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『HK 変態仮面』『アオイホノオ』

先週土曜日、歯のメンテナンス。
いつものように美形で剽軽な歯科衛生士女史に歯石をとってもらう。
この歯石取りというのは、通常取られる側が結構苦痛らしい。
件の女史も自分が歯石を取る側ならいいが、取られる側になるのはあまり好きではないと(笑)。
で、オイラのように歯石をガリガリと取られるのがうれしくてしょうがない人間は全体の数パーセントだろうとのこと(笑)。
オイラは気持ち良くてもっと激しくガリガリとやってもらいたいもんだと思うんだがなあ(笑)。
ということで、件のドS女史から(「わたしは"ド"が10個ぐらいつく"S"だ」と自分で言うとったw)オイラは"エム男"と呼ばれる事になった(笑)。
それがまたドキドキするぐらいうれしかったりするから、間違いなくオイラは真性のヘンタイさんである(笑)。
治療後に先生と雑談。
お借りしていたレンズを返却。
先生からのレンズについての蘊蓄を拝聴し、オイラは自分の高価なレンズをぞんざいに扱う先生に苦言を呈した(笑)。
次の治療までひと月ほど間があいてしまう予定。


とうとうオイラのiPhone4がOSのアップデートから除外されました(笑)。
7.1.2でストップ。
iPod touchなどは5.1.1でストップしているが、いまも音楽を聴くのに特化した"ウォークマン"として現役である。
iPhoneもiPod touchも今持っているのが結構気に入ったデザインであるので壊れるまで、或はもっと気に入ったデザインのものが出るまで使い続けるつもりである。


『マッドマックス/フューリーロード』
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いや〜、カッチョええわあ(笑)。
来年公開の『マッドマックス』の新作。
トム・ハーディとシャーリーズ・セロン。
シャーリーズ・セロンのベリーショート・ヘア?、カッチョいいじゃないの。
メル・ギブソンいらねえや(笑)。
来年が楽しみである。
しかし邦題が『マッドマックス 怒りのデス・ロード』だと(笑)。
"怒りのデス・ロード"(笑)。
"フューリーロード"でいいじゃんな(笑)。


『カオスノート』
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Amazonで書籍購入。
吾妻ひでおは電書に積極的ではないようなので、書籍で買わねばならぬ。
先週だったか、昼間にちょっと大きな地震があった時、やはりオイラの部屋の本が結構ぶちまけられた(笑)。
また母親がクドクド怒るがオイラは聴く耳もたない。
なんかの雑誌で立花隆が、いわゆる断捨離に真っ向反対を表明していたのを読んで激しく溜飲がさがったのだ(笑)。
ま、それはともかく『カオスノート』である。
作者の言うところの不条理とナンセンスの作品群。
二十数年前に読んだ吾妻の不条理とナンセンス作品は、当時どうにも分からず、なんとなく不快な気分にさえなって、その本を買った事を後悔した覚えがある。
本作の不条理とナンセンスは全体的に腑に落ちる感じが心地よく感じた。
心地よく感じたという感想は吾妻にとっては望むべき反応ではないのかもしれんが。
吾妻の不条理さが分かる様になるほど歳をとったか、それとも描かれている事がナンセンスに感じないような感覚を持っちゃったのか(笑)。
どちらでもいい。
吾妻の漫画が楽しめれば(笑)。


『ナナのリテラシー2 [Kindle版]』
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Kindle版購入。
電書の先駆けを行く鈴木みそなら書籍と同時発売で電書も出して貰いたかった。
といっても、書籍版発売からほんの数日後の電書リリースだったんだけどね。
契約とか色々あるんだろうけど、『サイレーン』の山崎紗也夏などは書籍発売と同時に電書も出てるのでやろうと思えばできるんでないのかね。
電書が出ると分かっている作家の作品は、本の数日でも待つのがシンドイは。
せめていついつに電書をリリースするとの告知をしてくれればな。


『電子書籍で1000万円儲かる方法 [Kindle版]』
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AmazonでKindle版購入。
まだ読んでる途中。
電書へのアプローチの比較的早かった二人の作家による対談。
現状、電書は中堅があまり売れていない作家がやるもので、超売れっ子の作家は積極的にやらない、との見解。
なんとなくカーストの低い奴らがやってる、みたいな(笑)。
う〜ん、どうなんだろう?
この感覚って作家同士のものの見方であって、電書を積極的に購入しているオイラからすればそんな事は微塵も思ってなかったからなあ。
むしろ
「お高くとまってるのかw早く電書だせよ大友克洋w」
とか思うぐらいで(笑)。
この電書の普及によって今後経済や働き方の大転換が生じるだろう予測はオイラも同意である。


『続 数寄です! 1 』
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AmazonでKindle版購入。
前作である『数寄です! 』全三巻の続き。
何度も思うのだが、山下和美ほどの作家でさえ家を建てるのに金銭的な苦労をしているというのがかなり意外。
更に言えば、作者は本当に周りとの軋轢を徹底的に回避して、自分の家を建てる段になってもその所為で隣近所に迷惑をかけないか(景観がかわることへの)の心配をする。
読んでいて可哀想になるのだが、逆にそれぐらいの繊細さがなければ『天才柳沢教授の生活』『不思議な少年』などで描かれた物語を紡ぐ事はできないのかもしれん。
オイラも家を建てる計画もカネもないけど、数寄屋造の家にはこの本で興味が出てきたな。
茶室がある風景なんて時代劇のTVや映画でしか見た事ないわけだが、そういう作りの家でもコンセントはあり、エアコンはあり、税金の苦しみがあるw、というのが、なんというか、現代の中の不条理を感じるねえw。


