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『クリード チャンプを継ぐ男』

『クリード チャンプを継ぐ男』
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今週水曜日、109シネマズ菖蒲。
今年最後に観た映画となった。
『ロッキー』シリーズの続編、ではあるんだが、まあロッキーは引退しているわけで外伝という風に言った方がいいのかしらん。
『ロッキー』シリーズの1と2でのロッキー・バルボアの宿敵で、3では友情で結ばれ、4で試合中に死んだ
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アポロ・クリードの愛人の息子が本作の主人公。
アポロの本妻がその愛人の息子を引き取るところから本作は始まる。
引き取られた息子のアドニス・ジョンソン。
優秀な男だったようで、なんか金融関係かなんかの仕事につき若くして出世していった。
その一方で自己流でボクシングをやっていた。
仕事を辞めて本格的にボクシングをやろうとフィラデルフィアのロッキーの元に行き、トレーナーになってくれと願い出る。
ここからはまあいつもの展開で一度は躊躇するロッキーだが、結局はアドニスのトレーナーを引き受ける。
で、その後、恋があったり、ロッキーとの対立があったり、ロッキーがガンだとわかったりしてイギリスのチャンピオンと戦って僅差で負ける、という筋。
新しいシリーズを作るための布石だったのだろうか?
一番最初の『ロッキー』のプロットを踏襲しようとした感じは伺える。
が、一番最初の『ロッキー』のロッキー・バルボアが何も持っていない本当に底辺の男が徐々に闘争心を積み上げていってチャンピオンと互角に戦えるまでになるという努力と根性の物語だ。
最低な男が最高の男になるという振り幅のデカさが『ロッキー』を成功に導いたと思う。
ただ現代的な考えで照らせば、努力と根性でなんとかなるなんて部分にリアリティがあるわけはなく。
一番最初の『ロッキー』だってチャンピオンと試合が組めたのは単なる偶然でしかないんだから。
では現代的なアプローチで『ロッキー』を再生できるか?という命題が本作の制作に突きつけられた感じであろうか。
なにを踏み台にして高みに昇らせるべきか。
本作のアドニス・ジョンソンは偉大な父親を持ちながら、自分はその愛人の子供であるというコンプレックスを踏み台にして頂点へのステップにする動機とした。
しかしね、ロッキー・バルボアが一念奮起した動機と比べたら弱いんだよね。
アドニス・ジョンソン、如何にも現代っ子のような感じでロッキーにトレーニングのメニューを紙に書かせてそれをスマホで撮影して持って行くっていうぐらいの奴でさ、ロッキーがそのスマホをなくしたらどうすんだ?と聞いたら
「クラウドにある」
って答えるわけ。
当然ロッキーは
「クラウド(雲)にある?」
ってな感じで(笑)。
つまり観てる側としてはアドニスってボクシング駄目でもまた会社員になれるしな、と思っちゃう。
ロッキーには後がなかったからね。
本作に背水の陣の緊張感がどうしても感じられなかった。
冒頭で一番最初の『ロッキー』でもやってた鶏を捕まえるトレーニングなんてあったから、じゃあ肉を叩いたりもするのかなと思いきや、それはなし。
一番最初の『ロッキー』にあったロッキーがロードワークをしていると後から後から人が付いてきて、最後の最後でものすごい全力疾走で付いてきた大勢の人間を引き離して階段を駆け上る描写の官能性。
本作はなんかアドニスが走ってる周りをバイクが伴走する描写。
なんかね、あんまり感動しなかった。
クライマックスの試合の最終ラウンドでロッキーのテーマがかかった時はやっぱり気分は高揚した。
つまり昔の『ロッキー』のテイストが感じられる時にのみ高揚感と官能性があった、ということだ。
というわけで、つまらなくはないが、『ロッキー』という冠ありで見るとやっぱり物足りなかったかな。
できれば、前述した肉叩き、生卵5〜6こ飲むw、それからやっぱり
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これ、これですよ。
海辺で戯れる二人のシーンは是非入れるべきだったな(笑)。
うっとりですよ(笑)。
とまあ、そんな感じです。

by 16mm | 2015-12-31 22:03 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Comments(4)

『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』再見

『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』
今週月曜日、109シネマズ菖蒲。
2D字幕で鑑賞。
久々に同じ映画を二度劇場で観ることをしたなあ(笑)。
宇多丸の評論を聴いて、圧倒的にオイラが見逃していた部分があったと気がついて無性に再見したくなったのだ。
Blu-rayリリースを待ってられん(笑)。


以下、まだ時期が時期だけにネタバレありますのでご注意ください(笑)
by 16mm | 2015-12-31 20:51 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Comments(2)

