『ボーダーライン』

とりあえず
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我が地元(笑)109シネマズ菖蒲で今週末から『この世界の片隅に』の上映が決定!!!
109シネマズ菖蒲、エライ(笑)。
できれば最初からの上映をしてくれれば、ということは言うまい(笑)。
この時間差のおかげでオイラは今週末に地元で『この世界の片隅に』を再見するつもりだ。
両親にも絶対観ろと厳命して平日行かせる。
知り合いにも薦めまくりである。
オイラは上映映画を直接人に勧めることはあまりしないのだが、なによりも作品の力強さに多くの人に気が付いてもらいたいと微力を尽くそうと思っているのだ。
こういうことではしゃぎすぎるとアンチを生んだり、余計に観ようとしていた人の脚を思いとどまらせる事になると思うが、オイラとしては観たい映画がないが映画を観たいという人には本当にオススメしたい。


先週土曜日、寝湯、ストレッチ。
寝湯で温まった後に、曇り空で肌寒いその露天で椅子に座ってウトウトしたりストレッチしたりするのだが、特にストレッチを一心不乱にやってると体が温まってくるね。
なんか本格的に寒くなっても露店で全裸でいれそうな気がする(笑)。


中島みゆき・21世紀ベストセレクション『前途』
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AmazonでCD版購入。
またこの季節がやってまいりました(笑)。
音楽というとだいたいiTunesでの購入で済ましているオイラが唯一CDのパッケージというか現物を購入している中島みゆきの新譜。
今までの中島みゆきのベスト盤というと既存の持ち歌でもアレンジを変えて新録してきたのだが、今回アレンジの変更はなし、おそらく今まで出した歌をそのまま寄せ集めた感じだと思う。
音楽に詳しくないのでもしかしたら微妙に違ってるかもしれないが、オイラにはよくわからん(笑)。
今回オイラの興味を引いたのは歌詞カードの中に中島みゆき自身の作品解説があったという事。
比較的短文で各々の作品を解説しているのだが、読み応えはあったと感じた。


『白竜-LEGEND- 46』
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AmazonでKindle版購入。
長く続いた白竜の出自編とともに『白竜-LEGEND-』もこの巻にて終了。
出自編で白竜を動かしたメーオという恋人を比較的あっけなく手放してしまったのは「どうなの?」ってな感じだが、まあ、白竜はヤクザなので純愛の女がいたら色々問題だろうしね(笑)。
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このセリフで締めくくられ感無量である(笑)。


『すごいぞ!おかあさん きいろいばらの巻 すごいぞ! おかあさん』
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AmazonでKindle版購入。
著者の水玉螢之丞の画や薀蓄に魅力を感じていたのでKindle版で出た本作を読んでみたのだが、家庭の中の子供をネタにした作品でどうにもオイラには馴染めず挫折(笑)。


ゾクゾク Nerf リペイントできるかな?(笑)-02
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配色終わり。
はみ出てたりしてるところは汚しでごまかす(笑)。
全体的に白とオレンジというか朱色が目立つのでグレイッシュに修正するつもりである。


『ボーダーライン』
先々々週先々週先週、の続きである(笑)。
本作の感想というよりも、あらすじ というかダイジェストの様相を呈してきてしまった(笑)。
麻薬密輸用の"トンネル"急襲からアレハンドロに撃たれれマット達のいる集合地点に戻ったケイト。
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ケイトはマットを一発ぶん殴るんだが(笑)逆に組み伏せられて今回の作戦の本質を聞かされる。
この作戦はアレハンドロをメキシコに送り込むための陽動だったのだ。
アレハンドロはコロンビアの"嘆きの検察官"と呼ばれた元検事で、メキシコ麻薬カルテルのファウスト・アラルコンに妻と娘を惨殺された。
つまりアレハンドロの個人的な復讐のためにこの作戦はあるわけだが、なぜアメリカのCIAが協力するのか?
CIAはCIAでアレハンドロにファウスト・アラルコンを暗殺させて、アメリカがコントロールしやすいコロンビア麻薬カルテル一党支配を確立することが狙いだ。
麻薬カルテルを根こそぎ撲滅することが不可能なら、
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その組織を正確に把握してコントロールする方が効果的である、ということなのだ。
アレハンドロの妻はファウスト・アラルコンに首を切断され、娘は酸に投げ込まれた。
そういうことを平気でやる人間が相手なんだ。
アメリカのFBI捜査のような倫理観が通用する相手ではないということをケイトに諭すマット。
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しかし、ルールというものを骨の髄まで信じ込んでいるケイトはマットの言葉は決して容認できるようなものではないわけで。
個人的な復讐の為に国家が手を貸すことも、実際的な効果があるとしてもマットの言うことは麻薬カルテルを一部容認するようなもので。
悪には"良い悪"と"悪い悪"というものが存在することを認めろと言うことは、アメリカの法規に則ってシロクロはっきりさせケイトがやっているFBIの捜査は正当かつ正義であるという信義をあやふやなものにしかねない。
そんなことを容認したら自分が許せなかった汚職警官のテッドとどこが違うのか?
小悪党と巨悪の区別をつけろということか?
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ところでメキシコ側のトンネル出口で麻薬の積み下ろしをしていたところをアレハンドロに拉致されちゃったメキシコ州警察のシルヴィオ。
実はこのシルヴィオ、当エントリでは取り上げてこなかったが本作の冒頭からケイト達の話の筋にインサートされるように、その日常が描かれていた。
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酒が好きで子煩悩で奥さんにはやや頭が上がらなさそうな(笑)、どこにでもいる平凡な父親像が描かれている。
妻子にしてみれば自分の夫であり父親が汚職をしているなんてことは全く知らず、夫であり父親であるシルヴィオも自分が麻薬がらみの汚職をしているなど噯にも出さない。
表面上人の良い感じにしか見えない。
それがパトカーに同乗されたアレハンドロに銃を突き付けられ、自分には息子がいるんだ、と言って同情をかおうとするシルヴィオ。
絶体絶命なわけ(笑)。
アレハンドロはGPSでアメリカのサポートによりマニュエル・ディアスの車をシルヴィオのパトカーで追っている。
んでマニュエル・ディアスの車をシルヴィオに停止させ、アレハンドロはシルヴィオ越しに貫通させてディアスを負傷させる。
アレハンドロはディアスの車に乗り込みボスであるファウスト・アラルコンの元に連れて行くように命じる。
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シルヴィオはアレハンドロの盾にされて射殺された。
当然アレハンドロはシルヴィオの日常など知ってはいない。
マニュエル・ディアスによってファウスト・アラルコンの邸宅に乗り込むアレハンドロ。
武装したガードマンの手下を次々と射殺して
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銃を持って晩餐の最中であるファウスト・アラルコン一家の前に踏み込むアレハンドロ。
この晩餐のシーンって全体で言えば短いんだけど、アレハンドロとファウスト・アラルコンの会話の間の取り方が絶妙で、重々しく印象深いものになっている。
暗殺者となった元検事を亡き妻はどう思うか?と穏やかだが「お前が言うか」というセリフをアレハンドロに吐くファウスト・アラルコン。
お前に殺されたのは妻だけじゃない、娘の事も忘れるなと返すアレハンドロ。
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それでも威厳を持って息子達の命乞いをするファウスト・アラルコン。
が、
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この上のセリフを言うまでのタメがいいんだよね。
セリフの間って本当にすごいは。
無情にも上のセリフの後に銃を左右に振って妻と子供を射殺。
ファウスト・アラルコンの妻子の射殺は音のみで実際に銃弾を受けた映像はなし。
観客であるオイラだってまさか妻子まで殺すとは思わなかったからね(笑)。
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妻子の死を見せつけた後にファウスト・アラルコンを射殺する"嘆きの検察官"。
この横のカットで十分にとった間の後にアレハンドロが深く長いため息をした後に「食事を済ませろ」と言うセリフ。
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上の画像のようにそれまで威厳を持って余裕で構えていたファウスト・アラルコンの驚愕の絶望的な表情がいい。
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次のカットで見事に殺し屋の表情になったアレハンドロ。
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ファウスト・アラルコンに向かって二発。
おそらく一発目は肺かなんかに命中させて、ファウスト・アラルコンがゼーハー言わせて苦しませて後に脳天に一発、だろうと考えられる。
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暗転して、所変わってアメリカ。
止めていたいたタバコを吸っているケイト。
"トンネル"急襲からファウスト・アラルコンの暗殺までの約15分、ケイトは完全に蚊帳の外で(笑)。
主人公だと思っていたのにまったく関与していないシーンが15分もあるというね。
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気配を感じて室内に入るケイト。
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そこにはアレハンドロがいて、自分のファウスト・アラルコン暗殺を含めてこの作戦が法規に准じたものだという書類にFBIとしてのケイトにサインをしろと迫る。
このシーンもセリフは割と少なめなんだが間を取った演出がすばらしくいい。
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此の期に及んでサインできないとか、めんどくせいアマだなあ、とアレハンドロは思ったか(笑)
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ケイトの銃を突き付けて、断ったらこの銃で君を自殺に見せかけて殺しちゃうよ、と脅す。
泣く泣くサインをするケイト。
サインされた書類を懐に入れ、ケイトの銃をバラバラに分解しながらアレハンドロは言う。
「小さな街へ行け 法秩序が今も残る場所へ 君にここはムリだ 君は狼ではない ここは狼の地だから」
それでもケイトは分解された銃をFBI仕込みの素早さで組み立て直し、
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立ち去って行くアレハンドロに銃を向けるも、撃てなかった。
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去って行くアレハンドロ。
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ラストシークエンスでのブラジル。
アレハンドロに射殺されたシルヴィオの未亡人とその息子。
晴れやかの空の下、サッカーに興じる子供達。
その時銃声。
一瞬銃声の方に目を向けるも、再びサッカーが始まる。
アレハンドロの言う"狼の地"で生きざるを得ない人々を描写して終わる。
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そして本作の原題である『SICARIO』の文字が現れる。
"SICARIO"はスペイン語で"殺し屋"という意味らしい。
邦題の『ボーダーライン』だとどちらかというとケイトの物語、法と秩序の通用しない向こう側のギリギリのところまで近づいたケイトの物語だと言えるが、"SICARIO"となるとこれはアレハンドロの物語である。
原題で上映された英語圏でも本作を観て「いったい誰が殺し屋なのか?」という疑問がずっとあったんではないかね。
最後の最後でああ"SICARIO"ってのはアレハンドロのことで、彼の復讐の物語だったんだと合点がいったんだろうな。
本作の冒頭でFBIの優秀の捜査官であるケイトを描写するも、それはアメリカという国家の法律によって守られているもので、捜査中に適切な手続きを踏んでいたならその過程で相手を射殺しても問題ないものとして扱われる。
ケイトの捜査官として身分や命はアメリカという国家の持つ法律で保証されていると言っていい。
ただ、いかに大国アメリカといえどもアメリカのルールが全世界共通などということはない。
おそらくアメリカにいるとそれが見えないのかもしれん。
アメリカのすぐそばにあるメキシコでさえアメリカのルールの埒外だ。
グローバリズムってのはアメリカ的なるもので世界を一つにまとめようという試みなんだと思う。
戦後日本のアメリカの進駐やベトナムへの派兵でも、その国の文化にアメリカが馴染もうというよりも、やってきた先をアメリカにしてしまおうというちょっと神経症的なものを感じる。
だからケイトが見たメキシコのフアレスの光景は異世界というか、不思議の国に迷い込んだアリスのような途方のくれ方をしていた。
ケイトの優秀さも捜査における勇気すらもアメリカの法律に守られていたからこそだったと。
それはアレハンドロの言う"狼の地"では無力だということだ。
検察官の妻と娘を惨殺する麻薬王。
汚職警官の離婚した妻の顔写真や住所をネットにばら撒くぞと脅すCIA。
麻薬カルテルのボスの娘を20人に強姦させると脅す"嘆きの検察官"。
ファウスト・アラルコンの家族を皆殺しにしたアレハンドロ。
通常の正義の映画なら主人公に近いような登場人物ならまずやらないようなことをこの映画や言ったりやったりしている。
その人達はアメリカ的でない場所で活動するのにはアメリカ的なやり方をする必要はないと割り切った真にグローバリズムを体現した者達であると言えるのではないか。
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アメリカの無力さというものを暴力的に描いた傑作だとオイラは思っている。


今週末は久々の歯のメンテナンス。

今現在、喉が痛くて体の節々がちょっと痛いぞ(笑)。
ジキニンを飲んで寝ますw。

# by 16mm | 2016-11-20 23:14 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)

『この世界の片隅に』『ボーダーライン』

本日日曜日、寝湯、ストレッチ、日光浴。


歯のメンテにもヘアカットにも行かないと、耳毛や鼻毛が伸び放題(笑)。
女性と話す機会など前述した場所でしかないオイラとしては(笑)そういう時だけはそこそこ身だしなみに気をつけるのだが、気をつけるイベントがないと大変なことになるのである(笑)。
本日バリカンで削りましたが(笑)。


毎朝食後に飲むコレステロールの薬を結構飲み忘れている。
毎晩飲む心療内科の薬のように習慣化できてないということだが、心療内科の薬ほどコレステロールの薬に自分として緊張感をもってのぞめていないせいだと思われる。
オイラにとってはコレステロールよりもパニック・ディスオーダーの方が怖いということではあると思う。


 Nerf リペイントできるかな?(笑)-07
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終了(笑)。
先週スプレーでペイントした後に。ふと塗膜をカッターでホジッてみたら奥さんw、塗膜の厚みが1mm近くありましたよ(笑)。
スプレーを吹くのが下手くそな上に、更に下手くそに筆を使ったり、塗り直しをなんどもしたり、etc......んなことしてれば厚くもなりますわな(笑)。
で、もう修復する気にもなれず、約一月に渡り状況を掲載していた Nerf リペイントできるかな?(笑)は今回をもって終了(笑)。
......
で、すぐに同じものをAmazonでポチり、そして(笑)。

ゾクゾク Nerf リペイントできるかな?(笑)-01
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が始まりました(笑)。
と言っても配色は失敗したのと同じにするので迷ったり塗り直したりせずにできてるので
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ウェザリングをのぞいた最終工程までこの土日で終わらせた(笑)。
前回一月以上かかっていたのを二日ほどで終わらせている(笑)。
如何に配色などの事前設計が大事かと痛感したしております。
今度の土曜日に撮影予定なので、できたら間に合わせたいものである(笑)。


『アオイホノオ(16)』
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AmazonでKindle版購入。
編集者に勝手にページの順番を入れ替えられた。
編集者に勝手にコメントの文を作成された。
etc......
漫画家あるあるネタ。
更に
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雁屋哲 登場とな(笑)。
wikiで調べてみたら『風の戦士ダン』で島本と共作していたみたいだねえ。
読んだことないのだが全9巻だから人気作だったと思われる。
そんなことより、本巻で出てきてない山賀博之はどうなったのであろうか(笑)。


