映画インデックス

今まで感想を書いた映画の感想をインデックスにしてみました。
# by 16mm | 2019-12-31 23:59 | 映画インデックス | Trackback | Comments(7)

『銀魂2 掟は破るためにこそある』『アイアムアヒーロー』

本当に寝てばかり、というか五十肩と気が緩んだ疲れの取れなさの夏休みであった。
おまけに左かかとの踵骨棘(しょうこつきょく)まで痛み出して踏んだり蹴ったりである。


先週土曜日ヘアカット&カラーリング。
ブリーチ時やカラーリング時の痛みの耐性が強いと言うか我慢強いというかドMであるがゆえというか(笑)、今までどんなに頭が焼けるように痛くてもやり遂げていたオイラだが、今回はブリーチを2回行って髪の毛の残っている黄味を完全に消そうと思ったのだが、本当に我慢できずに弱音を吐いて途中でギブとなった(笑)。
情けないことにタップ(笑)
最近オイラはブリーチした後に所謂カラー剤を使わず紫色の色味が入ったシャンプー
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"GOOD BYE YELLOW"を使用。
このシャンプーの利点は言っても言い足りない。
ブリーチした黄味がかった髪色に補色の紫をぶつけることで白くするという理屈であるのだが、あくまでもこれがシャンプーであるので髪の毛を痛めないところがいいのである。
"GOOD BYE YELLOW"の効果が消えてきても日常的に自分で使ってメンテできるのがいい。
ちなみにコレは企業宣伝ではない(笑)。


通勤時の駐車場を管理している不動産屋さんが破産したため行く末をどうするかと気を揉んでいた。
先週金曜日の夜に駐車場の土地の持ち主から電話があり、事実上駐車場としての管理ができなくなったので9月いっぱいで閉めたいという要望。
オイラもそうなるだろうなと思っていたので申し入れを受け入れる。
代金は2ヶ月分持ち主に振り込むことに。
ちなみに土地の持ち主も今回の不動産屋の破産は寝耳に水だったらしい。
オイラとしてもまったく悪い印象がない不動産屋だったので今どうしているんだろうという気持ちである。


『酔うと化け物になる父がつらい 』
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AmazonでKindle版購入。
酒を飲むのは合法なわけだが、その為に大変な思いをすることもある。
"大酒呑み"と"アル中"の差というものは素人にはわからないし、多くの場合飲酒当事者も周りもアル中であることを認めない事が多いと思われる。
西原理恵子が言うようにアルコール中毒は病気であり、家族の愛だの献身的な世話などは何の役にも立たず、徹頭徹尾サイエンスの力でしか治らないということをなるべく多くの人が周知するべきだろう。
アル中がいることで家族がどれだけの葛藤や精神的体力的なダメージを負っていたとしても、彼らをとりまく環境によって事態は悪化する。
酒に誘う友人知人や飲み屋のママまでが家族の葛藤に対して無頓着に
「なんで病院に首に縄をつけてでもつれていかなかったのか」
などと第三者の無責任な正義感の押し付けがまた家族を疲弊させる。
オマエらが酒に誘ったり店に来たら追い返したりしないくせに正義感ぶるんじゃねーよ。
本作はアル中の父親を持った作者の体験記であるが、別の側面として家族であっても完全に理解などは及ばないというコミュニケーション不全の物語であるとも言える。
アル中の父親はもとより、宗教に走る母親。
自分と理解しあっていたと思っていた妹でさえ、作者は理解していなかった。
最低なのは作者の恋人。
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男でこんなヤツがいる、あるいは同じ男としてオイラもこんなことする可能性があるかもしれないと思うとゾッとする。
この男、すっげえ虫唾がはしる。
女性の方もこんな酷い扱いを受けても、それが酷いとは認められないんだろうな。
認めるとこの男を愛していた自分自身を否定することになるから。
結局人間は肉親であっても死に際にならないと分かり合えないということかもしれん。


『子はカスガイの甘納豆』
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AmazonでKindle版購入。
月刊COMICリュウ誌で連載していた作品がやっと電書化。
90年代からのオイラのようなオタクには結構ツボ。
某美人双子漫画家のネタとかな(笑)。
せーから
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島本和彦ネタとかな(笑)。
巻末に作者のヨメの漫画が載っているのだが、旦那の伊藤伸平が描く本編の登場人物のデザインが変わらないのにも関わらず、読みやすくスピード感のある構成になっていて、夫婦といえども作風や演出が違うものだなと思った。


『あなたがしてくれなくても : 1・2』
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AmazonでKindle版購入。
予備知識なし。
画は上手い。
シリアスな画とちょっと崩した感じの画のバランスが良いと思う。
女性の漫画家ながらものすごく冷徹に男のずるさを描いていると思う。
描かれている男のダメさ加減にはグウの音も出ない(笑)。
しかしね、主人公の女性のダンナはダメな野郎だとは思うけど、庇うつもりもないんだが、女房で勃たなくなった男ってのはどう女房と向き合うべきなんだろうか。
女房のことが嫌いではなくても勃たないということはある。
女性はただ抱きしめてくれるだけで良い、とはいうんだろうけど......。
オイラは結婚してないのでこの手の問題には興味があるので続編を期待したい。


石塚運昇 死去
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8月13日に石塚運昇が亡くなったとの報。
石塚運昇といえばYouTubeで杉田智和が

色々ネタにして(杉田の石塚運昇のモノマネは絶品)知っているんだけど、その人の名前を知らずとも出演作は沢山知っている。
『カウボーイビバップ』のジェット、『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』のデスモンド・ルタガンダ、『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』の土方竜、『プラネテス』のロックスミスも運昇さんだったんだ。
渋く低い声なんだけど、杉田智和のネタではオトボケな感じで親しみが湧いていた。
ご冥福をお祈りいたします。


津川雅彦 死去
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津川雅彦が8月4日に亡くなったとのこと。
正直にいえば津川に関しては伊丹十三の映画以外に印象に残っていない。
ちなみに津川の政治的発言というのも最近知ったぐらい。
あとは役作りの為に故 逸見政孝の手術を逸見の家族に了解を得ずに見学したという疑惑。
それによってか、ビートたけしは津川を嫌っていたらしいということ。
それぐらい。
『マルサの女』での津川はなんとも華のある感じの色気のある査察官を演じていた。
伊丹十三も津川の査察官を芸者遊びでモテるタイプの男だと言っていた。
伊丹十三の演技演出のオーバーさとの相性が津川に合っていたんだろう。
ご冥福をお祈りいたします。


『銀魂2 掟は破るためにこそある』
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ネタバレなし。
先週金曜日109シネマズ菖蒲。
前作のシリアスとギャグの構成が雑すぎて楽しめなかった部分が払拭されている。
あの前作の続編とは思えないぐらいうまくまとめられていてものすごく楽しめた。
劇場でも笑い声が絶えなくて雰囲気も良好。
観客の入りも良かった。
ただ毎度の事ながら観客の入りが良いと普段映画を観ないロクでもないヤツらがやってきてイライラする。
上映前に
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これをやっているにも関わらず、さらに映画本編でもギャグとして鑑賞マナーネタをやっているにも関わらず、オイラの斜め前のお歳を召した女性がスマホをつけやがんの。
持ってた紙コップを丸めてぶつけようとした瞬間にそのお歳を召した女性がオイラに気がつき目玉丸くして驚きつつスマホを仕舞った。
毎度の事ながら本当にイラっとするよな。
こういう時ってだいたい舌打ちぐらいじゃ止めないからね、ヤツら。
いくら本作のサブタイトルが"掟は破るためにこそある"なんて言ってもシャレにならんからな。
二作目ということもあるがキャストの演技もすばらしい。
特に
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柳楽優弥が良かった。
極端な二面性を同一人物のなかでうまく演じていた。
映画全体としてもコメディ映画としてのクオリティは高く、途中のシリアスな展開との繋がりも不自然さがない。
ただ、冒頭部分での
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佐藤二朗がちょっと悪目立ちがすぎたかなと言う感じ。
まあヤボではあるがこの悪目立ちは佐藤二朗の持ち味でもあり、それによって起こる面白さというのは確実にある。
実際佐藤のシーンで絡んでいる万屋の面々などが笑いをこらえたりこらえきれなかったりしてるのを映しているからね。
褒めすぎではあるがスタンリー・キューブリックの『博士の異常な愛情』でのピーター・セラーズみたいな感じである。
監督は演出してはいるんだろうが、佐藤にセリフや間合いを任せているのだと思う。
ほぼそのシーンは佐藤の独壇場となって他のキャストは聴き役になってるから。
だから全体からしてこの佐藤のシークエンスが浮き上がっちゃってる。
これがダメだと言えないのは面白いからに他ならない。
本当にギリギリの線だと思う。
前作はBlu-rayを買う気にならなかったが本作は買うつもりである。
オススメである。


