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『アイアン・スカイ』

先週土曜日、母親の病院の送迎。


先週土曜日、歯の治療。
いつものように美形の歯科衛生士さんにガリガリ歯石を取ってもらう。
治療後、美形の先生wと雑談。


耳鼻科の薬が切れる。
なんとなく痰の滞留が感じられる。
やはり耳鼻科に行っとこうかな。


本日日曜日、ジムに。
マッサージ・チェアでダラダラとうたた寝(笑)。
起きてサウナでストレッチ。
かなり久しぶりにプールではなく、マシンを使ってみることに。
その前にマットの上で脹ら脛のストレッチ。
結構ピリピリとするw。
右の膝がまだ微妙に完治していないのでランニング・マシンではなくサイクル・マシンを使う。
一時間使ったのだが、デブの所為かお尻が痛くなる(笑)。
山を走った想定で、65分で28.99km。
上昇距離が2296m。
体重95.40kg。
結構汗だくになった。
お尻がいたくならないならまたやってもいいかな。


vaioオーナーメイドモデル価格シュミレーション
会社の同僚に勧められて購入。
8万円ぐらいでオーダー。
オーダーはしたが、来るのは10月18日ぐらいであるとのこと。
結構紆余曲折あったが、TVも観れてブルーレイも観れる。
しかもFHD。
モバイルとしては大きくて重いわけだが、まあそんなに持ち歩く事はないだろう。
ついでに
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↑もAmazonで購入。
4万円近くしたものが、円高の所為なのか27000円に(笑)。


『タマフル』でまた井筒和幸が出るとの事。
なぜ宇多丸は井筒なんかを好きでいられるのだろうか?


YouTubeでもふかわりょうの『5時に夢中!』を観る気になれず。
逸見太郎の復活を拙に願う。


アニメ監督佐倉大(北久保弘之)氏による、アニメージュ/イノセンス/ジブリに関する裏話(ジブリの声優がアレな理由など)
最近面白くておっかけている。
佐倉大というのは北久保弘之の別名。
80年代にあった『くりいむレモンシリーズ』の中の『POPCHASER』を監督したときの名前である。
アニメーターとしてもスゴ腕で『アキラ』などにも参加していたわけであるが、彼を演出家としてスゲエと思ったのは、オムニバスのオリジナル・アニメ『ロボットカーニバル』の中の一編、『明治からくり文明奇譚~紅毛人襲来之巻~』からである。

大友克洋を含め8人のクリエイターが参加したこの企画であるが、まったくどうにもならないオナニーなクズ作品が多かったなか、この北久保弘之の作品だけがエンターティメントを念頭に置いてつくられた作品であったのだ。
この人、文才もあってプロダクションI.Gにいた頃に書いていたエッセイは面白かった。
プロダクションI.Gで制作された『BLOOD THE LAST VAMPIRE』の監督も北久保の手による。
この『BLOOD THE LAST VAMPIRE』をめぐっては押井守の話と北久保の言葉が微妙に、また大きく違っていたりするので、なかなか面白い。
ネタなのかマジなのか分からんが、鈴木敏夫に対する罵倒は溜飲が下がりますな。
オイラとしては北久保は好きな演出家であり監督なので、その有能さをまた生かしてもらいたいと切に願っている。


『ミレニアム』シリーズ読了。
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これだけの長編を読んだのは久しぶりである。
興味が失せる事なく読み切った。
特に最後の第3部『眠れる女と狂卓の騎士』の下巻は無茶苦茶面白かった。
この下巻に至までに長い事、亡霊のようなジジイの暗躍や権謀術数の陰鬱な描写が長く続いて少々辟易していたのだが、第3部の下巻を読んで一種清々しい気分になれた。
この作者であったスティーグ・ラーソンはとことんフェミニストであったのだろうか。
女は賢く勇敢で、男はつまらない自尊心に縛られ大局を見誤る間抜けな存在として描かれている。
主人公のミカエル・ブルムクヴィストは国友やすゆきの『幸せの時間』浅倉のようなヤリチン野郎と化してるし(笑)。
オイラとしてはなんて羨ましい野郎なんだと思わざるを得ないw。
この第三部を読んで、原作とスウェーデン版の映像作品との間に乖離がある事が分かった。
原作通りの映像化というのはあり得ないにしても、この改変はどうよ、というのがエリカ・ベルジェの扱い。
スウェーデン版の映像作品では、公安の報復を恐れて出版を止める決断をしてミカエルと対立するのだが、原作にはそんなシーンもニュアンスもまったくない。
原作でのエリカ・ベルジェの立場というのは結構複雑になっているのだが、それでも権力に屈する姿勢は微塵もみせない。
スウェーデン版の映像作品を楽しんだ身としては残念であるのだが、ミカエルを引き立たせる、所謂弱腰の女という造形にしてしまったのは、原作に対する改悪と言ってもいいかもしれない。
しっかしミカエルという男は罪な男である。
第三部で公安の女性と恋仲になり、それが本気っぽいのだが、エリカはともかくとして、リスベットが可哀想ではないかと思ったりもした。
ミカエルは苦しんで死ね(笑)。
『ミレニアム』はシリーズ全体の構成として全5部あったといわれている。
一応この第三部で物語自体の決着のおさまりはついているのだが、あり得たかもしれない第四部と五部はスティーグ・ラーソンの死により永久に闇の中に沈んでしまった。
リスベットの双子の妹が出てくるのではないか?
頭を撃たれたリスベットが、もっていた映像記憶能力が次第に失せていき、その事によって生じる孤独感、だれからも必要とされない存在に陥るのかもしれないという恐怖、などが描かれるのかなと想像してみたりする。
どちらにしてもこれで『ミレニアム』はおしまい。
後はハリウッド版がその後作られるかどうかというところだろうね。


