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『マッドマックス フューリーロード』『ジョン・ウィック』

BREITLING NAVITIMER COSMONAUTE
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α7R ILCE-7R
Contax Carl Zeiss Planar T* 85mm f/1.2 (60 Year Anniversary Lens)
エクステンションチューブ

マクロレンズで時計を拡大して見ると結構細かく深い傷がついてるのがわかって、なかなか愛しさが増しますなあ。
もう買ってからの月日を考えれば古女房みたいなもんだ(笑)。


先週土曜日、ヘアカット。
どうやら加齢の所為か今までのような毛穴の奥まで(笑)ブリーチ剤を突っ込むようなやり方をすると結構な頭皮のダメージが加わるということがわかり、カラーリストの女の子と相談して薬剤を頭皮から若干離すようなつけ方をすることにした。
若干根元が黒いまま残るとのことだが、まあ髪の毛は伸びてくから今は若干でも二ヶ月後は結構根元の黒が育ってくるわけなので気にしないことにする。
スタイリストの兄ちゃんに脇腹から肩甲骨をのばす効果的なストレッチを教わる。
イギリス帰りの店長からチョコのお土産をもらう。


本日日曜日、ジェットバス、ストレッチ、赤外線サウナ、寒風のなか日光浴。
このぐらいの寒風ならそこそこ気持ち良いなと思う。


デジタルフォトフレーム"SP-215DM"
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行きつけのカメラ屋さんがたまに店の壁に客の撮った画像を全紙サイズのパネルにして展示していたりしていて、その打診がオイラにも来た。
オイラとしてはプリントをするのはいいし、飾ってもらえるのも嬉しいわけだけど、展示が終わった後にデカいガサばるプリントを自宅に持って帰るのもナんだなあと思った。
で、カメラ屋さんの店長と相談して、オイラ自腹でデジタルフォトフレームを買い、それを店に置いてもらえないかと言ってみた。
オッケーが出たので上の画像のフォトフレームを購入。
そこそこデカい21インチ。
基本オイラの撮った女の子の画像を入れてスライドショーのモードで展示し続ける。
後はカメラ屋さんの店長の裁量で好きにデータを入れてくれていいいということにした。
一応オイラはブログやHPで自分で撮影した画像を展示してたりしているが、もうちょっと身近で目の届く距離での自己顕示欲の実現ができる。
ふと地元の公民館の展示場にこのフォトフレームを置いて展示できないものか?と思ったけど心情的に無理だろうな。
デジタルフォトフレームのなかに何百という画像を入れて順次切り替えて来場者に見てもらえればオイラとしては安上がりでたくさんの画像を見てもらえるんだけど、致命的なのはデジタルには実体がないということ。
デジタルという実体のない触ることができない作品の鑑賞を液晶画面で見るのと、プリントされ額装されて展示されているのを見るのとでは見る側の真剣味が違うと思う。
プリントされて額装されたものの方が圧倒的にリッチに見える。
なんかその時点でデジタルフォトフレームは負けてるんだよね。
お手軽というのはリッチじゃないから。
ところでこのデジタルフォトフレーム、DreamMakerという会社の製品なのだが、その会社のサイトで買うよりもAmazonとか楽天で買った方が約1万円ぐらい安いということを購入直前に発見(笑)。
あぶねえあぶねえ(笑)。


先日の健康診断でわかったのだが、結構視力が落ちた。
老眼かなあ。
近距離なら今の眼鏡で問題ないのだが、遠くのものだと途端にボヤける。
めんどくさいけど眼鏡の遠・近、二つ持ちにしなくてはならんかもな。
使ってない眼鏡フレームに遠視のレンズを作って入れるか?
それともフレームごと新しいのを買うか?
ただいま悩み中。


『スターウォーズ フォースの覚醒』フル予告編
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先週、件の最新の予告編が出ましたが、内容がわからないなりに音楽の盛り上がりもありゾクゾクするものではありました。
で、オイラはちょっとこの機会に勝手に予想(笑)。
●レイってキャプテン・ファズマではないのか?
●ポー・ダメロンって旧作のウェッジの子供ではないだろうか?
結構見当違いなこと言ってるのかもしれんが、キャプテン・ファズマって女性らしいということと、予告編でファズマの後のカットでBB-8のカットが挿入されていたり、EP8でジョン・ボイエガ同席で新ヒロインのオーディションを行っているらしいということでつまりレイってヒロインの座から後退するのかしらん?と思ったり。
ポー・ダメロンについては彼の親がエンドアでの勝利のあと、その場でいろいろあって(笑)生まれた子供、らしいということをタマフルで言っていた。
つーことは旧作で死なずにある程度名前が知れているのはウェッジかなあ、と。
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ep4を初めて観た小学生の頃のオイラ(笑)。
宇宙のお姫様だから宇宙一美人に違いないと信じていたオイラ(笑)。
旧三部作が終わって色々目が肥えてくると、「もしかしたらレイア姫ってブスだったんではないか?」と悲しくも気づいてしまい(笑)。
この感動的な予告編の最後、ソロが抱きしめるのは歳はとっても美しさのある女性であるべきだったと思ったのに(笑)。
ああ、それなのに(笑)。
なんかこのカットで背中に冷水かけられて魔法が解けたような気分(笑)。


『サンデー毎日 2015年11月1日号』
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dマガジンで閲覧。
『ガンダムTHE ORIGIN II 哀しみのアルテイシア』のプロモの一環か、4ページの安彦良和のインタビュー。
意外や意外。
結構な読み応え。
安彦が憲法9条、サブカル、ニュータイブなどについて端的な言葉で語っている。


