『エンド・オブ・ウォッチ』『寄生獣』『フューリー』

先週土曜日、心療内科。
先週は風邪をひいたりして、ちょっとパニックを起こしかけたがワイパックスで押さえ込んだ。
現状の薬の量でしばらく様子をみるというのがオイラと担当医の一致した意見。
次の通院は来年になる。


先週土曜日、岩盤浴、ストレッチ。


今年はなんか暖冬なのかしらん?
あまり寒くない気がする。
花粉アレルギー予防の為にほぼ毎日食べていたヨーグルトとハチミツをちょっとサボったら、なんか風邪だかアレルギーだかわからんが、鼻がグスグスに。
なんの音か分からんが呼吸をするたびに鼻の奥でパチパチとなる音が気になってパニックを起こしそうになる。
原因がわかれば不安もなくなりパニックはおさまるのだが。
最近おさまっていた喉の痰が滞留しているような違和感がまた出てきた。
これはとりあえずヨーグルトとハチミツの習慣を再開すればなんとかなるような気がしている。
なんとかなりますように。


本日日曜日、靴の手入れ。
ABCマートの兄ちゃんに教えて貰った通り、ミンクオイルをブラシで塗ってみた。
今までオイラは最初にブラシで靴についている埃を払い、汚れ落としをウエスで伸ばし、その後ミンクオイルをそれ用のウエスで塗布し、余分なオイルを埃落としとは別のブラシで伸ばす、という手順だった。
ABCマートの兄ちゃんの話によると、ミンクオイルをウエスにつけると革に着く前につけたウエスに浸透してしまうらしい。
したがってウエスだと適切にオイルがつかないとのこと。
なのでミンクオイルもそれ用のブラシで塗布して伸ばしたほうがいいと教わった。
やってみたら少量のミンクオイルでもブラシだと伸びるノビル(笑)。
これは良いこと教わったわい(笑)。


履いていたジーパン(おぢさんなのでジーンズとは言わないw)の尻の部分に穴が開いているとママから通達。
オイラは尻に穴があいてるパンクなジーパンで横浜のおしゃれな赤レンガ倉庫にいたということになる(笑)。
......
気にしない(笑)。
夕方暗かったし、オイラよりも変なカッコをした奴はいっぱいいた、はずだ(笑)。
で、ユニクロで
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同じチノパンを3つ購入。
色も全部黒(笑)。
これに定番のチェック柄のシャツで決まりである(笑)。


電書になってから会社の行き帰りで雑誌を買うということがなくなったから、そんなに金をつかってないだろうと思っていたんだけど、オイラが思っている以上にAmazonで色々買っているようだ(笑)。
今年と来年は車検がないので浪費がすぎてるような気がスル。
カード破産ってこういう風に音も立てずに来るのだなと思うと背筋が寒くなるw。


衆議院選挙。
困ったことに支持政党がないばかりか、現状の党のすべてに絶望的になっている。
投票したい個人に投票することでその政党自体を支持するようになるのはなんとも理不尽だけど、しょうがないわな。
政治家が特定の国を悪しざまに公言するのはどうかと思うんだよね。
議員になったらそういった国とも関係を築かなあかんわけだからさ。
そういう意味では中国や韓国を批判する立候補者が現状やたらと元気がいいのが困りもんだ。
なんとなく国民全体に気分が彼の国々を批判的にみるように醸成されつつあることにつけこんでる安易さがいただけん。
嫌いな国があってもいいけど、国会議員としてそれを公言するのはどうよ。
彼らが国会議員になったら嫌いな国に率先して喧嘩を売るんじゃないかとヒヤヒヤもんだ。
またそういう分かりやすさを有権者が求めてるということでもあるから、この有権者にしてこの国会議員なんだろう。
Twitterに書いてあったが、今度の総選挙を棄権するのはどこの政党も支持しないという意思表明ではなく、安倍政権を是とすることになりかねない、と。
心せねばなるまいな。


