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『LEGO(R) ムービー』『それでも夜は明ける』

先週は久々に腹を壊して伏せってました(笑)。
節制している筈なのにどーして腹を壊すんだ(笑)。
いやいや。
普段節制しているからちょっとした暴食に堪えられない肉体になっていたと考えるのが優しさというものではないだろうか(笑)。


先々週土曜日、午前中は母親の通院の送迎。
夕方からヘアカット。


先週土曜日、二週間ぶりの岩盤浴、ストレッチ、赤外線サウナ。
やはり週に一度はこのイベントをいれとかないとなにかと調子が悪いようだ(笑)。


ちょっと長い話である。
会社の事だ。
異動の季節。
仕事で担当してもらっていた企画の女性が異動となった。
北海道だという。
オイラは呑気に元々北海道出身でそちらへの転勤が問題ない人なのだと思っていた。
が、実際は関東出身で彼の地には縁も所縁もないとのこと。
こちらにはマンションを買ったか借りたかして東京を拠点とするにはかなり良好な環境を手に入れていたらしい。
それを引っこ抜いて北海道へ。
東京で得たようなレベルの住環境を会社が負担してくれるわけでなく、それまで投資したマンションに対する保証もない。
で、どうしたかというと、彼女、会社を辞めるという決断をした。
仕事での関わりは一度しかないものの、関東から遠い得意先との往復とオイラの仕事状態の把握と仕事内容の説明は非情に丁寧で、物怖じせずに場を明るくするようなセンスの女性だった。
つまり何が言いたいかという言うと、非情にデキる女性だったわけ。
彼女が辞める決断をする前、転勤という時に案件の担当者が集まって彼女の穴を埋める為の会議が開かれたぐらい。
その案件は結構大きいもので、彼女はその要と言っても過言ではないというのはそういう状況が示している。
今まで遠くの地方への転勤というものが身近でなかったということもあるが、会社勤めをしている人間にとっての転勤ってのはそういうものだということを改めて思い起こした。
恋人がいようが、結婚していようが、病弱の両親がいようが、受験生の子供がいようが、借金があろうが、一戸建てを購入しようが、寒さが苦手であろうが、ウニ&イクラがきらいだろうが......etc...
会社の転勤命令は絶対で、受けた人間にとっては単身赴任となるか家族を引き連れてとなるかの選択肢しかあり得ない、というのが会社勤めの人間の宿命みたいなものだった。
でね、結局彼女が辞めるという結果になっちゃったんだけど、コレ、まったく誰も得をしないどころか会社の優秀な資産である彼女を手放す事で圧倒的にマイナス面が大きい。
オイラが加わってる案件は先にかいたようにかなり仕事の有り様的には後退を強いられて。
一億歩譲って、彼女が北海道への転勤に同意していれば、彼の地では相当な活躍が見込まれていた筈だ。
断言してもいいが北海道でも大活躍していただろう。
彼女は30代のこの不況下で仕事を辞めるという不本意な選択を強いられ、会社からは本当に雀の涙の退職金が払われてオシマイだろう。
はっきりいって大損失な訳。
誰にとってもちょっとやそっとのダメージではない。
組合なんぞはクソの役にもたたない。
先に書いたようなサラリーマンの転勤に対する会社側の考え方を改める時期にきているのではないだろうか。
コスト減と短納期が必須となっているこの不況下では何事も経験者というものは会社の重要な資産だ。
会社はこれまでカネと時間をかけて社員に仕事の経験値を積ませてきたのは、いずれそれがコスト減につながると信じていたからであろう。
同じ案件をやり続けると弊害は勿論あるわけだけど、それはある程度の時間をかけて引き継ぎをしていけばなんとかなろう。
オイラの父親達の時代とちがい、オイラを含めて会社への帰属意識なんぞは皆無に等しい。
一生を一つの会社でという意識なんかも希薄な筈で、管理職の数千倍はいるであろう平社員などは会社の先行きなんぞになんの興味もない。
黙っていても社員は会社を辞めない筈だという楽観的な時代はとうの昔に終わっているわけだ。
今の時代何が重要かと言えば、いかに社員を辞めさせないか。
経験値を積んだ社員を如何に手放さないかという事に尽きるだろう。
管理職から見ればヒラ社員なと無尽蔵にいる名も知れぬ兵隊にすぎぬだろう。
しかし、そういう兵隊の働きによって管理職は自分の評価が上がっていくということを忘れている。
管理職、というか人事を司る人間は社員一人を動かす重みというものを改めて認識すべきだと思う。
彼女が抜けたダメージなんて管理職ひとりがどうやったって補填できるはずもない。
人事担当者はその社員が辞めないような方策をたてるべきだ。
結局カネの問題になるかもしれないけど、そればかりではない。
人事担当者が一人の社員を転勤させることの悩みを常にもって臨んでいるということが分かれば、転勤させられる方だってそんなに無体なことは言わない、はずだ。
それを
「北海道はウニやイクラがうまい」
とかなんとか能天気な事を言ってケムにまこうとする。
こういう説得しかできないヤツは「苦しんで死ね」だ。
オイラとしては人事担当者で異動を命じた社員が辞めたら、減給、降格、免職になってもらいたいもんだ。
だって、その人事担当者はあきらかに自分の仕事に失敗して、会社にダメージを与えてるんだから。
現行、人事担当者がそれでクビになったなんて話は聞かないのでものすごくヌルく我々ヒラを舐めているのだろう。
なにも会社のカネを横領したことだけが会社に対する背任ではないということを、このエントリから遠吠えのように吼えてみた。


