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『SP 革命篇』

東北方面ではまだ余震があり、被災者の方々の状態をニュースで見るにつけいたたまれなくなる。
帰国を指示されても日本の友人を置いていけないと留まったイギリス人の大学教師の話や、泥だらけになって救助犬とともに被災地を走り回っている外国の方についても同様で、本当に自分は甘っちょろいなと思う。
日本で起こった事なのに、日本人のオイラが快適に暮らしていいのか。
自分の恥を埋める為に、またも義捐金に金を投下。

実際に被爆をし、更に被爆の危険を知りながら事態の収拾に当たっている現地の方々には本当に申し訳ないと思う。

菅首相が自民党の谷垣総裁に総理兼震災復興担当相としての入閣を正式に要請し、断られた件。
この未曾有の危機の責任をとりたくない気持ちは分かるが、谷垣ってのはケツの穴の小さい奴だね。
原発は自民が推進してたろうに。
責任の一端ぐらいあると思わないところが一流どころの政治家らしいところである(笑)。

前回拙ブログでビートたけしがこの状況を笑いにできないほど事態は深刻なんだ、と知ったかでかいたが(笑)。

さすがビートたけしである(笑)。
他の芸人やら文化人とやらと圧倒的に格が違う。
こういう人がいると本当にホッとする。

浄水場で放射性ヨウ素検出するも、数値が規定値以下になったので安心して飲めると石原慎太郎都知事が水を飲んでいた。
すっげえイヤそうに飲んでいたのが笑えるね(笑)。
こいつまだ長生きするつもりなのか(笑)。

浄水場が汚染されてると思えば平気で買い占めに走るヤツら。
そいつらの所為でオイラが毎日買ってる500mlのミネラルウォーターもコンビニで買えないんだから(笑)。

オイラも含めて早く電気をふんだんに使えるようになって映画もレイトショーで観たいと思う人は多いと思う。
喉元すぎればなんとやらで、そろそろ真剣に映画のレイトショーを復活させて原発も復活させたほうがいいのか、それともみんなすこしづつ不便に慣れてエネルギー消費を抑える生活を目指した方がいいのか考えた方がいいかもしれん。
この事態が沈静化したら、また誰も考え無しにエネルギーを消費する生活を望むようになるのかもしれないが。

今回の、特に原発の件は20年前にその話で大騒ぎしていた頃にはっきりと反対できなかった事へのツケを払う事になった。
その責任はオイラにもある。
だから少なくとも一方的に自分は被害者だと言うつもりはないので、これから起こるであろう事態を甘んじて受けようと覚悟している。
汚染された恐れのある食べ物だって、「疑いがある」程度のことであればオイラは食うよ。


先週の月曜日3月21日。 日本テレビで「スタジオジブリ物語」放映。
あまり期待しないで観ていたら、これが結構資料的価値がありそうな映像満載。
宮崎駿や高畑勲がいた頃の東映動画が映像として残っていた。
彼等二人が若い状態で写っている写真なんかも出てきて。
アナログではあるがハードディスクレコーダーに高レートで録画しておいてよかった(笑)。
そのうちDVDに焼いて、更にiPod touchで観られるようにしておこう。


久しぶりにキネマ旬報を購入。
目当ては『息もできない』の監督であるヤン・イクチュンと根岸吉太郎の対談。
根岸はどーでもいいのだが、ヤン・イクチュンのセックスと暴力に関する発言が興味深い。
どちらも真剣にやれば終わった後に徒労感や空しさが残るところは同じである、というとこ。
なるほどなと思う。
『息もできない』は全編すばらしいのだが、その中の一つに夜の漢江の河川敷でサンフンがヨニの膝枕で泣くシーンがあるのだが
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このカット、何度観てもすごいね。
実際はかなりのお金をかけてこのシーンを準備していたにもかかわらず、雨が降ってきて中止。
別の日に寄せ集めのライトでなんとかカットを整えて撮影したらしい。
背後に斜めに並んだ街灯。
その前に横位置で配置される登場人物の二人。
構図といい綺麗なライティングといい、まさに神カット(笑)。
そしてなによりもセックスシーンのような官能性がこのカットから見えてくる。
ヤン・イクチュンって人は映画をアカデミックに学んでいないと言うが、画を作る能力と見る能力がズバ抜けてるね。


山口晃の『すゞしろ日記』と若杉公徳の『デトロイト・メタル・シティ』を再読。


先週土曜日、午前中は車の点検。午後は歯のメンテナンス。
ガソリンは普通に入れられるようになった。
ありがたい事である。
母親の実家のある福島ではまだガソリンの供給が上手くいかず難儀しているらしい。


本日日曜日、2週休んだので3週間ぶり?っていうのかなwジムに行く。
肩がちょっとこっていて若干いたい。
ストレッチを念入りにやる。
肩こりはひどくなるようならマグネループをもう一つ買おうかな。
筋トレとランニング・マシン。
今日はすっかりnike+を忘れてしまった(笑)。
65分で5.21km。
距離的には超軽めだが、傾斜角を付けて若干負荷をかけた。
2週ジムに行かなかったのでセーブ。
体重は変わらず91.65kg。


