<   2014年 11月 ( 5 )   > この月の画像一覧

『エンド・オブ・ウォッチ』『寄生獣』『フューリー』

先週土曜日、心療内科。
先週は風邪をひいたりして、ちょっとパニックを起こしかけたがワイパックスで押さえ込んだ。
現状の薬の量でしばらく様子をみるというのがオイラと担当医の一致した意見。
次の通院は来年になる。


先週土曜日、岩盤浴、ストレッチ。


今年はなんか暖冬なのかしらん?
あまり寒くない気がする。
花粉アレルギー予防の為にほぼ毎日食べていたヨーグルトとハチミツをちょっとサボったら、なんか風邪だかアレルギーだかわからんが、鼻がグスグスに。
なんの音か分からんが呼吸をするたびに鼻の奥でパチパチとなる音が気になってパニックを起こしそうになる。
原因がわかれば不安もなくなりパニックはおさまるのだが。
最近おさまっていた喉の痰が滞留しているような違和感がまた出てきた。
これはとりあえずヨーグルトとハチミツの習慣を再開すればなんとかなるような気がしている。
なんとかなりますように。


本日日曜日、靴の手入れ。
ABCマートの兄ちゃんに教えて貰った通り、ミンクオイルをブラシで塗ってみた。
今までオイラは最初にブラシで靴についている埃を払い、汚れ落としをウエスで伸ばし、その後ミンクオイルをそれ用のウエスで塗布し、余分なオイルを埃落としとは別のブラシで伸ばす、という手順だった。
ABCマートの兄ちゃんの話によると、ミンクオイルをウエスにつけると革に着く前につけたウエスに浸透してしまうらしい。
したがってウエスだと適切にオイルがつかないとのこと。
なのでミンクオイルもそれ用のブラシで塗布して伸ばしたほうがいいと教わった。
やってみたら少量のミンクオイルでもブラシだと伸びるノビル(笑)。
これは良いこと教わったわい(笑)。


履いていたジーパン(おぢさんなのでジーンズとは言わないw)の尻の部分に穴が開いているとママから通達。
オイラは尻に穴があいてるパンクなジーパンで横浜のおしゃれな赤レンガ倉庫にいたということになる(笑)。
......
気にしない(笑)。
夕方暗かったし、オイラよりも変なカッコをした奴はいっぱいいた、はずだ(笑)。
で、ユニクロで
c0022635_19350793.jpg
同じチノパンを3つ購入。
色も全部黒(笑)。
これに定番のチェック柄のシャツで決まりである(笑)。


電書になってから会社の行き帰りで雑誌を買うということがなくなったから、そんなに金をつかってないだろうと思っていたんだけど、オイラが思っている以上にAmazonで色々買っているようだ(笑)。
今年と来年は車検がないので浪費がすぎてるような気がスル。
カード破産ってこういう風に音も立てずに来るのだなと思うと背筋が寒くなるw。


衆議院選挙。
困ったことに支持政党がないばかりか、現状の党のすべてに絶望的になっている。
投票したい個人に投票することでその政党自体を支持するようになるのはなんとも理不尽だけど、しょうがないわな。
政治家が特定の国を悪しざまに公言するのはどうかと思うんだよね。
議員になったらそういった国とも関係を築かなあかんわけだからさ。
そういう意味では中国や韓国を批判する立候補者が現状やたらと元気がいいのが困りもんだ。
なんとなく国民全体に気分が彼の国々を批判的にみるように醸成されつつあることにつけこんでる安易さがいただけん。
嫌いな国があってもいいけど、国会議員としてそれを公言するのはどうよ。
彼らが国会議員になったら嫌いな国に率先して喧嘩を売るんじゃないかとヒヤヒヤもんだ。
またそういう分かりやすさを有権者が求めてるということでもあるから、この有権者にしてこの国会議員なんだろう。
Twitterに書いてあったが、今度の総選挙を棄権するのはどこの政党も支持しないという意思表明ではなく、安倍政権を是とすることになりかねない、と。
心せねばなるまいな。


『ヴィンランド・サガ(15)』
c0022635_16474215.jpg
AmazonでKindle版購入。
結構好きな表紙絵。
物語はヴィンランドに向けて進むわけだが、この塩梅だとまだ数年かかりそうだ(笑)。
展開が地味だと連載切られちゃう恐れがある。
辛抱強く待つ読者がオイラ以外にも多数いることを願う(笑)。


『まんが家総進撃 2』
『漫画家超残酷物語 青春増補版』
c0022635_16560844.jpg
AmazonでKindle版購入。
c0022635_16145696.jpg
安定した面白さ。
上のコマのセリフがツボであった(笑)。
その他、呉智英(くれともふさorゴチエイ)をネタにしたのもゲラゲラ笑えたw。
唐沢なをきはどう思っているか分からぬが、一部のゴチエイに褒められると漫画家としてのステイタスが高いのだと勘違いしている輩に冷水を浴びせてるという風に感じた(笑)。
唐沢よしこのコラムも絶好調。
非常に情報量の多い作品。
費用対効果を考えれば相当オトクではないかね。
c0022635_17104427.jpg
痛墓(笑)。



『恋愛3次元デビュー ~30歳オタク漫画家、結婚への道。~ [Kindle版]』
c0022635_16252825.jpg
AmazonでKindle版購入。
予備知識なしだったが一時的に値段が99円(今は600円)だったので購入。
c0022635_16145454.jpg
画もカワイイし面白くて満足であった(笑)。


『スティーブズ(1)』
c0022635_16355627.jpg
AmazonでKindle版購入。
外国の登場人物に作為的に日本の方言を使わせた台詞回しをさせている。
オイラなんかだと英語での訛りなど分かるはずもなし。
実在の登場人物がでてくる本作だが、実際に訛りがあるのかはわからぬがこの台詞回しによってキャラクターの性格付けまで行える。
コンピュータ・ショップの店長は関西弁だとかね。
これを不自然とみるかは好みだと思うが、オイラは気にならない。
実在の登場人物でしかも外国人の登場人物を理解する上での最初のハードルをうまく下げて引き込む方法としては上手いのではないだろうか。
勝手なイメージに固定されてしまうという弊害もあるかもしれんが、それは司馬遼太郎が描いた坂本龍馬だって同じようなものだから、いいか(笑)。


『スター・ウォーズ:ザ・フォース・アウェイクンズ(原題)/ Star Wars : The Force Awakens』特報』

いや〜w。
アガりますなあ(笑)。
EP1〜EP3がナニだったからあまり期待してなかったのだけどw。
R2−D2らしき筐体のなにかがw砂漠を転がり走りw。
X-ウィングが水面すれすれを高速で飛び。
レーザーのシールドってのはなんとなく思いついていたんだけど、ライトセイバーにレーザーの鍔がつくとは思いつかなんだ(笑)。
ラストのメインテーマとともに飛翔するミレニアム・ファルコンとそれを追いかけるカメラワーク。
萌えるわ〜(笑)。
『スター・ウォーズ』なのに宇宙が映像で出てきてませんがw。
あと1年。
なんとか生き延びて観てみたいなあ。
世界が平和でありますように。


『エンド・オブ・ウォッチ』
c0022635_13130261.jpg
wowowで録画視聴。
『フューリー』の監督であるデヴィッド・エアーの監督作。
以前、宇多丸も映画評で絶賛していた。
観たらリアリティというか臨場感に溢れた傑作。
c0022635_17104650.jpg
本作の主人公達というのが制服警官、おまわりさんなわけよ。
通常の警察モノであれば刑事であるとかFBIが主役であり、いわゆる制服警官はその背景というか書割というかその他大勢というか。
それが多くの場合主役でありえない制服警官が本作ではカッコよく描かれている。
考えてみれば事件現場に最初に来るのは制服警官で、そういう意味では彼らは危険の最前線にいる人たちなのだ。
オイラが本作を観て新鮮であったのは、警察官の彼らにもバッヂを外した生活があり、同僚の友人とバカ話をしながら遊び、女を愛し、結婚し。
四六時中職務である事件や正義について考えているわけではないという描写がよかった。
制服警官というのが事件の初動のみに関わり、その後は刑事やFBIが引き継ぐというかたちだから、どんな事件であっても職務上必要以上に深入りすることができないということもあるのだが。
ただ正義云々は別にしても職業としての制服警官になっている時は真剣に職務をこなす。
本作には所謂「全米を震撼させた」とか「国の中枢にまで及ぶ腐敗」であるとか「レクター博士のような猟奇犯」などの巨悪は出てこない。
出てくるのはどこの街にもいるようなつまらんチンピラ達なんだけど、そいつらアホでも拳銃というものは引き金を引きさえすれば相手を殺傷できるということが分かる程度に頭がいいからw始末におえない。
街のチンピラだろうが国の中枢にいる悪党だろうが、結局殺されたらどちらでも同じだ。
そんなどうってことない奴らを相手に多くの制服警官は職務として命をかける。
本作が一人称視点のカメラを多用している事から分かるように、徹頭徹尾末端の制服警官の目線と職務が及ぶ範囲を描き続けている。
末端の制服警官の見る世界とメンタリティー。
サラリーマンで言えば最も多いであろうヒラ社員達のそれに等しい。
どんな職業についていても多くの人は本作の主人公である警官二人に自分を見つける瞬間というものがあると思う。
それがリアルに感じられた理由かなと思う。
傑作である。


