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『009 RE:CYBORG』『終の信託』

先週土曜日、母親の通院の送迎。


先週水曜日、インラインスケートを引き取りにいく。
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↑になったのだが、その他、掌、肘、膝のプロテクターとヘルメット。
ヘルメットはほとんど発泡スチロールで出来てるようなもので、自転車用のものと共用もできるとのこと。
先週の金曜と土曜の夜に公園の駐車場で人知れず練習してみたが、いやはや滑るスベル(笑)。
金曜日は立って足踏み程度を15分程度やっただけで汗だく(笑)。
運動の汗というよりも冷や汗に近いだろうな(笑)。
ハデに転倒というのは今のところ免れているが、掌、肘、膝のプロテクターは必須だなと思った。
転びそうになるとだいたい手を最初につくわけなので、プロテクターをしてないと掌傷だらけになったろうな。
それと立つ時は膝をついて立つのが基本のようなので膝も必須。
ヘルメットは今のところ頭を強打する事態には辛うじて至っていないので、まだそのありがたみにはあずかっていない(笑)。
土曜日は、足首を斜めにして蹴るという理屈が分かったので、危なっかしくもコツを掴みつつある状態。
30分ぐらいやったが、やはり汗だくである。
今後もこんな感じで続けていくつもりである。


本日日曜日、ジムに。
インライン・スケートがちゃんと滑れるようになったらジムに行く頻度を下げるつもりである。
今日も行って1時間ほどマッサージ・チェアでうたた寝。
サウナでストレッチ。
バイクで65分で29.35km。
上昇距離2214m。
522cal。
平均心拍数130。
体重94.05kg。


タマフルで宇多丸と井筒和幸の対談。
宇多丸は井筒和幸を好きなようだが、聴いているオイラはイライラする(笑)。
聴かなきゃいいのだが、それでもPodcastを二倍速で流し聴き。


同じような腹立たしい事に、ビートたけしが石橋貴明と番組をやっていること(笑)。
オイラは所謂"とんねるず世代"というのに属してはいるのかもしれないのだが、とんねるず、こと石橋についてはやることなすことイライラしっぱなしであったのだ(笑)。
だって昔の石橋なんてビートたけしの猿真似以外なにものでもなかったからね。
それこそオイラがたけしのオールナイト・ニッポンを聴いてたけしの言った事をさも自分が考えたかのように吹聴していたレベルと同程度の猿真似(笑)。
たけしが心底石橋を信用しているとも思えんが、あまり面白くない事態ではあるな(笑)。


『常夜灯 / 中島みゆき』
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オイラが確実にCDで購入する唯一の。
"倒木の敗者復活戦"をヘビロテ中。


"アニメ監督の谷口悟朗さん、捕まった北村さんの潔白をずっと信じていた"
盟友chataさんから先週情報を貰った。
その時にはすでに大阪府警の誤認逮捕ということで、府警が謝罪したとして事件としては解決していた。
だが、谷口が言う様に名前が出てしまったら、局や制作会社や代理店は彼を使う事に二の足を踏むかもしれない。
アニメーションの製作者なんて社会的には本当に小さな存在だ。
それはどんなに文句を言いつつも社会保障の類いが完備されている会社勤めの人間よりも遥かに弱い存在なのだ。
ハッキリ言って大阪府警、ゴメンですまねええんだよお!。
昨日『終の信託』を観て、被疑者がどんな取り調べを受け、国家権力をカサに恫喝まがいの事をまくしたてられ、言った言葉の揚げ足をとり......。
誤認逮捕した奴らをクビにしろとは言わないが、NHKの全国放送で全裸で土下座させるぐらいしてもらいたいね。
いや、マジに全裸になって全国に恥をさらせや。
オイラも少しだけでも誤認逮捕祭りの一端を担いたいと、思いを綴ってみた。
それにしてもゴロー谷口、漢(おとこ)だねえ。
抱かれてもいいぞ(笑)。


『神山健治 (文藝別冊/KAWADE夢ムック)』
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読み物としては盛りだくさんのようだが、読み応えなどはCut誌のインタビューの方があったかな。
安彦良和に会いに行ったという話は聞いた事があったが、安彦が神山に
「こんなところで遊んでないで池袋で『レイダース』を観て来なさい」
と言ったとか(笑)。
オイラも私淑する作家の弟子になることを夢見ていた事もあったが、神山はそれを実際にやったんだな。
弟子の件は安彦に断られたようだけど(笑)。
対談で宮崎吾朗と対談してるけど、こんな場に引っ張り出すなよ(笑)。
しかも神山、人が悪いよな(笑)。
プロダクションIGで宮崎吾朗を歓迎しますとか、さ(笑)。
宮崎吾朗が宮崎駿と喧嘩したって言ったって、それは親子喧嘩の範疇だろう。
アニメーションの製作者同士という立場で駿と喧嘩できる人間がいるわけないんだから。
宮崎吾朗、自分の置かれている立場が分かっているようで分かってないw。
石原慎太郎と石原伸晃の関係ぐらい甘々なんだから。
神山とガチでタメでしゃべれるのは谷口悟朗だろ。
ゴローちがいだ(笑)。