イマイチ自宅にいても気が休まらない。


先週の土曜日から地元の映画館が復活した。
レイトショーなしで上映本数も減らしているよう。


『SP 革命篇』
ネタバレあります。
109シネマズ菖蒲で。
久々に映画館が復活したせいなのか、上映回数が少ない所為なのか、結構な満員。
明らかに普段映画館に脚を運んでない人が来てるというのがわかるのが、上映が始まってる時間なのにダラダラと入場してくる客や、上映中に頻繁に携帯電話を見て光らせるバカがいたこと。
ダラダラ入場も腹立つが、上映中の携帯電話は本当にイラっとした。
つーか近くにいたらまじに問答無用で後頭部をはたいてるよ(笑)。
30代後半の主婦っぽい人だったけど。
TVシリーズから始まってようやく『SP』は完結した。
映画版の前作である『野望篇』が微妙にがっかりした出来だったのに対し、本作『革命篇』はあらゆる意味で面白かった。
ハッキリ言って『野望篇』いらなかったんではないか?とも思ったが、尾形のバックグラウンドの奥行きを描く為に必要だった。
なら、『野望篇』までをTVでやれば良かったのにw。
CGがCGと分かってしまうショボさはあったり、演出の甘さがあったりと言いたい事はある。
なによりもこの映画版の二つを繋ぐエピソードをTVでやっちゃうという反則をしているのはいかがなものかと思う。
どういう理由なのか分からぬが、このような反則をしたことで本作が映画としてのまとまりを決定的に損なう事になっている。
しかしこの『SP』という物語を動かした熱意は感じられた。
それは原作・脚本の金城一紀の苛立ちだったり、その他のスタッフやキャストが、現状況の中で最大限の力を発揮しようという意思だったり。
良かった所を羅列すれば
●警護課第4係の面々のアクションがすばらしい。カメラワークでの見せ方もあるがすばらしく見栄えがする動きであった。
●岡田准一の面構えがいい。目の下にクマのようなものを作って、麻田総理を狙撃したスナイパーのSPに銃を向ける時の顔がすばらしい。
●本会議場をどうやって制圧しているかの説明が上手い。
●警護課第4係が本会議場に乱入した時のアクション。銃から排莢されるカートリッジをフェティシズム全開で描写。
●尾形と井上の二人の対決。息づかいだけでシーンを作っている。
ちゃんとした感想はDVDで再見してからしたいと思っている。
というのはオイラが頭悪いというのを差し引いても登場人物達の相関関係がいまいち把握しきれなかったからだ(笑)。
だからリバプールクリーニングの背後関係とか、梶山を謀殺したと思われる小波という管理官ってどんな奴だっけ?とか(笑)。
明らかに物語が物理的にTV→映画(『野望篇』)→TV(革命前日)→映画(『革命篇』)と分断されているために細かい部分を忘れている(笑)。
そうは言っても非情に印象はいい本作なのでDVDで見返して『SP』という物語を改めて咀嚼したい。
取りあえず更に最後に良いなと思ったのは物語の締めくくり方だ。
尾形が井上に宛てた手紙を読まなかったりとか(それは劇中で語られた事がかかれているだけだと思われる)、拘置所に入っている尾形を連れて行く職員が「もうすこしだ」とかボソっと謎の言葉を言ったりとか。
それらの謎がすべてラストシーンで井上にかかる大きな影、大きく深い闇に取り込まれる予感を提示している。
『SP』という物語はここで終わるが、今後どうなるかという想像を巡らすためのフックを作ってある。
「解釈は観客に委ねる」
というのが、無能な映画監督の責任転嫁の常套句になっているが、そういいたいなら本作ぐらい徹底的に物語を作り込んでもらいたい。
この辺りは金城一紀の確信犯だろう。
年間の映画ベストには入れたくはない本作ではあるが、ずっと見てきた『SP』という映画の幕引きとしては最高のものであったと言える。
by 16mm | 2011-03-27 20:28 | 映画・DVDの感想など。 | Comments(2)

『愛のむきだし』『キック・アス』

珍しく二日続けてのブログ更新である(笑)。


3月11日の地震。
会社にいたわけだが、その時真っ先に思った事。
自分の部屋の本の重みで床が抜けてエライことになるなあ。母親に本捨てろとまた言われるかなあ。
であった(笑)。


知り合いのカメラ店の店主から聞いた話。
幼稚園や保育園の卒園式シーズン。
集合写真を屋外で撮影しようとしたら父兄に
「放射能が降ってきてるのに屋外での撮影はやめにしてもらいたい」
放射能が降ってくるという表現もナニではあるが(笑)、撮影を園の屋内ホールで撮影することに。
「屋内だと地震がきた時に建物の下敷きになりますよ」
と言い返すと更に面倒になりそうなので言わなかったとのこと(笑)。


福島の牛乳や茨城のホウレンソウに規制値超える放射線を検出、といっても数値どおりならオイラは食べるし飲むよ(笑)。
どんどん流通させてくれ。
こないだバリウム飲んで撮影した時のレントゲン被曝には及ぶまいよ(笑)。


どうも過剰反応がすぎる。
イーストウッドの『ヒア アフター』まで上映中止の憂き目に。
あれは津波のショッキングなシーンはあるけど、津波についての映画じゃないからね。
良い映画なのにもったいない。


ネットで話題になっている立教新座中学・高等学校の渡辺憲司校長の中学と高校の卒業生に向けたメッセージが公開されているんだけど。
このメッセージで送り出された卒業生は幸せだと思うけど、齢四十を越えたおぢさんであってもこのメッセージに触れられて良かったと思う。
大学生の時に読んでたらもっと良かったかもしれん。
卒業式を中止した立教新座高校3年生諸君へ。


この災厄がいつ沈静化するか分からない。
災害によって様々なものがかわってしまった。
しかし、本当の変化はこの災厄がある程度沈静化してから起こる可能性がある。
まず地震予知や原発をはじめとする科学への懐疑。
そして宗教が無力だということが露呈した。
この時期に歴史上の有名人を降臨させてみろよ、ナントカの科学(笑)。
スピリチュアルのデブ、お前に被災した人達をなんとかすることができんのか?w
ナントカ学会は会長の資産を寄付するよう説得しなはれ(笑)。まあ最低100億円でも寄付すれば信者が増えると思うぞ(笑)。オイラは信者にならんけど(笑)。
神様に祈ったり折り鶴をおったりするよりもイチローの一億円の寄付や世界各国の実際的な救援の力の方がなによりも有効だった。
この災厄が沈静化した後も変らぬ心で宗教を信じ込めるのだろうか。

有り体に言えば他人の不幸を笑うということで"お笑い"というものあったわけだが、実際問題この状態を笑いに転じる事が難しい。
ビートたけしが昔言っていた事で、他人をバカにする時は自分も同じ立場にいなければならない、と。
つまり言い方として
「オレも最低だけど、オマエはもっと最低だな」
という視点がなくてはならない。
「オレは最高だけど、オマエは最低」
では笑えないしシャレにならない。
なによりもビートたけし自身がこの状況を笑いにできないことが状況の深刻さを物語る。
海外のコメディアンかなんかが今回の日本の津波について愚にもつかないギャグにして内外の批判を浴びていたようだが、やはりその場にいない者がおいそれとネタにしていい事ではないということか。

科学も宗教もお笑いも、自分の周辺が安全だという幻想の上で展開されていた戯れ事でしかなかったのか。
硬く盤石であると思っていた地面が実は薄氷でしかなかったという事実。
その薄氷の上で我々は自信満々で踊っていたのだ。
今後、ものすご〜く薄っぺらなペシミズムが蔓延するかもしれん。