『アイアムアヒーロー』
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AmazonでBlu-ray購入。
劇場で観てからの再見。
ものすごく特殊な劇映画であると思う。
劇場公開時には漫画の原作の方は完結していなかったからというわけではなかろうが、本作自体4時間ぐらいの映画の中間二時間を抜き出したようなものに感じた。
雑に言うと"起・承・転・結"の構成で"起"と"結"がない映画。
なぜ生物がゾンビ化したのか?
日本は現在どうなっているのか?
日本以外の国は?
最終的に完結した漫画はこれらのことに言及しているのかわからぬが、原作漫画の冒頭であれば主人公の英雄の漫画家のアシスタントで同棲している彼女がいる日常を丹念に描き、読者はそれを何週もかけて読み進めていく。
映画と漫画の始まりは似てても原作漫画の本筋に行くまでのストロークを何週もかけるので読み手に世界観を反芻咀嚼させる時間を取らせている。
本映画は登場人物たちの機微を最小限にしてアクション映画として畳み掛けるように進行していく。
ほぼアクションのみで成立させつつ所々に情緒を入れていき、それが観る側へのフックになっていると思う。
なので本作のヴァイオレンス・アクションの力の入り具合が強い。
カー・スタントを撮る為に韓国でのロケだとかね。
ガン・アクションやCGもすばらしい。
監督の佐藤信介は本作をアクションをメインで押し通したのは勇敢だと思う。
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これはコミック版『キック・アス』の町山智浩による帯文。
この町山の言葉は本作にも通じるものだ。
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この血にまみれた主人公の佇む様のカッコ良さ。
主人公の鈴木英雄は自分の名前を言う時に
「"英雄"と書いてひでお」
と言っていたのだが、誰よりも血を流して文字通りのヒーローになった後は
「ただの ひでおです」
と応える。
"英雄(ヒーロー)"と呼ばれるだろう行為に対して自嘲的になった部分が本作のもっとも情緒的なところだと思う。
傑作。


今週末は歯のメンテナンス。

# by 16mm | 2018-08-19 21:24 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(0)

『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』

今だ五十肩がキリキリ痛みます。


もう何週か前の話なんでいまさらなんだが、
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今年甲子園初出場である三重県の白山高校。
上の画像は7月31日に行われた第100回全国高校野球選手権大会(8月5日開幕)出場校による甲子園見学でのひとコマ。
実にいい写真である。
球児たちの和気藹々とした微笑ましい写真である。
で、バッターボックスに立っているのが白山高校野球部部長である川本牧子さん。
彼女も本当に素敵な表情である。
これに対し高野連から厳重注意を受けた、と。
女性部長が話したところによるとかなり厳しく怒られたそうで、「めっちゃ怒られた」とのこと。
打席に入った理由は、監督に勧められたからだという。
オイラは高校野球どころかプロ野球どころかスポーツ観戦そのものにまったく興味がないので、野球好きな人間からしたら神聖なる甲子園に女子が足を踏み入れること自体が気に入らないのかもしれん。
いや〜野球好きなヤツらってケツの穴がちいさいんですなあ(笑)。
このことにケチをつけるヤツらって会社で自分の上役が女性ってだけで気に入らないと思ってるんでしょうな。
もしかしたらほんの少し前であれば
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女子マネージャーは良くても、女性が野球部の顧問だったり部長だったりすること自体に対して部員である球児たちからも偏見を持たれて受け入れられないということもあったんではないかね。
しかしね、上の画像ではそんな事を微塵も感じさせない雰囲気が出ている。
球児たちも女性顧問を親愛を込めて微笑んで受け入れているし、野球好きな顧問の女性部長も打席でバットを持ってスイングしているのを本当に嬉しそうにしている。
希望のある光景ではないか。
野球好きという括りであれば男も女も関係ないじゃん。
野球好きであれば男も女も甲子園は憧れなんでしょ。
それを第一義に考えるべきだよ。
それよかさ、本来まったく野球に興味もないくせに新聞売るためとかさ利権のために甲子園の土を踏んでる輩を排除せいや。
どうせそいつらは甲子園の土というものにリスペクトすらないんだろうから。
たとえば高野連とかさ(笑)。
高野連のこの無粋な行為に当の白山の球児たちも憤ったんではないかね。
球児たちが異議申し立てをできないからって大人の理不尽を押し通すのは醜い限りである。


『ダ・ヴィンチ 2018年9月号』
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dマガジンにて。
ひっじょ〜に濃ゆい伊藤理佐の特集。
単独インタビューから夫婦対談。
やっちまった以前の持ち家の現在の持ち主の談話から、伊藤の漫画ではお馴染みの
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シッターNさんの談話まで(笑)。
これあれだな、Kindle版で購入しとこうかな。
伊藤理佐ファンにはなかなかたまらんのではないだろうか(笑)。


『アントマン&ワスプ』

前作も観てないし今度上映する本作も観るつもりはない。
なんか予告編観てて本当に飲み込みづらい描写があって客をバカにすんなと思っちゃう。
よくわからん科学力で人間が小さくなっちゃうわけでしょ。
本作の予告編で
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でっかいビルが
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小さくなって
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キャスター付きで片手で運ばれて行くんだが、小さくなることで質量も変わっちゃうということか?
デカくなると質量も戻っちゃう?
その割には
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小さい状態で
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屈強な男を体当たりで吹き飛ばしてる(笑)。
実際の蜂がどんなに勢いよく飛んできて人間に体当たりしたって人間は吹き飛ばないでしょ。
それともなにか?あのスーツを着てると臨機応変に質量を可変できるということ?
このあたりがずっとモヤモヤしていて本作を観る気になれないのである(笑)。


『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』
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ネタバレなし。
本日日曜日、109シネマズ菖蒲。
2D iMax。
トム・クルーズが如何にスターであるかという部分で成立している作品。
どちらにしても御歳56歳のトム・クルーズが
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全力疾走をしている様は賞賛に値すると思う。
実際トムの全力疾走はアガるんだよね。
51歳のオイラは絶対無理ですけど(笑)。
このところトム・クルーズのジャッキー・チェン化が甚だしい。
やっぱり自分は身体をつかって実際に体術でスクリーンに映ることに意義があるという意識があるのかもしれんな。
自分の商品価値を冷静に見極めているというか、映画界でずっと活躍して行きたいという健気さなんだろうな。
本作脚本がない状態で撮影し続けていたらしく、前半はとくにトム以外のキャストはトムを引き立たせるだけでしかない。
例えばCIAのエージェントの
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ヘンリー・カヴィルa.k.aスーパーマンなどは、前半などはイキがったお荷物な相棒、まあ役立たずみたいな描き方なんだが、後半で前半とガラっと性格がちがっちゃうとか。
本作、ヘンリー・カヴィルに限らず
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サイモン・ペッグやヴィング・レイムスにも前半の引き立て役から後半のそれぞれのカッコいい見せ場を作っている。
本作にはヒロインが二人(実際は三人かもしれんが)いるんだが、どう考えても一人は必要ないと思う。
そういう意味では物語の骨子を固めずにブレまくりで撮影して、映画の体裁を編集で作ったようなものかもしれない。
とにかく観る側を飽きさせないようにダレ場をまったく作らずにアクションの連べ打ち。
そういうわけでアクションはすごいと思ったが内容はよくわからん(笑)。
過去作の登場人物がでてくるんだが、オイラなとはほぼ全作観ているにも関わらず過去に出てきた人間を観て
「だれ?」
と思ったりして(笑)。
過去作をある程度把握してないと理解が難しいと思われる。
そんな感じの映画。
つまらないわけではないよ(笑)。


今週末はヘアカット。

# by 16mm | 2018-08-12 21:30 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)

『bao』『インクレディブル・ファミリー』

先週土曜日、心療内科。
ひと月半ぶりに行ったら病院が改装されていた。
受付のシステムも若干変わり、オイラなどもギリギリ対応できたが(笑)、システムを新しくするとまごつくことがあるよなあ。
便利にするために新しいものを取り入れようとすれば、その"新しいもの"に対応しにくい人間もいる。
オイラもいずれ"新しさ"に対応できなくなるんだろうな。
診察はいつも通り。
特に症状が悪くなってない旨を担当医に話し、薬は減薬せずにすることで合意。


先週土曜日、歯のメンテナンス。
いつものように美形で剽軽なドS歯科衛生士女史に歯石を取ってもらう。
女史と健康問題について話し、うろ覚えでオイラの血圧の高さを言ったら開いた口が塞がらないような表情をされる。
先生が
「血圧の数値なんて自分の身長を超えなければいいんだよ」
と、心強いことを言ってくださる(笑)。
女史、呆れてものも言えない(笑)。
先生、一度買って売ったカメラを再度購入。
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Nikon Df だ。
やっぱ持ってて嬉しい貫禄があるねえ。
オイラにとってはミラーレスでないことと、解像度がイマイチなところが難点なんだが、操作性とデザインはオイラ好みである。
このデザインで2400万画素以上のミラーレスを20万円台でだしてもらいたい。


本日日曜日、銭湯に岩盤浴、ストレッチ。
五十肩は地味に少しづつ改善している模様。
ストレッチは大事である。


先週の駐車場を管理している不動産屋が破産してしまった問題。
破産管財人の弁護士に電話したところ、その土地の大家さんから連絡が来るまで待っていてください、とのこと。
待っていてください、というのはそのまま駐車場を使い続けていいのか?という部分には言及されず。
なんとも釈然としないまま今でも使っている。
オイラ以外でも二台ほど車の出し入れがその駐車場で行われている。


『赤塚不二夫が語る64人のマンガ家たち 立東舎文庫 Kindle版』
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AmazonでKindle版購入。
電書版にならないかなと思って待っていた。
電書読みになってから欲しい本を紙の本で買うということをしなくなり、以前より読みたい本を読まなくなってるような気がする。
本書は1995年に"スポーツニッポン新聞"紙上で連載されたものらしい。
このころの赤塚は実質アルコール依存症であり、自作のアニメ化も一段落しつつ、漫画の新作は発表していないころだ。
なのでおそらくその当時の新人漫画家などについては知らないんだろうな。
この本に出て来る漫画家は自分と同期や、手塚治虫などの自分より歳上の漫画家達についての交友などを綴っている。
大友克洋や鳥山明ぐらいが赤塚にとって関心がある新人だったのかな。
あだち充や高橋留美子などについても語っている。
なかには「なんでこんなヤツをページを割いて語ってるんだ?」というのもあるけど、赤塚なりの興味のある漫画家だったのだろう。
疑えば本書はどこまで赤塚の語りなのか?という疑いがなきにしもあらずであるが、語り口に漫画とその漫画家に対する愛情が垣間見える。
漫画、好きな人だったんだな。


