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『花とアリス殺人事件』

先週土曜日、心療内科。
行くたびに減薬されてうれしいやら不安になるやら(笑)。
調子の良い悪いって数値としてでるわけではなく、担当医とオイラとの問診で判断されている感じ。
なので担当医との信頼関係というものが必要なのだと思う。
一応薬は減薬前のが結構残っているのでヤバかったら元に戻せるようにはなっている。


先週土曜日、岩盤浴、ジェットバス、ストレッチ。
一時間キッチリ岩盤浴で爆睡(笑)。
結構すっきりした。


先週土曜日、ヘアカット。
ヘアカットを担当してくれてる店長との雑談が勉強になる。
ヘアカラー担当の女の子にセクハラしながらお話するのが非常に楽しい(笑)。
考えてみれば20代の女の子と話す機会なんてヘアカットに行った時ぐらいだよな(笑)。


なんか微妙に喉が痛いような気がするw。
花粉症の前兆か風邪か(笑)。
どっちかわからないけど、両方の薬を飲む愚は避けたいw。


『中学なんていらない。 不登校の娘が高校に合格するまで [Kindle版]』
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AmazonでKindle版購入。
紙の本が出てからずっと読みたかった本。
中学校をいじめで不登校になった娘がどうやって高校に、しかも公立に進学できたか。
一つの回答として塾に通って学力を確保しつつ、オープン入試という制度で内申書なしで受験ができる。
内申書が無くても高校受験できるんだというのが割と驚き。
中学では「内申書に響く」みたいな言われかたをして、これが受験を大きく左右するものとして学生や親に緊張感を与えていたから。
しかし、本書では完全に内申書を蔑ろにするススメをしているわけではない。
あるにこしたことはないし、悪いより良い方がいいわけだが、例えば帰国子女が日本の高校を受験するにあたっては内申書などないわけで。
そう考えると内申書を軸にして高校受験を諦めたりすることなく、選択肢が他にもあるという事実が分かることは大きいし、ある種の希望にもつながる。


先週の日曜日に故障したBose QuietComfort25 ノイズキャンセリング・ヘッドホンをBoseに送ったら、木曜日には戻って来た。
新品になって(笑)。
いや、一月ちょいで故障したわけなので新品になってくるというのはある意味当然のような気もするのだが、今までも散々故障に悩まされたデリケートすぎるヘッドホン。
今後のこともあるので原因究明して修理してもらいたかったというのが本音である。
新品であってもいつ故障が出るかわからんわけで、根本的な解決になってない(笑)。
好きなメーカーなので頑張ってもらいたいものである。
ちなみにオイラ、
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BOSEのこのスピーカーを3年ぐらいつかってると思うのだが、特に問題なくいい音を聴かせてくれてる(笑)。


『大黒柱マザー [Kindle版]』
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AmazonでKindle版購入。
待ち焦がれたKindle版。
まだ読み切っていない。


『壇蜜日記 0(ゼロ)【文春e-Books】 [Kindle版]』
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AmazonでKindle版購入。
読み始めたばかり。
作者の日記のような体。
リリカルな文体の孤独感というか、それが心地いい。