『真実の瞬間』

踵骨棘。
↑読めますか(笑)。
オイラ読めませんでした。
"しょうこつきょく"と読むんですけど、医者の先生にそう言われても今度はどんな漢字を書くのか全くわからなかったですから(笑)。
先週の拙ブログで
「踵が痛い」
「座骨神経痛かも〜」
と、泣き言を書きましたが、先週の月曜日、本格的にびっこを引くほど痛くなり、会社を休んで病院に行ったところレントゲンを撮られて診断結果が件の踵骨棘。
興味のある方はググってもらうとして、頭の悪いオイラが大雑把に説明すると、踵に負荷がかかりすぎると石灰化した骨が棘のようにできて神経をチクチクとしげきするもの、らしい。
デブだと踵に負荷がかかるからねえ。
クッション柔らかめの靴を履いたほうが良いとの事。
最近、敷布団を柔らかくした所為ですかと医師に訊いたところ、そういうわけではないとのことだった。
とりあえず塗り薬と痛み止めをもらって、それを服用しつつ火曜日会社に行ったがそれでもまだ歩行が困難なほどで、16時に早退して診察してもらった病院に松葉杖を借りれないかと電話で相談。
昨日オイラを診てくれた担当医が不在なので火曜日担当の医師の診察が必要とのこと。
診察の最終受付が17時。
オイラはその時東京の市ヶ谷(笑)。
埼玉県のその病院で一時間以内には絶対に着かない。
オイラは今すぐにでも松葉杖が欲しいのに(笑)。
電話口のお姉さんは親切心から、平日の診療を勧めたり、近くの病院で診察を受けて松葉杖を借りては、などと言ってくれたのだが、痛みで血が上っていたオイラは若干声をあらげて
「もう結構です」
と言っちゃったんだよね。
お姉さん、可哀想に一旦黙ってしまって
「はい......」
と悲しげな返事をされてしまった。
結局、ネットで検索したら市ヶ谷の駅近くに整形外科のクリニックがあって、そこで診察してもらって松葉杖を借りることができたんだよね。
レンタルで2000円。
松葉杖返却でその2000円も帰ってくるらしいが、気分も良く世話になったので返金は辞退しようかなと思っておる。
松葉杖も買うと1万円近くするから(笑)。
そのクリニック、かなり親切で踵骨棘緩和のためのストレッチなんかも教えてくれた。
お姉さんの助言がなければ、その近場の病院に行く事もなかったわけだけど、電話をしている時はどこにあるかわからない病院のことを言われても無駄に思えちゃってねえ。
お姉さんには悪い事したなあ。
今度病院に行く機会があったら謝ろう。
で、踵をつくたびに痺れるような痛みは処方してもらった痛み止めや塗り薬ですぐには改善されず、さらにウェポンを購入する事にした。
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ZAMST(ザムスト) A2-DX 足首サポーター 左足用。
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[アシマル] ASHIMARU オールインスポーツ
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ビジョンクエスト(VISION QUEST) ランニング アクセサリ ジェルソール インソール 中敷き。
この三つのウェポンを地元のスポーツ用品店で購入。
全部で1万円ちょっと(笑)。
ちょっとかなり懐がいたい出費であった(笑)。
ZAMST(ザムスト) A2-DX 足首サポーター は足首をかなり強力に固定してくれるので、痛みは完全になくならないまでもかなり緩和してくれたと思う。
[アシマル] ASHIMARU オールインスポーツは、ZAMST(ザムスト) A2-DX 足首サポーターをつけてると靴が履けないのでサンダル履きとなり、そのサンダルのクッションとして使用。
ビジョンクエストの踵部分のインソールは痛くない方の靴の中に入れてクッションを盛っている。
本日日曜日、痛みはまだあるが松葉杖やサポーターを使うほどではなくなったように思う。
そう考えると、三つのウェポンを購入したのがもったいなかったなあと思うのは結果論(笑)。
まあその時は絶対必要だと思ったのは確かだしね。
散々なクリスマス週間でしたわよ(笑)。
明日からは松葉杖、サポーターなし。
[アシマル] ASHIMARU オールインスポーツの中敷きをサンダルに入れとくだけで通勤しようかな。
まだ若干びっこはひくけど先週よりはましだしね。


先週土曜日、ヘアカット。
スタイリストの兄ちゃんに最近白髪も増えてきたし、当初の予定どおり全部銀髪にならないかしらと相談。
まだ黒髪が多い。
特に後頭部がまだまだ多いらしい。
しかし銀髪の解決策として
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シルバーアッシュなるスタイリング剤を勧められた。
実際つけてもらったらこれがなかなかのシルバーっぷり。
いいね、というわけで即購入。
今後はこれでスタイリングしよう。
ヘアカラー担当のお姉ちゃんに
「頭皮の脂っけが大分減りましたね」
と言われる。
おそらくそれが原因でブリーチした時の頭皮のダメージが最近大きくなったのかもしれん。
まあそれはそれとして、多少手心を加えてブリーチしようが頭皮が剥がれるのは変わらないので。
だったら思いっきりガッツリとブリーチしてくださいとお願いする(笑)。


『げんしけん 二代目の十(19) 』
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AmazonでKindle版購入。
正直『二代目』になってからオイラ好みの恋愛の種類ではなくなって内容が頭に入ってこない。
なんとなく惰性で購入している感じ。


『Spotted Flower 1』
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AmazonでKindle版購入。
紙の本でも購入していたが、やっとKindle版も出たので購入。
作者は『げんしけん』モノとは明言していないが、オイラとしてはこっちのパターンの方が楽しく読める。
このKindle版、ちゃんと表紙カバーに隠された画もついている。
「そんな未来」を描いた本作の続巻を強く望む。


『BLUE GIANT(7)』
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AmazonでKindle版購入。
毎度待望していた新刊。
オイラにとって本巻は神巻といっていいぐらい感情を鷲掴みされた感じ。
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オイラはジャズに詳しくもないし、むしろ自分には向かないジャンルの音楽として認識している。
なので、マイルスが、ジョンが、誰それが、というセリフがあっても具体的な音楽が頭に響いてこない。
ジャズに詳しければ本作をもっともっと楽しめるのにな、とは思う。
が、ジャズを知らないオイラが本作を楽しめるのは、なにかにのめり込んで熱中できる事をみつけられた人間がもつありとあらゆる感情が非常に強い圧力のある直球で描かれていることである。
その感情の多彩さについては本巻は群を抜いていると言っていいかもしれん。
上の画にしたって音楽は当然響いているわけではない。
が、
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たとえばこう言うセリフがあった上での演奏シーンがあるわけで。
そのシーンに響いているのはきっと登場人物たちの複雑な感情を乗せた音であるにちがいないわけだ。
チミチミと金を貯め、歯まで削っているにもかかわらずヘタクソなトランペッター。
ジャズで生活することができないミュージシャン。
野心があり才能もあるのに自惚れを見透かされてしまったピアニアスト。
ただただ努力を重ねて常に遠のくスタートラインを必死で目指すドラマー。
好きで、熱中できて、なんとかしようという意欲があって。
そんな貴重な感情を持てる少数の人間のなかで、さらに残酷にも"才能"というふるいにかけられる世界で登場人物たちは思い思いに感情を音楽に乗せていく。
そのふるいで残った者は心臓の動く限りビートを刻みつづける義務があると思う。
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このさ、名前を聞かれて覚えておかれる人間と、名前を聞かれず礼だけ言われる人間。
オイラなんてのは常に名前を聞かれず覚えてもらえなかった人間だから、このくだりはすごく良くわかるんだなあ。
本作って才能だけではない軸で昇る事ができるという希望を描いてはいるが、本巻の巻末のBONUS TRACKでこの玉田というドラマーがでてくるわけだけど、ここに出てくるってことは努力だけでは辿り着けなかったんだな、と思った。
ただね、才能を持っている人間に嫉妬するのと同時に、その持っている人間が生みだしたものを感じたいという気持ちもあるんではないかね。
自分がちょっと努力すればできそうなものって羨ましくもなんともないけど、努力してもたどり着けないものを見せてくれたら、それは素直に感動できるのではないかなあ。
こういう気分になれるってのもオイラが歳をとったからかなと思ったりもするけどね(笑)。
そういう意味では本作、努力だけでは登れない高みというものを肯定的に描いてもいると思う。
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映画でもあるんだけど、決戦を前にして登場人物が身綺麗にしたり、武器を磨いて整備したりするのってアガるよね。
それと同じで本作の主人公である宮本 大(みやもと だい)がサックスを時間をかけて磨いているのって見てるだけで気分が高揚したよ。
やっぱすげえ漫画だわ。
本巻、カラーページもちゃんと再現しているところがうれしいね。


