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『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 2』

先週、定期券の更新を忘れる。
と言ってもたかだか一日だけなんだが、更新が7月末と頭でわかっていながら、あとひと月あると思い込んでいた己の頭の構造が信じられない(笑)。


先週土曜日、歯の治療&メンテナンス。
いつものように美形で剽軽なドS歯科衛生士女史に歯石をとってもらう前に前回の治療の状態を聞いてきた。
女史「その後お加減いがかですか?」
オイラ「いまだに太り気味です」
女史「......」
オイラのライトなギャグでその日のメンテではいつも饒舌な女史を無口にさせてしもうた(笑)。


サラサクリップ1.0 ジェルボールペン
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落書き用に各種メーカーのものを購入しては
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Pen Vise(ペンバイス)に入れて落書きをしている。
ただサラサクリップ1.0 ジェルボールペンの銀は落書きには向かない。
描いた線が反射して見えにくくなるので、線が追えないのだ。
銀はどちらかというと主線ではなく効果のためのものだと改めて認識。
まあそれでも使い切るけどね。


Logicool ロジクール MX2100sGR MX Master 2S
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先週エントリしたネタの後日談。
このマウス一つで最大三台のマシンを使うことができるのだが、ペアリングするのにBluetooth Smartの規格が必要で、オイラのMacにもWinにもその規格が搭載されていなかった、というのが先週までの話。
マウス購入時に同梱されているレシーバーがあるので一台はこのマウスが使える。
で、発売元のロジクールに電話したところ、弊社の一番安い無線のマウスを購入してそのレシーバーをMaster 2Sで使っていただければ、とのアドバイス。
ロジクールではレシーバー単体での販売はしておらず、オススメはしないがAmazonでレシーバーだけの販売出品をしているが値段的にはロジクークの最安マウスと変わらないとのこと。
というわけで、会社帰りに家電量販店でロジクールの最安マウスを購入。
1100円ぐらい、だったかな?
で、このマウスのレシーバーを追加したら、MacとWinでカーソルの行き来ができましたよ(笑)。
試しにWinからMacに2G程度のデータをカーソルでのコピペをやったのだが問題なかった。
今まではWinにUSBメモリーをさしてそれにコピペし、更にそれをMacにさしてコピペしてきたんだが、すくなくとも工程がひとつ減る。
データの行き来が楽チンになった。
まあ結果的に14000円のマウスとなっちゃったんだが、楽チンさを買ったと思えば妥当だと感じられる。
マウスの使い心地は今後使い続けなければわからんが、反応がちょっと悪いかなと現状感じてたりする。


なんとなく中断している部屋の整理を夏休みに再開したいもんだ(笑)。


久方振りに書店で雑誌ではない本を購入。
「カバー、おつけしますか?」
という店員さん。
そうだ、単行本買ったりした時にカバーをつけてたんだっけ
この感覚、本当に久しぶりだなあ。
カバーの紙を折々して本に被せてくれる様をずっと見つめる。


『ありがとう、うちを見つけてくれて 「この世界の片隅に」公式ファンブック』
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書店で書籍購入。
描き手が有名無名に限らず、オイラはこの手の二次創作的なものを普段買わない。
二次創作に興味がわかないという理由だ。
しかしこの『この世界の片隅に』についてはなんとなく購入してしまった。
本当に少ない劇場から始まり、リピーターと口コミで劇場数と動員を増やしていって、いまだに上映している劇場があるのだ。
Blu-rayが発売される告知があったにもかかわらず、だ。
この、本当になにもかもがささやかな祈りのようなもので始まり、完成し、上映にこぎつけた作品。
ジブリ映画でもなく洋画の大作でもなく、主演女優は色々めんどっちい(笑)問題を抱えていたにもかかわらず、大きく広がっていった本作。
これを自分以外の他人はどう見たのか?ということに興味をもった。
ちばてつや、吉田戦車、谷川史子、田亀源五郎、高橋留美子、etc.....
世間がなんとなく右傾化してるように感じ、それを是認しているような昨今。
たくさんの作家がこの作品のメッセージを率直に受け止め、それに対する返信として自分たちの言葉でそれぞれに語っている。
それを読めて心底ホッとした気分になったのだ。
町山智浩と片渕須直の対談や のん と こうの史代の対談も収録されている。
本作の原作者、映画のスタッフ、クラウド・ファンディングで映画製作を支えた人たち、上映した劇場の人たち。
そして本作を観た全ての人に感謝したい気持ちである。


『少女ファイト(14)』
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AmazonでKindle版購入。
単行本前半のストレートな戦いと葛藤と、後半の権謀を含めた複雑な心理戦的な展開。
戦って勝つということが綺麗事だけではないのがマジなスポーツの世界だよな。
女の子が健気に真面目にスポーツに没頭する漫画というだけではないというのはこれまでの本作を見てきてもわかっていたつもりだったが、よりビターな展開になっていくようで楽しみである(笑)。