『009 RE:CYBORG(1) 』
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劇場版のキャラクターデザイナーによるコミカライズ。
劇場版のように島村ジョーの視点から始まるのではなく、構築された世界観の前提から始まっている。
もしかしたら劇場版の良い解説本になりえるかもしれないが、物語の進みがかなり遅い(笑)。


『009 RE:CYBORG』
ネタバレあります。
先週土曜日。
MOVIXさいたま。
3D上映。
呆気にとられた結末であった(笑)。
まさにポカ〜ンとしてしまったよ、おぢさんw。
劇中、アルベルト・ハインリヒ(004)が"天使の化石"についての推論を語るシーンがあるのだが、その最中にギルモア博士や003、005がまさにポカ〜ンとした表情が(オイラにはそう見えたw)インサートされたのと同じ感じ(笑)。
ラストの解釈を完全に観客に委ねた最後だと思う。
オイラが最初そうであったように、この結末を
「ざけんな、ゴラッ、カミヤマ、すごくイタクて時間のかかる死に方しろw」
などと剣呑な毒を吐きたい人は大勢いるだろう。
なんとなくレビューもそんなに良い事かかれてないような気がするし。
ただオイラはこの委ねられた結末を汲み取りたいという気分でもあるのだ。
褒め過ぎかもしれんが『2001年宇宙の旅』の結末を様々に汲み取って語りたいと思うような。
本作、これからゼロゼロナンバーのサイボーグが全員集まって攻勢に転じるんだろう、と思ってた矢先に終わっちゃった(笑)。
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↑は予告編のラスト・カットである。
押井守の実写映画『トーキング・ヘッド』の一節に
「あらゆる映画の予告は実は映画そのものの予告であるに過ぎないし、それが優れた予告の条件でもある。予告は単に予告である事のみによって成立する」
この一節が示す様に上記の予告編のラスト・カットは本編には存在しない。
予告編のみに存在するカットなのだ。
更に言えば、予告編のラスト・カットのように9人のサイボーグが一同に集まる瞬間は本編には存在しないのである。
ここで話は強引に神山健治と押井守について。
本作、当初は神山が脚本、押井が監督という布陣だったようだ。
押井のコピーを肯定的に自任している神山は、押井が興味を持つような要素を盛り込んだ脚本をかいた。
その要素のひとつに本編のキーとなる"天使の化石"がある。
"天使の化石"。
この魅力的な要素を押井守は、幻の押井版『ルパンIII世』に入れるつもりだったのだ。
この"天使の化石"という要素にオイラも無茶苦茶ゾクゾクしたんだよね。
現実と虚構の狭間にあるような要素のもつ魅力。
押井版『ルパンIII世』が頓挫した後、押井は『天使のたまご』で件の"天使の化石"を出した。
だが、オイラとしてはそれでは満足できなかった。
現代の日本で、東京で、現実のなかで"天使の化石"を語ってもらいたかったのだ。
多分神山健司もそう思っていたひとりかもしれない。
"天使の化石"、"聖書からの引用(実は違うのだが)"、"ミサイルによる攻撃"、"終わりなき高校生活"...etc...。
押井守の要素の棚浚えとも言えるかもしれない。
問題は、当の押井守が神山の脚本に興味を示さなかった事だ。
特に"天使の化石"などにはピクリともしなかったのかもしれない。
非常に穿った見方であるが、押井の愛していた天使というのは実の娘の事ではなかったのか?
実の娘と別れて暮らさざるを得なかった押井にとって、娘は実際に存在しているが現実には会う事が叶わないものであった。
だから娘を、過去には確実に存在したものの化石としてイメージされていたのではあるまいか?
『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』の頃、実の娘と会う機会が増えた事で、当然化石には興味がなくなる。
いなくなったと思っていた化石が、現実に姿を現したのだから。
神山健司にしてみれば、押井の事を誰よりも分かっていると自負していた部分の乖離を自覚したのだろう。
嘗て、魅力的であった"押井"的な要素が、今の押井守と乖離した事によって、神山は今回初めて押井のコピーからの決別を意識したのではないだろうか。
たぶん、押井のコピーでいる自分は今回で最後にしようという決意だったのでは。
本作、オイラ自身はものすごく気に入ってはいるんだよね。
ただ脚本、というか演出が微妙に甘いんだよね。
ニューヨークのクラブでNSAからの連絡を受けた002が台詞で
「東京がミサイルで攻撃された(たしかそんな感じの台詞だったw)」
っていうんだけど、衆人環視のクラブで機密事項を台詞に出して言うか(笑)。
このシーンは002の台詞は無しで、電話から聴こえてくる台詞を受けて、若干顔を強張らせる描写でいいんだよ(笑)。
本作を観た富野由悠季が59.99…点と点数をつけたのは、エンターテイメントとして最後の最後で客を突き放した点を減点したのではないだろうか。
オイラは本作、Blu-rayが出たら買いますよw。
もう一度ちゃんと観て咀嚼したいからね。
そう思わせる要素は確実に埋蔵してると思う。
あ、映画のラスト、『天使のたまご』みたいともいえるかなあ。
蛇足。
本作の3D上映はなかなか上手く機能していて、奥行きによる臨場感はかなり感じられた。
3Dがオススメよん。


