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『ダークナイト ライジング』『メリダとおそろしの森』

先週の拙ブログのエントリーである『おおかみこどもの雨と雪』であるが、アクセス解析を見たら結構な数の人が読みに来て下さっている。
ありがたい事ではある。
が、読みに来てくれる人が期待している感想文がいつもエントリーの最後の方であり(笑)、最初は他人様にはどーでもいいオイラの日常が書いてあるので鬱陶しかろうと申し訳なく思う。
映画の感想を読みたい方、すくなくとも前半はすっとばして読んでいただけると読み易いかも(笑)。


暑い(笑)。
笑い事ではなく自宅の部屋に日中はいれない(笑)。
なので取りあえず映画館に行く事にする休日(笑)。
映画館は年中快適空間だからねえ。


オリンピックが始まったようで。
部屋にTVが無い所為か、オイラの中ではまったく盛り上がらず(笑)。
高校野球と同じぐらい感心のない箱に入ってますw。


先週土曜日、母親の通院の送迎。


本日日曜日、ジムに行く、筈であったが止める(笑)。
その代わりいつもの銭湯のサウナに。
試しにサウナで限界まで居座り、更にストレッチを含めて身体を動かしてみたらどうかというのをやってみた。
たまたまサウナに誰もいなかったので、いつもやってるストレッチに続き、ジムのボクササイズで習った動きを塩をまぶした全裸の身体でやってみた(笑)。
左右のフックの連打。
左右のジャブの連打。
片足を一歩後退しつつ半身をスウェーバックする動き。
左右に身体をゆすれば、腹も動くがちんちんも左右に動いて両太ももを連打するw。
汗だくになってゼーハーいいながらだいたい20分居座る。
露天にでてクールダウン。
それを3回ほど繰り返して1時間チョイ。
結構汗だくになって運動した気になったが、はたしてジムに行くのとどっちがいいのだろうか?
正直サウナで今日やったのをやってる方が楽チンなのだが(笑)。
体重95.00kg。
微妙に微妙に減ってはいるが、微妙すぎて減っているのが食事の所為なのか、サウナの所為なのか、ジムの所為なのかまったくわからん(笑)。


『ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士 上』
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購入。
今読んでいる『ミレニアム2 火と戯れる女 (下) 』があと50頁ほどで読み終わるので、次に読むのを先に買っておいた。
通勤時に別の本を読んだり、映画を観たりしていたのでなかなか読み進まなかったが、やはり読み始めると止まらない面白さがある。


『ヨメキン[ヨメとド近眼](3)』
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面白かったのにこの巻で終わりなのはもったいない。
漫画家としてやっていける資質の差をヨメを見る事で発見したド近眼こと旦那。
画の上手さや物語る巧みさ以外に必要な事がある。
繊細さと同じ位にアミューズメントな世界で生き残る為のタフさが。
このマンガ、ギャグを基調にしつつエッセイ風を装いながらも、読後感を重くしてくれる作品であった。
おそらく作者の持ち味なのだろう。
結構他の雑誌でも描いているようなので、今後も購入して読んで行こう。
しっかし、この漫画どこの本屋でも売ってなかったんだよね(笑)。
仕方ないからAmazonで買いました。


『のりりん(5)』
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掲載誌を常に読んでいたので、単行本になったからと言って特に感想なし(笑)。
もともと字の情報量が多いので連載時にもかなり気合いを入れて読んでいたので、結構覚えているものなのだ。
でも単行本は今後も買う(笑)。


"星が永遠を照らしてる/美しい地球を知る者よ [Single, Maxi]"
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このCDもどこに行っても売っておらず、iTunesでも売ってない。
ので、Amazonで購入。
結城アイラの"星が永遠を照らしてる"が目当てである。
良い歌だ。
ところで『宇宙戦艦ヤマト2199 (2) 』が発売されているようだが、今後はレンタルで観る事にした(笑)。


最近のヘビーローテーション。
"屋根の向こうに"
普段、拙ブログを書いている時に音を鳴らすと集中できないのだが、この歌はなぜか気にならないでいられる。
ある種の心地よさがあるのだろうかね。


『おおかみこどもの雨と雪 絵コンテ』
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やはり非常に素人でも読み易い、コマ漫画のように読める絵コンテだ。
宮崎駿の絵コンテと同じ位素人でも読めておもしろい。
本人も今回の絵コンテの丁寧さは自覚的であるようだ。
絵コンテって鉛筆描きなので、一発描きだと思いがちだ。
通常多い所謂"丸チョン"の絵コンテなら一発描きだろう。
ただ今回の細田守の絵コンテは鉛筆の下書きコンテをライトボックスで透かして清書して描いているようなのだ。
おそらく宮崎駿の絵コンテもそんな段取りなのだろう。
それはともかく『おおかみこどもの雨と雪』のラストに向けての件。
たいした説明もなく雨の吼える声と花の表情と背景の描写のみで意味を語ろうとする目論みは絵コンテの時からあったようだ。
説明なしでこれをやるというのは相当な勇気だよね。
ところで先週のエントリーにかいたswitch誌の細田守のインタビュー。
それを読むにつけジブリで進行していた細田版の『ハウル』頓挫がどれほどの痛手だったかが分かった。
映画をつくる最後の機会として『時をかける少女』を制作。
今までの経験で原作モノだし全国200館程度の規模の公開を予想していたら、12館(笑)。
これには細田も呆然としたようだ(笑)。
結果的ほぼ単館のようなものでありながら、かなりのヒット。
同じ時期に上映していた『ゲド戦記』が霞んだようなクオリティ。
本当にいったいジブリでなにがあったんだろう。
細田はその後鈴木敏夫と対談もしてるし、宮崎駿を批難することもない。
大人な対応をしているとしか思えないのだが(笑)
野次馬的にすごく気になることだな(笑)。


細田版の『時をかける少女』のコメンタリーを再見。
仲里依紗が主役で本当に良かった。


『ヒミズ』のメイキングをiPod touchで視聴。
すごく面白かった。
園子温の脚本余白の走り書きがカッコいい。
"平和だった日本よ さようなら 若者よ 決別のときだ 実はもう戦争は始まっている"
"叫べ若者よ 礼儀正しく生きたって いつか死ぬんだぜ"
被災地での撮影についての是非にも言及していて、ノンフィクションを体裁としたスチルカメラマンが被災地に入って撮影しても何も言われないのに、映画関係者が批難されるというのが納得いかないとのこと。
たしかにそうだよなと思う。
今後の構想として被災地を舞台にした映画を三部作として作るつもりらしく『ヒミズ』はその第一作。
災厄からの復興していくさまを記録として残すという目論みもあるようだ。
ここまで被災地で撮影する事に対して自覚的であるなら何も言う事はないね。
ただメシのタネに写真を撮りに行ってボランティアもせずに帰ってくるような奴らとは一緒にしない。
実際、園監督はボランティアにも参加したようだし。


劇場で『007 スカイフォール』(ゼロゼロセブンw)の予告編。
面白そうだ。
『007』は今まで劇場で観た事がない(笑)。
初めて行ってみようかしらんw。


先週末MacintoshのOSをアップグレード。
OS X Mountain Lion。
使う方が新しい機能に対応しきれていない(笑)。
徐々に慣れて行くつもりである。


先週サウナのTVで『Mr.インクレディブル』を観た。
久しぶりだったが冒頭から引き込まれる面白さ。


『ダークナイト ライジング』
ネタバレあります。
先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
IMAXで鑑賞。
冒頭から3分の2はどーでもいいというか(笑)どうでもいい感じ(笑)。
それがラストの3分の1のバットマンが初めて白昼に登場してからの展開が面白かった。
誘導ミサイルをかわす飛行兵器"バット"の描写は胸躍るものがあったね。
"板野サーカス"みたい(笑)。
映像の描写だけでなく結構観ているオイラが驚いた展開があって、これはさすがにネタバレありますをうたっていても明かすのは控えたい(笑)。
監督のクリストファー・ノーランはやはり映像の人というよりも言葉と理屈の人なんだなと思う。
前半3分の2はその言葉によって前作で作り出された偽善を暴き出す。
この映画の良心ともいうべきゴードンに対し若い刑事が
「あなたの手も汚れている」
と言い放つ。
ゴッサム・シティの偽善を理屈として形成し、この『バットマン』というシリーズの幕引きを行おうという構成だと思われる。
その幕引きがどういうものかというのは、色々と要素が絡んで来て結構これから観る人へのシャレにならないネタバレになるので控えざるを得ない。
どうしてここまで卑屈に弱腰になっている(笑)かというと、やはり本作の面白い部分はラスト近くに集中しているからに他ならないからだ。
ラストに向けて様々な新しい要素がジャンジャンでてくるのだ、この映画(笑)。
本当に本作で終わりなのか?ということも含めて(笑)。
まあ多分終わりになるんだろうけど(笑)。
それにしてもクリストファー・ノーランってのはアクションの演出が下手すぎるな。
"奈落"とよばれる場所の最後の難関を足場から足場に飛び移る描写があるんだけど、それが中途半端なアオリのアングルでしか描いていないので、どれほどの距離感があって困難であるかがまったく伝わらない。
観る限り飛び移るのにそんなに困難な感じに見えないのが致命的。
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一方でこのバイクシーンはカッコ良かった。
無茶苦茶なタイヤの回り方で曲がったりとね(笑)。
このバイクの描写は前作よりも良かったな。
その他設定や筋立てが破綻してるところも散見。
ゴードンがゴッサムにまつわる偽善を文書にしているというのは、設定的にも迂闊すぎないか(笑)。
案の定、敵にその文書を取られちゃうし(笑)。
ラストのアルフレッドが見た光景を観客であるオイラはどう解釈したものか(笑)。
結構ボロクソに言ってはいるが、最後の3分の1は楽しめたのでそんなに悪い印象はない。
終わりよければ、というところだろうかね(笑)。


