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『ゼロ・グラビティ』『47RONIN』

先週土曜日、心療内科。
特に問題はないが、階段を駆け上がったりすると動悸が激しくなって以前の窒息感がちょっとでます、ってなことを担当医に言ったら
「動悸は、まあ年齢的にいえばそうなるでしょう。普通に歩いていて動悸が激しくなったら心筋梗塞を疑った方がいいですけど」
「......」
あまり激しい運動もダメなのね(笑)。


昔から一番やらなきゃならないやるのが面倒な事はやらずに普段あまりやんない事をやりはじめちゃう(笑)。
......。
あ、コレは誰でもそうかな(笑)。
普段ほとんどやってないお絵描き(落書きともいうw)を始めちゃってる(笑)。
しかもシャープベンシル、万年筆、定規、雲形定規、消しゴム、ブラシ(消しゴムのカスを払うヤツね)、ペンケースなんかを買いそろえて(笑)。
相変わらず形から入りますが(笑)。
なにから逃げているかと言うと、年賀状書き(笑)。
今年は12月の初めには自分の撮った写真がプリントされた年賀ハガキがあったというのに、今に至も一枚も宛名を書いていない(笑)。
とにかくやるきにならない。
そもそも出すのも貰うのも年々少なくなってきていて、出す意味を次第に見失ってきてるわけよ。
友達も知り合いも世間的に見たらかなり少ない方であるのは間違いない。
その少ない友人知人にならメールで送った方が面倒がなくていいと思ってる。
問題は昔から年賀状を貰っている人でメアドが分からない、というか、メアドそのものをもってるかどうかあやしい目上の知人。
小学校だとか中学校の先生だとかね。
その人達にはちゃんと年賀状と思いつつ、まったく書いてない。
もうこの段階では元旦にはつくまい。
年賀ハガキ、今年は去年より10枚減らして20枚(笑)。
しかも絶対に余りそう(笑)。
ああ、こういう時にやる落書きは楽しいな(笑)。
HP用のレタッチもほぼ終わってしまったよ(笑)。
さて、年賀状書きのチキンレースはいつまで続くか(笑)。
なんか出さなくても誰も困らないから良いかなと思ったりもしている。
この煮え切らなさってのは社会生活から落伍するんじゃないかという恐怖なのかもしれんなあ。


先週金曜日、本日月曜日、岩盤浴、塩サウナ、ストレッチ。
岩盤浴で50分ほど寝こけることができるようになった。
結構熟睡できて割と目覚めは快適である。


『漫喫漫玉日記 四コマ便』
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Amazonで書籍購入。
尊敬する漫画家だし、面白いし。
こういう読み方は作者の本意ではないだろうが、桜玉吉自身が生活の破綻を来しているのを読むにつけ複雑な気分になってくる。
どこまで本当かは分からぬが(たぶん本当の事だと思うけど)、桜玉吉は自信の病と生活破綻とをシリアスとエンターティメント性とをギリギリの線で作品に昇華している。
生活破綻と病をネタにはしているが決して読み手がいることを忘れていない。
多分、多くはいないであろう玉吉の読者達もそのヒリヒリするような感じに魅力の一端を感じているのだと思う。
所謂万人にウケる漫画が悪いわけではない。
しかし、万人にはウケないが一部の先鋭的な読み手が熱狂するような漫画だってあるのだ。
それでも読み手が少なければ<売れてない漫画家>としてくくられる。
単行本も限定した少部数しか売れない。
いったい自分の好きな作家が居なくならない為にはどうしたらいいのか。
出た単行本をすべて買う、というのは必ずしも正しくはない。
その作家の自分とは合わない作品まで買う事はないとも思っているからだ。
オイラがブログで桜玉吉がいかに創造性のある作風の持ち主であるかという感想を熱く語れば良いのかもしれんが、いかんせんオイラの筆力では営業妨害になりかねない。
この問題を考える度に途方にくれる。


『PDRさん』

YouTubeをボーッと見ていて最近ハマってるのがPDRさんとミメイさんのコンビ、というか夫婦(入籍したそうだから夫婦だよねw)の番組。
なんつーか微笑ましくも毒のあるものを見せてくれて楽しい。
結構撮影も凝ってるように見える。
このバカバカしさを真剣にできるカップルっていいなあと心底思う。


今年ももうすぐ終わり。
今年も日本インターネット映画大賞のお誘いを受ける事ができたのでボチボチとベストを決めたいと思っている。
が、今年見た映画ということで後2本をBlu-rayで観るつもりだ(笑)。
この時期に(笑)。
一本は4時間あるぞ(笑)。
しかしね、最低でもこの二本と観て今年の映画の総括をしたいと思っているので意地でも観る(笑)。
オイラは普通の人に比べればやや大目に映画館に足を運んで映画やBlu-rayを観ている方だと思っているが、それでも映画ファンが良いと言う評判の映画をすべて観る事はできない。
上映館が少ない映画で面白い映画というのは確実にあって、先月観た『クロニクル』なんてのがそうだ。
オイラはタイトルすら知らなかったのだが、『鑑定士と顔のない依頼人』などは上映館が少ないばかりか埼玉県の映画館ではやってない始末。
いいにしろ悪いにしろ、こういう映画を観る事無く年間ベストを決めるということには忸怩たる思いがあるんだけどね。
それでもオイラなんかが推さなくても良い映画というのは絶対に残って人目につく筈だという希望を持ちたいと思っている。


