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『外事警察 その男に騙されるな』『三島由紀夫と若者たち』『クラッシャージョウ』『ストロベリーナイト』

先週土曜日、母親の病院への送迎。


先週土曜日、かなりの遅れが目立ってきたブライトリングを入院させる。
他のメンテナンスも込み。
退院は二ヶ月後ぐらいだろうな。


先週水曜日、会社で健康診断。
検便での診断も入っていたのだが、採取する時間も気力もなかったのでパス。
カラの容器を何食わぬ顔で提出したら、電話で「容器に便が入ってませんが」と女性職員から言われる。
特にキツイ調子で言われたわけではないのだが、女性に「便」などと言われてしまってオイラのナニかに火がついたw。
「すいません、つまりあなたは私のウンコが欲しいんですか?」
苦笑しながら女性職員
「いや、わたしが欲しいというわけではなくぅ。ああ、今回は見送りという事ですね。わかりました」
ガチャン。
......
間違いなくセクハラであろう(笑)。


これはなんだ?w。

庵野秀明がいる(笑)。


先々週購入した『このショットを見よ ──映画監督が語る名シーンの誕生』をザッピングであらかた読み終える。
自分が期待していたような内容でないのでガックリする。
オイラとしては、そのショットを構成する要素を、レンズの選択、照明、人物の配置、構図、物の置き場所、などを前後のショットと関連づけて理詰めで解説してくれるものだと思っていたのだが、どちらかというと各監督のエモーショナルな解説が多い。
オイラは押井守の『Methods 押井守「パトレイバー2」演出ノート』や『「イノセンス」 METHODS 押井守演出ノート』の様な、例え後付の理屈であろうが、戯言であろうが、ショットそれ自体を感情ではなく"理屈"として知りたいのだ。
それともアレかな、実写の監督はあまり理屈でショットを考えないのだろうか?
監督の感情的なイメージのみでスタッフ間の意思の疎通というものが成立するのだろうか?
それとも押井が単にへ理屈を語っているだけなのだろうか?
すくなくともなぜそのショットが望遠レンズではなく広角レンズなのか。
いや、なぜレンズが35mmではなく30mmでなくてなならないのかという事を理屈としてオイラは知りたいのである。


またも『神戸在住』の話である。
読む度に見る度に、この漫画のコマの動きや、人物の配置などが映画的に感じられる。
映像的な動きと切り取り方に優れた作品である。
それから時間の経過というものを見事に描いている。
そのキーになっているのが主人公の桂の家の隣人の子であるたけい君。
たけい君の登場時には桂に遠慮なく甘え倒している様子が描かれるが、巻を追うごとに桂との距離感を意識しはじめるようになる。
男の子が女の子を意識するということではない。
男の子が小学生に上がる頃というのは、それまでの甘えた態度を恥ずかしく思う年頃なのだ。
巻を追うごとに桂との口数が減っていき、最終巻で
「いってらっしゃい」
という桂に、凛々しくカッコイイ表情で
「いってきます」
と応える。
これが実にいい。
4年という歳月が経ったという事をたけい君の成長を通して表現し、それはその年月で桂も成長しているということを意識させる。
上手いよな。
すげえ作品である。


『西原理恵子の人生画力対決 5』
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山口晃、安彦良和。
敬愛する作家が登場する巻。
二人がサイバラに汚されいく様の笑えることよ(笑)。


『ブラック・ジャック創作(秘)話~手塚治虫の仕事場から~ 2』
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一巻を購入していたので二巻目も。
少々気合いの入った手塚治虫フリークなら知ってるエピソードが多い。
情報としての新鮮味はない。


『ヘンな日本美術史』
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『山口晃 大画面作品集』
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本屋に紫艶の写真集を物色しにいって見つけてしまった山口晃の二冊。
紫艶の写真集はとりやめ(笑)。
山口の二冊購入。
『ヘンな日本美術史』はまだ読んでいない。
『山口晃 大画面作品集』は店頭で中身が見れたので瞬殺で心をもっていかれた(笑)。
軽やかなタッチで端正な描線。
例えが適当かどうかは別にして、メビウスのような印象を受けた。
メビウスがそうであるように、真似し易く真似したくなる描線でありながら、その描線を引くハードルはとてつもなく高い。
西原理恵子が言う様に日本の絵画会の宝だよな。
文章もおもしろい。
高校美術の教師が、画が上手いヤツは文章もちょっとしたものだ、と
この人にSF小説の挿絵だとか描いてもらいたい。


『BLACK MORNING』
Kindleで購入した写真集。
すべてをLEICA M8で赤外線撮影した作品ということで興味を持った。
写真集ならKindle PaperwhiteよりもiPadで見た方がよかろう。
したらこれが酷くガッカリな代物で、やはり赤外線撮影の作品に色がついてちゃ余計だなと感じる。
カメラ自体が赤外線撮影に適していてもカラー撮影になってしまうので、所謂赤外線撮影写真の良さが減じている。
更にわざとらしい周辺光量落ち。
逆光のフレアは多分Photoshopのあのフィルターだろう。
冷やかし半分で撮影者のHPに行ってみたら、本作の前にあたる"Echo of Light"の方がずっと綺麗ですばらしかった。
こっちを写真集としてだしてくれないかなと切に思う。


『[ZENUS] 新しいiPadレザーケース Prestige Vintage Folio W/Signage 本革 Vintage Brown レザーケース 自動スリープ 2段スタンド ハンドホルダー Z976NiPD』
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かようなiPadのカバーをAmazonで購入した。
結構雑に使っても良い様になったと思う(笑)。



『Cinefex No.23 日本版 -キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー- [大型本]』
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Amazonで購入。
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この使用前使用後はどうやって作ったのか?
主演のクリス・エヴァンスはどちらかというと下の画像のようなマッチョな体型らしい。
すると上の画像はもやしっ子の役者にクリス・エヴァンス顔を合成したのか?
それにしては演技の一貫性が保たれてるような気がしたが。
このもやしっ子の映像、所謂モーフィングの応用でクリス・エヴァンスを縮めたものらしいことが分かった。
縮めた時のひ弱さを出す為に、わざと大きめの服をクリス・エヴァンスに着せて撮影し、それを縮めていく事によって大きな服に痩せっぽちの体躯という映像ができると。
なるほど、知識として分かってもなかなか驚くべき映像だな。


