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『チェイサー』『ファイアボール チャーミング』

先週は、本当に、眠かった(笑)。
新しい社屋の換気の悪い生暖かさの所為か。
飲んでるヤクの所為か。
寝不足か。
特に仕事中の午前中が地獄のようである。
睡魔と戦う為にコーヒーと駄菓子をジャンジャン摂取(笑)。
この気絶との壮絶な戦いの最中に幻覚まで見たよ(笑)。
所謂浅い眠りというか、夢うつつというのか。
現状、ヤクを止めることはできないので、せめて寝不足の解消を、と思うが、別段自慢になるほどの睡眠不足ではない(笑)。
どうしたものか。


先週土曜日、心療内科。
症状が落ち着いている旨を担当医に告げる。
自分の自覚としては落ち着いている原因は薬の服用の所為だと思う。
現在花粉症の季節でもあり、一番鼻と息苦しさにくる時期でもあるので予断の許さぬ状況であることは間違いない。
取りあえず、いつもと同じ薬を処方してもらう。
耳鼻科でアレルギーの薬を処方してもらってる所為か、今のところ花粉症の症状はでてないのでひと安心。


先週土曜日、歯の治療。
治療を担当してくれた女性に歯磨きの甘さをやんわりと指摘される。
結構歯茎がブヨブヨになっているとのこと。
たしかに最近歯磨きが荒っぽかったと反省。
治療後、先生と雑談。
購入して一年経ってないが、EP3を売る事に。
先生に持たされたソニーのNEX-7があまりにも良く感じたので、それを購入する事に決めた。


本日はジムの日だったが、ジムに行くのにカネを持って行くのを忘れて、それを理由に本日サボり(笑)。
身体は硬い。
体重は重い。
(笑)。
なんとかとりあえず体重を減らさなければw。


今週土曜日に売りに行く為にEP3の梱包を始める。
元箱は全て取っておいてあるので、そこに入れる為に丁寧に拭く。


CUT 3月号を購入。
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クロエ・グレース・モレッツ、ジョージ・ルーカス等のインタビューを読む。
『ダークナイト ライジング』や『アメイジング・スパイダーマン』のスタッフとキャストのインタビュー。
以前のシリーズをチャラにする、所謂"リブート"とよばれる作品。
『バットマン』もそうだし、『スパイダーマン』そう。
特にサム・ライミ版の『スパイダーマン』が好きだったので、今年公開される『アメイジング・スパイダーマン』については微妙な感じである。
別の見方をすれば、同じ素材で別の味わいを得られるこれら"リブート"作品は贅沢なものだとも言えなくもない。
面白ければかまわないけどね。
そのうち客が飽きてきた頃に、映画製作者達は本気で新しい作品を考えて出してくるだろうし。
その他『アベンジャーズ』はマーベル印のキャラクターを一気に一つの映画で出すそうで、『アイアンマン』のロバート・ダウニーJrに.........後分からないが(笑)。
『ハルク』シリーズなど2度とも主演俳優が違う上に、『アベンジャーズ』では二度目の主演俳優であるエドワード・ノートンも出演しないらしい(笑)。
だったら最初から出演するなよ、ってなものであろうが(笑)。


今年の米アカデミー賞にまったく興味が湧かない(笑)。
イーストウッドの『J・エドガー』は監督賞も作品賞も、そして当然主演男優賞もノミネートなし。
ピクサーも『カーズ2』はノミネートなしか。