『終わりと始まりのマイルス1』
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AmazonでKindle版購入。
すでに紙の本でも持っているのだが、やっとこKindle版がでたので購入。
『虚数霊』にも似た世界観。
アニミズム的なものとでもいうのだろうか。
オイラにとってはすごく魅力的なんだが、果たしてこの続きは描かれているんだろうか?
『のりりん』とか『なにかもちがってますか』がなんとも納得のいかない終わり方で終わったので。
なんか月刊コミック@バンチ誌で本作と似たように見える世界観の新作を描いているみたいなので、そっちの方に本作も統合されちゃうのかしらん?


『嫁いでもオタクです。』
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AmazonでKindle版購入。
以前買った『恋愛3次元デビュー ~30歳オタク漫画家、結婚への道。』が面白かったので購入。
すっきりとした親しみやすい画とテンポの良さで心地よく読めた。


『幻想ギネコクラシー 1 』
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AmazonでKindle版購入。
本作もずっとKindle版を待ちに待っていたわけだが、待った甲斐があった。
やっぱすげえや、沙村広明。
物語の突拍子のなさもいいんだけど、その突拍子のなさをリアルなものとして支える画力がすごいんだな。
頭が魚の女体とか丸々と膨らむ女体とか。
誰しも頭で想像はできても実際に描く事が出来る人はそうはいない。
たしかな画力に裏打ちされた突拍子もなさ(笑)。
すごいよなあ。


『アニメタ!(1) 』
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AmazonでKindle版購入。
近頃ハマっているアニメーターをテーマにした作品。
正直一巻だけでは面白さがわからず。
最低限次巻ぐらいは付き合ってみようかなと思う。
どうしても『アニメがお仕事!』と比べちゃうと面白さが足りないなあと思う。


『子育テーゼに乾杯!』
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AmazonでKindle版購入。
だいたい青沼貴子の漫画は内容知らなくても面白いという信頼感があるのでKindle版で新作がでると購入してしまう。
本作もやっぱり面白かった。


『芸術新潮 2016年1月号』
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書店で書籍購入。
最初、江口寿史についてはどーでもよかったのだが(笑)、大友克洋との対談が載っているようなので購入することに。
で、今回の江口の特集を読んでちょっと見直したんだよね、江口を。
ちんたらちんたら描いて文句ばっかり多いっていう印象しかなかった江口寿史の画がね、微妙ながら進化してると思ったのよ。
本当に微妙な進化だとは思うんだけど、以前なら長々と下描きしなければ描けなかったと思うんだけど、最近"5分スケッチ"とかいってボールペンで下書きなしで描いちゃう。
それを見たらさ、なんかちょっと感動しちゃったわけですよ(笑)。
この人、人知れず腐らずにずっと画を描き続けていたんだ、と。
こうなったら発売延期になっている『江口寿史の「5分スケッチ」自分の線をつかむコツ! 』を買っちゃおうかな。
それに引き換え大友克洋との対談は気分が悪かった。
どっちも漫画を描かないのに漫画家を名乗っているのは変わらないのだが、正直大友にオタク系の絵をどうこういってもらいたくなかったな。
バリバリに描いているなかで批判するのはいいけど、実際漫画を大友が描かなくなって何年になる。
描き続けてなければ画なんてどんどん古びていくと思うんだよね。
今の大友に熱狂させるような絵が描けるとは思えないんだよな。
物言いにエラそうなところがあったのは今に始まったことではないけど、それも現役バリバリで『アキラ』や『童夢』を描いている時ならいざしらず、現在なにやってんだかわからんような人間に「今の漫画は」なんて無粋なことは言ってほしくなかったな。
読んでて気分悪かった。
その逆に江口がなんか謙虚でさ、必死で大友を持ち上げてるんだよね。
自分の特集なのに(笑)。
少なくとも江口寿史を見直すことができたという意味では買ってよかったなと思う。


『【ちょろい124回】佐倉綾音さんが「怪人おっぱい」に!?』

最近ハマっている『矢作・佐倉のちょっとお時間よろしいですか』(笑)。
19秒あたりからの佐倉綾音の「パカラッパカラッパカラッ」っていうところがカアイイ(笑)。
ところで、佐倉綾音といえば
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みんな大好き『PSYCHO-PASS』の霜月美佳の声だったと最近知った(笑)。
霜月美佳はともかく佐倉綾音、上手めええ(笑)。
霜月美佳を佐倉綾音は10代で声を当てたんだ。
すっげええ。
花澤香菜もそうだけど『PSYCHO-PASS』って本当に凄腕の声優が集まった感じだよな。
こういう声優の人たちを見ると宮崎駿って人は根本的に声を演出する能力に欠けてたんじゃないかね。
声優ではない、いわゆる俳優を登用し続けたのは本職の声優を演出する術を持ってなかったんだと思う。
持ってなかっただけならまだしも、自分が声優を登用しないのを声優たちのせいにするってのはどうなのよ。
結局声優をまったく見てなかったということだよな。
まあもう引退したジジイだから別にいいんだけど(笑)。


『真実の瞬間』
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AmazonでDVD購入。
視聴。
本作初見は1991年に劇場で観た。
同じくロバート・デ=ニーロ好きだったバイト先の先輩と銀座で観た。
で、それ以来ずっと観てなかったわけ。
最近、アメリカの赤狩り、マッカーシズム、エリア・カザンについてちょこちょこ調べていて、もう一度本作を再見した。
映画自体はデ=ニーロの好演もあり面白いものであった。
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しっかし、この邦題の『真実の瞬間』ってまったく内容と関連性がないよな(笑)。
まあ、『赤狩り』だの『レッドパージ』だの『ハリウッド・テン』などだと集客が見込めないし。
さらに原題の『Guilty by Suspicion』を直訳して『罪の疑い』なんてのは意味不明だし。
他に気の利いたタイトルがないから当時流行りの『真実の〜』とか『〜の瞬間』だとかを適当にくっつけてでっち上げたんだろうね。
邦題つけるのも大変だ。
この映画、政府の赤狩りでひどい目にあった人間の事を描いているわけだが、共産主義自体を肯定しているわけではないところでバランスをとってる。
図らずも共産主義者のレッテルを貼られてしまった不幸というものを描いているわけ。
まあ、それはいいとして、オイラがずっと興味があったのはエリア・カザンについてだ。
1998年、米アカデミー賞「名誉賞」をエリア・カザンは与えられたわけだが

