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『かぐや姫の物語』『夢と狂気の王国』

本日日曜日、岩盤浴、塩サウナ、ストレッチ、ジェットバス。


自分としては近来まれに見る程の節制をしている。
コンビニでの買い食いを日課にしていたような毎日が嘘のようである(笑)。
コンビニ行って饅頭を食べたくなっても
「糖質と炭水化物がこんなに多いんだ」
と諦めるようになった(笑)。
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上が先週の体重、脂肪、脂肪以外の数値の推移なんだけど、先週何年かぶりで90kg以下になった(笑)。
で、先週末に88kg代になったんだけど、これは筋肉が落ちた所為かな?
普段の歩きをなるべく筋トレに近づけるべく意識的に早歩きをしたり、社内の移動も階段のみにしている効果があるのかないのか(笑)。
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先週のNike+ FuelBand SEの結果が上。
目標値を3200NikeFuelに設定したら先週はまったく目標をクリアできなかった。
現状この目標値で9割若干欠けるぐらいの数値なら許容かなと思っている。
できればこの目標値自体がそんなに高いとは思わないのでもう少しなんとかしたいのだが。
後は土日にガクっと数値が下がるのをなんとかしたい、と先週も言ってたな(笑)。
先週も朝飯はご飯少なめ。
昼はご飯抜きで魚があればそれとノンドレッシングでサラダ。
晩飯抜き。
朝も本当は色々数値の計算をしなくてはならのだが、おかずはくまなく食べている。
血糖値の管理もしたいなあ。
血糖値測定機器の購入を考えている。


『PAPA & CAPA ヘミングウェイとキャパの17年』
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本屋で書籍購入。
読み物としても面白そうだが、キャパの有名どころの写真が掲載されているなかで、彼の恋人のゲルダの寝姿の写真があり、これが実に良かった。
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この一枚でこの2000円もする本を買ったようなものである(笑)。
ヘミングウェイとキャパという非情に魅力的だった人物の詳細が読めるのかな。
オイラもあやかりたいと思う。
キャパは戦場写真に比べて他の有名人のポートレートなどはイマイチだとの風聞を聞いた事があるけど、そんなことはないんじゃないかな。
ヘミングウェイが実に味わいぶかい良い顔でキャパの写真に納まってるから。


『 キネマ旬報セレクション 高畑勲 「太陽の王子 ホルスの大冒険」から「かぐや 姫の物語」まで』
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書店で購入。
このなかで風聞として聞いていた高畑勲と富野由悠季の対談。
高畑が『ガンダム』に関して地球連邦と言いながら黒人や中国人がいないのはどうして?(笑)という問いかけを富野にしている対談があった(笑)。
なかなか貴重な対談だ(笑)。
押井守との対談も収録されていた。
押井が『赤毛のアン』について"日常描写"云々を言い出した時に、高畑が
「あなたのいう"日常"とはなんですか?」
と聞き返されて押井が返答に窮してしまったという対談が載っているとおもったら、その対談ではなかった(笑)。


『かぐや姫の物語』
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先週土曜日109シネマズ菖蒲。
金と手間ひまを惜しまずに技術とアイデアを投入して出来上がった問題作。
何故問題作かと言えば、制作費50億円と8年の年月をかけての制作なんてのはジブリでしかできないことだから。
もっと端的に言えば、宮崎駿という名前を担保にできたから高畑勲はこれだけやりたい放題できた。
そういう意味ではあらゆる意味で空前絶後。
今後これだけ博識で才能があり、そして凶悪な映画監督が出現して、その映画監督の映画が作品として達成される機会というのは昨今の社会状況や制作費などの見地からみてもあり得ないと思える。
宮崎駿が無茶苦茶やってるように見えても高畑勲ほどではない。
結局宮崎駿はこれまでの作品でセルアニメ(もうセルロイドに着色するような事は無くなって久しいが)を逸脱した絵柄を作り出す事が出来なかった。
それは宮崎がアニメーター出身で作画の超エキスパートであったがために、高畑勲の『ホーホケキョとなりの山田くん』や本作のように鉛筆画タッチや筆の描線でアニメーションの作画をするということを考えもしなかったろう。
本作について、ヴィジュアルの情報量はかなり少ない筈なのにその画を動かす手間は通常のアニメーションと比べ物にならないくらいにかかっている筈だ。
監督として絵コンテを描きながら全カットの原画のチェックをしている宮崎にしてみれば、それだけでも大変なことであるのに、埒外のタッチを使った効果までコントロールすることはできないという冷静な判断をしていたのだろう。
ただ高畑勲は違う。
かれは生粋のアニメーションの演出家であり、作画はできない。
できないけど画の見方ができる数少ない演出家だ。
だからこそ宮崎駿がアニメーターだったらやりたくないような作画であっても要求できる。
演出家がその世界観を丸ごと演出する人間の事というのであれば、筆の描線と淡彩をつかった映像を作り出したいと言った時にアニメーターはそれを達成しなければならない。
アニメーターがそんな前代未聞のタッチに挑み成功するためには絶対的に演出家との信頼関係が必要で、そして演出家はアニメーターの前では自信満々に自分の指し示す方向には間違いがないと言い続けなくてはならないのだ。
例え演出家自身も本当は半信半疑であっても揺るがない態度を取り続ける。
演出家は孤独だ。
そんな孤独な独裁者が高畑・宮崎の下の世代に居るとは思えない。
いたとしても社会の状況が演出家の表現に規制を強いてくるだろう。
100年に一度というのは大げさであるが、数十年に一人いるかいないかの希有な存在が、高畑・宮崎と二人存在し、その年代に偶然にも居合わせた幸運というものを噛み締めたい。
ところで本作の声優に関してはジブリお家芸の非声優からの登用が完璧に成功している。
完璧に、だ。
特に媼役の宮本信子。
この人役者として表面にでるとでっかすぎる演技がとかく鼻につく。
つまり所謂ダイコン役者なんだと思うんだけど、声だけになるとその演技力だけが抽出された感じで昇華している。
ホメ言葉にとってもらいたいけど、今後は声優に重点を置くのがいいんではないかな。