『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 2』
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ネタバレあります。
AmazonでBlu-ray購入。
1978年のオリジナル『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』を踏襲しつつも現在の理屈にそぐわない(オリジナル版ではガミラスからの航海後一年で地球は完璧に復興し新造の最新宇宙戦艦も就航しているという驚異のスピード(笑))部分をシリーズ構成・脚本の福井晴敏をアサインすることで見事に変更修正していると思う。
オリジナル版は当時のプロデューサーの観客をメロメロに泣かせるための手段として、登場人物を片っ端から殺していくということをした(笑)。
で、まあ当時の観客はそれにまんまと引っかかってメロメロに泣き崩れて、映画は大ヒット(笑)。
逆にその後の反動として"愛"なる言葉がずいぶん長いこと嘲笑の対象になった(笑)。
今度のリメイクがどんな顛末になるか、今の所予測がつかないのだが
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第4話で海底ドックでの攻防のシーンでオリジナル版の展開なら死んでもおかしくないこの四人が生き残ったことからすると、オリジナル版のような登場人物の大殺戮はないかもしれないなと、ちょっとホっとしている(笑)。
死亡フラグがたっているとしか思えないような状況下でそれをしなかったわけだからね。
今回色々見応えのあるヴィジュアルがあったが秀逸なのは旧作でもあった防御システム(笑)
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アステロイドベルト(笑)。
旧作のそれは岩石にリモートセンサー?を打ち込んで敵のミサイルなんかに岩石をブチ当てるという防御のシステムであったが、本作では
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ヤマトを球体状に岩石で取り囲んで防御するものに進化。
旧作が岩石を二次元的なサークルで配置したのに対し、本作では三次元的なスフィアでヤマトを取り囲む。
ヤマトの波動防壁が始動するまでのタイムサスペンス的な感じで攻撃により岩石が減少していく。
なかなかスリリングであった。
今後が楽しみな本作であるが、前作の『2199』に比べて微妙にキャラクターの作画がイマイチな感。
普通に観てたら問題ないんだが、前作のキャラデをしていた人が作画監督として入ってないのがその微妙さを生んでいるような気がする。

by 16mm | 2017-07-30 20:22 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)

2017年第3回更新のお知らせ

本日メインHPにて"Fight Club"をUPしました。
お暇な方、ご覧いただければ幸いです。

by 16mm | 2017-07-23 20:40 | メインHPと更新のお知らせ | Trackback | Comments(2)

Logicool ロジクール MX2100sGR MX Master 2S『満腹!この○○がエロい!!』

どうにもこうにも先週の疲れが抜けず、週末土日はほぼ寝たきり。


先週土曜日、銭湯にストレッチ、寝湯、日光浴。


ミカエル・ニクヴィスト 死去
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スウェーデン版の『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』に主演していたミカエル・ニクヴィストが肺がんで亡くなったとの報。
56歳。
ハリウッドの映画にも出演して、知ってる人も多くなってきたはずで。
まだまだ若いよ、死ぬのは。
非常にもったいない。
ご冥福をお祈りいたします。


ジョージ・A・ロメロ 死去
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映画やゲーム使われている"ゾンビ"という設定を考え出したジョージ・A・ロメロが死去の報。
この人が"ゾンビ"という設定を発明したおかげでエンターテインメントとして表現が広がって、楽しいものになったと思っている。
"ゾンビ"ってのは本当に偉大な発明だ。
この発明がなければゲームの『バイオハザード』だってなかったんだから。
ご冥福をお祈りいたします。


『Ready Player One』

来年公開のスピルバーグの映画。
派手な映像に圧倒されるが、スピルバーグはこのVR(ヴァーチャル・リアリティ)が根付いている世界を暗く貧困さの進んだ世界観として描いているのかな。
現実は貧しい生活であってVRによって貧乏人は現実の貧乏を忘れさせようとしている。
予告編にはデップーとかアイアンジャイアントが出て
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明らかに『AKIRA』の金田バイク的なものが出てるがな(笑)。
『シンドラーのリスト』のような暗くハードなSFを期待したい、が、無理かなあ(笑)。


vaioに積んでいたBS用のチューナーアプリが不調だったためインストールしなおす。
以前録画したデータも無事のようで安心する。
なるべく早急に録画データをBlu-ray焼かなくては。
今年の傑作
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『龍の歯医者』がBlu-ray化されなさそうな憂き目にあいそうなので、一応一つはBlu-rayに焼いたが、もう一つぐらい予備で焼いておこうかな。


Logicool ロジクール MX2100sGR MX Master 2S
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近場の家電量販店で購入。
最初にこのマウスの見たのはYouTube。
割り当てがカスタマイズできるボタンが複数付いている上に、手にうまく収まるようなフィット感のある形状。
ガラスなどの表面でも精確にトラッキングできるレーザーセンサー。
これまで長年
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Apple純正のマウスを使ってきたのだが、形状の背が低い上に正直オイラには使いづらいことこの上ないものであった。
更に結構このマウスが電池を喰う。
ずっと他に自分に合ったマウスはないものかと思いつつダラダラ使い続けていたのだ。
ダラダラ長年使い続けていても、慣れないものは慣れない(笑)。
で、今回のLogicool ロジクール Master 2Sである。
形状がカッチョいい上にフル充電で70日間つかえると。
消費電力も低く抑えられているらしい上に充電のスピードも早い。
いいことづくめである。
更に今回このマウスを購入するに至った最大の理由は
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このマウス一つで最大三台のマシンを使うことができるのだ。
一種のデュアルディスプレイみたいなことができると。
ひとつのマシンには製品に同梱されていたレシーバーをUSBに差し込んでペアリング。
その他はBluetooth Smartでペアリングする。
Logicool ロジクール Master 2Sで動くカーソルが複数のパソコンを行き来して、同じネットワーク内であればPC間のデータのcopy and pasteもできちゃう。
オイラもMacとWINを並べて使っていて、いちいちマウスを持ち替えるのが面倒に思っていたので、それこそこの製品のこの仕様を見た時
「これだ!!!」
と思ったですよ(笑)。
価格13214円。
安い、安すぎるぅぅぅぅぅぅぅ!(笑)
今時ちょっと多機能なカッチョいいマウスだって5000円しないですよ(笑)。
それでもね、amazonのレビューでも高評価だしね。
これで長年の不便さが解消できる。
この値段は製品の的確な対価なのだ!!
.........
が!(笑)。
シレッとBluetooth Smartと前述したが、このマウスがペアリングできるBluetoothの規格はBluetooth Smartであるらしいというのが購入後発覚(笑)。
製品仕様をよく読んだらiMacは2013年初旬以降のもの
WinはWindows 8以降を搭載かつ、Bluetooth 4.0以降対応のパソコンがMX Masterとの互換性があります、とかいてあるじゃまいか(笑)。
オイラの自宅でつかっているMacとWinマシンのどちらも上記の規格外であり、Bluetooth Smart規格に準じていないことが判明(笑)。
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つーかBluetoothにそんな規格があるということを知らなかったオイラの無知さ加減の問題である。
BluetoothはBluetoothで問題なく繋がるもんだと信じて疑わなかったのだ(笑)。
さあ皆の衆、嗤ってくれ給え(笑)。
かろうじて同梱のレシーバを差し込めば一台は使える。
が、複数のパソコンをマウスが行き来できるという機能で出した13214円(笑)。
正直カッチョいいとか充電機能がついているだけで大枚をはたいたわけではない(笑)。
複数のパソコン間で行き来ができないとなると13214円は
高い、高すぎるぅぅぅぅぅぅぅ!(笑)
と相成った(笑)。
まあ形状的な部分その他は非常に満足しているのでMac専用のマウスとして使うつもりである。