『マッドマックス フューリーロード』
AmazonでBlu-ray+DVD版を購入。
どーでもいいが、今後オイラは邦題の『マッドマックス 怒りのデス・ロード』ではなく『マッドマックス フューリーロード』と言い続けることにする。
そもそも2003年の最初の制作時には『Mad Max: Fury Road』と告知されていたし。
つーかこの原題のどこに"デス"と書いてあるのか。
本作はどちらかというと"サバイブ"の話だし、今時"デス"って言葉がカッコ悪い(笑)。
冒頭でニュークスだって
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"フューリー ロード"とは言っても"デス・ロード"とは言っとらん(笑)。
『007』を"ゼロゼロセブン"と呼ぶか"ダブルオーセブン"と呼ぶか問題なんてのもあるわけだし(笑)。
とりあえずこのブログでは今後『マッドマックス フューリーロード』統一することにするのでよろしく(笑)。
本年度、拙ブログランクで5億点という気が狂った(笑)点数を叩き出した超傑作(笑)。
これから年末にかけて『スペクター』やら『スター・ウォーズ ep7/フォースの覚醒』が本作を凌駕する作品だったらいったい何点になるのか(笑)。
点数が年末にかけてものすごいインフレを起こすだろうな(笑)。
まあそれはそれとして現状5億点の本作、劇場で一回、Blu-ray字幕で2回、吹き替えで1回の計4回しか観てませんが感想をかかせていただきます(笑)。
まちがいなく傑作。
どう傑作かというと、この2時間の映画でオスカー女優まで配しておきながら台詞が本当に少ない。
全編、観客に息継ぎを与えないほどのアクションの連続という印象。
それでいて
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「弾は"死の種"よ 植えられたら死ぬ」
なんてゾクゾクするような台詞があったり。
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夜空を横切る人工衛星を見ては信じられないような平和な時代が昔あったらしいということに思いを馳せる。
素敵だ。
SFだ。
"緩急"の"緩"は観客を休ませる時間ではなく、台詞をしっかりと聴かせる時間と設定しているため観客は本当に二時間気を緩められない(笑)。
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今回再見したらニュークスを含めてこの白塗りのウォー・ボーイズが可愛く見えてねえ(笑)。
こいつら決して悪いやつではないんだよな。
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劇中、ニュークスがイモータン・ジョー と目があっただけで狂喜してよろこぶのがカアイイ(笑)。
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この楽団とギター弾き(笑)。
オイラも好きだけど、結構人気あるんだよね(笑)。
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我らがイモータン・ジョー 様(笑)。
こいつが本作の悪人ではあるんだけど、純粋悪だとは言えないと思うんだよね。
というのは人を支配する、というと聞こえは悪いんだが、人の集団の中ではある程度の統制が必要で。
つまり何百人か何千人かの人間が好き勝手してたらまとまるものもまとまらない。
集団を生かすための努力と責任の辛さというものをイモータン・ジョー が背負う。
それ以外の人間はイモータン・ジョー のいいなりになりさえすれば、最低限生きていける。
生きていく手段の選択肢の一つとして集団の多くはイモータン・ジョー に付き従う。
イモータン・ジョー は水を集団のなかで独占的に管理することで彼による統制を確固たるものにしている。
水を一種の麻薬として扱うことで統制しているある種の宗教みたいなもんだね。
「水に心を奪われるな 禁断症状で生ける屍になるぞ」
ってな台詞があるわけで、まさしく水を麻薬扱いして人心を掌握してる頭のイイ奴と言える(笑)。
ドラッグの宗教でのリアルな統制の仕方だと思う。
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シャーリーズ・セロン。
オスカー・ホルダーで、美形な女優であながら娯楽作で汚れた坊主頭にもなるシャーリーズ姐さんのカッコいいこと。
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クライマックスでの血まみれ片目というのは『マッドマックス2』を真似てるんだろうか。
いや〜、カッチョいいや。
シャーリーズ・セロンって確かに美人なんだけど、美人特有の冷たさってのが若干あったんだよね。
だけど本作、なぜか顔立ちが柔和に見えた。
色が暖色系の所為かなあ?
髪を坊主にしてるから結構殺伐な印象になりそうなもののものすごく慈母な印象しかないんだよね。
すごく好きな女優だしね。
今週はここまでで、来週は男編。
マックスと人食い男爵について(笑)。


『ジョン・ウィック』
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先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
みんな大好きキアヌ・リーブス復活という触れ込みでオイラも楽しみにしていた。
つーかキアヌ・リーブス自身は"復活"したといわれるぐらい自分はいままで落ち目だったという自覚はなかったのではないかね(笑)。
だからこそ本作のような作品にも出ちゃった(笑)。
正直むちゃくちゃ退屈な映画。
で、件のキアヌ・リーブスのこのオーラのなさ加減(笑)。
もっさり感(笑)。
いや、これはオイラの単なる見立てでしかない。
観た人の感想にはかなり好意的な評も多いのでオイラの意見は少数派かもしれんが、オイラには本作のキアヌ・リーブスがまったく魅力的に見えなんだ。
『スピード』だとか『マトリックス』のようなスタイリッシュなスマートさがなく血まみれになってものすごくドロ臭いありさまのキアヌ。
そういうキャラクターならそれでもいいんだけど、本作輪をかけて物語の構成が良くない。
一直線な復讐劇というまったく新しさがない上に、主人公キアヌの復讐の理由というのが冒頭の早い段階で明らかになる。
物語が時系列なのでそうなるんだけど。
冒頭で病死した妻の置き土産のワンコをチンピラに殺されたというのが復讐のモチベーションなのだ。
このモチベーションがというか思いいれが強く伝わらない。
主人公がワンコと過ごした時間は長かったかもしれないが、観客であるオイラは画面にでて数分で殺されたワンコに思い入れを感じる時間がなかったのが問題だと思う。
ワンコや妻の死を冒頭にもってくるんではなく、中盤以降の回想のイメージとして描写した方がよかったんでないの?
その中盤前までは観客には意味不明な怒りを宿したキアヌが鬼気迫る感じで殺しまくる描写をし、中盤でその理由が明らかになれば、ワンコとの描写自体は短くてもキアヌの怒りがより分かりやすく端的に伝わるんだと思うんだが。
『アジョシ』のように中盤で主人公の妻が殺されたことが明らかになって、主人公の心情に強く思い入れられるようになる感じ。
本作、よっぽど途中で退場しようかとも思ったが、脇役がミカエル・ニクヴィストだったりウィレム・デフォーだったりしたのでかろうじて踏みとどまった感じ。
キアヌ・リーブスの前作が『47RONIN』。
なんか致命的に出演作品を見る目がないような気がする(笑)。


今週末は心療内科と歯のメンテナンス。

by 16mm | 2015-10-25 22:55 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)

2015年第3回更新のお知らせ

本日メインHPにて"GRAY GHOST"をUPしました。
お暇な方、ご覧いただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。

今回から"NOCTILUX-M 50 mm f/0.95 ASPH"を投入しました。

by 16mm | 2015-10-18 19:24 | メインHPと更新のお知らせ | Trackback | Comments(4)

