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『その 街のこども 劇場版』

先週土曜日、心療内科。
担当医との面接。
花粉がまっている渦中にあって息苦しさの発作はない旨伝える。
発作を苦しく感じるのは自分の弱さではないという事を再三にわたって言われる。
この辺りも「がんばれ」という言葉を禁句にしている医療の感じが伝わる。
今のところ脳内セロトニンの不足による症状だと判断され、一日三錠のパキシルを飲んでいる。
これはセロトニンを増やすのではなく、セロトニンを生産するところを強化するようなものだとのこと。
つまりある程度薬の効果が軌道にのれば、セロトニンの生産が安定し不足もなくなるということらしい。
薬を飲み始めてどのくらいの期間で軌道にのるかという経験則のデータと患者との対話で判断するものと思われる。
取りあえず今月も維持療法で薬の量は変らず。
ところで、薬や治療の領収書に"精神科"という文字が刻印されている。
なるほど。
これでオイラが殺人やら白昼に全裸で「ユリイカ」と叫んで走り回った時、彼は精神科へ通院中でした、などと報道されるのであろうな(笑)。


先週土曜日、ヘアカット。
担当の女性が今月いっぱいで店を辞めるとのこと。
非常に残念である。


CHROME HEARTS/QUICK CLIP CROSSBALL
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シルバーものが欲しいなと思っていた。
アクセサリーを身につけるタイプではないので、ボールペンかなあ、と思っていたが、それこそ筆記用具を普段あまり使わない。
iPhoneを持ち歩くのに、ベルトにボタンで固定するバリスティックナイロン生地のケースを使っているのだが、デブの所為か(笑)、脇腹で押されて固定しているボタンが必ず外れるのだ(笑)。
なのでカナビラをつけてベルトループに引っ掛けるという事でしのいでいた。
それならカナビラの代わりにキーホルダーで引っ掛けたらどうかと考えた。
最初、"シルバー キーホルダー"で検索したら1万円以下ぐらいで出てきたので、「まあ、こんなもんかな」と気楽にしていた。
で、会社の友人にいくつかシルバーのブランドを教えてもらって"クロムハーツ"で検索したら、前述した1万円ぐらいのキーホルダーと同じようなデザインのものが出てきたではないか(笑)。
しかも、なんか"クロムハーツ"の方がシンプルかつゴツさがオイラのハートを鷲掴み(笑)。
値段は......。
84000円(笑)。
1万円以下のとほぼ同じようなデザインでありながら値段が10倍に跳ね上がっているがな(笑)。
なんで、なんで(笑)。
これがブランド力ってやつなの(笑)。
資本主義ってコワい(笑)。
こんなモンを見ちゃったから、たかがキーホルダー、こんなもんで十分だろうという程度の意識から急に逸脱し、呻吟すること二日間。
件の友人に大宮にクロムハーツを売っているところがあると言われて、取りあえず行ってみたわけだ。
このクロムハーツのキーホルダー、ネットでは売り切れの表示ばかりだったのでどうせサイタマの田舎になどあるわけがないとタカをくくっていたのだ。
......
あったがな(笑)。
ありましたよ(笑)。
めざとい黒尽くめの売り子のおねえさんがすかさずやってきて
「おだししましょうか」
と聞いてきた。
「はい」
と答えたオイラ。
やっちまった(笑)。
オイラ、ショーケースのものを出して貰ったら基本的に買う事にしていたのだ。
「コレ、分割できますか」
で、2年ローンを組んで買いましたよ(笑)。
最終的には11万円ぐらいになるようだけど。
自分にご褒美とかいうけど、最近のオイラはご褒美だらけでさ(笑)。
さらに今年の夏あたりにはデジカメを買う予定なので現金は残しておきたいのよ(笑)。
いやはや。
アクセサリーとも言えなくないが、ネット上で見つけた下の画像
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を見てこの使い込まれ方にシビれたという事もあった。
基本的に磨きはせずに酸化して黒ずむのにまかせようかと思っている。
この慣れないキーホルダーをせめてローンを払っている間は落としませんように(笑)。
そして、11万円分ぐらいのご利益がありますように(笑)。


Sony α NEX-7。
上記の二つのキーホルダーが買った当時の綺麗な状態として画像に残しておこうと、黒い紙袋の中にブツを入れ、それを簡易的なスタジオにする。
向かって右側に白い箱を置いてレフにし、左前から外部ストロボを発光させて撮影。
部屋は真っ暗にするのでストロボの光とその反射のみの白黒世界。
ストロボのシンクロも問題ないよう。
三脚を立ててファインダーで部分拡大してピントを精密に合わせる事ができるのがいい。
マニュアル・フォーカスの使いかってはオリンパスEP-3よりもはるかに良い。
ピントが合っているところが赤くなるのもいい。
ただ撮影の設定をマニュアルにすると暗さに応じてファインダー内の明るさが変化する機能がなくなるのが惜しい。
初めて2400万画素、6000ピクセルの画像を現像しPhotoshopでいじってみたが、特に挙動の重さは感じなかった。
夏にはD800の3600万画素である。
果たしてその巨大な画像を現状のパソコンで運用することができるだろうか。


先週日曜日の情熱大陸で浅野いにおが出ていたので観る。
15分ほどで視聴をやめる。


石黒昇が死去。
名前を知ったのは『超時空要塞マクロス』のムックでの座談。
強い作家性というよりも、総合力で制作の舵取りが上手いひとの様な印象。
なので『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』では連名で河森正治との共同監督の扱い。
当時、若い河森が映画の監督ということで前面に出ていたが、細かい作画や制作の面倒な部分は石黒が受け持ったと思われる。
蛇足だが、アニメ制作の面倒なドロ沼部分に河森を介入させなかった(多分河森もそんな汚れ仕事をやりたがるタイプではないだろうしね)石黒の親心がアダとなり、その後の河森はアドバイザーやスーパーバイザーを名のるだけで、監督としては成功していない。
思えば石黒は『宇宙戦艦ヤマト』の時から黒子であった。
監督クレジットされている松本零士がアニメーションの現場を仕切れる筈が無いので、まったくのお飾り監督。
石黒昇が実質的な監督業を請け負っていたようなものだ。
でも手柄は松本零士に。
松本にしても、自分がいなければ『宇宙戦艦ヤマト』は存在しななんてことを良く言えたもんだ。
オイラが観てきて、面白いな、とか、影響を受けたな、と思える作品の多くに石黒昇は影のように存在していた。
ご冥福をお祈りします。


本日日曜日、ジムに。
ストレッチ。
ランニング・マシン、40分で4.04km。440cal。
プール・ウォーキング、30分。
体重95.35kg。


CUT誌4月号。
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3D公開記念での『タイタニック』特集。
初めて見る写真も多い。
ジェームズ・キャメロンのインタビューやフィルモグラフィーの解説も良かったが、なんといってもカマシまくりの押井守へのキャメロンに関するインタビューが面白かった。


