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シネマランキング2014

今年もやってみましょう、映画のランキングを(笑)。
今年劇場で観た作品は31本。
......
いやいや(笑)。
わかっておりますよ(笑)。
ランキングをつけるには圧倒的に観ていないのは。
せめて週一ペースでの鑑賞を目指したいところであるが、そうするとBlu-rayが観れなくなったりするからなあ(笑)。

これに今年公開の作品ではないが初見で観たDVDやBlu-rayを入れることは有りとする、ということにしちゃう(笑)。
なので厳密に2014年のランキングということにならないということで。

さらに言えばオイラのこのエントリに資料的価値もないことを宣言しておく。


●ベスト10
1.『ウルフ・オブ・ウォールストリート』
2.『リベンジ・マッチ』
3.『フューリー』
4.『WOOD JOB!〜神去なあなあ日常〜』
5.『 キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー』
6.『寄生獣』
7.『エンド・オブ・ウォッチ』
8.『ゴーン・ガール』
9.『ロボコップ (2014年の映画)』
10.『ひみつの花園』
次点.『泣く男』
講評:強引に順番をつけちゃったけど次点を含めてどれがベスト1でもいいかなと思ってます。

『ウルフ・オブ・ウォールストリート』は監督のマーティン・スコセッシによる株屋の拝金主義への強烈なアイロニーを感じて溜飲が下がったわけだが、その一方でなんのリスクも負わずヒリヒリするような生き方をしない平凡さに対しても一撃を加えている。そういうところが好きなんだよなあ、スコセッシの。

『リベンジ・マッチ』は全米での評判は悪いみたいだけど、オイラは好きなんだよね。脚本も良いと思うし、登場人物達の相互の関係の複雑さも上手く考えられてるなと。さらに言えばロバート・デ・ニーロとシルヴェスター・スタローンの共演なんてちょっと前には考えられなかったものが実現しちゃった(笑)。キワモノ、企画物的な位置付けになりかねないキャスティングを脚本の力で繋ぎ止めたように感じた。



●ワースト
『ルパン三世』
次点.『THE NEXT GENERATION パトレイバー 第1章』
講評:『ルパン三世』は途中で退場しちゃったわけだけど、最後まで観て大逆転的にすばらしい映画になるとは考えられなかった。できるなら観なかった事にして悪口も言わないから入場料返してもらいたい(笑)。


●どこにいれたらいいで賞w
『オール・ユー・ニード・イズ・キル』
講評:ベストには入れられないけど、ワーストでもない(笑)。つまらなくはないと思うし、戦争アクションはキライなジャンルではないのだが......新鮮さのないテーマとストーリーに感じたからかもしれん。


●ベスト・サントラ
『アナと雪の女王』
講評:ベスト10からは泣く泣くもらしちゃったけど、本作もいい映画だと思っている。大ヒットで♪レリゴー レリゴー と子供まで口ずさんでいたからなあ。


●町山智浩の解説の方が面白かったで賞w
『26世紀青年』
講評:町山智浩の本作の解説を聴いた時はものすごく面白そうだったのに(笑)。実際観たらつまらなくはなかったけど、町山の語りで想像した時の方が面白く感じられた。町山智浩、罪なヤツ(笑)。


●やはりパート2はダメだ賞
『キック・アス ジャスティス・フォーエバー』
講評:パート2の傑作だって多くあるけど。そもそもパート2が作られるって事はパート1が傑作だったということで。普通狙って傑作が作れるわけないのに前作が傑作だったからといって続編も傑作になるはずだというのは楽観的すぎるよね。それはともかく『キック・アス ジャスティス・フォーエバー』は前作の良さをまったく感じさせない駄作でございました(笑)。


●脱いでくれなきゃダメで賞
『大脱出』
次点.『紙の月』
講評:アーノルド・シュワルツェネッガーとシルヴェスター・スタローンなら上半身裸かタンクトップ姿で走り回って観る者たちをウットリさせなくてどーする(笑)。二人とも体を作れなくなったということに寂しさを感じる。『紙の月』は今時セックスシーンで乳首が見えないという事の不自然さをスタッフもキャストも認識するべきだと思う。セックスシーンで乳首出すのを拒否する女優は最初からキャスティングしないとかさ。もしくは乳首出さなくても不自然ではない撮り方ができるならそうしてもらいたいけどね。オイラが欲しいのは乳首ではなく官能性なわけなので。



●日本に戻ってくんな賞
『GODZILLA ゴジラ』
講評:日本で作っても制作費とか制作センスとかで格段に劣る『ゴジラ』しか観ることができないと思うので、日本に戻ってこない方がいいと思ふ。


●ベスト女優賞
西田尚美
講評:何度も言うが何度でも言うが(笑)。西田尚美、エエなあ(笑)。『ひみつの花園』でカナヅチであることも分かりますますなんとなく好きになった(笑)。


●ベスト男優賞
レオナルド・ディカプリオ
講評:『ウルフ・オブ・ウォールストリート』でのあの無茶苦茶な破滅的な演技でもオスカー取れないとは(笑)。相当に性格が悪いのだろうか(笑)


●ベスト英明
『WOOD JOB!〜神去なあなあ日常〜』
講評:伊藤英明がキライな人に観てもらいた。サイコーのヒデアキが観れます(笑)。




というわけで、今年もあと数時間でおしまいです。
拙ブログを読んで下さったみなさん、ありがとうございます。
来年もダラダラ続くと思いますが、よろしければお付き合いください。

では、良いお年を。

by 16mm | 2014-12-31 18:39 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Comments(2)

『ベイマックス』『ひみつの花園』

今週日曜日、岩盤浴、赤外線サウナ、ストレッチ。
岩盤浴で50分爆睡。


『エイリアン|アーカイブ [Alien: The Archive][H.R.ギーガートリビュート ハードカバー] 』
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Amazonで予約していた本が届いた。
映画の『エイリアン』シリーズのエイリアンに特化したメイキング本ではあるが、他のコスチュームデザインや役者やスタッフについても書かれており読み物としては相当にいい。
資料としては第1作目の『エイリアン』の分量が多い。
値段だけのことはあるね(5400円w)。
そのなかで
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ジェームズ・キャメロン(左)の写真があったんだけど、オイラ、コレだと思いましたね(笑)。
オイラも今年購入した映画監督しか持てないとゆわれている(笑)、
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ディレクターズ・ヴュー・ファインダー。
そうか、これってたすき掛けでさげればいいんだ。
首からさげるには紐が長いのでやたらと重くてブラブラしすぎていたんだけど(笑)。
ためしにキャメロンに習って自分もたすき掛けをしてみたらこれが非常に調子が良い。
これからはたすき掛けだな(笑)。
本、買ってよかった(笑)。