『HK 変態仮面』
DVDで視聴。
『アオイホノオ』の
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安田顕が演じた
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ニセ変態仮面が観たくなっての再見(笑)。
安田顕って
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キリっとした男前だとおもうのだが(笑)。
この顔からは想像できないような演技の幅が広すぎる(笑)。
で、再見して気がついたのだが『アオイホノオ』の役者が結構出演していたんだよね。
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みんな大好きw『アオイホノオ』のMADホーリィは
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『HK 変態仮面』で真面目仮面をやってたり(笑)。
『アオイホノオ』の
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きっちゃんは
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(笑)。
を演じていたり。
更に今更だが、本作の監督の福田雄一って『アオイホノオ』の演出・監督もやってたんだ。
今更気がついて恥ずかしい(笑)。
しっかしこの『HK 変態仮面』って作り手達の良い映画を作ろうという意欲とは裏腹に、制作費や製作期間で相当にキツキツの現場だったという。
製作期間なんて二週間ぐらいだったらしい。
だから
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床に思いっきり立ち位置のガムテープが映り込んでるけどw、それすらも修正する余力がなかったと思うと泣けてくる。
何度言っても言い足りないが、この映画本当に良い映画。
タイトルの一般的なイメージから割をくっている事もあると思うが、観ればこの作品の良さは分かる筈だ。
なんかね、床のガムテープすら愛おしいと思えるよ、オイラ(笑)。
思いっきりな通俗文化に力の限りをそそいで完成させた人達に拍手を。


『アオイホノオ』
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録画視聴。
最終回であった。
ああ。
大団円だね。
たまたま最終回を観る前に前述した『HK 変態仮面』を再見したんだが、なんかもうね、上から目線で申し訳ないがw、
「立派になりやがって」
と思ったですよ。

もがくたびに
燃えたぎる蒼い星
ひたむきな強さで
すぐいくよ
あなただけみつめて
終わらない夢がみたい
原色で煌めいて
何者でもないままのあなたで

柴咲コウ、は、どーでもいーが(笑)、エンディングの『蒼い星』の歌詞がドラマの最終回で見事にハマったよ。
本作は歌詞にある、かつて
何者でもないままのあなた
であった者達の歌だということが分かって号泣だよ。
涙出なかったけど(笑)。
この最終回だけで五億点(笑)。
原作漫画はいまだ継続中であるわけなのでドラマ独自の解釈による最終回となったわけだが、見事な着地。
島本和彦の漫画としては少々真面目すぎるかもしれない後半の展開だったが、それでも本作はまぎれもなく『アオイホノオ』だった。
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ホノオくんと庵野ヒデアキの成長物語としても秀逸であった。
ホノオくんは漫画を描く事という意思にブレることがなくなり、作り手としての謙虚さを身に付け。
庵野ヒデアキは自分以外の他人の才能に対し素直に、謙虚になり、漫画家デビューしたホノオくんにサインを求めたりもしている。
このクライマックスの展開ってその前にMADホーリィが言っていた「ベタ」という言葉に沿っている。
この"ベタ"な熱血漢がすばらしく力を持っている。
このベタ押しの気持ち良さ。
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最後の最後でシマモトカズヒコ(笑)。
この先生に熱血語らせたら、それはもうベタ(笑)。
だけど島本和彦、意外や意外。
演技うめえじゃん(笑)。
すっごく自然にベタな演技をして説得力を持たせている。
あらゆる意味で島本がラストで出た事でタイトで締まった感じの作品になったと思う。
とにかくねえ第一話を観た時はちょっと不安だったけど、最後まで観れて良かった。
こんな清々しい気分のドラマも久しぶりではないか。
クライマックスだけでなく、この最終回は結構見応えあった。
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山田孝之が出てた(笑)。
山田としては結構オイシかったんじゃないの(笑)。
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ホノオくんの
「手塚先生を前に見事な舞上がりをみせたものを」
という笑える台詞があった、件の手塚治虫を岡田斗司夫が演じてたりね。
これは岡田が適役だろうね(笑)。
シャレにもなるし存在感もあるので岡田以外は考えられん。
で、その反面、
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オープニングのタイトルバックに名前まで出ているにも関わらず、二人の女性キャストはむさ苦しい男のドラマの割をくって次第に扱いが雑になっていったのが可哀想(笑)。
二人とも結構可愛かったが仕方ない(笑)。
個人的には自分の身につまされて正視できない回もあったが、全て録画してあるので今後も見返す事になるだろう。
この続編というのはないだろうけど、同じキャストで『王立宇宙軍』を制作しているドラマができないものかしら。
ホノオくんは出ないけど。
あの制作もハタから見れば笑えるところはかなりありそうだしね。
とにかく、無事に最終回を迎えられた事がうれしい。
よかったよかった。

by 16mm | 2014-09-28 21:32 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(4)

『ルパン三世』『イントゥ・ザ・ストーム』

先週土曜日、母親の病院の送迎。


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今週日曜日、車のオイル交換などなどを行う。
待ち時間にウィンダム撮影(笑)。