面白いサイトを見つけた。
Behind the scenes
珍しい画像も多いので、映画監督などの映画製作者に興味がある人にはオススメ。


『チェイサー』
ネタバレあります。
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iPod touchで視聴。
名前だけ知ってた映画であったが、面白い。
本当に韓国映画バズレないなあ。
『息もできない』『アジョシ』。
で、本作と観る映画に恵まれていると思う。
本作はデルヘル経営の元刑事であるジュンホが主役である。
彼が自分の店の商品である女性の失踪から、その原因とその女性を探してるうちに、猟奇殺人犯に行き当たるというのが物語の概要。
言うまでもなく、タイトルの『チェイサー』とは追う者を意味する。
劇中、主役のジュンホが走る。
警察官達も走る。
この作品、冒頭から犯人が誰かという事が観客である我々に知らされ、更に映画が始まって30分で(総尺124分ほどの映画で)ジュンホが犯人を捕まえ、警察に勾留される。
捕まえた男が犯人であるということは観る側には明らかなのに、劇中の登場人物達は犯人の動機や証拠を手に入れる事が出来ないでいるという構図なのだ。
その犯人の動機が何か、という事は観る側にも興味があるところとなる。
その為、犯人が拘留中になにもしなくても、いずれ起こるであろう惨劇の予感を抱き続ける事が、観る側への強烈は吸引力になっていると思われる。
主役のジュンホが走る。
警察官達も走る。
しかし、犯人は走らず焦らず、警察に勾留され、殺人を告白しても余裕。
犯人の告白を裏付ける証拠が出ないからだ。
つまり殺人を告白しても死体を見つけられない。
限りなくクロに近いという予感だけでは法治国家では当然罪にできない。
結局、本作で犯人の殺人の動機は明らかにされない。
そもそも犯人以外の人間が納得出来るような動機などというものが存在しないという方が正しい。
快楽殺人という言葉が一番的を射ている表現であろう。
以前、野坂昭如が殺人を犯してはいけない理由として
「殺人をするのはいい。しかし、自分が殺される側になっても文句は言うな」
的な事をかいていた。
原初的な衝動としての殺人願望を人間は秘めている。
その衝動を抑える為に、自分も殺すのを我慢するのだからオマエらも我慢しろ、というある意味身勝手な自己保存が殺人を押さえ込む理由になっていたのかもしれない。
しかし、本作の犯人は警察署内でジュンホに殴られても無抵抗で、更に死体の遺棄場所を偽る余裕すらあった。
つまり、ハッタリではなく、死ぬ覚悟が出来ている人間なら殺人を犯してもいいだろう、という人間の存在。
こういう人間は単純な快楽殺人者より始末が悪い。
自分の死を意に介さなければ、人間の悪意を抑止する死を含めた懲罰が意味をなさなくなるからだ。
ただ本作の犯人は性的な不能性について言及された時に激昂したので、死よりも男性性的なプライドを傷つけられる事をなによりも恐れていたのかもしれない。
デヴィド・フィンチャーの『セヴン』に出てきたジョン・ドゥに似ているかもしれん。
ところで、本作に出てくる男は理想をカリカチュアした者はおらず、むしろ現実をカリカチュアした者達だけが出てくる。
つまり、どうしようもなくバカであり(笑)、警察官であっても公僕としての社会正義で働くというよりは、組織上であり、サラリーマン同様の小市民的な卑怯さと怠惰さをもった存在として描かれている。
オイラが仕事で手を抜くぐらいだから、警察官だってサボることもあるだろうってな事である(笑)。
『アジョシ』に出てきた、職務に忠実でキレ者の警官という理想的なカリカチュアを施さず、現実の男の怠惰とバカさ加減を極端にカリカチュアした作品。
逆に本作は女性そのものには踏み込んではいない。
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唯一デリヘル嬢の娘が、女の賢さを体現していたぐらいかな。
この女の子、カワイかったな(笑)。
『アジョシ』に出てきた女の子よりも好みだなあ(笑)。
本作、欠点がないわけではない。
上記の女の子がなぜ道ばたで倒れていたのかという理由が明かされないし、犯人を尾行していた女刑事が犯人の殺人を見逃すのも腑に落ちない。
しかし、最後の最後には生き残ると思われた人物を本作は容赦なく殺してしまうハードさ(そのシーン、モノクロになります)にちょっと襟を正したよ。
完全に救いのない映画だね。
ただ、もしかすると主人公のジュンホによってデリヘル嬢の遺児が育てられるかもしれないという、劇中では描かれない希望を夢想することはできるかな。
もしかしたらジュンホはあの娘のおかげでまともな人間になれるかもしれないという事で。
オススメよん。


『ファイアボール チャーミング』
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Amazonでブルーレイ+DVDセットを購入。
やっとこ全部観た。
ついでに前作の『ファイアボール』も観返した。
chataさんによると、『ファイアボール チャーミング』、実は時系列的には前作の前の話になるらしい。
実際に劇中で出てくる年代を観てみたらそうだった。
メルクール歴という暦を使って表現されている。
それによると『ファイアボール チャーミング』はメルクール歴48234年から48426年までの192年間。
『ファイアボール』はメルクール歴48650年から48794年までの144年。
二つ合わせて336年という3世紀にもわたりながら、ドロッセルとゲデヒトニスの世界で二人だけのスットコドッコイな日常を描いている。
もっとも『ファイアボール チャーミング』から『ファイアボール』までの224年をドロッセルは眠りについていたわけだが。
2分ほどの作品が毎週放映されていたわけだが、観ている側は今週と先週の間は作中でも一週間ほどだろうと感じる思い込みを逆手にとっている。
作中では話数の間は15年ほど経っていたりするのだ。
それでも作中の二人のやりとりは昨日今日のような感じで受け取れる。
ロボットが過ごす時間経過の表現に対し、演出とTV放映という作品発表の仕方が上手く絡んで機能した好例であろう。
人間で言えば、子供がオギャアと生まれ「てゆーか、それヤバくね」などと若干腹に据えかねる事を言い始めるぐらいが15年である(笑)。
その年月を作中の二人はまったく変らずにいたのだ。
ロボットだから(笑)。
『ファイアボール チャーミング』が伏線として、前作の『ファイアボール』で生かされた事で言えば、お屋敷では小動物禁止であるとか、ドロッセルがゲデヒトニスの名前を覚えていないとかetc...。
当然知らなくても楽しめるが、古今の映画や哲学用語や宗教的な教養があれば作中で展開される物語にもっと入り込めるだろう。
オイラは無学なのでいまだに『ファイアボール』の最後の展開が読み切れずにいますが(笑)。
とにかく理屈と講釈好きにはたまらない作品である。
最初は『ファイアボール チャーミング』のドロッセルの太ももの太さが気になったがw
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作中で動いていると思いのほか気にならないばかりか、すごくカッコよく思えた。
思えば前作のドロッセルの
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ツインテールが好きではないんだよな、おじさんだから(笑)。
ちなみに本作のドロッセルはポニーテイルらしい(笑)。
『ファイアボール チャーミング』のガントレットの回に出てきたバイクはカッコよかったなあ。
というわけで、オススメである。


