『機動戦士ガンダム THE ORIGIN VI 誕生 赤い彗星』『タクシー運転手 ~約束は海を越えて~』『未来のミライ』

五十肩、ロキソニンやロキソニンの貼り薬をしても痛みがひかない。


本日日曜日、銭湯に岩盤浴に炭酸風呂にストレッチ。
ストレッチは毎週のルーチンである首回りのものと、五十肩用の
c0022635_15164738.jpeg
アイロン体操(コッドマン体操)を600mlのペットボトルに水を入れて行った。
ものすごく地味に効いてるような気がする(笑)。


Clarks boots
c0022635_17023967.jpg
ブログを漁っていたら2009年に購入したとある。
靴底の踵がすり減って地元の某靴店に修理に出していたが、靴底のカタがないので修理できないと返却されてきた。
Clarksに出せればいいのだが、国内で修理などやってくれるのかしらん?
二年でダメになるだろうと思ったが、小まめにメンテナンスして愛着もある。
直せないならこのまま大事に履き潰すかな。
長く大事に、ということが世間的に通用しなくなりつつあるような気がする。


ついでに
c0022635_17295097.jpg
2015年3月に購入したPORCO ROSSO(ポルコロッソ)の巾着型ベルトポーチMサイズ。
財布入れに使っていたのだがベルトループに負荷がかかりすぎていたのかボロけはじめた。
とりあえず別のベルトポーチを注文した。
良い感じに年季が入っているのでカメラの部品をまとめるのに使おうかな。


先日撮影した画像をチェック&レタッチをしている。
今回は自前のカメラであるSONY α7Rの最高感度であるISO25600で数十枚撮影。
普段は高感度は使わないのだが、極端に感度を上げるとノイズがのってボロボロな感じになるんだが、良く言えば遠目で見るとふんわりとした感じにも見える。
この表現でなにかできないかという試行錯誤。
コントラストを上げることによってシャドーのノイズとハイライトのノイズが埋没して、中間調のノイズが残るようになるのである。