今週日曜日、岩盤浴、日光浴、ストレッチ。
全裸で日光浴のストレッチである(笑)。


ソニータイマー(笑)。
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ネットで調べてみた感じではオイラのような故障の症状のエントリはないようなので、これを所謂一つの"ソニータイマー"と言って大騒ぎすることではないわな。
ただ買って一年経ってないデジカメが動かなくなれば「すわ、ソニータイマーw」となるところがソニーという会社の不徳な部分と言って良いのかもしれん。
今週月曜日に有給を取って撮影していたら、オイラのSONY α7Rが突然沈黙(笑)。
上の画像のようなアラートが出た。
起動レバーをオンオフしてもアラートは消えず、電池を抜いてアラートを消してみた。
んで、再度電池を入れて起動させると一応背面モニターがいつもの表示に戻ったので撮影再開でシャッター押してみたら、連続してシャッターが三回切れて、再び上の画像のアラートが出て沈黙(笑)。
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三時間の撮影で二時間半を過ぎたあたりだったのでまあ撮影枚数的には問題ないんだけど、これが撮影始めたばっかりだったりしたらと思うと背筋が寒くなる。
今まで色々カメラを使ってきたけど、予備のカメラを持つという事を考えない程故障とは無縁だった。
今回の事でちょっとアレ、ソニー製のカメラの時は予備のカメラ、フィルム・カメラでフィルムを多めに持ってた方がいいかな、と思った次第(笑)。
原因はなんだと言われても思いつかん。
投げたり蹴ったりwとサンドバックにしてたわけでなく、ひたすら女の子を撮っていただけである(笑)。
原因があるとすれば総撮影枚数かなあ。
プロカメラマンよりは撮影枚数は多くないけど、このカメラを買った多くの人よりは撮影枚数は多い筈だ。
オイラの撮影枚数の半分以下だと思う。
品質管理がオイラの撮影枚数の半分以下の人達が使うのを基準にしていれば、明らかにオイラは使いすぎ。
だけどこのカメラ、画素数的に言ってもハイアマチュア向けだと思われるので、最低オイラが使う程度には品質を担保するべきではないかねえ、と思うのだが。
というわけで故障を理由に撮影終了をモデル嬢に告げると
「もうダメなの」
「後少しだったのにぃぃぃぃ」
と男の股間、もとい、沽券に関わる台詞を言われるしまつ(笑)。
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行きつけのカメラ店経由で修理に出した。


『サイレーン(5) 』
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AmazonでKindle版購入。
この作者は電書化に積極的なのか、書籍の単行本発売と同時にKindle版も発売された。
電書に切り替えたオイラにとっては大変うれしい。
相変わらず凝った装丁。
カラという人間がいまだに謎であり続け、サスペンスを盛り上げまくっている。
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なんとなくツボだった台詞(笑)。
恋人(女性)が自分(男)より出世した場合どうするか?という問いに対して「浮気をする」と応えたのに対する
「浮気でプライド保てんの!?」
という女性主人公のイノの反応。
本作、女性から見た男という生き物のだらしなさを割と正論で突いてくる(笑)。
女性が浮気をしないとは思わないが男の浮気とは違うと思う。
オイラからすると男は"プライド"という嘘を言い訳に、自分の奥さんや彼女以外の女性と仲良くなることに対する免罪符にしていると思われる。
他の女性とエッチな事をする方便として"プライド"なるものを持ち出しているにすぎない。
男は浮気したくてしょうがない生物という生物なんだと思うぞ(笑)。
だから男にとっての"プライド"なんて最初から嘘みたいなもんだ、と思うんだけどね。
芸人の「女遊びは芸の肥」なんてのもまったくの嘘だと思う。
それと同じ。
方便や嘘なのだ。
で、女性は男の嘘に敏感、というか、男が嘘をつくのがヘタクソだからだいたいすぐバレてとんでもない修羅場になるんだが、ま、それは別の話。
女性の浮気が男と違う点をあげるとすると、女性の浮気には嘘がないから。
嘘ではないから男にバレようがない(笑)。
もっと言えば女性は嘘を嘘だと思ってないから(笑)。


『アオイホノオ』
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録画視聴。
色々おもろい要素が詰まってる回であった。
言いましたな
「オメ●」
(笑)。
更に
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最近の女優はセックス・シーンであっても乳首ひと粒もださない根性ナシが多い中(笑)。
安田顕はモザイクをモノともせずにチンコを出してるぞ(笑)。
エラいぞ安田(笑)。
更に番台が赤井孝美本人だったり、岡田の嫁役が柳楽優弥の本当のヨメであったといのに驚いた(笑)。


『紙の月』
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劇場でやってた予告編観て、このカットの宮沢りえになぜかやられた感じ。
いままで見た事のない宮沢りえを観れる予感。
あの相撲取りとの破局以降、魅力を感じる事ができなかったのに。
監督は吉田大八だ。
監督の名前だけでもほっとけない作品だ。


『フューリー』

これは年末近くかあ。
戦車の話。
楽しみである。


『わたくし的読書』
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AmazonでKindle版購入。
大田垣晴子 のKindle化しているものを片端から購入。
面白くて何度も読み返すものもあれば、買わなくても良かったなと思うのもある(笑)。
本書はかなり面白かった。
良質なコラムを読む快感と女性からの視点というオイラの持っていない見方が載ってるのが新鮮で面白いんだと思う。



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グレッグ・ゴーマンの画像をネット探しては見てお勉強。
いや〜、カッチョいいカッチョいい。
こんな写真を撮ってみたいものである。
かなり昔、たしかビートたけしの写真をグレッグ・ゴーマンが撮った事があったんだよな。
その頃名前を覚えた。
あの雑誌、買っとけばよかった。