『終の信託』
ネタバレあります。
先週土曜日。
MOVIXさいたま。
本作、MOVIXさいたまでも結構大きめの劇場だったんだけど、かなり空いてたんだよね。
思うにタイトルから来る重さと、医療事故や尊厳死にまつわる物語だと思わせて、足が遠のいているのかもしれん。
ハッキリ言う。
本作はラブストーリーである。
ラブロマンスでもいいけどね。
違いが分からんが(笑)。
決して難しい話ではない。
メロドラマの延長と思えばハードルが低くなるかな。
なんつーかね、すっごく良い映画なんだよ。
まさに一人でも多くの人に観てもらいたいと思う。
ところで、純愛という死語についてである。
純愛。純粋な愛や愛情。
純愛の反対はなんだろうか?
不純な愛などという言葉はないので、単に愛してない、とでも言う感じだろうか?
オイラは結婚していないので分からないが、西原理恵子によれば愛には限りがあるとのこと。
つまり永久不滅の愛などは存在しない。
あえて男と女というくくりでいくが、男女が愛によって結びつき一緒に暮らし始めると、結びつきは愛から辛抱や根性に変るという(笑)。
半分笑い話のような真実だが、そんな中に純愛というものがあるのだろうか?
男女の信頼について考えてみる。
男女が愛によって結びつき、愛が変容して結びつきが辛抱や根性に変ったとしても婚姻という契約を結んだ仲であるなら信頼というものは自然に生まれてくるものなのだろうか?
信頼というものは愛が摩滅しても、男女がセックスをし、長く一緒にいる事で培われるものであると一般的には信じられている。
医療の現場などに"家族の同意"というのがあるのがそれだ。
家族以外の、旦那の愛人の同意などということが認められていない。
信頼というのは婚姻関係を担保にしたものにすぎないと言えるのではないか。
しかし、現実としては長年婚姻関係にあったからといって信頼関係が得られているわけではない。
それこそ長年連れ添った女房よりも、若い娘の愛人を信頼し愛しているケースだってあるだろう。
オイラが本作から読みとったのは純愛というものの本質である。
純愛というものは自己犠牲を厭わない覚悟だと思う。
本作の主人公の一人である呼吸器内科医の折井綾乃は同僚医師との不倫をするも捨てられる。
折井の患者である江木は重度の喘息で苦しんでいる。
折井が江木に転地療養を勧めても、江木自身は自分の妻の事を気遣い勧めに従わず。
江木の妻自身も新しい土地での生活に躊躇している。
不倫ながらセックスをしていた折井と同僚の間に信頼関係が生まれなかったのと同じで、長年の婚姻関係を続けていた江木夫妻の間にも信頼関係はなかったのだ。
だが、折井と江木という医師と患者という立場から逸脱していない二人の中に信頼関係が芽生えた。
二人の関係には明らかに愛があった。
しかし二人の間には、セックスもしなければ、それに似た行為もなく、好きだと告ることもしていない。
だが、江木はたぶん自分の女房にもしないようなオペラの話や、空と水の混じわる場所の話を折井に聞かせる。
この空と水の混わる場所の話は実に良い。
空と河、空と海を見た時に思いつくであろう非常にプリミティブな感慨。
水平線の向かえば、いつか空と水が混じりあう場所があるという。
多分それが彼岸なんだろう。
その世界を二人が共有する事によって初めて信頼が生まれたのだ。
多分二人の間には確実に愛情があっただろうね。
江木はその後喘息の発作で植物状態となり、折井のところに運び込まれる。
江木の所持品は折井のいる病院の診察券だけだというところが、自分が最後に行きたい場所を示している。
植物状態となる前に、チューブだらけになって生きたくないという江木の意思を折井は尊重する。
その尊重が、折井を殺人の被疑者として捕われる。
医者と患者。
婚姻を担保にした同意がない状況で折井は多分自分が後にどうなるか薄々は感じていただろう。
だが、折井は江木から「終の信託」を受けたのだ。
担保にするものがなにもない状況下で自分の命をかけて愛するものの意思を遂行する。
これこそ純愛ではないだろうか。
折井はそのことで社会的に抹殺されるのだ。
...
柔らかく話そうと思ったが硬くなってしまったか(笑)。
本作、すっごく完璧な映画で、まったく隙がないんだよね。
江木が置かれてる環境というのが、工場地帯のすぐ近くだとかね。
それを台詞ではなく映像で見せる。
不必要な説明の台詞は一切ナシ。
撮影も実にすばらしい。
更に、草刈民代がエロい(笑)。
浅野忠信とのセックス・シーンなんてすごいよ。
胸、揉みしだかれ、ちゃんと乳首までだしてるからね。
これはもう物語の構成上、セックス・シーンをマジに描く事は必須だったと思うね。
セックス・シーンだけど乳首を出さないなんて言語道断。
そんなヌルい事は監督も主演女優も許せなかったんじゃないかな。
草刈民代、もうエロくて演技も主演の貫禄があって実に良かった。
とにかくすばらしい。
当然Blu-rayは買いますよ。
今度出る草刈民代の写真集も買おうかな(笑)。
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とにかく映画はオススメでございます。
by 16mm | 2012-10-28 21:23 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback(1) | Comments(2)