『メリダとおそろしの森』
ネタバレあります。
先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
3D版の時間が合わずに2D版で鑑賞。
久々の映画のハシゴである。
というのも公開二週目でかなり上映回数が減っていたからだ(笑)。
感想であるが、ちょっと由々しき事態ではないか?ピクサー。
映画として相当にデキが悪いと思う。
そもそも邦題の『メリダとおそろしの森』。
原題が『Brave』。
まったく原題と違う上に実際はおそろしの森なんてでてこない(笑)。
森に住む魔女は早々に退場しちゃう(笑)。
本作は明確な悪役を設定しないかわりに、王国の姫としての責務と普通の女の子としての人生を生きたいという相反する内面の戦いに着地する筈だったのだと思われる。
そこに母親との葛藤と絆と愛情の描写が加えられる。
実際母親が熊になってから、言葉によらないコミュニケーションで分かりあう二人というところもあるので、そこをもっと徹底していたら良かったのにと思う。
なにしろ他のピクサー作品と比べてまったく物語が一直線。
ツイスト、まったくなし。
切られたタペストリーを補修すれば母親にかかった魔法が解けるという単純な着地にしてはいけなかった。
それでも多少、メリダが心情を吐露しているがかなりヌルい。
物語がいたるところで破綻している。
ヴィジュアルはどうかと言えば、まったく世界に広がりのない凡庸さ。
メリダの髪の毛や熊の毛の描写はすごいと思ったが、言うまでもなく物語とはまったく関係ない技術的な部分の話しだ。
制作途中での監督交代という事もあったようだが、そんなことは今までのピクサー作品ではよくあったことだ。
娘と母親という普遍的とも言えるテーマで劇映画を支えるだけのプロットを練れなかったのが敗因だと思われる。
キャラクターの動きがすごいなと思ったが、ふとメリダが脱力するアクションって『トイ・ストーリー』のウッディのアクションと似てないか?と思ったり。
なんか全てが負け戦として、初めてピクサーが試合を投げたような感じがする。
やっつけで深く考えずに作ったというか、ね。
評判悪いらしいけど『カーズ・2』もオイラは好きですよ。
パート2をやるというのもピクサーの余裕を感じていたのだ。
オリジナルをやって評判がいいから、世間的に評価がキツくなる"パート2"モノを作ってもピクサーは品質を維持出来るという余裕。
が、オリジナルがガタガタだと今まで続編を作って来たのはオリジナルの自信がなくなってきたからか?と勘ぐったりする。
来年は『モンスターズ・インク』の続編らしいし。
ブラッド・バードかアンドリュー・スタントンのオリジナルを望みたい。
by 16mm | 2012-07-29 22:09 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)

『おおかみこどもの雨と雪』

先週土曜日。
ヘアカット。
この時やってもらえるヘッド・スパなる頭皮マッサージが気持ち良くて、出来れば月イチで通いたいくらいである。
肩のコリも多少楽になる感じである。


耳鼻科で処方された抗生物質の所為か、痰がだいぶよくなった。
抗生物質の服用のしすぎはまずいが......。
耳鼻科、変えようかな。
他の耳鼻科行って同じような気がするしなあ。


他の多くの勤め人に比べればかなりストレスのない職場だと思っていたのだが、まあ、たまたまなんだけどね(笑)。
部長だとか課長だとかグループ長だとかね(笑)。
肩書きが下の方になるにしたがって愕然となるぐらい品質が悪くなる(笑)。
控えめに言えば、そんな品質の悪い人間が上司になれるような会社だからオイラもこの会社に入れたという事になろうが(笑)。
上司が揃いも揃って朝早くに集まって職場の美化向上に見回りをして、気に入らないところをデジカメで撮影して全社に配信するというね、唾棄すべきような昔の特高警察みたいな陰湿さを発揮。
オイラもたぶん配信される画像に組み込まれていると思うが(笑)。
そんなこんなで、そんなことがあった先週の金曜日は、そいつらがどうやったら考ええる限りの残酷な目にあって苦しんで死ねるか、なんてことを仕事中に延々と妄想していたら眠気もふっとんだよ(笑)。


本日ジムに。
このところ行くとマッサージ・チェアに横たわって1時間ぐらいウトウトしてしまう(笑)。
あんまり独占するのもどうかと思うのだが座ってマッサージのスイッチを入れた瞬間に気絶するような感じである(笑)。
サウナでストレッチ。
プールでウォーキング&100mのクロール。
体重95.30kg。
ここのところコンマ15kg単位で地道に落ちている(笑)。
もっと落ちてもいいと思うのは毎度のことであるが、増えるよりはいいかな(笑)。


先週Blu-rayを導入したのであるが、色々と煮詰まっている(笑)。
普段iPod touchで視聴しているのでリッピングをするのだが、折角のBlu-rayなのでDVDの時よりも多少はレベルアップしたデータを作りたい。
iPod touchで視聴する以上、解像度をフルHDにはできないが、せめて字幕の問題はなんとかしたい。
今までのリッピングだと、通常の字幕は表示されても、例えば台詞ではない地名や新聞などの記事の訳なんかが欠落することが多かった。
それをなんとかしようと延々と試行錯誤の連続。
iTunesでアプリを買ったりネットにあたってみたもののいまだ打開策なし。
たいした金額ではないがアプリにも投資をしているので、現状引くに引けない状態である(笑)。
なので最初にレンタルしてきたBlu-rayの『インセプション』を再びレンタルしなおしてテストをしている(笑)。
先週購入したBlu-rayはまだ封も開けていない(笑)。
一歩も引かんぞたばる坂状態である(サイバラの真似)(笑)。


『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』
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先週のエントリーに加えるのがシャクなので一週遅れて(笑)。
TVで放映された『となりのトトロ』の最後に『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の特報があると聞いて待っていた人は多いだろう(笑)。
オイラもその一人である。
で、でたのがカッコは良いが意味不明なピアノの映像(笑)。
庵野秀明がほくそえんでいるのが見えて腹立たしいね(笑)。
まあ純粋に上映に先立っての戦略というのならわからんでもない。
『ヱヴァ』はこれまでもこうした壮大なハッタリ的肩すかしで成り立って来た事もあるからね。
しかしね、庵野が『ヱヴァ』と己を支えて来た"大きなお友達"に対しての上から目線な態度であの仕掛けをしたんなら
「ざけんな、コラ、バカが頭良いフリすんじゃねーよ」


町山智浩の映画塾!
こんなのやっていたのかWOWOWで(笑)。
しかもYouTubeでタダで視聴できる。
『トランスフォーマー/ダークサイド・­ムーン』だとか『トゥルー・グリット』の解説なんて目からウロコ落ちまくり(笑)。
とくに『トゥルー・グリット』の歴史的背景は旧約聖書をベースにしたことの解説で、字幕を読んだだけでは分からないことが分かった。
この解説を聞くと『トゥルー・グリット』があの少女と老保安官の悲恋のラブストーリーという意味が立ち上がってくる。
評論家としては本当に絶大な信頼を置いてるよオイラは(笑)。
たまに笑いのためにハッタリも効かせるけどね笑い。