『ルパン三世』
今週日曜日、109シネマズ菖蒲。
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『ガンダム』なら『1stガンダム』。
『爆風スランプ』なら初期の江川ほーじんがいた頃。
そして『ルパン三世』なら『カリオストロの城』。
オイラは『ルパン三世』に関しては『カリオストロの城』(以下『カリしろ』w)原理主義者と言っていい。
といってもオイラの場合、劇場公開時からの気合いの入った主義者ではなく(笑)、TV版の赤いスーツの『ルパン三世』も結構面白く観ていたのだ(笑)。
それが何故『カリしろ』原理主義に至ったかと言えば、宮崎駿の所為である(笑)。
宮崎駿が赤いスーツの『ルパン三世』を時代遅れと言ったから(笑)。
その宮崎が創ったのが『カリしろ』だから(笑)。
なんつーか、共産党のオルグに暴力的に説得されて共産主義を妄信してしまったような(笑)。
......
例えが悪いっすね(笑)。
まあつまり、オイラの中では『カリしろ』にあらずば『ルパン三世』にあらずという図式が出来てしまっているわけ。
『カリしろ』からしばらくたって押井守が所謂まぼろしの劇場版『ルパン三世』を作る段になってからの宮崎の発言にしても、ルパンを現代で再生することの困難さというものを語っていた。
その頃オイラは『ルパン三世』が時代遅れになっているという事がイマイチ理解できなかった。
それが今になってようやくわかった気がした。
やはり一流どころの製作者というのは視聴者の感覚の数年先を行っているというのは本当だったのだな。
なのでオイラはほぼシリーズ化しているTVスペシャル等の『ルパン三世』を観てないどころか関心も持っていない。
主役の声優が亡くなっても代役を立てて存続を計るなんてことに無惨さを感じる。
こんな死に体でしかない『ルパン三世』に頼ってまで商売をすることへ無惨さ。
ただ皮肉な事にそんな『ルパン』の無惨さがあることで『カリしろ』が至高の輝きを得ている。
例えば都会の街中のいたるところにカメラが設置され画像から顔面認識させて個人を特定するなんて事はもう何年も前からできている。
その情報を巡回中のパトカーや交番のお巡りさんとも情報共有できる。
こんな状況のあるなかで『ルパン三世』の銭形警部が昔のままのパトカーから乗り出し、トレンチコートを着て犯人を追いかけるなんてことにリアリティを与える事ができるだろうか?
ルパン、次元、五ェ門のような『ルパン三世』であるべき恰好の人間が街を歩いているだけで目立つだろう(笑)。
人の良い隣人が凶悪な殺人を犯すような時代。
選挙で選ばれた議員が平気で横領をする時代。
いまルパンを再生しようとしたら犯罪というものの本質から問いなおさねばなるまい。
前置きが長過ぎたが、今回の小栗旬主演の劇場版実写『ルパン三世』についてだ。
この実写版って日テレではなくTBSが出資してるのね。
その辺りもなんとなくないびつさを感じるね。
前置きで『カリしろ』原理主義者を標榜したオイラのように、実写映画製作者達にしても目指すものは『カリしろ』だという雰囲気は全体的に感じられた。
そもそも
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この参上の貼り紙からして『カリしろ』もしくは所謂『旧ルパン』からの引用だよね。
雰囲気をみんな大好き『カリしろ』に合わせようということ。
で、はい。
途中退場です(笑)。
だいたい一時間観てなかったんじゃないかな(笑)。
銭形がタイに行ったあたり。
ルパンが日本へ五ェ門に会いに行く前にオイラは退場である(笑)。
この製作者達はオイラが読んでるような宮崎駿の発言なんかをまったく読んでないのかね(笑)。
まあ製作者として読みたくないという事もあるとは思うが
冒頭、かなりハイテクなガジェットを使って盗みをするのに持っている銃がワルサーP38ってのはどうなのよ(笑)。
ルパンといえばワルサーP38という図式も現代を舞台にして他はハイテクな武器を使っていながら戦時中に100万丁以上も作られた粗雑なピストルを持ってるというのがまったく理にかなってない。
更に本作、外人に日本語喋らせてるの。
つまり外人の俳優の台詞を日本語で吹き替えてるわけ。
でもって出てくる文章が英語だかになってたりしてさ(笑)。
このちぐはくさ。
TV版のルパンの雰囲気を踏襲してますってことなんだろうけど、その感覚自体が古くさいんだよね。
じゃあどうしてもTV版の雰囲気で映画を作りたいなら舞台を70年代にして作れよ。
そのかわり舞台となる背景はきっちり時代考証して作らなければならんけどね。
とにかく作ってる人間、取りあえずキャスト以外、はハナから『ルパン三世』に愛着もなければ真剣さもないんじゃないの。
『ルパン』だからなんとなくハデな服来てアクションさせてお手軽に作っちゃえっていうかさ。
一番許せないのは銭形がルパンとなれ合いやがってるシーンがあったこと。
言っておくが『カリしろ』での地下のシーンでルパンと銭形が共闘してるのを模しているなんて言い方はナシだからね。
すくなくとも銭形は警察官としての矜持は表向きまげてないんだから。
本作はまったくもって期待してなかったので、まさに期待どおりというか(笑)、期待以上のデキでハラワタが煮えくりかえってコゲまくってますが(笑)。
観てないけど、これで五ェ門が昔のままで出てきたら単なる変人の変態でまったく好感もてないだろうね(笑)。
この製作者の布陣、覚えておくぞw。
監督が北村龍平でプロデューサーが山本又一朗。
こいつらクソだな。
ああ、せめて入場料を現金ではなく溜まったポイントで観るべきであった(笑)。
今年はこれを上回る糞映画はないであろう。
そこそこ売れてるんだろこの映画。
ああよかったよかった。
オイラが悪口いったぐらいどってことないやな(笑)。