今週は母親の通院とカメラを売りに行ってきます(笑)。
by 16mm | 2012-02-26 20:18 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Comments(2)

『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』

先週土曜日、午前中に耳鼻科。午後から車検。
耳鼻科はいつもの抗生物質と痰を切る薬とアレルギーの薬。
薬がやっと効いてきたのか、痰の滞留が多少緩和された感がある。
もう花粉も飛び始めているらしいので、鼻詰まりで息苦しさの発作が起きなければと切に願うばかり。
取りあえずヤク漬けになってれば発作も起こらないだろうという安心感はある。
走って息切れした時の息苦しさも無くなってきたかな。
風邪やインフルエンザが流行っているようだが、今年はオイラにその徴候がまったくないのがありがたい。

車検、2時間半ほどディーラーで待つ。
待ってる間、iPod touchで『チェイサー』を観たり、"ぴよ盛り"をやったりで時間を潰す。
14万チョイぐらいの車検費用。


本日日曜日、ジム。
ストレッチ、筋トレ、ランニングマシン、プール。
ランニングマシン、45分で3.84km、484cal。
プールで歩きを30分。
体重95.50kg。
ここらが増え止まりになりますように(笑)。


母親が『島耕作』を読んでいるのでなんとなく買っている週刊モーニング。
本谷有希子のエッセイも先週で終わったし、かなり読んでる掲載マンガが少なくなってきた。
取りあえず『島耕作』が載ってない時はモーニング誌を買わないことにする。
そのかわりイブニング誌を購読しようかと考える。
イブニング誌の方が読みたい漫画が多い。

で、先週イブニング誌を購入。
葛西りいちの『ヨメキン ヨメとド近眼』で鬼頭莫宏のサイン会のレポート。
ああ、サイン会行きたかったなあ。
サイン会映像
『のりりん』CM
毎度思うのだが、鬼頭莫宏。
こんなハゲちらかしたオッサンなのに(笑)。
くやしいなあw。
ああ、サイン会行きたかったなあ。


『映画篇 2』を購入。
金城一紀の小説のコミカライズ版の2巻目。
端正な遠藤 佳世 の作画は相変わらず良い。
内容的には『映画篇 1』の最初の話のインパクトが強すぎた所為か、『映画篇 2』が普通に思えてしまった。
つまらなくはないけどね。


『おかあさんの扉』
本屋をぶらついたら伊藤理佐の新刊を目にしてソッコーで購入。
ダンナの吉田戦車と同じく自分の娘をネタに作品化している。
そういう意味では親孝行な娘である。
本文の合間に吉田戦車のコラムが挿まれている。
夫婦揃ってギャグを生業とした漫画家として、昨年の震災に対する不安や憤りを作品に直接反映させる事を避けた旨がかかれていた。
彼等二人はこれまで自分自身の事を笑いに昇華させて上質な作品を作ってきたのにも関わらず、先の災厄についてはさすがにそれが出来なかった、と。
そういう意味ではあの災厄を天罰だ、などと公言するような阿呆は作家としてのデリケートさが無いのだなと思う。
作家だからどんな事を言っても許そうというのは読者を含めたその周りの人間だけで、作家本人がどんな事を言っても許されると思うのは無神経も甚だしい。


『3月のライオン』の掲載誌を立ち読み。
来月には新刊も出るらしい。
神との対決の始まり。
桐山の前に、翼のごとく裾を翻して、まさに降臨する宗谷。
物語としてこれがクライマックスとは思えないけど、ものすごくアガる感じである(笑)。