『夢と狂気の王国』
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先週土曜日MOVIXさいたま。
『かぐや姫の物語』を地元で観たあとで大宮に移動。
それから3時間程本屋で時間を潰す(笑)。
久々の一日二本立てである。
『夢と狂気の王国』は上映館も少ないので観れる時に観ないとという気持ちだった。
ちなみに上のポスターでは宮崎駿、鈴木敏夫、高畑勲と三人並んでますが、主役は宮崎駿とジブリの女性スタッフとヤクルトの販売のおばちゃん(笑)。
鈴木敏夫はちょこちょこ出てくるけど、高畑勲はほぼ居ないに等しい扱い(笑)。
高畑に関しては来月やるwowowでの番組までドキュメンタリーは待たなくてはならないようだ。
自分が映像として撮られる事を良しとしないようだな、高畑勲。
まあそれはそれとして、オイラ本作をなめてました。
タイトルが『夢と狂気の王国』ですからね。
夢の部分はともかく、狂気の部分は宮崎駿の怒鳴り声のシーンがたくさんあるんだろうな、と思ってたですよ。
これまでのドキュメンタリーには必ずはいってましたから。
どんなドキュメンタリーでも。
怒り=狂気という分かりやすい図式をドキュメンタリーの演出家も観ているオイラも規定のものとして思い描いていた。
それを半分楽しみに、半分は半(笑)で行ったわけです。
が、本作、少なくとも宮崎駿の怒鳴りのカットは一切ナシ。
罵詈雑言もほぼ皆無。
好々爺で若い女性と楽し気に話し、女性のインタビュワー(本作の監督でもある砂田麻美)
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に、宮崎自身の結婚について聞いてみたりと(笑)。
あきらかに男のインタビュワーが聞いたら怒鳴られそうな話に口ごもりながらも答える宮崎(こたえ自体はたいしたこと言ってないがw)。
こういう事言うと砂田監督は心外だろうが女性としての立ち位置を存分につかって対象に肉薄していた。
今までのジブリのドキュメンタリーでは観た事のなかった切り口だと思う。
とくに本作は女性スタッフへのクローズアップが多い。
とくにジブリの動画チェックを担当するベテラン、舘野仁美(美人)の仕事ぶりが描かれている。
動画チェックというのは映像にする際の最後の砦みたいなもので、原画から清書された動画の動きを最終的にチェックする。
本作では『風立ちぬ』でのモブ・シーンでの動きの不自然さを担当動画に指摘しているシーンなどがあった。
更に映像的な演出に関する注意点をを原画の人達に言ってるところに宮崎駿があらわれて舘野が口ごもっちゃうシーンがあったけど、宮崎も彼女の事は認めているようなのでまったく気に留めなかった。
『風立ちぬ』の完成披露上映後に泣いている舘野だとか。
こと程作用に女性を中心に据えたようなドキュメンタリーだったな。
反面、宮崎吾朗とプロデューサーの怒鳴りあいだとかのカットもあるんだけど、割と印象としてはサラっとしているというか。
つーか、この映像、本作で宮崎吾朗が好きになったよ。
コイツは良い奴だな、と。
で、ゴローの次作のプロデューサーって川上量生かよ(笑)。
コイツでだいじょうぶなのか(笑)。
で、なんか楽し気なんだけど、なんかおかしいのよ(笑)。
ジブリでみんながラジオ体操してるとか、ヤクルトのおばさんがやってきて宮崎駿がヤクルトを買うとか(笑)。
なんか妙な居心地の悪さが映像から漂ってくる。
普通に見えることがなんでこんなにも不気味に感じられるんだろうか。
選挙について。
原発について。
憲法改正について。
この国が明らかに狂乱しつつある状況を控えめにうつしつつも、その狂気は表立って出て来ない。
ジブリが内包している狂気というものが宮崎個人の怒鳴りなどに還元できるていどのものではないということに気づかされた。
宮崎が、いつから日本人は他人の幸せよりも自分の幸せを優先するようになったんだろうか?的な問いかけをしていたのが印象的だった。
とにかくドキュメンタリーとしても資料的価値としてもある作品であると言える。
が、印象として長い。
118分。
長い。
90分ぐらいなら良かった。
間の取り方が独特であるので劇映画としてみると間延びしているように感じられる。
これはじっくりとBlu-rayで観る方が適しているのかな。
とても新鮮なドキュメンタリーだと思った。