『イントゥ・ザ・ストーム』
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今週月曜日、109シネマズ菖蒲。
所謂この手のデザスターものというのにイマイチ食指が動かないのだが、例によって宇多丸が推していたので観に行く事に。
宇多丸の番組での評価も高かったのだ。
本作について人間ドラマの部分に共感するという感想もあるのだが、どうもオイラはその辺りに辟易感を覚えた。
その人間ドラマの結論ってのが、未来でも過去でもなく今を強く生きよう、みたいな手垢のついたものでしかなく、それがどうにも野暮ったいだよね。
それよりも
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この男の子ゴコロの性感帯をくすぐる車両(笑)。
ストーム・チェイサーという竜巻のスクープ映像を置い続ける人間達が乗るこのタイタスという車両(笑)。
このストーム・チェイサー達だけを軸に物語を構成してもらいたかった。
父子の断絶に悩む、とか、童貞男が気になる女の子をどうにかしたい、とか(笑)。
そんなのはどうでもいい(笑)。
結局それらの結論もどおってことない教訓めいたことに落ち着いちゃうんだから。
それよりもストーム・チェイサー達の行動に焦点を絞ってほしかった。
彼等も一枚岩ではなく、それぞれ生活のためとか、贅沢するため、とかの理由があるんだけど。
そのなかで
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本作の主人公のひとりであるピート。
本作は群像劇であるので主人公は一人ではなく、複数あるエピソードのなかの主人公の一人である。
最終的に複数のエピソードが一つにまとまるんだけどね。
で、ピートであるが、このオッサン、悪魔ならぬ竜巻に魂を売った男。
こいつカネの為に竜巻を追ってるようだけど、そうじゃない。
竜巻の目のなか、竜巻の回転の中心に入ってその光景を見てみたいという衝動に駆られている男なんだよね。
彼等の活躍してるシーンがオイラ唯一楽しめたんだよね。
本作の監督、ジェームズ・キャメロンの元で第二班の監督をやってたせいか、このタイタスが爆走するシーンにかかる音楽が『エイリアン2』の海兵隊のアクションシーンのスコアに似てたりしてね(笑)。
で、この映像を撮るためなら他人などどうでもいい感じのピートが最後の最後に利他的な行動に出る。
だれよりもそれを欲していた時には間近まで来た竜巻がそれていったりするのに、最後の最後、人の為に自分の命を投げ出したとき、ピートの眼前に広がった光景は彼が長く追い求めていたものだった。
オイラはストーム・チェイサー達の自分の追い求めるものを前に周りが見えなくなるという部分にすごく共感したのだ。
それはある意味危険な事で、ストーム・チェイサーのクルーの一人は炎を巻き上げた竜巻を誰よりも近くで撮影していて死ぬ。
竜巻に巻き上げられた炎と一緒に空高く吸い上げられる黙示録にも見えるそのシーンは教会の前が舞台だ。
製作者の意図が明確に分かる。
台詞だとかでなく、こういうヴィジュアルや設定で構成していてくれたらこの映画5億点だったよ(笑)。
オイラは見ている間、ストーム・チェイサーで5億点、童貞小僧で5点、ストーム・チェイサーで5億点、息子との意思の疎通に悩む親父で10点(笑)。
オイラは童貞小僧や中年オヤジではアガらないからさあ(笑)。
というわけで、実写版のクソ映画『ルパン三世』の口直しにはなったけど、ものすごーく惜しいなと思える映画であった。


今週は歯のメンテナンス。

by 16mm | 2014-09-23 20:43 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』『フライト・ゲーム』

先週土曜日、心療内科。
稀ではあるがパニック障害の発作が出たことがあったので、前回減薬した分をもとにもどすことに。
それでも昨年よりは減薬している。
映画館で気を失うことも最近はないなあ(笑)。


先週土曜日、歯のメンテナンス。
いつものように美形で剽軽な歯科衛生士女史に歯石をとってもらう。
筈だったが(笑)、前歯の付け根のの部分を治療してもらった為に、女史の思い切りのよい容赦のないあの陶酔的なメンテナンスを受けられず(笑)。
歯の状態は良いとのこと。
ただ女史から左上の部分をブラシを当てすぎているとの指摘があった。
治療後、先生と雑談。
近々撮影予定の旨を話すと気前良くレンズを貸して下さる。
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カッチョエ〜。
LEICA SUMMILUX-M f1.4/50mm ASPH.。
無茶苦茶お高いよ(笑)。
先生からの話や書籍やネットの情報で能書きは知っているが、オイラはそのレンズを実際に味わうことができる幸福な環境にいるわけなので存分に味わってみたいと思う。
他人のフィルターを通した情報ではなく、自分にとって一番確度の高い知識と情報が積み上げられるはずである。


PENTAX FILM DUPLICATOR
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パラパラパラパラと散財しております(笑)。
DUPLICATOR。
日本語で言えば複写機ということになります。
もっと平たく言うとスキャナー、みたいなものですかな。
フィルムをストロボを使って透過させて、それをデジカメで撮影するというシンプルな作り。
フィルムの需要が落ちているせいか、フィルム・スキャナーがブローニーどころか、35mmでさえまともなものがない昨今。
このDUPLICATORの存在を知って狂喜しましたわよw。
デジカメはα7rで7Kで撮れる。
更にマクロ・レンズも持ってて、Makro-Planar T* 2/50 ZFだ。
Carl Zeiss様である(笑)。
現状望むべく最強の状態でなくって(笑)。
これで7年以上死蔵していたHasselbladが、CONTAX RTS IIIが、CONTAX G2が、CONTAX T2が使える。
オイラの場合フィルムを使いたいという欲求よりも、結構高いカネだして買ったフィルム用のカメラが再び使えるということの方が無茶苦茶うれしい。
これでオイラのHN、愛称、別称、a.k.a.であるところの"16mm"レンズが使える(笑)。
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↑神の瞳か悪魔の眼か分からぬが(笑)、脅威の最強のw16mmレンズ。
CarlZeiss Hologon 16mm F8、だ(笑)。
長い沈黙、というかw、寝過ごした、というか(笑)。
とにかくこの目玉が使えるという事がものすごくうれしい。
果たしカメラの方であるG2は動くかしら(笑)。
電池入れてみようw。