『ベスト・オブ・映画欠席裁判 (文春文庫) [文庫]』
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良書である。
分かり易いし、面白いし、サイコーじゃないですか(笑)。
町山智浩 と 柳下毅一郎の漫才のような掛け合い。
それでいて映画評論、或は、映画評論家というものの存在意義を明確にしている。
所謂一般人は年に10本も映画を観ないだろう。
観たとしてもハズしの少ない話題作に限定される。
いやしくも評論家で少なくとも3ケタの単位で映画を観るのであれば、一般人が観ないような映画も観るべきで、その中からひと粒でも宝を探し出すのが映画評論家としてのつとめである。
大手の映画会社から先生呼ばわりで話題作のみを観て
「涙が止まりません」
とか
「私はこの映画を観る為に生まれてきました」
などと低レベルな印象批評をするなどは評論家の言う事ではない。
そして少なくとも専門レベルではなく、日常レベルの外国語の理解力は必須だなと町山と柳下の掛け合いで思い知った。
二人とも英語できるひとだからね(笑)。
専門レベルでなくていいというのは、せいぜい戸田奈津子程度でいいということ(笑)。
なにせ戸田女史、"北極大陸"なんて訳をするぐらいだから(笑)。
北極に大陸なんてないという専門知識以前の常識や教養がなくても映画字幕ができるんだから(笑)。
ゴミの中からひと粒の宝を見つけ出し、それがどうして宝なのかということの意味付けを最初にするのが評論家の仕事なのだと思う。
オイラにとって信頼出来る町山智浩のような評論家を知っているというだけで、映画を観る事が豊になものになっている。


『3月のライオン 7』
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雑誌が出る度に立ち読みしていても単行本になると新鮮な感動として受け止められる。
前巻で出てきた凶相で悪役にしか思えなかった山崎順慶を愛すべき人物として掘り下げている。
別に悪役のままでも物語上なんも問題もないのに。
羽海野チカは戦う男達に徹底した優しいまなざしで思い入れをする。
その反面、ひなを虐めていた主犯の女子生徒にはまったく容赦なく悪として描写している。
女性作家が同性をきびしく見ざるをえない結果なのかもしれないが、どちらかというと戦わずに高みの見物をしている人間に対する冷淡さというべきなのかもしれない。
若造も中年もジジイも。
このマンガに出てくる戦う男達のなんとも魅力的な事よ。
この作品の一種の神の存在である宗谷などは、戦う事にのみ特化した男として描かれている。
この男の面倒臭さをなんとか理解しようとする作者の想いが伝わる。


『大東京トイボックス (8) 』
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マンガ大賞2012、2位。
惜しいなあ。
1位の荒川弘『銀の匙 Silver Spoon』は読んでないのでなんとも言えんが。
『トイボ』大好きなのですごく残念。
この作品、一応明確な主人公がいたんだけど、巻を追うごとに物語のメインになる登場人物が変わりまくり、増えまくり。
もう本当に群像劇みたいなものですな。
今回の巻はものすごくスリリングだった。
月刊誌連載だからしょうがないけど一年に一冊の単行本。
物語上の時間は2年でひと月ぐらいしか進んでないんでないかい(笑)。
まさに『巨人の星』みたい(笑)。
続きがものすごく楽しみ。
また来年。


芸術新潮 2012年4月号
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何の情報もなく、本屋で見つけたときはまさに衝撃(笑)。
"大友克洋の衝撃"
速攻で買いですがな(笑)。
本文は大友のインタビュー。
評論や解説があり、更に描き下ろしの大友の漫画がある。
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大友の近影なんかもあって無茶苦茶リッチな特集。
現在初の少年誌連載のための作画をしているようだ。
雑誌は分からんが楽しみである。
アニメや実写映画は止めて、もっと漫画を描いてほしい。


『その街のこども 劇場版』
ネタバレあります。
iPod touchで視聴。
本作は昨年の1月30日にライムスター宇多丸が評論している。
この評論が実に見事でこの作品を観た人でも聴いて損はない。
『その街のこども 劇場版』
オイラ自身も宇多丸の評論を昨年聴いて多少の興味は持っていたのだが、それこそそのうち観る機会もあるだろうぐらいであった。
本作はNHKで放映されたTVドラマを再編集し、カットを継ぎ足して劇場版とした。
安直な作りのようであるが、<TV版は未見なのでわからないが>劇場版は劇映画として恥ずかしくないどころか、完成度が高く、野心的で、実験的で、更に感動的なものに仕上がっていた。
で、実は本作についてある時期を境に受け止める感情が微妙に変化したかもしれないと感じた。
宇多丸の評論もその"ある時期"の前なのだ。
そのある時期というのは、言うまでもなく3.11。
東日本大震災である。
そもそも『その街のこども』というドラマが、阪神・淡路大震災から15年ということでの特集ドラマなのだ。
建築会社に勤める男と、コンパニオンをやってる女がふとした切っ掛けで出会い、夜の神戸を歩くというロードムービー。
この男女二人とも15年前に震災で被災したという設定。
まさに"その街のこども"だったのだ。
15年の歳月はあの災厄を人々から遠い存在と認識され始めた頃。
建築会社の社員として安心や耐震を気にかける男は、あの震災が100年に一度のものとして扱われ、そうそう起こり得ない事に対してコストをかけられないと言われ始めた世に対して愕然とする。
100年に一度という感覚は3.11を経験する前のオイラもかなりそう思っていた。
そうそう起こる筈も無い。
起こってほしくない。
願いどころか祈る事も忘れて日々生きてきた。
100年に一度という言葉が3.11を経験した今のオイラには悪い冗談、皮肉にしか感じられない。
3.11前の楽観が嘘のようだ。
偶然とはいえ、この作品は観た時期によって受け止め方に多様性を持たせる事になった。
この作品の男女、森山未來と佐藤江梨子の二人も役柄同様実際に神戸で被災している。
本作の作り自体が虚実ないまぜの境界線のあやふやな不思議な浮遊感が感じられた。
それは撮影そのものがそうで、<スティディ・カムぐらいはもしかしたら使っているかもしれないが>全編ほぼ手持ちカメラでの撮影。
ドラマでありながらノンフィクションのドキュメンタリーのようであり。
更に二人の台詞まわしが全てアドリブのような自然さなのである。
この二人の役者、こんなに上手いのか?演技が。
実際は脚本家がいて上手く構成されているのは言うまでもないのだが、そんな作為をまったく感じさせない。
松本人志が『大日本人』で愚にもつかないフェイク・ドキュメンタリーを装っていたが、比べ物にならないぐらい。
ドキュメンタリー風に見せるドラマがこんなに上手く成立するんだと言う衝撃。
民放のドラマだってそういうことはやらないだろう。
演出的な意味の含め方もずば抜けている。
この辺りは宇多丸の評論を聴いて溜飲がさがったのだが、男女二人が10分交代で荷物の持ちっこをするのであるが、その荷物というものが男女二人がそれぞれに背負っている"肩の荷"になっており、荷物を背負ってもらい、肩の荷のない方が自分の心情を吐露していくという。
物語の展開上、女の方が早く肩の荷が無くなるというのもものすごく示唆にとんだ演出。
明らかに演出なのにそれを感じさせない上手さ。
で、もう完全にネタバレなんだけどこの映画の一つのクライマックスがコレ。
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別れ際、握手をしようと手を差し伸べる男を無視して抱きつく女。
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佐藤江梨子がまたすごく画になって良い顔なんだよな。
彼女最高だね。
苦しんでいる人がいたら手を差し伸べるのではなく、思い切り抱きしめるぐらいの勢いで助け合う。
たぶんこのドラマが災厄にたいする控えめかつ大胆な主張。
この男女、また来年、とか言ってもう二度と会う事はないだろうなという予感をさせる。
さらに作品を通して恋愛関係を持ち込む事もしていない。
このような一期一会の関係であっても、その時は本当にお互いに抱きしめてあげられる。
それが歳月によって風化させないための希望。
すげえよNHK。
この監督『ハゲタカ』の演出もした人らしい。
サントラもあまりにも良すぎてAmazonで注文してしまいました(笑)。
オススメです。