誰が立って拍手をし、誰が拍手をしなかったかで話題になったわけだけど。
エリア・カザン、良い映画も作ったけど、赤狩りの時代に仲間を売って己の身の安全を保ったということで反感をもつ人が多いわけ。
誰それがアカだ、とか、共産主義者だ、とかとFBIに密告したチクリ野郎なんだな。
この『真実の瞬間』を観ちゃうと仲間を売って保身を図ろうとしちゃう気持ちもわからんではないよ。
仕事を奪われ、一家離散で赤貧を洗うような生活をした映画人が多くいたわけだし。
エリア・カザンは映画を撮りたいという気持ち、仲間を悪魔に売ってでも撮りたいという気持ちが大きかったんだろうな。
結果的には褒められたものではないんだけど。
で、非常に不思議なんだがFBIに密告した奴ってエリア・カザンだけじゃないわけよ。
ロナルド・レーガンとかウォルト・ディズニーも密告したらしい。
レーガンはともかくウォルト・ディズニーなんていまだにリスペクトしている人が多いわけ。
スティーブン・スピルバーグもそうだしピクサーの面々だってそうだと思う。
なんかディズニーはこの赤狩りの闇を世間的に大目にみられているような気がするんだな。
なんでカザンはダメでディズニーはいいのかが全くわからん。
もっとも密告云々以前にカザンがむちゃくちゃ性格悪くて人望がなかったということかもしれんけど。
なんかエリア・カザンだけが生贄の羊になっちゃったような気がするんだが、本当のところはどうなんだろうな......。

by 16mm | 2015-12-27 22:26 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Comments(4)

『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』

Tokyo Gate Bridge
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α7R ILCE-7R
Contax Sonnar 90mm f2.8 Lens for G1 G2 Carl Zeiss T*


ひと月ほど前に敷布団を換えた所為か?
左のかかとのところが痛む。
ググってみたところ座骨神経痛が踵まで及んでいる可能性がある、みたい(笑)。
とりあえず柔らかくなっていた敷布団を以前の固いのに交換する。
腰もなんとなく痛いけど踵ほどではない。


先週土曜日、岩盤浴、ストレッチ、ジェットバス。
岩盤浴を復活させることに。
続けていた時の方がなんとなく調子が悪くなることはなかったような気がする。
気がするだけなんだけど(笑)。


『W・TAILS CAT 1』
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AmazonでKindle版購入。
多分夜中に寝ぼけてポチったとしか思えないほど(笑)、購入した時の記憶がない(笑)。
レビューを読んでいたので全く購入する気が無かったのだが、朝起きたら配信されていてあらべっくり(笑)。
いたしかたなし。
3066円は痛いっす(笑)。
スカトロ表現を非常に綺麗な形で表現していたのはスゴイと思ったぐらいかな。
実際にこんな感じならオイラもスカトロしてみてえwと思ったりしたけど、実際にやったら本作の絵のようにはならんから、あくまでもファンタジーだと思っておくぐらいがいいかもね(笑)。


『ドミニオン F』『ドミニオン C1 コンフリクト編』
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AmazonでKindle版購入。
両方ともすでに紙の本で持っているのだが、手軽に再読したくて購入。
『ドミニオン F』よりも『ドミニオン C1 コンフリクト編』の方が絵的にも薀蓄的にも好みかなあ。
この手のライトな感じの漫画を再び描いてくれないかなと切に願う。


『応天の門 4巻』
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AmazonでKindle版購入。
待望の続巻である。
平安時代を舞台にしたホームズ(菅原道真)とワトソン(在原業平)の物語は絶好調(笑)。
本書、章ごとに解説がつくのだがこれを読むのも楽しい。
その一つに"平安時代の恥ずかしいこと"というものがあり、彼時代ではタマキンを見られるよりも烏帽子をとられたところを見られる方が恥ずかしい(笑)、ものだったらしい(笑)。
これはなんでも絵巻物をみてもセックスしているときでさえ烏帽子をつけたままだと(笑)。
なんかアレだね、村西とおるがハメ撮りしている時、全裸になっても靴下だけは脱がないという、なんかそんなプレイを感じるなあ(笑)。
もっとも村西が靴下を履いていたのは水虫を隠すためだったらしいけど(笑)。
次巻が楽しみである。