『ゼロ・グラビティ』
先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
3D IMAX 字幕版で鑑賞。
現状今年のベスト。
つーか観たばかりで頭に血が上ってる所為かもしれんが、『2001年宇宙の旅』『ブレードランナー』に匹敵する映画を観た事への衝撃というものかもしれん。
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監督のアルフォンソ・キュアロンのトゥモロー・ワールド』はオイラにとってはまったく受け付けない作品だったし、
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主演のジョージ・クルーニーとサンドラ・ブロックの顔つきがどうもSF的ではないなあと感じていた、
が、
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見事なSF映画になっていたよ。
特にサンドラ・ブロックのカッコいいこと。
宇宙服の姿もいいけど
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こういうシーンを作る監督も、その必要性を分かっている主演女優も実に信頼出来るヤツらだったのだ(笑)。
タンクトップとパンツ姿もよかったなあ。
この映画、91分で俳優として出演しているのは主演の二人だけ。
地球の管制所の人々をカットインすることなく映画を構成している。
それでも映像に引き込まれるのはそのヴィジュアルに対する驚きだ。
無重力の表現の巧みさ。
俳優が本当に浮いている様にしか見えない。
『2001年宇宙の旅』でのボーマン船長の無重力シーンの表現も巧みだと思ったが、本作はその更に上をいく程の巧みさと複雑さがあった。
宇宙ステーションのチューブ状の居住区を泳ぐような浮遊感で移動するサンドラ・ブロックをカメラが追うんだけど、それが全シーンにおいて一つのシーンをワンカットでどころか、複数のシーンをワンカットにしたりというものすごい長回しを行っている。
オイラは長回しというと相米慎二監督のカットの割れないヘタクソな印象が強くていい感じはしていなかったのだが、本作を観てその感じ方を改めなくちゃならんなと思ったよ。
当たり前だがカメラの画角、移動スピード、止まった時の構図などを精密にやると長回しという手法がこんなにも気持ちのいいものなのだ。
更にその長回しの最中に宇宙服のバイザー越しのサンドラ・ブロックにカメラのドリーショットでどんどん近づいていき、そのバイザーを通り越してヘルメットの内にカメラが入り込み、また出て行くというカメラワークを作り出していた。
CGの技術といってもどうやって撮ったのかまったく分からん。
バイザーは撮影時の反射を防ぐ為に、撮影中は付けずにおいてCGで加えているとは思うが。
船内の呼気がガラスに付いて凍っていくなんていう細かな描写もありとにかくヴイジュアルに対する驚きと創造性はある意味『2001年宇宙の旅』を越えたかなとも思う。
『2001年宇宙の旅』ほどの形而上的な分かり難さはないが、それでも少ない台詞とヴィジュアルによって観る側も想像力を働かせて解釈するに価する作品であるのは間違いない。
この90分の映画で地球上の生物の進化の過程と、人間が生きることの根源的な力をパワフルに表現している。
地球と生物。
地球と人間というテーマに対する哲学が確実に存在している映画だった。
これはちょっと生涯ベスト級の作品だったとしかいいようがない。
そんな作品に久しぶりに巡り会えた快感だったのかもしれない。
ところで、本作の原題は『Gravity(重力)』。
邦題は『zero gravity(無重力)』。
一見同じ様に感じたけど、よくよく考えたら全然違う。
邦題の『ゼロ・グラビティ』は物語の置かれた状態であり、おそらく無重力表現を宣伝にいれこもうということだと思われる。
また<グラビティ>の前に<ゼロ>を入れる事によって得られる日本人に対する分かりやすさがあったんだろうね。
<グラビティ>がわからなくても<ゼロ>がつけば「なにかがない状態」という説明になるし。
が、本作のテーマを現すのであればやはり『グラビティ』であるべきだったかなと思う。
最後に人間が重力によって引き寄せられ、"生まれる"という顛末をあらわし、もしかしたら人間は重力の支配下でなければ生きられないという結論を示したのかもしれない。
うがちすぎかもしれないけどね。


『47RONIN』
先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
『ゼロ・グラビティ』を観た後に本作である(笑)。
いや、別にいいのだ。
宇多丸の評論を聴くまでもなくどうせアレでナニな感じなんだろうなと思っていたから(笑)。
映画の当たり屋みたいなことをしたわけだ。
で、どんな感じでハネられてひき殺されかけたwかを吹聴するために観に行ったと言っても過言ではない。
事前に宇多丸のラジオ番組の評論を聴いていて、そのなかでリスナーの本作に対する傾向が褒めている人が3割、全面的に否定している人が3割、いいところもあるけど悪いところもあるというやや否定よりの中立派が4割とのことだった。
オイラはこの中立派が4割いるということで、
「あれ、以外と面白い映画なんじゃないかな」
とちょっと勘違いして観に行っちゃった(笑)。
いや〜、オイラの予想を遥かに超えたトンデモ映画であったよ(笑)。
本作、キアヌ・リーブスが主演したトンデモ映画として記憶されるか、なかった事とし忘れさられるか(笑)。
どちらにしても誰にとっても黒歴史になっちゃう映画なのではないか(笑)。
今からたしか3年程前だったか。
赤穂浪士の話をキアヌ・リーブス主演で映画化するとの情報を得た時の微妙な感じ(笑)。
赤穂浪士の話にどうやってジンガイが絡むんだよ。
だれもがそう思ったであろう(笑)。
おそらく史実のなかでのあり得たかもしれないものをフィクションとないまぜにして作るのではないか。
『ラスト・サムライ』のような感じかなと。
だれもがそう思ったであろう(笑)。
ただ、赤穂浪士の話に妖怪が出てくるとは誰も思わなかったろうな(笑)。
オイラも思わなかった。
しかも本作、日本の話で日本の歴史の説明をしている物語でありながら登場人物のだれひとり日本語をしゃべらない(笑)。
田中 泯、柴咲コウ、ヒロユキ...あ、ヒロユキといっても2チャンのヒロユキじゃなくて真田広之ねw。
全員英語で喋ってる。
登場人物が全員英語で喋っては赤穂浪士に関する映画ではないし、そこに妖怪なんかが絡んできたら日本に関する映画ですらない(笑)。
日本人キャストを全員外して、すべてアメリカ人俳優で構成し、四十七士の物語を換骨奪胎した形の、所謂「剣と魔法」の物語として翻案したならば、もしかしたら面白いものができたかもしれない。
本作、日本が舞台であるにも拘らず日本人俳優が映画のノイズになってしまっている。
例えば『里見八犬伝』のような伝奇モノとして作ったとしても、台詞は日本語主体であるべきだったのだ。
開始10分でコレは想像以上のナニだと感じ、この開始10分の感じのダメな感じの印象は絶対最後まで覆らないと思った時、本当にこの映画を観た事を後悔したよ(笑)。
ごめんなさいごめんなさい。
もうエラそうに映画の当たり屋などと思わない事にしますから早く終わるか眠気を催わせてください。
と念じるも、まったく眠くならずに最後まで観ちゃった(笑)。
ああ。
『ゼロ・グラビティ』でやめときゃよかった(笑)。

