<   2013年 10月 ( 4 )   > この月の画像一覧

『宇宙戦艦ヤマト2199 第七章』

最近思ったのだが、いつからこんなにもハロウィンが日本で流行るようになったのだ?(笑)。
いや、流行ってもいいんですけど。
オイラ興味ないだけで(笑)。
オイラおぢさんなので、このような割と唐突でなんとなく自然な流れの流行って、商社や広告代理店の手が入ってるんじゃないかと疑っちゃうんですけど(笑)。
商売に長けた頭の良い大人が
「シノギのにおいがする」
と嗅ぎ付けて流行を作ってるのを知るとムカっとするですよ(笑)。
反抗したくなるですよ。
これはソフトな洗脳だよね、と(笑)。


先週金曜日。
会社の健康診断。
なんとなく自分の体調的に、いや〜んな予感をしていた(笑)。
のどの渇きとか頻尿とかね(笑)。
案の定、尿検査でオイラだけ看護師さんがにょうを試験管に入れられて、なんか光で透かして見た上で
<糖 ++++>
のトコに丸つけられた(笑)。
学生時代の評価で+(プラス)がついたことないオイラに、プラスが四つもw。
って笑い事ではないw。
今後コーラと間食を一切断固としてなるべる負担にならない程度に禁止することにした。
でも気持ちのブルーは治まらない(笑)。


先週土曜日。
その前の二日ほど、心療内科の薬をサボったら途端に若干の不調が出た。
具体的には多少の怠さと足の先のしびれ。
薬を飲まないのも怖いが、薬づけというのも怖いもんだ。


先週土曜日、ヘアカット。
c0022635_21132415.jpg
カット担当の兄ちゃんがロンドンに研修にいったとかでグミをもらった。
こういうのは非情にうれしい。
ので記念写真。

ヘアカットの後、『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語』を観にMOVIXさいたまに。
c0022635_20182443.jpg
したら21時の回sold outでやんの(笑)。
ったく、ヒマ人のロリオタ共の所為でオイラが観れなかったぢゃねーか(笑)。
世の中にこんなにも『まど☆マギ』ストがいるとわ(笑)。


本日日曜日、岩盤浴、塩サウナ、ストレッチ。
体重93kg。
4kgほど減っているが、これは筋肉が落ちてるせいだと思われる。


『赤灯えれじい』
c0022635_1928869.jpg
今更ながらハマってしまった漫画。
全十五巻。
単行本のあとがきを読むと作者の触れてきたもの、すきなものがオイラとカブっている。
まちがいなく同世代だなと感じられて共感できた。
オイラの思い出したくもない高校時代の意識が呼び覚まされた。
作者のきらたかしは、おそらく思い出したくもない過去をオイラのように蓋を閉めて忘れたフリをせずに、きちんと向き合って作品に昇華している。
基本ラブコメなのだが、その面白さもよかったのだが、主人公のサトシの成長譚が主ではないかと思っている。
ただその成長が普通よりヘタレな人間が、単行本15巻をかけてやっとこ普通の並な人間に成長した程度という、本当にささやかな成長なのだ。
この成長のささやかさというのが非情にリアル。
さらに説明すると地味でしかない本作、読んでみるとまったく飽きさせない。
ストーリー・テリングの巧みさであろう。
画はカラー原稿はイマイチなんだけど(笑)、画自体は非情に上手く、キャラクターの造形や表情も魅力的だ。
普通に生活している人間だれしもが課長になったり部長になったり取締役になったり社長になったり会長になったりできるわけではない。
名もなき市井のささやかな幸せというものがこんなにも魅力的でスリリングであるということを見事に描いている。
オイラとしてはチーコとしょうもないことで別れた後のサトシの表情がほんの僅かに立派に見えていくのがよかった。
そしてラスト近くで赤灯(せきとう:夜、道路工事なんかの警備員さんがもってる赤く光棒ね)を振るバイトをサトシとチーコが再び始め、休憩時に夜の道路に流れる車の光を二人で腰を下ろして
「きれいだね」
とつぶやける幸せの羨ましい事。
非情に素敵な漫画であった。