今週は歯の治療。
花粉は終わったのだろうか?
今週も発作がおこりませんように。
by 16mm | 2012-03-25 22:23 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)

『悪人』

このブログのアクセス解析で分かったのだが、この拙文をスマートフォンや携帯電話で読んでいる人が結構いたりする。
鬱陶しいので(笑)自分ではiPhoneで拙サイトにアクセスすることはまったくないので、完全にオイラ以外の人が定期的にきてくれているようだ。
ダラダラと長いだけの文章で、なおかつ小さい画面で読んでくれていると思うと頭が下がる思いである。
そんな方々のちょっとした暇つぶしにでもなれば幸いである。


先週はマスクと龍角散のど飴がまったく手放せないほど花粉症を発症。
のどは常にイガらっぽく、痰の滞留は酷くなり、のべつくしゃみを連発。
マスクの隙間から龍角散のど飴を投げ込み、無くなるとすぐにまた投げ込む。
ヒョイ、パク、ヒョイ、パク。
タバコで言うところのチェーン・スモーカーのようなものである(笑)。
先週半ばぐらいで今年の花粉は例年より少なく、ピークを越えたみたいな事をらしいが、オイラはまさに花粉絶好調のただ中であったのだよ(笑)。
という事は、まだ当分続くのだろうな(笑)。


そんな状態なせいか窒息感の発作まではいかぬが、ちょっと走ると息が切れて息苦しくなる。
先週の土曜日に耳鼻科に。
花粉症の患者でいつもより人が多い。
治療はいつもの感じで30秒で終了。
薬の処方も同じ。
痰の滞留は症状が治まっている時もあるが、やはり完治はしていない。
この鬱陶しさにも大分慣れてはきたが。


先週土曜日、ジムに。
ストレッチ、筋トレ、ランニング・マシン。
今回はプールを使わずに、ランニング・マシンをランダムに傾斜させて時速6kmぐらいを目標にする。
結果、65分で6.42km。695cal。
目標にはちょっと足りなかったがかなり汗だく。
その後プールに浸かる気力もなかった(笑)。
体重95.65kg。


本日日曜日、疲れがとれずに寝たり起きたり。
眠気を催す薬も昼間から飲めるのでずっと布団の中にいるようなものである。


これまで平日の夕食を抜いてきたわけであるが、診療所の医者に完全に抜くのもどうかと、という事を言われた。
のを多少ふまえて週に一度、21時ぐらいにとれるようなら晩飯を外食でとることに。
実は昼飯も多少は少なめにしている、筈なのだ(笑)。
なのに減らない体重(笑)。
お気に入りはステーキガスト(笑)。
なかなかリーズナブルに肉が食える上にサラダバーの食べ放題がつく(笑)。
サラダバーに行っては小鉢にコーンのみを山盛りにして往復する(笑)。
でメインを食べた後は、甘ったるいフルーツポンチを往復する。
そんなわけで節制してるという割には暴食気味である。
こと食に関しては中庸であるとかが出来ない(笑)。
いつ如何なるときも0か100。
デッドオアアライブ(笑)。
で、その日は先週の金曜日。
金曜日なだけに割と混んでいた。
通された席に問題はなかったが、隣に二十代女子と思われる集団3名が居座っていた。
図々しくもオイラが座ろうとしてた席にまで私物を置いていやがった。
で、オイラが来た途端スゴスゴと荷物を自分の手元に持っていったが(笑)。
聴くともなしに聞こえてくる女子達の話題は、これから来るであろう"ユウコ"が海外赴任するエリート旦那と結婚する事へのヤッカミ的な悪口(笑)。
会社の上司の悪口などなと。
まずい(笑)。
この状況下でオイラがいつものように小鉢山盛りのコーンを往復してきたら話題の中心がオイラになる可能性がある(笑)。
「なに、となりの場所取るデブ」
「髪の毛金髪にしてチャラ男を気取ってるのかしら」
「いい歳して映画の本読んでいるわよ。ここにも一人で。友達いないのかしら」
「イタイ〜」
と、会話の内容が瞬時にシミュレート、或は、単なる仮定の会話内容(笑)己の頭を支配する(笑)。
いつもは最低3度往復するコーンとフルーツポンチをそれぞれ1度にし。
モフモフとよく噛まずに早々と平らげて店を後にした。
ああ。
今日の状態ならポンチ5往復はいけたのに。
ポンチ〜(笑)。
オイラが帰る時、件の話題になっていた"ユウコ"がやってきた。
オイラは"ユウコ"に
「コイツら友達、チャウで〜、ユウコ」
と心の中でささやくも"ユウコ"が来た途端、嘘の喜びと祝福に笑いあう女子達。
宇多丸的な言い方で言えば
「女の野郎w」
ってな感じである(笑)。


先週健康診断の再検査。
腹部エコーを入社時以来ぶりにやる。
ゼリーを腹に塗って機械を押し当てた瞬間に
「肝脂肪ですね〜」
と若造の医者(笑)。


吉本隆明死去。
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吉本良明、ではない(笑)。
このギャグを知る人もそうはいないだろうな(笑)。
オイラが初めて知った日本の哲学者、思想家である。
といっても、名前を知ったのは吉本と埴谷雄高の論争を批評したビートたけしの本からだったが。
たぶん大学浪人の頃だったと思う。
世間を知らなかったといえばそれまでだが、哲学者や思想家というものが百科事典の中の過去にしか存在しないと思っていたボンクラな若造だった頃である。
学者ではあるかもしれないが、学校の先生ではない。
この人、どうやってお金を稼いでいるんだろう(笑)、と真剣に悩んだね(笑)。
思想家で詩人といったら駅前で己の詩集を並べて売る人ぐらいのイメージしかなかったのだから。
オイラが思想家というのを初めて職業として意識した人物が吉本隆明だった。
日本の思想界の強烈なカリスマであったわけだが、オイラはその頃から大学生の間、傾倒していたのは精神分析学者の岸田秀であったので、吉本に強烈に入れ込んだという事はなかった。
なので吉本について語れる事はかなり少ないのだが"共同幻想"という言葉を発明した一点だけでも彼の偉大さは分かるつもりだ。
というか、吉本の本は難しくて分かり難いのが多いというのが正直なところ(笑)。
吉本信者がたくさんいる以上、理解できないヤツは理解力に劣るということかもしれんが(笑)。
岸田秀の唯幻論と吉本の共同幻想論は完全にイコールではなく、むしろ"幻"の字以外にはあまり共通点がないような気もしている。
しかし、80年代から少なくとも90年の中頃まで、オイラが学生だった頃が含まれるわけだが、この"幻"の字がものすごく魅力的で輝いていた時期があったのだ。
オイラはいまだにこの"幻"の字にすがりついている。
いや、取り付かれているのかもしれんが(笑)。
吉本への興味はここ最近は随分薄れて、せいぜい渋谷陽一とのインタビューの誌面を相当なナナメ読みで済ましていたぐらい。


