映画インデックス

今まで感想を書いた映画の感想をインデックスにしてみました。
# by 16mm | 2019-12-31 23:59 | 映画インデックス | Trackback | Comments(7)

『海街diary 9 行ってくる』『アオイホノオ(20)』

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どうやら今年はもう劇場で映画を観ることはなさそうだ。
かろうじて『ボヘミアン・ラプソディ』を観て終わるかどうかをまだ悩み中である(笑)。


本日日曜日、銭湯に岩盤浴、ジェットバス、ストレッチ。


Bloom Technology株式会社
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日常的な常用サプリとしてルカーボンTとルカーボンCを使っている。
どんなものかはここを観てください。
超簡単に云うとデトックス系のサプリというところかな。
で、2ヶ月とか1ヶ月半ぐらいのスパンで送ってもらっているのだが、今月の頭に購入しようとしたところ、販売元に在庫がないとのことで来月に消費期限が切れるルカーボンCとルカーボンTとを無料で送ってくれた。
奥さん、無料ってわかります?
タダってことですよ(笑)。
オイラいつもルカーボンCを二箱とルカーボンT一箱購入してるんですわ。
送料込みでシメて13,681円(オイラ会員になっているので多少安い)がタダですわ。
在庫がないけど消費期限直前だからと言ってタダにするって、やる気あんのかBloom Technology株式会社(笑)。
常用サプリが無料で貰えるのはうれしい限り。
これぐらいの製品管理をしているなら、もし本当に消費期限後の服用がマズいものだったらタダでも送らないと思うんだよね。
あくまでも在庫がないから消費期限直前のものと正直に謳いつつ無料で配布。
これってなかなかできることじゃないっすよ。
ますます信頼できる会社だと思った。
今回はありがたくいただかせていただきますです。


『海街diary 9 行ってくる』
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AmazonでKindle版購入。
吉田秋生の本作の第1巻って2007年ですわ。
2007年っていったら今の職場に配属になったぐらいの年。
当然Kindleを含めた電書もなかったぐらいだと思うのでオイラも1巻と2巻ぐらいは紙の本の単行本を買っていた。
今の職場で10年以上働いているんだなあ。
そんな自分の人生のタイムラインと重ねたくなるほどの長期連載。
いや、いまや10年ぐらいじゃ長期とは呼べんだろう。
しかも約10年で10巻にも満たない巻数だ。
なので、本巻を読んでも冒頭のエピソードなんて忘れてるので(笑)あわてて今更最初から読んでますわ(笑)。
10年ほどの歳月の連載でありながら、劇中の登場人物達の時間はおそろしくゆっくり流れていた。
そして、そのゆったりしたベースの中に非常に密度の濃い物語が展開されている。
吉田秋生の描く男や男の子って、男の読者であるオイラが読んでもかなり納得のいく性格設定になっている。
それでも吉田は"男ってバカだなあ"というのを愛情を持って描いている。
逆に女は、作者が女だからと云うこともあるのか、非常にクールに、言ってみれば情勢の登場人物からは一歩も百歩も引いたような描き方、突き放したような感じなんだよね。
だから愁嘆場も必要以上にウェットにならず淡々と描いている風だ。
深い人間の情緒セリフとしてではなく登場人物のモノローグとして実に上手く描いている。
そして、これは読者へのサービスだとも思うが、ラストのすずのとてつもない"いい顔"の力強さに感動した。
本巻のすずはそれでなくても人生の転換において、ある登場人物に対して非常に印象深い顔を見せている。
すずの登場した第1巻の無表情さから相当に解放された素敵な顔だと思う。
本巻には番外編として一編加えられているが、オイラばかりではなく読んだ人間の多くがもしかしたら肩透かしを食った感じになったのではないだろうか?
番外編は4姉妹のその後ではなく、ほとんど存在を忘れていた冒頭巻のすずの異母弟の話だ。
その話に顔を見せない成長したすずが関わってくるんだが、最後になんでこの話?とオイラは思った。
が、二度読んでセリフをきっちり読み込み、登場人物の背景を探るのに第1巻から読み直し始めたら合点がいった。
ダメ押しでこの『海街diary』と云う物語のテーマをものすごく分かりやすく、ひねった感じで描いていたのだ。
ああ、そうだ、これはこういう話だよな、と。
素晴らしい幕引き、それこそ物語から過剰さを排除しようとしてきた吉田秋生の面目躍如。
ものすごく静かな大団円を感じたよ。
すばらしい。
吉田秋生の作品は本作に限らず傑作ばかり。
おそらくオイラが生きてる限り多く読み返す作品の作者なのである。
今後も期待したい。


『アオイホノオ(20)』
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AmazonでKindle版購入。
期待していた割にはあまり頭に入って来ず(笑)。
う〜ん......。
『愛国戦隊大日本』の話が割とメインの所為かいまいち入り込めず。
細野不二彦のエピソードは嬉しいが、どうも新谷かおるのようなパンチのあるものではなし。
次巻はすっとこどっこいの(笑)山賀博之のエピソードらしいから楽しみかなあ。
そして18巻のトンコさんとのなぞのキスしてる表紙は説明されないどころか、トンコさんまったくでてこず(笑)。


今週末は今年最後の歯のメンテナンス。

# by 16mm | 2018-12-16 21:14 | | Trackback | Comments(2)

『ザ・ファブル(16)』『今日もいい天気』『津軽 』『カメラホリック』

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先週土曜日、歯のメンテナンス。
いつものように美形で剽軽なドS歯科衛生士女史に歯石を取ってもらう。
と聞いてくる(笑)。
どうやら先生がネタとして女史にチクったようだ(笑)。
だったら、徹底的に笑いをとろうと思い色々盛って話して聞かせる。
「なんというポジティブシンキング......」
笑うというより呆れた顔をしてた(笑)。
先生とカメラ雑談。
やはりカメラ好きの人とのおしゃべりは楽しいものである。
スマホで写真が誰でも手軽に撮れる時代。
写真を撮るということ、写真機というものを取り立てて特別なこととして話題にしなくなった。
写真を誰もが簡単に撮れるというのは確実に意義のある事だ。
が、カメラや写真についてツっこんで語れる人が前より増えたということではない。
なので、歯の先生や行きつけのカメラ店の店主や友人の父親であるプロカメラマンの話に加えられたことはうれしいものである。


本日日曜日、銭湯に岩盤浴、ストレッチ、ジェットバス。


本日日曜日、行きつけのカメラ店に年賀状を発注。
25枚。
年々枚数が減る(笑)。
次回は更に減るであろうか(笑)。
そんなわけで年賀状の為に素敵な写真を撮ろうなどというモチベーションはおろか、オイラに素敵な写真など撮れたためしがないではないか、と思う。
"素敵な写真を撮れたためしがない"などというと女性を被写体にしてきた自分としては忸怩たる思いがあるわけだが、つまり、これまで撮ったすべてのモデルさんは素敵なのにもかかわらず、オイラの実力ではその魅力を十分に写し撮れてこなかった、という意味である。
来年はもっと写真が上手くなりたいにやあ。


先週は刺身にあたったかして腹ぶち壊れ。
とりあえず下痢の間の1日半ぐらいを水分補給だけして絶食で乗り切る。


観たい映画がない。
やっぱり『ボヘミアン・ラプソディ』を観に行くべきか......。


映画の上映の選択についてはかなり意識の低いと思われる埼玉県。
だが、その中で都内に匹敵するほど意識が高いのがMOVIXさいたま
MOVIXさいたまでは都内でも上映館が少ないような映画をかなり積極的にやっているので、時間が合えば可能な限り通いたい映画館だ。
が、それでもここで塚本晋也の『斬、』はやってないんだよな。
つーか埼玉県では一館も上映してないがな(笑)。
だめだな埼玉(笑)。


youtubeのオススメで

『ウインド・リバー 』の銃撃戦の抜粋を観たら、俄然興味が湧いてAmazonでBlu-rayを注文。
評判の映画ではあったが、上映規模が小さくて観逃していた。
すっげえ楽しみ。


『GEARS OF WAR』
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平日でも時間があれば地道にやっている(笑)。
ゲームの操作に頭と指先がついていかず(笑)、なかなか結構死にまくりで前に進まず(笑)。
自分以外の3人がbotの兵士なんだが、仕様でそいつらが割とすぐ撃たれて
「ぐええええええ、だすげでげでぇい.....」
と、ヘッポコなオイラに助けを求めてくる始末(笑)。
オイラは救援に行くたびに撃たれるわけだ。
ゲームは好きなはずなのにやはりオイラはヘタクソである(笑)。
しかも落ち着いてないせいか敵味方を判別せずに撃ちまくる。
これでも所謂"イージー"モードでもプレイなのだが(笑)。
まあ死にまくったら止めて、というのを繰り返しているので、続けたくないという風にはなっておらん(笑)。
カッチョいいゲームである。


『ザ・ファブル(16)』
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AmazonでKindle版購入。
相変わらずの面白さ(本巻はギャグというかユーモアあふれる部分も結構ある)。
本巻で色々面白い部分は多いのだがその中のひとつ
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ファブルが熱々の筈の秋刀魚をさまさず食ってるんだよね。
危機認識のつよい繊細な舌先で熱いものが苦手だった筈のファブル が......。
これまでの作者の作品に対する考えに即せば、これが行き当たりばったりで描かれたものではない筈、と思えるのだ。
ファブルが変わり始めている、という部分を密かに見せて、今後の伏線にしているのだと思う。
ますます眼が離せん。