『この世界の片隅に』
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先週土曜日、池袋HUMAXシネマズ。
地元での上映がないため、金曜日夜に池袋のカプセルホテルに泊まり(笑)、一番乗りで劇場のチケット売り場に並んだよ、おぢさん(笑)。
500人近く入るシアターが7割ぐらい埋まってたかな。
上映終了後、舞台挨拶などないのにもかかわらず誰かが拍手を始め、それが伝播してみんな拍手し始めた。
オイラもしたよ、拍手を。
事前に言われていた通り、本作ってエンドクレジットにも物語の続きが綴られているので、これから観る人は映倫のマークが出るまで席を立たないことをお勧めする。
途中で席を立って画面を遮るように歩いて行ったヤツ、ざまあみろ(笑)。
『シン・ゴジラ』や『君の名は。』がヒットしているんだったら、その流れでもついででもいい。
是非とも観てもらいたい作品だよ。
町山智浩も言っていたけど、『ガンダム』が好きな人も気にいるよ(笑)。
ミリタリーな描写はマジに力入っているから。
それを観ているだけでもちょっと背筋がゾクゾクするよ。
更に言えばエロいのが好きな人もオッケー(笑)。
主人公のすずさんがねえエロいっすよ。
これは声を当てた のん(能年玲奈)と
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すずさんのマッチングが素晴らしく良かった。
信じられるか?
こんなノホホンとした表情のボンヤリキャラが映画の後半でとんでもない無茶苦茶な目にあうんだよ。
もう原作を読んでいる時からこの娘が不憫で不憫で。
非常に的確に脚色をし原作のエッセンスを損なわない映画化であった。
監督の片渕須直の力量を思い知ったね。
原作漫画に寄り添いつつも映像として漫画にはないカットなども入れ込んで、そのシーンを映像で誇張してたりする。
例えば原作にもある蟻と砂糖のエピソード。
映画版にもあるんだけど、町山智浩が言っていたことだが、そのエピソードの時に樹液をすするカブトムシのカットを入れてるわけ。
虫でも甘い樹液をすすれるのに、人間が甘いものを食べる機会がすくなくなってしまった戦時下の対比をうまく映像化している。
逆に原作エピソードにあった、遊郭の遊女であるリンのエピソード。
このエピソードを原作漫画並みに入れ込むのは尺的に難しいということもあろうが、このエピソードには重要な言葉が原作には使われていて、それを限られた尺のなかで使うことが難しかったからエピソードごと消したのではないかと考える。
リンが言った
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"人が死んだら記憶も消えて無(の)うなる 秘密は無かった事になる それはそれでゼイタクな事かもしれんよ すずさん"
なんだろう。
オイラ、バカなので意味が分かりません。
だけどものすごく悲しくて、事の本質を突いたすばらしいセリフであるということはなんとなくわかります。
このセリフを生かそうとしたら、それだけで映画が一本できそうな、そんな重い言葉なんだと思う。
漫画と原作、どっちがいい?ということは全く考えない。
どちらもそれぞれに素晴らしい作品になっているのは間違いないことだ。
それとですね、戦争が終わった後に怒り出す主人公というのも新鮮だった。
「戦争が終わった 自由だ これからは平和にくらせる うれしい」
なんて描写がなく、主人公の すず は怒り出すんだよね。
最初どうして すず は平和をうれしく思わないんだろうとよくわかんなかったんだけど、やっとちょっとだけ理解できるようになったよ。
それは映画を観たことで分かったのかもしれないけどね。
ぜひとも戦争が終わったことを素直に喜べないという心情を多くの人に体験してもらいたい。
つまりね、簡単にいうと、平和が良いんならなんで戦争なんてしたんだよ という日常としてあった戦時下に裏切られた絶望なんだと思う。
それは戦争を知らないオイラなどは本当に想像するしかないんだけどね。
はっきり言えば『シン・ゴジラ』や『君の名は。』はもう二度と観ることもないけど、本作はBlu-rayを購入してなんども観返すつもりだ。
つーかそれよりも、上映館をもっと拡大してもらいたいね。
そうしたら劇場にまた観に行くよ。
本年度、邦画、文句なしのベストワンだ。
オススメである。


『ボーダーライン』
先々週のエントリから先週のエントリを経た続きである。
長々となってしまった(笑)。
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マットとアレハンドロは、FBIのケイトの権限を利用して国境警備隊に
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メキシコからの不法入国者達を拘束させていた。
アメリカとメキシコの国境線が通って分断されている町ノガレス。
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ギレルモがノガレスの東側に"トンネル"がある自白した。
密輸用のトンネルだ。
麻薬密輸にかかわる場所は危険なため不法入国者も避けて通る。
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その避けて通る場所に"トンネル"があると。
"トンネル"の場所を特定したマットはケイトの権限を使ってSWATの出動を要請。
「マニュエル・ディアスの財布を荒らす」
と称してマットは銀行の前でマニュエル・ディアスの資金洗浄屋を抑えて全ての講座を凍結させる作戦にでた。
この時から
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札を丸めて束ねるカラフルなゴムが映し出されることになる。
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観る側に印象付ける目印のこれは後々の伏線となる。
ケイトはこの件でマニュエル・ディアスを立件しようとするがマットは反対する。
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それでも立件に動くケイト。
上司に窮状を訴える。
これまでのマットの超法規的というかあまりにルール無用な行為について報告するケイト。
しかし上司は、この作戦は政府の上層からのもので通常捜査でケイトが気にしている適法性、つまり"合法"の境界線(ボーダーライン)を恣意的に広げて解釈して遂行することを許可されていると告げる。
つまり、"形振り構うな"。
そのかわり絶対に作戦を成功させろ。
上司から、というか、国から"目的のためなら手段は選ぶな"というお墨付きをもらったような案件なのだ。
これに納得いかないケイトは同僚のレジーとバーに。
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そこでレジーの友人で地元警察官のテッドと知り合って意気投合。
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仕事のムシャクシャをセックスで解消しようという(笑)至極真っ当な行為を遂行しようとするケイト。
テッドがチンチンを出すついでにポケットに入ってるものをテーブルに投げ置く。
その一つに
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ケイト達が身柄をおさえたマニュエル・ディアスの資金洗浄屋が札を束ねていたゴムがあったのだ。
テッドは汚職に関わっている警官だと。
これを見なかったことにして生欲に溺れないケイトの精神力と正義感(笑)。
テッドに抵抗するケイト。
テッドに首を絞められてあわや、というところで
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正義の味方参上(笑)。
正義の味方というのは聞こえがいいが、アレハンドロとマットは汚職警官をあぶり出すのにケイトを囮につかったということだ。
ケイトとしては自分が男に緩い女で、汚職警官になすすべもなく殺されそうになったり、そもそも囮にされていたことに気がつかなかったというありとあらゆる意味で恥ずかしい状態であったろうね。
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テッドに殺されそうになりアレハンドロに助けられた直後、タバコを吸うケイト。
このタバコを吸うシーン。
タバコの箱を包むセロファンを破り蓋を開けてタバコを取り出す手が微妙に震えている感じがいいね。
このシーンに限らずケイトがタバコを吸うシーンは多い。
過酷なFBIの捜査活動をしている時にはやめていたようなので、このマットとの任務のストレスを表すアイテムになっている。
アメリカは日本以上に嫌煙の風潮があるなかこういうシーンは新鮮だな。
個人的にはタバコを吸う映画は大好きなんだが、惜しむらくは本作、煙を印象的な映像にしてくれてないんだ。
まあ、そういう映画ではないからなんだけど。
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タバコの映像なら↑こんな感じなものを見たいと思うんだけどね(笑)。
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アレハンドロに無茶苦茶殴られてズタボロのテッド(笑)。
テッドはマニュエル・ディアス側に捜査状況を教えていた。
で、アレハンドロとマットに"尋問"され、顔をズタボロにされながら他の汚職警官の名前を白状させられた。
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次の日、マット達は航空写真(高高度の衛星写真かドローンからの写真かわからんが)ノガレスの"トンネル"を探し出した。
マット達はその"トンネル"を急襲する作戦なのだが、昨日ケイトが上司にマットの超法規的活動への報告をしたことが筒抜けになっており、ケイト達には急襲作戦を伝えなかったのだ。
それでもマット達がケイトを連れていくのはCIAが国内活動をするにはFBIの同行が必要だからという理由。
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つまりマットって国防総省の人間ではなくCIAの人間だったということ、か?(笑)。
ケイトは体良くCIAに利用されていたにすぎないということをい知らされる。
利用され、恥をかかされたわけなのでここでマット達に同行せずに作戦を潰すという選択肢もケイトにはあるのだが、彼女がこの作戦に参加した理由の一つにアリゾナ州での冒頭の急襲作戦で警察官2名を仕掛爆弾で失い、その事件の首謀者を逮捕したかった。
ケイトとしてはこの一件を見届ける義務感に突き動かされている。
ケイト、マット、アレハンドロ達の一行は夕方からの夜陰に乗じて
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密輸用の"トンネル"を目指す。
夕景をバックにしたシルエットの人間が歩いていくショットがカッチョいいねえ。
"トンネル"への急襲を前にして交戦規定の通達がなされるわけだが、それが
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"自由射撃"(笑)。
FBIのケイトもそりゃ眼を見開いて驚くよな(笑)。
効果的に武器を用いることや、必要のない武器の使用を抑えるというルールを外して、自分たち以外の者に対して発砲を許可する、ということだよな。
ルールがあってないようなもの。
少しでも自分に危害が加えられそうなら、とりあえず撃て、ってことか(笑)。
おそらくケイトはFBIではルールがないというルールの上での作戦などしたことがなかったのだろう。
箍(たが)が外れるというか、ルールの境界線(ボーダーライン)があやふやになり、外されていく。
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"トンネル"内で麻薬組織の人間をマット達が殺害していくのを暗視装置越しに見せる。
これって
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押井守の『イノセンス』と同様、そのものズバリを見せずに凄惨でグロい雰囲気だけを観る側に感じさせる演出で好ましい部分であった。
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"トンネル"内で銃撃戦が始まる。
その最中、マットとは別行動をするアレハンドロを追いかけるケイト。
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アレハンドロの行き着いた先は"トンネル"のメキシコ側の出口で、そこには
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メキシコ州警察のシルヴィオが麻薬の積み下ろしをしていた。
ケイトがアレハンドロに追いつく。
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アレハンドロの不審な動きに銃を向けるケイト。
アレハンドロは拘束したシルヴィオを盾に無茶苦茶速攻でケイトを防弾ベスト越しに撃つ。
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撃たれた衝撃で倒れるケイト。
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「二度と俺に銃を向けるな 呼吸を整え 地上に戻れ」
シルヴィオを拘束したまま車で走り去るアレハンドロ。

更に次回に続く(笑)。


『終わらない人 宮崎駿』
NHKスペシャル
2016年11月13日(日)
午後9時00分~9時49分
本日日曜日。
現在視聴直後。
概ねイラつきムカついた。
ドワンゴの川上 量生に一喝したところは溜飲が下がった。
感想は来週に書くことにして一言。
宮崎駿は映画製作をやめるべきだと思う。


# by 16mm | 2016-11-13 21:56 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)

『この世界の片隅に』『ボーダーライン』

先週土曜日、銭湯で寝湯、ストレッチ、日光浴。


レディ・ガガ
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ネットで画像を見つけてギョっとなった(笑)。
最初「いやに自然なヴァーチャル・キャラクターを作ったな」と思っていたら(笑)、本人だったと(笑)。
まさか本人が出て"おじぎ"するなんて思わないだろう(笑)。
ものすごく自然に馴染んでいるがな(笑)。
すげえなガガ姐さん。
前から好きだったし、いい人なんだろうなと思っていたけど、ヤツは鉄板だ。
ガガ姐さん、素敵。


『この世界の片隅に: 上・中・下』
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AmazonでKindle版購入。
話題の映画の原作本全3巻。
今週末公開で近場の映画館ではやらないので遠征するつもりである。
オイラとしてはこの映画で『君の名は。』と『シン・ゴジラ』に対するモヤモヤを浄化してもらうつもりである(笑)。
で、映画化に伴って原作本を読んでみた。
作者の こうの史代 の作品を読むのも初めてだ。
......
ナメていたわけではないが、自分の不明を恥じ入るばかり。
戦争漫画というくくりにするには狭すぎるが、戦時下で戦争を体験した庶民を自然な形で描いていると思う。
悪いと言っているわけでは無いが同じ広島と原爆と戦争をテーマにした『はだしのゲン』のようなエキセントリックさがない。
戦争の真っ只中にいても普段の生活は食べるものを心配し、旦那が昔好きだった女性についてウジウジ考える。
それでも戦争の影は日常に他人の死や道路に転がる死体を見る事で否応なく意識させられていく。
通読3回したんだけど、3巻目の戦争が終わるぐらいの部分でキャラクターの心の動きが掴みきれないでいる。
いや、単にオイラの理解不足なだけで読み込めばわかるんだけど。
とにかく本作はすごい。
『はだしのゲン』とともに学校図書に置いておくべきだと思うね。
オイラは こうの史代の別の作品も読みたくなった。
こういう作品を知らずにいた事が恥ずかしいね。


『「この世界の片隅に」公式アートブック』
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書店で書籍購入。
非常に良質な資料的な価値のある本だと思う。
原作者や監督のインタビュー。
原作漫画の原画やアニメーション制作での原画やレイアウトが多い。
非常に読みやすい。
こうの史代の描いた単行本の原画も掲載されているのだが、
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この下巻の表紙、意味ありげに主人公の右手がトリミングされていて、オイラなど非常に意図的なものをかんじたんだけど、実際の原画はちゃんと全身描かれていて右手もちゃんとあるんだよね。
なんかそれを見てホっとしたかな。
そして監督の片渕須直がこの年代で必ず出てくる"もんぺ"について観る側の意識を変えようと言う試みがいい。
要するに誰もカッコ悪くて"もんぺ"なんて履きたがらなかったんだよ、っていうね(笑)。
読み物としては原作者の こうの史代が原作漫画でどのような手法を使って作画していたかが明かされているのが興味深い。
漫画を描くのにその世界観を構築するための手法をかなり貪欲に追求して作られているのがわかった。
例えば物語の進行である話数を境に背景を左手で作画するとか、エンピツ画をコピーして原稿に貼り付けるとか、モノクロで印刷されるにもかかわらず赤い口紅で作画するとか。
こういう事がクリエイティブっていうんじゃないかね。
この作画の表現に対する貪欲さは漫画を描いていた頃の大友克洋に匹敵するんじゃないだろうか。
世界観やキャラクターをより良くより深く表現するために漫画を描く既成の方法からはみ出してでも表現しようというその作者の意思は驚嘆というか畏怖すら感じる。