今週日曜日、蔦屋のTULLY'S COFFEEで年賀状の宛名書き。
自宅でやるとダラけるので気分を変えてのことだが大正解。
全部書き上げる(笑)。
カメラ店で年賀状を30枚作成したのだが、友達いないのでw、年々年賀状を出す枚数が減っておるw。
今年は20枚いかないぐらい(笑)。
来年の年賀葉書の作成は20枚ぐらいでいいかなあ(笑)。


今週火曜日。
正月の買い物に赤羽と池袋。


あまり政治的な事を書きたくないが

ちょっとこれはひどすぎるだろう(笑)。
衆愚政治の結果とはいえ、こんな奴に憲法9条を云々されるんだぞ。
まあこの前川ってバカはものすごーくわかりやすい形で己のバカさ加減を晒して目立っただけで、与党ににも野党にもこの手のバカはいるだろう。
こういう奴を推薦するのはどこだ?
広告屋か?
政治家が現選挙制度に対応した人材を知ってるとは思えんしね。
こういうのを見つけ出す人間というのはある意味頭のいいやつかもしれんが、本当にこれを続けていくと国を滅ぼすぞ。
もっとも、こういう奴のいる政党に票を入れるのも他ならぬ国民であり、そして民主主義は健全に機能していると言える。


『生頼範義 緑色の宇宙 (玄光社MOOK illustration別冊)』
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Amazonで書籍購入。
画だけでなく、生頼の制作ノートやインタビューが僅かではあるが採録されていたり、錚々たる顔ぶれ(寺田克也とか加藤直之など)が「生頼を語る」対談や座談会が収録されており読み物としても厚みがあって非常に嬉しい一冊。
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オイラが初めて生頼範義の名前を意識したのは上の画像の『スター・ウォーズ 帝国の逆襲』のポスターから。
当時中坊だったオイラはこの画の得体の知れない力強さと、この世界的に有名な映画の画を日本人が描いたということに衝撃を受けた。
オイラが中坊当時などたしか洋画全盛の頃で、日本のものは映画でもなんでも外国より劣ると思っていた気がする。
そんな中で外国映画である『スター・ウォーズ』のポスターを日本人の生頼範義が描いた。
日本人でも世界で認められてる人がいるんだということに感動したんだろうと思う。
当時世界で活躍する日本人は他にもいただろうけど、視野の狭い童貞(笑)の中坊であるオイラはこの生頼範義がひときわ輝く存在に見えた。
そんな生頼範義が2011年に脳梗塞で倒れられた。
そんなことになっていたとは知らなかった。
それにしても生頼範義の仕事がこんなにも多岐に渡っているとは思わなんだ。
生頼の画は見ればわかるとタカをくくっていたのだけど、本書を見て
「ああ、この小説の表紙絵も。このゲームのパッケージの画も描いていたのか...etc...」
と、その仕事量の膨大さにも圧倒された。


『わかさ 2015年2月号』
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と〜にょ〜びょ〜は、そこそこ一段落したものの健康診断では高血圧も指摘されており、で、その自覚症状もなんとなくあるのでなんとかせねばと思っている。
で。
またも病院や薬ではなく改善できる方法らしきものがあるようなので、この雑誌の方法を試してみることに。
やってみたらなんとなくふくらはぎに"かったるさ"みたいなものが出て、効いてるような、どうなのか(笑)。
とりあえず毎日しばらくやり続けることにする。


『3月のライオン 10』
AmazonでKindle版購入。
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なんていい画なんだろう。
これがカラーで見れただけでも本巻に価値があると思った。
羽海野チカの単行本はすこし値段が上がってもいいからカラーで描かれたものはすべてカラーでだしてくれないものだろうか。
通常盤とカラー版だとかで二種売るのも電書ならできるんじゃないかね。
本作、立ち読みができればその都度読んではいたのだが、前半部分はまったく未読だったので新鮮。
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恐怖というものの表現を心象風景として描くテクニックというものは珍しくないわけだけど、どんなものに例えるかという部分に作家の力量が出る。
そういう意味では羽海野チカは相当な手練れだ。
こういう描き方をしてるんだもん、巻末の作者の近況漫画で羽海野チカが結構な大病を患って大変なことにもなるよな。
さらにここにきて本巻の最後で物語の風呂敷をさらに更に広げてきやがった(笑)。
悪意というものは相対的なものだ。
一方から悪と思われることでも、思われた対象は自らを悪とは思わない。
人間は進んで悪をするほど精神が強靭にできていないので、なにかしら必ず理由や言い訳を作るからね。
ソフトな印象で柔らかい物腰で悪意が目の前に現れたら。
今後に期待である。


