<   2014年 03月 ( 7 )   > この月の画像一覧

2014年第2回更新のお知らせ

本日メインHPにて"A Farewell to Arms"をUPしました。
お暇な方、ご覧いただければ幸いです。
by 16mm | 2014-03-30 21:11 | メインHPと更新のお知らせ | Trackback | Comments(2)

『アナと雪の女王』

先週土曜日、車の修理。
フロントガラスのヒビと前後のブレーキパッドの交換。
朝から夕方までの約半日を代車でブラブラするw。
キーを差し込まないでボタン一つでエンジンスタートの方式にビビるw。
1800ccとは思えない加速。
良いわねえ、と思う(笑)。
フロントガラスは保険で。
ブレーキパッドは約4万円。


先週土曜日、岩盤浴、赤外線サウナ、ストレッチ。


コンビニのビーフジャーキーは厚切りが好みである(笑)。


本日日曜日、雨が降ってるのに花粉症で鼻づまり気味。
以前のようなパニック障害はおきてないのでホッとしている。


c0022635_19331175.jpg
愛用のBoseのヘッドフォンの電気接点の接触が今年の一月くらいから悪くなっていて右側の音が聴こえなくなっていた。
現在持っているのは2代目で、ぼちぼち三代目を考えなくてはなるまいか。
まったく聴こえないのではなく、ヘッドフォンの長さを調整するパーツの位置によって右側の音が復活していた。
それでなんとかだましだましやってきたのだが、先週はその位置が更に微妙なものとなりwなかなか右音が復活しない事態となっていた。
......
今月と来月と物入りであったのでなんとかその微妙さでかわせればと思っている(笑)。


『百姓貴族(1)〜(3)』
c0022635_16552418.jpg
AmazonでKindle版を一気に三巻購入(笑)。
このマンガが以前から出ていたのは知っていたし、この漫画家が大ヒットの『鋼の錬金術師』の作者で、女性であるということも知っていた。
『鋼の錬金術師』は読んでいないのになぜ突然に既刊全部購入という挙にでたか(笑)。
c0022635_17044061.jpg
まあ、だらだらと"ノ - 痛いニュース(ノ∀`) - ライブドアブログ"を読んでて、普段まったく気にかけない左柱の広告に眼がいったわけ(笑)。
c0022635_17084184.jpg
こんな広告が眼についてなんとなく「面白そう」と感じちゃったのよ(笑)。
したらこれが無茶苦茶面白い。
作者がホルスタインで眼鏡かけてるし(笑)。
そんな恰好の作者がものすごく真面目な事を言ったり、憤ったりしている。
「コイツは信用できる」
なんかそう思ったですよ(笑)。
"銀座でベコ飼え"
"ヒルズを耕せ"
まっとうな怒りをエンターティメントの形式で読ませる技術とそれを読む楽しさよ(笑)。
なによりも北海道の農作業の方々がカッコよく思える。
そう思わせるように描いている。
更にこの作者の荒川弘の働きっぷりを知るにつけ、オイラは本当にダメだと思うね。
いや、荒川の百分の一ぐらいの努力ならオイラにも出来そうではないか。
作者の荒川氏、妊娠出産をしていても連載を落とさないというから、そもそもの気合いが違う。
三巻全部を通読して本当に面白く楽しめた。
面白いし、ためになるし、サイコーじゃないですか(笑)。
ただ、それに続けて『鋼の錬金術師』を一巻Kindle版を購入したのだが、いまいちピンとこず(笑)。
『銀の匙』も未読である。
でも本作はむちゃくちゃアナーキーで最高でございました(笑)。


『ヴィンランド・サガ(14)』
c0022635_17213058.jpg
待望。
やっとこでたよKindle版(笑)。
途中なんど書籍版を購入しようと思ったか(笑)。
取りあえず本巻で物語の一区切りをつけた状態。
その区切りで終わってもよかったのだが......いや終わった方がもしかしたら良かったのかもしれんが。
というのは物語がとてつもなく壮大で現代においてすらまったく解決の目処すらたっていない領域に踏み込もうとしているからだ。
つまりこの世界で行われている争いをどうしたら回避しえるのか?という大命題だ。
更に本作は深くこの問題に切り込もうとしている。
多数派からはじき出された少数派はどうやって生き延びたら良いのか?
多を生かす為に少を犠牲にしない為には?
うがった見方かもしれんが、多くの人間が"善きもの"としてい認識している"民主主義"という思想に対する懐疑の表明であるのかもしれない。
いったいこのひろげた風呂敷をどう閉じるか。
今後<マジに>期待したいところだ。
c0022635_18565996.jpg
本巻の後半が(作者の持ち味とはいえ)、笑いに走った表現になっていて上のトルフィンの表情を重く受け取っていいた身としては結構戸惑ってしまったけど(笑)。
まあ、重い話の幕間を和らげる久しぶりのユーモアであった。


『まんが極道 1〜7』
c0022635_19154879.jpg
Kindle版が出ると告知があって約一月程。
もう本当にお待ちしてましたという感じ(笑)。
またもイッキに既刊をイッキ買い(笑)。
Kindle版は書籍と違って何冊購入しようと持った時の書籍自体の重さが自分の小遣いに跳ね返っているという意識が低いので(笑)。
所詮電書はブラウザ上でボタンをポチポチするだけだもんね(笑)。
以前から作者の唐沢なをきには興味を持っていた。
それも『まんが極道 』。
なんという魅力的なタイトルか(笑)。
Amazonのレビューで富野<禿>由悠季監督が「絵を描く仕事をしたい」という高校生に対して「プロの世界の厳しさを知るためにこの本を読め」と言ったとか(笑)。
本書の内容を読んで禿監督はなんて身も蓋もないこといったのだろうと大笑いしてしまった(笑)。
まだ現状三巻までしか読めていないが、毎月このクオリティー叩き出している作者の鬼才っぷりは十分に畏怖の対象だ。
作品を創出する屈折さかげんがパねえ(笑)。
そういえば唐沢なをきも北海道出身らしい。
荒川弘も安彦良和も吾妻ひでおも。
理屈抜きに良い画を描く人が多いような気がするねえ。