『花とアリス殺人事件』
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先週金曜日、池袋HUMAXシネマ。
近場で上映しているわけではないの(同じ県内で上映している場所があるのだが車で30分w、行くの面倒くさいw)、会社帰りで、しかも休み前を狙って劇場に駆け込み(笑)。
初日に観ることができた。
本作の前作であるところの
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『花とアリス』を劇場で観た時の衝撃は今だに色あせていない。
『花とアリス』は2004年公開だったんだな。
現状、岩井俊二の最高傑作だとオイラは思っている。
というのも2004年以降の岩井の作品はどれもイマひとつオイラはノることができなかった。
まあ、それなら『花とアリス』を繰り返し観てればいいやと思っていた。
オイラが岩井にノレなくなった一つの原因に
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岩井の映画のヴィジュアルを支えてきた篠田昇が亡くなった事が大きい。
撮影監督であった篠田の不在は岩井にとっても己の半身をいきなり捥がれた気分だったのだろう。
『花とアリス』からの10年、岩井の自分のヴィジュアルを構築するための試行錯誤と迷走をし続けた期間であると思っている。
それだけ篠田の存在は大きかったし、二人によって作られた映像はなににもまして美しかった。
で、今回、2004年の『花とアリス』の続編というか、流行りの"プリクエル(前日譚)"モノとして『花とアリス殺人事件』が作られた。
『花とアリス』の二人の主人公である荒井 花(あらい はな) / 花と有栖川 徹子(ありすがわ てつこ) / アリスの二人が出会った時の話。
前作の一年前という設定だと思う。
とりあえず、前作を知っていて尚且つ前作が大好きなオイラからすると、"花とアリス"と"殺人事件"がくっついたタイトルがまったくピンとこない(笑)。
"殺人事件"という殺伐としたリアリティから遠い映画だと思っていたし、それ故、本作で本当に殺人事件が起こるなどとはハナから思っていなかった(笑)。
本作、岩井俊二の迷走の一つであるとオイラは捉えている。
岩井が今後もアニメーションを続けていき、それを作風にするとは思えない。
しかし、本作で言えば岩井のヴィジュアルとの親和性と『花とアリス』の続編ということで言えば、これ以上ないぐらいの完璧なマッチングだったと言える。
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まず続編を作るにあたって岩井俊二は蒼井優と鈴木杏が続投することを前提にしていたという。
が、二人ともアラサーの年齢になってしまい(笑)、さすがにセーラー服を着させるわけにはいかない、という失礼極まりない発言をしていた岩井監督(笑)。
しかし、アニメーションでキャラクターをつくり、声を彼女らにやってもらえれば違和感がないだろうというのが本作の発想だったという。
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で、本作のルックを観たときに、
「Production I.Gっぽくねえか?」と思ったら、直接関わりはないかもしれんが(エンドクレジットにはProduction I.Gは載ってるけど)、制作にSTEVE N' STEVENの名前とプロデュースに石井朋彦の名前。
石井といえば神山健治と一緒に『09 RE:CYBORG 』をつくり、その監督をするはずだった押井守を馘にした剛力の者(笑)。
アニメーション初監督の岩井俊二をサポートするにはこれ以上ない布陣だったわけだ。
ところで、本作、アニメーション作品となっているが、実はロトスコープを使ったものだ。
ロトスコープとは何かというと、実写で撮影した素材に色を塗ってセル画的なルックにする方法。
方法としては昔からある。
モーション・キャプチャーで撮影したデータに3Dキャラクターを当てはめるのに似てるけど、それよりアナクロで手間がかかってる筈。
この手法は素材が実写なので人間の何気ない動きを生かせる点。
手書きや3Dアニメなどは人間の何気ない動きもアニメーターによって意図的に作られなければならない。
これは良い点でもあるし弱点でもあるのだが、それは後述する。
本作はプレスコといって声を先に録音してその声をベースにアニメーションを作っている。
なので声と動きのマッチングが驚くほど自然。
といっても、オイラいままでアフレコ(アニメーションを作った後に声を録音する日本では一般的な方法)で作られた映画を観ても全く違和感を感じずにいたのだが、本作を観て画とセリフが完璧にマッチングすることで得られる快感というものを初めて体験した。
蒼井優と鈴木杏がいくら上手くセリフを言おうともアフレコでやったら、果たしてこれほどのマッチングは得られたであろうか?
花とアリスの思わず顔がほころぶセリフの応酬が実に良い。
女の子同士ってこんな感じでしゃべるのかな、という新鮮さ。
本当に女性が本作を観たらまた違った感想になるのかもしれんが、男のオイラでは発想できないセリフ。
いくら美形とはいえw50過ぎのオッさんであるところの岩井俊二がこのセリフを書けるとはw。
恐ろしい(笑)。
更に言えば岩井映画で多用されるスローモーションも本作で使われている。
手書きのアニメーションでスローモーションを表現するのは無茶苦茶むずかしい。
たとえば空中で宙返りをするアニメーションを作るとする。
現実には一秒に満たないわけなので一連の動きを間引いても成立する。
が、それがスローモーションで5秒で動きを作ったとしたら。
体が回るというアクションをじっくり見せなくてはならないので、作画で誤魔化しが効かない。
更に言えば一秒未満の瞬間的なアクションなど肉眼での観察では不可能なのだから(笑)。
それがロトスコープで表現することによって可能になる。
実写素材をスローモーションで撮影して、それをトレースすればいいのだから。
更に更に、実写で実際の俳優がやる難しいアクションをワンカットの長回しで収めることができる。
これらの利点って実写にもアニメにもない。
ロトスコープ唯一の利点ではないのかな。
劇中でもアリスが教室で男子に掴みかかられて、教室後ろのロッカーの上に飛び乗りつつ男子学生を足で踏んづけるwというアクションがあるんだけど、これ実際に蒼井優がにやらせたら、できないか、スタンドインを入れてカットを割るぐらいの方法でしか対処できないはず。
ちょっと泣きそうになったのは、映画の終盤、駐車場で夜の空をバックに標準レンズっぽい画角でありながら広範囲を収めたアングルで、それを中心に花とアリスがグルグルと回っているスローモーション。
カメラ機材、撮影などを考えたら全てCGでないと実写では不可能な映像。
これ、本当に泣きそうだった。
涙でなかったけど(笑)。
というわけで、本作、オイラの今年ベスト(暫定w)と言っても過言ではない(笑)。
背景の淡くて綺麗なタッチは岩井映画のテイストにマッチングしていたしね。
ただ、この映像に弱点がないわけではない。
ロトスコープによって微細な動きを取り入れることができる反面、それが余分な情報となるような瞬間がある。
従来のロトスコープを使った映画に比べれば、動きの制御という意味ではかなり上手いと思うのだが、動きにメリハリが付きにくい。
日本の貧乏アニメーションが作り出した"止め画"という、止まった時の印象的な画というものが出てこないというのも、まあ物足りない。
あと、まあしょうがないけど、アリスのお父さんの声がね(笑)、まあオリジナルキャストだからしょうがないけど、画と比べて声が老けてたなあ(笑)。
まあとにかく面白かったよ。
同じ回で観ていたカップルが彼氏に前作の話を一生懸命していたのが印象的。
前作観てると余計に楽しめる感じ。
前作は花がアリスに振り回されてたけど、本作は逆だからね(笑)。
オススメである。


今週末は歯のメンテナンス。

by 16mm | 2015-02-22 22:12 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Comments(2)

『映画美術から学ぶ「世界」のつくり方 プロダクションデザインという仕事』

先週土曜日、岩盤浴、ストレッチ、ジェットバス。
やはり最初に岩盤浴をやったほうが調子がいい。
岩盤浴でよく寝られる。


昨年末、大枚叩いて購入したBose QuietComfort25 ノイズキャンセリング・ヘッドホンが、使用1ヶ月チョイで故障(笑)。
やはり右側からの音が聴こえなくなる。
右側を外から押すと線が一瞬繋がったように音が聴こえるのだが、聴こえたところでそれが固定できない。
Boseに電話した上で本日日曜日に修理に送った。
オイラは今まで二つの種類のヘッドホンを4台買い換えてきたbose。
あまり音に蘊蓄を語れるほど詳しくないのだがboseの音が好みであったためずっと使ってきたが、これまでも四年とか一年半とか一年とか一年経たずとかで右側が聴こえなくなる症状が出てきたのだ。
安いグレード(といっても18000円だがw)だからと思って、昨年末30000円を清水の舞台から自由落下wをキメたところ、物の見事にパラシュートが開かなかった(笑)。
よく言えばデリケート。
悪く言えば......なんとでも悪く言えるが(笑)、ここまでくるとちょっと考えもんだなあ。
通勤時に使用して、使ってない時は必ず専用ケースに収納していた。
コードを無理やり引っ張ることもなかったし、結構大事に使っていたんだが(笑)。
修理から治ってきても根本的な解決にはならないような気がするが、他のメーカーへの乗り換えってのもなあ、めんどっちいなあ(笑)。