『監督と俳優のコミュニケーション術 なぜあの俳優は言うことを聞いてくれないのか [単行本]』
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たしかラジオで宇多丸がオススメしていた本だった
が、書名を忘れて、さらに宇多丸がいつのPodcastで言ったのかも分からなくなっていたのだが、俳優と監督のコミュニケーションの本だというのはなんとなく覚えていた。
したら、まんまの書名だった(笑)。
著者の一人がジョン・バダム。
結構有名監督だがオイラ自身はあまり気になる製作者ではない。
映画製作にまつわる監督と俳優の齟齬というものがどうして起こったかというのを、ジョン・バダム自身の経験や実話を多数交えて綴られている。
映画製作というものに多少ナリとも興味のある人には文句なくオススメ。
すっごく面白い。
俳優の態度というのも問題あるもんだが、監督の言い方や気の使い方次第で問題を回避できる。
"こういう言い方をした方が良かった"
その手の実例が豊富なのだ。
コミュニケーションのポイントが箇条書きで書かれていたりで、拾い読みするのも便利。
その他
"俳優やクルーと性的な関係を結ばないこと"
"自分の誤りに気づいたら素直に認めよう。誰にでも間違いはある"
とか。
スター俳優が進んで危険なスタントをするということを吹聴しているが(あるいは、危険なスタントはスタントマンが実際にやっていても、マッチョなイメージを出す為にスター俳優自らがやったという事にしているのかもしれんが)、それが映画製作にどれだけリスクをもたらすかとか、なかなか目からウロコの話しが多い。
マルコム・マクダウェルが
「俺たち俳優は人生かけて(演技を)さりげなく見せる方法を勉強してるんだよ。それをさぁ、ボクにもできそうってみんなが思い始めてさ。こんなに難しかったなんて、っていう顔を見ると、いい気分でさぁ」
とかの件が面白い。
俳優を注意する時は必ずすみに連れ出して個別にする。大勢の中で注意することは避ける。
俳優が監督をどう見ていて、どうされたいのか。
監督が俳優に対してどう気を使うのが良いか。
部分的には一般的な社会生活でも役にたちそうな事が多い本ではあるが、これはあくまでも映画製作にまつわる事例。
ビジネス書の類いとおなじだと思ったら大間違いである。


『ヨメキン ヨメとド近眼』
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既刊の1巻と2巻を購入。
3巻は今週発売。
なかなか面白い本なのだが、連載終了が惜しい。
他でも連載しているようなので見つけて読むつもりである。


『るろうに剣心』
原作を読んだ事ないのでウカツなことは言えない。
あのほっぺのわざとらしいバッテンの傷はどうなのよ(笑)というツッコミは原作を読んでないから言えるのだろうな、オイラ(笑)。
映画の予告編はすごく面白そうで楽しみである。
『龍馬伝』の演出をした人が監督をしている。
それだけでも結構楽しみ。
ハードルがあがっちゃうけどね。


『あなたへ』の予告編が上映されている。
高倉健主演の映画である。
ビートたけしが出演もしているが、オイラは観ないだろうな。
偏見であるが、この映画、高倉健の熱烈なファン以外観に行く人がいるのだろうか?
高倉健を熱烈に信奉していた世代はもはやわざわざ劇場には脚を運ばないだろうし。
オイラを含めた世代は高倉健はもう伝説のような人でしかない。
神棚に飾る事はやぶさかではないが、それ以上に映画俳優として観に行きたくなるような存在ではない。
この映画製作者達は明らかに高倉健におんぶに抱っこの感覚で作っているとしか思えない。
「健さんさえだしておけば」
なんていうね。
高倉健がそれをどう思っているかは知らぬが、俳優としては不幸な事なのではないのだろうか。
世界的に見たって主演俳優の魅力だけで興行を成功させるなんてことはありえない。
プラス監督であったり、ヴィジュアルであったり、世界観であったり、物語であったり。
予告編を観ただけだと、単なる手あかのついたロードムービーでしかなく、真新しさのかけらもない。
こんな映画が来年の日本アカデミー賞をとったりしたらイヤだなあ(笑)。


『細田守ぴあ (ぴあMOOK) [ムック]』
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情報量の多い本で読み応えがあって良かった。
経歴からジブリでの『ハウル』の経緯がまったく出てこないのが底の深い闇のように感じる。
細田本人がもう映画は作れないと思い詰めた出来事だったようだ。
宮崎駿についても鈴木敏夫についても現状わだかまりがないようだが、いったい何があったのだろうか。
普通に考えれば宮崎吾朗が監督になったって事は、ジブリで演出するということはかなりハードルが低い筈だよ(笑)。
結局ジブリは作画に特化した集団でしかなく、宮崎駿や高畑勲なんていう重しがあるうちは、ジブリからまともな演出が出るとは思えない。
作画にしてもいまだに宮崎テイストなデザインライン。
ハッキリ言って宮崎駿のキャラクター・デザインは古くさいよ。
あのデザインは宮崎駿が血肉化してるから物語とマッチしてるにすぎない。
宮崎駿が監督して使う時にしか有効ではない。
それを『借りぐらしのアリエッティ』にしても『ゲド戦記』にしても全部宮崎駿のキャラクター・デザインのラインでやってるからダメなのだ。
ジブリが興行的にイケてるのは間違いなく宮崎駿がいるということだけ。
駿がいなくなればあのジブリ・タッチのデザインは時代遅れでしかないからね。


『SWITCH 2012年8月号 Vol.30 No.08特集:細田守『おおかみこどもの雨と雪』はこの世界を祝福する』
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顔がほころぶ良い表紙画である。
花が田舎暮らしをする時の古民家が実在の写真として載っていて驚いた。
宇多丸と古川耕の対談なんかもあったり。
パッと見『おおかみこどもの雨と雪』は他の細田作品の絵コンテと描き込みが違うような感じがした。
すごく描き込まれているような。
これなら絵コンテ集がでたら買ってみようかな。
絵コンテって市販するなら宮崎駿並みに描き込まれたものでないと、素人が読み物としてみるのはつらからね。
本来宮崎の絵コンテが描き込み過ぎなんだけどね。
だいたい、キャラもわからない丸チョンでえがかれているから(笑)。
そんなじゃ買ってもつまんないしね。


『おおかみこどもの雨と雪』
ネタバレあります。
先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
満席ではないが、そこそこな人数が入っていた。
予告編を観た時には正直どうなるかと思ったけど、本編はすごく面白かった。
今のところ本年度のベスト3にいれてもいいかな。
そうは言っても、細田守の監督作の中では『時をかける少女』がいまだに抜きん出ていると感じている。
つーか、細田守の作品は他と比べる作品がないんだよね。比べるなら細田の他の作品からしかない。
邦画全体と比べてみても細田の演出力は抜きん出てる。
アニメーションを実写の下に見ているヤツら、脱帽せい。
本当に輝くような世界を描いていた傑作ファンタジーだと思う。
偶然だろうが、宮崎駿の『となりのトトロ』や『もののけ姫』を細田が作り直したような雰囲気のシーンもあった。
田舎に引っ越しして古民家に住み、田舎暮らしの日常を描写しつつ、山深い場所のに立つ巨木の描写。
オイラからすれば宮崎駿の名作にまっこう挑んだ勇気を感じたよ。
細田すげえ。
キャラクターの描写は実に丁寧で繊細かつリアル。
主人公の花の走り方。
バイト先のクリーニング店の前をお辞儀しながら走って行く描写。
山に息子を探しに行った時に花の着ている合羽に葉っぱがへばりついている描写。
この口が大きくて眼がはなれている女の子のなんと魅力的な事か。
声もね実に良かった。
雨と雪の子供時代の声。
少年少女になった時の声。
どれもが素敵であった。
それから本作の特筆すべき部分は背景についてである。
キャラクターの背後にある背景画という意味でもすばらしかったが、それ以上に背景だけでなりたっているカットも多数あった。
引っ越し先で、台所の"流し"を磨いていたら色とりどりの綺麗なタイルが出て来た。
古民家の綺麗になったガラス。
冒頭で出て来た花。
花を生けたガラス瓶。
それらの描写がリアルかつ美しい。
実写的、写実的というレベルではない。
画としての美しさがあり、その描写から逆に現実にもありそうな魅力を思い起こさせる。
背景がこんなにも突出していると、セルアニメ風のキャラクターとのバランスが危ういのだが、その辺りはギリギリ持ちこたえて相乗効果をあげていた。
世界の美しさは分からない。
だけど、身近なところにも魅力的な美しさが必ずある。
それを見つける事が生きる力になり得る。
劇場は子供も多かったけど、子供が最後まで集中力を切らさずに観れる映画ではなかったな。
だけど、なにかしら心に残滓として残っているかもしれないという希望がある。
宮崎駿の絵本版の『もののけ姫』では巧妙に回避したが、本作ではオオカミと人間の間に子供が生まれるという物語であるので、セックスシーンもちゃんと描いている。
別に生々しく描いているわけではない。
子供が生まれるプロセスの一端を逃げずに作った細田はエライ。
ヒロインの花ちゃんはちゃんと乳輪まで出している。
授乳の時だけど(笑)。
実写でもセックス・シーンで胸を出さないような映画はダメだね。
すくなくとも現在の映画で胸も出さずにセックス・シーンなんて舐めてるとしかいいようがない。
まあそれはそれとして、物語的な感想はBlu-rayで再見してから。
ちょっと気になるところもあるのでもう一度再見してからにしよう。
それにしても実に良い映画だ。
オススメである。
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どっちがどっちか分からん人もいるだろう(笑)。
左が細田守監督。
右が樋口真嗣監督。
どちらも、ヒゲ眼鏡デブのスリーカードである(笑)。