『今日もいい天気 田舎暮らし編』『今日もいい天気 原発事故編』『今日もいい天気 原発訴訟編 コタと父ちゃん編』
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AmazonでKindle版購入。
山本おさむはかなりのベテラン漫画家であるのは知っている。
オイラは自分の興味にリンクしている『赤狩り』から注目して読み始めたが、山本はそれ以前から『遥かなる甲子園』や『天上の弦』といった作品を描いていたのは知っていて、それでもなんとなく斜め読みぐらいの興味だった。
漫画家の描くエッセイ漫画というジャンルが割と好きで、本作が出版されたのは10年近く前なのでかなり古い作品ということになる。
ただこの作品を読んでオイラが所謂"3.11"の災厄をかなりの部分で忘れていたことに愕然とした。
当時の総理って菅直人から野田佳彦で、野田佳彦はドジョウなんて揶揄されてたんだっけ。
国も企業もなにもしてくれない、いや、していても上手く機能していなかったという部分もある。
そんななかで国会議員ほど金持ちではない一般庶民、その子息たちは危険だと分かってはいても、その放射能の舞い散る地に留まざるを得ないことに対する真っ当な怒りがあった。
復興に向けて良い加減な対策と保証しかしない国に頼らず、その地に根ざした復興をしようとした人々がいたということが非常に丁寧に描かれている。
作者の奥方や犬が3.11直後ぐらいからひと月ほど彼の地に滞在した(家があるから)ら、奥方は口内炎が執拗に出て、犬は声が掠れたという。
これって放射能障害との因果関係があるのかないのか、という部分はもちろんある。
しかし、絶対的に有りえないという事もまた言えないと思うのだ。
今までになかった症状が出たら、なにかしら関係を疑うべきだ。
彼の地はそういう地だったのだ。
そこでいつも通り学校に通う小学生たちに何も影響がないなどと言えるだろうか。
当時のいい加減な対応、自分の周りに被害がなければとことん冷淡になれる。
これは今の状況に明らかにつながっている。
彼の地に住んでないオイラは気の毒だと思いつつも何もしないでいた。
そして今、ごくごく一部の金持ち以外であるオイラなどは細やかに生活して生きるという事すらできなくなりそうだ。
伏線、というか、すでに3.11からフラグは立っていたのだ。
本作の『今日もいい天気』というタイトル。
特に前半の『今日もいい天気 田舎暮らし編』は犬や奥さんや義両親などとの楽しい関わりが多いものの、実際は年老いた義両親の介護や犬との別れや3.11と明らかに"死"を感じさせる部分が多い。
今日もいい天気で楽しくうれしいことがあった。
今日もいい天気だけど哀しく怒りに満ちたことがあった。
人間の感情に関係なく天気がいい日はある。
しかも"いい天気"とはなんなのだ?
雲ひとつない空がいい天気なのか?
天の恵みの雨空は天気が悪いと言えるのか?
オイラはこの"いい天気"という言葉に底知れぬ前向きさを目指す希望を感じるのであった。
本作、山本の人柄か、あらゆることに非常に誠実に向き合っているのが分かる。
エンタテインメントしての面白さも担保されつつ読み物としての重さも十分に備わっている。
はっきり言ってオススメである。


『津軽 』
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AmazonでKindle版購入。
『今日もいい天気』の熱の延長で山本の作品を購入。
太宰治のコミカライズだ。
山本は太宰が好きらしいのだが、オイラはかなり苦手な作家だったのだ(笑)。
作者が山本なので作品とは非常に誠実に向き合って描かれているのはわかるのだが、どうも物語に入って行けず(笑)。
山本が悪いのではなく、太宰が悪いのである(笑)。


『カメラホリック』
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書店で書籍購入。
歯の先生からのオススメ。
一冊まるごとライカ関連の本。
値段は2,916円と割と高いのだが、作例がオイラ好みのものが多い上に読み物としてもかなりの読み応えだと思う。
ライカが買えないオイラでも楽しめる(笑)。
どうせだったら1ページぐらい0.95の話題を出してくれてもいいと思うのだが、もしや執筆者がだれも0.95持ってないのか(笑)。
非常に良い本である。

# by 16mm | 2018-12-09 19:39 | | Trackback | Comments(3)

『デッドプール2』

先週土曜日、銭湯に岩盤浴、ジェットバス、ストレッチ。
ためしに岩盤浴後に体重測ったら先週と同じぐらいの88.5kg。
微妙に減っている。
とりあえず1日絶食となんちゃって1日一食が苦にならなくなりつつあるのが来年二月の健康診断に向けての準備としては上々だと思う。


ところでここ1〜2週の傾向で気がついたんだが、岩盤浴の温度が若干下がって、苦も無く1時間ぐらい耐えられるようになっている。
今までなら我慢しても40分が限界だったんだけどね。
いつも買ってるパン屋のチーズパンがそれとなく小さくなっている気がする。
雑誌の類は10数年前に比べてページ数が年々薄くなってる気がする。
今更ながら身近なところで"不況"が実感される。
それでいて数字的に実感しようがないほどの金額が為政者達の間で飛び交っている。
「国がたった2500億円も出せなかったのかねって」
言った元総理大臣森喜朗。
2020年のオリンピックはいまや億の金額ではできないらしい。
いつのまにか大阪万博が決まっちゃって、これをオール・ジャパンでやらないと世界的に示しがつかないんだと。
今更なんだ。
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この首相のおかげで日本は世界の嗤い者になってるよ。
こんなヤツを首相にした責任は国民一人一人にある。
もちろんオイラにだってある。
更にこのバカ首相はバカ友達のトランプの言い値で兵器を購入してる。
致命的なのはこの首相は自分をエラく見せるためだけで行動していて、購入した兵器がどういうものか全く分かってない。
おそらくその手の知識のある人間にすら聞いていまい。
聞いてたら戦闘機F35 100機 1兆円とかイージスアショア 5000億円なんてバカな買い物はしないよ。
F35なんて買ってどうすんだ?
索敵システムなんて完全にブラックボックスで日本人の手でメンテできないぞ。
言うまでも無く大陸間弾道ミサイルを撃墜するという触れ込みのイージスアショア。
弾道ミサイルが一番速度を落として目的地に向かって降下する直前に撃墜するわけだが、イージスアショアはその高度に届かないというお粗末さ。
この役立たずの兵器を高値で日本に売ったトランプは株を上げたろうね。
我が首相はすでに世界中の笑い者。
首相が笑われるってことはその国民が笑われ舐められるということだ。
近年稀に見るクソみたいな内閣だね。
閣僚が失言しても更迭されることもない。
自民党のなかでは安倍内閣って言葉はオマンコって言葉より汚くないのだろうね、きっと。


スタン・リー 死去
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2018年11月12日にスタン・リーが亡くなったとのこと。
アメコミにはまったく興味がないのだがこの人のおかげで『キャプテン・アメリカ』や『デップー』があって、その映画ができたんだとしたら感謝しかない。
オイラにとっては
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映画になんらかの形でカメオ出演する目立ちたがり屋のおじいさんて感じだったが(笑)。
合掌。


追悼:ベルナルド・ベルトルッチ
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ベルナルド・ベルトルッチが2018年11月26日に亡くなったとの報。
ベルトルッチの名前はオイラの学生時代に上映された『ラストエンペラー』で初めて知ったんだが、オイラより上の世代の映画好きならパゾリーニからの系譜とか、『暗殺の森』などから知名度があった映画監督だ。
なのでオイラなどは遅れてきた映画好きともいえるかもしれん。
ベルトルッチの映画は何本か観てるんだが、劇場で観たのは『ラストエンペラー』と『シェルタリング・スカイ』のみ。
実はどちらとも坂本龍一の音楽が印象的であった。
それとwowowで放送した『ドリーマーズ 』は好きかな。
全く分からず、面白いとも思えなかったのが『ラストタンゴ・イン・パリ』。
これから観たいと思ってるのが『暗殺の森』と『1900年』。
『1900年』は是非とも無修正版のBlu-rayを出してもらいたい。
なぜならロバート・デ・ニーロのちんちんが見れるからだ(笑)。
兎にも角にも合掌。


Xbox One X
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会社の友人が Xbox One Xを貸してくれた(笑)。
漢(おとこ)である(笑)。
太っ腹である。
しかし友人はデブではない(笑)。
5万円ほどする最新鋭のゲーム・ハード。
逆に読むとハードゲイ(笑)。
......
で、更にソフトも
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『PUBG』まで貸してもらえた。
漢(おとこ)である(笑)。
漢(おとこ)前である(笑)。
実際その友人は男前なのであるが、それはいい(笑)。
憧れの『PUBG』うれしくてしょうがない(笑)。
で、ちなみにオイラの部屋にはTVがない。
ので、どーしたかというとvaioのモニターにストリーミングすることにした。
ま、一度はTVにつないで設定をしなければならないのだが、それが済めばあとはvaioでストリーミングである。
これで殺戮の準備は整った(笑)。
......
はっきり言って操作が難しい(笑)。
おぢさんなので、中年なので、運動神経とか反射神経がアレなのよ。
右に行こうとすると左にコントローラーをゆわす(笑)。
オイラはおぢさん、中年のおぢさん(笑)。
因みにモニターの中のオイラのアバターは若干褐色のポニーテールのお姐さん(笑)。
そうネカマである(笑)。
なわけで、折角借りたゲーム機を怒りに任せて破壊しそうになる。
そんな心が折れそうになったとき、そうだ、もともとアレがやりたかったんではないか。
そう、アレとは
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『GEARS OF WAR』。
そう、これならやれる。
で、ゲオに中古を物色しにいきましたよ。
しっかし、量販店でも中古ショップでもx-boxのソフトの扱いは本当にすくないよね。
ざっくり言って売り場面積でいったらPS4はx-Boxの10倍はあるよ。
で、買いましたよ、『GEARS OF WAR』。
しかも買ったのは360版のパート1(笑)。
500円ほど(笑)。
しかしね、古いソフトと言いながらグラフィックとかデザインとか世界観は古びてないんだよね。
画面にショぼさが微塵も感じられない。
先週の土曜日買って、ちょぼちょぼと練習してるけど、『PUBG』に比べればものすごく単純。
アクションの爽快感を手軽に感じられる。
これはちょっとハマるよな。
ハードを借りれる間やり込もう。
あわよくば『2』『3』『4』とやってきたいね。


