などと思ったら、件のピップマグネループをしていない(笑)。
いつからだ?
いつからしてなかったんだっけ(笑)。
何処で無くして、何時無くしたかさえ分からない(笑)。
でも、しないでいると肩がこるという事がわかったので効能はあったというわけだ(笑)。
で、ピップマグネループの青を二代目として購入。
まだちょっと肩、というか首の後ろがこってヒリヒリする感じだが、徐々にそれも弱まっている。
もう手放せない一品になってしまった(笑)。


『わたしが子どもだったころ 「アニメ監督・富野由悠季」』
NHKで放映したものの録画を視聴。
富野の著書で『だから僕は…―ガンダムへの道』を10代の時に読んでいたので、トミノについては割かし知っていた(つもり)わけだ。
気のせいか『ガンダム』作っていた頃より。ハゲになった今の方が若く感じる(笑)。
かなりエキセントリックな印象だが、あれもポーズなのかもしれん。


世間では盛り上がってるが、オリンピックもサッカーも興味無し。
浅田真央なんか、オイラとしては顔は好みなのだがしゃべり方が気に入らない(笑)。
若いもんの喋り方が気に入らないなんて、オレもエラそうなジジイになったということか(笑)。
それこそ喋り方なんてオイラは人の事言えないしねえ(笑)。
それからスノボの国母とかいう若造。
オイラも確かにイケすかないヤツだと思った訳だが、思った瞬間
「あんなヤツ、メダルとれなきゃいいんだ」
と思ったな(笑)。
たぶんあんなアンちゃんが実力があって金メダル取っちゃったら、すごく居心地の悪い気分になったはずだ。
品行方正であれとは言わないが、オイラを含めてやはり日本代表のメダリストには聖人君子を期待してしまうものなのだな。
だからメダル取れなくて、正直ホっとした人間は多かっただろうね。
好感が持てない奴を心底祝福するほど人間は成熟してないと思う。
金メダルさえ取れば最低な人格でもオッケー、というのも間違っているような気がするが(笑)。
ボクシングの亀田に対する反応も似たようなものだろう。
今回の国母は態度は悪いはメダルは取れないはで、どうしようもなかったわけだが、では絶対メダルが取れる態度の悪いヤツと、取れるか微妙なんだけど(取れるかもしれないという事も含めて)皆から好かれるヤツと、どちらを日本代表にし、かつ応援できるのだろうかね。


またも自宅に仕事を持ち込む。
いい加減にしろ、オレ(笑)。
どこまで意気地がないんだと(笑)。


一個人誌。
黒澤明の特集。
『羅生門』のオープンセットの写真が掲載されていたが、これがすごく巨大で重厚なのでおどろいた。
記事も結構内容の厚い感じで好感触。


『サイボーグ009』
iTunesで一部で有名な『地下帝国ヨミ編』の最終回を読みたくて購入。
町山智浩も絶賛していたし、いしかわじゅんが当作を鬼の首取ったように「盗作」などと言った曰くの作品である。
で、読んでみたら、何の事は無い。
「ジョー、君はどこに落ちたい?」
その台詞と状況にクるものはあったが......今更な古さ。
しかしリアル・タイムで読んでいたら感動していただろうなとは思った。


相変わらず町山智浩のPodcastを聴いている。
この人は講釈師だな。
この人が批評解説した作品はことごとく観てみたいという気にさせられる。
しかし、Podcastで批評した映画作品の数々は町山の脳内で熟成されたものでイメージによるもので、彼の思い込みや思い入れが多分に含まれている事は間違いない。
だから実際に批評された映画を観てみたら
「町山の解説の方が面白かった」
という事もありえるな(笑)。
『裸のジャングル』の解説が非常に熱かった。
観てみたいな。
『ザ・ピット』も。