『ボーイズ・オン・ザ・ラン』
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AmazonでKindle版全巻購入。
期間限定で1〜3巻が無料だったのを切っ掛けに読んで、残りの巻を全部購入。
1〜3巻もいずれ購入するであろう。
本作、連載時の時にその中の1編だけを読んだ覚えがある。
全10巻の後半の一編で、ヒロイン(はな)が
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耳が聴こえない女の子でヌードモデルをやっていて、
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主人公の男がシューマイと呼ばれているガキをボクシングの先輩として対応していたのが印象的だった。
本作の作者である花沢健吾の現在の連載作品である『アイアムアヒーロー』はイマイチ乗れなくて途中で挫折。
なので、なんとなく『ボーイズ・オン・ザ・ラン』も敬遠していた。
たまたま期間限定無料だったので1〜3巻を読んでみたら、あーた(笑)。
傑作じゃん(笑)。
これはちょっとすごいよ。
なにがすごいって、掲載時の最初でも単行本の一巻でもいいけど、それを読んで本作の最後はまったく予想できないだろうということ。
ただし、作者が本作を行き当たりバッタリで作成したとは思えず、後の方で重要になるキャラクターが最初の方ですでにでていたとか、画で表現された伏線が見事に張られている。
そもそもオイラ、本作をボクシング・マンガだと思っていたのだが、まったく違っていた。
主人公はボクシングを習い始めるが、プロテストを受けるでなく、試合をするでなく、減量に苦しむでなく。
せいぜい最後の方で野球のボールでの遠投が以前よりちょっと遠くへ投げられるようになったぐらい。
なので、ボクシング・マンガですらない(笑)。
ではサラリーマンの苦悩であるとか、若造の自分に対する勘違いであるとか、子供のいじめ、障害者との交流......、などでもない。
ひとことで言えば"強くなる"ということについての漫画だ。
"Boys on the run."を翻訳サイトwで訳してみると「逃走する少年たち」とか「疾走する少年たち」とかになる。
女性にモテず、秀でた才能も根性もない、どちらかというとヘタレな主人公の男が逃げることなく本当にささやかな力を発揮して、最後に自分の身辺半径1m以内を守ることができるようになるまでの話なのだ。
『はじめの一歩』の一歩が一巻の最初の方で得られる程度の強さを、本作は単行本10巻分をかけてやっと獲得した感じ。
いや、本作の主人公の最後に発揮した強さというものは『はじめの一歩』の荒唐無稽な強さではない、実にリアルで重みのあるものだった。
だからオイラのようなヘタレでも得ることができそうに思えるけど、最後の一線を越えられるかどうかは本人の強い意志力と覚悟が必要。
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これだよ。
これなんだよ。
この泥臭いまでのイズムが本作が最終的に得た力なのだ。
なんかね、いろいろと掻き毟られるような思いになる漫画なんだけどね(笑)。
ところで、本作の最初から出ていて、てっきりヒロインだと思っていた
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植村ちはる。
色々と読者諸兄には「ビッチ」とか言われてw非常に評判が悪い女性キャラクター。
だが、オイラ、この手の丸顔だとか性格が結構好きで「ビッチ」は言い過ぎじゃないかなあ、などと思っていたら、本作のエピローグで「苦しんで死ね、このビッチ」とオイラも思わざるをえないようなことをしやがった(笑)。
いや、再読、再々読したら、要所要所で結構なビッチっぷりを示していたんですな(笑)。
しかしなあ、関係した男のチンチンの大きさを言ったりするのは、男が女の胸の大きさについて笑うのとどう違うのだろうね。
オイラとしては最後のエピローグでのセリフが唯一許せない部分であるかなあ。
とにかく傑作。
多分今後も読み返すであろう。
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『ベイマックス』
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先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
予告編を観てから楽しみにしていた映画。
が、途中で気絶(笑)。
最近、減薬したおかげで映画を観てるときに気絶することが少なくなったのに(笑)。
最初と最後の印象だけで言えば、キャラクターの造形の親しみやすさ(昔のディズニー風でなく、日本のアニメ風というか日本人好みの造形になってきているように思う)、ヴィジュアルのアイデアの巧みさなどに心奪われる感じ。
ジョン・ラセターの目が常に光っている、目を配っている感じがあるかな。
Blu-rayをレンタルして再見するかな。
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この肖像画の真ん中のおっさん(笑)。
誰かに似てるなあ、と思ったらやっぱりスタン・リーだった(笑)。


『ひみつの花園』
AmazonでDVD購入。
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矢口史靖監督作品で西田尚美主演なので、いくら彼らが若い時の作品で低予算でも観ておく価値はありそうだと思った。
予想通りの傑作。
監督自身はこういう言い方はしていなかったが、オイラは日本を舞台にしたリアリティのある冒険活劇だと思った。
現代の日本を舞台にした『レイダース 失われた聖櫃』のようなものを作ったんじゃないかな。
そう考えると本作の作り自体が『レイダース』っぽいと思えるんだよね。
リアリティとシリアスで構築しつつもユーモアが盛り込まれている点であるとか。
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よくできてるけど、明らかにあからさまなミニチュアをいれてみたりとかは『インディー・ジョーンズ』シリーズでもつかってたよね(笑)。
深く考えたことなかったけど、スティーヴン・スピルバーグにしても矢口監督にしてもそんなミニチュアで撮影していながら映画としてのルックがチープにならないのはなんとも不思議なんだよね。
本作のメイキングでそのミニチュア撮影について監督自身の解説があって。
ミニチュアと映画自体のマッチングに相当なこだわりがあるのがわかり、事実、撮影までして映画全体とのマッチングがされていないという理由で
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カットされたミニチュア撮影もあるんだよ。
オイラからするとなにがオッケーでなにがダメなのかの判断がつかないのだが、そのあたりがセンスなんだろうね。
矢口監督の判断が間違ってるとは映画を観て思った事ないからね。
ミニチュアとは違うけど『ウォーターボーイズ 』のイルカだとか、『スウィングガールズ』のイノシシとか(笑)。
そういう撮影は映画を撮り始めた時から変わってないんだなあ。
冗談抜きであまりに天才すぎて真似できないとはこのことだな。
ところで矢口監督、このころからDVDの特典の盛り込みにこだわっていたんだねえ(笑)。
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現在の監督。
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右手前が『ひみつの花園』当時の矢口監督(笑)。
メガネかけてないせいか目つきが悪いというか(笑)、悪ガキな顔というか(笑)。
特典映像約60分のメイキングで監督のコメント付き。
この特典は映画を作る上での考え方や楽しさに満ちていて、なにより監督の話しっぷりが独特でなんとも言えない面白さがあるんだなあ(笑)。
当時からこういう話っぷりだったのね(笑)。
限られた予算でどうやって自分の考えているヴィジョンを獲得できるか。
色々と方法論を語っているんだけど、ちょっと普通じゃ真似できないんじゃないの(笑)。
一緒に組んだ撮影監督が撮影中どころか編集中でさえ監督の意図がわからなくて、初号試写を観てやっと理解したぐらいだから(笑)。
やっぱりタダ者じゃないね、矢口史靖は。
このメイキングには西田尚美をキャスティングするきっかけになったCMが入ってたんだけど、
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ツいてない女性を
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むちゃくちゃ可愛らしく演じていた。
矢口監督もそれが理由で西田をキャスティングしたと言っていたが、オイラもそれは理解できる唯一の点だね(笑)。
単なるファッション・モデルあがりだと思ったら大間違い。
演技、すごくうまいと思う。
ものすごく自然なんだよね。
シリアスもコメディもこなせる本当に貴重な女優でないのかな。
西田主演でもうちょっと歳をとったら、矢口監督で『グロリア』みたいな映画を作ってくれないかしらん。
映画も監督も主演女優もファニーな傑作。

by 16mm | 2014-12-31 05:07 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Comments(2)