『ヤミの乱破(4)』
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Kindle版購入。
これで最終巻。
回収されてない伏線なんかもかなりあるのに突然終わった感じで残念。
笹川良一。大川周明。三島由紀夫なんかも出てきてなかなか興味深く読んでいたのに。
やっぱ細野不二彦はすげえ。


『まんが家総進撃(1) 』
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Kindle版購入。
実質上の『まんが極道』の続きであり、『まんが極道』から数えると8巻目に相当する。
なんでこんな事になったかの顛末は本書のコラムで解説している。
まったく考えた事がなかったけどそういうものかという納得をしたしだい。
内容は気のせいか『まんが極道』からパワーアップしたような気になる一冊w。
たぶん気のせいだと思うけど(笑)。
唐沢なをきの屈折した小心者の凶悪さに並外れた芸を感じる。
面白かった。


『サイレーン(1) 〜(3) 』
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Kindle版で既刊の3巻購入。
作者の山崎 紗也夏は以前『はるか17』が好きで読んでいたんだけど、その後の長編2作がオイラにはピンとこなかったので途中から読まなくなったりしていた。
当然単行本はその長編2作は買ってない(『はるか17』はKindle版で全巻揃えた)。
本作『サイレーン』もかなり期待値低めで電子書籍の立ち読み版を読んだ。
ら。
すっげえ引き込まれて既刊の三冊をイッキに購入。
オイラが警察モノが好きだと言うこともあるが、作者の「悪女を描く」という試みにも注目したい。
大きな事件のなかにある悪意や裏切りよりも、厳格な家庭にさえ裏切りはあるというのがなかなかリアルであった。
主人公の一人であるイノの父親が婦警とイチャついてたという描写。
厳格であり不器用で筋を重んじるような警察官の父親ですら同業の婦警と不倫をするというね(笑)。
単行本の表紙画が凝った感じでこれまた感心した。
今後に当然期待値は高まる。
できれば『ダーリンは55歳』もKindleで出して貰いたいもんだ。


『御緩漫玉日記 全三巻 』『漫喫漫玉日記 深夜便 』『漫喫漫玉日記 四コマ便』
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全部既に書籍で持っていたけどKindle版購入。
いいんだ。
完全復活なんかしなくても桜玉吉が生きてるだけでいいんだ。
そんな作家が一人ぐらいならいてもいいと思う。