先週、行きたいと思っていた"いきなり!ステーキ"に行ってきた。
早い話がステーキの立ち食いなのだ。
とりあえず行ってみて晩飯代わりにヒレステーキ400gとコーラを注文。
目の前で焼いてくれる肉を見せてくれたり、切ってくれたりしてくれる。
ヒレステーキだと1g8円。
ライス抜き。
サラダはどうしようかと思ったが頼まず。
食った感想は、500gでもイケたかもしれん(笑)。
次は500g頼もう。
食べ物を味合わずに燃料としてちゃっちゃと食いたいオイラにはもってこいのシステムだな。


先週も観たい映画がなかったのだが、今週末は逆に観たい映画が出てくる。
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『アメリカン・スナイパー』と
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『花とアリス殺人事件』。
『アメリカン・スナイパー』はともかく『花とアリス殺人事件』は全く近場ではやらないんだよなあ。
さらに今週末は心療内科やらヘアカットやらで時間が調整できるかどうか(笑)。
是非観たい。


『映画美術から学ぶ「世界」のつくり方 プロダクションデザインという仕事』
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Amazonで書籍購入。
できれば電書ででないかなと思いつつも、この手の本は出ないんだよな(笑)。
オイラ、映画好きを自認していながらプロダクションデザインというものをイマイチ理解していなかった。
美術監督と同義かな、ぐらいの認識だったのだがそうではないらしいということが本書で理解できた。
映画の制作システムの構成で言えばプロダクションデザイナーの下に美術監督や美術のスーパーバイザーがつくというものらしい。
このプロダクションデザイナーという役職は日本にはないものらしい。
そういう意味では映画における美術の重要性という認識を日本は重きを置いてないといえるかもしれない。
ただ本書では日本人でただ一人、種田陽平取り上げられているところを見ると、現状日本でプロダクションデザイナーと呼ぶにふさわしいのは種田だけということなのかもしれない。
オイラを含めて映画の美術というものの認識は役者の後ろの風景というか、ベニヤで作った書割ぐらいの認識でしかない。
役者とおなじ映像の中にありながら、なんとなくないがしろにされているという印象がある。
では、例えば
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上の画像はスタンリー・キューブリックの『博士の異常な愛情』に出てくる"war room"。
その昔、レーガン大統領が側近に「"war room"はあるのか?」と聴いたとか言う(笑)。
実際は"war room"などないらしいのだが、本当にあるようなリアリティを獲得している。
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時を経て、『踊る大捜査線』とか
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『エヴァンゲリオン』のこんなとか。
会議を映像化しようとした場合、未だに50年以上前の映画の影響下から逃れられないという事実。
つまり、プロダクションデザインというのは映画における世界観をあからさまに決定づける力を持っているということだ。
『博士の異常な愛情』を例にすれば、映画におけるプロダクションデザインがどれほどの重さを持ち得るかということの好例であろう。
本書『映画美術から学ぶ「世界」のつくり方 プロダクションデザインという仕事』の最初に紹介されるのは『博士の異常な愛情』のプロダクションデザイナーであるケン・アダム。
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読み物として、『博士の異常な愛情』の"war room"がデザインされた当時の思い出やキューブリックとの確執などが書かれていて面白い。
オイラもCGを仕事にしている端くれとして思うのだが、例えば家をCGで作るにしても知識として知らなければならないことはいくらでもある。
家どころか部屋の構造だって結構知らないことが多い。
例えば天井までの高さ、サッシの大きさ、柱の太さ、etc......。
本当にちゃんとやろうとしたらそれらを調べてるだけでCGの作業ができないものなのだ。
プロダクションデザイナーは(デザイナーによって当然向き不向きがあるわけだけど)、時代劇、現代劇、SF、などのジャンルに一定のリアリティを与えるために家の作りから部屋の調度、そのジャンルに適切な街の景観などを大きさ材質を含めてデザインしなければならない。
美術の知識は当然とした上で建築の知識もなくてはならない。
とはいいつつ、洋画のプロダクションデザイナーが日本を舞台にしたものを作ろうとすると、だいたい日本人から見て噴飯モノが多いので、どんなことも完璧にこなしているわけではないということがわかって、仕事柄オイラはちょっとホっとしたりするんだけど(笑)。
本書はカラーの図版も多く、20人ほどのプロダクションデザイナーの仕事の紹介とインタビューが載っていて大変興味深い。
プロダクションデザイナーの名前には疎かったが、彼らがやった映画は結構知っているのが多くて、本書を読んだ上でその映画を見るとまた違ったものが見えてくるかもしれん。
ちょっとお高いが良書。
当分、通勤カバンの中に入れて読むことであろう。


『SWITCH Vol.33 No.2』
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書店で書籍購入。
Amazonでは売り切れ。
近場の本屋でも在庫なし。
会社帰りに池袋の書店で購入。
荒木経惟の特集、が目当てというよりも、ホンマタカシによるしまおまほの妊婦下着写真が目当て。
素敵な画像でありました。