『寄生獣』
これに関してはネタバレなしなのであまり内容には言及しません。
c0022635_18233504.jpg
先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
本作の監督である山崎 貴は好きな監督であった。
『リターナー』は今でも好きだし、『ALWAYS 三丁目の夕日 』も面白かった。
が(笑)。
『ALWAYS 続・三丁目の夕日』から『STAND BY ME ドラえもん』まで全ての監督作を観ているのだが(正確に言うと『friends もののけ島のナキ 』だけは未見)、ビミョーにガッカリから愛の鞭どころか愛の拷問にかけたいぐらいのガッカリになってアリャリャとなっていたのだ。
が(笑)。
本作『寄生獣』はオモシロかったよお。
オイラ的には山崎監督復活のような気分で観終えることができたのが嬉しかった。
山崎監督からすれば「オレはなんにも変わっちゃいない」と言うのかもしれんがw。
なにがよかったんだろうか?
共同脚本の古沢良太が良かったのかな。
部分部分の脚色がうまくいっていると思う。
『永遠の0』の岡田准一はともかく、『SPACE BATTLESHIP ヤマト』おけるキムタクのジャニーズ・ファクターの影響を作品上で本作は受けなかったという理由もあるのかな(笑)。
俳優陣は全員良かった。
染谷将太は20代から30代にかけての俳優のなかでもズバぬけた演技力と感性をもってると思うね。
撮影時にミギーがいないはずなので演技はパントマイムでやってたんだろうけど相当なもんだと思う。
その他、深津絵里、橋本愛、東出昌大、余貴美子はもう安定のキャストじゃん。
ミギーの声を阿部サダヲがやってるというのも違和感感じなかったな。
ちょっと思い返してみても非の打ち所がないというか、本年度ベストと言ってもいいんじゃないの。
情感とアクションがうまい具合にかみ合っていた。
本作の最後の方である登場人物との戦いがあるんだけど、その時のアクション・シーンもいいんだけど、どっかの土手の電車の高架下のロケーションがいい。
鉄橋の電線がつながった背景がなかなかカッコイイ。
本作は二部作で来年の4月に続編をやるらしい。
ものすごく楽しみ。
なのでさすがにこれの顛末を今の時点でバラすのはマズイよなあ(笑)。
傑作である。


『フューリー』
ネタバレあります。
c0022635_20351051.jpg
先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
『寄生獣』に続いて久々に映画のハシゴ。
しかし、今回二作とも溜まっていたポイントを使ったのでタダである。
『フューリー』の予告編を観た時からものすごく楽しみにしていた。
映像から緊張感が伝わって来ていた。
ところで本作の監督である
c0022635_20395944.jpg
デヴィッド・エアー。
実際はどうなのかわからんが見た目は坊主で強面なネオナチな極右の人みたい(笑)。
『エンド・オブ・ウォッチ』の監督ににして元潜水艦乗り。
潜水艦から降りたら『エンド・オブ・ウォッチ』の舞台になった場所でチンピラのようなことをしていたらしい。
本当かどうかオイラは怪しいと思ってるんだけど(笑)。
で、『エンド・オブ・ウォッチ』がそうであったように、本作『フューリー』も前線の戦車兵の戦いを描いている。
第二次大戦の大物であるヒットラーがでてくるわけでもなく、世界の大戦の状況云々よりも自分の半径数メートルの戦争をリアルに、末端の兵士の体験した出来事して映画は進んで行く。
物語の構造は『エンド・オブ・ウォッチ』と同じだと言って良い。
で、傑作である
今までも戦争映画は数多くあり、反戦をテーマにしたもの、反反戦をテーマにしたもの、戦争自体をテーマとしたもの。
色々あったけど本作はまちがいなく反戦映画。
それもハンパなものではなく(ハンパな反戦映画は妙な戦争賛美に繋がると思う)、
「戦争ヤベー。行きたくねえ。最悪だあ。ロクでもねえ」
と泣き叫びたくなるぐらい。
戦争というものがいかにロクでもないものであり、人間を疲弊させるか。
戦争の英雄を気取るような人間がいかに実際の戦争を知らないか。
だいたい戦争を始めた人間が前線に行かずに後方で生きているというのが問題だな。
本作ではそういう偉い人が生き残るという部分に言及してはいないんだけどね。
それでも本作のラストで生き残った兵士に向かって
「お前は英雄だ」
と言うシーンがあるんだけど、それを言われた兵士のなんとも言えない、言った方はもちろん賞賛の意味を込めて言った言葉なんだけど、それを聞いた兵士のなんとも理不尽な事を言われたような顔が印象的。
この兵士役の演技力の賜物だともいえる。
英雄という言葉が出てくること自体に戦争とういうものがわかっていない、わかってない奴が戦争をしているという怒りと悲しみ。
本作、登場人物について語り過ぎないという事に徹底している。
あの『プライベート・ライアン』ではトム・ハンクスが学校の教師をしているとセリフで説明させている。
本作では戦車兵の上官役のブラッド・ピットの出自については具体的に触れない。
が、幾つかのセリフと制圧した街での身だしなみを整えドイツ人の女に紳士的に振る舞う態度から、平時では知識と教養を身につけた人間であることがわかる。
しかし戦場ではそんなものが何の役にも立たないことが分かっていて、部下の兵士の話からアフリカ戦線でブラッド・ピット演じる上官が脱糞したことが明かされる。
戦場で生き残る為、部下の命を守る為、作戦を遂行して成功させる為、そして、上官としての強さを部下に示すため、ブラッド・ピット演じる上官は部下の兵士のいない場所で苦悶する。
苦悶するところは部下に絶対見せない。
なぜなら、人を殺す事で生じる良心の呵責や繊細さなどでは上官としての役目を果たせないから。
この上官がカラ元気で粗暴なフリをして非常な態度をしなければならない。
そんなストレスも制圧した街で髭を剃り頭を洗い、身だしなみを整えるという部分で辛うじて均衡を保っていたのだろう。
そんな上官の気持ちをわからない風である粗暴な部下でさえ、周りの目のない時にふと本来の優しさをみせたりもする。
あ〜。本当に戦争はいやだという気持ちになるね。
本作は戦車戦もものすごく見事に撮っていて見応えがある。
戦争アクションとしての娯楽的要素もバッチリ入ってる。
これはいいは。
これも本年度ベストかなあ。
Blu-rayでの再見が楽しみである。
傑作。
オススメである。


今週末は歯のメンテナンス。

by 16mm | 2014-11-30 21:39 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)

『監督不行届』『インターステラー』

先週土曜日、思い立って横浜(笑)。
とりあえずなんか写真を撮りに横浜(笑)。
c0022635_21315436.jpg
みなとみらいの観覧車に乗る。
数が多くないシースルーを選んで乗り込み、わちゃわちゃと写真を撮る。
c0022635_21345586.jpg
α7RにContax 18mm F4 Distagonを付けて。
やっぱりいいレンズだわ〜。
c0022635_21402585.jpg
三脚とカメラ3台(α7R、G2、HASSELBLAD)レンズ5本と大荷物(笑)。
フィルムとの混成で。
帰りに浮島で工場の写真をと思ったものの、慣れない高速の道を間違えて断念。
いつの間にか平和島にいたもんなあ(笑)。


横浜行ってからなんとなく喉が痛いぞ。
風邪か。
薬からビタミンCまで体に流し込む。


今週日曜日、岩盤浴、ストレッチ。


MacintoshのOSをアップグレードしたせいか?
以前いれておいた単語登録がなくなってるw。
"あ"と打てば自分の姓名が出たのにw。
"ぶ"と打てばBlu-rayと出たのに(笑)。
もう一回やり直しかよ〜w。