今週は母親の通院。
by 16mm | 2012-07-22 22:14 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(4)

『宇宙人ポール』『ヒミズ』

世の中節電。
節電だからというわけではないが、クーラーのない自室が熱い(笑)。
Macは暖房器具のように発熱し、現在53℃(笑)。
マシンが壊れる(笑)。
だが、オイラのマシンはそんな弱い子に育てた覚えはない(笑)。
扇風機で部屋の空気をかき回しているが、まさに焼け石に水である(笑)。


先週土曜日、心療内科と耳鼻科に。
心療内科の診察が割と早く終わったので、ついでに耳鼻科に。
先週は喉の調子と痰の滞留で難儀した。
窒息感の発作が起こる事はなかったのだが、本当に薬の量は現状が最低ラインのような気がする。
減らすとエライことになりそうだ。
耳鼻科に行って、自分が心療内科に通い、痰の滞留で窒息感がでる旨を伝える。
今回行ったら以前の爺様先生ではなく、30代半ばぐらいの医師に代わっていたので説明したのだが、やっぱり、
「あまり気にしすぎないように」
と言われてガックりとくる(笑)。
本人の気合いでなんとかしろと言われているようなもんだが、痰の滞留自体は慢性化しているも、手術をするほどではないと言われてしまう。
手術はイヤだが、現状も我慢できないわけだし。
心療内科の薬でなんとか正気を保っているようなもんだからねえ。
心療内科の薬を飲み続ける事を前提としつつも、原因の一端になっている痰に関しては潰せるものなら潰したいと思うのだがね。


先週の銭湯のサウナは3回。
風邪の初期症状のような状態だったので、なんとか身体をあっためればなんとかなくかなと思ったのだ。
サウナでのストレッチは相変わらず続けている。


先週土曜日、ジムに。
時間に余裕があったのでジムのマッサージ・チェアでマッサーされながらうたた寝(笑)。
その後サウナに入ってストレッチ。
ジムのサウナはどんなに暑苦しくなるまで入っていても、出た直後に座り込みたくなるような感じにはならない(笑)。
暖まり方はやはり銭湯のサウナの方がいいね。
プールで1時間ウォーキング。
最初はウォーキングしながら
「イッチ、ニ、サン、シ」
とブツブツつぶやきながら歩いていたのが、途中から
「オレにはワカル オレにもワカル」
などと『ヒミズ』な呟きになっていた(笑)。
体重95.45kg。
もっと減ってるかと思うのは毎度の事だが、高値安定だなあ。
サウナで痩せようと言うのはむずかしいか(笑)。


『現代思想の遭難者たち』
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先週もハマっていたいしいひさいち(笑)。
思想や哲学なんかに若干ハマっていた身としては非常に魅力的な本に思えた。
現代思想についての初歩の読み物と思ったら大間違い。
出てくる思想家達の事について多少ナリとも知ってないと、分からない、笑えない、どうしようもない(笑)。
かくいうオイラもフロイドとかユングとかフーコーあたりはなんとなく笑えたのだが、その他、不覚にも名前も知らない思想家も多い(笑)。
読む人間の教養が試されるね。
学生の時にこの本を読めていたらなと思わなくはない。
相変わらず悪意の塊のような容赦のない似顔に内容以上に満足できた。


漫画雑誌で買いたいものがなくなったと思ったら、イブニング誌を買い始めた。
鬼頭莫宏の『のりりん』目当てだが、その他にも結構好きな漫画が多い。
で、15号で新連載された
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武田一義の『さよならタマ ちゃん』。
これが面白い。
アシスタント生活からの初めての連載なのかな。
画も可愛いし、しかし、内容は死の手触りを感じさせる。
画、上手いよな。
うん。
このマンガを読むだけでも雑誌を買おう。
コミックスになったらそれも買おう。


コンビニで買った廉価版の『じゃじゃ馬グルーミン★UP! 冬の恋歌』。
駿平の母親の焦燥とストライクイーグルの心持ちを上手くシンクロさせて繋いだ描写があるのだが、そこが秀逸。
やっぱり良い作品だわい。


日曜日、会社に行く。
いや、仕事ではなく、私用でマシンを使用する為である。
が、イマイチ作業が上手く行かず午後三時過ぎに退散。
そこから東急ハンズに行って、先々週購入したタッチペンを入れとくためにペンケースを物色しにいった。
したら、
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こんなんがあって狂喜したよ(笑)。
"泥棒日記"というところで作った丸形の扇子(笑)。
いや団扇か(笑)。
“七宝BRW”Hi!!扇子というものらしい。
ソッコーでコーニューした。
というのも、このところ会社に着くと汗が吹き出す事が多かった。
なんか代謝の不調かしらん?と思っていたら他の人も皆汗だくでやってくる(笑)。
外より社内の方が暑苦しい(笑)。
更にPCが汗ばんだデブのごとく発熱するのでそれに拍車がかかる。
品行方正な会社なので机の上には余計なものは置くなと、USBの小さな扇風機も許さないらしい(笑)。
なので団扇が欲しかった。
扇子の方がコンパクトなんだけど、あの扇形がなんとも洋装にマッチしないよなという我ながらツマラナイポリシーが邪魔して買えなかったのだ(笑)。
で、今回の団扇、というか扇子(笑)。
どっちでもいい(笑)。
二つの良いとこ取りのようなまさにオイラが欲しかったアイテム(笑)。
これで明日の朝はしのげそうである。
いつもは重たい参考書をパタンパタンと手首を痛めるぐらいにして扇いでいたから(笑)。

で、本来の目的であったペンケースはコレ
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ペン一本しか入ってないのでw、耳かきでもいれておこうかな(笑)。


Macintoshの内蔵ハードディスクのデータの整理をする。
タイムマシン用のHDを2Tの外付けに代えたので、それまで使っていた1TのHDに内蔵HDの中に入っているもので整理できるデータをまとめてつっこんでおいた。
残り100GぐらいだったHDが400Gまで空けられた。
都合バックアップを二つ取っている事になるので、今後はかなり安心である(笑)。


文明開化(笑)。
ついにオイラのトコにもBlu-ray導入(笑)。

まずMacintoshはBlu-rayを公式には排除している。
ので、純正ではないアプリを使ってブルーレイを読めるようにしなくてはいけないのだが、それが" Mac Blu-ray Player"というそのまんまなネーミングなソフト(笑)。
ただ購入がドルになっていたのでちょっとビビっていたのだが、e-frontierでも同じものを販売していて、これが3480円と表示されていたので、イーフロから購入した。

それから"バックアップ"の為に(笑)リッピングするためのソフトを購入。
それがDVDfabDVDFab Blu-ray リッピング for Mac
一応立派なHPがあってそこからクレジットカードで購入したのだが、かいてある日本語の文言が微妙に怪しかったりして(笑)、少々ビビる(笑)。
そのソフトを使ってレンタルしてきた『インセプション』をリッピングしているのだが、いまメインで観ているiPod touchは解像度の制限とデータ容量の制限があるせいで、データ化しても取り込めないということが起きていて、何度もトライ&エラーを繰り返している(笑)。

で、購入したドライブが
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I・O DATAのポータブルなドライブの赤。
9800円也。

一応これらを使ってiMacでBlu-rayを観れるようになったわけだが、基本的にMacintoshで何が何でも観たいという要望に最低限応えているという感じで、メニュー画面などは最小限の体裁しか表示されず、更に環境設定をいじらなければ日本語字幕も出なかった(笑)。
インターフェイスに関してはかなり妥協しなければならない。

が、やはりBlu-ray。
すっげえw。
なにが、すっげえかというと、ピンボケが見ててウザいほどに分かる(笑)。
映画の世界でもピントに関してはやはり今後の課題になるのかもしれないな。
職人の感でピントを送ってフォーカスを合わせる、なんてのはフルハイヴィジィンの映像の曖昧さのない画質の前ではピンボケの量産にしかならんだろう。
ピントが合ってなくても良い映像はある、というのは一面の真理である。
しかし、オイラの好みでいえば、1%のピンボケが映えるのは、99%のジャストフォーカスの中にあるからだと思っている。
意図するべきところへのピントがカミソリのようにシャープさで切れ込んでいる画を撮るというのは必須だとおもっている。