先週購入したSony α NEX-7。
本格的な撮影はまだ先になりそうであるが、ベタベタと触りまくって手に馴染ませている。
持った感じのホールド感は良好。
慎重にやれば手持ちでもブレを抑えられそう。
ただこれは言っても仕方ないのだが、オイラの利き眼が左なのでファインダに顔を密着させるとボディ背面にあるダイヤルやらスイッチが押し難くなる。
これは自分也に慣れと方法論を見つけねばなるまい。


データ化した『GO』をiPod touchで視聴をしているもなかなか前に進まない(笑)。
どうも主演の窪塚洋介が気に入らない(笑)。
メイキングの記者会見やインタビューの時の感じもどうも好きになれずにイライラする(笑)。
そんなにキライな俳優ではなかった筈なのに。
もう途中だけど観るの止めちゃおうかな(笑)。
山崎努と大竹しのぶはすごく安心して観れて面白いんだけどなあ。


月刊コミックビーム誌が立ち読み出来た(笑)。
なんと桜玉吉が読み切りで復活。
すごくうれしい。
また読み切りで不定期に掲載されるとのことだが、いつまでも待ってるから好きな時に戻ってきてほしい。
いしかわじゅんの漫画も見てみる。
もうトビラ画で萎える(笑)。
どう考えてもヘタクソだよな(笑)。
webでやっている『ミミ正』の方が面白いと思う。
いしかわの漫画で初めて面白いと感じたよ(笑)。


ビッグコミックスピリッツ誌に連載されていた『SP 警視庁警備部警護課第四係』が先週完結。
単行本は4月末に出るらしいが掲載版と内容が大きく変わる事はないだろうから『SP』の物語はここで完結したと考えていいだろう。
非常に残念であるのだが、なんとも煮え切らない、映画版以上にあやふやな作品になってしまった。
後述するが原作者の金城一紀はコミック版としての原作を一応はかいていたと思うが、『SP』自体に興味を失っていたのかもしれん。
映画版にしてもコミック版の終わり方にしても、これらの終わり方を良しとするならTV版での井上と尾形の意味深な対峙で終わってもよかった。
むしろそっちの方が良かった、と映画版コミック版を通した感想である。
あのTV版のラストでオイラを含め原作者を含め、たくさんの有象無象が(笑)夢を見ちゃったのかもしれないな。
コミック版の最終回、あの井上達の敵役だと思っていた課長が最後に井上達チームの心配をしていたところが唯一良かった点。
原作者がTV版でも映画版でも描いていなかったキャラクターの転換とも言うべき事をやったのは評価に値すると思う。
実はオイラはこの転換を映画版にも密かに期待していたのだが。
TV版以降のプロットは杜撰をきわめ、それでもアクションと思わせぶりな構成で見れてしまったわけだが、やはりTV版を愛していた者であれば製作者に
「カネ返せ」
とは言い過ぎかもしれんが、トマトを投げつけるべきではあったと思う。
原作の金城一紀はオイラの知ってる限り映画版以降の『SP』について語っているのを聞いた事がない。
ただ、『GO』の記者会見に参加した金城一紀が、自分は映画好きで自分が原作の映画がつまらないものなら絶対に記者会見や舞台挨拶の場にはいない、というような事を言っていた。
それが全てなのかもしれない。
原作者のモチベーション低下につき合わされつつも期待したオイラは何とも言えん気持ちではあるが。
唯一コミック版の作者である灰原薬という上手い描き手を知る事ができたのが収穫であった。