『BLOW UP!』
c0022635_22001114.jpg
全2巻。
Kindle版購入。
すでに紙の本で持っているのだが、やはり良い本は現状自分が一番読みやすいもので読むべきだと思い電書でも購入だ。
この作品は大好きなので何度も読み返している。
音楽にもジャズにも詳しくはないのだがそんなのは関係無い。
c0022635_22000979.jpg
作者の細野不二彦は傑作の漫画を多く描いていて、それ故に代表作というものが特定できない。
本作は大好きだけど、世間的には『ギャラリーフェイク』の方が知られてるんじゃないか、とかね。
なにかにのめり込んでいく生き様というものに憧れるのは、オイラが普通のサラリーマンでしかないからだろうな。
本作は夢のようなものばかりでなく、それを追いかけることで生じる軋轢や葛藤なども描きこんでいる。
それを振り払って、少しでも遠くに飛ぼうとする者だけが到達する可能性のあるものを描いている傑作だ。
たぶんオイラが死ぬまで読み続けるだろう一冊である。


追悼、高倉健。
c0022635_12203228.jpg
高倉健が11月10日に亡くなった、ということが11月18日に公表された。
オイラは高倉健主演の映画を熱心に観ることはなかった。
出演作で最後まで観ているのは『野性の証明』『ブラック・レイン』。
『南極物語』や『幸せの黄色いハンカチ』などはTVでちょこっと観たぐらい。
オイラの両親など普段映画を観ないのに高倉健が出てるというだけで『あなたへ』を観にいった。
オイラが高倉健出演の映画を熱心に観なかったのは、映画自体がなんとなく想像できてしまうという事につきる。
高倉健が残虐非道な殺人犯の役をやるわけがなし。
容姿をデ=ニーロばりに変えてくるわけでなし。
多くの人が持っているであろう高倉健の印象というものから外れることがないだろうということでオイラにはあまり興味がわかなかったのだ。
同じような理由で吉永小百合の映画も観ることはないんだけど。
ま、それはおいといて、一言いえるのは日本人は、悔しいがオイラも含めて、高倉健が大好きだ。
オイラが高倉健への好感というものは、ビートたけしの虚実を混ぜた高倉健像に寄るところが大きい。
たけしのネタで「漫才師は俳優になれるけど、俳優に漫才はできないだろう」と言われたのに対抗して、田中邦衛とコンビを組もうと電話をした高倉健(笑)。
田中も高倉も無口なのにどうやって漫才をやるんだというのがオチなんだけど(笑)。
オイラなどはたけしのネタから高倉健に対する好感を得ていたと言える。
なんで日本人は高倉健が好きなんだろうか。
"謙虚""不器用""気遣い""男の強さ""男の優しさ"etc......。
ちょっと話はそれるのだが、相撲の横綱に対する"品格"というのがある。
横綱の品格というアレ。
強くても偉ぶらず、はしゃがず、周りに対する気遣いをし。
朝青龍は強かったけど、相撲が強いというだけに特化してはならず。
心技体、すべてにおいて強いことが望まれる。
オイラからすると、強くて有名でカネ持っててウハウハな奴に増長するなというのは持ってない奴の僻みでしかなく、それをことさら強く言う奴に限って心根の貧しさが顔に出てるんだよな(笑)。
で、その幻想ともいえる品格のモデルって高倉健がものの見事に体現していたのではないだろうか。
日本人はそんな高倉健が大好きだというのは、いかに自分たちがそれとは真逆であるかということを言っているようなもの。
高倉健はさほど意識はしていなかったかもしれないが、一般的な日本人が憧れる対象としての"高倉健"を演じ続けていたのではないかな。
そういう意味では最高の名演技であったと言わざるを得ない。
合掌。


今月の11月21日ってどういうわけか本やDVDの発売がむちゃくちゃ重なった。
それでもまだ欲しい本がKindle化されない(笑)。


『応天の門 1巻』
c0022635_13201306.jpg
AmazonでKindle版購入。
内容に対する予備知識なしで購入。
中学高校と古典の成績が悪かったオイラであるが、名前ぐらいは覚えている在原業平と菅原道眞。
この二人がバディを組んで平安の闇を近代的な視点で読み解いていく。
探偵モノというか刑事モノのようなものだな。
古典の中にしかでてこなくて、ワケのわからんw漢字だらけの言葉でw喋ってたと思っていた歴史上の人たちを実在感のある血の通った親しみやすい人物像として構築していて面白く読めた。
作者の灰原 薬の画が好きだということもある。
男の描き方もいいんだけど、女性のなんともいえない淫靡なのに品がある絵柄に惹かれるんだなあ。
SMはオイラの流儀には入ってないんだけどwこの人が描いた責め画を見てみたいなあと思う。


『四十路の悩み 女・三界画報 ダ・ヴィンチブックス』
c0022635_14245624.jpg
AmazonでKindle版購入。
面白い。
性別は違えど同じ四十代で身につまされることが多いね(笑)。
できれば全部カラーで見たかったなあ。
途中からモノクロになっちゃうんだよなあ。
大田垣のカラー画って綺麗でいいんだよね。


『マイボーイ(1)』
c0022635_14334890.jpg
AmazonでKindle版購入。
作者の木村紺って寡作な人みたいだけど、作品によって絵柄がまったく違う。
『神戸在住』と本作の絵柄もまったく違うし。
こんなにもあからさまに絵柄を変える作家ってかなり珍しい。
c0022635_14431688.jpg
ユーモアを交えながらもなかなかに骨太なボクシングを描いていて好感。
無責任にダラダラ続けている『はじめの一歩』などよりはリアルに描いている。


『のりりん(10)』
c0022635_14463712.jpg
AmazonでKindle版購入。
レースのクライマックス。
車体の構造とレースの駆け引きについてが作品のなかで非常によく描けていて、読んでいて惹きつけられた。
一瞬、自転車買おうかなと思った(笑)。
買うお金ないから買わないけどw。
車重の何グラムという単位が勝敗を分けそうなシビアな競技であることが緊張感として伝わってくる。


『不思議な少年(9)』
c0022635_14550790.jpg
AmazonでKindle版購入。
少年でもあり少女に見える時もある不思議なキャラクター。
"神の視点""永遠の命""火の鳥"。
手塚治虫の『火の鳥』の火の鳥は世界を傍観するだけで、歴史のどんな不条理にも批判は挟まなかった。
そういう意味では本当に神の視点で描いた作品と言えるだろう。
山下和美の本作は、登場人物の少年を傍観させているようでいて、歴史の不条理に介入しようとし、多くの場合失敗している。
運命というものに対する不条理に対して少しでも抵抗しようとする意思が見える。
その抵抗がまだ見ぬ未来の不条理を是正できるかもしれないという祈りのようなものか。


『新世紀エヴァンゲリオン(14)』
c0022635_15232358.jpg
AmazonでKindle版購入。
貞本義行版『エヴァ』の最終巻。
映画版の終わりとも違う結末。
庵野秀明のように全てを否定するような物語って楽観的だよなと思う。
それよりもまた元の木阿弥になりかねないとしても現実をある程度肯定して生き方を考える方が難しい。
その答えはでないとしても、だからこそ、貞本版の『エヴァ』は大団円たりえたのではないだろうか。


『庵野秀明 スキゾ・エヴァンゲリオン [Kindle版]』
『庵野秀明 パラノ・エヴァンゲリオン [Kindle版]』
c0022635_15364077.jpg
AmazonでKindle版購入。
1997年頃が書籍の初版のようで、その頃オイラも紙の本を買った。
多分、それでも読んだのは97年の劇場版を観た後のような気がする。
庵野秀明を考える上で多分現在においても最良の書だと思える。
インタビュワーの竹熊健太郎と大泉実成が庵野に阿ることなく、適切な距離感で語らせている。
庵野を除くスタッフ達の欠席裁判もなかなかの読み応え。
庵野って要するに「かまってちゃん」なんだよね(笑)。
実生活でいたらオイラが一番ムカつくタイプだな(笑)。
自分が孤高だと周りにプレッシャーをかけるくせに、ほっとくと怒るというヤツ(笑)。
まあ面白い作品作ってる人間だからいいんだけどね(笑)。


『3月のライオン』の1巻から3巻がKindle版で108円(笑)。
ソッコー購入(笑)。


『WOOD JOB! ~神去なあなあ日常~ Blu-ray 豪華大木エディション』
c0022635_16300377.jpg
Amazonで予約注文購入。
中身はまだ観ていない。
コメンタリに宇多丸の解説も入っているようなので楽しみである。
それと
c0022635_16391507.jpg
オイラは長澤まさみよりも優香よりも、西田尚美がすきだあああ(笑)。
どんくらい好きかと言うと、今日、ほぼ休眠状態のTwitterで彼女をフォローしてしまったぐらい(笑)。