『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦 ディレクターズカット』

BREITLING NAVITIMER COSMONAUTE
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α7R ILCE-7R
Contax Carl Zeiss Planar T* 85mm f/1.2 (60 Year Anniversary Lens)
エクステンションチューブ


先週、毎年恒例の会社の健康診断。
死ぬほど最悪だった一昨年(笑)。
ちょっと最悪だった昨年(笑)。
それに比べればかなりいい状態なのではないだろうか。
尿検査のところの糖の欄のプラス3つのところに丸をつけられた一昨年だったが、今年はしっかりマイナス。
ちゃんとした検査結果がでないと余談は許されないのだが、なんとなくちょっとヤバめが血圧ぐらいかなという感触。


先週土曜日、久々に岩盤浴、ストレッチ、ジェットバス、日光が出ていない日光浴(笑)。
久々に岩盤浴をやるのもいいね。
汗だくでよく眠れた。


『プロが教えるライティングとフォトレタッチ・テクニック』
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Amazonで書籍購入。
"一流スタッフでもこの有様!Photoshopでの修正ミスあれこれ"で結構有名な写真家もレタッチをしているということがわかって。
わかって、というか、印刷物などの媒体に公開するばあい多かれ少なかれレタッチはするもんだとはわかっていたし思ってもいたんだけど、こんなにも臆面もなくやっていることにちょっと衝撃を受けたのだ(笑)。
写真家が撮ってる現場で、ライティングを考え、天候を心配し、画角やポーズを計算して撮られた作品は常に最高水準のものであって、レタッチはあくまでも微調整にすぎない些細なものだと思っていたわけよ、おぢさんは(笑)。
したら、レタッチでボディーを削る、二つのカットをニコイチにする、背景を変える、etc......なんて大胆なことを普通にやっていた(笑)。
これが商業主義ってやつなのね。
失敗したカットを再撮するなんてのは時間も金も折り合わないのが普通だからなあ。
だからこそ雑誌もお求めやすいお値段で市場に出回っているわけだし。
まあ、それはそれとして、アマチュアのカメオ(カメラオヤヂ)であるオイラのような人間が、撮影した時の一発の結果だ勝負なんてのはお話にもならないということ。
じゃんじゃんレタッチをして失敗を隠蔽して見栄えをよくするべきであろう(笑)。
「ちょっと失敗しちゃったけど、コノ画像イイでしょ?」
なんてことをオイラと同じようなカメオに言われることありますけど、PhotoShop持ってるなら、その"ちょっと失敗"は直すなら直すべきなんではないかね。
あくまでもオイラ自身の基準なのだが、他人様にお見せする画像というものはオイラ自身では失敗と思っていないものを出しているつもりだし、選んでいるつもりなのだ。
そのレタッチの技術の底上げのつもりで本書を購入。
フォトレタッチの世界は色んなやり方があり、かなり複雑で効果的なレタッチも多数あり、この本で全てを網羅しているわけでは当然ない。
それでも幾つかは知らないテクニックも書いてあったので、勉強の為、その幾つかのために 3,456円を投入したということだ。
自分でテクニックを生み出すイマジネーションがないオイラのような人間はカネで済むことはカネで済ますのだよ(笑)。
ところで、オイラが公開している女の子だとかの画像でトリミングだけは9割9部9厘やってません(笑)。


『セキララ結婚生活』『たたかうお嫁さま』『いっしょにスーパー』『7年目のセキララ結婚生活』
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AmazonでKindle版購入。
『あたしンち』で全国区的に有名になった けらえいこ。
でもオイラは『あたしンち』よりもこの『セキララ』シリーズが欲しかった。
けらえいこ の『たたかうお嫁さま』を読んだのは大学生の時だから30年近く前。
当時住んでいた椎名町の行きつけの本屋で立ち読み。
なぜ漫画の本が立ち読みできたかと言えば、本書がコミック扱いではなく書籍扱い?だったから。
コミックは当時からビニールに入れられたビニ本(最近の若者は所謂"ビニ本"ってわからんだろうなw)状態だったから立ち読みはどんな本屋でもできなくなっていた。
が、コミックではなく書籍として扱われると、まあなんつーか、小説だとかなんかの専門書とか、つまり字ばっかりかいてあるヤツと同じ扱いになってビニールがかかってなかったりしたですよ。
だから立ち読みできたんだよね。
立ち読みして、面白いなとは思ったけど、買うほどのこともないな、とも思った。
アルバイト三昧の学生のオイラは貧乏だったからねえ(笑)。
さらに言えば『たたかうお嫁さま』の巻末の
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著者近影がこんな感じだったので(笑)、なんとなく漫画家を長く続ける人でもないかな、などとエラそうにも思っていたわけよ(笑)。
まあ、それが30年近く経って己の不明を恥じ入る結果となったわけであるが。
最近割と結婚やら離婚やら家族やらを著者の実録風の作品として描かれた漫画は多いわけだが、けらえいこ のこの作品は最近のその傾向に先駆けて描かれた作品だと思える。
結婚などという普遍性の高いテーマということもあるのだろうけど、作品自体が30年近く経っても古びずに面白く読めたというのは作者の自力が大きいということだろうね。