『アナと雪の女王』
c0022635_19514843.jpg
先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
本年度のオスカーをとった話題作。
ジョン・ラセターが製作総指揮とはいえ今更ディズニー印を観てもなあ、とまったく観る気ははなかった。
キャラデザインもオイラんはピンとこな感じだったので。
が、会社の同僚が本作をご家族で観に行って大変良かったらしく、これまた大変強くオイラに勧めてきた(笑)。
ので、そんなに言うならと、先週も観たい映画がなかった事もあって観に行ってみた。
ディズニーでミュージカル、である(笑)。
とくにオイラはいままで多くのミュージカル映画を観に行っては途中で気絶する仕様なのだ(笑)。
んが、しかし、たいへん良い映画だったよ。
観に行ってよかった。
地元の近場の映画館では吹き替え版しかやっていない。
地元だけではなく本作の多くの上映は吹き替え版であろう。
本作の成否はミュージカル作品として成立させる為に通常の吹き替え役者人選以上に歌による表現力が問われる。
主役の声を担当したのは松たか子と神田沙也加。
なんか観る前から名前ありきのキャスティングだなあと思っていて、それが本作を敬遠していた部分ではあるのだ。
10000歩譲ってw松たか子はいいとして、神田沙也加ぁ(笑)。
とまあ、こんな感じで(笑)がつくような感じだったのよ。
それがまあ、オイラ自分の不明を恥じたね。
二人ともすごいや。
ミュージカルで歌で作品に没入できればそれだけで五億点なわけよ(笑)。
どれくらい関心したかというと、速攻iTunesで本作のサントラを買ったぐらい。
松たか子演じる氷の魔法使いエルサが自分の国から逃げ、山に自分の城を氷で築くシーン。
今まで自分の魔法を忌むべきものとして抑圧していたエルサが、初めて自分の力を思い切り開放する。
この力の開放の喜びが松たか子が歌う"レット・イット・ゴー"によって観る側の気持ちをも高揚させる。
久々に鳥肌がたつほど感動したよ、おぢさんは(笑)。
もうこの歌声とビジュアルを見せられただけでも3億点プラスだ(笑)。
で、神田沙也加については有名人の子女という部分でしかみてなかったんだけど、本作ではまっとうな役者としての存在感を見せ付けていたね。
これもオイラの不明だった(笑)。
声が母親に似てるのね(笑)。
ローカライズした日本版で二人の役者だけですでに8億点(この点数にはなんの根拠もありませんw)なわけだが、ヴィジュアルの表現も相当にすごい事になっていた。
狼とのチェィスのようなアクションシーンなんかもあり映画としての見応も良い。
ところで、本作はテーマの一つとして"愛"を表現しなければならなかった。
王国の話であり、お姫様が出てくれば王子が出てきてラストにチューすれば"愛"が表現されるという幻想がある。
実際、様々な映画で男女のキスシーンを入れ込む事で彼等の愛を表現している手法がとられてきた。
家族の愛を表現するのに異性とのキスのような感じのキスをする事はないだろうし、同性愛のキスもまだまだ<自分も含めて>偏見でみてしまう。
本作で表現した"愛"の内実というのはより普遍性のあるものだ。
本作ではその"愛"の内実を"自己犠牲"で表現していた。
王子や他の男の手を借りずに"愛"表現した大変な意欲作であったと言える。
こういう作品を子供が多く観るメディアで作られるのはかなり意義がある。
こんな感じで本作については相当にベタ褒めなのであるが、一カ所、本作の悪役(それほど悪役ではないけど)であるハンス王子の豹変ぶりが唐突すぎたってことだろうか。
宇多丸の評論によると、本作での悪役は当初エルサだったらしい。
が、氷の城をつくるエルサが歌う"レット・イット・ゴー"が歌として良すぎた為にwこれを歌うのが悪役である筈はないとの方向転換がなされ、無理くりハンス王子を悪役に仕立ててしまったというのが真相らしい。
そのあたりが物語上の唐突さになりノイズになってしまった感じなのである。
とはいえ、全体のデキで考えれば些細な欠点にしかみえない。
Blu-rayが出たあかつきには買うであろう。


今週末は心療内科と歯のメンテナンス。

by 16mm | 2014-03-30 21:00 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)

『大統領の執事の涙』

先週土曜日、母親の通院の送迎。


先週土曜日、岩盤浴、赤外線サウナ、ストレッチ。


本日日曜日、三ヶ月ぶりに革ブーツのメンテ。
玄関に置きっぱなしにしてると強烈な西陽で脂っ気はなくなるは色はアセるは(笑)。
狭い玄関、なんとか日影になるところに置いておこう。


こないだ一瞬だけFacebookのアカウントを作る。
朝作って夜には削除していた(笑)。


昨年からやっていた"LINE PLAY"のアカウントを削除する。
理由はたいした事ではないが、つまり
c0022635_18134014.jpg
課金が結構な額になっちゃったのよ(笑)。
いや、実際は一万円も課金はしてないんだけど、やり続ければ時間の問題ではないかと(笑)。
アバターを作って見ず知らずの友人がたくさんできて、彼等と良好な関係を築く為にも課金は必要だと思っていた。
で、友人が増える度に不義理をしちゃいかんと課金していたわけなのだが、これがやってると抜けられなくなるね。
オイラの周りに集まってくれた人達も良い人ばかりだったので余計に不義理にできない。
義理を欠いたらなんかディスられるってことはないと思うんだけど。
実際に会った事もなければ声も聴いた事のない相手に対して義理を欠く事に良心の呵責を感じる想像力を普通の人間はもっているのだな。
顔を突き合わせての人間関係だってお金は必要なわけなので、アバター同士の付き合いにもお金がかかって当然だとも思う。
ただ決定的に違うのは、"LINE PLAY"で使ったお金は相手の為に使っているようで実は銭自体はこのアプリを公開している会社に落とされるということである。
これが不当だというつもりはない。
ただ、友達付き合いに銭を使い続けるのには限界があるので選択肢を設けてほしかった。
"LINE PLAY"のなかでクエストがあってそれを行う事でその世界で使用される<ゴールド>や<ハート>を取得できるとかね。
そうなるとアプリを作ってる会社の実入りは少なくなるし、クエストを実際に作るという手間だってかかるわけなんだけど。
というわけで、オイラに関して言えば持ってたゴールドを友人達への心ばかりのギフト(アバターが使うファッションやインテリア)として使い切って終わりにした。