『ヴィンランド・サガ(15)』
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AmazonでKindle版購入。
結構好きな表紙絵。
物語はヴィンランドに向けて進むわけだが、この塩梅だとまだ数年かかりそうだ(笑)。
展開が地味だと連載切られちゃう恐れがある。
辛抱強く待つ読者がオイラ以外にも多数いることを願う(笑)。


『まんが家総進撃 2』
『漫画家超残酷物語 青春増補版』
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AmazonでKindle版購入。
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安定した面白さ。
上のコマのセリフがツボであった(笑)。
その他、呉智英(くれともふさorゴチエイ)をネタにしたのもゲラゲラ笑えたw。
唐沢なをきはどう思っているか分からぬが、一部のゴチエイに褒められると漫画家としてのステイタスが高いのだと勘違いしている輩に冷水を浴びせてるという風に感じた(笑)。
唐沢よしこのコラムも絶好調。
非常に情報量の多い作品。
費用対効果を考えれば相当オトクではないかね。
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痛墓(笑)。



『恋愛3次元デビュー ~30歳オタク漫画家、結婚への道。~ [Kindle版]』
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AmazonでKindle版購入。
予備知識なしだったが一時的に値段が99円(今は600円)だったので購入。
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画もカワイイし面白くて満足であった(笑)。


『スティーブズ(1)』
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AmazonでKindle版購入。
外国の登場人物に作為的に日本の方言を使わせた台詞回しをさせている。
オイラなんかだと英語での訛りなど分かるはずもなし。
実在の登場人物がでてくる本作だが、実際に訛りがあるのかはわからぬがこの台詞回しによってキャラクターの性格付けまで行える。
コンピュータ・ショップの店長は関西弁だとかね。
これを不自然とみるかは好みだと思うが、オイラは気にならない。
実在の登場人物でしかも外国人の登場人物を理解する上での最初のハードルをうまく下げて引き込む方法としては上手いのではないだろうか。
勝手なイメージに固定されてしまうという弊害もあるかもしれんが、それは司馬遼太郎が描いた坂本龍馬だって同じようなものだから、いいか(笑)。


『スター・ウォーズ:ザ・フォース・アウェイクンズ(原題)/ Star Wars : The Force Awakens』特報』

いや〜w。
アガりますなあ(笑)。
EP1〜EP3がナニだったからあまり期待してなかったのだけどw。
R2−D2らしき筐体のなにかがw砂漠を転がり走りw。
X-ウィングが水面すれすれを高速で飛び。
レーザーのシールドってのはなんとなく思いついていたんだけど、ライトセイバーにレーザーの鍔がつくとは思いつかなんだ(笑)。
ラストのメインテーマとともに飛翔するミレニアム・ファルコンとそれを追いかけるカメラワーク。
萌えるわ〜(笑)。
『スター・ウォーズ』なのに宇宙が映像で出てきてませんがw。
あと1年。
なんとか生き延びて観てみたいなあ。
世界が平和でありますように。


『エンド・オブ・ウォッチ』
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wowowで録画視聴。
『フューリー』の監督であるデヴィッド・エアーの監督作。
以前、宇多丸も映画評で絶賛していた。
観たらリアリティというか臨場感に溢れた傑作。
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本作の主人公達というのが制服警官、おまわりさんなわけよ。
通常の警察モノであれば刑事であるとかFBIが主役であり、いわゆる制服警官はその背景というか書割というかその他大勢というか。
それが多くの場合主役でありえない制服警官が本作ではカッコよく描かれている。
考えてみれば事件現場に最初に来るのは制服警官で、そういう意味では彼らは危険の最前線にいる人たちなのだ。
オイラが本作を観て新鮮であったのは、警察官の彼らにもバッヂを外した生活があり、同僚の友人とバカ話をしながら遊び、女を愛し、結婚し。
四六時中職務である事件や正義について考えているわけではないという描写がよかった。
制服警官というのが事件の初動のみに関わり、その後は刑事やFBIが引き継ぐというかたちだから、どんな事件であっても職務上必要以上に深入りすることができないということもあるのだが。
ただ正義云々は別にしても職業としての制服警官になっている時は真剣に職務をこなす。
本作には所謂「全米を震撼させた」とか「国の中枢にまで及ぶ腐敗」であるとか「レクター博士のような猟奇犯」などの巨悪は出てこない。
出てくるのはどこの街にもいるようなつまらんチンピラ達なんだけど、そいつらアホでも拳銃というものは引き金を引きさえすれば相手を殺傷できるということが分かる程度に頭がいいからw始末におえない。
街のチンピラだろうが国の中枢にいる悪党だろうが、結局殺されたらどちらでも同じだ。
そんなどうってことない奴らを相手に多くの制服警官は職務として命をかける。
本作が一人称視点のカメラを多用している事から分かるように、徹頭徹尾末端の制服警官の目線と職務が及ぶ範囲を描き続けている。
末端の制服警官の見る世界とメンタリティー。
サラリーマンで言えば最も多いであろうヒラ社員達のそれに等しい。
どんな職業についていても多くの人は本作の主人公である警官二人に自分を見つける瞬間というものがあると思う。
それがリアルに感じられた理由かなと思う。
傑作である。


