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2014年第4回更新のお知らせ

本日メインHPにて"Genshiken"をUPしました。
お暇な方、ご覧いただければ幸いです。


前回からひと月経たずの更新。
しかし、この後が続きません(笑)。

by 16mm | 2014-08-31 22:11 | メインHPと更新のお知らせ | Comments(4)

『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』『LUCY/ルーシー』

先週土曜日、歯のメンテナンス。
いつものように美形で剽軽な歯科衛生士女史に歯石をとってもらう。
電動歯ブラシになってもブラシの当てすぎを指摘される。
意地になって歯肉の隙間にブラシを押し込もうとしている所為だと思われる(笑)。
治療後先生と雑談。
とあるレンズについての印象を聞く。
レンズ、カメラ、その後の処理。
それらを複合的に考えるべきだなと思う。


先週は色々ありました(笑)。
長年愛用していたブライトリングが無くなり、打ちひしがれて会社の同僚に話したところ
「椅子の背に掛けてある社服のポケットは?」
と、何気無く言われて探ったら、奥さん、ありましたよ(笑)。
先々週の金曜日から土・日曜日、家や会社の引き出しやら鞄の中を探してたけど、会社で己が座っている椅子の背に掛けてある社服のポケットの中とな( ´_ゝ`)プゲラ。
灯台もと暮らし、もとい、灯台もと暗しとはこのことか(笑)。
同僚もあまりのことに唖然としつつヒトコト
「ボケ老人か」

そんな可愛いボケ老人のオイラ。
有休を取った火曜日、蔦屋のTULLY'SにiPad miniを忘れて、戻った自宅からソッコーで逆戻り。
お店の人が保管しててくれてありがたやw。
同様にウケると思って件の同僚に話すと、オイラを憐れむようなナマアタタかい表情で見つめていた(笑)。


盲導犬が刺される事件があった。
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許し難い。
盲導犬に関してはオイラなりの意見もあるのだが、それは置いておく。
犬を、人間の為に生きることに特化した盲導犬がなるべく声を出さないようにしていることをいいことに及びやがった愚劣極まる犯行だ。
法律上この事件が器物損壊のカテゴリーに入るという。
器物、か。
傷害罪を適用して欲しいと思うが詮無いことだろう。
こういう奴、警察なんぞに捕まらなくてよいので、人知れず長時間の痛みを伴う死を与えて欲しいと思う。


本日日曜日岩盤浴90分。
ストレッチはパス(笑)。


大田垣 晴子
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『セイちゃん 1 』
『セイちゃん 2』
『オンナノコのおたしなみ』
『ふつうのファッション』
『これがわたしの電脳ライフ』
『わたしってどんなヒトですか?』
すべての著作ではないけど、わりと一気に著作がKindle化したので一冊読んでは購入を繰り返してこんな有様になってしまったw。
オオタガキセイコ。
西原理恵子がニシハラ リエコではないように晴子とかいてセイコと読む。
オオタガキは太田垣ではなく大田垣、だ(笑)。
本人の著作でも名前についてはネタにしている。
大田垣の本を買ったのは初めてだ。
雑誌連載を読んだりはしていたのだが一冊まるまる読んだのは今回が初めて。
すごく面白かった。
とくに『オンナノコのおたしなみ』と『わたしってどんなヒトですか?』はきわめてクールな自己分析を行っている。
自己分析を行いつつ世間を相対化して見ているというか、その主張を肯定できるかどうかは別にして物事の見る角度よって得られる面白さというものが表現されていると思う。
なかなか情報量が詰め込まれていて読みがいがある。
『ふつうのファッション』は元の判型が横長の所為か、タブレットでは読み難い(笑)。
Kindle版を残らず買ってしまいそうだ(笑)。


『おにぎり通信~ダメママ日記~ 2』
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AmazonでKindle版購入。
二ノ宮知子他のエッセイ漫画もそうなのだが、イマイチ面白くない。
吉田戦車や伊藤理佐と比べるのは酷なのかもしれんが、読んだ時の手触りがまろやかすぎる、というのか。
う〜ん。
幸せすぎるように見えてしまうと読み手は感情移入できないからかな。
全部をノンフィクションで描いているとは思わないが、それ故にデフォルメの仕方が足りていないと思われる。


『アオイホノオ』
録画視聴。
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山賀キタ〜w。
快傑のうてんきまででていたけど、あれが武田だとはエンディングまで分からんかった(笑)。
来週出る予定の岡田トシオ。
本人にやらせれば良かったのに(笑)。
ホノオくん庵野に対する屈折した思いをドラマで表現しているから辛うじて一つにまとまっているけど、それがなかったらダイコン・フィルムの話だけで十分だという印象になっちゃうかもしれないね(笑)。
ホノオくんの柳楽優弥は健闘してるけど、実在人物達のパワーがシャレにならないから拮抗するのは大変だろうな。
今回は大友克洋disもあってなかなかな面白さであった(笑)。


『プロフェッショナル・「仕事の流儀」美術監督・種田陽平』
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NHK『プロフェッショナル・「仕事の流儀」美術監督・種田陽平』の再放送を録画視聴。
種田と自分を比較するつもりは毛頭ないわけだが、オイラは仕事に関して言えばパッと見で間違いや違和感がなければ拘らないということを心がけている。
だから種田のように監督のオッケーが出てフィルムが出来ているにも関わらず修正を続けるということには
「ああ、この人は芸術家なんだな。お金や時間や他人の労働力というものに頓着しなくていい人なんだな」
と、半笑いに見ていた。
所詮サラリーマンのオイラと芸術家のセンセーは違いますよ。
芸術家のセンセーは周りが見えなくて結構ですな、ってなもんである。
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とは思いつつも、種田を見ていると襟を正さずにはいられない。
身が引き締まる。


iPadアプリ『太陽系』
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物理学、化学、数学の成績はまったくダメだったが、宇宙とか原子だとかの話は好きだ。
以前にもiPadアプリの『元素図鑑』を購入して、たびたび見たり読んだりしている。
『太陽系』はその名の通り太陽系の惑星、衛星、小惑星、彗星、オールト雲などを絵や写真で図解解説してくれるものでなかなか楽しい。
書籍の図鑑に載っているような、太陽系の惑星の公転速度を地球を1として考えて金星は0.6であるとか火星は1.88であるとかの数字でその動きを想像するのも悪くはないが、CGアニメーションで太陽系すべてを俯瞰して見てその相対的なスピード所謂"神の視点"で見る事で得られる情報量の多さと感動は書籍では味わえない。
iPadに表示される惑星や衛星をスワイプするとクルクルと自転したりね。
勉強になるというよりも、見て読んで楽しいアプリであるなと思う。