『武器よさらば』
c0022635_19132329.jpg
Amazonで書籍購入。
買ってから言うのもなんだが...というか、カネを出して買ったからこそ言えるのだが、いったいどういう了見でこの本を出したのであろうか?(笑)。
映画のタイミングで出すなら分かるんだけど今の時期になぜ?
今更表題作のコミックを大判で読んだってなあ。
大友克洋が紫綬褒章もらった記念か?
だったら大友の単行本未収録の作品を刊行するとかさ。
あ、でもその未収録モノに関しては大友は刊行するつもりなさそうだしw。
なんとも妙な判型で無駄に大きい本なので本棚に入れる事もできない(笑)。
大友とカトキハジメの対談がまあまあ面白かったぐらいで、掲載されている設定資料にはさほど興味が向かない。
アニメの設定画を大友が描いているんなら別だけどそうではないし。
これで3000円は高いよな。
大友は単行本刊行に際しても判型を大きくしたいという希望を編集に言い続けたと対談で言っていた。
大友程の画力の人なら当然だとも思うが、この『武器よさらば』の判型って実際の原稿サイズよりも大きいんでないかい(笑)。
どうせなら大友の原稿を写真で撮った生原稿も掲載するとかしてもらいたかった。


2014 4.5 ビッグコミックオリジナル誌。
久々に購入した面白い作品が二つあったからだ。
一つは『MASTERキートン Reマスター』
アクションのない内容ながら、父親と娘の交流を描いた良作。
久々に浦沢直樹を面白いと思った。

もう一つは『北狼 ラストハンター』。
石塚真一の不定期連載作。
この人は本当に自分で表現したいものを純粋に描いている感じがして好感がもてる。
一発当てたろ的な山師的な部分がなく、近頃珍しいぐらいに自分の描きたいものを描いている作家だと思う。
雑誌の最後に石塚さんのインタビューが載ってるのもうれしい。
相変わらずの素敵な笑顔である。


『BLUE GIANT 2』の単行本発売の告知が誌面に載っていた。
c0022635_20374781.jpg
"高く低く速く上手く強く-いや、もっと大きく響くはずだ。"
宣伝コピーもカッチョいい。
久々にカッコイイと思えるコピーを見た気がする。
『BLUE GIANT』は前巻も単行本刊行からわりとすぐにKindle版が出たので楽しみである。
連載も立ち読みしているので内容は分かっているのだが楽しみでしかたない。
あのアツイところまで2巻でいくかしら(笑)。


『白竜LEGEND~原子力マフィア編 上巻 下巻』
c0022635_20420267.jpg
AmazonでKindle版購入。
いつ出るかいつ出るかと気をもんでいたらいつの間にか出ていたので速攻で購入。
どういう思惑であるのか『白竜』の単行本のナンバーを外して『原子力マフィア編』として独立させている。
内容的に特別なものだからそうしたのだ、と良い方に思っておこう(笑)。
どこのどんな企業にでも言えることだが、
<企業努力>という言葉のコストダウンの裏で危機意識のないいい加減な事がまかり通ってると思うと背筋が凍るね。
高い金額にも安い金額にもそれぞれに理由があるものだという事を肝に命じたい。


『I am 釈由美子写真集』
c0022635_20523390.jpg
AmazonでKindle版購入。
Kindle版の写真集、安いね。
書籍で3150円のところがKindle版だと1000円だから。
釈由美子は結構好きな女優なのだが、この写真集、最近めずらしいぐらいにブレボケなしにキッチリと撮られた写真集。
やはりオイラはブレやボケを躍動感というくくりで肯定的に見る事ができない。
この写真集のように硬いくらいの印象のシャープなものの方がすきだ。
おぢさんなのでw特に全裸が見たいということがないせいか、素直に綺麗でカッチョイイ写真だなと比較的見返している。
ちなみに見てる時はノンエロスでございます(笑)。


ComicWalker
電子書籍を出してるところが増えているというか、乱立気味な気もしないではない(笑)。
オイラに関して言えばAmazonでKindle版でなるべく購入するようにしている。
深い理由はない。
最初に買ったのがKindleだからに他ならない。
で、Kindleで出てない本は他のところから買う事になるのだが、ここにきてComicWalkerなるところがでてきた。
新参で書籍の量は圧倒的に少ないのだが、決定的なキラーコンテンツを持っている。
『機動戦士ガンダムTHE ORIGIN』。
しかもフルカラーだよ(笑)。
いまのところタダだよ(笑)。
まあそのうち課金はあるとしても安彦良和に全部着色させる腹づもりか(笑)。
それならかなりうれしいぞ(笑)。
今後電子書籍を出してる版元は他の版元との差別化がすすんでいくかもしれない。
作家の囲い込みが今より激しくなるかもね。
そうなるとある時一気に電子書籍にすべてが変わりそうで怖いわw。