『結婚までの歩みをリレー漫画にしてみました。』『破天荒息子としたたか娘の取扱説明書』『きょうの横山家 1 』
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AmazonでKindle版購入。
無料版の電書の『本当にあった笑える話』に連載していた横山了一と加藤マユミ夫の夫婦リレー漫画が面白かった。
画的にはヨメの加藤マユミの方がしなやかな描線で好きであるが、横山の硬めの描線が意外と物語にマッチしていて面白かった。
画の硬さが自分の子供たちの不条理感を的確に描写できてるような気がする。
いわゆる家族の切り売り話ではあるが、それをやれば誰でも面白い漫画が描ける、なんてことはない。
『結婚までの歩みをリレー漫画にしてみました。』はお互いが結婚するまでの状況をそれぞれの視点で描いているんだが、この二人、同じ状況をほぼ同じように感じ取っていたようで、ヨメはこう思っていたけどダンナはそう思っていなかった、というのがあまりない(笑)。
そいういう意味では意外性というのは少ないのだけど、夫婦としてのマッチングは非常に良いのだなと感じた。


『漫画家本special 吉田秋生本 』
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以前紹介した本書を会社の昼休みに読んでいる。
漫画をあまり読まない漫画家(笑)の吉田秋生がインタビューで
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『岳』は読んでいたらしい(笑)。
ますます親しみが湧いた(笑)。


様々な問題について
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え〜、非常に恥ずかしい話であるがオイラの死刑に関する気分はコイツと同じであるということが露呈してしまいました(笑)。
本当に恥ずかしいが死刑に関しては同じでもコイツと一緒にされるのは本意ではない(笑)。
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ここんトコずっとTwitter界隈を賑わしている公僕の杉田水脈と公僕予備軍の長谷川豊
杉田水脈、水脈と書いて"みお"ですか。
名前はカッチョいいですね。
オイラ、この人の作文読んでないんですが、ネットで散逸している文章のみで判断するが、この人はアレかねセックスというものを子作りのみでしか考えない人なのかね?
生産性なんて言葉を使ってるわけだが普通の夫婦のほぼ99パーセント以上は積極的に子供を作らないためのセックスのはずだと思うんだけど。
オトコなんざ、相手もいないのに射精する行為を高校生ぐらいから始めるよ。
あ、高校生というのはオイラがオナニー始めた年齢なんだけど(笑)。
これってまったく生産性ないよね。
異性間で生産性云々を言うなら子供が生まれたら即妊娠、子供が生まれたら即妊娠。
年子当たり前で妊娠出産のサイクルを常に繰り返してこその生産性という言葉ではないかね?
でも実際は人間の母体的にも経済的にもそんなことはできない。
産んでも一人か二人か三人程度。
一人っ子も多い昨今、この程度の差など産むか産まないかでしかないわけで生産性という言葉がふさわしいとは思えない。
なるほど同性愛だとハナから子供を生産することはできないとするからこその杉田水脈の言い分なんだろうけど、セックスが異性間であっても子供を作るのが第一義であるなんてことはないんだからね。
ちなみにオイラは精神分析学者の岸田秀の本をずっと読み続けて私淑している。
岸田の唱える唯幻論の信者である。
つまり
"すべては幻想である"
"人間は本能の壊れた動物である"
という言葉を信じている人間なのである(笑)。
本能というのがプログラムのようなものであるとするなら、人間以外の動物は発情期というものがあり、それ以外の期間で生殖行為には及ばないようにされている。
それが本能というものだ。
人間が動物的で本能丸出し、などと無軌道な行動を指す言葉として言うことがあるが、それは間違いである。
人間は本能が壊れたから年中色情にまみれていると言ってもいいだろう。
なので生殖行為が純粋な子孫を残す行為から自由になっちゃったわけだ。
単純にオチンチンをオマンコに入れるという本能的な生殖行為から自由になったことでセックスに付随する行為が様々な要素とくっついちゃった。
あるものは中身ではなく下着に制欲を感じたり。
あるものは革のボンテージをつけないと性的興奮を得られないとか。
言うまでもなくこれを考えただけでも生産性という言葉が似つかわしくないようなめんどくさい状況になっちゃった(笑)。
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長谷川豊に「結婚しない男は殺せ!」と言われている立場のオイラ(笑)。
コイツは他にも色々ムチャクチャなこといってるけど
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この人自分の言葉で
"女が完全にトチ狂って本能に支配されきって完全にクルクルパーにならないと子供産もうなんて思わないから"
この言葉も相当なもんだがこれに続く言葉も相当で書き出す気持ちが失せますな。
あの〜、男は、というかオイラなどは射精の寸前は何も考えられないというか白痴と申しますか、長谷川豊的なボキャブラリーで言えばクルクルパーな状態です。
普通男ってそうじゃないかね(笑)。
男はクルクルパーの状態で種を植えてると言えると思う。
更に言えばパートナーの妊娠において男はなかなか肝が座らない傾向があるけど、女性の方はそうそうに腹をくくってると思う。
クルクルパーなどではなく冷静にことにあたろうとするのは女性の方ではないか。
言いたくはないが、この長谷川豊の身内を含めた知人たちにも女性はいるだろうけど、長谷川にこんなこと言われてなんとも思わないのだろうか?
そして長谷川は自分の身内や知人の女性が読むことを想定してこの言葉を口にしたのだろうか。
前述した杉田水脈長谷川豊も、頭良く見られたい、知性があるように見られたいという思いから気の利いたことを言ってるつもりになってるんじゃないかね
オイラもいろいろ言葉で失敗しているが、気の利いた面白いことを言うのには知性と教養とわずかなセンスが必要だと思う。
オイラが知ってる限りそれができたのは若い頃のビートたけししかいない。
ビートたけしがいっていた、人の悪口を言う時の作法で、「お前は最低だけどオレは最高」というのは一番センスがない悪口だと。
「オレも最低だけどお前もダメだよな」という風に悪口を言われている方も言ってる方もどっちもどっちだという風にするのが誰も傷つけない悪口の作法なのだ。
杉田水脈にも長谷川豊にもそんなセンスも知性も教養も皆無だ。
それらがない人間の言葉は単なる暴論。
杉田も長谷川も自分たちは最高だけど自分以外の人間は最低だと言っているに等しい。
こんなヤツらはどんな立場でも口を開いて欲しくないね。
なんでヤツらは議員を辞めさせられたり、議員候補としてふさわしくないと思わないんだろうか。


『bao』『インクレディブル・ファミリー』
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先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
メインの『インクレディブル・ファミリー』を語る前に恒例の短編映画について語りたい。
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『bao』だ。
最初
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『Pao』と読み違えちゃった。
『Pao』でもモンゴルの饅頭状の家屋の意味で同じかなと思ったけど、これは中国の話なので『bao』。
『bao』は中国語で"包む"とか包子 bāoziで"中華まんじゅう"の意味があるようだからこっちの方が正しい。
この短編がさあものすご〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜くラブリーなのよ(笑)。
もう一度書くよ。
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ラブリー。
この中国人のおカミさんの表情も実にいい。
ある日中華饅頭に生命が宿って、このおカミさんが大事に大事に育てていく。
ちょっと過保護ではないか?と思うぐらいに。
最初はおカミさんと一緒に行動し、一緒に太極拳なんかもする中華饅頭。
......
オチは言わないけど、これは母離れ子離れに関する寓話なんだが、画的にも内容的にも実によくできている。
エンドクレジットで2Dのデザイン画が流れるんだけど、これもまたものすごくいい。
もうこの短編だけで腹一杯。
この短編だけで入場料払っていいと思ったぐらい(笑)。
これでメインの『インクレディブル・ファミリー』がつまらなくてもいい、とまでおもったが、それは杞憂であった。
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『インクレディブル・ファミリー』もさすが。
今回は女性が外に出て働くという事に対する男のストレスというものを描いている。
最終的には家事育児というものの大変さを男に対して自覚させるような構成になっている。
このような物語は以前からずっと作られ続けているものだが、いまだにこれが作られるという事に男社会の根深さというのを感じられる。
Mr.インクレディブルことボブが家事育児の大変さを実感して
「週に1日でもいいから自分の自由な時間がほしい」
と言わせる。
男が子育てのヨメに対して無理解に咎めるであろうこのセリフを男に言わせるということがポイントであろう。
そんな教訓めいた部分もありつつ、本作はアクションも映像も文句なし。
この手のヒーローに対する批評的な構造の作品が面白いと感じると、やはり
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『ウォッチメン』はエポックメイキングな存在なのだなと再確認する。
他、細かい演技、ボブが椅子に座ろうとして膝を机にぶつける演技をしたりね、非常に手間のかかることをピクサーは相変わらずしていて、それを厭わないという。
これは絶対敵わないよな。
本作の登場人物の実業家
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ウィンストン・ディヴァーなんだが、顔は声を担当した
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ボブ・オデンカークに似せてるようなんだけど、オイラは上映中ずっと
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ウォルト・ディズニーに似ているように感じていた。
......
いや、似てないかもしれないし(笑)、この意見は製作者も本意ではないかもしれんけどね(笑)。
監督のブラッド・バードの才能絶対主義的な優越的思想も若干含まれてはいるけどね(笑)。
それでも本作は十分に楽しめたしBlu-rayは絶対に買うであろう。
オススメである。