by 16mm | 2013-12-30 22:14 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Comments(2)

2013年第3回更新のお知らせ

本日メインHPにて"Chronicle"をUPしました。
お暇な方、ご覧いただければ幸いです。

今年最後になりました。
今回のでSONY α NEX-7での撮影はおしまい。
来年の公開分からα7R ILCE-7Rでの撮影になります。
念願のフルサイズ。
しかも3680万画素。
この画素で撮影して分かった事。
フィルムでのポートレート撮影の時よく言われたのが、
「瞳にピントを合わせろ。瞳に合わせる為には睫毛にピントを合わせろ」
というロジックでございました。
曖昧な感じではあるが睫毛にピンを合わせるようにすると結果的に瞳にピンがくるよということだと思う。
が、3680万画素のミラーレスで三脚を据えて睫毛をファインダーのなかで拡大してピントを合わせると、もはや睫毛にしかピントはきていない(笑)。
被写界深度だとかは拡大率でのまやかしだったことが露呈してしまいましたw。
来年も気が抜けないなあ(笑)。
by 16mm | 2013-12-23 21:32 | メインHPと更新のお知らせ | Comments(2)

『永遠の0』

先週も風邪の余波を受けつつ乗り切る。
咳と痰のからみが止まらなかった。
というわけではないのだが(笑)、Nike+ FuelBand SEも目標値に達する事なく終了。
体重は90kgから88kgをいったりきたり。
前に戻って間食したり糖分を取りすぎる程取ったりしているわけではないが、こう調子が悪いとなんとなく甘いモノが欲しくなるんだよね(笑)。
まあ適度に。
今週からまた健康生活にもどしたいもんだ。


先週土曜日、ヘアカット。
前回髪の毛の染めが強すぎた所為か金髪にならなかったので、そのあたりを調整してもらった。
良い感じの色になったと思う。


昨日日曜日、岩盤浴。
サウナとストレッチはなんとなくサボる(笑)。


宇多丸の年間映画ベスト10とワースト1が発表された。
ベスト10はともかく、ワースト1が『ダイ・ハード ラストデイ』。
......
いや、人様の好みにイチャモンつけることはないんですけど、『R100』より『ダイ・ハード ラストデイ』の方がワーストなのか(笑)。
宇多丸がなにかに遠慮して順位づけをしていないとは思っているが。
映画としての評価に達しないとして『R100』を選ばなかったというならわかるんだけどね。
宇多丸が今年評論した映画49本中、オイラも観た映画が18本だった。


『かぐや姫の物語』の評論で宇多丸がかぐや姫が月に帰るということは死ぬ事だということを聞いてギョっとなる。
ああ。
月からのお迎え。
そうかお迎えなんだ。
リアルな死なんだ。
オイラは呑気に荒涼として殺伐とした冷たさがあっても月に世界があると思っていたんだが。
そんなものはないってことだよね。
なにもない冷たい世界、あの世といっても具体的な世界の輪郭なぞ存在しない死からのお迎えだったんだ。
ああ、オイラは本当に行間を読むのが甘いな。


先週は通勤の行き帰りにiPod touchで映画を観る。
旧作の再見ばかりであるが面白いものは何度観てもいいもんだ。

『グラン・トリノ』
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iPod touch。
非情にシンプルなストーリーでありながら圧倒的な力強さがある作品。
この圧倒的な力強さはいうまでもなく"クリント・イーストウッド力"に他ならない。
強烈な個性を演じ続けてきたからこそ備わっている力こそがイーストウッドなのだ。
例えばロバート・デ・ニーロのような役者は過去に演じた配役の影響を直接的に分かりやすい形では出して来ない。
わざとセルフパロディとして演じる事はあっても基本的にひとつひとつの役柄を別物として演じようとする姿勢である。
しかしイーストウッドは違う。
本作で指ピストルをするイーストウッドからは明らかにマグナム弾を装填した拳銃を構えるハリー・キャラハンが透けて見える。
観る者が現在の自分に過去のイーストウッドを重ねる筈だという確固たる自信によって成立している。
観る側だってイーストウッドがイーストウッド以外の人物に見える事を望んではいまい。
演技という意味ではたった一つの引き出ししか持っていないわけだが、その引き出しの奥は闇のように深い。
デ・ニーロのように完璧な他者を演じるような演技力はイーストウッドにはないだろう。
しかし、演技の授業ではデ・ニーロになる為の方法は教えられても、イーストウッドになるための方法は教えられない。
それが唯一無二のスター性というものなんだと思う。