アカデミー賞を取った『それでも夜は明ける』が地元で上映しない(笑)。


『大統領の執事の涙』
先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
今週で上映終了なのでギリギリの滑り込みであった。
そもそも地味なタイトルで食指がまったく動かなかったのだが、雑誌でこの映画の監督が
c0022635_22152272.jpg
黒人ゲイ(笑)のリー・ダニエルズだと知ってあわてて観に行ったのだ(笑)。
彼の監督作である『サイレンサー』はオイラの生涯ベスト級だからね。
この監督なら観なくてはならない。
やはり非情に面白い作品であった。
映画は黒人の執事がホワイトハウスで仕事をしていた34年間を描いている事になっているが、実際はもっと長い。
主人公のセシルの少年時代から老人になるまでを2時間チョイで描いている。
そのスピード感と手際の良さはさすがだな。
本作、黒人の執事が歴代大統領に仕えていたそれぞらのエピソードを描いているのだが、どの大統領にたいしても描き方が結構肯定的なのだ。
政治的な深い部分にまで踏み込む事はせず、おもにその大統領の個人的なひととなりが好意的に描かれている。
たとえばレーガン大統領などは政治的な視点で見ればタカ派で見識のあまい人間だったということになるのだろうが、個人としてのレーガンは周りに内緒で寄付するような人だったりとかね。
ただ各大統領の描き方で共通しているのは、対黒人に対するスタンスだ。
描かれたどの大統領も黒人の問題を政治的な立場を表明する為の手段としか考えていなかったように思えた。
いや、実はちょっとでも黒人問題に踏み込んだ政策をしようとするとケネディのように暗殺される。
これって穿った見方をすれば、積極的にやろうとすると敵からも味方からも叩かれ、実は常に暗殺の危険のただなかにいるオバマ大統領の立ち位置を描こうとしているのかなと思ったり。
ことほど左様に彼の国は黒人に対する考え方をただしてきていたように見えてほとんど<奴隷時代とはいわないが>公民権運動の前ぐらいと変っていない。
その時代の流れを主人公である黒人執事のセシルとして
c0022635_22555393.jpeg
フォレスト・ウィテカーが左目をひしゃげながら熱演。
やっぱ上手い役者だわ。
カッコいいし。
アメリカの古き良き父親像を体現している。
なによりも家族を思い、社会から黒人として不本意に扱われている事に対しても耐え忍ぶ事を体得している。
だから自分の息子が公民権運動に走り、そこでくっついた行動的な女に対しても、慎みのない無礼な女にしか見えなかったのもしょうがない(笑)。
黒人として、アメリカの中枢で働く国民として生きてきたセシルも次男をベトナム戦争で亡くし、歳をとり、ほんの少しづつであるがかわっていった。
それは時代の潮流の所為かもしれないし、長男の行動によるものかもしれない。
耐え忍ぶだけではなにもかわらない。
ときには寅の威を借りてでも主張を押し通して自分をかえ、世間の見方をかえていく。
映画の後半はそんなセシルのささやかな戦いが描かれていた。
そのささやかさがリアルなんだな。
ところで本作の監督であるリー・ダニエルズによるとアカデミー賞には黒人制作の映画ノミネート枠は一つしかないとか。
なので本年度アカデミー賞は『それでも夜は明ける』がノミネートされた(作品賞は受賞したけど)。
本作のような作品がノミネートすらされない映画賞ってのもくだらないもんだなあ。
良い映画であった。


今週やっとこ車のフロントガラスの修理。


by 16mm | 2014-03-23 23:22 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)

『Drossel von Flügel』

c0022635_23163176.jpg
c0022635_23162579.jpg
c0022635_23162098.jpg
c0022635_23163833.jpg


by 16mm | 2014-03-16 23:19 | figure | Trackback | Comments(2)

『ロボコップ (2014年の映画)』

先週土曜日、歯のメンテナンスに。
美形で剽軽な歯科衛生士女史に歯石をとってもらう。
先生と雑談。


本日日曜日、岩盤浴、赤外線サウナ、ストレッチ。
岩盤浴はサラサラ汗が耳に入ってこないように耳栓をするようにしてから結構快適に過ごせる様になった。


先日小銭入れを紛失した件。
原因はオイラが痩せたからであった(笑)。
全体的にボディが膨張していた頃のオイラであったときは、ジーンズの尻ポケットに小銭入れなんかを入れていても問題はなかった。
なぜなら、宇宙が膨張し続けているようにオイラも膨張し続けていたのでwスリムなジーンズでなくても常にピチピチのパッツンパッツンな状態ではいていたわけ。
そのおかげで常時尻ポケットの財布はオイラの尻の圧力によって押し付けられ固定されていた(笑)。
それが最近の<若干な>激やせ(笑)傾向のおかげで尻の膨張力が低下。
ゆるゆるのガバガバになった尻ポケットに入った財布は椅子に座ってちょっとした姿勢の変化でもスルリと飛び出てしまう事態となってしまったw。
こないだAmazonで購入した小銭入れがイマイチ気に入らないので、密かに失くしてしまいたいと思っているが、なかに入っている小銭もオイラにとっては大金の部類にはいるのでwどうしたものか(笑)。


iPadとiPad miniを常時使用し、他人にとってはどーでもいいメモ書きを(笑)最近"Evernote"に集約するようにした。
非情に便利に使えてるのだが、この便利なアイテムも会社で使う事ができない。
オイラが所属している部署としても会社としてもセキュリティに厳しくされているので、室内にカメラ付きの携帯電話の類いを持ち込む事が不可となっているのだ。
私物のiPadやiPad miniが使えたらどんなにか便利だろうと思うのだが。
この手のものを開発しているAppleを始めとするIT関連の会社も持ち込み禁止なのであろうか?
iPadやiPad miniの使い方も仕事でのメモやプレゼンなんかを想定していると思うのだが、いったいこの手のものを作ってる会社も制限なしで仕事で使っているのか謎である(笑)。


CHROME HEARTS/QUICK CLIP CROSSBALL
c0022635_21033546.jpg
先週撮影したCHROME HEARTS/QUICK CLIP CROSSBALLの画像が我ながら結構上手く撮れたかなと思い、もっと真剣に撮ろうとしたが、なんとなく気に入らない(笑)。
ストロボに黒のラシャ紙にアクリルの板に白の厚紙と結構ものものしく撮影をしているのだが、結構面倒w。
カメラを三脚に固定して10秒のセルフタイマーを使って、シャッターが切れるまでの間にストロボとかアクリルの板を手にもってスタンバイする。
本来ならそれらを固定するためのステーなんかもあるのだが、当然持ってない。
持ってないけど、こういう撮影にはあると便利、というか必須のような気がする(笑)。
仕事がらみでライティングの感覚を掴むためにもこの手の作業を続けたいと思うのだが、面倒くさいとつづかないんだよなあ(笑)。
どうしたものか(笑)。


先週発売のFRYDAY誌の袋とじに林葉直子のヌード。
c0022635_21514085.jpg
購入(笑)。


"虚淵玄(ウロブチゲン)"
恥ずかしい事にwずっと"コブチゲン"と言っていた(笑)。
恥ずかしい恥ずかしい(笑)。
いや、まてよ(笑)。
オイラがこの固有名詞を口に出して言ったのはとある夫婦の前だけだ(笑)。
そうだ、この夫婦の口を封じればオイラのこの失態は漏れない、はずだ(笑)。
つーか、弘法大師だって筆を誤るし、クエンティン・タランティーノだって自分の映画のタイトルのスペルを間違える(笑)。
ウロブチゲンをコブチゲンとゆって何が恥ずかしいものか(笑)。