『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』
DVDでの再見。
前作の『キック・アス』は完璧な映画であったと思ってる。
キャスティングから話運びからまあたいしたもので(笑)。
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悔しいが、スーパーモデルのクラウディア・シファーのダンナである無茶苦茶頭のいい大バカやろうのハゲwマシュー・ヴォーンの監督としての功績が大だったんだと思うね。
ヒーローに憧れる少年が血を流し、痛みと悔いを経験することで成長し、最後は
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全世界のオタクの夢w美少女を抱いて空を飛ぶというクライマックスをぬけぬけとやってみせた(笑)。
最高のクライマックスで最強の官能性のあるシーン。
ハゲwマシュー・ヴォーンw。
すげえぜ大バカやろう(笑)。
こんな具合に一人の少年がヒーローになったのが前作。
こんだけ完璧なので本来は続編なんて作れないもんだと思うんだが。
もし作れるとしたら件のハゲ監督しかいないだろう(笑)。
が、本作、『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』の監督はハゲではない(笑)。
前作がヒーローの物語だとしたら、本作はヒーローごっこの物語。
"ごっこ"の物語がダメというわけではない。
が、前作でハードな展開をしておきながら本作で"ごっこ"遊びの物語にするというのは全体的にヌルくなる。
案の定、本作のキックアスは孤独を選ばず徒党を組む。
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"ジャスティス・フォーエバー"っていう名前だけは威勢がいいんだけど、その実体は自警団ごっこがしたいコスプレマニアの集まりだ。
コスプレをして命をかけて訓練していた前作のヒット・ガールやビッグ・ダディの存在に比べればなんの覚悟もないろくでなしの集まりだ。
そのヒーローとしての覚悟の話は前作で徹底的にやった筈なのに、何故後退してるのか。
更に致命的なのは
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ヒット・ガールが成長しちゃったんだよね。
これは作る側も頭を痛めたろうね。
前作のヒットの原因のひとつは幼い女の子が無茶苦茶下品で凶悪に強くて可愛いにもほどがある存在だったから(笑)。
大きなお友達のロリ心を鷲掴みできるエレメントがなくなったわけだけど、それが本作であらゆる部分のブレを生んでいる気がする。
どいつもこいつも自分の立場がブレまくり。
ヒーローやったり止めたり。
戦うヒロインを止めて普通の女の子に戻ったり戻らなかったり。
あらゆる要素が中途半端。
前作の主人公の恋人は開始早々にビンタをくらわして退散(笑)。
正義のヒーローチームがしょぼいもんだから、必然的に悪の軍団もしょぼい集団。
クライマックスの戦闘だってコスプレというよりも、仮装集団の乱闘のようなスケール。
ありとあらゆる意味で前作を下回ってる(笑)。
その中で主人公の父親の死だけが非常に重たかったりするもんだから、冗談のような展開の本作で妙な陰惨さを残してる。
なんか前作の要素をことごとく受け取れてないんだよな。
ヒット・ガールが成長するのはしょうがない。
本作でヒット・ガールはクライマックスの手前まで普通の女の子を演じ続けるべきだったのだ。
最後の最後で主人公の父親の仇を打つ為にヒット・ガールに戻ることを決意して、最終的には普通は無理だと諦めて去っていく、という締めくくりであるべきだったのだ。
......
言ってもしょうがないけど。
というわけで、オイラのなかでは本作はなかった事になっておりw、『キック・アス』は一作のみのネ申作品であるということになった(笑)。



『LUCY/ルーシー』
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ネタバレあります。
先週金曜日。
109シネマズ菖蒲。
「『ナンシー』」
劇場のチケット売り場で言っちまったよオイラw。
「『LUCY/ルーシー』、一名様でよろしいでしょうか」
売り子の兄ちゃん、ピクリとも笑わずチケットをよこしやがった(笑)。
ああ恥ずかしい恥ずかしい(笑)。
そんな『LUCY/ルーシー』を観た。
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オイラが思うカッチョいいデブ、リュック・ベッソンの作品では『アンジェラ』以降、久々に"オレたちが観たいベッソン"映画を出してくれたと思う。
『グラン・ブルー』『ニキータ』『レオン』は今観ても傑作だと思ってるし、だからこそ最近のベッソン作品の物足りなさを痛感していた。
映画を作るという事の粘りであるとか興味であるとかが希薄になってきたのではないかね。
89分というタイトな上映時間が示す通り、長い物語を作る気はないようだ。
本作『LUCY/ルーシー』にしても、面白くはあったが前述の三作には遠く及ばない。
決定的な部分であると思うが"物語る"という事に対する意欲がベッソンに動機として無くなっているのではないか。
本作にしても実のところ物語というものは存在せず、"世界観"の構築という部分だけで映画を作った。
ではどういう世界観であるかというと、人間の潜在能力を100%使った時に見えてくる世界、というものだ。
人間はその脳の機能の約10%ほどしか使ってない。
なぜ使ってないかと言えば、正確には使えないから。
使おうとすると現行の人間の肉体が耐えられないから。
なら身体を強化しちゃえという発想が人体のサイボーグ化という事になるが、本作とは関係ない話ではある。
人体が耐えられないという描写は本作でも描かれている。
で、この潜在能力云々というのは現行仮説でしかなく、当然誰も体験したことも見た事もない荒唐無稽な事になるんだけど、そこは巧妙に
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どんな荒唐無稽なことでもこのジジイに台詞を言わせれば100%信じてしまうところのモーガン・フリーマン(笑)。
そういう意味ではベッソン上手いよね。
キャスティングで世界観の説明を最小限に抑える事に成功してるんだから(笑)。
別の言い方をすれば手を最大限に抜いてるよな、ベッソンw。
『ニキータ』の頃なんて、どこのカットにもベッソンがいたような気がするけど、本作ではそれがないんだよね。
すくなくとも本作の計算され尽くしたカッチョ良いカー・チェイスは専門のスタッフに丸投げしたような気すらしてる。
ベッソンは俳優の演出のみに注力してるんじゃないかね?
あまり根拠はないんだけど。
でも、相変わらず銃の発射音のセンスはいい。
最終的に潜在能力の100%にアクセスしたルーシーは人の形を保てなくなって、分かりやすい形でいえばコンピューターのメモリーになっちゃうんだけど、そうではなくありとあらゆる場所と時代に同時に存在しうるナニかに変質したという顛末。
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なにかに似てると思えば『ウォッチメン』のDr.マンハッタンと
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『Ghost in the Shell』だよな、コレ(笑)。
脳と潜在能力の映画を作ろうと思いついたはいいが、肝心の物語は借り物ですませたというね。
なんか哀れだな、ベッソン。
とまあ、散々くさしましたけど、アクション映画としてはなかなか面白いし、時間も短いしで、たぶんBlu-rayは買うであろう(笑)。


明日から9月。
夏休みが終わって学生が大挙して朝の通勤電車に乗ってくるんだろうな(笑)。
また乗り難い日々が始まるのお(笑)。

by 16mm | 2014-08-31 22:00 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Comments(2)