津波の現場や原発で作業している自衛隊、警察、消防庁の人びとには本当に頭が下がる。
特に自衛隊。オイラなんかだと「自衛隊」と聞くと腕組みして考えてしまう思想の持ち主なのだが、彼等の今の活動を見て彼等の存在について云々なんて批判めいた事は言えない。
本当に彼等は命をかけてやっているよ。
自衛隊を批判するなら、こういう災害の時だけ自衛隊を使うのもナシだ。
仙谷由人 が「自衛隊は暴力装置」と言えたのも、こんな国難が来るとは思っていなかったからだろう。
全てが言葉がや考えが薄氷の上での戯れだったのだ。
この考えは今後、今からでも改めねばならぬ。
そうでなければ、いま危険地帯にいる彼等から強烈な異議申し立てがくるだろう。

今回のサイバラの漫画が震災について。
彼女にしたらすごく素早くネタにした。
というか、彼女的にも絶対に早く描きたかった事だったのかもしれない。
無断で一部抜粋。
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羽海野チカ氏の
この画、泣ける。


先週発売のビッグコミックオリジナル誌の『岳』。
阿久津編とも言うべき物語はまだ続くようだ。
で、今回山岳遭難救助隊チーフの野田正人の台詞が良かった。
「危険はオレ達の隣にあるんじゃない。危険はオレ達の一部。いつも一緒だ」
まったく偶然にこの時期になっただけだろうけど、作者の石塚真一さんの言わせたこの言葉、すごく重い。
この言葉は肝に命じよう。


軽めのネタをひとつ。
Twitterで拾ったネタが面白かったので無断だが以下掲載。
「そろそろ地震による精神的な被害軽減のため、揺れの大きさをどのカップのおっぱいが揺れるかで計測する新単位「まぐにっちゅーの」の導入が検討されて然るべきであろう。ちなみに、Aは揺れないので単位として使えません( ^ω^)」
ちょっと笑えました(笑)。


『愛のむきだし』
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ネタバレあります。
iPod touchで視聴。
この映画の存在を知ったのは実は最近である。
例によって宇多丸のラジオ番組で現在公開中の『冷たい熱帯魚』を絶賛していたのだ。
『冷たい熱帯魚』は『愛のむきだし』の園子温監督の作品。
宇多丸の"ザ・シネマハスラー 2009年 全映画ランキング!"でも『愛のむきだし』は第三位に。
タイトルを知らなかったのは、この映画インディーズ作でそんなに大規模に公開してたわけではないということが大きい。
しかもこの映画3時間57分の長尺。
尺だけみればかなりの長さだが園監督が言うように「体感時間は一瞬」。
まさにその通り。
意外だと思うかもしれないが、この映画すさまじく良くできたアクション映画でもあるのだ。
これは別に比喩的に言っているのではなく出演の西島隆弘も満島ひかりも安藤サクラも、実に良く身体を動かして格闘をしていた。
またそのシーンがスピーディーでカッコいいこと。
演出やカメラワークもあるけど、演技として殴るわけだけど、躊躇がないんだよね。
演技してるな、という感じではなく、ちゃんと殴って、蹴っている感じがでているのだ。
満島ひかりなんてパンチラをものともしないですばらしいアクションをする。
印象としては『時計じかけのオレンジ』の冒頭の乱闘シーンに匹敵すると言ってもいいかな。
『SP』の体術アクションと同じぐらい。
全編にわたりエロスとヴァイオレンス。
"愛"というものを非情に真面目に本質を見据えて描いた傑作だと思う。
あまりに真面目に本質を考えた結果、所謂"変態"行為を肯定的に描いてもいるため、特に観てない人は風聞だけで嫌悪するだろうな。
盗撮、女装、レズ、パンチラ、勃起、ある種のSM。
これら所謂俗っぽい変態行為を繰り返し見せられるとどうなるか。
オイラに関して言えば、変態的な行為が別段特別なものに見えなくなってきたのだ。
で、その相対化された変態行為の先に"愛"が見えたのか?と問われれば、"愛"そのものでなく、愛を希求してやまない人間の滑稽さが垣間見れた。
"愛"を希求し手に入れる為に、人間は涙ぐましくも滑稽な行動を密かにしてしまうものだ。
滑稽なというのは、あくまでも他人から見たら、という事で、本人にしてみればとてつもなく真面目な行為なのだ。
他人が好きな女の子のパンチラを見て勃起したのを、笑って変態だと言うのは容易い。
しかし、勃起した当人にしてみればその女の子への真剣さの現れと言えなくもない。
この映画を観て気が楽になる人って結構いるんじゃないかな。
オイラもだったけど(笑)。
人間の性衝動が必ずしも、或は多くの場合本能による種族保存と結びついていない。
更に言えば人間はパンツをはき、服を纏う事によって性を巧妙に隠しはじめたため、その隠された性器そのものよりも隠しているものにさえ性欲を感じるようになった。
これがフェチなわけだが。
この手の変態行為を罪悪であるとしているのが、他ならぬこの映画で散々出てくるキリスト教であり聖書なのだ。
本作は人間の根源的な、エネルギッシュな衝動をきれいごとではなく、ものすごく泥臭くみもふたもなく描いている。
親子、男女、男男、女女etc...どんな組み合わせでも良い。
強く"愛"を求めれば"変態"にもなるんだよ。
"愛"肯定するなら"変態"も肯定しろ。
"変態"が嫌悪の対象なら"愛"を掴む事はできない。
テーマは"愛"というか"変態"の肯定だと思う。
世間的に半笑いを伴うテーマでありながら、本作の映像のリッチさはただ事ではない。
撮影も美術も照明もすばらしい。
大資本の映画だってここまでリッチな作りはできないだろう。
これがセンスなんだな。
すばらしい傑作だと思う。

蛇足だが、盗撮の仕方について一言。
この映画は必ずしも盗撮がテーマになっている訳ではないので、気にするべきところではないということは分かるのだが、劇中のようなちょっと特殊な撮影の仕方ではパンチラどころか、まともに写らないと思うのだが(笑)。
劇中で盗撮したプリントを見せるシーンがあるのだが、撮影方法があんなでは、あんな綺麗な写真は撮れません(笑)。
これをもうちょっとリアルにやった方が良かったのか。
それとも盗撮そのものをカリカチュアしてるということであればそれでいいのかな、とも思ったりした。