『この世界の片隅に 劇場アニメ公式ガイドブック』
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書店で書籍購入。
製作者達のインタビュー、アニメーションの原画やレイアウトやキャラクター表などが載っているのだが、なにか読みにくい。
それでもこの本や『「この世界の片隅に」公式アートブック』が有効であるのは、オイラを含めこの1940年代ごろの街並みや風俗を知らないから。
瓶突き精米。
残飯雑炊。
etc...
かつてそういうものがあった。
来年50歳のオイラは今の若い人よりはこの年代、原爆については知っているつもりだけど、それでもオイラのイメージといったら
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『はだしのゲン』しかないんだよね。
もしかしたら今の若い人達は原爆症で髪の毛が抜けたり吐血したり皮膚にシミができたりして死に至って行く、ということも知らないかもしれない。
映画を観終わった後でも原作漫画を読み終わった後でも、興味のある人はこれらのガイドブックでいいから読んでもらいたいと思う。
人によっては、なんで腕にシミができてるんだろうと思う人もいるだろうからね。
更に専門的な事をしりたければ、それをきっかけに知識を得ていけばいいわけだから。
そう言う意味ではオイラにとっても資料的な価値はあると思うのでじっくり読み進めるつもりではいる。


で、今週末、公開される『この世界の片隅に』を観てから絵コンテ集を購入予定。


 Nerf リペイントできるかな?(笑)-06
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まだ終わらない(笑)。
いい加減に終わりたい(笑)。
しかし、配色はほぼこれでお終い。
本当にこれでお終いだよ(笑)。
筆で塗ったら本当にムラだらけ(笑)。
ディティールが丸くなるほどスプレーで何度も塗り直しウンザリ気味である(笑)。
今週末にウェザリングをして行くつもりである。
配色の変更をしなければ、の話だが(笑)。


『ボーダーライン』
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先週のエントリの続きである。
その前に、先週オイラはケイト達が麻薬カルテルのボスのマニュエル・ディアスの兄である
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ギレルモをエルパソ(テキサス州)に引き取りに行く筈が、実際はメキシコのフアレスに向かった、と書いた。
"彼らが向かった先はアメリカ国内のエルパソではなく、国境を越えたメキシコのフアレスだった。"
......
すいません、間違えました。
実際にケイト達はアリゾナ州のルーク空軍基地からテキサス州のエルパソに向かった。
で、エルパソから国境を接しているメキシコに入国したということでした。
いやはや、地理がわからないと恥もかくし作品の理解にも支障をきたすもんだ。
そもそも
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こんな感じの荒涼とした風景の空撮が続くもんだから、てっきりメキシコに向かってるもんだと思っちゃった(笑)。
これだから教養のないヤツはイカんですねえ(笑)。
申し訳ない。
ケイト達がアリゾナ州ルーク空軍基地からテキサス州エルパソ経由でメキシコのフアレスの裁判所にギレルモを引き取りに行く。
軍事情報センターで連邦保安官や麻薬取締局と落ち合いうんだがそのメンツが揃いも揃って
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警察官とは思えないような、つーかみんなアフガン派遣から帰ってきた軍人?らしい(笑)。
本当に荒事専門のヤツらの中で法規遵守でFBIの任務を行ってきた
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ケイトにとっては味方であるこの雰囲気からして不穏だったろう。
ところでこの
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ベニチオ・デル・トロ演じるアレハンドロという謎の男。
メキシコの検察官というインテリでありながら銃器の扱いに長けて荒事もこなし、ガサツかと言えばそうでもなく、上の画像のように自分のジャケットを丁寧に畳む繊細な部分もある。
役者がよく言う"複雑な役"というやつだが、その複雑さを出すのは並大抵のことではない。
今回全編を通してベニチオ・デル・トロの演技が素晴らしいのは、その"複雑"さを表現できるスキルがあると言うことにほかならない。
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ケイト達の車両がメキシコに入国すると、武装したメキシコ警察が先導護衛して隊列を組んでギレルモのいる裁判所に向かう。
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"Welcome to Juárez"
舗装はされているのにところどころ起伏があってその度に車が大きく浮き沈みするメキシコのフアレス(Juárez)。
アメリカの道路では考えられないような、そんなことすらも不穏に感じさせる。
また低音で響く音楽が不穏さを水増ししてくれるし(笑)。
極め付けは上の画像のように高架からぶら下がっている惨殺遺体。
アメリカからたかだか境界線(ボーダーライン)を越えたすぐの場所がアメリカ人からしたら"不思議の国"というか"異世界"に迷い込んだような印象すら受ける。
しかし、これはファンタジーではなく現実。
悪夢のような現実の異世界がケイトの前に現れた。
なんせ
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護衛しているメキシコ警察ですら信用できないような世界だからね(笑)。
ファレスの裁判所からギレルモをアメリカに移送する帰路。
ケイト達の車両のそばを通り過ぎるバイク。
一つ向こうの道路を並走し続けるパトカー。
家並みの屋上を注視するのは狙撃に対する警戒。
とにかく気が休まらない(笑)。
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ケイト達は国境を優先的に通過できたにもかかわらず、すぐに渋滞に巻き込まれる(笑)。
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近くで接する車すべてが疑わしく思えるなか
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むちゃくちゃ不穏なヤツら(笑)が乗ってる車がやってきて、言われるままに銃を手にするケイト。
一応"撃たれるまで撃つな"とか"防御態勢につく許可"がおり、相手が車から降りたら銃を携行したまま降りるという交戦規定らしきものが通達される。
この映画の演出的なすごいところはこれだけ交戦に向けて気分を高めていきながら
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犬が吠えてるカットを挿入して緊張感を更に高めようとすることをしてるんだよね。
犬が吠えてるのは別段交戦とは関係無いけど、犬すらもこの不穏さを感じ取っているという風に見えるように演出されている。
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銃を持ったチンピラ達がドアを開けた瞬間に素早く即応して相手を取り囲むアメリカ人達。
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それでも銃を向けてきた相手に容赦なく銃弾を打ち込んで制圧する。
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エルパソに戻ってきた一行。
民間人と民間車両の混在する真っ只中での銃撃に対して作戦責任者のマットに違法行為だとくってかかるケイト。
マットは取り合わず、これが麻薬組織との現実的な戦い方だと言い放つ。
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移送したギレルモをアレハンドロが拷問にかけて麻薬密輸のための地下トンネルの場所を聞き出す。
更にギレルモをアメリカの手の内に置いておくことで、麻薬カルテル内で"混乱"を起こさせる。
実際ギレルモ不在のなか、フアレスでは麻薬カルテルの小競り合いが勃発していた。
"混乱"が起きればギレルモの弟であるマニュエル・ディアスがメキシコに呼び戻される。
そこから麻薬王であるラスボスのファウスト・アラルコンの居場所がわかる。
これがマットとアレハンドロの狙いだ。

というわけでこのエントリーは更に続く。
本作に関しては色々興味深いので自分の忘備録として書いておくつもりである。

# by 16mm | 2016-11-06 21:38 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)

『ボーダーライン』

先週は続けて二日間外泊。
いや、外泊するのはいいのだが、ひと月の締め日まであと十日もあるというのに残業時間の上限に近づいちゃう恐怖(笑)。
なんか絶対ハッタリだろうけど、電通がひと月の残業時間を60時間以下にするとか。
やめてくんないかな。
こっちは上限70時間でも時間が足りなくてヒーヒーいってるってのに。
電通が60時間ってことはそのしわ寄せを関連会社や関係会社に押し付けるってことだからね。
オイラが働いてる会社は基本給がうんと安いので残業時間が削られるのは非常に痛いけど、残業時間の上限が決められちゃってる以上どうしようもない。
民間企業というものがどういうものか分からない公僕どもが勝手で余計なルールを押し付けてくださる。


ぼちぼち年賀状用の写真を撮らなければならない。
まだなんも決めてない。
毎年同じである(笑)。


先週土曜日、歯のメンテナンス。
いつものように美形で剽軽なドS歯科衛生士女史に歯石を取ってもらう。
歯茎が腫れ気味で出血。
ブラシの当て方の問題か寒暖の差によるストレスか。
で、使っている歯ブラシの話になる。
女史がセミナーに行って良さげだと思われる歯ブラシを教えてもらう。
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ルシェロというメーカーのもの。
オイラはブラシの先が尖っている方が歯の間などに入りやすくていいかなとAmazonで注文してみる。
歯ブラシに関しては自分にとっての決定打がいまだに見つけられないので、他の人のレビューを常に気にしている感じ。
今から30年ほど前だとブラシのヘッドは小さい方が良いと当時通っていた歯科医師に言われた。
ブラシのヘッドが小さい方が口のなかで小回りが効いて歯の一つ一つに当てやすい、というのが理由だったと思う。
女史によると最近では小さい歯ブラシは使いこなしが大変らしく、不器用な人や手に力がない人だとうまく磨けないこともあるので、大きめのブラシも一度に広い面積を磨けるという理屈でオススメとなっているらしい。
メンテ後、先生と雑談。
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以前も見せてもらったのだが、再度上の画像のスタビライザーというかスマートフォン専用ジンバルシステムを見せてもらう。
実際に撮影した動画も見せてもらうが、あまりのブレのなさに帰って酔いそう(笑)。
スマホで動画撮影やスティール撮影もこのシステムがあれば三脚を立てて、なんていう大掛かりで面倒なことをせずにブレない撮影できそうだ。
スマホにインストールされた専用アプリでジンバルの手元の操作系と連動させることができる。
ブレってのは画質を悪化させる要因だからね、それを完全ではないにしろなくすことができるのは魅力だ。
動画のモチーフをなにか見つけて1分ぐらいのムービーを作ってみたいな、とふと思ったりして(笑)。
現状のスティル撮影の編集以上にいろいろ時間がかかるだろうけど、面白そうではあるね。
次回のメンテは結構間が空きひと月後。


本日日曜日、寝湯、ストレッチ、曇り空の日光浴。


『漫犬~エロ漫の星~全2巻』
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AmazonでKindle版購入。
なかなか出なかった本作がやっと電書になった。
漫画を描く犬。
しかもエロ漫画を描く犬。
漫画など世間的に見れば子を持つ親からは目の敵にされ、どんなに売れて影響力があろうとも文学より下に見られる。
そんなものを描いているのは人間にも劣る犬畜以下だろうという作者の自虐の象徴だろうか。
しかし本作の漫犬
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ジョンは新人ながら賞への入選を果たし続け、漫画の表現を守るための理屈を持ち、そして、何よりも漫画に携わることへの喜びを持ち続けている。
はっきり言ってカッチョいい。
犬畜な存在だってこれだけ真摯に物事に取り組む者がいるということは、漫画が蛇蝎のごとき存在にしている者たちでも知性があるのなら一度踏みとどまって考えてみる価値があるのではないだろうか。
なぜ漫画が人を熱狂させ、それに命すら賭けようとする者がいるのか?ということを。


ここのところ、観たい映画がない。


『メッセージ』

町山智浩が推している。
東京国際映画祭で上映されたようだ。
来年公開予定。
すっげえ楽しみ。
監督は"Blade Runner 2049"を監督するドゥニ・ヴィルヌーヴ。
この監督、短時間で映画量産するんだなあ(笑)。


『この世界の片隅に』

これも町山智浩を含め多くの人間が推している。
なんでも主演女優がいろいろ揉めて宣伝が打てないとか。
大切なものを失った作中の主人公と自分の名前を失った主演女優がシンクロする。
ただそれだけで多くの有識者が本作を推すとは考えられない。
予告編を観ただけでゾクゾクするような雰囲気。
これは来月の12日公開。
近場の映画館ではやらない。
つーか上映しろよ109シネマズ菖蒲!!!


『高橋ヨシキのシネマストリップ』
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youtubeをダラダラと検索していたら高橋ヨシキの映画評があると知った。
NHKのラジオ番組の『すっぴん!』の中の1コーナーを週一でつとめているようだ。
Podcastがでてないかなと探したが出ておらず。
YouTubeで片っ端から聴いていく。
さすが宇多丸が映画評で一目も二目もおいている高橋ヨシキ。
常に映画の本質を掴みそこなっているオイラには絶好のものだと思う。
他人から映画の見方を教わるのは邪道だという人もいる。
ガイドブックを見ながらゲームを進めるようなものである、と。
ただね、圧倒的に頭の悪いオイラのようなヤツは、どうがんばっても映画のもっている意味を掴みきれない事が多い。
それはオイラにとっては人生の損なわけですよ。
多少ズルをしてでも映画の意味を一つでも多く知りたい気持ちが大きい。
一生がんばっても町山智浩や宇多丸や高橋ヨシキのような映画の見方ができないのなら、彼らの評論を読んで映画に近づいていきたいと思うのである。


『週刊SCOOP!2016年10月30日号 (SPA!(スパ)臨時増刊) (デジタル雑誌) Kindle版』
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AmazonでKindle版購入。
福山雅治主演映画にちなんだ雑誌が出ていた。
実は二週間ほど前にコンビニで紙の雑誌は買っていたのだが、Kindleでも出ていると知って購入。
映画も面白かったし、まあいいか。
本作でも好演していたリリー・フランキー。
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片手間にちゃらんぽらんに俳優をやっているのがたまたま上手くいっていたのだと思ったら、本作では体重落として、眉毛剃って、ボクシング習いに行って、と、ちゃんとマジに役に徹するように作ってたんじゃん(笑)。
なんだ真面目か(笑)。
真面目だったのか(笑)。
普通の俳優が最低限やるような役作りをしただけで、普通の俳優以上のパフォーマンスを見せるリリー・フランキー。
やっぱすごいんだ、この人。


 Nerf リペイントできるかな?(笑)-05
もうひと月過ぎちゃったよw。
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なんとか色の塗り分けができた。
もうこれでいいや(笑)。
オレンジはやっぱり希望の色にはならなんだ(笑)。
ところで
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上の画像の赤い部品の部分が異様にムラになってますが、この部分、何度スプレーしてもムラになる。
元の塗装を剥がしてヤスリがけした上でミッチャクロンをスプレーしてもダメ。
原因わからず、追求するのも面倒になりこの状態で後は汚しでなんとかしたい。
なんとかできるんであろうか(笑)。