『36度 』
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AmazonでKindle版購入。
所謂予備知識無しのジャケ買い。
恋愛にフェティッシュの要素を入れ込むというのはよくあるものではあるが、男性作家と女性作家では違うものだなと感じる。
たとえ女性作家が男性向けの雑誌に主な読み手である男性向けに物語を描いてもやはりちがう。
女性から見て男はこういうものではないか、という部分で描いているんだが、オイラからするとそれが恐ろしく当たっていると感じる。
オイラなどは女性が今だにわからずいるのに。
女性の洞察力ってすごいなと思いつつ、簡単に洞察できちゃう程度に男は単純なのかもしれないとも思う(笑)。


『やせれるもんならやせてみな ダイエット勝負』
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AmazonでKindle版購入。
購入と言いつつ無料の本。
13ページフルカラーの本。
特にダイエットについての金言がかいてあるわけではない。


『昭和天皇物語(3)』
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AmazonでKindle版購入。
作画も原作も超一流。
昭和が終わってから30年。
平成も終わろうとしている今になってやっと昭和を日本人が総括できるようになったんだと感じた。
オイラはこの流れで皇室というものを幾分肯定的に見れるようになったことが大きいと思う。
ただその分下世話に通俗化してる部分もみられるけどね。


『藤子スタジオアシスタント日記 まいっちんぐマンガ道 ドラえもん達との思い出編』
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AmazonでKindle版購入。
えびはら武司のこのシリーズの三作目。
藤子不二雄については割と詳しい方だと自負していたオイラだが、結構新しい発見が多いと感じた。
オイラは藤子不二雄Aより『ドラえもん』の印象が強い藤子・F・不二雄の方がヒット作が多いと思っていたのだが、そうではなかった。
藤子・F・不二雄のヒット作と呼べるものは『ドラえもん』しかなく、同じ頃で言えば藤子不二雄Aには『怪物くん』『少年時代』『まんが道』『プロゴルファー猿』などなどとヒット作が随分と多いのだ。
作中でも触れているのだがオイラの頃だと藤子・F・不二雄で『バケルくん』『みきおとミキオ』などをコロコロコミック誌で楽しんで読んでいたんだが、割とすぐ終わって残念だった思いがあった。
オイラが面白いと思うほどには世間的な評判は良くなかったらしい。
同じようにオイラ自身も興味がなかったんだが『ウメ星デンカ』とか『21エモン』も評価が低かったらしい。
実は割と意外で、『21エモン』などはオイラが興味がなかっただけで、アニメ化もされたので人気作だとばかり思っていた。
分化されてない頃の藤子不二雄を見てきた作者による良質な評伝であり、もしかしたらかなり資料的価値のある作品だとも言える。


『壬生義士伝 8』
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AmazonでKindle版購入。
やっと出た第8巻(笑)。
主人公である吉村貫一郎が死ぬまでの回り道(笑)ともいえる斎藤一の物語になっている。
晩年の斎藤一の描写が多くじじいになった斎藤の語ってる場面が多い。
史実としての斎藤一を描写し辛かったんだろうね。
おそらく斎藤の評伝という形でにするしかなかったんだろう。
前述した『昭和天皇物語(3)』と同じく、とんでもない所で終わってるので(笑)非常にフラストレーションが溜まる(笑)。
ゆっくりじっくりでいいけど、次巻が早く読みたい也。


『デッドプール2 スーパードゥーパー $@%!#& カット』
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吹き替え版Blu-rayで再見。
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"そのクソ野郎は君への仕打ちを考えると死んで当然だ その所為で君は攻撃的になった でもヤツを殺せば負けだ 君はヤツが言ったよりもっと酷い人間になるぞ<中略>この世には このうんざりする世の中にいる人達は君をちゃんと尊重する"
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後半になってデブなラッセルがヒーローのような凛々しい顔つきになってる。
実際は凶悪化しているんだけど、面構えが前半と違う。
これを演出で表現した手腕は大きいね。
本作がまさかこんなに面白くなるとは思わなかった。
なんてったって、続編が想像できないほど前作が完璧すぎるラブロマンスの映画。
それを監督したティム・ミラーが降ろされて、オイラが観てイマイチだった『ジョン・ウィック』や『アトミック・ブロンド』のデヴィッド・リーチだったわけなのでまったく期待してなかった。
それがコレ、見事なファミリー映画になってる。
偽善を嗤い、熱い語りを偽悪の装いでぶつけてくる。
ラッセルという子供に対する大人としての責任をきっちり描いていると思うのだ。
ものすごい傑作だと思う。
まあヒット作なので今後も続編は作られるだろうが、今度こそ、今度は絶対期待はずれの作品になるであろう(笑)。
幾ら何でも三度めの奇跡はねえよな(笑)。
観てないヤツ、本年度のオススメだよ(笑)。


今週末は歯のメンテナンス。

# by 16mm | 2018-12-02 21:32 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(7)

『Bao』

先週はエラいことがあった(笑)。
いつものように通勤時、電車のドア付近の所謂"よどみ"な部分に寄っかかって立ち眠りをしていた。
立ち眠りをしていても目的の駅では乗り過ごさず起きるところがオイラがデキる漢(おとこ)たる所以であるが(笑)。
んで、そのまま地下鉄に向かい、整列乗車に並び、デキる漢(おとこ)のだけがもつ愉悦を噛み締めていた(笑)。
「iPad miniがない」
そうなのだ(笑)デキる漢(おとこ)が立ち眠りする直前まで件のiPad miniで雑誌を読んでいて、それを腹に押し付けたまま寝てしまった。
デキる漢(おとこ)が起きた時にはiPad miniを持っていたことなどすっかり忘れていたのだ。
"今から騒いでも乗ってた電車は大船まで停まらない あったとしても取られてるかされてるだろう"
と、落ち込みながらも諦めに入っていた。
会社についてJRに電話したところオイラのiPad miniは届けられてないとのこと。
帰宅後、アプリの"Find iPhone"で探してみたところ、iPad miniは池袋にあるらしかった。
朝落として夜まで池袋にあるということは、拾得物取扱所かなんかで保管されてるのかな、とホっとした。
翌日、始発で池袋駅に行くも、拾得物取扱所は8時からとのこと。
池袋に着いたのは6時30分すぎ。
しょうがないので一蘭で替え玉三つと、マクドナルドでホットケーキを食べて時間を潰す(笑)。
8時になって拾得物取扱所に行ってみたら、オイラのiPad miniは届けられてないと。
たしかに"Find iPhone"による位置情報は通信場所によってコロコロかわる。
駅員に言われて、JRから西武線から有楽町線まで聞いてまわるも届出なし。
池袋駅構内にあるとわかっていながらピンポイントで場所が特定できずに右往左往していた。
ふと思い立って電波状況が比較的良いだろう駅ホームに上がってみた。
GPSで示された場所はオイラが電車から降りる場所。
老眼の眼を凝らして探してみたら、ありましたよ、ホームの下、レールの脇(笑)。
レザーカバーが開きっぱなしになりモニター面が上を向いた状態
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言うなれば上の画像のような無防備な状態で落ちてましたよ(笑)。
朝のクソ忙しい時間に駅員さんにお願いしてマジックハンドでiPad miniを救出。
地面にヘッドバッドせんばかりの勢いで駅員さんに頭を下げてお礼を言う。
件のiPad miniは無事、何事もなく使えた。
......
で、オイラがここで言いたいのはデキる漢(おとこ)は普段の行いも良いので結果的にこうなる、ということが言いたかったのだ(笑)。
......こんなこと言ってるとまたバチがあたるであろう(笑)。
しっかし、本当にiPad miniがない通勤は辛いわ(笑)。
無くなってたら絶対購入してたほど依存度が強いガジェットである。


先週金曜日、銭湯に岩盤浴、ジェットバス、ストレッチ。
五十肩、変わらず絶好調(笑)。
体重測ってみたら何年かぶりの90kgアンダー(笑)。
89kg。
理由は色々あるだろうが、最近でいうと週一の断食が多少なりとも効いてる気がする。


先週土曜日、心療内科。
ここのところ発作もなく、発作の予感すらしなくなり気分が良い旨伝える。
そのうち担当医の判断で減薬をお願いしたいなと話したら、その日のうちに減薬決定(笑)。
来年の花粉の時期なんかもあるんで先の方が良いかなと思っていたんだが、まあ気分も良いのでそれに従うことに。
とはいってももし発作が起こっても減薬前の薬の量は手元にあるので問題はなかろう。