更にKindleできらたかしの作品『ケッチン』を購入中。
c0022635_19525015.jpg
これもすげえ面白い。


『西原理恵子の人生画力対決 6』
c0022635_19525330.jpg
本屋で書籍購入。
最近画力に出るような気合いの入った漫画家が少ないせいか、表題の画力対決の漫画になっていないのが残念だ(笑)。
しかし本巻では羽海野チカが汚されているのがナカナカ(笑)。
最後は弘兼憲史、柴門ふみ、江川達也なんかを騙してでもさらしモンにして華々しく散ってもらいたいもんだ(笑)。


『宇宙戦艦ヤマト2199 第七章』
Blu-ray購入。
非情に良くできたリメイクであった。
とにかく旧作で笑いのネタになったりツッコミどころであった部分を理詰め解消したのは見事であった。
そういう意味では出渕裕監督の功績はすばらしいものだ。
旧作から改正した点は多々あるが、本作が非情にすぐれた群像劇になっていたという点が大きい。
"時代"だったからということもあるが旧作も群像劇の体裁をとっていたが、それでも主人公は古代進であり、観る側にヒロイックな感情移入をさせているのは彼一人だったと言える。
『宇宙戦艦ヤマト2199』(以下『2099』)での古代進は旧作ほどにはヒロイックなキャラクターとしては描かれていなかった。
主人公は古代進であることには間違いないが、主人公としての特別扱いはかなり少なくなっていた。
旧作では沖田艦長の話し相手に古代がなっていたが、『2199』でが部下の弟ということではあっても、話し相手になるのは徳川機関長だとかのジジイ共がふさわしい。
その辺りをきちんと描いていた。
ところで、『2199』の古代は旧作のように艦長代理を拝命することはなく、沖田艦長が臥せった後は副長である"眉毛無し男"wこと
c0022635_21595717.jpg
真田志郎が艦を仕切っていた。
そんな彼は旧作ではヤマトがピンチの時には必ず
「こんなこともあろうかと」
という言葉とともに、そのピンチを解消するビックリドッキリメカを持ち出して来るたよりになるヤツ(笑)。
ただ、そのビックリドッキリメカの存在をヤマトのクルーの誰一人としてしらないというところがコワイところで(笑)。
しかも旧作の真田サンは四肢が義肢になっていて、しかもなかに爆弾がしかけてあるという物騒な奴でもあった(笑)。
『2199』ではこのたぐいの設定は無くなってはいたが、オイラからすると理知的な部分を強調したクレバーでありながら冷たさを感じさせない男として造形しなおされていた。
割と『2199』では真田サンに感情移入ができたかな。
それはともかく、『2199』では旧作よりキャラクターを増やして、それぞれに見せ場を多少ナリとも作っていた。
旧作が悪いということではない。
旧作ではできなかった群像劇の完成形を作り出す事も、そしてそれを観る側が理解できるようになったという時の流れがある。
今の眼から見て、まだまだ半笑いでツッコミをいれたくなる部分もなきにしもあらずなわけだけど、本作である『2199』を観ちゃうと、それ以上何か言うのは酷だよなとも思う。
現時点で最高の品質と解釈でリメイクした成功作であった。
c0022635_22543170.jpg
『2199』での沖田艦長の死に顔。
非情に素敵な顔だよな。
旧作ぐらいにもうちょっとくどくても良かったかなあとも思うけど、これが『2199』のバランスだと思えば納得もする。
来年劇場版が上映されるとのことだが、果たして(笑)。
by 16mm | 2013-10-27 23:24 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)

『そして父になる』

先週土曜日、歯のメンテナンス。
左上の歯(義歯)が取れちゃったので先生に治してもらう。
歯が取れちゃうなんてのは、老いを感じますなあ(笑)。
いつものように美形で剽軽な歯科衛生士女史が歯の歯石とりをしてくれる。
その後先生との雑談は
c0022635_17194588.png
↑コレである(笑)。
オイラはα7Rをカメラ店に注文済み。
フルサイズで3600万画素でnex-7のEマウント継承で22万円なんて夢の様だ(笑)。
これでレンズのバリエーションが増えたが、やはりいまのところHologon 8/16mm T*を改造なしで装着する事は不可能のようだ。
とても使いたいレンズであるのでなんとかしたい。
nex-7も手元においてα7Rと2丁下げでいくつもりである。