一応Blu-rayが観れると分かった時点で、ソフトを購入w。
『アバター ブルーレイ版エクステンデッド・エディション(本編3種収録)(初回生産限定3枚組) [Blu-ray]』。
これ2600円ぐらいで買えたよ(笑)。
それから『キングダム/見えざる敵』と『ドラゴン・タトゥーの女』。
『キングダム/見えざる敵』は自分の中では傑作の部類に入るので。
『ドラゴン・タトゥーの女』はDVD版を買ったばかりであるがw作品の好きさ加減と特典ほしさに購入である(笑)。
『キングダム/見えざる敵』や『ドラゴン・タトゥーの女』のように代え難い傑作はBlu-rayを買って行く事にし、そうでもないものは、今あるデータで十分かもね。
DVDは今後じゃんじゃん整理していくつもりである。
ただ『ドラゴン・タトゥーの女』はDVD版もなかなかユニークなのでおいておくつもりであるw。


7月8日、TBSの情熱大陸。
ヤマザキマリの特集。
カッコイイ姐さんという感じ。
サイバラの画力対決の様子は出なかったが、名編集者にして名物編集の奥村勝彦氏のヤクザ顔をぼんやりと観れて嬉しかった(笑)。


『宇宙人ポール』
ネタバレあります。
iPod touchで視聴。
昨年末に劇場公開されていた作品で、公開規模も少なかった事もあり観逃してしまった。
傑作。
今後Blu-ray買ってもいいかな。
コメディー・タッチでありながら、その実かなり上手く物語を作っている。
パロディーというジャンルを徹底的に先鋭化した作品というべきか。
初期スティーヴン・スピルバーグの映画に対するオマージュが徹底している上に真面目だ。
製作者達は現代において『未知との遭遇』や『E.T.』に類いするような作品を作ろうとしていたに違いない。
ただ、その二作品が成立しえた時代と今現在が違うという事を冷静に判断したのだ。
スピルバーグの作品を踏襲しつつも、異星人との遭遇というテーマについて真面目に語ろうという意思があったからこそ、スピルバーグ本人が声の出演までしてるんだと思う。
やってることの多くはスピルバーグのパロディー。
撮影の仕方もそうだし、宇宙船が来る場所がワイオミング州のデビルスタワーというあの『未知との遭遇』のところとかね。
『未知との遭遇』は1977年。
35年前かあ。
ボチボチ初期スピルバーグを知らない世代も増えて来てるから、今後この手のパロディーが成立するのか難しいところだ。
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上記画像だとかね(笑)。
こういう画像でニヤリとできなければ本作の力が発揮されない。
しかし、幾千とある映画作品で、世代を超えて生き延びて行く可能性を秘めているのがスピルバーグ作品だとも言える。
だからパロディーとしてスピルバーグ作品を選ぶのはかなりカタイ選択でもあるのかもしれない。
神への信仰と科学。
好きなものへの集中力とオタク気質。
これらを徹底的に相対化しているところが物語として非常に気に入っているのである。
それからポールのヴュジュアル。
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静止画だとイマイチわかりづらいけど、この造形が周りに人間がいる中で動いてリアルに見えるというのが衝撃的だった。
CGで色んなもの見せられてきたけど、表情、動き、声、にことごとく感情移入ができた。
このメイキング、どっかにないかな。
30年前に観た『E.T.』の動きが当時衝撃的だったように。
作り手はE.T.の動きによって感情が揺さぶられた事があの作品のキモであったことをちゃんと理解していた。
だからこそポールの造形や動きにも妥協しなかったのだと思う。


この作品の意義を認めたのはスピルバーグだけではなく、SF映画初とも言うべきセックス・シンボル(笑)(SF映画初のセックス・シンボルは『スターウォーズ』のレイア姫だと思っていたのは中学生まででしたw)ビッグ・ガイことシガーニー・ウィーバー女史(笑)。
ここらへんもうれしくなるくらい製作者はわかってる人間揃いだな(笑)。
ウィーバー女史、本作で殴られるは殴るは。汚い言葉は使うは。
乱闘で「ヨイショ」とドレスの胸元を持ち上げるわ(笑)。
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で、その乱闘の最中、ものすごくピッタリなタイミングで有名な台詞を上のおばちゃんがリプリー、もとい、ビッグ・ガイことシガーニー・ウィーバー女史に吐く(笑)。
「Get Away From Her You Bitch!」
ご一緒にw
「げらうぇいふろむはぁ、ゆーびっち」
(笑)。
これはもちろん『エイリアン2』で、パワーローダーに乗ったリプリーが、ニュートを襲おうとしているエイリアン・クィーンに対して言った台詞(笑)、
更に彼女は結構なガン・コントローラー(銃規制論者)なのにバンバカ撃ちまくるし(笑)。
エエもん観れたわぁ(笑)。
とにかくもう非の打ち所がないぐらいハートを鷲掴みされた作品だったよ。
ただ一点。
一点だけ「むむっ」となってしまったのは
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このオトボケ二人組は殺す事なかったんじゃないかな。
ちょっとブラックすぎたな。
この二人はマヌケなだけだからなあ。
死ぬのはビッグ・ガイだけにしておいてほしかった。
まあ、そんなところである。
概ねオススメの傑作である。
しっかし、生きながらにしてオマージュされるスピルバーグも、本当に生きる伝説であるな(笑)。


『ヒミズ』
ネタバレあります。
iPod touchで視聴。
『ヒミズ』を観てしまうと、これが園子温の現状での最高傑作に観えてしまった。
傑作である。
染谷将太と二階堂ふみ。
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この二人の役者の面構えとセリフ回し。
第68回ヴェネツィア国際映画祭のマルチェロ・マストロヤンニ賞を受賞したのは伊達じゃないね。
役者の才能と監督の才能の相乗効果の結果。
今後この二人の役者の演技が本作を越えられなければ監督の演出の賜物という事になるのだろうが。
それぐらいこの二人はすばらしかった。
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メイキングから主演二人の画像をピックアップしたのだが、髪型が違うせいもあるがどれもみんな別人みたいに見えたよ(笑)。
コイツら本当にすごいのかもしれん。
ところで、初見劇場で観た時の感想でもあった3.11による被災地での撮影の件。
このDVDのメイキング(メイキングもかなり面白かった)やコメンタリーで監督が被災地で撮影する上での覚悟や意味について語っていたので、この映画に関しては被災地で撮影した事に対する不快感はない。
それはこの映画が3.11以降に作られた作品であり、安直な絶望を語る方が安易に流れると判断した上でのラストの原作の改変(オイラは原作読んでませんが)。
「世界にひとつだけの花」
「がんばれ」
前半の台詞にある楽観的で安直な希望の言葉。
この半嗤いになるような言葉に、監督の園子音は再び力をもたせようとしたのだ。
それがものの見事に成功している。
「スミダ ガンバレ」
「ガンバレ スミダ」
絶望の象徴としての被災地の描写。
それはメタファーとして池に埋没している掘建て小屋でもあらわしていたが。
その絶望の対比があるからこそ、若い少年少女に未来を託し、大人が真摯な言葉で若者達を絶望から解き放とうとする。
大人が真剣に悩み発した言葉に対する、希望をあの住田と茶沢が担わせたのだ。
若者が絶望するのは早い。
未来に一縷の希望はある。
実はこれらの台詞、すごくアイロニックに作りました、といったらそれこそ絶望的だし、監督許すまじになるのだが、そんなことはあるまい。
若者に対し希望を語った作品である、筈だった。
本作を観る観ないという事はあるが、もしこの映画に若者を力づける、いや、絶望の状況にある若者に力を与える事ができたなら、最近の大津でのいじめによる自殺は起こらなかったのではないか、というのは極論だろうか。
生きている事が死ぬ事よりも辛いと思ってる人間は多数いるはずだ。
生きる、死ぬという言葉ではない。
絶望か希望か、だ。
生きる事に絶望し、死に希望を見いだす人間を心の弱い人間だのヒトコトで片付けていいものなのか。
映画では、住田は死なず、茶沢は彼が出所するまで待ち、それから結婚し、子供をつくり、幸せな家庭を築くという希望を語っている。
が、実際は、茶沢が待っていると信じて出所した住田の前に、他の男と結ばれた彼女が立っていたら。
住田にとってこれほどの絶望はあるまい。
絶望は人を裏切らないが、ある意味希望は容易に人を裏切る。
希望を持った上に絶望を感じるよりは、絶望のどん底で死んだ方がマシだと思える事だってあるのではないか。
本作に限らず、羽海野チカの作品でも生きる力を呼び起こす事が描かれている。
が、『恋の罪』での台詞のように
「闇は影よりも濃い」
どんなちからでも取り払えない闇に立ち向かう芸術というものを期待したい。


