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『うっかり結婚生活 一緒に暮らす2人のルール 8』『無限の住人(30) <完>』『ベアゲルター(1) 』

先週土曜日、母親の病院の送迎。


出来れば週に二日はサウナに行きたい。
岩盤浴は週一でなくても良いのだが、先週はサウナに入れなかったので本日日曜日にサウナと岩盤浴。
昨日の土曜日に、明らかに自律神経がおかしい感じの寒気がしたりした。
減薬もしている所為であるかもしれないが、サウナと岩盤浴が思いのほか身体に良いような気がするので、定期的に続けられないと肩こりやらもでてくるのである。


先週久々にカプセルホテルに連泊w。
やはり帰宅するより数倍身体が楽だが懐具合が苦しくなるのは言うまでもない(笑)。
今週も似たようなものであろう。


そんなわけで通勤時に映像作品を観る事が出来ず、尚かつ週末に映画も観に行けなかった。


楽しみにしていた『ゼロ・ダーク・サーティ』が近場の映画館で上映しない。
そういえばキャスリン・ビグローの前作『ハート・ロッカー』も近場で上映しなかったっけ。
近場の映画館の小屋主の民度を云々したくなるわい(笑)。


民度云々でもうひとつ。
ビデオレンタルの店に『桐島、部活やめるってよ』を借りに言ったら全てレンタル中。
それはいいのだが、その本数が劇場版の『るろうに剣心』の五分の一ぐらいしかないというのはいかがなものか(笑)。
昨年の超話題作の『桐島、部活やめるってよ』が本数で『るろうに剣心』に負けてるってのはどうよ(笑)。
しかもBlu-rayレンタルがない(笑)。
『るろうに剣心』はBlu-rayレンタルがあるというのに。
というわけで、買ったよ(笑)『桐島、部活やめるってよ』のBlu-rayを(笑)。
特典でシナリオがついてきた。
すんげえ、うれしい(笑)。


『おおかみこどもの雨と雪』のBlu-ray購入。
フィルムの栞とミニトマトの種と映画パンフの縮刷版が封入されていた。


『うっかり結婚生活 一緒に暮らす2人のルール 8』
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Amazonで購入。
作品の冒頭にあるようにこの手の結婚エッセイ漫画が定番化している。
なんでもそうかもしれんがジャンルが定番化すると玉石混合の度合いが増していくね。
このジャンルを切り開いたのは誰なのか、正確なところはわからないが、けらえいこの漫画は草分けとしてかなり面白かったよな。
本作は作者が一時期週刊文春でエッセイ・コミックを描いていて、面白かったので本作も期待したのだがイマイチ。
夫が裸族というならオチンチンぐらい描けや(笑)。
けらえいこは描いてたぞ。
どこか自分の結婚生活を綺麗事にしようとしてるからつまらない。
オイラを含めた読者はその綺麗事ではない部分をおもしろおかしく読みたいのだから。



『無限の住人(30) <完>』
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Kindle版が出たら買うのだけど、やはり書籍の本としても購入した。
掲載誌を立ち読みした時はなんとなく呆気ない感じに思ったのだが、最終巻として通読してみたらこれがまた見事な結末の持っていき方で清々しい気分になった。
偽一に撲殺されたと思っていた阿葉山宗介、生きてたんだな。
立ち読みのときは気がつかなかったけど。
27巻で偽一が言ったとおり、阿葉山はもてるものすべてを剣に捧げていたわけではなかった事が明らかになる。
いや、阿葉山自身はすてたつもりであっても、完全に相手の情を断ち切るような捨て方をしていなかったのだ。
だから阿葉山は生きていたんだ。
さすがである。
見事である。
いろいろ見事なクライマックスだったけど、白眉は天津影久と乙橘槇絵の最後のやりとり。
「なれた」
「なれませんでした」
「貴方の隣にいる意味はまだあるのね」
二人は幼少期にもどり、その時の約束を思い出す。
いや〜切ないよなこのシーン。
最高ですよ。
19年半追っかけてきた作品の終末をこんなに清々しく迎えられた事が嬉しくてならない。
最高の作品であった。


『ベアゲルター(1) 』
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沙村広明が描く暴力とエロスの世界。
まだ序盤なんだけど、色々とすんげえ面白い。
最後の頁で登場人物の驚愕の表情で終わるのだが、それがなんなのか?
次の単行本がでるまでお預けというのがものすごーく悔しい(笑)。
はやく次巻を出せや。
サディスティックなバイオレンスのなかにエロスとユーモアが入る作者のセンスの良さ。
改めて沙村ってすげえなと思う。


明日は米アカデミー賞発表。
wowowを録画するつもりである。


今週末は歯のメンテナンス。


映画映像の感想がないとブログも淡白に終わるねえ(笑)。
by 16mm | 2013-02-24 20:59 | | Trackback | Comments(2)