『独占初告白!250億騙し取った男たち 急増・振り込め詐欺!蟻地獄と化する犯罪組織の全貌公開』『イノセンス アブソリュート・エディション』

先週土曜日、ヘアカット。
スタイリストの姐さんが渾身の力を込めて頭皮をマッサージするスパはかなり気持ちいい。
髪の毛の色は毎回微妙に変えているのだが、基本グレイというかシルバーというか。
そのうち色が取れると金髪になっちゃうのだがw。


本日日曜日、岩盤浴、ストレッチ。
サービス期間のため岩盤浴が通常料金60分が90分に。
岩盤浴の場所でストレッチ。
サウナに入る気にならずに頭洗って撤収。


人間はそれ相応の立場を得ればそれなりの人格や徳なんてものが備わってくるという考えがある。
まあサラリーマンであれば会社での出世によってということである。
それは嘘だ。
愚劣で最低な人間がその立場についたって人徳のある見事な上司になるなんて事はない。
優秀な上司というのは出世する前から優秀だったということ。
立場で人格はかわらん。
そんなこと分かっていたけど、先週の仕事でつくづく思い知ったよ。
まあ早い話、役立たずの上司達がのこのこやってきて下らない事を言ったもんだから、そのバカヤローを睨みつけて言い返したわけよ(笑)。
したらそのバカ、オイラをどうやら<キ>印あつかい(笑)。
いやいや。
まちがってないっすよ。
オイラ、気違いと言われる事に関してはまったく気を悪くしないから。
むしろバカ共に気を使われて精神を病んでるとか言われる方が頭にくるけど。
あまりに腹がたったので、オイラは上司達のお墨付きをもらった気違いらしく、この上司達が世界で一番むごたらしくすごく痛くて時間のかかる死に方をしますようにと呪いまくったよ(笑)。
まあ、申し訳ないのは、こんな<キ>印部下をもった直属の上司が気の毒だなとは思う。
しかし、あの上司達は絶対許さん。
苦しんで死め(笑)。


『この○○がエロい!! 』
『満腹!この○○がエロい!!』
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AmazonでKindle版を購入。
以前購入した『我が妻との闘争』以来、作者の金平守人が好きだ。
なんと言っても画が上手い。
女性キャラクターの表情の艶っぽさ。
エロをメインにひたすらギャグとも駄洒落ともつかないようなものの連続。
「なめこ汁」
「まつたけのけんちん汁」
「奥飛騨」
「笹かまぼこ」
「和同開珎」
「北政所」
「廃藩置県」
etc......
まあ読んだだけで「アレだろ」ってのはあるけど「笹かまぼこ」とか「廃藩置県」のどこがエロいかは分かるまい(笑)。
金平の単行本、全部電書にならんかなあ。
全部買うぞ、オイラは(笑)。


『ギレルモ・デル・トロ 創作ノート 驚異の部屋』
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Amazonで予約。
さすがにこれは電書ででないだろうからね。
限定らしいので早々に予約だ。
『パシフック・リム』の時はこの手の本を買いそびれたから。


『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ〈エクステンデッド版〉ブルーレイ版 スチールブック仕様(2枚組) 』
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まだ予約してないけどすっげえ楽しみ。
名作だよなあ。


『解縛―しんどい親から自由になる』
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AmazonでKindle版購入。
ずっと読みたいと思っていた。
小島慶子の本は割と電書になっておるのでいつかでるだろうと待っていたのだ。
待ってた甲斐あって面白かった。
オイラは既に学生の時に岸田秀の本を読んで自分なりの折り合いのつけかたというものを内面化できていたので、本書のような話は割とすんなり読めたと思う。
家族、主に母親というものの存在に対する考察である。
母親という存在を憎んでもいいんだ、ということを作者の体験に沿って書いている。
オイラを含めて、母親というものを憎悪の対象にしてもいいんだということを自覚する事で深い悩みの淵から戻って来れる人間は多いと思う。
あらかじめ言っておくけど、小島慶子は物理的に母親を殺せとは言ってないよ、言うまでもなく。
我々はなんの疑いもなく母性というものが善であって、子供である我々には完璧なものとして存在している、と思い込まされている。
だから自分の母親が自分のコンプレックスやトラウマを解消するために、利己的な意識で子供と接して躾や教育をしているなんてことは思わないだろうし、それを疑う事すら許されない。
母性への不可侵性の強固さによって自分の母親を疑ったり憎んだりすることはタブー。
しかし、母性愛は母親が巧妙に自分の子供を支配するための方便だということもあるのだ。
本書でも書かれているが、例えば外食して店員に「ごちそうさま」なんてことは客がお金を払っている以上言う必要がない、という母親をもったなら、その子供はその母親の行動を疑いもなく世界の常識として疑わないだろう。
他の家族は店員に「ごちそうさま」と言っている光景を見て
「カネを払っているのに店員に挨拶なんてしちゃって」
と「ごちそうさま」を言わない自分の家族の常識をあくまでも疑わなければ、ある意味問題はない。
問題が出てくるのは「ごちそうさま」を言わない自分の家族の常識が世間の非常識なのではないか?と悩み始めた時だ。
世間の常識を信じようとすれば自分の家の常識を否定することとなり、また、自分の家の常識を信じようとすれば世間からは非常識扱いされる。
つまりここで分裂がおこる。
その分裂と葛藤によって引き裂かれた自我は時として致命的な精神疾患を発病することにさえなる。
なんか分からないが心がきゅうきゅうとしているなら、本書を読んでみると解決の端緒が見えるかもしれない。
「話の通じない相手に通じる筈だと信じて話しかけ続けると人は壊れてしまうのを、私は身を以て知っています」<本書より抜粋>


『カメラマンたちが見た小島慶子』
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AmazonでKindle版購入。
まったく購入する気がなかったがw『解縛―しんどい親から自由になる』を読んで購入する気になった。
小島慶子の本は今まで結構買ってるんだよね。
ラジオ関係の本だとか育児の本だとか。
それでも写真集はなあwと思っていたんだけど、まあ結構綺麗な写真でよかった。


『現代の肖像 小島慶子 (eAERA) [Kindle版]』
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立て続けに"小島慶子"モノを購入。
だけどこれはダメw。
内容薄すぎ。
100円だったから買ったけど無駄ゼニだったね。
このシリーズで他に読んでみたいのもあったんだけど、こんな程度の内容なら買う必要ないね。