『アイアン・スカイ』
先週土曜日、MOVIXさいたま。
久しぶりのMOVIXさいたま。
いつもの近場の映画館ではやっていないので遠征したのだ(笑)。
土曜日の最終で観た。
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そんなに大きな小屋ではないのだがほぼ満席。
オイラを含めメガネとデブの男率が高いところがこの映画のある種のボンクラさを感じさせる(笑)。
で、オイラもそのボンクラさを期待しつつ行ったわけ。
B級のトンデモ映画であろう、と。
が、トンデモなかった(笑)。
本作、かなり真面目につくられた悪夢的であり世界全体への悪意を感じるブラック・コメディだ。
面白かったし、傑作だと思う。
劇中、ところどころ笑いも起こったしね。
褒め過ぎかもしれないが、スタンリー・キューブリックの『博士の異常な愛情』に通じるものがあるなと思った。
ナチスというのが今現在に至っても問答無用に悪の象徴であり続けるのは、行った事の酷さという事もあるが、力強い悪役というカッコよさもあるからだと思われる。
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軍装のデザイン製の高さから悪役のモチーフになりやすいのだと思う。
本作、悪役であるナチスを憎むその他の国は果たして正義なのか?というストレートな疑問を提示してくる。
第二次大戦が終わった直後に月に行ったナチスの残党がいて、そこに住み着けるようなテクノロジーを独自に作ったというのは驚嘆に値するが、現在では宇宙船を飛ばす為のコンピューターをスマートフォンで代用しようとするぐらいに地球のテクノロジーから遅れをとっていた。
そんな月のナチスに向かってアメリカを中心とする連合軍(日本も含むw)が月を攻撃する。
非戦闘員がいるにも関わらず爆撃して、案の定子供らが瓦礫の下敷きになっている描写がある。
これがなんのメタファーであるかは言うまでもないだろう。
国連の場でナチスの兵器が、実は日本や中国のものではないかと疑われた時に、その両国の大使が懸命に否定するのに対し、聞かれてもいない北朝鮮が
「あの兵器は我が国の首領様がデザインしたもので云々」
と言い始めたら、まったくどの国も本気にしないという件は面白かった(笑)。
更に月にあるヘリウム3をめぐる問題は、現実の石油を中心としたエネルギー問題に対する権益についてであり、これが元で国連での各国のいがみあいが、最終的に核戦争に突入していって幕を閉じる。
戦争状態という状況下を利用して再選を狙うアメリカの女性大統領。
ナチの男に捨てられた腹いせに月の攻撃を指揮する広告屋。
正義や悪というものを問う前に、戦争というのは実は一握りの権力者達の権益を守る為のゲームでしかないと本作はマジに言っている。
戦争やそれに付随する事に興味のある人は是非観た方がいいだろう。
悪夢的で笑ってしまうような事が、実はリアルなのではないかという恐怖が描かれている。
その点がオイラが『博士の異常な愛情』と通じると言った点なのである。
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その他、明らかにアインシュタインに似せた科学者が出て来たりw
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宇宙飛行士が黒人であったり。
この黒人の問題は日本人のオイラにはまったくピンとこない事柄なのだが、アメリカなんかではかなりセンシティブな問題なんだろうなと思う。
その辺りを今後調べてみたい。
本作、アメリカ制作の映画だと思ったらフィンランドのほぼ自主制作のような作品なんだよね。
アメリカが作った凶悪な自己批判映画だと思ったら、さすがにアメリカ人の尖ったヤツでもこれはできないんだろうな(笑)。
自主映画=B級と思ったら大間違い。
CGだって良くできてる。
たいしたものだ。
この夏は『ダークナイト ライジング』や『プロメテウス』のようなリアル寄りのフィクションとして制作された作品が力を出し切れずに敗退したのに対し、所謂漫画的な『アベンジャーズ』や本作のような体裁の作品が漲るような力強さを発揮していた。
本作のような作品に触れると、フィクションは現実に負けてないとおもってホっとするのである。
ブルーレイは買いである。
by 16mm | 2012-09-30 21:10 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(3)

『 マイティ・ソー』

先週土曜日、ヘア・カット。
いついっても明るく朗らかな美容師さんたちに癒されるなあ。
中年の太ったオッサンが金髪にするのが珍しいのか、なかなか皆さんチヤホヤとしてくれて気分がいい(笑)。
行く度にやってもらっている頭皮のマッサージも楽しみな項目である。
次は二ヶ月後。


膝小僧の負傷はかなり治ったが、まだ膝小僧を床につけると痛い。


痰の滞留は気になったり気にならなかったりな状態。
耳鼻科の薬はもうすぐ切れるが、しばらく断薬してみようと思っている。


『LOOPER/ルーパー』
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日本では来年公開らしい。

スッゲエ楽しみ。


クラウド アトラス
これも来年公開。
同じくスッゲエ楽しみw。
予告編に流れる音楽も好みだ。
本編も予告編負けしないように願いたい(笑)。
ちなみに、本作の監督はラナ・ウォシャウスキー、アンディ・ウォシャウスキー、トム・ティクヴァ。
『マトリックス』の兄弟監督であったラリー&アンディのウォシャウスキー兄弟が、ラリーの性転換によってラナになっちゃって、ウォシャウスキー姉弟なったと。
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左がラナさんで右がラリー。
むうううう(笑)。


アイアン・スカイ
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これは今週末の公開であるが、近場では上映しない。
このバカバカしさがなんとも言えない(笑)。


『モテないのではない モテたくないのだ!!』
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最近なんとなく気になって買ってしまうカラスヤサトシの作品。
高校時代の童貞をコジらせまくっていたオイラを思い出して笑えて来たw涙でたけどw。
ところで上記の表紙画がカラスヤサトシ本人の自画像らしいが、
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葛西りいちが描くと↑のようななかなかの美形になるので、本当はどっちだと画像検索してみたところ......。
......。
葛西りいちが嘘つきだということが判明(笑)。