『ベティ・ブルー インテグラル 完全版』『ダイ・ハード ラスト・デイ』『赤狩りとアカデミー賞』

週明け早々に会社のショッボイ中間管理職に怒られる予定(笑)。


先週土曜日、心療内科。
薬を一錠減薬。
といってもかなり手元に薬が余っているので、調子が悪くなったらまた飲み始められるようにしている。


先週土曜日と本日日曜日、サウナと岩盤浴。
すっかり運動しなくなったオイラである(笑)。
もう花粉が舞っているようだがいまのところ鼻炎の兆候がみられない。
それが漢方薬の所為か、サウナと岩盤浴によるものの所為か分からぬが、取りあえず寝てるだけで体調管理がある程度できる方法の楽さをとっている状態。
体重は100kg手前で踏みとどまってる感じの95kg(笑)。


行きつけのカメラ店の奥さんからチョコレート貰う(笑)。
それ以外は母親からしかもらっておらん45歳(笑)。


iPadのアプリでお絵描きが出来るものを物色して購入したりもしているのだが、どうもイマイチ。
タッチペンでは繊細なラインをひけないし、それをiPadが認識しない。
パソコンのタブレットとはやはり同じにはならないようだ。


よせばいいのに久々に鈴木敏夫のPodcastを聴く。
宮崎駿と高畑勲の新作映画の記者会見の模様。
どうでもいい話に終始してうんざりする。
如何に生前の氏家齊一郎と懇意であったかを力説。
くだらん。
棚から牡丹餅の無能なプロデューサーの極みだね。


ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフルの2013/01/30 のPodcastで「ふぞろいの林檎たち特集 by 長谷川正人先生」なる特集をやっていた。
脚本家であり小説家でもある山田太一について宇多丸達が語るのだが、オイラ的には結構な眼からウロコ。
山田太一の台詞回しや世界観の設定のあざとさが鼻について敬遠していたオイラであるが、宇多丸達はそれを肯定的に読み解いて解説していた。
オイラが極々表層的な部分しかみていなかった事を思い知らされる。
評論というものに力があるとしたらこういうことなのだろう。
ひとつの作品に対し根拠のある違った見方を提示してくれるということ。
評論に頼らなければ読み解けない自分をなんとかしろという言い方もできるが、それはおいといて(笑)。
Podcast内での話で印象に残ったのは、山田太一が台本の読み合わせの席上にスポンサーが同席していた時のくだり。
プロデューサーが視聴率について言うのはかまわない。
が、スポンサーが作品に対し口を挟むのは我慢ならない。
それが山田太一がTVドラマから距離を置く様になった理由らしい。
いやはやすげえ。
山田太一すげえ。
ロックだなあ。


『9年めの未病生活 不調な私のセルフメンテ術 』
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Amazonで購入。
この手の本のいいところは、苦しんでいるのは自分一人ではないという事が意識できるのと病状回復に向けての指針が得られるというところだ。
未病という聞き慣れない言葉であるが、本人が調子悪いと訴えて病院に行っても、検査的にはまるで病気の気配がない状態のことらしい。
数値的には健康体。
一昔前なら「病は気から」などという無神経な言葉で済まされていたようなことだ。
具合が悪くて病院にいったあげく
「異常なし」
と言われるだけならまだしも、ハナから軽く見てヘラヘラ笑ってたヤブ医者をオイラは一生わすれねーぜw。
会社の診療所の医者だけどな(笑)。
本来味方になってくれる筈の医者に見放されたらどうなるか。
オイラも心療内科に行き着くまでに結構な寄り道や脇道を行かざるを得なかった。
何が原因かわからないからどこの医者に行って良いか分からないのは当たり前。
医者もね、せめて内科の医者は数値が健康なのに本人が調子悪いと言っているなら、もしかしたら自律神経がおかしいかもしれない、ぐらいのアタリをつけるぐらいの知識を持っててほしいもんだ。
この本は作者自身が体験した未病についてのレポートとそれに対処した方法を可愛らしい描線で綴った良書である。
理不尽としか言えない医者の対応なんかも載っていて義憤にかられたりもしたね。
サプリメント外来というのがあるらしく、ちょっと興味を持った。
取りあえず二年前に苦しんでいた時のオイラに渡したい本だね。


『ヨメさんは萌え漫画家 2』
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一巻が面白かったのでAmazonで購入。
すでにwebで公開されていてその都度読んでいたのだが買ってしまった(笑)。
オールカラーってのはリッチな気分になるね。
ボンヤリ亭主とハリキリ奥様という図式が微笑ましい。


『おかあさんの扉2』
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待望の新刊。
Amazonで購入。
相変わらず面白い。
サイバラのお兄さんとのエピソードがカッコイイ(笑)。
いや、サイバラのお兄さんがカッコいい(笑)。