先週土曜日、歯のメンテナンス。
いつものように美形で剽軽なドS歯科衛生士女史に歯石を取ってもらう。
歯石を取ってもらいながら口内チェック。
概ね磨けているとの事だが、右上の歯茎のポケットが深いので磨くのが難しそうだとのこと。
ところでその日はたまたま自前の
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Contax RTS III with Carl Zeiss Planar 50mm f/1.4を持っていたので先生に見せたら大喜びで触りまくる(笑)。
こちらが女史に口を開けた状態でメンテしてもらっているにもかかわらず
「このシャッターって縦幕だっけ?」
聞いてくる始末(笑)。
口開けてるから喋れないよ(笑)。
オイラもこのカメラ、おそらく10年ぶりぐらいで防湿庫から引っ張り出した。
単三電池6本。
重量が約1.2kg。
昔のカメラはこんなに重かったんだと思い出した。
あまりにも嬉しそうにシャッターを切りまくり(フィルムは入ってない)
「レンズはプラナーかあ」
などと言っていたのでしばらく先生に預けることとなった。
自分のカメラが他人から関心持たれるのは嬉しいものだ。
ところでその先生も新しいカメラをオイラに見せてくれて
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ライカM10-P。
これ、デジカメなのに前述のContax RTS III並みの重量感。
金属の質感の圧倒さ。
フィルム時代のライカを再現しようと言う試みらしい。
シャッター音は写している本人しか聴こえないくらい小さい。
"コトン"という聴いて思い出したフィルム時代のライカのシャッター音に似てると感じた。
ブランド力、風格、質感、全てにおいて持ってて嬉しい、一生持っていたいと思わせるカメラだと思った。
その一生物が約100万円(笑)。
先生は買っちゃえよ、などと近所の駄菓子を買うかのごとくおっしゃるが、レンズの借金持ちのオイラに買えるはずもない(笑)。
しかし、オイラの持ってるレンズはこのカメラよりもお高いのだ(笑)。
解像度は2400万画素。
35mmフルサイズのデジカメでは5000万画素のカメラもあるが、この2400万画素あたりが多いような気がする。
解像度だとか階調表現、感度などのバランスがとれた画素数が2400万画素なんだと思うが、それよりもフィルムの見た目の解像度と同じぐらいなのではないかと思う。
オイラは3600万画素のカメラを使っているが、ここまで行くと35mmフィルムの解像感を抜いてるなと思ってる。
実際、この35mmフルサイズの解像度はどこまで行くのかというのはわからない。
正直オイラとしてもその時点で出ている解像度の大きいものが欲しいという欲求もある。
ただ、そうするとカメラという機会は次の高解像度が出るまでの消耗品でしかなく、モノを末長く愛でていたいという思いは蔑ろになる。
3600万画素のカメラを好んで使っていてなんだが、昔のフィルムカメラの解像感より若干良さげな2400万画素ぐらいのカメラを大事に長く使うというのも良いなと思っている。
そういう意味ではライカだとかニコンの
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DFなんかがそういう対象になるのではないか。
商品を作る側としては常に新製品を出して購入させるべきなんだろうけど、正直そういうところから降りたいなという気持ちなのである。


『白竜HADOU 10』
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AmazonでKindle版購入。
本巻で東京オリンピック編が終わり。
広告代理店の悪辣についての話であるが、結局劇中でも東京オリンピックは執り行われている。
できれば白竜に東京オリンピックを潰してもらって溜飲を下げたかった。
それぐらいのフィクションというかファンタジーが欲しいと切に願う。


2025年に万博?
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こいつらなんでこんなにはしゃげるんだろう?
色々貧乏なオイラはこの国で長生きできそうもないな、こりゃ。


『Bao』
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AmazonでBlu-ray購入。
『インクレディブル・ファミリー』公開時のピクサー恒例短編作品。
本編の『インクレディブル・ファミリー』も面白かったけど、この『Bao』も相当にツボだった。
ちなみに"Bao"って
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こういうなんていうの、中華饅頭の事を言うらしいね。
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この冒頭の皮を作る手際もさることながら、肌の質感がリアルでありながら指や腕は絶妙にカリカリュアされているデザインがすごい。
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このbaoをつくってるおかあさんが一休みして窓を開けて初めて顔をみせてタイトルが入るというスマートすぎる流れ。
短編という短い尺のなかで非常に手際が良いと感じた。
この短編は子供を慈しむ母親が時を経るにしたがって子離れできない母親になっていくという嬉しさと哀しさをうまく表現していると思う。
親子というよりも母親と息子という限定した関係であると言える。
何処の馬の骨かわからん女に取られるぐらいなら母親である自分が息子を食べてやる、というような(笑)。
オイラの母親との関係を考えてみてもなんとなくわかる話ではある。
これが、母親と娘、父親と息子、父親と娘、になるとまたそれぞれに違った嬉しさと哀しさがあるような気がする。
そういう意味では母親と息子のカリカチュアされた寓話として非常によくできたお話であると思う。
この物語がおそらくアジアの物語でありながら
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三頭身で親しみやすいキャラクターデザインであるのも好感が持てるところだ。
最終的には息子が巣立ったことに折り合いがつけられないでいた母親の妄想がBaoであったという顛末なのであるが、よく見たら
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冒頭のシーンで壁に息子の写真が掛けられてるんだよね。
毎日の生活で夫にも感謝の言葉もかけられずに食事をこしらえる自分にため息をつく。
そんな時に幼い息子に頼りきられていた頃を思い出したからBaoが生まれた。
楽しかった子育てを最初から始められる幸せ。
愛情を注ぎ、幼い息子が頭をぶつけてはオロオロし、いつも一緒。
しかし、baoの息子も実際の息子と同じように成長するにしたがい自分の足で世界に踏み出そうとする。
それは頼もしい成長でありながら、母親の庇護から抜け出そうとする事でもある。
またも母親は息子に置いていかれて悲しみにくれるが.......。
デザイン、物語、すべてがキュートでありファニーだ。
愛すべき物語だと言いたい。
エンドクレジットの
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この2Dの画もすごく良い。
やっぱピクサーは世界中の天才が集まって来る場所なんだと改めて思った次第。

# by 16mm | 2018-11-25 20:38 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(8)

『攻殻機動隊 新劇場版』『ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ』

先週の拙ブログで「五十肩が治ってきた」みたいな事を書いたが、とんだ早とちりであった(笑)。
先週会社でインフルエンザの予防接種をやった。
ここ何年かは予防接種をしてもインフルに罹っていたのでやるだけ無駄だと思っていたんだが、最近はA香港型、Aソ連型、B型の三種の抗原を含んだワクチンになってるとか。
ならばということで会社の診療所に行ってその混じりっ気アリの(笑)接種を受けにいったよ。
自分の番になり、注射器を持った華奢なおねえさんが
「チクッとしますよ」
と言いつつ打とうとした。
オイラは左腕の袖を捲っておねえさんと自分の間にある台座に置いていたのだが、位置的にどうやらおねえさんの所から若干遠かったらしく。
オイラの左手をムンズと掴み思い切り自分の方に引き寄せた。
「!!!!!!!!!!!!!!ヾ(`ε´)ノヾ(`ε´)ノヾ(`ε´)ノヾ(`ε´)ノ 凸(`◇´メ) 凸(`⌒´メ) 凸(`△´#)凸」
な顔文字が一瞬のうちに頭を駆け巡ったよ(笑)。
可動範囲の狭い五十肩の左腕だなんて若いおねえさんはわからんだろうな(笑)。
引き寄せる力もそんなに強くなかった筈んだが、注射の痛みを感じることもなく、脳みそに直接響いて痺れるような激痛。
中年はかなしひw。


先週土曜日、銭湯に岩盤浴、ジェットバス、ストレッチ。
岩盤浴の温度が若干低かったような気がする。
一度も浴場から出る事なく40分ずっと籠ってられたからな。
こんなところにも経費節減だろうか?


『PIECES GEM 01 攻殻機動隊データ+α』
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AmazonでKindle版購入。
1〜2年前に書店で書籍版を購入したのだが、その頃からすでに電書慣れしちゃってた所為か、紙の本で文字を追うのが効率悪く感じて結局読み進められなかった。
このほど電書ででたので改めて購入。
なぜ執拗にこの本を読もうかと思ったかといえば、士郎正宗による映像化に対する"思うところ"が書いてあるからだ。
まあそれはあまり肯定的な事ではない。
主に、というか、その肯定的ではない対象は神山健治に対してだ。
以前ネット上で演出家の北久保弘之が言っていた事だが、『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』において士郎と北久保とで一編を作らせてもらえないか、もらいたい、作らせてもらえる、というような約束をProduction I.Gのプロデューサーや監督と事前にしていた、ということがあったという。
それが北久保が排除され士郎が制作に参加するということが反故にされた。
北久保弘之と士郎正宗はその昔『ブラックマジック M-66』というOVAで共同監督していて、非常に相性がよかったようだ。
その二人でまた仕事がしたい、士郎にしてみれば自分の原作の漫画であれば一編ぐらいは箸休め的なパートとしてシリーズの一つをやらせてもらえると思ったのであろう。
Production I.Gでの話し合いの席でも了解を得たようだった。
が、結局はその目論見は反故にされることになった。
『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』を観ていて、そのメイキングも知っているオイラとしてみれば、監督の神山健治がシリーズ全般を強力にコントロールしていたのがみてとれた。
シリーズ全般を遊びなくタイトなものにするために脚本段階から統制していた。
なので例え一編であったとしても自分の意にそぐわないものがあってはならないという方針だったのだろう。
それについてはオイラ自身は神山に対しては肯定的に感じている。
だったら最初の話し合いの席で北久保や士郎に対して希望を是認するような態度を取らなければよかった。
あるいは後々方針が変わったんだとしたらその両名に対するケアをするべきであった。
たかが原作者やフリーの演出家に気を使うことができないほど忙しかったのかもしれんが、その結果、士郎正宗にこのような本で名指しで非難がましいことを言われることになる。
神山が士郎に対して発注したデザインや、士郎が設定したものを最終的に却下したりとしたことも士郎にしてみれば我慢ならないことだったろう。
映像作品の監督としての神山の判断は最終的には尊重されるべきであるとは思うが、原作者に対する気の遣いのなさはどうか。
士郎自身はかなり言葉を選んで書いているようだが、やはり腹に据えかねているんだなと思う。