いったいいつになったら出るのだKindle版『BLUE GIANT 2』とかKindle版『おかあさんの扉3 三歳児デヴュー!!』(笑)。
あ、『アオイホノオ(10)』と『アオイホノオ(11)』はKindle版はやっと5月1日に出るか。
書籍の単行本と同時発売の漫画もあるけど、どういう理由か分からぬがなかなかKindle版で出ないのも多い。


最近ずっと
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『百姓貴族』ばかり読んでいる(笑)。
いや〜、何度読んでもおもろいわ(笑)。
このままではこの作者の『銀の匙』まで買ってしまいそうではないか(笑)。
たしか『銀の匙』のおかげで『岳』が賞にもれたことがあって以来、なんとなく敵対心があるわけだが(笑)。


漫画もアニメも観てないんだけど

アニメ『進撃の巨人』のOP主題歌"紅蓮の弓矢"。
いや〜、聴いてっと気持ちがアガるアガる(笑)。
♪家畜の安寧 虚偽の繁栄 死せる餓狼の自由を
早口言葉みたいな歌詞がテンポよく繰り出されてw。
でもいまのところyoutubeで満足してしまっているのでカネ出して買ってないのが後ろめたいんだが(笑)。


『LEGO(R) ムービー』
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先々週金曜日。
MOVIXさいたま。
宇多丸が評論で大絶賛に等しい評価をしていたので観に行く事に。
地元での上映がなかったのでさいたま新都心にて鑑賞。
う〜ん。
入り込めなかった(笑)。
結構絶賛の人が多いのでオイラのような人間は少数かもしれんが。
まず登場するキャラクターの動きで挫折。
なんたってキャラクターがレゴの人形だから間接だって少ないからしょうがないんだけど。
つまり本物のレゴの人形の動ける範囲で動かしている。
これがオイラからすると物足りない。
そうなると本作のテーマである創意工夫とマニュアル主義の葛藤みたいなものも飲み込めなくなり、ラストのレゴの世界を司るある上位構造wの親子関係も単なるお涙頂戴にしか見えず。
レゴで作った海の波の表現なんかは感心した。
オイラにとってはそれだけの映画であった。