本日日曜日、原宿のトイサピエンスに行く。
何年かぶりの原宿。
女の子の多いところ。
駅前はモダンな建物が並ぶ。
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もはや芸術の領域だと思う。
その一方で通俗性もあるから買い手も気軽に買えるのだと思う。
オイラが買いたくても売り切れだったりデカ過ぎたりして諦めざるを得なかったアイアンモンガーやスカーレット・ヨハンソンを手に入れた幸せ者へ(笑)。
それがアートであるという事を努々忘れるでないぞ。
30分ほどヨダレをたらして見つつ、後ろ髪をハゲになるほど引っ張られる思いで退却(笑)。
久しぶりの原宿は1時間に満たない短時間でおしまし(笑)。


本日日曜日。
原宿から山手線を半周して有楽町。
ライカ銀座店サロンで写真展を見る。
ライカS2のシャープな解像力におどろく。
驚いても買える金額のカメラではないが(笑)。


ロバート・メイプルソープ flowers写真展
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2013年2月1日(金)~14日(木)まで西武池袋本店の別館2階=西武ギャラリーでメイプルソープの写真展。
行かなくては。


本日日曜日、vaioでの録画用に2TのUSB3.0の外付けHDを購入。
これで当分容量を心配せんでもいいだろう。


『外事警察 その男に騙されるな』
Blu-ray購入して視聴。
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「思い出したよ。その眼だ。公安がひとを騙す時の眼だ」
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いや〜、もう映像を含めたルックはカッコいいんだけど、物語は陰惨そのもの(笑)。
あの人の良さそうな渡部篤郎に徹底的に騙されまくる物語。
硬質でハードボイルド。
甘さがまったくないんだよね。
相手を命がけで騙すその様。
ものすごくフレッシュ。
TV版の最後で住本が何者かに刺されるわけだけど、状況が違いすぎるのでピンとこなかったが、映画版で刺されるのと同じということでいいのかな?
その辺りでちょっと混乱するが。
国が違えど正義を背負っていると思っていた者同士がお互いに命のやり取りをするほどの緊迫感があるということに衝撃を受けたよw。
韓国の捜査官が(潜入捜査官)日本の公安警察官を刺すってのがイマイチ信じられなくて、あの刺した奴がNIS?とポカーンとしてしまったが、それがその世界のリアルなんだと思うとすごく新鮮な驚きであるな。
公安、コエエエ(笑)。
NHKのドラマ、あなどれねえな。


『11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち』
レンタルDVDで視聴。
このところハマっている若松孝二の作品。
若松孝二に三島由紀夫という組み合わせはなんとなくクルものがあって期待していた。
で、オイラが知らない間に劇場公開したらしく、知らない間にDVDが出ていたという次第。
作品は期待していた通り面白かった。
コレはマジにそう思っている。
劇映画としてのスキの無さはさすが老練な監督だなと思う。
ただね、本作における三島由紀夫という人物の造形にかんしてはツッコミどころ満載なのだ(笑)。
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まず主演の井浦新が三島由紀夫に似ていない(笑)。
井浦新は端正な二枚目すぎるんだよね(笑)
井浦新は表情で良い演技をしていた。
三島由紀夫って押しの強いブサイク顔だと思う(笑)。
これは多分意図的な配役であろうと考えられる。
若松監督は三島の思想の根底にある病理に関してはまったく興味がなかったのかもしれない。
学生運動の激化による騒乱状態を沈静化させる為には自衛隊が出るというの筋であるという三島の考えは、国家によって否定される。
自衛隊が出動するかわりに法を拡大解釈して警察権力を増大化することになる。
三島は自衛隊の存在自体が違憲であるということを強く認識していた。
だからこそ、学生運動を収めて日本の軍隊としての正式な地位を獲得する事を是としていた。
が、警察権力の増大によって自衛隊が表舞台に出るチャンスが無くなった。
果たして自衛隊は自らの存在を否定する憲法を守るという矛盾に満ちた存在になりさがってしまった。
本作は警察が増大な権力をもった原因を三島事件をからめて表現しようとしている。
若松監督の警察への悪意と憎悪を間接的に表現する手段としてのテーマだったのだと思う。
三島由紀夫自体には実はそれほど関心をはらっていない。
だから三島の同性愛嗜好や分裂病気質の部分も直接的な表現にはおよんでいない。
これが大島渚なら男同士の連帯感をセクシーに描いていただろう。
だが、若松監督は間接的には非常に巧妙に作品に入れ込んではいる。
盾の会の会員の男たちとサウナに入っているシーン。
ロココ調の居間で和服で日本刀を飾っている様。
そもそも劇中の三島が冷静で聡明な人間にしか見えない(笑)。
冷静で聡明な人間が血気盛んな若造の熱意に押し切られる形でやるつもりのなかった事をやらざるを得なかった様に描かれている。
つまりこの映画、昔ながらの任侠映画なんだよね。
熱意だけはある考えの足りない若造の後ろ盾になって勝ち目のない殴り込みにいくというね。
大きな権力に対し、散りながら楔を打ち込む事を美学として描いている。
『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』でもそうだったけど、警察を直接出さずに警察に体する憎悪を表現するというのが巧妙だ。
本作もそう。
いろいろ書いたが、面白い映画であるというのは確かである。


『クラッシャージョウ』
iTunesでのレンタル視聴。
1983年の中学卒業の年に観た映画。
30年振りに観返す。
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当時無茶苦茶傾倒していた安彦良和の初監督作品。
映画館で観るのが楽しみでしょうがなかった事を今でも覚えている。
もう神様みたいなもんだよ。
映画のチラシの顔写真を貼付けた紙に
"安彦良和大明神"
ってかいて拝んでた高校一年の春。
今観ても結構面白かった。
キツイ部分がないわけではないけど、動きのタイミングだとかポーズを止めるタイミングが見事なんだよね。
映画としては長過ぎる、エンディングの歌が唐突に切れる、とか色々とアレなところはあるわけだけど、もう安彦のキャラクターが動くだけで感動的であったよ。
湖川友謙のようにちょっと教えた人間も弟子扱いするのと違い、安彦には直系の弟子なる存在はいない。
安彦などどんなに自分のタッチに似てる人間でも、自分の弟子だなんていわない。
その辺りも湖川なんかとの器の違いだね。
が、独力で安彦のタッチを血肉化し、なにかしら影響を受けた人間は実に多い。
そして主に女性を中心に安彦のデザインを動かせるアニメーターが近年やっと出てきた。
どうやら安彦の模倣子は時代を超えそうだ。
残念ながら安彦に映画を演出するという能力は弱かったが、作画センスについては本当に天才の手腕である。
なによりも30年前の本作がそれを物語っている。