『攻殻機動隊 新劇場版』
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Youなんとか(笑)Tubeで視聴(笑)

実際のところ声優を一新した『ARISE』シリーズは第一作を観ただけだが面白いと感じられなかった。
一新された声優陣は違和感なく良い感じであったのだが、何に対して違和感がなかったかといえば、押井守や神山健治の作品でのオリジナル声優の印象との齟齬がなかったということだ。
だったらオリジナルの声優でやれば良いとも思うが、この『攻殻機動隊』とか『GHOST IN THE SHELL』と言われる作品が今後もフランチャイズ化して利益を生む商品として延命する為の布石の一つが声優の一新ということなのだと解釈する。
暇つぶしに観た本作であるが、漫画原作の第一話を換骨奪胎してシャッフルしつつ、押井の『攻殻機動隊』の最初の部分にブリッヂするように着地。
冒頭から中盤まではなかなか面白く感じられたが、途中から興味がつきてしまった(笑)。


『ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ』
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ネタバレ若干あります。
先週金曜日ユナイテッド・シネマ春日部。
前作が大好きだったので期待値マックス。
楽しみにしていた作品。
実際冒頭の爆破テロの描写の緊迫感はすごかった。
前作冒頭の爆破の驚きに匹敵するような描写だと感じた。
ベニチオ・デル・トロの
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この凶悪な表情を見せつけられて期待するなと言う方が無理だ(笑)
が。
その緊張感も冒頭まで。
物語を進行させるためだけの取ってつけたような設定や、行き当たりばったりというか、まったくもって御都合主義てきとしかいえない展開で興ざめ。
暗殺者の異名をとる元検事のベニチオ・デル・トロ演じるアレハンドロの娘は前作で殺された事になっているが、その娘が聾者だったという設定がいきなりでてきた。
メキシコの荒野で会った聾者と手話で会話するアレハンドロの為の設定だろうがあまりに唐突すぎて不自然。
前作で説明されなかっただけで実際に娘が聾者だったのならそれなりの説明をするべきであったろう。
それとメキシコのただっぴろい荒野のハイウェイで偶然にもほどがあるほど偶然が重なって目的の人物と巡り合ったり、車を見つけたりしている。
前作の呆れるほどの丁寧な伏線の張り方(例えば札をまとめるバンドだとか)と回収で、最後まで緊張感を持続し得たのに比べれば本当にいきあたりばったりの本作という印象。
前作でのメキシコのサッカー少年の父親である警察官の話のように、本作も本筋と平行してメキシコからアメリカに密入国させるビジネスをやっているチンピラの若造の話があるんだが、その結末も含めて物語が本当に緩い。
顔面に被弾とか衝撃的な展開もあるんだが、それが最終的に物語に有機的に絡んでこない。
本作のラストがあまりにも雑に一年後にスキップする。
マジでこんなところで終わるのか?というような雑な終わり方。
肯定的にいえば、次作があるとしたらアレハンドロが相棒だったCIAのマットを復讐暗殺をする話になるだろうということを匂わせるのだが、それもなんだかなあ。
本当にそう言う展開になったとしても本作がこんなにも雑だと期待できん。
つくづく前作が神がかった出来だったんだと思った。
超駄作とは言わんが、Blu-rayは買わんだろうな。


今週末は心療内科と歯のメンテナンス。

# by 16mm | 2018-11-18 19:58 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(4)

『孤狼の血』『帰ってきたヒトラー』

先週土曜日、銭湯に岩盤浴、ジェットバス、ストレッチ。
徐々にだが五十肩の痛みが軽減しつつある。
可動域はまだ全開とはいかないけど。


毎年どんどん少なくなる年賀状(笑)。
それでも少数のために作らなければ。
しかしまだどうするかも決めてない。
ボチボチやらねばな。
実際に出すハガキとしての年賀状は20枚以下ぐらいだろうなあ。


今更だが自分にとって"甘み""糖質""炭水化物"はだとか覚せい剤の類であると自覚。
甘味は止められないとは思うんだが、一時的に甘味を完全丸一日遮断したら気分的にも違う。
自覚が遅いが、自覚できただけでも半歩前進。


映画を観に行こうとしたんだが『ヴェノム』は怖そうだし(笑)、『ボヘミアン・ラプソディ』のフレディと言えば
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コレになっちゃって(笑)オリジナルのモノホンの方には知識もシンパシーもなかったし。
『オズランド 笑顔の魔法おしえます。』は興味があったんだが原作者が『海猿』で揉めてたヤツだったと知って萎えた(笑)。
結構なロングランであった『劇場版 コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』もTVを観てないとキツいかなと思ってパス。
やはり今週末の『ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ』は鉄板で楽しみだな。


iTunesで
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マックス・リヒターの『On the Nature of Daylight』と竹内まりやの
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『時空の旅人』を購入してヘビロテ中。


『ビッグコミック 22号』
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書店で書籍購入。
大友克洋のインタビューとの触れ込みで楽しみにしていたんだが、なんのことない、ビッグコミックを作家が讃えるものだった。
はっきり言って読む価値なしだった。


『ギフト±』既刊13巻まで
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AmazonでKindle版購入。
予備知識なしで最初
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マンガParkで無料版を読み始めたんだが、画がゲキウマなんだけど
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乳首などが消されてるわけ(笑)。
ひどくガッカリしたのだが、まてよ、無料だから消されてるだけでAmazonでKindle版を購入すれば消されてないかも。
案の定AmazonでKindle版ではゲキウマな乳首が消されずに描かれていました(笑)。
読み始めて一気に既刊13巻を読破したんだが、なかなか面白いテーマの漫画だ。
所謂"心"や"魂"と言われているものはどこにあるのか?という問題について。
なんとなく"頭"というか"脳みそ"にあるのではないかと思っていたんだが、本作では"心"の場所は心臓にあるのではという方向で話が進む。
ここに臓器売買と犯罪者を狩って解剖して臓器を取り出す血みどろの作品だ。
そして登場人物が揃いも揃って変態、である(褒めてますw)。
画も上手いしテーマも興味深いので今後も読むつもりであるが、この作品やたらと
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無意味なパンチラが多い。
掲載誌がオレたちの"週刊漫画ゴラク"だから(笑)しょうがないサービスなのかもしれんが、はっきり言ってオイラのような中年になるとパンチラなどはノイズにしかならん。
内容がハードなんだからこんなしょうもないサービスは避けてもらいたいと切に願う(笑)。
無理だろうけど(笑)。


亜人(13)』
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AmazonでKindle版購入。
オイラだけが主人公に感情移入できないだけなのかと思ったら、なんか作り手も主人公をどーでもよく扱ってんじゃないか?(笑)。
主人公よりサブキャラが魅力的なんだよな。
今後主人公に寄り添うと物語が破綻するんじゃないか(笑)。
一応今後も読むつもり。


『BLUE GIANT SUPREME(6)』
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AmazonでKindle版購入。
ライブ場面の間を緩急をつけたストーリーで繋いでいく手際は相変わらず。
出てくる登場人物たちのバックグランドを自然と想像したくなる。
考えてみれば石塚の作品に所謂悪人って出てこない。
悪人を出さずに物語を進行して読み手を飽きさせない、稀代なストーリーテラーだと思う。
ちょっと予言だが(笑)、ハンナと大はやっちゃうと思うんだが(笑)、最終的にハンナは本巻の表紙絵になったブルーノとくっつくんではないかと(笑)。


『孤狼の血』
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ネタバレあります。
AmazonでBlu-ray購入。
劇場公開時鑑賞からの再見。
悔しいが本作については古舘伊知郎の
"『アウトレイジ』に対する東映の答えですね。"
というのが的を射ていた気がする。
『アウトレイジ』が暴力団の悪辣さとカッコよさを暴力団から見て描き、本作は警察官から見たそれを描いている。
どちらも凶悪な暴力を描き、心底忌むべきものとして扱っているのは共通していると思う。
それは本作において役所広司演じる刑事が無残な水死体となって描かれるところがそうだ。
無軌道で行き当たりばったりで、暴力団と癒着してるように見えた役所演じる刑事が実は最も堅気の味方になって動いていた。
警察の上層が自分の出世と保身のためだけに暴力団とつるんでいるのとは違う。
つまり堅気を第一に考えた場合、警察と暴力団の両方から追われることになるのだ。
まさに役所演じる大上刑事はダークヒーローだ。
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「正義たぁなんじゃ」
「法に沿って捜査をして暴力団を撲滅することです」
「ほんなら法律が極道をしばいてくれるんか?」
<中略>
「極道を法律で抑えつけたところでなんもかわりゃせんわい 地下に潜って見えるもんも見えんようになる 極道がバッチ外して背広着て堅気と見分けがつかんようになるんど そんなんが正義なんかい ヤツらを生かさず殺さず飼い殺しにしとくんがワシらの仕事じゃろうが」
このセリフが説得力を持つ。
『アウトレイジ』からは絶対出ないセリフであろう。
セリフに一種の論理的なリアリティがあってそれが非常に説得力があって魅力的なのだ。
このセリフで『アウトレイジ』を超えたと感じられた。
映画全体を観ても、あえていうが、『アウトレイジ』よりも好きになったよ。
そして本作における血の色血のデザインがすばらしかった。
この映画のポイントで後半を引っ張るのが
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イケメンの松坂桃李。
ボコられ、血まみれ、泥まみれになりながら必死に自分の殻を破ろうという意気込みが伝わってくるのが好感が持てた。
まだ若いからねえ顔つきが。
だから役所広司と比べちゃうとまだまだ貫禄不足なんだけど、その必死さがすごくいい。
後半わずかではあるが役所に変わって物語をひっぱる役になったがすごく良かったと思う。
後半髪の毛を剃って短くすればイメージが変わって凄みがでたかもしれんけど、それは逃げかもしれんしね。
とにかく松坂桃李は良かった。
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竹野内豊も鼻にティッシュをつっこんだりと(笑)、この映画に出ている役者、みんな良好に力が入ってて良かった。
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コワモテのベテラン石橋蓮司だけがこれまた良好に力を抜いた感じで好演。
「ビックリ ドッキリ クリトリス」
なんてサイテーなセリフを言うんだよね(笑)。
韻も微妙にふめてないサイテーで最高なセリフである(笑)。
最後に
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暴力団側のイケメン江口洋介。
江口の役名って一之瀬守孝っていうわけ。
役所広司がセリフで
「モリタカ」
って言うたびに微笑ましい気分になったよ(笑)。
再見して納得。
本年度ベスト級であります。
オススメであります。