本日日曜日、岩盤浴、薬湯、塩サウナ、ストレッチ。


『風に吹かれて』を読んだときに、映画の配給会社である東宝が宮崎駿に興行的な価値と期待値をもったのは『千と千尋の神隠し』が初めてだったらしい。
前作の『もののけ姫』はまったく期待していなかったにも関わらず、当時の邦画の興行収入を記録を塗り替えた結果になった。
『千と千尋の神隠し』の興行的な期待というのも実は『もののけ姫』の半分はいくんじゃね、的なものだったらしい。
ではその当時、宮崎駿ではなく、誰が興行的な期待値をもっていたんだろうか?
『千と千尋の神隠し』の公開は2001年。
黒澤明はいなくなっていたし、『寅さん』も制作されなくなっていた。
伊丹十三もいなくなっていた時。
パッと思い浮かぶ興行的価値をもってるのは宮崎駿だけだと思うんだがなあ。
なんとなく映画会社の漫画映画に対する上から目線を感じるね。


『そして父になる』
c0022635_1936161.jpg
先週土曜日109シネマズ菖蒲。
是枝裕和監督作は初めてだ。
第66回カンヌ国際映画祭 審査員賞受賞ということもあるが、それとともに福山雅治が割と好きだったりするので興味があった。
オイラにとっていえば非情に有益な時間を過ごせた映画であった。
映画のルックが現代劇でありながらSF映画を観てるようなヴィジュアル。
非情にモダンなマンションの造形。
ガラス張りのエレベーター。
田舎を走るレクサスと、高圧線の鉄塔が横切る映像。
撮影もさることながらロケーションの選定がいちいちカッコいい場所を選んでいてオイラとしては眼福きわまりないものであった。
ただどこでもいいから適当にカメラをセットして撮影しました、なんてカットはひとつもない。
さらにそれらが物語の、世界観の、登場人物達の心情を言葉なくして分からせてくれる。
一番印象的だったのは息子と電車に乗って帰って来る尾野真千子のシーン。
子どもの取り違えに巻き込まれ、実の子と思って育てた子が他人の子だったという悲劇。
それでも育てた子供に愛しさを感じて、息子と二人だけでどっかに行っちゃおうか、というシーン。
このシーンの最後が、電車が駅に着き、駅舎の影に入った為か画面全体がシルエットになる。
親子二人がシルエットで表現され、こころもち母親である尾野真千子の方に濃く影が落ちてる感じ。
言いたい事は、明らかに二人で死んじゃおうか、という事を言っている。
映像がものすごく不吉に作られているからね。
すっげえなあ。
こういうことを計算して作っている人もいるんだな。
とにかく全編を通じて画の力強さに圧倒される。
それは言葉によらない情報とを読み取ろうとするオイラの非力なノーミソが一所懸命フル回転してるような(笑)。
情けない事に本作で出てきた伏線をオイラ自身の理解力のなさでまったく回収出来なかった。
この辺りはBlu-rayでの再見でじっくり味わうしかないのだが。
それでもいくつかその映像表現、演出のすごみを理解する事はできた。
例えば上図のポスター・ヴィジュアル。
子供の取り違えに巻き込まれた二つの家族が一所に遊んだ時の記念写真がポスターになっているのだが、本編で使われたのは
c0022635_201696.jpg
↑コレ。
尾野真千子の前にいる子供。
取り違えられた福山雅治と尾野の子供ではないのだが、福山が微妙に右に身体を倒しているのと同じ様にその子供も右に身体を倒している。
一方のリリー・フランキーと真木よう子のところにいる子供も、実の息子ではないにも関わらずリリー扮する父親と同じ様な感じにふざけている。
このヴィジュアルについては台詞の説明はないのだが、その後何度かこの画像が出て来る。
他人の子であっても愛情をもって育てられた子は育てた者を父親や母親と認識して似て来るものだということを表現している。
これ、言葉に縒る説明がないのでオイラの妄想なのかもしれないけど、たぶん間違いないんでないのかな。
とにかく台詞による説明が極端に少ない分、ボーっと観てたら確実に取りこぼしをおこす映画。
案の定オイラはとりこぼしてるのでBlu-rayでの再見で堪能したいものだ。
ところで『R100』の監督が舞台挨拶でギャグとはいえ
「そして父、Mになる」
なんてこといってたけど、あの監督は本作を観たのかね。
芸人のギャグとしてなら笑えたかもしれんけど、同じ土俵の映画監督として果たして本作を揶揄するような事を言えるもんなのかね。
あの監督の無神経さが際立つ感じであった。