『悪人』
ネタバレあります。
iPod touchで視聴。
先週の『ファーゴ』に引き続き今更な作品の鑑賞である(笑)。
宇多丸の評論などでも絶賛とまではいかなくてもソコソコ面白い作品のような事になっていた。
面白さがソコソコの理由としては原作にある"悪"ということの相対化が映画ではなされていないという事らしい。
ちなみにオイラは原作を読んでいない。
表面上悪人に見える者も実はそれ相応の理由があり、なおかつその者達を誠実に愛している者もいるという事実を小説版描いているという。
どんな悪事を働いても見捨てられない親心みたいなのもそうかもしれん。
そのような登場人物の背景を深く掘り下げて描く長編小説。
小説版では誰が犯人かということが物語を引っ張るトルクになっている。
しかし映画版は物語の中盤ほどで犯人が誰かが分かってしまう。
では中盤以降、この映画でなにがトルクになっているかというと、祐一と光代という二人の男女がどういう形で引き裂かれるのか?という点になっている。
この映画を観た人の多くが前半は面白いが後半が退屈だとの感想を持っているようだ。
良い悪いは置いておいて、どうも原作との比較に引っ張られた感想になってしまっているのかな、と感じる。
オイラも原作を読んで映画を観たらそういう感想になってしまったかもしれないが。
祐一が殺人犯と分かった時点で二人は絶対引き裂かれるに決まったようなものである。
警察に捕まる。
自殺する。
あとなんだろう...。
つまり祐一と光代が映画のラストで二人仲良くいる風景などあり得ない(この予想はハズれたがw)。
ラブストーリーの定石である悲恋の予感がこの映画の中盤以降の推進力となる。
その予想どおり、祐一が光代をどう守ったのか?というのがこのラブストーリーの顛末である。
予想の範囲の顛末とはいえ、非常に良くできたものであった。
そういうわけで、オイラは本作を退屈もせずに最後まで面白く堪能できた。
宇多丸も指摘していた点であるが、感情の盛り上がりのポイントを意図的にズラす演出がいい。
祐一が晩飯を食べながら殺人事件の話を聴いて、その直後ではなく、十分な間を取った後にリアクションをさせている、とか。
演技としてのリアリティもさることながら、ある切っ掛けの直後にリアクションをしたときのわざとらしさを感じさせるのを防ぐナイスな演出である。
それと撮影が実に見事である。
カット割にしても構図にしてもライティングにしても。
殺された女の子の両親が理髪店の店内で同じ方向に座ってるカットなんてすごくいいね。
そのシーンの演技も良かったし。
キャスティングについても申し分無い。
ただ樹木希林と柄本明ってこの手の映画の定番といえば定番になってしまったな。
その辺りがワンパターンだと言えばそうなんだけど、この二人に代わるキャスティングをしたところで、大竹しのぶとか山崎努とかの定番になってしまうしな(笑)。
この辺りは仕方のないことだろう。
ところで主演俳優の美男美女問題について語りたい。
小説版『容疑者Xの献身』の犯人の石神の容姿は丸顔で髪も薄い老け顔。
それが映画版の『容疑者Xの献身』の石神は堤真一がキャスティングされている。
小説版を是とするなら堤真一は明らかにミスキャストである。
実際そういう感想を持っている人もいる。
堤真一は小説版とのギャップを埋める為に顔つきを陰気な感じにし猫背でトボトボ歩くように造形している。
が、それでも堤真一。
くさっても堤真一(笑)。
小説版の持つ石神の容姿的な鬱屈はスポイルされているに等しい。
『悪人』の祐一と光代もそうだ。
九州の佐賀県という場所から様々なしがらみで離れられない若者達。
本来ならあまりパっとしない容姿の男女なのかもしれない(原作読んでないのでわからんが)。
それが妻夫木聡と深津絵里である。
妻夫木も深津も容姿的な不細工感を表情や動きで実に上手く出そうとしていた。
特に妻夫木、コイツはウメぇ(笑)。
しかし、妻夫木と深津である。
美形所である(笑)。
美形の役者に不細工の役を演じさせる事は例え演技力的にカバーは出来ても、これは観る側の問題でもあるのだが、容姿の不細工さを持つ者の陰気なコンプレックスは完全にスポイルされてしまう。
でわ、美形でない役者に不細工な役を演じさせたらどうか?
多分多くの日本映画がそうであるような、俳優のキャスティングで映画の興行が左右される場合、極端に言えばその映画を観に行く人がいなくなる。
日本でも多少はあるが、俳優よりも監督が誰かによって足を運ばせる映画というのも存在する。
例えば、スタンリー・キューブリックの映画なら『フルメタル・ジャケット』ように主演俳優がほとんど無名の俳優でも観に行ったし。
スピルバーグの映画なら観に行くという人も多い筈だ。
日本ならどんなヘボが監督しても"スタジオ・ジブリ"の冠が付いていれば大ヒットするように。
不細工な顔であっても不特定多数の人間に観られ続ける俳優であるならば、どんな不細工な顔であっても観られる事で磨かれて、画になる不細工さになっていく。
誰とは言わないけど、タレントや俳優をやっていなければ単なる不細工にしか見えない人だって多い(笑)。
暴論であるが、オイラを含め人間の99%は不細工である(笑)。
そん不細工な人間の群れが自分と同じような不細工さをもった者が主演する映画を見たがるだろうか。
宇多丸がこの問題に関して言っていた事がある。
すなわち、不細工な男女であっても恋をすれば男は女が深津絵里に見えてしまうし、女は男を妻夫木聡に見えてしまう(笑)。
つまり『悪人』の祐一と光代はお互いにそう見えていた。
さらに見ている我々もその見え方に自然に同化できる。
俳優の顔というのは観る側の思い入れそのものなのかもしれない。
俳優のもつ顔は天性のものであるが必ずしもどんなハンサムであっても思い入れが出来るものでは事は言うまでもない。
観客が思い入れをさせるに足る顔つきは監督の演出やその他で作られて行くものなのだと思う。
ところで本作の悪人であるが、映画版に関する限り一番の悪役は岡田将生が演じた増尾圭吾だね。
小説版では深く掘り下げられているであろう性格設定も映画版ではものの見事に唾棄したいぐらいのチャラ男になっていた(笑)。
その次が満島ひかり演じる石橋佳乃かな。
佳乃は映画でもなんとなく同情したげたくなるようなんだけど、まあビッチではあるわな(笑)。
言うなれば「女のヤロー」ってな感じ(笑)。
そんな佳乃でも柄本明扮する父親にとってみれば愛すべき大切な存在だったというのがね、悲しい。
この映画、祐一と光代のセックスシーンもあるんだけど、これがまた光代が乳首を巧妙に隠しすぎてスッゲ不自然で興ざめしたよ(笑)。
出せよひと粒ぐらい乳首を(笑)。
『軽蔑』みたいな映画なら鈴木杏は乳首出し損だと思うけど。
日本でも『21g』ぐらいの官能的なセックスシーンが生まれないものかしら。
このまま行くと鈴木京香になっちゃうぞ深津絵里(笑)。
佳乃が祐一に殺害される時にスカートからスパッツみたいなものが見えるのもいかがなものか(笑)。
ここはやはりパンティーでなくてはいけない。
『愛のむきだし』で惜しげも無く白い下着を晒してアクションをしていた満島ひかりらしくない(笑)。
ラストカット、灯台で夕焼けを見つめる祐一と光代。
宇多丸は祐一の顔の大写しのラストカットにかなり思い入れをしていたようだが、オイラはこの顔をどう捉えて良いか分からんでいる。
幸せな不細工顔、というのがオイラの率直な感想である。
宇多丸は『戦場のメリークリスマス』のラストカットのビートたけしのようだとも言っていたが。


今週土曜日はヘアカット。
by 16mm | 2012-03-18 21:10 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)

『ファーゴ』

先週月曜日、夜中。
下痢をしつつ吐くという、後ろから前から、というか(笑)、下から上への大騒ぎ状態(笑)。
取りあえず月曜日は会社を休み、水分だけとってあまり食わないで寝ていた。
食べると身になる前にでてしまうような感じであった。


先週火曜日。
前日がそんな有様でありながら会社の健康診断。
即日、血液検査で引っかかる。


先週水曜日。
前日の検査結果を受けての問診。
やはり尿酸値が高いとの事。
だが、昨年からビールなどのアルコールを断っている所為か、以前の数値から下がっている。
悪玉コレステロールも減っているとの事。
つまり、ムチャクチャ悪いから、ちょっと悪いになった感じであろう(笑)。
一応薬を出すかどうか微妙な数値らしいので、前日の体調不良による数値の悪化も考えられるので、今週の水曜日に血液の再検査とエコーをやるとのこと。


本日日曜日、ジムに。
痰がどうも喉でネバついて調子が悪い。
ストレッチを念入りにし、後は30分のプールでのウォーキングのみにする。
ランニング・マシンをしないとプールのウォーキングも楽である。
来週からまた通常メニューに戻すつもりである。
体重96.75kg。
こ、これは。ジムにいく前に食事したり、下痢が転じて便秘になっているから、と思いたい(笑)。


先週土曜日、歯の治療。
治療後、先生とカメラ駄話。
もはや放課後の部活のノリである(笑)。
自分の誕生年のライカ・レンズ購入の話。
話していてかなりその気になるが、中古のくせにそれらレンズがバカ高い(笑)。
しかし、真鍮製の重さのあるメタル感と多くの羽による円形絞りがすばらしく感じられた。
ライカにつくレンズの知識があるわけではないが、ないからこそ誕生年のレンズを選ぶ事によって愛着をもつようになるということだろう。


先週の日曜日に注文して先週の土曜日に届いたSony α NEX-7。
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手に馴染むよう触りまくりである(笑)。
画像はヤシカ・コンタックスのアダプターでプラナー50mmF1.4をつけたところ。