『帰ってきたヒトラー』
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ネタバレあります。
AmazonでBlu-ray購入。
2016年公開の映画。
2016年当時、タイトルぐらいは聞いたことがあったが、近場の映画館でやっていなかったこともありスルーしていた。
それがここ最近Twitterで予告編やメイキングが載って興味を持ったのだ。

↑この映像って本編ではなくてメイキングなの(笑)。
日本語訳があるのを観ると、ヒトラー役の役者が監督にものすごい不満をぶつけてるわけ(笑)。
その激昂した感じが、扮装もあいまって我々がイメージするヒトラーそのものじゃん(笑)。
で、視聴してみた。
視聴後、宇多丸の評論を聴いてみた。

本作が『時計じかけのオレンジ』『未来世紀ブラジル』『ボラット』を合わせた感じだなと思っていたら、宇多丸もまさにそういう感想を持っていたそうで嬉しくなった。
あと好きな映画ではないが『チャンス』にもなんとなく似ていたような気がする。
冒頭からロッシーニの『泥棒かささぎ』で始まりエンディングは『クィーン・メリー葬送曲』だもんね(笑)。
本作はドイツ映画。
ドイツではヒトラーの『我が闘争』も最近まで出版されないぐらいナチスが一種のタブーというか、扱いを慎重にならざるを得ないものだ。
その割にはネオナチを含めた右翼が普通にいたりするんだけどね。
映画撮影とはいえ
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この扮装でドイツを闊歩するわけなので、撮影時にはボディガードが常についていたらしい。
劇中ではヒトラーが死ぬ間際にタイムスリップして2014年のベルリンで蘇ったという。
ヒトラーは拳銃自殺したらしいので、劇中では
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こんなモノローグの小ネタがあったりする(笑)。
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こんな感じに現代のドイツに翻弄されるヒトラー(笑)。
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犬に噛まれて激昂して犬を射殺しちゃうヒトラー(笑)。
これが本作で一番暴力的なシーンだったかな。
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さらに極右政党のNPDの本部に乗り込んで党首に説教するヒトラー。
この辺はオイラなどはこれが仕込みなのかどうかわからんが、仕込みじゃないとしたら『ボラット』なみのドキュメンタリーだ。
しかも命がけの。
これって反ヒトラーからも反反ヒトラーからもどちらからも「ふざけるな」と言われるよな(笑)。
てな感じで、時代のギャップに翻弄されるヒトラーをライトコメディのタッチで描いた映画だと思っていたのだ。
それが後半になって
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このユダヤ人の婆さんがでてきてから事態が一気にシリアスになる。
それまではこのヒトラーを誰も本物とは思わず、ちょっとおかしな役者崩れがヒトラーを名乗ってモノマネで売り出そうとしてると誰もが思っていたのだ。
それに歴史的事実としてヒトラーは死んだと思われていたから。
それがこの婆さんは戦中のヒトラーを知っていて、彼女の家族をガス室で殺されたのだ。
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この婆さんの真剣な発狂でただ事ではないと感じたヒトラーと行動を共にしていたTVクルーの
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ザヴァツキは次第にコイツはモノホンだと思うようになっていく。
つまりザヴァツキ以外の者たちからすれば彼があり得ないことにのめり込んで信じていくように感じられるのだ。
ヒトラーは生きている、と。
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ただ一人、ヒトラーの実在を知ってしまったザヴァツキは精神病院に入れられる。
アイロニカルでブラックな結末だ。
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ヒトラーという人物はどう贔屓目に見たところで肯定できる要素がない。
にも関わらずヒトラーがひとたび出てくればアイドルやアイコンのごとく周りに人があつまりスマホで撮影する。
それはこれがフィクションでTVか映画の撮影で役者が扮装していて、ヒトラーは死んでるという認識があるから誰もが恐れていないのだ。
ヒトラーはもういないから。
みんな笑っている。
前述した婆さんも言っていた。
最初にヒトラーが出た時、だれもが嗤った、と。
しかし、嗤っているうちに事態はとんでもない方向に転がって行った、と。
とにかくブラックでアイロニカル。
日本やアメリカ、世界的な右傾化に気づきを与える素晴らしい映画だった。
オススメである。

# by 16mm | 2018-11-11 22:59 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)

『華氏119』

行きつけのカメラ店の店主が二泊三日の入院から帰還。
とりあえず現状問題ないとのことで一安心。


久々に映画館でポップコーンを食べたら胸焼けしてる。
キャラメル味の甘いやつ(笑)。
もう二度と食わん(笑)。

PLANTRONICS Bluetooth BackBeat 505 2号
まったく雑に使った覚えがないのだが、いつのまにか以前購入したヘッドフォンの
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ヘッドの部分が破断。
なのでソッコーで同じモノ2号をAmazonで購入。
Bluetoothがたまに途切れるのはノイズに弱い所為だろうか?
持ち運びの手軽さ、バッテーリーの持ち(一回のフル充電で1日2時間の使用で二週間ぐらいもつ)、使い勝手、音については良くわからんが、オイラにとっては聴きやすいものだと思ってる。
値段もソコソコ手頃なので当分壊れたり無くしたりしたらこれ一択かなあ。


『総員玉砕せよ!! 他 (水木しげる漫画大全集)』
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書店で書籍購入。
電書が出ることを望む。
水木しげるの戦記漫画を読み始めようと思った。
学生時代に立ち読みだったがいくつか読んだことがある。
本当に辛くて怖くてどうしようもない内容。
『はだしのゲン』とか本書は小学校の図書館に置いておくべきだと思う。
置けよな、日教組(笑)。


『オールドレンズ・ライフ 2018-2019』
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AmazonでKindle版購入。
いや〜、なんちゅーか
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京セラがカメラ事業から撤退したのが2005年。
それから13年ほどしか経っていないのに、上記に人気レンズPlanar T*85mmF1.4がオールドレンズの仲間入りというのが複雑な気分(笑)。
たしかにオイラのようにミラーレス機でマウントアダプターを使っていればこのCONTAXブランドのレンズも現役で使ってるが、そうでなければフィルムでRTS IIIなどで使う以外ない。
フィルムでの撮影が減っている今、おそらくこのレンズは使われずにタンスの肥やしになっている事が多いだろう。
無念なり。
せっかく高い金出して買ったレンズなのだから皆んなミラーレス買って使えば良いのにと思うんだけどね。
ちなみにオイラは85mmはF1.2の限定モデルを持っている。
勿論ドイツ製。
残業代バブルの時に中古で買ったんだが(限定なので新品は売ってない)、ちょっと自慢である(笑)。