# by 16mm | 2018-08-05 22:04 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)

『この世界の片隅に』『町山智浩の映画ムダ話39 "この世界の片隅に"』

通勤用に駅前に借りている駐車場の代金をATMから不動産屋に振り込もうとしたら
"口座がありません"
的なアラートが出た。
ありゃ?口座番号間違えたかな?と、件の不動産屋に電話。
日に三度ほど電話するも着信音だけが鳴り続けるのみ。
駐車場代の振込は先月からで、その前はずっと銀行引き落としであった。
さて、この状況から導き出される結論は......
実際に本日不動産屋に行ってみたらシャッターが閉まっていて、破産管財人の弁護士の張り紙がしてあった。
破産手続きの開始決定が6月27日。
その6月27日の同じ日にオイラはその不動産屋に電話をかけて振込をした。
電話で、
「振込っていつまでに振り込めば良いんですか?」
と聞いたら、顔見知りのおばさんが電話口で
「月末まででいいですよ」
と、今から考えるとなんとなく覇気のない感じで応答したのを思い出した。
従業員のそのおばさんも、オイラと同い歳の丸い感じの愛嬌のある社長の嫁もオイラとは顔見知りで、そしてみんな先月で、オイラが電話した以降でいなくなった。
少なくともオイラとは会えなくなってしまったと思うとなんともいたたまれない気持ちになる。
いや、破産のいきさつを知ったところでオイラがどうこうできるもんではないが。
不動産屋はなかなか立派な店を構えていて此の期に及んでも堂々としたものだった。
皆、どうしているだろう。


『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』
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先週通勤中のTwitterで唐突に目に飛び込んで来た。
驚きっちゅうか喜びっちゅうか。
いや、長尺版を制作しているのは知ってますよ。
で、おそらく件のポスターのような中身になるだろうとも思っている。
なんて素敵なヴィジュアルなんだろうか。
一瞬で心をもってかれた。
このオイラのポスター・ヴィジュアルを見ての感動って伝わらないかもしれない。
美しさの向こうに二人の悲劇があり、その更にずっと向こうに微かな希望の光が見える。
その悲劇も希望もオイラは知っている。
そんなヴィジュアルだと思う。


『万引き家族』中国版ポスター
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Twitterで見つけた。
なんてカッケーんだ。
作ったのは黄海という人らしい。
『STAND BY ME ドラえもん』だって
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ホレ、格が上がっちゃった(笑)。
天才ってのはいるもんだなあ。


『アート・アンド・ソウル・オブ・ブレードランナー2049』
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Amazonで購入。
発売日の1日前に届いた。
が。
デカい、重い(笑)。
なのでまだちゃんと見ていない。
開封はしたんだが果たしてちゃんと読むのであろうか(笑)。


『新久千映のねこびたし 3』
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AmazonでKindle版購入。
楽しみで購入したんだが、いまいち楽しめない。
どういうこった。


忘備録


『この世界の片隅に』
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Blu-rayでの再見。
何度も飽きずに観ている作品となった。
何度も観ているにも関わらず本作のあまりの情報量の多さに翻弄されて見過ごしている部分のなんと多いことか。
つーかオイラなど見過ごしていることすらわからずにダラダラ観ている。
例えば
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後半で すずさんが物々交換で持ってきた着物って
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前半で すずさんが嫁入りの時に着てきたものだったんだなということをRHYMESTER宇多丸の指摘で気が付いたり、とか。
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毎度のことではあるが、町山智浩音声解説は本作でも細かいディティールを掘り起こしている。
町山の解説を知ってから本作を見ることによって自分の知っているわずかな知識にするすると枝葉がついていく感じ。
その枝葉が他の枝葉にくっついたりもする。
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B29による偵察で戦艦大和の情報を空撮で撮られる。
その後の空襲で
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パラシュート付きの爆弾みたいなものが瀬戸内海に着水するんだが、これ何度も本編観てたけど観逃してた(笑)。
町山の解説でパラシュートつきのもの、という描写で初めてちゃんと確認したぐらい。
で、これがなにかというと機雷だそうだ。
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すずさんが負傷した義父を見舞った時に聞いた戦艦大和沈没の話。
"雪隠詰めにされて敵前に躍り出てしもうた"
本作での説明はそれだけなんだけど、これだとよくわからない。
町山の解説はこれを掘り下げる。
瀬戸内海に着水した機雷によって、戦艦大和は追われるようにして出て行かざるを得ず九州の方に逃げていった、ということなのだ。
これがピンとこなかったのにはわけがある。
『宇宙戦艦ヤマト』だ。
その中でうろ覚えではあるが『宇宙戦艦ヤマト』のなかで戦艦大和が海を進むのを親子?が見ていて、その父親が息子に
「あれは大和だ、男の艦だ」
みたいなことを言っていたのを覚えていた。
まさかそれが機雷によって九州から沖縄に逃げていく姿だったとは観ていたオイラもわからねえ(笑)。
やっぱりそうか。
負けた戦争だということを自覚するべきだね。
で、更に劇中の6月22日のシークエンス。
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サトウハチローが作詞した"勝利の日まで"を歌いながら学校報国隊の女の子たちが行進しているシーン。
この後に大規模な爆撃があるのだが、工場で働いていた彼女たちはその後海沿いの防空壕に入るもそこに大量の海水が流れ込み皆溺死してしまったという。
......
こういう知識を知ると上の画像も違った意味合い、違った思いを馳せざるを得なくなる。
この顛末は劇中では語られていない。
だけどこれは知っておかなければならない事実だと感じる。
ちなみに"勝利の日まで"の作詞者であるサトウハチローは本作でコトリンゴが歌う"悲しくてやりきれない"の作詞者でもある。
なんとなく本作はしょっちゅう観ている作品。
町山の解説にもなく、自分でもまだよくわからない描写はまだまだある。
本当にたくさんの人に観てもらいたい映画だ。


今週末は心療内科と歯のメンテナンス。

# by 16mm | 2018-07-29 22:32 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(5)

『機動戦士ガンダム THE ORIGIN VI 誕生 赤い彗星』『タクシー運転手 ~約束は海を越えて~』『未来のミライ』

五十肩、ロキソニンやロキソニンの貼り薬をしても痛みがひかない。


本日日曜日、銭湯に岩盤浴に炭酸風呂にストレッチ。
ストレッチは毎週のルーチンである首回りのものと、五十肩用の
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アイロン体操(コッドマン体操)を600mlのペットボトルに水を入れて行った。
ものすごく地味に効いてるような気がする(笑)。


Clarks boots
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ブログを漁っていたら2009年に購入したとある。
靴底の踵がすり減って地元の某靴店に修理に出していたが、靴底のカタがないので修理できないと返却されてきた。
Clarksに出せればいいのだが、国内で修理などやってくれるのかしらん?
二年でダメになるだろうと思ったが、小まめにメンテナンスして愛着もある。
直せないならこのまま大事に履き潰すかな。
長く大事に、ということが世間的に通用しなくなりつつあるような気がする。


ついでに
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2015年3月に購入したPORCO ROSSO(ポルコロッソ)の巾着型ベルトポーチMサイズ。
財布入れに使っていたのだがベルトループに負荷がかかりすぎていたのかボロけはじめた。
とりあえず別のベルトポーチを注文した。
良い感じに年季が入っているのでカメラの部品をまとめるのに使おうかな。


先日撮影した画像をチェック&レタッチをしている。
今回は自前のカメラであるSONY α7Rの最高感度であるISO25600で数十枚撮影。
普段は高感度は使わないのだが、極端に感度を上げるとノイズがのってボロボロな感じになるんだが、良く言えば遠目で見るとふんわりとした感じにも見える。
この表現でなにかできないかという試行錯誤。
コントラストを上げることによってシャドーのノイズとハイライトのノイズが埋没して、中間調のノイズが残るようになるのである。