『満腹!この○○がエロい!! 2〜4巻』
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AmazonでKindle版購入。
つーかKindle版しか出ていない。
ある程度売れれば紙の本もでるとのこと、らしい。
オイラは完全に電書で買って読むことになれてしまっているので、電書だけでてくれれば良いと思っているのだが、作者としてはモノとして実体のある紙での単行本化というのを望むんだろうね。
しっかし金平守人ぐらいの漫画家であっても紙で出す出さないという問題にさらされるとは。
金平が半分自虐的に自分の漫画はコマ数が多くてセリフが多いから読者に敬遠される、なんてことを語っているが、そんなに読者は漫画を読むのを面倒に感じるようになったのだろうかね?
オイラなどはコマ数やセリフの多さというのは情報量の多さというものと肯定的に受け取って楽しめているんだが。
金平は何と言っても画巧さと、本作で言えばエロにまつわるネタを極限まで引き出して笑いに持って行こうとする尋常ではない熱意がオイラにとっては非常に心地よいのだ。
言うなれば金平の漫画ってアンコが不恰好にはみ出たたい焼きみたいなものだと思う。
一見アンコ入れすぎてあちこちはみ出て不恰好だけど、あんこが多いんだから冷めても美味いわけじゃん。
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もう"A"に●を二つつけたらこれ以外に見えなくなってもーた(笑)。


今週末は歯のメンテナンス。

by 16mm | 2017-07-23 20:37 | | Trackback | Comments(2)

『カーズ/クロスロード』『銀魂』

先週土曜日、歯の治療とメンテナンス。
右上の歯茎の腫れと左上の虫歯である。
左上の虫歯はいつもの美形で剽軽なドS歯科衛生士女史がチェックで口の中を覗き込んだ時に見つけやがった(笑)。
女史、ニンマリして
「センセ〜、虫歯見つけましたぁ〜」
と密告されて治療されることとなった(笑)。
女史とは甘味処とお互いの血糖値の話をし、先生には戦闘機やら空母やらの剣呑な(笑)話を伺う。


先週土曜日、電話回線をNTTからauの光に変える工事。
一部の機器不良があったものの90分ほどで全部終了。


今週日曜日、銭湯にストレッチ、寝湯、日光浴。


町山智浩のTwitterから
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なんてクリソツな(笑)。
ぜひともスコセッシの監督で観たいものだ。


Twitterでの話。
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オイラはこの航空会社の対応が非常に粋であり素敵だなと思った。
世の中骨壷に収まった遺骨も気味が悪いと言う人もいる。
オイラだってまともにガイコツの形の骨だったら良い気はしないけど、バックに収められて骨壷ともわからないような配慮をされているんだったら何の問題もないだろうと思っている。
他人から見たら遺骨でしかないが、身内にしてみれば自分の家族以外の何物でもない。
その気持ちを慮り共感する態度というものを常に身につけていたいものだ。