『【ちっぱい】花澤香菜「私だってあるんだからね!」矢作紗友里&戸松遥に胸をいじられるwww』

花澤監視官、カアイイですなあ。
2:55あたりからの「ホレ」に萌えました(笑)。


『浦沢直樹の漫勉』

いや〜不覚にもユーなんとかチューブで観るということをしてしまった(笑)。
こないだまでやっていた『漫勉』の前に"シーズン0"てのがあって、それには かわぐちかいじ と山下和美が出てたとは。
特に山下和美って素顔を初めて見た。
ファンからするとそれだけでも意義があったというもの。
天才・山下のご尊顔が拝めるとはね。
この番組って後世に残すべき文化的な意義のあるものだと思う。
漫画家が作画しているところを映像として残しているんだからね。
オイラなどはすっげえワクワクしてるのよ。
作画の映像はかなり長尺で見られる。
例えば浦沢と山下が雑談している時でも別ウィンドウで作画をしている映像をずっと映し続けるとかね。
ペン先の運び方、消し込みで消す作業、描く時のゴリゴリとした音。
どれもこれもがオイラにとって意味深くて興味深い。
浦沢直樹がホストをやるというのは現在の漫画業界で言えば順当なところだろうね。
ホストとゲストの対談もすごくいい。
山下が和紙に作画をしていたけど、桜玉吉はすでにその作画をやっていたんだけどな、ということは思ったりもしたけど(笑)。
今後も一流どころの作家をゲストに招いて続けてもらいたい。
オイラの希望としては、安彦良和、井上雄彦、むらかわみちお、安野モヨコあたりが現実的にやれそうで見てみたい作家。
あだち充だとか桂正和なんかもいいかな。
大友克洋は漫画を描いてるんだか描いてないんだか、描いててもなんか映像として撮らせないかもしれないけど見てみたい。
漫画家じゃないけど宮崎駿の作画も見てみたい。
絶対無理そうなのは羽海野チカかな(笑)。
見る価値がないからやらなくていいのは柴門ふみ(笑)。
"シーズン0"、再放送してくれないものだろうか。
その情報を見逃さないように『漫勉』HPをつねにブラウザのタブに残してある状態である(笑)。


『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦 ディレクターズカット』
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先週土曜日、MOVIXさいたま。
今年の5月に本作の最初のバージョンが公開されて観に行って大惨敗を喫した記憶も新しい最中に"ディレクターズカット"版なるものが存在して秋に公開予定だとの情報にまたもキレてこうなったらその"ディレクターズなんたら"も観た上でさらに毒を吐いてやる、と思ったですよ。
どちらにしてもこの日本には押井守の首を絞めたいと思っている気合の入ったオイラのようなシンパが356人ほどいて、そいつらなら押井演出の『パト』なら劇場に足を運ぶだろう、などと読んでいるだろう制作者たちの思惑通りにオイラも本作に観に行きました。
5月のは地元の映画館でやってたけど、今回のは大宮まで一時間近くかけて遠征ですからね。
みんな大好きキアヌ・リーブスの『ジョン・ウィック』も観るのを延期。
この恨みは高く付くぜ(笑)。
で、結果。
これが奥さん、面白かったんですよ(笑)。
え?ええええ?
ってな感じ(笑)。
どんだけ面白かったかというと、久しぶりに映画のパンフを(ディレクターズカット版の)買っちゃったぐらい。
帰宅後すぐにAmazonで『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦 ディレクターズカット特別版 [Blu-ray]』ぐらい。
さらに言えば押井の実写映画では史上2番目の面白さ。
ちなみに不動の一位は『紅い眼鏡』なんだけどね。
『紅い眼鏡』>>>>>『本作』>>『以下』 ってな感じ(笑)。
なんでだろう?
なんで5月に観たクズ映画が面白くなっちゃったんだ?
上映時間が5月のバージョンが94分で本作が119分。
本作の方が26分長い。
この長さって観る前は押井特有の例の眠気を誘うシークエンス、ダレ場と言われる景観の描写が入っている長さで、それをプロデューサーは切れと言ったのかな?と思っていた。
本作観たらコレがまったく違う(笑)。
必要不可欠なシーンとセリフが5月のバージョンでは抜け落ちていたことが判明。
押井が5月公開版を『機動警察パトレイバー2theMovie』との差分を取った映画だと言っていたのだが、本作ではその"差分"という意味がきちんと輪郭をもったものとして表現されていた。
これ、順序として最初に『ディレクターズカット』があった上でランニングタイムを短くしろとのプロデュース側の意向で5月公開版が作られたらしいんだけど、このプロデューサーって二つを真面目に比べた上で5月公開版を公開したのかね?
真面目に比べた上での公開なら映画を観る目のないプロデュースは百害あって一利なしだから今後映画に加担しないでほしいね。
逆にプロデューサーが、短くなったという理由だけで5月版を公開したのなら「この詐欺師」と言って首を絞めながら「カネかえせ」と言いたい。
もうそれぐらいね、完全に別物映画になってる。
なんか、5月公開版がどれだかクズっぷりだったのか、思い出せないほど本作は面白かったね。
そう思うと5月公開は詐欺としか言いようがないよ。
と、まあ、本作を持ち上げてはいるけど、押井の実写ですからね(笑)。
演技などに関する演出は雑の域を出ていないのは間違いない。
細かいことはBlu-rayを観てからまた感想を書くと思うけど、あくまでも押井の実写監督作の中だったら面白い方だというだけの話でね。
例えばアニメーション作品である『機動警察パトレイバー2theMovie』と比べてどうだと言われれば本作は足元にも及んでいない。
『機動警察パトレイバー2theMovie』にあった深い深度のある世界観のパースペクティブには予算的にも時間的にも演出的にも実写で拮抗するのは不可能だと改めて思った。
本作でかろうじて世界観の深度を表すセリフがあったとしたら、テログループのスポンサーって誰なの?って言葉に「アノ国よ」と返すところぐらい(笑)。
それでもエンドロール前に『GRAY GHOST THE NEXT GENERATION -PATLABOR-』とデーンとタイトルが表示されたのを観て、オイラもなんか感無量になったのは事実。
押井はやっぱり実写向きの監督ではない。
本人は実写でもやれると思ってるんだろうけど、それはアニメ監督としてのタンポがあるから。
本作のデキで押井が良い気になられても困るんだけど、あくまでも実写映画としては並の出来だからね。
今までの押井の映画と比べた場合面白かったというだけでしかないから。
そういうわけで(笑)。


今週末はヘアカット。

by 16mm | 2015-10-18 19:19 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(4)

『マイ・インターン』

BREITLING NAVITIMER COSMONAUTE
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α7R ILCE-7R
Contax Carl Zeiss Planar T* 85mm f/1.2 (60 Year Anniversary Lens)
エクステンションチューブ