『ミミ正―吉祥寺で暮らすミミと正太郎の物語』
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AmazonでKindle版購入。
1巻と2巻の二冊を同時購入。
作者は、みんなだいすきいしかわじゅん(笑)。
この人自分では画が上手いと自賛しているが、はっきり言って画は下手くそ(笑)。
画に関して他の漫画家にエラそうに能書きを垂れるどころか、貶すなんてもってのほかだと思うのだが、この人評論なんてやってるもんだから何かにつけて上から目線(笑)。
なんかこの人の立ち位置って内田裕也と同じじゃないかと思っているのだが。
で、本書、画は下手くそだと思うけど、限定して猫の画は悔しいことに可愛くて上手いと思うんだよね(笑)。
webに掲載されている時も読んでいたのでとりあえず買ってみたわけ。
まあ普通に面白い。
最低限買って損はなかったと思ってマッス(笑)。


今週末は心療内科とヘアカット。

by 16mm | 2015-02-15 20:51 | | Comments(2)

『ソードフィッシュ』

先週土曜日、歯のメンテナンス。
いつものように美形で剽軽な歯科衛生士女史に歯石をとってもらう、はずだったが、歯の型取りをするので歯石取りはなしよとせっっせと道具を揃える女史。
「いたいわよ〜。でも痛いとうれしいでしょ」
などとトンデモナイことを言われる始末w。
先生が型取りをする段になって諸事情により中止(笑)。
女史がいつものように歯石取りをすることになった(笑)。
花粉症の季節が近づくと自然と口呼吸となり口内が乾いてきて雑菌が繁殖しやすい。
唾液の量が少なくなるといろいろ問題だとのこと。
ガムを噛む、舌を意識的に動かすetc...で唾液の量を多くすること。
なんて講釈をドS全開で歯石を丁寧に取りながら指摘してくださる女史であった(笑)。


本日日曜日、岩盤浴、ストレッチ、ジェットバス。
やはりジェットバスで各部マッサージした後に岩盤浴で横たわると眠れない(笑)。
眠れないと岩盤浴の中に15分と居られない。
今日は30分チョイで退散。
岩盤浴で眠れれば普通に40分ぐらい経っちゃうんだけど。
やっぱり今後は岩盤浴が最初だな。


少々便秘気味だったのでファイブミニを2本飲む。
昔からだが結構な便秘でもファイブミニで解消できる。


近いうちに行ってみたい。
"いきなりステーキ"という立ち食いステーキ屋さん(笑)。


キヤノンが5000万画素フルサイズのデジカメを出してきたが気にしない(笑)。
まあ、キヤノンの製品を買うつもりがないというのもあるが値段が50万円近くては手が出ない(笑)。
そのうちニコンでもソニーでも同様のスペックのカメラが出てくるだろうし。
そうするとますます撮影は三脚でマニュアル・フォーカスでないとブレやピンボケを量産することになるだろう。
オートフォーカスで人間の全身を撮影する時、確実に瞳にピントが来ているという精度がでるならいいとは思うけど(笑)。
ブレボケを作風として受け入れている人なら問題ないが、オイラのようなピンが来てなくては基本的にはイヤ〜んと思っている者としてはピンボケは受け入れがたい問題だ。
まあ、それはそれとして、
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行きつけのカメラ店にあったレンズを安く譲ってもらった。
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MAMIYA-SEKOR C 80mm/f1.9。
中判カメラのレンズでf1.9は一番明るいのではないだろうか。
35mm機のf値で換算するとf1.18 くらいになるとか。
すっげえw。
Eマウントのアダプターとフードとキャップも購入。
なんせタンスの肥やしになってたぐらいなので外観はなかなかボロっちいのだが、レンズにカビだとかが入ってないのはうれしい。
まだちゃんとした実写はしていないが、ファインダーで見た感じはものすごく好みの描写。
ミラーレス機でファインダー内の映像を拡大してピントを合わせれば、絞り開放でも怖くない(笑)。
すんごく使うのが楽しみである。


『EVANGELION:Another Impact(Confidential)』


やや半笑い気味に「日本アニメ(ーター)見本市」を観ていたのだが、これはかなりすごかった。
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カッチョイイではないの(笑)。
エヴァンゲリオンをモチーフにしてフルDGの短編映像を作り上げた。
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このレベルなら世界と戦えるんじゃね。
しかし、これって制作費がどこから出てるのか知らんが、短編だからできたクォリティかもしれんし、短編だから本来の『エヴァ』との兼ね合いをある程度無視して独自にできたとも言えるのかなあ。
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短編で長編のクォリティを計る事はできないけど、技術の見本市ということでは必要十分以上の価値はあると思う。


vaioのBlu-rayの書き込みが調子悪。
wowowで録画した映画がBlu-rayへの一回の書き込み失敗で無くなっちゃうから泣けてくる。
wowowはコピーを一回しかできないようになってるんだけど、せめて5回だとかにしれくれんかなあ。
今日も『アビエイター』と『戦場のメリークリスマス』がなくなっちゃった(笑)。
vaioのドライブが故障かと思って診断してみたら問題ないとのことだったし。
どこが悪いのかよくわからん。
今月は結構いろいろ録画するので怖くてBlu-rayに焼けねえよ。


『宇宙戦艦ヤマト2199(6) 』
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AmazonでKindle版購入。
待望の続巻。
TV版の"魔女はささやく"をアップグレードした内容がメイン。
TV放映ではなにかと問題になるような部分も逃げずにコミカライズされており、キャラクターの奥行きが増している。
主役の後ろにまわっているようなキャラクターにも幸せな瞬間や挫折した事もあるというまさに生きた時間が描かれている。
少数の主役だけで成り立っているのではないということが作品をどれほど豊かにしていることか。
更に言えば
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エロいがね(笑)。
コスチュームの微妙なシワでの質感の表現もさることながら、胸のポッチリも微妙に描いてますがな。
エロい(笑)。
だからこの作者である むらかわみちお はオイラにとって信頼できる漢(おとこ)なのである(笑)。