『キック・アス』
ネタバレあります。
先週の土曜日DVD購入。
DVDで一度観て、データ化してiPod touchにもいれた。
昨年末の劇場公開から早くもDVD化。
それ以来の再見であるが、やはりおもしろい。
パリス・ヒルトンに憧れて真似する女の子がいる。
しかし、ヒーローに憧れていてもヒーローになろうとする者がいないのはなぜか?
弱い者を助け、悪を砕く。
街のダニどもから平和を守りたがる(笑)ヴィジランテ(自警団)志望のマスクマンに実際になろうとする者がいないのはなぜか。
空を飛ぶ能力も、弾丸をはじき返す肉体もなく。
家は中流家庭のどちらかというと貧乏な者がヒーローになるには、人一倍血を流す覚悟が必要だ。
ヒーローたる力を持つ者の苦悩というのが、例えば『スパイダーマン』のテーマであった。
所謂"大いなる力には、大いなる責任が伴う"というテーゼ。
このテーゼは『ウォッチメン』をはじめとするスーパーヒーローが皆この命題で悩んでいると言っていいかもしれない。
しかし、『キック・アス』は違う。
そもそもが非力な高校生が主人公なのだから。
つまり、大いなる力が無ければ責任は伴わないのか?
その言葉を自問して最終決戦に向かうデイブの顔のすばらしく凛々しい事。
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最初こんな顔が、
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こうなる。
この顔がヒーローなんだな、と思う。
色々言いたい事はあるが、本作はやはり主人公のキック・アスくんよりも、なんといってもヒット・ガールちゃんだろう(笑)。
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素顔がこんな(笑)。
これはロリでなくても萌えるというものだ(笑)
可愛いから仕方ないだろう(笑)。それが
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こうなって、
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こうなる(笑)。
タコのような唇になってもかわいい(笑)。
美形は得である(笑)。
ついでにニコラス父ちゃん(笑)
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バットマンのごとくカッコいいビッグ・ダディ。
銃を撃ち、刃物で切り裂く。
凄まじくもクールな殺戮シーンは本当にすばらしい。
銃撃シーンはジョン・ウーからの流れであろう。
つまり銃の扱いが殴る蹴るの延長にあるアクション。
そこから更に空中でのマガジン・チェンジなど更なるケレン味とスピード感を加えて非情に見応えがあった。
銃の扱いが殴る蹴るの延長であるという部分では、銃弾を避けるという描写があるのがもしかしたら新しいのかもしれない(笑)。
ヒット・ガールちゃん、銃弾を避けるんだよね。
この映画漫画の原作があるのだが、ハードさで言ったら原作の方だろう。
では映画版がハードでないかと言えばそうではない。
映画というメディアの枠の中で適切な脚色をしているので、非情に納得のできる仕上がりだといえるのだ。
とにかくすごく良い映画。
監督のマシュー・ヴォーン、ハゲなのにさすがだ(笑)。
ヴァイオレンス描写を弱めるよう要求をされても屈せずに、自分のヴィジョンを貫いて自力で制作費を調達して完成させた本作。
カミさんのクラウディア・シファーが惚れるわけである(笑)。


今日はこれから日本テレビ で21時から『スタジオジブリ物語 』だ。
by 16mm | 2011-03-21 18:40 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Comments(2)

3月11日から後

311から一週間ちょいがたった。
先週の金曜日に会社を早退した。通勤に使っている車のガソリンを入れようと地元のスタンドをまわったのだが、閉まっているところが多く、開いてるところはパじゃないほど車が順番を待っている。
オイラの車は燃料の残りが三分の一ぐらいあった。普段は赤ランプがつくまで入れないのだけど。
30分ほど並んでレギュラーを3000円分、約20リットル入れる。
「普段ハイオク入れてるんですけど、レギュラーとチャンポンにしてもいいんでしょうか?」
とオイラ。
「こういう時期だからねえ、しょうがないよね」
と、店員。
それで燃料の三分の二ぐらいになった。


先週の土曜日。母親の通院につき合う。
朝7時30分頃に家を出て病院に向かう道すがら、どこか開いているスタンドでガスを補給しようと呑気に構えていたら、思っている事は皆同じらしく、開店前のスタンドに金曜日の午後以上の車が並んでいる。
それでも病院からの帰還時に地元のスタンドに並んでみた。
15分ほどで店員がやってきて
「すいません、お客さんのところまでまわりません。売り切れです」
とのことで、スゴスゴと退散。


ガソリンの事もあるが、諸々考えて土曜日の歯のメンテナンスを一週ズラしてもらうことに。


本日日曜日。ジムに行く道すがら、ガソリンを求めようかと思ったら、ジムが実質2時間しか営業しないとのこと。
なのでジムもとりやめ。
燃料を補給しにいくとかよりも、車に乗らないのが一番だと判断。
この三連休は皆スタンド巡りだろうな。
JRの路線まで車を使わなければならない陸の孤島のような地元ではかならいシビアな問題。
平日にガスを入れられない人が当然多いからね。
金曜日早退してガソリン入れられて良かった。
通勤にバスがあると言ってもオイラが帰る時間にバスが走るとは思えないので、自分の車がガズ欠になったら会社を休もう(笑)。


こんな状態でも津波や原発で酷い目にあっている人に比べれば天国みたいなもんだ。
断水もしてないし、電気もきてる。
気持ち的にいたたまれない部分の解消ということもあるがappleを通して寄付をする。
本当に些少だけどね。
Hなお店に一回行かなかった程度でしかない(笑)。
また追加で寄付するけどさ。


寄付金の額が問題ではない。気持ちの問題だ、とは思う。
アフガニスタン南部カンダハルのハミディ市長は東日本大震災に対する義援金として5万ドル(約400万円)を送ると表明した。
ハミディ市長は「日本のような国にとっては大したお金でないことは分かっているが、カンダハルの住民の感謝の印だ」と述べた。
こういうのが気持ちだよなと思う。
この400万円って少なくとも数億円の価値があるよ。
それほど重いカネだ。
台湾が20億円の義援金ってのも、対日本の物価比を考えたらとんでもない金額だ。