『ロボコップ (2014年の映画)』
c0022635_21305492.jpg
先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
まあ半笑いで観に行ったわけよ。
先週から上映開始ということも失念していたぐらいだからあまり観に行く気もなかった。
あまりにも観たい映画がないので観に行き、それでもお金はあまり無駄にしたくないのでiMax版を止めて通常版にし、更にレイトショーで1200円で観た。
完璧なリスクヘッヂである(笑)。
が。
すっげえ面白かったよ。
1987年のポール・バーホーベン版も傑作だ。
しかし、本作はこの2014年に再びリメイクするだけの要素を新たに付け加えつつ、バーホーベン版の筋をほぼトレースした作りになっている。
バーホーベン版と本作の大きな違いといえば、グロが少なめになったところかな(笑)。
しかし、『ロボコップ 』が『ロボコップ 』であるためのバイオレンスシーンと銃撃シーンはテンコ盛りで現代的にアップデートされている。
銃の作動音と発射音がオイラ好みですごく良かった。
更に本作の本気度を示すのにキャスティングがある。
c0022635_22030060.jpg
マイケル・キートン。
更に、最近は正義の味方がいたに付いてきた
c0022635_22035801.jpg
ゲイリー・オールドマン!!!。
ロボットの警察官という現実味のない話にこれらの役者達の存在感が一定のリアリティを生んでいる。
さらにさらに
c0022635_22080396.jpg
みんな大好きサミュエル・L・ジャクソン(笑)。
本作ではバーホーベン版にあったアイロニカルな部分はすべてサミュエルがやっている。
ニュース番組のキャスター役なんだけど、まあ冒頭からとばしまくり(笑)。
おそらく本作はFOXニュースなどにおける極右思想を徹底的にこきおろしているわけ。
で、この手の説教役にサミュエルがキャスティングされたら。
いや、ただ単にサミュエル・L・ジャクソンがキャスティングされた映画を観る時に期待するものといったら
motherfucker」

町山智浩が言うところの、世界一「motherfucker」をカッコよく発音する男、サミュエル・L・ジャクソン。
日本語的に言う「マザーファッカー」ではなく、「マダファカ」って聴こえるのがカッコいい(笑)。
だから今回も期待していたのよ。
極右のキャスター。
高圧的な態度。
いつあの台詞がでてもおかしくない。
いつだwいつでるんだ。
でたよ。
映画の最後に見事にキメタw。
「マダファカ」
思わず
「よっwサミュエル」
って叫んじゃいそうになったぞ。
もうこれだけでも本作が傑作の条件に入っているといっても過言ではないね(笑)。
本作、流行のリメイクだとかリブートの扱いだろうけど、旧作同様に『2』だとか『3』は作らない方がいいね。
バーホーベン版でもそうだったけど、本作における「人間か?マシーンか?」という葛藤について第一作で網羅していると言ってもいい。
今後この作品を続けていこうとするとその葛藤の部分は描けずに単なるバイオレンスものの筋立てになってしまうから。
妻子もちの男がロボットにされ(厳密には脳みそがあって、人間の生態部品をメカで補強しているわけなのでサイボーグという方が正しいのかもしれんが)て、幸せに暮らしましたというのを映画にできる訳が無い。
妻は自分を抱く事が出来ない夫に欲求不満。
子供は周りから「お前のとうちゃん、ブリキ人間」だとか言われてグレるか引きこもるかしそうだし。
リアルに考えるととても幸せな結末を作る事ができない。
またそんな内容になったらすでに『ロボコップ』ではないし(笑)。
今後いろいろな波風が立つかもしれないが、それでもひとまず家族がまとまったという終わり方を提示しさえすれば、後は観客が脳内で考えること。
それこそこの部分こそが製作者が観客に委ねるという部分なのだから。
今後本作の続編が作られるとしたら、どうしようもない薄っぺらなものにしかならない予感がする。
それは前のシリーズをみれば明らかだ。
本作はここでおしまい。
これで良いと思う。
傑作である。

by 16mm | 2014-03-16 22:47 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback(1) | Comments(2)

『越境者 松田優作』『ホーホケキョ となりの山田くん』

先週、腹を壊す。
理由は分かっているがここで語る事はない(笑)。
そこそこ身体にいいものでも食べ過ぎはいかんという非情にプリミティブな教訓を今更ながら得たという事である(笑)。


CHROME HEARTS/QUICK CLIP CROSSBALL
c0022635_16463623.jpg
先週金曜日に受け取りにいった。
ひと月振りである。
ああ、やっぱあると便利だわ(笑)。
ほいでもってカッチョいい(笑)。
右端の輪っかの部分が千切れかけていたわけだが、ほぼ何事もなかったかの様に溶接され修復されている。
その部分だけピカピカに磨かれてましたな。
売り子のおねえさんに聞くと、やはり修理品は強度的に弱くはなるらしい。
普段使いでは気にすることはないとはいいつつ、壊れた時もほぼ普段使いをしていたようなものだから、今後は意識的に気をつける事にする。
修理費用3000円也。


先週土曜日、岩盤浴、赤外線サウナ、ストレッチ。


面倒な書類関係の提出のまとめを終える。


コリン・ウィルソン
c0022635_17504938.jpg
iPadで本を読む(果たして、iPadで本を読むというのは正しいのであろうかw)のが習慣となり、そうなると電子書籍になっている本がまだまだ圧倒的に少ないと痛感する。
すでに書籍として持っている本でも電子書籍として欲しいと思うのにそれが出ていない。
コリン・ウィルソンの本もそうだ。
コリン・ウィルソンの本を探していたらなんと!コリン・ウィルソン亡くなっているがな。
2013年12月5日に死去。
この人の本は学生時代に読んで衝撃を受けた。
なにに対する衝撃かというと、その博覧強記による幅広い論もさることながら、オカルトをも評論の対象にして至極真面目に研究をしているところが、だ。
外国の文学が苦手なオイラであるが、コリン・ウィルソンには本当に畏敬の念を抱いたいた。
幅広い知識という以前に、深い寛容さがあるように感じた。
今更だがご冥福をお祈りしたい。
合掌。


ClariS
c0022635_18102484.jpg
顔見せをしていない謎のデュオ、ClariS。
『まどマギ』繋がりで結構歌を聴いている。

iTunesで『CLICK』『シルシ』などを購入。


先週からの下痢気味は治ったものの、今度はちょっと便秘気味である(笑)。


『創作人 (玄光社MOOK illustration別冊)』
c0022635_18203793.jpg
書店で書籍購入。
いくら電子書籍の割合が増えたといってもこの手の本はやはり書籍で買いたいと思うもの。
またこういう本と巡り会うというのも本屋にいく意義と醍醐味がある。
寺田克也は勿論知ってる激ウマの猿なイラストレーター、というかオイラからすれば芸術家である。
竹谷隆之という人は所謂造形師。
以前のエントリーでAmazonに予約したケルベロスのフィギュア
c0022635_21243266.jpg
にも関わっている。
この人の名前を知ったのは会社の友人からの情報ではあるが、まあこの人が作った
c0022635_18430785.jpg
ハカイダーなんかを見ればその想像力を形にする力を目の当たりにできるわけで。
彼等の仕事はもっと持ち上げられてしかるべきだと思うのだが。
今現在、ロダンの仕事を目の当たりにしてるのと同じかもしれないんだから。