『独占初告白!250億騙し取った男たち 急増・振り込め詐欺!蟻地獄と化する犯罪組織の全貌公開』
フジテレビ金曜プレステージ。
録画視聴。
地上波の番組をわざわざ録画視聴なんてのは、最近では『アオイホノオ』ぐらいなんだけど、タイトルにつられて興味を持った。
オイラの認識として所謂オレオレ詐欺ってのはアホな若造が雑居ビルの一室で行き当たりばったりに電話をかけて、これまた行き当たりばったりなテレフォントークをして、なんとなく詐欺を働いているもんだと思っていた。
この番組を観るまでは。
これを観て、なおかつこの詐欺に引っかかるような人間がアホなのだ、と言えるヤツがいるだろうか。
非常に巧妙に組織化された犯罪なんだね。
電話をかける"プレイヤー"と呼ばれる者達の自己啓発セミナーような手段での養成。
事前に電話をかける先の家族構成や会社名などを知った上でシナリオを書くのにひと月かける。
警察も追いつめる事ができない組織のピラミッドの頂点である"金主"という存在。
まあ今回の番組で公になったわけなので、ここで行われたような手口は少々使えなくなったのだろうけど。
この手の犯罪に限らずだけど、犯行を犯した当事者達は目的の為なら詐欺だと分かっていてもそれを平然とこなす意思力をもって、尚かつ犯罪者としての負い目をまったく持たない。
そんな人間が世の中に蔓延してきたことが原因なのかな。


『イノセンス アブソリュート・エディション』
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Amazonで購入。
DVDも持ってるし結構散々観たので内容については割愛するが、このパッケージのBlu-rayはすごい。
DVDはもとより劇場版とも別物を観ているような気になる。
そもそもヴィジュアルがこれほど明確なら受け取る側の情報量もDVDなどとは段違いに多くなる。
全然気がつかなかったようなディティールが掘り起こされて見えてきたり。
DVD版での監督の押井と演出の西久保のコメンタリーで冒頭の
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この瞳に写ってるのはなんでしょう?みたいなものがあってw。
押井はその答えを言ってなかった。
オイラはDVDを静止させて確認したんだけどイマイチ不明瞭。
上の画像でもよくわかんないよねw。
犬が写ってるのかな、と思いきや、本編のBlu-rayを観たら一目瞭然(笑)。
やっぱすげえやw。
Blu-rayにするならやっぱりマスターからきっちりやり直してもらいたいよね。
こういうBlu-rayなら買う価値、観る価値はある。


今週末は『ルパン三世』と『ルーシー』かな。
それと歯のメンテナンス。

by 16mm | 2014-08-24 22:09 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Comments(2)

『リベンジ・マッチ』『オンリー・ゴッド』

先週土曜日、母親の通院。
ついでに銀行に駐車場代を入金しようとしたらキャッシュ・ディスペンサーが通帳を読んでくれずに吐き出されてくる。
通帳交換かなあ。
平日休めるだろうか。

先週土曜日、岩盤浴、赤外線サウナ、ストレッチ。
数週間前、数日右後頭部がキリリと痛んでいた時があったのだが、一時間岩盤浴で寝てたら嘘の様に治ってしまった(笑)。
うれしいが、謎だ(笑)。


本日日曜日。
朝起きて枕元にあるiPadを引き寄せた時、いきなり右耳が耳鳴りに。
あの、観光バスで高所に昇ったり、高速エレベーターで高所に行く時におこる気圧の変化によるアレ。
最初はすぐ治るべ、とあまり気にしなかったが、まったくすぐに治らず。
歯を磨くのに起き上がるとその耳鳴りの鬱陶しさに久々のパニック・ディスオーダーの発作。
どうしようもなく生きるのが辛くなってくる。
これ、マジな話。
耳鳴りみたいな些細な事が治らずに今後続くことへの不安が拡大する感じ。
とりあえず、心療内科から「念のため」ということで使わずに持っていたワイパックスを久々に服用。
発作は徐々に治まるも耳鳴りは治らず。
車で30分ほどの耳鼻科に行く。
病院に着いてしばらくしたら耳鳴りな治った。
耳鼻科の先生によると、右の鼓膜に炎症を起こしているとの事。
この天候や温度差などの変化によって、気圧の変化の時におこる現象が起こったとのこと。
通常は唾液を飲み込むことで解消するんだけど、鼓膜の炎症でそれがうまく機能しなかった、とか。
オイラのパニック・ディスオーダーの発作は原因不明の状態に対する不安が拡大するようなので、対処法、しばらくそのままにしとけば治る、とかの原因が分かりさえすれば抑えられると思われる。
いや〜、難儀なボディだこと。


「病院行け。検査しろ」
昨年、糖尿病の診断を受けてから自分なりに糖質制限を中心にした節制をしてきたわけだが、最近体重を拙ブログで公開する事怠ってきて、一部のマニアからは
「ヤツはリバウンドしたから体重を晒さなくなったのか(藁)」
とか
「きっとデブになったにちがいない。まちがいない(藁)(藁)」
と、世界中に13人ほどいる好事家に失笑をかっていたオイラである(笑)。
が、そんな好事家とは別に昨年の診断からことあるごとにオイラの現状を知りたがって心配してくれていた、chataさんご夫婦。
病院にいって血糖値を計って下さい、と最初は丁寧にお願いのかたちでご夫婦に言われていたオイラであるが、のらりくらりと
「そのうちいきます」
「来月いきます」
「絶対行きます」
「マジでいきます」
「信用して下さい」
「オイラという男を信用して下さい」
と、姑息な引き延ばし工作をしていたオイラ。
で、このほど、あまりにも動かないオイラに業を煮やして
「ゴルァ、病院いってこんかワレ」
「病院行かないと死なない程度に殺すぞ」
「友達の縁を切っていっしょにメシくわんぞ」
との暖かいお言葉をLINEにのせてきた(笑)。
ちなみにご夫婦は関西人ではない(笑)。
これらの台詞とともに実際に会った時のchataさんのスパルタンな眼つきと、奥様のオイラを見る白い眼を通り越した侮蔑軽蔑憐憫の混じった黄緑色に濁った眼つきを思い出して戦慄した(笑)。
で、身の危険を感じたオイラは先週早々にソッコーで病院で血液検査と尿検査をしにいった。
行く前に久しぶりに体重計ったら91.3kgの体脂肪が30%という表示を見て、あと一回ぐらい引き延ばしてもご夫婦はお怒りにならないのでは(この時点でご夫婦とものかなり怒っていたのだが)、と、この期に及んでヘタレであった。
で、行ってきましたよ。
結果を晒しましょうw。
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まず、これが昨年の会社の健康診断の結果。
下から6番目の"HbA1c(ヘモグロビン エー ワン シーと読む)"の値が、基準値の上限6.2を大きく上回って11.8。
これ、かなり危険水域だったみたい。
で、先日の結果。
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ブラボーwwwww!
下から3番目のヘモグロビンA1cが6.1(笑)。
すげえ。
やった。
ひゃほーw。
この喜びをchataさんにお知らせすると
「まあまあだな」
とのクールな対応。
お医者さんも糖尿病の危険はなくなったようだが、痛風と悪玉コレステロールは多い、と釘を刺された。
でも結果を見る事っていいなと今回感じた。
いい結果が出るとこれまで以上に節制してもいいなという気分になるね。
結果が良ければ暴食しようと密かに思っていたのだが、そういう気が不思議と消えること。
というわけで、オイラは今日もchataさんご夫婦に足を向けて寝れないのである。



