『ヘイトフル・エイト』

先週木曜日、健康診断の尿検査の結果が問題なかったため安心してたら診療所から呼び出し(笑)。
以前から健康診断の結果が悪くても診察をバっくれていた札付きのオイラであるが、電話の向こうのおねえさんが
「診察を受けてもらわないと上司の方に直接電話することになると思います」
などと穏当な口調でハッタリをかましてきた(笑)。
だからというわけではないのだが、先週の金曜日に会社の診療所に健康診断の結果を聞きに行く。
まあ、ものすご〜く悪い時に比べればマシにはなっているが、尿酸値、血糖値、血圧、肝臓の数値がのっぴきならないと(笑)。
診療所のドクターが言うには上記の四つに対して薬の服用と栄養指導を受けることを勧められる。
オイラとしては尿酸値が思いの外高かったというのが意外だったが、特に血糖値は自分のやり方で少しづつ改善していることを感じているし、体重もリバウンドをしない程度のセルフコントロールできてると思っている。
実際去年より3kg減ってるわけだしね。
まあドクターが言う、タバコもアルコールもやらず、間食もほとんどしないほぼ1日一食を4ヶ月ぐらい続けているわけなので、これで数値が下がらないと、あとは運動するとか薬の服用ってことになるんだが......。
で、四つのの薬についてかなり時間をかけて説明してくださる。
オイラも薬飲むのもしょうがないかなと思っていた矢先、ドクターが副作用の話をし始める。
この辺りは医者の義務だからね。
これらの薬を飲むと、まれに、たまに、ものすご〜く低い確率ではあるものの、肝臓を悪くしたりする旨を聞く(笑)。
すでに肝臓の数値が悪いと出ているのに、稀とはいえさらに肝臓を悪くする副作用の薬を飲むという冗談のような話(笑)。
早い話がオイラは健康的にはもう"詰んじゃってる"状態であると自覚した(笑)。
まあこのような状態を招いたのは誰のせいでもなくオイラの自身の不摂生にあるわけなので、最終的には全部の薬を飲むことを断り、血圧の薬だけにすることにした。
まあ会社お抱えのドクターなので、健康診断の結果が思わしくないのに診察せずにほったらかしにして死なれたら責任を追及されることにもなりかねないので、
「とりあえず言いましたよ。医者としての義務は果たしました。後は患者さんのお考えですので」
という態度ではあったなと思う。
つまり何かについて治療するかどうかというのは本人の意思に任せるけど、後で責任追及されたら嫌だから呼び出したという感じかな。
医者でなくてもある程度の自分の病状に対する対処法を患者が知っていなくてはならないということだねえ。
担当したドクターは親切に丁寧に根気よくオイラの現状を説明してくれはしたが、"親身"にはなってないと感じた。
当然だと思う。


先週土曜日、銭湯に行ってストレッチ、寝湯、日光浴。


観たい映画が例年になくない。
『スーサイド・スクワッド』はなんとなく食指がうごかないしなあ。


wowowで録画した作品をBlu-rayに焼き込むのにエラー頻発。
wowowはコピー・アットワンスなのでこういうのは本当に辛いなあ。
今日も録画していた『ガープの世界』と『ナイトクローラー』をエラーですっとばしてしまった。
いっそのことwowow、止めちゃおうかという気になる。


ほぼ放置しているTwitterで『シン・ゴジラ』ネタ。
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オイラお気にの尾頭ヒロミ役の市川実日子。
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市川実日子自身もお気にのようなスネ夫顔の尾頭ヒロミ(笑)。
すげえ。
さすが田中圭一。
更に、上の画の石原さとみ演じるカヨコ・アン・パターソンは
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可愛すぎるとおもう(笑)。
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カヨコ・アン・パターソンはコレだよな(笑)。


『おひとり様物語(1)〜(6)』
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既刊の6巻までをAmazonでKindle版購入。
期間セールで第1巻のみ無料で手に入れることができたのだ。
作者の谷川 史子って名前を聞いたことあるような感じはあったがまったくオイラの関心の埒外にいたため今まで読んだことも作画された画を見たこともなかったんだと思う。
たまたま第1巻だけが無料だったので気まぐれに見てみたら、端正な描線の綺麗な画にハートを鷲掴みである(笑)。
好みの画である。
調べてみたら谷川 史子、オイラと同い歳でやんの(笑)。
なんかすっげえ若々しい画だなと思った。
キャリアも長いんだねえ。
オイラもまだまだ知らないで損していることが多いと自覚した。
今後別の作品も読んでみたいね。
ただ、内容は女性が独りでいるということの悲喜こもごもなエピソードをキャラクターを変えつつ(たまに重複して再登場したりもしている)ストーリーをつくっているが、結局独りでいるということの理由や展開などは読者の共感を得られるようなエピソードがそうあるわけではないので、似たような話になっていくのはしょうがないかな。


Nerf リペイントできるかな?(笑)-02
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前回のエントリからの続き。
先週土曜日に全ての部品をシルバーでスプレーし、本日日曜日に胴体を除くパーツにブロンズ色のスプレーをしたところ。
田舎なので外の工業団地のところまで車で行って人のいない場所でスプレーを吹き付ける。
スプレーの塗料の性能の所為だろうが、思ったほどにはムラになることもなく、多少ムラっぽく吹き付けても乾く頃には均されている。
まあ、慣れてる人からすればツッコミたいところはあるだろうけど、オイラは結構満足している。
つーか、スプレー楽しいわ(笑)。
これだったら続けて別の銃もリペイントしたくなったな。
どちらにしてもこのリペイントが終わったらの話だけど。
この後はマスキングして目の覚めるようなブルーを塗るつもりである(笑)。
更にその上からツヤ消しの黒を。
ブロンズ色が思いの外マットな仕上がりなので多少ツヤがでるようにしたいものである。
とりあえずあのおぞましいオレンジが解消された(笑)。


『ヘイトフル・エイト』
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AmazonでBlu-ray購入。
とりあえず日本語吹き替えで再見。
宇多丸が評論で言っていた事だが、クエンティン・タランティーノの映画はその場を会話の長けた人間が支配する、と。
言葉を制した者こそが場を制する
ヴァイオレンスで力が強かったり銃器を持っている人間が勝つのではなく、対峙する相手を如何に言葉で説得できるか。
言葉に対して言葉で相手を屈服させる。
この言葉というのは必ずしも真実である必要はない。
本当にあったかもしれないという現実味のあるハッタリを如何に相手に説得力を持って話せるかという。
なので最終的には言葉の応酬に負けた人間がヴァイオレンスの餌食になる。
タランティーノの映画は鮮烈なヴァイオレンス描写が印象的ではあるけど、ヴァイオレンスは最終的な決着の手段として描かれるにすぎない。
なのでスタンリー・キューブリックの『博士の異常な愛情』同様に字幕や吹替えでは英語でのセリフの強烈さを再現する事は難しかろう。
しかし、それでも167分という長尺をまったく飽きさせないばかりかピリピリするような緊張感を保ったまま最後まで描き切るタランティーノの演出手腕は並外れているね。
世界中に広がるタランティーノ・フォロワーが必死になって表面的な部分をなぞってタランティーノっぽい映画を作ってはいるが、まったく足元にも及んでない。
タランティーノは、単なる映画好きの映画オタクがなんとなく映画を作っているわけではないからね。
映画の演出力ってのは映画をどれだけ観てきたかということとは全く関係ない。
シネ・フィルではない映画監督が傑作を撮っているなんてのは世界中にあることだ。
本作は、オイラがアメリカの歴史に詳しくないながらも南北戦争に纏わる差別についての映画だという事はわかる。
が、黒人を差別する白人が悪で、虐げられた黒人が自分たちに対する差別を是正するために戦う物語、ではないのだ。
本作には
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黒人の賞金稼ぎに
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首吊り人と女の囚人がいて
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南軍で戦ったレイシストの老将軍がいて
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保安官を自称する南北戦争時の略奪団の息子がいて
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メキシコ人と死刑執行人に
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カウボーイと、これら8人が主要キャストなんだけど、コイツらが揃いも揃ってクソ野郎達なわけですよ(笑)。
この中で通常なら一番弱い立場で正義感の強い男ってサミュエル・L・ジャクソンが演じる黒人の賞金稼ぎなんだけど、実はコイツが一番性格が悪い(笑)。
黒人の賞金稼ぎが南軍の老将軍を前にして
「お前の息子を知ってるぞ」
っていうわけ、
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極寒の雪山で裸に剥いた老将軍の息子に
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イラマチオさせて殺しちゃう黒人賞金稼ぎ(笑)。
黒人の白人に対する復讐というのは分かるんだが、なんだろう、観てるこっちがドン引きするような復讐を描写するわけよ(笑)。
これを父親である老将軍に言って聞かせて、老将軍に最初に銃を抜けさせた上で、老将軍を射殺する黒人賞金稼ぎ。
一事が万事、こんな感じでヴァイオレンスを綺麗事にまったくしない。
このヴァイオレンスは共感できるとかいう考えを起こさせない。
最低な野郎どもが8人(実は正確には9人)が一つの家に閉じ込められ、お互いがお互いをまったく信用しない状態で腹の探り合いをする緊張感。
おそらく現在にも通じる黒人に対する差別というものを相対化して見せているんだと思う。
良い白人もいれば悪い白人もいて、良い黒人もいれば悪い黒人もいる、という論理から更に飛躍して、白人も黒人の区別なく総じて人間は最低なものだという、身も蓋もない事を本作は言っているのだ(笑)。
差別語である"ニガー"という言葉も劇中で飽きるほど連呼されれば、その言葉に対する差別意識はどんどん軽いものとなり、その差別語自身に意味がなくなっていくという効果はあるだろうね。
とはいえ、日本人が黒人に対して"ニガー"なんて言おうモノなら半殺しにされても仕方ないけどね。
本作のキーの一つにリンカーン大統領から送られた手紙というものがある。
黒人賞金稼ぎがリンカーン大統領と文通していて、それを皆見たがり読みたがるというくだりがある。
リンカーン大統領の手紙の内容に感動する白人達。
が、実はこの手紙がフェイクだという事が劇中の中盤で明かされる。
白人が丸腰の時にしか安心できない黒人。
黒人の賞金稼ぎはそんな白人に対して警戒心を解く為の道具としてリンカーン大統領からの手紙を捏造したのだ。
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映画のラスト、略奪者のレイシストである保安官が黒人賞金稼ぎからリンカーンからの手紙を受け取って全文を読みあげる。
"時はゆっくりだが確実に変わっている そして君のような人間が世間に影響を与える 戦争で君があげた功績は君だけでなく黒人達への信頼につながる 君の活躍を聞くたびに私は誇らしい気持ちになる ゴールはまだ道のずっと先にある 手を携えて辿り着こうではないか 覚えておいてくれ 君はいつも私の心の中にいる 願わくば将来是非とも君と会いたい その日まで君の友でいられたらと思う"
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この本作でもっともセンチメンタルで真摯な願いを込めたものだ。
しかしこれは黒人の賞金稼ぎが捏造したものだ。
ダメ押しで保安官も
「見事な創作だ」
と言い、黒人賞金稼ぎはそれに対して
「ありがとう」
と礼を言う。保安官はその手紙を丸めて捨ててしまう。
黒人の希望や願いであり、それが現実ではないという、現代に至るこの社会構造の理不尽さの心情をセンチメンタルに描いている。
オイラとしてはこのラストだけで5億点ですな。
やっぱタランティーノはすげえと思う。
ところで最後に本作ってウルトラ・パナヴィジョン70という2.75:1という横長の画面で撮影されている。
これっておそらくカメラ云々ではなく、昔ながらの映画を観る事がリッチであった頃を再現しようという意味での使い方で、作品の内容に対して絶対なくてはならないカメラだとは思えない。
アナモルフィック・レンズで左右を圧縮してフィルムに押し込めた映像という意味では、標準レンズでありながら画角を広くして撮影したような映像は新鮮ではあったけど、オイラはアナモルフィック・レンズを使うことによる画質の悪化の方が問題になるんじゃないかなと思ったりする。


今週末は歯のメンテナンス。

# by 16mm | 2016-09-11 21:20 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Comments(2)

『漫金日記』『ズートピア』『君の名は。』

先週金曜日、会社の健康診断。
とりあえず尿検査の段階では糖が検出されていないよう(笑)。
1日一食、なんちゃって糖質制限がなんとなく上手くいっているような(笑)。
よかった〜。
これでダメならほんとうにサイエンスでケミカルなヤクの治療とマジな食事制限をせねばと多少覚悟していたのだ。
ただ、まあ血圧は微妙に危なっかしいというのは自分では自覚している(笑)。
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この状態ならオイラも10年は無理でも一年は戦える(笑)。
でも先週の金曜日、気が緩んで暴食してしまいました(笑)。
ごめんなさい。


先週土曜日、歯の治療&メンテナンス。
先生に右上の仮歯を取って義歯を入れてもらう。
全く違和感のない出来上がりはさすがだなと思う。
更に左の親知らずが自己主張(笑)。
もしかしたら抜くかもしれないと宣告(笑)。
以前右上の親知らずを抜いたときには全く痛くなかったので(笑)、抜くことになんの心配もせずいれる。
いつものように美形で剽軽な歯科衛生士女史によるドSな歯石とり(笑)。
歯の治療をメインにしていた所為か、ひと月以上ぶりの歯石とりだったためか、結構取り甲斐があったととのこと(笑)。
たしかに歯に器具がやたらと引っかかっていたようだ。


いつもなら日曜日は銭湯に行ってサウナに入ったり日光浴したり岩盤浴したりストレッチをしたりでダラダラしているのだが、本日日曜ははそれをせず、家でダラダラしていた(笑)。
というのも先週木曜日、地元の トイザらス で
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Nerfを買ったのだ(笑)。
ナーフ ゾンビストライク ハンマーショット。
アメリカからやってきた、新しい銃の概念(笑)。
Nerf(笑)。
圧縮した空気を吐き出してスポンジ製の弾丸を撃ち出す銃である(笑)。
射程距離は6畳間の端から端は余裕だろう(笑)。
なかなかの射程だw。
これならノックもなしに部屋に入ってくる母親を撃退するには十分な殺傷力がある(銃は人に向けてはいけません(笑))。
さすがアメリカからやってきた"新しい概念"、この原色のカラーリングは子供が銃器を進んで持ち歩きたくなるような深謀遠慮が施されていると言っても過言ではあるまい。
が、しかし、この"新しい概念"はカラーリングにおいてどうも大人の男が持ち歩くには少々抵抗がある(笑)。
なので、オイラはこの"子供のおもちゃ"のようなこの"新しい概念"を"大人のおもちゃ"にするべく改造を施すことを決意した(笑)。
つまりNerfの"大人のおもちゃ"化計画である。
......
といってもカラーリングを変えるだけだけど(笑)。
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なわけで、本日は銭湯にも行かずにこの"新しい概念"の腑分けを行い、しかるべきカラーリングの為に紙やすりで表面削りをしていたのだ(笑)。
しかるべきカラーリングの腹案はあるのだが、今はアカせない。
なぜなら、これまでプラモの色ぬりを成功させたことのないオイラが、しかもスプレー缶を使って
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このようなカラーリングを目指すというのだから(笑)。
途中で失敗したり、したら本日のエントリごと抹消するつもりであるし、その失敗を無記名で友人知人に送りつけようとも思っているからである(笑)。
とりあえず本日は表面を削った後に油分を水洗いでとり去ろうと思っている次第。
果たしてどうなることやら(笑)。
オイラには失敗して途方にくれている未来が見えるんだが、気のせいであろう(笑)。