今週はヘアカット。
by 16mm | 2013-10-20 21:11 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)

『R100』

先週土曜日、母親の病院の送迎。


本日連休の月曜日岩盤浴に。
岩盤浴、ストレッチ、塩サウナ。
なんとなく岩盤浴の温度が若干下がってるような(笑)。


『失踪日記2 アル中病棟』
読了。
c0022635_163244100.jpg
高密度の画を見てるだけでも贅沢な気分。
今日日ちいさなコマに細かく描く漫画家もそういない。
週刊誌連載ならなおさらだけど。
アルコール中毒のちょっとした啓蒙書と言ってもいいかもしれん。
アルコール中毒というのは完治しない病気である。
ある時からその人にとってアルコールが覚せい剤になっちゃうわけよ。
中毒になっちゃったら今後一切一生呑んじゃいけない。
その辺りを当事者も、そして周りも軽く考えているのが問題。
ちょこっとならいいだろ。
いっぱいだけならいいだろ。
ぜったいダメなわけよ。
今まで好きだったものを一生諦めなければならない過酷な病気。
本書のラストも病院を退院できて、中毒症状がおさまって良かったね、という大団円ではない。
またいつか呑んでしまうかもしれないという不吉さを押し込めたようなラストだった。
でもこのクールさが吾妻ひでおなんだよな。
良書。


『毎日かあさん10 わんこギャル編』
c0022635_16541378.jpg
男の子は当然バカだが、女の子もバカなんですねえ(笑)。
作中の漫画で小さな子供(男子)が
「おかーさーん いいこと思いついちゃった」
と母親に駆け寄ると
「忘れろ」
と即座に言って退ける母親(笑)。
男の子のいいことというのはショーモないことに間違いないからね(笑)。
母親ってのはこういうイライラと楽しさを感じながら育ててるわけやね。
本巻はその他に犬の話が巻末についてて、犬に弱いオイラは涙眼でございました(笑)。


『風に吹かれて』
c0022635_1741445.jpg
読了。
鈴木敏夫が語る半生というべきか。
自分の子供の頃を語るなんてのは初めてなのではないだろうか。
その辺りを語らせたという事ではインタビュワーの渋谷陽一の手腕はたいしたものだと思う。
これまで制作してきた作品の話はなかなか興味深いのだが、この手の語りは話半分以下で読むべきだと常々思っている。
だいたいインタヴューされる方は、自分の都合の悪い事は語りのなかから排除するもんだし。
更にこの本でいえば渋谷陽一があからさまにこたえを誘導するようにしてるしで(笑)。
ただこの手の本は話半分以下、三分の一ぐらいは真実を述べてるように思えるんだよね。
鈴木敏夫が口が滑ったところとか、自分の害のない真実をあかしたりとかね。
そういうのを考えて読むところがこの手の対談本の楽しさなんだな。