今週は心療内科と歯のメンテナンス。
いよいよ今週α7Rを引き取るつもりである。
by 16mm | 2013-11-24 21:10 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Comments(2)

『マラヴィータ』『恐怖と欲望』

糖尿病であるということを吹聴しはじめたら、自分でも驚く程の人からアドバイスや批判などを頂いている。
主に自力でなんとかしようという事に対しては
「栄養指導をうけなさい」
「病院への紹介状をもらったぐらいならとにかく病院へ。すぐ行け。今行け」
etc......
というお叱りまで受けている。
本当にありがたいことだ。
これで今後取り返しがつかない事があったとしても、悪いのは自分だ。
誰も恨まず事態を受け入れる覚悟はできている。
ご心配おかけしてます。
心配して連絡をくれた皆さん心からありがとう。

ただいまだに暴食を続けるほどの愚は避けており、食べる量はかなり減ったと思っている。
まず当然ながら間食はしない。
仕事中は唾液を出す為にキシリトールのガムは噛んでる。
飲み物は水のみ。
ペットボトルだとほぼ効能が期待出来ないらしいがバナジウム入りと言われているのを飲んでいる。
朝飯もご飯は以前の二分の一。
茶碗に半分以下ぐらい。
昼飯も先週後半からライス抜きでおかずだけ食べている。
晩飯は完全に抜き。
食べてもリンゴか柿を半分だけ。
こんな状態で腹が減らないのか?といわれるが、腹が減って苦しい、という風にもならない。
なんか適当に気が紛れている感じであろうか。
それでも店先であんこの串団子を見るとたべたくなるけどw。
いや買いませんけどね(笑)。
これ、自制心が強いとか言うのではなく、普通に食べないでいられるという感じなんだろうと思う。

体重は今年のはじめにくらべて7キログラム減の90kg。
これを90kg以下に持っていくのは難しいのかな。

友人の奥様からの情報。
ローソンで糖質の低いパンが売っているとの事。
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行ってみたらありました。
早速食べてみる。
友人の嫁のオススメはカレー味とのことだったが、このパンも味が薄いというだけで食べられないというほど不味くない。
今後パンを食べるならこれだな。

更に同じく友人の奥様から。
糖尿病食事療法のための食品交換表というものがあると教えられる。
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本屋で書籍購入。
敵を正確に知る為の情報というものは必要なわけで、その対処法の一端がかかれている。
これを読むとますます栄養指導を受けた方がより正確だよなという気分になる。
取りあえず自分がどのくらいのカロリーが必要なのかの計算をしてみる。

別の友人からザクロジュースがいいらしいという情報。
それも濃縮されて5倍だとかのヤツがいい。
近場で探してみたが果汁10%だとかのしかない。
これは近々通販でやってみようかな。

食物繊維は血糖値の急激な上昇を防いでくれるらしい。
最近飯自体を少なくしている所為かもしれんが、若干の便秘気味。
んで、これを購入。
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"賢者の食卓"。
この粉末をみそ汁でもお茶でも、とりあえず溶かし込んで食事時に飲むと食物繊維がとれるらしい。
これのすぐれたところは、これ自体に味がついていないので、入れたものの味が変わる事がないというところ。

その他眼精疲労のサプリを二種飲んでいる。
これを飲んだら先週末に出た飛蚊症が見えなくなったw。
飛蚊症がいきなり無くなる事はないと思うが、気にならなくなったというところか。

晩飯を抜いている効能として次の日の朝から午前中にかけての眠気がなくなった。
寝る前に心療内科の薬を飲んでいるせいか、ずっと朝、しかも通勤時に車を運転している時に眠くなったりしてヒヤヒヤしていた。
この眠気がなくなったのを晩飯を抜いたせいだと思うのもあまり根拠がないのだが、どちらにしても朝に眠気で悩まされる事がなくなったのは喜ばしい。


本日日曜日岩盤浴、ジェットバス、ストレッチ。


先週の"Nike+ FuelBand SE"。
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↑は先週のベスト。
ただ"NikeFuel"の目標値を3100にして、それをクリアしたのは先週二回だけ。
後は2600〜2700ぐらいのあいだ。
できればコンスタントに3000は越えたい。
今週は3200に目標値をあげる。
ただ土日の運動量は最悪であるw。
1000台だ(笑)。
これは対処法を早急に考えなければなるまい。