追悼 ロビン・ウィリアムズ
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appleでも追悼されていたロビン・ウィリアムズ。
最近は観ていなかったが、この人の映画、割と観てるんだよね。
どちらかというとシリアスな演技をする俳優でありつつ映画以外でコメディーもできる人という印象だった。

例えば映画で↑ほど弾けた笑い観た事ないかなあ。
『グッドモーニング, ベトナム』ぐらいなものか。
オスカーのプレゼンターで笑いを引き起こしたり。
とにかくそういう時のロビン・ウィリアムズを観るのは楽しくて好きだった。
オイラだけでなく、それを見ている人達の笑いを含めて、見ていて幸せになるような笑いだったと思う。
が、多くのコメディアンやギャグ作家がそうであるように、人を笑わせるという呪いをかけられた人間の末路は結構悲惨だったりする。
自分以外の他人を笑わせる快感というのは麻薬のようなものではないか。
自分の言葉によってダイレクトな反応を得られる。
侮蔑の言葉で相手の怒らせるではなく、ウィットの利いた美しい言葉の旋律が相手を笑わせていっときでも幸せにさせる。
辛い現実を一時でも忘れさせる笑いというものの崇高さ。
コメディアンは自分の笑いで他人が幸せに笑ってくれるという快感を忘れられなくなる。
しかし、往々にして笑わされた者は自分が他人に笑わせられたとは思わず、おかしな事を言ったりやったりしているヤツを上から目線で笑ってやってると思うものなのだ。
すなわちコメディアンなどという者は人から笑われている低俗な者という世間的な位置づけになっていることがおおいのではないか。
天才の数は少ないが、そうでない人間の方が圧倒的に多い。
例えばギャグ一つ言えず、言えば周りを凍らせるような代議士や大学教授は尊敬の対象となりえ、子供を持つ親なら
「すえは博士か大臣か」
とは思うだろうけど
「すえは役者か芸人か」
などという親はいない。
役者は芸人が特殊な才能が必要だからというのではない。
有り体に言えば見下しているのだ。
それでもコメディアンは必死でギャグを考え続ける。
同じギャグでは笑ってくれない。
自分の才能を極限まで絞り出す。
お笑い芸人の多くが普段無口だったり、表情が暗いだけでなく、鬱病になり。
自分以外の他人を笑わせることで自分も笑って幸せになれるわけだが、逆に言えば他人を笑わせられなくなった時、芸人からも笑いと幸せが消えていく。
オイラは密かに『博士の異常な愛情』をリメイクするならキャストは絶対にロビン・ウィリアムズだなと思っていた。
ピーター・セラーズに匹敵する狂気をもった芸人なんてそうそういないし見つからない。
ロビン・ウィリアムズぐらいだよな。
鬱病にパーキンソン病に薬物依存のすえの自殺。
なんともやりきれない。
ご冥福をお祈りいたします。


『風呂上がりの夜空に』
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eBookJapanで購入。
オイラが『アキラ』目当てでヤンマガを買い始めた頃に連載していた漫画。
最初は特に関心があったわけではないんだけど、途中から読み始めた。
切っ掛け、なんだったかなあ。
作者が『爆風スランプ』ファンだったからだったかなあ。
実は最終回がどんなだったか分からなかったのだが、ほぼ20年の年月を経てw最後まで読む事が出来た。
面白かったし、面白いんだけど、これをいまいち説明できない(笑)。
ラブコメ、というジャンルが一番近いとは思うのだが、自分としては納得できない。
八方塞がりで四面楚歌で自分の殻を作り始めた高校生の頃の殺伐としたオイラに、一時でも別の夢をみせてくれてたな、と言う事を思い出した。


『「ガンダム」を創った男たち。』上下巻。
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AmazonでKindle版購入。
ずっと読みたかった本。
富野由悠季の『イデオン・ライナーノート』や『だから僕は…』などを読んできた身としては、本書も事実よりも笑える真実を描いているということがわかる(笑)。
それはまた、あの頃の雰囲気を感覚としてつかみ取り思い出せるテキストでもあるな。
結構な良書だと思う。
腰パンの富野ヨシユキや、カウンタックに乗っている安彦<ネ申>ヨシカズwもなかなか好感がもてるキャラだが
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やっぱモノホンのほうがすげえや(笑)。


『春風のスネグラチカ』
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AmazonでKindle版購入。
ロシア革命時の話を虚実入り交えて物語を紡いでいる。
内容はこの辺りの知識がオイラに乏しいので
「ふう〜む、ふむふむ」
と右から左、東から西に内容が通り過ぎていく(笑)。
ただ言えるのは、山口晃も言ってたけど確かな画力というものは大きな嘘をつくのに必要だということ。
そういう意味では本作も画が下手なヤツが描いたらまったくリアリティのない愚作になっていたろう。
だからこそオイラは沙村を畏怖してるんだよね。


『カメラマン篠田昇の残したもの: 岩井俊二監督作品の撮影監督を務めた (岩井俊二監督作品の撮影監督を務めた カメラマン篠田昇の残したもの)』
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AmazonでKindle版購入。
ネットで不定期に公開されていた文章だったが、途中からネット上から消えたと思ったらAmazonから電書でまとめられたようだ。
映画の撮影監督って<海外は知らないけど>国内の人格的に好きになれない人が多いんだよね。
全員とはいわないけど、オイラの知ってるかぎりにおいては、怒鳴る理不尽だは、で、その中でも怒鳴ったり手をあげたりするってのが本当にイヤだ。
昔ながらの徒弟制度をダラダラと存続させてるようで気に入らない。
今の時代、徒弟制度が本当に必要なのか?
オイラは怪しいもんだと思ってるけど。
それはともかく、本書の篠田昇も人格的には完璧に好きになれるとは思ってないけど、彼の作り出した映像は畏怖と尊敬に値する。
篠田は故人となって10年ほどになっているが、今でもすごい撮影監督だったと思っている。
日本の撮影監督の中では一番好きかな。
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『リリィ・シュシュのすべて』の田んぼのこんな映像とか。
それはそれはカッコよかった。
本書は篠田の友人や知人による思い出話も多くてそれはそれで面白いんだけど、やっぱりオイラは機材に関するところが一番関心時だったかな。
映画では撮影部ではなく”特機”というレールやクレーンを手配する部隊の仕事を篠田は撮影機材と認識してそれを自在に操った。
自分の欲しい映像、撮りたいと思っている映像を作り出す為の知力と想像力。
読んでるだけでわくわくする。
伊丹十三が横長の画面を嫌って、キューブリックも好んでいた4:3のフレームを使っていたのに対し、篠田は超横長のシネスコの利点を追求していたようだ。
簡単に言えばワイドレンズを使わずに人間の見た目に近い感じで狭い部屋を写せる。
伊丹十三は横長の画面の左右をなにかで埋める事の手間を嫌ったと自分の本でかいてたっけ。
なるほど人の感性によってダメと言われていたものが利点になりえるんだなということか。
本書、なんか途中で終わってるんだけど、自伝としてはほぼ最後まで書いていたようなものだし。
できればハッセルを改造して撮影に適用した話であるとか、もっと技術よりの話を図や写真をつかってだしてくれないかなあ。
オイラは関心あるけど、世間はあまりきにしないかもだが(笑)。