『Spirit of Wonder』
Kindle版購入。
鶴田 謙二 の漫画は画の上手さとは裏腹にどうも話になじめないでいた。
今回も画を観るつもりで購入。
早々に後悔(笑)。
絵柄が星野之宣タッチで相当に影響を受けているのが分かる。
失敗した買い物だったかなあと読み進めるうちに、なんというか、中毒というか、つまり後半の
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チャイナさんシリーズに萌えはじめw何度も読む事に(笑)。
チャイナさんが可愛いんだからしょうがない(笑)。
描き込まれた描線の確かさと可愛らしい女の子という図式がね。
「〜あるね」
というインチキ中国人のような語尾は作品発表の年代もあって、今そんな台詞回しは真面目にせんだろうと思う。
が、チャイナさんという女性のわがままさ、赤ん坊のような舌足らずな言葉のニュアンスの可愛らしさをだすには相当にいい手段だなと思えた。
なにより丸顔、巨乳、生真面目なチャイナさんが可愛いこと(笑)。
その他、鶴田 謙二の作品では『冒険エレキテ島(1)』と『Forget-me-not(1)』をKindleで購入。
特に『Forget-me-not(1)』はカラーぺージがそのままデータになっているのでiPadで見るのが楽しい。


『ベティ・ブルー インテグラル 完全版 (ノーカット完全版)』
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AmazonでDVD購入。
3時間近い長尺の上に、チンチンも万華もボカシなし(笑)。
最新のBlu-ray版ではボカシが修正されてボカされているとのこと。
日本では基本的にチンコやマンコにはボカしが入る。
つまりチンコやマンコが写っている=裏ビデオという図式になりやすい。
所謂一般映画で劇中に現れるチンコやマンコ、或は、
「カタツムリくん」
と言いながらチンコにキスをするなんて映像を普通のキスシーンと同じような認識レベルで観れなければ本作を的確に語れないのではないだろうか。
その上でボカシが入っている事が本作の良さを損なっているという事を説得力をもって言えなければならない。
残念ながらオイラはチンコがでるたび、万華が出る度に眼をこらして集中してしまっていた(笑)。
それはともかくとして本作を面白く感じれた事はたしかだ。
この『インテグラル 完全版 』ではない、劇場公開版の短い版も観てみたい気になったよ。
本作は『インテグラル 完全版 』が出る前から熱狂的な作品評価があったわけだが、印象がかなり違うものなのではないかと感じる。
まったく別物といってもいいような感じなのかもしれない。
編集で映画が変るとはよく言われるが、本作のような映画、自分としては『インテグラル 完全版 』に打ちのめされているだけに、短いバージョンがどんなものか気になるところである。


『ダイ・ハード ラスト・デイ』
先週土曜日109シネマズ菖蒲。
『エイリアン』シリーズは偶数番目の作品、2と4が好きだ(1が嫌いというわけではない)。
で、本作『ダイ・ハード 』シリーズは奇数番目の作品、1と3が好きだった。
順番からすると『ダイ・ハード ラスト・デイ』は5作目にあたる。
奇数番目の作品だ。
オイラ的には1や3ほどではないが、本作も面白く観られた。
物語は親子関係を軸にしながら結構上手い物語のツイストっぷりが良かった。
本作を観て思ったのはベンツ車両の優秀さ(笑)。
冒頭のカーチェイスから最後のヘリでのくだりまでベンツの大活躍(笑)。
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頑丈すぎるぞベンツ(笑)
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挙げ句の果てにRPGを避けた上のトラックが超信地旋回するぐらいの身軽さ(笑)。
ハリウッドの映画がスポンサーありきであるというのが思い知らされる。
エンターティメント作としては良くできてるなと思う。
面白かった。
息子よりもロートルなジジイが元気という図式はあまり真新しくはないけどね(笑)。
そういうい意味では『007 スカイフォール』はロートルのジジイを必ずしも是としていない雰囲気をだしていたのがリアルだったんだなと感じた。


『ノンフィクションW 赤狩りとアカデミー賞』
wowowでの録画で視聴。
赤狩り。
ハリウッド・テン。
レッド・パージ。
etc...。
この手の問題に少なからず興味があったので何か新しい情報はないかしらんと思ったが、そうそうないもんなんだね(笑)。
この問題で疑問なのはなぜ赤狩り問題でエリア・カザンだけが悪者になるのか?
オイラからするとこの問題で俳優や監督達の後ろ盾になることを拒否した映画会社のボス達や密告者の噂のあるウォルト・ディズニーや、ハリウッド・テンに入っていながら転向して仲間を売ったエドワード・ドミトリクに対しては非難の対象にならないのか?
ディズニーランドなど"中指"だとならないのはなぜなのか?
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このドキュメンタリーもドルトン・トランボが絶対許さねえ人間としてのエリア・カザンとして言及している。
エリア・カザンがほとんど言い訳らしい事を言っていないからという事もあるのだが、どうも彼一人が生け贄の羊になっているように思えてならない。
エリア・カザンが褒められたものではないのは当然だが、あまりにも一方的すぎる。
あの時代にいた全ての人間が何かしらの人生の損を被ったと思う。
この件に関してのアメリカ人の反応にオイラは理解できないでいる。
ちなみにドルトン・トランボは、スタンリー・キューブリックがよく思っていないという一点でオイラもあまり好きではない(笑)。
20年振りぐらいに『真実の瞬間』が観たくなった。