『ストロベリーナイト』
ネタバレあります。
先週土曜日。
109シネマズ菖蒲。
本作はTV版があったわけだが、そっちはまったく観ていない。
大体の概要をwikiで読んで劇場に臨んだ。
これまでも『踊る大捜査戦』や『外事警察』のように先行してTV版が存在するものも、それを未見で劇場版を観て楽しめたということもあり、本作を観に行くことにしたのだ。
それと雨の映画が好きなので楽しみにしていたということもある。
が!!!
駄作(笑)。
まず映画のルックである雨の描写がショボイ。
散水機で雨を降らせているのは分かるが、映像にそれによる奥行きが感じられない。
晴れてる日に無理矢理雨を降らせて天気雨になってるシーンもあり、あらら、となる(笑)。
ほぼ自主映画に近いような『恋の罪』や『ヒミズ』の雨に、フジの大資本が投入されている筈の本作が負けてどうする(笑)。
雨のシーンは全編に渡って『恋の罪』や『ヒミズ』の足下にも及ばない。
物語も劇中半ばで事件の全容というかオチまで語られる。
あまりにもショボイオチだな、と。
これは前振りで、ラストでツイスト(ひねり)があるんだろうな、と思ってたら、半ばに明かされたオチそのまんまが顛末(笑)。
警察による冤罪のもみ消しなんていう新しくもないネタをツイストさせることもなく映画にする神経がわからない。
それから感情移入を絶対的にさせなくてはならない主人公の姫川にまったく共感ができない。
警察官としての正論でしかない正義を振りかざして、警察の冤罪を追求していく。
その中心には現場の捜査員の立場にたって組織の防波堤になった人間もいる。
だからといって冤罪の警察ぐるみのもみ消しを許せない姫川。
その姫川といえば、迂闊にも暴力団の会長と寝ちゃうという醜態を演じる。
警官が暴力団の幹部と肉体関係なんてのの方がもっと許せないんじゃねーの。
「警官も人間」
なんて台詞を出して免罪符にしてるつもりだろうけど、まったく話にならない。
そもそも捜査線上にいる暴力団の会長の顔を知らないということだけでも、姫川のダメさがわかるってもんだ。
更に自分が過去レイプされた傷をおい、それがトラウマになっているような事にもなっているが、それで自分だけが不幸の中心にいると勘違いしてるのが気に入らない。
心の傷を負ってない人間というのがこの世にいるのか?
冤罪の中心にいた警官だって、それが冤罪と分かった時には後悔と葛藤に苛まれて、それこそ何年も傷口から血を流し続けてきたはずなのだ。
姫川という自分をまったく顧みない人間が正義を振りかざすと最終的にどんな事態になるかという顛末ならいいが、本作はその辺りにはまったく言及していないので、姫川の行動を是としているのだろう。
『外事警察』の硬質さの足下にも及ばないヌルさ。
まったく共感できないと思っていた武田鉄矢の演じる刑事の方に共感しちゃったよ(笑)。
どうしてくれるんだ(笑)。
レンタルでTV版を観るつもりだったが、観る気が失せた。
劇場ではなくTVでタダで観るというなら我慢出来る範囲かもしれんが、映画としてのリッチさがないばかりか、物語もユルすぎて。
民放のドラマの映画化はものすごい勢いでツブれていくな(笑)。
その点、NHKのドラマは外しがないね。
by 16mm | 2013-01-28 01:35 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Comments(2)

『トータル・リコール (2012年)』『セーラー服と機関銃』

先週土曜日、心療内科。
これから花粉症の季節であるが痰の滞留感が解消されつつある旨を担当医に言う。
朝飲んでいた薬の一錠を減薬することに。
減薬は嬉しいはうれしいが、その所為でまたおかしくなるのは願い下げである。
取りあえず、慎重に減薬する方向にする。


先週土曜日、ヘアカット。
どうやらオイラの頭皮はとてつもなく分厚いか鈍感らしく、かなり容赦なくブリーチ剤を塗られても沁みないし痛まないし最高じゃないですかなようだ(笑)。
これまで一年以上脱色してきてオイラに対するデータの蓄積で、一度のブリーチでかなり白っぽい髪に仕上がる様になってきた。
これまではオレンジだったからね(笑)。
ただ、オイラの頭皮があまりにも鈍感なのでwこのデータを他人には応用できないらしい。
オイラと同じ事をしたら、だいたいの人は皮膚が火傷的になるか、痛くて途中で止めるかしてしまうという。
ところでお店の鏡に映った己の肉体。
目出たい鏡餅のような体型になっておった(笑)。


このところサウナもインラインスケートも出来ずにいる。
したら途端に肩こりがきたw。
なんとか時間を作ってサウナに行きストレッチを。
そうすると割と即座に肩こりが解消される。
体重は94kg〜96.5kgの間をいったりきたり。
今日は風が強いのを理由にインラインスケートお休みである(笑)。


<訃報>大島渚 1月15日(火)
高校一年の時に『戦場のメリークリスマス』が劇場公開された。
それ以前に大島渚と言えば長髪で和服でクイズ番組に出てる人だと言う認識しかオイラにはなかった。
当時お子様であったオイラはこの長髪で和服のおじさんが映画監督であるという事にピンとこなかった事を覚えている。
映画監督なのになんでクイズ番組に?
なのでそのおじさんが『戦場のメリークリスマス』なる映画を撮るという事が不思議だった。
後々の話だと、本業以外のTV出演は映画の制作費を稼ぐためだということを聞いた。
映画監督って自分のお金で映画を作っているのか。
...
そんな感じで、今でも『戦メリ』以前の大島作品は観ていない。
『戦メリ』以外だと『御法度』を観たぐらいか。
どちらかというと、「朝まで生テレビ」で怒鳴る人と言う印象が強いのかもしれない。
その「朝生」で大島が
「今、『AKIRA』という映画が当ってます」
と言った事があった。
大御所の映画監督がポッと出の漫画家監督の作品を知っていたというのも驚きだったが、「『AKIRA』という"アニメ"が当ってます」ではなく「映画」と言った事がすごく嬉しかった。
この人はすごく平等な人だ、と。
あまり良い観客ではなかったのは言うまでもないが、氏の冥福をお祈りいたします。
合掌。