↑こうして見ると、というか見なくても分かりそうなもんだがw、機械式時計というのは精密な上に繊細だよなと思う。
たかだか直径40mmのメタルのシェルのなかに数百の部品が詰まっていて、一つとして余分であるとか無駄なものがない。
逆に言えばたった一つの部品の損傷で機械式時計は機能しなくなると言える。
とまあ、オイラもここまでわかっていながらこの時計を壁にブツけるは落とすは(笑)。
最近落としたおかげでベゼルが緩んでしまった。
これは次回のメンテナンスで直してもらうつもりである。
腕を壁にぶつければ痛いし、テーブルの高さ程度のところからでも当たりどころが悪ければ人間だって死ぬ。
オイラのような人間なら頭蓋の中の脳みそなど小さいもんだからw頭が揺れたところで脳みそが直接頭蓋にぶち当たって致命傷を負うようなことはなさそうだけど、機械式時計の小さな空間では1mmも遊びや逃げ場がないから衝撃は非常に大きいものであろう。
上の画像の中央下の紅いのは人工ルビーで、その周りの金色はインカブロックといわれるもの。
人工ルビーは歯車の軸受けになっている。
常に回り続ける歯車の軸はドリルのようなもので、軸受けを削り続ける。
その為に通常の金属ではなく、硬度のあるルビーなのだ。
更にこの軸が時計のオーナーの粗忽の衝撃で折れないようにインカブロックというショックアブソーバで和らげる。
機械式時計はひ弱でありながらもオーナーが犯す粗忽さに対処する機構を備えている。
なんてかわいいヤツなんだ。
時間を知るためなら、腕時計どころかスマホで十分。
正確さはどうがんばっても機械式時計はクォーツにはかなわない。
機械式時計がすきだったり、集めたりする人間は合理性や正確さだけではないものを時計に求めているのではないだろか。
魂の問題かもね。


先週土曜日、歯のメンテナンス。
いつものように美形で剽軽な歯科衛生士女史に歯石をとってもらう。
メンテ後、女史に手鏡を渡される。
自分の上の歯茎がかなり薄くなっていてギョッとする。
どうやら歯周病というよりも歯磨きのブラシの当て方が強すぎるためらしい。
埋まって隠れていると思っていた歯が結構露出しているとビビるよ(笑)。
いま、手磨きと電動ブラシを一日置きのローテーションしているのだが、やはり電動ブラシを多めにやったほうが良いかもね。
治療後、先生と雑談。
デジタルフォトフレームについて聞く。


今週日曜日、ジェットバス、ストレッチ、赤外線サウナ。
今週か来週に結構診断を受けるつもりである。


本日祝日の月曜日、買って以来初めてエアコンの本格的な掃除。
自動的にフィルターの掃除を行ってくれる機能がついた優れものなエアコンだが、その掃除をしてくれる機能の機械の部分は掃除をせねばならない(笑)。
ホコリ取りのダストボックスに結構綿ゴミが詰まっていた。
これがまともにエアコンの吹き出し口についていたらやはりエラいことなんだろうなと思う。
自分でかなりの部分を掃除できるのでこのエアコンを選んだようなものである。


"MacOS"を"el capitan"にしてからiPhone、iPadの写真が読み込めない。
ネットを探ったら同じような不具合があるらしい。
オイラは"iPhoto"を使うことでしのいでいる。


『新しい道徳 「いいことをすると気持ちがいい」のはなぜか』
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AmazonでKindle版購入。
紙の本が書店に並んでざっと立ち読みした時から楽しみにしていた本。
北野武の本は割とKindle化されるのでとりあえず待っていた甲斐があったというもの。
冒頭の文で、結構自分の本がKindle化されているのにもかかわらず、Amazonを単なる本屋かブックオフぐらいの認識しかないようなのは、まあ著者が年寄りだしご愛嬌だろう(笑)。
オイラが中学生か高校生の時に
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『ビートたけしのみんなゴミだった』を買って読んだ。
今では読み返す機会はなくなっちゃったけど、ちゃんと自分の分かるところの本棚に保管してある。
大げさに言うようだが<笑っていただいてもいい>、この本ってオイラの生き方を決定付けたと言ってもいい本だった。
オイラの生き方や考え方に明確な方向性を与えてくれた。
芸術、芸人、世界の事、家族、子供、自分の顔、仕事、女......etc...
そこに書かれた全てに納得できたわけではなかったし、15.6歳の大柄な小僧に理解できないこともあった。
しかしね、この本には哲学があったんだと思う。
しかも今まで聞いたことも考えたこともなかったことが。
だからビートたけしは漫才を聞いて好きになったというよりもこの本を読んだことで大好きになった。
前段が長くなったが、今回読んだ『新しい道徳 「いいことをすると気持ちがいい」のはなぜか』はそれに匹敵するぐらいの良書だった。
たぶんおそらくだが北野武の孫が学校で道徳教育を受ける段になって、そこに書かれている道徳についての違和感を言わずにはいられなくなったのだと思う。
ビートたけしが道徳を茶化すネタは彼が漫才師の時にも当然あった。
ネタとしては真新しものではないけど、本作ではネタに対する切実さが違う。
学校で教育としてある種の強制力をもって自分の孫にこんな事を吹き込まれることへの北野武なりの反抗なのだと思う。
考えてみれば北野武のお孫さんを教える教師ってのはオイラと同じ世代ではないか?
オイラと同じ世代とすればビートたけしのラジオ番組なんかを聴いて世の中に溢れる偽善や欺瞞を笑い飛ばしていたのを痛快に思っていたのではないか?
ビートたけしはたけしなりに、その当時の真面目な苛立ちを笑いに乗せてしゃべってきた筈であるのに、それを聴いていたオイラの世代はそれを真摯に考えることもせず、笑いのネタになっていたはずのものを疑いもせずに行っている。
この本はオイラたちに対する苛立ちの表明と諦めの吐露だと思う。


『アップルシード ハイパーノート<アップルシード ハイパーノート>』
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AmazonでKindle版購入。
すでに紙の本は買って内容を知っているが、まあお布施の一種。
この本をもって士郎正宗の『アップルシード』は完結ということになる。
まあ続きを描いてないからだけど、今後も描かないだろうな。
それにしてもこのKindle版はひどい。
ページの解像度が低い所為か、作者特有の能書きやモノローグの細い書き文字がかすれ気味になっている。
折角の高密度の作画の漫画が台無しではないのかね。
容量の問題とか色々あるのはわかるんだけど、ものすごーく損した気分にはなるね。


『宇宙戦艦ヤマト2199(7)』
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AmazonでKindle版購入。
前述の『アップルシード ハイパーノート<アップルシード ハイパーノート>』は打って変わって電書に最適化した作りになっていると思う。
なんだろう、圧縮率の差なのであろうか?
電書なんだからどこまでもズームして細部まで見れるようになるのが理想だ。
特に士郎正宗や本書の むらかわみちお のような超絶技巧派の漫画家ならなおさら高解像度は必須だと思う。
この『ヤマト2199』はTVシリーズも終わっちゃったし結末もわかっているので むらかわ の作画を見るため以外のモチベーションがない。
オイラとしては『虚数霊』の続編が読みたいところである。