久米宏が2億円。
イチローが1億円。
ダルビッシュが5000万円。
いくら稼いでいるだろうといっても個人でこれだけ出すってのには本当に頭が下がる。
個人でなら何十万円単位で出した人達もたいへんなことだと思う。
......
で、相撲協会が5000万円。
個人で金を出したダルビッシュと同額、イチロー以下(笑)。
お前等相撲協会の存在は虫以下だ(笑)。
先に寄付は金額じゃない気持ちの問題だといったが、相撲協会のこの金額に気持ちがこもってるとは到底思えぬ。
おまえら「ごっつあん」人生に慣れ切って、金を出すっていう文化やしつけがないだろ。
この国難で八百長問題をうやむやにしようとしてるかもしれないが、こんなシケた奴らツブしちゃえばいいんだ。
国に金だってないんだから相撲協会への助成金なんてとっとと廃止してまえ。

それと昨年8億近い高額報酬をとった某印刷会社の社長はこの期に及んでも寄付金を出しませんなあ(笑)。
出すんだったらその報酬に見合った企業のトップの社会的責任とやらを寄付金でみたいものだなあ(笑)。


先週の金曜日、会社を早退してきた時の事である。
ガソリン・スタンドに行こうと通常の帰宅ルートとは違う方に走った。
以前一時停止をしないで捕まった所に来た。
何気なく左側の路地を見ると、ミニパトがひっそりと隠れるように停まっているではないか。
きっちりと停止線で停まり、走り出したオイラ。
血が逆流するとはこのことである。
燃料を入れようとしてるのにわざわざ引き返してミニパトが停まっている路地に向かったよ(笑)。
車がすれ違える分だけしかない道を半分占有して停まっているミニパト。
マフラーから煙が出てるのでエンジンかけっぱなしか(笑)。
オイラが後ろから来たら慌てたようにハザードを点滅させやがった。
交通規則を守らないものを捕まえるのは警官の仕事であろうから、通常業務をしていると言えばそうだ。
しかしね、世間がピリピリしてる今ご時世。交通ルールを守らない輩を見つけてキップを切るぐらいなら、道路の分かる所に警官が立って注意を促すという方が時勢にあってないか。
それをやらないというのは、明らかにお前等警官の点数稼ぎだろ。
ってな事を穏当に言いたくてw、ゆっくりとパトカーの横につけた。
ウィンドウをあけろとジャスチャーをする。
乗ってる二人の警官が睨んでくる。
「なんですか?」
ってなこと言ってきたから前述したような事を、本当に、ほんとうに穏当に言おうとしたのだw。
したら対向車がやってきて、オイラがその対向車の道を塞いでる形になってしまったのだよ(笑)。
突然の状況に動揺したオイラがとった行動は。
「このオ●●コ野郎」
と大声で怒鳴り、中指を立てて通りすぎた(笑)。
結構な大声だったので近くに住んでいた人達には迷惑だった筈だ。
日本人なので"F"で始まる罵倒の言葉を発しなかったのは我ながら立派だと思うが、中指を立てるジェスチャーはいただけない(笑)。
それは"F"で始まるキタナい言葉と対になってるわけだから(笑)。
親指を人差し指と中指の間に入れるべきだった(笑)。
突然の事で情けない事にオイラもグラグラにブレたよ(笑)。
どうりで日本にパンクが根付かないわけだ(笑)。
もんのすごく腹に据えかねる一件。
まあ奴らの事だ、ナンバーぐらい控えられてしまったかもしれんが、屁でもねーや(笑)。


石原慎太郎って人は、多分一対一でつき合う分には魅力的なのかもしれない。
グッドルックで、教養があって博覧であろうし話も面白いからね。
小説家としてもすごく過激なものをかいてたよ。
『完全な遊戯 』なんて結構好きなんだよね。
学生の一時期、ニーチェだとかバタイユの本をちょっぴり読んで、「実存とは?」なんて考えていたから『完全な遊戯 』も興味深く読んだ。
東京都青少年の健全な育成に関する条例を推進した人間とは思えぬ作品を石原はかいていたわけだが、彼の支持者はそんな本読んだ事ないのかな。
「宮内庁のばかが余計なことを言って」
「(オリンピック反対する者は)そんなやつはぶったたけばいいんだ。」
「いかにも共産党らしい貧しい発想」
石原の暴言失言の数々。
彼はこのような失言の度に自分が作家だからと、"作家"であるということで免罪符にしてきた。
そう、彼が単なる作家で、あくまでも"作家"としての発言ならもう少し冷静に聞いてられるし、少々の共感もしよう。
"作家"の失言であれば、
「ああ、小説家だからしょうがねえや」
とか
「こんなヤツの小説、絶対買わねえ」
ですむ。
「こんなヤツの小説、絶対買わねえ」
だと小説家としての生計が成り立たない可能性もあるわけなので、多くの小説家は思ってても言わない事だってあるもんだ。
そう言う意味では小説家なら言いたい事が言えるというのも単なる幻想にすぎない。
石原慎太郎は都知事の地位にいるわけなので(今までの著作の印税や原稿料があるにしても)文筆で稼がなくても食っていける。
石原の小説など今ではそうそう読む者はいなくても、自分は作家であるという自尊心はある。
なので都知事という権力を持った公僕になったことに無自覚で作家気取りなのである。
作家は作品で人の心を動かす力はあっても、都知事のような権力は無い。
権力というのは、例えば会見で都知事に批判めいた質問をした場合、それに対する反論もせずに一言
「がたがた言われる筋合いはない」
で終了。
言いたい事を言って、反論とも言えない恫喝に似た態度で許される作家などはいない。
つまり、現状石原都知事はバカに刃物持たせてるような状態ってことだ。
気に入らなければ選挙で落とせば良い。
オレを選んだならオレの暴言失言だって折り込み済みだろ。
ってなものだろう。
オイラからすれば愚かな都民もいたもんだと思うがね。
今回問題になった
「日本人のアイデンティティーは我欲。この津波をうまく利用して我欲を1回洗い落とす必要がある。やっぱり天罰だと思う」
この天罰というくだりが問題になって釈明してたが、まったく関係ない減税党の話にすり替え。
一応コワモテで教養人の石原に批判的な質問をするのは正直勇気がいるだろうが、もっとツッコンで質問してもらいたかった。
自分が言った事にまったく責任を取らない立場にいるというのがある意味石原の堕落だね。
そもそもさ
「前頭葉の退化した六十、七十の老人に政治を任せる時代は終わったんじゃないですか」
なんて1975年に東京都知事選挙での演説で対立候補の美濃部亮吉対して言った言葉。
現在78歳の石原慎太郎(笑)。
自分は特別な人間だと思っているんだろうね。
"天罰"発言もね、都知事でなく作家としての発言ならオイラは許せたと思うよ。
日本のどうにもならなさに鉄槌を、というのは押井守も宮崎駿も言ってる事だから。
ただね、この石原の"天罰"問題で許せないのは完全に視点が権力者の上から目線なせいなんだよね。
「オマエらと違うオレさま」
という態度がね。
石原はまた都知事に立候補するらしいけど、彼なりになんとなく自分が言いたい事言えるのは権力の座にいるからってことに自覚的なんだろうね。
だから権力の座にずっとしがみついてる。
この人は公僕には向かない人だ。
すべての権力が剥奪された時に石原慎太郎がどうなるか、というのを見てみたい。
たぶん何も言えなくなると思うけど。