ねむりの処方箋
葛西りいちのweb上での作品。
連載は終わっているようだが、同じような悩みを持つ者として非常に共感するところが多かった。
特に初診をうけつけねーとヌカす病院。
そいつらみんな苦しんで死ね。


My First BIG版の『パトレイバー』。
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コンビニで購入。
押井守関連で名前を知っている鵜之澤伸のインタビューが載っていた。
これがなかなかのもので、プロデューサーというオイラからするとなにをする人なのか謎の職業につて分かり易く語られている。
切り取ってスクラップブックに保存するつもりである。


本日日曜日、ジムに。
行くつもりだったがw、時間の都合でサウナに行く。
いつものようにサウナに籠ってストレッチ。
誰もいなければ腕立てや腹筋も全裸でやるところであるが、なかなか誰もいない状態にはならないw。
体重96.00kg。


『 マイティ・ソー』
DVDレンタル。
iPod touchで視聴。
この『 マイティ・ソー』のラストが『アベンジャーズ』に直接リンクするようになっている。
全くなじみのない原作コミックで、オイラが一番苦手とする"神様"的ななにかなw作品だと思って敬遠していたのだが、コレが面白かった。
劇場で観とけば良かったw。
少なくとも『踊る4』の100倍は面白かったよw。
監督がケネス・ブラナーというのもすごいね。
父と子のニュアンスの重厚さというのはやはりアレか、シェイクスピアの舞台俳優としての面目躍如というところか。
父と子の物語と兄弟の物語でもある。
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右が兄のソー。
左が弟のロキ。
この二人に血の繋がりがないというのもポイント。
弟が敵の種族の子供であるという忌むべき存在。
が、そのことをロキに感じさせないように王であり父となったオーディンは育てた。
が、その出生を知ってロキがグレる(笑)。
ソーはソーで色々問題があり、頭に血が上り易い単細胞な武闘派(笑)。
こんなタカ派なヤツが国を納めたらどうなるか、親父も頭が痛い所である。
そのソーも地球に向け追放され、力を奪われたなかで地球人と交流することで変っていく。
ソーが次第に観客の好感がもてるようになっていくんだな。
で、グレたロキが悪役なのかというと、そうではなく、本来は気の弱い憎めないヤツという人物造形になっている。
イキがってはいるが、最後には本当のワルのパシリになっちゃう感じの情けないヤツなのだ(笑)。
もうすでに顔つきからしてそうだもんな(笑)。
結局、とことんワルではないのだが騒動の引き金を引くキャラクターということで本作や『アベンジャーズ』での困ったヤツという立場になっている。
コイツが元凶であっても憎めない様になっているのは、ロキが人間の顔かたちをしていて、本当の敵が敵らしいコワイ顔しているからだ。
そういう意味では勧善懲悪の昔ながらの図式にすぎない。
悪を人間に見えないものに転嫁させてロキを憎めない存在にしているということにも意味がありそう。
原作を読んでないのでなんともいえないが、悪事を働いた人間、或は敵だと認識していた人間に対しての最終的な寛容。
或は、人間の範囲でいえば、悪を働く者が終生において悪であるという認識ではなく、そんな奴でも心が浄化されて違った考えを持つこと、改心することがあるということの希望を感じた。
なんとなく楽観的な感じもしないではないが、観る側にそう感じさせる為にロキをああまで情けなく造形しているのだと思う。


今週は母親の通院と歯の治療。
by 16mm | 2012-09-23 21:18 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)

『ヴァンパイア』

先週土曜日、ジムに。
まだ右膝は完治していないが、痛みの具合や腫れの具合はかなり小さくなった。
マッサージ・チェアでまどろんでからサウナでストレッチ。
プールで1時間のウォーキング。
体重95.35kg。


日曜日、観たい映画がなければ下車する事ない駅ナンバーワンの渋谷に。
だから映画を観に行ったのだ。


先週の日曜日の『情熱大陸 』は篠山紀信の特集。
当然と言えば当然だが鼻にかけるようなテクニカルな事は一切言わない。
まぐれ当たりを撮影するために準備を怠らないと自ら言ってのけるあたりが貫禄である。
日本人の写真家の中では一番好きかな。


宇多丸の渾身の評論『桐島、部活やめるってよ』。
さすがに見事。
スカっとするような感じというのはこういうことなのだな。
翻って自分の見方の甘さに愕然とする。
更に放課後Podcast


宇多丸/町山智浩/コンバットREC/古川耕
いや〜、本当に聴き応えのあるものだった。
不器用でさほど会社から重宝されるでなく、それでもコツコツと自分を積み上げる努力をつづけているヤツラに捧ぐという感じ。
オイラが彼等と同じだと言うつもりはないが、オイラの今の立場を悲観することもないと思えるだけで勇気がでた。
町山の
「ブっころす」
という台詞が本当に嬉しくなるね(笑)。
オイラが宇多丸たちほど『桐島、部活やめるってよ』を観てもだえなかったのは、町山と同じで人生の恥ずかしさ、思い出したくない出来事が社会人になってからに集中しているからのような気がする。
『桐島、部活やめるってよ』は絶対に再見だ。
ところで宇多丸も町山達も校舎の屋上から飛び降りる描写について言及してなかったが、アレはそんなに気にする所ではないということかしらん(笑)。
ああ、もっと真剣にちゃんと観ておくべきであった。


先週iPhone5が発表に。
購入はしない。
取りあえずiPadminiを待ってみよう。


『エイリアン・コンプリートブック』
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買うかどうか一日悩んで購入。
なかなかの図録と文章であるのだが、5000円だからねえ(笑)。
まあ妥当な感じといえるかもしれないが、図録はともかく監督やキャストのインタビューをもっと網羅してくれてたら言うことなしだった。
なんとなく物足りない感じではあるが、それ以上になるとさらに値段に跳ね返るんだろうけど。
値段だけの価値はあったということにしておく。


『ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士 下』
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購入。
相変わらずカッコイイ装丁画である。
上巻がやっとこ読み終わったのだ。
この下巻で『ミレニアム』シリーズは最後。
上巻でリスベットがPDAでネットに復帰した時の描写が生き生きと描かれている。


買ってからパッケージも開けずに放っておいた『ドラゴン・タトゥーの女』のBlu-ray Disc を引っ張り出してメイキングを観る。
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メイキングの見応えというのは勿論あるのだが、はじめてFHDで観たリスベットにギョッとなる(笑)。
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目の下のクマのディティールまで見えるがな(笑)。
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改めて映像のシャープさと解像度に驚嘆したよ、今更ながら(笑)。
やっぱり顔つきはハリウッド版のリスベットが好きかな。
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上の二つの画像は本編のコメンタリー。
リスベットとミカエルがセックスしたのを受けて、リスベット役のルーニー・マーラーは撮影に際して陰毛をウィッグにしたとのこと。
本物でない、いわゆる人工的なヅラであっても日本はモザイクをかけるという監督の皮肉である(笑)。
しかし、作業用のMacintoshでBlu-ray を観るというのも面倒だなあ。
やはりモバイルPCを買ってそれで観るというのが良いような気がしてきた。
考えどころである。


本日月曜日、朝の涼しいうちに革靴の手入れを一気にやってしまおうとしたら、一足終わった段階で汗だくに(笑)。
残りはブラシでこする程度でやめておく(笑)。


『ヴァンパイア』
日曜日、渋谷のシネマライズ。
この映画館で観たのは同じく岩井俊二の『リリイ・シュシュのすべて 』以来だから12年振りぐらいか。
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予告編でこんなヴィジュアルが提示されていて、所謂ジャンルものともいえる吸血鬼映画としてのタイトルを冠しながら、違った視点でヴァンパイアを語るのだなと予測し期待していた。
そもそもこの吸血鬼映画というのは観る側も飽きのきているテーマであり、すこしでも宣伝に"吸血鬼"のニュアンスが入ってると観客がこないという曰く付きのものなのだ。
だから『ぼくのエリ 200歳の少女』も『モールス』も(このふたつ、両方とも原作が同じだけど)タイトル見ただけではなんだかわからないけど、観てしまえば吸血鬼映画なのだ。
ジャンル映画とバカにしてても『ぼくのエリ 200歳の少女』はこのジャンルでは傑作と言って良いだろう。
それを踏まえつつ、タイトルに逃げ隠れしない『ヴァンパイア』をつけたのだから、岩井俊二なりの勝算があったにちがいない。
......
鑑賞中、断続的にだが気絶してました(笑)。
映画の途中から更にどうでもよくなって退席しようかともおもったぐらい(笑)。
あの映像と音楽がどうにも気を遠くさせる作用があるのであろうか(笑)。
全編英語の台詞の映画。
白というよりも、グレイッシュな印象のヴィジュアル。
内容が頭に入っていってないので、ちゃんとした感想がいえないのだが、ある男がサイトでであった自殺志願者達の自殺幇助をし、自分も死ぬと言っときながら結局死ぬ気はない、という話だろうか?
いや、憶測でものをいうのはよくないな。
単純にオイラには理解できない、理解する余地すらなかった映画ということかもしれない。
この映画、岩井が撮影もしているのだが、Canonの一眼レフ5D Mark IIの動画機能を使っている。
海外でのデジタル・スチル・カメラのムービー・カメラへの転用はCMを中心に積極的に行われている。
スチル・カメラのフィルムが横送りで使われているのに対し、35mmフィルムの映画と言いつつ、映画では35mmフィルムを縦送りしている。
つまり昔のハーフサイズのサイズで撮影されているということだ。
それが、フルサイズのデジタルカメラの動画機能を使えば、今までの映画では描写できなかったようなボケ味やら広角感やらが表現でき、さらに画質も良い。
カメラは小さくなり扱いも楽になる。
岩井俊二がいよいよ自分のイメージをダイレクトに映像に映し込める技術が出来た。
と、期待したのだが。
画質も画的な官能性もすごく凡庸に見えて、この映画を観てオイラもデジカメで映画を撮ってみたいと思わせる感じにはなってなかった。
映画の内容については語れないが、映像についての感想は語れると思う。
そういう意味では非常にがっかりした映画であったと思う。


今週はヘアカット。
by 16mm | 2012-09-17 19:22 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback(1) | Comments(2)

『トータル・リコール』『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』

先週土曜日、心療内科。
前回の診察から一ヶ月の状態報告。
前回から新しい薬を一錠増やしたが、その所為か?以前からあった喉に痰が滞留する感覚が小さくなった。
その旨担当医に伝える。
増やした一錠は今までのとは性質の異なる抗鬱薬だとのこと。
取りあえず同じ量の薬で経過を観察する事に。


先週土曜日、車の六ヶ月点検。
毎度思うのだが、点検が終わって店を出ると、その客が乗った車が視界から見えなくなるまで店員が立ち尽くしているんだよね。
こういう事をする会社、しない会社で客足が左右されると思い込んでいる。
バックミラーを見て
「あら、あの店員さんまだ見送ってる。感心だわぁ」
などということで、その車会社はやらなかった時のリスクを極端に恐れていると思われる。
実際車内で振り返らない限り、ルームミラーを見る運転手しか立ち尽くす店員を見てないんだけど。深々とお辞儀をしてサっと店に消えるというのもスマートなんだと思うが。
商売をするという事は、ありもしない現実をあると思い込んで、先回りしてサービスすることなのだなと改めて思う。
外向きの仕事をやっているわけではないオイラは、対客に対する考えというものが希薄であるなと感じた。