今週の日曜日、岩盤浴、薬湯、ストレッチ。
すこし日光浴もしていきた。


『American Photo - 9.11.01 The Photographers' Stories By Bonnier Corporation』
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iTunesで購入した"アメリカ同時多発テロ事件"の電子版の写真集。
文字も多いんだけど英語だから読めん(笑)。
事件直後の逃げ惑う人々や放心したように立ち尽くす消防士など、当時の世界貿易センタービルの下の阿鼻叫喚の図だ。
激突した旅客機に乗っていた人々の無念や、火災によって逃げ場を失った人々が次々とビルから飛び降りざるを得なかった時の恐怖を思うといたたまれない気持ちになる。
アメリカが行ってきた"正義"というものの代償だと、皮肉を言う事もできないほどの惨状の写真の数々。
だが、私が言いたいのはそういうことではない。
ひっじょ〜に不謹慎な言い方であるが、これに載って写真が
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カッチョいいんだよ、困った事に。
悲惨な惨状に動揺しつつシャッター・ボタンを押したという感じではないよ。
構図やレンズのサイズを的確に決めて写真を撮ってる。
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教会をバックに煙をはくビル。
報道写真というよりも、意図的に作られたアートみたいに感じて、それが写真の力になっていて見応えがあるんだよね。
カメラマンの層の厚さの違いもあるけど、こういう惨状をアートとして考え写真を撮るという感覚は日本人ではあまりないんじゃないかね?
こういう写真を撮りたくなる気持ちというものをオイラも分かる。
だからこういう写真を撮る人間も、それに見応えを感じる人間も等しく罪深いと思う。


うううううw。
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羨ましい(笑)。
宇多丸、留之助ブラスター持ってるんだ(笑)。
ええなあ(笑)。


『AERA 2014年8月11日増大号』
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Amazonで書籍購入。
なかなかの読み応えのあるものになっていた。
宮崎駿のインタビューなどはないんだけど、その中でも宮崎吾朗と半藤一利の記事が面白かったかな。
割と政治的な部分の話が多いと思われる。
ところで
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今後のスタジオ・ジブリについて鈴木敏夫のキーマン気取りが鼻につく。
庵野秀明の力量<後継になりうるかどうかは別にして>というものには文句はないよ。
しかし、鈴木が画策してでっち上げた監督達に対する配慮というものを考えないのかね。
宮崎吾朗だとか米林宏昌への配慮ということだけど。
結局この二人より庵野だろうというね。
人気や実力をとってみても、庵野をたてるという事によってジブリの存続という現状切れかかった糸が持ちこたえられそうだという判断だろう。
監督の息子でもなく、スタジオ生え抜きの人物でもなく。
鈴木の発言は一見後継問題について公平に判断しているように見えるけど、結局のところその時々で風の吹いている方を向いている風見鶏みたいなもんだよな。
とりあえず米林宏昌はともかく、宮崎吾朗についてはきっちり最後まで後ろ盾になる道義的な責任というものがあるんでないかな。
理由は分からぬが宮崎吾朗はジブリを出た。
そしてポリゴン・ピクチャーズと組んで作品を作っている。
並大抵の覚悟ではないよ。
それだけでもオイラは応援したいという気分になる。
宮崎吾朗には資質はともかく、物語るということへの意思力が感じられる。
そもそも細田守でさえジブリでの制作に失敗しているのだ。
外様に対する不寛容さというものがジブリのスタッフには確実にある。
宮崎吾朗がジブリを「宮崎駿の王国」だと表現していた。
アニメーションの世界では素人である宮崎吾朗がその王国で<王様の息子とはいえ>意思を貫徹することができなかった。
ある意味当然だろう。
天才監督の元、厳しい要求を常にクリアしてきたという自負がジブリのアニメーターにはあるので、ポッと出の新人監督の言う事なんて聞くわけがない(笑)。
そんな中で監督として生きていく覚悟を決めて進み続けた宮崎吾朗は賞賛に値するね。
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それでも今度のTVシリーズが正念場になるんじゃないかな。
オイラとしては児童文学ではなく、もっと通俗文化よりのアクションとメカニックな冒険モノのアニメーションを宮崎吾朗の作品で見てみたい。
宮崎吾朗だって『ヤマト』や『ガンダム』観て来たんだろう(笑)。
オイラと同じ世代ならそれらを面白く思ったに違いないと思うんだが。
たぶん児童文学をベースに考えたら駿は越えられないと思うぞ。
まあ、越えなくてもいいけど、観る側にしてみれば
「これなら親父の『トトロ』観てればいいや」
となりかねない。
もっともっと志し高く通俗文化に進んでほしいもんだなあ。


『アオイホノオ』
録画視聴。
ホノオくんやダイコン・フィルムのエピソードも面白いが
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週刊少年ジャンプ編集者、MADホーリィ(笑)。
実際のモデルは
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江口寿史や原哲夫らを担当した編集者、堀江信彦氏、らしい(笑)。
まあ実際はともかく、
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原作コミックのキャラクターか、それ以上の
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なんかわけのわからんモンになってます(笑)
......
褒め言葉です(笑)。
ジャンプの編集者のイメージを見事というか無茶苦茶にカリカライズした上でわけのわからんリアリティがあるんだよな(笑)。
しっかしこのドラマ、よく作ってるよな。
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実際に学生が制作した課題作品を完コピしてドラマ用に作ってるんだもん(笑)。
エンディングにオリジナルが流れているぐらいだからフィルムを借りる事もできたろうに。
あえてドラマ用に作るという手間を惜しまず。
なんつーか。
魂ですなあ。