「TBSラジオクラウド」
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TBSラジオとしては不本意であろうが現状オイラはこのサービスに登録するつもりはない。
本来ラジオ番組というのはユーザー側が録音しない限り何度も繰り返して聴くことはできない媒体であった。
それを以前はPodcastというかたちで無料でダウンロードして聴けていた。
ころは番組を生放送のオンタイムで聴けないからという以上に、興味深い放送であれば何度も聴きたいという願いにも叶ったものだった。
オイラからすれば"ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル"などはその筆頭で、例えば宇多丸の映画評について何ヶ月も前の評論に関連付けて話していることもあるので、その時の放送を再度聴くということもよくしていたことだった。
それが、TBSラジオはPodcastによるサーバーのデータ容量の圧迫ということで放送一ヶ月分しかデータを保持しなくなった。
それはしょうがないと思う。
ただ、オイラは"ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル"については自動的にダウンロードして自分のパソコンに保管できるようにしていたので特に問題はなかった。
が、この度のクラウド化というのはストリーミングで聴くことで自分のところにはダウンロードできず、さらにそのデータも期限付きで古いモノから消されていく。
システムについてはよくわからんが、期限付きで消すなら従来通りのPodcast配信でいいんじゃないの?
どうせ消されるんだから。
オイラは消される前にダウンロードしてしまえばいいわけで。
それともタダで広めることによる著作権だとかの問題なのかしらん?
そんなのは今更という感じだよね。
月々500円だとかでDLできるようにするってのなら、オイラは1000円ぐらいまでなら出してもいいかなと思ってる。
でもお金出したくないという人も当然いるからそれは難しいんだろうなあ。
オイラにとっては繰り返し聴くことができなくなったということが致命的なわけよ。
なので今なら宇多丸の番組もユーなんとかチューブで最新のが聴けるわけなので、TBSクラウトには意地でも入らん(笑)。


「こちら葛飾区亀有公園前派出所」 連載終了へ…40年の連載に幕
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本日日曜日の朝に新聞で知った。
たしかに衝撃的ではあった。
というのは作者が描けなくなるまで続くと思っていたし、週刊少年ジャンプ誌もそのつもりで連載を続けさせるもんだと思っていたから。
おそらく『こちら葛飾区亀有公園前派出所』だけを立ち読みしている人って結構いるだろうなと思っていた。
オイラも以前はその一人ではあったが、数年前からそれもしなくなって久しいところだった。
オイラが読んでいたのは一言で言えば、「ノスタルジー」的な興味だった。
それはサブカルの薀蓄であったり、東京の下町の景観であったり、市井の人々の生活だとかだったりした。
それがある時期からオイラは本作に対する興味を失なったわけだが。
オイラが読まないだけでそれ以外の多くの人は読んでいるという安心感。
"空気"が常にあるという安心感はあったと思う。
感慨深いニュースであった。


『漫金日記』
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AmazonでKindle版購入。
金平守人の待望の新作である。
最近Kindle版では立て続けに出している金平守人の作品。
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本作、Kindle版がAmazonで100円なんだけど。
いや、安いに越したことはないし買い手のオイラからすれば良いことなんだが、安すぎるだろう。
買って死ぬほど後悔するような漫画だって1000円ぐらいすることだってある。
金平の画力だとか物語を創り出す能力からすれば、はっきり言ってオイラ1000円でも買う。
今から本作に1000円払えと言われたらマジで払う。
画力は本当にパないぐらいの上手さ。
女の子も可愛いし、オヤジもカッコよく描けてる。
リアルで上手い描線でギャグを描くというのは赤塚不二夫の時代からあるにはあるが、金平は本当に画がマジに上手い。
更に言えば作中で金平が叫ぶ理屈がものすごく好きで溜飲下がりまくりなんだよね。
ほぼ同世代の所為かもしれんけど(笑)。
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むううう。
恐ろしいまでのリアル(笑)。
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この屈折の仕方が素敵だ(笑)。
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『シン・ゴジラ』のパロディが裏表紙になっている(笑)。
"被害妄想 対 無能漫画家"(笑)。
大元の映画のキャッチフレーズよりイケてると思うな。
寡作な部類の作家だからホイホイと単行本が次々でるとは思わんが、もっと色々だしてくれんもかねえ。
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恥ずかしながら、ドラマも終わってしまったというのに『重版出来』『じゅうはんでき』とオイラも読んでました(笑)。
まさか『出来』『しゅったい』と読むとは思わなんだ(笑)。


ほぼ放置状態のtwitterであるが、気まぐれに金平守人をフォローしてみたら、即効オイラもフォローしてくれた。
すっげえ嬉しい。
好きで私淑している漫画家にフォローしてもらうってのはさ、ファンレターを出して返信されてくるぐらい嬉しいよ。
小学生の頃、藤子不二雄にファンレターを出して返信をもらった時と同じぐらいにうれしかったなあ。


『ズートピア』
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Blu-rayレンタルで再見。
前回のエントリで散々disったわけだが、あまりにも周りの反応が良いのでとりあえず再見することにした。
で、再見してみても初見で観た時の印象は変わらない。
そもそも冒頭の前提で
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世界は"あぶないどうぶつ"と"おとなしいどうぶつ"の二つに分かれていたという二元論。
これってさ、あまりにも人間の側から見た一方的な価値観じゃない。
トラがウサギを襲うのは、ウサギを嬲って辱めて惨殺するためでなく、あくまでも生きて行く上での食料の為だ。
生きるためのこのトラの行為を"あぶないどうぶつ"と定義づけるのは、大国が小国に対して武力で圧政をするイメージだとか、スクール・カースト内でのいじめであるとかのイメージでしかない。
じゃあ人間は通常の動物達が持ちえない、身体以外の道具を使って狩りをして捕食しているばかりか、ペットにして慰みものにもしている。
更に本作では虫は害虫の類として扱われるし、植物を食べるのはなんの呵責もないと。
この線引きも人間による恣意的なものでしかないしね。
この本作の冒頭の前提というのは人間と他の動物の関係という意味では当てはまるが、それ以外の動物の世界ではまったく当てはまらないと思うのだ。
なのでオイラにとってはこの世界観を構成する前提に納得いかないので、やっぱり心底は好きになれない作品であった。
しかし、正直に言えば好きになりたかった作品ではある。
本作には様々な人種や偏見に対するメタファーが存在し、主人公のウサギであるジュディ・ホップスは
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「いじわるなキツネがいるというだけでキツネ自体とは関係ない いじわるなウサギだっていっぱいいる(意訳)」
実際幼少期のジュディのホッペに傷をつけたキツネは成人して改心し、ジュディに謝罪している。
キャラクターは人間ではないけど、まあ敢えて人間と言わせて貰えば、これは
「人間は変わる 変わることができる」
という非常に肯定的なメッセージが含まれて居る。
おそらくこんなセリフと内容を人間の役者でやったらクサくてウソくさくもなったろう。
その直球のメッセージをヌケヌケと本作はやってのけた。
更にラストのジュディのモノローグ
"子供の頃 ズートピアは理想の街だと思っていました みんなが仲良く暮らし 誰でも何にでもなれる でも実際はそんな素敵な言葉のようにいくとは限らない 現実は厳しい できないこともあれば間違うこともある でも安心して みんな同じ 変わらない お互いのことをもっとよく知り お互いの違いを認め合えば きっと上手くいく そうです種類は関係ありません 大きな象だろうと キツネ初の警察官でも 諦めないでほしい そうすれば世界はよりよくなります 自分を見つめ自分を知り自分を変えることから全ては始まるのです それは私から 私たちみんなから始まる"
すんごい素敵な台詞なだけに本作を本当に心のそこから好きになりたかった。
ところで本作ってディズニー作品だが、ピクサー印ではない。
だけど瞳のデザインとかの生き生きとした感じはピクサーの流れだよね。
とりあえずジョン・ラセターも名前だけかもしれんが関わっているし。
更に言えば微妙な演技のさせ方が非常に秀逸だったと思う。
非常に細かい部分で細かい芝居をしている。
この辺りはピクサーというよりもディズニーの持つ底力なのかもしれんが。


『君の名は。』
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先週土曜日、先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
公開2週目でありながら、口コミの影響か、ほぼ満員という盛況であった。
まあ満員ということは普段こない客が来るということで、いつにも増して上映中に入ってきて画面を遮るバカやカシャカシャと袋あけるバカ。
今回は上映中にスマホをいじるヤツはいなかったけど。
上映前に予告編に紛れて上映時のマナーを促すムービーを流しても遅れてくきてそれを観てなくちゃ意味ないよな。
本当に上映時間に遅れたらそいつは締め出しちゃえば良いのにと思う今日この頃である。
本作はGWに予告編で初めて存在を知って楽しみにしていた。
アニメ界のインディーズとも云うべき新海誠がそこそこなバジェットで映画を作った。
そのおかげで作画監督に安藤雅司招聘し、原画に黄瀬和哉や沖浦啓之などが居てと、アニメーションを作る最高ともいえる布陣だったと思われる。
そういう意味でキャラクターの動きに関してはプロパー的な素人臭くない動きであったと思った。
新海誠の映像の魅力は美術や背景で描かれた世界観の魅力に尽きる。
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なんつーか、写実とは違う。
現実はこう見える、という自然主義的な部分を超えて、如何にそれが美しく興味深いものに見せることができるか、という理屈で作成されていると思われる。
ある意味非常にマニアックなことなのかもしれない。
というのも新海誠のような背景の映画というのは他にないから。
他に追随を許さないものではあるんだが、その背景に
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マニアックで少々古目のキャラクター・デザインがのっちゃうと、画面の中身がちぐはぐに見える。
オイラからするとあの背景にこのキャラクターは合わないと感じている。
じゃあどんなキャラクター・デザインならいいのかと言われると、たぶん現状答えが出せない。
本作でもプロパーのデザイナーがデザインしたキャラクターであっても背景とのマッチングはイマイチだったと思う。
圧倒的に美術の力が強すぎる、というか、新海誠自体が背景による世界観の構築の方に重きをおいている気がする。
で、本作なのだが、自分の事前の印象と口コミで評価が高いことはわかっている。
またまた『ズートピア』のようにオイラ一人だけ偏屈なジジイになってしまいそうだが(笑)、どうにも観ていて気持ちが入っていかなかった。
正直途中で抜け出そうと思ったくらい。
本作ってある災厄をめぐってつながる時世を超えた男と女の物語。
男の方は過去の世界の女と繋がり、女は未来の世界の男と繋がる。
まあ、大林宣彦の
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『転校生』の変奏曲と言ってもいいかな。
大林の『転校生』は男女の性に関する部分とそれにまつわる青春を描いていた。
本作である『君の名は。』男女の性という部分はかなり薄められており、ある災厄を回避するための超常的なものを描いている。
監督の新海誠も「3.11(東日本大震災)」以降の世界云々を意識してと言っていたようだ。
なんかオイラとしては非常に楽観的に災厄というものを考えてるんじゃないかなと思えてならない。
本作で描かれる災厄をキーに男と女が巡り会う。
そしてありえないような超常現象でありえた筈の災厄を回避する。
そして巡り会う男と女。
いうまでもなく現実にはそんな都合の良い超常現象などあるわけがなく、とある災厄で繋がる男女二人を結びつける。
東日本で、熊本で、イタリアで、大きな地震があり多数の犠牲者を出している。
現実はそういうことで、本作で描かれるようなオカルト紛いのことでそれらが回避できるわけではない。
"戦禍の中の恋"というのは非常にロマンチックで燃える要素があるわけだけど、『3.11』からまだ5年。
オイラには
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ジェームズ・キャメロンの『トゥルーライズ』での水爆をバックにキスするのと同じように感じる。
これを肯定的に観るか、オイラのように否定的に観るかで評価は分かれるんだろうけど、男女を結びつける切っ掛けというかスパイスの代わりに原爆を使うというのは、まあ『はだしのゲン』の国であるオイラとしては作ってる奴らの楽観さにうんざりする。
こういうのはたぶん当事者しかわからん感情なんだろうとは思う。
というわけで、オイラも本作『君の名は。』に感情移入ができなかったという理由である。
ああ、こういうことなら『ゴーストバスターズ』を観とけばよかった(笑)。

# by 16mm | 2016-09-04 21:13 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Comments(6)

2016年第3回更新のお知らせ

本日メインHPにて"YARD・O・LED"をUPしました。
お暇な方、ご覧いただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。

今年の三月に撮影させてもらって公開が今ってのがね(笑)。
本当にモデルさんにはお待たせしちゃって申し訳無かったです。

# by 16mm | 2016-08-28 20:28 | メインHPと更新のお知らせ | Comments(2)

『マンガ家再入門(1)』『ヴィンランド・サガ(18)』『買厄懸場帖 九頭竜KUZURYU (2)』『サバイバル ~少年Sの記録~ (2)』

先週土曜日、心療内科。
季節的なものもあってか、特にパニックの発作も起こらず安定している旨を伝える。
変わらず同量の薬を処方してもらう。


先週土曜日、ヘアカット。
ヘアカラーで紫系のアッシュを少々増量してもらう。
そうすることによって色が褪せた時に金髪の黄色が相殺されて白っぽく見えることを期待してなのだが、果たして(笑)。


本日日曜日、健康ランドに寝湯とストレッチ。
ネットで熱い風呂などは血液をドロドロにしやすいなどと書いてあったのでビビってサウナなどを止めてみた(笑)。
果たして(笑)。


今週末か来週には会社の健康診断を受けるのでこの1日一食の節制でどの程度の数値がでるのか?
これでシャレにならない数値になっちゃったらどうしたらいいか分からん(笑)。
というか、自己流の節制を改めなければならないかもしれないといのが辛くて悩ましいことになるのだろう。
果たして(笑)。


『スマップ解散』
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いや、今更彼のグループの解散について云々するわけではない。
木村拓哉以外のメンバーが木村をシカトし続けた事に対して
「大人げない」
とか
「仕事なんだから割り切れよ」
とかの意見があるんですが、はい、オイラも気に入らないヤツに対してはシカトかそれに近い事はしてますねえ(笑)。
幸いにも仕事に支障がない程度ではありますが、気に入らない人間に対しては徹底的にシカトですね。
そういうヤツに対しては話題にしないし悪口も言わない。
そこでオイラが
「コイツってヤなやつでさあ」
なんてやり始めたらそれはそうは思ってない人にとっては負担でしかないからね。
そんな事いったら余計に仕事に支障をきたすでしょ。
そういうヤツに対してはなるべく話題にせず近づかない。
だいたいオイラが唾棄するような人間って、本人がいない時にマジな悪口言う奴でさ、さもそれが世界標準の常識から逸脱した奴で、みたいな風に言うんだよね(笑)。
お前が思ってる世界標準には本人がいない時に悪口言ってもいいという事になっているのか(笑)。
これらの件で「大人げない」だの「割り切れだの」を平気で言う奴ってさ、以外と自分の周りを慮って考えることができない奴なんじゃないかね(笑)。
断言しちゃうけど(笑)。
自分は誰からも嫌われていないし悪口も言われている筈がない。
嫌ってるオマエらはダメ人間だ、ぐらいな感じの人間関係を楽観的に考えているというかさ。
ちなみにオイラも悪口は言いますよ。
本人のいないところで(笑)。
ただし、オイラが悪口言うのは嫌いな人間ではないからね。
もしオイラの言った悪口が本人の耳に入ってもそれが本気に取られないような関係の人間に対してのみの悪口だからね。
当然オイラのいないところで
「あのオヤジ、たいがいだなあ」
などと言われても、そういう人なら笑えるからね。
マジな悪口が漏れ伝えられたらシャレにならない、それこそ大人げない状態になる。
大人げない人間を批判する前に、大人気なくさせた人間の事を問題にするべきだと思う。
だから嫌いな人間の悪口も言わないし話題にもしない、という話である。


蛇足である。
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木村拓哉の嫁である工藤静香についてである。
二人が結婚するにあたり元マネージャーであった飯島三智が大反対したとのこと。
これ、男性アイドルが結婚するというタブーとしての反対というよりは、工藤静香という存在が甚だしく女性に好かれにくいということが問題だったのではないだろうか?
ウチの母親なんて工藤静香の事を
「あの貧乏くさい顔」
みたいな(笑)ひどい事言ってたんだけど、数少ない周りの女性に聞いてみても彼女の評判はすこぶる悪い。
男のオイラは、まあ好みの顔ではないがブサイクというわけでなし、などと言おうものならそれらの女性たちに
「これだよ、これだから女を見る眼のない男は...」
的な蔑みをオイラが受けるのである(笑)。
理不尽である(笑)。
飯島三智とてマネージャーという前に女性として、同性として、工藤静香への嫌悪感というのが先立ちしていたのかもしれん。
オイラとしてはあの中島みゆき様が歌を提供するぐらいの女性なので悪くはないのではないか、と思っているだけなんだけどね(笑)。


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来年の実写映画公開に向けて『無限の住人』をメモを取りながら再読中。
主に作中でどのくらいの時間を経ているかを探りながら読んでいる。