『自転車で痩せた人』
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Kindle版を購入。
まだ読んでる最中であるが、このなかでただ歩いているだけでは運動にならないという一文がある。
歩きを運動にするというのは心拍数をあげるような歩き方をするということなのだ。
腕を大きく振って、歩幅を広くし、速度はやや速め。すこし汗ばむ程度の負荷をかける。
これを心がけることによって、日常の歩きを運動に転嫁できないかと考えている。
通勤のときも意識的に上記の事を考えて歩く。
実は先週から会社でエレベーターを一切使わず、3Fの仕事場から一番遠い地下三階のトイレまで階段で往復している。
のぼりとなると息は切れるし太ももはパンパンだし、若干おでこがテカったりするぐらいの汗をかく。
普段運動したり、週二回のジム通いができないなら、日常の動きをなるべく運動に近づける。
近づける様に意識する。
本の内容は自転車に乗って痩せた著者の体験談。
オイラは自転車に乗ってという方法はとらないが、いろいろと意識を改革するのにはいい本である。


注文していた
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SONY α7Rが発売日にやってきた。
行きつけのカメラ店。
店主はカネは後でもいいので品物を引き取ってもいいと太っ腹な事をいってくれたが、直近で撮る予定もないので月末ぐらいまで預かってもらうことにした。
いや〜。
使うのが楽しみである。


更に
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Otus(オータス)Apo-Distagon T* 1.4/55。
なんかすごいレンズみたい。
レンズ開放でF5.6ぐらいのシャープさが出るとか。
ボケ味は未知数らしいけど、標準レンズを頻繁に使うオイラとしてはベストのレンズかもしれない。
お値段もかなりよくて40万円ぐらいらしい。
売れるモノを売ってカネを作るしかないな(笑)。


眼鏡のレンズを新調。
遠近両用となり、顎を引いて上目遣いでレンズの上を見ると遠くにピントが合い、顎をあげて見下すようなw目線でレンズの下を見ると近くにピントが合う。
若干遠くが見難くなるものの、近場での作業がしやすくなって良かったと思っている。


『マラヴィータ』
先週土曜日109シネマズ菖蒲。
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リュック・ベッソン......。
相変わらずデブだなあ(笑)。
こいつは糖尿ではないのであろうか(笑)。
でもオイラが見てデブのなかでカッコイイ奴のカテゴリーに入っている。
オイラが金髪にして、髪の毛をツンツンにしているのもコイツの影響といえばそうである(笑)。
まあそれはそれとして、このところのベッソンの作品にはついていけてない。
オイラが面白いと感じられたのは『ジャンヌ・ダルク』までかなあ。
今回、プロデュースにマーティン・スコセッシ。
主演がロバート・デ・ニーロ。
......
なんかありそうだと期待したのはオイラだけではあるまい。
しかしコレがまあなんにもない(笑)。
ロバート・デ・ニーロの演技に真新しさも凄味もない。
今まで自分が演じてきたマフィアの演技の手軽さから一歩も踏み出してないばかりか、三歩くらい後退している印象。
本作中にスコセッシとデ・ニーロの名作『グッドフェローズ』がかかるシーンがあったりと、なんか安っぽいメタフィクションを作り出している。
コメディとしてコレ、面白いか?
トミー・リー・ジョーンズ扮するFBI捜査官の名前がスタンスフィールド。
『レオン』に出てきた悪徳警官の名前と同じだが、今回は良い警察官の名前。
これもセルフ・パロディーということなのだろうか。
すべての元凶はベッソンが監督として演出が雑になっている所為だな。
『グラン・ブルー』『ニキータ』『レオン』。
共通して言えるのはほぼ無名に近い俳優を使って、鋭角的でユニークなカメラ・アングルで切り取った世界観が魅力的だったのだ。
今回、有名俳優を使った為にただ撮ってるだけで画になると思ったのだろうか。
まあベッソンに『レオン』みたいな映画をきたいするぐらいなら『レオン』を繰り返し観る方が良いのかもしれない。
リュック・ベッソンの映画として期待していたものよりは、遥かに低いものの、『R100』よりは100倍ぐらい面白かったとは言える(笑)。