今週は母親の通院の送迎。
by 16mm | 2013-02-17 21:40 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)

"追悼 サンダー平山" 『脳男』

サンダー平山が亡くなっていたとは。
亡くなった時期が2011年の9月ぐらい?だろうか?
1年半以上前?
そんな前に亡くなってなぜ分からなかったのか。
サンダー平山と言っても知らない人は知らないし、知ってる人もそう多くいないと思う。
表舞台から突然消えて3〜4年...4〜5年...5〜6年...?
プロレスラーのような名前だが、プロカメラマン。
自らを"写真機家"と名乗っていた。
写真の専門学校の講師をし、複数のカメラ誌に寄稿し、綺麗なおネェさんにHなポオズをさせて写真を撮っていたカメラマン。
特にCAPA誌で活躍していたかな。
氏は誌面で発売間もないカメラのレビューをしていたが、それも完全に身銭を切ってカメラを購入し、実際にそのカメラを使用して誌面でレビューをしていた。
そのレビューを読んでオイラなど最初に買ったデジカメを決めたりしたものだ。
なのでオイラのなかでは信頼出来る男だったわけ。
サンダー平山を更に好きになった切っ掛けに
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この本を読んだからだ。
カメラの機材をめぐるあれこれ。
カメラと女の子をめぐるあれこれ。
この本を読んで、どんな撮影の時も三脚を使う事にした。
この本を読んで、大口径単焦点への偏愛が始まった。
本のタイトルでもある"FOCAL FAST FIXED"大口径単焦点主義者という言葉の魅力的でカッコいいこと。
ご本人にはサンシャイン60で開催されていた時のカメラ機材展で見かけた事があった。
長髪デブでてんこがハゲ(笑)。
迷彩パンツをはいたオッサンを間違えようがあるまい(笑)。
とまあ、オイラが言うまでもなく売れっ子であったサンダー平山がある時を境に表舞台から消えた。
なにがあったかは憶測の域を出ない。
脳梗塞で動けなくなっていたというのは本当らしいが。
氏の寄稿した文章がとあるメーカーの逆鱗に触れ、
「あのデブ使う出版社は広告引き上げる」
と言ったとか、言わなかったとか。
仮に脳梗塞で動けなくなり、亡くなったとしてもカメラ誌的には有名であった氏の追悼特集などが編まれてもおかしくないのではないか。
特に件のCAPA誌などは。
オイラが氏の亡くなったのを知らなかったのもあまりにも情報が無かったせい。
Wikipediaにもサンダー平山の項目がない。
大げさに言うつもりはないが、氏を記憶から抹消しようとしているような気がしてならない。
別に陰謀論云々ではない。
吹けば飛ぶような中堅のカメラマンに対し、オイラを含めてあまりにも冷たかったのではないだろうか。
で、オイラはここで誓いをたてる。
写真機家サンダー平山をオイラが写真を撮り続ける限り絶対に忘れない。
それから、今後キヤノンの製品は一切買わない。
写真機家 大口径単焦点主義者 サンダー平山に合掌。
ご冥福をお祈りいたします。


先週の木曜日に突然左脚が痛くなりびっこになる。
その後痛みはひいていき、土曜日に岩盤浴に行って完治となる。
痛くなった理由がイマイチわからない。
別に浮腫んだりしてもおらず、一瞬通風の発作かと思いゾっとしたが(笑)。


覚え書き。
アレルギー性鼻炎にハチミツとヨーグルとを一口づつ毎日とる。


『アジアを喰う [Kindle版]』
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すでに紙の本で持っている鈴木みその良書。
紙の本とほぼ同じだと思われるが、奥さんへの献辞が削られているのは作者の照れか(笑)。