『マンガ家再入門(1)』
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AmazonでKindle版購入。
ネットで公開していたのを既に読んでいた上での購入。
これってさ、ネットでは
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カラーで描かれている部分もあるわけ。
それが今回の書籍化Kindle化に伴うと
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カラーを単純にグレースケールに変換したあまり綺麗でないものに(笑)。
いや、わかりますよ。
カラーで印刷すればコストが上がっちゃうことは。
それでもさ、雑誌で連載されているわけでなく、ネットだからね。
いまでもネットでカラーの状態が読めるのにわざわざ金を出して買ってこんな汚い画を見せられたら殺意がわくよ(笑)。
これKindle版でも800円するんだよね。
だったらネットに掲載されて居る画像をDLしてPDFで保存しておいた方が満足度高いよな。
書籍の単行本はともかく、多少高くなっても良いから電書はカラーはカラーで掲載してほしいよ。
内容は非常に満足できるものだけにガッカリ度がひっじょ〜に高い。


『ヴィンランド・サガ(1)(2)』
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AmazonでKindle版購入。
一瞬だがこの1巻と2巻がKindle版で0円だったので購入(笑)。
電書はたまにこういう事があるからうれしい。
もっとも書籍の本は既に持っているんだけどね。
連載の期間が長いと最初の事は結構忘れてますな(笑)。
再読する良い機会だと思い、徐々にまた電書で買い直していこうと思う。


『ヴィンランド・サガ(18)』
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AmazonでKindle版購入。
本巻は全体的に面白い部分が多かった。
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トルケルがまた出てきたりね。
本作、今後の展開次第ではものすごい傑作にも、ヌルい駄作にもなりえる難しいところにたっている。
自分の愛するものを眼の前で殺された時、殺した相手を八つ裂きにしたいという衝動は非常に人間的な事だと思う。
それは殺した相手が真人間になったとしても、だから殺した事が許されるかという事だ。
主人公のトルフィンは父親を殺された側であり、さらに他人の父親を殺した立場でもある。
で、トルフィンは父親を殺された娘から命を狙われて居る。
その娘に対しトルフィンは戦いのない平安な土地であるヴィンランド(アメリカ大陸だと思われる)にたどり着けるまで殺すのを待ってくれと頼んでいる。
その一方でトルフィンは自分の父親殺しの下手人が分かって怒りに燃えている。
ここで父親殺しの首謀者を殺す事は、自らも即刻殺されても文句は言えない立場である。
本作、この難局をどう切り抜けるのであろうか?
一つの方法はトルフィンを狙っている娘が死ぬことなんだけど。
できればヌルい話で終わらない事を願う。


『買厄懸場帖 九頭竜KUZURYU (2)』
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AmazonでKindle版購入。
『ばいやくかけばちょう くずりゅう』。
待望の続巻。
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シャレにならない程の画力とアクション描写のフレッシュさ。
上の画像のように斬り倒されて脱力した人間の顔が地面に接した時の潰れ方。
呆れるほどすげえ。
物語も意外な展開になっていきつつあり、さらに続巻が楽しみである。


『サバイバル ~少年Sの記録~ (2)』
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AmazonでKindle版購入。
宮川輝って作画にアシスタントいるんだろうか?
月刊誌の連載とはいえ同じ時期に単行本2冊というのは結構大変だとおもうんだけど。
なんか無茶苦茶描くのが早いような気もするが、どうなんだろうか?
本作はさいとうたかお のオリジナルに沿ってはいるが、時代背景を現代にし、スマホもPCもあある時代という変更と主人公をオリジナルより幼く描き、本巻の最後の方で出てくる女性との関係を同年代の男女風のオリジナルから、姉弟のような関係にシフトしようとしているように思える。
本作も俄然続巻が楽しみである。


今週末は映画が観たいな。


今週末は歯のメンテナンス。

# by 16mm | 2016-08-28 19:47 | | Comments(6)

『ソナチネ』『スカイ・クロラ』

先週金曜日、踵がビッコを引くほど痛くなる。
なんとなく踵にしこりもあるような(笑)。
昨年末の踵骨棘(しょこつきょく)かなと思いつつもネットで症状を調べてみたらガングリオンなる怪獣みたいな症名が出てきてビビる(笑)。
で、とりあえず総合病院の整形外科に駆け込む。
昨年末のレントゲン写真があり、担当医はあっさりと
担当医「踵骨棘だねえ」
オイラ「そうですか。あ、でも踵のところにシコリっぽいものができてるんですけど」
担当医「それが踵骨棘で出っ張った骨ですよ。たぶん昨年から出っ張ってたハズだけど、気がつかなかったんじゃないかな」
オイラ「......」
というわけでオイラのガングリオン説は一蹴された。
まあ原因が踵骨棘だとわかって良かったよ。
このところ足首のストレッチをサボってたからね。
といっても一週間に一度のストレッチを一回サボっただけだけど(笑)。
やはりストレッチは大事だわあ(笑)。
どうしても痛い場合は手術して骨を取るということだが、そうすると一週間ぐらい入院らしい。
手術しても10年もすればまた症状が出るかもということなので、これは自覚的にコントロールしていかないといけない案件だと再認識。
まあ、歳とると色々あるわねえ(笑)。


先週金曜日、銭湯に。
足を冷水に30分ぐらいつける。
その後一時間ぐらい露天で日光浴。
といっても日陰でだらだらウトウトしていただけ。
その間、ストレッチを念入りにやる。


先週土曜日、歯の治療。
右上にいつもの美形で剽軽な歯科衛生士女史に仮歯を作ってもらう。
先生にムービーの機材を見せてもらう。
ムービー・カメラのジンバルである。
ムービー・カメラを常に一定の姿勢にとどめておくための架台。
実物は初めて見た。
たしかに姿勢制御をしてくれるのだが、載っているムービー・カメラの重さがグラム単位(プラスチックのフード程度)で変わると途端に制御できなくなるほどデリケートでシビアなものだということが分かった。
こういうのを見ると使ってみたいとは思うのだが、何を撮るかがまったく思いつかないのである(笑)。


本日日曜日、母親と掃除機を買いにいく。


本日日曜日、先週からの踵骨棘(しょこつきょく)がかなり治まる。
やはりストレッチかなあ。
足の裏からアキレス腱にかけてのストレッチが肝要だと思われる。


『エロイーズ (本当のワタシを探して)』
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Amazonで書籍購入。
作者のペネロープ・バジューの名を知ったのは本当につい最近。
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『美術手帖8月号増刊 「バンド・デシネ」のすべて』を本屋で立ち読み(笑)して、そこに紹介されていたバンド・デシネ作家の一人として掲載されていた。
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フルカラーでオール・フリーハンドの達者な描線で「オオっ」っとなって、kindle版でてないかしら?と思って調べるも出てなかったので、呻吟した上に同著者の『ジョゼフィーヌ! (アラサーフレンチガールのさえない毎日)』とともに購入。
一冊1944円のを2冊ですからねえ(笑)。
しかもまったく知らない作家の本を(笑)。
んで読んでみたら面白いのよ。
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絵が丹念で細かい。
カラーリングが綺麗。
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こんな感じに同じアングルを続けてもコピーを使わず、同じ画を手描きしているのにも好感がもてる。
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画の魅力があった上で、内容は帯の「ワタシはいったい何者?」というミステリアスな惹句ほどは重たくなく。
おそらく割と普遍的な女性の感情や感性を乾いたユーモアで描いているんだと思う。


『ジョゼフィーヌ! (アラサーフレンチガールのさえない毎日)』
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Amazonで書籍購入。
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現状、ペネロープ・バジューの日本語訳されている本は2冊だけかな。
オイラはフランス語がわからないばかりか、フランス人に一定の偏見をもっていたりするんだが、こういう漫画という共通の文化があると一時でもその偏見を忘れられる(笑)。
女性の気持ちは分からないが、この本によると女性の悩みは万国共通だとか(笑)。
画と一緒にどんな内容か知りたいと思うのは、やはり男であるオイラは女性の事を知りたいという気持ちがまだあるんだろうね。
いまだにHな中年である(笑)。
だから日本語訳のものがもっと出ないかなと思っている。
で、本作を読むと、女性も男に負けず劣らずボンクラなんだなとわかってホっとする(笑)。
なんだ異性の前でカッコつけてるのは男女問わずなのか(笑)。
ところで本書、女性のセキララな感じがよく出てると思うのだが、チョコチョコ主人公のジョゼフィーヌが下着姿になってあぐらをかいていたり、トップレスになっていたりするんだが、女性だったら一人暮らしでリラックスしているとそういう風になるよねえとい日常の"あるある"ネタとして見るんだろうけど、それを見た男であるオイラなどは「なんてHなんだ」と日常の風景というよりもストレートにセクシャルな方向に解釈しちゃう。
こういう内容を描く女性は、描く方としては非常に雑な女という感じでエロスなど微塵も感じさせないつもりで描いているんだろうけど、それを見た男はだいたいHな方向で見てしまうということに描き手は気がついているのであろうか(笑)?
それともそんな風に見るのとオイラだけだろうか(笑)。


たがみよしひさ作品集: (1)(2)(3)
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AmazonでKindle版購入。
一冊59円なので購入。
単なるノスタルジーとして購入した。


『おんなの撮り方 渡辺流』
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書店で書籍購入。
"情熱大陸"を観て以来、気になり続けている渡辺達生の本。
大変良い本だと思う。
特に女性のポートレートを撮ってみたいと思ってて、どう撮ったらいいいか、モデルにどう接したらいいか、という部分の具体的な方法が書いてあってかなり参考になる。
オイラはもうサンダー平山の写真術が染み込んでいるので、渡辺達生が言うような手持ちでズームレンズをメインで撮影という部分には同意できないけど、他の写真家の方法論を知るというのは勉強になる。
とにかく良い本なのでポートレート撮ってる人は一読をオススメします。
ライティングだとか構図だとかよりもモデルさんに対峙してどう振舞うかという事の方が大事だと思う。
値段はちょっと高いけど。
しっかし、渡辺達生ってスタジオ・カメラマンとか弟子の経験がない上に、撮影専門教育も受けてないのにカメラマンになれてるんだ。
まあ、驚きではあるけど、本書に書かれていな努力は絶対してるハズなので、誰もが渡辺達生と同じ方法論でプロになれるわけではないからね(笑)。


『ソナチネ』
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wowowを録画視聴。
赤い空をバックに銛で突かれたナポレオンフィッシュのキー・ヴィジュアル。
それに被さるように久石譲の曲、"Sonatine I - Act of Violence"が流れる。
本作のメインテーマは北野武がマイク・オールドフィールドの"チューブラー・ベルズ"のような曲として久石譲にオーダーしたと聞いたことがある。
本当なら久石譲、やり辛かったろうな(笑)。
しかしこの"Sonatine I - Act of Violence"は大好きな曲だ。
本作の存在を知ったのは劇場公開年の何かの雑誌で小さく「北野武最新作」として前述のナポレオンフィッシュのキー・ヴィジュアルが載っていたのだ。
この何とも言えない暴力的なキー・ヴィジュアルに心を持って行かれたんだよね(笑)。
内容これだけじゃなんも分からんのだけど、とにかく興味を引いたわけ。
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後々、こんなヴィジュアルも出てきて、ますます凄そうだと思い、公開日に喜び勇んで行って、帰りには久石譲のサントラまで買って帰ってきた(笑)。
本作って客が入らなかったらしくかなり短期間で上映が終わっちゃった。
だから本作を劇場で観たオイラってすごく誇りに思っている。
北野映画前期の集大成ではないかね。
北野武監督作としては4作目の映画となる。
やはり本作も『その男、凶暴につき』のような"見た事のないリアリティ"を感じさせてくれる傑作だった。
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もう冒頭のカットからカッコいいわけ(笑)。
雀荘で牌の整理をしている店員のよこをシルエットのビートたけしと寺島進が通っていくこのライティングと構図とその中での動きの素晴らしさ。
店員が牌をカチャカチャ整理している音がなんとも拳銃に弾丸を装填している音に聴こえるというのは穿ちすぎであろうか。
『その男、凶暴につき』からの唐突に訪れる暴力と死というものを踏襲しながら、本作では非常に乾いたユーモアが点在する。
死地に追いやられた男たちが死を迎えるその瞬間まで無為に遊び続ける。
例えば
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至近距離で頭に乗っけた缶を撃ってみたり(笑)。
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フリスビーを撃ってみたり(笑)。
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打ち上げ花火で撃ち合いをやってみたり(笑)。
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"人間紙相撲"をやってみたり(笑)。
とにかく延々と愉快で危なくてバカな遊びが展開されていく。
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この沖縄の楽園のような美しさ、というか天国そのものなんだな。
そんな場所で人間が次々と殺されて死んでいく。
その死に方も何かの為とか意味のある死に方というものではない。
シナリオのト書き的に言えば
<撃たれて死んだ>
とか
<死体を無造作に海に投げ捨てる>
とか程度で済まされてるような。
劇場公開時に観て、LDで観て、更に今回のwowowでも観て。
やっぱり言える事は一つ。
1993年公開から23年経った今観てもやっぱり傑作だ。
93分というものすごくタイトの時間で美しくてバカで衝撃的な映像体験をさせてくれる。
実はなぜオイラがここまで本作に気持ちを持っていかれたか、その内実をうまく説明できない。
当時で言えば本作の部分部分でのシチュエーションに感動したという事だとは思う。
ビートたけし演じる村川のハードボイルドな感じとか。
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寺島進と勝村政信の微笑ましくもバカなやりとり(笑)。
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油断して本当に単なる釣り人だと思っていた南方英二が実は殺し屋だったというとんでもない展開。
オイラ、本当にギョっとなりましたよ。
こういうところでもキャスティング上手いよな。
エレベーターという狭い空間でも銃撃戦。
この銃撃戦に至るまでの段取りも絶妙だった。
なので言ってみれば本作を構成している設定やアイデアやそれを実現する演出力や演技を楽しむという観方ができた映画ということだと思っていた。
で、今回のwowowで数年ぶりに観直したんだけど、ものすごく老成した男の子達、というか、単なる男の子の映画ではないのかなと感じた。
本作って延々と男同士のバカな遊びを描いているんだよね。
その男同士のなかに女が入ってこないわけ。
いや、紅一点で
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Tシャツ脱いで胸まで見せてくれる国舞亜矢が出演しているんだけど、完全に溶け込めない存在として描かれているわけ。
この国舞亜矢が演じる幸という女も、男達の空間に混ざろうとビートたけし扮する村川の前で裸になるんだけどさ、そこで発する村川のセリフがさ
「平気でおっぱい出しちゃうんだもんな すごいよな(笑)」
って、なんじゃそりゃ(笑)。
最初観た時には村川の照れ隠しという風にもとれたんだけど、女と二人っきりで、しかも女は抱かれる気満々なのに、なにこの興醒めするセリフは(笑)。
この反応って男の反応ではないよな。
少なくとも小学生になる前の男の子の反応だよ。
幼稚園児の(笑)
女の子をジャマくさいなあと思いつつもなんとなく気にしてる(笑)。
だけど連んで楽しいのは男同士でバカをやってる時というさ。
公開時、村川は当然幸を抱いたに違いないと思っていたんだけど、コレ、絶対ヤってないよな(笑)。
本作って男同士のホモソーシャルな至福の時間というものを描いているんじゃないかね。
少なくともビートたけし演じる村川は典型的な男の子のメンタリティのように思える。
本作撮影時、ビートたけしは46歳かあ。
女性に対する執着はまだまだある歳だと思うけど、一方で女性が面倒くさく感じていたのかねえ。
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幸「平気で人を撃っちゃうの すごいよね 平気で人殺しちゃうって事は平気で死ねるってことだよね 強いよね アタシ 強い人大好きなんだ」
村川「強かったら拳銃なんて持ってねえよ」
幸「でも平気で撃っちゃうじゃない」
村川「こわいから撃っちゃうんだよ」
幸「でも死ぬのこわくないでしょ」
村川「あんまり死ぬのこわがるとな 死にたくなっちゃう」
この村川と幸の何気無い会話がよくわからなかった。
村川って男は死を恐れている男だとは思う。
突然に心の準備もできずに死ぬという事への恐怖なのではないか?
実際、村川が銃撃戦をする時ってまったく自分の身を守ろうという意思が感じられずに直立不動で撃ちまくるんだよね。
飲み屋でも、エレベーターの中でも、クライマックスのホテルへの殴り込みでも、村川は敵前に身をさらして銃を乱射していた。
それはおそらく自分の死の主導権を自分自身が持ち、その場でなら死んでもいいという心構えができていたんだと思う。
自分の死の瞬間というものを自分でコントロールしたいという欲望なのではないか。
結局村川はホテルでの殴り込みでも死ななかった。
村川「あんまり死ぬのこわがるとな 死にたくなっちゃう」
村川の死の恐怖は自分の制御下におかれない死に方をするということではないのだろうか?
そんな死に方をするぐらいなら、自分で死んだ方がいい。
自分で死ぬ事で村川は死の恐怖から逃れられた。
これが本作の顛末なのかなあ。
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クライマックスのシ−ン、幸の横をトラックが通り過ぎていく。
その同じトラックが
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村川が乗った青い車の脇を通っていく。
この二人の位置関係を映像でのみ見せる秀逸さ。
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あの道の向こうに幸が待っているのに。
普通なら女性の胸にすがりでもすれば、かすかにでも死の恐怖から逃れられる。
普通の男だったらそうする。
しかし、村川はそうではない。
なぜなら、かれは男の子だったから。