『アオイホノオ』
TV録画視聴。
先週はホノオくんが出版社の編集者に自分の漫画を見せにいく回であった、これが、また、アレ、なんつーかw、もう自分の過去の古傷をもう一度見ているようでなんともいたたまれない気分に(笑)。
オイラも高校を卒業したころ、某社に(TVでも出ていた出版社w)に漫画を見せにいった事があるんだけど......。
あんな漫画、よく他人に見せられたもんだと、たまに思い出しては悶絶しているのである(笑)。
こういうのは良い思い出になるというが、40年以上経っても後悔と恥の気分にしかならん(笑)。


相変わらずAmazonでKindle版のエロ本あさりが続いております。
中年です。
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回春です(笑)。
オイラはどうやらタトゥをしているヌードが苦手なようだ。
理由はアレだ。
タトゥをしてるとオイラが行ってるような岩盤浴に行けないからだ(笑)。
入れ墨禁止のところが多いからね。
岩盤浴、気持ちいいぞ。
サウナも。
入れ墨をする前に、入ってみれ、サウナに(笑)。


『リベンジ・マッチ』
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DVDレンタルで視聴。
スタローン対デ・ニーロ。
冗談みたいな映画である(笑)。
公開時も興味があった事はあったのだが、近場で上映してなかったのでスルーしていた。
それでも所詮キワものだろうとタカをくくっていたのだが、なかなかなかなか(笑)。
結構マジなんだよね。
一応ちょっとしたコメディ色はあるものの、歳をとった男の意地の張り合い。
スタローン自身は相手がデ・ニーロということに文句はなかったろうけど、20年前のデ・ニーロだったらやらなかった企画だろうな。
デ・ニーロを熱狂的に観ていたのってオイラが20代前半の頃だよ。
最近はデ・ニーロで客がよべなくなってきたのか、なんとなく一時期よりも寂しい状況だった。
昨年は『マラヴィータ』なんていう駄作に出たけど、あれは監督が悪い(笑)。
オイラが20代の頃のデ・ニーロって無茶苦茶輝いていたよ。
役者としての力で凡な映画を名作に押し上げることが出来ていたんだと思う。
そうすると今の状況。
デ・ニーロも歳をとったんだなと感じた。
いまこそ、再びスコセッシと組んだら良い感じなんじゃないかな。
ディカプリオ、スコセッシ、デ・ニーロという布陣でやったら以外と相互作用でいい結果がでそうだと思うんだけどね。
まあ、それはそれとして、本作、レンタルで観たのだが、ソフトを買ってもいいかなと思うぐらいの映画。
バカな男の意地の張り合いというコンセプトがオイラのツボなんだなあ。
『レイジング・ブル』と『ロッキー』のセルフパロディが笑える。
スタローンも気のせいか落ち着いた良い演技をしていた様に感じたし。
そういう意味では企画次第でまだまだデ・ニーロは生き返りそう。
オススメである。


『オンリー・ゴッド』
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DVDレンタルで視聴。
『ドライブ』を劇場公開で観て気絶してw、wowowでの録画で面白いとおもったので、同じ監督と主演の布陣の本作を観る。
撮影だとか照明なんかはカッコいいんだけど......よくわかんね(笑)。
オイラにはよく分からんでした。
照明の具合だけならもう一度観てみるつもり。
それぐらいである。


『イノセンス アブソリュート・エディション [Blu-ray]』
Amazonで購入。
思うところあってBlu-rayで観たくなって購入。
冒頭観たらDVDとはやっぱり見えてくる情報量が段違い。
『紅い眼鏡』や『スカイクロラ』もこのぐらいの画質で再発してくれんものかのお。


今週末はヘアカット。

by 16mm | 2014-08-17 22:37 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Comments(2)

『STAND BY ME ドラえもん』

"Director's Viewfinder Mark Vb"
以下冒頭の70行。自分には興味がないと思ったら飛ばして下さい(笑)。
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その昔、故森田芳光が
「あのファインダーって高いんだよね」
とかなんとか、TVで言っていたのを覚えている。
映画監督の写真を見ると、特に外国の映画監督なら必ず首から下げていたりのぞいていたりしていたのがディレクターズビューファインダー。
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これは変態ロマン・ポランスキー(笑)。
こんな感じで映画監督がこの"筒"(笑)をのぞいてるのがカッコよく見えてね。
オイラ、結構この手の「覗くもの」に萌える性癖があり(笑)、もう別にどうってことないけど、一眼レフのカメラを持っていなかった時はそれを覗いてみたくて覗いてみたくて(笑)。
レンズを通った光が45度の鏡に反射してプリズムを介して正像で見える。
理屈では分かってるんだけど、そんな構造を介して見える世界が特別なものに感じられたんだよね。
まあ、実際一眼レフを覗けば別にどってことない像が見えるだけなんだけど。
そんな感じで、件の"Director's Viewfinder"欲しいは覗きたいはでもう何年もモンモンとしていた(笑)。
映画のメイキングなんかでも監督や撮影監督が"Director's Viewfinder"を覗きながらアングルを探ったり演技を見たりしているのをよだれを垂らしてみていたのだ(笑)。
まさにオイラも変態。
欲しいと思いつつ何処で買えるのか分からんかったんだけど、たまたま10年ぐらい前にネットを見ていたら
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見つけたんだよ、ブツを(笑)。
米国アランゴードン社の"Director's Viewfinder Mark Vb"とな。
値段をみたらべっくりw。
森田芳光が「高い」というのも頷ける。
こんな筒がその当時でも10万円ちょいしてたんだよね。
「これは無理だ」
と思いつつ、それでも諦めきれずにクヨクヨすること10年w。
今Amazonで¥ 147,420 になってますw。
うひょひょひょひょ(笑)。
オイラのこの"Director's Viewfinder"の使用目的はやはり撮影時のアングル・ハンティングなんだけどね。
そもそもこの"Director's Viewfinder"が映画関係で使われる理由は、映画を撮る為のアリフレックスなどのカメラが無茶苦茶重くて容易に動かせないから。
撮影助手が三人掛かりぐらいで三脚なんかに運ぶらしいから相当なもんだ。
そんなのを担いでアングルを探れないから、同じ画角と同じサイズでマスクした小型の光学ファインダーが重宝されるようになる。
で、オイラといえば、三脚は使いつつもそこに乗ってるのはソニーのミラーレス機。
無茶苦茶小さいは軽いは。
だったらその撮影するカメラを持ってアングルを探った方が効率はいい筈だ。
んが、しか〜し。
所詮趣味の世界である。
仕事と違い効率を求めることがマストであろうか(笑)。
否w。
必要なものは趣味を楽しむため、その世界観に没入するための「作法」こそ必要なのではないだろうか(笑)。
通常使わないような妙なファインダーを覗きながらアングルをさぐる中年おやぢw。
必死で床を這いつくばり、見上げるような角度のアングルを探るオイラを見てモデルさんは
「抱いて」
と思う、かもしれない(笑)。
以上の理由でAmazonでポチっとしたのであった。
で、前述したようにこのDirector's Viewfinder、高いし、買う人間はおそらく仕事で使う映像関係の人ばかりだと思うので、わざわざ仕事道具について述べ立てる機会もないのか、これが実際どういうものかという部分が分からなかったりする。
なので以下、興味のあるヒトが知りたいであろう事を箇条書きしておく。
●見える像は正像(天地左右が逆に見えるわけではない)。
●大きさは上の画像を見てもらって見当をつけてもらいたいが、350ml缶ぐらいだと思ってくれていい。
●光学ズームがついており35mm換算で18mmから200mmぐらいを網羅する(このレンズの焦点距離についてはオイラは検証していないのであくまでもカタログスペック)。
●覗いた時に焦点距離18mmが接眼レンズいっぱいに見えて、それが200mmに向かっていくにしたがって倍率が上がるとともに周りのトリミング枠が広くなっていき、見かけ上の半分ぐらいの大きさの見え方になる(特に見づらくなるという事はないが)。
●適度な重さが心地よい。
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●対物レンズの一番前についているリングが画面のサイズを調節するもので、代表的な指標のところはクリック感のあるカチリとした止まり方をする。オイラが持っているソニーα7Rの画面サイズは自力で割り出し、上の画像のように指標を"16×9-Digital"と刻印されている"D"のところにすると丁度いい。
以上が自分が買う前に知りたかった部分である。
興味がある方はコメント欄に質問してくれればできるだけ答えます。
結構高いもんだから色々知りたいだろうから。
しつこいけど、これ、あくまでも映画で映画用のカメラの代わりにアングルを探る道具なので、普通のスチルカメラを使う人は、使わないのが普通(笑)。
結構良いレンズが買えちゃう値段だからね(笑)。