『WOOD JOB!(ウッジョブ)〜神去なあなあ日常〜』

『WOOD JOB!(ウッジョブ)〜神去なあなあ日常〜』
Blu-ray購入。
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何度も言うが、何度でも言うが(笑)。
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西田尚美、エエなあ(笑)。
矢口史靖監督、また西田尚美主演でコメディ作ってくれないかなあ(笑)。
それはさておき、購入したBlu-rayは特典が山盛り。
オイラはコメンタリーや映画のメイキングが大好きなので、矢口監督の映画のソフト化に際してそれらが見れるということにお得な感じを持っているのだが、世間的には映画のメイキングへの興味ってどんなもんなんだろうか?
逆にNG集的なものは入ってないんだよね。
役者やスタッフの失敗をメイキングとして晒すのがウケを狙うだけならいいのかもしれんけど、それは観る側に笑われてるだけだもんね、考えてみれば。
そうではなく映画の舞台裏ではこんなにしょうもないことを真剣にやっているんだ、ということを示すことで観る側を楽しませるのと同時に、映画作りというものへの共感と興味を持ってもらおうという趣旨もあるのではないだろうか。
たとえば
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"男祭り"wのシーンで体から白い湯気が立ち上ってるカット。
これってメイキングで映ってたけど、体に小型の美顔器をつけて撮影してるんだよね。
わずか数秒のシーンだけど、こういう地道な工夫と努力の積み重ねで映像がリッチになっていくという好例。
メイキングを見せる事によって映画のマジックが損なわれるという意見もあるし、そもそもメイキングに興味もないという人もいる。
しかしね、こういう発想や自分の映像を得るために妥協なくやっている人間がいるということを知ることで映画というか矢口監督の映画に興味を持つ人が少なからずいると思うのだ。
要するにスタッフの労働対価以上のものが見れると分かれば、興味を持つんじゃないかね。
いやしい考えともいえるけど(笑)。
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この
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冒頭と最後の方で観ることができる映像。
主人公の染谷将太の真正面を常に追従して捉える不思議な映像。
これは
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スティディカムのハーネスを身体に巻いて、そこにステーを取り付け
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CanonEOSをムービーカメラにして取り付け
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撮っている。
客観的に見たらカッチョ悪い格好この上ないけど、オイラは笑えない。
本当に些細な努力の積み重なりによって映画の価値が上がっていくということだ。
矢口監督って自分もメイキングを観るのが好きな人なんだろうね。
で、映画制作の全てが人を楽しませる要素であると信じているのかもしれない。
マニアックなディティールの人というだけでは括り切れないと思う。
ところで、本作のBlu-rayは宇多丸のコメンタリーも入っていて、それをガイドとして本編を再見したら劇場で観た時の印象とまた違って観ることができた。
Blu-rayでじっくりとリラックスして観た所為だろうか、長澤まさみがものすごく色っぽく感じたよ。
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長澤まさみ、エエわあ(笑)。
最初と最後で顔つきが見事に違う。
冒頭なんて
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こんなだよ(笑)。
スッピンで本当にイヤ〜ンな女なんだけど、それが映画が進むにつれて柔らかい顔に変化していく。
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成長とは違う。
人間は変わる、変わっていけるということを肯定的に真面目に丁寧に描いていると思うのだ。
それは長澤まさみの演技力に負うところもあったろう。
さらに言えば
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ガキ共が長澤まさみのスカートを広げて祭りの餅を拾ってるカット(笑)。
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宇多丸もコメンタリーで言ってたけど、これって長澤まさみに内緒で子役に矢口監督が
「めくったらんかい」
と(笑)、命じていたにちがいない(笑)。
またこういう子役を使った演出が上手いんだよね矢口監督は。
矢口作品における子供のポジションって、なんつーか微笑ましいクソガキ感というか(笑)。
傍から見たら微笑ましい元気のいい子供に見えなくもないがw、当事者として絡んだら
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西田尚美だって頭をドつくクソガキ(笑)。
子供に確実にあるこの側面を映画に定着させたところにフレッシュさがある。
無垢で素直で可愛いのが子供、という世間的な常識に流されることなく、あくまでも監督の思うところの子供を見事に表現している。
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子供をどう表現するかというところに監督の思い入れが感じられるね。
それと大きな子供代表w
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みんな大好き伊藤英明(笑)。
ヒデアキですな。
オイラ、このヒデアキが大嫌いだったのよ(笑)。
理由は色々あるけど、ヒデアキが出るというだけでその映画を観にいかないくらい大嫌い(笑)。
で、本作もヒデアキが出るということで矢口監督作であるが、少々渋々観に行ったわけでもある。
が、本作、サイコーのヒデアキが観れます(笑)。
ヒデアキ、カッチョええわあ。
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右の赤いのがヒデアキ(笑)。
スタントなしで30mの木の上らしい。
クレーンの平行移動で木の高さが出ている。
ヒデアキの立ってる枝って結構細いぞ(笑)。
林業家としてのプロの顔と稚気溢れる野生児さと繊細な男気を感じさせる。
本作でマジにヒデアキを見直したと言っても過言ではない(笑)。
こいつ結構真面目なんだな、と(笑)。
見所の多い本作。
今年の大傑作間違いなくて、本作に通底するテーマがあるとしたら"生命"というところだろうか。
宇多丸はもっとストレートに"性"がテーマだと言っていたが、オイラはそれをもっと広げた意味で生きるということの力強さが本作にはあると思っている。
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おとこ、男、漢(おとこ)w。
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祭り、祭り、祭りw。
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ワッショイ、ワッショイ、ワッショイ(笑)。
このクライマックスのご神木のシーン。
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静止画で見るとあまりわかんないかもしんないけど、
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結構な雑に見えるミニチュアなんだよね(笑)。
雑と言いつつ、それがまったく手抜きだとかに見えない不思議さ(笑)。
上の画像なんて、明らかに首の骨がイっちゃってるはずなんだけど(笑)。
矢口監督は割と自分の作品にこのようなチープさと紙一重(やってることはチープでもなんでもなく、ミニチュアも撮影方法もかなり高度にやっているのがメイキングでわかる)のものを入れてくるんだよね。
なんでこれがチープに見えず、作品を損なわないのか全くわからない(笑)。
作風と撮影方法が合っている。
ミニチュアと人物のアップだとかを交互に入れる。
etc......。
これも矢口監督のテクニックなのかなあ。
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今年もボチボチ終わり。
本年度ベストかな本作は。
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とにかく自信をもってオススメの一本である。