苛立ちまぎれにつまらない事をかいてしまった。
これ読む人いないだろうな(笑)。
オイラも読み返すのがかったるい(笑)。


『愛のむきだし』と『キック・アス』の感想をかこうと思ったが明日以降にしよう。
by 16mm | 2011-03-20 21:37 | 出来事 | Comments(2)

3月11日

今現在に至ってもミシミシと家が軋む余震がやってきている。
メールをわざわざ下さった皆さん、ありがとうございます。
個別に返信はいたしましたが、改めてこの場でもお礼を言いたいです。
日本のほぼ全域に広がってしまったこの災厄。
程度の差はあっても多かれ少なかれ皆不安に過ごしている現状。
他人の事より自分の事を優先させたいと思うであろうなかで気にかけてくれる人がいるということのありがたさ。
今回ばかりは本当に心細い中、メールやツイッターでの反応がとても励みになりうれしくもありました。
同様に、世界中の国や地域で日本の窮状を見て支援を申し出てくれたとの報道で
「ああ、日本は孤立していないんだな」
という気持ちを持てる事がどれだけ心強いか。
...たとえ今度の国家間の思惑含みではあったとしてもね。
東北での津波の惨状には言葉もない。
被災された方々や不幸にも亡くなられた方々には、本当に心からお見舞いを申し上げたい。
僅かではあるが寄付もした。
現状自分でできそうな事はできるだけしたい。
国会も政局は無視てすべての党が一致して災害対策にあたってほしい。
民主党は自党にこだわらず、適材な人選を党派を越えておこなってこの国難とも言える非常事態にあたってもらいたい。
せめて、これ以上被害のないことを祈ります。


3月11日金曜日。
時間は、多分、15時前ぐらいだったと思う。
突然の地震。
揺れが強くて長い。
会社の地震警報が
「震度3の地震です」
などと呑気な放送をしている。
アホぬかせ、これが震度3なわけねえだろ。
地鳴りのような震動とともに二度目の揺れが来たとき、部屋の全員が机のしたにもぐった。
そして更に三度目の大きな揺れがやってきた。
この状況なら避難だろう。
一度目の揺れで避難の放送をすべきであったんではないか?
たとえその後に揺れがこなかったとしても。
揺れの直後から携帯電話で実家に電話をし続けるも繋がらない。
東北での津波の一報に愕然とする。
大きな揺れはなくなったものの、小さく長くゆれたためか少々気持ちが悪くなる。


オイラは20時まで取りあえず仕事をしていて、一段落ついたので帰宅することにした。
その頃には車や電車等の移動手段がダウンしていたとの情報がインターネットを通じて分かっていたのだが、実家に電話が繋がらないという現状に若干あせりがあって、兎に角JRの最寄りの駅をめざそうと思ったのだ。
ちなみに20時に会社を出たのはオイラだけ。
少なくとも同僚は全員会社に残ったから。
帰る間際、会社としての方針を追って沙汰する旨の連絡が入った。


15時に地震があって「追って沙汰をだす」連絡が来たのが20時。
オイラが会社を出てから、会社自体がどんな対応を残った社員にしたのかは分からない。
メシを出したのか。毛布を配ったのか。女性にタクシ−券を渡したのか。
そういう意味で、オイラはまったく会社を信用していないので、この期において自分の命運を会社に預けるつもりにはならなかった。
会社を出て事故に巻き込まれてもそれはあくまで自己責任だと言い切る覚悟もしていた。
会社の内壁にヒビが入って壁が床に落ちている箇所もあった。
側聞ではあるが、社長はヘラヘラ笑っていたらしい。
いつもは残業時間だの休日出勤などでは高圧的に対応する総務もまったく連絡をよこさない。
『ガンダムUC』の台詞で
「いまごろは対応を決める話し合いがもたれているだろうさ。責任をとりたくない責任者の間でな」
うちのクソ以下の社長にせめて女性にはタクシーで帰宅させようと判断し、それに対する責任をとろうなどということがないことは火を見るよりも明らかだった。
緊急事態の時、こんな会社の方針を待っていたり従っていたりするのは間違いだと肝に銘じた。


会社を出ると、まずタクシーがまったくつかまらない。
歩道を埋めるように歩く帰宅の行列。
途中のコンビニではオニギリやらサンドウィッチの棚が空に。
池袋につくも、やはり電車は動く気配なし。
駅構内に滞留する人が多い。
オイラはいつものカプセルホテルを目指すが既に満室。
近隣のビジネスホテルもすべて満室。
速攻で近場のラブホに行くと、まだ部屋が4つ空いていた。
9800円で一部屋確保して一蘭に晩飯を食べに。
ホテルに戻ったら全ての部屋が埋まっていた。
ちなみにエレベーター使っちゃダメと言われたので6Fまで階段で昇ったw。


部屋でTVをつけるとどの局も地震番組。
津波で流される家。300人の遺体を確認した話。
そしてなにより寒い中駅構内で雑魚寝をしている人が大勢いる中、自分はホテルで風呂に入りヌクヌクしている。
ありとあらゆる意味でいたたまれなくなる。


12日。
午前10時ぐらいに池袋駅に行く。
電車は動いているとのことだったが、入場規制でごったがえしている。
ので、駅をそのまま素通りして漫画喫茶に。


漫喫で"月刊ガンダムエース 2011年3月号"と"月刊ガンダムエース 2011年4月号"での安彦良和の対談を中心に読む。
後は島本和彦の『アオイホノオ』。
5巻の山賀博之の妹と全裸の赤井孝美と庵野秀明の件がオモロかった。
この漫画、買っちゃおうかな(笑)。
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ここの漫画喫茶のトイレがカッコよかった。