『マルドゥック・スクランブル 圧縮』『監督・ばんざい!』

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要塞完成(笑)。
いまそこそこ片付いている机の上だが、新たにスピーカーとvaioが加わってかなり狭い(笑)。
これでTVとBlu-rayが観れる環境になった。
まだスピーカーは鳴らしてないのだがw。
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vaioに刻印してくれるサービスがあったのでミューズの名前を刻印(笑)。


先週土曜日、歯の治療。
いつものごとく衛生士さんに歯石を取ってもらう。
歯茎の内側のポケットの部分をガリガリしてもらうのだが、もっと奥まで差し込めませんかと聞いてみる。
これ以上差し込むと大流血だとのことw。
オイラのように歯茎のボケットをガリガリされて気持ちいいなどと言う者は少ないとの事w。
背中を掻かれてる感じで気持ちいいのだがな。
う〜んwマゾで良かった(笑)。
先生から口のなかが乾き気味な状態であると歯にも良くないとの注意を受ける。
飲んでいる薬の副作用などもあるだろうが、常に唾液が出てる状態がいいのだという。
水分の補給をマメにしたり、ガムを噛んだりということをすすめられる。
普段ガムを噛む習慣がないのでどうしたものか。
治療後、先生と雑談。


若松孝二監督、逝く。
交通事故にあったというのを今日知った。
12日に事故にあい、17日に死去。
それらをオイラが知ったのは本日21日。
自分が敬愛していたりリスペクトしていたりする人間の死というものは、どんな死に方をしてもショッキングなものだ。
しかも若松監督、交通事故での死。
なんでも横断歩道のないところを横断中にはねられたとか。
病気で亡くなるというのもそりゃ悔しいよ。
だけどよりによって交通事故。
これは本人次第で防げた死だよな。
残念であるとともに腹立たしくもなる死。
合掌。


桜木さゆみ。
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先々週からずっと桜木さゆみ(笑)。
本屋で手に入らなかった単行本はAmazonで購入。
さらに彼女の20周年の企画雑誌まであったので購入。
本当に自分の不明を恥じるね。
最近までこんな作家がいる事を知らなかった事に。
キャリア20年の売れっ子の漫画家で無茶苦茶面白い。
このマンガ、やたらとマンカスネタが出てくる(笑)。
チンカスのついたチンコを舐めるのも、マンカスのついたマンコを舐めるのも、どちらも愛だよなと思ったけど、翻ってオイラの若い頃を考えてみると愛がなくてもマンカスをものともせずに舐めてたよな(笑)。
なかなかどうして性に迷える童貞や処女をこじらせ気味の高校生の男女には必須の本であるとも言えるかもしれないね。
男はぜひとも作中に出てくるロクデナシの彼氏を反面教師にしてもらいたいものである(笑)。


Appleからメールが来る。
なんでもオイラの買ったマシンのHDが故障する可能性があるとのこと。
Appleとしては無償でHDの交換に応じるとの事。
はてさて、面倒だな。
バックアップはタイムマシンでやっているが、近場の量販店で受付してくれるだろうか?
取りあえず近いうちに交換するつもりである。


先週、大宮でROLLERBRADEを注文する。
ヘルメット、プロテクター込みで22390円。
スキーやスケートの練習の為にインラインスケートを使うというのがやや主流になっており、この秋口になると完全にオフシーズン間際(笑)。
メーカーも在庫がなく、お店の人に骨を折ってもらって探してもらった。
一応明日には入荷だが、平日に取りにいけそうにないので今週の土日のいづれかに行こうと思う。


本日日曜日、ジムに。
マッサージ・チェアで30分ほどダラケた後にサウナでストレッチ。
その後エアロ・バイク。
65分で30.05km走る。
2283m登った事になっているらしいw。
体重94.40kg。