『スーパー!』
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iPod touch。
正しい事をしている筈なのに、なぜ誤解されるのか?
上の画像を見ても分かるが、麻薬の売買をしているヤクザでありながら左側のケヴィン・<みんなだいすき>・ベーコンの方がつき合いやすそうで好感がもてる。
このケヴィン・ベーコンも大悪党という感じではなく、街のケチなチンピラという程度の存在。
神が世界の脅威として鉄槌を下すような大物ではないわけよ(笑)。
そして右側のレイン・ウィルソンの凶相とパっとしなさかげんを見たらリヴ・タイラーに逃げられて当然だな、と(笑)。
......
オイラも当然人ごとではないわけだが(笑)。
真面目さだけではどうにもならない壁というものが世の中には存在する。
いや、真面目さが美徳と思わない方が良いのかもしれない。
たぶん自分の真面目さが正しいと思い込んだ瞬間にいろんな悲劇がおこるんだろうな。
あのラストの壁一面に貼られた手紙や画。
世界中の子供から感謝の手紙として送られてきたものと解釈できそうだが、画のタッチが皆同じ(笑)。
つまりあの主人公が自分自身に宛てて描いたものではないかと思ってるんだが、どうなんだろう。
『未来世紀ブラジル』と同じで、一人の男が妄想のなかに逃避していく物語ということだとオイラは思ってる。
この終わりを悲劇と捉えるか、そうでないと捉えるか。
オイラは悲劇ではないと思っている。
一人の男が"完璧な瞬間"というものが幻想であると気がついた事に意義があるのだと。
"完璧な瞬間"とは言うなればコミックのコマのなかでヒーローが一番恰好のいい瞬間のことだ。
しかしそれは絵空事でしかない。
本当の人生というものはコマとコマの間にある、悲惨な日常だ。
一人の男が"完璧な瞬間"という幻想を手に入れる事で精神の平和を手に入れたハッピーエンドだと思いたい。


『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』
iPod touch。
少々長いなと思いつつも、ハリウッド映画の楽屋裏ネタ満載コメディ。
再見して思ったが本作の儲け役や絶対に
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トム・クルーズだよな(笑)。
通常トム・クルーズはこんな下品な役とメイクはしない(笑)。
それを本作では通常の彼のメソッドにはない演技を出してきた。
言って見ればトム・クルーズが初めて演技をした。
いつもの二枚目な笑顔もなく、ただただ下品な映画プロデューサー役。
この役ハマってると思うんだがなあ。
これでトム・クルーズに助演男優賞やってもよかったんじゃないの。
主役じゃなくちゃやらないってわけではない、ということもあるってことか(笑)。
こんな感じの役、また見てみたいもんだ。
普段の役からかけ離れてるから、そのギャップがただただ楽しいね(笑)。


『キック・アス』
iPod touch。
非情に良くできた映画。
すべてがうまい。
特にいいなと思ったのは終盤ガトリングで室内を掃射した後、マフィアのボスの部屋にヒット・ガールとキック・アスが殺到してきたシーン。
ボスが拳銃を構えた瞬間にヒット・ガールがワイヤーを投げて拳銃をもぎ取る。
「ファック!」
ボスのこの台詞のタイミングから、その後に室内にいる4人の人物の顔をひとりひとりクローズアップしてく。
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その一連の流れが実に気持ちいい。
クローズアップのなかでもヒット・ガールの唇を歪めたこの顔が良かったなあ。
本作のヒット・ガールって観る側のロリータ指向を最大限に刺激した。
これが本作がヒットした理由の一つであると思う。
......
しかし、来年公開の続編
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『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』。
クロエちゃん......肩幅広くなったね(笑)。
もうあのロリな感じで萌えなくなれそうなのだが、変らず感情移入できるだろうか(笑)。
まあ楽しみな映画ではありますが。


『永遠の0』
今週日曜日109シネマズ菖蒲。
監督が山崎貴。
主演が岡田准一。
オイラが燃える布陣の映画。
そんなわけで、一抹の不安を覚えつつも取りあえず公開時には観に行くつもりで楽しみにはしていた。
で、不幸な事にその一抹が現実のものとなってしまった。
そもそも一抹の不安というのはここ数作の山崎監督の作品があまりにも低調であったからだ。
本作、一言で言えばありとあらゆる要素がヌルい。
ヌルすぎる。
ちなみにオイラは『永遠の0』の原作小説は読んでおらず、読んだのは原作を元にしたコミックだ。
なのでオイラが原作と言った場合はそのコミック版であるということをご理解願いたい。
原作コミックでは現代で自分の祖父がどんな人間であったかを調べる話と、その祖父であるゼロ戦のパイロットであった宮部久蔵の生きた第二次大戦中の話を交互に出して進行していく。
その過程で日本の特攻隊とテロリズム。
日本の自虐史観。
戦中の新聞での戦意高揚についての責任。
などが語られていく。
これを原作どおりに映画化したら結構厳しい映画になるなあと思っていた。
そのなかでも日本の特攻隊と、所謂テロリズムをいっしょくたにしている者が本当にいるのか?という疑問がなくもないのだが。
ある種の極論を言う事で現代の危うさをあぶり出すということなのかなと読めなくもない。
オイラが原作コミックでゾクリとしたのは宮部が零戦について語るところだ。

「俺はこの飛行機を作った人を恨みたい...
零戦は優れた戦闘機だ...
1800海里も飛べる単座戦闘機
しかし今...
その類い稀なる能力が自分たちを苦しめている...
560海里を飛んで...
そこで戦い...
また560海里を飛んで帰る...
こんな恐ろしい作戦が立てられるのも零戦にそれほどの能力があるからだ
しかしそこには...
それを操る俺達の事が考えられていない!」