『越境者 松田優作』
c0022635_18542824.jpg
AmazonでKindle版購入。
松田優作の前妻による"優作本"の二冊目?かな?
最初の『永遠の挑発―松田優作との21年』の方は未読である。
この手の"優作本"なら山口猛の著作が情報量(情報の確度はわからんが)としての読み応えはあった。
身内から出た情報としてのアドバンテージがあるのかどうかは別にして、真新しい情報はあまりない。
ただ松田優作が治療を受けた病院の医師(この人は名前が出ている)と、彼が死を覚悟したあたりから傾倒していたという新興宗教の主(こちらはイニシャルであった)について書かれている部分に読み応えがあった。
医師と新興宗教。
この本を読んだ限りだと両者とも言ってる事がウサンくさいw。
医師の方でいうとガン治療における患者との共通認識を獲得する事の難しさを痛感した。
医師の方はガンに罹り死へのカウントダウンが始まったなら、患者がしたいと思っている事を最大限にサポートしようという気持ちだった。
患者である松田優作が『ブラック・レイン』の撮影で副作用のある薬を極力避けたいという希望を医師は尊重している。
医師としてはこの時点で松田優作が助かる見込みがない事を自覚していたが、当の松田優作は『ブラック・レイン』の撮影が終わり次第治療に専念すれば治る見込みがあると思っていた節がある。
この齟齬により松田優作は『ブラック・レイン』の後に出演した『華麗なる追跡 THE CHASER』というTVドラマに出演して病状が悪化して死期を早めた事に絶望的になり医師にものすごい剣幕で詰め寄ったとか。
両者の認識を合わせる事の困難さを示すエピソードだ。
オイラがこの医者を胡散臭いと思ったのはインタビューに応えて、自分と松田優作は心で繋がっていた云々ということを繰り返し言っているからだ。
オイラからすると松田優作というのが"全知全能"を気取った"無知蒙昧"な人間であるということを、この医師は"心"で見抜けなかったのか?という事になる。
オイラは"心"や"魂"の存在を否定するわけではないが、どちらとも不確かで形として現れないものを理由としてしまうとそれ以上話が核心に到達しない。
言葉にできない、形而上的ななにかがあったから松田優作がその医師に少なからずも信頼を置いたという考えも成り立つが、それまで医者嫌いで通していた彼が、自分の死を確実に自覚した時点で藁にもすがってしまったというのが真相ではないか。
まさしく藁にもすがったという意味では本書の最後に出てくる新興宗教の主。
松田優作以外の人間はおそらくだれもが胡散臭いと思うような宗教だったろう。
本書で書かれている内容を読んでもこんな奴をよく信じたな、ってなぐらいのものである。
本書で松田優作を評して
「優作さんは人を見ているようでみていない」
という言葉が出てくるがまさにそのとおりで。
全知全能を疑わない人間にありがちな、自分の思っている事はすべてを精査した上での事なので間違いはない。
それが分からない人間は無知な人間である。
というような人間だったのであろう松田優作は。
オイラは全知全能と無知蒙昧はイコールとは言わないまでも、ニアイコールでくくれるものだと思っている。
全知全能な人間は自分の見たい、信じたいものしか見ない傾向にあるわけで、それが明らかに傍から見ればアホな事であってもそれに気がつかない。
傍から見て無知無能な事をやっていると思っていてもその自覚がない。
噴飯モノの話で、松田優作が前妻に
「なぐられたお前より殴ったオレの方が痛いんだ」
といってたようだが、ものすごく不愉快なこと言ってくれるよなと。
こういう人間は自分は悪いという事を知っていると他人に思わせつつ、実際はまったくそんな事を思ってないから始末に悪い。
まあそれはそれとして、そんな"全知全能"松田優作だからこそ死の間際にわけのわからん新興宗教にはまってしまったわけだ。
オイラからするとそんな"全知全能"な人間を喰いものにするこの新興宗教の悪辣さというものに我慢ならない。
本書を読めば分かるが、この新興宗教の主には誠実さも謙虚さも感じられない。
本書、松田優作の前妻が書いたという割にはあまり情報量が多くない。
前妻であるという利点もあまりいかし切っていない。
何が言いたいかといえば、なぜ松田優作の再婚相手である松田美由紀にインタビューをしなかったか?
これはオイラの下世話な野次馬根性で読みたいという事もあるが、前妻が再婚相手に対してインタビューすることによって得られる情報というものは確実にあるのだ。
あくまでノンフィクション作家としての矜持があるのなら自分におこった悲劇をも乗り越えることをすべきではないか。
更に言えば、松田優作にその新興宗教を勧めたのは現妻の母親だというではないか。
そのあたりをツッコめるのは前妻である松田美智子しかいないわけなんだから。
自分の立場を最大限に使ってないところに甘さを感じる一冊であった。