『風立ちぬ』
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Amazonで書籍購入。
映画『風立ちぬ』の原作とも言えるもので、モデルグラフィックス誌に2009年4月号から2010年1月号に掲載されたものをまとめたものである。
オイラは掲載時に普段なら買わないモデルグラフィックス誌をこの漫画のためだけに買っていたっけ。
大判でフルカラーであるが値段の割に(2376円)ページが薄いし、宮崎駿の能書きがいっぱい(笑)なので、
「夢や希望にあふれたジブリ作品がすき〜」
という人にはオススメしません(笑)。
こんな本、色が付いていたって母親が自分の子供に読み聞かせることも面倒だから絵本の代わりにもならないからね(笑)。
気合の入ったパヤオヲタクにはオススメ。
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登場人物がほぼ全員豚という暴挙(笑)。
相変わらず宮崎駿の人間に対する(自分も含めた)悪意が笑える(笑)。
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漫画の方では比較的に詳しく描かれていた↑九試単座戦闘機。
逆ガルウィングと言われる、翼が横一直線ではないW字型になっている特徴的な翼。
堀越二郎はこのつばさを飛ばしたかったという。
たしかにカッコイイと思うし美しいなとも思う。
風洞実験で問題が発生していたらしく、逆ガルは一号機のみとなった。
......
オイラは零戦に詳しいわけでも戦史に詳しいわけでも堀越二郎に詳しいわけでもない。
そういうことで言うと、高性能の戦闘機を作ったという罪において、オイラはどうしても堀越二郎を肯定的に見ることができないでいる。
宮崎駿の『風立ちぬ』は稀に見る傑作であると思うし、巨匠の最終作にふさわしい巨きさをもったものであるということは分かる。
運動性能が高く、航続距離の長い零戦があったからこそ非常識で無茶な作戦が立てられ、最後は作戦などと断じて言えない特攻機なんて棺桶同然のものになった。
ここ最近ではあるのだが、零戦というものが本当に忌むべき存在にしか感じられん。
なるほど堀越二郎は職務に忠実で真面目に自分の理想とする飛行機を追い求めていただろう。
たまたま時代が世界大戦だったから作らなければならない飛行機は戦闘機になってしまった。
そういうことかもしれない。
しかし、その真面目さで高性能さを追求することでどんなことが起きるかということは、絶対にわかっていたはずなのだ。
ただでさえ戦闘機を作るにあたりスポンサーである軍人や戦闘機乗りの時には矛盾した、時には理不尽なオーダーを叶えつつだったわけなので、堀越二郎にはコイツらは絶対に国を荒廃に導くにちがいないという予感はあっただろう。
それでも作らなければならなかったのは時代がそうさせたということもあるし、特別高等警察なんてのに目をつけられたらどんな目にあうかということもわかってた上でのことだろう。
だからと言って堀越をことさら持ち上げる気にはなれない。
オイラからすれば優秀な戦闘機を作った人というだけで、偉人でも賢人でもない、尊敬もできない人物でしかない。
宮崎駿は堀越二郎の自伝や評伝を作るつもりはないということなわけで、『風立ちぬ』を観て堀越を分かった気になるのは危険ではある。
そもそも漫画にも映画にも出てきたカプローニ博士。
これって堀越二郎とカプローニ博士がさも顔見知りのごとく描かれているけど、二郎の妄想の中に出てきてるだけ、というか、二郎の妄想でもない、宮崎駿の危険なハッタリなんだと思う。
カプローニ博士を二郎の夢の中で出すことで、宮崎駿は劇中の堀越二郎に免罪符を与えている。
堀越二郎は美しいものを作りたいだけだった、というね。
それが戦闘機だろうが関係ない。
美しい夢であればいいのだという免罪符。
こんなことに勝手に免罪符にされたカプローニ博士は大迷惑のような気もするんだがなあ。
貧富のある世界を肯定し、そこで美しいものなら戦闘機でも作る。
宮崎駿という人物だけがというわけではないが、天才的なクリエイターと呼ばれる人間達のもつ世界観一端を垣間見ることができる作品だったと思う。


『鼻下長紳士回顧録 上巻』
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AmazonでKindle版購入。
安野モヨコ、復活してたんだ(笑)。
半分引退してこの手の長編作品は描かないものだと思っていたのだが。
すっげえうれしい。
『鼻下長紳士回顧録』って「びかちょうしんしかいころく」って読むのか。
鼻下長って"鼻の下を長くする"と同義で女性に甘い男のことらしい。
が、とりあえず上巻を読んだ印象はない。
バカな男のファンタジーを叶えてくれる女性達。
クズのような男にファンタジーを感じる女性達。
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このイズム(笑)。
続巻がすっげえ楽しみ。
できれば『働きマン』も続けてもらいたいところだけど......。


『岳』
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AmazonでKindle版全巻購入したものを全巻読了。
この三歩の親友である野田隊長の言葉
「危険はオレ達の隣にあるんじゃない 危険はオレ達の一部 いつも一緒だ」
このセリフが掲載された時期って東日本大震災のすぐ後に発売されたものだったんだよね。
ものすごくタイムリーであり、そうでなくてもグっとくる言葉であるのには間違いない。
この後のセリフ
「オレは救助が好きだ 救助隊員という生き方が好きだ」
これって意地悪く読めば不謹慎な言葉である。
他人が困難な目にあっていて、そういう人たちがいるから自分は救助隊員として生きがいがあるんだ、ともとれるよね。
この言葉の意味って、山で困難な事態に遭遇して生死の境にいた人間を助け出すことで再びその人間が山に来てくれる手伝いをする。
山を憎悪の対象にしない守護者としての救助員の生き方、というのが野田の言いたいことなのかなと思う。
三歩が死んだ人間にさえ
「よくがんばった」
と労いの言葉をかけるのは魂が再び山に戻ってくることを信じているのかもしれん。
で、野田隊長が最終回で出てこないのは色々理由があるだろうけど、深読みすれば自分の隊員が負傷するのを防ぐことができなかった為だろうね。
救助隊員という生き方云々だけでは対処できない事態を目の当たりにして、自ら山より遠ざかった人生を選んだのではないだろうか。
だから野田は救助隊員から外されてから山には一度として来ないどころか、生涯山に登らないんだろうな、とか。
なにより山には三歩はいない。
そういうことだと思う。
蛇足だがザックについても、本作のヒロインである久美ちゃんとくっつくかと思いきや、最終回でアメリカに帰ったことになっている。
三歩がいればなんとか久美ちゃんとくっつく事もあったろうが、仮想敵であった三歩がいなくなってしまっては、あまりに棚から牡丹餅のような気分になったんだと思える。
ザックと久美ちゃんは二人でキャンプに行ったりするようないい感じであったのに。
このあたりの機微、オイラは作者の石塚が信頼できると思う所以である。
いい作品だ。
今後も読み続けるだろうね。