『TVアニメシリーズ「監督不行届」行き届き DVD-BOX(完全初回生産限定)(豪華加筆版原作コミック付)』
c0022635_16523478.jpg
Amazonで予約購入。
原作がすでに面白いので映像化してつまんなかったら、それはもう映像作った人間がヘボだから(笑)。
本作は面白かった。
画の動きをFLASHアニメ風にしたのもナイスなアイデア。
FLASHアニメ風も本作にマッチしてはいたが、おそらく作画にあまりお金をかけられないという事情もあったのでは?。
本作、登場人物は2人(回によってはナレーター込みで3人の時もある)でも山寺宏一と林原めぐみというゴージャスさ。
更に実際の商品名、歌、キャラクターが一部を除いて全部実名という。
これを実名なしでやっちゃったら本作のキモであるオタクに対するディティールの表現が甘くなってたろうね。
その許諾にお金をかけたのではないかな。
製作者と許諾してくれた方々に感謝だね。
それからオイラが購入したバージョンには、書き下ろしが追加された原作コミックも同梱されてるんだけど、その中に付け加えられていた庵野秀明の文章がものすごくいいんだよ。
本作の原作者であり庵野の嫁であるところの安野モヨコに対するストレートで心情溢れる文章。
通常盤の書籍には、なんだかエラそうで頭良さげなことを語っている庵野の文章が載っているんだけど、それとは雲泥の差。
バカで教養にコンプレックスのあるにもかかわらず、同族のオタクをバカにしてる態度は鼻持ちならなかった庵野秀明だと思っていたけど、原作発行から10年で性格が変わったのか(笑)。
心情溢れ愛溢れた美しい文章。
庵野は現状こんなに良い文章かけるんだから、せめて現状を受け止めて肯定した方がいいんでないの。


『インターステラー』
微妙なネタバレあります(笑)。
c0022635_18012799.jpg
今週日曜日、109シネマズ菖蒲。
iMAX版。
本作に対する事前の知識は劇場でかかっていた予告編のみ。
第一印象はものすごい大風呂敷広げてちゃんと結んでしまえるのだろうか?ということであった。
地球が滅亡しかけている。
どうやら宇宙船で新たな星を目指して人類は移住するらしい。
大雑把な印象だとうこんな感じ。
で、オイラはこの地球が滅亡しかけているということに対する説得力と、登場人物が現代と変わらないような格好をしているのに恒星間飛行(インターステラー)が可能なようなのはどういうことなのか?
60億の人間の移住を別の星系の惑星に委ねる。
その人間の移送プランもさることながら、地球上でさえエボラでエラいことになっているというのに、そんななにがあるかわからん未知の場所に行くというのもどうなの?ってなもんで。
まあ座して死を待つよりも云々カンヌン、ということなのかもしれんが...。
とにかくこの物語の世界観にどんな説得力を持たせているのか、持たせられていないでグダグダになっているのか(笑)。
オイラ結構半笑いで藁ワラみたいな感じで観に行ったですよ(笑)。
もしかしたら三時間近いグダグダが観れるのかも、とワクワクしながら(笑)。
結論を言うと、観ている3時間は引き込まれたよ。
時間が全く気にならないぐらいテンポよく進んで面白かった。
この手の宇宙モノにはありがちの『2001年宇宙の旅』へのオマージュなんかもあって結構オイラなんかはほっぺが緩みっぱなしであった。
監督のクリストファー・ノーランもその辺りは認めてる。
脱線するがスタンリー・キューブリックの『2001年宇宙の旅』でのディスカバリー号の最初の目的地は土星だったんだよね。
しかし、1960年代の製作時、土星の輪っかを上手く映像化できないという理由でキューブリック挫折(笑)。
んで木星を目的地にしたという事がある。
『2001年宇宙の旅』に関しては木星が目的地であるということは物語的にも合っていると思うので最終的には正解だったと思う。
本作『インターステラー』は土星の近くに別の星系に行ける穴、いわゆるワームホールが出現しているという設定で土星を描写しているところでノーランがキューブリックに一矢報いた感じかな(笑)。
土星のビジュアルを見てそう思った。
さらに言えば劇中に出てくるほぼ直方体なロボットが『2001年宇宙の旅』のモノリスっぽいかな(笑)。
オイラは割とSF好きなので劇中で言ってる内容ななんとなくわかるんだけど、他の人はどーなんだろうか?
少なくとも『トップをねらえ!』を普通に楽しめるようなら本作は結構楽しめるような気がする。
というか、25年も前に日本のアニメ作家は『トップをねらえ!』で『インターステラー』にまつわる多くの要素をすでに扱っていたんだよね。
そういう意味では日本のクリエイターの先端は十分世界と戦える力を持っていると思う。
で、まあそれは置いておいて、本作は父親と娘の泣かせるドラマもあったりで、さすがオスカー候補だわい、本年度ベスト級じゃね、とか思いつつ大満足で劇場を後にした。
が。
(笑)。
宇宙空間の物理学の成果を惜しみなくぶち込んだ設定とそれに基づくビジュアルには文句ないんだけど、当初疑問に思っていた地球が滅亡の危機にあるという部分の説得力が弱い。
砂嵐で作物がダメになっていき、食糧危機になり、宇宙開発の金があるなら食料に回せになり、アポロ計画はアメリカがソ連を経済的に潰すためのブラフで人類は月に行っていないということにされw、砂嵐の影響で肺の病が増加して......。
これだけの描写を見てればなんとなく地球は緩やかに穏やかな死を迎えつつあるのだなと思う。
ただね、その状況下でNASAが秘密裏に活動していて大勢の人間を使って有人宇宙船作ってるんだよ(笑)。
宇宙船を作る。
しかも恒星間飛行が可能な。
そんな大掛かりで精密なものを周りに内緒で作れるのか?
しかも多くの人間が宇宙船の建造に携わっているけど、経済が破綻しかけているその状況下でどうやって多くの人間をまとめ上げて働かせているのだ?
彼らは良心的なボランティアなのか?
その辺りを考えてると、滅亡間際と言いつつ、まだまだまだまだ余裕ぶっこいてんじゃね(笑)と、おぢさんは思っちゃうわけよ(笑)。
以前、アルフォンソ・キュアロンの『トゥモロー・ワールド』を見た時も、子供の生まれない世界という設定にビジュアル的な説得力がなかったのでどうにも物語に入り込めなかった。
子供が生まれないというのはセックスしないからか?
セックスしても子供ができないからか?
映画で描かれる状況というのは子供がいてもいなくても起こってるテロ行為のみで、どうにも子供がいなくなったら醸成された世界観とは思えなかった。
『インターステラー』にしてもハードSFの要素をぶち込んでハードに決め込んでいたと思ったら、最後の結論は、愛と想いは時空を超えて地球を救うという物語に帰結している。
初見ではそれが感動的な愛の物語に思えはしたのだが、よくよく考えてみると単にいろいろ誤魔化して無理やりハッピーエンドに持って行ってないか?というふうに思った。
一瞬でもキューブリックのSFを超えるかなと思ったけど、説明を多くして論理的に観客を丸め込もうとしても『2001年宇宙の旅』にはかなわない。
『2001年宇宙の旅』こそ非言語的な形而上的な、『インターステラー』が最後にやろうとしてできなかったことだから。
Blu-rayは......買わないかなあw。


今週末は心療内科。

by 16mm | 2014-11-24 19:31 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)

『紙の月』

先月の健康診断の結果。
c0022635_19192153.jpg
血糖値は8月に測ったのと変わりがない。
もうちっと下がってると思ったのだが。
あとは血圧がちょっと高め。
ミックスナッツを控えることにしよう。
いや〜。
血圧はアレだけど、去年糖尿病と診断された時よりは呑気でいられる(笑)。
呑気じゃいかんのだけどね(笑)。


先週土曜日、歯のメンテナンス。
いつものように美形で剽軽な歯科衛生士女史に歯石をとってもらう。
Amazonで購入した電動歯ブラシのブラシ部分を持って行って自慢する(笑)。
その日は先生にレーザーをジリジリと当ててもらう。
治療後、先生と雑談。
先生のカメラを見せてもらいつつ、ニコンDfの限定バージョン
c0022635_15272350.jpg
が、カッチョいいという話題。