『ホーホケキョ となりの山田くん』
wowowでの録画を視聴。
c0022635_20183115.jpg
本作劇場公開時に観に行って、見事に気絶した(笑)。
前日徹夜明けだったという事もあるんだけど、もう断片的な記憶しかないので再見というよりも初見と言った方がいいかもしれん。
で、再見したんだけど、これが面白かった。
観ようと思った切っ掛けは昨年公開された『かぐや姫の物語』。
あの作画の線そのままのようなタッチは本作の流れを組んでいる筈なのでそれを確かめようと思ったのが切っ掛け。
驚くべき事だが、『かぐや姫の物語』で使われたタッチはその14年前の『ホーホケキョ となりの山田くん』でほぼ完成されていたと言っていい。
単純な画のようでいて、これを動かそうとすると現行のアニメーションを作る為の行程では対応できないのはオイラでもわかる。
更に言えば『ホーホケキョ となりの山田くん』の頃のオイラはこのタッチを新鮮だとは思ってもその良さを見る目が備わっていなかった。
ある意味高畑勲は世間より数年先を行っていたのかもしれん。
これを世間の評価に惑わされずにすばらしい作品として受け止めたのは、日本では氏家清一郎。
海外ではMoMA(ニューヨーク近代美術館)。
MoMAでジブリ作品の全作が上映されたことがあったらしく、その時に唯一『ホーホケキョ となりの山田くん』が美術館からの要請で寄贈されたらしい(鈴木敏夫著『風に吹かれて』)。
この『ホーホケキョ となりの山田くん』タッチで映画ができるなら安彦良和の原画を動かしてくれないかなあ、とか(笑)。
安彦に限らず凄腕のアニメーターの原画を(修正や動画を極力いれないで)淡彩で着色してアニメーションにならないものか......。
いや、これは話が違う。
アニメーターのこの手の映像はあくまでも派生モノとしてでてくるのはアリかもしれないが、あくまでも劇映画としての物語の骨格をもったプロットに対して使わなくてはならない手法なのだ。
理由は簡単。
手間と制作費が通常のアニメーションよりかかるので、最初からマニア受け狙いの路線では制作費の回収がままならないから。
『ホーホケキョ となりの山田くん』にしても『かぐや姫の物語』にしても絵柄の新鮮さを抜きにしても物語として魅力的な骨格を作っている。
ただ、これはオイラだけかもしれんが、この絵柄のタッチは映画館のスクリーンでは大きすぎるのではないか。
見た目の情報量が少ないので「映画館に行って映画を観る」というイベント性が希薄に思える。
今回オイラは録画したものをiPadで観たのだが、そのサイズで観たらものすごく心地よく観れた。
画が動き、色が付き、音が出る。
非情にリッチなコミックのような感じに思えた。
電子書籍をずいぶん読んできたせいか、iPadのサイズでこそ力がだせる作品なのではないか。
これは褒め言葉のつもりなのだが、劇場映画を念頭においてつくった製作者にしてみれば歯ぎしりしたくなるような感想だろうね(笑)。
またiPad用の映像作品に長い年月と何十億の制作費を出せる筈もなし。
しかし、このタッチの映像はオイラにとっと魅力的ではあるんだよね。
手書きのタッチを生かしつつ、マスク処理をデジタルでできるような方法の行程が確立されればいいんだけどねえ。
ちょっと歪んだ見方になってしまったかもしれんが、10年以上越しでやっとこ本作の真価を理解できた思いである。


今週土曜日は歯のメンテナンス。

by 16mm | 2014-03-09 21:08 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)

『Paperman(紙ひこうき)- DISNEY SHORT MOVIE』『ウルフ・オブ・ウォールストリート』

先週土曜日、心療内科。
いつもの診察といつもの薬。


先週土曜日、歯のメンテナンス。
約一月振りである。
二月は治療の日に雪が降ったりで通院できなかった。
美形で剽軽な歯科衛生士女史も雪の日は大変な思いをして職場に来たとのこと。
治療後先生と雑談。


本日日曜日、岩盤浴、サウナ、ストレッチ。


"なんちゃって"ではあるが普段意識的に糖質制限をしているのでちょっとでも炭水化物をとろうものなら眠くなる。
土日、小腹がすいたらビーフジャーキーかミックスナッツをブラックコーヒーで飲んでいる。


コンビニのコーヒーであるが、そんなに味が分かるわけではないので確かな事はいえないがファミリーマートのコーヒーの味がすきかなあw。
近くにファミマがないのでよく飲むのはセブンイレブンのコーヒーだけど。
ブルーマウンテンだとかモカだとかナントカだとかの銘柄ではなくwそれぞれのコンビニで出される味が結構明確にちがうんですな。
マメの銘柄にようるものか、挽き方の問題かは分からぬがw。


明日はwowowでアカデミー賞をやるので録画予約。
昨年のは観ずに消してしまったが(笑)。
時間が長いのが仕方ないと思いつつもネックだなあ。


『炭水化物が人類を滅ぼす 糖質制限からみた生命の科学』
c0022635_17225443.jpg
Kindle版。
やっとこ読了。
非情に興味深く面白いものであった。
付箋をいっぱい貼りまくって読んでいた。
人類はそもそも肉食であり体内器官も穀物を効率的に消化吸収するようにはできないないということらしい。
そもそも穀物を人類が主食にしはじめたのは歴史的にみて浅い。
では何故炭水化物が爆発的にと言っていい勢いで広まったのか?
単位面積あたりで養える人数がコメなどは非情に多い。
糖質によって脳が活性化されたことによる文明や文化の発明と発展。
人類の人口増は間違いなく穀物を主食にしたからであろう。
ウィルスによって人類は進化したというウィルス進化論よろしく、糖質進化論という仮説もたてられそうだ。
だがそれらは結果論でしかない。
狩猟や採集と違い、農耕は食べられるモノができるまでに半年以上の時間がかかる。
食べるという生きるに不可欠な事を先延ばしにしてまで農耕をする理由というものが最初にあった筈だ。
本書は人類が糖質を求めた理由を甘味にあるとの仮説を打ち出した。
コムギの甘さというものはそれまでの人類が経験したことのないものだった。
この糖質の魅力に魅入られた人類はコムギの収穫までの期間を待つ、堪える、属性を持つにいたったのではないか。
ウブな人類が初めて接したドラッグみたいなものだったのかもしれんな(笑)。
糖質がドラッグであると考えもしないぐらい自然にとけ込んでしまった以上、いかなるドラッグよりも強力なものかもしれん。
いまさらやめる事ができないからね(笑)。


『今夜もホットフラッシュ 更年期 越えたら 人生パラダイス 』
c0022635_21191546.jpg
Kindle版購入。
最近お気に入りの青沼貴子の漫画。
もっとKindle版でてくれないものか。


【アーティスト・コレクション】『ケルベロス・サーガ/ケルベロス 鋼鉄の猟犬』 1/6スケールフィギュア 第101装甲猟兵大隊所属隊員 [34年式特殊増加装甲] (竹谷 隆之×鬼頭 栄作)
c0022635_21243266.jpg
本当に購入するかどうかは先送りしつつ、今年11月に発売のブツをAmazonで予約。
カッケー(笑)。


『Evernote』
c0022635_18272060.png
iPadなどで書き散らしてきたメモを集約したいと思っていて、今更だが『Evernote』のプレミアムを購入。
画像関係もまとめたいと思ったが容量的にかさばるようなので諦める。
画像は今まで通りに項目でフォルダーを作ってiTunesで管理するということにしよう。