『おかあさんの扉3 三歳児デヴュー!!』
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AmazonでKindle版購入。
待ちに待ったよ(笑)。
結局紙の本がでてから1年後にやっと電書になった。
もう4巻が出てるというのにまた一年待ちかよ(笑)。
昨年あたりから突然伊藤理佐の作品の電書化が渋りがちになったような気がするのだが、気のせいか?
本巻はなんといっても
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ベビーシッターのエヌさん大活躍の巻(笑)。
かっちょいいシッターさんだよなあ(笑)。


『また! 女のはしょり道』
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AmazonでKindle版購入。
これもやっと電書になった、と思ったら紙の方も去年の年末に発売。
でも内容は吉田戦車との結婚とか出産のエピソード。
割と他の作品で読んでしまっているエピソードが多い。
伊藤理佐の本が最近まとめて書籍化されているが、これも早く電書になってほしい。


『白竜-LEGEND- 34』
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AmazonでKindle版購入。
雑誌を立ち読みしていた時はネームが多くて飛ばし読みしていて意味不明だったが、こうして単行本になりじっくり読めるようになると面白いことがわかる。
今回はフリーメイソンの話。
白竜が結婚するとは思えないので、あの顛末はある程度予想がついたけど。
あの白竜の可哀想なフィアンセに感情移入してしまうなあ。
あと、悪役の可哀想な弟にも。


『浮気調査団 チーターズ 』

今更かもしれんが、先週YouTubeで初めて観てハマりだした『浮気調査団 チーターズ 』(笑)。
アメリカってこういう番組もアリなんだな。
日本ではできないだろうな(笑)。
いや、法律とか社会常識とか、そういうのではなく。
度胸のある製作者がいないから(笑)。


『ソードフィッシュ』
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wowowでの録画視聴。
初見ではなく、以前に視聴済み。
2001年製作だから10年以上まえ。
オイラが観たのもその頃で、劇場ではなくビデオかDVDだった。
本作、プロテューサーのジョエル・シルバーがブイブイいわせてる頃の作品だと思われる。
『マトリックス』がヒットしてその続編も作ってる最中だったかな。
冒頭の爆発をめぐるカメラワークは『マトリックス』のバレットタイム撮影法のアップグレード版として見応えがあった。
ハッカーが主人公であり、映像による観客に対するミスディレクション(思い込ませ、というか、意図的なミスリードみたいなもの)を意図的に盛り込んであったりして楽しめた作品だった。
が、10年もするとさすがに本作が描いた世界というのがノーテンキすぎるかなあという感じ。
ハッカーを過大評価し過ぎというのも当時だからしょうがない。
更に言えば
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そのハッカーの腕を確かめる為に超難関なハッキングを銃を突きつけられ女にフェラをされながらw1分間以内で行なえという図(笑)。
画的には面白いけど、命をかけたそんな時にフェラをされたってそっちに気がいって
「うっ」
とか
「はうっ」
とか言わんだろうw。
つーかチンチン萎えるだろう、そんな時は(笑)。
トラヴォルタのセリフも今聴くとなんか鼻につくしねえ(笑)。
初見で観た当時の面白さは蘇ってはこなかったけど、まあ面白い映画の部類には入るね。

by 16mm | 2015-02-08 20:59 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Comments(2)

『裏切りのサーカス』『ジョーカー・ゲーム』

先週土曜日、母親の通院の送迎。


心療内科の薬を減薬したせいか、たまに頭痛がする。
一応減薬前の薬も残っているので、たまに飲むことにする。


本日日曜日、岩盤浴、ジェットバス、ストレッチ。
今日は先にジェットバスで体の各部を揉みあげた後に岩盤浴。
したら岩盤浴でなぜか眠れず(笑)。
岩盤浴終了後に再度ジェットバスで各部揉み上げ。
土踏まず、脹脛、腹、背骨。


『りこんみち 母さんは覚悟をきめたよ』
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ebookjapanで購入。
作者の私生活の体験本というジャンルは色々あるし、たくさん描かれてもいるが、それゆえ玉石混淆。
だから読んでみなくちゃわからない。
紙の本で漫画を読んでいた時はこの手の本はよっぽど評判のいい作品以外買わなかった。
面白いかどうか悩んだら買わない(笑)。
が。
電書になってからそのタガが外れまくり(笑)。
つまらないかもしれないけどとりあえず買う(笑)。
多少電書の方が値段が安いこともあるし、買っても部屋に積まれていくこともないので(笑)。
で、作者の古野崎ちち子の名前は寡聞にして存じ上げなかったのだが、本書はすごく面白く読めた。
オイラは結婚してないので夫婦にまつわる話というのがとりわけ興味深く感じるのかもしれん。
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夫婦とは?結婚とは?のようなことを論理的に考えようと思うのはその生活が破綻した時なのではないか。
そのような事を考えずに生活出来る男女は非常に幸せなのではないだろうか。
人を好きになるという事はだいたいにおいて感情的なものであろう。
「なんであの人を好きになったの?」
と問われても後付けで理由はつけられるだろうが、本当はどうしてなのか当事者でもわからないものだろう。
好きに理由はない、とよく言われるアレである。
だが、人を嫌いになる時は必死になって嫌いな理由を論理的に考えようとする。
その論理的な理由がいかに夫婦という定義に合致しないか。
夫婦の定義というものは破綻からしかうまれないものではないのか。
夫婦生活が破綻して初めて夫婦の本質が見いだせない。
不幸は人を哲学者にさせるね(笑)。
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本書は妻から見たものであるから、夫からの視点からみればまた違った真実がわかるのかもしれない。
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それでもこの旦那は"ない"よなとはおもうけどね。
本書は離婚をするところまでではなく、決心を固めたところで唐突に終わる。
家の権利の問題、税金、子供の養育と親権...etc...
それらの問題に対する悩みや不安を具体的に知ることができた。
続巻があれば期待して待ちたい。
エンタテインメント作として面白く読めた。