『恐怖と欲望』
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iTunesでHD版購入。
まさか本作を観る事が出来るとは思わなんだ(笑)。
スタンリー・キューブリックの劇場用作品のデビュー作。
正確にはこの前に短編のドキュメンタリーを数本撮っているが、劇映画としては初。
キューブリックは本作のプリントを買い占めて封印したとか言われている問題作。
長らく観る事ができなかった本作であるが、なにかの表紙で日の目を見る事になったようだ(笑)。
Blu-rayも出るようだが、iTunesの方が売り出しが速かったので即購入。
キューブリックが恥だと思っても、オイラを含めた凡才は、天才がどんなイタさの失態をしていたのかを興味津々でみたいところ(笑)。
まあそう言いつつも、並の映画監督のそれよりは絶対いいだろうという予感もしているのは当然だが(笑)。
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兵隊の隊列の組み方とか人物配置の見事さってのはデビュー作から変ってなかったんだな。
だんだん上手くなっていったというよりもこれは最初から出来てたことだったんだ。
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それからライティングも画的な主張を込めている。
上の画なんて生首が浮いてるようなライティングをしている。
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後は上の様に、ナニか越しに被写体を捉えるとか。
もう若造のときからキューブリックはキューブリックになってたんだな。
画で物語るという野望と野心に溢れた、才気走った作品。
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女性とこところだけタッチが変った様に綺麗に撮影しているあたりも好感がもてる(笑)。
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とにかく映像的には観るべきところはある一作である。
が、その反面、演技に対する演出はかなりの低空飛行だったようだw。
例えば食事中の敵を襲撃して絶命させるところ。
食べ物が散乱したり、手にもった食べ物が握りつぶされたりと、死を直接に見せない試みはいいとしてもすべてがわざとらしい。
せめてもっとカットを短くして繋いでいけばもうちょっとよくなっていたかもしれないのに(笑)。
それでいてカットの切り替えが速すぎるところもあったりと。
たぶんこの演出面は後天的に身につけていったのと、キューブリックの悪名高い、わかんないシーンは役者に丸投げという手法でw切り抜けていったと思われる(笑)。
どちらにしても世界中で数少ない、映画の神に愛された人間ってのはこういうことなんだなと思わざるを得ない一作であった。
by 16mm | 2013-11-17 20:13 | 映画・DVDの感想など。 | Comments(2)

『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語』

先週土曜日、母親の通院の送迎。


先週土曜日夕方、歯のメンテナンス。
いつもの美形で剽軽な歯科衛生士女史に歯石を取ってもらう。
歯肉のマッサージのようで気持ちよい。
その後先生と雑談。
ニコンDFの悪口をひとしきり。


本日日曜日、岩盤浴とジェットバスとストレッチ。
ジェットバスで腹の脂肪が取れないかしらん(笑)。


先週から本格的に間食と晩飯を止めた。
間食はしてないが、キシリトールのガムは常時噛んでたりするのだがw。
会社での飲み物はパラジウム入り、と言われている水(笑)。
晩飯もちょっとつらい時は蒟蒻畑をたべたりリンゴを食べたり。
その程度であーた、91kgですわよ(笑)。
年の初めから比べて6kgへってますわ(笑)。
まあ、それでもデブはデブなのだが(笑)。
このまま減ってったら
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なっちまうんぢゃねーか(笑)


新調した眼鏡の度があわない。
遠くは見えるのだが、近場は眼鏡を外した方がよく見える状態。
こまるのは仕事でモニターを見てる時。
PhotoShopでのパスきりなんかの作業が微妙にボヤけて見え難い。
座ってるところからモニターまでの距離がちょうど眼鏡を取ってもかけても見えづらい微妙な距離で難儀していた。
その所為か分からぬが左目の飛蚊症が増えてきた。
眼のすみに埃があるなと思ったら、埃のような飛蚊症だった(笑)。
この飛蚊症は学生時代からなので気にしないのが一番だと思っているが、増えるのはうれしくない。
ので、眼鏡のレンズだけ交換することにした。
出来上がりは一週間ほどだとのことである。


『Nike+ FuelBand SE』
二年程前から待ち望んでいたものがようやく日本で発売。
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今回の発売を知ったのは発売二日目。
たまたまTwitterを見てたらNike+ FuelBand SE発売とあるじゃないですか(笑)。
現物を見て買えるのは関東だと原宿のナイキ・ショップのみ。
後はネットで買うしかない。
会社を18時で切り上げて、40代の若者がぜってー行きたくない街第5位といわれている?原宿へ(笑)。
で、現ナマと商品を引き換えて購入。
上の画像の黒を購入したのだ。
このバンドのちょっと分かり難いところは、一日の歩数だとか消費カロリーなんかも表示してくれるんだけど、一日の活動量というものを"NikeFuel"という単位で記録するところだ。
最初はその単位がどれほどのもんかわからんが、一日やれば目安ができる。
たとえば先週の金曜日
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最初なので適当に目標の数値を3000にしておいた。
結果、平日なら通勤のの往復+30分の散歩をすると3000をやっとこ越えるという事が分かった。
でも考えて見たら30分ぐらいの散歩では実際は足りない、ような気がする(笑)。
勤め人として、社畜として(笑)、会社に時間と身体を売って(笑)いる身としては如何に時間を作り、次の日に疲れを持ち越さないようにするかを考えねばならない。
目標数値も3500ぐらいに設定したい。
ではどうするか。
会社での移動をエレベーターなんぞを使わずに階段にするとかで目標数値にどれくらい近づけるのか?
後は走るのと歩くのでは数値に違いがあるのだろうか?とか。
日常の行動をすべて運動をしているという意識に代えるという意味にではモチベーションをたもつのには恰好のアイテムではないだろうか。
上の図で言うと、0時から5時すぎぐらいまではグラフが下の方で横ばいになっているのは寝てるから。
5時半から6時半ぐらいまでグラフが上がってるのは、起きて朝飯食べて歯ぁ磨いたりしてるからw。
その後8時ぐらいまで下がるのは通勤で車に乗ったり電車に乗ったりして身体の動きがないから。
8時から9時で上がるのはキツイ坂の上にある弊社に向かって歩いているからだ(笑)。
その後仕事中の時間は多少起伏があるも横ばい。
仕事中はマウスを動かすぐらいしかしないもんね(笑)。
と、まあ一日の活動量をこうやって見れるのはなかなか楽しい。
問題は休日。
先週の土曜日なんて1488しかいってない。
平日よりも休日の活動をどう増やすかが今後の問題だ。
またジムに通うかな。
ジョギングなんてのもいいかな。
かように運動をしようというモチベーションがあがるのは願ってもないことだ。
今後自分でどうやって増やすかを考えるのがなかなか楽しいのである(笑)。