『機動戦士ガンダム THE ORIGIN VI 誕生 赤い彗星』
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AmazonでBlu-ray購入。
所謂『1st ガンダム』に繋がる
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『THE ORIGIN』を創作した安彦良和によるアニメ版。
本作はそのアニメ版の最終巻であり渾身の集大成と言って良いぐらいのデキ。
なんなら今年のアニメーションのベストと言ってもいい。
まず
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メカ以外のキャラクターの作画の乱れが一切無し。
本当に全部の作画を安彦良和が描いたような心地よさ。
そうなのだ。
オイラのような気合いの入った安彦ファンは全ての画を安彦の手による画で見たいと思っているのだ、本来なら。
同梱されていたメイキングで作画監督が言っていたのが、如何に安彦良和のタッチを再現できるか、という部分に腐心したと言っていた。
なので安彦などは若手の荒削りな作画を見たい(安彦のタッチから逸脱してもいいということ)といっても、作画監督としてはそういうお遊びを入れる余裕すらないということだったのだろう。
実際、最近こそ安彦タッチを描けるアニメーターは増えているようだが、それでも強烈な個性のある安彦の画を似せつつ演技させるなんてのは至難の技だ。
それこそ安彦良和の画に思い入れがなければできないようなものではないかと思う。
安彦良和も本巻での作画に絶大なる自信を持っているからこそ、アフレコの作業時に
「画の表情に合わせて演技をしてください」
と、声優陣に言ったとのこと。
本巻で特筆する部分で言えば冒頭30分ぐらいのルウム戦役の
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艦隊戦である。
デザインと演出面にカトキハジメがたったおかげで単なるアクションではなく、「戦争をしている」という厚みをましていた。
このルウム戦役のシークエンスは『THE ORIGIN』の第1巻のアヴァンでも展開されていたが、メイキングなどで公言しているように演出やデザインを一新している。
例えばドズルの乗ってるムサイのブリッジの手すり。
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第1巻では丸い手すりだったのが、本巻だと
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複雑な形の角ばったデザインになっている。
第1巻と本巻では時間の配分などもあって一概に比べられないが、本巻のルウム戦役の描写は1巻のそれとは別物と言っていいぐらいに印象が違う。
やはり時間を長く取っただけの観応えは本巻に十分ある。
動き、画の精度。
どれも気持ちが良いほどに。
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特に感心した描写でいうと、本作では上の画像のようにバズーカのスコープとザクのモノアイにしっかり被って描かれていて、狙い撃ちをしている実感をともなうところが気持ちいい。
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『1st ガンダム』から言われていた謎の物質"ミノフスキー粒子"(笑)。
当時からこの"ミノフスキー粒子"の所為でレーダーによる索敵ができなくなり、艦隊戦からモビルスーツによる接近戦での白兵戦にならざるをえなくなった、という説明があったんだが、本巻では非常に丁寧に順を追ってヴィジュアルで説明している。
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だからモビルスーツなんだという部分が納得できる。
第二次大戦の日本軍が巨砲の戦艦を誇示している間に世界は航空機の時代になり、負けるべくして負けたのと同じ。
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レビル将軍の薄い茶系の軍服と青い軍服。
茶系は陸軍で青が海軍であるということを初めて知った。
しっかし、この巻の後に『1stガンダム』が繋がるというのは頭では理解できるがこの画的な情報量の差はいかんともしがたいとも思える(笑)。
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例えば本巻のシャアが着ているノーマルスーツが凸凹した厚みのある表現になっているわけだけど、『1stガンダム』だと
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ペラペラな感じなわけ(笑)。
こうやって見るともはや別物(笑)。
脳内補完なしでは続きであると認識するのは難しい(笑)。
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それでもこういうヴィジュアルを観ると『宇宙戦艦ヤマト』と同じく宇宙には上と前後左右しかなく下方は存在しない世界であるという限界はあるにはあるけど、これもしょうがなかろう。
360度の世界になったら『ガンダム』の世界のデザインから一新しなくてはならんだろうからね。
最終巻である本巻はコメンタリーやメイキングなどの特典の厚みがこれまでの倍ぐらいの密度があるので、それらが本編よりも好きなオイラとしては本当に観応え聴き応えのあるもので大満足である。
コメンタリーでは"女子会"と称して数少ない女性キャストと安彦良和の組み合わせがあった。
最初はどうなるかと思ったんだが、世界観に対する女性ならではの視点というものが非常に興味深かった。
例えば
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どうして炎がピンクなのか?
とか
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なぜ爆発が月の輪っかのような感じになっていくのかという疑問が女性のキャストから出ていた。
それを安彦良和が丁寧に解説していくというね。
ド派手な戦闘シーンの後はものすごく生臭い政治劇になり、連邦イコール正義という図式などではないという非常な展開を目の当たりにする。
そしてラストは
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このテロップとともに
"君は生き延びることができるか"
という有名なセリフのナレーションが入る。
この大塚明夫のナレーションにまったく文句はないのだが、それでもこの言葉を永井一郎で聴きたかったというのは正直なところ。
この『THE ORIGIN』屈指のセリフは
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"私に跪け。神よ!!"
これだよコレ(笑)。
なんという傲慢さと気持ちよさ(笑)。
シャア自身が作り出した自分の状況と、戦局を変えるモビルスーツを手に入れたことでの全能感が言わせたのだろう。
『THE ORIGIN』での最初の頃の若い頃のシャアを演じた池田秀一には不安感があったが、ここに来て文句なしな演技を見れた。
大団円ともいえる最終巻だったといえる。


『タクシー運転手 ~約束は海を越えて~』
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先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
Twitterで町山智浩がオススメしていたので観たかったが公開館数が少なく、観るのは難しいだろうと諦めていたら地元の109シネマズ菖蒲で上映。
すっげえうれしい。
偉いぞ109シネマズ菖蒲。
例え1日一回の上映であってもこういう映画を上映しようという志はいい。
で、噂に違わず素晴らしい作品。
今年度ベスト級と言ってもいい。
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正直いうと、このソン・ガンホ演じるタクシー運転手のゲスさがものすごくウンザリして前半嫌な気分になっていたんだが、後半の展開で大逆転。
この利己的でしかないと思われたタクシー運転手が後半でのある状況を体験することによって命がけの利他的な行為に及ぶ。
この映画の舞台となるのは1980年の韓国で起きた光州事件だ。
詳細を説明できるほどオイラは分かってないので興味がある人はググってください。
雑にいうと、韓国で軍事政権が終焉を迎える最中に一部軍人によるクーデターで政権が再度掌握され復活されるのを民主化の学生が恐れてデモをおこなった。
その民主化を求める学生や一般市民に対して軍人や警察が実弾による発砲を含めた虐殺を行った。
この光州事件は情報統制がされて海外に韓国でどんなことが行われているかが伝わらないでいた。
同じ韓国であってもソウルのタクシー運転手は光州での軍事政権反対の学生蜂起も、親に金を出させて勉強しない奴らだという風に思うほどに情報が伝わっていない。
それが実際に光州で知り合った学生が軍人によって無残に惨殺されたのを目の当たりにした時から、タクシーの乗客であったドイツ人のジャーナリストと共にこの惨劇を世界に発信するために本当に利他的とも言える命がけの行動をする。
なんといっても韓国のジャーナリズムは情報統制されているので、そういう意味では外国人のジャーナリストに希望を託すしかない。
このソウルのタクシー運転手とドイツのジャーナリストを逃がすために光州のタクシー運転手たちが
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『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のクライマックスでデス・スターの情報をもって逃げる同盟軍兵士のごとく、希望をつなぐリレーのように命をかけて権力と戦って散っていく。
本作でオイラが胸をかきむしられるような気になったのは、一期一会というものに対する覚悟と重さだ。
ソウルのタクシー運転手は当初金の為にドイツ人のジャーナリストを乗せた。
しかし、最終的には金には代えられない大義を厳しく自覚した。
それは世話になったドイツ人ジャーナリストがタクシー運転手との再会を望んで名前と住所を聞くんだが、それは偽名だった。
このドイツ人ジャーナリストが光州事件を世界に報道することで名を馳せ、銃撃で破損したタクシーを直してくれたり、もしかしたら現地でのサポーターとしてタクシー運転手を英雄として世界に発信するかもしれない。
ソウルのタクシー運転手はそんな俗な中に自分を置くことを潔しとしないのだろう。
友情を感じたドイツ人ジャーナリストとは再会したいとは思ったろう。
しかし、再会した瞬間に光州事件での様々な犠牲とともに歴史の中に消えていった仲間たちの利他的な行為を汚すことにもなる。
ソウルのタクシー運転手が一人俗な中で賞賛を浴びることへの抵抗だったのだと思う。
それはおそらく外国人との友情よりも重かったんだろう。
それは言葉で言うのは簡単だが、人間誰にでもある功名心のような俗なものに取り込まれることは多いものだ。
本当にオイラはこのソウルのタクシー運転手を見習いたいなと思う。
それがオイラが本作に感動した部分でもある。
更に本作ってクーデターを起こした軍人も十把一絡げで悪人として描いていない。
全く言葉による説明はないのだが、検問の軍人がソウルのタクシー運転手のトランクを開けた時に、間違いなくこのタクシーが手配中の車だと確信する証拠を目の当たりにするんだけど、それと知りつつ見逃すんだよね。
だから軍人の中でもこのクーデターをよく思ってない人間もいるというのをちゃんと描いている。
ちょっと本当にすごい映画だと思った。
Blu-rayは買うであろう。


『未来のミライ』
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先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
『タクシー運転手 ~約束は海を越えて~』の後に鑑賞。
半分ぐらい気絶(笑)。
細田守の作品なのに(笑)。
劇中に出てくる家が非常にユニークで感心したぐらい(笑)。
ところどころ覚えている"ダルマさんが転んだ"的なところとか(笑)。
面白いと思いつつ気絶(笑)。
なので総論としては語れず、である。

# by 16mm | 2018-07-22 20:42 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)

2018年第3回更新のお知らせ

本日メインHPにて"Call Me By Your Name"をUPしました。
お暇な方、ご覧いただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。

# by 16mm | 2018-07-16 21:03 | メインHPと更新のお知らせ | Trackback | Comments(2)

『君の名前で僕を呼んで』『ジュラシック・ワールド/炎の王国』

どうにも我慢できずに先週金曜日に会社を休んで整形外科のある総合病院へ。
レントゲンを撮ってもらって診断は
「典型的な五十肩だね」
とのこと(笑)。
オイラもそう思っていたが、肩の痛みで内臓からくるのもあるとネットに書いてあったのを見てギョッとなったのだ。
この手の医療系はググってわかることもあるけど、オイラなどは専門家ではないので悪い可能性が書いてあるとビビリますな(笑)。
とりあえず飲み薬のロキソニンとロキソニンのついたシップ。
痛みが来ない程度のストレッチをしなさいとのこと。


先週金曜日、銭湯に岩盤浴とストレッチ。
温めると五十肩も多少は和らいで可動域も広がる感じ。


先週金曜日、金を振り込むのにすったもんだ。
郵便局の久喜支店の女性職員がものすごく親身に応対してくれて頭が下がる。
無事振込完了。
ありがたや。


先週土曜日、歯のメンテナンス。
いつものように美形で剽軽なドS歯科衛生士女史に歯石を取ってもらう。
ブラッシング圧が強いため歯茎が傷ついてただれ気味になっていたのを解消するために、ここのところ利き腕ではない方、つまり左手で歯磨きしていた。
それが功を奏したか、傷爛れが無くなったとのこと。
磨き残しもないとのことらしい。
今のところ成功しているようだが、問題は左手のブラッシングが慣れて右手同様に強く磨くようになったら本末転倒だ(笑)。
左手を馴らさない為にたまに右手を使うことにしよう。
その後先生とカメラの雑談。
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限定のライカQ GINZA SIX セメントグレーを見せてもらう。
こんなのがあるなんて知らなかったばかりか実物を持ってるのがすごい。
良い色で眼福である。


