『bao』『インクレディブル・ファミリー』

先週土曜日、心療内科。
ひと月半ぶりに行ったら病院が改装されていた。
受付のシステムも若干変わり、オイラなどもギリギリ対応できたが(笑)、システムを新しくするとまごつくことがあるよなあ。
便利にするために新しいものを取り入れようとすれば、その"新しいもの"に対応しにくい人間もいる。
オイラもいずれ"新しさ"に対応できなくなるんだろうな。
診察はいつも通り。
特に症状が悪くなってない旨を担当医に話し、薬は減薬せずにすることで合意。


先週土曜日、歯のメンテナンス。
いつものように美形で剽軽なドS歯科衛生士女史に歯石を取ってもらう。
女史と健康問題について話し、うろ覚えでオイラの血圧の高さを言ったら開いた口が塞がらないような表情をされる。
先生が
「血圧の数値なんて自分の身長を超えなければいいんだよ」
と、心強いことを言ってくださる(笑)。
女史、呆れてものも言えない(笑)。
先生、一度買って売ったカメラを再度購入。
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Nikon Df だ。
やっぱ持ってて嬉しい貫禄があるねえ。
オイラにとってはミラーレスでないことと、解像度がイマイチなところが難点なんだが、操作性とデザインはオイラ好みである。
このデザインで2400万画素以上のミラーレスを20万円台でだしてもらいたい。


本日日曜日、銭湯に岩盤浴、ストレッチ。
五十肩は地味に少しづつ改善している模様。
ストレッチは大事である。


先週の駐車場を管理している不動産屋が破産してしまった問題。
破産管財人の弁護士に電話したところ、その土地の大家さんから連絡が来るまで待っていてください、とのこと。
待っていてください、というのはそのまま駐車場を使い続けていいのか?という部分には言及されず。
なんとも釈然としないまま今でも使っている。
オイラ以外でも二台ほど車の出し入れがその駐車場で行われている。


『赤塚不二夫が語る64人のマンガ家たち 立東舎文庫 Kindle版』
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AmazonでKindle版購入。
電書版にならないかなと思って待っていた。
電書読みになってから欲しい本を紙の本で買うということをしなくなり、以前より読みたい本を読まなくなってるような気がする。
本書は1995年に"スポーツニッポン新聞"紙上で連載されたものらしい。
このころの赤塚は実質アルコール依存症であり、自作のアニメ化も一段落しつつ、漫画の新作は発表していないころだ。
なのでおそらくその当時の新人漫画家などについては知らないんだろうな。
この本に出て来る漫画家は自分と同期や、手塚治虫などの自分より歳上の漫画家達についての交友などを綴っている。
大友克洋や鳥山明ぐらいが赤塚にとって関心がある新人だったのかな。
あだち充や高橋留美子などについても語っている。
なかには「なんでこんなヤツをページを割いて語ってるんだ?」というのもあるけど、赤塚なりの興味のある漫画家だったのだろう。
疑えば本書はどこまで赤塚の語りなのか?という疑いがなきにしもあらずであるが、語り口に漫画とその漫画家に対する愛情が垣間見える。
漫画、好きな人だったんだな。


『結婚までの歩みをリレー漫画にしてみました。』『破天荒息子としたたか娘の取扱説明書』『きょうの横山家 1 』
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AmazonでKindle版購入。
無料版の電書の『本当にあった笑える話』に連載していた横山了一と加藤マユミ夫の夫婦リレー漫画が面白かった。
画的にはヨメの加藤マユミの方がしなやかな描線で好きであるが、横山の硬めの描線が意外と物語にマッチしていて面白かった。
画の硬さが自分の子供たちの不条理感を的確に描写できてるような気がする。
いわゆる家族の切り売り話ではあるが、それをやれば誰でも面白い漫画が描ける、なんてことはない。
『結婚までの歩みをリレー漫画にしてみました。』はお互いが結婚するまでの状況をそれぞれの視点で描いているんだが、この二人、同じ状況をほぼ同じように感じ取っていたようで、ヨメはこう思っていたけどダンナはそう思っていなかった、というのがあまりない(笑)。
そいういう意味では意外性というのは少ないのだけど、夫婦としてのマッチングは非常に良いのだなと感じた。


『漫画家本special 吉田秋生本 』
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以前紹介した本書を会社の昼休みに読んでいる。
漫画をあまり読まない漫画家(笑)の吉田秋生がインタビューで
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『岳』は読んでいたらしい(笑)。
ますます親しみが湧いた(笑)。