『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』
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本作のネタバレを含む部分とは分けて感想を書いてます。
先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
3DIMAX版で鑑賞。
土曜日の予約を木曜日の夜に行ったのだが、いつも劇場で座っているエラくない人でも座れるエグゼクティブシートは全部埋まっていた(笑)。
土曜日のどの時間もエグゼクティブシートは埋まってるんだよ、木曜日に予約しにいったのに(笑)。
で、一抹の不安が。
これ、普段映画館にこない人間も多数来るってことだよな。
マナーってことは言いたかないけど、マナーのわからん土人がきたらどうしようと(笑)。
したらさ、やっぱりいるんだよ土人が(笑)。
オイラの隣の席でこともあろうにスマホを二つ点灯したバカ(笑)。
もう衝動的に隣の兄ちゃんの胸ぐら掴んで
「スマホけしてくれませんか」
と穏当に注意しました(笑)。
オイラ以前も『エピソード3』の冒頭でドゥークー伯爵が首チョンパされる決定的かつ絶妙なタイミングで、後からノコノコ入ってきたバカの体でスクリーンが隠れて見逃してしまったという(笑)。
ほんと、上映始まってからノコノコやってくる奴は苦しんで死ねばいい(笑)。
ちょっと本作のことではないヨタ話を。
この『スターウォーズ』が全9話からなる物語である、というのはジョージ・ルーカスのハッタリではないのかということをずっと思っている。
記憶の話で確実ではないことを最初に言っておくが、『スターウォーズ』のオープニングのタイトルロールで"エピソード"ホニャララとナンバリングされたのは第二作目、"EP5"と後に言われることになる『帝国の逆襲』からだったと思う。
オイラは『帝国の逆襲』公開時に出ていたであろう関連本を片っ端から買い求めるほどハマった。
その中の本の一冊
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『スター・ウォーズ 帝国の逆襲 (Town Mook)』のなかで、『帝国の逆襲』のオープニングで本作が第5話( Episode V)であると宣言されていた事の驚きを綴ってあった。
つまりその前作の『スター・ウォーズ』(後に"EP4"とか『新たなる希望』とか言われている)では、それが全体の物語の第4話である、なんてことは言われていないのだ。
ただ当時ジョージ・ルーカスが言っていたことだが、『スター・ウォーズ 』や『インディ・ジョーンズ』はTVで毎週放映された連続活劇の番組の続き物という体裁をとっていて、最初に劇場公開された『スター・ウォーズ』も実はその前に本作につながるエピソードがあったんだよ、ということを装っていたのだ。
第何話であるということは置いておいても、オープニングで上映されている映画の前作があるかのように思わせる手法というのはナイスなアイデアだったんではないだろうかね。
そこから観る側もまだ観ていない物語を色々想像できた。
この観てもいないもの、あたかもあるかのごとく思いを馳せることができたことがこの『スター・ウォーズ』を楽しめた一因だと思う。
その一方でこの思いが作り手にも観る側にも呪いになってしまった。
『帝国の逆襲』の時点でジョージ・ルーカスはこの『スター・ウォーズ』シリーズ全体の物語のアウトラインを作ってあり、それが金庫に入れられて門外不出の状態であると言われていた。
が、ジョージ・ルーカスが満を持して制作した"EP1"〜"EP3"が雑な作りと"EP4"への矛盾が多発(笑)。
これを考えると当初思われていたような強固な物語のプロットが存在したとは考え難いと思うのだ。
ジョージ・ルーカスにしても最初の『スター・ウォーズ』がコケると確信していたぐらいに自信が無かったわけなので、その時点で続きを作ろうと思っていたとは思えない。
最初の『スター・ウォーズ』が思いの外大ヒットしちゃったため、それに見合うハッタリ、つまり全9話というヨタを言わなくてはならなくなったんではないか。
そもそも前後の辻褄なんて考えもしなかった筈で、まあかろうじて"EP4"〜"EP6"のまとまりを『ルーク・スカイウォーカーの冒険』というネーミングをあげていたのに対し、"EP1"〜"EP3"までのまとまりを表すタイトルはついに出てこなかった事でが大きな物語があったという事実が破綻したとみていいと思う。
"EP3"公開時だったと思うが、ジョージ・ルーカスと松任谷由実の対談かなんかで、ルーカスは『スター・ウォーズ』が全9話であるというのはデマで、そのデマがいつの間にか広がってしまった、みたいな事を言っていた。
なのである時点まで全9話というのは無かった事になり、ジェームズ・キャメロン制作の『ダーク・エンジェル』の一編で、映画会社から幻の『スター・ウォーズ エピソード7』を盗み出す、なんて話があったぐらいで(笑)、つまり誰もが『スター・ウォーズ』が全6話で、新しいエピソードは作られないと信じていたのだ。


これ以降ネタバレ含みます
by 16mm | 2015-12-20 21:40 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Comments(4)

『絵を描いて生きていく方法? 』『ど根性ガエルの娘』『アニメがお仕事!』『りこん猫 』『アニメもんエッセイ~お江戸直球通信~ ノーラコミックスSP』

Tokyo Gate Bridge
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α7R ILCE-7R
Carl Zeiss Makro Planar T* 2/50 ZF.2


先週末から身体がなんとなくダルい。


先週土曜日、心療内科。
ここ一ヶ月ほど、ちょっと具合が悪くなるとパニックディスオーダーの発作が起こりかける旨を担当医に報告。
オイラとしては薬の増量もやむなし、と考えていたが、担当医はオイラに自分の発作が起こる時と起こらない時について意識的になるようにとのアドバイスを受ける。
どのあたりを意識すべきかは担当医もオイラも明確にできなかったが、この意識的なる作業というものはなんとなく理解できそうだと思った。
意識的というものは必ず具体的な対象がないと成立しないものであるが、おそらくヤク抜きで症状を抑える訓練としてメソッドを確立しておくべきだと理解した。
世間的に見れば症状としてはかなり軽い部類にはいるからこその治療法だと思う。
なんとなく長期間のヤク漬けになることを受け入れていたのだが、そうではない方向もあるんだとわかった。


先週土曜日、ジェットバス、ストレッチ、赤外線サウナ。


野坂昭如 死去
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高畑勲の『火垂るの墓』製作時に確か本編の映像を短くつかったプロモーションビデオみたいなものがあったと記憶する。
その中で原作者である野坂昭如が
「アニメ、おそるべし」
なんて言葉を吹いていたっけ。
まあ当時アニメなんて観ない文化人がとりあえず褒めとこうという感じの言葉だったかな。
それはしょうがないやね(笑)。
いま思うことは野坂昭如という人はオイラにとって昭和の人であり20世紀の重しのような人物であった。
今はもう観る気もしない『朝まで生テレビ』に野坂はほぼレギュラーのような感じで出演していた。
野坂昭如の"硬"の部分と"軟"な部分を使い分けを見て
「こういう人がトリックスターっていうのかもね」
と思ったりしたな。
文章と映像でのメディアの違いを的確に把握して、それぞれのメディアで最適なものを発信する能力に長けていたというべきか。
♪ソ.ソ.ソックラテスかプラトンかぁ〜
♪おもちゃのチャチャチャ
♪キュッ キュッキュッ キューアール ランランラジオはQR
今でも多くの人間の頭に刻み込まれているこれらのフレーズを三つも作り上げたというのは驚異的というほかない。
それだけでも尊敬に値する人物だった。
野坂の本を数冊であるが読んでいたのはオイラが学生の頃。
病気のこともあるが21世紀のネット時代に野坂の発言は無いにひとしい。
そういう意味でも野坂が昭和と20世紀の重しであったと思うのだ。
野坂の訃報を聞き、オイラの中にあった昭和とか20世紀への思いが静かに消えたような気がした。
本当にそんな気がした。
ご冥福を心からお祈りします。