『スマホで光恵ちゃん [Kindle版]』
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オイラも買っていなかったので(『9年めの未病生活 不調な私のセルフメンテ術 』は買った)エラそうには言えないが、青木 光恵ほどの漫画家でも売れなくなっているというのがおどろき。
雑誌掲載時には高評価なのに単行本が売れない。
ゆえに単行本が出せない。
ということらしい。
オイラも電子端末で漫画を読むのに慣れてきたので、結構無計画に漫画を買いあさっている。
別に青木 光恵の為になんとかしたいということではなく、面白い漫画を描く人だからKindle版を買って読んだ。
やっぱり面白い。
電子書籍は多少安いし物理的な場所をとらないし(メディアの容量という場所はとるけど)、オイラにとっては好都合このうえないんだよね。


映画の予告編で高畑勲の『かぐや姫の物語』を上映。
筆で描いたようなタッチの画が動き回り、その画の魅力的で美しい事。
すっげえ楽しみ。


iTunesでClariSの
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『カラフル』とKalafinaの
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『君の銀の庭』を購入。
ヘビーローテーション中。


『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語』
先週土曜日。イオンシネマ春日部。
初めて行った映画館。
綺麗でなかなかカッコいい。
上映作品のポスターの代わりにそれぞれの映画の予告編がモニターに映し出されているとか。
劇場内も設計が新しい感じ。
この手の映画館は後発になると設計が急速に新しくなっていって4〜5年前の最新型が見劣りしちゃうもんだね。
かといってそうそう映画館を新しくリニューアルするってこともむずかしいだろうし。
自宅からはちょっと遠いがまた行きたい映画館である。
で、『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語』あるw。
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宇多丸の評論を聴いてホっとした(笑)。
ああ、みんなこの映画を完全には理解できてないんだ(笑)。
理解出来なくてもいいんだw。
オイラだけぢゃないんだ(笑)。
宇多丸自身の評論も若干踏み込み切れてない部分があるようなのは、本作が<告知はされてないけど>続編が作られそうな内容と終わり方だからだと思われる。
ちょっと最初に言っておくが、本作をTVシリーズもTV版の総集編的な体である劇場版『[前編] 始まりの物語』と『[後編] 永遠の物語』の二作も見ずに、手ぶら丸腰で本作に挑むのは無謀であると言っておこう(笑)。
それらを観たオイラが本作を観て
ポカ〜ン
な感じになったのだから、観てない人はまったくわけがわからんでしょう。
本作を観る場合は少なくとも劇場版前二作を観ている事が必須。
ちなみに総集編的とはいいつつ、TVシリーズとは演出やニュアンス、作画が変っているので、TVシリーズを観た人でも観る価値はあり。
前作までの終わりは最終的に最強の魔法少女となった鹿目まどかが、少女達の祈りと願いが最終的に呪いに満ちた魔女に転嫁してしまうシステムを自らが犠牲となって書き換え、魔女のいない世界を作り出した。
とうのまどかはその呪いを一身に背負う形となり、形而上的というか、概念としてというか、伝説のというか......つまりまどかが作り出した新しい世界ではだれもが彼女を認識できない存在となってしまった、というところで終わったのである。
そうなったまどかがどんな孤独や悲しみの世界にいるかということはそれこそ概念として想像力をはたらかせなければならないだろう。
ものすご〜く辛い悲しい状態であるという想像はできてもピンとはこない。
本作である『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語』はもう一人の主人公である暁美ほむらが、もう一度まどかに会おうという意思の物語であったと言える。
どうやって概念の存在となったまどかと再び会うことができるのか。
実はそのあたり、劇中で説明されてはいるんだけどまったく分かりませんでした(笑)。
いや、作品上の説明の不備だとかではなく、オイラのような観客の理解力の問題。
何度か観続ければ多少は理解できてくると思うが、情報量の多いダイアローグが叩き込まれた本作を初見で理解するのは至難の技だと思われる。
『エヴァンゲリオン』と同じでなんかわからんが、すごいことが行われているというたしかな予感はしているんだけどね。
本作の最後を観たら、続編では絶対にバッドエンドな終末を描かなくちゃ納得出来ねえ(笑)。
『デビルマン』の最後のような戦いで決着をつけなくしゃならんのかもしれん。
男の存在というのを完全に抹消した世界。
世界には女性、というか少女しかいない世界であっても戦いというものは存在し、しかし、戦うことが仲間意識を強くするための幸福で楽しい毎日がある、というのは本作を作った男達の願いだったりするところが屈折している(笑)。
世界観の難しさはさておき、本作の作画レベルの高さとアクションのすばらしさには眼をみはるであろう。
とにかく美しくてカッコよくて、自覚できる邪悪さを見る事ができる。
『涼宮ハルヒの憂鬱』や本作もしかり。
製作者がどれほど意識しているかは知らぬが、確実に押井守の模倣子をもった作品だ。
夢と現実。
円環する世界。
自分が一緒に居たい人だけで構成される世界。
その禍々しさを含めて現代的にブラッシュアップされた昔の押井守的な世界観。
オイラのツボであったのは明白であったのだなあ。
Blu-rayでの再見が楽しみである。
続編もやるなら絶対観るであろう。
by 16mm | 2013-11-10 20:27 | 映画・DVDの感想など。 | Comments(2)