『寄生獣』
これに関してはネタバレなしなのであまり内容には言及しません。
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先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
本作の監督である山崎 貴は好きな監督であった。
『リターナー』は今でも好きだし、『ALWAYS 三丁目の夕日 』も面白かった。
が(笑)。
『ALWAYS 続・三丁目の夕日』から『STAND BY ME ドラえもん』まで全ての監督作を観ているのだが(正確に言うと『friends もののけ島のナキ 』だけは未見)、ビミョーにガッカリから愛の鞭どころか愛の拷問にかけたいぐらいのガッカリになってアリャリャとなっていたのだ。
が(笑)。
本作『寄生獣』はオモシロかったよお。
オイラ的には山崎監督復活のような気分で観終えることができたのが嬉しかった。
山崎監督からすれば「オレはなんにも変わっちゃいない」と言うのかもしれんがw。
なにがよかったんだろうか?
共同脚本の古沢良太が良かったのかな。
部分部分の脚色がうまくいっていると思う。
『永遠の0』の岡田准一はともかく、『SPACE BATTLESHIP ヤマト』おけるキムタクのジャニーズ・ファクターの影響を作品上で本作は受けなかったという理由もあるのかな(笑)。
俳優陣は全員良かった。
染谷将太は20代から30代にかけての俳優のなかでもズバぬけた演技力と感性をもってると思うね。
撮影時にミギーがいないはずなので演技はパントマイムでやってたんだろうけど相当なもんだと思う。
その他、深津絵里、橋本愛、東出昌大、余貴美子はもう安定のキャストじゃん。
ミギーの声を阿部サダヲがやってるというのも違和感感じなかったな。
ちょっと思い返してみても非の打ち所がないというか、本年度ベストと言ってもいいんじゃないの。
情感とアクションがうまい具合にかみ合っていた。
本作の最後の方である登場人物との戦いがあるんだけど、その時のアクション・シーンもいいんだけど、どっかの土手の電車の高架下のロケーションがいい。
鉄橋の電線がつながった背景がなかなかカッコイイ。
本作は二部作で来年の4月に続編をやるらしい。
ものすごく楽しみ。
なのでさすがにこれの顛末を今の時点でバラすのはマズイよなあ(笑)。
傑作である。