先週土曜日、歯のメンテナンス。
いつものように美形で剽軽な歯科衛生士女史に歯石をとってもらう。
電動歯ブラシにしてから力を入れすぎての傷が少なくなったとのこと。
ただ同じ場所をずっと動かさずにおくのはひかえる方が良い。
治療後先生と雑談。
"Director's Viewfinder Mark Vb"を持っていって自慢をする。
先生、大いに喜ぶ(笑)。
やはりこういう反応をしてくれるとうれしい。
高い買い物だったからねえ(笑)。


『Nights In White Satin [Kindle版] [アダルト]』
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Kindle版購入。
最近AmazonのKindle版で洋書のヌード集を物色している。
サンプル版をDLして中身を確認するんだけど、ほぼ9割9部がどうしようもないものばっか(笑)。
でたまに本書のようなものにぶちあたる。
全体的な画質淡さは撮影時のフィルターの所為か、書籍を複写した時のものなのかは不明なのだが、非常に雰囲気がよい。
非常に美しい写真集だなと言う印象。
こういうのがエロだとかアダルトだとかで一括りされて結構酷いめをみているのではないだろうか。
これが300円だもん、安すぎないか(笑)。
更に内容にまったくマッチしないタイトルデザインが安っぽくしてる。
だけど非常に良い写真集だった。


『天の血脈(4) [Kindle版]』
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Kindle版購入。
合わせて一巻から三巻までもKindle版を買う。
もう紙の本は買わない(笑)。
大杉栄が出て来た。
明治のこの頃の時代は関川夏央・谷口ジローの『「坊っちゃん」の時代』があり、自分としても興味がある年代である。
興味があると良いながらあまり勉強はしないのだがwこういう本をそのつど手に取って読む事で分からないところを調べたりする。
本書は日本の成り立ちにまで範囲を広げているので自分の知識がまったく追いつかない。
本書を読んで日本書紀をよむ切っ掛けになればいいんだけど、さすがに不勉強なオイラはそうはなるまい(笑)。


『まんが親(3)』
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待望の第三巻。
Kindle版を待っての購入。
こういう自分の関心のある作家の日常を垣間見るというのは楽しいものだ。
二人の天才作家の日常。
多分にカリカチュアされたものであるとは思うが、それがリアルに見える(笑)。


『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊 原画集 -Archives- [大型本]』
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Amazonで書籍購入。
モノクロでの印刷はシャープで見やすいということはあるのだが、元の原画は色鉛筆で塗り分けられている事を考えると、情報量は目減りしている。
先行していた『安彦良和アニメーション原画集「機動戦士ガンダム」』は
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修正の黄色い紙の色まで出してるカラーだったから、本書もそうしてもらいたかった。
宮崎駿は紙に描かれた原画や動画自体は映画を作るための材料にすぎない、という立場であまりそれらに価値をおいていないことを以前言っていた。
本書の前書きではアニメーターが描いた原動画が散逸し、それを保管する術すらないということを語っている。
それが本書を出す切っ掛けとなった、と。
たしかに紙で作画を取っておくということは不可能だろう。
オイラとしては手練のアニメーターが描いた原画はまちがいなく美術的な価値があると思うんだけど、それを言い始めるといろいろ面倒な問題が生じるだろうしね。
一番の手としては原画を高精細にスキャンして取っておくということかな。
お金をとってそのアーカイブされた原画のデータを閲覧できるという風にしてもいいし。
需要は決して多くないだろうけど、見たいと思ってる人間は何を置いても見たいとおもってるだろうしね。
本編全部とは言わないが、アニメーターの肉筆の原画と動画を撮影して映画にしてもらえたらなあ。
気になるところは静止にしてじっくり見たりとかさ。
少なくとも押井守が酔狂でつくった『攻殻機動隊2.0』なんかよりはずっと魅力的な画面になることまちがいなし。
だいたその肉筆の力強さを全面に出そうとして高畑勲は『かぐや姫の物語』を作ったんだから。


宇多丸の『思い出のマーニー』評。
スケッチブックでの心情描写やキャラクターのもつディティールを上手く演出している、という評を聴いて、またまた自分の見方がたりなかったと反省。
なるほどそういう視点では観てなかった。
だけど全体の感想はそれでもオイラはかわらんだろうなあ。