『ヴィンランド・サガ(12) [Kindle版]』
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Kindle版でやっとでた(笑)。
去年の11月22日に紙の単行本が出てから二ヶ月チョイというタイムラグでのKindle版の販売。
このぐらいのタイムラグで今後新刊のKindle版がでてくるのかしらん。
まっただけあって本巻、すごくいい。
トルフィンが本当に好ましい主人公の顔になった。
男のバカが女性を不幸にしてるんだな。
今も昔も変わってない。
人の命の重さとは?という問いかけを真正面からしている。
アジア各国の日本に対する戦後の補償問題というのがいつまでたってもケリがつかないのは人命に値段がつけられない、という建前を延々と利用され続けていると言えない事も無い。
命の価値に貴賤がないという一種相対化した考え方というのは理屈では納得出来るものではある。
が、実際には人それぞれによって命の価値を順位づけているということが現実だ。
命の価値の相対化というものはまったくの理想論であり現実的ではない。
なぜなら、人間は感情によって行動を支配されるからだ。
自分の子供の方が他の子供の命よりも尊いと思う。
そんな感情が親の数だけある
死と復讐の連鎖を断つ事の難しさというのはそういうことだろう。
ところで、本作における画的な描写に傷を丁寧に描いている事がある。
身体はもとより指先のアカギレにいたるまでを克明に描いている。
生活する上で、お湯もでなければ保湿クリームも無い時代の話だ。
その傷を描いて、なお魅力的なキャラクターが造形できるかという作者の意気込みを感じる。


『沢木耕太郎 推理ドキュメント 運命の一枚~"戦場"写真 最大の謎に挑む~』
先週の日曜日。
NHKスペシャル。
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ロバート・キャパが撮ったあまりにも有名な写真である"崩れ落ちる兵士"。
この写真が本当に撃たれたところを写したのか?それともヤラセなのか?という問いは結構前からあった。
それをNHKが現存するプリントから山の稜線などで3D空間を作成して撮影場所を割り出して検証。
この検証の結果で言うとキャパがこの写真を撮ることはできないという結論。
この写真自体は演習中にコケた兵士をキャパの恋人であるゲルダが撮ったというものだ。
その結論から導き出されるその後のキャパの生き方が物悲しい。
自分の作品ではなく、更に戦闘中ですらない写真で時代の寵児になってしまった事に対する負い目。
せめてゲルダが撮ったものだという弁明ができればよかったのだろうが、彼女は戦場で死んでいる。
生き残ったキャパは生涯を通じて"崩れ落ちる兵士"が更に本物に見えるような写真を撮り続ける事以外ありえなくなった。
その死に急ぐようなキャパがあったからこそ、ノルマンディー上陸作戦のような後世に戦場のイメージとして刻み込むような作品が撮れたのだろう。
この写真を撮った事で、キャパはやっと本物になれたと安心できたのであろうか?
生涯、安心安住できなかったキャパの物悲しさを感じた。


第17回(2012年)日本インターネット映画大賞結果
ここ毎年投票のお誘いを受けているので、僭越と思いつつも投票させてもらっている。
結果はリンク先で見ていただければと思う。
が、今回、オイラしか票を入れないだろうな、もしかしたら映画と認められず削除されちゃうかも、と思いながら投票した作品がちゃんと載っていた(笑)。
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栄光の『タマフル THE MOVIE~暗黒街の黒い霧~』(笑)。
1点は当然オイラだけの票である(笑)。
これを切らないでくれたスタッフの方に感謝である。


『ベティ・ブルー インテグラル 完全版 (ノーカット完全版)』DVD購入。
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なぜ製作25周年記念 HDリマスター版 ブルーレイが出ているにもかかわらず、それよりも高い(7000円)でDVDを買ったか。
Blu-rayのレビューを読んでたらなんと(笑)、DVDで修正されてなかった"部分"が修正されてしまっているとのこと(笑)。
普通、修正されるというのは改善と同義な事が多いが、この場合、明らかに改悪の部類に入る。
"部分"が安っぽく修正された高画質版を観る気になれない(笑)。
本作はそういう作品なのだから。
今後修正されていないBlu-ray発売を望む。


『アイアン・スカイ 豪華版【初回数量限定生産】Blu-ray』
を購入しようとしたら、限定生産の所為かショップでは購入出来ず。
仕方ないAmazonで買おうとしたら8000円(笑)。
税込み価格6090円が8000円(笑)。
舐めてんのかw。
ボってんじゃねーぞ、ゴルァ(笑)。
しかも海外版と画面の比率が違う。
そもそもBlu-rayが豪華版しか出ないというのはどういうこっちゃ。
字幕翻訳 高橋ヨシキと字幕監修 町山智浩という部分だけは文句ない。
豪華版というなら
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トミノとティモ・ヴオレンソラ監督の対談ぐらいつけろや(笑)。
そういうわけで、Blu-rayが通常版になって画面比率がただされない限り買わんぞ。
作品が面白かっただけにくやしい。