『機動戦士ガンダム THE ORIGIN VI 誕生 赤い彗星』
c0022635_17463689.jpg
AmazonでBlu-ray購入。
所謂『1st ガンダム』に繋がる
c0022635_17553068.jpg
『THE ORIGIN』を創作した安彦良和によるアニメ版。
本作はそのアニメ版の最終巻であり渾身の集大成と言って良いぐらいのデキ。
なんなら今年のアニメーションのベストと言ってもいい。
まず
c0022635_18025583.jpg
メカ以外のキャラクターの作画の乱れが一切無し。
本当に全部の作画を安彦良和が描いたような心地よさ。
そうなのだ。
オイラのような気合いの入った安彦ファンは全ての画を安彦の手による画で見たいと思っているのだ、本来なら。
同梱されていたメイキングで作画監督が言っていたのが、如何に安彦良和のタッチを再現できるか、という部分に腐心したと言っていた。
なので安彦などは若手の荒削りな作画を見たい(安彦のタッチから逸脱してもいいということ)といっても、作画監督としてはそういうお遊びを入れる余裕すらないということだったのだろう。
実際、最近こそ安彦タッチを描けるアニメーターは増えているようだが、それでも強烈な個性のある安彦の画を似せつつ演技させるなんてのは至難の技だ。
それこそ安彦良和の画に思い入れがなければできないようなものではないかと思う。
安彦良和も本巻での作画に絶大なる自信を持っているからこそ、アフレコの作業時に
「画の表情に合わせて演技をしてください」
と、声優陣に言ったとのこと。
本巻で特筆する部分で言えば冒頭30分ぐらいのルウム戦役の
c0022635_18191340.jpg
艦隊戦である。
デザインと演出面にカトキハジメがたったおかげで単なるアクションではなく、「戦争をしている」という厚みをましていた。
このルウム戦役のシークエンスは『THE ORIGIN』の第1巻のアヴァンでも展開されていたが、メイキングなどで公言しているように演出やデザインを一新している。
例えばドズルの乗ってるムサイのブリッジの手すり。
c0022635_18320743.jpg
第1巻では丸い手すりだったのが、本巻だと
c0022635_18331625.jpg
複雑な形の角ばったデザインになっている。
第1巻と本巻では時間の配分などもあって一概に比べられないが、本巻のルウム戦役の描写は1巻のそれとは別物と言っていいぐらいに印象が違う。
やはり時間を長く取っただけの観応えは本巻に十分ある。
動き、画の精度。
どれも気持ちが良いほどに。
c0022635_18414265.jpg
特に感心した描写でいうと、本作では上の画像のようにバズーカのスコープとザクのモノアイにしっかり被って描かれていて、狙い撃ちをしている実感をともなうところが気持ちいい。
c0022635_18480788.jpg
『1st ガンダム』から言われていた謎の物質"ミノフスキー粒子"(笑)。
当時からこの"ミノフスキー粒子"の所為でレーダーによる索敵ができなくなり、艦隊戦からモビルスーツによる接近戦での白兵戦にならざるをえなくなった、という説明があったんだが、本巻では非常に丁寧に順を追ってヴィジュアルで説明している。
c0022635_18535763.jpg
だからモビルスーツなんだという部分が納得できる。
第二次大戦の日本軍が巨砲の戦艦を誇示している間に世界は航空機の時代になり、負けるべくして負けたのと同じ。
c0022635_18580680.jpg
レビル将軍の薄い茶系の軍服と青い軍服。
茶系は陸軍で青が海軍であるということを初めて知った。
しっかし、この巻の後に『1stガンダム』が繋がるというのは頭では理解できるがこの画的な情報量の差はいかんともしがたいとも思える(笑)。
c0022635_19090287.jpg
例えば本巻のシャアが着ているノーマルスーツが凸凹した厚みのある表現になっているわけだけど、『1stガンダム』だと
c0022635_19094504.jpg
ペラペラな感じなわけ(笑)。
こうやって見るともはや別物(笑)。
脳内補完なしでは続きであると認識するのは難しい(笑)。
c0022635_19124523.jpg
それでもこういうヴィジュアルを観ると『宇宙戦艦ヤマト』と同じく宇宙には上と前後左右しかなく下方は存在しない世界であるという限界はあるにはあるけど、これもしょうがなかろう。
360度の世界になったら『ガンダム』の世界のデザインから一新しなくてはならんだろうからね。
最終巻である本巻はコメンタリーやメイキングなどの特典の厚みがこれまでの倍ぐらいの密度があるので、それらが本編よりも好きなオイラとしては本当に観応え聴き応えのあるもので大満足である。
コメンタリーでは"女子会"と称して数少ない女性キャストと安彦良和の組み合わせがあった。
最初はどうなるかと思ったんだが、世界観に対する女性ならではの視点というものが非常に興味深かった。
例えば
c0022635_19190786.jpg
どうして炎がピンクなのか?
とか
c0022635_19215963.jpg
なぜ爆発が月の輪っかのような感じになっていくのかという疑問が女性のキャストから出ていた。
それを安彦良和が丁寧に解説していくというね。
ド派手な戦闘シーンの後はものすごく生臭い政治劇になり、連邦イコール正義という図式などではないという非常な展開を目の当たりにする。
そしてラストは
c0022635_19265427.jpg
このテロップとともに
"君は生き延びることができるか"
という有名なセリフのナレーションが入る。
この大塚明夫のナレーションにまったく文句はないのだが、それでもこの言葉を永井一郎で聴きたかったというのは正直なところ。
この『THE ORIGIN』屈指のセリフは
c0022635_19353245.jpg
"私に跪け。神よ!!"
これだよコレ(笑)。
なんという傲慢さと気持ちよさ(笑)。
シャア自身が作り出した自分の状況と、戦局を変えるモビルスーツを手に入れたことでの全能感が言わせたのだろう。
『THE ORIGIN』での最初の頃の若い頃のシャアを演じた池田秀一には不安感があったが、ここに来て文句なしな演技を見れた。
大団円ともいえる最終巻だったといえる。