『宮崎駿はなぜ引退を決意したのか? [Kindle版]』
c0022635_1752647.jpg
Kindle版で99円で買える。
岡田斗司夫による『風立ちぬ』と宮崎駿をめぐる評論がなかなか刺激的で面白かった。
『風立ちぬ』は宮崎駿が子供の為ではなく、大人のために作った。
大人ならダンテの『神曲』ぐらい一般教養として知っているよね(笑)。
その上で『風立ちぬ』を観てるんだよね(笑)。
という宮崎駿の内面の言葉を岡田斗司夫が解説していた。
嗚呼。
無知だ(笑)。
なんて無知なんだオイラって奴は(笑)。
岡田の解説を読んでオイラの『風立ちぬ』に対する能天気さが恥ずかしくなったよ。
更にこの本(というかデータ?w)、オイラが知ってるなかでは初めて、ジブリという王様は裸だ、と言った。
どういうことかというと、『借りぐらしのアリエッティ』や『コクリコ坂から』のヒットとそれに携わった監督達の実力を否定をした。
米林宏昌や宮崎吾朗が監督した映画は興行収入的にはヒットした。
日本の映画でほぼ新人に等しい監督が興行収入でヒットするなんてことは、まずなかろう。
ではなぜヒットしたか。
岡田はそれを宮崎駿とジブリ・ブランドのがあったからでしかないと言い切ったのだ。
渋谷陽一や鈴木敏夫が米林宏昌や宮崎吾朗を一所懸命もちあげたとて、結局宮崎駿の冠が保険になっているからではないか、と。
宮崎駿や高畑勲の後を継ぐ存在がいるという事を必死になって繕っているが、それはやはり王様は裸だと面と向かって言う奴がいなかっただけのことだ。
みんな薄々は感じている事を鈴木敏夫らは必死に否定するような論陣を張ってるにすぎない。
そこで岡田はジブリの後継は庵野秀明なのではないかと言っている。
まあ、細田守という才能を叩き出したジブリを腕力で押さえつけるとしたら庵野かなあ、と思ったりするが、どうなんだろうね(笑)。
ところでこの本、岡田は分析力はあっても細かい宮崎駿の家族や兄弟についての情報がいい加減だったりするので(たぶん推敲なしの口述だからだとおもう)、資料的な価値はあまりないかもしれないけどね(笑)。
まあ明らかな間違いはとばせばいいので、それを差し引いても岡田斗司夫の分析は面白い。


『風立ちぬ (ロマンアルバム)』
c0022635_18231446.jpg
Amazonで書籍購入。
結構な大判で結構な厚み。
値段もいい(2,730円)。
紙質もいいね。
レイアウトや動画の掲載。
スタッフのインタヴューなんかもあり情報量満載で、オイラなんかだと見てるだけで楽しいんだけど、なんか物足りない。
宮崎駿のインタヴューがないのがその一因かね。
『風立ちぬ』については色々な媒体で語っているからなのかもしれんが、それこそ様々なメディアで使い回された宮崎駿、庵野秀明、松任谷由実の記者会見の文字おこしが掲載されていたのがなんともお茶を濁した感があり不満。


『私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな』
c0022635_1894725.jpg
書店で書籍購入。
著者のジェーン・スー とは?
知らない人は知らないし、知ってる人もそう多くない女性。
日本人の女性。
自分で大柄と言っているが、実はオイラ結構好み(笑)。
彼女を知ったのは宇多丸のラジオ番組。
女性の化粧についてをぼんくらな男共に啓蒙する特集で舌鋒するどく解説していた。
その話しっぷり、語彙の豊富さとキリリとした感じが素敵であった。
で、その彼女が本を出した。
『私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな』というタイトル。
『〜あってだな』という語尾が新鮮で面白い。
読んでみたらあ〜た、ちゃんと101個の理由をかいてましたよ。
しかも面白さにまったくブレがなく(笑)。
ジェーン・スー が言うには、本書はやはり女性向けに書いたということらしいが、男が読んでも楽しめたよ(笑)。
男目線で読むと、女性に気を使わせてぼんやり能天気な無責任な男の代表として土下座したくなった(笑)。
なんか女性が口に出さずもこんな事考えているとは。
すまなんだ〜。
ゴm( ̄. ̄)m メ m(─.─)m ン m(_ _)m
女性のプロポーズされない101の理由というのは、逆に男の側から言えば、健気な女性のたかだか101個の行動原理に対して理解を示さず寛容な態度をとれないから結婚できないんだなオイラは、と思ったです(笑)。
とくになるほどと思ったのはトイレの話。
これ読んで、オイラんとこには女性はオカンしかいないけど、洋式便器の便座を必ず下げる様にしはじめたよ(笑)。
ジェーン・スーはこれからもっと出て来る人だと思う。
また本をかいてくれないかなあ。