『クロニクル』

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『未来世紀ブラジル』(原題: Brazil)
"Your whole system could be burning and I couldn't do anything without filling out a 27B-6."
「暖房が爆発しかかってる時に"修理伝票27B-6"を書いてられるか」

久々に土日出勤。
しかもデスマーチの聴こえるような状況である(笑)。
本当は三連休出社か泊まり込みでやりたいぐらいなのだが、労働時間の規定でそれができない。
さらに22時以降の残業には部長の許可を得る為の書類提出が義務づけられている。
目の前の仕事をこなすだけで精一杯なのに、同じ会社の人間を納得させる為に書類を書けってってか(笑)。
肥大化したシステムの中心に行くほどその周縁にあるリアリズムから遠のいていき机上でしか現実を認識しなくなる。
『未来世紀ブラジル』は管理社会であるとか官僚主義の恐怖を描いたものであるが、現代の現実は管理社会でありながら、実は誰も管理をしていないという問題が生まれてしまった。
単純に人間が怠惰になっただけなんだけど。

「戦線から遠退くと楽観主義が現実に取って代る。そして最高意志決定の段階では、現実なるものはしばしば存在しない。戦争に負けている時は特にそうだ」
『機動警察パトレイバー 2 the Movie』での台詞がいつも頭をよぎる。


日曜日の休日出勤の後に映画を観に新宿に。
上映前の一時間程を紀伊国屋で時間を潰す。
やはりこの場所は時間を潰しやすいね。



なわけで、休み中にはいつもの岩盤浴とサウナには行けなかった。
今週は残業時間調整で無理矢理定時上がりをするので平日にサウナぐらいは行けるだろう。


先々週の健康診断の結果を受けて、急遽先週月曜日に診療所で診断結果を聞く。
糖尿病が発症しているとのショッキングな事態。
のどの渇きと頻尿はその所為だったか。
地元病院への紹介状をもらった。
いままで崖っぷちでつま先立ちをしていた状態でバランスを保っていたのが、とうとう転落した感じであろうか(笑)。
今のところの恐怖は糖尿病の合併症で失明することだ。
それでも病院に行くのは先延ばしにすることにした。
取りあえず完全に間食を止めた。
んで晩飯も取らない。
全体的に小食に。
水はバナジウムのものを主に一日2リットル飲む。
なんとなくそう決めてしまったらあまり苦にならなくやっている。
まだ初めて一週間しかたってないけど(笑)。
それができるならなぜいままで暴飲暴食が止められなかったか(笑)。
それでもこれで血糖値がどのくらい改善されるかやってみたい。
ちなみに現在の体重が93kg。
一時期より4kgほど減ったわけだが、この調子だともっと減っていくと思われる。
ただ脂肪が燃えているわけではないので、日常で運動をどう取り入れるか。


α7Rも欲しいが、ニコンのもったいつけたなぞの新製品も興味があるところだが、それよりももっと欲しいのが
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コレ
すっげえ。
是非とも商品化してもらいたい。
34,800円ぐらいらしいので絶対買う。
これがあればハッセルが再生できるよ(笑)。
こういう世界をサンダー平山に見せてあげたかったな。


『あしたのジョー大解剖 限定特装版』
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値段(¥ 1,050)の割にはインタビューなどの記事の中身は薄いが(これまでに既出の情報が多い)、付録の梶原一騎「直筆原作原稿」14枚と、最終回の原画を写真製版したところに価値があると思う。
特に原画はちばてつやの筆致や修正の後を見る事ができた。
プロの、超一流の漫画家の原画を見る事ができた幸せ。