『ドミトリーともきんす』
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AmazonでKindle版購入。
ずっと気になっていた本。
しかし、電書づいているオイラは気になる本でも電書でないと買わないようになってしまった。
そんな本がたくさんあるなかで、本書もその一冊であった。
したら電書になってましたよ(笑)。
紙の本が出てから2年半待ったことになる。
で、読んでみた。
まあなんつーか、開いた口が塞がらねーというか(笑)。
よく"多様性"という言葉がつかわれる。
今までにないものが世間に出た時の衝撃を表す言葉とも言える。
"今までに見たことがない作品が大ヒット"
などと。
しかしね、オイラを含めて今まで見たことも感じたこともないような作品に触れた時、だいたいにおいて最初に感じるのは違和感だと思う。
本当に体験したことのないものを自分の血肉にするには時間がかかるものだと。
自分になぞらえば大友克洋を最初に見た時がそうだ。
藤子不二雄でも石井いさみでも安彦良和でもない文脈からでた大友の画に当初好感をもつというより反発の方が大きかったように思う。
なので"今までに見たことがない作品が大ヒット"というのは矛盾しているとしか思えない。
大ヒットしたのはある程度多くの人間が許容するものを持っていたからに他ならない。
多くの場合、"個性的"であるとか"多様性"などの言葉はその実態に対してまったく考えたことのない人間が無責任に言う言葉であり、会社的にも商業的にも本当はそれらをまったく望んでるわけではない。
多種多様で個性的な人間が集まって管理された社会や会社が運営できるはずがないだろう。
なので商業的なものや会社の方針の惹句としての"多様性"なる言葉をオイラは1ミリも信じていないのである。
前段が長くなった。
この『ドミトリーともきんす』であるが、今までの漫画にはない非常に個性的な漫画である。
『DRAGON BALL』や『AKIRA』。
いま売れ筋の漫画が何か分からぬが、それら世間的に楽しまれている漫画を尺度にするとはっきり言えばつまらなく感じるだろう。
だいたい本書のテーマが実在した物理学者達の話をベースに短いセンテンスで描かれているから。
エロもグロもアクションもない(笑)。
いわゆる"How to〜"モノに近いと言えば近いのだが、やっぱりオイラからすると漫画なのだ。
朝永振一郎、牧野富太郎、中谷宇吉郎、湯川秀樹。
教科書のなかにしかいない世界的に有名な科学者たちが非常に身近な存在として感じられるように描かれている。
物理学、量子力学、etc...SF作品のようにも思える。
全体的にものすごく感動的に面白かったんだが、後半部分の「数」のフィクションとノンフィクションの話と、科学と詩の話がすごくすきだ。
これは湯川秀樹の言葉や本からの引用である。
作者の高野文子が硬い数学の世界の人々の内実に触れて、おそらく自分が感動した部分を漫画として再構成したのだと思う。
悪く言えば既存の本の紹介文ということになるんだけど、じゃあこの高野ほどの紹介文を描ける人間が他にいるなら教えて欲しい。
そもそもこの高野の作品はかなり特権的な作品だと言える。
まず物理学者の紹介漫画というざっくりしたテーマで描きたい、またはおもしろく描けると思った人間は高野文子以外にいなかったろう事実。
更に新人漫画家がこれをやりたいと言ってもやらせる編集者はいないという現実。
だれも見たことのないような個性的な漫画というものは読者にウケるかウケないかわからないもので、だいたいにおいて予測できる範囲のテーマでしか編集者は漫画家に漫画を描かせようとしないだろう。
ではなぜ、この超個性的ともいえる本作が世に出たかといえば、紛れもなく作者が高野文子だからだ。
超がつくほどの寡作な漫画家であり、広く大衆ウケする漫画を描いているわけでもない。
しかし、出版社としては売れ筋の漫画が必要であるのと同じぐらい、枠は小さくても芸術的とも文化的とも言える漫画を描く人間も欲している。
売れ行きは小さくても読んだ人間の絶賛の度合いが強い作品。
高野文子の作品というのはその中に入っている
この人ほど絵柄のタッチを常に変えまくって作品を出してきた漫画家を他に知らない。
天才という言葉を安易に使うのが高野を逆に低く貶めるような気もする。
天才少女というかね、努力家の職人というべきか。
さて次作はいつ読めるであろうか(笑)。
それよりも旧作の電書化を是非とも。


『Batman: Gotham by Gaslight』
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AmazonでKindle版購入。
日本語訳がされているわけではないのだが、作画をしたマイク・ミニョーラの画を見たかったから購入。


『ど根性ガエルの娘 1』『ど根性ガエルの娘 2』
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AmazonでKindle版購入。
以前電書でアスキーから出ていたものを購入していたが、とりあえず新装の白泉社版も購入。
巻末の大島永遠の対談が1巻2巻についている。


『猫のお寺の知恩さん(4)』
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AmazonでKindle版購入。
日常にある些細なはずのエロスを的確に描く手腕の見事さ。
この些細なディテールが人によってはフェチとして刻まれるわけだ。
この漫画を読んで自分が忘れていた幼少期のフェチな体験を掘り起こしたよ(笑)。
それが何かは言わないけど(笑)。


『BLUE GIANT SUPREME(2)』
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AmazonでKindle版購入。
異国ドイツで演奏のパートナーを情熱的に探し出す。
この漫画を見てると情熱と努力があればできないことはないように思える。
が、実際はそうではない。
常人がもちえない度を越した情熱とパない努力があればできるんだと思う。


『勝つために戦え!〈監督ゼッキョー篇〉』
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AmazonでKindle版購入。
紙の本ではすでに購入済みであったが電書でも購入した。
まあなんつーか、一種の評論の本であるので俎上にのったスタンリー・キューブリックやエリア・カザンやらに対しては結構辛辣に評していて、それなりに腑に落ちたりもするんだが、自分のことになると客観的なんだか甘々なんだか(笑)。
リドリー・スコットを自分のライバルなんて言ってるけど、おそらく当のリドリー・スコットは押井守なんて歯牙にもかけてないだろうし、名前もしらんかもしれんのに(笑)。
言い訳として自分は絶対に間違ってないと言い切ってる感じがね、微妙に鼻につきますね(笑)。
それでも全体として能書きが面白いのでいいですけど。


『ワンダーウーマン』
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町山智浩の解説を聴いたらすっげえ楽しみ。

女性参政権とのからみとか
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こんなこともあるとか(笑)。
さらにこの『ワンダーウーマン』の原作者の物語も映画化されるらしい。
内容もなんとも悩ましい感じ(笑)。
早く観たいものである。