『モアイまわし』
♪モ〜アイモ〜アイ モ〜アイまわしだ...
chataさんオススメのゲームをITunesでダウンロード。
音楽のすっとぼけさがナイス(笑)。
♪モ〜アイモ〜アイ
が、耳に残るねえ。
肝心のゲームは単純なんだけど、結構クリアが難しい(笑)。
でもこの手のゲームは暇つぶしにもってこいなので通勤なんかでちょっと時間があったらやっちゃうだろうね(笑)。


『龍馬伝』
考えてみたら岩崎弥太郎の回想という体裁をとっているのに、肝心の弥太郎が龍馬のそばにいないこともあるわけだ。
そもそも岩崎を狂言回しにするというのが無理なんだろうね。
ドラマは面白いので観続けてるけど。


『勝つために戦え!〈監督篇〉』
雑誌に連載されていた時からまとめられる事を楽しみにしていた。
押井の勝敗論というのは、なるほどなと思うのだが、考えようによっては煙に巻かれてる気がしないでもない。
押井が会った事のある映画監督を中心に(そうでない人もいるが)、その人となりをおもしろおかしく虚実入り乱れて(笑)吠えている(笑)。
読み応えのある一冊で当分寝る前の本に困らないなと思う。
が、キューブリックについての言及がなかったのが個人的に残念。
勝敗論を軸に押井がキューブリックをどう見ていたのか興味があったのだが。
しかし、タイトルの"勝つために戦え"って良い言葉だな、と思う。


『毎日かあさん 6 うろうろドサ編』
お父さんが死んで、表面的には平穏な日常を取り戻した家族。
それでも世界中を子供を連れて旅を続けているサイバラは一時も、そして今後も鴨志田氏の事を忘れないのだろうなと思う。


『岳 11』
今回のサイン会にいけなかったのは残念だ。
次回の単行本発売のときもサイン会はやるかな?
その時には行けたらな。


ボチボチ映画に行きたいな。
映画館が近くにあっても、観たい映画をやってくれないんだよな。
やはり田舎だからかなあ(笑)。
by 16mm | 2010-02-28 21:08 | | Comments(2)

『おんなの窓 3』『ガン病棟のピーターラビット』『犬狼伝説 20周年エディションBOX』

土曜日、歯のメンテナンスに。
先週の始めに2カ所ほど歯が小さく欠けたのでその部分を治療。
治療後、先生に映画関係の話しを伺う。
現在、オイラが"先生"と呼んでるのは、この歯科医の先生だけだ。
詳しくは話せないが、以前世間的には"先生"と呼ばれている任期がある業務を職業としている(すいません回りくどくて(笑))ある人の所に仕事の打ち合わせにいった時のこと。
周りは「先生、先生」と言ってる中、オイラは「○○さん」と言っていた。その人はみるみる眉間に皺がより露骨に不機嫌な顔になった。
んで、当然かどうかわからんが、その仕事は先方の都合ということでパーになった。
今から10年以上前の話。
今なら普通に「センセ〜」とカタカナでいうぐらいは出来るが(笑)、若造で世間が分かってなかったオイラはどこかツッパってたのかもしれん。


土日。自宅でちょっと仕事。


先週またも2回連続泊まり。
もっと割り切ろう、オレ(笑)。


観たい映画がない。
というか観たい映画を近場の映画館がやってくれぬ。


『龍馬伝』
リリー・フランキー。飄々とした演技は相変わらず。
これは演技が上手い、というべきなのかどうなのか(笑)。


『町山智浩のアメリカ映画特電』
相変わらず音楽の代わりに聴きまくっている。
この人はすごいな。
この人の解説で
『サイレント・ランニング』
『イースタン・プロミス』(再見)
「キングダム』
『クローバーフィールド』
などをDVDで観てみたいと思う。
ウィル・スミスの『アイ・アム・レジェンド』の原作の良さと映画のツマラナさの解説は眼から鱗であった。


ビッグコミックオリジナル誌。
今回の『岳』は増ページ。
自分の知らない所で自分が如何に気遣われているかということがテーマ。あの頼りなかった阿久津クンもずいぶんナイスな気遣いをするではないか。
う〜ん、スズちゃん、かわいいではないか(笑)。
今度の日曜日のサイン会どうするかな。
気持ち的に余裕がもてればなんとか行きたいものだ。