ロバート・メイプルソープ flowers写真展
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先週の土曜日に西武池袋本店の別館2階=西武ギャラリーでのメイプルソープの写真展に行った。
ずっと私淑していた写真家でありながら写真展に行ったのはこれが初めて。
入り口で上の大好きなメイプルソープのポートレートが飾られていて感激した。
花だけの写真展のなかで唯一のポートレート。
いや〜ン、カッコイイイン(笑)。
基本モノクロの展示であるがカラーも少々あり。
花の写真で一番好きなポピーの作品が無かったのが残念だが、今まで写真集にもwebにも載ってなかった作品がたくさんあって見応えは十分。
これで入場料500円は安い。
私見だが、メイプルソープの作品はどんな対象であっても生命感を剥ぎ取った硬質さがあると思う。
物体としてのみの美を突き詰めていいったような。
そんな硬質さとクールさがたまらないんだよね。
色々問題はあると思うが、ぜひとも男女を問わずにヌードの写真展をやってもらいたいものだ。


『Paperman - DISNEY SHORT MOVIE』

会社の同僚にこのムービーの事を教えて貰った時
「16mmの好みではないよ」
と言われた。
オイラもディズニーの短編かぁ。
ピクサーならともかく。
などと思っていたのだ。
いや〜、とんでもねえ(笑)。
ハートをアイアンクローされた感じ(笑)。
全てが好み。
モノクロのルック。
モノクロのなかのパートカラー。
キャラクター・デザイン。
キャラクターの動き。
演技。
物語。
映像。
キャラのデザインや動きが"ディズニーの"という固定観念からすると非常に抑制された感じ。
ディズニーのラインと日本のアニメーションのラインの中間をいっているというか。
それ故にオイラなんかがすんなり入っていけたのだと思う。
これもジョン・ラセターによる新しいラインなんだろうかね。
冒頭の男と女が出会うそのシーンの中の演技がすばらしいのよ。
ふんだんに動きをつけながら大げさにならない抑制された演技。
二人が一目でお互いを意識してる感じが的確にわかる。
表情もデザインも実にすばらしい。
初見では魔法まがいの展開がイマイチかなとおもったけど、観直す度に気にならなくなった。
カネをかけて真面目にアニメーションと向き合うアメリカの製作者が出てきたことで、本格的に日本のアニメーションはヤバくなってくると思う。


映画の予告編でスタジオ・ジブリ新作の2本上映。
宮崎駿監督『風立ちぬ』と高畑勲監督『かぐや姫の物語』。
予告編で何か言うのもなんだが、宮崎駿の方は非常にヤバイ(笑)。
色合いのハッキリした画面は宮崎の仕様なのだから仕方ないにしても、雲が地上に落とす影の動きがうねうねと妙な動きをして「ありゃ?」となる。
こんな気持ちの悪い動き?。
ちょっとどころか非常に不安になる。
逆に高畑監督の方はすごく期待できる。
抑制された色合いのルックと、特に赤ん坊の動きが絶妙。


『脳男』
今週日曜日109シネマズ菖蒲。
予告編にそそられて観に行ったのだが、とんだ駄作である(笑)。
そうなってくるとこの『脳男』というタイトルも気に入らなくなってくる。
後半、病院が爆破されるのだが、何度も爆破されてる割には建物の外観が壊れていってるようになっていない。
最初の壊れていない状態の病院の映像を使い回して何度も爆発を合成してるにすぎないのだが(笑)。
それとね、脳男の扱い。
脳男が無痛症という設定。
痛みを感じないからある意味無敵というのはわからんではないけどさ、後半この脳男、散々車に跳ねられるわけ。
跳ねられ様が轢かれようが痛みはないかもしれんけど、内臓破裂に骨折はしてるだろ(笑)。
『アバター』のナヴィみたいに骨格が天然の炭素繊維で補強されていて簡単に死なないってんだったらわからんでもないけど、単なる地球人でしょ。
何度も轢かれても負傷による機能不全が銃で足を撃たれてびっこを轢いている以外ないというのはどういうこっちゃ(笑)。
こういう描写が映画自体をいい加減なものにするよ。
まったく話にならない。
役者にしても松雪泰子と江口洋介も大味な演技。
演出によるものか役者の力量かわからんが。
そんなかでも二階堂ふみと染谷将太の『ヒミズ』コンビはすばらしいかった。
この二人、今回は一緒のシーンはないんだけど、二人ともこの映画の演技のレベルじゃものたりないんじゃないかな。
二階堂ふみ演じる役なんて『ヒミズ』の茶沢に比べればものすごく楽チンなんじゃねーの。
サイコキラーの役なんて別に難しくもないだろ。
むしろ茶沢のような明るさと暗さを両方破綻無く演じる方が高度だと思う。
染谷将太にしてもまあそんなに難しい役ではなかったろう。
松雪や江口の演技に比べて、二階堂と染谷の演技の力まなさ加減。
それでいて松雪や江口を脇から喰っている。
まあ監督がヘボということですかな。


今週は心療内科。
by 16mm | 2013-02-11 20:55 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(6)

『サイド・バイ・サイド:フィルムからデジタルシネマへ』

心療内科の薬を減薬した所為か若干暑さ寒さが混乱している。
薬を元に戻した方がいいか?