『それでも夜は明ける』
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先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
第86回アカデミー賞の作品賞を受賞した作品だ。
オイラとしては『ゼロ・グラビティ』を作品賞から追いやったぐらいだから相当なもんなんだろね(藁)、とまあ皮肉まじりに半笑いで観に行ったわけ。
米アカデミー会員は外国人の映画監督(本作の監督であるスティーヴ・マックイーンはイギリス人である)が撮る黒人奴隷の映画になら度量をみせて賞をとらせるぐらいはするだろうな、と。
で、観たら結構な重量級で観る前の考え方を改めたよ。
オスカー作品賞は伊達ではなかったね。
自由黒人として北部では社会的地位までもが確立していたヴァイオリニストのソロモン・ノーサップがある時白人に騙されて南部に売られ、奴隷の地位にまで落ちて12年間をすごした物語である。
まずオイラなんかはピンとこなかったんだけど、同じアメリカの国でありながら地域によって方針が真逆であることがあるという事実。
合衆国という言葉の意味を額面どおり受け取れば、政治や経済活動や思想が異なった州(国)の連合体がアメリカ合衆国ということなんだろうけど。
ソロモン・ノーサップがいたニューヨークでは黒人が普通に社会的な地位を得て(このあたりも実は黒人と白人の間に歴然とした差があったはずなんだけど、それをやると作劇的な焦点がボヤけるので触れてない)生活している一方で、南部では農園での黒人奴隷制が敷かれ「商品」である黒人は家畜の扱いを受けていた。
まあそんな南部でも奴隷の黒人に対して哀れみをもって接する白人もいて、そういう人物を登場させる描写もあるけど、それは単にその白人が黒人を平等に扱っているわけではなく、単なる上から目線の哀れみの気持ちとちょっとした贖罪でしかない。
奴隷制という巨悪のシステムからすれば白人の黒人に対する個人レベルの善行などはとるに足らないあがないだろう。
本作物語的な面白さというのももちろんあるんだけど、監督の演出が無茶苦茶上手いね。
スティーヴ・マックイーン監督。
オイラの世代で言うとスティーヴ・マックイーンって
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『大脱走』な↑の俳優さんですけど、今後徐々にスティーヴ・マックイーンといえば
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黒人の↑のおっさんになっていくかもしれん。
おっさんといってもオイラより歳下なんだけどね(笑)。
台詞なしで役者の表情だけのカットでなにかを表現するという、アメリカ人の映画監督では怖くてできないであろう演出をする。
"間"の取り方でというか、何も説明せずに行間を表現するのに長けている監督だと思う。
更に言えば本作、"振り返る"という動作に対する意味づけを行っていた。
ソロモン・ノーサップが南部に売られていく船の中で仲良くなった黒人がいたわけだけど、船が埠頭についた時にそのその黒人の主人が迎えにきていて彼を引き取っていくんだよね。
それをソロモンが置いてきぼりにされた感情で絶叫するんだけど、その黒人はソロモンを振り返る事なく去っていく。
これはラストまで観ると、あの場で振り返るということがどれだけの勇気がいることが分かるんだけど。
そして中盤にソロモンが使いにいく道すがら木に"吊るされる"黒人の脇を通っていくんだけど、ソロモンはそれを振り返る事をしないんだよね。
そして最後、ソロモンが引き取られていくシーン。
他の奴隷の仲間がいるなかで一人自由になっていく時。
黒人奴隷の仲間である女性のパッツィーを振り返って近づいて抱きしめるんだよね。
同じ境遇にいながら自分だけ自由になることの後ろめたさを十分に感じつつも、自分のいた現実に対して背を向けずに勇気を出して振り返る。
"振り返る"という動作に過去を見つめ返すという意味が含まれているのは明白ではあるまいか。
何故振り返る勇気が必要なのか。
いまだに黒人差別は歴然としてあるからほかならない。
本作キャスティングもよかった。
ソロモンを演じたキウェテル・イジョフォー。
彼はたしか『インサイドマン』でデンゼル・ワシントンの相棒ででてたよな。
せーからみんな大好きマイケル・ファスベンダー(笑)。
最高にサイテーな人間の演技をしてたな。
んでもってプロデューサー特権で儲け役を演じたブラッド・ピット(笑)。
とまあここまで褒めたが、邦題の『それでも夜は明ける』っている楽観的なタイトルはなんとかならんかったか(笑)。
いつ明けるんだよ夜(笑)。
1987年の『遠い夜明け』につなげてるのかしらん、タイトルだけw。
タイトルの邦題の問題ってのは難しいのはわかるんだけどねえ。
原題の『12 Years a Slave』って直訳すると『奴隷であった12年』ということだけど。
あ。
原題の『12 Years a Slave』って『twelve Years a Slave』か。
韻を踏んだタイトルだったんだな。
なるほど。
じゃあ、この原題以上のタイトルはつけられないから『それでも夜は明ける』でいいや(笑)。
オススメである。

by 16mm | 2014-04-27 23:06 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)

本日は

体調不良で寝させていただきます。
読んでいただいている方々、まことにすいませんです。
by 16mm | 2014-04-20 19:45 | 閑話 | Trackback | Comments(2)

『THE NEXT GENERATION パトレイバー 第1章』

先週土曜日、友人夫婦が新座でアクセサリーの出店をしているので行ってみる。
旦那さんには今年ツキのないオイラに幸運をよぶブレスの制作をお願いしていたのだ。
昨日今日と右腕左腕と付け心地を試したのち、右腕にNike+ FuelBand SEと一緒に付けることで落ち着いた。
ブレスはそのうちフィギュアとからめて撮影するであろう。