矢作・佐倉のちょっとお時間よろしいですか

略して『ちょろい』(笑)。
番組は終わってしまったようだがYouTubeで観てハマってしまった(笑)。



『Brutus No. 814』
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紙の本購入。
この手の本は買っちゃうねえ(笑)。
宇多丸も載っていた。


『絵を描いて生きていく方法? 』
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Amazonで紙の本購入。
先週読了。
読了して更に最初から再読している。
"質問されたら答えられるっていうのは、ハッタリも含めてなんですけど、普段から自分のモノの見方を割と自覚的に行うように心がけているからです"
"デッサンが狂うっていうのは、座標の位置取りに失敗してるんですよ"
絵の教育を受けた人なら常識でしかないのかもしれんが<絵を描くということを感覚という部分をひとまず置いておいて>、描くということを徹底的に理詰めで解説してるんだよね。
自分の描いた絵でどうやって人を納得させるか。
寺田克也ほどの絵描きでも自分で描いた作品を理屈で説明することの大切さを説いている。
「自分の描いた絵がわからないのはセンスがねえんだ」
という言葉もひとまず置いておいて、仕事としてどうやって穏便に短時間で相手を納得させるかというプレゼンの必要性。
とにかく読んでいる間、目から鱗がボロボロ落ちたよ(笑)。
今後何度も読み返す座右の書だね。
インタビュー形式ですすめられるんだけど、合いの手を入れる編集者もユーモアがあって心地よいペースで読めた。
すげえ良書。


『ど根性ガエルの娘』
単行本未収録分が定期的にネットで公開されているのを楽しみに読んでいる。
いや〜、正直今回のはイタかったは。
いや、母親の気持ちもわからんでは無いよ。
なんとか家族という体裁を守ろう、死守しようという気持ちが本末転倒になってというか、目的を見失いつつ手段も雑になってしまったというか。
しかしね、そんなこと、自分の今を生きていた娘が理解出来るわけないよね。
そういう意味では母親もそうとう酷いと思う。
最悪なのは父親であるのは言うまでもないんだけど。
娘である本作の作者、よくグレなかったなあ。


佐倉 大 (北久保弘之) @LawofGreen
よくわからんが"ask"というQ&Aのサイトがあって不特定多数の人間の玉石混淆な質問に答えていくというものらしい。
そのなかで佐倉 大 (北久保弘之) というか、オイラにとっては北久保弘之のQ&Aを興味深く読んだ。
宮崎駿のこと。
鈴木敏夫のこと。
富野由悠季のこと。
惜しい守のこと。
アニメ界全般。
絵の上手くなる方法。
ジブリでなぜ後進が育たなかったのかというシンプルな理由。
etc......。
まったく読んでて飽きない(笑)。
読み応えの厚みがすごい。
北久保弘之って言っても知らない人は知らないし、知ってる人もそう多く無い、と思う。
が、オイラにとっては激ウマのアニメーターであり、エンタテインメントのすばらしい演出家であり監督だ。
谷口悟朗もそうだが北久保ほどの人間でもなかなか企画が通らないもんだと聞き暗澹たる気分になるね。


『アトム ザ・ビギニング2』
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AmazonでKindle版購入。
なんとなく一巻のつづきでつい惰性で買ってしまった感じ。
読んでいてかったるくなる。
次巻はもういいかなあ。


『アニメがお仕事!』1〜5
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AmazonでKindle版購入。
予備知識なし。
前述した北久保弘之のaskで名前が出てきたので購入。
すっげえ面白い。
すくなくともアニメーション、ではなく、アニメーション制作に興味のある人には興味深く読めるだろう。
"クール・ジャパン"とか"ジャパニメーション"とかと持ちあげられれ、アニメに携わることが夢を創出するクリエイターの集まりである、という呑気な誤解に冷水をかける内容。
かといって薄給で喘いで先の保証もない、という世間的な思い込みというか偏見も冷静に否定する。
実際数は少なくとも年収数千万のアニメーターだっているからね。
では、志望者の数が以前より減ったとはいえ、なぜアニメを仕事にするのか?
本書ではリリカルな言葉でありながら強い意志の言葉としてその理由が語られることになる。
アニメーションの制作会社でも普通の会社と同じように意味のわからない序列が存在し、無神経な人間が闊歩し、妬みや嫉みが横行する俗な世界なのだよ(笑)。
一応特定な主人公はいるのだが群像劇としても見ることができる。
北久保に言わせると結構実話に近いリアルな物語、というか、モロ実話もあるらしいので、この手のゴシップ好きにもたまらないかもね(笑)。
また作者の石田敦子の描く女の子が
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背中から腰にかけるくびれた感じが色っぽいんだよね。
石田敦子も安彦チルドレンみたいなものらしいので(笑)、いい感じに独特な雰囲気をだしている。
すごく上手いよね。
ところで、タイトルの『アニメがお仕事!』って、『アニメはお仕事!』でも『アニメのお仕事!』でもない。
文法的な意味は厳密にわからんけど『『アニメが』としたところで、仕事として唯一無二なものという印象になるのかな。
そういう印象が持てる作品であることには間違いない。
本書って全7巻なんだよね。
だけどkindle版は5巻までしか出てないし、紙の本は絶版になってるような。
ぜひとも電書で出してほしい。
続きがすごく読みたいぞ。


『りこん猫 』
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AmazonでKindle版購入。
『アニメがお仕事!』の石田敦子の作品。
石田自らの結婚と離婚と再婚を描き、一緒に生活していた猫の死を看取るたびに最初の結婚の記憶や思い出がなくなっていく、という視点の物悲しさく。
オイラは結婚できてないボンクラなので(笑)、石田の最初の離婚のように、仲が良すぎて離婚するというのがイマイチ理解できないでいる。
もしかしたら本当は別の理由を隠しているのかもしれんが、オイラには多分一生理解できないような気がする。
ちなみに石田敦子の元夫というのが

『機甲戦記ドラグナー』のOPをやった大張正己。
このオープニング、むちゃくちゃカッチョいいんだが、まあなんつーか雰囲気が『トップガン』みたいで(笑)、楽観的なこの世界観に拒否反応を示して本編は観てないんだよね。
本編は観てなくてもこのOPはYouTubeで何度となく観ていたりする(笑)。