本日日曜日、岩盤浴、ストレッチ、檜湯。


『問題集』
c0022635_04085516.jpg
AmazonでCDを購入。
中島みゆきは大好きなので毎年アルバムは買っている。
オイラにしてみれば、自分の神様に対するささやかな感謝のようなもの。
ただこの神様、幾多ある多くの神様のように必ずしも現世利益を保証してくれるものではなく(笑)。
楽曲として非常に高度なことをしてるということはボンクラのオイラでも薄っすらとはわかる。
なので、神様の思いがオイラに到達するのに10年ぐらいかかるんじゃないかと思っていた(笑)。
去年までは。
今回のアルバム、久々に最初からツボにハマった。
オイラに分かるということは、相当に分かりやすく作ったアルバムなのかな。
アルバム全体、全部の歌が好きになるぐらいぶっとうしで聴きまくっている。
ボンクラなオイラが神様の作品について語るのは僭越ではあるのだが、なにがそんなにオイラのツボだったかと言えば、「これから生きていかなければならない覚悟」というものを表立った希望を語らずに力強く歌っているからだ。
オイラが特に好きなのはアルバム最後の"India Goose"。
我々は北風と強い逆風を待って高い峰を越えようとしている雁(India Goose)の群れだ。
雪風に薙ぎ払われながらも羽ばたくことをやめることができない雁の群れなのだ。
強い逆風だけが目の前の峰を越える力になる。
峰の向こうには真っ暗な夜しかなくても帰る場所のない雁の群れは飛び立たなければならない。


『中島みゆき「縁会」2012~3 』
c0022635_04043183.jpg
AmazonでBlu-rayを購入。
画質良好。
プロモーション・ビデオにありがちな動き回るカメラ・ワークもなく。
中島みゆきはせいぜいギターを持つ以外はほぼ直立不動。
それなのに目が釘付け。
ポッと出の歌手が己を"歌姫"なんぞと名乗っても中島の前ではまったくの貫禄不足。
やはり中島こそが唯一にして無二の"歌の神様"だね。
"時代"があり"世情"があり。
中島が歌う「いま」に心が掻き毟られ、掻き立てられる。
自分にはいい神様がいてよかったと心底思っている。


鈴木敏夫のPodcastで倉本聰が言った。
「宗教は神様に行くための代理店。キリスト教は電通で、イスラム教は博報堂」
(笑)。


先週このブログを書いている時に宮崎駿のアカデミー名誉賞の授与の一報が入ってきた。
c0022635_05215579.jpg
う〜ん。
パヤオ、うれしそうぢゃねーか(笑)。
ジョン・ラセターもうれしそうだ。
c0022635_05250148.jpg
ラセターなんて、ディズニーのクリエイティブのボスなのにこのはしゃぎっぷり(笑)。
c0022635_05190443.jpg
鈴木敏夫、オマエ、ノコノコ出てくんな。
みっともねえから。
ところで、北野武が宮崎駿のことが大嫌いだと発言していたっけ。
前にたけしが「股の下のポニョ」とか言って宮崎駿が怒ったとかいう話があったと思うが(笑)、それを根に持っているだろうか(笑)。
たけしはスタンリー・キューブリックも嫌いだと言っているんだよね。
宮崎駿が嫌いだとう発言もそれと同じものかなと思う。
(笑)
たけしの世代だとアニメに偏見があるんだろうけど、そういう意味では世間的な認知としてアニメも漫才も同列に低いとされているものだった。
目くそ鼻くそなわけよ(笑)。
それを宮崎をはじめとした関係者の努力によってアニメが"クール・ジャパン"などと嘘でも世間的な地位を向上させたように、たけしはお笑いを"芸人"としてカッコいい存在として認知されるようにしたのだ。
やったことはどちらもすごい。
大勢の人間の認識を変えたんだからね。


『ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル』に高野文子降臨。
c0022635_05432326.jpg
Podcastで聴いた。
高野文子の顔は知っていたものの、その声を聴いたのは初めて。
彼女の声がTVやラジオで流れるのは初めてとのこと。
どういう経緯でタマフルに出たのか(録音だったけど)謎だが(笑)そんなことはどーでもいい(笑)。
興味のある人はこちらをポチってもらいたい。
音声が聴こえるので注意してください。
たぶんひと月ぐらいでリンクが削除されると思いますが(笑)。
オイラはこのPodcastは名盤にして永久保存版だと思うぐらい感動した。
上の画像でも高野文子の両隣にいる古川耕としまおまほが心持ち緊張しているような(笑)。
この二人の緊張感に好感がもてたよ(笑)。
だって高野文子だもん。
十分な間をとってじっくり考えて言葉を発する高野文子。
それでいて声質は必要以上の重さはなく、聴いていて心地よい。
作品から自分を消す。
自分を表すための画と、自分を表すことをしない説明図。
自分を出さない画の究極が地図だと言った古川耕の頭の回転の速さにもギョッとなる。
黒目がちの画と白目の多い目の違い。
これらの深いテーマを高野の心地よい声で聴くとたまらんですよ。
高野文子って非常に寡作なだけで漫画に対して非常に真摯なのだ。
漫画に対していまだに過激でありロックなのだ。
スタンリー・キューブリックみたいな人だと思った。


『さよならタマちゃん』
c0022635_16250165.jpg
AmazonでKindle版購入。
すでに紙の本も持っているがKindle版も購入。
三頭身のキャラクターでリアリティーを出せているのは作者が本当に経験したことがベースになっているせいだからであろうか。
非常に面白くて、画も上手くて。
いまイブニング誌で連載している作品も早くKindle化されないかと待ち望んでいる。
c0022635_16295301.jpg
作者のアシスタント先の漫画家というのが上の画の胸のマークであるように『GANTZ』の奥浩哉。
この漫画を読んで奥浩哉ってすっげえ良い人だなと思った。


「月刊ニュータイプ」12月号
c0022635_16380850.jpg
久々に購入。
虚淵玄(コブチゲンw)のロングインタビューと宮崎吾朗のインタビューが少々載っていたので。


『紙の月』
c0022635_17224298.jpg
先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
思っても詮無いことだが、もし宮沢りえが
c0022635_17282988.jpg
10代の頃の雰囲気のまま歳を重ねていたら。
俳優としての嗜好や演技、役柄の選び方まで今とは全く違っていかもしれない。
正直激ヤセしてからの宮沢りえにあまり魅力を感じなかった。
TVをやり、舞台をやり、映画をやり。
『ぼくらの七日間戦争』に出ていた宮沢りえを知っている者としては、見た目的なガッカリ感が強くて。
だから彼女が懸命に演技を磨いているのが痛々しくすら感じられた。
しかし、本作である『紙の月』の予告編を観た時にギョッとなって襟を正した。
肉感的で魅力的だった身体を失ったことで得ようとしていたものがやっと作品と結びついたのではないだろうか、という。
c0022635_17443684.jpg
原作を読んでないので主人公の女性がどんな容姿なのか分からぬが、本作主演の宮沢りえが
"最も美しい横領犯。"
という映画のコピーのような見た目ではないと思えた。
美しい美しくないは個人の好みと言われればそれまでだが、オイラが本作の宮沢りえから得られた印象は
"どこにでもいる、美人でもなく、美人でなくもない普通の女性"の非常にリアリティーのある物語になっていたということだ。
10代の頃の雰囲気を持ったまま本作に出ていたとしたら、コピーどおりの美しさは感じられたかもしれないが、一人の女性が好きになった男のために横領をするという部分にリアリティーは感じられなかったかもしれないと思うのだ。
性格が特に明るいわけでなく見た目もパっとしない女性が、男のために必要以上の、犯罪に手を染めるほどのに献身してしまう雰囲気を現在の宮沢りえは見事に出していると思う。
とくに後半、夜中に証券の偽造や顧客を信じ込ませるチラシの作成などを必死になりふり構わぬような格好でやってる時のリアリティーとエロス。
それでも年下の男と一緒にはしゃぐ時の笑顔に十代の面影があるなと思えたりもした。
映画の後半。
横領がバレて逃げるところは、逆にファンタジーのように感じた。
あの逃げ方にリアリティーはまったく感じられないのだけど、宮沢りえの風を受けて後ろに流れる髪の感じや、走ってる姿の伸びやかさと、かりそめの自由な雰囲気はそれまでの地味な流れの鬱憤を晴らすかのごとく美しく官能的であった。
これでセックス・シーンで乳首をだしてれば5億点であったのに。
十分エロく撮影しているとは思うのだけど、乳首が見えないとどうにも演技としてのやる気が感じられない。
セックスしてて乳首出さないなんてことはないだろうよ。
それから本作の映像、ルックの作り方がイマイチだったかなあ。
c0022635_19092602.jpg
予告編を観た時にあった本作のルックが青白いタングステン・フィルムを使ったような色調を全編、もしくは演出上のニュアンスごとに変えて使うのかと思っていたら、なんか一貫性のないことになっていた。
青の色調とオレンジの色調が混在してるというか、色調でのシーンのニュアンスの違いを出しているともおもえなかったし。
全編青で通せば硬質さが出て本作のニュアンスとマッチしたかもしれんのに。
まあ、青白いと「不健康な色だ」などと言い出すバカもいるから製作者も大変だろうけど、もうちょっと映像に気を使ってもらいたかったというのが正直な感想。