『このショットを見よ ──映画監督が語る名シーンの誕生』
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Amazonで購入。
宇多丸がラジオで面白い本として挙げていたので購入。


illustration (イラストレーション) 2013年 03月号
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購入。
桂正和の特集あり。
皺の描き方にエロスがあるんだよね、桂正和は。
江口寿史のインタビューもあった。
江口の画がなんだか妙に古くさく感じる。
装画で見知っているスカイエマの画をじっくり見る。


『神戸在住』
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相変わらず繰り返し読んでる『神戸在住』(笑)。
お気に入りの隻腕の美女、愛ちゃんの台詞がカッコいい。
この手の台詞をメモりながら読んでいる。


しっかしKindleは漫画の単行本の新刊をいつ発売するかアナウンスしてもらいたいもんだ。
折角新刊が出ても本を買わずにKindle版を待っている身としてはね。


『限界集落(ギリギリ)温泉』
全四巻Kindleで購入読了。
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いや〜、面白かった。
タイトルがイマイチだなあということと、舞台が田舎らしいということで連載時にはまったく興味なくスルーしていたのだが、不見識であった。
特定の主役を設定せずに、一種の群像劇として成立させている。
ただゲームクリエイターの溝田とおるがトリックスターとして物語の推進力になっている。
都会で立ち行かなくなった才能と自信を、自分より優れた人間の居ない場所でもう一度取り戻そうとする男の話である。
そして、自分が都会で立ち行かなくなった原因にたどりつく。
才気走った人間にありがちな上から目線で他人を見下すことで、全てを自分だけでやっているという思い込み。
たしかにクリエイティブなことというのは万人にできるものではない。
"モノ作り"という呪いをかけられた少数の人間の病的な衝動でしかないのかもしれない。
ではそれ以外の多数派の万人はまったく見下すべき無能な集まりでしかないのか?
まずクリエイティブな人間というのは病人であると自覚することなのだと思う。
作られたモノが万人に届く為には、病人の特殊な考えだけではなく、健康な一般性のある考えで照らしてみる必要がある。
健康な一般性のある考えというのはモノを作り出す起爆力はなくても、大きな爆発に導くアシストはできるのだ。
このアシストが所謂"集合知"というものになる。
この"集合知"を使うには、なによりも勤勉さと謙虚さが必要になる。
本作は様々な枝葉がついて多岐な要素が織り込まれた情報量満載の作品であることには間違いないが、一人の男の再生を描いたおとぎ話という側面は確実にある。
相変わらず鈴木みその画は魅力的で上手い。
その上ストーリーテラーとしても相当に抜きん出ている。
次作はちゃんと掲載誌を立ち読みしよう(笑)。
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最近、鈴木みその前作『銭』を読み返して好きになった女の子の画。
ホント、丁寧で素敵な描線だな。


iPad Retinaディスプレイモデル64GBWi-Fi + Cellular
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の、SoftBankのブラックを購入。
年の初めから物欲が暴走ちゆう(笑)。
なぜいきなり買ってしまったかと言えば、やはり歯の先生の所為であると言える(笑)。
「やっぱり"mini"のつかないiPadの方がいいよね」
と、昨年末絶対にゆった(笑)。
それがなんとなく頭にあった。
通常本を読むならやはりEインクのKindleの方が読み易い。
けど『神戸在住』をカラーで見たかったし(笑)。
iPhoneでも見れるけど、画面小さい。
せーからiPod touchやiPhoneで書き散らしているメモを整理しておきたいという事もあった。
重いので通勤時に持ち歩く事は絶対にないと思う。
便利なメモアプリやらお絵描きアプリがあるのでそれを使いたい。
後は布団に入ってwebを見るという贅沢をしたかったということかな。
発売されてから時間がたってるので普通に買えると思ったら、64GBWi-Fi + Cellular版が店頭在庫なしが多かった。
特に近場の量販店はすべて全滅。
たまたまちょっと遠い量販店に電話したら、丁度入荷したところ。
速攻で店に行きましたよ(笑)。
明日にはレザーカバーも来る。
気合いと根性で使い倒すつもりである(笑)。


『トータル・リコール (2012年)』
Blu-ray購入。
劇場版よりも長いディレクターズ・カットなのだが、どの辺が長くなったのか比べてみないと分からん(笑)。
今回再見したわけだが、すっごく好きになったよ。
まず画面のルックが
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逆光や半逆光によるハレーションやレンズフレアの多用である。
まあ『ブレードランナー』っぽいとは言えるのだけど、なかなかここまでしつこく多用したのも珍しいのではないか。
それが未来世界の世界観にハマっていたというのこともある。
ガラスなどの透明素材に情報を映したりと、猥雑ななかに光(情報)が溢れた世界というのをそのレンズフレアなどの効果で表現している。
『ブレードランナー』はレンズフレア等の効果が映像的な官能性以上のものではなかったが、本作ではその効果がより有機的に物語に密接になっていると思われた。
それから掌に埋め込まれた端末のアイデア。
サイバーパンクに出てくる脊髄にプラグを突っ込んで情報をやり取りするという世界観から幾分かソフトな描写になりつつも、サイバーパンクの文脈からは離れてはいない秀逸なアイデアだと思う。
出てくるガジェットが本当に「らしく」出来ている。
フィリップ・K・ディックの描いたエンディングのない切れ味のある恐怖とも違う。
ポール・バーホーベン版のようなパワーで押し切る感じでもない。
アクションもスマートであり世界観も魅力的。
猥雑でスタイリッシュ。
その中にジャガイモのようなコリン・ファレルが演じるからリアリティーが出た。
これでマイケル・ファスベンダーのような硬質な「うほっ!いい男」が主役であったらまったく浮き世ばれれすぎてリアリティーが感じられなかったろうね。
本作においてポール・バーホーベン版よりもアイロニカルな部分が弱いとの指摘があったが、オイラは逆に本作の方が現実と虚構を最後の最後でボカした事でアイロニカルに感じたよ。
本作のラストはクエイドが本来のハウザーに戻るかもしれない余地をリコール社の看板を映す事で残した感じ。
いまさら階級闘争というネタはないじゃないかというツッコミどころはあるけど、まあその辺りは眼をつぶってもいい。
面白かった。