今週末はヘアカット。
by 16mm | 2012-07-16 22:32 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)

2012年第3回更新のお知らせ

本日メインHPにて"Magica"をUPいたしました。
お暇な方、ご覧いただければ幸いです。

今回からSONYα NEX-7 をメイン・カメラとした撮影になりました。
カメラ自体まったく非の打ち所がない良いカメラだなと思います。
by 16mm | 2012-07-08 20:53 | メインHPと更新のお知らせ | Trackback | Comments(4)

『恋の罪』

心療内科の薬を減薬したのだが、その所為か、駅の階段を駆け上がった時に動悸で息苦しくなる感じが再び出そうに感じた。
実際はでてないんだけど。
しばらく様子見て薬の量の相談をするつもりである。


拙作のHPを更新しようとしたのだが、データがサーバーにアップできない。
今回初めてflvファイルのアップだったので、それがサーバーから拒否されているのかしらん、と思ったら、単にHPのサーバーの容量がイッパイになっていただけであった(笑)。
2000年から初めて12年かけて100MBのサーバーがいっぱいになった。
2000年当時なんて「ピぃ〜ヒョロロロ〜」のダイアルアップ接続のテレホーダイ時代。
その時代からすれば100MBなんてものすごく広大な領域に見えた。
それがインターネット回線の高速化で短時間に大きなデータを送る事も観る事もできるようになって。2000年当時FLASHで書き出したデータは300KB以下にしようと腐心していたのが嘘のようである(笑)。
今では当時に比べてかなり大きなデータをアップしている。
とりあえす50MB増設して500円少々。
なんか50MBで500円って高くないか?w
さて、あと50MB、何年で一杯になるだろうか。


先週土曜日、歯の治療。
歯石をバリバリと取っていだたいて、歯の裏側スッキリで気持ちがよい。
カメラのレンズ番長の先生と治療後雑談。
行くたびに新しいカメラが増えている気がするが(笑)、新製品を直に触れるのでうれしい。
ライカM9のモノクロバージョンが欲しいなという話しをする。


本日日曜日ジムに。
先週は銭湯に3回は通ったろうか。
その度にストレッチをする。
身体を温めてのストレッチは効果があるね。
やはり毎日ストレッチぐらいはするべきなんだけど、銭湯のサウナに入る時以外はしないので(笑)。
本日もジムに着くなりサウナに直行。
ジムのサウナは銭湯のサウナに比べて暖まり方が弱い。
突き出た脂肪腹なんてジムのサウナではなかなか暖まらずに冷たいままw。
銭湯のサウナなら即ジュージューとアブラが溶けるように熱くなるのだが(笑)。
ジムのサウナで身体をほぐして、プールに。
1時間のウォーキングと、泳ぎ200m。
やはり最近買ったSpeedo社の水着の効果を泳いでいる時に感じられる。
腰が自然と浮く感じなのだ。
泳ぎ易いように出来ているのだと感じる。
体重95.70kg。
晩飯は食べない。間食も以前より大分減った、と思うw。
減薬のおかげで眠気が緩和された所為で、会社で眠気と戦う間食をしなくて済むようになったからかもしれん(笑)。


仕事であまりアニメーションに関わったりしないので詳しい用語がわからないのだが、ディレイ (Delay)というエフェクトというか動きの効果がある。
つまり「遅らせる・揺らす」とかの事だと思われる。
『エヴァ』なんかでやってる女性キャラクターの所謂「乳揺らし」というやつだ(笑)。
そのディレイが己の肉体で実感できたのだ(笑)。
プールで(笑)。
プールで歩く度に腹のゼイ肉が、右脇腹から波紋をうつようにボヨヨヨ〜ンと左脇腹に(笑)。
続いて左脇腹から右脇腹に動きが遅れるように揺れる、エコーのように(笑)。
「乳揺らし」は作りたくても「腹揺らし」は作りたくないなあ(笑)。


サウナに入って漫画を読みたくて、コンビニで売ってる廉価版コミックの『スプリガン』を購入。
アリャ?
以前読んだ時には気にならなかったのだが、主人公の御神苗優(おみなえ ゆう)がガキのくせにやたらとエラそうで上から目線が鼻につく(笑)。
主人公として気に入らない造形だな(笑)。
と、思うようになったのは自分が歳をとったからだなと思う(笑)。
若者への嫉妬というヤツかもしれん。
そう考えると歳をとるのも悪くないかな。


OLD LENS LIFE Vol.2
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立ち読みして購入。
ムービーカメラ用のレンズを付けるのも良いかなと思った。
その他現行のミラーレス機とオールドレンズの相性などが詳しく載っていた。


『女(わたし)には向かない職業』『女(わたし)には向かない職業 2』『ほんの本棚』
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先々週のいしいひさいちのムックのおかげで、今更ながら恥ずかしながらハマってしまった(笑)。
今更ながら気がつく、いしいひさいちの画のセンスと漫画のセンス。
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藤原先生の造形と、彼女をキャラクターにした物語の造形に唖然とする。
台詞、画、ともに情報量の多さを感じるので読む度に新たなディティールを感じとれるのかもしれない。
劇場公開時に観て、途中で気絶して以来観ていない『ホーホケキョ となりの山田くん』を再見したくなった。
再見というか、初見に近いかもしれんがw。


時事問題についてこれまでもいくつかここに書いたりしていたが、正直なところあまり触れたいとは思ってなかった。
で、大津市の中学二年生の飛び降り自殺事件について。
事件の真相については今後報道が積み重ねられて検証されていくのだろう。
分かってる範囲で言える事は『3月のライオン』のいじめ問題についての物語は楽観すぎたということだ。
いや、作品批判ではない。
いじめ問題に関しては『3月のライオン』はかなり真剣かつ、読んだ者に力を与えるような描き方をしていたと思う。
ただ、こといじめ問題に関しては虚構は現実から遅れをとっていたと言わざるを言えない。
『3月のライオン』では
「イジメではね 証拠が無いのが当り前なんですよ」
「"イジメがあった"と口にした事が すでに1つの証拠なんですよ」
この台詞がなんと力強かった事か。
しかし、この台詞も現実の事件の、大津市が「いつ、誰が、どこでいじめを目撃したのか明らかにするように」と遺族に要求した大津地裁に提出した答弁書の前では無力だった。
現実はかくも醜く薄汚い。
『3月のライオン』ではすくなくともイジメ問題を解決するために強硬に動いた教師がいた。
だが、今回の事件ではその教師すらイジメられた者を守り戦うという姿勢すらない。
宮崎駿が現代においてファンタジーを作る事が難しいと言っていた意味がなんとなく分かった気がする。


やっとめぐりあえたよ(笑)。
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The Joy Factory 【DaVinci Stylus メタリックチャコール】。
Amazonで購入 ¥ 2,345。
今まで3種類ほどこの手のタッチペンを買っていた。
ペンを使ってiPhoneのボタンを押すのに使うのではなく、例えばSpeedText (手書きメモ)のようなアプリに手書きで素早くメモりたいなと思っていたのだ。
今まで購入したタッチペンは、ペン先の滑りが悪かったり、反応が鈍かったり、ちゃんと入力できなかったりと散々な結果であった。
なのでSpeedText を使って指先で入力していたのだ。
ただ、字を書くならやっぱりペンの方がしっくりくるなと思って色々物色していた。
で、件の製品にたどり着いた。
ダメもとだと思っての購入だったが、いやいや入力がしやすいこと。
これに気を良くしてアプリも新しいものを物色。
Touchwriter(手書きメモ)SketchTime スケッチタイムを購入。
Touchwriter、使い易い。
DaVinci Stylusとの相性もよい。
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こんな感じで画像まで取り込める(笑)。
ペンの質感も実に良い。
ペン軸は金属的な適度な重さがあり、ペン先はシリコン製か?指で押すとプニプニと柔らかい。
持ち物としてもなかなか良い出来だと思える。
この手のメモ用にiPadの購入も考えていたのだが、大きさと重さで見送ることにした。
噂の段階であるがこの秋出るiPhoneが現行のものより大きくなるとのことなので、このペンとアプリの組み合わせでもっと使い易くなると思われる。
取りあえず自分的にはかなりのヒットであった。