本日日曜日、岩盤浴、ストレッチ、赤外線サウナ。
岩盤浴一時間半はやはり結構キますなあ(笑)。


すっかり忘れていたα7Rのファームアップをした。


久々に興味が湧いたTVドラマが二つ。
これがよりによって同じ曜日の同じ時間帯w。
『BORDER』と『MOZU Season1 ~百舌の叫ぶ夜~』。
なにも同じような警察モノを同じ時間帯にブツけなくてもなあ(笑)。
とりあえず両方録画。
二つの番宣の第一印象で言えば、MOZU Season1 ~百舌の叫ぶ夜~』の方がリアルでハードな感じで興味深く思えた。
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が。
台詞が妙に仰々しくてリアルさなし。
真木よう子と小日向文世が必ず見晴らしのいいビルの屋上で話をするというのも作劇的な必然性というよりもヴィジュアルの見た目で場所を設定したとしか思えず、物語への没入を寸断させる。
撮影などはTVドラマにしては照明を暗くする事を厭わないところは関心するが、初回の二時間の進行がタルくてウェットすぎ。
香川照之はいつもながら芝居がデっかい(笑)。
オイラには向かないので初回で視聴は打ち切りに。
『BORDER』の方は『SP』の金城一紀の脚本に惹かれるものの、死者の声が聴こえるという話なのでちょっとアレだなと思っていた。
が(笑)。
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『BORDER』、おもしれえ(笑)。
荒唐無稽な設定をリアルな台詞回しと役者の演技で地に足がついたような安心感があった。
さすが金城の脚本である。
清水美砂がリアル鼻水をたらすところなんかも素敵(笑)。
女優さんとしてはイヤだったかもしれんがw、作劇的なリアルさと合致していたので問題ないだろう。
遠藤憲一が最後には悪役にまわると思うのだがどうだろうかw。
これは今後も視聴するつもり。
金城一紀は『SP』の映画でフジと袂をわけたのだろうと思ったんだけど、このドラマの演出が映画版『SP』の監督だったりするので、オイラ的には
なスタッフの布陣である。
それともオイラの考えすぎであろうか(笑)。


『SAND LAND』
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Kindle版購入。
連載時に断片的に見てはいたのだが、最後まで通読したのは初めて。
スッゲエ面白い。
女の子が出て来ない鳥山明作品は初めてだろうか?
徹底した男の子の世界。
女の子をのぞく、男の子の好きなもののみを投入した硬さがシブい(笑)。
英雄譚、冒険、戦争、戦車、慈悲、恐れ、力に対する渇望、年長者への畏怖、etc......。
並べてみるとしょーもないものばかりであるが、男の子が夢想する物語なんてこんなもの。
しかし、やはり女の子の要素が入って来ないところをみると、本当に小学生の低学年の男の子が構成される要素のみで作られてるみたい(笑)。
その一方で戦争によってもたらされる悲劇の側面を大人の目線でしっかり描いている。
必ずしも戦争時の敵は外側にいるのではなく、内側にいることもある。
つまり軍隊として守るべき正義の足場であるはずの自国が不正義を行っている。
そのあたりをエンターティメント作のなかにさりげなく、それでもしっかりと入れ込んでいる。
オイラにとっては鳥山明の最高傑作でないのかね。
Kindle版でフルカラーで出さないかしらん。
出たら絶対買うのにねえ。


『ディエンビエンフー』
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Kindle版を6巻まで購入。
こういう漫画に出会えると日本の漫画の多様性というものに感謝したくなる。
上の絵柄で血なまぐさいラブロマンスを描いている。
主人公の二人とおぼしきキャラクターが冒頭で爆死するところから始まる。
読み手は死を意識しつつ読み進める形となる。
それ以外でも作中で既視感として様々なキャラクターの末路を暗示する画を提示する。
ただ、死がバッドエンドになるのかどうかはいまのところ不明。
ベトナム戦争を描きながら台詞は現在っぽかったり。
読み進めるうちにその飛躍がちょっと鼻につく瞬間もあるんだけど、とりあえず今のところは読み進めていくつもり。