『ボーダーライン』
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AmazonでBlu-ray購入。
とりあえず日本語吹き替え版で再見する。
初見の劇場公開で字幕で取りこぼしたり、自分が理解できなかったことを考えるとやはり吹き替えの方が良いかなと思う。
監督は東京国際映画祭で話題の『メッセージ』と
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"Blade Runner 2049"のドゥニ・ヴィルヌーヴ。
本作の撮影監督も"Blade Runner 2049"で登板しているロジャー・ディーキンス。
まあロジャー・ディーキンスは良いとして、最初ドゥニ・ヴィルヌーヴって誰?って思ってたけど、本作を観たら俄然この監督での『ブレードランナー』の続編が楽しみでならない。
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この冒頭の広角系のレンズでの景観のショットからカメラが左にパンしながら右手からFBIの捜査官が中景に表れて、遅れて手前に大きく捜査官がインしてくる。
カッケー。
動きがスタンリー・キューブリックの『フルメタル・ジャケット』みてえ。
それに続く
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FBIの急襲車両内での差し込む光の動きとか。
これはアレか"Blade Runner 2049"の予行演習か(笑)。
いや、ロジャー・ディーキンスならこのぐらい予行演習なんぞ必要ないだろうが、このショットで俄然"Blade Runner 2049"への期待が高まる(笑)。
有能なFBIの捜査官である
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ケイト(エミリー・ブラント)は誘拐事件の奇襲操作で容疑者宅を急襲し、発砲してきた容疑者を射殺。
発砲して壁に開いた穴から
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おそらく元は人間であったであろう腐乱したナニかが少なくとも35体以上出て来た上に
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庭に仕掛けてあった爆弾でさらに捜査官二人が殉職する。
この仕掛け爆弾が爆発するまでの不穏な盛り上げ方がいいね。
壁の遺体を重々しいリズムの音楽とともに移し続けてからの、爆発。
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で、事件後、FBIの本部?らしき場所でケイト達は自分たちの捜査手順に誤りがなかったかとヤキモキしている。
そう。
一見派手で向う見ずな行動に思えてもFBIとてアメリカ国内での法を遵守した手順を踏まなければ裁かれるものだということだ。
その辺りは捜査員であるケイト達はいやというほど認識している。
この手順などの法的手続きの遵守というものが本作の一つのポイントとなっている。
てっきり査問か何かにかけられると思ってたケイト。
実際は
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この胡散くさ〜い(笑)男が国防総省のマット。
カルテル捜査においての専任顧問。
で、現場経験の豊富な捜査官であるケイトが連絡員として選ばれた。
麻薬カルテルのボスのマニュエル・ディアスの兄であるギレルモをエルパソ(テキサス州)に引き取りに行くというのがミッションだ。
が、彼らが向かった先はアメリカ国内のエルパソではなく、国境を越えたメキシコのフアレスだった。
が、彼らが向かったのはテキサス州のエルパソではあるんだけど、実はギレルモはアメリカ国内にいるのではなく国境を越えたメキシコのフアレスの裁判所にいる。
なのでメキシコと国境で接しているエルパソに向かったが最終目的地はメキシコだったと。
それをケイトはアリゾナ州のルーク空軍基地の飛行機のなかで聞く。
それをケイトに言ったのが
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"←これ"と書いたこの男(笑)。
本作の最重要人物であり、俳優としてはオスカー・ホルダーの
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ベニチオ・デル・トロだったりするんですな(笑)。
なんせベニチオ・デル・トロのファースト・ショットが飛行場の"←これ"ですから(笑)。
役者が揃ったので一行はメキシコに。
......
なんか本編を観ながら地図を見て位置関係を把握しながらブログを書いていたら長くなりそうなので、今回はここまで。
オイラにとっては今年のベストの一本。
オススメです。
次回もどうせ観たい映画がないのでこれの続きをやります。

# by 16mm | 2016-10-30 21:08 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(4)

『ヤンチャン調査部 オレに聞かれても・続 1巻』『毎日かあさん10 わんこギャル編』『白竜-LEGEND- 45』『新久千映のねこびたし 2』『天の血脈(8)』

先週月曜日の帰宅時である。
駅から車に乗って自宅に戻る時、車が無駄に振動していた。
信号待ちのアイドリングの時なんて低回転での大きな振動でエンストすんじゃね?と思うぐらいの。
駐車場にいれてボンネットを開けると、開けた時に使う突っかい棒を固定しておくボンネット側のフックが破断していた。
なるほど、つっかい棒がエンジンに直接触れて反響していたのかしらん?とよくわからないながら理屈をつけ、そのつっかい棒をガムテープで固定した。
で、次の日の朝の通勤時。
やはり振動は止まらず。
ああ、そう言えば今年の初めに車検をしてからエンジンオイルを交換してなかったっけ、と思いエンジンオイルを確かめてみるも一応ちゃんと入っている。
会社に連絡して有給をとってディーラーに車を突っ込む。
そうすると、なんでもエンジンが1気筒死んでると(笑)。
排出弁のコイルが損傷してシリンダー内で爆発はするもクランクが動かずにいたらしい。
朝イチにディーラーに突っ込んだのが功を奏したか、部品を他店から融通できそうだとのことでPM03:00に改めて来てくれとのこと。
一旦帰宅してPM03:00に再度ディーラーに突っ込み、一時間ほどで修理完了。
エンジンオイルの交換と込で23112円。
いや〜、これだけで済んで良かった(笑)。
もしかしたら半月ぐらい入院するかなと思ってたし、そしたら修理費用も10万円単位になってたかもしれないし。
もしかしたら借金持ちのオイラが更に借金をして車を買う羽目にはるやもしれんとかなり戦々恐々であったのだ(笑)。
予定外で会社を有給で休んだので残業時間のマージンができてよかったかなと思っている。


先週土曜日、ヘアカット。
衝撃の告白(笑)。
いつもオイラの髪の毛を素敵に染め上げていた女性が今いる美容室を辞めてアメリカのニューヨークに行くと。
びっくり仰天のオイラ。
その女性、自分でも言っていたし、オイラもそう思うのだが、英語、喋れない(笑)。
日系人の多い場所の美容室で働くからあまり英語の心配はない、などとスットコドッコイなことを言いやがり、そこで来年50歳になるそこそこ良識のある中年オタクとして彼女がカラーリングしている間ずっと説教。
それでもなんかニューヨーク行きに向け着々と進んでいるようで終始青ざめているオイラ。
それとは別の話だが、会社の同僚の女性も保母さんになると今月で会社を辞めると。
まあ、前者の女性と後者の女性とでは行動に対する考え方は違うが、"女性"という社会的には不利に扱われている存在でありながら、自分にとって厳しい方向に舵を切ろうとする勇気と意地は、少なくとも男のオイラには真似できないと思った。


本日日曜日、寝湯、日光浴、ストレッチ。


『ヤンチャン調査部 オレに聞かれても・続 1巻』
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AmazonでKindle版購入。
掲載されている作品自体は2007年から2008年ぐらいのものらしく当時の時事ネタなど(藤原紀香と陣内智則の結婚ネタなど)が多いのだが、それらのネタに対するリアクションがおそらく今でも同じ反応をするであろうといものなので、読んでて古さを感じない。
ギャグ作品として普遍性を獲得している稀有な作品ではないかね。
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シリアスな絵柄でギャグをやるというのは別段新しい手法ではないが、金平の端正で緻密な描線とギャグのミスマッチな感じに魅力は感じるのである。
金平が自分の作品について
「台詞が多くて読みにくい」
とか言われていると自虐的に語ることがあるのだが、にわかに信じられない。
たかだか漫画を読む行為を面倒に感じるとは。
ページあたりの情報量の多さがお得、とか思わんのだろうか。
巻頭がカラーで目次や注釈などにも手間暇かけた本作が100円ってのはどういうことだ?
安すぎるだろう。
オイラなら1000円でも買う。


『白竜HADOU』
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イボイボの健康サンダルを履いたオヤジが主要読者と言われている(笑)週刊漫画ゴラクで『白竜HADOU』の連載が始まった。
『白竜』→『白竜LEGEND』。
そして『白竜HADOU』。
このシリーズ、タイトルが変わるたびにリブートされて一巻から始まる構成になっている。
『白竜』から『白竜LEGEND』は通巻ではなく、『白竜LEGEND』では再び一巻から始まるのは営業上の理由もあるのだろう。
おそらく今回の『白竜HADOU』もいわゆるリブートというかたちで一巻から始まるものと思われる。
掲載誌を立ち読みしたところ『白竜』や『白竜LEGEND』の最初と同じように登場人物の紹介から入っている。
ものすごく一見さんや中途から入った読者に優しい構成である(笑)。
で、今回の『白竜HADOU』、のっけから今話題の築地移転問題(笑)。
どう見ても石原慎太郎的なキャラクターが出て来て、白竜が
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と、決め台詞を言ったところで第一回目はお終い(笑)。
いや〜、今後の展開がむちゃくちゃ楽しみだわいw。


『なぎさにて』
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コンビニで気まぐれにスペリオール誌を立ち読みしたところ、新井英樹の『なぎさにて』がカオスな終わり方をしていた。
???
なんだかよくわからん展開が始まったと思ったらバッサリと電気が切れたように終わった感じ。
このどうにも修復できないカオスさが新井が描こうとした終末感、というのは穿った見方すぎるだろう。
日常の延長にある終末を描こうとしていた試みとして楽しんでいたんだが。
おそらく作者も無念だろうなあ。


『毎日かあさん10 わんこギャル編』
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AmazonでKindle版購入。
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現状オイラが唯一素直に楽しめるサイバラの作品。
この作品も巻が進んで行くと読みたくなくなってくるのかもしれんが、本巻は楽しめた。
母親と娘の対話というのはケンカしててもハタで見るぶんには楽しいものだ(笑)。
母親にしてみれば自分の子供の頃を追体験してるわけなので、自分と同じ轍は踏ませたくない親心もあるんだろうけどね。
巻末のワンコの話も良かった。
この頃はサイバラの人間性の上等さというものが伝わってくるね。
金平守人の漫画と同じでセリフが多いんだけど、これをオイラは「読み応えがある」とか「リッチ」だとかと思うのだが、あまり世間はそうは思わんみたいなのが悲しいなあ。


『白竜-LEGEND- 45』
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『白竜HADOU』も始まり、『白竜-LEGEND-』シリーズも次で最終巻となる見込み。
この『白竜-LEGEND- 』で白竜の出自、というか黒須組長との邂逅を描き、なぜスットコドッコイな黒須をキレ者の白竜がたて続けるのかという経緯を説得力をもって描いている。
すげえ、黒須組長、漢(おとこ)じゃん。
白竜がなぜ黒須を慕うのかということを描くのがこの物語の肝であり、それは大成功だといえよう。


『新久千映のねこびたし 2』
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どちらかというとニャンコよりワンコ派のオイラなので猫と一緒に生活したいとはあまり思わないのだが、新久の猫漫画を読むと楽しそうだとは思う。
画の上手さは魅力的。
続巻が出たら買う。


『天の血脈(8)』
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『虹色のトロツキー』『王道の狗』と日本近代史の作品を描いていた安彦が、それを古代史とくっつけて作品化したのが本作、ということになるのかな(笑)。
歴史に疎いのでなんとも言えないのだが、わからないなりに読んでいて興味深い内容であったと思っている。
特に安彦の描く近代史は、それらを読んだおかげで初めて知った名前なんかもあって。
例えば辻政信とかね。
安彦の『虹色のトロツキー』で辻に興味を持って他の本も読んでいるぐらい。
で、本作だが、顛末は『虹色のトロツキー』のような現代に場を移して、描かれた物語を現代から捉え直しているという構成になってはいるのだが......。
気持ちはわからなくはないが、本作の最終話の展開はやりすぎのような気がしないではないね。
もし”玉手箱を開いた”というのをキーにするなら、白髪のジジイではなく、肉体そのものが風化して消えるような描写でなくてはおかしいでしょう、年月的に言って。
それだともろにオカルトになってしまうかなあ(笑)。


 Nerf リペイントできるかな?(笑)-04
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まったく終わらないなりに終わらせようと努力する毎週末(笑)。
片側だけだがこの配色を決定にしよう。
トリガーガードのところの白を黒に戻して配色は完成にする。
正直イマイチ微妙だと思っているが、やり直すなら部分直しではなくもう一度初めから色彩設計をやり直すしかないのだが、もうそんな気力はない。
あとは"汚し"等でなんとかしよう、なんとかしたい。


今週末は歯のメンテナンス。

# by 16mm | 2016-10-23 22:04 | | Trackback | Comments(4)

『追悼:田中一成』『デッドプール』

先週土曜日、心療内科。
花粉症のアレルギーが起こりにくい季節の所為か、とくにパニックの症状もでないで済んでいる旨を担当医に報告。
オイラとしては薬と症状のバランスが今の状態でかなり良好だと思っている。
担当医も早急にとは言わないが、時期を見て更に減薬していく、そのタイミングを見極めたいとのこと。
オイラも早々に減薬したいとは思っていないのでとりあえず担当医と患者の意思の疎通はできてる状態である。


先週土曜日、歯のメンテナンス。
いつものように美形で剽軽なドS歯科衛生士女史に歯石を取ってもらう。
女史、オイラが歯石を取られている間は反論できないことをいいことに、オイラが使用している歯磨き粉をまあディスるディスる(笑)。
オイラ、反論しようにも歯石取りで口を開けっ放しで
「ふがふが、ふが〜」
としか言えず(笑)。
先生と、動画と空撮とiPhoneの新型の話と4Kから8KのTVについて色々教わる。


本日日曜日、銭湯に寝湯とストレッチと日光浴。
一時間ほどウトウトする。


なんちゃってではあっても、ほぼ1日一食で炭水化物をかなり減らしている。
その所為か、たまに甘いものを食べたりすると口の中がやたらベタベタする。
非常に不快なり。
ただ分かってはいても本来甘いものが好きなのでたまに食べようとすると結構量が多くなる(笑)。
前の日に甘いもの食べると朝起きた時に口の中がベタつくんだよな。
でも完全に甘味は止められないんだな(笑)。


宇多丸の『SCOOP!』評で、本作が旧世代が退場していく物語であると語っていた。
その切り口にまったく気がつかなかったよオイラ。


 Nerf リペイントできるかな?(笑)-03
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なかなか苦戦中である(笑)。
前回はほぼ黒一色だったので楽チンだったんだが、今回は白、赤、黒、ブロンズとなんか自分で自分の首を絞めるような配色(笑)。
気が乗らず、マスキングをしたところで今週はおしまい。


『先生ごめんなさい 分冊版 : 8』
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新たな展開と共に直接的なエロスが出てきた。
人間関係の謎がまったく読めない(笑)。