この原作の台詞がずっとオイラに突き刺さっていた。
だからオイラは宮崎駿の『風立ちぬ』を観た後でも堀越次郎を肯定的に見る事ができなかった。
今でもそうだ。
で、本作劇場版ではオイラにとってこの貴重な台詞が完全に削られていた。
『永遠の0』劇場版については上映時間が144分と長くとってあるにしても原作の様々なエピソードを削り、集約する脚色の作業が必要であったのだろう。
その脚色の苦労は出来上がった映画を観ればなんとなく分かる。
が、その脚色されたものはものすごく安っぽいメロドラマのそれになってしまっていた。
いや、ラブロマンスとして成立するようなメロドラマですらない。
何から何までがヌルいという印象しか残らないのだ。
前述したオイラが好きな台詞が削られたのは本作が明確に零戦を描こうという指向をすてていたからだ。
それは製作者達に零戦と戦争を描こうという覚悟と指向がなかったこともあるだろうが、おそらく一番の原因は零戦が空戦をやるようなシーンを多く作れる制作体制になかったんじゃないかと考えれる。
CGと模型の組み合わせでVFXの映像で戦闘シーンを作り上げ、あくまで日本の水準で言えばかなりレベルの高いCGになっていた。
その辺りは流石だと思う。
カットによっては海の波紋の大きさとレンズの画角があってないような不自然さは散見されてはいても、それでも日本の水準では相当に高度な事をやっているのは分かる。
しかし、その戦闘シーンが上映時間に対してかなり短い。
その分現代のシーンが長くなっており、当然その現代パートは説明的な要素が大半をしめているので観ているうちに飽きてくる。
第二次大戦中の岡田准一の出てるシークエンスも全体としてはかなり短いんじゃないかな。
原作コミックでも辟易した部分なのだが、現代シークエンスが妙に能天気な部分があったりで読む上でノイズにしかならなかった。
現代と過去のギャップを描くという試みなのかもしれないが、そういう意図を汲み取るよりもうんざりするようなノイズでしかない。
劇場版では原作コミックにあるようなちょっとした色恋のネタはないのだが、それでも現代パートはノイズになっていた。
根本的な原因なのだが、役者の顔付きがどうしようもなく軽いのだ。
岡田准一や新井浩文なんかは顔つきをなんとかしようという努力の跡がわかるのだが、それでも戦争の顔つきではない。
染谷将太は好きな役者である完璧に顔つきが現代人。
戦時中パートの役者全員絶食させるぐらいのことしないとその当時に持っていたであろうリアリティってでないのではないだろうか。
その代わり現代パートでも橋爪功や田中泯ような役者だと顔つき的に安心できたりするのだが。
そういう理由かどうかわ分からぬが上映時間が長い割には原作を読まないと分からないようなところあったりして。
おそらく田中泯がどういう人間かというのは原作読まないとわからないんじゃないかな。
最後に唐突に三浦春馬に抱きついて
「俺は若い男が好きでな」
とか言い出して(笑)。
これだけ観るとただのホモ親父にしかみえんだろ(笑)。
こんだけ長い上映時間で観る側をミスリードしてどうする。
後半の現代パートのうんざりするような長さの上にものすごく安っぽいメロドラマな落ち。
まあ最低な映画だ。
『風立ちぬ』に比べたら戦争映画ですらない。
『風立ちぬ』の足下にも及ばない。
山崎監督とオイラは同世代なのだが、やはり戦争を描く、語るというのは相当な覚悟の腕力が必要なのだなと感じた。
もしかしたら戦争を描く上での残酷描写を最初から制限されていた為に、戦争を描くという事を放棄したのかなとも思う。
というのは原作コミックでは特攻した宮部のちぎれた上半身が米空母の甲板に横たわってる件があるんだけど、そこをまったく描いていないから。
原作にあった戦争についての様々なエピソードを削りまくっている。
これはちょっとダメな映画だろうね。
山崎監督は『リターナー』のあの開き直った強さをもう一度だしてもらいたい。
『マトリックス』でも『ミッション・インポッシブル』でもカッコイイのはどんどんパクってなにがわるい(笑)、といわんばかりの活力があった。
それでいて最後はなかなか感動させてくれたんだから。
オイラは本当に次回の山崎監督に期待している。


今週末は心療内科。

by 16mm | 2013-12-23 20:31 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Comments(4)

またも本色々

先週、延々と風邪。
こじらせてはいないと思うのだが、咳がとまらん。
月曜日と木曜日、会社を休んだ。
マスクをしているとはいえ、人が密集している場でゴホゴホやるのは非情に気がとがめる。
熱は出てないと思うし、身体もだるくない。
咳だけなんだよな。
本日日曜日もなるたけ布団に包まって過ごす。


というわけで、先週映画を観ずじまい。
評判がまったくわからない『47RONIN』はともかく、評判良さげな『ゼロ・グラビティ』も実はあまり気乗りしていない。
ジョージ・クルーニーがSFというのがどうもしっくりこないのだ。
以前『ソラリス』に出てたわけだけど、どうも微妙だったしなあ(笑)。


あ、だけどネルソン・マンデラの追悼ということでもないんだけど『インビクタス/負けざる者たち』をiPadで再見した。
この映画を観る度に、戦うということ、他者と競い合うということも悪くないなと思う。
とは言いつつ、マンデラ自身は27年という長きを肯定しがたい状況で命をかけた戦いを強いられてもいたわけだが。
宇多丸の評論で本作における、詩、ダンス、スポーツ、儀礼などがどうしてあるのかを言及していた。
それらを"表現"とくくることができるとしたら、その"表現"が人から人へと伝播することによって、その魅力的な"表現"は人々を鼓舞し、もっている力以上の力を出す原動力となり、それはきっと世界を変える事ができる力になるかもしれない。
そんなささやかな祈りのようなものの力を描いている。
そういう意味ではオールブラックスのハカ[Haka]にはそいう力があるなと思う。