『泣く男』
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『アジョシ』のイ・ジョンボム監督作。
楽しみである。


『ニンフォマニアック』
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たぶん観に行けないと思うけど、Blu-rayは速攻で買おうと思ってる。


『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
先週土曜日。
109シネマズ菖蒲。
3DiMax。
『お猿の惑星』や『トランスフォーマー ロストエイジ』はなんとなくパス。
『るろうに剣心』も二作目をスルーしたので除外。
『イントゥ・ザ・ストーム』と『舞妓はレディ』と『フライト・ゲーム』と『ルパン三世』で悩んだすえに『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』に。
当初、予告編なんかも観てオイラの好みではないなと思っていたのだが、宇多丸が推していたのと、本作の監督が
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『スーパー!』の監督のジェームズ・ガンだったから興味が湧いたのだ。
で、観た感想だが、おそろしく良くできた映画だったと思う。
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地球人は一人いるものの、他は英語を喋る異星人だ(笑)。
その中の一人は人類ですらない(笑)。
アライグマやら緑色の皮膚の女やら全身入れ墨っぽい巨漢やら木の精のような者や。
飲み込みづらいこれらのキャラクターに親近感を抱かせて感情移入させる演出力は強い。
手を取り合う、手を握るというアクションに対する意味づけもグッとくるものがあったなあ。
大友克洋の『AKIRA』の原作コミックの終盤の金田とケイが手を握る、というか、掴むというところの印象に近いなと思ったりした。
他人に聞かれたら「おもしろかった」と応えるだろうね。
ただ、今までの能書きをすべてチャラにするような事を言ってしまうと、やはりオイラ好みではなかったよ(笑)。
宇多丸はどの辺りがツボであるのか聞いていたら違った見方ができたかなとも思う。
更に言えばあの『スーパー!』の監督にしてはひどく楽観的な映画だったな。
『スーパー!』は同じ地球人であったり、夫婦であったり、同じような趣味を持っていたりするにも関わらず最終的に分かり合える事が出来ずに自閉していく男の話だった。
あのラストはオイラからすると非常に重たいペシミスティックな香りがするんだよね。
本作はそういう意味では宇宙に住むだいたいの生物とは分かり合えるという楽観性に根ざしている。
それが悪いとは言わない。
実際面白かったわけだし。
ただやっぱり楽観主義的すぎてオイラの趣味ではなかった。
そんなところである。


『フライト・ゲーム』
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ネタバレあります。
先週日曜日。
109シネマズ菖蒲。
『お猿の惑星』や『トランスフォーマー ロストエイジ』はやはりパス(笑)。
『るろうに剣心』も二作目をスルーしたので(笑)。
『ルパン三世』とどちらにするか悩んで本作に(笑)。
ちなみに『ルパン三世』に執心しているようだが、disるき満々で行きたいと思ってるだけで、デキ自体にはまったく期待しておらん(笑)。
で、本作。
これも宇多丸が推してたような気がしたんだが、評論を聴いた限りではオイラの勘違いだったようだ(笑)。
リーアム・ニーソンの主演作って最近ちょっと敬遠してたんだよね。
リーアム・ニーソン主演作だったら『ダークマン』『シンドラーのリスト』『愛についてのキンゼイ・レポート』『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』が好きかな。
リーアム・ニーソン、オイラの中では演技派の箱の中に入っていて、この人でてればドラマ的に陳腐な作品ではないだろうという信頼をしていたのだ。
が(笑)。
『96時間』で「ありゃ」っとなる(笑)。
リュック・ベッソンが制作していて、いや、ベッソンが制作しているからこうなのか(笑)。
物語が雑なのだ(笑)。
で、『フライト・ゲーム』もなんとな〜くポスター・ヴィジュアルを見たときから『96時間』的な臭いがしてたのよ(笑)。
邦題は『フライト・ゲーム』。
原題は『Non-Stop』だと(笑)。
宇多丸曰く、一ミリも頭使ってねえーな(笑)。
冒頭からの不安をあおるような雰囲気は良かったよ。
旅客機という密室のスリラーにもってこいなキャラクター設計のリーアム・ニーソン。
航空保安官のくせにアルコール中毒。
旅客機の離陸が苦手で、トイレでタバコを吸うという中坊みたいな事をしてる(笑)。
つまり冒頭からコイツ駄目人間だという事を宣言してるわけよ(笑)。
んで、むちゃくちゃ腕っ節が強いというね(笑)。
酔っぱらってる時に隣にはいたくないヤツだ(笑)。
そんな危ないヤツが旅客機の中で銃を振り回して
「オレは悪くない」
等と言っても誰が信用するか(笑)。
なのでリーアム・ニーソンが犯人ではないか?と疑いが捨てきれない状態までのサスペンスは結構緊張感があったりする。
で、犯人なんだけど、多分おそらく初見から「コイツ犯人じゃね?」と分かる人はいないと思う。
犯人が分かったら、その殺害方法からすべてが取って付けたような設定でまったく厚みがない。
9.11テロの教訓がいかされず、いまだに航空機の保安についてはザルだという告発めいたものが出てくるが、これも本作ではいまいち内容に結びついていかない。
まあそんなわけで、雑な映画であったという感想です(笑)。