追悼:田中一成
"代表作"という言葉がある。
主にアーティストなりクリエイターなりがその生涯で少なからず世間に爪痕を残せたという手応えを感じることができた唯一無二の作品のことだとオイラは思っている。
それはアーティストやクリエイター達が彼ら自身の気持ちのみで"代表作"にしているというよりも、自分以外の他人達の評価があってこそ、その特定の作品が"代表作"となる。
「あなたの作品のアレはあなたの"代表作"ですよね」
と、いうのは基本褒め言葉であるのは間違いない。
ただ、では手塚治虫の代表作はなんだ?と100人に聞いたら、ある者にとっては『火の鳥』であろうし、また別の人にとってみれば『アドルフに告ぐ』だと言い、唯一無二であるはずの"代表作"が特定できないというケースもままある。
逆に言うと"代表作"がない、特定できないことの方がアーティストなりクリエイターなりの成功の多さを物語っているとも言えだろう。
だから彼らは
「あなたの"代表作"は?」
と問われると
「ネクストワン(次作)だ」
と答えることが多い。
オイラからするとその答え方も少々鼻につくのだが、彼らにしてみれば常に「ネクストワン」と言い続けなければ先に進んでいけないという思いもあるんだろうなと思う。
ただオイラのような凡人のサラリーマンにしてみれば、生涯で一つであっても自他共に認める"代表作"なるものを持てると言うことは、自分が生きた爪痕を刻印できたという至福でもあるので羨ましい限りではあるのだ。
田中一成という人がいた。
主に声優を生業にしていたアクターだ。
彼が先週の2016年10月10日に脳幹出血で亡くなった。
49歳。
オイラと同い歳。
1967年生まれだったんだ、田中一成は。
おそらく田中自身も認めるであろう彼の代表作は2003年から2004年にNHK BS2で放映された『プラネテス』。
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その主人公であるハチマキ役だ。
田中一成が声を当てた作品は多いが、普段アニメーションを観ないでいるオイラなどは他の田中の作品をあまり知らない。
だから独断で言うが『プラネテス』は田中一成の代表作だ。
宇宙船を手に入れたいという遠大で無謀な夢を見ていた雑でバカな若者に田中一成は実に表現力豊かに命を吹き込んだ。
「孤独も苦痛も不安も後悔も、もったいなくてなあ、てめえなんかにやれるかよー」
このセリフを作ったのは脚本家であるが、このセリフに命を吹き込んで説得力を持ってオイラに届かせたのは田中一成の力でもある。
「オチンチンって言っていいんだよ(笑)」
田中の死去に伴い『プラネテス』のDVDのコメンタリーを再度聴いてみた。
コメンタリーで酔っ払って下ネタを言いまくる田中一成(笑)。
久々に聴いてなんてバカなんだ、と(笑)。
コメンタリーで田中自身が言っていたが、演じているハチマキと自分との距離感の近さからキャラクターの気持ちはわかると言っていた。
ある時のコメンタリーでは、キャスト達と一緒に体内年齢を測る体重計みたいなものに乗ったら、田中一成は52歳(笑)。
2003年だったら当時36歳で体内年齢が52歳(笑)。
田中、眉唾な体内年齢52歳までも生きられなくて恥ずかしくないのか(笑)。
更に他のコメンタリーでは宇宙に行ってみたいという田中に対して監督の谷口悟朗は
「宇宙に行ってなにするんですか?田中さん」
と問いかけると
「地球を見るんですよ。んで、地球は青かった、いやパクリやんけぇ、とかそういうネタをやりたいですよね、地球を見ながら」
んで、今地球を見ながらそのネタやってるか?田中(笑)。
ハチマキが田中一成で本当によかった。
『プラネテス』がオイラにとってかけがえのない作品足り得た要因は間違いなく田中一成の功績だ。
地球を見ながらのネタをやりに行くにはまだまだ早かったよ。
今頃スターゲートを通過してオリオン座のそばで炎に包まれている宇宙船やタンホイザー・ゲートの闇の中で輝いていたオーロラなんかを見ているのかもしれん。
そう思いたい。
謹んでご冥福をお祈りいたします。


『デッドプール』
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先週の続きである。
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冒頭のカーアクションと車の中での乱闘がすごくいい。
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シボレー・サバーバンといえども、内部で乱闘騒ぎをやらかすには狭すぎる(笑)。
その逃げ場のない狭い空間での決死のアクションの設計は見事なものだよな。
デップーと悪役達の位置関係が非常に把握しやすくなっていて、デップーがどんな場所にいてどうアクションしたから車がでんぐり返ったのかというのもね。
こういうことをしたからこういう結果になったというのを実に順序立てて見せているというかね。
それが畳み掛ける感じなのかねえ。
そんな感じで冒頭からアクションとヴァイオレンスを畳み掛けていくスピード感とテンポがすばらしい。
更にいうとデップーは自分が行う暴力に対しても言い訳をしないんだよね。
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「オレはスーパーだけど ヒーローってタイプじゃない ぶっちゃけただの人殺し 」
このセリフって吹替のものなんだけど、本作に関して吹替版は声を当てた声優諸氏の感じも含めてすごく良かったと思う。
本来なら英語のセリフをダイレクトに理解するのが理想なんだけど、残念ながら本作に関しては字幕だとそのセリフの情報量を十分にだすことができない。
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袖を捲り上げてデップーに迫る悪役(笑)。
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「マジっすか 袖まくっちゃう」
いや〜、台詞回しが聴いててすげえ楽しい(笑)。
これってデップーの声をあててる声優氏のアドリブもふんだんに入ってるのかもしれん。
108分という比較的タイトな上映時間だからこそのスピード感。
無駄の要素を削ぎ落としつつも笑いは随所にもりこんでいる。
本作のが好きな理由ってのはデップーの言い訳のない、真摯なストレートさからくる残虐性というものにひかれるんだな。
とくにやはり言い訳がないという部分ね。
オイラも言い訳のない強い人間になりたいと思ってるが、実際は卑怯にもいつも言い訳がましいからなあ(笑)。
そういう意味で言えば主人公まわりの仲間達、特にやっぱり本作のヒロイン
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ヴァネッサ。
この全身にタトゥーを施した娼婦が最終的には無茶苦茶魅力的な女性に見えてくる。
デップーとヴァネッサ、本当に二人が魅力的なヒーローとヒロインに見えるように作られている。
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二人のセックスシーンも微笑ましい感じで、バレンタインデー・セックス、旧正月セックス、ハロウィン・セックス、そして
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国際女性デー・セックス(笑)と二人の愛情表現をコミカルにつなげていく。
この一連のシーンってヴァネッサは乳首を出してないんだよね。
出してなくても無茶苦茶官能的なシーンになってるわけ。
日本でお約束のように乳首を出さないセックス・シーンを撮るなら本作を見習うべくだと思うぞ。
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デップーが茶化していた"スーパーヒーロー着地"って
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攻殻機動隊のこの着地に起源があるように感じるんだが、どうなんだろう。
この着地ってハリウッドのこの手の映画では割と一般化しているようだねえ。
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首が飛んだり、グチャっとなったり、切断されたりのヴァイオレンスが本作のウリではあるんだが、それをスタイリッシュに見せるというよりも、暴力が持つ重さというのをドロくさく的確に表現していると思う。
銃で相手を撃ち殺すシーンもあるのだが、劇中でデップーが
「昔ながらの戦法だ 剣二本と根性で戦う」
というように、剣を使ったアクションが非常に印象的だ。
まあコレはデップーがタクシーに銃器の入ったカバンを忘れたからだが(笑)。
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こんな感じに側頭部にナイフを深々とめり込ませている描写の痛々しさ。
それでも死ねないヒーローのシャレにならない不条理(笑)。
ヴァイオレンス描写を重く見せながらエンターテインメントに仕上げた本作は本当にすごい。
通常、側頭部にナイフ突き立てられたら陰惨なだけだもんだ(笑)。
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仲間と敵を抱えて爆発を背に走ってくる様はミヤザキ・アニメのよう(笑)。
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クライマックス、宙吊りになって絶望的になっているヴァネッサに
「大丈夫 絶対なんとかなるよ」
絶対なんとかならない状況下であっても自分の女に対しては絶望を語らないところが本当にいい。
絶望的な気持ちは男が引き受ければいいんだよ。
男は女性には希望しか語っちゃならんと思う。
というように、本当にオイラにとっては本年度ベスト。
なんなら生涯ベストに入れてもいいぐらいに大好きな映画だ。
しかし、本作の『パート2』が制作されるようだが、大丈夫なのか?
ものすごく本作が、これ以上ないほど綺麗な終わり方をした。
ひどい顔になったデップーをヴァネッサが受け入れるというこの上ないハッピー・エンドで締めくくったわけなので、オイラは続編は必要ないと思いつつ、続編が公開されたら嬉々として観に行くだろうね(笑)。
ところで、
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奥に見えるのは『アベンジャーズ』に出てきたヘリキャリアの残骸だと思われる。
つーことは、この世界は『アベンジャーズ』と地続き。
しかも本作は『X-メン』のシリーズに近い世界観だ。
なんか接点をもってはいけないシリーズ同士がくっついてしまう危うさがあるような気がするが、今後大丈夫だろうかw?
『アベンジャーズ』にデップーは収まらないだろう(笑)。
トニー・スタークとキャラが被るぞ(笑)。


今週は血液の再検査と週末にヘアカット。
最近暴食気味なので結果が思わしくないだろうなとの予測(笑)。

# by 16mm | 2016-10-16 21:51 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)

『デッドプール』

先週の月曜日、いつもの池袋のカプセルホテル。
その日でポイントが100溜まった。
ということは、一泊3500円を100回だから35万円払ってきたということになる。
2011年の東日本大震災の頃も使っていたので、少なくとも5年以上は通っていることになる。
一瞬高い金払っちゃったなと思ったが、身体的には相当に楽をしているので高いと思いつつ今後も使うだろう。
家族持ちにはできない贅沢ではあるなあ(笑)。


10月1日付で勤務先の会社名が変わった。
今の会社、入社三ヶ月で名前が変わり、つまり同じ会社に勤めていて今回が三度目の改名に立ち会ったことになる。
今度の会社名は長い上に呼びにくく、以前の社名のように略すこともできん(笑)。
滑舌悪いオイラには慣れるまで辛い状況である。
これから数日か数ヶ月は社名変更に伴う色々がおこるであろう。
名刺などオイラは以前の会社のものが山盛りあまっているというのに新しい名刺を持つことになるのである。
社名が変わって何が変わるか。
変わるわけがない。
働いている人が変わるわけではないんだから。


過労自殺した電通の新入社員
この事を知ったのは先週の土曜日の朝。
実はオイラ、先週の金曜日に久々に会社で午前0時越えをして、終電などすでになく(笑)、一蘭でラーメンを久々に食べ、カプセルホテルに泊まるのももったいないので漫画喫茶に泊まり、朝自宅に戻った時の朝のTVで知ったのだ。
このニュースを聴いて真っ先に思った事が二つ。
この手のニュースで"大手広告代理店"などという代名詞を用いずに"電通"という広告代理店で起こった事として語られているということと、残業時間100時間越えてもいいんだ、ということだった。
この手のことで"電通"という名が出るのはそうそうないことだ。
電通は放送局や出版社にとっては収入源である広告出稿の大手の広告屋であるので、これまでも様々な"配慮"をされてきた一流企業である(笑)。
それが新入社員の自殺で残業時間の超過で上司のパワハラがあったことなどが報じられている。
一流企業で学生が入社したい企業の上位であるはずの会社としては不祥事であることは間違いないのだが、実は更に酷い不祥事があってそこから目をそらす為に自殺した女性を生贄の羊にしたのかしらん?と疑いたくなる。
昔のような電通様の威光に翳りが、というなら喜ばしいことではあると思うが(笑)。
もうひとつ、残業時間の問題。
オイラが「仕事で0時越えました」というのはかなり久々。
というのも私が勤めている会社、残業時間の統制がかなり厳しくて。
いや、残業するたびに許可の書類を出すというのではないが、月80時間の残業は年に六ヶ月までと厳しく決められていて、それをオーバーしそうになると部課長がやたらと
「残業時間、大丈夫?」
と聞いてくる。
もちろん部下の体調を気にしてのことではない。
部下の残業時間の超過をすることで総務あたりを経由しての親会社からのプレッシャーが怖いからだ(笑)。
部下の体調を気にするとしたら、過労死でもされて、これまた親会社から部下のコントロールもできんのかとプレッシャーをかけられて出世の道がとざされるどころか、降格人事の対象になる。
ペーペーのオイラのような人間は会社の偉い人たちの真意など百も承知で二百も合点で
「君たちの健康が心配だ」
などという見え見えな話を聞かせる為に仕事を中断させて集会なんぞを開いて訓示をたれられるたびにムカついているのである(笑)。
もちろん上司だけでなく、残業時間を超過した社員は現部署から異動させられることにもなるという。
本人が異動に不本意であったとしても、だ。
電通で自殺した新入社員が100時間を超える残業というが、100時間越えをしたのはその新入社員だけではあるまい。
ということは、他の多くの電通社員は法定の残業時間内に収まるように就業時間を捏造しているにちがいない(笑)。
おそらく会社ぐるみで。
広告代理店の仕事を考えれば法定時間内で仕事が行えるなどということはありえないわけでね。
なんだ、会社も真面目にやれば就業時間の捏造できるんじゃん(笑)。
オイラが勤めている会社の総務はうまく捏造する技量がないということやね(笑)。
それはともかく、不本意ではあるが残業時間の上限というものを国に決められちゃっている。
なぜ残業時間の上限を国が決めるかと言えば、国からの強制力がないと会社は無制限に社員を働かせる事があるということが前提だからだ。
実際そういう会社があって、酷いことになっているのは社会問題になっている。
というのも建前で、実際は残業による残業代の支払いを抑制する企業からの狙いもあると踏んでいる。
「国が言うんだから、これ以上残業するなよ」
ってな感じ。
そういうこと言っている会社のエライ人たちって自分らが現役の頃、残業時間150時間越えをザラにやって残業代を荒稼ぎしていた奴らなんだよね(笑)。
ヘタすっと200時間なんて奴らもいた。
でね、毎月毎月200時間なんて働けるもんじゃないと思うのよ。
今の若い人たちは知らんと思うが

♪24時間戦えますか
などと気の狂った歌がCMで流れていた時代に仕事をしていた奴ら。
全員が、とは言わないが間違いなく所謂"カラ残業"で水増しして残業代を稼いでいた筈で。
で、そういう奴らが今や会社の中枢で、自分たちがやってきた事を踏まえて
「末端の社員どもがまともに仕事やってりゃ残業時間なんて増えっこねえ」
などと思ってるんだろう。
実際、残業代は制作費の高騰に繋がるわけなので、この不況の最中にコストカットをするための手段にしてるんだろうね。
で、それを実行したバブル組の会社中枢はまたまた社内での実績をつくるかたちでボロ儲け(笑)。
我々ペーペーはどんなに遅くなってもタクシー券は渡されない代わりに、エライ人たちは黒塗りのハイヤーで通勤ですわ(笑)。
いや〜、自分らいい時代に生まれたなあ〜、などと思っているんだろうな。
そういう奴らは壁に並べて射殺したいぐらいである(笑)。
実際のところ、普通に真面目に仕事してれば残業はつきものだ。
自分一人がすべてやって完結するなら時間的なコントロールはできるが、通常仕事は他人との関係で動いており、予定のスケジュール通りに仕事が上がってこないなんてのはザラだし、17時に得意先から仕事が入ってきてそれに対する疑問点を得意先担当者に聞こうとすると
「当社は残業を行わない会社なので、担当は帰宅しました」
などとシレっと言われてそれで作業が止まったりもする。
得意先の言い分としては
「仕事は出した、後はお願い」
ということで仕事を棲み分けているつもりなんだろうけど、得意先の申し送りが完璧なもので自分以外の他人が読んで一発で理解できるような仕様書なら問題ないけど、今までそんな神がかり的な仕様書を受けとったことはない(笑)。
逆に言えばオイラが仕様書を完璧に書いたつもりで送っても、思いもしない部分のツッコミが入ることもザラにあることで、それは他人様に仕事をお願いしている以上分かるように説明する責任と義務がある。
とはいえ、オイラの勤めている会社は大きな親会社を持つ子会社で、その大きな会社に労働条件を守られているので、まず休日出勤はしない、できないで通せる。
だからそのしわ寄せで休日働く会社が存在するわけだ。
電通もそうで、実績をともなった一流企業であるのは間違いない。
高学歴で語学に堪能な社員も多いだろう。
そういう人間たちが馬車馬のように働くことで社員のステイタスと高給が保証されていると言っていい。
誰もが給料が高いのは嬉しいだろうけど、例えば年収1000万以上稼ぐような仕事ってのはおそらく寝る間もないような仕事だと思うぞ。
それでも小さな会社で徹夜で仕事をしている人よりは収入的にも社会的にも認められているし恵まれてもいるんだよね、電通を含めた一流企業の社員どもは。
今回の電通での不祥事、新入社員が自殺した件。
東京大学卒の人らしい。
東大卒だって電通に入るのは難しい中、おそらく優秀な人であったのだろう。
そういう優秀な人でありながら電通という会社がイケイケの体育会系でセクハラパワハラモラハラは挨拶がわりだという事を知らなかったのか。
それとも今時そんなあからさまなハラスメントをする会社が存在するのか?という思いもあったんだろうね。
信じたくなかったのかもしれん。
コンプライアンスを守って仕事ができるか、的な会社であることは30年以上前に電通や博報堂に入社の面接にいったオイラだって知っていたからね(笑)。
当然オイラは電通も博報堂も入れなかった人間ではありますが(笑)。
この不況の最中、東大卒だって会社辞めたら再就職先がすぐ見つかるか怪しいご時世。
もしかしたら自分の学歴がプライドが、会社のケチな上司のパワハラに負けて辞める事を許せなかったのかもしれん。
どちらにしても言えることは、選ぶ会社を間違えたと言うことだと思う。
そして、逃げ方を知らなかったのが不幸だったんだろう。