ComicViewer for Mac
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データで貰った漫画を読むのに楽なソフトはないかと探してたらこれに行き着いた。
"しおり"もつけられるし便利だ。
ただこの手のソフトのメニューバーは上より下の方がいいなと思う。
頁を送るボタンを押すだけなのでメニューバーが上でも下でも関係ないと言えばそうなのだが、動画ソフトの多くが早送りや戻しのボタンが画面の下についているので、まあなんとなくそれに慣れている所為だと思うが。


会社の夏休みの期間中、二日間職場にいたことが問題になる。
別に仕事をしていたわけではないし、タイムカードを切ったわけでもない。
が、ゲートパスをつかって入室してるのでその履歴が残っていたのだ。
こちらとしては出勤したのだからカネを払えと言ったわけでもない。
休み中にオイラが出勤していたという履歴があると、労働法だか労働基準法だかに引っかかって会社が"オカミ"におとがめを受けるということなのだろう。
あぶなく二日間休みを取らされるところであった。
オイラとしては私用の3Dを作っていたわけ。
こんなのは別に何年も前から休日に出勤してやっていることなのだが。
「会社の所有機材を私用につかっていいのか」
「無断で会社にいること事態がよくない」
などと、おそろしく下らない正論を言うバカどもに腹を立てつつも引き下がる。
昔っから、具体的に言えばオイラが高校生ぐらいの情報、この手のCG会社の社員は自分の仕事が終わったら、自分の研鑽の為や作品作りを会社ですることを黙認されていた、ということを、オールナイト・ニッポンでビートたけしが言っていた。
オイラとしては大仰にめぐりめぐって会社の利益になるためにやってます、などというつもりはない。
が、少なくとも上司や同僚に否定的な見解を受けるとは思わなんだ。
ほんと中指立てたくなるような気分。
子分がどういう気分でやってるか分かってるなら、なんとか誤摩化すことを考えるのも上司の仕事だろうに。
これからは増々ゲリラ的にならざるをえんだろうな(笑)。


先々週末に負傷した右ひざ、まだ完治せず。
よくはなっているが、まだひざに熱がある。
湿布をしたり、冷水にひざをひたしたり。


明日はかなり汗をかきそうな仕事場で仕事をする。


本日日曜日、ジムに。
膝の状態や、明日月曜日にちょっとハードに身体を動かすので控えめにする。
サウナでストレッチ。
プールでウォーキング30分。
25m×2=50mのクロール。
体重94.70kg。


『トータル・リコール』
ネタバレあります。
DVDレンタル。
iPod touchで視聴。
1990年のポール・バーホーベン版である。
先日上映されたレン・ワイズマン版のリメイクを観て、久しぶりに旧作も観たくなったのだ。
最後に観てから15年以上は経っているいるだろう。
特撮については今の眼で見ると正直キツイ部分もあるのだが、思いのほか面白かった。
つーか20年以上前の映画がこんなにも楽しめるというのは相当なものだろう。
思い違いをしていた部分もあって、例えばシャロン・ストーンは地球で死んだと思ったら、火星で死んだ、とか。
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シャロン・ストーンのアーノルド・シュワルツェネッガーへの執拗なまでの股間へのパンチとキックの攻撃が笑えるw。
エロスとバイオレンス+ユーモアのある作品で、例えばシュワルツェネッガーの投げた発信器をくわえたネズミに右往左往して発砲する悪役の集団だとか(笑)。
更にエスカレーターのシーンで人を盾にしての銃撃シーン。人が撃たれてボロボロになっていく様がなんとなくブラックな笑いを誘ったり。
ポール・バーホーベンは前作である『ロボコップ 』の頃からバイオレンスのなかにユーモアを滑り込ませるのが上手かった。
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この笑顔もね、どう考えてもどう見ても一定の偏見生じさせてしまうオイラに問題があるのか?(笑)。
美術やセットのデザインは古さを感じてしまうのはしょうがないが、本作に出てくるガジェットのデザインとアイデアは今見てもすばらしいと思う。
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理屈も仕組みもわからないが、リアルタイムで自分のホログラフを作り上げる道具。
本来ツッコミどころのようなガジェットなのだが、これに関してはなんとなくこういうもんだと納得してしまうから不思議(笑)。
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鼻の穴から発信器を取り出すガジェットのバカバカしさ(笑)。
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秀逸なのはこのシークエンスのガジェット。
当時の公開時の時にもこのシークエンスが話題になった。
一種の変装のマスクなんだけど、あの耳から飛び出たナニかはナンなのか(笑)。
今観ても理屈とか仕組みがどうとか気にならずに観れるんだよね(笑)。
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ほいでもって顔がパカパカと横に輪切りなりつつまっぷたつに別れてシュワルツェネッガーの顔が現れる。
当時、このシュワルツェネッガーは本物だろうと思っていたら、模型だと知ってべっくりしたっけ(笑)。
当時の新聞や雑誌で、女性の顔が割れてシュワルツェネッガーの顔が出た、なんて惹句があったけど、出て来たのはシュワルツェネッガー本人ではなく、その模型だったわけ(笑)。
このアイデアとビジュアルは今でもスゴイと思う。
リメイク版でもこのシークエンスは出てくるが、今風にデジタルで変装してる風の描写であった。
旧作のこのシークエンスの手間ひまかけたアナログならではのリアルさはデジタル処理した描写映像以上の感動を受けるね。
まさに"アナログならでは"というものだ。
感情的な印象かもしれないが、アナログの手触りというものがリアルに感じられることもあるのだということだね。
デジタルでCGを使えば、いくらでも写実的なリアルをつくれるわけだけど、それを観て感情を揺り動かされるとは限らない。
この辺りはリメイク版は再見して比べてみたい。
リメイク版も面白かったけどね。
それから、オープニングとエンディングのジェリー・ゴールドスミスのスコアは燃えるなあ(笑)。