『恋の罪』
iPod touchで視聴。
劇場公開で一回。
iPod touchで本編を2回。
コメンタリー2種を各一回づつ。
雰囲気としてある種の重苦しさがあって、DVDを購入したのに観るのを躊躇するような感じがあったのだが、それでもすでに5回見ている事になる。
不思議な事に観れば観るほど面白く感じられるのだ。
たぶん傑作なのではないかと思う。
興味深いのはコメンタリー。
1つは監督・園子温と日活のふたりのプロデューサーと助監督の女性とカメラマンの男コメンタリー。
もう1つは水野美紀、冨樫真、神楽坂恵の主演女優3人に助監督の女性と小島慶子の女コメンタリー。
女コメンタリーが非常に作品を読み解く上でのガイドになる。
男性監督の演出に対する女性の側からみた感じ方などが聞けて非常によい。
まじめな話し一辺倒ではなく、本当に女子会を覗いているような楽しさがあった。
冨樫真が作中の人物とはまったく違う感じ衝撃を受ける(笑)。
アレ、演技だったんだ(笑)。
そういう意味では3人の主演女優の中では、身体のつくり(セックス・アピール・ゼロのガリガリな肉体)、表情の作り方を含めて冨樫真が他の二人より抜きん出ていたと今回のiPod touchでの視聴で確信した。
で、その女コメンタリーとは真逆なのが男コメンタリー(笑)。
作品解説というよりも撮影時などの感想をゲラゲラ笑いながら下品にやっている(笑)。
監督・園子温はことあるごとにチンチンを掻いているか触っているかしていて(笑)。
監督の奥さんであるところの神楽坂恵を見てオナニーできると言ってみたり(笑)。
高校の部室でHなビデオを見てゲラゲラ笑ってるようなノリなのである(笑)。
それがまた面白いのだ。
結構映画のコメンタリーを聴くのは好きなのだが、その中でも最高の部類ではないかな、男も女も。
『GANTZ PERFECT ANSWER』のコメンターなどは途中でタルくなっちゃって、ずっと放置しているのとは大違いだ(笑)。
何がこんなに違うんだろう。
ところで園子温がコメンタリーで、この映画のテーマはもっと深く掘り下げられるような事を冗談めかしで(もう脚本をかいているといっていた)言っていた。
思うに女性を理解したつもりで映画を完成させたつもりが、結果的には女性理解の最深部には到達できなかったと思っているのだと思う。
それが自分で分かってしまい、本作をいかに自分が知ったかぶりで作ってしまったかということに恥ずかしくなってしまったのではないか。
かなり神経の細やかな繊細な人間だと思うのだ、園子温は。
だからコメンタリーでもエラそうな解説を避け、チンチンの話しに終始していたのだと思う。
監督自身の作品の総括をなんとなく感じ取れたしだい。
女コメンタリーを聴いて男が作品を、女性を理解できると思ったら大間違い。
基本的に女性のコメンタリーでも女性特有の共有事項に関しては基本的に触れていないと思うから。
女性としてみれば、わざわざ触れる事のない周知の事という部分と、男に聴かれる前提では触れたくないから話さないという部分での女性同士のみが共有する事項とがあるだろう。
なので、女性達が赤裸々にコメントしているように見えてはいるが、男には致命的に分からない部分がかなりあると思われる。
イカ臭い10代の童貞男には、本作のように女性が「セックス」を連呼するだけでかなりのオカズになるのかもしれんが(笑)、同じ男でも童貞をこじらせたような中年のオイラのような男だと、本作で連呼される「セックス」は暴力的な言葉でしかない。
セックスという言葉の意味の1つである甘い官能性は微塵もなく、本作自体が過激なヴァイオレンス映画の態をなしている。
本作で数少ない官能的なシーンと言えば、神楽坂恵の鏡の前でのシーン。
あれはオナニーのメタファーだろう。
それから同じく神楽坂恵がラスト近くで小学生相手に放尿を見せるところ。
更に同じく神楽坂恵が殴られて鼻血を出しながら微妙に笑っているところ。
それ以外はものの見事にヴァイオレンスだったと思う(笑)。
ホラーだといってもいいかな(笑)。
監督自身が女性の理解の深部に到達していないと感じても、通常の男が観る分には相当に見応えがある作品だと言える。
"城"とはなんなのか?
「言葉なんて覚えるんじゃなかった」の意味は?
本作のタイトルに"恋"とつけられちゃったもんだから"恋"の意味を考え直さねばならず、その答えが出せない。
少なくとも後2回ぐらいは観そう。
2回観て理解できるかどうか(笑)。


同じく園子温作品の『ヒミズ』をDVD購入。
ジャケットの画がカッコいい。
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今週は心療内科に。
by 16mm | 2012-07-08 20:48 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)

『恋の罪』『NHK ふたり/コクリコ坂・父と子の300日戦争~宮崎 駿×宮崎吾朗~』

先週も3回銭湯のサウナに。
ここに行くたびにサウナ室に籠ってストレッチをするのだが、逆にここにこなければストレッチはしないという怠け者なわけで(笑)。
ジムを含めて週4回のストレッチで身体がやわこくなったかというと、よく分からず(笑)。
逆に血の巡りが多少よくなった所為なのか、腰や肩の違和感に敏感になってしまったような。
特に腰。
自宅の椅子、車の椅子、会社の椅子。
どれに座っても腰に負担がかかるような自覚がある。
ここのところジムでの筋トレをやっていない所為だろうか、背筋が弱くなっているのかもしれん。
まあ、それでもサウナに入って暖まった状態でストレッチをしていると腕の関節の痛みがなく曲げられる。
もしかした今年中に背中越しに右手指と左手指をくっつける事ができるかもしれん。


本日日曜日、ジムに。
サウナでストレッチ。
プールで1時間のウォーキングと100メートルの泳ぎ。
Speedo社の水着で初泳ぎ。
これがまた泳ぎ易い。
水を吸い易い水着との違いを思い知らされた(笑)。
腰から浮力が付いた感じで泳ぎ易い。
実際この水着、浮力が付くらしく、それが問題だとも聞いた事があったがw。
水着次第で速さはともかく、泳ぎが楽になるということもあるのね。
体重96.28kg。
へらねえええええ(笑)。


先週土曜日、母親の通院の送迎。


先週ヤマダ電機で2TのHDを買う。
11800円。
かなり安いなと思った。
前の週まで2Tがだいたい15000円以上はしてたから。
Macintoshのタイムマシンにはその2Tをあてがう。
最初のフルバックアップに8時間ほどかかった(笑)。


今回はニコンD800の購入は見合わせる事に。
まだ実機を見てもいないし、触ってもいないし(笑)。
そのかわりというわけではないがNEX-7のレンズで、E 16mm F2.8とコンバーターレンズ2種を注文。
これで純正レンズが3本手に入った事になる。
プラス、バッテリーも一つ注文した。


買ってないので誌名は伏せるが(笑)、とうとう宮崎吾朗があの下品極まりない風体のジジイと同じ雑誌に載っていたようだ(笑)。
まあジブリの社長がアレなので、こういうことは時間の問題だと思っていたが(笑)。


今月のMac Fan誌に、ブルーレイやら地デジやらをMacで観る方法が書かれていた。
ずっとwindows機でそれらをやろうと思っていたのだが、Macintoshでやってみっかな。


『セックスなんか興味ない』ソフトタッチ編。
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コンビニで偶然見つけて購入したのだが、面白かった。
「武田君の、アメ玉」
が好きだなあ。