『戦え! 軍人くん』
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AmazonでKindle版購入。
雑誌掲載時にチラ見したのがオイラが学生のころである(笑)。
全部を読んだのはこれが初めて。
本書の持っている強烈な毒は25年ほど経った今でもまったく弱まってないばかりか当時読んだ時以上毒気にあてられる。
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反戦であるとか反反戦であるとかの軸ではなく、戦争の持つ不条理さを抽出して悪夢のような笑いを生んでいる。
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吉田戦車の作品全てを読んでいるわけではないが、オイラにはこれ一冊でも十分。
己の屈折を作品に昇華した天才だと思う。


『描かないマンガ家』全7巻
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AmazonでKindle版購入。
昨年末にハマりまくって既刊の1〜6巻を読了し、先月末にやっとこ最終7巻目がKindleで出た。
夜中に起きて一時間で読破。
さらに通勤の一時間で再読(笑)。
Amazonのレビューで7巻の展開が不評のようだが、その気持ちもわからんわけではない。
オイラも多くのレビューとは違った部分でちょっと違和感があるにはあった。
ところでオイラも昔々に漫画家になりたいと思っていた時期があったのだよ(笑)。
原稿は画用紙にするか、ケント紙にするか、模造紙を切って使うのがいいのか、上質紙はどうだ、とか。
烏口を買い、スプーンペン(これってカブラペンとも言うやつね)よりGペンの方がいいな、とか。
下描きをしてペンを入れて......
ペンネームもつけたよ(笑)。
早川銃一。
(笑)。
さあ笑えw。
これならコブチゲンとゆわれた方が5億倍マシではないか(笑)。
このペンネーム、その頃好きだった『750ライダー』の主人公の苗字と、銃一はなんだったかな?w、鉄砲が好きだったからかなあ(笑)。
んで、そのペンネームでサインなんかも練習したよ(笑)。
友達に同じような漫画家志望のヤツがいて、そいつも同じような感じでサインの練習して見せ合いっこしてた(笑)。
しかしね、これ、言い訳するわけではないが、小学生の時よ(笑)。
小学生の時の事を思い返しても結構イタイと思うんだけど、漫画の専門学校に行って漫画を描くことなく己が有名になった時を見越してペンネームをつくりサインの練習をするなんてのはどうなの?
小学生の時にやるようなことを専門学校でやるというのは、それこそ小学生の時から漫画家になりたいと思っていたわけではなく高校卒業間際ぐらいで突発的に漫画家ならなれるんじゃね、みたいなことを思ったんではないのだろうか?
漫画ぐらいいつでも描けるよ、だからとりあえずペンネームを作って形から、ということかね。
とりあえず社会人になるということを先延ばしにする手段に漫画の専門学校はなっているようにも思える。
というか漫画を描かなければ漫画の専門学校はモラトリアムな人間を一定期間囲っておくだけの存在意義しかないともいえるのではないだろうか。
因みに今活躍している漫画家には専門学校どころか社会人になって漫画を描き始めた人だって少なくない。
なので基本的には本人の資質の問題という部分に落ち着く。
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本作の主人公、器根田刃。
本名、渡部 勇大。
少年ダンプの人気作家(予定)にして、高額所得者(予定)にして、天才漫画家(自称)。
この器根田刃、全7巻のうち6巻まで全く漫画を描かない(笑)。
自分が描けば素晴らしい作品が生まれるというまったく根拠のない自信だけで生きているような男。
周りの知人や友人が漫画家のアシスタントになれば、自分は誰のアシストもせずに漫画家になれる、アシスタントになるとその漫画家のカラーがついてしまう、とか。
彼らが雑誌に作品掲載されれば、そんな三流誌の佳作に選ばれて掲載されるのは恥だ、みたいな。
本作ではこのように描かない主人公の代わりに、周りの登場人物達が漫画描くということの苦しさや悩みをそれぞれに体現していく。
では主人公の器根田刃はナニをしているかというと、
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こんな感じにすご〜くもっともらしい事は言えるわけよ(笑)。
周りの仲間達が壁にぶつかっている時に結構心に響く正論を吐くわけ。
で、昼行灯のような器根田刃の事を周りの仲間達は一時妙な誤解をして信頼できる人間としてみてしまう。
ただ器根田刃の周りの人間が漫画家のアシスタントになったり雑誌掲載されるようになると事態は一変する。
世の中正論で回っていると思ったら大間違い。
結局周りの仲間達が漫画を描いて認められていくと、漫画を描いていない器根田刃の言葉など机上の空論でしかないと感じられ、当然心に響くわけもない。
使えないアシスタント、追いまくられる締め切り、自分のことをなにか誤解している編集者、etc......。
このような日常で読者のことを常に考えて頑張るなどという言葉がどれほどの力を持って実際の漫画家に響くのか。
結局、器根田刃は一人を除いた周りの仲間達の全てから見放される。
それが本作の6巻までの話。
で、最終巻の7巻目、さらにその最終話のヒトコマ。
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誇大妄想の権化であった器根田刃の醜かった顔が、本名である渡部 勇大で漫画家となったこの顔の清々しさ。
この顔が見れただけでも本当に良かった、大団円で5億点じゃん。
29歳から専門学校の同級生だった漫画家のアシスタントを真摯に勤め、それなりにかなりの辛酸をなめてやっと連載作家となり最初の単行本を出すまでに7年かかっている。
しかしね、いくら努力しても単行本どころか雑誌掲載もされない漫画家が世の中に何千人いるのかを考えれば渡部 勇大はくじけず努力をし、いくばくかの才能にも恵まれていたんだろうね。
本作を読めて本当によかったと思ってる。
ただね、冷静に考えればこの器根田刃のような人間はなにがあっても絶対漫画を描かない人間だと思うよ。
器根田刃って漫画家になりたいというよりも、有名になりたいとか、お金持ちになりたいとか、努力もしないでそういう者になりたいと夢想しているウザイヤツだ(笑)。
そんな奴に漫画を描かせる理由付けというのが弱かったと思う。
初めて描いた漫画を持ち込んで否定され、元同級生の漫画家に"器根田刃"の人間性を否定され。
それら起爆剤の上にさらに元カノに「頑張れ」と言わせて彼をなんとかスタートラインに立たせる筋立てをでっち上げていた。
そこまでしてもオイラはやっぱり納得いかなかった。
器根田刃ってどう考えても一生漫画を描かない、スタートラインに立たない人間だと思うからね。
本作の作者である えりちん も漫画の専門学校に入学して4ヶ月でやめたという。
漫画の専門学校に行きながら周りの仲間達があまりに漫画を描かないので自分が悪影響を受けそうだったとの理由らしい。
おそらく えりちん は自分の作品で机上の空論を弄する醜い顔のキャラクターを主人公としてまっとうさせるこのが辛くなったのではないだろうか。
そこにオイラは作者の漫画への愛情と漫画家という職業を選ぼうとしている者たちに対する肯定的な希望を描きたいという衝動にかられたんではないだろうか。
考えすぎかもしれんが(笑)。
この多少いびつなラストをオイラはそう解釈した。
そう解釈することが作者の希望のような気もする。