『スカイ・クロラ』
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DVDで視聴。
久々に再見。
先日西尾鉄也の画集を購入した事もあっての再見だ。
好きな映画だし、原作がそうであるように詩的な美しさがある。
川井憲次の音楽がまた良くてねえ。
で、再見して気がついたのだが、本作ではキルドレと呼ばれている子供のまま歳を取らない人間が戦闘機に乗って戦争をする。
キルドレはタバコ吸ったり、バイクに乗ったり、車乗ったり、ビール飲んだり、夜遊びしたり、セックスしたり、戦闘機にも乗るんだけど、つまり成人した人間がやるようなことをするんだけど、ナリは子供というのがポイントの筈なんだよね。
映画でもところどころ
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座っている椅子の大きさとか
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扉の大きさの対比などでキルドレの背丈が小さい事を分からせようとしているのだが、これがちょっと不徹底だったかな。
扉だとか椅子の対比はメイキング本などの解説で意図が説明されていたのでわかるんだが、
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レストランの座席に座ってたり
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車のシートに座ってたりするのを見ると、普通の青年の身長の平均かそれよりちょっと背が高い感じに見えてる。
だから彼らの基地の椅子や扉が大きいのはキルドレの彼らが小さいのではなく、それらが単に大きいデザインの家具だったようにしか見えない。
成長しないというのであれば、椅子にもっと埋まるようにすわるというか、椅子の背もたれの上端に首の位置がくるように設定すべきだと思うのだが、押井守にしては設定がいまいち不徹底だよな。
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キルドレの彼ら、ポルシェに乗ってるんだけど
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これだって見たところやっぱり普通の成人の背丈の人間がシートに収まってるようにしか見えん。
ポルシェがキルドレが運転できるぐらいの小さいタイプの車を出しているという設定でなければこうはなるまい。
子供のような背丈の人間が老成したような思考や物腰なのがキルドレだと思うんだが、これはちょっと作品のテーマをヴィジュアルで表現するという部分では失敗してるのではないかね。
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それにしても、本作って喫煙シーンの多い事。
タバコを吸う、マッチで火をつける、マッチの軸を折るetc...
細かい芝居を巧妙にやってタバコを吸うという優雅さ美しさを際立たせていると思う。
まあ、禁煙団体は目を三角にして激昂するんだろうけど(笑)。
最近のTVドラマとか映画でも喫煙シーンが極端に少なかったり、描写がおざなりになっているのが残念だ。
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機体に黒猫(チーター)の反射防止ペイントを施されたトラクタ型の堂々たる戦闘機。
主人公たちの敵となる"ティーチャ"と呼ばれる<大人の男>が乗っている。
空で"ティーチャ"に会ったら生きて帰れない。
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鼻づらに仕込まれた大型のモーターキャノンと主翼の機銃という重装。
二重反転プロップにターボーチャージャーが不気味な唸りをあげる。
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この"ティーチャ"なる人物は画面には一切登場してこないんだよね。
大人の男の理不尽で暴力的な力強さを戦闘機で象徴している。
どんなに手練れな戦闘機乗りのキルドレ達でも太刀打ちできないという圧倒的な強さ。
それは子供が大人に勝つ事ができないという意味でもある。
しかし、人間の大人はいずれ年老いていき、いつか永遠を生きるキルドレに殺される運命にある。
いつか行われるであろう所謂"父殺し"を遂行して父親の女(母親とは限らない)を自分のモノにする。
それがいつか叶うであろう望みと思いをキルドレたちはつなげていくという物語だと思う。


今週末はヘアカット。

# by 16mm | 2016-08-21 18:06 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Comments(4)

『その男、凶暴につき』

先週土曜日に
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生涯初めての(今後行かないというわけではないw)コミケ、コミックマーケット90のために東京国際展示場(東京ビッグサイト)に行ってきた。
いやあ、色々な意味で甘くみてましたわい(笑)。
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まさにリアル『げんしけん』(笑)。
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おそらくオイラも確実にゴミの一部であることは確実にmaybeであろう(笑)。
サングラスをかけてプラカードを持ったネエちゃんが殺気立ってゴミどもの整列を促すその横でオッサンがのんびりした声でアイスクリームを売り歩くようなカオス(笑)。
10時開場だったので8時ぐらいに行ったのだが、すでにシャレにならない大行列。
たしか徹夜で並ぶの禁止とのことだっがた、先頭の方々は本当にその日の始発で来た方々なのでしょうか(笑)。
暑さ対策をまったくしなかったオイラ。
薄れゆく意識の中で
「ここで爆弾テロかなんかあったら世間様からゴミ扱いされている我々キモオタの相当数が消滅してすこしはきれいな社会になるのかしらん」
などと不穏な事を考えているうちに目的の場所に到着。
何を買いに来たかというと
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アニメーターの西尾鉄也の画集を先行発売で手に入れたかったのだ。
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わざわざ暑い中先行発売に行かなくてもいいのだが、コミケで購入すると
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『西尾鉄也のうすい本』なるおまけが付いてくる。
これが目的ではあったんだが実際この冊子の内容はほとんどが今まで見た事があるものの再録だったりした(笑)。
まあ著者の言葉や押井守などが1ページづつゲストで西尾鉄也に関するエトセトラを寄稿してたりもしていたが。
で、メインの画集がA4変形で336ページという超重量級(笑)。
持って帰る人間の身にもなってもらいたい容赦のない重さ。
しかし、内容は期待通りの圧巻なもの。
アニメーターだから当然のスキルなのか、それとも西尾が画力がパないからなのか。
とにかく細く端正な線でのタッチから筆ペンで描いた三頭身のキャラのタッチ。
色のつけ方に至るまでの引き出しというかバリエーションの多さ。
こういうのを見てると多くの漫画家がキャラの描きわけができなかったり、何作も同じタッチでしか描けないというのは画を描くということに対する怠慢ではないかとさえ思えてくる。
アニメーターは複数の作品のキャラクターを描きつつそのタッチを生かしつつ演技までさせる。
オイラからするとアニメーターというのはとことんまで画を描き続ける限り求道的な人たちなのではないかと思う。
多分その中でも西尾鉄也はズバぬけたスキルを持ったアニメーターなのだろう。
西尾鉄也はアニメーション以外でも挿絵やら漫画やらポスターやらをこれまで大量に描き続けてきた。
アニメーターというのは本来観る人間の残像の間にしか残らない画を何百何千と描き続けることが仕事で、その画が如何に手練の極みであってもこのような画集として残ることはかなり少ないケースだ。
アニメーターの多くは一瞬で消えていく画を描き続けるということを納得しているのかもしれないが、オイラとしては西尾クラスのアニメーターがもっとこのような画集を出してくれたらなと思っている。
一部マニアックな作品では"原画集"なる形で書籍になっていたりはするが、もっと"西尾鉄也"とか"本田雄"とか"井上俊之"とかの名前を冠として原画集を出してくれないかしらん。
西尾の画集も多少原画が載ってたりもしたのだが、できればもっと見て見たい。
原画って描いて撮影まで終わったらどうやって管理されているのかわからん。
もしかしたらまとめて廃棄、何て事になっているのかもしれん。
紙で取っとくのが難しいなら電子化してアーカイブにしておく事で後進のための参考になるだろう。
"クール・ジャパン"なんてバカなネーミングでおだて上げているなら国が助成してそれくらいのことはしてもらいたいものである。
西尾鉄也の画集は言うまでもなく最高であった。
画とともに短い西尾のコメントが載ってるのも良い。
邪道なのかもしれないが、画でも写真でも作った人間のコメントが読みたいと思う方だからね。
短くても。
西尾鉄也ってProduction I.Gの執行役員なのか。
アニメーターが普通の会社員のような肩書きを名乗るということの違和感はあるにはあるんだが、それでもProduction I.Gがアニメーターを守ろうという姿勢は肯定的に見るべきだと思う。


今週水曜日、母親の通院の送迎。


いかん。
ちょっと油断してアキレス腱のストレッチをサボると踵骨棘(しょうこつきょく)の症状がでてくるなあ。
どうも最低一週間に一度はやらないとマズイという事か。
慌ててストレッチを始める。


ケニー・ベイカー死去
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『スター・ウォーズ 新たなる希望』製作時の1970年代中盤ではR2−D2を安定してラジコンで動かすことができず、このドラム缶のような筐体の中に人が入って動かしていた。
初見時小学生だったオイラはこの筐体の中に人が入っているとは思わず、ケニー・ベイカーという俳優が操演していると知ってかなり驚いたものだ。
よくよく見ればケニー・ベイカーが操演しているR2−D2は横揺れしながら進んで行くんだよね(笑)。
それがなかなかカアイイ(笑)。
おそらく世界で一番有名で、更に一番好かれたロボットであると思う。
そのロボットの魂が2016年8月13日旅立たれたとのこと。
ご冥福をお祈りいたします。


【SMAP解散】
オイラにとってはオリンピックより、高校野球より、それらの5億倍の関心事である(笑)。
いや、笑い事ではないけど。
だいたいオイラが唯一メンバーの名前がフルネームで言えるアイドル・グループだったからね。
今年に入ってやたらと嵐の露出が多いというか、所謂"嵐オシ"だなあというのは情弱なオイラでも薄々感じてはいた。
まさか解散になるとはねえ。
そもそも解散の原因は?という時の"そもそも"がいつからの事なのかというのは正確なところはオイラには当然わからん。
が、オイラが知る程度の情報で言えば、昨年週刊文春の記事になったジャニーズ事務所副社長のメリー 喜多川によるSMAPのマネージャーである飯島三智に対する恫喝が今回の騒動の原因の一つだと思われる。
週刊文春の記事になる前からジャニーズ事務所ではメリー 喜多川の娘である藤島 ジュリー景子と件の飯島三智とで派閥が存在するという公然の秘密があった。
この辺りは世間話の延長で特にジャニヲタではないオイラでも知っていることだった。
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で、週刊文春でメリー 喜多川は社内の派閥の存在を真っ向否定した上で、しかもそののインタビューの場に飯島三智を呼びつけ、飯島の口からも派閥の存在を否定させた。
こんなやりとりって本来なら週刊誌の記者がいる前でやる事ではないよな。
メリー 喜多川がなぜこんなことをやったかと言えば、明らかに自分の娘の対抗派閥である飯島の存在を意識した上で、公の場で飯島自らの口で自分は藤島 ジュリー景子の対抗勢力ではないと言わせて言質を取りたかったんだろう。
そうでなければわざわざ週刊文春の記者のいる前でこんなパワハラまがいの事はしない。
逆に言えばメリー 喜多川はこういう強行手段に出なければならないほど飯島三智の力を恐れていたんだろう。
同族会社として娘に会社を継がせるには飯島三智の力は大きすぎた。
メリー 喜多川としては週刊文春を使って出すぎた杭を打ち付けたつもりだったんだろう。
しかしね、メリー 喜多川はこの事が飯島のプライドを傷つけたということに頓着してなかったんだな。
しかもメリー 喜多川、SMAPの事を「踊れない」とか言ってるわけ。
ジャニーズ事務所の稼ぎ頭であるグループを週刊誌記者の前でdisる副社長ってのはどうなのよ(笑)。
しかもさ、飯島に向かって自分たちに対抗するならSMAPを連れて出て行けとまで言ってるわけ。
これ社内で漏れ伝わった話ではなく、ちゃんと週刊誌の記事として発信されたものだからね。
自分のところの最も価値のある商品をdisった挙句に出て行けってのはさ、常軌を逸してるとしか思えん。
で、SMAPつれて出て行けと言っときながら、飯島が独立しようとしたら全力で阻止するとかさ(笑)。
そもそもさ、このSMAPってグループは発足当初からジャニーズのお荷物だったっていうよ。
「ユー、やっちゃいなよ」
のジャニー喜多川も半分見放していたのを飯島がマネージメントをするようになって頭角を現した。
だからSMAPのメンバーにしてみれば、苦しい初期に手を差し伸べてくれなかったのにこの後に及んでものわかり良さげにすり寄ってくる事務所の人間をものすごく冷めた目で見てたんだろうね。
"木村の裏切り"とか"中居の木村イビリ"とか、色々言われているがオイラにとってはそれらはどうでもいい。
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「FNS27時間テレビフェス」で明石家さんまが中居正広に昨年末のSMAPの独立騒動についての話を聞いていた。
これ、オイラ文字起こしで読んだ。
文字起こしなので実際に喋った時のニュアンス込みではないので正確に理解できてるかわからぬが、明石家さんまが自分の事を"木村派"ではなく"SMAP派"だとか言ったのを聞いて、おそらく中居は
「木村の味方しながらこっちの肩をもつようなこと言うなよ」
って思ったろうな(笑)。
明石家さんま自体はかなり誠意をもって中居に対して接していたと信じたいが、中居からすれば明石家さんまが誰の味方もしないということは自分の気持ちもちゃんとわかってくれてないと感じたと思う。
この辺りは本当に胸がかきむしられるね。
もうSMAP解散は既定路線なのだろう。
これから年末まで彼らの活動自体にはあまり興味がわかないので、おそらく来年になったらいつのまにか消えていた、って感じにオイラのなかではなるんだろうな。
もうアイドルに関心持つ事もないかもねえ(笑)。
オイラが若造どものアイドルの名前を言えるなんて奇跡のようなもんだと思う。
オイラにとってはアイドルはSMAPだけで一生分足りてるってことかな(笑)。


『先生ごめんなさい 分冊版 : 6』
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AmazonでKindle版購入。
水彩画?での着色か。
相変わらず素敵なカラー画である。
内容は更に謎が追加(笑)。
まったく全貌が見えない。
見えないから期待しちゃうんだなあ(笑)。


『シン・ゴジラ』
ネタバレあります。
なんか世間の9割以上が好意的な感想を持っているような『シン・ゴジラ』(笑)。
宇多丸も褒めてたしなあ。
こうなってくると自分の見方が浅いのかしらんって思えてくる(笑)。
オイラ、気が弱いので大勢に負けて恥も外聞もなくブレまくってw「傑作です」と前言を撤回し翻ってしまうかもしれん(笑)。
ところでさ映画のラスト、活動停止したゴジラの尻尾を意味ありげにクローズアップしていくんだけど。
オイラはまったくなんだか分からんかったが、あの尻尾に人間の顔だか身体だかがくっついてたんだって?
まったくわからんかったけど、さらにそんな怪獣の尻尾に人間云々という意味もわからん?
人間の脅威として恐怖の対象としてのゴジラにそんな人間の成分をが与えられてるってのはさ、どういうことなんだろう?
なんか楽観的な希望でも付け加えようとしてるのかしらん?