『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』
ネタバレあります。
先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
最初にものすごいネタバレ(笑)。
タイトルの『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』。
英語タイトルは『Extremely Loud & Incredibly Close』。
だいたい邦訳と合ってると思う。
コレ、多分母親の事だと思うんだけど、どうなのかしらん(笑)。
多分、そうだよね(笑)。
だと思って、映画の後半まで観てやっとタイトルに合点がいったのだ。
本作の予告編を観て、少年の成長譚であり、ある種の冒険ものだと思っていた。
そんな予測をして、その予測がハズレた経験があり(笑)、それは『太陽の帝国』。
『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』もオイラの勝手な妄想とは違う映画ではあった。
少年が一人で街をさすらい、様々な出会いと活劇的なアクションとサスペンスが盛り込まれた、大人の視点からは見逃してしまっている盲点を気がつかせてくれるようなカタルシスがある、そんなものを期待していたのだ。
ま、それはともかく。
観賞後の本作の印象としては、まあまあ普通に楽しめたという具合。
むしろ映画としては非常に良くできた作品であると思えた。
本作の監督はスティーブン・ダルドリー。
『リトル・ダンサー 』の監督である。
この監督の映像的な作劇には非常に感心していた。
本作でもそう。
特に空撮については気持ちのいい画が幾つもあった。
空撮と言ったが、多分多くはクレーンによる撮影なんだろうけど。
例えば10階建てぐらいのビルから下を見下ろして、道に主人公の少年がいてその上を鳥が群をなして飛んでいる情景。
アニメーションではたまにあったりするが実写ではあまりお目にかかってない。
あまりにも出来すぎているのでもしかしたらCGかもしれんが(笑)。
それから、家族を捨てて出て行った夫が家の前で妻を待っているシーン。
妻は夫の前を通り過ぎ、何も言わずに持っていた荷物を廊下において行ってしまう。
夫は嬉しげにその荷物を持って妻の後を追う。
この間、なんの台詞もないのだ。
シーンの構成のみで状況と登場人物の気持ちまでものの見事に見せ切ってしまう手腕は見事なものだった。
それからこの物語を映画として成立させた要因の最大は
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↑コイツ(笑)。
事実上の主演であるトーマス・ホーン。
トム・ハンクスとサンドラ・ブロックというベテラン俳優も出ているが、あくまでも映画を引っ張るのは少年役のトーマス・ホーン。
コイツが実に上手い。
理屈っぽくてあまり話さない演技と、感情を爆発させて早口でまくしたてる演技を巧みにこなしている。
それもあるけど、このガキの面構えが実にいいんですな。
特に横顔が物語るような雰囲気が最高にカッコいい。
映画の成功はこのガキのキャスティングだったと思う。
蛇足だけど、
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↑『リトル・ダンサー 』のジェイミー・ベルと同じような顔つきだと思う(笑)。
監督の好みなんだろうな(笑)。
恐怖で震える身体で手にしたタンバリンが音を奏でる度に、トーマス・ホーン演じる少年は勇気を鼓舞して世界に向かって歩を進めて行く。
父親が残した鍵が何の扉を開くのか?という"宝島"というか"青い鳥"という要素が物語の興味を持続させる。
が、その少年の成長譚としての冒険の帰結はあまりにもささやかなものでしかないと感じられた。
少年の行動が世界平和に繋がりましたとか、世紀の大解決を提示するようなカタルシスはなく、あまりにも個人的であり、少年の心の問題をすこしだけラクにさせるような解決だった。
現状、前述したような大解決のカタルシスが成立する筈もない事はなんとなく予感はしていたが。
ただ、本作の少年のもたらしたカタルシスが小さいと感じるのは、オイラがアメリカ人ではないから、ということもあるのかもしれない。
所謂"9.11" の傷の癒しをテーマにしている本作。
もしかしたらアメリカ人なら、本作を心底感情移入できたのかもしれない。
"9.11" をテーマにしながら当時の映像をほとんど流さない、というか、流せない、観る事ができないほどにアメリカ人の心の傷は深いのだと感じる。
その感情は我々日本人がいまだに震災の災厄についてデリケートな気分になっているのと同じだろう。
そういう意味ではオイラも本作の意図するところを汲み取ることは出来る。
ただ、ある一点がどうにも自分として納得できずに本作のテーマ自体に同意できないのである。
あの"9.11"の悲惨な事件に巻き込まれた人々は本当に不幸だと思う。
しかしアメリカは一方的な被害者意識だけを感じていていいのか?という事である。
本作中で少年がネットから拾ってきたというワールドトレードセンターから落ちてくる人々の画像。
理屈好きな少年がこんな画像をネットから拾ってくるぐらいなら、自国であるアメリカがどうしてこんな目にあったのか?そしてアメリカと中東の関係は?という事の概略も分かっている筈なのではないか。
アメリカが一方的な被害者として、そしてそのトラウマを軽くするための筋立て。
そう考えると本作の気になる一点が、他の全ての良い点を覆すものに感じられてしまう。
その一点を考えると『キングダム/見えざる敵』の方がテーマ的にも、その他においても良かったな。
なんか、残念な感想になってしまった(笑)。


今週末は心療内科と歯の治療の予定。
by 16mm | 2012-02-19 21:41 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Comments(2)

『アジョシ』『ドラゴン・タトゥーの女』

「それはバリケードな問題ね」
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正解です、chataさん(笑)。
買っちまいました(笑)。
会社の友人がおぜうさまの頭裏のシリンダーのディティールについて熱く語り
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なんでもこの『チャーミング』版のおぜうさまは人気がないとか(笑)。
バンダイも安く投げ売り。
投機目的のヤツらもあまりに人気のなさに早々に安く売りに出てるとか(笑)。
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↑最初のおぜうさまにくらべて幾分御御足がたくましくなられた今回。
オイラもなんとなく静観していたのだが、件の友人がおぜうさまのシリンダーについてあまりにも暑苦しく語るもんだから、オイラもだんだんその気になってきて
「メカむき出しのディティールは結構好きだな。あの御御足もなんとなくカッコいいのではないか。最初のおぜうだまのツインテールがオイラはあまり好きではないし。しかも定価より安いし。」
と、買う理由を指折り数えてひねり出し、購入したわけですよ(笑)。
いやはや、良くできている。
稼働箇所が結構あり、
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こんなポーズもとれる(笑)。
上記の"らくちん"ポーズ以外では支えがないと自立はできないのだが、それでも完成度の高さは大変なものである。
さらに専用台座でアニメの台詞がいくつか流れたりもする。
いや〜、本当にカッコいい。
チャーミング版が大好きになったよ。
ただオイラの部屋に飾る場所がなく、プロテクトギアと一緒に撮影後に箱詰めと相成った(笑)。
できればちゃんと飾りたいものである。