『偏愛博物館スケッチ』
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AmazonでKindle版購入。
フルカラーの綺麗な本である。
博物館の紹介と所謂"歩き方"的な本。
原美術館って行ってみようかな。
世界のカバン博物館なんてのもあるとは(笑)。
両方とも東京だから行く気になればいつでも行けるな。


『裏切りのサーカス』
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AmazonでBlu-ray購入。
どうして本作を観ようと思ったのかイマイチ判然としない。
なんかネットの評論を読んだからだったかな(笑)。
よく覚えておらん。
まずタイトルが謎だよね(笑)。
『裏切りのサーカス』ってなにw。
サーカスってあの綱渡りとか象やクマが芸をするアレか?
こんな具合なので本作がどんな映画か全く見当がつかない。
ポスター・ヴィジュアルの印象から派手なアクション映画という感じでもないなとアタリをつけて、とりあえず真剣に日本語吹き替え版で観ましたよ(笑)。
観終わったら訳が分からず呆然としてしまった(笑)。
主要登場人物の背格好は比較的バラバラにして個体識別がしやすいようになっているようだったが、それでもハゲが二人いればどっちがどっちか分からなくなるのだよ、オイラは(笑)。
ガイコク人の名前を覚えるのが苦手だったりするのも致命的かもしれんw。
自宅の自室でBlu-rayで日本語吹き替え版を観てこの体たらくである(笑)。
劇場でいきなり観てたら......途中で気絶していたかもしれん。
で、再見する前にネットでうまく解説してるのはないかと探してたら、ありましたわよ(笑)。
"よくわかる 『裏切りのサーカス』 全解説"というまんまなタイトルのサイト(笑)。
これが文字通りよくわかる解説で素晴らしかった。
全解説ということで完全にネタバレなものなのだけど、オイラ初見もこの解説を読んでから観ればよかったと思っている。
映画によってはネタバレに気を使うというのもあるわけだが、オイラは例えば最初に物語の顛末を知っていたとしても映画の楽しみ方はそれだけではないと思っている。
意地でもその手の解説を読まずに映画だけで物語を理解しようというのは間違いだとは思わない。
しかしね、オイラのような英語も分からず欧米の慣習や文化に精通しているわけではなければ、その映画にまつわる事前情報を入れておいた方が劇場での鑑賞を淀みなく楽しめると思うのだ。
例えば
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本作の数少ない綺麗どころのイリーナ。
この彼女が後々出てくる
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この女性と同一人物だということに咄嗟に思い至らなかったのよ、恥ずかしながら(笑)。
この役がさ、日本人役者だったら個体識別は完璧にできたんだろうけど.....。
更に冒頭に出てきた
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このオッさん(笑)。
ブダペストにいた工作員なのに映画の中盤で学校の先生になってる(笑)。
ブダペストの学校の先生かなと思ってたら、いつの間にかイギリスに送還されていてイギリスで教師をやっていたということを解説サイトで知った(笑)。
まあこの辺りは映画をしっかりと観ていれば見落とさない部分ではあるので、オイラ個人の能力の問題だと言ってしまえばそれまでだが、この手の情報を知った上で本作を楽しむ方法はあるのだ。
解説サイトには物語の解説とともに役者の演技や監督の演出についても考察されている。
シーンやカットのポイントで役者がどんな演技をしているか。
そして監督は何を表現しようとして演出していたのか。
Blu-rayのコメンタリーを元にしているとはいえ、このサイトの解説は秀逸である。
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本作でほぼ唯一スマイリー役のゲイリー・オールドマンが声を荒げるカットがある。
この辺りの機微を解説を読んだ後に再見するとゲイリー・オールドマンの演技のポイントが分かって泣けてくる(笑)。
いや、泣けるカットなわけよ、このシーンは。
とまあ、このようにオイラは本作を都合3回観たわけだが、観るたびに新しい発見がある。
カーチェイスがあるわけでなし、スカッとする銃撃戦もない。
ものすごく地味だが映像の持つ意味を分かっていると深く楽しめる。
決して分かりにくく作ってあるわけではない。
映像にエッフェル塔が写っていればフランスにいるんだなとか。
字幕で"フランス"などとは出てこない。
映像を注視していればわかるような仕掛けが幾つも作られている。
現在と過去を行き来する本作であるが、その時制をスマイリーのかけているメガネで表現している(笑)。
そんなのわかんねえ、と思いつつもちゃんと冒頭にスマイリーがメガネを新調しているシーンがあるのだ(笑)。
本当に無駄なカットはねえなあ(笑)。
とにかく関心するほど周到に作られた映画として楽しめた。
本作の監督ってトーマス・アルフレッドソン。
どっかで聞いた事あるなと思ったら『ぼくのエリ 200歳の少女』の監督だ。
ほほ〜と納得したのはこの『裏切りのサーカス』って
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こんなのとか
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こんなのとか
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こんなとかw
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これとか
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濃厚に漂う同性愛的なかほり(笑)。
実際登場人物も同性愛者だったり両性愛者だったりホモソーシャルが高じて憎しみあったりとか(これはスマイリーとカーラの関係ね)(笑)
この監督が同性愛者かどうかはわからんがw(たぶん違うと思うけどw)、『ぼくのエリ 200歳の少女』も
そういう要素のある映画だった。
興味がございましたらオイラの以前の拙エントリを当たってみてください。
画像付きですけど(笑)。
とにかくまあシブくて泣ける映画だった。
蛇足であるが、タイトルの"サーカス"とは本作で出てくる英国情報部であるMI6の場所がロンドン・ケンブリッジ・サーカスにあることからの通称とのこと。
本作の原題である『ティンカー・テーラー・ソルジャー・スパイ』ってのはマザー・グースによるものだそうで、
「Tinker, Tailor, Soldier, Sailor, Rich Man, Poor Man, Beggar Man, Thief.=鋳掛け屋、洋服屋、兵士、水夫、金持ち、貧乏人、乞食、泥棒」
という韻を踏んだ言葉遊びみたいなもののよう。
日本で言えば
「貧乏、大臣、大大臣」
とか
「ばーかー、ばーかー、おおばか、こばか」
とかw
「天国、地獄、蟻地獄」
みたいなもんかねw。
知らない世代もあると思うけどw。