日曜日、ジム。
Nike+を使って2キロほどランニング。今後もランニングは継続するつもり。もう少し距離は伸ばしたい。
ストレッチ、筋トレ、ボクシング。
88.95キログラム。
おお、少し減っている(笑)。


『おんなの窓 3』
伊藤 理佐の新刊。相変わらずの面白さ。
旦那の吉田戦車との生活も垣間見れて、それもまた楽し(笑)。


『ガン病棟のピーターラビット』
読了。
中島梓という人は自分が他の人にはない才能を持っているということについて自覚的であり、それ故に他の多くの凡人から浮き上がらないように、やっかみや嫉妬の対象になって敵対されぬように気を使った文章を、気を配った文章を書いていた。
それは作家という人気商売ということもあろう。
しかし、それ以上に孤高の才能を持ちながら、彼女や彼女の作品が世間から疎まれ、というか嫌われて排除され、忘れ去られていく事への恐れではないかと思う
私を含めた多くの人は、死そのものへの恐怖はあっても、自分の死後に自分が忘れ去られる事への恐怖は割りと希薄ではないかと思う。
自分の生きた証としてなら子供を産み育てていれば尚更かもしれない。
しかし、中島梓という人は自分自身が永遠に刻まれる事を望んだ人間だ。
芸術家ならみんなそうかもしれない。
そんな業の深さが多くの凡人と孤高の才能を持った者を分つ部分なのだとも思う。
サルトルの
「飢えた子供の前で文学は有効か」
という命題に対し、中島梓は
「『文学』はまったく有効じゃない。でも『物語』は飢えた子供にいっとき飢えを忘れさせることが出来るのだ」
と主張した。
それは他でもない自分(中島、或は栗本薫)ならできるという宣言でもあろう。
実際、彼女の作品に触れた私はいっときの辛さを忘れ、前に進む勇気をもらったことさえあった。
我々は本当に惜しい作家を亡くしてしまったのだと思う。
本書の後書きは2008年6月26日。ちょうど11ヶ月後の2009年5月26日に中島梓は亡くなった。
「メメント・モリ-死を忘れるな」。
この言葉を中島は切実なものと感じていたようだ。
「メメント・モリ-死を忘れるな」。
これは単なる言葉だ。この言葉の本当の意味は、本当に死を感じなければ分からないもの。
中島梓でさえそうだったのだ。
継続してこの本の続編である『転移』も読むつもりである。


『犬狼伝説 20周年エディションBOX』
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『犬狼伝説』のコミックスは出版されたものは全て持っている筈だ。
微妙に作画に手をいれているようだ。
今回『デジタル・リファイン』という触れ込みであるが、印象としてはなにかスクリーン・トーンの部分が劣化したような気がしてしまった。
デジタル・リファインだとかいうのなら、全編カラーにするなんてのも良かったんではないかな。
それだと値段が折り合わないかもしれんが。
この作品は全編を通して好きなのだが、最も好きなのは自衛隊員が訓練する下り。
特機隊の
「銃を手に立ち塞がるものあらばこれを撃て」
に対し、自衛隊員の
「いかなる状況であれ先んじて攻撃を加えてはならない」
この部分は漫画になる前にシナリオで読んだのだが、実にシビレましたねえ。
犬をトーテムにした世界。
犬でなくては生きられなかった者達の興亡の物語。
時代に取り残され、野良犬となっても牙を捨てずに戦う。
今回は本とプロテクトギアのフィギュアがついてきたが、関節稼働でよく出来てるとは思うが、やはり値段なりのデキなのだと思う。
犬をトーテムにしているオイラとしてはちゃんとした偶像を一体持っておくべきかなあ(笑)。


明日はまた健康診断。
飯抜きで会社。


今週は余裕が、精神的に余裕があれば映画に行きたいな。
『時をかける少女』『ガンダムUC』。
by 16mm | 2010-02-21 21:42 | | Comments(4)