『THE NEXT GENERATION パトレイバー 第1章』
先週金曜日、シネマサンシャイン池袋。
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よかったのは、上の『エピソード0』で出てきたヒロイン役の真野恵里菜のお尻の形ぐらいで(笑)。
おぢさん、眼が釘付けでした、お尻に(笑)。
別にお尻にフェチな要素をオイラが持ってるとは思ってないけど、お尻の形が割とくっきり出ていてカッコいいやらエロいやら(笑)。
実写で観て得したと思ったのは本当にお尻だけです(笑)。
後はねえ、ハッキリ言えば『劇パト』の足下にも及ばないんじゃないの。
とりあえず

youtubeで『エピソード0』が観れるようなので興味があったらどうぞ。
リンク貼っときます。
ただオイラは金輪際観ないねw。
とにかく、お尻以外はすべてがオイラにとって噴飯モノw。
ご飯をブハっと吹き出すぐらいの怒りを覚えたよw。
冒頭、整備班のボスになった千葉繁演じるシバシゲオの
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やたらとエラそうな描写から始まるわけ。
シバシゲオが歯ぁ磨いてるそばから歯ブラシ、うがいのコップ、それを吐き出す為のバケツなんかを子分の整備員がうやうやしく受け取ったり世話したりしてるわけ。
更に自分の座る椅子を指でさわって埃が付いている事を示して子分達に拭かせるなんてのもある。
本作のアニメ版で前任の班長であった
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「整備の神様」榊 整備班長はすくなくとも自分の子分を自分の為だけに動かすような描写はなかった筈だ。
実写の製作者はこれを笑えるギャグシーンとして描いていたんだろうけど、オイラは笑えねえw。
いやアニメーションでやってたなら笑えてたかもしれない。
だけど生身の役者が実写でこんなことしたらオイラは反感しか感じないよ。
とにかく後任の二代目班長の分際で初代がやらなかったようなみみっちい権力を振りかざしている様を見るにつけイケすかねえ、虫唾が走るってな状態だったわけよw。
当然演じている千葉繁にはなんの罪もないんだけど、
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この山本晋也みたいな顔見る度に
「苦しんで死ね」
とか
「呪われて死ね」
とか
「世界で一番むごたらしい死に方を」
とか
「すごくイタくて時間のかかる死に方を」
とか余計なことばっかり頭をよぎっちゃってさ(笑)。
とにかく、本作におけるアニメ版のキャラクターに対する無配慮さというものに心底怒りを覚えたわけ。
アニメ版の主役であった泉 野明と篠原 遊馬がくっついたと語られる顛末はいいとして、もう一方の後藤隊長は警備会社を作って会社を潰したあげく行方知れずとかさ。
『劇パト』の後藤隊長がそんな迂闊なキャラにされちゃってるわけよ。
これもまったく笑えない。
それでいて本作実写版の名前が
泉 野明(いずみ のあ)→泉野 明(いずみの あきら)
篠原 遊馬(しのはら あすま)→塩原 佑馬(しおばら ゆうま)