『その男、凶暴につき』
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wowowで録画視聴。
エリック・サティのグノシエンヌをアレンジした曲に合わせて手前に向かって歩いてくるビートたけしのカッコよさ。
本作ってビートたけしがフライデーに殴り込みをかけた後に作られたもんで、タイトルにもある"凶暴"というのが件の事件を彷彿させるようなキャッチーさだったと思う。
その当時から大のビートたけしファンだったオイラ。
漫才や俳優や歌手やエッセイや詩などは非常に感心して見ていたのだが、その一方で小説やゲーム制作やプロレスなんかはちょっと勘弁してくださいという感じでズレまくってたかなあ(笑)。
なので、ビートたけしが映画監督やるってのも、かな〜り期待値低めでいたわけ(笑)。
どうせ芸人のネタとしていい加減に映画をつくるんだろうな、と。
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本作のファースト・ショットが乞食のオッサンのアップ・カット(笑)。
なんじゃコリャって思いましたよ(笑)。
いや、良い方の意味での衝撃ね。
それでもオイラ
「いやいやいやいや。これは単に芸人のビートたけしが初めての映画監督として奇を衒ったハッタりをかましてるだけに違いない」
と思って身を引き締めましたよ(笑)。
しかし、そんな気持ちもすぐに杞憂となる。
そのアヴァンタイトルの子供達による乞食への暴行シーン(この子供達もものすごく上手く演じていたと思う)。
子供にボールをぶつけられて乞食が食事をしていた鍋が吹っ飛ぶんだけど、その乞食が大げさに驚いたりする演技はなしなんだよね。
もう当時これだけでもすげえと思いましたよ。
明らかに北野武は監督として意図的にそういう演技を演出していると感じた。
それは今考えると"見た事のないリアリティ"という事の衝撃だったように思える。
現実として見たことも体験したこともないはずなのにここで描かれる映像が嘘ではないと感じさせる力というか。
犯人を追いかけるべき刑事が途中息切れして追いかけるのを止めるとか、犯人追いかける前にアイスクリームなんかを食べてるとか、葬式中にゴルフの練習したり、殺し屋に追い詰められて泣きべそをかく主人公とか、甘党でホモの殺し屋だとかetc...。
それまでのフィクションであるドラマでは描かれなかったそれらは"見たくない自堕落で情けない自分"というものを観る側に突きつけてきた。
その頃で言えばTVでは『あぶない刑事』が終わり、石原プロモーションの
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『ゴリラ・警視庁捜査第8班』が始まっていた頃だ。
所謂、超カッコ良いヒーロードンパチ刑事ドラマだ。
ちなみに上の画像『ゴリラ・警視庁捜査第8班』のものなだけど、こんななりして刑事という設定らしい(笑)。
この手のドラマがあった流れで、常日頃ビートたけしがその手の刑事ドラマをギャグにしていたその延長に本作がある。
刑事だって人間なんだから、四六時中犯人のことばかり考えているわけないだろ、ってなことだ。
逆に言えば石原プロモーション的な刑事ドラマが全盛だったからこそ、そのアンチとして本作が見事にハマッたんだと思う。
本作の特筆すべき点は暴力描写だ。
何度も例に出して悪いが(笑)、石原プロモーションを代表とするそれまでのドラマで行われたアクションシーンというか暴力シーンは謂わば漂白されたというかスタイリッシュでファッション的なカッコよさと、暴力に至らざるをえない<主人公側からの>止むを得ない動機というものが必ず描かれていた。
つまり暴力というのはイケナイもんだけど仕方ないんだよ、っていうね。
本作、『その男、凶暴につき』の暴力描写は、暴力についての言い訳を一切していないところだ。
暴力に良いも悪いもない。
本作での暴力描写そのものは暴力を肯定も否定もしていないんだけど、観る側に暴力というものの底知れない嫌悪を植え付けると思う。
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本作の名シーンの一つであるクラブのトイレで売人をビンタするシークエンス。
この狭くて鏡のある空間での撮影というのもすごいと思うが、ここでビートたけしにヤクの売人役の俳優はマジでビンタされてるわけ(笑)。
途中カットは割ってはいるが描写されているビンタの回数は23発(笑)。
北野武は売人役の俳優にできるだけビンタを耐えてくれという風に事前に言っていたらしいが、この売人役の俳優が監督の想定以上に耐え続けるので「殴られすぎて麻痺しちゃったかな」とビンタしながら心配になったとか(笑)。
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鼻から出ている血はメイクだけどホッペの赤い内出血はマジらしい(笑)。
初見で観た時も本当に暴力の痛さというものが新鮮に感じられた。
言い訳としての暴力の虚しさとか悲しみとかじゃないよ。
もうただただ暴力が痛いということに尽きる。
暴力は暴力でしかありえないという明確なロジックだと思う。
素手で行われる暴力はおそらく殴る側の手にだってダメージはあるだろう。
某俳優が自分の奥さんを殴って
「殴られたオマエより、殴ったオレの方が傷ついているんだぞ」
とかいうヘドが出るほど愚劣なセリフのようなことではない(笑)。
殴った方も手首をおかしくするような具体的で物理的なダメージがあるということにすぎない。
これはおそらく監督の北野武が人生で様々な暴力を受け、自分も暴力の加害者となり、そして暴力というものを心底嫌悪しているからこそ、その嫌悪感をリアルに伝えようとした。
暴力といっても日本で銃による恐怖というものは作り手も観る側もリアリティが保てない。
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銃社会でないとこんなヘッポコな銃の構え方が普通だと思っちゃう(笑)。
なんつーか様式化したダンスのようにしか見えず、これが暴力だという認識を得にくい。
フェティッシュというか一定の格好よさは実現できていると思うが、それが暴力だという風には見えないし、これを制作している人間も暴力の重さというものを表現したいと思っているわけではないだろう。
北野武は暴力を素手で殴るという描写によって暴力というものの身近さを観る側に感じさせることに成功している。
実際本当にあんだけビンタされたらイヤだよな(笑)。
それは当の北野武がやられて嫌なことだということに他ならない。
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後半になると銃の描写も出てくるんだけど、上の画像のように唐突に流れ弾に当たる女の子という描写も怖かったなあ。
このシーン、本当に唐突だからね。
日本で銃の暴力性を出すなら、何の前触れもなく弾丸に当たるという怖さだよなあ。
暴力描写もさることながら、本作って本当に徹底的にセリフを排除して、当時としては信じられないような間をもたせるような演出をしている。
「オイ」
「なあに?」
みたいな、前のセリフに被るようなテンポのせりふではなく、「オイ」と言われたらタバコを一服した後に返事を返すぐらいのテンポの間だ。
考えてみれば初期北野作品は本当にセリフがすくなく間をとった芝居をしていたと思う。
おそらくこの演出がある程度うまくいっちゃったから北野武としてはセリフをもっと詰め込んで間を詰めた作品で成功したいと思うようになったのかなあ。
能力のある人間は成功した同じことを続けることが耐えられないのかもしれん。
本作におけるセリフの量と間が今観ても新鮮に感じられるということは、やはりこの演出は一般的ではないというか、北野武でしか成功しないものなのかなと思う。
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しかし、今再見すると本作ってスタンリー・キューブリックの『時計じかけのオレンジ』に雰囲気がにてるよね。
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まったく同じというわけではないし、もちろん北野武がパクったというつもりもない。
このナイフのシーンにしても冒頭の乞食を暴行する子供達のシーンにしても、暴力を如何に描写するかという部分が北野武とスタンリー・キューブリックは似てる部分があるような気がする。
その頃まだオイラは『時計じかけのオレンジ』を観たことがなかった(『時計じかけのオレンジ』が日本で初ソフト化されたのは1991/10/25だった)けど、世代的北野武がその映画を観ていた可能性はあるし、その当時も半分非合法な方法をとれば(笑)輸入版LDは手に入った筈だしね。
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本作で好きなシーンはたくさんあるんだが、この前半と後半のブリッジとも言えるロッカールームのシーンは素晴らしかった。
このロッカーを背にしたビートたけしの構図もカッチョいい。
一点透視図法のシンメトリーな画。
スタンリー・キューブリックみたい(笑)。
ビートたけし扮する刑事が殺し屋を不法逮捕して警察署のロッカールームで暴行する。
で、刑事が一息入れるのにロッカーを開けてタバコを取り出す。
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開け放たれたロッカーの中には
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不穏なブツがあると(笑)。
オイラ不覚にも初見時、このナイフを上手い具合に殺し屋が手に入れてなんかするんじゃないかと思っていたのよ(笑)。
で、次のカットで、
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前から見た時にはものすごくさりげなく腰に手を当ててる刑事だと思いきや、しっかり銃を握っていたというオチが明かされて本当に呆気にとられたよ。
この流れは本当にすばらしく感動的だった。
殺し屋の方も
「だれがそんな手にひっかかるか」
って、刑事も殺し屋も少なくともオイラの予想の遥か上をいくやりとりをしたんだよね(笑)。
このシーンで本作が大好きになったと言っても過言ではない。
本作、劇場公開時に二度観て、LDも買って。
それ以来の視聴ではあるが、おそらくLDで何度も観ている。
で、1989年、今から27年前の作品でありながらまったく色褪せないフレッシュさ。
本当に今観ても完璧な映画だ
これを北野武は監督第1作でやっちゃった。
宇多丸が言うように、まさに映画の神様に愛された人間が作ったとしか言えない映画が本作だ。
演出の周到さというかさ、これはビートたけしがメイキングの本で自ら言っていたことだけど、ビートたけし扮する刑事って
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刑事の時は絶対ポケットに手を入れてないんだよね。
で、後半、刑事を辞めると
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ポケットに手を入れ始める。
人物の心情の移り変わりをちょっとした演技プランで表現している。
更にクライマックス。
殴り合いのような銃撃戦の末、殺し屋を撃ち殺し、実の妹も射殺して踵を返して歩き出す刑事が頭を撃たれて射殺されるんだけど、その射殺の後撃った方にカメラが向けられると
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ものすごく綺麗でまん丸な煙が銃口からでてるわけ。
CGじゃないよ(笑)。
まあビートたけしが歩き出して銃声と同時にたけし自身が弾着のボタンを押して倒れるという一発勝負のカットで奇跡のような煙もフィルムに収めている。
本当にビートたけしって映画の神様に愛されてるとしか思えんよな。
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この射殺されたカットの構図とライティングの力強さ。
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妹を射殺する寸前のこの表情の素晴らしいこと。
改めて本作が傑作だったかということを再認識したね。
映画を勉強するなら非常にいい教材でもあるのではないかな。
セリフまわしだとかテンポだとか。
ライティングも撮影もかなり素晴らしい。
......
が!!!
残念ながら一つものすごく問題があった。
いや、本作の問題ではなく、本作を放映したwowowに、だ。
本作では非常に重要にして絶対に欠かせないセリフがあったんだが、それがwowowで放送されたものでは完全に消されている。
役者がセリフを言っているんだけどその部分だけが音声がOFFになって口パクになってるの。
キチガイ。
このセリフが全部消されてるわけ。
民放の地上波でやった時にはそのセリフのカットを丸々削られていいたんだけど、まさか衛星放送ではそんなことあるまいと思っていたら...。
このキチガイというセリフが暴力の引き金になるシーンもあるので、このセリフがないとなぜあの刑事が激昂したかわからんのだよ。
まさか衛星放送でこんな言葉狩りがあるとは思わないんだ。
wowowの契約解除も考えるほど頭にきたね、オイラ。
なので本作に興味のある人はDVDを買うかレンタルして観ることをオススメします。
オイラは録画したものをBlu-rayにまで焼いたのに頭にきて円盤を足蹴にして割りました(笑)。

# by 16mm | 2016-08-19 20:02 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Comments(2)

『シン・ゴジラ』

先週金曜日、会社の残業時間調整で有給で休み。


先週金曜日、朝から銭湯でストレッチ、日光浴。
結構日差しが強かったが週一で日光浴をやってきた所為かある程度紫外線の耐性がついていたので火脹れだとかにはならず。
それでも皮膚の表面がヒリヒリし始めた頃に退散。
チンチンのあたりはタオルをかけているのだが、そのタオルを取って紫外線に晒したら黒光りのまあ豪華なモノになるのかしらん、などと考えてウトウトする(笑)。


先週土曜日、歯のメンテナンスと治療。
なんという部分の歯か分からぬが右上の真ん中辺の歯(笑)。
すでに神経取っているんだが歯の根っこが残っていて、その上に義歯を被せていたのだが、それが取れちゃってた治療をここ数週間やってもらっていた。
その土台となるべきものを建ててもらって、次回その上に義歯をかぶせることになるようなのだが、その根っこもかなりユルユルらしい(笑)。
そこをなんとか被せてくれるようだが、まあそのうち部分入れ歯っぽいものになるのだろうと思われる。
「前から見ても歯がないのがわかりにくい箇所だからないまんまではダメなのか?」
と、いつものように美形で剽軽な歯科衛生士女史に聞いたところ、上の歯がないと下の歯が伸びてっちゃうらしい。
そのた歯が一つないだけで周りの歯ならびが変わっていき、噛み合わせの問題も出てきてエライことになる、と。
治療後、先生と雑談。
やってはいけない動画のデータについて「聞いた話によると」という言い回しで色々教えてもらう(笑)。
次回はお盆休み中の金曜日の予定である。


今週は"山の日"(ずっと"海の日"だと思っていたw)の祝日があるのだが、おそらく出勤予定である。


先週土曜日は8月6日。
オリンピックの開会式の日、などという浮かれた気にならず。
というよりもオリンピックに1mmも興味ないしな(笑)。
日本人なら広島に原子爆弾をアメリカから撃ち込まれた日として覚えておくべきだろう。
その上で浮かれた生活をおくればよい。


『4DXデジタルシアター 』
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地元の映画館に4DXのシステムが導入されたので、まあいい機会だから『シン・ゴジラ』で試してみることにした。
まあ4DXの評判やどんなものかはなんとなく知っていたので、『シン・ゴジラ』だったらこの手のアトラクションにピッタリだろうし、オイラの作品に対する期待値も高くないので今回の体験と相成った。
と言ってもですよ、期待値低めの映画なのに4DXって2800円も取るんですよ奥さん(笑)。
さらに言えば、オイラ勘違いしてたんだが、4DXの画面ってiMaxなみのスクリーンで観るもんだと思ったら、席数が100人チョイぐらいの小さいシアターなのだ。
よくよく考えたらさ、そんな何百人単位の劇場内にある椅子やらなにやらを動かすのは物理的にかなり難しいよね(笑)。
画面の状況に合わせて水しぶきが顔射されたり(笑)風やら煙やら香りやらを観客にあびせかけるなら、比較的こじんまりとした空間であるべきなんだろうな。
そしてまず、通常のシアターのように私物を持ち込むことができない
椅子がグラングラン動くからそれにバックなんかが挟まっちゃまずいということであろう。
オイラ地元の映画館ではシアターの前にコインロッカーがあり、そこに私物を保管していおくようになっている(料金は100円なのだが、ロッカーを開けるときに戻ってくるシステム。つまり無料のコインロッカーね)。
で、特に言われてなかったんだけど、このシステムって途中でトイレに立ったりすることが難しいんじゃないかね
椅子の揺れ方も座っている腰の位置がずり落ちてくるぐらいの動きなのでかなり激しいと思う。
案の定、上映が始まってノタノタ入ってきたバカが一人いて、そいつがガシャガシャとお菓子の入った袋が煩い上に、シートが揺れてるからなかなか座れずシートの前で棒立ち(笑)。
後ろの観客からブーイング(笑)。
そりゃそうだ。
後ろの観客はバカが棒立ちして画面が観えない上にガシャガシャうるさけりゃオイラも殺意が湧くよ。
んで、そのバカは揺れが収まるシーンまで係員に腕を引かれて通路脇に立っていることに。
なんか上映が始まっても係員が二人ぐらいいるみたいね。
更にさ、これも規制の対象にはなってなかったけど、飲み物やポップコーンも跳ね上がるんじゃね(笑)。
飲み物は劇場で買ったものなら蓋つきのストローで飲むやつだからあまり問題ないかもしれんが、ポップコーン抱えてたらどうなったことやら。
そもそも私物が持ち込み禁止なのに食物飲み物が持ち込み可ってのはどーなのよ。
その他、シアター内の仕掛けについて。
水しぶきというかミストが前の席の背から噴出されるのであるが、これは手元のボタンでオンオフの切り替えができる。
メガネに水玉がつくような顔射であるのだが、シアター内が乾燥している所為か比較的すぐ乾いて気にならなくなった。
送風の仕掛けが足元であるとか顔の横だとかにあって、足元の送風は結構気持ちよかったりする。
顔の横の送風は劇中でバルカン砲が撃たれたりすることろでシュッシュッと短く風が吹いたりする。
さらに爆発のシーンではフラッシュが焚かれ、スクリーン近くでがあがったりもする。
ゴジラの足音とシンクロさせてシートが振動したり、戦闘ヘリや戦車が旋回するたびに大きく揺れたり。
遊園地の"コーヒー・カップ"ぐらいの動きの強さを想像してくれればいいかな。
ジェットコースターほどの絶叫的な動きではない。
バルカン砲の掃射の時に背面でゴツゴツとシートが背中を叩く仕掛けがあったりね(笑)。
ところで疑問なのだが、このシステムで行われれる仕掛けは、例えば『シン・ゴジラ』なら庵野秀明の監修で行われているものなのか?
それとも本編の映画とは関係なくどこぞの馬の骨が
「この戦車の信地旋回はものすご〜く揺らしてやれ」
などという勝手な解釈で行っているのだろうか?
これはオイラの考えであるのだが、映画を観るということは受動的であらねばならないということだ。
徹頭徹尾、その映画を作った映画監督の思想なり世界観なりを観る側が受け止め、それに同意したり反感をもったりして楽しむのが映画。
なので肯定的であれ否定的であれ、映画を製作した人間以外が勝手な意図で足したり引いたりしてはいかんと思うのだよ。
画面との臨場感を上げるために一瞬でも画面が観えなくなるフラッシュの効果や、若干スクリーンに影を落とす煙など、映画を製作した庵野秀明なり樋口真嗣なりが演出として設計したものであるならまだしも、映画とはまったく関係ない人材が勝手に観る側の印象を操作するなんてことはあってはならん。
その昔、短編映画で物語の分岐でどちらに進むかを劇場にいる観客に手元のボタンを押させて多数決で決めていくというものがあったが、それはもはや映画ではない。
演出家がどうしていいかわからないから多数決で決めてくださいなんてのは映画として物語自体をあやふやにしているだけだ。
映画というのは、映画を作った人たちが自分たちが作ったカッチョいい映画を「どうだ」と言わんばかりに観客に見せつけることであり、観客はそれを「カッチョいい」とか「カッチョ悪い」とかの感想を持つ権利があるだけで、カッチョ悪いから観客であるオイラがカッチョよく編集し直してやろう、などというのは言語道断なわけ。
今回の4DXについても、普通のシアターで落ち着いて観ていたら余韻に浸れたり、台詞を観ている時に反芻して楽しむこともできたかもしれないのに、シェットコースターに乗ってる状態では映画を落ち着いて観ることはできんだろう。
今までの映画体験というのとは異質なものであるということは言える。
こういうのはたまにしか映画館に行かない人が、"映画館に行った"という印象を強く残したい為のアトラクションだと思う。
オイラとしては今後この手の仕掛けにフィットするような映画があったとしても、通常上映のシアターで観ることにするだろう。
4DXはオイラが望む映画館での映像体験とは別のものであり、オイラにとっては無くてもいいものだということだ。