『いしいひさいち 仁義なきお笑い (文藝別冊/KAWADE夢ムック) [ムック]』
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勿論知らないわけではないし、読んでないわけではない。
が、四コマ漫画という形態にイマイチ惹かれなかったので、いしいひさいち に限らず四コマ漫画の単行本を買った事はない。
いしいひさいち の漫画にしても単行本で読んだのは『がんばれ!!タブチくん!!』と『B型平次捕物帳』ぐらいか。
『B型平次捕物帳』は面白かったなあ。
とまあ、オイラの中ではすっかり伝説の箱の中に入っていたいしいひさいちなのだが、この手の特集本が出たら購入するぐらいには興味があったようだ。
西原理恵子、大友克洋、吉田戦車、宮部みゆきなんていう人達が寄稿してるのも目をひいた。
実はオイラはいしいひさいちの風体をまったく知らない。
そもそもいしいひさいち自身がマスコミ嫌いらしく写真が出回っていない。
ただ、以前に高橋春男の本でいしいひさいちの似顔画を見た事があったぐらいだけ。
どんなマスコミ嫌いを吹聴する人間だって自己顕示欲には勝てずに、写真は出回るものだけど、いしいひさいちはまったく表に出ないという部分で徹底してる。
羽海野チカも顔写真は出さないけど、彼女が実在しているという痕跡程度は感じるのだが、いしいひさいちにはそれがない(笑)。
まあそんな人なので、本人のムックでありながらロングインタビューも受けていない。
その代わり、いしいひさいち本人によるあからさまに手書きな、曰く「でっちあげ ロングインタビュー」が掲載されていた。
読んでみたらこれがまた眼からウロコ的な話しでギョッとなった(笑)。
四コマ漫画のセオリーとしていた起承転結に対する否定と独自見解。
これ読んだだけで分かったよ。
今更だけど、いしいひさいちは天才だ。
四コマ漫画だけでなく、小説でも映画でも、物語の展開させる理論としてたしか小学校で習ったよ、起承転結って。
だけどそれは名作を読み解くのに後付された理屈でしかなく、作者はいちいち起承転結にこだわっているわけではない。
秀作も凡作のどちらも起承転結が要件なわけではない。
かなり過激な事を言った後に「でっちあげです」と書き忘れないところはさすがである(笑)。
コレ、インタビューのかたちをとっただけの立派ないしい作品になっている。
これが最良のいしいひさいちの人となりの一部を切り取っているのではないだろうか。
天才だ。
オイラのような凡人は後付の理屈のフレームのなかで理解しようとする。
読み手としては「よくわかんねーや」でいいかもしれん。
だが作り手として自分を考えた時に、いしいひさいちとオイラの間になる埋められない深い溝というものを意識せざるを得ない。
認めざるを得ない、才能、天才、センス。
このムックで完全にやられてしまったようだ(笑)。
画もすごく上手いしカッコいい。
今度単行本、買ってみよう。


『恋の罪』
iPod touchで視聴。
劇場で観て以来の再見。
面白いんだけどもうちょっと突っ込んで考えようと思う。
それには付属していたコメンタリーを二つ聴いて考えたい。


『NHK ふたり/コクリコ坂・父と子の300日戦争~宮崎 駿×宮崎吾朗~』
DVD購入。
iPod touchで視聴。
TVでやったのは知っていたが観ておらず。
更にこれがソフト化されたいたのも一ヶ月遅れで知った(笑)。
前に『ポニョはこうして生まれた。 ~宮崎駿の思考過程~』という『崖の上のポニョ』のメイキング的なDVDを買って観たが、その後一度も観直していないぐらい退屈なドキュメンタリーだった。
その更に前の『「もののけ姫」はこうして生まれた。』の方が面白かった。
で、本作を観ての感想であるが、
「やっぱり宮崎駿は親で、子殺しはできない」
「宮崎吾朗っていいやつだな」
『「もののけ姫」はこうして生まれた。』の中で、ある原画を悪態をつきながら直している描写があった。
それは激しいもので、その原画を描いた人間の人間性の否定にすらなるようなことをTVカメラの前で語っていた。
考えられるのはこういう悪態をつきながらの作業は常にあって、VTRに記録されたのはその一つでしかない。
その当時は宮崎駿だから許されるんだよな、こういう後々残る媒体がいるときにこういう悪態をついて許されるのは、とオイラ自身に納得させようとした。
自分の描いた画に対する罵倒を公になるような形で残されたら、オイラだったらいたたまれんだろうな。
それでも宮崎駿だからいいんだと思っていたのだ。
自分自身に鉄のような意思のある人間のやることだから、と。
それが自分の息子である吾朗に対しては完全に甘々で愕然とした。
そりゃ表面上吾朗に対する悪態はついてますよ。
監督第二作が正念場だと厳しい事言っておきながら、吾朗監督の『コクリコ坂から』の脚本とポスターを宮崎駿が手がけている。
更にジブリ・ブランドで作られれば、現状誰が監督しても負ける要素がない。
例えば、無名の他のスタジオでキャリアを積んで来た演出家がジブリにやってきても「企画:宮崎駿」のレッテルさえあれば、現状日本の新人映画監督としては信じられないぐらいの興行成績をあげられることが約束されたようなもんだ。
どんなに否定しようとも、それは「ミヤザキ・ブランド」であり「ジブリ・ブランド」の信用の賜物で敷かない。
しかしジブリはこれまでの経緯を見ても外様の演出家に非常に冷淡であったことが伺える。
その代表格が細田守監督になるわけだが。
なぜ優秀な外様である細田監督がスポイルされ、アニメーションの仕事に対しまったく素人の宮崎吾朗が2本の劇場作を作る事ができたのか。
思うにジブリの、特に原画のスタッフは宮崎駿の言う事しか聞かない人間の集まりで、どんなに細田が優秀であってもハナから見下していいたのではないか?
そんなスタッフを相手に監督する徒労というものを細田は思い知ったのかもしれない。
その割には細田は鈴木敏夫のラジオ番組に出たりしてるのでよくわからんが(笑)。
宮崎吾朗がジブリで2本も監督出来ているのは、言うまでもなく彼が宮崎駿の倅だからにほかならない。
ただ監督が駿ではないので吾朗の映画を2本観たが結構力を抜いているのが伺えた。
神のごとき存在感と才能をもった厳しい監督の言う事は聞くが、外様の監督にまで忠誠はつくせないというジブリ・スタッフのプライドだろうかね。
細田守でダメなのに、例えばまったくアニメの経験のないオイラがジブリで演出させてくれ、などといったら、当然相手にもされないだろう。
しかし吾朗はジブリで監督をし、宮崎駿は吾朗監督を辞めさせる事も出来ない。
それは以前、アニメーターの描いた原画をVTRの前で罵倒した時の自分に対する厳しさ、覚悟、も摩滅してしまった老いたジジイの姿だ。
巨大な宮崎駿の才能というものは認められているが、その大きすぎる才能のおかげで芽がでずに去って行った才能だっていくらでもいたのだ。
少なくとも『風の谷のナウシカ』の頃の宮崎駿ならその事を真摯に謙虚に受け止めて、それらを自分に突きつけられたドスと表現していた。
たぶん老いとともにその真摯さは影を潜めていったであろう。
そして息子の吾朗がアニメーションの監督になった。
それが駿の大誤算だったのだろうね。
息子でなかったらクビにできたのにできない。
親の情が勝ってしまった駿はその事をきっちり自覚すべきだと思うが、そうはいかんだろうな(笑)。
本作のラストで宮崎駿が
「自分を脅かすような作品を作ってみろ」
と言っていた。
この言葉、宮崎駿以外の他の製作者達に向けられた言葉と理解できなくもないが、やはり吾朗に向けられた言葉だ。
「自分を脅かすような作品を作ってみろ」
っていうのは、脅かすような作品ができると思っているに他ならない。
そう思っていなければコメントなんてない筈だからね。
庵野秀明や細田守にわざわざそんな言葉をかけないのは、十分に駿が脅かされる存在として立っているからだ。
やっぱり甘いよな。
それを受けて吾朗は
「死ぬなよ」
とか。
もう単なる親子のじゃれあい(笑)。
自分の映画を完成した直後の高揚とTVに向けてのサービスな台詞とはいえ、吾朗は駿と真面目に拮抗しようという意思がないのかね。
その高揚感で『コクリコ』が駿の作品と拮抗できたと思ったのかもしれない。
それでも宮崎吾朗が良い奴だと思ったのは、自分がジブリ以外でアニメの仕事はできないとちゃんと自覚してるからだ。
その為に真摯に努めている態度に対しては好感がもてた。
ここでしか出来ない、という場所が日本で一番良好な制作能力のある場というのがね、他の同じような境遇の演出家達の目の敵にされるんだろうけど、それは我慢して受け入れるしかない。
吾朗は今後多分演出家が抱えるような作家性の葛藤を抱えることなく、座付きの監督としてジブリにおさまるんだろうな。
ところで、散々悪口を言ってなんだが、宮崎駿の新作の情報もチラチラと見えていた。
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モデルグラフィックス誌で連載せれていた『風立ちぬ』だろうかね。
第二次大戦中の戦闘機の設計者と悲恋を描いた物語。
ものすごく期待しちゃうなあ(笑)。
本作は所謂、親子喧嘩と駿の生態(笑)を覗き見するにはなかなか面白かったのであるが、もっと面白くできただろう。
3.11を受けての宮崎駿の言葉は全文放映せいよ。
あれが一番期待していたとこなのに。
ドキュメンタリーとして視点がヌルいよな。
『ハゲタカ』『龍馬伝』『チェイス~国税査察官~』なんていうエッヂの効いたドラマを作っているNHKだが、ドキュメンタリーは全然ダメだな(笑)。
by 16mm | 2012-07-01 22:05 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)