『なまけものダイエット 楽して痩せたい甘口篇』『なまけものダイエット とにかく痩せたい辛口篇』
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AmazonでKindle版購入。
オイラにとっては待望の電書化である。
伊藤理佐の本はなかなか電書にならない傾向があるようだが、この本は2年ぐらいまったんではないか?
待った甲斐があり面白い。
伊藤理佐がゆる〜くダイエットの方法を色々試す漫画。
お約束のように色々イタイおもいをしつつ(お金にもかなりイタイことしてたようだ)、お約束のように、だいたいうまくいかなかったり(笑)。
作品的には結構前のものらしく、前巻の『甘口篇』が独身時代(離婚した後の)で、『辛口篇』が吉田戦車と結婚して娘が生まれた後。
伊藤理佐の漫画で有名なベビーシッターさんと同じく体操をするも、ベビーシッターさんはお尻がキュッとあがっても伊藤理佐は目にみえる変化がない(笑)。
お笑いだからネタになるとは思いつつも、オイラも身につまされる(笑)。
少なくとも伊藤理佐が努力しても変わらないなら、オイラなど努力しても変わるまい、と思うように(笑)。
やっぱりおもしれーな伊藤理佐。


『うめ短編集 うめあわせ』
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AmazonでKindle版購入。
『パラレル』という作品で、二つ並んだマンションの屋上がありそれぞれに登場人物の男が二人いる。
一方にいる人物がもう一方のマンションの屋上に飛び移って
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対峙する様がすごく良い。


『BLUE GIANT SUPREME(5)』
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AmazonでKindle版購入。
待望の新刊である。
カラーページをそのまま4Cで収録しているのがうれしい。
相当に売れてる作品だからだろうけど、広く読まれているのも嬉しい限りだ。
主人公の大の不屈さに触れるにつけ自分もこうありたいなと思う。
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そして自分の好きなことを"美しい"と言えるぐらいの自信とそれにたどり着く努力を眩しく思う。


『週刊少年ジャンプ(33) 2018年 7/30 号』
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コンビニで書籍購入。
週刊少年ジャンプ50周年らしく、鳥山明と井上雄彦の対談掲載ということで期待していたが、お互いの褒め愛合戦で読み手としては期待外れ。
少々画材について触れてはいたが、そういうテクニカルな話を期待していたのだが、一般的にはそういう話は興味持たれないんだろう。
此の期に及んで鳥山明が顔を隠しているのも気に入らんなあ(笑)。
『銀魂』を斜め読みした程度で、この雑誌でオイラが読めるものはないなあ。


『君の名前で僕を呼んで』
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先週金曜日、109シネマズ菖蒲。
町山智浩が本作の名前を出していたので取り敢えず観ておこうかという感じでの鑑賞。
ほぼ完全に気絶(笑)。
断片的に起きていては映像の断片を観てはいるんだが、おそらく全体の三分の一程度しか観てないだろう(笑)。
あ、主人公の少年が桃の種をくり抜いて、石原慎太郎の『太陽の季節』的な事をやったのは観た(笑)。
残りの三分の二は寝てた。
起きたら周りに客が誰もいなかったよ(笑)。
ラブロマンスと言える。
それも貴族のロマンスだ。

鑑賞後に町山の解説を聴いて色々納得はいったんだが、映画そのものがオイラの好みの流儀ではなかったな(笑)。
ものすごくウェットなラブロマンスだと思う。
それがちょっとベタすぎる印象なのだ。
本作、町山によるとオチがつくとのことだが、そのラストを眠り呆けて観ていないので、そのオチがどんなだかだけは知りたいもんだ(笑)。


『ジュラシック・ワールド/炎の王国』
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ネタバレ少々あります。
先週金曜日、109シネマズ菖蒲。
予告編で恐竜の見世物島であるイスラ・ヌブラル島の火山が爆発して恐竜たちが逃げ惑う映像が印象深いんだが、実際これは前半のハイライトであり、後半はアメリカ本土が舞台となる。
前作にあたる『ジュラシック・ワールド 』ってオイラはかなり好きで、その更に前の『ジュラシック・パーク』シリーズよりもリアリティのあるハードな感じが良いと思っていた。
なので監督のコリン・トレヴォロウにも好感を感じていて、『スター・ウォーズ/エピソード9』の監督もするという情報に期待していた。
が、実際は前作の『ジュラシック・ワールド 』って世界的には評判が悪かったそうで、主役格の女がハイヒールで全力疾走するのが気に入らないとか、主役格の子供二人をエスコートしていた女性が無慈悲に恐竜の餌食になったのが気に入らないとか......。
オイラはそのどちらも気に入らないとは思わず、後者の女性が恐竜の餌食になるという部分も別に悪いことしてる人間だけが恐竜に殺されるわけではないという部分でのリアリティとして気にならなかった。
この評判の為か、監督のコリン・トレヴォロウは『スター・ウォーズ/エピソード9』の監督から降ろされた。
で、本作、『ジュラシック・ワールド/炎の王国』なんだが、オイラは非常に楽しめた作品だ。
傑作だといっても良いぐらい好きかな。
ラストのオチがタイトルの"ワールド"に完全にリンクするような仕掛けになっている。
このオチって製作総指揮のスティーヴン・スピルバーグもかなり悩んだ末に許可したものらしいと町山智浩が解説していた。
このラストのおかげで次作での展開が今までのものと違うものにならざるをえなく、結構難しいような気がする。
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『ジュラシック・パーク』シリーズからの出演者であるジェフ・ゴールドブラム扮するカオス理論のマルコム博士が出演している。
"Life finds a way"(生命は途を見つける)
生命は必ず生き残る途を見つける。
マルコム博士が『ジュラシック・パーク』で言ったセリフだ。
工業製品としての生物として絶界の孤島に閉じ込めていた恐竜がアメリカ本土どころかそれこそワールドワイドで生きる途を見つけようとし始めた。
いよいよ人類は戦うにしても棲み分けるにしても、いわゆる共存を余儀なくされる世界に突入するというところで本作は終わる。
制御不能なテクノロジーという意味では原発も同じだろう。
更に厄介なことに如何に工業製品とはいえ生命として生まれた生物を人間の都合で殺すということ倫理的問題。
本作は更に踏み込んでクローンによる生命にまで及んでいる。
クローンは工業製品か?それとも生命として尊重するものであるのかという倫理的な命題が置き去りにされ、未だ誰も結論を出していない。
本作はエンタテインメントの枠組みのなかでその命題を重く突きつけてきている。
オイラは傑作だなと思う。
Blu-rayは買いである。

# by 16mm | 2018-07-16 21:01 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)

『ブック・オブ・ライフ 〜マノロの数奇な冒険〜』『焼肉ドラゴン』『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』

先週からの西日本に停滞する梅雨前線で河川の氾濫などでエラいことに。
ネットでの画像やら映像を観るにつけそこ暮らしている人たちの今と今後を思わざるを得ない。
この妙な気象状況は過去の経験則では予想も予測もできない。
明日は我が身であり、できることがあれば自分でも動きたい。
またお金の募金程度の動きしかできないだろうが。


死刑制度についての覚書
地下鉄サリン事件などのオウム真理教事件で死刑が確定していた元代表の麻原彰晃(本名・松本智津夫)死刑囚ら7人の死刑が7月6日に執行された。
脱会した信者たちが殺害され始めたのが1988年。
坂本堤弁護士一家殺害事件が1989年。
松本サリン事件が1994年。
公証人役場事務長逮捕監禁致死事件が1995年。
その他にも様々な命に関わる事件を起こしていた。
そして、地下鉄サリン事件が1995年だ。
1995年から数えれば23年だ。
長い年月だと思う。
これだけ時間をかけて納得できる真相解明ができないなら100年かかってもできないだろうと思う。
完璧な真相解明など犯罪者達の心の問題をこじ開ける作業であるはずで、それは真実以上に嘘や隠蔽や記憶の忘却なども含まれる矛盾に満ちたものであり、個人の心象が全て明らかになるわけはないのだ。
今回の死刑執行に対してオイラが知ってるような有識者でも死刑反対やその政治利用やマスコミの執行に対する国民の狂気を煽り立てるようなことに対して意義を申し立てる人が多い。
オイラは半分本気、半分マジで死刑を廃止して仇討ちを復活させろと思っている。
死刑制度が犯罪抑止にならないというのは分かる。
附属池田小事件や秋葉原通り魔事件のような生きていたくないが自殺できな人間の心理が現れてきたら、死刑が懲罰としての意味が無くなる。
それでもね、オイラは死刑判決を受けた人間は殺すべきだと思う。
オイラは幸運にも身内や知人が凶悪事件に巻き込まれたということはないのだが、知り合いが事件に巻き込まれて無慈悲に殺されたら死刑、もしくはオイラがその犯人を八つ裂きにしたいぐらいの衝動にかられると思う。
残虐な手段で殺されたなら同じ手段で犯人を殺したい。
しかし、犯罪者、死刑囚にも基本的人権はある。
一生を刑務所で過ごすとしても、彼らが自分と同じ空気を吸いながらのうのうと生きていることに我慢ができず、そして被害にあった自分の友人知人はその空気を吸うということを共有できない。
それに非常な理不尽を感じる。
野坂昭如が言ってたんだと思うが、殺人を犯すというのは自分も他人から殺害される覚悟があるものだけがしていい、というようなことを言っていたと思う。
オイラもそれは正論だと思うが、前述した附属池田小事件や秋葉原通り魔事件の犯人達の犯行抑止にはならない。
だったら、国とマスコミの責任において死刑執行を基本的人権無視で徹底的に残虐ショーにしてしまうのはどうか?
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こんな中途半端なことをやるから批判が起きる。
もっと徹底的に。
例えば
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こんなのを復活させるとかさ。
もちろん音声付きのTV中継で。
基本死刑囚を長い時間をかけてなぶり殺しにするので、目玉をくり抜く、腕を引き裂くetc......
生きながらにして身体を解剖していく様を実況付きでTV放映してみせる。
見たいなら近場でだれでも見れるようにする。
死刑というものがこれだけ残虐なものだという印象にすれば
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さすがにボンクラな為政者達も上の画像ようような緩んだことを執行前日にしないだろう。
死刑制度で国家や他人の手で殺されることの恐ろしさというのを認識させないと犯罪予備軍どころか国民一般にも分からんだろう。
殺されるということの残虐性が。
残虐性を認識させ意識させるべきだ。
ただこの問題は冤罪についてはどうなのか?とか、為政者が意図的に犯罪をでっち上げて邪魔者を排除しようということも考えられることだ。