『セーラー服と機関銃』
wowowで録画視聴。
長澤まさみ版のそれではない。
『セーラー服と機関汁』......でもない(笑)。
薬師丸ひろ子の主演映画である。
実はこの映画、これまで最初の葬式のところとラストのスカートがまくれ上がる部分しか観ていない(笑)。
角川映画で薬師丸ひろ子、原田知世、渡辺典子の、所謂三人娘の中では圧倒的に薬師丸ひろ子にシンパシーがあったのに(笑)。
いや、映画やってる当時はさほど薬師丸ひろ子に入れ込んでいたわけでもなかったのだが(笑)。
で、今回初めて始めから終わりまで観たわけだが、まあ一言で言えばヒドイ映画だ(笑)。
この映画も台詞や世界観が古けてしまったがために時代を越えられそうもないな。
とにかくツッコミどころが多すぎる。
いったこの映画をどの程度真剣に観ればいいかまったくわからん。
なんで地雷で死にそうになった後に、敵役と優雅にテーブルをかこめるのか。
噴飯モノは三国連太郎(笑)。
地雷で両脚を吹き飛ばされてそれが"快感"云々を滔々と語っておきながら、実は両脚があったというのはどういうことかw。
更にあの解剖室みたいなところでナニをしようとしていたのか?
まったく分からない(笑)。
この監督の相米慎二、ワンシーンワンカットの長まわしが有名だけど、本作においてはそれこそ最初と最後だけはその手法が緊張感を伴って良かったわけだが、中判は本当にタルい。
単にカット割れないからタラタラまわしてるだけだよな(笑)。
それから薬師丸ひろ子にまとわりつく男三人。
オイラがそうだからという意味では分かりすぎるほど分かり易いので存在が鬱陶しい(笑)。
思春期の性欲がモロだしみたいで非常に見ていてはずかしい(笑)。
と、まあ映画としては本当にボロクソなのだ。
が、この映画で唯一にして、それがもしかしたら時代を越えられる要素がひとつだけある。
これは宇多丸の言葉にならうとする。
その唯一の要素とは、薬師丸ひろ子、いや、あえて、ひろ子(by宇多丸)なのだ(笑)。
この映画、ひろ子のその当時にしかない魅力を余すところ無く捉えている。
ブリッジをするひろ子。
歌を歌うひろ子。
三人の男の同級生に「オタクたち」とか「ユーたち」とか言うひろ子。
子分を抱きしめるひろ子。
不器用に機関銃を一斉射したあとに呟く「かいかん」なひろ子。
渡瀬恒彦にチューをするひろ子。
ひろ子ひろ子ひろ子。
とにかくひろ子(笑)。
宇多丸によればラストのスカートの翻るシーンが終わった後にひろ子が泣いたとか。
単に性格の悪い映画監督に虐められただけのような気がするが、そんな被虐的な扱いが逆にひろ子の魅力を強く健気さとして映しとっている。
もうこれだけでオイラとしては10億点だ(笑)。
薬師丸ひろ子とはどういう人か。
本作を観ればそれが分かるし、すくなくとも観た人みんなひろ子が好きになる、気がする(笑)。
映画としては0点。
ひろ子の魅力を映しとった映像としては100億点、ということで(笑)。


今週末は母親の通院の送迎。
by 16mm | 2013-01-20 21:09 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Comments(2)

『宇宙戦艦ヤマト2199 第三章』『キャプテン・アメリカ』『LOOPER/ルーパー』『ヤング≒アダルト』

先週土曜日。今年初めての歯のメンテナンス。
今年も最初は美形の歯科衛生士さんに歯石をとってもらう。
が、あまり歯石がついてないと褒められつつ、やりがいを失ったとも言われた(笑)。
ブラシのアタリが強いので傷がついているとの指摘をもらう。
メンテ後、先生と今年初めてのカメラの雑談。


先週はインラインスケートできず。
本日休日の月曜日にジムかインラインスケートをやるつもりが雪で家に引きこもり(笑)。
デブになるw。
デブになってしまう(笑)。


ズン。
ドスン。
屋根から雪が落ちる音(笑)。
明日は会社に早く行くつもりなのだが、雪道大丈夫であろうか。


昨年末からのお気に入り、
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7プレミアム チョコチップクッキー。
旨い(笑)。
太る(笑)。


先週から飲み始めた対花粉症の漢方薬。
鼻水を抑える薬になるわけだが、それは逆に鼻づまりをまねく効果がある(笑)。
鼻づまりの息苦しさでパニック障害を起こしたオイラにとっては非常に問題である。
案の定夜中にパニックを起こすほどではないが、鼻づまりで目が覚める。
なのでこの漢方薬の服用を使用上の半分にすることで、やや解決(笑)。
最近、喉の痰の滞留感も気にならなくなってきたのでホッとしているところだが、春先は十分に注意しなければ。


ほぼ4〜5年ぶりに
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ハッセルブラッドを撮影に投入した。
が、こともあろうにフィルムの入れ方を間違えて、2本分をパーにした(笑)。
イカン。
まさかこんな事になるとは(笑)。
マジに今年はハッセルを使わなくてわ(笑)。


『限界集落(ギリギリ)温泉1巻』
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鈴木みその作品。
なんだか地味な作品だなと掲載誌で連載中はスルーしていた。
が、Kindleで1巻が100円で売られていたので購入して読んでみたら、アラ意外(笑)、おもしろい面白い。
1巻を読んで2巻目も読んでるところ。
都会にあるものが無い場所で、知恵と行動力によって作り上げていこうという衝動。
全てが揃っている場所だから埋もれざるを得なかった「創作したいという」衝動が発露する場所。
ただその衝動は誰しもが持っているものではない。
衝動も能力もない人間だっている。
むしろそういう人間の方が圧倒的に多いのだ。
本作でも創作のアイデアはほぼ一人の人間が作り出している。
周りはそれに踊らされている、というと言葉は悪い。
が、踊らされていたとしても何かを作り出す一端を担う事の心地よさというものは共有できる。
舞台はなにもない田舎だし、地味ではあるが、丁寧で上手い描線の作画は相変わらず流石である。
飽きもせずにKindle本である『神戸在住』を読み続けていたが、やっとこ別の作品に切り替えることができそうである(笑)。