『グッドフェローズ』
『ウルフ・オブ・ウォールストリート』を観てたまらなく再見したくなった。
学生時代、劇場で観た時は音楽の使い方以外はあまり印象に残ってなかったんだよね。
なんか無駄に長く感じて。
今観ると違うのかなと思ってiTunesでHDを購入しようとしたら予告編で使われてる映像が汚くてげんなり。
購入するか迷い中。


『Paperman(紙ひこうき)』
c0022635_19292412.jpeg
wowowでの録画視聴。
Youtubeで散々観ていて、当然好きだったが今更と思いつつ録画。
これがまた良かったw。
何が良かったかといえば音響。
今回初めてパソコンにつないだスピーカーで音を聞きながら観たのだが(今まではyoutubeをヘッドフォンで聴いていた)、細かく色々と音が鳴っているたの気がついた(笑)。
音響も実に良い仕事してたわけやね。
やっぱり少なくともヘッドフォンではない、スピーカーで音も聴かないとダメなんだな。
キャラクターの動きや造形がディズニーっぽくてディズニーっぽくない。
最初観た時、日本のアニメーションのよう印象を受けたかな。
カメラを意識した実写的ともいえるのかもしれんけど。
上の画像の二人の男女がお互いを微妙に意識する仕草が絶妙。
すっげえ。
これピクサー制作だと思ったらディズニーの作。
と思ったらジョン・ラセターが噛んでいた(笑)。
やはりピクサーの遺伝子が入っていたかw。


『ウルフ・オブ・ウォールストリート』
c0022635_20175356.jpg
先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
当初観るつもりはなかったのだが、この時期あまり観たい映画がないということと、宇多丸が評論で絶賛していたので観に行く事にしたのだ。
もう上映が今週で終わってしまう予定だったようでギリギリだった。
で、観て良かった(笑)。
今年暫定一位(笑)。
マーティン・スコセッシ作で一番好きになったかな。
上映時間3時間ってのは長いは長いんだけど体感時間は2時間30分ぐらい(笑)。
この表現は微妙ですか(笑)。
微妙に長くは感じたんだけどまったく中だるみなしでエンジン全開爆走。
間違いなくスコセッシが撮った最強のコメディ映画じゃないの。
コメディの前に"ブラック"とか"ナイトメア"とかつけてもいいけど、とにかく笑いがもれる映画なわけよ。
今から考えると『グッドフェローズ』もコメディ映画として観るべきだったのかも。
本作とにかく不謹慎(笑)。
下衆の極み(笑)。
悪趣味に彩られている(笑)。
冒頭、所謂"小さい人"を的に向かってぶん投げるという悪意のあるバカ騒ぎから始まる。
投げられた"小さい人"が画面で静止した時にかかるレオナルド・ディカプリオのヴォイス・オーバー。
「My name is Jordan Belfort.Not him.」
「オレはジョーダン・ベルフォート。コイツ(小さい人)じゃないよ」
もう冒頭からしてこうよ(笑)。
これはもう悪趣味と悪意が主題の映画ですよと宣言してるようなものでね(笑)。
すげえよスコセッシ。
70歳すぎてこんな悪意のエネルギーを漲らせてるとは(笑)。
ちなみにタイトルのウォールストリートというのもウソだから(笑)。
主人公の会社、ウォールストリートじゃなくてロングアイランドだ(笑)。
本作、スコセッシ得意のヴァイオレンスも銃撃もなし。
ないのにとにかく全編を通して暴力的。
この全編を通した悪意というのは"何処に?""誰に?"向けられたものか?
"何処に?"は間違いなく株などの金融関係取引で人間の欲望をいたずらに刺激して自分たちは金銭的なリスクを負わず何も生み出さずに金をかすめ取っているウォール街に。
"誰に?"はまちがいなく、騙す人間ではなく、騙される人間に対してだ。
そういう意味では株で損をしている人に対してもスコセッシは容赦がない。
騙す方も騙される方も楽してカネを儲けたいという不届きな人間だから。
『グッドフェローズ』などでは多少なりとも悪に対するシンパシーを作品に埋め込んでいたが、本作に出てくる証券会社の人間に対しては本当に悪意を込めて描いている。
まったく容赦がない。
スコセッシ、彼等に相当に頭にきてるのかな。
いくらなんでも証券会社の人間だってのべつ
「Fuck! Fuck!!」
言ってるわけじゃなかろうに。
それでもこの映画を観たら電話の向うで甘言を弄している株屋が実際には中指立てて客を煽ってると思うと、オイラなんかは絶対株には手を出さんと思うもんね(笑)。
映画の作りとして観客は悪辣で悪趣味な株屋を笑い、その株屋に間抜けにも騙されてる顧客に対しても笑っている。
だけども観客の多く、オイラを含めて騙される側だと思うと背筋が寒くなる。
観客にそう思わせるのがポイントなんだけど、やはりそういう意味ではスコセッシは上手い。
本作、色々要素があるので色々語りたいのだけどそれはBlu-rayで再見した時にする。
ただ本作でオスカーにノミネートされているレオナルド・ディカプリオ
c0022635_21063361.jpg
上の画像、ジャック・ニコルソンじゃなくてwレオナルド・ディカプリオだけど(笑)。
本作でディカプリオ最高の演技をしてるよ。
表情から身のこなしまで。
いくら巨匠スコセッシの映画だからって全裸で尻穴にロウソクを突き立てられたSMシーンまでこなしてる(笑)。
まさに体当たりの演技。
日本のスター女優が乳首を見せないセックスシーンをするのとは段違いの肝の据わり方である(笑)。
ここまでの演技をしてオスカー取れないとなると、レオナルド・ディカプリオ本人の人格的な問題でしかなかろうよ(笑)。
スコセッシとディカプリオのカップリングって相性がいいのかもしれん。
これがロバート・デ・ニーロと組んじゃうと軽さがでない。
軽さの表現というのは、重さを表現するのと同じぐらい特殊な技能だと思う。
そういう意味ではスコセッシの今のスピード感にデ・ニーロでは追いつけない。
もうすぐ上映終わっちゃうけど、オススメであります。
オイラはBlu-rayでの再見を楽しみにしたい。

by 16mm | 2014-03-02 21:26 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)