宮崎駿が蛇蝎の如く嫌っている、と、噂されている『永遠の0』の劇場公開が今週末から。
原作小説をもとにした漫画は読んでいるが、オイラとしては『風立ちぬ』よりこっちの零戦のパイロットの方に思い入れがある。
だけど原作者が渡部昇一なんかと対談本をだしやがって(笑)。
零戦のことだけならまだしもこの原作者、渡辺なんていう胡散臭い奴と対談するなんてなあw。


先週土曜日、岩盤浴とサウナとストレッチ。
岩盤浴もサウナも風邪がテキメンに治るというわけではないようだなあw。


そんなわけで先週は健康的な事をまったくやっておらず、体重もそらおそろしくて計ってない(笑)。
できれば今週から健康生活を再開させたいと思っている。


で、Nike+ FuelBand SEで設定した目標値にまったく届かない先週だった。
通勤で早歩きもせず、会社でも階段を使わないと数値があがらないということがわかったのでw、取りあえずNike+ FuelBand SEは信頼出来るウェポンだな。


『漫喫漫玉日記 深夜便』
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Amazonで書籍購入。
発売していたのをまったく知らずにいた。
ソッコーで注文して購入。
桜玉吉を飢えさせてはなんね。
その為にも著作を買う事は惜しまない。
なんならKindle版が出たらまた買ってもいいぞ。
作家としての独自性、才能、それらに恵まれていながら......。
どうにもならないってことはあるよな。
この人には少しでも長生きしてもらって、一作でも多くの作品を描いてもらいたい。


『ストロボライト』
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AmazonでKindle版購入。
作者の青山 景という人は自殺されているんですな。
本自体は前から気になっていたんだが、風邪をひいた寝床で読むのになんかないかと探していた時に本書を見つけた。
買うと819円もする本がKindle版だと250円で読めるということもあって購入。
非情に好みの画と内容。
この人の本、もっと電子化されないかしらん。


『かわいいころを過ぎたら 『ママはぽよぽよザウルスがお好き』リュウの思春期ルポ』
『かわいいころを過ぎたら アン18歳 『ママはぽよぽよザウルスがお好き』 アンの思春期ルポ』
『20歳は過ぎたけれど 『ママはぽよぽよザウルスがお好き』リュウ&アン成人編』
『夫とふたりでもうまく暮らすコツ 『ママはぽよぽよザウルスがお好き』 ダーリンとのその後』
『青沼さん、BL漫画家をこっそりめざす。』
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風邪気味の布団のなかからiPadで一気に大人買いw。
すべてKindle版。
作者の子供の幼少期を描いた『ママはぽよぽよザウルスがお好き』にはまったく興味がなく読んでなかったのだが、子供が大きくなって生意気になっていってからのルポルタージュは面白そうだと思い購入。
実際面白かった。
画も意外と言っては失礼だが、上手かった。
育児漫画の先駆けのような立ち位置だったかな。
大人の言い分の肯定。
かつて子供だった時は両親を含めた大人の言い分にカリカリしていたものだが、実際自分が大人になるとその大人の言い分というのが生活の上で楽チンだということがわかるものだ。
「大人になったらわかるわよ」
と言った母親の意見は正しかった(笑)。
大人になって大人としての生き方の肯定をしつつ、かつて子供だったときの事を自分の子供をみることで思い出して揺れ動く。
親、というか、母親ってのは楽しいのかもしれないと思いをはせる。
結婚もせず女でもないwオイラにはこの楽しさってのは分かんないんだろうな。
つくづく男親ってのは影が薄いよな。
女の人は自分の分身だという事が確実に実感できるけど、男はその実感が希薄だからかなあ。
どこまでもパワフルなのは女性だよなあと思う。


今週はこんなトコで。
by 16mm | 2013-12-15 20:15 | | Comments(2)

『クロニクル』『モンスターズ・ユニバーシティ』

先週土曜日、母親の通院の送迎。


先週土曜日、歯のメンテナンス。
治療後先生との雑談。
レンズについてのアレコレについて色々伺う。
この日で今年の治療は終了となる。


先週土曜日、岩盤浴、サウナ、ストレッチ。
少々喉がいがらっぽい。


先週の健康(笑)。
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非情に平ベッたい、起伏のない体重の推移にみえるが、そうではないw。
コンマ以下の減る増えるになって、その日のちょっとしたツマミ食いがよりダイレクトに数値として反映している、ようなしてないような(笑)。
相変わらず"なんちゃって"ではあるが炭水化物抜きを意識しつつやっている。
この方法を採用しての利点はなにより体重が減っているということで確認出来ると思う。
その他間食を止めたとかコーラ類を飲まなくなったということもあるかもしれないけど。
それと朝の眠気がかなり解消できている。
炭水化物=眠気という図式は当てはまるようだ。
ただ色々と難点も出てきた。
まず便秘気味になった。
更におならが臭い(笑)。
おならはともかく食物繊維のサプリメントもとっているし野菜も割と積極的に取っているはずなのだが。
別のサプリを試してみるかな。
血糖値を計る器具もAmazonで売られているのだが、いつも血を採らなくちゃならないのはイヤだなぁというのと、衛生面での面倒臭さでそうしようか。
血糖値の数値を指標に取り入れるべきであるのは間違いないんだけどねえ。

先週のNike+ FuelBand SEについては目標値を3500にあげたらまったく達成できないどころか、3000を越えるか越えないかぐらいの数値になってしまった。
意識的な負荷のかけ具合が問題なのかもしれんが。


『BLUE GIANT(1)』
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Kindle版購入。
毎回連載を立ち読みしているにもかかわらず新鮮な気持ちと驚きがあった。
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初めてのライブで散々に叩かれた後に顔を洗って夜空を見上げての台詞。
この表情とセリフ。
このイズムなんだよな。
こういうのを不屈さというんだな。
この清々しいまでの不屈さを自分にもと思う。
オイラはジャズどころか音楽もまったく詳しくないのだが、主人公のプレイのような無茶苦茶なのに魅力があるというのがどういうものなのか分かりかねているが、こういう物語を読んでいると努力するってのも悪いことではないのだな。
諦めの悪さというモノでさえ武器になりえる。
諸刃の剣ではあるだろうけど。