『物語』
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北野武が自分の監督作を解説している。
とくに『BROTHER』の件が興味深かった。
映画に映る小道具類などの全てを、実際にある似たものとして作る仕事がある。
劇中の凶悪犯が有名ブランドの服や靴を履いてた場合に、そのブランドからイメージが損なわれるとして訴訟を起こされる可能性があるからだ。
一事が万事そんな感じなので、街中をちょっと映してみようかという事も難しいらしい。
エキストラ扱いの人間に台詞を喋らせると俳優の扱いとなりギャラがあがってしまうとか。
システムとしては関わった人間になるべく等しく相応のお金が回る様にというものなのだと思うが、こんなシステムでは制作費自体が高騰していくのはしょうがないやね。
オイラも仕事柄、実際にある似たものを作らなくてはならないということが恒常的に発生している。
作った人の権利は尊重するべきだとは思うが、なかなかそれを徹底すると袋小路に陥る。
困ったもんだ。
後は芸術家は金持ちに付くという話が面白かった。


『CUT 2012年11月号』
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『物語』もそうだったけどロッキング・オンでてる書籍のエディトリアル、写真の類いはカッコいいね。
『物語』もCut誌もたけしの写真がカッコいいんだよな。
この号はなかなか読み応えがある重量級の本であった。
たけしのロングインタビュー。
『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ』がらみで梶浦由記のインタビューもあり。
『009 RE:CYBORG』では神山健治のインタビューも。


『009 RE:CYBORGぴあ』
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神山健治のロングインタビューが読み応えがあった。
前述のCut誌と合わせて読むとかなり面白かった。
本作の制作の経緯がそのまま神山と押井守の別れを反映しているようだった。
愛憎という言葉で表すなら神山としては押井に対して愛30に憎70といった感じなんだろうかね。
押井は押井で自分の理屈があるのだろうけど。
押井は結局製作者というよりもフィクサーとして生きようとしてるのかな?
まあ、オイラとしては押井を嫌いにはなれんのだけどね(笑)。


『マルドゥック・スクランブル 圧縮』
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DVDレンタルで視聴。
サイバーパンクをモチーフにして少女娼婦が主人公という、オイラにしてみればなかなかオイシそうな世界観だと思っていた。
何年か前に劇場で公開された。
その時も上記のポスターを見て心惹かれるものがあった。
のだが(笑)。
まずオープニングのクレジットの書体が特殊すぎて読めない(笑)。
美術設定、都市の景観にいまひとつ統一感が感じられない。
レイアウトが甘い。
キャラクターのデザインは良いのだが、映像としての厚みに乏しい。
同時に『劇場版 マクロスF 虚空歌姫〜イツワリノウタヒメ〜』を観ていたので余計に本作の厚みのなさを感じたのかもしれない。
続編も作られているがもう観る事もないだろうな。


『監督・ばんざい!』
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DVDレンタルで視聴。
先週の『TAKESHIS'』同様劇場公開時からの再見である。
やはり劇場公開時に観た時よりも面白く感じられた。
やっとオイラがたけしの映画に追いつけたというところだろうか。
お笑いとしてのパロディー満載の映画としてみれば素直に面白いと感じられた。
たけしのセンスが全開になりすぎて誰もついていけなかった(淀川長治はついていけたようだが)『みんな〜やってるか!』よりは面白く感じられた。
フェデリコ・フェリーニの『8 1/2』と関連性云々を言われてしまうと、どうしても深く考えすぎてしまうのだが、そもそもこの映画は肩のこらないお笑い映画として観るべきなのかもしれない。
今となってはオイラはこの映画をそう思う事にしている。


今週は忙しい。
今度の土曜日は母親の病院の送迎と映画二本とROLLERBRADEの引き取り。
新しく入ったvaioをどこまで使うかも詰めていかなくてはな。
by 16mm | 2012-10-21 20:52 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)

『TAKESHIS'』『ロボット』

薬の所為だろうか?
このところ胸焼けがする。


眼鏡のコーティングが剥がれてきた。
ボチボチ新調したいところだが......。


先週土曜日、心療内科。
ほとんど病状の悪化が見られないとのことを担当医に伝える。
悪化はないけど、極端に悪くはなってないというだけの話なのだが。
薬の服用は現状のままで。


先週土曜日。
心療内科の帰りにサウネによって、岩盤浴をやってみる。
1時間500円。30分延長で300円。
安いのか高いのか分からんが取りあえず30分延長で90分やってみる。
90分は流すぎた(笑)。
ほぼ20分おきに水分補給で休憩室に退散してた(笑)。
本来中でじっとしてるか、ストレッチするかするのがいいのだろうが、暑くてそんな気になれず(笑)。
60分で十分かもな。
汗だくになり、身体の芯から暖まる感じであった。


