『平凡倶楽部 単行本(ソフトカバー)』『カメラを止めるな!』

先週土曜日、歯のメンテナンス。
いつものように美形で剽軽なドS歯科衛生士女史に歯石を取ってもらう。
試供品で貰っていた従来からモデルチェンジした某歯磨き粉についての感想を話す。
先生にもモデルチェンジした歯磨き粉が如何にオイラにとってヌルいものになったか(笑)を話す。
一般ウケしない味の歯磨き粉が一般ウケするようになったら、他の歯磨き粉と同じではないか。
一般ウケするような味になったおかげでオイラのような"味音痴の変態"(女史がマジにオイラにゆったw)からは「ヌルい」と思われて離れていき、"味音痴の変態"以外の人だって今更モデルチェンジして味を変えておもねたところで使う人が増えるとも思えない。
こういう大衆迎合的なことは変態からも普通の人からも喜ばれないということを覚えておき(笑)。


本日日曜日、銭湯に岩盤浴、ストレッチ。
岩盤浴が毎週のルーチンになっている。
岩盤浴場でストレッチすれば五十肩に効果あるんじゃね?という儚い希望(笑)。
五十肩は以前よりマシにはなったが完治には至っていない。
そして本日、銭湯の下駄箱の鍵を紛失。
3000円の弁償なり。
トホホ。


SONY ブルートゥーススピーカー SRS-X1BC ブラック [防水]
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会社の友人に勧められたスピーカー。
もうモデルチェンジしてこれよりも性能が良くてやすいものが出ているが、この球体のカワイさは
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BB的なアレではないか(笑)。
定価で購入すると14000円ぐらいだが、友人の好意でメルカリで5000円で落としてもらう。
ほぼ新品と言っていいほどの状態で、備品が元箱を含めて全部ついていた。
このスピーカー、音に真剣な人にはオススメできないんだが、これを自分の眼に見えるところではなく、例えば机の下だとかにおいておくと、なんつーかスピーカーの存在を意識しないで音が広がり出てくるという不思議な感じが体験できるのだ。
割とビリビリするような低音の振動が心地よかったりもする。
もともとiMacのiTunesで音楽を再生するときは内臓スピーカーで聴いて満足していた程度の耳。
なのでこの非力な出力のスピーカーでさえ良い音にきこえたということもあるんだが、オイラは満足。
Bluetoothで接続できるというのも面倒がなくて良い。
非常に良い買い物だったと思う。


2020 東京オリンピック 返上賛成
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いやもう、東京オリンピックが決まった頃からオイラは反対していたけど、それはもう言わん。
反対だったけど口にも出さずに行動も起こさなかったんだからコレは賛成していたと同じだと受け取られてもしょうがない。
だからこそこの立て続けの災害の復興のためにオリンピックで使うカネ、組織委員会や電通が手にする金を被災地に回してもらいたい。
金と人手があればなんとかなる被災地の事態がオリンピックの為に割けないというのであれば天災が人災にかわることにもなろう。
違約金とか世界的な信用とかもあるけど、内政面でとんでもない事態になっている国に喜んでくるようなアスリートはいないぞ。
トランプとマブダチなシンゾーが頭を下げて「アメリカでやってください」と言ってくれないもんかね。
アメリカでなくてもいいけど。
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被災地の避難所ではこんなこともあると初めて知った。
いや、容易に考えつくことであるけど、加害者である男も天災の被害者だからとナアナアですまされるという最悪な事がおきているとも聞く。
呑気にお祭り騒ぎをしている場合ではないということ。
現政権の責任において返上すべきだと考える。
その為に税金が上がったり使われるのは喜んで納得する。


『ザ・ファブル(15)』
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AmazonでKindle版購入。
派手さはないが不穏な雰囲気と緊張感が張り詰める。
最後に大きな事態がおきるが、それも今後さらに大きな展開をもたらすための布石であろう。
現状連載している誌上でもファブルの所属している組織の今回の敵役である山岡のシリーズは続いており、そして全貌はいまだにわかっていない。
ボスから自らが手を下す殺しを禁止されている主人公のファブルは如何に事態を収拾するのか?
ものすごく興味深く楽しみな今後である。


『西原理恵子の人生画力対決8』
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AmazonでKindle版購入。
紙の本で買ってなかった巻を購入。
やっと電書になったのと250円と安価であったからね。
大御所の萩尾望都が画力対決に参戦し、それをめぐって伊藤理佐やヤマザキマリという錚々たるメンバーが絡むというね。
面白いものであった。


『できるかなロワイヤル』
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AmazonでKindle版購入。
週刊SPA! 誌で掲載していたものを集めたものだ。
やってることはこれまでの『できるかな』シリーズと同じ筈なのに全く面白くない
近頃のサイバラの立ち位置は置いておいても、漫画としても面白さは担保されている筈だと思っていたのだが......。
巻末の方に今更な2011年公開の永瀬正敏と小泉今日子で主演された実写映画についてのエッセイ漫画が掲載されていたが、これは非常にシャープで面白かった。