『ルパン三世』
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録画視聴。

オープニングの動きや画がカッチョよかったので期待しちゃったですよ。
というのもアレだな、オープニングは声がでてなかったからね。
次元大介の小林清志氏。
82歳かあ。
申し訳ないがイメージは合っていてもキャラクターの造形と声があっていない。
ハリがないんだよね。
おそらく次元の声は自分だという強い自負があるんだろうけど。
オイラもそう思う。
だからこそ次元も歳をとらせたキャラ造形にすべきだとも思う。
次元がジジイになったらそもそも『ルパン』ではなくなる、というならそのとおり。
小林清志は『ルパン三世』の人気を不動にしている功労者の一人だ。
小林清志が年老いたら次元も歳をとらせるべきで。
小林にしてみれば主役だったルパンの声をものまねタレントで肩代わりされているこの状況は悪夢でしかないのかもしれん。
自分の声マネができるヤツに少なくとも自分の目の黒いうちはやらせないという意地かもしれんね。
続けて観るかは思案中。


世間的な評判から宇多丸の評論まで、オイラが気に入らないと言った『キングスマン』の評判がいい(笑)。
う〜ん、まさかの少数派になってしまった(笑)。


『マイ・インターン』
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先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
色々と観た方が良さげな映画があるのだが(『GAMBA ガンバと仲間たち』とか『図書館戦争 THE LAST MISSION』とか)、どうにも食指が伸びず。
で、久しぶりにロバート・デ ニーロ、ボビーが観たいな(笑)とおもって本作をチョイス。
コメディ・タッチの働く女性の物語というか。
普段この手の映画を観慣れていない所為か、「普通に面白かった」という感想しか出てこんw。
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アン・ハサウェイは好きな女優だしいいんだけど、やっぱり
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ボビーだろう(笑)。
太極拳をするデ ニーロ。
マッサージお姐ちゃんにマッサーされて勃起するデ ニーロ(笑)。
前の晩に次の日に着ていく服を用意するデ ニーロ。
etc......
とにかくみんな大好きボビーがこれでもかというぐらいに観れる。
なんつーかアレだね、小動物が可愛いと思うような存在なのかな(笑)。
と、思いきや(笑)。
たまに見せるトラヴィス・ビックルのような鋭い眼。
ボ、ボビー。
コメディやってても眼は死んでねえ(笑)。
デ ニーロが出ている映画で本作の前に観たのはリュック・ベッソンの『マラヴィータ』だったけど、アレはナニだったしなあ(笑)。
ライト・コメディで演じる方も観る方も肩の力を抜いて観れる映画もいいが、再びスコセッシと組んでハードな作品が観てみたいなと思ってしまう。

by 16mm | 2015-10-12 20:43 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)

『夜をとめないで』『岳』

Zero Halliburton(改)
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α7R ILCE-7R
Makro Planar T* 2/50 ZF.2

もう今から14〜5年前にカメラバッグとして行きつけのカメラ店でゼロハリバートンを購入した。
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とにかく盲目的にゼロハリが欲しくてよく調べもせずに購入したわけ。
それでも何度か撮影に持って行ったりもしたのだが、このバッグの致命的な持ち運びにくさを発見してしまった。
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このバッグの構造というかデザイン的にショルダーベルトがつけられないものだったのだ(笑)。
デカくて重くてまあ豪華wなバッグを手持ち用のハンドルだけで持ち運びするのが辛くなり数度使用して押入れの奥にしまわれることになってった。
で、最近、お高いレンズも買ったりした所為もあるのだが、カメラバッグにメタル的なモノが欲しいなと思い(現状は山登り用のリュックサックをカメラバッグとして使っているのだが、これもまた10数年の経年でヘタりが激しくなってきている)、新しいゼロハリなりリモアを買うことも考えたが、その前に押入れの奥のゼロハリを改造できないものか?
とりあえずネットで"ゼロハリ 改造"とか"ゼロハリ カスタマイズ"で検索して上位にきたショップ数店に電話して問い合わせたところ、バッグ持ち込みでのカスタマイズはしてないとのことであった。
で、今度は同じような質問をmixiのフォーラムにしたところ、幾つかの非常に親身な応えが返ってきた。
その中でProーTEC.incさんというところにお願いすることにしたのだが、オイラがmixiで相談してバッグを送って加工して送り返してもらうまでひと月経たずに本エントリの一番上の画像のゼロハリが帰ってきた。
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この武士(もののふ)のような無骨さの金具。
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裏側には分厚いジュラルミンの裏当てがしてあり、さらにその裏当てに直接ネジ山を切ってあるので、ネジをナットで留めること無くおさめている。
この加工がね、オイラ詳しくないなりに美しいと思ったですよ。
ゼロハリでこのバッグにこのようなショルダーベルトをつける金具はないので、厳密に言えばこのバッグはゼロハリでは無くなったのかもしれない。
しかしである。
道具を自分に使いやすいようにすることで、自分の血を分けた身体の一部に近くなるのではないか。
これは間違い無くゼロハリバートンだと思う。
オイラだけのゼロハリバートンだと思う。
ゼロハリバートン(改)ってカッコよくないかな(笑)。
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バッグに自分のメインアームのカメラとレンズを入れてみました。
金具がバッグの表面に当たって高い金属音がする旨を加工したProーTEC.incさんに相談したところ、ウレタンを入れれば軽減されるはずとのことで、元々入れてあったウレタンブロックのクッションを入れてみたら本当に音が軽減されたのは驚いた。
こういう経験値の高いところで改造してもらってよかったと思った次第。
ウレタンブロックはやや劣化して粉みたいにボロボロ崩れてきたのでamazonで注文。
金具のことばかり考えていてそれにつけるショルダーベルトを全く考えていなかったw
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↑これの赤いのを注文した。
すべてのパーツがこのゼロハリに結びつくのはまだちょっと先であるが楽しみである。