『町山智浩のアメリカ映画特電』『海街diary 第3巻 陽のあたる坂道』

まず、他の会社の事は知らんので自分の勤務している会社についてだけ言う。
"労働組合"という言葉はオイラの中で"ファック"、或は"おまんこ野郎"という言葉よりも薄汚い四文字である。
元なんちゃってサヨクなオイラとしてはこういう事を言うのは心苦しいのだがね。
おざなりなボーリング大会なんかで組合費をつかってねーだろうな(笑)。


イラつく時はサミュエル・L・ジャクソンの"mother fucker"台詞を聴くとなかなかスっとするもんだ(笑)。
字幕を観るというのは英語を喋ってる俳優の台詞を聴くという行為に対してかなり集中力を削いでいるのだなと改めて思った。
試しに字幕無しで『パルプ・フィクション』を観ていたら、まあ"mother fucker"台詞が多い事多い事(笑)。
なんとかヒアリングして自分でもその一連の台詞が言えるようになりたいなと思ってる(笑)。
『フルメタル・ジャケット』もそうだが罵倒語というのは自分に向けられているものでなければ聴いていて結構気持ちいいもんだ(笑)。
本質をヒトコトで表して有無を言わせない説得力があるのがいいね。


土曜日、ヘアカット。


どうも映画に行く気になれず。
『ロング・エンゲージメント』をリッピング。
ジャン・ピエール・ジュネ監督の新作、早く観たいな。


HP用のFlashを作り始める。
昨年パソコンが吹っ飛んだおかげで5年分ぐらいのFlashの蓄積がパーになった(笑)。
当然アクション・スクリプトがかけるわけではないので、参考書丸写しや、ネットで公開されているリファレンスのコピペで作られた蓄積ではあるが(笑)。
もういまさら面倒でそれらをやるのもなんなので、非常にシンプルなものを作り始めた。
最新版のFlashに戸惑いつつも、結構使いやすいなと思う。
新しい機能に翻弄されてもいるが(笑)。


本日日曜日ジム。
Nike+と諸々を全部無くしてしまったので、改めて買い直し(笑)。
iPodTouchを入れておくウエスト・ポーチも買ったのだが、それが前回買ったのとまったく一緒(笑)。
とりあえず本日は"走り"と"歩き"の計測値の補正をしただけなので本格的には使っていない。
外を走る時にiPodなんかを聴くのは結構危ない事も多そうだが、ジムの中でなら気楽に使える。
やはり音楽なんかを聴きながらの運動というのは新鮮で良いなと思う。
ストレッチ。筋トレはあまり時間がなくて腹筋のみ。ボクシング。
90.10キログラム。
ほぼ昼飯を抜いて落ちるのはこれぐらいが限界か?
あとはジムでの負荷をあげるとか、時間を伸ばすとかかな。


北野武の最新作『アウトレイジ』の予告編。
全編登場人物達の凄みのある怒声。
たけしの今までのバイオレンス映画であれば、こんなに怒鳴ったりする演出はなかった。
一時期バイオレンスを封印した後の今回の回帰。
なにかを変えようとしているのかもしれない。
予告編ラストカットが今までの北野映画っぽいと言えばそれっぽい。
このラストカットを観て
「う〜ん、映画みたい」
と思えて安心できた(笑)。
オールスター・キャスト。
公開が楽しみである。


『ガン病棟のピーターラビット』
半分ぐらい読み進む。感想は後日。
本当に今更だが惜しい人を亡くしたんだと改めて思う。


『天才 勝新太郎』
ザッピングのように気になる所を飛ばしながら読む。
気になると言えば黒澤明との確執で降りた(降ろされた)『影武者』の所。
この件に関しては今まで多くの文献に当たっていたのだが、それぞれに微妙に違ってたりする。
まるでこの件自体が『羅生門』のようだ。
これも感想後日。