様々な問題について
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え〜、非常に恥ずかしい話であるがオイラの死刑に関する気分はコイツと同じであるということが露呈してしまいました(笑)。
本当に恥ずかしいが死刑に関しては同じでもコイツと一緒にされるのは本意ではない(笑)。
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ここんトコずっとTwitter界隈を賑わしている公僕の杉田水脈と公僕予備軍の長谷川豊
杉田水脈、水脈と書いて"みお"ですか。
名前はカッチョいいですね。
オイラ、この人の作文読んでないんですが、ネットで散逸している文章のみで判断するが、この人はアレかねセックスというものを子作りのみでしか考えない人なのかね?
生産性なんて言葉を使ってるわけだが普通の夫婦のほぼ99パーセント以上は積極的に子供を作らないためのセックスのはずだと思うんだけど。
オトコなんざ、相手もいないのに射精する行為を高校生ぐらいから始めるよ。
あ、高校生というのはオイラがオナニー始めた年齢なんだけど(笑)。
これってまったく生産性ないよね。
異性間で生産性云々を言うなら子供が生まれたら即妊娠、子供が生まれたら即妊娠。
年子当たり前で妊娠出産のサイクルを常に繰り返してこその生産性という言葉ではないかね?
でも実際は人間の母体的にも経済的にもそんなことはできない。
産んでも一人か二人か三人程度。
一人っ子も多い昨今、この程度の差など産むか産まないかでしかないわけで生産性という言葉がふさわしいとは思えない。
なるほど同性愛だとハナから子供を生産することはできないとするからこその杉田水脈の言い分なんだろうけど、セックスが異性間であっても子供を作るのが第一義であるなんてことはないんだからね。
ちなみにオイラは精神分析学者の岸田秀の本をずっと読み続けて私淑している。
岸田の唱える唯幻論の信者である。
つまり
"すべては幻想である"
"人間は本能の壊れた動物である"
という言葉を信じている人間なのである(笑)。
本能というのがプログラムのようなものであるとするなら、人間以外の動物は発情期というものがあり、それ以外の期間で生殖行為には及ばないようにされている。
それが本能というものだ。
人間が動物的で本能丸出し、などと無軌道な行動を指す言葉として言うことがあるが、それは間違いである。
人間は本能が壊れたから年中色情にまみれていると言ってもいいだろう。
なので生殖行為が純粋な子孫を残す行為から自由になっちゃったわけだ。
単純にオチンチンをオマンコに入れるという本能的な生殖行為から自由になったことでセックスに付随する行為が様々な要素とくっついちゃった。
あるものは中身ではなく下着に制欲を感じたり。
あるものは革のボンテージをつけないと性的興奮を得られないとか。
言うまでもなくこれを考えただけでも生産性という言葉が似つかわしくないようなめんどくさい状況になっちゃった(笑)。
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長谷川豊に「結婚しない男は殺せ!」と言われている立場のオイラ(笑)。
コイツは他にも色々ムチャクチャなこといってるけど
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この人自分の言葉で
"女が完全にトチ狂って本能に支配されきって完全にクルクルパーにならないと子供産もうなんて思わないから"
この言葉も相当なもんだがこれに続く言葉も相当で書き出す気持ちが失せますな。
あの〜、男は、というかオイラなどは射精の寸前は何も考えられないというか白痴と申しますか、長谷川豊的なボキャブラリーで言えばクルクルパーな状態です。
普通男ってそうじゃないかね(笑)。
男はクルクルパーの状態で種を植えてると言えると思う。
更に言えばパートナーの妊娠において男はなかなか肝が座らない傾向があるけど、女性の方はそうそうに腹をくくってると思う。
クルクルパーなどではなく冷静にことにあたろうとするのは女性の方ではないか。
言いたくはないが、この長谷川豊の身内を含めた知人たちにも女性はいるだろうけど、長谷川にこんなこと言われてなんとも思わないのだろうか?
そして長谷川は自分の身内や知人の女性が読むことを想定してこの言葉を口にしたのだろうか。
前述した杉田水脈長谷川豊も、頭良く見られたい、知性があるように見られたいという思いから気の利いたことを言ってるつもりになってるんじゃないかね
オイラもいろいろ言葉で失敗しているが、気の利いた面白いことを言うのには知性と教養とわずかなセンスが必要だと思う。
オイラが知ってる限りそれができたのは若い頃のビートたけししかいない。
ビートたけしがいっていた、人の悪口を言う時の作法で、「お前は最低だけどオレは最高」というのは一番センスがない悪口だと。
「オレも最低だけどお前もダメだよな」という風に悪口を言われている方も言ってる方もどっちもどっちだという風にするのが誰も傷つけない悪口の作法なのだ。
杉田水脈にも長谷川豊にもそんなセンスも知性も教養も皆無だ。
それらがない人間の言葉は単なる暴論。
杉田も長谷川も自分たちは最高だけど自分以外の人間は最低だと言っているに等しい。
こんなヤツらはどんな立場でも口を開いて欲しくないね。
なんでヤツらは議員を辞めさせられたり、議員候補としてふさわしくないと思わないんだろうか。