西原理恵子のブログ『銭の花はどこに咲く。さいばらりえこの太腕繁盛記 生(なま)』の本日のエントリー
以前、伊集院静の
「ようーサイバラ、人って死ぬよなー。」
という言葉に
「そーですねー伊集院さん、人って死にますよねー。」
と答えたサイバラ。
で、本日のエントリーの赤ちゃんを抱っこしてるのを見てサイバラ思う。
「でもまた生まれますね。」
今日は3月11日。
ものすごく印象的なエントリーで感動した。


サイバラが画力対決で安彦良和と対戦するらしい。
つーか対戦にならんだろう(笑)。
ヤダ興味ある〜(笑)。


いまさらであるが(笑)オイラの周辺で今、Hot Toysがアツい(笑)。
会社の同僚がジャック・スパロウを買ったらしい。
本当に生きてるみたいだよな。
これ、彫刻みたいに顔を作ったというよりも、3DCGのデータから作ったものではないだろうかね?
眼が尋常じゃなく生き生きしてるな。
まあ、欲しいなと思いつつも値段も良いから買えないし、飾る場所もないし(笑)。
...
でもオイラが今欲しいなと思ってるのはコッチ(笑)。


『僕と日本が震えた日』
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鈴木みその3.11とそこから派生した問題をドキュメント風に綴った良作。
震災について日本人が日本国内でメディアを通じて描写する事に対して、まだまだセンシティブにならざるを得ない。
それはいまだ被災地復興が十分になされていないことと、それなのに同じ日本人が震災で商売をする事に対しての反感である。
直接的な商売にはなってないだろうが、震災と原発問題を"天罰"と自らは安全圏にいた上で、上から目線でもはや文学的ですらないような物言いをするなど言語道断。
著者の鈴木みそもその辺りは重々承知した上で、マンガとして読める作品を仕上げた。
この本を読んで思った率直な感想であるが、もうオイラが生きているうちは安全であるとか安心であるとかを誰も保証してくれないばかりか、それらを自分以外の誰かに保証してもらおうという気持ちは押さえ込んだ方がいい、ということだ。
作中に出てくる学者諸氏は誠実故に第三者に話す時には相当に慎重になり、安直な希望を語る事を避けている。
というか、絶対に安全安心を言い切る事の責任の重さを認識しているという事に他ならない。
学者諸氏がそうなのであるから、そこから門外漢の国会議員やら官僚やらが安全を口にする事など出来ない。
ましてや、民間の商売人が安全を口にして商売をしているとしたら、とんだサギ師でしかない。
自分以外の高名な人間に安全と言ってもらえれば安心できるものだ。
この辺りの理屈は宗教と変らんだろう。
●●先生がおっしゃったから安全だ。安心できる。
宗教に力があるんなら、行ってたすけてやれよ宗教法人。
被災した人達が本当はどう思っていたかは計りかねるが、天皇皇后が被災地へのお見舞いに行って声をかけられた事がちょっとは安心に繋がったかもしれない。
こうなってくると安心と安全は増々神がかってきて、それらは科学ではないなあと思う(笑)。
安心と安全は得るものではなく、少なくとも自分の身近な者達に対して与えるものになるだろう。
自分は得る事は出来ないが、せめて身近な者達に与えよう。
小さい子供が不安そうにしていたら、せめて微笑んであげたい。
それはウソをつくということも含めて。
それがもしかしたら希望になるかもしれん。


蛇足であるが、がれきの受け入れ問題。
オイラの済んでいる埼玉県はがれき受け入れを表明している。
オイラの近所にはNHK菖蒲久喜ラジオ放送所なる田んぼを潰した割と広い面積の土地がある。
アンテナが立ってるだけでその周辺は割と大きく空いているわけなので、そこにじゃんじゃん受け入れてもいいのではないかな。
もちろん放射性物質がついているような瓦礫も例外なく受け入れる。
小さい子供を持つ親御さんはさぞかし不安になるであろう。
オイラは結婚も子供もいないから無責任に言っているのかもしれん。
ただ福島から来た児童というだけで受け入れを拒否するようなバカな学校があるわけで、そんな感情的にも科学的にも間違っている事をしているところがあるのだ。
被災地の人達の気持ちに寄り添ういたわりの気持ちがあるのなら、多少のリスクは承知の上で協力するべきだと思う。
世界唯一の原子爆弾による攻撃を受けた国で、オイラなんかもガキの頃から原爆の怖さや、『はだしのゲン』を読んで育ってきた。
なので原爆に対してあまりにも安直な考えに基づいた海外の映画や絵本等を鼻で嗤っていた。
いつのまにか日本は原子力について世界一詳しい国民のあつまりであるという幻想を抱いていた。
それが昨年からの日本の原発の対応等を見るにつけ、オイラ達が嗤っていた海外の国々以上に無知無能無策を晒してしまった。
アメリカの方が遥かに冷静な対応を考えていたのだ。
こんな恥ずかしい事はない。
これは恥ずべきことなのだ。
だからせめて、この事態の対処を民間レベル、個人レベルにまで落とし込み、協力して事に当たり世界の模範となる、世界に誇れる、自慢出来る日本になろう。


メビウス (Moebius)逝去。
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結構愕然としたニュースであった。
フランスを代表する漫画家であるのはもとより、全世界にその描線の魅力を見せ付けた天才芸術家である。
藤原カムイに影響を与え。
大友克洋に影響を与え。
宮崎駿とパリで共同展示会をし、メビウスは娘にナウシカという名前を付けた。
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手塚治虫の事もメビウスは知っていたようだし、手塚に至ってもメビウスに注目していた。
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もうメビウスを知らずに、だけど画が好きだという人はネットでたくさん画が出てくるから見てほしい。
上記はメビウスが描いたナウシカなんだけど、これだけでも氏の神懸かり的な画力に圧倒されるだろう。
で、オイラもそうだったんだけど、自分でも描けそうな描線なんだよね。
それが世界中にメビウスのフォロワーやら模倣者を生み出したわけだ。
実際は真似し易そうというだけで、そのまま描いちゃったら単なるパクリになっちゃうんだけど(笑)。
大友克洋と寺田克也が対談でメビウスについて
「上手い奴はスクリーントーンなんか使わなくても上手い」
この言葉に尽きるよな。
単純な線でありながら、それが魔法のような魅力をもった描線になっていた。
だれもがメビウスの才能を欲しいと思い、誰もが真似していた。
オイラも学生の頃読めもしないのに高い洋書であるB.D.(ベデ)を買って、才能とか天才というものを恐ろしく感じつつも眼が離せないでいた。
衷心より哀悼の意を表します。
合掌。