『アニメもんエッセイ~お江戸直球通信~ ノーラコミックスSP』
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AmazonでKindle版購入。
またも石田敦子(笑)。
石田敦子三連発(笑)。
これ月刊のアニメ誌に10年連載されたものをまとめたもんだけど、月一ページの連載ながら細かくコマを割って描かれるエッセイ漫画の情報量の多さに結構眩む思いで読みきったよ(笑)。
一人の女性の10年の思うところをかなり率直に描いている。
子供の頃のこと。親の事。自分の子供のこと。祖母のこと。友人のこと。親戚のこと。自分がやってるアニメについてのこと。
月一で読めばそこそこの読み応えですんだんだろうけど、これを一気に読むと結構疲れます(笑)。
褒め言葉です(笑)。
読み応えは本当にあった。
石田敦子っていい人だな、と思いもしたね。
石田のアニメを仕事にする上での矜恃というものが本当にストレートに伝わって来る。
不屈という言葉で置き換えられるかもしれん。
自分以外の人間を貶めることで勝った気になっている者に対する健全な怒りをもっている誠実な人だな。
......
と、ここまで書いて思い出した(笑)。
石田敦子ってさ
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オイラが学生の時にTVでやってた『勇者特急マイトガイン』のキャラデをやったんだ。
これオイラ観てないんだよね。
なぜかというと、その当時買ってたアニメージュとニュータイプの二つのアニメ誌でキャラクターを見たんだけど、上の画像のように男のかがストッキングみたいなのを履いてガーターベルトみたいにしてるのが絵的に我慢ならなかったのよ(笑)。
「うわ、やなデザインw」
って、このデザイン今見てもイマイチ気に入らんのですが(笑)。
まあそれはそれとして、石田敦子は上手いという事は間違いないと思う。


さあ、今週金曜日から祭りである(笑)。
初日に参加はできないが、土曜日には参加するつもり(笑)。
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by 16mm | 2015-12-13 22:19 | | Comments(2)

2015年第4回更新のお知らせ

本日メインHPにて"Colorful"をUPしました。
お暇な方、ご覧いただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。

by 16mm | 2015-12-06 19:48 | メインHPと更新のお知らせ | Comments(2)

『インサイド・ヘッド』『ターミネーター:新起動/ジェニシス』

Tokyo Gate Bridge
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α7R ILCE-7R
Contax Sonnar 90mm f2.8 Lens for G1 G2 Carl Zeiss T*
×2 panorama


大事に至るのを踏みとどまっているが、どうにもパニック障害の発作がおこりそう(笑)。
鼻の奥で鳴る音、爪と指の間の痒さetc....
普通にしてたらどってことないことが気になって不安になる、息苦しくなる。
薬をもう一段戻してもらったほうがいいかなあ。


先週土曜日、歯の治療。
左奥歯の治療については神経も抜いたし、先生に丸投げでお任せしていたが、ここに来て新たに右上の歯茎が腫れるという事態が発生(笑)。
どうやら左側の治療で意識的に右側の歯を酷使したためのようだ。
もともと歯槽のう漏で歯茎が下がっていたところに色々あって腫れた、と。
レントゲン写真によると、腫れた部分は大変な事態にはなっていないということで、帰り際に抗生物質をもらって服用することにした。
で、いつものように美形で剽軽な歯科衛生士女史がやってきて歯石取りをしてくれたのだが、あちこち治療中とあって、かなり力加減に気を使ったメンテナンスとなった(笑)。
治療後、先生と雑談。
今年はこれが最後の治療となった。


本日日曜日、ジェットバス、ストレッチ、赤外線サウナ、日が出ていないけど日光浴。
酸素カプセルはなんとなく止め(笑)。


『金平deR 完全版』
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AmazonでKindle版購入。
激上手な画と暴力的というか破滅的とも言えるギャグ(笑)。
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『まんが道』のパロディあり、更に週刊連載でありながら一年以上も休載して数週間連載してまた休載の某や(笑)、数学の教師になれるような頭脳があり画も上手い筈なのに持ち前の飽きっぽさで書き文字だけでコマを埋めたり下書きのような雑な画で掲載することを恥とも思わずタレント知識人としてTVでヘラヘラ笑ってる某とか(笑)、ファミレスのお洒落なイラストは描くけど漫画を描き続ける根気のない自称漫画家で己を"ビッグE"だとか言って自虐してるんだか誇ってるんだかわからん某とか、を、おちょくった漫画に溜飲が下がる(笑)。


『カネヒラデスカ?』
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AmazonでKindle版購入。
画のタッチを変えて振り幅のある作品。
基本はギャグの人なのだろうけど、同時にホラーやサスペンスも描ける実力がある人だ。
こういう人の漫画が、まあウけなくてもいいんだけど、最低限食えるようにしていてもらいたいなと切に思う。


『リベンジH : 1 』
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AmazonでKindle版購入。
事前情報なしで購入。
エロを期待して買ったのだが、どうもパワーが足りない。
いじめの復讐という割には強烈な印象のものにはなっていない。
なので本巻のみで続巻は読むことはないであろう。


『009 RE:CYBORG 6巻』
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AmazonでKindle版購入。
おそらく映画劇場版の『009 RE:CYBORG』との連動企画であったはずで、本巻でやっと終わることができた。
大ゴマを使いまくり。
内容はかなりスカスカ。
冒頭の003と009との関係性の部分は映画にはない部分なので興味深かったが、それだけ。
映画を観て、さらにネットにある作品の概要を理解していなければ、この漫画はまったく意味不明のものだったんじゃないかね。
この漫画だけを読んでいる人がちゃんと理解できるような最低限の演出も放棄していると思う。
正直、画の上手さがなければ途中で放棄したろうね。
コミック版の『エヴァ』のようなコミカライズの作者の独自解釈で漫画として納得できるような帰結に持って行ってもらいたかったと思う。
特に冒頭の003と009のエピソードを描いたのならそれをもっとうまく発展させてもらいたかったなあ。