先週は体調的には安定している。
今年は風邪にもインフルにもかからずに済んではいるのだが、ヤク漬けなのであまりいい状態ではない。
本格的な花粉のシーズンとなった時にどんな状態になるか今から不安である。
本日は外出以外は薬を服用して思い存分寝ていた。


本日日曜日、ジムに行く予定だったが両親の外出に付き合う。
取りあえず寝る前にストレッチをするよていである。


現状、靴は5足を使い回しているので事足りているのだが、最近エンジニアブーツが欲しくてたまらん(笑)。
買っても置き場所も履く機会がないのでね(笑)。
最低二足は履き潰さないと買う意味と理由がオイラには浮かばない(笑)。


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CUT 2月号を購入。
『ドラゴン・タトゥーの女』がらみのインタビュー目当てで、映画鑑賞後に2月号を購入した。
『ドラゴン・タトゥーの女』の本編でも使われていないイメージヴィジュアルが掲載されていてカッコよい。


オイラも投票させてもらった日本インターネット映画大賞の2011年度版の結果が発表になった。
投票数を見ても極々小さい規模のものであるが、上位については世間的な評価と大差がない。
基本的に貶しの意見はあっても載せないというのがポリシーのようで、それはそれでいいのだが、主催者の独断でもいいので投票者の意見の抜粋を載せてもらいたいものである。
まあ、投票した人のブログを全て読んで回ればいいんだろうけどね。
驚いたのが、映画のランキング的には『ブラック・スワン』なのに、作品の思い入れ度のランキングでは『スーパー!』が一位を獲得(笑)。
単館系の作品は観た人が少ない分だけ、点数を多く入れようとする傾向があるのかもしれん。
『スーパー!』はオイラも好きなので溜飲がさがった。
日本インターネット映画大賞集計したスタッフの方々、お疲れさまでした。


先日、パナソニックのエチケットカッター ER-GN50、つまり鼻毛バリカン(笑)、通称ハナバリのパーツを無くして
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のようなパーツを購入して一見落着となった。
筈だった(笑)。
オイラはパーツの
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赤枠の部分まで無くしたのだ。
購入したハナバリのパーツには
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青枠の部分が付いていない(笑)。
ヌハハハハ。
結局ハナバリを全購入することにした(笑)。
まあ左側の透明のキャップも無くしたから、ちょうどいいや、チクショウめ(笑)。


今更だが『チェイサー』、観てみたいな。
韓国映画のクオリティーの高さは本当にすごい。
機材なんてもしかしたら日本の映画の機材よりも良いんじゃないのかな(笑)。
機材で良い映画が出来るわけではないけど、映画を作る手段として適切な使い方をする製作者がいて、それを必要としているのに使えない状態では日本で世界を相手に出来るような作品が出来る確立は低くなるだろうね。
別に韓国に勝てないとかそう言うんじゃなく、まあ平均点ではとっくに韓国に負けてるよな日本映画は(笑)。



『アジョシ』
iPod touchで視聴。
先々週に続けて再見である。
クライマックスのマンソク兄弟の兄のいる場所が所謂ヤクザの事務所的なものではなく、ロココ調な感じのヴィジュアル。
もっとも奥の金庫などは通常事務所的な感じではあったが(笑)。
それでもテシクとマンソク兄弟の一味が殺しあいをする場所としては非常にフレッシュなヴィジュアルではなかったか。
端正な顔立ちのテシクの顔がサイコパスかシリアルキラーのごとく歪んだ無表情さがすばらしい。
すべてがスタイリッシュでカッコいい映画だ。
ラストのソミが大きく腕を開いてテシクを受け入れるところがね、小さい女の子でも母性はあるもんだなと感心した。
それに比べて男は本当に雑だよな(笑)。