本日日曜日。
ジム。
なのだが、サボってサウナにw。
ストレッチを入念にして汗だくになる。
体重94.30kg。


晩飯を抜く。
週一でジムに通う。
もうこの程度では己の肥えさらばえた肉体がどうにもならないと今更ながら気がついた(笑)。
体重は落としたいた週一回以上の運動をするモチベーションがない。
身体を動かす事をもう少し楽しめるような要素が自分の中にあれば良いのだが。
そこで......
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インラインスケートについて調べている(笑)。
初期投資もあるのでちょっと調べているところである。
車に積んで、仕事帰りに30分公演で毎日走るというのはどうだろうかと考えている。
しかし、これから冬w。
寒いよな(笑)。


桜木さゆみ。
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コンビニの廉価版コミックスを立ち読みして衝動買い。
実はこの作者をまったく知らなかった(笑)。
ものすごくハマってしまい、本屋で売っているのを全て買いw、更に足りない分をAmazonで注文w。
何にそんなにハマったのかと言えば、単純に他人様のイタイ話は蜜の味だからという身も蓋も無い理由になってしまうが、まさにそうで。
描いていること全てが本当の事だとは思わないが、作者自身を作中に出してもカッコよく描いていないというのが好感がもてる。
自分自身を冷徹に対象化して笑いにするところは西原理恵子や伊藤理佐の雰囲気に似てるかもしれん。
他人の失敗を上から目線で描いている倉田真由美とはまったく違う。
自分の痛さを徹底的に笑える人間のみが他人の痛さを笑える権利があるというのがオイラの持論だ。
彼氏のチンコの皮で遊んだり、マンゲが剛毛であるとかのネタが面白い上に泣けてくる(笑)。
しっかし、つき合った男がネタになるぐらいに酷い男ばっかだな(笑)。


愛憎相半ばする鈴木敏夫のPodcast。
イラつくなら聴かなきゃいいんだけど、性格的にそれができない(笑)。
なので2倍速で聴いている。
最近だと坂本美雨が出ていて、良い声だなあと思ったり。
更に"おおかみこどもの雨と雪、ポスト宮崎駿の誕生か?"などというタイトルで太鼓持ちの川上量生と語ってみたり。
鈴木は細田監督がジブリから閉め出された事実についてもう忘れているのかね?
鈴木の細田語りはどうも胡散臭くていかん。
更に胡散臭いところで、民主党衆議院議員・枝野幸男をゲストに迎えているところ。
これさ、ゲストに出た議員の宣伝にしかならんのだよ。
あの宮崎駿がいるスタジオのプロデューサーと仲良く喋ってたという事で、一定の信頼を生み出しちゃうんだよ。
以前にも国会議員喚んでたけど、やる事が迂闊すぎないか。
それとも迂闊さを装ってなんらかの権謀術数が働いているのかしらん。
どーも油断ならないな。
ジブリっていう大きすぎる代紋でブイブイ言わせてるだけの小悪党でしかないと思うんだけど、バックに宮崎駿がいるというだけで質が悪い。


『TAKESHIS'』
ネタバレあります。
DVDレンタルで視聴。
『アウトレイジ ビヨンド』を観て、改めて旧作の『TAKESHIS'』や『監督・ばんざい!』を再見したくなったのだ。
で、手始めに『TAKESHIS'』から。
劇場での初見の感想を読み直してみたら、当時のオイラの琴線にはまったく響いていて旨が書いてあった。
が、再見したらばこれが面白かったのだ。
オイラの頭の悪い事を差し引いても、映画を初見だけで判断するのは危険なのかもしれないな。
宇多丸のように映画館で複数回観て評論するというのもあるが、オイラとしては初見から間を開けて再見することで認識を修正していきやすいのではないかと思う。
気に入った本を何度も読み返すように、映画もそうやって理解するという媒体になってきたのだろう。
大画面と家庭では味わえない音響に圧倒される事は映画館のスクリーンで映画を観る醍醐味になるのだが、表層ではない、皮一枚下に隠されたニュアンスを情報として処理しきれずに流れていってしまい、作品への理解が損なわれるという事があると思う。
今回『TAKESHIS'』をじっくりと、或は同じシーンを連続で繰り返して観たり、前のシーンに戻ったりしながら観る事で楽しみ方が分かった。
夢というものを段階的に深くなっていくような『インセプション」のようなコンセプトではなく、夢というものが一種の円環としてなりたっているのではないかというのが本作の骨子だ。
夢の中の夢の中の夢というのは、最初の夢から遠ざかるのではなく、グルッと一周して最初の夢に繋がっている。
その繋がりを音や台詞による切っ掛けで繋げている。
これがまた非常に巧妙な演出なのだ。
クエンティン・タランティーノの作品で時制をシャッフルする構成がスゴイと言いつつも、彼の作品は時制の区切りを字幕でバッサリと切っている。
これはある意味時制のシャッフルを分かり易く提示している。
が、『TAKESHIS'』ではつなぎ目を音や台詞で別の時制に繋げているので、印象として様々な時制がシームレスで繋がっている印象なのだ。
この辺りのニュアンス、音や台詞を切っ掛けにして繋げていくという部分を劇場での初見でオイラは取りこぼしてしまい、単なる夢オチ映画だと誤読してもーたのだ(笑)。
いやはや、自分の不明を恥じとります(笑)。
本作
は当初『フラクタル』という仮題で制作されていた。
如何にも数学的な人間であるビートたけしらしい。
"フラクタル"を大雑把に言うと(詳しい概念を説明するほど理解してないのでw)、全体の一部を見れば、全体を把握する事が可能だということ。
例えば雪の結晶を考えてみる。
まあ"雪印"のマークのような形を雪の結晶はしているのだが、その一部を拡大すると結晶のギザギザの一部が小さな雪の結晶の形の集合でできていることが分かる。
視野偏狭をたしなめる"木を見て森を見ない"という諺もあるが、"フラクタル"で考えると、木一本、或は、枝一本から森を類推する事ができるということだ。
その理論どおり、本作のビートたけし、売れない役者のビートたけし、コンビニ店員をやっているビートたけし、拳銃を撃つビートたけし、愛人とビートたけし、女房とビートたけし......。
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このポスターのように、様々なキャラクターである様に見えて実際はビートたけしであり、その集合体がビートたけしなのである。
本作、見ようによっては全て夢であると捉えることもできる。
覚醒した現実のシーンがない。
どこからどこまでが夢であるという明確さがないので、一件不条理な事柄が現実に見えてしまう瞬間もある。
いや〜、7年前のオイラをドつきに行きたいよ(笑)。
初見での不明を恥じるばかりである。
傑作である。
7年前とブレてない感想が唯一
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本作のミューズ、京野ことみ。
かわいいなあ(笑)。