『インサイド・ヘッド』
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AmazonでBlu-ray購入。
Blu-rayで鑑賞。
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毎度のことながらピクサー映画の上映国に合わせたローカライズには頭が下がるわけだが、本作は日本語吹き替えがすごく良かったと思う。
実際字幕版も見てオリジナルの声を聴きながらも観たし当然良いとは思うが、日本語吹き替えの竹内結子と大竹しのぶが最高の仕事をしてくれた。
本作の吹き替え版は強くオススメである。
で、まあ本作なのだが、ここのところ自分基準ではピクサー低調だなあと思っていた。
本作に関してもなんか地味に感じていてスルーするつもりだったのだ。
観る気になったのは毎度の宇多丸の評論で。
で、観てみたらコレがまあ(笑)。
ピクサーの『WALL・E/ウォーリー』はオイラの中では別格な存在でほぼ不動のベストなんだが、それを除けば本作は『トイ・ストーリー』シリーズや『Mr.インクレディブル』と並ぶぐらいに好きな作品になった。
脳、記憶、感情をテーマにしてこれほどのエンターテインメント作、冒険アクション的な要素もある作品に仕上げるというまあとんでもない作品だ。
世界一頭のいい人間たちが何百人も集まって何年もかかってブラッシュアップして作り上げるのがピクサー映画。
才能ばかりではなく、粘り強さと努力によって真剣に作られた娯楽作。
ピクサーの映画って結果的に大人も楽しめてるものになっているだけで、作り手の方向性はあくまでも子供に対して良質なエンターテインメントを見せようというものだと思う。
で、子供に対して作るものの大前提なのだが、雑に言うと
「子供は子供っぽいものよりも大人っぽいものに惹かれるものだ」
という理屈だ。
子供のためと称してわざといかにも大人の知恵で程度を落としたようなものはどんなジャンルでも子供は見向きもしない。
子供は今の自分よりもすこし背伸びしたようなことを言ってみたり見てみたいと思っているものだ。
その辺をおさえていない作品は作り手が上から目線で「オマエはこの程度だろ」という安易さが鼻につくものになり、結果的に誰にも興味をもたれないものになる。
そういう意味で言えば、子供向けの良質な作品というのはジャンルやメディアを問わず大人の興味も惹くものだ。
宮崎駿や高畑勲の作品がそうであったように、ピクサーの作品もおそらくそのような思想の元に作られている筈だ。
たとえば本作中盤で"思考列車"でのくだり。
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「"事実と意見"のカードがゴチャゴチャ」
というセリフの後に
「平気、いつものことさ」
というセリフにオイラなどはニヤっとしましたよ(笑)。
更に、
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このおっきな思春期ボタン(笑)。
宇多丸が評論で言っていたが、"性の目覚め"というのは本作だったらどういう風に表現されるのか(笑)。
ことほど左様に大人にとっても子供に取っても知的な好奇心を非常に刺激される作品であるのは間違いない。
それはエンディングでの映像でも如何なく発揮されていて、例えばピザ屋のお姉ちゃんの内面、バスの運転手の内面。
秀逸なのは猫の内面(笑)。
猫ってそうだよなと笑えてしまった(笑)。
とにかく脳、記憶、感情というものを一切の妥協なく擬人化して描き切る。
並大抵の発想力と持続力じゃねーよな。
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本作に出てくるライリーという少女の中の五つの感情のキャラクター。
ライリーが生まれてきて最初に生まれた感情は"ヨロコビ"だ。
これはまあ、生まれた時代、生まれた地域によって最初に芽生える感情は"カナシミ"だったり"ムカムカ"であったり"ビビリ"であったり"イカリ"であったかもしれない。
最初に芽生える人間の感情が"ヨロコビ"であるというのは非常に楽観的かもしれない。
しかしね、おそらくそのあたりを当然ピクサーの面々は考えている筈だ。
それでも、少なくとも人間が生まれ落ちた瞬間ぐらいはそれを"ヨロコビ"で肯定したいという意思が強くあるんじゃないだろうかと思う。
本作の秀逸さは、人間はなぜ"ヨロコビ"だけでは生きていけないのかという問いかけへの答えをちゃんと用意しているところだ。
いつも明るくハッピーでヒャッハーという人生を描くのではなく、少なくともそこになぜ"カナシミ"が必要だったのか。
これはおそらく自分以外の他人(家族を含む)に対する共感という感情が必要だから。
自分の思い通りに人生は進まない。
この世に生きる苦さというものを受け入れていくための感情が"カナシミ"なんだ。
物語終盤、"ヨロコビ"が"カナシミ"を受け入れて、お互いがお互いを肯定するという部分が泣けてくる。
なんつーか子供から大人になった、というと飛びすぎるんだけど、子供から人間になった、という感じがすごくオイラは腑におちたかなあ。
まあ、とにかく、とんでもねえ映画ではあるよ。
こんなの観たら次作が更にハードル上がっちゃうよ(笑)。
最後に
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ライリーの空想の彼氏(笑)。
このイケメン彼氏の使い捨てのくだりがすんごく気分良かった(笑)。
オススメである。


『ターミネーター:新起動/ジェニシス』
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DVDレンタルで鑑賞。
劇場公開時に観て、ジム・キャメロンの絶賛とは裏腹に(笑)げんなりとした印象で映画館を後にしたのも最近の話(笑)。
完全に気まぐれでの再見。
が、ハードルが極限まで下がっていた所為か、再見は結構面白く観れてしまった(笑)。
いや、本作が『マッドマックス フューリーロード』なみに良かったというわけでもちろんなく(笑)、まあ普通に面白かったという程度(笑)。
特にジョン・コナーが世界観を説明する部分は、色々グダグダな感じは否めないと思うのだが、リブートしつつ新しい解釈の元に新作を作り上げたということに関しては素直に感心したと言っていいのかもしれん。
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今回サラ・コナーを演じたエミリア・クラークは魅力的だったと思う。
別に彼女の胸ばっか見ていたわけではないが(笑)。
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T-1000のイ・ビョンホンの役柄が作品のなかで中途ハンパな印象なんだよね。
本作で前半の脅威となる部分をイ・ビョンホン演じるT-1000が担ってるにもかかわらず、物語中盤から
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スカーフェイスなキューピー野郎のジョン・コナーが全てをもってっちゃうからT−1000の印象が非常に薄くなっています(笑)。
なんかイ・ビョンホン、損な役だなあと思ったよ(笑)。
本作に限らず、途中から悪役が変更される作品って結構あるけど、これって全体の構成で上手いかないと思うんだけどねえ。
悪意の印象が散漫になって統一感がなくなる。
本作だったらイ・ビョンホンのT-1000ってそもそもいらないんじゃないの。
まあそれはそれとして、おそらく、このシリーズの続編が作られるとしてまたもキャスト一新のリブートになるんではないかと思う(笑)。


今週末は心療内科。
薬について相談するつもり。

by 16mm | 2015-12-06 19:43 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Comments(2)