昨日日曜日、銭湯に寝湯とストレッチ。
雨降ってたけど露天の寝湯はあったまるし、気持ちいいね。


本日三連休の最終日の月曜日。
エアコンの掃除と、ブーツ二足とその他革製品のメンテナンス。
暑くもなく寒くも無い、この時期が一番掃除やメンテがしやすい。
革のブーツはミンクオイルを塗らなくてもブラシでこするだけで光沢が出てくる。
毎週ブラシで磨くだけなら簡単だからやってみることにしよう。


 Nerf リペイントできるかな?(笑)-02
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三連休中に終わらせようとしたのだが、やり直しを何度もしているうちに連休が終わってしまった(笑)。
マスクの不備で色もれがあったりしたところは筆で描く事にした(笑)。
更に筆と梅皿なんかを買ってしまった(笑)。


『Ghost in the Shell Official Teaser Trailer #1』

今更だがハリウッド版『Ghost in the Shell 』の話(笑)。
スカーレット・ヨハンソン主演でちょっと期待したんだけど、もうこの予告編観ただけでゲンナリである(笑)。
日本のマンガやアニメをハリウッドが映画化権取って制作する時の話って最初は色々景気がいいんだよね。
「スピルバーグが好きな漫画だ」
とか
「ディカプリオが興味を持っている」
などなど。
日本の漫画が原作でまともに作られたなと思えるのはトム・クルーズが主演した『オール・ユー・ニード・イズ・キル』ぐらいかな、最近だと。
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う〜ん......。
北野武がどうこうよりも予告編全体から湧き出すとてつもないチープさ。
こりゃダメだな(笑)。
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こっちの方が数億倍良さげだと思う(笑)。


『3月のライオン』

期待のアニメ化。
録画で視聴。
映像はそこそこ満足。
もうちょっと。
もうちょっと行けるだろう、というか、その"もうちょっと"画的に足りない感じ。
表情がカットによって不自然にいびつになるような瞬間があるんだよね。
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更に電車が迫ってくるカットが車輪と線路との座りが悪いのか、妙な不自然な動きだし、
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電車の中から見た風景でやる気なく突っ立っている木だとか(笑)。
これは手前の木と奥の建物のタッチの差がありすぎて不自然さが際立っちゃったような気がするな。
それが"もうちょっと"という部分だ。
その他は非常に良い。
背景の色彩の豊かさと淡さ。
声優に花澤香菜が入っているのもいいね。
そしてOPが"BUMP OF CHICKEN"。
いい歌だわ〜。
色々くさしたが、継続視聴決定である。


『ザ・ファブル(1)〜(7)』
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AmazonでKindle版購入。
既刊の7巻を全部購入。
会社の友人に勧められて一巻購入して読み始めたら一気に7巻まで行ってしまった(笑)。
日本で殺し屋をリアルに描くという試みだろうか。
そしてそういう殺し屋がいたとしたらどんなヤツなのか。
おちゃらけているようで真剣。
不真面目のようで真面目。
場の空気が読めないように見せかけて実は場の空気に人一倍敏感な殺し屋。
社会性がまったくない主人公。
デューク東郷でも、白竜でもない。
どちらかというと印象として
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デッドプールに似てるかな(笑)。
殺しの場面は第一巻の冒頭のみ。
後は生活漫画のような程になるんだが、主人公が殺し屋なので妙な緊張感が保たれ。
その中でも笑いがある。
ありえるかもしれない殺し屋の矜持が非常に魅力的。
続巻が楽しみである。


『俺はまだ本気出してないだけ(3)〜(5)』
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AmazonでKindle版購入。
先週のエントリーからの続き。
全5巻読破。
読後の感想としては出てくる女性がみんなまともで魅力的な反面、男はどいつもこいつもダメダメ(笑)。
ただ主人公の大黒シズオって漫画を描いては編集者にボツを喰らい続けるんだけど、コイツちゃんと漫画を描いているからダメ人間ではないよな(笑)。
普通本当にダメなヤツは口だけで漫画描かないから。
漫画を描いた上でダメな人間ということ。
生活力がイマイチってことなんだけど、でも漫画を描き続けるってことはダメではないと思う(笑)。


『俺はもっと本気出してないだけ』
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AmazonでKindle版購入。
『俺はまだ本気出してないだけ』の続巻ということだが、蛇足の域をでていないというか......。
『俺はまだ本気出してないだけ』が割と綺麗に終わったので特に必要では無いエピソードだと思う。


『BLUE GIANT(9)』
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AmazonでKindle版購入。
すでに掲載誌の方は改題され第二部とも言える『BLUE GIANT SUPREME』となり新たな展開が始まっている。
この第9巻は第一部の終盤の手前。
ある登場人物が次の巻で大変な事になり、それが大に次なる一歩を踏み出させるきっかけになっている。
きっかけというにはあまりにも重い事態なのだけど。
とにかくいったいどういう結末になるのか?
全く先がよめない傑作である。


『魅惑のハッセルブラッド図鑑』
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AmazonでKindle版購入。
オイラもハッセルブラッド持ち("使い"ではなく"持ち"ねw)の端くれなのでこの手の本は購入してしまう。
型番別に丁寧に仕様を解説してくれている。
しかもカラーの図版で。
ハッセルブラッドのこの手のタイプはもう作られていない事を考えると図鑑としては決定版ではないかね。
非常にいい本である。
権利関係が絶対めんどくさい事になるけど、世界中でハッセルで撮影した写真を写真集としてだしてくれないものかしら。
6×6のスクエアなフォーマットの端正さ。
オイラも撮ろう撮ろうと思いつつ億劫になって撮らないんだよなあ(笑)。


『デッドプール』
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AmazonでBlu-ray購入。
心待ちしていた『デップー』のBlu-ray(笑)。
字幕と吹き替えでまだ二回しか観てません(笑)。
108分の上映時間だから昨今の映画のランニングタイムに比べたら短い時間の映画な訳だけど、その短い時間にこれでもかと要素を入れ込んでくる。
時間的には非常に観やすいんだが、観終わると必要十分以上の満足が得られる。
オイラとしては少々の正義感を持ち合わせつつ、力強く身勝手に生きるデップーが魅力なんだなあ。
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まずこの冒頭の車の内でのアクション。

と、今さっき本作の感想を書き終わったところ、突然、謎のブラウザが落ちやがり(笑)。
この続きは書く気が起きたら次回続けます(笑)。
MacintoshのOSをアップデートしてからどうも予測不可能なことが多い、ような気がする(笑)。
マシンのパワー不足も否めないが、もうちょっとこのマシンで頑張らねばならない(笑)。


今週末は心療内科と歯のメンテナンス。

# by 16mm | 2016-10-10 22:07 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(5)

『SCOOP!』

先週土曜日、歯のメンテナンス。
オイラは、その歯科医院の先生からスタッフ諸氏から患者諸氏から、すべての人間が「ダメ」「信じられない」「味がヤ!」「赤っぽい色がヤ!」「なんかヤ!」(笑)などと言われている某歯磨き粉を嬉々として使っているのだが、その歯磨き粉の新製品が出て、オイラがまた嬉々として購入して歯科医院に持ち込む。
「どーだ、オマイら(笑)、オマイらが毛嫌いしておる歯磨き粉の新製品が出たぞ(笑)。本当に多くの人間がイヤなら新製品がでるわけがなかろう(笑)。これでオマイらが間違っているのが証明されたな(笑)」
と、得意満面で買った歯磨き粉を見せる。
先生もいつもの美形で剽軽なドS歯科衛生士女史もあきらかに「うへ〜〜〜」という心底うんざりした表情でオイラと歯磨き粉を見ている。
オイラは他の人類から自分に向け「うへ〜〜〜」とされたのは久々である(笑)。
先生と歯科衛生士女史曰く
「このメーカーの出している他の歯磨き粉が売れ行き良いから、まあキワモノなんじゃね」
とか
「世の中、ドMで金髪でデブもたくさんいるから、好んで使う人も一定数いるのかも」
などと散々な言われよう(笑)。
同一メーカーの良好な売れ行きらしい歯磨き粉より100円ほど高いんだから、製品に間違いはない、と思うのだが(笑)。
帰り際、いつもの美形で剽軽なドS歯科衛生士女史が
「あ、その歯磨き粉、ちゃんと持って帰ってね。置いてかれても誰も使わないし」
本当に散々な言われようである(笑)。


本日日曜日、銭湯に寝湯、ストレッチ、日光浴。


ここ数週間、書こうと思っていたのだがその度に忘れていたこと。
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歌舞伎と結婚した三田寛子が綺麗になっとるがな〜(笑)。
普段TV観てないので最近の三田寛子を知らなかったのだが、夫の歌舞伎の不倫についての会見のTVで久々に見た。
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若い時は、なんかもっさりした女だなあ、ぐらいしか思わなかったんだが(笑)。
女の人って不思議(笑)。


映画館で予告編観てたら織田裕二と吉田羊が並んで自分たちの出演映画『ボクの妻と結婚してください。』の宣伝をしていた。
吉田羊と並んでいる織田裕二の歯が異様に白くて違和感出まくり(笑)。
白い歯が理想なんだろうけど明らかにやりすぎだ(笑)。
織田って演出家の言うこと聞かないとか、共演者にあからさまなダメ出しするとかさ。
それで映画が面白くなればいいけど、織田のオレ様ぶりが鼻につくしね。
当然この映画も観るつもりはない。
せめて織田が出てなければ観に行くかもしれない選択肢もあったんだろうけどねえ(笑)。


映画館で予告編を観た年末に公開される

『海賊と呼ばれた男』が面白そう。
『永遠の0』以来の山崎貴と岡田准一のコンビ。
『永遠の0』は原作小説は読んでないけど、原作漫画は面白かったと思う。
で、映画の方はかなりイマイチだったんだよね(笑)。
『海賊と呼ばれた男』も『永遠の0』と同じで、原作者は百田尚樹なんだけど、映画の予告編に名前がまったく出ていない(笑)。
昔、筒井康隆が、
「作者からは影響を受けない。作品から影響を受ける」
と言ったのを思い出した。
作者と作品は切り離して考えるべきだということではある。
それは必ずしも作家イコール作品ではないということではあるが、それでもやはり、作家と作品はイコールの場合もある。
読んだことないけど、百田尚樹の小説は面白く読めそうな気はする。
しかし、百田尚樹は大嫌いだけどな(笑)。


久しぶりに、30年ぶりぐらいに『愛・おぼえていますか』を聴いた。
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オリジナルの飯島真理ではなくワルキューレが歌う『愛・おぼえていますか』。
半分トラウマのような高校時代の様々を思い出したね(笑)。


Nikon フードハットL 7863
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行きつけのカメラ店で購入。
Hasselbladにフード付けっぱなしの上からこのフードハットを被せて持ち歩くつもりである。


 Nerf リペイントできるかな?(笑)-01
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先週にAmazonから前回と同じNerf ナーフ Zombie Strike Hammershot Blasterを購入。
二度目なので分解の手順なども余裕(笑)。
先週の土曜日に下地のシルバーを吹き付け始めた。
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ちなみに置いてある段ボールは前回のリペイントから使い続けているもの。
スプレーが吹き付けられてシルバーになったり黒になったり青になったり(笑)。
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まばらにブルーを吹いて、先週の土曜日はここまで。
で、本日日曜日。
つや消し黒を吹いてマスキングをして
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部分的にオレンジを吹き付けたんだけど、これが大問題(笑)。
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アサヒペン 高耐久ラッカースプレー 300ML オレンジを吹き付けたんだけど、これがオレンジというより黄色に近く。
なので赤系の色を吹き付けながら混色していったんだけど、
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非常に濁ったオレンジになっちゃった(笑)。
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目標は↑のような鮮やかなオレンジだったんだが......。
まあ色的にオレンジってのは難しいよね。
赤っぽくすれば朱色っぽくなるし、黄色っぽくするとこんな感じだし。
オレンジ色といっても問題ないレベルのスプレーではあるけど、オイラの目論見とは違っていたので、一時休戦。
今週一週間で色々考えて見るつもりである。


ナーフ N-ストライクエリート シューティングターゲット
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Amazonで購入。
やっぱりただ撃ってるより、吸盤でピコピコくっつく方が楽しいね。


『まんが家総進撃 4』
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AmazonでKindle版購入。
本巻でおしまいとな。
うう、残念だぁ。


『白竜-LEGEND- 44』
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AmazonでKindle版購入。
相変わらず長く続いている白竜の出自編。
毎週欠かさず掲載誌を立ち読み(笑)しておるオイラ。
なんと来週号で『白竜-LEGEND- 』が終いとな(笑)。
で、続いて『白竜HADOU』が始まると(笑)
"HADOU"って"覇道"のことだよな。
まあ内容は変わらんのだろうけど。
以前、唐沢なをき の漫画のコラムで、単行本の売り上げというものは第一巻の売り上げを頭に、その後続巻ごとに売れる部数は減っていくということがかいてあった。
なので唐沢なをき は『まんが極道』が7巻までいったところで『まんが家総進撃』に改題して再び1巻から始めた。
この手法は『げんしけん』などもそうやっている。
出版不況での漫画家の苦肉の策なんだろうね。
う〜む。