『ファーゴ』
ネタバレあります。
iPod touchで視聴。
今更『ファーゴ』を観たというのはなかなか恥ずかしいものがある(笑)。
Siggraph 2007に行った時、アメリカの若造にカタコトで好きな映画は?と聴いて『ファーゴ』と答えたのが印象的だった。
それはCGをやる若造がスピルバーグやキャメロンの名よりもコーエン兄弟の映画を出してきた衝撃だった(笑)。
別段そんなに衝撃を受ける事はないんだけど、コイツらバカじゃないんだ、侮れねえ、と思ったよ(笑)。
そんなオイラはコーエン兄弟の映画は観ていても『ファーゴ』は観ていなかった。
この兄弟、ハッキリ言えば超がつくインテリなので理解できにくい映画も結構あって割と敬遠気味でもあったのだ。
予告編でちょっとでもアクションに偏った作品だと観る気になるんだけどね。
『ノーカントリー』とか『トゥルー・グリッド』だとか。
で、『ファーゴ』であるのだが、面白かったよ。
この作品、誰が主役なのかというのが難しいのだが、妊娠中の女性署長マージ・ガンダーソンがそうだとしたら、彼女は始まって出てくるのに30分かかっている(笑)。
コーエン兄弟のお得意なプロット。
小さな手違い、小さな間違いが転がって行くうちに大きな問題に発展するというもの。
家族に内緒で借金を抱える夫。
その夫を頼りないと思ってる義父。
女房を狂言誘拐して義父から身代金をせしめて借金の穴埋めに。
狂言誘拐犯が女房を連れ回してる最中に警官を殺し。
それを目撃した者も殺し。
夫の代わりに身代金を持ってきた義父も殺され。
当然女房を殺すつもりはなかったのに殺されてしまい。
狂言誘拐犯の二人組が仲間割れののち、片方を木材破砕機で粉微塵に。
この作品の面白さというのは、実は字幕では絶対わからないのだ。
町山智浩の『ファーゴ』の解説によると、この雪深い地ではどくとくの訛りで会話がされており、いうなれば東北弁で全員が喋ってると思ってみるぐらいがちょうどいいらしい。
なのでオイラは
「そうなんだべ〜」
「んだな〜」
「へば〜」
と、限りなくのんびりとしたイントネーションに字幕の台詞を脳内変換して観ていたのだ。
なんとものんびりとした空気のなかで起こるのがとてつもなく陰惨なことばかりというギャップが面白さの一つとなっているようなのである。
こう考えると、映画評論家って絶対その国の言葉がわからないと成立しないよな、と思う。
字幕観てただけじゃわからないもんな。
映画の最後のニュアンスが『ノーカントリー』に似てるなと思った。
でもニューヨークに住む都会人のコーエン兄弟がこんなにセンチメンタルな事を考えているとは思い難い。
実はこの兄弟、なんかむちゃくちゃ悪意があるんじゃないかな。
つまり"無知"という事に対して。
良い映画であったな。
コーエン兄弟の映画で好きな作品がまたひとつ増えた。


今週は耳鼻科に。
今週こそ調子が良くなりますように。
by 16mm | 2012-03-11 21:17 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)

『ヒューゴの不思議な発明』

先週も息苦しさの発作なし。
良い事である。
ただここ2〜3週であるが寝てから2〜3時間ごとに目が覚める。
目が覚めてもすぐ眠れるのだが、その時必ずこのポーズをする。
なんというか、寝ている大仏のようなアレというか(笑)。
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そのポーズを恐れ多くもプリオ様でお送りしますが(笑)分かっていただけましたでしょうか(笑)。
身体を横にして腕をスタンドにして頭を支える格好というか。
どういうわけかこのポーズのまま眠りにつくわけです。
起きた時には当然ぐしゃっとなってるわけですが(笑)。
今までにオイラならどう考えても寝難いであろうこのポーズが現状一番楽なポーズになっております(笑)。
何かの呪いか(笑)。
ここに来て今まで飲んできた薬のなんらかの副作用がでているのだろうか?
体重さがらないのもその所為か?
その辺りを今度薬剤師諸氏に聞いてみようかと思う。


先週土曜日、母親の通院の送迎。
なんでも病院の電子カルテ化の混乱で順番を抜かされたりして、随分待たされたとのこと。


本日日曜日、ジムに。
一週サボったのでストレッチを念入りにやる。
その後筋トレ少々。
ランニング・マシンを35分で3.06kmの300cal。
その後プールでウォーキング30分。
体重95.80kg。
今が一番肥えている感じである(笑)。


日暮修一といえばビッグコミック誌の有名人の顔デカ・イラストを描いている人である。
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最近気がついたのだが同じような顔デカ・イラストなのにどうも描線が粗いなと思っていたら、別の人が描いていた。
日暮修一氏が現在入院加療中との事で休筆されているとのこと。
他のイラストレーターに日暮氏の作風を真似させてまでデカ顔のイラストにこだわっているのは、それがビッグコミック誌がビッグコミック誌であることの証明でもあり、また氏が筆を握って帰ってくる事を見越しての事と考える。
代筆のような形で描いている今のイラストレーターには酷であると思うが。
どちらにしてもあの表紙画の重量感は日暮氏にしか出せないだろう。
復帰を心待ちする。


コンビニでゆうきまさみの『じゃじゃ馬グルーミン★UP!』がコンビニコミックとして出ていたので購入。
『じゃじゃ馬グルーミン★UP!』は以前終盤のみを読んでいたのだが、これを廉価版として最初から読めるのは嬉しいものである。
あまり読んでないけど、現在の『鉄腕バーディーEVOLUTION』の画がなんかスカスカに思えていたのだが、『じゃじゃ馬グルーミン★UP!』には画に密度と艶があるでわないか。
ゆうきの長期連載作品だけあって油がのっていた頃なんだろうな。


『宇宙戦艦ヤマト2199』

当然ながらこのヤマトは西崎印。
松本零士は完全にスポイルされた形になったのかな。
再び『ヤマト』でアがれる日が来るとわ(笑)。
いや『復活篇』は無かった事にしても、『SPACE BATTLESHIP ヤマト』はかなりがんばった作りをしていたと思う。
が、『宇宙戦艦ヤマト2199』のPVは『SPACE BATTLESHIP ヤマト』以上に鳥肌モノであった(笑)。
『ヤマト』と聞いたときになる半笑い感がすくなくとも完全に払拭できたような気がする。
相変わらずヤマトの船体下部の武装はなさそうで、第三艦橋はまた消滅フラグが立ちそうだし(笑)。
そのあたりは相変わらずなんだけど、キャラクターを含めて非常に上手くリニューアルされている。
ユニフォームは「ここがチンコですよby宇多丸」な矢印は踏襲されているし、キャラクター・デザインも好感がもてるものになっている。
少なくとも『宇宙戦艦ヤマト 復活篇』湖川某のゴミのようなキャラクターよりは1億倍良い(笑)。
なんだかムカついてきましたな(笑)。
『復活篇』に関わったメインスタッフはこれ以上ないほどのムゴたらしい死に方をすれば良いのに(笑)。
と、思ってたら、件の湖川某がエラそうに『宇宙戦艦ヤマト2199』のレイアウトをたのまれた、などと吹聴しておる(笑)。
アホか。
『宇宙戦艦ヤマト2199』のスタッフにもまだ迷惑な湖川信者がおるのか。
湖川に描かせるなよ。
TV版『エヴァ』のように花畑まうなんていうふざけた偽名でクソのような作画監督やられたらたまらんよ(笑)。
「船体起こせ!擬装解除」
「抜錨!ヤマト発進」
このPVの最後の件、むちゃくちゃアがったよ。
放射能除去装置なんていう、今の日本ではシャレにならないような装置の存在をどう現代的に展開させるのか、させないのか。
どちらにしても、DVD、買っちゃおうかな(笑)。
『UC』についで、楽しみなアニメーションになるかもしれん。