『シン・ゴジラ』
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ネタバレあります。
『シン・ゴジラ』をこれから観るつもりの人は読まない方が良いと思います。
とりあえずフラットな心持ちで観た方が良いです。
先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
4DX鑑賞。
早々に言っておくが、面白かった。
最低限入場料分の価値はあります。
ただですね、ひっじょうに面倒くさい話ではありますが、この面白かったというのは他人様から
「『シン・ゴジラ』ってどうよ?」
って聞かれたら
「面白かった。入場料は無駄になんないよ」
とは言う。
世間的な評判もすごぶる良さそうだしね。
しかし、好きな映画かと言われれば、
「好きにはなれなかった」
と応えるだろうね(笑)。
ね、面倒くさいでしょ(笑)。
面白かったところをツラツラと上げていくとなんといっても
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市川実日子がいいねえ(笑)。
キリっとした面構えの知的さと真面目さ故の無愛想さ。
環境省の課長補佐だとかの役。
上映中ずっと仏頂面だったんだけど、最後の最後でちょっとだけ笑顔になるというのも良い。
市川実日子がすごくカッチョよくてねえ。
彼女だけでも観る価値はあったかなあ。
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それから、某友人にクリソツだと思っている(本人はどう思っているのか知らんw)津田寛治。
劇中で集められた異端者の集まりは皆個性的で良い顔してるんだけど、その異端で良い顔で良い演技をしていたのが津田寛治かな。
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生物学者役で映画監督の塚本晋也。
この人、映画監督でありながら役者もやってる人なんだけど、やっぱり存在感のある良い顔だよな、昔っから。
そういう意味ではキャスティングは部分的であれかなり良い感じだと思う。
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ヴィジュアルも実景とミニチュアを上手く取り入れつつゴジラの巨大感を出す工夫は素晴らしかった。
上の画像もそうだが、カッコいいアングルでカッコよく映像にしている。
庵野秀明と樋口真嗣の真骨頂ともいうべき能力の高さ。
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土手に自衛隊の戦車を並べて、ターレットを動かし、信地旋回し、キャタピラが音を立てて動く様の燃える事よ(笑)。、
ミリタリーが好きで詳しくて、動かした時の格好良さを知っている人間だからこそできた映像だ。
「自衛隊を使った戦争映画みたい」
と本当にワクワクしましたですよ。
と、ここまでは面白く感じた部分ではあるんだが、それは観る前に本作の期待値がものすご〜く低かった所為もあるんだよね。
そもそも
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この本作での総監督(この名称も勿体つけて非常にイラっとするのだがw)である庵野秀明。
出自はメカニック専門に突出したアニメーターだった。
このメカニックの描写の凄さは『王立宇宙軍』の作画で残っている。
メカニックは素晴らしい反面人間が描けないのに『トップをねらえ!』ってアニメで監督やって、オイラなどは絶対つまらないとタカをくくってたら、コレがかなり面白かった(笑)。
んで、その後色々あって『新世紀エヴァンゲリオン』で
「コイツ、ホンモノだったんだ」
と、オイラを含めたボンクラなオタクに衝撃を与えたわけだ。
で、その後調子に乗って実写映画を3本撮る。
一本目は出演者全員が黒歴史にしていると思われる(笑)『ラブ&ポップ』。
村上龍の原作小説を翻案した映画なのだが、コレ、オイラ結構好きなんだよね。
ものすご〜く気持ち悪いことをカッコよく映像にしているなかなか良かった。
で、その後、『式日』と『キューティーハニー』なのだが、『式日』なんて映画監督の岩井俊二が主演してるし、『ラブ&ポップ』の後なのでかなり期待していたら本当に殺意が湧くほどくだらなく(笑)。
DVD購入した翌日に売りにだしたわよ(笑)。
簡単に言えばバカが押井守の真似をして失敗してるような映画というべきかね。
もう一人
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本作の監督・特技監督といういったい総監督とどっちに演出の主導権があったのかわからん肩書きの樋口真嗣。
この人はもともと特撮監督としてかなり優秀な仕事をいくつもこなしてきた。
そういう意味では架空のものをリアリティを出して映像にするのがとてつもなく上手い。
ただここ数年劇映画の監督をしているんだが、面白いのもあるんだけど、それを帳消しにするような実写版『進撃の巨人』で思い切りメッキが剥がれちゃった(笑)。
とまあ、演出にこんなどうしようもない奴らが二人だったわけで期待値も下がろうってもんだ(笑)。
だいたし本作のタイトルである『シン・ゴジラ』の"シン"って何?
樋口真嗣のシンか?
この"シン"って"新"でも"真"とでも取れるようにのタイトルなんだろうけど、ものすご〜くあざとく感じた。
勿体つけてる割にはおそらく意味なんてないんじゃないかね。
なんか意味深に勿体つけたほうがカッコイイんじゃないか、というさ。
さらに言えば
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この最初に出たコピー。
現実とか虚構とか、いつの時代の押井守だよ(笑)。
映画でゴジラが虚構ならその世界観の中にいる日本だって虚構だろう。
映画で描かれていたような日本が現実なら虚構であるゴジラとでも戦っていける、と思っているならかなりおめでたい。
本作の閣僚やら官僚の描写がイラっとするぐらい呑気なんだよな。
内閣総理大臣臨時代理とやらが話し合いかなんかが長すぎて
「ラーメンのびちゃった」
なんて呑気なこと言ってるわけ。
東日本大震災でも熊本地震でもまともに食えない人がいて、そういう人からすればのびたラーメンだって腹の足しにするわけで。
オマエなに、地震以上の災厄であるゴジラが来てる時にラーメンがのびたのなんだの言うわけ。
そもそもその非常時に一杯のラーメンがどうやってそこにたどり着いたかを思いめぐらすこともできないほど緩んでる。
出てくる若手の政治家や官僚なんかのセリフもさ、将来キミが大統領でボクが総理大臣、だとか、幹事長でいいよ、とかさ、とてつもない災厄のなかであっても権謀術数ができるのが政治家だとでもいいたいのかね。
こんなダラけたのが"現実<ニッポン>"だとしたら"虚構<ゴジラ>"に食われちゃえばいい。
映画の製作者達は現実が虚構を打ち負かすことを想定しているんだろうけど、オイラはまったく太刀打ちできてないと感じる。
クライマックスでゴジラをビルの瓦礫の下敷きにして動けなくなったところを建設機械的なポンプ車を動員して、血液凝固剤をそのポンプ車からゴジラの口に経口投与するというアっとおどろくバカげた作戦をするんだけどさ、そもそもゴジラが通っただけでも相当な瓦礫のある街中でしかもゴジラを動けなくするためにさらにビルを爆破してるわけじゃん。
車がとてもじゃないけど通れないような瓦礫まみれのはずだよ。
建設重機の車両といえどもさ、その瓦礫のなかを迅速にかいくぐってゴジラに到達できるわけないじゃん(笑)。
でも普通にポンプ車がゴジラのところについて作業するんだけど、最初の投与では足りなくて、そばにいた車両全てがゴジラによって薙ぎ払われるわけ。
このバカな作戦の責任をちゃんととるんだろうな(笑)。
とにかくさ、上手くいってるところもあるんだけど、リアリティーのレベルがちぐはぐすぎる。
たとえば戦車にしたって、通常運用なら戦車って現場まで自走することはないんだよね。
戦車を乗っけるキャリアで現場まで運んでいくもんだと思うんだけど。
この辺りの描写って押井守の『機動警察パトレイバー 2 the Movie』ではきちんとやってるんだけどね。
戦車を土手に配置してリアリティをだしておきながら、それに付随する要素はおざなりにしている。
オイラとしてはそのリアリティを出すならもう一つ要素を足すべきだという部分が足りてないから、やりっぱなしで嘘くさく感じちゃう。
前述した"シン"問題にしても劇中で使われる景気の良い音楽が

伊福部昭の『宇宙大戦争マーチ Battle in Outer Space』だったりするわけ。
そりゃ名曲だから気分はアガりますよ。
絶対アガる曲だからさ。
結局昔のものに頼ってるだけで、フレッシュさがまったくない。
一事が万事、こんなありさまでどこが"シン"なわけ?
この使い方もクラッシック的な曲を上手く使っているだろうオレ、みたいな気分が見え隠れして本当にムカつく。
オイラは庵野よりは歳は下だけど、この曲知ってるからね。
だから他人の褌つかってるようにしか見えんわけよ。
新しい曲で盛り上げてみろよ。
岡本喜八監督を写真でだしたのも
「この人誰だか知ってる?」
ってな感じで出してるのが見え見え。
とにかく庵野秀明の頭良さ"気"なところが本当に鼻についてさ。
どうやっても押井や宮崎駿にはなれないんだからさ。
バカなオタクがバカなりに誠実に映画をつくりました、という体であった頃の『トップをねらえ!』を監督した時に戻ってもらいたいと切に願う。
というわけで本作、Blu-rayを購入することもないだろうし、再見することもないであろう。

# by 16mm | 2016-08-07 22:14 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Comments(4)

『ファインディング・ドリー』あるいは『ひな鳥の冒険』

本日日曜日、岩盤浴、ストレッチ、日光浴。


『Photoshop CC(2015.5)』
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Photoshopがアップグレード。
まあ極端に使いかってが変わったわけでなし。


『モンプチ 嫁はフランス人』
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AmazonでKindle版購入。
予備知識まったくなしで購入。
面白く読んでいたのだが、途中でちょっとオイラには生理的にキツイ描写<といっても、別の意味で言えば悪気のない家族愛に満ちた描写ともいえるのだが>があり、それ以上読む進められなくなった。
もし間違えて再見したらコトなのでデータからも抹消(笑)。


『くるくる自転車ライフ』
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AmazonでKindle版購入。
期間限定だった所為なのか?10円で買えましたがな(笑)。
現状は850円。
マニアックなウンチクと作者が体験したエッセイ部分の語り口も非常に楽しいものになっている。
これなら850円だしてもよかったな。
10円で購入できてラッキーということではあるが(笑)。


『かわうその自転車屋さん 1巻』
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AmazonでKindle版購入。
前述した『くるくる自転車ライフ』と同じ作者の作品。
かわうそ や、羊、あらいぐま等が混在して生活する世界観。
オイラが思うところの
「オマエら他の動物の肉は食わないのか?オマエらナニ食ってんだ」問題(笑)。
映画の『ズートピア』でも気になっていた問題であるが、本作は不思議と気にならなかったというオイラの心情のブレっぷり(笑)。
タイトルどおりに自転車屋のかわうそ が主人公の自転車にまつわる物語が展開される。
なんつーか。
はっきり言って『のりりん』より面白れえ(笑)。
『のりりん』が広げていた風呂敷を最後にものすご〜くザツに畳んで、それまでの美しい物語を台無しにしたから印象よくないのかもしれんが。
続巻も出ているので続けて読んでいくつもりである。


『ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 1』
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AmazonでKindle版購入。
武田一義、待望の新作コミック。
今度は戦争だ。
三頭身キャラが美しい背景のもと陰惨な目にあっていく。
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ちばてつや が推薦文を書いておる。
読めば作品の質の高さは十分に伝わる。
しかしね、武田一義の名前だけではおそらく世間一般には読もうという気は起きにくい。
そのためのゲタが ちばてつや なわけだ。
はっきり言って御大である ちばてつや の推薦分に見合う作品であると断言する。
しかしね、ちょっと作品の感想から脱線するが、小説も漫画も映画も、戦争というものの悪夢を描いて実感させるという表現に受け取る側である我々はやや食傷気味になっていないか。
スティーブン・スピルバーグの『プライベート・ライアン』での銃撃での身体破壊描写は公開当時にはそれまでにはなかった新鮮な残酷さで戦争の悪夢を描いていた。
その人体破壊描写が表現的にも可能になったおかげで後続の映画で多様されるようになった。
反戦映画としても反反戦映画としてもその描写が使われ多様されたおかげで人体破壊描写は娯楽になっちゃった(笑)。
いや、もともとの『プライベート・ライアン』からして娯楽映画だからね。
なので現状の悲惨な人体破壊描写が戦争の悪夢として直結しにくくなっていると思う。
どんな過激な映像にも人間は慣れちゃうということだ。
オイラが現状戦争の抑止になり得るもので表現されていないものを考えると、いわゆる"死臭"というものを想像させるというか体感させることかなと思っている。
日本にいると死体の腐乱した臭いというものを体験する機会がかなり少ないと思う。
オイラもまったく想像できない。
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士郎正宗の漫画では"死臭"をなんとか言葉で表現しようという試みがある。
それで読み手のオイラもある程度の想像をできることはできる。
しかしね、強烈なザリガニの臭いの中で飯を食ったり日常生活を送らざるをえない状況を正確に想像できるか、といえば難しい。
で、『ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 1』だが、この楽園のような美しさと暖かさ、というか、暑い場所に死臭が漂うというのを想像しながら読むべきかなと思っている。


『スティーブズ(5)』
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AmazonでKindle版購入。
これまで紹介的に出てきたキャラクター達が本巻でダイナミックに動き始めたような感じ。
職場を解雇されるという部分も含めて非常にスリリングな展開でかなり引き込まれた巻であった。
タイトルにある二人のスティーブ(スティーブ・ジョブスとスティーブ・ウォズニアック)の話だけでは収まらない、パーソナル・コンピューター黎明期(黎明期にはパソコンではなくマイコンっていわれていたっけw)の群像劇として抜群に面白い。
セリフで日本の方言をしゃべらせたりするアイデアもいいな。
色々と凝った演出があると思う。


『THE SKILLFUL HUNTSMAN / うでききの狩人』
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Amazonで書籍購入。
書店で立ち読みして、ちょっと高いので(5184円)躊躇したが思い切って購入。
キャラクター・デザインをする時の過程と考え方を膨大な作例と解説で綴られた専門書である。
所謂コンセプト・アートからの作り方というところだろうか。
アイデアを手早く形にしていくやり方や、それを定着する方法論などが書かれていて非常に勉強になる。
アイデア・スケッチの最初の頃に膨大に描かれる"サムネイル"と呼ばれるシルエットのみで描かれたスケッチが日本の筆ペンで描かれていると書いてあった。
細かいディティールよりも見た目のシルエットから内側に向かってデザインをしていくと。
それには細かいディティールの描きこめない筆ペンがいいのだろう。
......
最近文房具づいているからなあ(笑)。
ちょっとお高い万年毛筆が欲しいなあ(笑)。