『ドラゴン・タトゥーの女』
ネタバレあります。
先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
傑作である。
本年度一位でもいいかな(笑)。
珍しくパンフも買っちゃったし(笑)。
まだリドリー・スコットの『プロメテウス』観てないけど。
本作監督のデヴィド・フィンチャーの映画では『セヴン』が一番好きで、そのちょっと下ぐらいに『ファイト・クラブ』。
他には『エイリアン3』『ゲーム』『パニック・ルーム』『ゾディアック』なんかも観たけど、ハッキリ言えばまったくノれなかった。
なので『ベンジャミン・バトン 数奇な人生 』『ソーシャル・ネットワーク』は敬遠していたのだ。
が、本作『ドラゴン・タトゥーの女』観たら、観てない『ベンジャミン・バトン 数奇な人生 』『ソーシャル・ネットワーク』を観てみたいというモチベーションになったよ。
元々画作りがムチャクチャカッコいい監督だったが
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本作は全体的に寒色な色調の印象。
舞台をアメリカに移さずに、原作通りのスウェーデンにした事が吉とでたのか。
寒々としたクールさが作品を支配していた。
『セヴン』もどちらかというと寒色なんだけど、ラストのクライマックスの印象から割と暖色な印象として覚えている。
オイラはこの『セヴン』が大好きで、スタンリー・キューブリックの作品や『ブレードランナー』を
必ず一年に一度は観るのと同じように、大事な作品なのである。
なのでこの『セヴン』を作ったデヴィド・フィンチャーを再び好きになれる作品に出会えて嬉しく思う。
この映画について、オイラ実は物語の筋をちゃんと把握できていない(笑)。
聞き慣れない横文字の人名やらが多数出てくるわ、場所の名前も追いきれないわ(笑)。
なので筋を追う事は早々に諦めた(笑)。
もしこれが好きな作品になったらDVDで何度も見返せば分かるものだから。
とりあえず細かい筋立てについては置いておいて、初見はこのヴィヴュアルの快楽に身を任せようと思ったのだ。
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大雑把に言ってこの映画は三つの物語が絡み合って進行する。
一つはダニエル・クレイグ演じるミカエルの話。
二つ目はミカエルの助手となる天才的なハッカー、ルーニー・マーラ演じるリスベット・サランデルの話。
三つ目はハリエット殺しに関わるヴァンゲル家の物語。
その三つがそれぞれに見事な着地を見せている。
つまりエンディングが3つあるのだ。
観てる方としては一つ目のヴァンゲル家と二つ目のミカエルのエンディングで腹一杯になっていた。
どうせ最後のリスベットの物語のエンディングはほっとかれるんだろうな、と思っていたのだ。
それが、最後の最後で物悲しくもある種のカタルシスを与えられるようなエンディングでこの映画を締めたのだ。
最後にはみんなこのリスベットが好きになるんじゃないかな。
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タトゥーとピアスと変な髪型のこの女が最後には最高に愛おしくなる。
この映画はアクション映画であり、サスペンス映画であり、ミステリー映画であり、そして悲恋のラブロマンスの映画だったのだよ(笑)。
スウェーデンと言えばアストリッド・リンドグレーンの『長くつ下のピッピ』だけど、リスベットの造形にピッピが影響しているらしい。
痩せた体躯に並外れた身体能力で悪と戦うピッピは、『ドラゴン・タトゥーの女』の原作のリスベットに影響を与えていたのだ。
とにかくリスベットはカッコいい。
バイクのテクニック、銃の扱い、格闘に対する肝の座り方、知性的であり、バイセクシャルで、天才的なハッカー。
でね、このリスベットの特徴を羅列して、尚かつ本作のオープニングを観ると、この映画、デヴィド・フィンチャーなりの押井守版『GHOST IN THE SHELL』の翻案なのではないかと。
リスベットの特徴ってまさに草薙素子少佐じゃん(笑)。
だとしたら、もうハリウッドで『GHOST IN THE SHELL』のリメイクは必要ないんでないかな。
フィンチャーがそれを見事にこなしたんだから。
そんなわけで細かいところはDVDが出てから細かく見て感想を書きます。
『セヴン』が好きでその他のフィンチャーの映画にがっかりしてた人には、オススメです。
by 16mm | 2012-02-12 21:23 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Comments(2)

『アジョシ』『HUBBLE 3D ハッブル宇宙望遠鏡』

「ブログ読んでるよ。おもしろいね」
「マジ?(うれしいw)」
「あのジムのところ。毎週の体重(笑)。体重、減らないね(笑)」
「あはははは」
「あはははは」
「映画の感想なんかもかいてるけど」
「メンドクサイこと書いてあるからから読んでない」
読んでない...よんでない...ヨンデナイ...YONDENAI...(以下エコー(笑))
全世界で十数人はいるであろう拙ブログの読み手の関心事がオイラの体重のみであると分かった(笑)。
いいでしょう(笑)。
笑ってもらってナンボですから(笑)。


で、本日日曜日のジム(笑)。
ストレッチ、筋トレ、ランニングマシン、プール。
ランニングマシンは35分で3.55kmの464cal。
プールは歩く事30分。
筋肉のコワばりが半端ないような気がするので、本当に毎日ストレッチをやろうと思う。
...明日から(笑)。
体重95.55kg。
どーだ皆のもの、満足か(笑)。


先週から職場が引っ越しとなり、立地の関係でしばらく新社屋の食堂で昼飯を食べる。
これ幸いにとパン食にする。
パンにすれば痩せるというわけではないだろうが、いままで昼飯代がだいたい800円ほどしてたのが400円以下で済んでいる(笑)。
これは、なんとなく痩せる気がしないか?(意味不明w)。