『bao』『インクレディブル・ファミリー』
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先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
メインの『インクレディブル・ファミリー』を語る前に恒例の短編映画について語りたい。
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『bao』だ。
最初
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『Pao』と読み違えちゃった。
『Pao』でもモンゴルの饅頭状の家屋の意味で同じかなと思ったけど、これは中国の話なので『bao』。
『bao』は中国語で"包む"とか包子 bāoziで"中華まんじゅう"の意味があるようだからこっちの方が正しい。
この短編がさあものすご〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜くラブリーなのよ(笑)。
もう一度書くよ。
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ラブリー。
この中国人のおカミさんの表情も実にいい。
ある日中華饅頭に生命が宿って、このおカミさんが大事に大事に育てていく。
ちょっと過保護ではないか?と思うぐらいに。
最初はおカミさんと一緒に行動し、一緒に太極拳なんかもする中華饅頭。
......
オチは言わないけど、これは母離れ子離れに関する寓話なんだが、画的にも内容的にも実によくできている。
エンドクレジットで2Dのデザイン画が流れるんだけど、これもまたものすごくいい。
もうこの短編だけで腹一杯。
この短編だけで入場料払っていいと思ったぐらい(笑)。
これでメインの『インクレディブル・ファミリー』がつまらなくてもいい、とまでおもったが、それは杞憂であった。
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『インクレディブル・ファミリー』もさすが。
今回は女性が外に出て働くという事に対する男のストレスというものを描いている。
最終的には家事育児というものの大変さを男に対して自覚させるような構成になっている。
このような物語は以前からずっと作られ続けているものだが、いまだにこれが作られるという事に男社会の根深さというのを感じられる。
Mr.インクレディブルことボブが家事育児の大変さを実感して
「週に1日でもいいから自分の自由な時間がほしい」
と言わせる。
男が子育てのヨメに対して無理解に咎めるであろうこのセリフを男に言わせるということがポイントであろう。
そんな教訓めいた部分もありつつ、本作はアクションも映像も文句なし。
この手のヒーローに対する批評的な構造の作品が面白いと感じると、やはり
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『ウォッチメン』はエポックメイキングな存在なのだなと再確認する。
他、細かい演技、ボブが椅子に座ろうとして膝を机にぶつける演技をしたりね、非常に手間のかかることをピクサーは相変わらずしていて、それを厭わないという。
これは絶対敵わないよな。
本作の登場人物の実業家
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ウィンストン・ディヴァーなんだが、顔は声を担当した
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ボブ・オデンカークに似せてるようなんだけど、オイラは上映中ずっと
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ウォルト・ディズニーに似ているように感じていた。
......
いや、似てないかもしれないし(笑)、この意見は製作者も本意ではないかもしれんけどね(笑)。
監督のブラッド・バードの才能絶対主義的な優越的思想も若干含まれてはいるけどね(笑)。
それでも本作は十分に楽しめたしBlu-rayは絶対に買うであろう。
オススメである。

by 16mm | 2018-08-05 22:04 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)
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Commented by chata at 2018-08-11 01:53 x
ブログにマンハッタン先生の登場回数多いですよねw
初めて見たときの衝撃は忘れられません。おもに下半身w
Commented by 16mm at 2018-08-11 11:21
■re:chataさん
たしかに拙ブログでのマンハッタン先生の登用回数は多いですね(笑)。
マッパなのに強いというのがオイラの幼児性をしげきするのだらうか(笑)。
しかし日本だってマッパではないがパンいちのクライング フリーマンというヒーローがおる(笑)。


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