『石ノ森章太郎 の物語 [ 生誕80周年 - 石ノ森自身が描いた15の自伝的ストーリー 漫画作品集 - ] 』
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書店で書籍購入。
幼少期の家族との関わり。
とりわけ精神的な後ろ盾であった姉の存在。
手塚治虫との愛憎等。
だいたい雑誌掲載時などで十数年前に(笑)読んだものばかりだが、懐かしさと資料的価値として再読したく購入。
恐ろしく筆の速い作家であった。
大友克洋と同郷という。
石ノ森にすごく傾倒したということはないんだが(『仮面ライダー』等は熱狂的に観ていたが石ノ森の原作として意識したことはなかった)読んで楽しんだ作品は少なくない。
オイラもそうなのだが石ノ森の提唱した"漫画"を"萬画"にという宣言に他の漫画家達もまったくのらなかった。
"漫画"は"漫画"であり"マンガ"でも"まんが"でもあるにも関わらず"萬画"という名称には抵抗感があった。
うまく説明できないが、"漫画"としてずっと慣れ親しんだもの。
それは連綿と続いてきた通俗文化の"漫画"の厚みを一人の漫画家によってご大層な理屈を付けられて改名させられようとする嫌悪がすくなくともオイラにはあった。
石ノ森がつけた"萬画"の理屈などは改名などせずとも宿っているという風に感じていたから。


『平凡倶楽部 単行本(ソフトカバー)』
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Amazonで書籍版購入。
不覚な人生を送ってまいりました(笑)。
その中でもしくじらない自信をもっていたのが漫画選びでした。
例えばアニメや実写化された作品で良いと思ったものは既に原作漫画を読んでたり知ってたりしていて、「この原作があるからアニメ(実写)は成功したんだよ」とか「この原作でこんなアニメ化(実写化)はないだろう」とか。
つまり評判になったアニメや実写作品で自分で劇場に足を運んで観るような映画は、ハナから原作漫画を読んでいたり知っていたりするということに自信を持っていたのだ。
が。
こうの史代は一昨年の『この世界の片隅に』の映画を観るまで知らず。
いや、単行本の画ぐらいは記憶にあったが、そんなの読んでないのといっしょ。
原作コミックが最初ではなく、あくまで派生したアニメに感動してから原作のこうの史代を知ったという、オイラとしては非常に屈辱に満ちた(笑)、自分のある種の傲慢さを自覚せざるを得ないような事態であったのだ。
こうの史代の画は端正であるがどことなくオイラの好みから外れているようで、読んだ作品は全て面白かったにも関わらず購入して読むというペースは遅い。
今まで『この世界の片隅に』『長い道 』『街角花だより』『夕凪の街 桜の国』と読んでいるが、これとてこうの史代の作品のごくごくほんの一部だ。
で、そのどれもがすべて感動的にすばらしい。
今後も遅いペースなれどすべての作品を読破するつもりである。
さて、今回購入した『平凡倶楽部』という作品。
読もうとした切っ掛けはTwitterで本書に掲載されている
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『古い女』の抜粋。
言っとくけどね、画に紛れている広告の裏写りって間違いじゃないからね(笑)。
広告の裏写りを作品にしてるんだよ。
ちなみにこんなこと今更なんだけど、こんなことすら自分で本を購入してわかったことではなく、Twitterの情報で知ったというのが本当に不覚だと感じるわけ。
本書は漫画も収録されているんだが、こうの史代の手書きの文字によるエッセイが多くを占めている。
巻末でこうの史代も本書がエッセイであると言っている。
が。
あえて言う。
本書は紛れもなく漫画だ。
言い過ぎではないとハッキリ言うが、こうの史代は本書によって漫画の表現のレベルを豪腕で押し広げたと言って良い。
まずね文字が多いと言っても、すべて手書きなわけ。
手書きは文字をキャラクター化する。
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こんな感じに長谷川町子の『よりぬきサザエさん』のような文字とダジャレな画で言葉を繋げて行くということもあるが、それだけではない。
見開き2ページにエッセイを書いているんだが、不自然に空白があったり文字が太くなってたりしてる。
この見開きを遠目で見ると一つの画になっているとかね(笑)。
さらに"河野"という判子をペタペタ押して建物を表現するとか(笑)。
判子の擦れなどで調子を表現してるんだけど、果たして擦れたり擦れなかったりする塩梅を作成時にどうやって行ったのだろうか?
作成レベルでまったくわからん。
というかデジタルをつかってないなら(いや、デジタルを使っても)ものすごい時間と手間をかけていると考えられる。
作者の想像力とそれを再現する技術があればどんな表現でも漫画たり得る。
高校時代に読んだ筒井康隆の『乱調文学大辞典』ぐらいに表現の幅を広げたように感じた。
少なくともオイラはそう思った。
こうの史代は漫画が好きで表現に対して本当に求道的であり、天才であると思う。
こうの史代を自力で見つけられなかったのはオイラの一生の不覚である。
ちなみに言っておくけど、今回オイラが購入したのはAmazonで購入した1296円の『ソフトカバー』版 というものである。
この他に2376円の『オンデマンド (ペーパーバック)』版というのがあるらしい。
この値段の高い『オンデマンド (ペーパーバック)』版『ソフトカバー』版にあるカラーページがモノクロになっているとのこと。
なぜ『オンデマンド (ペーパーバック)』版は値段が高いのにカラーが収録されていないのか?
本書はカラーの方が良いと思うので値段の安い方の『ソフトカバー』版 をお勧めしたい。
他の単行本に比べれば150頁に満たない薄手の本でありながら、読み進めるのが相当に重量級な厚みがある。
明日からカバーを取り去って中身だけどカバンに入れて通勤で読み進めるつもりである。