『宇宙戦艦ヤマト2199 第三章』
DVDレンタルで視聴。
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第三章第10話のOP主題歌がそれまでのスローバージョンからアップテンポバージョンに変更された。
♪タ〜ンタ〜カタ〜ンタタタッタタ〜ン...
やはりアップテンポバージョンはアガる(笑)。
ゾクゾクくる(笑)。
会社帰りのほぼ満員電車の中でヘッドホンからながれるアガる曲。
ささきいさおの低い
♪さらばぁ〜ちきゅうよぉ〜
の第一声を待ちわびて、思わずオイラも歌い出そうとしたのだよ(笑)。
満員電車の中で(笑)。
が、自分が置かれている状況を瞬時に把握するオイラの灰色の脳細胞がブレーキをかけたw。
んが、しかし、デブなので肉体の反応が、そのブレーキが一瞬遅れた(笑)。
「さっ!」
結構なデカイ声に周りの乗客が一斉にオイラを見る(笑)。
続く"♪らば"のフレーズはなんとか抑え込んだが、「さ」だけは間に合わなかったw。
俯いて寝たフリの術で、針のムシロを体中に巻かれるような視線に耐えた45歳である(笑)。
ところで本作は旧作と違い古代と沖田艦長を必要以上にくっつけない様な修正を加えている。
第7話の「太陽圏に別れを告げて」では、旧作だと沖田艦長が自分のところに古代がやってくることを期待していた。
旧作当時だと主人公としての古代の特別感を出す為の演出だろう。
しかし、『2199』が軍隊の仕組みを積極的に取り入れている事もあり、一介の尉官でしかない古代を艦長が特別視する事はないだろうという事であろう。
長い戦友でもある徳川機関長が旧作の古代の役割をするように修正されていた。
非常に適切なことだと思う。


『キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー』
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このシブいコスチュームの方がいいなあ(笑)。
wowowでの録画視聴。
初見は劇場公開時に観ているのだが、実はほとんど覚えていない。
当時のブログでの感想を読んでも非常にぼんやりとした短文だ(笑)。
寝てたのか?オイラ(笑)。
二度目なのに初見のような感じで録画を観ていたよ(笑)。
したらね、オイラが寝てたとしてもしょうがないような感じなんだよね(笑)。
最初の展開が思い切り地味な感じだし、なにより『キャプテン・アメリカ 』のディティールを何一つ知らないで観ていたのだから(笑)。
今回再見にあたりちゃんと観てみたら結構面白い。
ちょっとした「戦争」についての考察が描かれていると思う。
特に関心したのはスーパーソルジャーの血清を打つ前夜のロジャースと博士の会話。
血清を打つ事で打たれた人間の内面が増幅される。
良い人間は更に良い人間に。
悪い人間はとにかく悪い人間に。
だから血清を打ってスーパーソルジャーはなによりも内面の善良さが重要になる。
力の強いだけの、力をもつ事に対し思慮の足りない者はその力によって自分も周りも破滅に導く。
これ、戦争についての善し悪しを言う前に、それを引き起こす人間についての考察をしてるんだよね。
人間のスーパーソルジャー化というのは、人間の外部を兵装するのと同義だ。
力を持った人間は力を行使する事に謙虚であるべきだ。
草の根的ではあるが、それこそが戦争の抑止に繋がる。
究極を言ってしまえば、そんな力に対して謙虚な人間がいるなら戦争なんかしないともいえるが(笑)。
本作で訓練中の兵士に偽の手榴弾を投げるトミー・リー・ジョーンズ。
スーパーソルジャー化の兵士の第一候補であった力の強い兵士はまっ先に逃げたが、ロジャースは手榴弾に覆い被さって、身を呈して被害を食い止めようとした。
つまり、やはり実際の戦争でまっ先に死ぬのは善良な人間だ、ということである。


『LOOPER/ルーパー』
ネタバレあります。
昨日日曜日。
109シネマズ菖蒲。
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ブルース・ウィリスとジョゼフ・ゴードン=レヴィット。
普通に見たらまったく同一人物に見えないのに、この映画ではメイクアップと特にジョゼフ・ゴードン=レヴィットの顔の作り込みで同じ人間に見える(笑)。
つまりジョゼフ・ゴードン=レヴィットが歳をとるとブルース・ウィリスになるということがヴィジュアル的に説得力があるのだ。
で、またしても、というか(笑)。
映画の前半気を失っていたのだよ(笑)。
去年から楽しみにしていた映画のひとつだというのに(笑)。
ああ、それなのに(笑)。
そんな感じなので総論として感想は言えないだが、ターミネーターになる前のターミネーターが自己犠牲によって未来の歴史をかえるという物語だw。
なんのことかさっぱりかもしらんが(笑)。
ただ後半かなり集中して観ていたのだが、かなり面白い映画だと思う。
『ターミネーター』を引き合いにだしちゃうぐらいなのでプロットとしては新しいわけではない。
ただ出てくるガジェットのデザインが現在からの地続き感のあるものでリアリティを意識できるものなのだ。
ほんのちょっと新しくて、ほんのちょっと古い。
本作に超能力の要素を入れるのはやり過ぎではないかという事もあるが、オイラとしてはあまり気にならない。
それも超能力者である子役の演技がすごいんだよね。
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この子役で『アキラ』でも『童夢』でもできそうじゃん(笑)。
結構好きなテイストのSF映画なのでこれはBlu-ray買うつもりである。
つまらない映画だから気を失うというわけではないのである(笑)。