今週は『インターステラー』を観に行くつもりである。

by 16mm | 2014-11-16 19:15 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)

『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ<エクステンデッド版> 』

金曜日の夜、ジーンズの後ろのポッケに入っていた財布が無くなってゾッとする。
現金は大したことなかったし財布も15年選手でボロボロw。
が、カード各種に保険証が入っていた。
土曜日とりあえず通勤途中の交番に紛失届けを出す。
今だと保険証だけでは悪用されることはないとのことをおまわりさんから教えてもらう。
で、とりあえずもしかしたらと会社に向かう。
したら、あったよw。
自分の椅子の上に落ちてやがった(笑)。
それもこれも<体重こそあまり落ちてないがw>お尻のゼイ肉が落ちたせいだw。
履いていたジーンズはオイラのお尻がパンパンの蒸し肉まんであった頃に買ったものである。
なのでその頃なら我がお尻の圧力でポッケに入った財布はピッタリと密着していて、オイラが逆さまになったとしても落ちることはなかったのだ。
しかし、昨年からの日和ったなんちゃってダイエットのおかげで腰の周りが多少薄くなってきていたのだ。
薄くなってきたといっても以前に比べてであって、世間的に言えば今でも十分にデブであるにはちがいない(笑)。
そのため、腰のちょっとした動きで財布がこぼれ落ちそうになってはいたのだ。
それでも財布を落としたら幾ら何でもケツの感触で分かるべ、とタカをくくっていたらこの始末(笑)。
解決策を講じなければならない。
もう一度以前ぐらいに太って体型をジーンズに合わせるという事も考えたが、
c0022635_14431728.jpg
Amazonでこのようなウェポンを注文した。
早い話がウエスト・バッグである。
この中に財布やら小銭入れなんかを入れて腹に巻いて通勤する(笑)。
会社の中では社員証で買い物ができるので現金はいらないからバッグは外しておけるし。
これで財布を落とす心配から解放されそうだ。
ちなみに財布の中身、当初せいぜい数千円だろうと思っていたのだが......
ちょっと見つかって良かったなあ、無くしてたらゲロはいてたろうな、ぐらいの金額が入っていた(笑)。
とりあえずあって良かったw。


本日日曜日、岩盤浴、寝湯、ストレッチ。
現金もキャッシュ・カードもなかったら、岩盤浴に洗濯しに行くこともできなかったろうし。
金が無くて行けないだけならまだしも、色々無くしたかもしれないと思ったら土日の休みに何もせずに何もできずに何もやる気もなく打ちひしがれて過ごしたことであろう。


本日日曜日、ブーツの修理出しのために近場のABC-MARTに行く。
ABC-MARTの店員さんてすげえ。
一応泥を払ってきたとはいえ、靴底のところを素手でもったり、自分のズボンの膝の上に乗せてみたりと、靴に対する対応がパねえ(笑)。
なんか高級ソープランドに行って体も洗わず即フェラされたような(笑)。
たとえがイマイチですか、そーですか(笑)。
客の靴に対する扱いもさることながら、靴のメンテや靴の材料について細かく丁寧に教えてくださる。
オイラとしてはこんな店員さんに自分の靴が扱ってもらえるならもうそれだけで修理の見積もりもなしでそのままやっちゃってくださいという気になりますね(笑)。
どーにでもして。
無茶苦茶にして、というか、ムチャクチャにされたくはないがされても本望というか(笑)。
この店員さんの話しっぷりから革靴がすきなんだろうなという気分が伝わって来る。
こういうプロに会えるのは自分としてはかなり嬉しいものである。
こんどこの店で靴買おうっと。


『34歳無職さん』
c0022635_16192509.jpg
AmazonでKindle版を購入。
第1巻のサンプルを数ページ見て即既刊の全5巻(まだ連載は続いている)を購入。
本作の端正な描線がオイラの好みだったということでもあるが、物語上特にテンションアゲアゲの展開などはなく、すべてが淡々と進んで行く。
それなのに夢中になってしまうのはなぜか。
物語に時折現れる官能性というかエロスが興味を引いたということでもあるだろう。
本作の主人公の女性どころか登場するキャラクターには名前が付けられていない。
というか、巧妙に名前を呼ぶシチュエーションを回避しているというか。
映画でも小説でも漫画でも、登場人物の名前を分からせるためのセリフというのは時としてわざとらしくなって、それだけでリアリティが感じられなくなることもある。
固有名詞として登場人物の名前がないという作品はこれまで幾千と作られてきたわけなので別段新しい手法ではない。
特にドラマチックな展開がなく、セリフもほとんどなく、無職さんという女性がほとんどセリフを言わずに終わる時もあるというのに、本作には緊張感が漂う。
それは無職さんがという女性が文字通り無職であるということ。
どうやら離婚経験者で娘さんが元夫と暮らしているということ。
名前がないということが読み手がキャラクターに対する感情移入をギリギリ回避しているように思われる。
本作はキャラクターへの感情移入ではなく、キャラクターに対するある種の緊張感によって読み手を繋ぎ止めているのではないか。
女性の一人暮らしで独身で無職で......。
本楽ならなんともドロドロとしたものになりそうなのに、オイラは本作をものすごく冷静に客観的に入り込むことができた。
非常に面白いね。