『フューリー』
ネタバレあります。
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先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
『寄生獣』に続いて久々に映画のハシゴ。
しかし、今回二作とも溜まっていたポイントを使ったのでタダである。
『フューリー』の予告編を観た時からものすごく楽しみにしていた。
映像から緊張感が伝わって来ていた。
ところで本作の監督である
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デヴィッド・エアー。
実際はどうなのかわからんが見た目は坊主で強面なネオナチな極右の人みたい(笑)。
『エンド・オブ・ウォッチ』の監督ににして元潜水艦乗り。
潜水艦から降りたら『エンド・オブ・ウォッチ』の舞台になった場所でチンピラのようなことをしていたらしい。
本当かどうかオイラは怪しいと思ってるんだけど(笑)。
で、『エンド・オブ・ウォッチ』がそうであったように、本作『フューリー』も前線の戦車兵の戦いを描いている。
第二次大戦の大物であるヒットラーがでてくるわけでもなく、世界の大戦の状況云々よりも自分の半径数メートルの戦争をリアルに、末端の兵士の体験した出来事して映画は進んで行く。
物語の構造は『エンド・オブ・ウォッチ』と同じだと言って良い。
で、傑作である
今までも戦争映画は数多くあり、反戦をテーマにしたもの、反反戦をテーマにしたもの、戦争自体をテーマとしたもの。
色々あったけど本作はまちがいなく反戦映画。
それもハンパなものではなく(ハンパな反戦映画は妙な戦争賛美に繋がると思う)、
「戦争ヤベー。行きたくねえ。最悪だあ。ロクでもねえ」
と泣き叫びたくなるぐらい。
戦争というものがいかにロクでもないものであり、人間を疲弊させるか。
戦争の英雄を気取るような人間がいかに実際の戦争を知らないか。
だいたい戦争を始めた人間が前線に行かずに後方で生きているというのが問題だな。
本作ではそういう偉い人が生き残るという部分に言及してはいないんだけどね。
それでも本作のラストで生き残った兵士に向かって
「お前は英雄だ」
と言うシーンがあるんだけど、それを言われた兵士のなんとも言えない、言った方はもちろん賞賛の意味を込めて言った言葉なんだけど、それを聞いた兵士のなんとも理不尽な事を言われたような顔が印象的。
この兵士役の演技力の賜物だともいえる。
英雄という言葉が出てくること自体に戦争とういうものがわかっていない、わかってない奴が戦争をしているという怒りと悲しみ。
本作、登場人物について語り過ぎないという事に徹底している。
あの『プライベート・ライアン』ではトム・ハンクスが学校の教師をしているとセリフで説明させている。
本作では戦車兵の上官役のブラッド・ピットの出自については具体的に触れない。
が、幾つかのセリフと制圧した街での身だしなみを整えドイツ人の女に紳士的に振る舞う態度から、平時では知識と教養を身につけた人間であることがわかる。
しかし戦場ではそんなものが何の役にも立たないことが分かっていて、部下の兵士の話からアフリカ戦線でブラッド・ピット演じる上官が脱糞したことが明かされる。
戦場で生き残る為、部下の命を守る為、作戦を遂行して成功させる為、そして、上官としての強さを部下に示すため、ブラッド・ピット演じる上官は部下の兵士のいない場所で苦悶する。
苦悶するところは部下に絶対見せない。
なぜなら、人を殺す事で生じる良心の呵責や繊細さなどでは上官としての役目を果たせないから。
この上官がカラ元気で粗暴なフリをして非常な態度をしなければならない。
そんなストレスも制圧した街で髭を剃り頭を洗い、身だしなみを整えるという部分で辛うじて均衡を保っていたのだろう。
そんな上官の気持ちをわからない風である粗暴な部下でさえ、周りの目のない時にふと本来の優しさをみせたりもする。
あ〜。本当に戦争はいやだという気持ちになるね。
本作は戦車戦もものすごく見事に撮っていて見応えがある。
戦争アクションとしての娯楽的要素もバッチリ入ってる。
これはいいは。
これも本年度ベストかなあ。
Blu-rayでの再見が楽しみである。
傑作。
オススメである。


今週末は歯のメンテナンス。

by 16mm | 2014-11-30 21:39 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)
Commented by chata at 2014-12-07 21:55 x
ヴィンランド・サガは安定の面白さですね。
ライオンとリマスターは買いましたか?
どっちも高い方を購入しますたw
Commented by 16mm at 2014-12-08 08:46
◼re:chataさん
ライオンは月末にkindle版が出るまで待ちです。
マスターはkindle版でそうもないので買わなくちゃかなあ。
電書は紙の本のような高いバージョンのオマケの概念がないようなのでwそういう意味では損してる気がしてます。
電書ばっか買ってるせいか紙の本を買うのがなんとなく鬱陶しいんですよねえw。


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