by 16mm | 2014-12-23 14:47 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Comments(3)

『男の自画像』『たそがれたかこ』『BLUE GIANT(3) 』

先週土曜日、ヘアカット。
担当さんの提案でカットの仕方を変えた。
といっても前髪を少々長めに残してさらに分け目の部分をバリカンで剃り込んで横分けになりやすくしたという感じ。
美容師さんも色々考えるんだな。
カットを変えるにあたり非常に論理的に真面目に説明してくれるのだが、お店がクリスマス仕様で皆さんコスプレしており(笑)、どんなに真面目なことをいってもシャンパンやクリスマスツリーのコスプレをしている人間に言われても冗談にしか聞こえん(笑)。
クリスマスツリーの女子に今年最後の頭マッサージをしてもらい、かなりほぐれた感じになる。


本日日曜日、岩盤浴、ストレッチ、ジェットバス。


ここ2〜3日便秘気味だったのでファイブミニを二本飲む。
効果覿面(笑)。
すげえなファイブミニ(笑)。


先週末は劇場に足を運べなかったが、今年はあと少なくとも2本ぐらいは映画を観るつもり。


会社の友人から貰った
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中島みゆき『夜会』グッズ。
毎度わざわざお土産をもらって頭がさがる思いである。
『夜会』も小劇場に戻ったならまた行ってみたいかなあ。
でも出不精だしなあ(笑)。


宇多丸の評論で『インターステラー』が意外にも高評価。
嗜好はひとそれぞれと思いつつ、あの人類崖っぷちと言われる世界観を設定しておきながら、NASAの職員はずいぶん感じのいいところで働いてるじゃん。
この世界観のカーストではNASAが上位の貴族的な地位なのか?
「ユリイカ」
などと呑気に計算した紙をばら撒くシーンがあるけど、紙はどうやって供給されてるわけ?
まだ計算した紙が新聞広告の裏だとかになってビンボくさくなってたら納得はできるんだけどねえ。
なんつーか、やっぱりイギリス出身の監督であるクリストファー・ノーラン、女王様の国にいると物が供給されるということが経済だとか労働と結びついているということにピンとこないのかしらん。
NASAで行うような研究やそこに供給される鉛筆やら紙やらは必要な時になんとなく身近にあるもんだという風にしか思ってないのではないかね。
人類が終わりに近づいている時に、食料もままならないような時に、木を切って紙をつくるなんてことが可能なのだろうかね。
NASAの貴族様のために紙を供給しましょうなんていう人間がいると思い込んでいるところにノーランってどうなの?と思ってしまう。
宇宙についての考証はリアルにカッチョよくやっているけど、その土台となる地球の現状をまったくリアルに描写してないと感じたオイラは、やはりこの映画を受け入れることはできんなあ。


『男の自画像』
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AmazonでKindle版購入。
1巻が0円だった時にとりあえず買って、その後残りの5巻をイッキ買い。
学生時代に連載してたのを読んでいたのでストーリーやその顛末は知っていた。
柳沢きみおの今時珍しいぐらいの男中心主義的な考えに辟易することもあるのだが、これが柳沢の本心なのか男の愚かさを描くためにわざとそうしているのかわからん。
本作は柳沢の作品の中では結構好きなほう。
登場人物達(主役も脇役も含めて)全員が泥沼であがき続け、ある者は泥沼に沈み、ある者は一瞬の光の中に見えたつる草を掴むことができた。
しかしつる草をつかんだところで泥沼に射した光は一瞬でなくなり、不幸にも生き残った者たちはその後行き場を失って泥沼の中で泥だらけで生きていくことになる。
まあ要約するとこんな感じ。
この物語を作者が捉えた人生のペシミズムと捉えるか、物語に興味を失った作者が投げ出して終わらせたか(笑)。
人生というもののままならなさが上手く表現できてたんじゃないかなと思っている。


『たそがれたかこ』
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AmazonでKindle版購入。
既刊の全3巻をイッキに購入(笑)。
入江喜和の作品は以前モーニング誌に載っている頃読んでいて、ずいぶんご無沙汰だった。
本作も第1巻が0円だった時に読んでみて既刊の全部を購入したのだ。
第1巻が0円というのは作者に実入りがないのは申し訳ないと思うが、読んだことのない作品を読ませるには現状良い手段ではないかと思う。
以前と変わらない柔らかな描線が作品にマッチしている。
モーニング誌の時の20代の女性を主人公にした作品よりも、本作のたかこさんの方が心持ち若々しくてエロく感じるんだよなあ。
意中の人間とお互いに知り合ってくっつくというのはそれは幸せなことだけど、くっつくことを前提とせずに想いを馳せるということがどれだけ日々の生活を潤すのか。
若い時にはないこの寸止め感を肯定的に考えてもいいのかもね。
AKBやら韓流やらに想いを馳せるのも本人が満足していれば否定するいわれはないよなあ。
実際は中年のおじさんやおばさんであっても、想いを馳せている時の妄想は実際の若い時よりも若く恥ずかしくいられる。