『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ<エクステンデッド版> 』
c0022635_18573172.jpg
AmazonでBlu-ray購入。
以前『完全版』と呼ばれている229分のバージョンをDVDで視聴。
今回購入したBlu-rayは、その『完全版』と、マーティン・スコセッシらがレストアした251分の『エクステンデッド・ディレクターズ・カット版』が同梱されている。
で、今回オイラが観たのは『エクステンデッド・ディレクターズ・カット版』。
『エクステンデッド・ディレクターズ・カット版』を観て思ったのだが、本作はランニングタイムが長ければ長いほど面白くなってたんではないか、ということである。
Blu-rayに同梱していたブックレットによると今回の『エクステンデッド・ディレクターズ・カット版』も紛失した素材の一部をレストアしたに過ぎず、そうすると実際はもうちょっと長かった筈だと思われる。
短いバージョンはオリジナルから不必要な部分をカットしたのではなく、絶対必要な部分をカットしちゃった。
単にランニングタイムが長いという理由だけで(笑)。
例えばヌードルスがデボラをリムジンの車内で犯すシーンがあるわけだが、『エクステンデッド・ディレクターズ・カット版』ではそれまでなかったリムジンの運転手(プロデューサーのアーノン・ミルチャンが運転手役で出ている)のキャラクターを若干掘り下げている。
リムジンが走りだす前に運転手とヌードルスが会話をするシーンが挿入されてるんだよね。
c0022635_17534355.jpg
この会話があったから、車内でデボラが犯された後のこの運転手のヌードルに対する怒りの態度が腑に落ちた。
これまでだとこの会話がなかったから、運転手はヌードルスの暴力に単純に反発したのだろうと思ってたんだけど、それでもやや印象としては唐突に思えた。
またこの運転手役のアーノン・ミルチャンがユダヤ人であるということも意味深い。
これ以外のシーンやカットも『エクステンデッド・ディレクターズ・カット版』は『完全版』より20分ほど長いので本作の物語性がより分かりやすく印象深くなったと思われる。
しかし、物語性が印象深くなった反面、追加されたシーンは劣化が進んでいたワーキングポジ(ネガは紛失したらしい)で、他の部分が改めて4Kでスキャンニングされてレストアされた美しさがあるのに対して、あまりにも映像的に見劣りしてしまうのが惜しい。
映像に対する没入が若干損なわれてしまったと思う。
まあそうは言いつつも、今回のレストアはマーティン・スコセッシが監修しているわけなので、現状において最高のバージョンであるのは間違いない。
初上映の時に監督のセルジオ・レオーネのカッティングした4時間を超えるバージョンをなんらかの形でとっておいておればと悔やまれる。
オイラだけでなく、本作が映画史に残る名作であるということは現在間違いないと確信しているわけだけど、上映当時は誰もそこまでは思ってなかったろうからなあ。
実際本作、上映時間が長く、年代をシャッフルしていて観客にわかりにくいという間違った印象を与え過ぎてしまったのではないか。
物語的に言えば一部を除いて本作はものすごくわかりやすい映画だ。
ニューヨークのあるヤクザ者たちの少年時代から壮年に至るまでを物語的に特にツイストさせることもなく描いているからだ。
これを分かりにくいと判断した映画関係者はとことん観客はバカだと言っているに等しい。
実際、アメリカでの初上映では本作を時系列で並べた上に短縮させたバージョンを上映して酷評されるも、その後セルジオ・レオーネが編集した(『完全版』ではない。それより短いバージョン)時系列をシャッフルした長尺は賞賛されたと聞く。
オイラが『完全版』で腑に落ちなかった部分も(上記のリムジンの件とか)、本作の『エクステンデッド・ディレクターズ・カット版』である程度解消したし。
ただ、いまでもよく分からないのが、最後の襲撃の件。
襲撃のシーンはまったくなく、事後4人が死んでるカットがあって、それを見ているヌードルスがいる。
ヌードルス、襲撃に参加しなかったのか?
このあたりがわかりづらい。
もしかしたら、ロスト・フッテージの中にあるのかもしれんが......。
色々語れる部分の多い本作であるが、オイラにとって本作は、エンニオ・モリコーネのすばらしい音楽と
c0022635_17353319.jpg
映画デビューであったらしいジェニファー・コネリーの驚異的な美しさと、
c0022635_17173411.jpg
ラストカットのロバート・デ=ニーロの笑い顔の止め画だな。
エンニオ・モリコーネの劇伴は本作撮影中にはほぼ出来上がっていたらしく、撮影中にそれをかけていたこともあったらしい。
さぞかしアガる現場であったろう。
オイラもiTunesストアで購入したサントラを何度も聴いてる。
映画の場面が見えてくるようなすばらしいサントラだ。
さらにジェニファー・コネリー。
c0022635_19081682.jpg
"ツンデレ"の"ツン"に特化したような(笑)。
オイラを含めてブサイクな男がw劣等感を掻き立てられるような存在(笑)。
当然ブサイク代表のセルジオ・レオーネも含めて(笑)。
高嶺の花と言ってしまうと安直すぎるんだけど、終生手に入れることができないものの象徴みたいな存在かね。
凛として男に媚びない感じがすごくいい。
オイラも歳をとってこういう女性がいいなと思うようになったか(笑)。
c0022635_19172070.jpg
分かりやすい映画であると言ったが割と謎となっているのが、クライマックス近くで清掃車の横にいる人物は誰なのか?問題(笑)。
いや、マックスであるとは思うんだけど、監督のセルジオ・レオーネはこのシーンで立っている人物をマックス役のジェームズ・ウッズにやらせていないらしい。
この辺りは意図的に混乱させようという演出なんだろうね。
それと
c0022635_19172272.jpg
割と最大の謎で観るものを深く混乱させるというか、考えさせる、ヌードルスのラストカットの笑顔。
これは本作が長く観たものに語り継がさせる要因というか、映画的なマジックのうちにはいるような謎なんだよね(笑)。
あの最後の笑顔はなんだ?というね(笑)。
分かりやすい解釈だと映画全体が最後のヌードルスの夢だったというもの。
オイラもそうかなとは思うんだけど、こんな分かりやすい夢は見ないだろうとも思う。
ネット上では色々な解釈が存在し、なるほどと思えるものもある。
もしかしたらロスト・フッテージが復活すればわかるものなのかもしれない。
しかし、最近はそんなことはどーでもよく思えてきた。
これが説明されないことで本作がマイナスになっているわけではなし。
むしろ本作を語る楽しみの一つにすらなっている。
『2001年宇宙の旅』と同じ。
説明しすぎることはマイナスになることもある。
このボビー・デ=ニーロの笑顔が本作を忘れられない映画にしていることは間違いないのだから。
文句無しの名作である。


今週末は歯のメンテナンス。

by 16mm | 2014-11-09 19:29 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)

『ピープルVSジョージ・ルーカス』

先週土曜日。
とあるふた組の夫婦と飲み会。
久しぶりにビールを飲む。
ふた組の夫婦全員と面識があるので話も弾みなかなか楽しい。
何故この飲み会に呼んでくれたかと言えば、
「16mm(オイラw)はホモらしい」
「16mm(オイラw)はゲイだ」
という噂がまことしやかに流れていて、その真意を本人であるオイラに直に確かめてみよう、という趣旨だったらしいw。
このある意味センシティブな問題をいきなり久しぶりに会った本人にぶつけるところに、このご夫婦たちの雑さ加減が否めないw。
で、あれこれ半笑いになったり喧嘩腰になったりと楽しい飲み会は続いた。
このご夫婦とも旦那達がすこぶる酒に弱くw、三時間後には両方とも潰れた(笑)。
で、嫁二人がすこぶる酒が強くw、酒を割と控えめに飲んでいるオイラと三つ巴になった。
なにしろオイラは飲んでいるとはいえほぼ素面(笑)。
嫁二人は潰れてないだけで相当にアレな感じで
「あたしの方が乳首黒いよ」
「なにいってんのお。あたしの方がドス黒よお」
「見せてみなさいよ......こんなのあたしに比べればピンクみたいなもんでしょ」
「なになに、じゃあ見せてみなさいよ」
生きた大人の会話とは思えん(笑)。
人が少なくなっている時間とはいえ、普通の居酒屋である(笑)。
旦那以外の男(オイラw)のいる前でどっちの乳首が黒いとかの話題はどーよ(笑)。
片方のちょっとぽっちゃり目の嫁などは目元の化粧まで落ち始めてデロデロw。
そのアイ・オブ・ザ・パンダな嫁に
「16mm(オイラw)くん、どっちが黒いと思う?」
とか聞いてきやがって、二人で胸元をオイラに近づけてきやがった。
今思い出すとすごくラッキーな状況なのだが、なにぶんオイラ、多少なりとも酔っていると普段は出てこない良心であるとか良識であるとか倫理であるとかが中途半端に勃起してきて(笑)。
つまりこのラッキーな状況に恐れをなし、捕食者に睨まれたウサギwのように動揺し、有り金をテーブルに叩きつけて撤退したのだったw。
これがもうちょっと完全に酔っていたら、旦那がいようが見せてくれるものは遠慮なくベロベロ見てしまっていたところだったのだがw。
そのオイラの後ろ姿に件ののアイ・オブ・ザ・パンダな嫁は
「やっぱりヤツは女より男に抱かれたいんだ」
その後オイラは色々な意味でちょっと泣いた(笑)。


今週日曜日、岩盤浴、ストレッチ、寝湯。
寒くなってきていた所為か、寝湯の湯が以前より足されていて多少耳にかかるぐらいになっていた。
結構ラク。
10分ほどうとうとしていた。
腹とちんちんが湯から出てるのでwこれからの季節はきつくなるかな。


iTunesのアップグレードしたら微妙に使いづらくなったように感じるのはオイラだけか(笑)。
これもジョブズがいなくなった所為か(笑)。


天気が良ければ大黒ふ頭にでも撮影にと思っていたのだが、雨や曇り空で断念。
c0022635_15292087.jpg
バラを一輪買ってきて部屋で色々試行錯誤。
c0022635_16101798.jpg
Amazonでテーブルフォトで使うためにレフ板を支える小型のスタンドを購入。
左のL字のスタンドを二つ購入したが、ちょっと重い厚紙を挟むと安定しなかったりして。
更にこの手の機材は増えていく予定である。