今週は母親の通院の送迎。


by 16mm | 2014-09-15 21:26 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)

『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』

TDF モンスターズリサーチファイル
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宣伝である(笑)。
この『ウルトラセブン』に出て来たカプセル怪獣ウィンダムの造形したのがオイラの友人である。
数年前まで会社の同僚であり、CGのモデリングが凄腕の頭がキレる大バカやろうだ(笑)。
先週土曜日何年かぶりに会って話を聞く機会があり、現在の仕事の一端を教えて貰った次第。
App Store iTunes で無料版のアプリをダウンロードすると
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サンプルとして無料のウィンダムの胸像が出てくる。
こいつをiPhoneやiPadなんかで
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画面を指でグリグリすると拡大縮小360度どの角度からでも見る事ができる。
インターフェイスも劇中のウルトラ警備隊がiPadを携帯装備として持っていたら、というコンセプトらしい。
で、オイラは1800円課金して全身のウィンダムを購入した。
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円谷プロ監修という錦の御旗は伊達ではないよ。
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決められたポーズが4つあって、そのどのポーズであってもカメラが回り込める。
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着ぐるみとしての皺であるとか、単なる突き出た棒でしかないと思ってたアンテナが実はこんなに細かくディテールがあったとは。
製作者の狂気のような熱意が感じられる。
『ウルトラセブン』からのチョイスというのもオイラの世代のおぢさんにはうれしい。
更に
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こんな撮影が出来ちゃったり、
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このARマーカーを使う事で
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こんな撮影もできたりする(手前の白いフィギュアは仮想現実のものではないw)。
色々楽しみ方はあると思うけど、リアルな造形と円谷プロ監修の意味は、怪獣モノと立派な大人には蔑まれているこの文化をアーカイブとして後世に残したい、残すべきだという意思があると思われる。
スティーブン・スピルバーグ、ティム・バートン、ギレルモ・デル・トロといった完成された世界的なオタクw達が円谷の影響というものを公言してはばからない。
『ウルトラセブン』を観た庵野秀明らが『エヴァ』を作っている。
"クール・ジャパン"だなんだと持ち上げてる奴らの多くはオタクでもマニアでもなく、ウルトラマンって何者だ?という程度の目先の商売でしかこれらを考えられない人間達だ。
今では信じられないようなカネと時間を使って純粋に、そして真剣にこの蔑まれる文化と対峙した人間達の生み出したものをなんのリスクも背負わずに上前だけかすめ取る連中が文化遺産として守ろうなどと思うわけがない。
自分たちが拠って立つものならば、それを良きものとして残したいと思うものではないだろうか。
これは通常のフィギュアのように触感で楽しむということが出来ない。
が、それに目を瞑っても、眺めて楽しむというエンターティメント性は確実にあると断言できる。
ちなみの次はエレキングらしいが、これもまた円谷プロからの資料を基に造形してるので細かい形の部分で結構知られていないディティールの発見があると思う。
この手のフィギュアなどの造形をする人にとってはとんでもない資料的な価値があるのではないか。
あらかじめ言っておくが、宣伝といってもオイラ自身はこの制作にはかかわってないし、宣伝してお金をもらえるわけでもない。
自分としてはかなり価値のあるソフトだと思っているものがあまり知られずに埋もれてしまうかもしれないことに危惧を感じているのだ。
熱意をもって何かを作っている人達がいて、少しでもそれが世間に知られればいいと思っている。
ちなみにこのアプリ、結構スペック高くないと落ちちゃうみたい。
昨年買った第二世代のiPad miniでは問題なかったが、第四世代のiPadはサンプルは動いたけど購入したものを起動させようとすると落ちました。
その辺りは製作者達も苦労しているようだ。
気になった人は、取りあえずサンプル版だけでも見てみてほしい。


本日日曜日、岩盤浴、ストレッチ。


『アオイホノオ』
録画視聴。
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う〜むw。
これが岡田トシオか(笑)。
なんか本流のホノオ君の話より、ダイコンの連中の話の方が面白くなってきてしまっているぞ(笑)。


『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』
AmazonでBlu-ray購入。
Blu-ray視聴。
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キャプテンの乗るハーレの排気音がいいなあ、とか。
銃撃シーン、カーチェイス、接近戦での格闘などのアクションの見応え、とか。
ウィンター・ソルジャーが車の屋根から投げ出されたあと、その勢いを止めるのに左手の指をアスファルトにたてて止めるところ、とか。
etc......。
娯楽作品としての面白さを担保しつつも、本作がものすごく政治的な映画であるということが言われている。

この映画をもっと深く理解したいなら町山智浩のこの評論を聴くのがベスト。
例えば
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劇中度々登場するS.H.I.E.L.D.本部近くにあるちょっと変った形の矢印のビルはなんなのか?
S.H.I.E.L.D.の長官役をロバート・レッドフォードが演じている事の意味は?
ウィンター・ソルジャーというのはなんなのか?
インサイト計画は現実世界におけるなにを暗喩しているのか?
このあたりを見事に解説してくれてるんだよ町山は。
基礎教養の差と言うのもあるけど、映画の見方というものを教えてくれるという意味では本当に数少ない評論家だろうね。
印象批評や感想ではない。
評論であり解説である。
なので本作、印象としてはパート1のやや荒唐無稽よりの物語から、現実世界という大地にしっかりと足をつけたポリティカル・サスペンスのニュアンスが濃い。
Blu-rayで2度ほど見返しているが、本年度3本の指に入る作品だと思える。
パート1より好みだったし、圧倒的に良かったと思う。


今週は歯のメンテナンス。

by 16mm | 2014-09-07 19:45 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)