本日日曜日、銭湯に岩盤浴とジェットバスとストレッチ。
左腕が痛いのお。


町山智浩氏が語る20世紀名作映画講座『地獄の黙示録』


町山智浩の『地獄の黙示録』の解説。
今となっては本作を観たという人も、テーマとなっているベトナム戦争もよくわからないという人も多いと思う。
興味のある人には最適な足がかりになる解説だと思う。
これがYouTubeでタダで聴けるのはお得である。
オイラとしては以前(たしか)町山の解説で聴いたコッポラの愛人話を原典をあげて知ることができてよかった。
ずっと町山のコッポラの愛人についての音声解説を探してたからね。
ネットで探しても出てこなかったからさ。
ベトナム戦争の始まった切っ掛けにも触れているので聴きごたえとしてもいいと思う。
オススメである。


『ブック・オブ・ライフ 〜マノロの数奇な冒険〜』
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DVDでの鑑賞。
全く知らなかった作品。
会社の友人からの情報で観てみたんだが、本作って今年観て感動して第90回アカデミー賞の長編アニメ映画賞と主題歌賞の2部門にノミネートされて見事2部門の受賞したピクサーの『リメンバー・ミー』にクリソツ(笑)。
いや、時系列で言ったら『リメンバー・ミー』が本作にクリソツなわけだよ。
メキシコの"死者の日"にまつわる話であれば似かようこともある。
細部で言えば両者のテーマとするところの違いも歴然とある。
それでもなんとなく納得いかない。
『リメンバー・ミー』をもう一度再見するつもりなのでその時に合わせて感想を書きたいと思っている。
お金をかけている分描写的にはピクサーは素晴らしいんだけど、『ブック・オブ・ライフ 〜マノロの数奇な冒険〜』の3D映像は物語と非常にマッチしているとも思える。
本作にはプロデューサーにギレルモ・デル・トロも名を連ねていて、本作の制作が暗礁に乗り上げた時にほぼ一人でプロデュースを買って出たらしい。
内容もはっきり言ってすばらしいものだ。
言いたくはないがメキシコ映画の本作。
外国映画を観ないアメリカ人は本作を知ってる人も少ないだろうという打算で『リメンバー・ミー』を強行で作ったんであるまいな?
観たばかりなのでオイラは『ブック・オブ・ライフ 〜マノロの数奇な冒険〜』が好きになっちゃっている。


『焼肉ドラゴン』
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ネタバレしないので余裕のあるヤツは観ろ(笑)。
先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
観るつもりがなかったというか、人情モノかあという印象でスルーするつもりであった。
観たのは町山智浩が"良かった"のお墨付きだったので。
で、観てよかった。
今年の邦画ベストと言ってもいいかね。
コレ劇場で観ないでBlu-rayなりwowowなどで初見したら後悔したろうな。
町山に言わせると本作はホーム・コメディだという。
たしかに本作笑える場所というのがあってそこでオイラを含めて劇場での客が笑っていたのが印象深い。
考えてみれば今年は『デッドプール2』にしても『万引き家族』にしても所謂"ファミリー映画"を標榜している傑作が多いね。
特に本作は『万引き家族』と強いリンクのある作品に思えた。
『万引き家族』が真面目にリアルに日常を描写しながらそれが真剣であればあるほどに滑稽に見えるというね。
舞台は1969年。
オイラが生まれて2年後ぐらいの時期。
大阪の伊丹空港の近くの国有地を勝手に占拠して住んでいる韓国人集落の中の焼肉屋が舞台だ。
この焼肉屋には三姉妹がいて
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長女が真木よう子で次女が井上真央で三女が桜庭ななみ。
で、その両親が
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この二人というね(笑)。
いったいどういう遺伝子の組み替えで美人三姉妹の突然変異か(笑)。
おそらくこの辺りも計算された部分であろう。
ただこの両親役の韓国の俳優が実に良い。
つーか本作の俳優、誰一人ハズレがないぐらい。
この両親の見せ場も色々あるんだけど、ラストでこのオヤジが力強く、ものつごく力強く、絶叫して走り出すところが本当に感動的。
1971年のことで、この美人三姉妹の一組が北朝鮮に行くことになる。
その頃北朝鮮は差別なく皆んなが平等に平和に暮らせる国だと喧伝させていたわけ。
実際の状況は現代人の我々にはわかってるんだけど、その三姉妹の一組は希望を胸に北朝鮮に行って二度と戻ってこれない。
結果がわかってるだけにものすごく切ない。
この焼肉屋は立ち退かされて事実上の一家離散になる。
「ここに世間一般をつれてこい」
大泉洋の哲夫が役人に言い放つ。
『万引き家族』もそうだったけど、最後の日本の国家権力の正論の前でなすすべもなく敗退する。
正論というのはまことに反論のしようのないものでそこに"情"が入り込む余地がない。
ではこういう一家をすくい取ることができない正論というのはいったいなんなんだろう?
ところで本作のタイトルに"焼肉"という言葉が入っているんだが、この脂ぎった感じのなかに濃厚なエロスが混じっている。
はい、私の大好物でございます(笑)。
べつにね、モロなセックスシーンがあるわけではないのよ。
エロかったのは井上真央。
掘っ建て小屋のようなキッタない家屋のなかで井上真央がものすごく濃厚なキスを展開するわけ。
まあ本当にエロかった。
なんつーか原初的な衝動のようなね。
真木よう子もよかった。
男のバカな意地の張り合いの長回しがあるんだが、その間をきちんと無言で埋めているわけ。
男って本当にバカだなという感じで(笑)。
それが実に良かった。
もう時期に的上映がおわりそうだけど、オイラが観た回は公開が始まって一週間以上経っていたにも関わらず人が入っていたよ。
ものすごい傑作。
不安でしかない見えない明日であっても力強く走るしかない気にさせられる。
Blu-rayは絶対購入。
傑作である。


『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』
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ネタバレあります(笑)。気になる人は読まないでください。
先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
2D iMax版。
正直『焼肉ドラゴン』で腹一杯になってたのだが、今回観逃すと機会をなくしそうで観ることに。
ここんとこ『スタ・ウォーズ』シリーズが自分に合わなくて『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』などにがっくりきていた。
で、本作は久々に面白く観れた。
オイラはハン・ソロに格別な思い入れがあるわけではない。
オイラはやはり『スター・ウォーズ』ってのはスカイウォーカー家の話だという部分から抜けきれずにいるんでね。
皮肉屋でアウトロー。
"ソロ"という苗字の由来。
ランドとの出会い。
チューバッカとの出会い。
ケッセルラン。
ソロのブラスター。
ミレニアム・ファルコンとの出会い。
アクションや展開もこ気味よく進んで飽きずに観てられたんだが、まあそれだけかな。
で、ここでネタバレしちゃうんだけど



あ、今週末は歯のメンテナンス。


『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』ネタバレしますよ(笑)
# by 16mm | 2018-07-08 22:05 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)

『白竜HADOU 8』『町山智浩の映画ムダ話79 スタンリー・キューブリック監督 "突撃"』『モノがたり: 遺品にまつわる二編』

日々疲れがとれんなあ。
左肩から二の腕にかけての不調。


先週土曜日、ヘアカット。
一昨年の年末に火災で焼かれちゃった美容室が復活して初めて行ってきた。
薄いグリーンを基調とした清潔感あふれる感じ。
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モリオ フロム ロンドン 大宮店の復活でござい。
火災から一年半、経験しなければしないでいいような事にスタッフたちは耐えてやっとこの日を迎えた。
怪我の功名というべきか、お店のリニューアルにあたり最新式のリラクゼーションの機器、頭と首回りのマッサージを専門のスタッフを配置することができたようだ。
オイラは時間の都合で1時間のコースだったが、最大で90分のマッサージを受けることができる。
次回はこの90分が受けたいがために時間早めに予約した(笑)。
頭皮の状態をマイクロスコープで確認できたり、マッサージルームはカーテンで仕切られた個室で居心地よくリラックスできる。
ギリギリと力強く指を使ったマッサージは格別だ。
そもそもこの美容室のスタッフはみんなマッサージが上手い。
長年マッサージで世話になっているがハズレなしなんだよね。
五十肩で調子の悪い左側よりも右側の方がコリが激しいと言われた(笑)。
肩甲骨に指が入らないと(笑)。
マッサージしてくれるところを見つけようとしていたので、できればひと月に一回ぐらい通ってメンテしてみたいな。
髪の毛は前回同様にブリーチして色付きのシャンプーである"GOOD BYE YELLOW"を髪のカラー剤の代わりに塗りたくるという贅沢な使い方をして見事現在真っ白(笑)。
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ブリーチも、前回かけたところと根元に近い部分のかかってないところを薬剤を時間差で塗り分けるという頭が下がる様な手間をかけてもらっているのである。
モデルがオイラで申し訳ないぐらいである(笑)。