耳鼻科の薬を飲みサボると痰が多くなるような気がする。


先週土曜日、母親の通院の送迎。
来週から父親が二日ほど入院であるが、これはあまり心配事ではない。


先週土曜日、歯の治療。
治療後、先生に買ったばかりのSONYα NEX-7を触らせてもらう。
イイ。
持ち易い。APS-C。2470万画素。高解像度ファインダー。
特に高解像度のファインダーがボディにくっついているのでホットシューが空いている。
なので外部ストロボを繋げられる。
欲しいと思っていたものが全てあるじゃんw。
SONYだからいつカメラから撤退するやも、という心配もこのカメラに関してはオイラには無用。
レンズはアダプターで他のメーカーのを使うので筐体さえ生きてれば別に今後どうなろうとどーでもいいし(笑)。
所詮サブの位置づけのつもりなのでそれでいい。
だが、サブとしてシステムを考えたらSONYα NEX-7は最強じゃなくって(笑)。
こないだ買ったオリンパスは売る方向で(笑)。
そのカネでSONYα NEX-7を購入するつもりである(笑)。
衝動的にとはこういうことだあね(笑)。


『OTOMO KATSUHIRO ARTWORK KABA2 』
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本当に情報弱者になったもんだ(笑)。
コレの発売を知ったのは、発売当日(笑)。
先週の月曜日だよ(笑)。
会社出てからソッコーで本屋に駆け込んで購入(笑)。
いや〜頁をめくる至福と恍惚(笑)。
おお、大友のガキの頃の写真なんかもあるでよ(笑)。
一時期寺田克也のようにデジタルでの作画に行くと思ったら、どうやらそっちには行かなかったようだ。
カッコいいなあ、ウメぇなあ。
映画はもういいからマンガ描いて下さい(笑)。


『結婚しないと思ってた オタクがDQNな恋をした!』
この手の婚活モノの本が割と好きである(笑)。
だが、これも割とだが『あたしンち』のような家族の話になってしまうと途端に興味が無くなる(笑)。
これは面白いとかつまらないとか言う話ではなく、完全に興味の問題だと思われる。
他人の婚活や恋愛の失敗を見る事で自分を安心させているのかもしれんが、よくわからん(笑)。
本書のカラスヤサトシも名前は知ってるが今まで作品を読んだ事はない。
本書のテーマのみで興味を持って購入したわけである。
ジリジリと焼けるような幸せというのだろうか。
3.11を絡めて生まれてくる子供への愛情が伝わってくるところで締めくくられていた。
巻末には作者と宇多丸の対談があったりで、オイラにとってはなかなか豪華なものであった(笑)。