『ヤング≒アダルト』
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wowowでの視聴。
録画もしたがリアルタイムで観た。
本作、本来ならオイラの琴線にまったく響かない映画なので観に行くことも観る事もしない類いのものだ。
が、本作は宇多丸の昨年度のハスラー映画53本の全ランキングのなかで第十位。
で、更にwowow映画塾での町山智浩の解説がすごく面白かったのだ。
なので、取りあえず観てみようという事になった、のだが(笑)。
オイラには面白さがまったくわからんかった(笑)。
栄光の過去があるにも関わらず、今の自分がイケてないことへのイラだちというのを軸に、シャーリーズ・セロン演じるイタイ最低クソ女(笑)の同情できない行動を描いている。
オイラもこの主人公の女の気持ちは分からなくはない。
高校時代を含めた過去にオイラの栄光があったわけではない(笑)。
むしろ逆にまったくイケてない思い出ばかりだ。
しかし、その過去にとらわれているという点においてはオイラも同じだし、だから主人公の気持ちは分かる。
が、あの主人公のようなシャレにならない行動をしようとは思わんよ(笑)。
更に友達なんぞの少ないオイラにすれば、映画に出てくる主人公の友達たちへの感情移入もできない。
旦那の元カノにそのカミさんが自分達の子供の写真を送りつけるか(笑)。
なんつーか、思慮の足りない人間しか出てこないこの映画を面白がることができんかっとよ(笑)。
これ、主人公が
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シャーリーズ・セロンだから、たとえハローキティのTシャツを着てようが、ヌーブラをベリベリはがそうが、スッピン(風)であろうが、途中で観るのを止める事なくみていられた(笑)。
イケてない役でもそれなりの"シャーリーズ・セロン"力で好感がもてる人間として観れるのである(笑)。
これが本当のビッチ、パリス・ヒルトンあたりだったらそれこそ役と同一すぎて笑いすら起きない映画だったろう。
やはりこの手の映画はオイラには向かないな。


今週は心療内科。
by 16mm | 2013-01-14 20:21 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Comments(2)

『キャタピラー』『しんぼる』『ターミネーター』『一命』

年末年始の休みも今日でオシマイ。
明日は毎年恒例のエライ人達の年頭の挨拶を拝聴するために2時間ほど早く会社に。
出世のメを狙っている方々は一生懸命メモって聴くんだとうけど、ハナから出世のメのないオイラのような人間は仕事を始めていると思う(笑)。


休み中は意識的に飯を控えめにしていたつもりだが、体重計がおっかなくてのってない(笑)。
一応毎日の脹ら脛のストレッチと風の日以外は90分ほどインラインスケートをしていた。
インラインスケートは結構バランスが上手く取れる様にはなってきた。
足を交差させるフロントクロスのコツがようやっと掴めた感じ。
スピンストップもソコソコ転ばずにできるようになった。
早く出来る様になりたいのにパラレルターンとランジターンなのだが。
どちらも足を揃えた状態からズラしていくんだけど、その時の体重移動の仕方なんかがまだ掴めず。
パラレルになると足首ばかりでなく全身を使う様になると思われる。
もっと滑りの良いスケートが欲しくなった(笑)。


Kindleで『寄生獣』全10巻を大人買い(笑)。
以前に全巻読んだ事もある所為かこれといった感慨が湧かず。
ただこの作者が本作を経て『ヒストリエ』に行った道筋はなんとなく納得がいった。
気持ちをほんのりさせる為に『神戸在住』をところどこと読み返す。


年末から年始にかけてのTV番組は『たけしが鶴瓶に今年中に話しておきたい5〜6個のこと 其の四』以外は全部PCで録画して視聴。

『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!絶対に笑ってはいけない熱血教師24時!!』は芸人の暴露ネタで大笑い。
ココリコの田中と遠藤の身内が出てきての部分はゲラゲラと笑った(笑)。
ココリコ田中の嫁、好みやわ〜(笑)。

『さんタク』
昨年末、唐突に壇蜜という女性の存在を知った。
いまだに何の人なのか分からんが、番組に出ていた感じで言うと(あくまでも芸風としての)昔のAV女優の豊丸の雰囲気を感じた。
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「見るがいい」
(笑)。


『Finalmente publicamos el libro "Robert Mapplethorpe. La mirada de Almodóvar”』
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ロバート・メイプルソープの写真集が近場の本屋にあったので購入。
洋書なので高い。
6000円オーバー。
本書はほぼすべてテーマが"チンコ"である(笑)。
実際のモロだしボカシなしのチンコから、チンコのメタファーまで。
それがどれもこれもカッコいいから始末に負えない(笑)。
オイラが写真集でチンコを見る事はあっても、自分がチンコを間近で撮影したいと思わない。
たとえカッコいいチンコの写真でも自分で撮りたいとは思わんな(笑)。


『グランド・セフト・オートIV』
なにかPCゲームをやりたいなと物色。
昨年買った『OPERATION FLASHPOINT:RED RIVER』は、ちょっと手に負えなくて挫折(笑)。
で、ロックスター・ゲームズ社の『グランド・セフト・オートIV』をDLで購入。
ロックスター・ゲームズは宇多丸もハマってるって言ってたな。
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ゲームの操作に慣れるというよりも、むしろこの世界観に馴染むのに苦労する(笑)。
早い話がこのゲームの中では警察に捕まったり、殺されたりしなければ何をやってもいい(笑)。
車盗み放題w。
見知らぬ通行人を殴ってカネを持ち去る。
車ぶつけ放題。
人、轢き放題。
etc...(笑)。
そんなに自分が倫理的な人間だとは思っていないが、どうにもこうにも社会性の壁というやつの所為で、信号無視も人を殴るのも遠慮がちになり、逆に自分を窮地に追い詰めることになる(笑)。
じっくりやるにはかなり面白そうではあるので腰を据えてやって、ゲームの中だけでも『北斗の拳』に出てくるような悪役として生きたい(笑)。


『キャタピラー』
wowowで録画して視聴。
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まずこのショットがすごい。
どうやって撮ったんだろう?
話を聞くと、CGなどは使わず、カメラの死角に四肢が隠れる様にしていたとのこと。
壁に穴を開けたり、床をくり抜いて役者の身体が入る様にしたり。
そんな事でこんなにも上手く撮影できるのか?とオイラはいまだにCGではないかと疑っているのだが(笑)。
若松監督の低予算の映画でCGはないのだろうけど。
この四肢のない芋虫=Caterpillar(キャタピラー)のごとき人間の存在にリアリティーがあったからこそ、この映画の成功があったんだと思う。
若松監督が第二次大戦で日本という国全体が狂気に走った事への糾弾を、静かに、しつこすぎるほど静かに何度も提示していた。
本作については上記を踏まえての反戦映画としての側面はあるが、それ以上に夫婦をテーマに据えている。
食べて、セックスをして、という繰り返される日常。
夫は戦争で四肢を無くし、声も出ず、耳も聴こえない。
食事のから排泄まですべて妻に頼らざるを得ない。
この関係ってもはや夫婦というよりも、母親と赤ん坊だね。
赤ん坊は食事や排泄を自分勝手に行う。
ハタから見れば無知無能であるが、赤ん坊からすれば自分の欲する事が無条件になされるわけなので全知全能のを持った存在と言って良い。
この場合の夫の全能感の拠り所は己が"軍神"と言われている事と、家での家長であるということ。
それでも夫は厄介者の代名詞でしかない"軍神"と家長というプライドは捨てきれず、横柄に食事とセックスを妻に強要する。
母親たる妻にしれみれば、夫を罵っても咎められないばかりか、殴っても殴り返されない。
妻からしてみれば夫はまったくの無知無能な存在。
"軍神"の夫をリヤカーで村中引き回しても、健気に夫の世話をする妻の鑑ともてはやされる。
女の男尊女卑に対する逆襲なのだと思う。
そしてボカシが入る事も含めて、この映画はポルノだ。
ポルノ映画にとあるエライお方の写真を何度も出すというね(笑)。
これはいままで誰もやらんかったろう(笑)。
美人すぎない妻、寺島しのぶw、の身体を這う様に貪る芋虫というのはなんともエロティック、いやいや、変態的なポルノの美しさよ。
映画としての完成度が高い。
面白かった。