『華氏119』
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先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
このマイケル・ムーアの映画を観たのは三度目。
これまで観たのは『ボウリング・フォー・コロンバイン』と『華氏911』。
それぞれ興味深く面白い映画ではあったんだが、この手の政治的主張は右であれ左であれ一定の距離を置くべきかなと思っている。
オイラは頭が悪いので、観たものを時間をかけないと咀嚼できない(笑)。
咀嚼しないうちに同系の次作を観ることの危険性を感じているのだ。
それはマイケル・ムーアの映画に限ったことではないけど。
本作は2016年119日にアメリカ大統領選で勝利宣言をし、第45代大統領になった
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ドナルド・ジョン・トランプについての映画だ。
実は選挙の開票直前まで、件のマイケル・ムーア以外のほぼ全員、全メディアがトランプ大統領の誕生を冗談のように語っていた。
右翼TV局で有名なFOXニュースでさえもトランプが大統領になるなどということを半笑いで語っていたのだ。
その誰もが予想せず、誰もが皮肉の効いたジョークとしてしかあつかってこなかったトランプ大統領が誕生してしまった(笑)。
当の本人でさえおそらく自分が大統領になるなどとは考えていなかったのは、当確が出た時に壇上に向かうトランプの愕然としたような表情が物語っている。
女性差別、黒人差別のレイシストを臆面もなくやっているようなヤツが、だ。
観る前はトランプの華麗なる結婚離婚歴とか娘との気持ち悪い関係とか、スキャンダラスとバカさ加減を映像化したものだろうと思ったんだが、まったく違っていた。
実はこの映画は大半をミシガン州フリントの事件について語っているのだ。
この辺りはオイラなどは初めて知った部分で鑑賞後映画のパンフなどで知識の補填をした。
この、一見ミシガン州の州知事リック・スナイダーがトランプと旧知である以外関係なさそうなことだと思ったら、これが大ありであった。
ミシガン州フリントは水源をヒューロン湖にしていたのだが、実業家出身のリック・スナイダーが知事になってから水源を汚染されたフリント川に変更。
さらにその管を安い鉛でつくっちゃった。
とうぜんそれを生活水としていたフリントの市民に鉛毒症が急増。
当局はその事実を隠蔽するために汚染の事実の調査結果を隠蔽および改竄。
これ、日本でも似たような事があったよな。
この緊急事態に当時のオバマ大統領がかけつけた。
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フリント市民は、これで大丈夫だ、大統領がなんとかしてくれると安堵したのもつかの間。
「私はパフォーマンスが嫌いだ。喉が渇いた、水をくれないか」
とオバマ大統領。
カメラは冷酷に観ていた。
オバマは水を飲んでおらず唇を僅かに浸しただけだということを。
そんなに安全なら、と、マイケル・ムーアは
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フリント川の水を満載したタンクで放水(笑)。
どこに?
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州知事のリック・スナイダーんちに(笑)。
悪質な(褒め言葉)ジョークのような事してるわけであるが、後々考えるこれはこのミシガン州フリントが故郷であるマイケル・ムーアの冷たく燃える怒りが鑑賞後にヒシヒシと伝わってきた。
ともあれオバマの一件、これが事実上のフリントの安全宣言になってしまった上に、
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国防総省はフリントを陸軍の演習場にしちゃった。
低空で飛ぶヘリコプターや、爆発と銃器の音。
オバマ支持というと多くの映画スターや映画製作者達がいるということは知っている。
が、彼らのような有名で金持ちばかりが民主党の支持者ではない。
貧乏人に寄り添わない為政者にフリント市民が失望したのは言うまでもない。
この中間層というか貧乏人の民主党離れが結果的にトランプを大統領にするために浮き上がらせた結果になったのだ。
考えてみればオバマも相当にアレなことをやってた。
傑作映画『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』"インサイト計画"ってさ、現実のオバマがやった無人機の無差別爆撃そのものだ。
非戦の大統領のオバマは兵士を海外に派兵しなかっただけで、自衛権の先制使用の名の下に無人機でのパキスタン、イエメン、ソマリアなどへの裁判や警告なしの爆撃を敢行し、民間人の多くの巻き添えをだした。
あまり報道されていない事実であるが。
そうなるとオバマもヒラリーも全く同じにしか見えない。
映画内で「独裁は国民の多数が政治への諦めと失望によって誕生する」というようなことを呟く。
失望と諦めは独裁への道を開くだけだということだ。
映画のラストは
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2018年2月14日に起きたフロリダ州バークランドの高校銃乱射事件をサバイブしたエマ・ゴンザレスの顔の無言の顔のアップで終わる。
ムーアが彼女らの世代に希望を託しているのが伝わってくるが、オイラは少々屈折しているので子供の未来は薄汚い大人だと思っているので(笑)、この希望は楽観的すぎるよなと感じた。
まあそれはともかく、今の日本にとにかく憤りを感じていてその憤りの根元の一端を知りたかったら本作はおすすめである。

# by 16mm | 2018-11-04 20:43 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(9)

『デス・ウィッシュ』

先週土曜日、歯のメンテナンス。
いつものように美形で剽軽なドS歯科衛生士女史に歯石を取ってもらう。
ヘアカットの話をする。
女史から左側の下の歯茎がブラッシングで傷がついているとの指摘。
先生に動画関係の教えを請う。


行きつけのカメラ店の店主が今週検査入院。
お見舞いがわりに写真関係の専門書を5冊渡す。
本屋で物色して風景写真関係の本である。


本日日曜日、銭湯。
いつも行っていた銭湯が改修工事中なので別のところに。
勝手が違うので工事が終わったら元の銭湯に行くつもりだが、今回初めて砂風呂体験。
20分750円。
20分ワンセットなわけだが、砂風呂場の気が良くて話すきで少々うざったい(笑)じいさんが無料で延長させてくれた(笑)。
いや、オイラだけでなく他の客にもだけど。
砂の重みが気持ちよく、20分というのは良い感じの長さだとも思った。
月一ぐらいで通おうかなと思う。
それでも五十肩は岩盤浴でストレッチした方が良いような気もする。


『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』
本作が今年の12月から来年のいつかに公開延期。
これは素直に待ちますよ。
ええ、待ちますとも。
片渕監督のTwitterで公開された線撮りの動画を観て泣けてきた。
涙出なかったけど(笑)。
これ、テルちゃんとのところじゃん。
こんなん観せられたら無茶苦茶期待しちゃうじゃん。
もしかしたら原作にあるりんさんの、あの物悲しいセリフも。
クラウドファンディングでカネすら出していないオイラなどはただただ黙って待ち続け、公開時にはお祭り騒ぎで騒ぐ予定である。


『HOW TO TRAIN YOUR DRAGON: THE HIDDEN WORLD | Official Trailer 2』

最新トレーラー。
いやが上にも高まる期待。
今度は劇場公開してくれよ。


『そしてボクは外道マンになる 4』
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AmazonでKindle版購入。
本巻で最終巻。
作中で作者が自虐気味に本作の人気のなさを言っているが、本当かね?
オイラがこの手の作者が主人公の漫画が大好物であるということもあるけど、ほぼ実名編集者と実名漫画家が出てきてスリリングなやりとりがあって、おそらく明らかに盛ってるだろうなというエピソードがあり、十分に楽しめた。
本巻で終わるのはもったいない。
が。
表紙画の吐血している(笑)作者の背中には
"TSUZUKU KAMO"
の文字(笑)。
なんだやっぱり人気あったんだ(笑)。
続編を楽しみにしよう。


『越後荒川堂夜話(壱)』
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eBookJapanで購入。
電書ではAmazonのKindle版がなかった。
知らない漫画家に知らないタイトル。
会社の同僚が勧めてくれた。
短編の一つの粗筋を教えてもらって興味が湧いたのだ。
昔々あるところに...的な語り口で語られるなんとも奇妙な物語。
画的にオイラ好みではないのだが、読んで行くうちに物語と画とのマッチングの良さに引き込まれた。
丹念に描きこまれた土着的とも言えるような描線。
この画でSFを見事に描き、エロスも容赦無く描いている。
SFといっても宇宙船がでてくるわけではない。
短編の集合体であり、不条理と皮肉に満ちた物語だ。
オイラがこういうオチか、と納得した段階でもう一つオチが作ってあり、作品自体の闇や皮肉が一層深く刻まれる感じ。
タイトルには(壱)と書いてあるものの、どうやら続巻は出てないようだ。
多くの人が好むような画と物語ではないかもしれないが、電書によってそれでも読み手の裾野のハードルは下がっていると思う。
試し読みなんかもできるからね。
オリジナリティというものは良い意味で喧伝されてはいるが、大体の人は今まで体験したことのないものには及び腰になるものだ。
今更遅いのかもしれないが石坂和道の作品を読みたい。
オイラ一人が買うといってもダメだろうけど。


『デス・ウィッシュ』
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先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
つまらなくはなかったが、一度観れば十分。
ドンパチをするためにものすごく緩い設定で進行する。
あちこちにカメラが配置され、一般の人がスマホで撮影してネットに流すということを強調しておきながら、主人公の勤める病院の遺体置き場であるとか、医療品置き場にはカメラが設置してないと見えて好き放題できている。
ガンコントロールに対する一石を投じているようにも見えて、最終的には自分や自分の家族は銃を使ってでも守るべきだという部分に帰結しているようにも感じられる。
感じられるというのはこの映画の作り手がその部分をあやふやなまま緩く作っているように感じたからだ。
なので強いメッセージ性などというものはなく、敵も大悪党などではなく街のチンピラを斃すのみ。
そう、素人くさい街のチンピラ程度の者たちが高性能の銃を携帯して難なく人殺しができる。
アメリカのシカゴはそういう社会であるということみたい。

# by 16mm | 2018-10-28 19:29 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(4)

『内田裕也 - 転がる魂 (前編・後編)』『コミック雑誌なんかいらない!』『2001年宇宙の旅』

20年モノの財布
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α7R ILCE-7R
Makro Planar T* 2/50 ZF.2
先週土曜日、ヘアカット。オイラが30歳ぐらいの時に池袋パルコで購入した財布。
そこの売り子のオネエさんに告った覚えがある......(笑)。
いや告って玉砕したんだが、財布買った後にわざわざ店に出向いて告ったんだっけ?
まあとにかく玉砕である(笑)。
メンテもせずに20年よくがんばってくれた。
愛着はあったんだが、もうあちこちやぶけて札やカードが落ちるという、財布の体をなしていない状態。
そこまで使い倒したということだ。
最初は結構な深緑の革財布だった。
お疲れ様。


先週土曜日、ヘアカット。
前回二回のブリーチの途中でまさかの弱音を吐いて中断(笑)。
今回は一度で二回分の脱色ができるという薬品を使ってみる。
その分薬品が強力であるとのことだったがオイラには普通に我慢できる程度のものだった。
ただ一度薬剤が頭皮についてそこをなんども触られると痛いかなあ。
毎回カットの前に自宅で洗髪してくるのだが、ある程度自前の油分が頭皮にあった方が痛みが少ないと担当ディレクターがおっしゃる。
オイラとしては女性の美容師さんも髪の毛いじるのでなんとなく髪ぐらい清潔にしといた方が嫌われないかなあwという気持ちがあるのだが。
女性の美容師さんも
「別に大丈夫っすよ」
などと頼もしいことをおっしゃってくれる。
よし、じゃあ一週間ほど頭を洗わずに行こうではないか(笑)。


本日日曜日、いつもの銭湯が改修工事中とのことで今月いっぱい使用できず。
別のところに行って見る。
風呂の種類は結構あるんだが、なんとなく狭苦しい感じ。
後一回はそこにお世話になる予定。
塩釜サウナなるものに入ってストレッチ。