高畑勲の『かぐや姫の物語』。
竹取の翁が竹林で小判を手に入れて成金となって都にあがるというのは元の話でもあったと思うが、この小判、誰が誰のために渡したものなのだろうか?
月から着た姫が野蛮人のいる地球で困窮しないようにとの配慮から、月がもたらしたものと考えればいいんだろうけど、そんな生臭い話でいいのかな?
翁がものすごく潔癖な男で、出所の分からないカネを持つ事を潔しとしないという事もあった筈だ。
結局姫はカネで買える豊かさを手に入れる事はできたが、もうひとつの可能性としての幸せを手に入れる事はできなかった。
どうもこの作品の中核には人間の"堕落"という主張が見え隠れしているような気がする。


『クロニクル』
AmazonでBlu-ray購入。
つい最近観たばかりの映画であるが面白い。
スピード感のある手際のいい演出。
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通常映像作品はカメラを意識させないような演出をするが、本作は徹底的に観る側にカメラを意識させる。
それはこの映画が主に一人称視点的な演出がなされているということもあるが、それ以上にカメラを意識することでアンドリュー達の超能力をダイレクトに意識する事になっている。
おそらく上のカットだってアンドリューがビデオ・カメラを宙に浮かせてカメラをゆっくりと後退させてるんだな、とか。
宙を浮いていく映像も超能力によってなされているということが自然に観る側に伝わる。
この事によって一人称視点でありながら三人称的な映像も成立させうる見事のアイデアだ。
なので他の一人称視点の映画(『クローバーフィールド/HAKAISHA』や『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』)よりもドラマチックな映像が可能になったアイデアなのだ。
しっかしこのアンドリューを演じたデイン・デハーンって力のある顔つきだなあ。
レオナルド・デカプリオに似てるような感じが吉と出るか凶とでるか。

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やはり物語中盤の空を飛んでるシーンがいいね。
三人のボンクラなガキどもの最後の幸せな瞬間。
こんな幸せは長くは続かない。
幸せってのは瞬間でしかないのかもしれんな。
思春期の屈折といえば片付けられそうであるが、この力の開放以降、主人公のアンドリューは破滅への道をひた走っていく。
果たして、アンドリューは父親から愛情を注がれていなかったのであろうか?
アンドリューが入院したベッド脇に座った父親がアンドリューの手を握ったことで、まったく愛情がなかったとは言えないような気もする。
息子も父親もどちらも屈折していて、上手く結び合わなかったような。
大友克洋フォロワー的な映画としては相当に上質だろう。
本年度ベストだな。


『モンスターズ・ユニバーシティ』
Blu-ray購入。
ピクサー的には前作の『メリダとおそろしの森』がオイラ的にはかな〜りビミョーな作品で、本作の後に公開されるプレーンズ』なんかもなんだかなと思っていた。
あ、『プレーンズ』ってピクサーは制作に関与してないのか(笑)。
それはともかく、オイラとしては『トイストーリー3』以来の気分よく見終える事ができた作品だ。
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この後ろのバスの反射な感じもすごいなと思うんだけど、この緑色のボールのマイクが本作の最後でもっとも愛すべき主役の顔になっていくのがすばらしい。
この造形に感情移入をさせるピクサーの手腕の見事さ。
マイクは主役には違いないんだが、本作でマイクは一度として勝てていない。
マイクの唯一の武器である努力というものも現実の前ではまったく通用しないという厳しさを描いている。
ともすれば、努力する事の否定になりかねないわけだが、それこそ努力すればどんなことも可能だなどと甘い事を言わないところに好感がもてる。
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トロフィーに映るマイクの恐ろしい姿は歪んだ幻影でしかない。
ありとあらゆる人間からこわがらせる才能がないと言われ続け、友人のサリーでさえもマイクに才能がないということを突きつける事態になったときの絶望感。
多かれ少なかれこんな体験をしてきた人間は多い筈だ。
ただこの物語に希望があるとしたら、実はだれ一人として才能のあるなしを絶対的なものとして正しく正解を言える者はいないということだ。
モンスターズ・ユニバーシティーの学長でさえその才能を見切れる事はできなかった。
マイクとサリーのコンビネーションが莫大なエネルギーを生むなどということを考えもしなかった。
才能の有無などは所詮誰一人判断出来る者はいない。
それに向かう努力で才能を凌駕できるかもしれないし、できないかもしれない。
しかし、そんな事はやってみないとわからないではないか。
無駄とか無駄ではないとかではない。
人間、所詮努力する事ぐらいしかできない、そう思う事が苦痛ではなくなった。
オイラはそう感じた映画だった。
タイトルのモンスターズ・ユニバーシティーということから、サリーとマイクはその大学を卒業してモンスターズ・インクに就職したんだと思いきや、思い切りドロップアウトしてるやないか(笑)。
それでも腐らず、諦めなかったから『モンスターズ・インク』に二人がいる。
そう思うとものすごく心強い。
すくなくとも何かをやるのに最初から諦めるべきではないということだな。
才能に関するシビアでキビしい映画であると同時に、努力しようとする人間に対してものすごくやさしい映画であったと思う。
困った。
この映画も本年度ベストだなあ(笑)。

by 16mm | 2013-12-08 20:36 | 映画・DVDの感想など。 | Comments(2)

本色々

久々に映画館にも行かず、映画の録画もBlu-rayも観なかった。
『キャプテン・フィリップス』を観に行こうと思っていたのだが、監督がポール・グリーングラス。
これまでこの監督との相性が非情に悪かったので取りやめに。
録画した映画も日が経つとなかなか観る気にならんね。