『BLUE GIANT(3) 』
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AmazonでKindle版購入。
待っていたぞ、いしづかあああああ(笑)。
さっさと出せやいしづかあああああ(笑)。
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この自分の想いが確実に届いたという自信に溢れた表情。
広い世界の端っこではあるかもしれない。
しかし、その端っこをを掴みとった手応え。
端さえしっかりつかめればそこから広がる世界が徐々に手中におさめられる。
いや〜、アツイ。
アツイぞ、いしづかああああ(笑)。
音楽のおばちゃん先生とのセッションの力強さ。
ものすごくアツイ思いの丈がつまった第3巻であった。
連載も立ち読みしてるけど、はやく続巻が読みたいぞ、いしづかあああ(笑)。


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なんとも気に入らないのはdwangoの川上量生がこれに噛んでいるんだよね。
川上はジブリとも庵野秀明のスタジオとも関わりがあるから当然といえば当然なんだけど、この男のなんともいえないいかがわしさというか浅薄さが我慢ならん。
宮崎駿とか鈴木敏夫がなんとなく協力してるのを免罪符にしているとこも気に入らない。
ただ、プログラムの内容が嬉しいものもあって。
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これだとか。
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こんなのもあったりと、大きなお友達に対するアピール感はあると思う。
『エヴァ』だとか『ガンダム』という食いつきやすいもので釣っておいて、今後アニメーターの技術の見本市として一般の、アニメーターの名前など気にしない層に対してどれだけ浸透させることができるか。
商売っ気よりも一般のあまりアニメに興味のない人に対して、例えば本田雄という名前が藤子不二雄と同じぐらいに知られるぐらいでないとこれをやる意味がないと思うんだけどね。
オイラはニコ動に入ってない。
そういう垣根はとりあえず取り払ってもらいたいもんだね。

by 16mm | 2014-12-21 22:28 | | Comments(2)

『ゴーン・ガール』

先週土曜日、歯のメンテナンス。
おそらくたぶん今年最後のメンテナンスとなる。
いつものように美形で剽軽な歯科衛生士女史に歯石をとってもらう。
と言っても、先々週にとってもらったばかりで、如何なオイラでもそうそう歯石がたまるわけもなく(笑)。
「歯石ついてないと思うけど、Mだからイタくしてもいいんだよね」
などとトンデモナイことをのたまう女史(笑)。
それこそトンデモナイ思い違いであるw。
オイラだってイタイのが好きなわけではないw。
歯石を取るガリガリが気持ち良く感じるだけである(笑)。
鞭打たれて「うれしい」などと恍惚となるヘンタイさんとは違うのである(笑)。
というようなことを述べたところ
「同じだ」
と女史に一蹴される(笑)。
先生には最後の最後で二箇所の治療をやらせてしまいご苦労かけてしまった。
治療後先生と雑談。
5000万画素のαが出るとかでないとかの話を聞く。


本日日曜日、岩盤浴、ジェットバス、赤外線サウナ、ストレッチ。
岩盤浴で珍しく爆睡。
50分ほど寝こけていた。


いきなり寒くなったなあ。
手足末端が冷えまくりw。



PDRさんのYouTubeでやっていたのでオイラもやってみた(笑)。
したら
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こんなんでました(笑)。
なんかこえ〜な、オイ(笑)。
我ながら悪夢に出てきそうだぞw(笑)。
現在のオイラの画像をベースにしてるわけだけど似てるッチャ似てる(笑)。
んが、将来こんなジジイになるとも思えん(笑)。
このサイト、英語で20年後の自分と会話ができるのだが、英語のスキルが "as soon as" あたりで止まっているオイラが20年後に英語をしゃべってるとは思えず。
20年後のオイラだけどヒトコト
Fuck you!
と言ってやった(笑)。


エレキング。
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二階堂ふみ、ええなあ(笑)。


年賀状をカメラ店に発注。
いい加減めんどっちいが数は少なくとも毎年律儀に年賀状をくれる人がいるとやっばりこっちも出さなくちゃとと思っちゃうんだよね。
貰うも出すも年々減っているからいずれなくなるかなあ(笑)。


『なぜ日本人はいつも不安なのか 寄る辺なき時代の精神分析』
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AmazonでKindle版購入。
読了。
岸田秀の本はもっとKindle化されないものだろうか。
既読の本もKindle版で買い直すつもりもあるというのに(笑)。
精神分析や心理学をベースにしている思想家と医師の対談。
当然ながら微妙に噛み合わない(笑)。
初出は2000年の本であるのだが今読んでみても色々と示唆に富んでいると思う。
無差別殺人というものが実は喧伝されているほど無差別ではなく、犯人はちゃんと弱者である女子供を選んで殺害しており、たとえば無差別ならヤクザの事務所や警察署で拳銃を乱射したりナイフを振り回したりしはしない。
強者であろうが弱者であろうが恨みを持つ対象を特定して計画的に狙うということはしていない、とか。
心理カウンセラーになりたがる多くの人間の理由とか。
岸田秀の考えに触れたおかげでオイラとしては生き方が楽になったという側面はある。
まあ一種の宗教みたいなもんかね(笑)。
特定の宗教を憎悪はするけど(笑)、オイラが宗教を否定仕切らないのは人間というものがなにか寄る辺を持った方が生きやすいもんだということを思っているからだと思う。
オイラが信じているビートたけし教であるとか、中島みゆき教とか、岸田秀教とかの方が他のロクでもない宗教団体よりも5億倍は霊験があるwと思っているが、そんなのは結局のところ目糞鼻糞歯糞耳糞を嗤うようなもんだということも自覚している(笑)。