『カーズ/クロスロード』
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ネタバレあります。
先週土曜日。
109シネマズ菖蒲。
予告編や上の画像からクラッシュするライトニング・マックィーンのイメージが暗くハードな予感を感じ取って期待していた。
サブタイトルの『クロスロード』というのも人生の岐路にあたり、新人の台頭によってトップにい続けることができなくなった者の焦燥を描くんだろうとも思っていた。
新人達の台頭によってライトニング・マックィーンの世代が引退を余儀なくされている。
それを覆す為にライトニング・マックィーンがトレーニングによって返り咲いていこうという話なんだけど、結局、それは不可能であるということがクライマックス手前で分かっちゃう。
分かった時点でマックィーンは引退するべきなんだけど、往生際悪くレースに出場。
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そのレースもマックィーンのトレーナーである若い女の子に途中から自分の代わりに走らせるわけ。
元レーサー志望の女の子なんだけど、レーサーになるという最後の一歩を踏み出せなかったがために夢を諦めざるを得なかったというね。
で、まあ最後にこの女の子が優勝しちゃってトレーナーからレーサーになるという顛末。
レースの終盤でマックィーンが自分のトレーナーの女の子にレースを託して走らせる展開というのは、正直にいうとかなりグっときた。
ちょっと感動的なシーンだと思った。
ただね、こんなレースの途中で走るのが変わるってのはアリなのか?
いくらマックィーンと同じナンバーをつけてるからってさ。
これって、フルマラソンを走ってるのに給水所でゼッケンを付け替えて違う人間が走るようなもんじゃない?
駅伝じゃん、これって。
なんかすげえインチキしてる風にしか思えん。
レースの前の練習でライトニング・マックィーンはトレーナーの女の子に走りで負けてるわけだよ。
だったらさ、そのトレーナーの女の子をマックィーンと偽って最初からレースで走らせるべきだった。
更にそのトレーナーの女の子が優勝したら前半走っていたライトニング・マックィーンも同立一位だと。
さらに更に、マックィーンはその後引退もせずに走り続けると。
なんかやってることがものすごく噴飯ものでこれが正しい主人公のあり方とは思えん。
新人のレーサーはマックィーンを尊敬していて鼓舞するために悪態をついていたのだと思ったんだが、最後まで観たら単なる感じの悪い若造でしかなかったと(笑)。
この若造ってさ、このシリーズ最初のマックィーンみたいであるべきだと思ってたんだけど。
シリーズの第1作は若造のマックィーンに製作者達の思いを託していた筈で、それは自分たち若い世代が古い世代を追い抜いていくも、一定の敬意を払うという風に描いていた。
が、本作は若造は年寄りから見たら無礼で不躾な者達だという風に規定しているんだと思う。
これは本作の製作者達の若い世代へのストレートな恐れなのかな。
なんか全ての展開、全ての登場人物が浅い性格設定に終始していて観終わった感じがオイラはあまり良くなかった。
部分部分で感動的なところはあるものの最後で全て台無しにしたような。
なんとも往生際のわるいヤツだなということでまったく共感できなかった。


『銀魂』
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今週日曜日。
109シネマズ菖蒲。
漫画の原作は読んでないが、TVアニメ版はおもしろく観ていた。
今回の実写版は監督が『変態仮面』の福田 雄一ということでの期待があった。
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それから小栗旬ってすげえな。
演じることへの貪欲さというのは尊敬に値するね。
漫画の原作だろうが直木賞作家の脚本だろうが、分け隔てなく自分の興味をストレートにだしているのが好感が持てる。
ちゃんと銀さんになっていたよ。
ただね
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アニメ版を長く楽しんでいた所為かオイラにとっての銀さんの声って杉田智和の声なんだよ(笑)。

なので小栗旬が全体的にいい演技をしているんだが、声の違和感というのがなんとも拭えず(笑)。
どうせなら小栗の声を過ぎたがアフレコすればよかったのにと思ったりした。
まあそうは言いつつも、映画は劇場で観客の笑いもあり面白かったんだが.............
が。
長すぎる(笑)。
これ130分あるんだよ。
30分切って『変態仮面』と同じぐらいのランニングタイムにすればよかったのだ。
アニメ版もそうだがたまにシリアスな展開もあるんだけど、それはTVの30分の枠のなかでタイトに挿入してるから気にならない。
実写版はシリアスなエピソードもそれなりに力入れちゃってるから時間が長くなっちゃう。
冒頭のエピソードのカブトムシ取りのエピソードのような面白くて下品なネタで押してくれればすげえ傑作になったんだろうな。
予算が多くなると色々詰め込んで頭良さげな部分も出そうといういやらしい気持ちがでてくるんだろうけどね。
せっかく小栗旬が下品にやってるんだから、それを突き詰めて欲しかった。
んで90分ぐらいだったら最高。
惜しかったなあ。

by 16mm | 2017-07-17 20:11 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)

『メアリと魔女の花』『ライフ』

先週土曜日、心療内科。
パニック・ディスオーダーの症状は治まっている旨を担当医に伝える。
おそらく季節的なもので鼻づまりや息苦しさを感じさせる要因が少ないからとも思われる。
処方されているパキシルも少量になっているのでこのまま様子見ることで同意する。


友人夫婦に星乃珈琲店に連れてってもらってからというもの、割と喫茶店づいている。
普段酒を飲むこともなくなったわけだし、行きつけの喫茶店を見つけるというのも悪くない。
ちょっと集中してなにかするのに丁度いい気分転換になるようだ。
で、歯のメンテでお世話になっている美形で剽軽なドS歯科衛生士女史に教えてもらったコメダ珈琲店に行ってきた。
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星乃珈琲店とは違う感じだが、明るくて落ち着きのある店内。
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モーニングのパンとゆで卵とミックスサンドとブレンドコーヒー。
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で、人気なシロノワール。
う〜ん、クロワッサンのような生地のフワフワな食感のパンの上にソフトクリームがのっていて、さらにシロップをかけて食べるという血糖値ゲキ上がりな逸品(笑)。
これがンマい。
大きさは星乃珈琲店のスフレのの大きさぐらいだと思ったらいいかもしれない。
甘さもクドくないしオイラ好み。
今まで何回かこのコメダ珈琲店に行ったものの、いつも満員で待たなければならなくて断念し続けていたのだ。
やはり昼近くになると混んでるくるようだった。
今後は星乃珈琲店とローテーションで通おうかと思う。