本日日曜日、銭湯に岩盤浴とストレッチ。
車載温度計の外気温が37度(笑)。
湯船につからずボーッとしていても汗が引かねえ引かねえ。
本当にこの左腕をなんとかしたい。
肥満だと治りにくいらしい。
このところ割と暴食しているので(笑)これをきっかけに暴食を改めるつもりである。


『映画秘宝 8月号』
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書店で書籍購入。
地元の大人蔦屋の売り場面積を四分の一縮小して、縮小した分をスーパーにしたようだ。
全国的にもツタヤが閉店しているようで正直焦る。
Amazonでの書籍購入が増えている自分が言うのもなんだが、書店が無くなっていくのは本意ではない。
こないだも、都内の書店で競馬雑誌をスマホで撮影しているサラリーマンがいたので、熱い視線を送ったり、ワザとスマホのレンズに向けて顔を差し込んだり(笑)。
当然オイラは自警団だとか品行方正を気取っているわけではない。
スマホで撮影なんて万引きと同義だと思うけど、そう思ってないヤツがいるってことと、そういう行為が本屋を潰してるということ。
やるんだったら、せめて暗記して本屋の外でメモをするとかね。
それぐらいの手間をとれや。
ところで『映画秘宝 8月号』。
町山智浩のデッドプールの中の人へのインタビュー。
前作の監督を馘にしたライアン・レイノルズだが、結構良い人っぽくて人間の複雑さを感じる。


『ザ・ファブル』映画化
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先々週、唐突に大好きな漫画である『ザ・ファブル』の実写映画化の報。
ファブルの佐藤明 役が岡田准一、とな。
......
いや、岡田准一、好きだよ。
ファブルを演じるだけの体術は確実に持っているし、それを見越してのキャスティングだと思う。
だけどねえ
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この画像のような部分がファブルの大きな魅力なのよ(笑)。
単純に凄腕の殺し屋というだけなら岡田准一どころか、雰囲気さえあればだれでもできる役だと思う。
ファブルのこのようなブサイクかつ全裸で人前に出てくるという(笑)、通常の物語では絶対に主役足り得ないようなキャラクターが主人公として次第に成立していくということに不自然さを感じさせないのが本作の魅力なのだ。
これ、岡田准一だと絶対できないでしょう(笑)。
彼はずっと最初から主役として他人に夢を与え続けてきた人間。
ファブルの佐藤明は誰もが彼を主役と思わないような人間としているんだから。
当然岡田准一はブサイクではないし全裸にもならんだろうな(笑)。
年齢的な部分で成立しないけど、
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ファブルの佐藤明を
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安田顕でどうかなと思うんだけどね。
ヤスケンの顔ってハンサムにもブサイクにも見えるし(笑)、品行方正にも変態にも見えるという特殊な顔立ちだと思うんだが(笑)。
実際映画でヤスケンは
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原作で言うところの海老原 役だと言う。
映画では原作に出てくる組長と若頭である海老原が合わさったような役になるのかな?
まあヤスケンの海老原も悪くはないが、じゃあ原作に出てくる
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ジャッカル富岡(笑)は映画に出てくるのか出てこないのか(笑)。
出てくるんならやはりヤスケンしかいないような(笑)。
いっそのことさ、キューブリックの『博士の異常な愛情』のピーター・セラーズみたいに3役をヤスケンでというのはどうか?
マジで。
まあジャッカル富岡はご存命なら
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文句なしにこの人だったろう(笑)。
映画には期待してるが、どうにも地雷な感じにしか思えんのが現状である。


『白竜HADOU 8』
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AmazonでKindle版購入。
しばらくぶりに電書版の単行本を購入。
ここ数巻はちょっと自分の好みから外れていたので買わずにいたのだ。
で、本巻からひっじょーに興味深い話になっているので購入。
2020年、東京オリンピックにぃシノギの匂いがするうううううううう(笑)。
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この始まったばかりのエピソードが特異な点はこれまでどんな事態においてもポーカーフェイスだった白竜が
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焦りと驚愕の表情を頻繁に浮かべている点だ。
あの白竜にそんな表情をさせるぐらいに敵は大きく強大であるというあらわれであり、2020年に向けての闇の濃さが感じられると言うものだ。
この今までにない白竜の敵となるのが
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東京汐留にある世界一の広告屋、電協である(笑)。
博通でも電報堂でもない(笑)。


『町山智浩の映画ムダ話79 スタンリー・キューブリック監督 "突撃"』
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映画その他ムダ話からのMP3音声ファイルの有料ダウンロード。
スタンリー・キューブリックの初期の傑作。
10年以上前にビデオで鑑賞した。
この作品があったから同じくキューブリックの『フルメタル・ジャケット』があり、テリー・ギリアムの『未来世紀ブラジル』があり、スティーブン・スピルバーグの『プライベート・ライアン』があったんだなと初見で妙に納得した覚えがある。
毎度のことながら町山の解説は興味深い部分が多く、フランス兵役で出演したドイツの警官達が数年前の戦争経験者で物腰に勇敢がすぎてキューブリックの演出に合わなかった、とか、カメラの動きに映画監督のマックス・オフュルスへのオマージュがあったとか。
非常に興味深くて面白いんだけど、町山はなぜ唐突とも思えるような今『突撃』の解説をしようと思ったのか?
この『突撃』という映画、スタンリー・キューブリックの重要作(キューブリックの映画で重要でない作品はないと思う)であるし、少なくともキューブリックに興味のある者なら作品の鑑賞はもとより、世に出ている解説や評論を読んでいる者は多いと思う。
そもそもキューブリックに興味がなければ作品鑑賞もしないし評論などを読むこともないだろうから、町山のこの解説は誰に向けてのものなのかよくわからないでいた。
"世界中の軍隊、過去も現在も、世界中の役所、政治、企業、そういった組織において常に世界中で起こり続けている事で、つまり権力関係の上の方にいる人間が自分の失敗の責任を取らず、末端の者に責任を押し付けていくということは常に起こっている事で、日本でも常に起こっている事です"
ああ、そうか。
町山は本当に怒っているんだな。
いや、Twitterでの町山の発言は常に読んでいるのでわかってはいた。
町山が直面しているような現状が今に始まった事ではなく、ずっと昔から繰り返されてきて、責任を取る責任者や管理職として管理が行き届かなかった責任をとるということが今だに実現せずに理想であり続けているこの絶望的な状況をクラシックの名作映画の解説に投じているんだ。
"絶望的な状況は永遠に続く、昔からあって終わらないのかもしれないこんな地獄のような世の中でも救いはある。歌であり芸術であり映画である"
思想信条でいろんな意見があり、町山の意見に与しない、あるいは意見の相違というよりもただ町山を罵倒したいがためにロクでもない差別意識を発露している者もいる。
オイラの勝手な解釈ではあるが、そんなレイシスト共に対してすら町山は
「映画みてみろよ」
と言っているように聞こえる。


『モノがたり: 遺品にまつわる二編』
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AmazonでKindle版購入。
本日電書がでているのをTwitterで知って即購入。
電書だけ。
紙の本では出ていない。
60ページほどしかなく、短編二作だけの本。
これが100円だ。
安いのか高いのか読む価値があるのか無いのか。
オイラは内容と金平の本作なら500円(通常の単行本の最低ラインぐらいの値段?)だしても買ってたね、絶対に。
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オイラからするとこんな丁寧で細かく描画された漫画が100円というのは安すぎるよ(笑)。
ものすごく魅力的な絵柄だと思ってるからね。
これだけの画力と構成力がありながら
「地味」
「パッとしない」
という理由でボツになったらしい。
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なるほど、ボツにした人は暗い漫画家(笑)にカリフォルニアを持ち込ませようとしたのであろう(笑)。
それは持ち込んだ方が悪い、とも言えるが、漫画読みのすべてが明るくて、強くて、品行方正で、派手で、友情勝利ファック(笑)な漫画だけを読みたいと思ってるのかね。
派手なヒット作を出すと出版社が潤い、担当編集者が出世するというだけの話で、読み手への求めに応じているわけではない。
みんながみんな『ドラゴンボール』ばかりを読みたいと思ってるわけでは無いということをはっきり言いたい。
一応言っておくが『ドラゴンボール』をバカにしてるわけではないからな。
敵との戦いと修行と友情というのが売れ線であっても、それ以外の面白さだってオイラは求めているのだ。
出版社が漫画家に進める売れ線なんてものは、そいつらの想像の範囲というか、想像ですら無い現状売れてる現象を模倣しようとするだけだということが非常によくわかった。
要するに楽して売れたい、というあからさまな恥ずかしい話だよ。
その昔、テリー・ギリアムの『未来世紀ブラジル』という映画が、映画会社によって改悪されそうになった時、監督のギリアムは
「暗い映画を明るくしようとしてる」
と断固としたファイティングポーズをとった。
売れてる漫画を否定はしない。
お金を産むことは必要だからね。
金平守人という作家はそれこそ万人にウケるような人ではないかもしれない。
掲載誌が立ち行かなくなるような事態でなければ、少々ヒネた漫画読みの少数のニーズに応えた作品を掲載し、その確実な少数のニーズというものを分かってこその漫画編集者ではないのかね。
金平守人は100人の読者に一回だけ読まれるような作家ではなく、10人の読者が10回読みたくなる様な作家なのだ。

# by 16mm | 2018-07-01 23:05 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)