本日祝日の月曜日、革靴のメンテ。
一足はつま先が減っていたので修理を考える。


『猛き箱舟 下 』
c0022635_18073186.jpg
Kindle版購入読了。
面白かった〜。
小説読みではないオイラが久々に読了した小説だ。
多分世間のスピードで言えば「なぜいまごろ『猛き箱舟』?」などということになるだろう。
が、考えてもみてほしい。
1987年に初版がでた作品が27年後に読んでも面白く感じられるってのはいかに本作の地力があるかということだ。
また、当時本作で描かれた日本の状況というものがまったく変わっていないという風にも言えるかもしれん。
この原作小説を読んでしまうとコミカライズされたものがいかに軽くてエロに寄りかかったものだったか。
キャラクターが整理され物語が端折られ。
コミック連載のスピードなどもあるのだろうが脚色があまりにお粗末。
原作小説にもエロいシーンはもちろんあるけど物語全体の印象としてそれが特別浮き上がってくることはない。
この小説を最後まで読んで
「暴力の連鎖」
というありがちな感想がでてきそうになって気を引き締める。
平和ボケした日本で、企業に就職して昇進してエラくなって「大きな男」になりたいというありがちな野望ではなく、もっと別な方法で退屈な日常をつまらなく過ごすことなく「他を圧倒する」存在になりたい。
そんな他愛無い理由で他国の戦争に加担した愚かなな若者が主人公だ。
「憧れの男のようになりたい」という理由で他国の国民を殺戮をする主人公。
国益のため。
信じる神の為。
etc...
人を殺す為には大義というものが必要なわけだが、主人公にはそれがない。
自分本位の、戦争の渦中にある人々には全く信じられないような自己中心的で楽観的な理由で戦争に加担した。
そもそも主人公が憧れていた日本の海外企業の守護神と言われていた男にしても、日本の国益などという大義を背負っていたわけではないだろう。
結局はその守護神も自覚がないだけで平和ボケの日本人の一人でしかなく、憧れられるような存在どころか、真に愚劣な男であるということが物語の後半で明らかになる。
戦争状態の国で戦う日本人とはいっても、本当にヤバくなったら日本に帰ってこれるわけだ。
戦争状態であり続ける地が自分の国である人間はそんな日本人のような逃げ場がない。
パートタイムで戦争ごっこをやっていい気になってる人間の愚劣さ。
本作はそんな日本人がリアルな戦争の中に誰の、どこの、庇護もなく放り込まれ捨てられたらどうなるのかというのを想像力を駆使して描ききっている。
最終的には人間の純粋な殺戮の衝動というものについて言及している。
"人間としての名誉や尊厳にこだわって行動するかぎり人間としての限界も越えることはできないのだ(本文抜粋)"
戦争の渦中にある人間でもなく、平和ボケした国のなかにある人間でもなく。
未来に向けて生きるためのあらゆるものを失い、それを取り戻す術もなければ意思もない。
人間の限界を越えるというのは人間であることをやめるということでもある。
しかし、本作の最後のような純化された殺戮衝動というものは、ちょっとしたきっかけで全人類規模でスイッチが入るのではないかなとも思ってる。
たとえ嘘であっても未来がないと希望が潰えた瞬間に、一斉に。


『麦の唄』
c0022635_19453529.jpg
iTunesで購入。
今月アルバムを購入するのでシングルを買うことないないと思っていたのだが、蔦屋で試聴したら無茶苦茶いい。
バグパイプの音から始まり
♪生まれた国 育つ国 愛する人の国
いや〜、ええわああ。
ドラマの主題歌ということで非常にわかりやすく作られている。
アルバムに載ってるような難解な部分を出さない。
中島みゆきの懐の深さというか、引き出しの多さというものを見せ付けられたね。
やっぱりオイラは中島みゆきがすきだなあ。


鈴木敏夫のPodcastを聴いてたら、宮崎駿が『風立ちぬ』を製作時にレビタンという画家の画の雲を参考にしていたということを言っていた。
ググってみたら
c0022635_19580370.jpg
ほほう。
確かに良い感じの雲だあ。
というか画だあ。
他のもググってみてちょっと興味を持った次第。
イサーク・イリイチ・レヴィタン (Isaac Ilyich Levitan)。


信じられないことだ。
c0022635_21034114.jpg
これほどの魅力的な画が描けながら漫画の連載ができないとは。
『018』や『APPLESEED XIII』を描いた宮川輝の画をTwitterやらFacebookやらを検索して片っぱしからDLしつつ、その近況を読んだら、連載をとるための苦戦をしいられているような印象を受けた。
良い画を見るということに官能性があるように、人によっては描くことで官能性を得ている人がいる。
大友克洋だとか寺田克也とか。
プロの画描きならだれでもそんなもんだろうと思ったら大間違い。
画を描くのが下手くそどころか、描くのが嫌いな漫画家だっているんだから(笑)。
名前は言わんけど(笑)。
柴門某とかさ(笑)。
宮川輝はそんな数少ない画を描くことに官能性を感じられる作家だ。
多分仕事画でもないのだろうけど、件のTwitterやらFacebookで描いた画を山盛り公開している。
画を描くのが好きだという思いがゾクゾクするほど伝わってくる。
たしかに読むのが面倒くさいSFを描いてるよ。
『018』なんてそう。
セリフや説明や設定が多いこと。
一所懸命読んでもよくわかんなかったりする。
だから一般ウケしないという判断なんだろうけど。
しかしね、そんなマニアックな漫画を丹念にゆっくりと読むことに楽しみを見つけている気合の入ったオイラのような読者だっているのだよ(笑)。
とにかく画と設定と世界観が魅力的すぎ。
宮川の描くメカの
c0022635_21213706.jpg
脚の部分が車の板バネみたいな逆関節。
これって宮川のオリジナルだと思うけど、すげえカッチョいい。
画材も付けペンではなく、ゲルインキ・ボールペンで描いてるという。
天才はやることもフレッシュだ。
どうか宮川輝が飢えませんように(笑)。
このひとオイラとほぼ同年(ちょっと年下)だから気が気ではない。


今週の『タマフル』にあの高野文子がコメントで出演するとのこと。
狂喜。
高野文子と聞いて「ぽか〜ん」とする人は放っておく(笑)。
楽しみである。



『ピープルVSジョージ・ルーカス』
c0022635_21293768.jpg
iTunesでレンタル視聴。
『スター・ウォーズ 』をめぐり、作品は誰のものか?というオイラからするとどーでもいい事を延々とドキュメントした映画。
事の発端は『スター・ウォーズ 』がオリジナルの劇場公開版からビデオやレーザー・ディスクやDVDやBlu-rayとソフト化されるたびに内容の変更が行われてきたという経緯がある。
特に『EP1』の公開一年ぐらい前に『EP4』〜『EP6』を当時技術として有効となったデジタル技術を駆使して『特別編』として再公開したことが大きい。
デジタル技術で映像を新しく付け加えたということでオイラを含めて期待した。
が。
「なんじゃこりゃ?」
という改変も結構散見していた。
例えば『EP4』でのハン・ソロと賞金稼ぎとのやりとり。
オリジナルではハン・ソロは予告なしに賞金稼ぎを撃ち殺したのだが、『特別編』だと賞金稼ぎに先に撃たせてからハンが逆襲したように変えられている。
当時オイラが観ていても、その改変はつながりとしてぎこちなく、しかもプロの賞金稼ぎが1mの距離で的を外すってのはどうなのよ(笑)。
このあたり、所謂ポリティカル・コレクトネス的な判断を製作者がしたのだろうかね?
映画のヒーローが予告なしに相手を撃つってのはどーなの、ってなもんか(笑)。
この手の改変があまりに多くて、なおかつ、『EP1』〜『EP3』のデキがアレだったもんだから(笑)。
ジョージ・ルーカスが頑なに最初の劇場公開版をなかったことにするような発言をしちゃったもんだから、こんな映画がつくられるような事態になっちゃったという(笑)。
映画ファン、というか、『スター・ウォーズ 』ファンが最初に観たオリジナル版を唯一の『スター・ウォーズ 』として、オリジナル原理主義者のごとく騒ぎ立てルーカスに対して罵詈雑言を浴びせるのは、まあ良いと思うだよね。
金出して映画を観てるわけだから批判するのは自由だと思う。
が、大学の教師、というか学者が社会学的なところからこの事態を論じるのはやりすぎでないか(笑)。
たかが通俗文化の映画なんだからw。
そんなに仰々しく考えることないと思うんだよね。
オイラに関して言えば、映画は映画を作った人間のモノ、だと思っている。
映画製作者たちは、制作の手が離れた瞬間に作品は皆さんのモノになります、ってな綺麗事をいうけど違うと思う。
例えば大友克洋の『アキラ』。
大友は単行本化するにあたって結構描きなおしなんかをしてるだよね。
作家としては良かれと思い、その良心にしたがって描きなおしをしてるんだけど、だいたいにおいて元の雑誌に載っていた画や構図やコマの運びの方が良かったなと思うことが多い。
生意気にも
「オートモ、だめじゃん」
とか思ったりもするけど、その程度。
もしどうしても我慢がならないようなら、その作家の作品は今後読まないとかね(笑)。
オイラにはそういう作家がチラホラいるし(笑)。
映画は誰のものかと言えばファンのものではない。
ただ漫画と違って映画は製作に関わっている人間が何百といるわけで、特にオリジナル版ではオスカーの視覚効果賞を取ったにもかかわらず、その部分をデジタルに置き換えるというのは、それを作ったリチャード・エドランドを始めとするクルーに対しては無礼ではないかなとは思う。
オイラも『スター・ウォーズ 』には影響を受けたクチではあるけど、二十歳ぐらいからスタンリー・キューブリックの方に行っちゃったので、どちらかというと『スター・ウォーズ 』を半笑いで見るぐらいの距離感だったので、本作にあるような熱狂を他人事のように見ていられた。
まあ、この手の映画は一度見れば十分ですな(笑)。

by 16mm | 2014-11-03 22:33 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)