14時に漫画喫茶を出て、ちょうと復活したばかりの高崎線に飛び乗る。
結構な低速での走行。
結構空いていたが、大宮で高崎行きを待っていた乗客が大勢いた。
オイラは降りて宇都宮線に。
しかし、先行する電車が先々の駅で止まっているとの事でオイラが折りたい駅の二つ前の駅で電車ストップ。
結局90分ぐらい待たされて動き出す。
降りたい駅の一つ前でまたもストップ。
そこからはタクシーで次の駅まで行き、停めてあった自分の車で帰宅できた。


実家は潰れる事無くあったのでホッとしたのだが、案の定
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自分の部屋がこんな有様であった(笑)。
もともとキタナく整理整頓ができてない部屋であるが(笑)。
一番でかい本棚が倒れなかったのが幸い。
この状態を復旧するのに4時間かかったよ(笑)。
つまり夜中まで。
オイラの部屋にフレッツ光の電話回線のルーターもあるのだが、落ちた本がコンセントにぶつかって抜け落ちたらしい。
だから電話が通じなかったのだ(笑)。
パソコンもカメラも無事であったのはなによりである。
しかしこの有様にオイラが寝てる時になったら、と思うとゾっとする(笑)。


ただ母親のパソコンは壊れたようだ。
母親はペースメーカーを埋め込んだサイボーグなので近場に携帯電話を置いておかなかったのが、連絡がとれない主な理由である。
ぜったい近くに置いておけと厳命。


パソコンを置いてあるテーブルが少々壊れ気味なので、買い替えねばならぬ。


映画は『SP』が上映になるはずだったが、池袋でも地元でも映画館が閉鎖されていたので観れず。
観れた映画館ってあんのかな?


スポーツジムも閉鎖してるようで今週は運動無しである。


石原慎太郎がまた都知事選に出るって?
最初出ないって言ってなかったか?
お前なんてお呼びじゃねえんだよ。
ジジイはすっこんでろ。


大きな地震がまたきそうだという予報もあるようで。
被災された方、そして原発で被爆された方。
本当にお見舞い申し上げます。


皆さんもまだ気を抜かずに、この局面を無事に乗り切りましょう。
by 16mm | 2011-03-13 21:22 | 出来事 | Comments(3)

HDR Pro HDR

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AM10時の池袋の空。
by 16mm | 2011-03-12 11:48 | iPhone

『ミュンヘン』『SP 革命前日』

先週はなんとか乗り切った。
今週もなんとか乗り切りたい。
できれば土曜出勤のないように。


第83回米アカデミー賞のwowowの番組をデータ化。
明日からしばらく通勤で観るつもりである。
地元の映画館では『英国王のスピーチ』やるつもりないのかなあ。
ったくしょうがねえな、田舎の映画館は(笑)。


ビッグコミックオリジナル誌の『岳』。
登場人物の阿久津を巡る話がまだ終わらない(笑)。
ここ二ヶ月ほどヤキモキしっぱなしである(笑)。
ここまでくると阿久津は死なないと思うのだが(笑)。
息を吹き返した阿久津は死の淵を経験した故に山を後にするという結びになるのではないだろうかね。
妻子を残して死ぬことはできない。
辛うじてつなぎ止めた命。
そう、誰もが三歩になれるわけではないのだから。
阿久津は自信をもって山を下りる決心をするというのが結びになると、予想(笑)。


先週土曜日、歯のメンテナンスに。
術後、先生とライカ話でライカ使いの写真家のラルフ・ギブソンの話で盛り上がる。
ライカ、ほっしいなあ(笑)。
ラルフ・ギブソン、カッコええなあ(笑)。


ここんとこずっとブーツの中敷きに惑っている(笑)。
そもそも昨年末に購入したレッドウイングのちょっとお高いワークブーツがちょっぴし緩いので、中敷きで調整しようと思ったのだ。
で、やはりレッドウイング純正の
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こんなので敷くべきだと思った2940円(笑)。
これが意外と厚みがあって、件のブーツに入れて履くとパンパンになってむしろキツイ(笑)。
なのでレッドウイング純正の中敷きは5000円のデカクて履けなかったブーツの中敷きにすることにした(笑)。
次に2000円ぐらいの中敷きをスポーツ用品店で購入。
薄くクッションが入っていて土踏まずの所がアーチ状になっている優れもの。
んが、しかし、これも若干キツキツになってしまった。
ので、10年放置した
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の中敷きにする事にした。
最終的にはデパートの靴屋で買ったウレタンのみのペランペランな250円の中敷きが丁度良いということが判明(笑)。
ここまで来るのに長かったよ(笑)。
どこの自分探しの馬鹿だよオイラは(笑)。


本日日曜日。ジムに。
ストレッチ。筋トレ。ランニング・マシン。
ランニング・マシンは66分で8.12km。
薬を早めに飲んでいたせいか、比較的花粉症の症状はデカいくしゃみwぐらいしか出ていないのだが、すこし早く走ると鼻が若干詰まっている所為か途端に息苦しくなる。
ので、しばらくは早歩き程度で一時間8kmぐらいのペースでいこうかと思っている。
鼻づまりでこんなに苦しくも恐ろしいのだから、喘息の発作を持っている人達には心から同情する。
なんとこならんのかね、医療技術で。
体重90.55kg。


最近というか些細な忘れ物が多い。
スポーツ・ジムの時は必ずなにかを車の中に忘れる(笑)。
今日もジムの更衣室で着替え終わった後にnike+の入ったポーチを車の中に忘れた事に気がつく。
土足厳禁なので外の駐車場に行くにはジム用の内履きではなく外履きの靴に履き直さなければならないw。
で、今日はレッドウイングのちょっとお高い(笑)くるぶしまで隠れるワークブーツだった。
そしてジムでの運動用のユニクロのメッシュ地のTシャツと膝上のショートパンツ。
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まさにこのハイパーメディアな人のような格好w。
受付のねえちゃんのところにロッカーのキーを預けに、この格好に近い状態で行ったら
「16mmさん、なんですかそれ」
と受付にいた二人のねえちゃんと、一人のあんちゃんが、まあ所謂
プゲラ
とか
(藁)
とか半笑いで爆笑を押し殺した目で見られたよ(笑)。
まったくw。
どうりで日本にパンクが根付かない筈だ(笑)。
しかし履いている靴がスポーツシューズか革のワークブーツかでこれほど印象が変わるとはねw。