本日日曜日、銭湯に寝湯、ストレッチ、日光浴。
ボイラーか何かの不調か?13時30分まで場内に入れず。
久々に太陽が出てくなかでの日光浴。


『中年スーパーマン左江内氏』
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AmazonでKindle版購入。
ちょっと前に堤真一と小泉今日子でTvドラマ化していたんだが観逃してしまっていた。
演出が『変態仮面』の福田雄一だからBlu-rayが出た暁には観るつもりである。
原作は藤子・F・不二雄で1977年の作品。
今から40年前の作品ながら今読んでも面白い。
40年前といえば、オイラ、漫画家志望で藤子不二雄にファンレターを書き返事をもらって喜んでいた頃だ。
『ドラえもん』や『キテレツ大百科』や『バケルくん』などを読んでいた頃、一方でこんな大人向けも描いていたんだなあ。
その頃の漫画家の底力と多様さは驚異的だよなあ。


『極厚版『軍鶏』 巻之壱』
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Kindle版はこの巻だけ無料
紙の単行本では持っていた。
この最初の頃は結構すきだったのだが、途中から原作者の作画家が揉めたらしく、後半は作画家主導で描き進められるも非常に残念な展開となり、ガッカリな作品になっちゃった漫画。


『応天の門 7巻』
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平安時代を舞台にした探偵モノである(笑)。
菅原道真がホームズで在原業平がワトソンである。
画の艶っぽさは相変わらず。
読み進めるのが楽しい。


『ホームメイド 1』
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相互に関連する短編の連作といった感じ。
内容は男のオイラには突飛すぎてついていけない(笑)。
が、女性にとってはある種の夢物語として成立するんだろうなと思う。
それよりもオイラにとっては谷川史子の描く手足の長い軽やかの描線の美しさに感じ入っている次第。


『ファブル 既刊10巻』
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Kindle版。
3回目ぐらいの全巻再読。
この凶相とも言える目つきの悪いブサイクが主人公(笑)。
しかし、読んでるとコイツがもう唯一無二の魅力的なキャラクターになり、「兄(あに)さん」と呼びたいぐらい(笑)。
オイラが女だったら「抱いて」というぐらい(笑)。
シリアスともお笑いともつかないような、いや、超シリアスでリアルな物語だ。
特A級の殺し屋が一年間殺しをせずに普通の人間の普通の暮らしをしなくてはならないというのが骨子で、今の所主人公がのファブルが手を下して殺しを行なっているのは第1巻のみ。
殺人マシーンが普通の人間になる。
『ピノキオ』みたいなものだろう。
ただ童話の方のピノキオはうまい話にとびつく愚かなヤツだが、ファブルは社会性や常識は皆無であるも無茶苦茶頭がいい奴なのだ。
ファブルが普通になるというのは社会性を身につけて殺しのための精神構造を低下させる意味合いがあることを作中で宣言されている。
かなり前の巻からの伏線を後の巻で回収したりと構成も見事。
今一番ハマってて面白い漫画だと言える。
色々先読みして展開を考える楽しみのある今時稀有な作品だと思う。


『ど根性ガエルの娘 3』
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『ど根性ガエル』を描いた吉沢やすみの娘が描く家族という地獄の物語。
言い方は悪いが、『ど根性ガエル』を描いた吉沢やすみはそれしか代表作がないいわゆる一発屋だ。
しかしこの『ど根性ガエル』という作品は時代を経てもそれぞれの時代にあったものを入れこめる非常に良質な器だと言える。
原作漫画が終わったた数年後に二度目のアニメ化がされ、CMのキャラクターに使われ、実写のTVドラマ化もされた。
非常に稀有な作品。
時代を超え続けている作品を持っている作者というものは、誰も持っていない宝石のようなものを見せびらかしているようなものだろう。
時代を超える作品が一つでもあることの重要性というものは描いている人間にしかわからない。
多くの人間はそれ以降の作品が『ど根性ガエル』に及ばないことに対して、いともたやすく”一発屋”のレッテルを貼る。
その”一発屋”というレッテルは『ど根性ガエル』の呪いとなって作者のその家族にまで疲弊をもたらす。
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この手の話はどちらがどう言おうと真相は他人にはわからない。
しかし、この吉沢やすみの娘である大月悠祐子が描く『ど根性ガエルの娘』を読む限りにおいては、大月VS 吉沢家という対立構造になっており、その意味では父親も母親クソだと感じられる。
思うような作品が描けずにギャンブルに熱中して子供の財布から金を抜き取る父親の吉沢やすみ。
それと知っていながら父親側につく母親。
オイラが読んでも反吐がでるほどのクズ親だと思う。
当初この作品はアスキーから出ていたのだが、どういう理由かわからぬが途中で打ち切りとなった。
おそらく家族の再生として丸く幸せな終わり方にしようとした編集者側と作者が対立したんではないかと推測する。
オイラも読んでいてこれが打ち切りになるような漫画だとは思えなかったからね。
その証拠に今掲載の場を提供しているヤングアニマル編集トップの3人一人は羽海野チカと『3月のライオン』を立ち上げた編集者)がそろって『ど根性ガエルの娘』を高く評価して掲載を熱望したからだ。
つまりアスキーの編集者がヘボだったということなんだろうと思う。
作者の大月はこの物語を綺麗事で終わらせることが出来ないという覚悟の上でどのようなことを描こうとしているのか。
単なる両親に対する恨みつらみを描こうとしているとは思えない。