観たい映画
『1987 ある闘いの真実』
ぜひとも109シネマズ菖蒲で上映してもらいたい。
埼玉県で2館だけだよ。
もっと上映してよ。
みんな韓流すきでしょ(笑)。


『カメラを止めるな!』
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多少ネタバレあります。
先週金曜日109シネマズ菖蒲。
いろんな意味で話題作である。
ものすごい低予算で作られながら斯界の方々の絶賛の嵐を追い風に全国に拡大上映中である。
で、幸運なことに地元の109シネマズ菖蒲でも上映。
この手の映画では割と観客が入っているように感じられる。
宇多丸のラジオ番組ムービーウォッチメンでの評論では

リスナーの9割が絶賛だったという。
宇多丸も評論のなかでネタバレを気にしていたが、まあいろんな人がいるからねw、ネタバレで損なわれるような映画ではないような気がするんだよね。
正直言うと始まってから三分の二ぐらいはノレなかった。
最初の三分の一であるワンシーンワンカットのゾンビ映画での
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このヒゲの監督役が鬱陶しくてダメだったのよ(笑)。
自分に合わねえなあと思いつつ観続けたら、最後の三分の一で大逆転(笑)。
ああ、ヒゲの監督の鬱陶しさってこういうことだったのか。
その最後の三分の一って前半のゾンビ映画のメイキングになるんだけど、それがメチャクチャ面白い。
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その後半で上の画像のメガネの女の子、撮影監督助手の役なんだが、マジで転んでたりするわけ(笑)。
それがなんとも微笑ましくてね。
映画を作ると言うことの情熱と生真面目さ。
上の女の子だけでなく出ている役者が皆真摯に真剣に取り組んでる様が素晴らしいと感じられる。
オイラはそこに感動した。
チープな機材にチープなゾンビのメイクアップ。
とてもじゃないけど世界基準の映像なんて撮れないけど、間違いなく世界基準以上の情熱は感じられる。
オイラなどはこの後半があったからこそイマイチだと思っていた前半三分の二が後から納得できるものになった。
これはすげえ。
人によって面白いポイントは違うと思うけど、オイラは前述した部分に本当に感動した。
あとね
「ポン!」が良かったよ(笑)。
「ポン!」が(笑)。
何言ってるかわかないだろうけど。
どんな人に観てもらいたいかといっても、オイラが観た周りは明らかに普段映画を観にきてないような人が多かった。
チープな映像をチープとしか考えられない人にはお勧めできないね。
役者陣が本当に全員すばらしい。
彼ら、これをきっかけに役者の仕事の幅が広がる可能性があると思う。
皆ハングリーで真面目で、映画の力を信じて下僕になるのを厭わない。
ただね、本作の売り文句に"制作費300万円"というのがあるけど、毎度300万円程度でヒット作が作れると思ったら大間違いだぞ。
今回は偶々だと映画プロデューサーの諸氏は認識してもらいたい。
同じスタッフで次作を作るときは少なくとも、すくなくともだ!、今回の100倍の制作費を工面してやれや。
情熱だけで映画を作れると思ったら大間違いだ。

by 16mm | 2018-09-09 21:14 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)
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Commented by chata at 2018-09-09 21:35 x
同僚が前にその丸いスピーカーを社割で購入し、自慢された記憶がありますw
Commented by 16mm at 2018-09-09 21:45
■re:chataさん
持ち運びに良いかなと。
今のスピーカーはこれよりも安くて性能が良さげなんですが、デザインのキュートさにやられました。
音自体はどちらにしてもチープスピーカーの部類でしょうからすごい感じのものではないのかもしれませんが、オイラには十分すぎるものだと思ってます。


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