『しんぼる』
wowowで録画して視聴。
松本人志監督作。
劇場公開が2009年。
3年前の映画なのでギャグが面白くないと言っても「あたりまえだ」と返されるだろう。
ってことは、本作最初から時代を越えられない作品ということだ。
第一作の『大日本人』と第三作の『さや侍』は劇場で観た。
正確に言うなら『大日本人』は劇場で寝て、すぐに退場し、後にwowowで再見した。
『しんぼる』は劇場では観ていない。
まあオイラの心象としては最初っから叩く気満々で本作を観たですよ(笑)。
面白いわけがない、と(笑)。
その期待は見事に裏切られなかった(笑)。
天使の羽やチンコのビジュアルはそそるものがあった。
しかしね、オイラとしてはチンコ押して何か出てくるという仕組みには違和感があるんだなw。
チンコのビジュアルで面白ければいいということなのかもしれないが、何かを出すという仕組みのシンボルならチンコではなくてマンコだろう(笑)。
本作ではCGパートの出来はなかなかいいなと思う。
が、その良い部分を映画全体としての完成度に繋げられていないのは至極残念である。
漫才であれほどの切れ味をもつ松本人志。
その彼の才能すら疑わしく思えてしまうような、非常に薄っぺらな世界に対する認識。
それは世界に対する謙虚さの欠如と、残念な事に基礎教養の無さに起因する。
特にラストの
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ヒゲと髪の毛が伸びた松本人志が誰を模しているかは一目瞭然だろう。
その模した人物が神を連想させるような描写になっているわけだが、そんな描き方をして海外の映画祭に持っていったというところに松本人志の全知全能感=無知無能感が見て取れ愕然とした。
娯楽映画で行われている事について常識的な価値基準で判断したくはないが、寿司をそまつにしておもちゃにしてるところも気分悪かったなあ。
硬い事言わずに笑うところなのかもしれんが、オイラは笑えん。
で、実は松本人志、演技が下手だという事も分かった。
あの壺をもつ演技のへたくそな事。
前作の『大日本人』はドキュメンタリー感にカコつけて演技力を問題師されないようにしていたんだな。
で、次作の『さや侍』では自分の演技は無しで、他人に演技をつけるだけにしていたわけだが、結局その演出力のなさを露呈しただけだった。
作る度に自分の弱点を意識し、それを削る方向で映画を3作作ったが、このやり方で行くとますます禁じ手を多くして身が細くなっていくだろうな。
松本人志は本作を無声映画的なと言っていたと記憶するが、まったく無声映画的ではないし、本作を無声映画的と表現する事自体に謙虚さがない。
そんなわけで、今後も叩く為の作品と監督として次作を観る、かもしれない(笑)。
不景気の折、オイラを含めた観客が観るのを止めるのが早いか。
それとも吉本興業がいいかげん制作を止めるのが早いか。


『ターミネーター [Blu-ray]』
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Blu-ray購入。
さすがに色々古くなっているが、それでも引きつけられる映画である。
特にBlu-rayになって気がついた事が結構ある。
未来世界の隠れ家で子供がテレビの前に。照り返しを顔に受けているから放送を観ていると思ったら、ブラウン管がくり抜かれたTVの内に火をともして暖をとっていたとか。
隠れ家に襲撃したターミネーターの人間の表皮が確認できた、とか。
本作でターミネーターをサイボーグって言ってるけど、どう考えてもロボットだよね(笑)。
銃を撃つ時にシュワルツェネッガーはロボットなのに目をつぶるのはご愛嬌(笑)。
眉毛を塗りつぶして回遊するサメのような物腰の不気味さがあったからこそ、そのカウンターとして『T2』でシュワルツェネッガーは善玉のターミネーターとして成立したんだろう。
主演女優のリンダ・ハミルトンもブスなのに脱ぐわだけど、ラストでキリリとしたカッコイイ顔立ちになっていたのが印象的である。


『一命』
wowowで録画して視聴。
市川海老蔵という個人的にムカつく俳優がでているので劇場はスルーしたわけであるが、映画は面白かった。
海老蔵も非常に好感がもてる演技で良かったが、メイクでもうすこし老けた感じの方が良かったのではないだろうか。
例えば劇中での海老蔵が40代であったとしても、現代の40代とは老け方が違うと思う。
もっと初老っぽくても良かったのではないだろうか。
そういう意味では役所広司が海老蔵の役をやった方が良かったかなと思ったりした。
三池崇史の作品は割とムラがあってオイラも好き嫌いがあるのだが、『十三人の刺客』のような時代劇のエンターティメントは面白い。
本作、山田洋次が監督したらすごくヌルくなりそうだが、非常に暗く硬い映画となっていた。
最後のアクションシーン。
いくらなんでも竹光での乱闘はひっぱりすぎではないか。
海老蔵の見せ場を作る為なのかもしれないが。
白州で一瞬にして刺し殺されて終わりというのがリアルというものだろう。
おそらく虚像としての武士の象徴である赤備えの武具の前で殺したかったのだと思うが。
坂本龍一の音楽もいい。
非常に面白い映画であった。


今週は歯のメンテナンス。
by 16mm | 2013-01-06 21:44 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Comments(2)

元旦

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自分の健康と、皆様の健康を祈願いたします。
......
自分の健康が先に来るところがなんとも(笑)。
by 16mm | 2013-01-01 19:08 | iPhone | Comments(2)