『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』
ネタバレあります。
先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
相変わらず監督の本広克行の空撮はスゴイ。
日本で一番空撮の上手い監督なんじゃないか。
本作にあっても空撮やヘリコプターがらみのカットはカッコイイ。
それから中盤で青島と恩田が湾岸の見える場所で話すシーンの風景、ロングショットの気持ちいい事よ。
オープニングの映像のカットバックする感じは本作においてもカッコいい。
台詞では青島の
「正義なんてのは胸に秘めとくぐらいがちょうどいいんだよ」
って台詞はよかったな。
押井守フリークの本広監督らしく終盤のクライマックスでは『機動警察パトレイバー 2 the Movie』のエンディング風の男性コーラスの合唱が使われたり。
つくづく『SP THE MOTION PICTURE』の監督は本広がやるべきだったと思う。
まあ、それはそれとして、上記の部分は観ていてニヤリとしたところである。
で。
本作の総合的は感想であるが、駄作だ(笑)。
久々に文字を強調しちゃったけど(笑)。
ご飯ブハーの噴飯モノ、みたいな(笑)。
でも去年観た『ワイルド7』よりはましかもしれんが(笑)。
元凶はどこかと言えば確実にシナリオ。
物語の構成自体が悪すぎる。
それに引きずられる感じで映像の演出もマズくなっていた。
『踊る大捜査線』の映画の魅力というのはいくつもの、登場人物ごとのエピソードを複数立てて、それら複数の軸が終盤に向けて収束していく様に映画としての官能性があった。
例えば第一作の映画で言えば、警視総監の誘拐、猟奇殺人犯、本庁と所轄の対立、ひきこもり少年、煙のでるゴルフボール、青島の不眠、etc......。
所謂ひろげた風呂敷を綺麗にたたんで観客に提示した。
映画の第一作がオイラの『踊る大捜査線』の初体験だっただけに、今でも第一作は大好きだ。
で、映画も回数を重ねるごとに風呂敷のひろげ方、たたみ方が徐々に杜撰になっていき、人によっては映画第二作から駄作の烙印を押してる人もいる。
オイラは前作の三作目まではまあ眼をつぶって楽しめたと言えた。
が、4作目の本作はいけない。
ひろげた風呂敷という意味では青島の古傷の描写がある。
二作目で恩田が撃たれた後遺症に悩み、本作で警察官を辞めるというのが軸になるのだが、それに呼応したかたちで青島の第一作の古傷の後遺症が唐突に出てくる。
二作目、三作目とまったく青島の後遺症が描写されもしないで、本作の終盤は後遺症で足を引きずっている描写に終始する。
あまりにも取って付けたような展開に愕然とする。
湾岸の倉庫街で青島が走り続けるシーン。
走って移動し、時間を置いて切り替わったカットが、前のカットとまったく同じ背景と同じアングル。
走り続けて同じ所に帰って来た、なんというシチュエーションではない。
編集ミスか編集素材が足りないから入れ込んだ感じのカット。
倉庫街を走る青島が犯人潜伏の場所をひとことで言うのだが、それを捜査本部で室井が大真面目な顔で
「バナナ」
というわけよ。
今までかなり明瞭明確を旨としていた室井の指令が「バナナ」w。
いったいこのシーンは笑っていいシーンなのか?w。
更に倉庫にバスが突っ込んでくるシーンには呆れてモノもいえない。
なんだこのいい加減な御都合主義は(笑)。
リアリティのカケラもない。
致命的なのは時間経過の描写。
真下の子供が殺される時間が午前2時だと分かった時点で、残り数分しかなかった筈。
なのにそれからダラダラと青島や捜査本部の描写が続き、どう考えても少なくとも30分は経過してる筈なのよ。
シナリオがちゃんと練れなかったのかね。
でも時間の経過なんて編集で直す事も可能なわけなのに。
登場人物の描写で言えば、今回は真下という人物の最低さが浮き彫りになった。
いや、最低な人間として表立って描かれているわけではない。
6年前の誘拐事件で犯人との交渉を行っていた真下、小池。
そしてその場に居合わせた鳥飼。
本庁の交渉打ち切りを唯々諾々と受け入れた真下。
それに猛然と反発する小池。
本作で小池が真下を軽蔑の眼で見る様はその回想シーンに理由があった。
小池も鳥飼もその6年前の事件を心の傷として持ち続けた事が本作の軸にもなっている。
が、当の真下は6年前の事件など忘れたかの様にお気楽極楽な感じでいた。
そういう意味では真下という人物は本作のラストで辞任する警察庁長官と同じようなメンタルの持ち主であると言って良い。
言うまでもなく真下がそんな設定に取られるのは本意ではないだろう。
が、本作の事件終盤の重さを考えればそう考えざるを得ない。
なんつーか、今までの『踊る大捜査線』が足下から瓦解して行く感じ(笑)。
よくもまあこんな考え無しな物語を作ったもんである。
第三作目でも思ったことだが、いかりや長介の不在というものが相当に大きいのではないかね。
要するに賢者の不在。
物語を転がす要になっていた人間がいなくなったのと、その穴を埋める存在を確立する事ができなかった。
実際映画を作ってみるまでいかりや長介の不在の大きさが分からなかったのだろう。
でも観客であるオイラは三作目を観た時にそう思ったよ。
で、代わりの賢者を室井がやるというのはひとつの手だったのかもしれないけど、まあ、なんですか(笑)。
つまり、側聞で漏れ聞くところによると、青島役の俳優と室井役の俳優の仲が悪くて、お互いに絡める状態ではないという現実的な問題wで頓挫したのかもしれんw。
青島を含めた湾岸署の人間が我を忘れて暴走するなかに重しであるいかりや長介がいて、暴走を止めて現実に引き戻す。
まさに本作はブレーキのきかない夜行バスのようなものだった。
タイトルにある『新たなる希望』というのは、室井が長となって警察機構の刷新を行い、具体的に言えば本庁と所轄の間の溝を埋める可能性を示唆している。
が、青島がいるような所轄に自由奔放にやらせたらどうなるか。
また夜行バスが暴走してくるぞ(笑)。
実際オイラとしてみれば、交通違反だので腹立たしい取り締まりをしてるのは所轄だからさw。
とにかく、本作が『踊る』の最後らしいが、確かにもう作らない方がいいね。
オイラも第三作はDVD買ってないし。
本作も再見するつもりはまったくナシである。