『ファインディング・ドリー』
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先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
吹き替え版で鑑賞。
もともと本作の前作であるところの『ファインディング・ニモ 』にイマイチのれなかった。
そんなわけで半ば気が進まないまま観たのだけど、やっぱりオイラの好みにならんかった。
同じ監督のアンドリュー・スタントンだったらオイラはダントツで
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『ウォーリー』が大好きなんだよね。
ピクサー映画という括りではなく観た映画のなかでも本当に大好きな作品なんだが、本作のお魚の話はどうにもノれなんだ。
本作に関して言えばタイトルにあるナンヨウハギのドリーにまったく共感できないというのが致命的。
重度の健忘症持ちという特性が前作では物語の要所で細かく事件を起こして展開に加速を与える役目としていたのだが、今回はそのドリーが主役である。
健忘症というだけでも色々大変なのに、もう観ているこっちがイライラするほどに他の魚に依存しまくり。
それで他を巻き込んで、危険な目に合わせている。
で、健忘症なので自分のやったことにまったく反省がない。
ちょっとキャラクター的にまったく共感できず、上映時間ずっとイライラしていたかなあ。
CGアニメーションとしてのクオリティーは相変わらず高いですよ。
ただ、まあ一度観ただけで判断するのもアレなんだが、ピクサーに期待しているフレッシュなヴィジュアルという部分はほぼないに等しいと思う。
なんでわざわざ本作で続編を作ったのかよくわからん。
何度も言うが、それでも凡百のCGアニメーションに比べたらありとあらゆる水準は高い。
キャラクターのデザイン、動き、物語を推進するアイデアetc......。
だからこそ観る側はピクサーの新作のたびに自然とハードルを上げているのかもしれん。
さらに致命的なのは所謂"八代亜紀"問題(笑)。
ピクサーの映画は上映する国用にローカライズが施されていて、例えばオリジナル版では英語で描かれている看板の文字を日本だったら日本語で書き直されていたりとかしてるわけ。
おそらくピクサーの方針としてその国の言葉で吹き替えられているなら、英語で描かれている景観の文字もその国の言葉であったほうが自然なはずだ、という親切心というか思いなんだろうね。
たぶん英語が読めないであろう子供に対してわかりやすくあろうというね。
その志はよくわかるし感心する。
しかしね、オイラのように50歳を手前にして漫画映画を嬉々として観ているような人間は吹き替えではなくオリジナルの声を聴きながら字幕で観たいなとも思ってるわけ。
しかし、ピクサー映画の上映は字幕版がものすごく少ない(笑)。
地元の映画館では字幕版やらないし。
それで今回の"八代亜紀"問題である。
はっきり言えば八代亜紀は悪くない(笑)。
八代亜紀だって仕事としてやったんだろうし、まあピクサー映画に出れば名前も出て話題にもなるだろうぐらいの打算は働いたろうけど。
問題はどこのドイツが八代亜紀をキャスティングしたんだということだ(笑)。
オリジナル版がどうなのかわからん。
アメリカではそこそこ有名なタレントが日本での八代亜紀のパートを受け持ったのかしらん?
おそらく演出上、この八代亜紀のパートって別に有名なタレントを使う必要がなく、単に説明のアナウンスが流れている程でもいいはずなのだ。
なので単なるアナウンス以上でも以下でもない言葉に必ず"八代亜紀"という言葉が入り、それを聞いたキャラクター達が
「八代亜紀だ、八代亜紀さんだ」
などとアメリカ製のCGアニメでセリフにされて聞かされる悪夢。
まったくマッチしていないどころか観ている間じゅう結構"八代亜紀"というフレーズが出てきてそれがノイズになっちゃってかなりイラっとするんだよね(笑)。
前々作の『インサイド・ヘッド』も日本版ではドリカムの歌が上映前に入ってイラっとしたし(笑)。
とにかく行き過ぎたローカライズは作品をダメにするね。
この"八代亜紀"問題の担当者は猛省すべきである。
ちなみにwikiで調べてみたらアメリカ版ではシガニー・ウィーバーがやってたと。
シガニー・ウィーバーなら納得だよ。
映画俳優として誰もが知ってるし、この手の映画に対するリテラシーがシガニー・ウィーバーにもそれを観る側にも強力に共有できる。
日本だったらさ、誰だろう。
芸歴長くて役柄的な好感が持たれそうな人材と言ったら、
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樹木希林かねえ。
う〜。
難しいキャスティングではあるが、八代亜紀よりは断然いいと思うんだがねえ(笑)。
......
と、まあ最初からノれないと思っていた映画に何故『シン・ゴジラ』を差し置いて観に行ったかと言うと、会社の同僚が『ファインディング・ドリー』の前にかかるピクサー映画恒例の短編映画を絶賛していたからだ。
それが
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『ひな鳥の冒険』(原題:『PIPER』)
最初上の図の画像を検索して見つけたんだけど、このなんとも言えない可愛らしさにハートを鷲掴みされましたよ(笑)。
で、続けてYouTubeに上がっている30秒程度の動画を観たんですけど

CGのフォトリアルとも違う。
ちゃんと漫画のキャラクターになっていて、現実感があって。
とにかく開いた口がふさがらないようなクオリティなわけ。
メインの『ファインディング・ドリー』を海の表現だとかキャラクターの造形であるとかで凌駕していると思う。
子供の自立を促す親との関係というのが一つのテーマにはなっているんだけど、さらに言えば世界は未知で怖い事もある反面、一歩を踏み出したくなるような美しさがあるという肯定的なメッセージが込められている。
その美しさを体験できたひな鳥の話なんだな。
とにかくね本当に素晴らしかった。
オイラはこの短編のためだけに『ファインディング・ドリー』のBlu-rayを購入するつもりである(笑)。


今週末は歯のメンテナンス。

# by 16mm | 2016-07-31 21:37 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Comments(4)

"ぺんてる ゲルインキボールペン エナージェル "を"LAMY ラミー ローラーボール ダイアログ 2 "に換装できるかな(笑)?

The arms.
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α7R ILCE-7R
Carl Zeiss Makro-Planar T* 2/50
左からLAMY dialog 2(ボールペン)、LAMY dialog 3(万年筆)、YARD-O-LED Diplomat Plain Penci(シャープペンシル)l、YARD-O-LED 不詳(シャープペンシル)。


『"ぺんてる ゲルインキボールペン エナージェル "を"LAMY ラミー ローラーボール ダイアログ 2 "に換装できるかな(笑)?』
今年の5月ぐらいから日頃のメモ書きをiPadなどで行うのを止め、万年筆で行うという完全アナログに戻した。
理由は簡単で、iPodなどでメモ書きするのにオイラのタッチタイピングが遅いとか、iPadを出してソフトを立ち上げてメモ書きをするというのが面倒になったためである。
カバンからノートを出して万年筆で走り書きした方がオイラにとっては効率がいいと気がついた。
で、文字を書くのも落書きするのもアナログに戻した。
文字を書くのは万年筆。
落書きするのはシャープペンシルとボールペン。
で、最近落書きするボールペンとして重宝していたのが
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"ぺんてる ゲルインキボールペン エナージェル 1.0mm"。
これがオイラにとっては実にスグれモノで、すばらしく滑りが良く文字どおりよどみなく描ける感じだったわけ。
なのでこのペンにはなんの不満もないわけだ。
が(笑)。
見栄っ張りなオイラは
「できれば、このゲルインキボールペンをボディがプラスティクのものではなく、なんかカッチョいい、メタルで末永く使えるようなものにできないだろうか?」
と、思い至った(笑)。
メーカー様の企業努力で安価でこのような優れたボールペンが使えるというのに(笑)。
こんな考えはメーカーのデザイナー様から営業様から企画様から、とにかくこの優れたボールペンに携わった人たちから石を投げられても血まみれになってもおかしくないような暴言であるとは承知しております(笑)。
或いは、心優しい素敵な内面をもつ女性に対して、
「オマエ、ブスだから全身整形してカッチョいいボディにしてこんかい、ワレ」
と、インチキな関西弁でまくし立てる非道な男のようでもあります。
しかし、それらの批判を受け止めつつ、それでもこのゲルインキボールペンに素敵な服を着させたいというセンチメンタルというか身勝手な心持ちを止めることができないオイラでございます(笑)。
お許しいただけますか?
いただけるということで(笑)この『"ぺんてる ゲルインキボールペン エナージェル "を"LAMY ラミー ローラーボール ダイアログ 2 "に換装できるかな(笑)?』計画を遂行した顛末を記そうと思います。
まず、オイラが使いたいペンテルの替芯は"LR"というもので
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まあこんな感じのリフィルなわけ。
でこれと似た形のリフィルで外国製のモノをと思ってネットで調べていたら『ステーショナリーマガジン no.8』なるものがネットで閲覧できてその中のP22とP23に
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ぺんてる のエナージェルと互換があるリフィルがあるがな(笑)。
その互換のあるボールペンとして例に上がったのが
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ラミーティポとよばれる↑である。
むう。
プラスティックかあ......。
LAMYはすでに万年筆も同メーカーで購入していたので悪くはないのだが、ボディはメタルがいいなあ(笑)。
で、ふとこのボールペンに使われているのは"M66"というリフィルであると気がついた。
オイラのバラ色の脳細胞(笑)がドドメ色になりましたよ(意味不明w)(笑)。
だったら"M66"が使われている他のボールペンを探せばいいんじゃね?と(笑)。
で、見つけましたよ(笑)。
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LAMY ラミー ローラーボール ダイアログ 2 ロジウムコート L374 正規輸入品 ¥ 18,078。
速攻で購入しましたよ(笑)。
18000円は確かに高いけど実際は28000円ぐらいするものらしいし、これはお得でしょう、と震える自分に言い聞かせ(笑)。
メタルだし、見た目もカッチョいいし、すでに購入していた万年筆と同一メーカーで同一の"ダイアログ"というシリーズ。
ここで致命的な事に気がつく(笑)。
件の『ステーショナリーマガジン no.8』の記事には
「リフィルの交換は自己責任で」
という一文がきっちり載っていて、リフィルがボディに上手く収納されても様々なトラブルの発生が予測される旨が書いて有った。
非常に親切である。
さらに言えば記事ではラミーティポと互換があるとは書いてあるが、購入した"ダイアログ 2"と互換があるとは書いてない。
リフィルが同じだから使えるだろうとタカをくくっていた。
記事によればラミーティポならリフィルを細工することなく使えるように書いて有ったが。
案の定ぺんてる のリフィルはそのままでは"ダイアログ2"には収納できなかった。
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↑上が"M66"で下がぺんてるの"エナージェル"の替芯。
ペン先で揃えると"エナージェル"のお尻が若干長いが、それは若干切っちゃえばいい。
それでもペン先がボディのバネに絡んだり、芯を繰り出そうとボディをひねるのが硬かったり。
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そこで上図のような改造を施してみた(笑)。
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上が元のエナージェル。
下がペン先の白いプラスティックを削って根元をテープで巻いた。
ペン先の微妙な太さが"ダイアログ2"のペン先を出す部分と干渉して、作動が上手くいかなかったのだ。
テープを巻いたのはボディに組み込まれているバネがリフィルに食い込むのを防ぐためだが、ペン先の白いプラスティックを削ったら解消できているのかもしれん(未確認)。
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リフィルの後ろはこんな感じ。
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この細工のキモはぺんてる のリフィルのお尻をなにか硬いものでふさがないといけないということだ。
ボディをツイストさせてペン先を出すという構造上、ペン軸のお尻に結構な負荷がかかるので、最初テープを巻いてみたのだが柔らかくて作動がイマイチ。
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東急ハンズで
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上のようなリフィルの直径以下の太さの釘と高さ調整と多少のクッションにとシリコンのリングを購入。
で、このような細工小細工改造を加えてなんとか"LAMY ラミー ローラーボール ダイアログ 2 "に"ぺんてる ゲルインキボールペン エナージェル "を入れて描けるようになりました(笑)。
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こんな感じに(笑)。
やっぱりエナージェルはいいよね。
強弱つけて太くも細くも描ける。
ちなみに"ダイアログ2"のペン軸である"M66"だが、これもローラーボールというだけあって非常になめらかにペンを滑らせることができた。
ただ、"M66"は鉛筆の上から描くとインクが乗らない、というか、乗りにくいということがあり、オイラにとってはこれが割と致命的な部分なんだよね。
その点エナージェルはエンピツの上からでもきちんと黒々とした線を引くことができて気持ちいい。
それと"ダイアログ2"は内蔵されているギミックの所為かペンを持った時の重心が後ろの方なんだよね。
ペン先の方ではなく。
当初、これは描きづらくなるかなと思ったが、使っているうちに慣れたような気がする(笑)。
これでなんとか自分好みのボディでエナージェルを使うことができたが、一応書いておくけど、
これはオイラが使い易いように改造できたというレポートであって、万人にオッケーなものとは言えません。
オイラのこのレポートを読んでやってみて失敗しても当方は責任とりませんので悪しからず。
自己責任でそこんとこヨロピク。
あ、お尻に刺す釘は後でもっと短くするつもりである。
リフィルのお尻を塞いじゃうという問題がどうでるかは今の所未確認。
以上、報告おしまい(笑)。


先週土曜日、ストレッチ、日光浴、赤外線サウナ。
会社の健康診断が10月から8月後半に変更しちゃったようで、今まで以上に節制するつもりである(笑)。


この人ってさ都知事だとか何かのトップになって人をまとめる気なんてないんでしょ。
自分の主張を大多数に喧伝できる機会が東京都知事選というだけでさ。
すくなくとも不特定多数の人間のトップになろうという人間は自分の差別的な主張を表に出すことはないと思う。
誰でも差別意識はあるけどさ、それを表に出して溜飲を下げるのは同じ主張の人間だけだからね。
百田尚樹が桜井誠をカッコイイなんて言ってたみたいだけど。
本当に悪夢は続くな。
そろいもそろってポンコツ候補しかいないなかから都知事を選ばなくてはならない都民に同情するね。


『34歳無職さん 8』
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AmazonでKindle版購入。
ドラマチックな事がなにも起こらずに最終回。
なんとも不思議な作品であったんだが不思議と読み進められたのは端正な画の所為だろうか。
最後まで細かい顛末の説明をせずにすっぱり終わっている。
このすっぱり感が物足りなくて説明を望む声もあるようだけど、無職でいるという時間に特別な説明が必要だとは思えない。
細かな日常でも泣き笑いがありお腹もすく。
オイラとしてはそんな無為な時間を飽きさせずに読ませ続けた本作の力量がすばらしいと思う。
次作を期待。


『白竜-LEGEND- 43』
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AmazonでKindle版購入。
どう考えても頼りにならない黒須組長への白竜の尊敬や恩義の有り様を非常に丁寧に描いている。
白竜が本心から黒須組長を慕っているという部分を描く事が大事なんだよね。
本当は白竜も黒須をバカにしてるんじゃないのか?という疑念は払拭された。


『スカイエマ (イラストレーション別冊)』
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Amazonで書籍購入。
以前書店で立ち読みしてすましていたものを購入。
スカイエマという非常に個性的で上手い絵描きだ。
ポーズのつけ方、色のつけ方。
比較的少ない描線で最高の効果をあげるような表現力。
すごい絵描きもいたもんだ。


『先生ごめんなさい 分冊版 : 5』
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AmazonでKindle版購入。
分冊版をチマチマ買ってるうちに単行本一冊になっているがな(笑)。
単行本も買わねなならんのか(笑)。
分冊版の表紙が毎回すごくいいので、分冊版も欲しいしなあ。
ボンクラなオタクを相手にした新しいビジネスモデルでありましょうか(笑)。