『R100』
今週日曜日109シネマズ菖蒲。
いや〜、この日曜日は踏んだり蹴ったりでしたわ。
宇多丸の評論で『クロニクル』がどうしても観たくて、都内で1館だけ延長ロードショーしてる新宿シネマカリテに行ったわけよ。
12時に上映開始だからまあ11時ちょっと前につくように行ったわけ。
したらもう入場券なし(笑)。
早朝で完売だとか(笑)。
せっかく新宿まできて諦めきれず、立ち見でもいいからといってもダメだった。
新宿シネマカリテ。
初めて行ったけど小さくて上品な良い映画館みたい。
c0022635_203438.jpg
オイラまったく知らなかったが、『天使の処刑人 バイオレット&デイジー』なんて面白そうだな。
c0022635_2044051.jpg
『マラヴィータ』もやるのか。
『クロニクル』は観れなかったけど、良い映画館を見つけられてよかった。
と、その後岩盤浴にでも行けばよかったのだ(笑)。
いや、周りには言ってましたよ。
『R100』観るとか。
『R100』を観る事で男の価値がオマエらより確実に上がるオイラ。
とかね(笑)。
でも本当は観る気なかったのよ(笑)。
だからわざわざ新宿まで行って『クロニクル』を観ようと思ってたんだけどね。
はっきりいえば『ガッチャマン』と同じで『R100』はハナから期待せずに駄作と認識していたわけよ。
こう見えてもオイラ、『しんぼる』以外の松本人志の映画は全部劇場で観てるからね。
グダグダ文句を言いつつもちゃんとカネ出してるわけだから、すくなくともナニかを言う権利ぐらいはあるよな(笑)。
で、『クロニクル』を観れなかった時間潰しのつもりで『R100』を観ましたよ。
せめてものダメージ・コントロールとして溜まったポイントでタダで観ましたけど。
松本人志監督作としては4本目。
最初の『大日本人』に比べたら制作を続けて行くうちにしだいに"映画"らしくなっていきましたよ。
『R100』にしても冒頭の冨永愛のシーンの横移動撮影なんてなかなかカッコよかったよ。
映像のルックもモノクロのようなテイスト、ある種のナニかを狙おうとしていた(笑)ようだしね(笑)。
映画にすらなっていなかった『大日本人』に比べれば映画としてのテイストを監督が掴んできたということなんだろうけど、そうなると前作、前々作同様に普通につまらない駄作の映画になったとしかいいようがない。
更に本作である『R100』、つまらない、くだらない駄作の上に、
「気持ち悪い」
なんだろうこの生理的な嫌悪。
本作SMをモチーフとした作品であるのは予告編から明らかでその辺りはブレがない。
行為による快感を顔のモーフィングと画面に波紋を入れるエフェクトで処理している。
モーフィングした顔が気持ち悪い。
さらに寿司屋で寿司を佐藤江梨子が掌で叩き潰すんだけど、それも気持ち悪い。
やってる事はわかりますよ。
女王様である佐藤江梨子が叩き潰した寿司をうやうやしく食するというのもプレイのひとつということでしょ。
叩き潰された汚らしい感じに映った寿司を食べるというね。
SMがモチーフなんて宣伝文句の"未体験云々"などとは言えないと思うんだが。
それよりもこの松本人志監督はSMについてどれくらいの造詣をお持ちなのだ?
SMプレイが必ずしも性行為の性的な快感と一致するとは思わないけど、本作はまったく性的なイメージも映像もないんだけど。
で、そもそもこのSMプレイが日常のなかで行われ、主従関係があやふやなまま行われる。
ボンテージを着た女王様があらわれたから主従関係がいきなり成立してプレイが始まるってのはアリなのか?
あまりにも性的な部分をスポイルして、単なるバイオレンスになってる。
松本はSMを単に笑いの対象としてしか見ていないのならそういう映画にすればいい。
なんか難しい事を言って所謂"芸術"感を醸し出そうとするところが鼻につく。
クラシックの蘊蓄がその最たるもの。
そんな蘊蓄が台詞として浮きまくっている。
更に最後には主人公の大森南朋の腹がデカくなって妊娠している映像。
なんだこれは。
気色悪い上に気持ちが悪い。
なんのつもりだ?
これが笑えないのはダメだというなら、ダメで結構。
ダメついでに言えば前述した寿司の叩き潰し。
これは本当に不愉快。
食い物を粗末にする描写というのが本当に気分悪い。
この食い物を粗末にして尚かつそれに値するような作品になっていれば潰れた寿司も浮かばれようが。
あ、もしかしたらあの寿司、作り物かもしれないけど。
できればそうあってほしい。
ところで本作、実は劇中劇であるということが中盤で明らかになる。
映画評論家が本作を観てまったくわけがわからないということを言うシーンがあるわけだけど、これは言うまでもなく監督の言い訳なわけだ。
この映画を分からない評論家のちいささよ、ってなもんか(笑)。
毎回松本監督は映画を壊すだのなんだの言ってるが、一度でも映画を組み立ててみろや。
宇多丸曰く、最初から映画に愛された北野武だって、最初は非情にオーソドックスな作りをした上で崩してる。
そもそも映画監督としての素養がない人間がいい加減に映画を作ってるとしか思えない。
映画にも強要にもコンプレックスがあって、それをまったく認めてない人間の映画が本作だ。
松本の映画って芸人松本人志のファンによっても支えられてるかもしれないが、オイラの様にくだらないと思いつつ見ちゃう人間にも支えられているという事を忘れずに。
松本の映画はどーでもいいのだが、イチイチ他人の映画に文句をつけたり貶してるするような傲慢さはひかえるべきだ。
松本が貶している映画でさえ、おそらく映画としての態をなしているはずだから。
評論家がエラそうに映画を貶して、自分で作ったら貶していた映画よりも酷くなった。
オイラを含め、評論家に対する自戒を促す存在として松本人志の映画作品は存在している。
次で五作目。
区切りがいいのであるかもしれないけど、もうここまできたら5作目も観るだろうな(笑)。
とにかく『R100』は不愉快かつ気持ちの悪いナニかでした(笑)。