『タクシー運転手 ~約束は海を越えて~』
c0022635_19420365.jpg
先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
Twitterで町山智浩がオススメしていたので観たかったが公開館数が少なく、観るのは難しいだろうと諦めていたら地元の109シネマズ菖蒲で上映。
すっげえうれしい。
偉いぞ109シネマズ菖蒲。
例え1日一回の上映であってもこういう映画を上映しようという志はいい。
で、噂に違わず素晴らしい作品。
今年度ベスト級と言ってもいい。
c0022635_19471010.jpeg
正直いうと、このソン・ガンホ演じるタクシー運転手のゲスさがものすごくウンザリして前半嫌な気分になっていたんだが、後半の展開で大逆転。
この利己的でしかないと思われたタクシー運転手が後半でのある状況を体験することによって命がけの利他的な行為に及ぶ。
この映画の舞台となるのは1980年の韓国で起きた光州事件だ。
詳細を説明できるほどオイラは分かってないので興味がある人はググってください。
雑にいうと、韓国で軍事政権が終焉を迎える最中に一部軍人によるクーデターで政権が再度掌握され復活されるのを民主化の学生が恐れてデモをおこなった。
その民主化を求める学生や一般市民に対して軍人や警察が実弾による発砲を含めた虐殺を行った。
この光州事件は情報統制がされて海外に韓国でどんなことが行われているかが伝わらないでいた。
同じ韓国であってもソウルのタクシー運転手は光州での軍事政権反対の学生蜂起も、親に金を出させて勉強しない奴らだという風に思うほどに情報が伝わっていない。
それが実際に光州で知り合った学生が軍人によって無残に惨殺されたのを目の当たりにした時から、タクシーの乗客であったドイツ人のジャーナリストと共にこの惨劇を世界に発信するために本当に利他的とも言える命がけの行動をする。
なんといっても韓国のジャーナリズムは情報統制されているので、そういう意味では外国人のジャーナリストに希望を託すしかない。
このソウルのタクシー運転手とドイツのジャーナリストを逃がすために光州のタクシー運転手たちが
c0022635_20154997.jpg
『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のクライマックスでデス・スターの情報をもって逃げる同盟軍兵士のごとく、希望をつなぐリレーのように命をかけて権力と戦って散っていく。
本作でオイラが胸をかきむしられるような気になったのは、一期一会というものに対する覚悟と重さだ。
ソウルのタクシー運転手は当初金の為にドイツ人のジャーナリストを乗せた。
しかし、最終的には金には代えられない大義を厳しく自覚した。
それは世話になったドイツ人ジャーナリストがタクシー運転手との再会を望んで名前と住所を聞くんだが、それは偽名だった。
このドイツ人ジャーナリストが光州事件を世界に報道することで名を馳せ、銃撃で破損したタクシーを直してくれたり、もしかしたら現地でのサポーターとしてタクシー運転手を英雄として世界に発信するかもしれない。
ソウルのタクシー運転手はそんな俗な中に自分を置くことを潔しとしないのだろう。
友情を感じたドイツ人ジャーナリストとは再会したいとは思ったろう。
しかし、再会した瞬間に光州事件での様々な犠牲とともに歴史の中に消えていった仲間たちの利他的な行為を汚すことにもなる。
ソウルのタクシー運転手が一人俗な中で賞賛を浴びることへの抵抗だったのだと思う。
それはおそらく外国人との友情よりも重かったんだろう。
それは言葉で言うのは簡単だが、人間誰にでもある功名心のような俗なものに取り込まれることは多いものだ。
本当にオイラはこのソウルのタクシー運転手を見習いたいなと思う。
それがオイラが本作に感動した部分でもある。
更に本作ってクーデターを起こした軍人も十把一絡げで悪人として描いていない。
全く言葉による説明はないのだが、検問の軍人がソウルのタクシー運転手のトランクを開けた時に、間違いなくこのタクシーが手配中の車だと確信する証拠を目の当たりにするんだけど、それと知りつつ見逃すんだよね。
だから軍人の中でもこのクーデターをよく思ってない人間もいるというのをちゃんと描いている。
ちょっと本当にすごい映画だと思った。
Blu-rayは買うであろう。


『未来のミライ』
c0022635_20391399.jpeg
先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
『タクシー運転手 ~約束は海を越えて~』の後に鑑賞。
半分ぐらい気絶(笑)。
細田守の作品なのに(笑)。
劇中に出てくる家が非常にユニークで感心したぐらい(笑)。
ところどころ覚えている"ダルマさんが転んだ"的なところとか(笑)。
面白いと思いつつ気絶(笑)。
なので総論としては語れず、である。

by 16mm | 2018-07-22 20:42 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)
トラックバックURL : https://rts3.exblog.jp/tb/29647005
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
Commented by chata at 2018-07-22 21:07 x
Clarks 履き心地良いですよね。スニーカーですが2足履きつぶして現在3つめ履いてます。

気絶最近多いですか?w
Commented by 16mm at 2018-07-22 21:35
■re:chataさん
Clarksって購入当初は知らなかったんですが、それでもオイラのブーツは履き心地も良いし、長く履いているので愛着もあるし。
購入当初から靴底の張り替えは無理かも、と店員さんに言われてもいたんですが......やっぱ無理かなあ。
大事に潰そう。

なんか最近気絶多いですね(笑)。
映画の良し悪しに限らず気絶。
ヤクと疲れの所為かしらん(笑)。
つーか1日に二本は止めたほうが良いかもね(笑)。


<< 『この世界の片隅に』『町山智浩... 2018年第3回更新のお知らせ >>