いつまでも思い切りの足りない自分に腹を立てつつ。


インフルエンザが流行っているようなので、土曜日日曜日は極力外出を避けて家に引きこもった。


今年は風邪もひかずにいられる原因が、もしかしたら岩盤浴とサウナの効能か?と決めつけw。
本日日曜日、のぼせるほど岩盤浴とサウナに。
肩こり防止にサウナでストレッチを一通り。


今年に入ってからまったく運動しなくなってしまった(笑)。


先週土曜日、歯のメンテナンス。
美形の歯科衛生士さんに歯のメンテをしてもらいつつ、歯磨きの注意事項を聞く。
あ、鼻毛を剃ってくるの忘れた(笑)。
治療後、先生とカメラの話。


その鼻毛バリカンを自宅で紛失(笑)。
見当たらないのでAmazonで注文。


銭湯での考察。
カランごとに洗面器と椅子が置いてある。
それがひとたび使われると、洗面器には水がはいりっぱなし、椅子の位置も斜めっていたりと、まあ如何にも使用してましたという状態になっている事が多い。
当然、後続の客はそのような状態の場所を好んで選ぶわけは無い。
選ぶとしたら椅子の上に洗面器が裏返して載せて、綺麗な佇まいを見せているところである。
オイラもそうだ(笑)。
で、この洗面器を裏返して椅子に載せるのは時々見回りにくる従業員の人達なのだが、別に見回りにくる度に洗面器や椅子を洗ったりしているわけではない。
洗面器を裏返して椅子に載っけてるだけ(笑)。
この単純すぎる簡単な形の整えだけで、なんとなく使用後感がなくなり、清潔に見えるから不思議だ(笑)。
内実はどうあれ、人間が如何に見た目に左右されるか、ということだよね(笑)。


覚え書き。
wowowで町山智浩の解説。
"Lost Generation"を「失われた世代」と訳すのは完全な誤訳だとのこと。
正確には「迷子の世代」という意味。


『藝人春秋 [Kindle版]』
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買うかどうか迷っていた本がKindleで出たので購入。
表紙がなかなか気持ち悪いのでw敬遠していたという事もあるが(笑)。
著者の水道橋博士が交流を持った"芸人"(その中にはお笑い芸人もアナウンサーも歌手も含まれる)達を心地よく肯定的にえがいている。
結構知っている事も多いのだが、オイラがあまり好ましく思っていなかった山城新伍が
「影響とは影が形に従い、響きが音に応じること」
と言ったという記述があり、なんか意味が分からなくともすごい事いってたんだなと思ったりした(笑)。
この手の著述もそうだが、浅草キッドは二人とも芸人としてのストイックで、印象的には一番師匠に似ていると思う。


『僕と日本が震えた日 [Kindle版]』
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この本、すでに購入していたのだが、印税の一部が寄付されるとのことで喜んでKindle版も購入。
東日本大震災の直後の状況から原発や正しい放射線の計り方、その当時なぜ円高になったのかまでを非常に分かり易く丁寧描いている。
今後、その当時を知るための良書であると思う。


『N.Perfect body [Kindle 版]』
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Kindle版なのになぜかKindle Paperwhite では表示できないような(笑)。
なのでiPadで見る。
藤原紀香の写真集である。
写真集としては値段が安いので本屋で何度も買おうとしていた(笑)。
立ち読みができたの中身も知っていた。
その矢先にKindle版がでたのでラッキーであった。
この手の写真集は電子版の方がいいかなとオイラは思っていたので。
ところで、オイラは藤原紀香にシンパシーがあるわけではない。
ならどうして購入したかと言えば、写真がカッコ良かったからである。
少なくともこないだ購入してすぐ売っぱらった草刈民代の写真集より相当にデキがいい。
ピントもばっちり(プロの撮った写真の善し悪しにピントを問題にするというのどうかと思うがW)、構図もカッコいい。
なによりも水を絡めた画像がいい。
二人のカメラマンが担当しているようだが、写真集の前半を担当したカメラマンがすごくいい。
このカメラマンで全頁見たかった。
完全にヴィジュアルだけで成立するクオリティだと思う。
だから途中にわんさかでてくる紀香のしょうもない能書きは全部カットの方がいい。
あの能書きのために一冊の写真集としての質を落としていると思う。
自分の写真集を自分でおとしてどーすんだ(笑)。