『メアリと魔女の花』
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先週土曜日。
109シネマズ菖蒲。
監督の米林宏昌のこれまでの『借りぐらしのアリエッティ』『思い出のマーニー』の中では一番面白かったと思う。
一番面白かったといっても前2作のオイラの評価が低いからに他ならない。
冒頭、アバンタイトルの動きやアクションなど諸々がすごく良かった。
そういう意味ではツカミはバッチリだったわけだ。
期待できるな、と。
ただそれもアバンを含めたアクションのシークエンスのみ。
多くの人は元スタジオ・ジブリという眼で本作を見て満足したんだろうか?
赤毛ザルと揶揄した男の子に向かって
「私はメアリ・スミスって言うんですぅ」
なんていう自己紹介の仕方を今時やるか。
メアリに話しかけているつもりで顔を向けたら本物の赤毛ザルだったというギャグシーンがあったが、どうにもその緊迫したシーンにそぐわないと感じた。
言うまでもないがこんな演出を宮崎駿も高畑勲もやったことはない。
宮崎も高畑も笑える場面は作るが、その作品のそのシーンの緊張感に準じたものを的確に提示していた。
例えば『天空の城 ラピュタ』の"バルス"のシーンでギャグはいれない。
更に言えば宮崎駿なら本作の冒頭で墜落していった赤毛の魔女がどうやって生き延びたかをきちんと画で説明したろう。
原発事故を明らかに意識した底の浅い展開もあからさますぎて鼻につくことこの上なし。
そもそもそれをやった主要人物がなぜ罰せられない。
早い話がなぜ殺さなかった?
魔法のホウキ小屋の番人ってのが出てくるんだが、どんな状況でもその状況に無関係なセリフしかはかない。
このネズミに似た番人の状況に対する共感性のなさにイラつく。
キャラクターデザインにしても、いまだに宮崎駿タッチのジブリのラインを多少リファインした程度のデザインだ。
これは宮崎駿がやるから生きるデザインで、一から作るのなら監督の感じる現代性を加味してしかるべきではないのか?
そもそもであるが、ジブリ出身者ってなぜ児童文学を下敷きにしたがるのか?
宮崎や高畑が児童文学などと下敷きにしてるのはそれが彼らの幼少期の娯楽だからだ。
オイラだって児童文学ぐらい読んできたけど、それよりも多く漫画を読んできた。
宮崎や高畑の時代には熱中するような漫画がなかっただけのことだよ。
それに宮崎や高畑は完全に児童文学をベースにしているわけではなく、それ以外の莫大な教養の積み重ねがあるわけだよ。
なんか 米林宏昌やプロデューサーの西村義明が児童文学から想を得て、なんてのを聞くと、漫画をベースにするよりも児童文学の方が高尚だから選んでいるんじゃないの?と勘ぐりたくなる。
米林と同世代の他のアニメーションの監督が先進的なことをやっているのに、元ジブリは相変わらず上から目線で自分たちが周回遅れしていることも認識してないんだろうね。
これを宮崎・高畑に自信をもって見せることができる心臓だけは褒めてやろう(笑)。
まあ、なんだ、実写版の小栗旬が主演した『ルパン三世』よりは面白かったと思います(笑)。


『ライフ』
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先週土曜日。
109シネマズ菖蒲。
多少ネタバレあります(笑)。
まあ普通に面白かったかな
本作
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真田広之が出てるんだが、役としては結構オイシイ(笑)。
なんせなんたってポスターのメインにも名前が載っている
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ライアン・レイノルズよりも長く生きてるんだから(笑)。
ライアン・レイノルズと言えば世界一セクシーな男(笑)で
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あの不死身のデップーの中の人だからね(笑)。
デップー、もとい(笑)、ライアン・レイノルズなんて本作の前半の早い段階で死ぬからね(笑)。
後は後半に死体で出てくるぐらい。
出演時間だけだったらポスターのメインにライアン・レイノルズの代わりに真田広之が載ってもいいぐらいだと思うんだがなあ(笑)。
日本人のコメディメーカーとしてではなくちゃんとしたシリアスな役としてまっとうしていてオイラは気持ちが良かったかな。
映画のヴィジュアルとしては非常に観応えがあるが、『ゼロ・グラビティ』を観てると無重力での移動などは真新しさはないかな。
後半の国際宇宙ステーションが壊れていくところは、太陽光パネルが砕けていく感じを含めて良かった。
だったら冒頭で国際宇宙ステーションが危険なミッションとして火星探査機の回収のシークエンスももっと丁寧にどうやって掴み取ったかを描写してくれたらなと思う。
役者の演技や緊迫感などは非常にうまくいっているんだが、全体的に真新しさというかフレッシュさが感じられないというところかな。
ちなみに本作、近頃珍しい感じのバッドエンド、というか非常に皮肉の効いたというかアイロニカルな終わりでありました(笑)。
オススメであります。


今週末は電話回線のNTTからauへの変更工事と歯のメンテナンス。


by 16mm | 2017-07-09 21:17 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)

『とある新人漫画家に、本当に起こったコワイ話 』『サバイバル~少年Sの記録 3』『谷川史子 告白物語おおむね全部』『くらしのいずみ』『孤独のグルメ 2』『復讐の未亡人 3』『ふたりでおかわり』

先週土曜日、歯の治療&メンテナンス。
右上の歯茎が腫れていたので先生に治療お願いする。
先生との雑談で先日発表されたCanon EOS6D MarkIIの話をする。
その後いつものように美形で剽軽なドS歯科衛生士女史に歯石をとってもらう。
コメダ珈琲店の話をする。


本日日曜日、銭湯に寝湯、ストレッチ、日光浴。
二週間後にある電話回線のNTTからauへの変更のため、多少なりとも部屋を片付けようとしたが、寝てしまった(笑)。


留之助ブラスター
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購入したわけではない(笑)。
現在出ている留之助ブラスター 2049についての問い合わせに電話したところ、偶然にも店主の方と電話が繋がり長電話(40分ぐらい)させてもらう。
もったいつけて申し訳ないがむちゃくちゃ興味深いお話を聞かせていただいた。
店主がこういう人なら次バージョンは必ず購入しようと思う。
期待してるぞ留之助商店


嗚呼なんということだ。
先週Eテレで放送された『スローターハウス5』の予約録画をしくじった。
また再放送してくれないものだろうか?