『ロボット』
ネタバレあります。
DVDレンタルで視聴。
本作ロングバージョンもあるようだが、そちらは未見。
今年劇場でやっていたのを観損なってしまったので楽しみにしていたのだ。
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当初、ターミネーターにもにた骨格の造形だったのが、
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なんつーか、犬にマジックで眉毛を描いたような顔になって間抜けな感じ(笑)。
が、このマヌケな顔のロボットのポテンシャルはターミネーター以上(笑)。
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『ロボG』も踊ってたけど、このチッティと名付けられたロボットはマイケルみたいにダンシングw。
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ブルース・リーばりのジークンドーの使い手でもある(笑)。
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こんな雑な銃器の扱いはないだろうw。
だけどこれで撃てれば無敵だ(笑)。
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増殖したチッティが球形になりw
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ヒトガタに(笑)。
キモチワル(笑)。
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トニーたけざきは漫画ですでにやっていたが、実写(CGだけどw)でやられるとキモチワルw。
まあ、こんな感じで非常に雑に楽しめるエンターテイメント作だ。
で、ラストまでこんな調子かと思いきや、最後の最後でなかなか重みのある台詞をチッティに言わせて全体を締めている。
人間が人間たらしめている感情。
その感情の芽生えによってチッティは愛する女性を自分のものにしたいと思い、まあそれが、騒動の切っ掛けになるのだが。
結果的に、その感情の芽生えによってその女性を傷つけることにもなった。
チッティは感情をチップひとつで取り除く事ができるロボットである自分をよしとした。
感情を取り除けない人間でなくてよかった。
好きな女を愛する感情よりも、感情によって傷つけてしまうことの罪悪を重く受け止めたのだ。
たくさんの人死にを出した上での事なので当然の帰結ではあるんだけど、言い訳をせずに感情というものを総括したチッティの神々しいことよ。
ラストのコレで単なるアホな映画ではなくなってる。
すばらしいエンターティメントだった。


今週いよいよvaioがくる。
楽しみである。


今週土曜日は母親の通院の送迎と歯の治療。
by 16mm | 2012-10-14 22:48 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(4)

『アウトレイジ ビヨンド』

先週金曜日。
通勤中からどうにも調子が悪い。
腹がハってるような感じ。
そんな感じで仕事して、その間一回トイレで吐く(笑)。
その後何食わぬ顔で仕事の続きをして昼飯を食ったが、どうにもならず。
早退して家に直行。
横になっていると、今度は昼に食べたカツオのタタキとトイレで涙の再会(笑)。
で、それから次の日の昼ぐらいまで完全絶食。
ポカリスウェットをチビチビなめながら寝ている。
腹にガスが溜まっている感じで、ゲップが臭いw。
日曜日にはフラフラと起きていたが、本日月曜日は無理せずに引きこもり。
連休でやろうと思っていた予定の半分はフっとんでしまった感じ。
ああ、もったいない休日だ。
調子が悪くなった原因はなんとなくアレかと思い当たるのだが、カッコ悪いのでここにはかかない(笑)。


日曜日、ジムに。
調子が悪かったが、多少でも身体を動かそうという意欲には従った。
しかし、マッサージ・チェアに座り、サウナでストレッチをしただけで終了。
無理はいかんな(笑)。
体重94.30kg。
ゲロとゲリで(キタネエなあw)身体が軽くなったと思ったのに、そうでもなかった(笑)。