『地上の記憶 』
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本屋で購入。
白山宣之の名と作品を知ってる人がどれほどいるだろうか?
ちになみにwikiにも項目がない。
かくいうオイラは名前しか知らなかった。
たしか大友克洋がらみの文章でその名前を覚えていたにすぎない。
その白山が2012年4月8日に病没したというのを知ったのはつい最近。
大友克洋をはじめとする錚々たるメンツが故人の作品をまとめて出したのが本作である。
ふと思ったのだが、漫画家として生活するというのはどういうことなのだろうか?
週刊誌連載を一度も休まずに続けている漫画家。
連載が終わり、また連載を始められる漫画家。
上記の漫画家は下賎な言い方だが、食うに困る事はあまりないだろう。
連載はしたが続けられずに廃業した漫画家も別の仕事をすることで生活ができるだろう。
が、寡作で、少数なコアな読者の人気のみ。
作品の掲載誌も掲載時期も未定。
一枚の紙に如何に緻密で丁寧な描線で画を描こうとも数万円にしかならない。
そんな漫画家が妻子を養うという事を念頭に生活が成立するのか?
描きたいテーマだけを描きたい時に描く。
ある種の芸術家の発想であろう。
そういう人間に妻子を養う為に、カネの為に漫画を描くという事が理解できないのかもしれない。
どんなにそんな考えを持っていたところで、自分以外の人間にまったく相手にされなければ、自然と漫画を描くという行為から遠ざかっていくかもしれない。
が、なまじ少数の読者に作者の意思が通じちゃったもんだから、本来数としてはとるに足らない人数に過ぎない者達の為に漫画を描くことが止められなくなってしまった。
少しでも読者がいるという事は、自分のやっている行為を肯定する根拠になるから。
漫画を描くというのは非常に労の多い事だ。
それを逆手にとって描き飛ばした画風の作品を出している者もいる。
だがそれは一方で緻密な物語や画で作品を作っている漫画家がいるからこそのコントラストで成り立っているにすぎない。
生活を度外視するのはだいたい男だが、それを容認して支える女性がいる事もたしかである。
オイラは家族の生活に、少なくとも経済的には貢献しなかったであろう漫画家を見捨てずに最後まで看取った妻子が一番エライと思う。
白山の作品は、リアルタイムに読んでいないという事を差し引いても、オイラには合わないものだった。
ご冥福をお祈りいたします。


『サイド・バイ・サイド:フィルムからデジタルシネマへ』
iTunesで購入。
iPadで視聴。
昨年末に小規模で劇場公開されたようだが、その時は本作について知らなかった。
キアヌ・リーブスがナビゲーター役となり、映画監督、撮影監督、役者、等に自分がフィルム派かデジタル派かを聞いてまわるというドキュメンタリー。
オイラとしても非常に興味深いテーマであり、本作自体も非常に面白かった。
同じ事を聞かれてもまったく正反対の回答になるのが興味深い。
俳優のジョン・マルコヴィッチは舞台出身なだけにフィルムのように10分で区切られると集中力が途切れるからデジタルの方が良いと言い。
逆に映画監督のフィルム派のクリストファー・ノーランは、スタッフもキャストも45分間緊張を強いられる状態は良くないと言い、適度にインターバルを入れられるフィルムの方に軍配をあげている。
ジョージ・ルーカスやジェームズ・キャメロンは彼等の中ではフィルムは死んだ事になっていたり。
色々と様々な立場で様々な意見が聞けるので非常に面白かった。
オイラからすると、この問題というのはもはや絶滅危惧種となっているフィルムの存続の危機に由来しているものだと思う。
デジタルの台頭でコダックが破産し、FUJIも映画用のフィルムの生産を止めたとか言う事態になったからこのようなフィルムかデジタルか、タコかイカか、という問題になるのだ。
デジタルが台頭しつつも変らずにフィルムが生産され続ければこんな派閥に別れる事はなかった。
むしろそのような状態ならデジタル化がもっと勢いよく広がったかもしれない。
映画製作者達にとってフィルムかデジタルかという問題ではなく、根底にはその両方を選択する余地を残しておくべきだと言うことなのではないか。
フィルムが絶滅危惧種になっているからこそ、頑迷にそれを死守しようとするのだと思う。
求められているのはフィルムかデジタルかの選択ではなく、まさに二つの選択肢の"Side BY Side"(共存共栄)なのだから。
オイラも自分の撮影ではほとんどデジタルだ。
だが、フィルム・カメラもまだ手元に完動状態である。
使うかもしれないし、使わないかもしれない。
が、フィルムを選択するという余地を捨てない方がいいだろうという思いはあるのである。
本作の中で大御所のマーティン・スコセッシはかなり鷹揚で、なにしろ3D映画を作った人だから
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巨匠らしく余裕の発言に好感がもてる。
それからデヴィッド・リンチは
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一応自らはデジタル派なんだけど、安価なカメラでだれもが映画と撮れる様になった状態であっても、それは全ての人に紙と鉛筆を持たせたからといって秀逸な物語がたくさん生まれるわけではない、と言っている。
by 16mm | 2013-02-03 21:40 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback(1) | Comments(2)