ジムでのランニングのお伴に宇多丸のシネマハスラーのPodcast。
イーストウッドの『ヒア アフター』の評論。
意外と評判がよろしくないんだなあ、『ヒア アフター』。
宇多丸自身はオイラと同じくラブロマンスとして本作を読み解き肯定的に解説していた。
良い映画だと思うんだけどなあ。


先週、宇多丸のラジオ番組のコーナーであるサタデーナイト・ラボに井筒和幸が出演。
それをPodcastで聴く。
宇多丸は純粋に好意的に井筒を見ているのは分かるが、聴いているオイラとしては、なぜ井筒なんぞを喚んだのか?と訝しむ。
案の定というか、聴いている間ムカムカして、我慢出来ずに聴くのやめようかとも思ったが最後まで聴いた。
井筒という人はまったく理屈が言えない人間だというのは前から分かっているのだが、更に映画の評を己の好き嫌いの軸でしか語れない。
こんなヤツが『あしたのジョー』がどうのとか言ったところでほっとけばいいんだけど、一般のあまり映画を見ないような人達がTVに出てるってだけで井筒の言ってる事を信用しちゃう可能性があるから始末に負えない。
井筒程度のヤツが自分の狭い印象だけで面白いだの面白くないだの、好きだの嫌いだのとバカがそれをやると面倒だから映画批評だとか理論だとかの作法ができたわけだからさ。
基本的に映画を作っている人間として、同業の監督について何か言うのならある程度理屈として語らなければならんと思う。
井筒はあの高圧的な大声によって現場を仕切る能力に長け、生産管理能力が買われて映画監督をやれているにすぎない。
そんな程度のヤツの映画にオイラは興味等もてない。
ちなみにオイラ、見てますよ井筒の映画。
『ガキ帝国』とか『二代目はクリスチャン』とか。
そもそも井筒和幸という男、実は誰一人信用していない人なんではないかね。
自分を批判する人はもとより、自分を持ち上げる人間、例えば今回の宇多丸といえども信用しているとは思えないような感じがヤツの喋りから伝わってきたのだが。
同情はまったくしないけど、ものすごい孤独な人間だな。
外の情報をまったく入れ込まず、情報の断片のみを咀嚼している引きこもりだと思う。


『ミュンヘン』
ネタバレあります。
iPod touchで視聴。
劇場での初見時には作品のバックグラウンドに対する知識が乏しかった所為もあってよく理解できないまま終わってしまった感じ。
やはりこの手の映画は映画館よりもDVDなどのメディアで何度も観なおして理解する映画ではないかと思う。
しかし、そうなると映画館で観て理解するという本来の観方ではなくなるなあ。
映画館でしか映画が観れなかった時代はそれこそ一期一会の出会いみたいなもので、作品の印象として誤解もあったろうけど、観ていた人達は今以上に映画を映画館で真剣に対峙していたんだろうな。
iPod touchでじっくりと観る事で細かいニュアンスや背景が理解する事ができた。
地味だけど面白い映画であるな。
モサドはミュンヘンオリンピック事件での11人の首謀者のうち6人を殺すのに200万ドル使った。
しかし、暗殺するそばからその人物の後任があらわれ、より過激な報復が行われていく。
ユダヤ人を殺す人間には高い代償を払わせるという当時の首相の言葉。
しかし、パレスチナ人を殺すのも安くはない。
「殺して何になる?より凶悪な後継者が現れる」
「爪は切ってもまた伸びる」
この手の台詞は本作では何度でも出てくる。
「未来や平和のために殺した」
「こんなことの先に平和はない。それが真実だ」
お互いの報復を恐れ、目を開けて、そしてベッドで寝れないことが日常になってしまう。
ラストカットにワールドトレードセンターがこの映画のテーマのごとき象徴として映し出されておわる。
この映画を観て、報復は空しい事だ、などとは言えない。
そんな楽観的な事が言えないほどの、いわば人類的なテーマなのだ。
『ウォッチメン』のように全世界の人間が一斉に同じ方向を見る事ができるような絶対的な" フラットな脅威"というものを作り出さない限り、このアンカーのいないリレーは続くのだろうな。
改めていい映画であった。
撮影のヤヌス・カミンスキーの映画のルックはいつ観てもすばらいいね。
カッコいい。


『SP 革命前日』
ネタバレあります。
先週の土曜日、『SP 革命編』の上映前の特別番組として二夜連続で放送された。
最初は以前放映したダイジェスト版のスペシャル番組。
二夜目は映画の『野望編』と『革命編』の一部の映像を使用し、TV版の映像を抜粋し、更に映画でも使われないと思われる映像で作られている。
『野望編』と『革命編』のブリッヂになる構成。
堤真一扮する尾形という男がまた一つ謎として提示されていた。
尾形とは何者なのか?
ボケた日本を覚醒させるという仰々しい話の内実は?
この番組を観るといやでも『革命編』への期待が高まる。
このTV版ではSPの第4係の面々の日常も描かれていた。
松尾諭扮する山本の彼女が安藤玉恵というのがうれしいね(笑)。
好きな女優さんなんで。
この人本当に何でもできちゃう女優だなあ。
その他、岡田准一扮する井上と真木よう子扮する笹本の交流が描かれる。
脚本の金城一紀はこの二人を恋仲にしないと明言していたけど、なんとなくホノボノしすぎてるんぢゃないかな(笑)。
最初のTV版の時も合コン話で軽口を叩き合ったりするシーンはあったけど、アレは職場での話だから緊張感が半分伴っていたわけだ。
しかし今回のように休日で普段着での二人のやりとりは、踏み込みすぎると恋仲にいっちゃいそうだったな(笑)。
今回もギリギリ、ギリギリ踏みとどまった感じ。
別に恋仲になるのが良いとか悪いとかというよりも『SP』という作品のトーンに恋バナはどうもそぐわない気がするんだよね(笑)。
電車の中で二人の前の客がウトウトして身体が傾いていくのに合わせて、二人も身体が傾くというのは面白いは面白いんだけど、やっぱり『SP』でやっちゃダメだよなと思う。
ラブコメになっちゃうもんね。
まあ、それはそれとして、今週果たして観れるかどうか分からぬが『SP 革命編』楽しみである。
劇場版『パトレイバー2』に匹敵するものを期待したいね。
ところで、尾形の足下で踞っている影があったけど、アレは誰だ(笑)。
by 16mm | 2011-03-06 21:39 | 映画・DVDの感想など。 | Comments(2)