後藤 喜一(ごとう きいち)→後藤田 継次(ごとうだ けいじ)
etc...
なんだこのキャラクターの名前の付け方。
単なるパチものみたいな命名のしかたw。
アニメ版のキャラクターではないのに名前だけ似てるってのは、パチものですって言ってるようなもんだ。
作品に愛情を持てなんていう、アっとおどろく古くさいことを言うつもりはないが、これは前シリーズを無配慮で小馬鹿にしているとしか言いようがない。
全シリーズの原作集団であった"ヘッドギア"の面々は本プロジェクトの発表時になにも知らされていなかったと聞く。
結局実写の本シリーズでは"ヘッドギア"の名前はあっても単なるお飾りにすぎないだろう。
本シリーズでは"ヘッドギア"に一番最後に入ってきた押井守のみが実務に入っている。
まあ実際この手のものは最初の発案者よりもバトンを最後に受け取った監督が作ったものという風に受け取ることは正しいと思う。
本プロジェクトはどこが主導かは分からぬがオリジナルをここまでコケにするってのは「どうなの」(笑)。
で、監督の押井なんだけど、脚本がまたお手軽に作られてて、『ミニパト』の台詞を流用してたりとかさ(笑)。
全12話の短編でBlu-rayを売って来年オリジナルの実写劇場版を作るという。
このスキームって前シリーズの始まりがオリジナルビデオを低価格で販売して劇場版につなげたのと同じ方法論だよね。
しかも低予算だったからレイバーが活躍する作品でありながらほとんどレイバーは動かず。
隊員達の日常をコミカルに動かす事でごまかしwレイバーの大活躍は劇場版まで待たなければならなかった。
こんなスキームが成立したのはバブル期の当時だからであって、いまこれをやったら詐欺に等しいんじゃないのw。
ドンパチのないギャング映画に意味があるのか?
暴力シーンのない『時計じかけのオレンジ』に意味はあるか?
今の時代、レイバーの映画でレイバーがマトモに動かない『パトレイバー』に意味があるのか?
短編の連作でレイバーを動かしたらこのプロジェクトそのものが成り立たない、みたいな事を押井が言ってたけど、制作上の理由を言い訳にしてるんぢゃねーよ。
レイバーが動かない実写映画なんて今ではなんの価値もねーよ。
実写版の『エピソード1』なんてほぼオリジナルビデオの第一作目の焼き直しだし。
次は竹中直人で立ち食い師の話だ(笑)。
客も舐められたもんだw。
製作者側は今でも26年前のスキームが普通に通用すると思っているらしい。
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上のなかなか存在感のある雰囲気のレイバーが出てくると思いきや
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こんなテカテカしたハリボテがトラックの荷台に載せられて立たされるだけ。
後はまったく重みの感じないCGとギャグでのごまかし。
....
....
レビューを読んだら結構好意的な意見も多いのでオイラみたいなのは少数派かもしれん。
とにかくオイラはこの短編シリーズは一切観ない。
一億歩ゆずって来年の劇場版を観に行くかもしれないけど、これも期待値は恐ろしく低い。