『ゴーン・ガール』
ネタバレあります。観る予定の人は読まないことをオススメします。
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先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
先日観た『インターステラー』は観ている間は上映時間がまったく気にならず
「この映画、『2001年宇宙の旅』と双璧じゃん」
とか思ったんだけど、観終わって反芻するにつれ映画の穴やら雑さやらが浮かんできて、もともとあった「クリストファー・ノーランってどーなの」問題wが決定的に噴出してきて、オイラとしてはものすごーく残念な映画という位置付けになった。
逆に『ゴーン・ガール』はどうかというと観ている間はなんとなく時間が長くタルく感じていた。
監督のデヴィッド・フィンチャーの作品にはものすごく好きな作品とイマイチがあって、本作は後者の方だなと感じていた。
が、観終わって反芻しているとなんかものすごく伏線の効いたサスペンスというかホラーというか(笑)。
傑作じゃんw。
てな感想になったのよ(笑)。
まずねタイトルの『ゴーン・ガール』。
直訳すると"少女の失踪"という意味になるのかな。
英語に詳しくないのでイチイチ調べたんだけど、本作にはタイトルにある"ガール"は出てこないんだよね。
辞書によると"girl"って通例で17〜18 歳ぐらいの未成年や未婚の女性ということらしい。
本作で失踪するのは
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ロザムンド・パイク演じるエイミー。
ぼんくら亭主のニック・ダンを演じる
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ベン・アフレックと夫婦役だ。
(このベンのもっさりしたダメ亭主の感じが秀逸だったな(笑))
なので外見からもすでにわかるように、この夫婦は30代であり妻のエイミーは少女という歳ではないのだ(笑)。
ではこのタイトルが示す"少女"とはなんなのか。
実はエイミーの両親は彼女をモデルにした童話を描いていたらしいのだ。
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『アメイジング・エイミー』というタイトル。
初見でちゃんと把握していなかったのだが、どうやらエイミーは両親によって創作された童話のなかのエイミーを比較対象として育てられたようなのだ(映画の冒頭部分でオイラは迂闊にもこれが伏線になっているとは思わずちゃんとニュアンスを汲み取ってなかったw)。
すでに成人して幾つかの恋をし、それをめぐるトラブルがあり、同じような職業を持つ男と結婚をした30代の女性のなかに残酷で無軌道な少女がいたのだ。
成人したエイミーの幾つかの行動、たとえば気に入らない相手の飲んでいる飲み物の中にツバを入れるとか、ジャンプして喜ぶを表現したり、やたらと巨乳wを敵視したり、金を盗られてしまった時のマクラに顔を埋めての絶叫であるとか......etc...。
エイミーという成人女性の個性的なパーソナリティーというには一連の行動があまりにも子供っぽすぎるように感じていた。
夫であるニックが妻であるエイミーを殺したのではないか?と世間を誘導する巧妙で粘り強い準備(嘘の日記を延々と書き続けてきたとか)は冷徹な大人の知性と子供のような執念深さによるものだ。
では夫であるニックに非はないのかというと、無職でダラダラとプレステをやる無為な日々を過ごし、都会育ちのエイミーに相談なく母親のいるミズーリー(田舎w)に連れて行き、歳下の巨乳女と浮気をし、なおかつその巨乳女に自分と夫の思い出である光景を再現してみせたり(笑)。
まあ言うなればこの夫もどうしようもない、と思うんだけどそういう齟齬って結婚した夫婦には多かれ少なかれあるんじゃないのかね?
オイラ結婚したことないからわからんが(笑)。
あきれるほど巧妙に仕組んだエイミーの失踪は些細なほころびから破綻をきたす。
この辺りってスタンリー・キューブリックの『現金に体を張れ 』みたいだなと思ったけど(笑)。
全体的にエイミーの行動って子供っぽいように見えるんだけど、要所要所で非常な知性をむき出しにしたこともやる。
盗聴や録音を防ぐために夫との会話を全裸になれるシャワールームでするとかさ。
思い返してゾゾゾとしたのはまるで無意識のように子供っぽいことをする一方で年季の入った知性的な老成をもつ30代の女性。
なんかこの女のなかに何人ものビリー・ミリガンがいるようで(笑)怖くなったわけよ(笑)。
で、最終的にエイミーは夫が自分を捨てるという切り札を完全に封じ込める手段を使う。
本作の冒頭と最後で自分の妻が何を考えているのかを頭を割って確かめてみたい、みたいなセリフのモノローグが入るんだけど、最初と最後で観客が受け取るニュアンスが違って聞こえるようしてる(笑)。
同じ言葉で同じ抑揚なはずなのに、最初のは自分の愛する妻のことを全て知っていたいという愛情溢れる感じなのに、最後はこのビッチいったいなに考えてんだ頭カチ割ってやりてーよ、みたいにね(笑)。
結婚している夫婦にとってはお互いについてはもしかしたら永遠の謎だという暗喩をもつ映画かもしれんが、オイラのような"選択的未婚権マイルド行使"(byジェーン・スー)中の人間にとっては結婚そのものが謎として観えた。
Blu-ray買うだろうな(笑)。
再見が楽しみである。


『獅子の時代51話エンディング』

いや〜久しぶりに観たよ。
泣けてきた。
いろんな意味で。
ここで掲げられた理想の顛末が今回の民主的な選挙の結果だと思うと更に泣けてくる。


今週末はヘアカット。

by 16mm | 2014-12-14 21:31 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Comments(2)

『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』

先週土曜日、歯のメンテナンス。
いつものように美形で剽軽な歯科衛生士女史に歯石をとってもらう。
3週ほど前に風邪をひいてから左側の歯の上下どちらかが痛いのですがと告げると、件の女史の目がドS的に光る(笑)。
女史の見立てでどうやら下の歯らしいと分かる。
アタシは自分がイタイのはイヤだが治療の為に患者がイタがっても容赦しない、と、ビビリなんだが思い切りがいいのかわからないことを言う女史(笑)。
先生に治療してもらう。
先生、一瞥して上の歯もイカれているのを見抜く(笑)。
で、上下両方を治療してもらう。
つくづく痛みの度合いだとか箇所だとかを相手に伝えるのは難しい。
抽象的な表現がこれまでの事例のどれに該当するかを判断する能力って経験値もあるんだろうけど直感も必須なんだろうね。
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先生が秘密兵器の小型レントゲン・カメラで撮影したオイラの左下の歯(笑)。