そういえば、安彦良和の『天の血脈』も来月発売の単行本で最終巻。
内容的には『虹色のトロツキー』や『王道の狗』と同一平面な作品のくくりになるんだろうけど。
まあ悪くはないけど、『天の血脈』は割と突拍子もないもない終わり方であったなあ(笑)。


『猫のお寺の知恩さん』
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AmazonでKindle版購入。
『富士山さんは思春期』のオジロ マコトの新作。
てっきり週刊アクションで連載が始まるものだと思っていたらビッグコミックスピリッツ誌だったとは(笑)。
『富士山さんは思春期』の設定である"大きな"女の子と"小さい"男の子の話を踏襲している。
本作は知恩さんという女性が年上で、そこに年下の源という男の子がやってくる。
『富士山さんは思春期』同様にエロスに満ちた作品のようだ。
エロスはあってもセックスはない(笑)。
この寸止め感が非常にエロいっすね(笑)。
今後も楽しみである。


『3月のライオン 12』
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AmazonでKindle版購入。
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カラーページもついているんだけどね。
こんなに綺麗なカラーなんだからさ、雑誌掲載時にカラーページだったものもカラーでで見たいよ。
売れてる作品なんだったらそれくらいやってくれてもいいんじゃん。
100円や200円高くなったって、読者は買うよ。
オイラは絶対買うけどね(笑)。
本作は掲載誌がテープで密閉されているのでw、立ち読みできず、かなり新鮮に読める単行本である。
本作は雑誌をテープで閉じて青少年に安易に読ませないような雑誌に載っているんだよねえ(笑)。
前半は主要登場人物たちの読み切り短編サイドストーリー的な物語が続き、
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雷堂さん、萌えるわぁ(笑)。
更に
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土橋九段がまた良くてねえ(笑)。
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とっても漢(おとこ)らしい雌犬の(笑)エリザベス(笑)。
こいつらみんな好きだあ(笑)。
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本作、というか、本巻を読めた時間がとてつもなく至福であった。


『俺はまだ本気出してないだけ(1)(2)』
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AmazonでKindle版購入。
会社の同僚から勧めてもらった。
もっとも数年前に堤真一主演で映画になったのは知っていたが、オイラ向きではないと思いスルーしたんだよな。
監督は『変態仮面』の福田雄一だったりしたんだよな。
漫画を読んでみたら、なんつーか、おもしろいんだけど、身につまされちゃって(笑)。
妙な汗が出てくるような漫画であった。
しかし、全5巻+1巻なので全部読むつもりでいる。


『The Art of Drew Struzan : ドリュー・ストルーザン ポスターアート集』
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Amazonで書籍購入。
ドリュー・ストルーザンという名前は知らなくても描いた画は多くの人が知っているだろう。
オイラも取り立てて名前を知っていたわけではなかった。
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あまりにも有名な『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズのポスターや、『スター・ウォーズ』のポスターも描いている。
まあ世界的に、世界を股にかけた激ウマな画家。
ドリュー・ストルーザンの画集は別にもう一冊でているのであるが、本書を選んだのは画と一緒に作者のコメントが載っているからだ。
これほど上手くて有名な画家でありながら、映画会社の勘違いな背広組にボツにされること多数という事実(笑)。
ほんと、マジか?ってな感じだよ。
もっとも『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のポスターにしてもドリュー・ストルーザンは別のアイデア・スケッチを出してたりしてる。
しかし、今では『バック・トゥ・ザ・フューチャー』と言えば上の画像のポスター以外考えられないけどね。
見応えと読み応えを同時に満足させてくれる一冊。
ドリュー・ストルーザンほどの人間がそういう扱いをされてるんだもん、オイラがCGで作った空間を全否定されたり、苦労した部分をトリミングしやがられたって(笑)、当然だと受け止めようと殊勝にも思ったりした。
良書である。


『Photoshop レタッチ&合成の秘訣』
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書店で書籍購入。
今更Photoshopの本もないのだが、内容が画処理の具体的なテクニック集だったので購入。
この手の本は買っても以外と積ん読になっちゃうんだが、これはどうだろうか(笑)。
そこそこ高い本なのできちんと活用せねばなあ。


『SCOOP!』
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先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
この時期で言ったら結構楽しみにしていた映画であった。
結果的には『シン・ゴジラ』よりも『君の名は。』よりも自分の中では腑に落ちたというか楽しめた作品だった。
しかし、言いたいことは山盛りあるけどな(笑)。
『シン・ゴジラ』や『君の名は。』はBlu-rayも買わないし観返すこともないだろうけど、本作はBlu-rayを買って観直すだろうなあ。
まずアマチュアでカメラを趣味にしているオイラに言わせていただければ、本作で描かれて居るカメラ周りの描写。
構え方、扱い方などが上手くいっている。
プロとしてカメラを扱い、荒木経惟と対談したりする福山雅治はもとより、新人記者役の二階堂ふみもカメラの構え方が堂に行っていて見ていて安心していられる。
素人臭いカメラの扱いを見ると、それだけで気が削がれるからね。
コイツ、プロの役なんじゃないの?ってな感じ。
医者が医療ドラマを観ていられないというのと同じだね。
そういう意味ではカメラに関するアレコレは非常に良かったと思う。
それと配役。
二階堂ふみは言うに及ばず、滝藤賢一も素晴らしかった。
更に言えば
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相変わらずのリリー・フランキーがすげえすげえ。
シャブ中でボクシングをやる情報屋という役なんだけど、なんだろうこの説得力。
本職の役者ではないというポジションの所為なのかね?
なんつーか躊躇がないというか、失敗してもオレを選んだ奴が悪い、というぐらいの思い切りの良さの所為だろうか?
リリー・フランキーが本当にそう思っているかどうかわからぬが、素人の筈のリリー・フランキーに本職が食われてるんだよね。
とにかくリリー・フランキーは良かった。
で、全体的に非常に面白く観れたんだが、映像としてもフレッシュなものを作ろうという意気込みは伝わってくるんだけど、その意気込みに映像が追いついていない。
冒頭、車の中のファック・シーンからカメラが外に出て、車が方向転換して走っていくのを浮上していくカメラが夜のビル街を映し出す。
おお、すげえ、と思ったんだけど、浮上していくカメラが映し出す夜景がCGなんだよねえ(笑)。
頑張ってはいるけどCG(笑)。
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世界ではこんな感じに違和感なく空港でロケしたんだろう、と思わせるぐらいの映像が
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実はグリーンバックであったという状況(笑)。
観る側の目が相当に肥えているんだけど、その無責任に肥えた目を満足させる技術を日本は持っていないというね(笑)。
しかしまあ、それは仕方ない部分で目を瞑る。
瞑れないのはセックスシーン。
まあ福山雅治と二階堂ふみのセックスシーンなんだけど、二階堂ふみが下着を脱がないでセックスしてるわけ(笑)。
いや、そういうプレイはありますよ(笑)。
だけど、情感をもりあげるような濡れ場でそれはないだろう。
興ざめだよ。
乳首も出さなきゃ胸も揉まない。
そんなセックスシーンねーだろ。
わかりますよ。
売り出す中の二階堂ふみが脱ぐわけないのは。
だったらさ、セックスシーンそのものを削除して、最初と事後をそれっぽく見せるぐらいにしとけば良かったのだ。
なまじ二階堂ふみの下着姿のシーンが綺麗だったもんだから余計にイラつくんだよねえ。
必然性という意味では二階堂ふみは脱ぐ必然性はあったんだけど、残念だ。
更に言えば福山が冒頭でデリヘル嬢を車の中でファックしているシーン。
終わったら普通チンチンをティッシュで拭くぐらいするだろう(笑)。
本作ってそいう男の汚れた部分を福山に演じさせるというのが主眼の一つなわけで、どうにもそのあたりが不徹底に感じる。
福山雅治はカッチョいいですよ。
オイラもそれは認めます。
歌も好きだしね。
福山自身もかなり頑張って誠実に下品さを演じてはいるんだけど、最終的な帰結で描写をいい男という風に落とし込んじゃう。
ラストはさ、福山の意思をついだ二階堂で終わるべきで、カッコ良さげな福山のモンタージュなんていらんのだよ。
まあ、セックスシーンは全体の一部でしかなく、その他の描写は非常に面白く観れたので満足はしている。
傑作になりきれなかった惜しいなというところ。
それでも件の、『シン・ゴジラ』や『君の名は。』よりもシンパシーを感じることができた映画であった。

# by 16mm | 2016-10-02 22:32 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(4)

『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』『ハドソン川の奇跡』

先週土曜日、銭湯に寝湯とストレッチ。
寝湯も身体半分が湯から露出しているんだけど、かなりあったまるね。
雨が降っている露天でクールダウン。


近くのホームセンターで巻尺を購入。
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原度器:プロマート マグネシウム25 5.5m MGN2555 型式:MGN2555。
3000円ちょい。
仕事で長さを測るのに地道に30cmの定規で測っていたのだが、常々効率が悪いと思っていたのでこの機会に購入。
ホームセンターにはnerfのリペイント用のスプレーが売っているかしらん?と思ってい行ってみたのであるが、欲しいメーカーのものがなく断念。
やはりAmazonで購入せねばなるまい。


『こち亀ジャンプ』
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AmazonでKindle版購入。
ジャンプ所縁の漫画家が寄稿している両さんのイラストがあるのだが、その中でも
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鳥山明のイラストがダントツ。
この人は似顔絵を描こうが、他の漫画家のキャラクターを描こうが自分の独自のタッチを自然に出してくるところがすごい。
やっぱり神がかり的な上手さだよな。


『こちら葛飾区亀有公園前派出所 200 (ジャンプコミックスDIGITAL)』
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AmazonでKindle版購入。
所謂ひとつの記念購入である。
他所でも言われていることだが、久々に読んでみて主要キャラクター以外(部分的には主要キャラクターでさえも)は、ほとんど作者の秋本は描いていないんだなと思った。
主要キャラとモブキャラのタッチが違い過ぎるのだ。
着ぐるみを着ての物語など、作者のタッチが問題にならないものもあるしね。
いや、それを非難するというよりも、週刊連載を40年間休まず続けるということの内実に触れたような気がした。
無理やり週間単位での漫画制作というのを改めるべきだと思う。
歳食ったせいか、オイラなどは好きな漫画なら月刊だって待ち続けてられるしね。
本作の本編で言えば、最終回の一つ前の話が良かったかな。
オイラが思う『こち亀』らしさというのはこういうものだと思っていたから。


『たそがれたかこ(8)』
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AmazonでKindle版購入。
待望の新刊。
これを読んで女性を理解する手がかりにするつもりが、まったくもってなんとやら(笑)。
たかこ の言動や行動を男としてみると納得いくんだよね。
子を思う戦闘的なまでの親の気持ち。
これが女性になった瞬間に自分のイメージする女性像との乖離から理解が難しくなる。
女性への偏見だよなあ。
相変わらず出てくる婆さんの言動がいちいち頭にくるものの(笑)、そういうことも女性としては許容のはんいなんだろうな。
やっぱり女性の方が懐が深くて広いような気がする。
男よりも。
ところで先週、本作の作者である入江喜和のブログを読んでいたら、BRUTUS誌の「人間関係」という篠山紀信が著名人を撮影するページがあるのだが、そのページに入江喜和と旦那の新井英樹が顔見せしてると。
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dマガジンで見てみたらあったよありました。
新井英樹の顔は何回か画像で見たことがあったのだが入江喜和に至っては本人も言っている通り初のお顔見せ、らしい(笑)。
丸顔の可愛らしい感じの女性であった。
旦那の新井も丸顔の非常にいい顔で写っていたな。
私淑している作家の人となりが見れて満足であった。


『先生ごめんなさい 分冊版 : 7』
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AmazonでKindle版購入。
相変わらず分冊版で読み継いでいる。
ゆっくりと、そして確実に物語は進んでいる印象。
人間の心を描くものというのは必然的にホラーとなるのかなと、本書を読んで思う。


『銃座のウルナ 2』
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AmazonでKindle版購入。
本巻では主人公のウルナが信じていた世界の危うさが描かれる。
それまでウルナが認識していたものが根底から覆されるような事象が描かれる。
本巻全てを使ってウルナは拉致されっぱなし(笑)、で、いかにウルナが間違った認識をしているのか、しているかもしれない、ということが語られる。
綺麗は汚い。
汚いは綺麗。
SFという枠組みのなかで女性が見る戦争を描線とともに非常に丁寧に描いている。
続巻も期待するが、作者の他の作品も読んでみようと思う。


『プラネテス(1)』
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AmazonでKindle版。
一巻のみ無料の0円。
超お得である。
紙の単行本では全巻揃えているが、本作も電書で全部揃えるつもりである。


『おサルでワン!: (1)(2)』
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AmazonでKindle版購入。
いや〜、すっごく読みたかった本なのだ。
小林じんこ と言えば1980年代中盤にヤングマガジン誌でヒョロっとした端正な描線と乾いたユーモアのラブロマンス『風呂上がりの夜空に』が大好きだった。
小林じんこ が作品中で爆風スランプを押してたからオイラも好きになったんだよな。
なので作者の小林じんこ がどんな人となりをしているのか、野次馬的に興味があって電書ででないかなと待ち構えていたのだ(笑)。
出て良かった〜、読めて良かった〜。
小林じんこ の結婚生活を描きつつ大部分を子育てをネタにしたものにしている。
この手の子育てものを見るたびに、「食べちゃいけないものを食べたらどうしよう」とか「親の眼をつつく事をやらせない為にはどう注意したものか」とか、とか、etc......
どうやって無知な赤ん坊に分別をつけさせるのかが不思議に思えてならない。
親の苦労ってのは並大抵ではないのだなあと思う。
本作の2巻目の最後の方で母親になった小林じんこ の思索が非常に感動的であった。
自分の存在というものを大きな流れの中にあるという認識を吐露したところがすごく良かった。
やっぱり小林じんこ はただ者ではない。
2巻の巻末に短編の『トレビアン・ナイト』が掲載されていて、これがまた切れ味するどい作品で。
所謂、「願いをなんでも叶えます」と言われた時、人間はどうなるのか、ということが描かれている。
主要なテーマは作中に出てくるヤクザの精(笑)の話なんだろうけど(笑)。
久々に小林じんこ の作品が読めて良かった〜。


『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』
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Blu-rayで『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』を購入したのでそれを再見する前に、その前日譚である『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』も再見しようという試み。
初見劇場で観て以来。
実のところ面白い映画だとは思いつつも、アベンジャーズという枠組みにいながらも主要な登場人物が各々自分の主張を曲げない自我の強い奴らの集まりで(笑)、誰が何を争点で対立しているのか掴みきれず(笑)、少なくともトニー・スタークが迂闊だったということは分かった程度だった(笑)。
そもそも"ウルトロン"って何?ってなもんだった(笑)。
が、今回吹き替え版で丹念に観たらこれがまた面白いでやんの(笑)。
各々の主張がちゃんと筋が通っているように思えるし、その対立構造についても非常に納得出来る。
土壇場まで対立してからの一気に和解に持って行って一致団結させる展開。
これだけの登場人物を配しながらものすごく構成が巧みだわ。
オイラがバカなのは認めるが、やはり情報量が多すぎるよ(笑)。
次作の『インフィニティ・ウォー』への伏線まで張ってるんだもんな。
アメコミに明るくないから"インフィニティー"とセリフで言われてもよくわからんかった。
本作があったからこそ『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』でのトニー・スタークの苦悩と世界に対する妥協をせざるをえない決断をすることに納得がいくんだよね。
Blu-ray、買おうかな。
まさかこんなに面白いとは思わなんだ。