今週は母親の通院の送迎。

by 16mm | 2014-04-13 21:40 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)

『Fireball 』

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by 16mm | 2014-04-06 21:20 | figure | Trackback | Comments(2)

『まんが極道』『ヤミの乱破』

先週土曜日、心療内科。
いつものように次回の予約の為に受付開始の一時間前に病院の前に並ぶ。
朝から風が吹いてて寒い寒いw。
先週の診察で処方されていた薬の一つが毎日飲まなくてもいいものだったと判明(笑)。
突発的に具合が悪くなった時に飲めばよいとのこと。
今までそのあたりをちゃんと説明してもらってなかったんだがなあw。


先週土曜日、歯のメンテナンス。
美形で剽軽な歯科衛生士女史に歯石をとってもらう。
前歯の歯肉のマッサージが気持ちいい。
約一月ほど土曜日に予定が集中して次にガリガリととってもらうのはGWあけである。
治療後、先生と雑談。
ライカの雑誌を3冊いただく。


本日日曜日、岩盤浴、赤外線サウナ、ストレッチ。
新調した耳栓をして岩盤浴。
まったく目が覚めずに一時間眠りこけていられた。
いつもだと汗が耳に入ってきて鬱陶しくなるんだけどね(笑)。
が、そこから悲劇が始まった。
確認しなかったオイラも悪いのだが、新調した耳栓が子供用だったのだ(笑)。
耳栓に子供も大人もないだろうとかまわず耳に押し込む。
どうも右耳の穴の方がガバガバなようでwゴム製の矢じり型の刺激的な(笑)形な耳栓が割と奥に入ってしまった。
が、あまり気にせず岩盤浴で気絶すること一時間。
奥に入り込みすぎた右耳の栓がふやけた指でつまめず、尚かつどんどん奥に入っていくがなw。
結構焦る。
耳の中の壁に押し付ける様にして引っ張り出そうとするも、ガバガバのゆるゆるの耳のなかで矢じりが妙な回転してるがな(笑)。
この作業を銭湯の脱衣所で全裸でやっているw。
全裸のまま受付に行っておねえさんに
「ピンセット貸して下さい」
と言おうか言うまいか迷い始めたころ、やっと指のふやけがおさまったせいか、耳栓をつまみ出す事に成功w。
こんな危険きわまりない耳栓は速攻で捨てたw。
やはり耳栓には子供も大人もあるようだ(笑)。


毎日コーヒーを飲む習慣になりそれに身体が慣れてしまった所為だろうかw。
コーヒーを飲んでも眠気が覚めない身体になってしまった(笑)。


地元の映画館で観たい映画がないのだが、大宮と春日部の映画館で上映している映画がある。
が、時間が調整できずに断念。


まんが極道』
Kindle版全七巻読了。
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本作は第一巻の最初のコマで上のような宣言で始まる。
この宣言に尽きるね。
まさにオイラがコレだよ(笑)。
ゲームやスマホがなかった時代が幼少期であったオイラ。
オイラにとって漫画は上の宣言そのものだった。
漫画が娯楽の頂点であり続けると信じていた者達の悲喜劇。
今の子供達には漫画が唯一の娯楽足り得なくなって久しい。
娯楽の頂点の定義とは、オイラに言わせれば親が顔をしかめPTAや学校が目の敵にするようなメディアであることに他ならない。
まさにヤクザな、極道なものが娯楽の頂点なのだ。
それがいまやスマホであるとかLINEであるとかにとってかわられている。
漫画が唯一の娯楽の王道であった時代は過ぎてしまった。
そんな時代に、それでも漫画しかないと思い込む人間を描いている本作。
オイラの世代ともっと若い世代では本作の受け取り方は違うのだろうな。
オイラのようにいまだに漫画の力を信じている者は今の若い奴らからみれば悲劇にも喜劇にも見えるのかもしれん。
少なくとも本作の作者である唐沢なをきは漫画の力を信じている、というよりも、力を込めることを厭わずに戦っている作家であるにほかならない。


『ヤミの乱破』
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Kindle版を1〜3巻購入。
連載をしていたのは知っていたが、内容は知らず。
あまり自分の関心事にリンクする漫画ではないなと思っていた。
たまたまwikiで本作の内容を調べたところ、第二次大戦後の物語で割とオイラの関心のある人物まで出ていることがわかり、俄然読む気になった。
本作が"犬"をモチーフにしているところにも魅力を感じた。
尊敬し畏怖する対象でもある作家、細野不二彦による戦後史の一端と彼の戦後に対する考え方のこれまた一端を垣間見る事ができるのではないかという期待もある。
物語としては、第二次大戦後のスパイアクションを現代のエンターティメントとして成立させる為にやや荒唐無稽に偏った描写が作品に若干のノイズを与えている。
この辺りは「カタイ事言うな」という部分でもあるのかもしれないが、吉田茂や三島由紀夫やカーチス・ルメイなどの歴史的な重みのある名前があるのに、当時のソ連に対する荒唐無稽な脅威(人間のサイボーグ化)が並列されるといきなりリアリティがなくなる。
このあたりはクエンティン・タランティーノの『イングロリアス・バスターズ』で使った手法のような
つまんない史実より、スカっとるすフィクションを」
ということなのかもしれんが。
とりあえず全四巻で終わりらしいので続きが早く読みたいものである。


今回はこの辺で。

by 16mm | 2014-04-06 21:10 | | Trackback | Comments(2)