『GREY: (上)(下)』
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AmazonでKindle版購入。
上巻が5円で下巻が106円というアホみたいな低価格だったので購入。
本作は1985年 - 1986年の雑誌連載時に単行本全巻買い、後にアニメ化された作品も観た。
そもそも高校生の頃に たがみよしひさ の『軽井沢シンドローム』にハマり、その作者である たがみ に傾倒していたのだ。
『軽井沢シンドローム』の軽口とその言外の言葉の重さに非常に影響された一時期があった。
高校生なので下ネタなセリフ含みの言葉が魅力的だったんだな。
画も結構すきだったし。
が、本作『GREY』に至っては、軽口は軽口のまま。
セリフそのものが軽薄な感じしか受け取れず。
さらに言えば本作の主人公であるグレイが後半身体をサイボーグ化しちゃってほぼ無敵に。
前半部分の自分の地力と体力でその場をしのぐというスリリングさがなくなった。
出てくるメカのデザインなどはよくできていただけに内容にハマることができずに残念な思いをした。
たがみよしひさ ってこんなだったっけという落胆。
『軽井沢シンドローム』の頃の たがみよしひさ とは質的に違っている感じがした。
それとも高校生の頃のオイラには たがみ の本質をわかってなかったのか。
どちらにしてもオイラにとっては関心をなくした作家でしかない。

# by 16mm | 2016-07-24 22:00 | 閑話 | Comments(2)

『アニメスタイル009』『貌 白鳥写真館 2 白鳥真太郎写真集』『「宇宙戦艦ヤマト」をつくった男 西崎義展の狂気』

観たい映画が相変わらずない(笑)。


今週日曜日、ストレッチ、日光浴。
健康ランドの露天で日光浴をしていると、バカでかい声でスマホでしゃべってるバカがやってくる。
「ウッセエな」
と、怒鳴ろうとしたらそのスマホでしゃべってるバカの太ももに色が入ってない昇り竜(笑)。
途端に寝たふりするオイラ(笑)。
これがチャラい兄ちゃんなら殴り合いになっても五分の自信がないわけではない。
お互い全裸だし(笑)。
しかし、暴力団は別だ。
アイツら自分が舐められたと思ったらなんの呵責もなく相手を殺せるからね。
そいう意味ではオイラも暴力団も全く同じ。
弱い奴には徹底的に強く、強い奴には媚びへつらいますから(笑)。
健康ランドの兄ちゃんがその暴力団のバカに注意しに来たが案の定凄まれれ早々に退散。
一応刺青入りの人間はこの健康ランドに入っちゃなんねーことになっているけど、暴力団、お構いなし(笑)。
アレはさ、健康ランドの兄ちゃん一人で来てもダメだよね。
男も女も老いも若きも職員全員でやってきて
「すいません、刺青の方の入場はお断りしてますので」
とその暴力団に言えば強力な圧力になっただろう。
同じように露天でダラダラしているオイラを含めた全裸の客が暴力団を取り囲んで
「電話、やめてくれませんか」
と言っても良かったかもしれない。
とにかく暴力団には数で対抗せんとな。
まあ、お店も迂闊に暴力団に文句言うと営業妨害されかねないから難しいところだよね。
オイラとしてはさ、暴力団だろうが刺青だろうが健康ランドに入ってくるのはいいわけ。
問題は風呂場でスマホで
「ネエさんといっしょにオジキがやってきて、シノギの話で云々」
なんて剣吞な話を大声でするバカが問題で、密集した公共の場で大声小声にかぎらず電話をする行為が許せんわけよ。
こういうバカがいるから暴力団ではない、刺青を入れてる人の肩身が狭くなるんだよな。
オイラが刺青しないのは社会通念だとか社会常識の問題ではなく、身体に痛い思いをするのが嫌だということと、サウナに入れる機会が減っちゃうからという理由に他ならない。


『Walküre Attack!』
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先々週から延々とヘビロテで聴き続けている。
"戦術音楽ユニットワルキューレ"っていうなんともカッチョいいキャッチフレーズを持った
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女の子5人組のファースト・アルバム。
『マクロスΔ』というTVアニメの歌で埋められたアルバム。
オイラ自身は『マクロスΔ』を観ていないのだが、このアルバムは非常に良い。
12曲収録されている歌全てが良くて、マジで12曲を全部繰り返し聴いてるわけ。
この『マクロス』という作品はオイラが中学生の頃からやっているシリーズなんだけど、当初から歌がドラマ上重要なモチーフになっていて、音楽や歌の共感度は非常に高かった。
それが30年以上経っても変わらずに作られているということの凄さというのは素直に尊敬すべき部分だなと思う。


『ポケモンGO』ってなに?(笑)。


キヤノングローバル戦略研究所 宮家邦彦研究主幹
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どういう文脈での発言か分からないので迂闊な事は言えないが、言葉通りの意味っていうなら東京五輪なんて今からでもいいから止めて欲しいな。
やったって森元首相あたりの利権で懐が潤うだけだろうしね。
オイラはスポーツ全般に興味がないから五輪をどこでやろうが関係ない。
たかだか五輪で基本的人権云々が問題になるなら今からでもいいから五輪返上してくれ。
キヤノンのシンクタンクの人か?この宮家ってのは。
さすがキヤノン。
某中堅カメラマンを社会的に抹殺した噂があるだけあって、このシンクタンクにもエグイこと言うやつを雇ってるね(笑)。
噂ですけどね。
ウワサ(笑)。


『アニメスタイル009』
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書店で書籍購入。
『おそ松さん』のプロデューサー、作画監督などのかなり長く詳細なインタビューが読み応えあり。
『おそ松さん』の作中作だる"じょし松さん"はやはり女性の脚本家の手によるもののようだ(笑)。
しっかし、今時『おそ松くん』を復活させるってことは現代的なオリジナル作を作るよりも勝算が読みにくいと思うんだが、よくこの古い原作で勝負しようという気になったよな(笑)。
できたものに関しては圧倒的な面白さがあったけど、作ってみなきゃわからない結果論だ。
観る前だったらだれしも
「いまさら『おそ松くん』(藁)」
ってな感じだったろうに。
作品をどうしたら現代的にマッチングできるか?という理屈を考えてそれを実行させる布陣を敷く事ができるか、という事がポイントなんだろうけど、本当にこの作品には心底脱帽したね(笑)。
巻末の告知で西尾鉄也の画集が出るとのこと。
そこそこお高いようだが、お布施のつもりで購入するだろう(笑)。


『忘却の涯て 16歳の自分への手紙』

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こ、これわ(笑)。
いったいどうした江川達也(笑)。
これはマジか?
マジなのでしょうか(笑)。
わざと下手にしてるというか、わざと古臭いCGペイントをしているのか?
この古臭さは今後の伏線でございましょうか?
これをマジでやってるとしたらイタすぎるなあ。
最近の江川は手抜きの画しかだしてないけど、画を見る目ぐらいはあると思っていたのに、ここにきてこれをマジでやってるとしたら......。
嗚呼。
『BE FREE!』の初期の活力が懐かしいでござる。


『ラーメン発見伝』
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備忘録。


『貌 白鳥写真館 2 白鳥真太郎写真集』
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書店で書籍購入。
地元の蔦屋の写真集の棚に一冊置いてあって。
それが上の画像のようにビートたけしの表紙が見えるように。
すんごく惹きつけられる魅力的な表情の写真。
オイラは写真を撮るのが趣味ではあるんだが、その中でもポートレート、さらにニッチな女性限定でポートレートを撮ってるカメラ中年である(笑)。
もういいおっさんなので普段若くて可愛い女の子の写真集を買うこともなく、"キレイに撮る写真術"的なHow to 本も買わない。
月刊のカメラ雑誌も本当に滅多に買わない。
参考にしたい写真は結構ネットで探していたりするし、若い時ほど他の人が撮ったものに興味もなくなった。
そんな自堕落に趣味を続けているオイラでも本作のようなものに出会うと背筋がシャンとする。
本屋に何度も通ってはこのビートたけしの貌つきのすばらしさに惚れ惚れしていたのだが、値段が5000円近くて躊躇していたのだ(笑)。
そもそもオイラはこの写真家である白鳥真太郎を知らなかった(笑)。
で、まあ、このビートたけしの表紙がこの写真家の奇跡の一枚の可能性もあるし(笑)、ページを捲って5000円も払って他の写真でがっかりするかもしれないと思ってたんだよね。
でもまあとりあえずビートたけしの貌に5000円のつもりで購入。
したらさ、本当に感動的な写真集だったよ。
ほぼ全てが黒バックや単純な背景のバストショット。
あ、阿川佐和子のはバックが白のカラーでこれはキレイだった。
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モノクロとカラーが混在しつつも見開きで一人一枚づつの写真とその人の簡単なインタビューが載っている。
大嫌いな鈴木敏夫や武田鉄矢もすばらしく格調高く撮影されている。
おそらく被写体は50歳以上の著名人ばかり。
若造は一人もいない。
そしてどの写真も撮られた人間が喜びそうな素敵な写真ばかり。
笑顔の写真が多いね。
それがまたいいね。
オイラなどは自分で撮る時には意図的に笑い顔を作らないようにお願いしているんだが、それはどこかで笑い顔よりもむっつりとした真顔の方がカッチョいい、と思っているからに他ならない。
しかしね、この写真集に載ってる笑顔を見ると、自分の了見がいかに浅はかであったか思い知らされるね。
素敵な写真は笑顔であっても深く見た人間を感動させる。
つーか笑顔だからこそなのかもしれんが。
個人的な興味でこの人はどんな機材でどんなライティングで撮影しているのかというのも知りたいが、それ以上にこの著名人たちを撮影するにあたりどうやってこの笑顔を引き出したのか?
どれも写真家が
「はい、笑って」
って言われて笑った写真には見えない。
まあ被写体には俳優もいるので、笑えといえば即座に素敵な笑顔をするだろうけど、そうでない料理人だとか出版社社長だとか学者なんかもいる。
どの写真の笑顔も楽しく会話をしている時だとか、ちょっとした間のリラックスした感じだとか、つまり一連の動きのがあったなかでの素敵な一コマを拾い上げたような、そんな雰囲気なのだ。
楽しくおしゃベりしながら延々とシャッターを押し続けたんだろうかねえ?
すごく不思議で素敵な写真集であった。
もちろん、5000円は安い値段だと思う(笑)。


『「宇宙戦艦ヤマト」をつくった男 西崎義展の狂気』
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AmazonでKindle版購入。
昨年出版されてから読みたくていたんだが、この度やっと電書化されて一気読み(笑)。
文字だけの本はなかなか読み進まないオイラなのだが本書は本当にすぐ読めた。
それでも三日ぐらいかかってるけど(笑)。
タイトルの"狂気"というのがなかなかエキセントリックなわけだが、この西崎という人が特別な"狂気"をはらんでいたとは本書からは伝わってこなかったというのが正直なところ。
一言でいえば西崎って単なるダメ人間じゃないの、というね。
このダメさが度を越していたから珍しい動物を見るみたいに周りがサポートしていたというところかね。
なんか本書を読むとリスクを背をって『宇宙戦艦ヤマト』を作った西崎を日本的ではない、ハリウッドにいるようなプロデューサーだと持ち上げている。
ハリウッドにいるようなプロデューサーってのは、やりたい企画を自分で見つけて資金を集めて監督を含めたスタッフやキャストを選定して雇う人のこと。
だからアメリカのアカデミー賞で作品賞はプロデューサーが貰うものなんだよね。
当てれば億万長者、コケればそれこそ家屋敷を全部手放すようなハイ&ローな世界。
日本てのは大体においてプロデューサーもどこぞの会社の社員であることが多いので少なくとも金銭的なリスクを負うことは少ない。
そのかわりプロデュースした映画が当たっても、せいぜい年収が何十万か上がる程度でしょう。
そんな中で件の西崎義展という人は自分で金を調達して松本零士を呼び込み、手練れアニメーターを雇って、なおかつ内容に口を挟んで作り上げたのが約40年前にに放映された『宇宙戦艦ヤマト』だ。
やっているのは子供向けのアニメーションだし、西崎自身は見るからに山師っぽいしで、『宇宙戦艦ヤマト』で社会現象を作り儲けたといえども、やはり日本の映画界ではキワモノに見られ続けたんだろうね。
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『機動戦士ガンダム』の富野由悠季は西崎に対して愛憎ありつつも、当時のアニメ業界に出現した初めての"大人"だったと西崎を自分の著作で表していた。
それまでのアニメ業界は、まあ東映動画あたりだと雇用や利益に関してはある程度しっかりしていたろうが、
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手塚治虫のアニメーション製作会社である虫プロなどはいい作品作れば採算度外視的な方針で、赤字を出しても手塚が漫画などで補填するというまったくもって趣味とか遊びの類だったわけだ。
そこに悪魔のような西崎が来て大人の悪の部分の爪痕を虫プロに残していく。
前述の富野由悠季はその虫プロで西崎と会ったのだろう。
富野由悠季にとって金儲けるという事を是とした初めての大人だったのかもしれん。
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我々のネ申であるところの安彦良和は西崎におそらく最高に認められ信頼されたクリエイターだったろう。
安彦の西崎に対する思いは割と複雑で、自分を重用した西崎に恩を感じつつも作品作りという場ではやはりあの山師的な部分に辟易していたのかもしれん。
だいたい『宇宙戦艦ヤマト』のパート2の映画版ポスターを松本零士を差し置いて安彦に描かせたり(西崎は松本零士の画が嫌いだとも言っていたらしいw)、安彦が描いた原画に修正をのっけるなと作画監督の湖川友謙に言明したり(まあ、これはオイラも分かるかなw湖川なんぞにネ申の原画をさわらせたくないというのはw)。
西崎義展という人は、たまたま『宇宙戦艦ヤマト』が偶然にも当たってしまったというだけの話で、この人にクリエイティブな発想も人を見る目もまったくない。
単に一発のラッキーパンチが自分も、そして彼を取り巻く人間たちをも惑わせてしまった。
この西崎って人、本書を読めば読むほど最低な人間だってことがわかるわけ。
女にだらしなく、会社の負債を人に背をわせて自分は海外逃亡、横柄で小心、見た目に豪遊している風に見えてやたらと値切るケチ。
クリエイティブな部分で言えば彼の遺作ともいうべき『宇宙戦艦ヤマト 復活篇』のまったく箸にも棒にもかからない駄作さ加減。
あれを良しとしているだけで才能はないとわかる。
本人は真剣であるだけに始末に悪いのかもしれない。
だから西崎義展は真剣に才能がない俗物だと。
ただオイラが唯一すげえと思ったのは、町山智浩も指摘していたが、自分のクルーザーにグレネード・ランチャー付きのM16を2丁と銃弾1800発を持っていたというところ(笑)。
そんな奴が現実にいるとは(笑)。
そんなん持ってるのってさ
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映画『スカーフェイス』のトニー・モンタナしかいないと思っていたのに(笑)。
なんか一事が万事そんな感じでさ、カンヌ映画祭にクルーザーで乗り付け、来た人にドンペリを大盤振る舞いしたとかさ。
ほいでもってシャロン・ストーンにエロじじい扱いされたりね(笑)。
ほんと田舎モン丸出しっていうかね。
それで海外で「ニシザキ」って名前が覚えられているからって、それは単にエテ公扱いされてるだけだよな。
それにしてもこの西崎義展の謎っては、破産したり会社潰したり刑務所に入ったりしているにもかかわらず金に困らずにいつでも贅沢しているところなんだよな。
どういうカラクリなんだ?
さらに言えば『宇宙戦艦ヤマト 復活篇』や『宇宙戦艦ヤマト2199』に名前を連ねている西﨑彰司。
この人"西崎"姓だから西崎義展の息子かと思ったら、息子は息子なんだけど養子縁組した息子なんだよね。
どうやら実業家の平野彰司がヤマトの権利を有している西崎義展に接近。
しかし、西崎義展は刑務所に入っていてヤマトを映画にするための相談が困難だったため、養子縁組して身内になって面会の融通がきくようにした、らしい。
平野彰司から西崎彰司に変わったと。
この西崎彰司って人、奥さんもいるんだよね。
なんつーか、これこそ狂気だよね(笑)。
金儲けのために養子縁組しちゃうなんてさ。
一応ヤマトの権利はすべて西崎彰司にってことらしく、西崎義展が刑務所から出た後の贅沢なくらしの工面は西崎彰司がやってるわけ。
たかだか古臭いアニメーションの企画を手に入れるために、というか、それがまだビジネスチャンスとしてあると思い込んでいるところがさ、ちょっと理解できない。
まあ実際、『ヤマト』はいまだにビジネスとして成り立ってはいるんだけど。
なんかね、西崎義展とどうかしてる仲間たち、ってな感じの本に思えたかな。
本書を読んで、読む前ほどこの西崎という男に魅力は感じなくなったかな。

# by 16mm | 2016-07-18 21:50 | | Comments(10)