今週土曜日は歯のメンテナンス。
by 16mm | 2013-10-14 21:04 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)

『地獄でなぜ悪い』

先週土曜日、岩盤浴、サウナ、ストレッチ。
少々風邪気味だったので岩盤浴でじっくりあったまる。
具合が良ければ夜にでも『R100』を観に行こうと思っていたが、大事をとって止める。
自分の体調と引き換えにしても観たい映画ではないからね(笑)。


先週左の上の歯が取れる。
というか義歯が取れたんだが(笑)。
痛くないので次の歯のメンテまで放置することに。
しかし、残った歯の残骸の尖ったところで舌をチクチクと傷つけてようで少々難儀である(笑)。
まあ、たいした事はなかろう。


『失踪日記2 アル中病棟』
c0022635_200585.jpg
Amazonで書籍購入。
本日到着。
8年かけて地道に描き続けたと思うと感慨深く、重さを感じる。
実際前作の『失踪日記』の1.5倍ぐらいの厚みなんでないか。
この本、先月の月末に予約をいれたというのに二刷目になっていた(笑)。
初版が手に入らなかったのは残念だが、この本が売れてくれているとしたら本当にうれしい。
厚いので冒頭部分しかよんでないが、頁に対する情報量の密度が高い。
まあ本年度のベスト・コミックには間違いない。
未読の人は前作とともに読んでもらいたいものだ。
アルコール依存症に対する世間の間違った、しかもそれが生死に関わるような意識に対する啓蒙書としての側面もあるが、やはり妄想と現実に対する創作物としても抜きん出ている。
天才の渾身の一冊であろう。