『とある新人漫画家に、本当に起こったコワイ話 』
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全く予備知識なし。
新人漫画家がKADOKAWA(作品内でも社名は実名で出ている)編集やら編集長やらにエライ状況下につっこまれる悲惨な話。
事態自体は単行本の応募券を送ってきた人にもれなく作者の色紙をプレゼントするというもの。
その数1729枚!!!
しかも自筆(印刷ではなく)でフルカラーで1600枚(残りは印刷にしたとか?)。
当初はこれを無償で作家に描かせ、無償は業界の常識だと編集は言い張るわけ。
後々これにギャラが出るようになるんだが1729枚。
しかもレギュラーの連載は締め切り通りにしろ、と。
実際には漫画家の色紙作成ってのはそこそこのギャラは出るというのが業界一般らしいし、漫画家自体は10枚程度の色紙ですら連載漫画に影響すると渋るらしい。
この1729枚というのも確定数値を編集者が漫画家に通達したわけでなく、小出し小出しで100枚200枚と、先がまったく見えずに色紙を作成せざるをえなかったという。
新人漫画家なので他の漫画家や他の出版社の編集者についても疎くて情報がなければ、KADOKAWAにこれが業界標準だと言われればそういうもんだと思っちゃう。
精神的に追い詰められながらも作者は非常に冷静に(実際はどうだったかわからないが)編集や編集長と対峙して話し合う。
この佐倉色という作家、非常に冷静で論理的に話を進めて行くも、あまりの編集者たちの理不尽さに精神的に疲弊して行く。
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この自体の諸悪の根源は佐倉色の担当編集者なんだが、無能だとか悪意だとかを感じはするものの、意味の全くない空回りするようなことをするような人間だと思う。
実際は無能かもしれないが悪意があるわけではないのだと思う。
いくら気が合わないからといって商品である漫画家に悪意を向けるような労力はつかわないと思う。
この場合この編集がシャレにならないほどの無神経な人間だということに尽きると思う。
"信用が契約書の証"なんてのは、今日日信じられないような杜撰な言葉だとは思う。
特に締め切りを守り、理不尽な色紙作成もきっちりやり遂げた本作の作者は出版社のこのような言い分を容認できないだろう。
しかし、この"信用が契約書の証"ってのは漫画家とか作家がこれまでも契約をないがしろにしてきたという事情もあると思う。
締め切りを破る、遅れる、落とす、なんてことがまあ社会人としての会社員としては完全にアウトなことであっても、作家という職種の人たちにとっては自慢話であり箔でありさえした。
締め切りを破って印刷会社の輪転機を止めた、編集者に印刷会社に謝らせた、etc.....、契約というものをきっちりしたらこれらは許されないことになる。
追い詰められないといい作品ができない、などということがまことしやかに語られるわけだが、もし契約というものをきっちりするのであれば、漫画家にも契約を守らせる義務が生じる。
神様である手塚治虫からして無茶苦茶なことをやってきた伝統があるわけなので、この問題は非常に色々と根深いと思われる。
ところでこの佐倉色という漫画家、2〜3年前まで漫画をちゃんと描いたことがない人だったらしく、それでいきなり連載をもらえるというのは能力的には非常に高い作家だと思われる。
他の作品も読んでみようかな。


『サバイバル~少年Sの記録~ (3) 』
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激ウマな作家である宮川輝の さいとう・たかお 版のリメイク。
現代的な要素にアレンジ効いている。
元のバーションでも女がからんだこのエピソードがイマイチ好きになれなかったが、本作もなんとなく読んでて気乗りせずだった。


『谷川史子 告白物語おおむね全部 30th anniversary』
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昨年一気にハマって『おひとり様物語』を読んだ。
その作者である谷川史子の単行本の巻末のあとがきを集めて編んだものだ。
小説でも巻末の作者のあとがきなど結構すきで、筒井康隆とか。
この手の巻末あとがきを集めたものは小説の方にはあるけど、漫画では寡聞にして知らない。
なによりこのあとがき集である"告白物語"がすこぶる面白いのだ。
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画の上手さというかオイラ好みの画。
特にこの本の中の上の画が凄く好きかな。
ものすごく軽やかなステップという感じが見ていて心地よく感じた。


『くらしのいずみ』
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夫婦モノの読み切り。
内容もおもしろいけど、それ以上にこの端正な描線がすごくいいな。


『孤独のグルメ 2』
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紙の単行本が出てから約2年
やっと本書の電書がでた(笑)。
待ちかねたぞ(笑)。
レビューではイマイチ評判がよろしくない印象だったが、別に1巻の続きとして普通に読めた。
そしてこの作品は今後描かれないという事実を寂しく思う。


『復讐の未亡人 : 3』
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作者の黒澤Rはオイラが知っているだけで本作の他に2作ぐらい物語の途中の作品がある。
掲載誌を読んでいないので物語がどうなってるかわからんが、そのどれもがオイラにとって興味深い作品なのだ。
ファンとしてはジリジリと待つしかないであろうな(笑)。


『ふたりでおかわり』
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谷川史子の旦那である青木俊直の作品。
ほのぼのとした感じが心地よい漫画。
印象としては男である青木俊直がなんとなく女性っぽくて、女性である谷川史子がなんとなく男っぽく感じる(笑)。

by 16mm | 2017-07-02 20:21 | | Trackback | Comments(2)