『クロニクル』
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今週日曜日、新宿シネマカリテ。
休日出勤の後に観に行く。
新宿シネマカリテ。
初めて観にいった映画館。
スクリーンも小さく、劇場が妙な台形の形をしていて、スクリーンに対して左側の席は見難いかなと思う。
しかし、綺麗で上品な映画館で機会があったらまた行きたいね。
それはともかく『クロニクル』。
切っ掛けはいつものように宇多丸の評論。
なんでも都内で二週間限定の筈が口コミで噂が広がり、いまや全国の主要都市に少ないながらも展開。
新宿シネマカリテでも上映が延長され、オイラが観に行った時も7割ぐらいの入り。
しかもBlu-rayが来月には12月4日には発売。
面白かった。
今年のベストと言ってもいいんじゃないか。
大友克洋の『アキラ』からのインスパイアというよりも『童夢』からの印象の方が近いと思う。
この映画84分だよ。
このランニング・タイムのタイトさが全体のスピード感を生んでいるね。
本作、特別料金とやらで1000円で観れたんだけど、安い。
つーか『R100』が1800円もするというのが納得出来ないのだが(笑)。
松本人志がことあるごとに言い訳がましく「映画を壊す」なんて言っていたが、『クロニクル』みたいな映画を撮れてたら「壊した」と言えてたかもしれんね。
映画的な才能皆無の松本人志と比べるまでもないが、本作『クロニクル』からは製作者達の才気走ったエネルギーが漲っていた。
まず本作は『クローバーフィールド/HAKAISHA』や『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』に共通するホームビデオ風の主観的映像(一人称視点、first-person point of view)っぽいのだが、ちょっと違う。
厳密には主観映像のみではなく、監視カメラの映像やTVの映像や他の撮影者の映像もとりまぜて作られており、ファウンド・フッテージ形式(埋もれていた映像が発見されて公開されたという)というらしい。
さらに『クロニクル』にフレッシュなところは撮影している撮影者が映っているところだ。
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これは撮影している風景が鏡に映っているという事も含まれるが、主人公達が超能力を使いカメラを自分の周りを自在に動かす事ができ、主観映像でありながら三人称視点の映像を作り出している。
カメラが撮影者から自由になることでドキュメンタリー風にあるまじきドラマチックなカメラワークが可能になった。
さらに素人が撮影して編集したというていのため、シーンとシーン、カットとカットの間を省略して表現することを可能にしていた。
例えば主人公達が空を飛ぶ練習をしている最中の映像がいきなり切り替わって空撮になっていたりとか。
この手法とランニングタイムのおかげで観ている間作品の細かいところを観客に気にさせない様にしてる。
例えば冒頭の地中の空間。
あれはなんだったのか?
主人公達3人はどうやって地上に出たのか?
観てる間はまったく気にならないんだよね(笑)。
これ上映時間がもっと長かったり、所謂ちゃんとした劇映画のようなつくりなら、どうして超能力が発現したかなんかの理由も出さなくちゃならない。
だけど本作のような形式なら「よくわかんないけど、超能力が身に付いたんだな」とか、「SFだから」というような理由にもならないような理由で納得出来ちゃう(笑)。
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だからといって作り自体がいい加減なわけではない。
むしろいまなら考えうるどんな映像でも獲得できるわけだけど、観る側もそれはCGだと分かってるなかで如何に映像に説得力をもたせるのか。
たとえば主人公のアンドリューが宙に浮くシーン。
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アンドリューだけではなく、周辺の小石や破片なんかも一所に浮くんだよね。
これ、一見たいした事ないようだけど、浮くのがアンドリューだけでなくその周辺の物質にも影響を与えているという描写が「らしさ」を生んで非情にリアル。
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その直後にくる空中遊泳シーンがまた感動的。
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三人の主人公が開放感に溢れて自由になっている描写が美しい。
10代の屈折や女の子の事、セックスのことを考え、挫折をしたり。
超能力を得て、頂点捕食者を自覚してさえもセックスには失敗するという(笑)。
ただそんな、歳をとったオイラからすれば最初のセックスの失敗なんていう些細なことが引き金となりクライマックスのカタストロフに疾走する。
クライマックスのアンドリューとマットのやりとりなんて『アキラ』の金田と鉄雄みたいだったな(笑)。
実際監督は主演キャストに『アキラ』風が狙いだと言っていたらしいし。
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アンドリューの着てる病衣の感じなんて映画『AKIRA』の鉄雄のそれみたいだし(笑)。
とにかくありとあらゆる意味で感動的な作品であった。
もうすぐBlu-rayもでるしレンタルもされるだろうけど、観てまったく損はない映画。


今週末は母親の通院の送迎。
by 16mm | 2013-11-04 20:38 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Comments(2)