『町山智浩のアメリカ映画特電』
ここずっとiPodTouchで音楽を聴かずに、件のPodcast『町山智浩のアメリカ映画特電』を最初から聴いている。
やっとこ2007年の4月19日までの28回までいった(笑)。
いや〜、聴くのが苦にならないばかりか麻薬かサルのオナニーのように聴きまくってるよ(笑)。
実に面白い。
町山の映画評論のすばらしい所は、その解説の平易さと広範囲に渡る関連事項からの引用。
そしてなによりも、解説された映画を「観たい」と思わせる力があるところだ。
これまで所謂B級映画というものに興味が無かったのだが、町山が解説すると古今のあまり知ってる人もいなさそうなB級映画が突然光り輝いて見えてくる。
ヌーベルバーグの映画は難しい、とか言っていたが、多分ちゃんと理解もしているだろう。
幅広い知識と教養に裏付けされた解説を聴いてるとなんか自分が利口になった気分になってくる。
最近聴いた鈴木敏夫のPodcastが75分もかけて映画を語っているのにも関わらず、非常にダラダラとした語りに終始し、おまけに『刑事ジョンブック 目撃者』のピーター・ウィアーが『マッドマックス』監督したとわけのわからない事を言うヤツまでいる始末(笑)。
『マッドマックス』の監督はジョージ・ミラー。ピーター・ウィアーとオーストラリア出身というところしか同じ所が無い(笑)。
オイラもこのブログに書く時には結構名前や年代や内容を調べて間違えない努力は多少なりともしているわけだが、オイラのような素人にツッコまれるような事言ってどうするんだというところだよね(笑)。
ところで、蓮實重彦が提唱した「表層主義」とよばれる批評法も分からなくはないが、町田が解説するようにその映画の監督のパーソナリティーや俳優の経歴を知る事で作品の理解を深める、或は一見難解な作品を理解する一助になることは間違いない。
それらは映画の制作費の問題から制作方法はもとより、サミュエル・L・ジャクソンの「マザファカ」からクリスティーナ・リッチの減乳したおっぱいや、ウォシャウスキー兄弟の兄ラリーがサドの女王と結婚してチンチンを切った(笑)、なんて話まで含む。
映画を理解するのにおっぱいやチンチンについての情報が必ず必要かと問われれば、そんな事はないとも思うし場合によってはその作品に妙な曲解を生んだりもするかもしれない。
しかしそれらを知っているという事は、映画を語る上での多様性を生み、豊かにもしてくれる。
それが一番大事なことなのだと思う。
町山の本は何冊か持っているが、本よりも本人の語りによるものの方がパワフルだと思う。
これがタダで聴けるというのが、実はちょっと申し訳ない。
カネが取れるよなこれ。
値段にもよるけど一回につき100円だとか150円なら払っても良いと思う。
オイラもこんな感じで映画を語れたらな。
wowowでやるアカデミー賞の解説は町山が適任じゃないか。
アメリカに住んでて、その国の空気(雰囲気)を加味した解説をしてくれるだろう。


『海街diary 第3巻 陽のあたる坂道』
待望、吉田秋生の新刊。
単行本の最後に収録されている「止まった時計」は現在発売されている最新の雑誌掲載されている作品である。
ということは、当分雑誌への新作掲載はなしというフラグか(笑)。
画が好きだという事は当然あるのだが、オイラが吉田の作品に引きつけられる理由はなんだろうか?
掲載が女性が多く読む雑誌であるという事もあるだろうが、基本的には恋の話を軸にはしている。
ただそれは軸の一つにすぎない。
ちょっと仮説を立ててみる。
......
と思ったが、まだちょっと考えが足りなさそうなのでかくのは止める(笑)。
男と女の所謂コミュニティーを作るという部分での違いを思いついたのだが、その分類に入らないケースもありそうなのでネタとしてはしばらくそっとしておこう(笑)。
サイバラも言っていたが、女性はチョコと恋バナが大好物だねえ(笑)。
by 16mm | 2010-02-14 20:46 | | Comments(4)