今日は23時から『情熱大陸』で篠山紀信。
明日は早起きしなけりゃならんけど、とりあえず観る。
by 16mm | 2012-09-09 21:29 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback(1) | Comments(2)

『宇宙戦艦ヤマト2199 第2巻』『桐島、部活やめるってよ』

先週土曜日、歯の治療。
いつものように歯科衛生士さんに歯石をガリガリと取っていただく。
いつものことながら歯石をガッツリ取ってもらうと、後の歯のスベスベ感がちがうねw。
治療後先生と雑談。


先週木曜日の会社帰りに駅で久しぶりにコケる(笑)。
直後に膝小僧を見てみたが血も出ず、擦り傷もなかったので気にも留めなかった。
が、電車に乗って自分の最寄りの駅に近づいた時にふと膝小僧をさわってみたら
「ぶにゅ」
とした感触(笑)。
膝小僧が大きく腫れとるがな(笑)。
膝が曲げられないほどの痛みというわけではないが、本日日曜日に至っても若干の痛みと若干の腫れ。
青タンになってる(笑)。
夜はアイスノンで冷やしてるが(笑)。


本日日曜日、ジムに。
連続使用はお控えください、と但し書きが貼ってあるマッサージ・チェアだが、あまり人がいないのをいい事に1時間30分ほどうたた寝w。
脚が腫れてるのでサウナはよそうかとも思ったが、やっぱり入ってストレッチをする。
プールでのウォーキング1時間+25m×2本のクロール。
体重95.04kg。


本日日曜日、カメラのレンズが届く。
撮影を本格始動を始めよう。


『岳 18』
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掲載誌で読んではいても待望の最終巻。
前巻の17巻とカバーイラストを繋げると上のようになる。
やはり18巻を読んでいても三歩が死ぬ為に行動していたとは思えなかった。
それとも登山に精通している人が読んだなら、三歩の最終巻での行動は自殺行為と見えるのかもしれないが。
とはいえ登山家でもある作者が自ら作り出した登場人物を自殺に追い込むような展開を作ったとも思えない。
ただ三歩の行動を理解する手がかりが本巻にあった。
「もう一人いるんだよね。 たぶんオレだと思うんだけど......誰が見たって絶対登れないって分かる、スゲエ山があって、その山の前に登る気満々で一人で立ってんの。登れるって思って立ってんだ。」
この三歩の台詞がそのまま17と18巻の表紙画のイメージに繋がる。
山岳救助に精通し、本巻でも救助の手伝いをした人間に自分の身がキツくなったら要救助者を途中で放棄してもいいとまで言った三歩である。
山で生き残る為の冷酷なまでの心情とは別の、上記の三歩の台詞にあるような衝動に突き動かされていたのだろう。
そう考えてやっと三歩の死が理解できた。
三歩のなかのもう一人の自分に、
「おまえは山でしか生きられない」
と言われ続けてきたのではないだろうか。
日本においては山岳救助のエキスパートで周りの者達から尊敬と畏怖を集めていた三歩であるが、その実体は山に住み着く住所不定のホームレスのような者だった。
オイラがそうであるように、三歩が山を降りて下界で家庭を築いて、なんていう生活を想像できなかった筈だ。
ある意味三歩の生きて行く為の生来といものは現実的には暗く絶望的なものしかない。
身体が動かなくなり山で走り回れない三歩を誰がみたいだろうか。
一般的な社会生活を得る事と引き換えに、山で生き抜くという特殊能力を与えたのは他ならぬ三歩のなかのもう一人の自分だった。
自分のなかにいるもう一人の自分。
いる筈もない幻影。
その影は三歩に山で生きる為の精神力を与えた神なのか?
それとも...。
本巻の最終話が清々しいのは三歩が死んでから5年後を描いている為だ。
三歩の死の直後の皆の悲しみを描けば、それはやはり否定的な死のイメージしか読み取れない。
5年という歳月は死を不在という言葉、或は台詞にあるように「三歩さんが北アルプスから去って5年」という風に捉えられる。
その間、皆、泣き笑い、家庭を持ち、子を作り、そして成長した。
三歩の死ではなく、三歩がかつて居たという事を肯定的に感じ取れる年月だ。
年月とともに三歩の死を悲しむ人はいなくなり、かわりに三歩がいたことを懐かしむようになる。
その為の年月だ。
だれも哀しそうな顔をしていない、明るく清々しい表情。
山をいまひとつ好きになれなかった久美が、三歩のようになった。
ナオタも成長し、三歩の背中を追うように山を目指して行く。
三歩が自分の影に連れて行かれたのに対し、彼等のなかの三歩は影ではなく実体を伴った明るい光であるのだろう。
三歩の最後の台詞
「...さ...帰るか......」
三歩は三歩を知る者のなかに見事に帰還した。
本巻の最終頁がちゃんとカラーで掲載されていたのは嬉しい限りである。
自分の知らない山岳の世界をこれほどまでに魅力的に描いた作品は初めてだった。
最終巻、作者の後書きなんかを期待したが、それはなかった。
いや、ない方が作品自体の余韻に浸れるからいいかもしれんが。
石塚真一の次回作に期待する。