『ハドソン川の奇跡』
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先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
IMAXでの鑑賞。
少なくとも観て損はないという信頼感のあるクリント・イーストウッドの監督作。
主演はトム・ハンクス。
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2009年1月15日。
アメリカのニューヨークで起きたUSエアウェイズ1549便不時着水事故についての映画。
USエアウェイズ1549便が離陸後、バード・ストライクによって両側のジェット・エンジン全てが推力停止状態となり、機長の的確な判断と操縦技術によりハドソン川に着水。
着水であって墜落ではないと本作内でも言っている。
バード・ストライクから着水までの208秒。
緊急事態で冷静さを保ち、最善策を吟味する時間すらないなかで乗客乗員155名が一人も欠けることなく生還した。
まあ"奇跡"などと言ってしまうと単なる偶然、不幸中の幸的なことですまされそうだけど、操縦した機長であるチェスリー・サレンバーガーの技術と判断力があったからこそだと思うんだよね。
その辺りは本作でも機長が空軍にいた時のエピソードで高い技術をもっていたということも描かれている。
この全員生還ということで言えば世間的には人間離れした神業と見られてもしょうがないとは思う。
で、この神業というものを胡散臭いものとして考えるのもある意味当然のこととも言える。
人間がやったこのなのに、神様のようなことができるわけがない。
で、本作の悪役である国家運輸安全委員会の追求を機長と副操縦士が受けることとなる。
事故調査のシミュレーションで着水ではなく空港の滑走路までギリ飛べたんと違う?なんて難癖つけてきたわけ。
で、最終的にはそのシミュレーションそのものに現実的ではない誤りがあるということが指摘され、最終的には機長と副操縦士の判断は正しかったと立証されて終わる。
まあ、粗筋はこんな感じ。
全編ドキュメンタリーのような緊迫感で映画としての面白さは担保されていた。
イーストウッドだしね。
観ている間は機長達に難癖をつける国家運輸安全委員会の面々を、現場の状況もわからずなんて無理解な奴らだ、と思ったりもした。
劇中、機長の家のローンが、などの生臭い話にもなり(笑)、ますます国家運輸安全委員会がヒーローである機長を追い詰めているとしか思えなかった。
しかしね、神業を神業とせずに事故をきちんと理詰めで精査する態度というのは事故の再発を防ぐ上でも大事なことと考えれば、国家運輸安全委員会の立場というのもわかるんだよね。
"神業だ"とか"神風だ"とかいう単なる偶然でしかないことを重用するような態度というのは後年決定的な蹉跌を引き起こすというのは歴史を見れば明らかだ。
オイラはこの事故とその後に関してはまったく知らないので当てずっぽうで言うけど、映画の印象とは違い、当時このチェスリー・サレンバーガー機長は賞賛されこそすれ、非難する人間はかな〜り少なかったんじゃないかね?
劇中でも機長と副機長を疑っているのは国家運輸安全委員会だけで、ニューヨークの市井の人たちは皆サレンバーガー機長を賞賛しているわけ。
つまり、国家運輸安全委員会だって劇中で描かれるほど嫌味な感じで対応していたとは思えないのだ。
映画をドラマチックな物語として成立させる為の悪役として国家運輸安全委員会を無理くり設定したような気がするんだが、その辺りどうなんだろう?
クリント・イーストウッドはサレンバーガー機長の操縦の奇跡を際立たせる為に
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ありえたかもしれない
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大惨事の映像を挟み込んでくる。
旅客機、ニューヨーク、ビル郡の中。
これはさ、明らかに2001年9月11日の"アメリカ同時多発テロ事件"での世界貿易センタービルへの突入した旅客機に対する既視感の恐怖だよね。
ハドソン川の奇跡とはまったく関係ないんだけど、航空機の大惨事というものを印象付けるのに"9.11"を使ってるなあと思った。
オイラが思ってるぐらいだから、ニューヨークの人たちなんざ気持ちが粟立つぐらいじゃ済まないんじゃないかね。
これは単にオイラの思いつきで言ってるわけで、イーストウッドの本意かどうかはわからん。
あらかじめ言っとくとあの"9.11"の映像の恐怖を刷り込んで映像にするのはいろんな監督がやってるからね。
スティーブン・スピルバーグだって『宇宙戦争』で瓦礫の煙で真っ白になって逃げ惑う人々の描写を映画で描いている。
瓦礫の煙で真っ白になるなんてのは"9.11"以前にはなかった描写ではあるからね。
アメリカのエンターテインメントは古傷やトラウマも総動員して成り立っているということを改めて認識した。
とりあえず、映画自体は面白かったと言っておきたい。


今週末は歯のメンテナンス。

# by 16mm | 2016-09-25 22:58 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(4)

Nerf ナーフ Zombie Strike Hammershot Blaster

先週土曜日、歯のメンテナンス。
左奥の親知らずを抜くか抜かざるか問題(笑)。
いつものように美形で剽軽なドS歯科衛生士女史がやってきて
「親知らず、抜くんですね」
と、爽やかにおっしゃる(笑)。
「いや、あれから親知らず痛くなくなっちゃったから...」
というと先生が患部のレントゲンを撮ってくれると、まあ痛みがないならしばらくほっとこうという事になった。
明らかに不満そうな女史(笑)。
「抜くときは麻酔無しでやりましょう、ドMにはちょうどいいご馳走だわ(笑)」
などととんでもないことを言う女史。
「いやいやいや。歯の痛みどころか心の痛みも忘れるほどの麻酔を」
とオイラが言ったら
「ケッ」
っとおつぶやきになり(笑)、歯のメンテをはじめてくださった(笑)。
治療後、先生と雑談。
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ライカ初のインスタントカメラ「ライカ ゾフォート」。
チェキと同じシステムらしい。
お値段3万4,560円。
ってことはそのうちの2万円ぐらいがあの
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赤いマークのお値段かしらん(笑)、などといって盛り上がる(笑)。
借金持ちでお金に余裕はないが、オレンジのは可愛いかなと思う。


本日日曜日、銭湯に寝湯、ストレッチ。


『「週刊少年ジャンプ」42号』
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何年か振りで少年ジャンプ誌を購入。
『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の最終回の掲載。
今回の最終回、掲載誌を購入して読み、更に同時発売であったコミックスを立ち読みしてみた。
ここ数年、それまで唯一週刊少年ジャンプ誌で立ち読み(笑)していた本作を読まなくなってしまった理由が再確認できたかたち。
読者の多い本作であるから最終回に向けての期待感であるとか好みとかは当然あるわけで、世間的には大団円とした感じの終わり方だったのかなと思う。
オイラが勝手に思い描いた最終回は、両津と中川と麗子と部長しか出てこない派出所内での話に終始して終わるようなものだった。
まあ初期の本作に近いような感じね。
実際の最終回の祭り感というか、はっきりオイラが言えば空回りしたような楽屋オチのような展開が自分に合わなかった。
そのようなテイストがオイラを本作から遠ざけた原因だったのだな。
本作の初期では両津の悪ふざけの度がすぎて、警察署を爆破したり、作中のコマの中で手錠をかけられている両津なんかもあった(笑)。
警察官が逮捕されたら警察官でいられる筈がないんだけど、そういうことがギャグの一つとして成立していた。
おそらくその頃の両津勘吉というのが所謂”時代の子”として存在感を発揮していたのだろう。
その後も流行などの薀蓄をバカバカしくも真面目に語ることで人気を維持していたが、オイラは作中で語られる"How to"に興味が持てなかった。
まあ、その辺りは極々個人的な感想である。
とにかく、40年を無休で走り抜けた作者には敬意を表したい。


『オールドレンズ・ライフ Vol.6』
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AmazonでKindle版購入。
レンズアダプターについての記事。
現状借金の元になっている(笑)、
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Leica Noctilux-M 50mm f/0.95 ASPH Lens (Silver)。
このお高いレンズを購入する時に、マップカメラの兄ちゃんに言われるまま、フォクトレンダーの高価なアダプターを買っといてよかった(笑)。
ミラーレス機で純正以外のレンズをアダプターを介して装着するわけなので、ピントの精度を出す工作精度、内面反射を抑える工夫、堅牢性,etc...、については重要事として考えるべきなのだ。
たとえそれが値が張るものであっても撮影した画像のデキを左右したりするし、レンズが撮影中に取れちゃったりするような危険がないものを選ぶ。
基本、良いものは高い、ということと、それが納得できる知識を自分で持つ必要があるということだ。


『La La Land (2016 Movie)』

トロント国際映画祭2016で観た町山智浩が大絶賛の『ラ・ラ・ランド』。
予告編を観たら非常に面白そうである。
懸念なのは本作がミュージカル映画だということ(笑)。
これまで如何なるミュージカル映画も途中で気絶してきたオイラである(笑)。
果たして(笑)。


『怒り』『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』『スーサイド・スクワッド』と話題作がある中、それらにまったく食指が動かない。
以前なら自分に合いそうではなくてもとりあえず観に行ったりしたもんだが......。
『カウボーイ&エイリアン』とかね(笑)。
まあ今週末には『ハドソン川の奇跡』の上映が始まるし。
それは観に行くつもりである。


Nerf リペイントできるかな?(笑)-03 最終回
先週の土曜日から作業再開。
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先々週に下地をシルバー色ペイントした上にウルトラマリンとかいうケツが割れるほど鮮やかな青を吹き付ける。
これはシルバーほどまんべんなく吹き付けることはせずに、細かい部分の吹き付け漏れがあっても良いとした。
この後黒のツヤ消しを吹き付けて、擬似的なブルーイングっぽいものができるかなと。
実際はこの後何度もツヤ消し黒を吹き付けたおかげでブルーが微塵も無くなりましたが(笑)。
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で、ツヤ消しの黒を吹き付け。
銃の下部分はブロンズ色で塗るため完全に吹き付けなくてもいいと思っていましたが、結果的にはブロンズ色を吹き付けるにしても下地の青や黒があった方がよかったと思いました。
何もかも初めてなので色々反省点はありますね。
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マスキングしてブロンズを吹き付けます。
グリップの部分は茶系の吹き付けをする予定なのでむき出しのまま(笑)。
今回マスキングをするにあたり、紙テープと紙を使ったわけですが、その他に
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"Mr.マスキングゾル改"っちゅうものをつかったんですわ。
で、オイラの知識不足の所為か、これがうまくいかんかったんですわ。
マスクをしたい部分に塗ったくって30分ほど放置して色を吹き付けるんですが、マスキングはちゃんとできるんですけど、無茶苦茶マスクが剥がしにくい(笑)。
ものすごく薄い上にマスクを引っ張るとすぐ切れちゃう。
業を煮やして、水溶性のマスキングなので水洗いしたんですが、完全に落ちてくれず
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グリップ部分がこんなマダラに剥がれたところと剥がれないところが出ちゃった。
なのでもう一度マスクの上から色のスプレーを吹き付けました。
この液体のマスキングの選定は今後の課題だなあ。
紙と紙テープのマスクの方が完全なんだけど、面倒は面倒なんだよね(笑)。
上の画像のグリップに巻いてある布的な部分は今回の悩みどころの一つだったんだけど、光沢のあるアイボリーをベースにして、その上からツヤ消しのアースベージュを吹き付けつつ、まばらに調子がでるようにツヤ消しの黒と青とブロンズと茶色を本当に気持ち程度に吹き付けて行って思いの外うまくいったような気がする(笑)。
グリップは木製っぽく茶色で吹き付けたら結構光沢が出ちゃってたので、筆塗りで新たにタミヤのプラカラーの茶のツヤ消しと銅色を若干乗せたりした。
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これらが今回使用した"色モノ"達である(笑)。
たかだか2000円ちょいのオモチャにどんだけ金を使ってるんだか(笑)。
今回色ぬりの参考と配色をパクったのは

YouTubeのこれなんだけど、
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この人色の調色を紙皿でやってるんだよね。
色を出す皿の面積がデカイから色数を多く出せる上に調色がしやすい、混ぜやすい。
プラモデルで調色に使うアルミの小皿より多いな面積での調色ができるメリットは大きい。
更に洗う手間がなくそのまま捨てられるしね。
で、オイラも真似てみて
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紙皿がなかったんで、焼き付けに失敗したCD、DVD、Blu-rayの円盤で代用した(笑)。
やっぱり紙皿並みにもっとデカイ方がやりやすかったかな。
ほいでもって完成したのがコレ。
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まあ、ものすご〜く甘く見て初めてにしては上手くいったかな(笑)。
我ながら結構満足しておる(笑)。
塗装の剥げのドライブラシは2回ほど失敗して(笑)、その度にツヤ消し黒を吹き付けてました(笑)。
さすがに三度目はドライブラシが上手くいかないなら止めようと思って、せめてエッヂだけでもとおもってやってたらコツがなんとなくわかって、こんな感じに(笑)。
やはり画像で客観的に見るとドライブラシやりすぎだなあ。
全体のバランスを見ながらドライブラシを調整すべきだね。
前部のシリンダー兼チャンバーなどのブロンズ色の部分はウェザリングをしていないのは、全体を見て更にやりすぎる可能性があったので今回は止めることとした。
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chataさんに言われて気がついたんだが、この銃って
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『ブレードランナー』の"デッカードブラスター"似てるというか、"留之助ブラスター"ににてるんですな(笑)。
なんかますますこの銃のデザインが好きになった。
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オリジナルがコレだからなあ(笑)。
気合の入った大人が持てるおもちゃの色ではないよなあ(笑)。
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スプレーの吹き付けの前に全体を紙やすりでやすったんだが、少々目が荒かったようで必要以上に傷だらけになってもーた(笑)。
その傷もツヤ消しの黒を塗り重ねているうちに目立たなくなったけど。
今後はもっと目の細かい紙やすりにするか、むしろ紙やすりを止めてミッチャクロンだけを吹いた方が良いかもしれん。
ミッチャクロンの前には中性洗剤でパーツを洗って脱脂。
中性洗剤は通常髪の毛洗うのに使うシャンプーを使用。
人に優しければプラスチックにも優しかろうという(笑)。
とにかくスプレーの吹き付けが楽しかった。
なんとなく筆の使い方もわかってきたし。
消耗品ばかりだけど道具の初期投資も済んでいるので、同じ銃を色違いでもう一丁作ってみるつもりである。
今度はもっと丁寧に作ろう。

# by 16mm | 2016-09-19 22:11 | 閑話 | Trackback | Comments(2)