『アジョシ』
ネタバレあります。
iPod touchで視聴。
発売当日にソッコーでレンタル店に行ったらすんなり借りれて拍子抜け。
10本中2本ほどしか借りられていなかった。
まあ、そのおかげでオイラが借りられたわけだが(笑)。
『アジョシ』は近場で上映してなかった事もあって劇場では観ていない。
オイラの考え方の悪いところで、韓国映画を日本映画と同じかそれ以下に感じてしまうところがある。
同じ東洋で、同じような顔つきで、というところからなのだが。
なのでなんとなくアジア圏の映画より欧米圏の映画に行ってしまう。
しかし、欧米圏の映画に行くのは良いとして、ボチボチ韓国映画が日本と同列などと考えるような愚は改めねばなるまい。
韓国映画には『きみはペット』等の路線もあるが、それと対局とも言うべき『息もできない』とか『悪魔を見た』なんていうバイオレンスな傑作もあるのだ。
いや『きみはペット』の路線が悪いと言っているわけではない。単純にオイラはその路線に興味がもてないだけなのだが。
閑話休題。
『アジョシ』は例によって宇多丸が絶賛していたので興味があったのだ。
最高にオモロかったね。
『アジョシ』も昨年観てたら、昨年度のベストに絶対上位で入ってた。
ああ、無理してでも劇場に脚を運ぶべきだった。
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こういうヴィジュアルなので『レオン』を彷彿させますわな。
ちょっとイケメンの質屋のおじさんが、実は筋金入りの殺人マシーンであったというもの。
物語的にも特に真新しいものでもないし、所謂勧善懲悪に近い体を成しているので役回り的にも悪い奴は問答無用にワルだったりするし、暴力の連鎖が、などというテーマでもない。
ではこの『アジョシ』の何が良かったのかと言えば、今まで見た事あるような展開やヴィジュアルを如何に新しい切り口でフレッシュに感じさせるかというところに腐心して作られているからである。
『レオン』のようなヴィジュアルであるが実際は違っていたりとか、拷問シーンやカーチェイスもあるが、そのどれもが非常にフレッシュなのである。
ドライヤーを使った拷問なんて初めて見たよ。
んで、この映画の成功は監督や撮影の力量は勿論なんだけど、なんと言っても主役である"おじさん"テシクを演じたウォンビンだね。
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最初に出てきた時は鬼太郎のような感じであったが(笑)後半
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こうなる。
鍛え抜かれた鋼の腹筋(笑)。
まさに「ウホッ!!いい男」(笑)。
あるいは
「ワオ!マジか!抱いてくれ」
ではないか(笑)。
最後の決戦に向けて髪の毛を切り身支度をするのなんてまさに『タクシードライバー』なんだけど、それを能力のある監督と俳優が作り上げればゾクゾクするようなフレッシュさになるものなのだ。
レンタルDVDだったのでメイキングが15分ぐらいしか入っていなかったが、ブルーレイなどに入ってるメイキングはそれよりも長く、ウォンビンのアクションがスタント抜きで演じられているところも撮られているらしい。
当初このウォンビン演じるテシクの役はタイトルのアジョシ(おじさん)に相応しい60代の、更に言えば北野武を想定していたという。
そう考えると北野武でテシクというのはすごくハマってて見てみたかった気がするね。
ただこの映画に対しウォンビン側からこのテシクの役を絶対やりたいと逆オファーがあり、それでキャスティングされたらしい。
ウォンビンが自ら演じたいと言って、その言葉を誠実なものとする為の努力がどれほどのものだったかということを感じさせる上の画像。
ウォンビンにとって童顔でイケメンの顔というのはある意味呪いのようなものでしかなかったのかもしれんな。
顔だけのタレントだろ、という世評や世のイメージに対して自分自信の幅を広げようとする努力は並大抵の事ではない筈だ。
このウォンビンの顔を見るにつけ、なんとなく木村拓哉に似てるなと思った。
木村拓哉も山田洋次と組んだ映画ではかなり自分を抑えていたと思うが、『SPACE BATTLESHIP ヤマト』の時はもう明らかにキムタクのロジック全開で映画の雰囲気を乱していたからね。
木村にもうすこし自分を抑える謙虚さと、そしてキムタクを恐れず演出できる監督がいたなら。
ウォンビンはかなり自分を抑えつつ、自分に必要とされる肉体や演技、アクションに対しては徹底的に準備してこの役に挑んでいたんだと思われる。
他の役者にしても映画的な画になるイイ顔を集めた感じで大変良い。
テシクと対になるラム・ロワンの性格付けやたたずまい。
切れ者で粗暴な感のある警察官のキムが、ラストの近くの車の場面で、後部座席に子供が乗っているのを思い出してタバコをすうのを止める何気ない仕草。
俳優諸氏も上手いが全体にある、言葉にしない何気ない仕草の情報というのが実に上手い。
台詞に頼らないでその登場人物の内面や性格まで観客に分からせる。
この警察官は粗暴だけどちゃんと子供に対する無言の配慮をするんだな、とか。
コイツは殺人マシーンの殺し屋だけど、子供に残酷なところを見せたくないという繊細さもあるんだな、とか。
残酷な描写が多そうだと思われがちだけど、眼を背けたくなるようなエグさはまったくない。
そのエグさはむしろ間接的な描写で観る側に想像させるように演出されている。
ネイルアートを一つのキーにした間接描写は本当に上手いね。切なく泣けてくるよ。
ほぼ完璧に近いS級の娯楽映画である。
が、宇多丸も言っていたが、テシクが泣くのは最後までとっておいた方が良かったかな。
それぐらい。
後はもう、オススメです。


『HUBBLE 3D ハッブル宇宙望遠鏡』
土曜日。109シネマズ菖蒲。
IMAXで3Dでハッブルということで期待していたのだ。
IMAXで3Dで観れる劇場もそうそうないようなので、こういうものはやっていたら観ておいた方がいいなと(笑)。
オイラこれでも高校時代には天体写真撮ってたぐらいの天文オタなのよ(笑)。
マジにw。
『コスモス』も本で全部持ってるしね(笑)。
この映画、ハッブル宇宙望遠鏡で写し取った画像をIMAXで上映し、宇宙空間に浮かぶハッブルなどを3Dで見せてくれる、もんだと思っていたのだ(笑)。
実際はハッブル宇宙望遠鏡のスペースシャトルでの打ち上げと、その後の補修などの記録を主としたドキュメンタリーであった。
その補修や打ち上げ風景も3Dで観れて、それはそれでなかなかだったんだけどね。
オイラとしてはもっとハッブルが見た宇宙や、宇宙に浮かぶハッブルなんかももった見たかったよ。
ハッブルの巨大な筒の鏡の蓋に写った地球なんてちょっと感動したな。
『アバター』でもそんなシーンがあったけど。
宇宙飛行士には敬意を払うが、彼等のおちゃらけ映像をわざわざIMAXと3Dで観たいとは思わんぞ(笑)。
仕方ないか、NASAの宣伝映画だからねえ。
それから、この映画全部日本語吹き替えなんだけど、それがまったく映像にマッチしないなと思った。
これは日本語がSFに合わないという意味と同義なのかもしれんが、字幕でやってもらいたかった。
お金を出して観るほどの事はなかったな。
でも観なきゃわかんなかったしね(笑)。
by 16mm | 2012-02-05 20:12 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Comments(0)