『宇宙戦艦ヤマト2199 第2巻』
レンタルDVDで視聴。
第1巻は購入したが、本巻からはレンタルにした。
......
まあ、そんな気分の作品だということだ(笑)。
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冒頭の地球から離脱するヤマトの描写。
これまでだと地球はヤマトの背後か下の方に描かれてきた。
地球を上に描くというのは結構新しいのではないか。
こういう描写はスペース・シャトルなどの映像で見知っている部分であるが、実際に描くというのは今までの宇宙空間を描いてきた常識に縛られていると発想できないもんだろうね。
なかなかナイスな画面構成ではないか。
『宇宙戦艦ヤマト2199』は全体として旧作を今の眼で見て破綻している設定を直している。
物語的には面白くなっているわけだが、やはりヤマトを使っている以上直しきれないという部分に眼が行ってしまう。
例えばワープ描写。
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ワープ中、ヤマトの船体も透けて見えるなんていう描写をしておいて
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それを口実に旧作でもあった森雪の真っ裸のカットを作ってるがな(笑)。
ビーチクもジャーブラ、もとい、ブラジャーも描いているがな(笑)。
コマ送りまでしてスクリーンショットを撮ったオイラが言えることではないが、いい加減こんな描写止めてくんないかな。
こんなサービスショットいらないよ。わざわざ作らんでいい。
町山智浩も言っていたが、こんなことやるなら佐渡先生や徳川機関長の褌姿もだしてフケ専にもサービスしろよ(笑)。
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こんな「ウットリですよ(by町山智浩)」な二人の全裸だって需要はあるぞ(笑)。
こんなしょーもない描写でどんどん作品がペラくなるぞ。
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それから第三艦橋問題。
木星の浮遊大陸に軟着陸するヤマト。
カット割りで誤摩化してるつもりだろうが、誤摩化しきれるもんじゃない(笑)。
誰もがヤマトの船底に突き出している第三艦橋の事は忘れてないんだから(笑)。
完全に第三艦橋を下敷きににして軟着陸してるわけだが、当然第三艦橋は無傷(笑)。
これは一体どういうことか説明してほしいよ(笑)。
重力下でヤマトの船体質量を支えるほど頑丈な作りなのか、第三艦橋は(笑)。
それから重力制御の問題。
冥王星の海に横倒しになり、その後直立したまま沈むヤマト。
一応台詞やディスプレイの表示で内部構造がジャイロで平衡を保ような仕組みになっているようだということは分かるが、それはそれとして実際の内部の描写を映像化しないとは片手落ちだろう。
なんつーか、一事が万事、解決できない部分は解決せずに眼をつぶっているようで製作者の怠惰だと思ってしまう。
この辺りを解決しなくてリメイクする価値があるのか?
この辺りを解決してなおかつワープの全裸描写をするなら分かるが、ものすごく安直な感じに流れているとしか思えない。
キャラクターは各々が旧作より性格づけがされキャラがたっている。
それだけにいい加減な事はやめてもらいたいもんだ。
それから2巻からビミョ〜に作画が荒れてきたような気がする。
今後、湖川 友謙なんかも作画に参加するらしいので、作画面ではかなりガッカリな感じになるような予感がする。
今後もとりあえずレンタルで視聴するつもり。


『桐島、部活やめるってよ』
ネタバレあります。
先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
まったく観るつもりがなかった映画であるが、宇多丸が「オススメです」というので、たまたま観る映画もなかったので観に行った。
良くできた映画である。
シナリオが上手いのかな。
物語は田舎の高校での日常を描いた青春モノというジャンルになる。
が、その構造はひとつのエピソードを複数の登場人物ごとの視点で異なる解釈で描いて行くというもの。
黒澤明の『羅生門』やスタンリー・キューブリックの『現金(げんなま)に体を張れ』がそのような構造を持った映画であるが、オイラはどちらかというとガス・ヴァン・サント監督の『エレファント』に近い感覚をうけた。
『エレファント』ほどの一人称視点(浅い被写界深度で一人称の対象になってる人物にしかピントを合わせない移動撮影)の徹底はなされていないが、高校が舞台という事もあって観た直後からそういう印象を受けた。
本作は小説の原作があるようだが、オイラは未読。
本作のタイトルである"桐島"という人物は画面上一切出てこない。
部活の部員や他のクラスメイト、恋人の話しから"桐島"という人物像は浮かび上がってくるが本人は画面に出てこない。
"桐島"というのはマクガフィンなのだ。
本作はこの"桐島"という人物の謎に迫るものではない。
話題の中心にいる"桐島"を語る者達自身が相互に相手を理解していないという現実を描いている。
特に女の子4人組にその傾向が顕著で、一緒にツルんでいるから仲が良いと思ったら大間違い。
4人それぞれが、それぞれの思惑を隠してツルんでいるにすぎないということが分かる。
自分の心情を隠しても仲間を作りたいということなのだろうかね。
孤独に生きるという事に耐えられないということか。
それぞれが、それぞれに誤解と一方的な裏切られた意識のなか、クライマックスで登場人物のすべてが屋上に集まる。
この盛り上げ方が実に巧みなのだ。
そもそも本作の冒頭で"桐島"の彼女の登場シーンでのザラついた感じに襟をただしたからね。
なにかある映画だなという予感。
たぶん再見するつもりではあるが、あの屋上から飛び降りた描写はなんだったのだろうか。
その説明はなされていないのだが、それがマイナスなのではない。
映画の感想として地面から足が浮いたような気持ちにさせられた。
これは説明しちゃったらブチこわしなのかもしれん。
本作、103分なのであるが、削る場所があるかどうかは別にして、あと10分短くしてコンパクトに感じられたら、オイラとしては傑作だなと思ったと思う。
どちらにしてもソフト化したら再見である。


今週末は心療内科と車の点検。
by 16mm | 2012-09-02 20:45 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)