『アオイホノオ』
毎週観ているうちにどんどん面白くなっていく(笑)。
特にあの芝居がかった矢野健太郎が出てくると本当に面白い(笑)。


『STAND BY ME ドラえもん』
先週土曜日。
109シネマズ菖蒲。
3D版。
ネタバレあります。
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ピクサー・アニメーション・スタジオのように、一作のCGアニメーション映画を制作するほどの期間も予算も配給規模もない事を前提に、本作を制作した白組は、例えば映像の全てをフルCGにするのではなく、背景となる家などはミニチュアを作って撮影して、それをCGと合成するという手段をとっている。
本作を観ているとなるほど背景のリアリティがピクサーのそれとは別な感じで出ていてた。
日本のアニメーションが、ディズニーのアニメーションのようなフルアニメで制作できないことからセル画の枚数を減らした制作余儀なくされたわけだが、その苦肉の策でしかなかった手法が徐々に洗練され表現の方法論として確立していった。
画を動かさず迫力のあるタッチを使った止め画の表現や、動きのなかでセルの枚数をコントロール(1秒(24コマ)あたり12枚の2コマ作画とか、8枚3コマ作画とか)することで動きのメリハリや緩急がつくという独自の方法論を作ったわけだ。
事実、いまディズニーの昔のアニメの動きを見ると「滑らかすぎて」気持ち悪いという感想もあるぐらい。
白組は日本の現状の制作体制の中でできる新しい表現を模索しているようだ。
そういう意味では白組、あなどれねえwとなる。
が、それと本作である『STAND BY ME ドラえもん』の出来は別である。
とにかく前提となることであるがなぜ『ドラえもん』なのか?
映画を制作する上で、いくら実績のある白組といえどもやはり原作モノのビッグネームが必要だったというところだろう。
その原作に足かせをかけられたというなら気の毒だったとしか言いようがない。
が、なんの考えもなしに原作通りにすればいいと本作を制作したのだとしたら。
アナクロで新しさの微塵もない古めかしい駄作だったというのがオイラの本作の感想。
本作を観てリアリティーを感じたり、それこそもしかしたらドラえもんが自分に寄り添っているかもしれないと思えるだろうか。
現代を舞台としておきながら子供達の部屋にはゲーム機がない。
今時土管のある空き地などがあるのか?あったら駐車場になっているだろう。
暴力的ないじめっ子であるジャイアンやスネ夫が時としてのび太と楽しく遊んでいる。
かといって、いつも友好的な出木杉くんは仲間の環の中にははいってない。
たしかに原作通りではあるけれど、現在作られるべき映画としてはアナクロチックな懐古主義。
時代遅れも甚だしい設定であるとしか言いようがない。
オイラは本作の制作をすると聞いた時に
『ドラえもんの最終回』
をやるのだと思った。
数年前、田嶋・T・安恵という作家が『ドラえもんの最終回』を同人誌で描いて問題になった。
著作権の侵害という意味では責めを負うべきなのかもしれないが、田嶋・T・安恵の描いた『ドラえもんの最終回』というのが実に出来が良かったのだ。
なんで出来がいいかというと、のび太のドラえもんへの依存というものを断ち切って、それこそしずかちゃんと結婚してもおかしくないような男に成長させるという見事なストーリーだったからだ。
オイラを含めて読者達はドラえもんがいなくなったらのび太はダメ人間になるだろうとしか思ってなかった。
事実上作者である藤子・F・不二雄でさえ一度ドラえもんをのび太から去らせながらも、またのび太のところに舞い戻ってくるような話にしたぐらいだから。
つまり誰一人、のび太が「男」になる姿を思い描けなかった。
が、そこで田嶋・T・安恵がすばらしすぎる最終回とのび太の成長を説得力をもたせて描いたもんだから世間はひっくりかえったのだ。
今現在、『ドラえもん』を映画にする意味があるとしたら、のび太の成長を確実に描くことでしかないだろう。
そうすると田嶋・T・安恵の『ドラえもんの最終回』かなあ。
でも権利問題なんかがあるからどうなんだろう。
と思いつつも、本作の監督である山崎貴の監督デビュー作である『ジュブナイル』のオチはまさにまんま田嶋・T・安恵の『ドラえもんの最終回』だからね(笑)。
パクリ、とはいわないけど、だったら本作もその線で行くのだろう、と。
観終わるまで思ってたよ。
でも全然違う(笑)。
ハッキリ言おう。
原作のドラえもんが未来に帰って、また戻ってくる話の映画化なのよ(笑)。
例えば成人したしずかちゃんがまさにドラえもんを懐かしむような口調で話したり。
成人したのび太が過去からやってきたドラえもんを見て、まさに子供の時の楽しい夢であったかのごとき口調で話したり、と。
本作の中で絶対のび太がドラえもんと別れ成長したと思わせるようなニュアンスがあったんだよ(笑)。
それなのにさあ、原作通り未来に帰るドラえもんを安心させる為にのび太がひとりジャイアンに立ち向かって取っ組み合いをする様は良かったよ。
それで終わればよかったんだよ。
でも御丁寧にその後の原作通りドラえもんが帰ってきちゃう顛末を入れちゃってる。
これ、なんでいれたかあなあ。
もうこれでのび太の成長は絶対無くなったようなもんだと思うんだけど。
トトロがさつきとメイから姿を消したように、『モンスターズ・インク』でサリーとブーの別れがあったり。
分かれというのは通過儀礼としてものすごく重要なものでしょう。
本作は完全にドラえもんを殺し損なってるんだよね。
いつまでも甘い夢を見続けましょうという甘々な展開。
そうは言ってもグっとくる展開がなかったわけではないよ。
ジャイアンとの取っ組み合いや、雪山で遭難しかけたのび太が未来の自分に助けを求めるところなんてナイスなアイデアだったと思うしね。
でもそれ以外で言えば未来の街のビルの看板にTOYOTAだのPanasonicだののロゴがでるたびにげんなりしたよ(笑)。
更に最後に件の『モンスターズ・インク』を真似てか、本編をメタ視点で描いたNG集的なものえおエンディングでやるんだけど、心底頭にきたよ。
最後の最後でのび太とドラえもんの涙の再会のシーンの場所に主要登場人物がやってきて、ドラえもんにくす玉割らせてそのなかから
「祝 制作終了」
なんて書いてある。
これなに。
ここに出てきたキャラクター達って役者として演技してたってこと?
世界観の中にある現実の中にリアルに生きていた存在ではなく、それすらもすべて演技であったと。
もう本当に殺意が湧いたねw。
本作、他の評判は良いようだから一つぐらい酷評があってもいいだろう。
観る価値なし。
更に蛇足で言えば
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たのキャラクターは許せる範囲だったけど、のび太だけは造形的に「不気味の谷現象」だっとと思う。


今週末は母親の通院の送迎。

by 16mm | 2014-08-11 00:48 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Comments(2)

2014年第3回更新のお知らせ

本日メインHPにて"Knights of Sidonia"をUPしました。
お暇な方、ご覧いただければ幸いです。


暑い(笑)。
ので、
今週はこの公開だけで力つきました(笑)。
みなさん、夏バテにはお気をつけてください。
by 16mm | 2014-08-03 17:53 | メインHPと更新のお知らせ | Comments(3)