本日日曜日、岩盤浴、ストレッチ、赤外線サウナ。
岩盤浴とサウナで結構ウトウトと眠りほうける。


追悼:菅原文太。
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菅原文太が11月28日に亡くなった。
高倉健に引き続いてという感じではあるが、オイラとしてはどちらかというと菅原文太の死のダメージの方が大きい。
菅原の総出演作のほんの数パーセントしか観ていないけど、自分が観たいと思って観てきた作品に関わっていたことが少なからずあった。
自分が主演としてしか映画に出なかった高倉健と違い、菅原文太は主役でなくてもアニメーションの声の仕事までやっていた。
『千と千尋の神隠し』や『おおかみこどもの雨と雪』とか。
だから高倉健より世間的な馴染みはあるのかなと思ったりしている。
オイラが菅原文太を強烈に意識したのはNHKの大河ドラマである『獅子の時代』。
改めて観返したいとは思わないが、オイラの中ではネ申ドラマなわけよ。
山田太一のオリジナル脚本、明治維新近辺の激動の時代が舞台、ダウン・タウン・ファイティング・ブギウギ・バンドによるテーマ曲と挿入歌の『OUR HISTORY AGAIN ―時の彼方に―』。
時代に取り残され野良犬のようになってもなお牙を失わずに戦い続ける男である主人公の平沼銑次を菅原文太が演じていた。
カッコよかったよ。
優しく、強く、不屈な男。
そして最終的に負けることになってしまう男。
この人物像が未だにオイラのヒーロー像なんだよね。
それから学生時代にバイト先の先輩社員に教えられた『太陽を盗んだ男』。
これは菅原文太の印象というよりも映画全体がもつ印象の方が強いけど。
それはともかく、スターという人たちへの渇望が薄いオイラにしてみれば菅原文太は間違いなく数少ないスター俳優だった。
ご冥福をお祈りいたします。


『TDF モンスターズリサーチファイル』
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やっとこ次弾のエレキングが出たがな(笑)。
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カッチョいいがな(笑)。
今年はこれを絡めて年賀状を作ろうかな(笑)。
上手くいくかわからんが(笑)。
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衝撃の事実(笑)。
エレキングの尻尾がこんなに太くて長くてやだ壊れちゃうまあご立派なモノだったとは(笑)。


『機動戦士ガンダム THE ORIGIN I [Blu-ray]』
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いよいよAmazonでの予約も始まったようだ。
PVを観る限りにおいて、少々辛口で言うなら、安彦タッチに沿ったラインで製作してもらいたい。
特に赤い彗星となった部分がなんとなく軽く感じたのだけどね。
『ユニコーン』が安彦タッチに対してかなり忠実だったことを考えるとそれ以下ではイカンよなあ。
でも楽しみにしている。


『スタンリー・キューブリック マスターピース・コレクション(初回限定生産/9枚組) [Blu-ray]』
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Amazonで予約注文していたものが届いた。
11,608円なり。
Blu-rayでのキューブリックの作品は画面サイズを16:9に無理やりしちゃったり(キューブリックは『2001年宇宙の旅』を除いてだいたい画面サイズは4:3で音声はモノラル録音だった)と、なにかと評判が悪い。
オイラの興味はBlu-ray2枚のボーナストラック。
キューブリック自身に関するドキュメンタリーらしい。
まだ観てないが楽しみである。
そのたカラーのブックレットがついていて、これはなかなか今まで見たことがない写真も多いんだけど、仕方ないけどページが少ないかな(笑)。
値段的に言ったらこのページ数もよくやったと言いたいけどね。
オイラだったら同じ値段でBlu-rayはボーナストラックの2枚だけででブックレットが今の10倍ぐらいの厚さだったら文句ないんだけど、世間的にはあまりアピールしないかもね(笑)。


『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』
ネタバレあります(笑)。
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先週土曜日。
イオンシネマ春日部。
近場の映画館でやっていなかったので、車で自宅から一時間ぐらいの場所にあるところまで遠征(笑)。
本作、完全新作の劇場版として製作された。
大まかな話のアウトラインからガトランティスが敵になるらしいことは分かっていた。
空間騎兵隊の斉藤
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なんかも出てくる(上の画像は旧作の斉藤で本作の斉藤とはデザインが違う)ので、あの悪名高いw
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『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』のリニューアル版をやるもんだと思ってたのよ(笑)。
したら本作、『宇宙戦艦ヤマト2199』の第24話のイスカンダルを後にしたヤマトから第25話のデスラーの逆襲に遭うまでの間に起こった話というものをデッチあげていた(笑)。
番外編、という言い方は正しくないような気がするが、本作『宇宙戦艦ヤマト2199』全26話の中に挿入した時に上手くはまらないんじゃないかね。
だから番外編のような気になるんだけど。
いくらガミラスをくだして地球への帰路とは言いつつ結構時間的に差し迫った状態であるはずなのに、こんなエピソードを挿入したらものすごく悠長な感じになってしまう。
で、なによりも本作がまたつまらない(笑)。
『宇宙戦艦ヤマト2199』にあった過去のというか幻を見させる事ができる能力を持つ者達が出てくる回の拡大版というか。
なんか手垢のついた押井守の映画の出来損ないをいまさら見せられているような。
わざわざ新作でこれを作る意義ってのがあったのかしらん。
作画も人物の部分は微妙にアレな感じになっていたし(笑)。
ただメカだとかアクションシーンは良かったね。
CGの作画支援の賜物だろうか。
原画を庵野秀明とか黄瀬和哉なんかも参加していたみたい。
冒頭の月面での攻防戦線で空間騎兵隊の斉藤が出てくるんだけど、物語の伏線として多少関わりのあるニュアンスで描かれているんだけど、わざわざ出す必要があったかなあ。
つーか完全新作なのに妙にスケールダウンした感じが否めない。
驚異の駄作『復活編』よりは5億倍ぐらい面白かったけど、まあわざわざ観に行って損した感じ。
これを後でBlu-rayを購入して観るというよりはかける金額に換算すれば大怪我しないで済んだという事になるけど。
件の空間騎兵隊とかガトランティスにも親玉がいるようなことが分かったので、更に続編があるのかないのか(笑)。
まあそんなとこである。


今週はおそらく今年最後の歯のメンテナンス。

by 16mm | 2014-12-07 18:55 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Comments(2)