『ジョーカー・ゲーム』
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先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
今年最初の劇場映画鑑賞。
最初まったく興味がなかったんだけど、
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宇多丸つながりの入江悠監督なので観に行ったようなもの。
入江監督は『SR サイタマノラッパー』シリーズを監督しているがそれは未見。
宇多丸が出演した映像作品である『タマフルTHE MOVIE 〜暗黒街の黒い霧〜』を監督したのを観て、低予算でこれだけカッコよくて面白いものを作れる映画監督なんだとギョッとなる。
そんな入江監督が日テレが出資したビッグバジェットの映画を監督したとなれば、観に行かずばなるまい。
冒頭の
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カッチョいいカメラワークから舞台となるD機関の訓練シーンの手際のいい見せ方の素晴らしいこと。
アクションの見せ方も非常に上手い。
さすがだなと思った。
このD機関というのは第二次大戦前に作られたスパイ養成の組織、とされている(笑)。
これ有名な陸軍中野学校のことだよね。
陸軍中野学校についての概略はなんとなく知っていた。
当時の軍隊が作ったとは思えないような世界観で運営された学校だったと聞く。
まあとにかくスパイの学校に連れてこられた陸軍で処刑寸前だった人間である嘉藤という男が主人公。
この嘉藤という男が、D機関の養成課程に入る前から力を発揮していて、例えば階段を降りた直後にその階段が何段あったかを答えられたり。
更には直前に見たものをおそらく映像として記憶する所謂"焼き付け"という能力を有する人間だということがわかる。
そんな嘉藤の能力をD機関のボスである結城中佐はいつ知ったのか?という部分は描かれていないので(笑)、まあなんかの資料で知ったんだろうとしておく(笑)。
で、架空の日本を舞台にして冒頭から結構ハードな展開だったのでそのような心構えで観ていたわけ。
したら、
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分かり辛いけどwこの爆乳女が出てきてぶち壊しになった(笑)。
この女優結構上手いなと思ってたら深田恭子だとエンドクレジットでわかってびっくりw。
演技上手いなあと思ったよ、爆乳だし(笑)。
この爆乳だからD機関の人間でも情にほだされる気持ちも分からなくもないけどw、しかし冒頭あれだけキレ者感を出していた嘉藤があっという間にハニー・トラップにひっかかるってのはどーなのよ(笑)。
あの爆乳なら仕方ないという説得力もあるようなないような(笑)。
更に言えばこの深田恭子、拷問されるんだけど、鞭打たれるだけなんだよね。
この部分ってオイラの冒頭のハードな世界観の予想の中で言えば、深田恭子はSMとセックスで責められるというのが順当でないの。
深田恭子がキャスティングされた時点でセックス絡みがなくなるというなら、ああいう気の抜けた拷問シーンは避けるべきだったね。
どう考えても女の拷問ってセックスがつきものなわけだから。
それ抜きだとやっぱりリアリティがないね、随分甘い拷問だなと思っちゃう。
もうその辺りからちょっとヘナヘナになってきてw。
深田恭子の役回りは『ルパン三世』の峰不二子的な存在なんだけど、ちょっとこれが世界観に会ってない気がする。
なんか最後はなんでもアリの荒唐無稽な映画になっちゃって(笑)。
この制作の責任を全て入江監督に負わすのは酷というものかもしれん。
TV局が出資して有名俳優のキャスティング。
思い通りにならんかったのではないかと想像する。
比べるのもアレだが同じスパイモノでも『裏切りのサーカス』とは雲泥の差ではあったかな。
しょうがないけど。
それでもまあ、昨年の実写版『ルパン三世』よりは面白かったと言っておこう(笑)。


今週末は歯のメンテナンス。

by 16mm | 2015-02-01 21:10 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Comments(2)