先週土曜日、ジェットバス、ストレッチ、赤外線サウナ、日光浴。


先週、季節の変わり目の不安定さの所為か、パニック・ディスオーダーの発作を数回起こしかける。
発作時に服用するように持っていたワイパックスのおかげか、大事にいたらず。
鼻づまりによる窒息感や、身体の内側が痒くて掻けない感じの苛立ち感。
次の通院で担当医に相談しよう。


慣れてない所為もあるのだがアップデートしたOS X El Capitanがイマイチ使いづらい(笑)。
ライブ変換なんてのも外しちゃったしねえ。
とりあえず慣れるしかないなあ。


『ルパン三世』
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しくじりました(笑)。
先週から始まったとは(笑)。
録画しわすれましたw。
第1話から全部録画していこうと思ったのだが。
ただ今年末にはDVDやらBlu-rayやらがセル&レンタルされる。
とりあえず第2話以降を録画視聴して
●つまらないから観るのやめる
●やや面白いからレンタルする
●面白いから買う
の三択でいこうかと思っている。


『夜をとめないで』
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AmazonでKindle版購入。
初めての作家の本は必ずサンプル版を観てから購入している。
表題作を含めた短編集。
画が上手い。
親しみやすく好感がもてる画だと思う。
性をテーマにしている、というよりも、おそらく掲載誌の意向でセックスやヌードを描いているという感じか。
女性から見たかなり的確な男というものを描けている、と思う。
少なくともオイラは自分にも身に覚えのあるようなことが描かれていて、
「ああ、とんでもなく悪いことしたな、オイラ」
と思えた。
男の漫画家が描いた作品では絶対わからない、というか描けてこなかった部分がすごく新鮮であった。
男の無神経さって男が描いた漫画なり小説なり映画なりで補強されてきて、それでいいんだと思わされてきたんだな、きっと。


『岳』
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AmazonでKindle版購入。
全18巻 9,720円のイッキ買いである。
大人買いである(笑)。
普通大人はすでに紙の本で持っている漫画を電書で買い直しませんか(笑)。
そーですか(笑)。
まあ、いいのである。
これはお布施のようなものだからね。
素晴らしいと思える作品を描いた作者にわずかでも還元したいではないか。
まあそれはそれとして、一度全巻通読した作品を最初からもう一度読み直すのには、オイラには電書がもってこいなんだよね。
自分の汚部屋wの本箱の奥の方に全巻バラバラに収納されているのを探す手間もないし(笑)。
今のところ消息のわかっている単行本は第10巻のコレ。
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これだけはガラス戸のケースの中にしまってあるからねえ。
一生の宝だ。
今日までで7巻まで読破。
今回の通読は主人公の三歩が最後にどうなるかを明確に知った上でのことになる。
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第4巻での三歩の表情。
いい面構えだよな。
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オイラからすれば理不尽な理由で遭難者の遺族に殴られ罵倒され土下座させられる三歩。
三歩だけでなく山岳救助の警察官などは多かれ少なかれ遺族の理不尽さに対しても誠意を持って謝罪している。
ものすごく硬度の高い強い精神性の世界だなと改めて思う。
今度の通読でなんとか三歩という人物を理解しようとしているのだが、全くわからない。
三歩は多くの人間が山に来てくれることを望んでいる。
それは自分が山の素晴らしさを知っている上でそれを万人に広げたいという素直な意思が感じられる。
そんなことを望む登山者達のなかには登山に対する知識がないばかりか舐めている者もいる。
しかし、山での死というものはそういう者たちばかりでなく、慎重を期したベテランのクライマーの命まで飲み込む。
それを三歩は山岳救助のボランティアとしてなんとか防ごうと走り回る。
それは如何なる死をも完全に防ごうという気合いに満ちたものに見えさえする。
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走り回り文字どうり命をかけた救助をしていた三歩だが、時には彼の腕のなかで、時には彼の背中で、時には間に合わずに死んでいくクライマー達。
この
「よく頑張った」
というこの最高に手厚い労いの言葉を考えると、三歩は生きていても死んでいても、生きていた者を粗末に扱わないということがわかる。
腐りかけた遺体に手を触れることを厭わず、遺体と数日過ごすことを苦にもしない。
オイラからするとどういう修行でここまでできるのか?
考えてみたらこの「よく頑張った」って言葉、死んだ本人には伝わらない言葉だよね。
いや。
三歩はこの言葉が遺体にも響いていると確信しているのだと思う節もある。
人間が死んでほしくなければ山に来るなと言えばいい。
山の世界は三歩たちのような人間のみが集うことができる結界として機能すればいい。
誰にでも来て欲しいと願う三歩の想いというものが掴みきれないだよね。
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他にもあったかもしれないけど、人の死に対して常に冷静な三歩が唯一?人の死を経験して叫んだ第5巻。
彼のレスキュー・シンボルとも言える左頬の傷がついた時のこと。
この絶叫は人の死の悲しみ一生分の叫びだったと言うのは簡単だが、そうとも思えず。
どう考えても三歩という人物像が掴みきれん。
日本では住所不定の山岳ボランティアなわけだが、一応警察と連携しているのにそんなよく解らない人間を重宝していいの?とか(笑)。
まあこれは高校時代からの友人が警察にいるから目をつぶってもらっているのかもしれんとかね。
生活するには困らない程度の経済力はあるようだけど、老後はどうすんだ?とか(笑)。
なんか本当に浮世離れしたリアルな人間像。
すでに三歩って長生きできない人物であるというフラグが立っているようにも思えるのだが、たまに彼の姉の話やら母親とのエピソードなどがチラホラすると、やはりものすごく地に足のついた人間のようにも思える。
ただ一言言うなら、オイラは三歩にはなれない自信はあるわけだが、三歩みたいな人間に無責任にあこがれているということだ。
こんな人間にはなれないけど、こんな人間になってみたい。
まさに矛盾なのだが。
生涯ベスト級の人物像であると言えるね。


今週末は歯のメンテナンス。

by 16mm | 2015-10-04 21:48 | | Trackback | Comments(11)