昨年7月に購入したOLYMPUS PEN E-P3をレンズその他すべて売り払う。
全部で76000円ほど。
取りあえずそれを元手にSony α NEX-7の購入を決める。
今回は純正レンズはなしで、ニコンとコンタックスのアダプターを注文する。
OLYMPUS PEN E-P3は半年チョイの所有で撮影は2回。
取りあえず労を労って、綺麗に箱詰めして出した。
良いユーザーに使われて欲しいなと思う。


先週米アカデミー賞。
あまり興味はなかったが。
ギャグとしてノミネートは多いのに受賞は少ないと笑いのネタにされていたメリル・ストリープが主演女優賞受賞。
クリストファー・プラマーが助演男優賞を史上最高齢で受賞。
気になったのはそんなところかな。


先週日本アカデミー賞。
更に興味がない(笑)。
『八日目の蝉』の総取りだったが、まあこれは仕方ないやな。
悪い映画ではないしね。
ただ監督賞に園子音はノミネートすらされてないのね。
ものすごいスピードで作品を量産しているのにな。
小池栄子は『八日目の蝉』で良い演技をしたと思うけど、主演に井上真央、助演に永作博美と分けて受賞させた為に割をくった感じで気の毒だと思う。
ま、日本アカデミーだから、いいかな(笑)。



『DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on少女たちは傷つきながら、夢を見る』
宇多丸達がものすごく真剣にアイドル論を繰り広げている事にどこか冷笑していた部分があったのだが、彼等が真剣にこの映画について語っているのを聴いてものすごく興味を持った。
AKB48と言われても、ほとんどというか、まったく分からない中年のおっさんなわけだが(笑)。
ビデオが出た時に観てみようと思う。


『ファイアボール チャーミング』
iPod touchで視聴。
短いので何度も観ている。
ドロッセルが夢を見たという台詞があるのだが、ロボットが夢を見るのか?と今更ながら気がつく。
『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』というタイトルの小説があるぐらいに、人間臭いロボットなら夢ぐらい見るだろうと納得してしまったが......。
ドロッセルが最後に眠りにつく件にしても明確な説明は無しである。
ハッタリとも言えるかもしれんが、人間の根源、人間はどこから来てどこに向かうのか?という問いかけに思いめぐらしたりもした。
こんな事で頭を悩ますのも製作者の意図に載っているようで、少々癪であるが(笑)。


『ヒューゴの不思議な発明』
ネタバレあります。
先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
3D上映もしていたが吹き替えになるので、2Dの字幕にした。
親のいない少年が社会の隙間を生き抜くアドベンチャー。
『ヒューゴの不思議な発明』はそんな少年が出てくる、オイラが待ちに待ったプロットだったよ。
それをまさかマーティン・スコセッシ監督で観れるとわ。
すごく良い映画であった。
先日観た『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』も少年のある種の冒険ものだと言えるが、少年に肉親がおらず、一人で立っている本作の方がずっと好みだと言える。
スコセッシにしては珍しいぐらいに性善説に根ざした作品、というか、たしか娘さんの為に作った映画だと言っていたかな。
主人公の少年は万引きの常習犯だけどw基本的にはこの映画、悪人が出てこない。
悪人だと思われた鉄道公安官
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サシャ・バロン・コーエンでさえ、実は良い人だったという事が判明するし(笑)。
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↑は本年度アカデミー賞でやらかしてるサシャ・バロン・コーエン(笑)。
相変わらずアホである(笑)。
閑話休題。
本作は少年ヒューゴが父親と一緒に修理していた機械仕掛け人形の謎を探る話でもある。
この機械仕掛けの人形の描写がすごくいいね。
噛み合う歯車が伝導して仕掛けが動く様をみっちりと描写している。
小さな歯車が最終的に大きな夢を描くというコンセプトに繋がるのだけど。
それから事故でヒューゴは父親を亡くし、その意思を継ぐ為に彼は生き抜き、最後にはその謎を解き明かし、更にある老人の心を解放するのが顛末である。
ある老人とはジョルジュ・メリエスという、有名な弾丸が月に命中する『月世界旅行』という映画を作った元マジシャンのおもちゃ屋である。
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その当時の革新的な新しいメディアであった映画で夢の世界を作り出して観る者を楽しませる事に文字通り心血を注いできたメリエス。
だが、戦争がメリエスの夢を打ち砕いた。
戦場での阿鼻叫喚な惨たらしい現実の前に、メリエスのユーモアとファンタジーはそれに拮抗することが出来なかった。
メリエス自身も忘れ去られて行く事に対する苛立を常に抱える事となった。
メリエスが何者であるかという事をヒューゴとメリエスの養女であるイザベルが解き明かして行く。
それは時代に取り残されたと思われたメリエスの夢が今の時代に再び力を取り戻したということでもあった。
スコセッシ監督なりのメリエスへの賞賛なのであろう。
当時の先端であった映画というメディアを貪欲に駆使したメリエスがあったからこそ、今の映画がある。
その貪欲さはスコセッシ監督にも伝承されている。
70歳のもなろうとするスコセッシ監督が3D映画を好意的に捉え、更に自分でもやってみようというエネルギーはハンパではない。
新しいもの好きと言ってしまえばそれまでだが、あたらしいものに閉鎖的にならない所がナミの巨匠監督とは違うところだね。
映画は人を幸せにする。
映画の力を信じてるんだな、スコセッシ。
前述したが、本作はスコセッシにしては性善説的な明るい感じの作品であり、そういう意味では子供に観せても取りあえず大丈夫。
が、牧師になろうとしていたのに、セックスとヴァイオレンスの衝動を抑える事が出来ずに映画監督になった(笑)スコセッシである。
まあ明るい画面に騙されはするが、結構エロくてヴァイオレントなのである(笑)。
花屋の娘に恋したサシャ・バロン・コーエン扮する鉄道公安官が花に顔を近づけるところのエロさ(笑)。
お子様には分からんだろうがね(笑)。
お子様の純真さは無いが、老獪さとエロさでは負けない中年のオイラにはスコセッシが密かに挿入したエロをきっちり読み取っているよ(笑)。
それからヒューゴ役のエイサ・バターフィールドがすごくいい。
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青い瞳が印象的である。
それから言うまでもなくクロエ・グレース・モレッツ。
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『キック・アス』のヒット・ガールも良かったけど、今回は落ち着いて母性さえ感じたね。
この主演の二人が人形を動かしている時に機械が止まってしまう。
それを自分が修理出来なかった為だと重い激昂するヒューゴとそれを必死になだめようとするイザベル。
このヒューゴの激昂の演技がすごく良いね。
感情の爆発はスコセッシの映画では定番だけど、まだ歳若い俳優にここまで完璧にやられるとわね。
少年の少女が手を取り合い、握りあう。
羨ましくなるような世界観のボーイ・ミーツ・ガールであった。
スコセッシ、すげええ。


今週は歯の治療。
by 16mm | 2012-03-04 21:55 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(56)