"Adobe Photoshop CC 2019"
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その他、使用しているadobeのソフトがバージョンアップされた。


NIK COLLECTION
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Photoshopをアップグレードしたので"NIK COLLECTION"をダウンロードしようとしたら、新しいバージョンが出てて有料になっているがな(笑)。
旧い"NIK COLLECTION"も最初は有料で(オイラは有料購入)その後無料になった。
新機能を追加して有料のプラグインとして販売し始めたのだろう。
この"NIK COLLECTION"はかなり使っているPhotoshop plug-inであるので有料版もいずれ使ってみようと思ってる。
よく探していないのだが旧いバージョンのダウンロードができなくなっているようなので、どうしようかと思ったが、前のバージョンのPhotoshopのplug-inフォルダーが残っていてその中に件のplug-inがあったのでそれを使用することにした。


Blacksmith vs. Minotaur - BattleBots

mixiのマイミクであるパカ助さんに教えてもらった動画。
ロボットというよりも戦車というか車同士の潰し合い。
観ていてなかなか面白いのだが、ロボットを標榜するなら二足歩行か多脚のもので車輪がついてないモノの方がロマンがあるんだよな。
実際には二足歩行の兵器なんて合理的なものではないわけなんだけど、だからこそモノホンの戦争には使われないだろうから安心してロマンを感じられるんだよね(笑)。
しっかし、せっかく作ったものをお互いに完膚なきまでに壊れるまで潰し合うってのがねえ......。


パラパラ動画にしないためのシャッタースピードとNDフィルターについて

写真機番長の不良中年歯科医師に教えてもらった(笑)。
今までなんとなく謎であった動画におけるシャッタースピードについてものすごく分かりやすく説明されている。
秒間のコマ数の二倍が標準のシャッタースピードになるとか。
例えば秒間30コマであればシャッタースピードは60分の1となる、とか。
このシャッタースピードは動画の動いている被写体が若干のブレを残すぐらいのものと設定されているようで、例えば1000分の1とかで一コマの動きを完全に止めるよりは、多少のブレを残した方がスムーズに動いているように見えるというもの。
ただこのYouTubeの動画の作例では正直あまりよくわからなかった。
しかし、『プライベート・ライアン』のノルマンディー上陸シークエンスでの兵隊のカクカクした動きはシャッターススピードをあげて撮影している、なんてことを聞いたことがあるが、そういうことかと腑に落ちた。


『内田裕也 - 転がる魂 (前編・後編)』

YouTubeで視聴。
こういうのを興味本位で観てしまうというのを考えると、大好きと大嫌いというのはベクトルが反対方向ではあるものの対象への興味の持続という意味では同じだなと思う。
これを観たのは被写体の無様さを観るためだ。
オイラが無様だと思っている一方で竹中直人とかビートたけしとか、オイラが尊敬してやまない人物がこの被写体をリスペクトしている。
なにより配偶者が樹木希林だ。
この被写体のどこが良いのか全くわからない。
しかし、その被写体をオイラが尊敬する人たちがリスペクトしているんだから、オイラはまだまだ見る目が足りないのではないか?というぐらいの謙虚さはあるつもりだ。
しっかしこの被写体の言ってることにはなに一つ納得できない。
ロックンロールしか認めない態度。
歌でヒット作がないと自覚して、ロックは生き様であるなどのたわ言を自分や自分の子分たちに言わせる。
ヒットしてるロックは歌謡曲だのと小馬鹿にした態度をとる。
このとことんコモノのくせにオオモノ気取りが本当に鼻持ちならず虫唾がはしる。
このドキュメンタリーの演出が太鼓持ちの三流監督の崔 洋一。
若い頃から現在までのドキュメンタリーという体裁でありながら、自分の愛人に暴力団の名前を使って脅しをかけたりした顛末はなし。
この被写体の提灯映像でしかない。
おまけに秋元康まででてやんの(笑)。
出る方も出る方だが(秋元はそろばん勘定だけででてるだけだけどね)所謂ロックという定義の真逆だろ、秋元は。
売れてる人間は嫌いだけど、売れてる人間が自分をリスペクトすると喜んで尻尾を振るんだ。
とにかくクズどもが作ったクズ映像。
ただこの映像のナレーションが樹木希林なんだよね。
樹木希林がこの映像を観てるという意識でオイラも観ることでこの内田裕也というクズを理解してみようという気になっていたと思う。
観続けられたのは樹木希林力の所為である。


『コミック雑誌なんかいらない!』

YouTubeで視聴。
初見は学生の時に文芸座で観た。
このYouTube版は日航機墜落事故のシークエンスが丸々カットされている。
これはカットされていた方がいい。
あたかも内田裕也が墜落現場に行ったようになっているが、実際は当然そんなことはない。
行ってもいないのに行った当事者のような態度でマスコミ批判やあり方を問うなんてのはエンタテインメント映画とはいえ不誠実の極みだ。
映像としては非常に凄惨なスチル写真を出してただけだけどオイラとしては出すべきではなかったと当時もおもっていた。
内田裕也の自分に歯向かわないであろう人間に対する嘲笑的な態度は本当に鼻持ちならんな。
この頃からそうだったのだ。
この映画の特筆すべきところは何と言ってもビートたけし。
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表情といい佇まいといいベスト・アクトの一つと言って良いだろう。
この映画でビートたけしの良い顔を残したというのがほぼ唯一の功績と言って良い。
もしかしたらビートたけしが内田裕也を排除して主演してたら後世に残る完璧な映画になっていたんじゃないかなと思うね。


『2001年宇宙の旅』
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先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
iMaxで鑑賞。
学生時代にビデオで観て、淀川長治の映画番組で観て、レーザーディスクで観て、DVDで観て、Blu-rayで観て。
こんだけ何度も観てきてキューブリック好きを公言しながら今まで本作を劇場で観たことがなかったのは恥かしい(笑)。
本当は国立映画アーカイブで上映された70mmフィルム版が観たかったんだけどねえ(笑)。
今回の本作の上映は二週間限定で日本全国のiMax劇場で上映されるイベントだ。
オイラも今回の上映は鑑賞というよりもイベントに参加するという気持ちであった。
これは家庭での視聴では味わえない体験だった。
まず最初に
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MGMのロゴが出る前に"アトモスフィア"という曲が前奏として劇場の暗闇で流れる。
正確には劇場は完全に真っ暗ではなく、この前奏終わり間近で完全にライトが消灯されスクリーンにMGMのロゴが出るのである。
さらに本上映では物語の中盤、ポッドのなかで
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ボーマンとプールが内緒話(笑)をしているシーンの後で
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スクリーンに"休憩"の文字(笑)。
ここでマジに15分ほど休憩になるのよ(笑)。
こんなの『七人の侍』のLDで観た以来だ(笑)。
で、この休憩が終了直前に前奏で流れた"アトモスフィア"が再度流れて始まりを告知する。
本作のエンディングは"美しく青きドナウ"が流れるんだけどエンドクレジットが終わっても延々と流れ続けるわけ。
音楽が流れ続けて暗転したスクリーンを観続けるオイラを含めた数人の観客。
エンディングになってから席を立つ者やエンディングの途中で席を立つ者やエンドクレジットが終わった段階で席を立つ者など多数。
それでも音楽が流れる間席を立たない数人。
やっと終わった。
最後はワーナーブラザースのロゴが出て本当にお終い。
やはりそこまで味合わなければね(笑)。
何度も観た所為もあるが途中気絶しかけたけど、なんとか最後まで観続けることができた。
それとやはり大きなスクリーンで観ないとわからないこともあると感じた。
有名な冒頭の"人類の夜明け"で
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豹の眼が印象的に光っているのは
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フロント・プロジェクションの影響なのだ。
この豹のカットがあまりにも印象的だったので気がつかなかったのだが、大きなスクリーンで観ると
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この四つ足のナニか(笑)の眼もちゃんと小さく光ってるんだよ(笑)。
これはTVサイズの小さな画面じゃわからん。
そんなところに気づきがあったのも収穫であった。
本作ってつくづく観客の思い入れを排除する作りだよね。
作品を通した一人の主人公ってのがいないんだから。
冒頭の武器を手にした人類の祖先に感情移入しかけたら、大きく未来に飛んで月の世界でフロイド博士が主要人物となったと思ったら、さらに木星行きの宇宙船のボーマン船長がキー・キャラクターになる。
ふと思ったのが本作は一本の映画というよりオムニバス形式の作品であると理解すれば良いのかなと思った。
"人類の夜明け""月世界""木星行き""無限の彼方"この4つのパートが最終的に収束するのだが、明確な主人公のいない物語というもは当時としても革新的であったろうし、混乱する事もあったんじゃないかな。
オイラだって初見で観て月世界にいたフロイド博士がなぜ木星にいかないのか?と思ったもんね。
よくよく考えたら宇宙評議会の長であるフロイド博士がわざわざ木星に行くなんてことはないよね。
あるとしたら映画として主役の体裁の為というだけで現実ではない。
とにかく物足りないぐらいに感情表現を押さえ込んだ映画だ。
同僚が宇宙に漂流しても、焦りはあっても怒鳴ったり感情的になったりはしていない。
そういうところが感情を排して、映像で観客にわからせるということなんだろうね。
やはりキューブリックは勇敢な奴だったんだね。
スタンリー・キューブリックとアーサー・C・クラークの想像力の魔法は2001年を過ぎた現在でも生き続けているということだ。


今週末は歯のメンテナンス。

# by 16mm | 2018-10-21 22:10 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(6)