先週土曜日心療内科。
特に問題なく同じ薬を処方。


先週土曜日、岩盤浴、塩サウナ、ストレッチ。


先週の先週のNike+ FuelBand SE。
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水曜日は残業調整で会社を休んだ。
やはり会社行かないと活動をまったくしていなということだな(笑)。
先週末に一日の目標値を3500にした。
現状3500だと目標がちょっとキツいかなと思えるのでその設定に。


先週の体重。
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一応90kg以下をキープ(笑)。
体重の減りもきになるところであはるが、減っていても実は筋肉が落ちてるだけだったり、体重が増えていても脂肪が減って筋肉が増えてることもあるので判断は多角的にしないといかんな。
先週末から炭水化物を集中的に排除にかかる。
手始めに本日の家飯の晩ご飯の米を抜く。
で、明日から更に朝の米も抜くつもり。
芋類も段階的に排除。
肉と魚と野菜のタンパク質と脂質の摂取のみにする。


『炭水化物が人類を滅ぼす~糖質制限からみた生命の科学~』
『医療の巨大転換(パラダイム・シフト)を加速する―糖質制限食と湿潤療法のインパクト』
『傷はぜったい消毒するな~生態系としての皮膚の科学~』
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三冊ともAmazonでKindle版を購入。
夏井睦という医師によるものである。
まあ早い話が、突然炭水化物の排除をしたのはこれらの本の影響ではある。
先週、写真週刊誌のFLASHで夏井氏の記事が2頁あり、それを読んだのが切っ掛けだ。
実はまだ『炭水化物が人類を滅ぼす~糖質制限からみた生命の科学~』の途中までしか読んでいないのだが、内容はなかなか面白い。
この本を読んでいると本当に炭水化物を排除すれば、人類なりゆきでなんとかなりそう、ってな幻想をいだかせる(笑)。
パンはともかく日本人としてコメ、寿司が喰えないのはなあと思う気持ちはあるんだが、このあたりはタバコや酒なんかと同じで、炭水化物を嗜好品として位置づけることで解決できそうだ。
吸いすぎや飲み過ぎがイカンように、炭水化物も食べ過ぎに注意すればまったくダメということではないのだと思う。
ただ糖尿病と診断されたオイラにしてみれば、食品交換表でコメの飯を食べつつ量を制限するより、血糖値上昇のもとである炭水化物を集中的に排除するほうが理にかなってるし、楽チンに思えたのも事実だ。
血糖値をあげる唯一の栄養素は糖質(炭水化物)。
脂質をたらふくとっても血糖値はあがらないらしい。
血糖があがらなければ糖尿病ではない。
なんか新興宗教に騙されかけのような感じになっているが、実はオイラも完全に信じているわけではない。
この手の方法論はそれに対する対論も知るべきだと思うし、なにより本の著者である夏井氏は医者であるから、自分の体調を感覚だけではなくサイエンスの知識を動員して自己管理を行っているので、オイラのような素人が鵜呑みにして無茶をするのは良くない結果にもなりそうだ。
なので、オイラのやり方を他人様に勧めることは現時点ではしない。
病院にいかずに自己完結的に楽チンにできそうだと思っているからに他ならない。
取りあえず自分はいま特別な事をしているという自覚を常にもって、体重と体調の管理を今まで以上にシビアにやろうと思っている。


『BLUE GIANT(1)』
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待望の第一巻。
本屋で危うく買っちまうとこだったよ(笑)。
12月4日にKindle版が早々に発売される。
書籍の単行本が早く発売されるのは仕方ないにしても、Kindle版がでるのかでないのか?出るならいつなのか?ぐらいはアナウンスしてもらいたいもんだね。
作者の石塚さんは電子書籍に鷹揚な人のようだ。
またサイン会やってくれんもんかしら。


『いいとこ取り! 熟年交際のススメ』
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本屋で書籍購入。
信じられん事だ。
サイバラの本で初めてつまんない本だと思ったよ(笑)。
まあたまには大振りで三振もあるやね。
オイラ以外の人にはウケてるのかしらん?
買って損したとすら思えたけどね(笑)。


『天の血脈(3)』
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いつのまにか、知らない間に出ていた(笑)。
内容はともかく本巻でのヒロインである翠が非情に生き生きと描かれていてうれしくなった。
久々に安彦ヒロインにハートを鷲掴みされた感じである(笑)。
大杉栄が色男すぎないか(笑)。
吃音のある人だったらしいけどそのあたりはスポイルされてるか。


『ドラゴンクエスト ポータルアプリ』
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先週これが無料だと知って速攻でDLしたよおぢさん(笑)。
やっぱり名作だよな、コレ。
こんかいのコレのすごいとこはオートセーブがいつのまにかできちゃってるところ。
なので途中で死んでも旅の記録を保存しないでもう一度アプリを開き直すと
"オートセーブから再開する"
の項目で入れば、死ぬちょっと前ぐらいからギルも減らずに再開出来るうれしい機能(笑)。
ちょぼちょぼとはじめてますわ。


とうとう来たw。
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コイツがw
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SONY α7R ILCE-7R。
やはりというか当然というか、CarlZeiss Hologon 16mm F8.0はつけられそうもない。
いや、つけてみた強者はいたが、とても真似出来ない(笑)。
後はリコー GXRにフルサイズが出たらホロゴン様に買うしかないかな(笑)。
ただここ数年防湿庫の場所取りになっていたContax系のレンズがオリジナルのサイズで使えるのが悦ばしい。
特につかってなかった、CONTAX Distagon 18mm F4が本当に使える様になってうれしい。


今週は母親の通院の送迎。
歯のメンテナンス。
by 16mm | 2013-12-01 21:52 | | Comments(2)