『宇宙戦艦ヤマト 復活篇 ディレクターズカット版』
先週水曜日深夜に放映。
一応録画したが、リアルタイムで冒頭の15分ぐらいを観ていた。
劇場版であった冒頭の<原案 石原慎太郎>のクレジットがない(笑)。
更に、爆風で森雪(古代雪)が吹き飛ばされずに服だけちぎれて真っ裸になるところがなくなりw普通に飛ばされる新作画になっておった(笑)。

雪が真っ裸になるのは7分ぐらいのところ(笑)。
なんで世紀の駄作をわざわざカネかけて作り直すかね(笑)。
これで本作はツッコミどころ満載のつまんない映画から、普通のつまらない映画になってしまった(笑)。
わざわざ作り直してその存在意義まで薄めてしまったわけやね(笑)。
一応録画したので最後まで観ようとは思いますけどw苦行だなあ(笑)。


『地獄でなぜ悪い』
c0022635_20472871.jpg
本日日曜日MOVIXさいたま。
園子温の新作。
小さな小屋であったが割と人が入ってた。
もしかしたら大作『R100』よりも入っていたのではないか(笑)。
園子温監督の初コメディ映画、なのかな?
なにしろ多作で走り続けなきゃ死んじゃうんじゃないかと思わせる園子温。
とにかく全力疾走で毎回映画を制作している。
本作もオイラとしてはこれほどまでにコメディになってるとは思ってなかったのよ(笑)。
実際劇場でも笑い声があったしね。
コメディといっても『愛のむきだし』ぐらいなリアルさがやや勝ってるようなものではない。
現状、園子温としてはかなり振り切れた無茶苦茶をやっている。
冒頭から

♪全力歯ぎしりレッツゴー ぎりぎり歯ぎしりレッツフラーイ 僕の気持ちは歯がゆいー 全力歯ぎしりレッツゴー 全力歯ぎしりレッツゴー ぎりぎり歯ぎしりレッツフラーイ 歯並びががが 歯ぎしりぎぎぎ みんなで歯を磨こー イェイ☆

こんな素っ頓狂な歌の映画内CMから始まり、一気にシュールな映像の血の池地獄を描写する。
映像のシュールさ、巧みさ、力強さはまぎれもなく園子温のものだ。
実は本作の予告編その他を観ていて、キーになるのは
c0022635_20585899.jpg
二階堂ふみ。
の、胸の谷間だと思ってたわけ(笑)。
『ヒミズ』で見事な演技をした二階堂ふみが一転して殺気を含んだ表情をして胸の谷間を強調すれば男ならその魅力に跪かねばなるまい(笑)。
オイラもその二階堂の胸の谷間にやられたクチである。
が、映画のなかの二階堂ふみ、予告編やチラシの画像ほどエロスを感じない。
それよりもどことなく幼い、殺気のある剽軽さというか、元気な女の子というか(笑)。
これだけ生と死のイメージを体現したヴィジュアルでありながらエロスが抜け落ちていたと感じたのは意外であった。
それよりも
c0022635_2152868.jpg
鈴木オート、もとい、堤真一がすごい。
改めて堤の役者としての引き出しの多さに感嘆。
普通のおとっあんから、SP、サイコキラー、etc....
髪型や体型をわざわざ変えることなく、その役に自分を当てはめ、観る者にもそれを納得させる演技力をもっている。
この人を見てると、メソッド演技法というものに囚われなくても強い演技はできるんじゃないかと思わせるね。
とにかく本作でのコメディとシリアスの切り替えの見事さは映画自体のデキにまで関与するほどのすばらしさだと思った。
映画を作るという衝動と熱量を形にした作品であるが、これはあくまでも園子温の映画作りを表現しているのであって、映画作り一般を表現したものではないね。
どう考えても劇中で行われているような映画製作が普通だとは思えない。
が、そこに一定のリアリティを感じられるのは、本作を制作している園子温自体が体現している熱量とスピード感を表現しているからなのだろう。
映画製作者、ヤクザ、警察。
この三極の構造は、映画製作における最後の敵は警察だということになるのかな。
実際最後の描き方ってそんな感じするしね。
園子温のリアルでシリアスなある戦いをコメディ仕立てにしたということなんだろう。


今週末は母親の病院の送迎。
by 16mm | 2013-10-06 21:26 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)