『終の信託』

予告編を観たらすっげえ楽しみに。
周防正行監督の最新作である。


『Lincoln』
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これからリンカーン大統領に関する映画がオイラが知ってるだけで三つ公開される。
『リンカーン / 秘密の書』
『声をかくす人』
それから上記画像のスティーブン・スピルバーグの『Lincoln』。
なかなか趣のあるポスターでカッコいいと思う。
スピルバーグの長年の企画。
『マイノリティ・リポート』でリンカーンのお面を作ってる子供のシーンがあったしねw。

予告編の映像もイカしてるなあ。
ヤヌス・カミンスキー、さすがである。


『ゼロ・ダーク・サーティ』
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穿った見方をすれば、上記のスピルバーグの作品同様にアカデミー賞狙いの作品だろう。
キャスリン・ビグロー監督は『ハート・ロッカー』でオスカー受賞してることだし、それほど賞に執着してないような気もするが。

『Lincoln』同様に来年公開。
来年が楽しみである。


『アウトレイジ ビヨンド』
ネタバレあります。
今週日曜日、109シネマズ菖蒲。
公開二日目。
ほぼ満席に近い入り。
結構なオイラよりもずっと年配の人まで観てる。
しかも夫婦かなんかで(笑)。
『ソナチネ』の時とは大違い(笑)。
この映画の吸引力なのか?
それとも北野武に対する一般の良識人達wの認識が変ったのか?
とりあえず観客が入る事はなによりである。
『アウトレイジ』を観た時はオイラの感想も奥歯にモノがハサマッタようなというかw、靴の裏から足を掻いてるような感想であった。
本作『アウトレイジ ビヨンド』は心底納得して面白かった映画であった。
このところ前作『アウトレイジ』も含めてDVD購入をしていなかったが、『アウトレイジ ビヨンド』は買うよwブルーレイを(笑)。
たけしの演出力の巧みさを見せ付けられた感じ。
多数の登場人物をそれぞれ必要十分に描いた群像劇になっていた。
体感的には後半でやや長さを感じてしまうところもあったが、終わってしまえば気にならない問題だ。
本作は所謂ヤクザ映画を作る時の免罪符"任侠"という部分を徹底的に排除している。
辛うじて北野武演じる大友に義侠心という部分での精神が込められているようになってはいた。
カネにも女にも権力にも興味が失せが、脂っ気がない感じ。
老いという事でもあるのかもしれないが。
なので、大友自身が今の自分が時流に合わない人間であると分かっている者として描かれていた。
それは大友が今後韓国の闇社会に身を投じることが匂わされる部分でもわかる。
ヤクザ映画ではない。
暴力団の暴力の映画だ。
かつて"任侠"や"義侠心"などという言葉によって社会のアウトサイダーでありながら辛うじて居場所を得ていた集団も実際は一般の会社員と何ら変わりない。
いやな上司がいて、役にたたない部下がいて。
裏切りが横行し、信頼が幻想でしかない。
立場が逆転すれば途端に態度が変わる。
所謂ヤクザ映画にあった"家族"的な繋がりがまやかしであった事が徹底的に描かれている。
この映画を観て暴力団に入りたいと思う奴はどんなに短絡思考の持ち主でもいないんじゃないか(笑)。
たしかこの映画で大友が銃で人を殺すのはラストの一人だけだったんじゃないかな。
その辺りも演出のこだわりであろう。
前作に引き続きの俳優や今回からの俳優すべてが好演。
文句無し。
扱いづらそうな中尾彬なんかをよくもまあ自分の演出のペースに持ち込んだな、と北野の演出力の力強さに感嘆した。
今回若い子分役の桐谷健太と新井浩文がよかったなあ。
もちろん新人俳優なわけではないけど、なんか新人のような初々しい懸命さが感じられて好感を持ったよ。
大友に
「道具もってんのか?」
と聞かれて思い切り拳銃だしちゃうところは笑いがおきたよ(笑)。
今回すごく良かったのが
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ヌボーっとした長身の松重豊。
この人『修羅雪姫』で初めて知ったんだったな。
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TVドラマの『不毛地帯』にもでてましたな。
『アウトレイジ ビヨンド』で唯一といっていい悪人ではない役(笑)。
この松重の実直そうな真面目さの中にあるユーモアが本作で生かされていて、それが笑いになってるシーンもあったよ。
本作のラストを観た時にあまりの呆気なさにポカーんとしてしまったが、よく考えたらあれで良かったのだと思う。
あれは大友を慕っていた"兄弟"分の仇をうつというシンプルさだけでいいのだから。
それ以外は大友には何の関係もないことなのだ。
前作の『アウトレイジ』を観てなくても楽しめると思うので、まあオススメでございます。


今週は心療内科。
by 16mm | 2012-10-08 21:08 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback(1) | Comments(2)