2018年 02月 26日 ( 1 )

『デトロイト』

本日月曜日、会社を有給でサボり。


先週土曜日、歯の治療。
今まで左下の歯が銀のメタルの被せだったのを保険適用の折セラミックに変更。
先生、メタルの歯をおっかなびっくり取り外す作業。
「痛くないか?」
と、かなり気遣っていただくが、オイラまったく痛くない(笑)。
メタルの歯を取り外した後いつもの美形で剽軽なドS歯科衛生士女史に仮歯を作ってもらう。
人間性はおいておいて(笑)女史の作る仮歯は違和感ない。
先生との雑談で
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"Vario-Tessar T* FE16-35mm F4 ZA OSS"の話がでる。
このレンズのAF作動時に"ジー"だとか"ギー"だとかの音がでるか?と聞かれてオイラの持っている"Vario-Tessar T* FE16-35mm F4 ZA OSS"で試したところ、確かに音がする。
言われるまで気がつかなかった。
カメラに顔をくっつけていて聴こえる程度の音だとは思うので、周りに聴こえるようなものではないと思う。
ただ動画撮影時の同時録音ではその音が入るとのこと。
とりあえず次回の治療時にオイラのレンズを持っていって同じような音なのかどうか試してもらうことに。
こうなってくると、この手のカメラで動画を撮る場合、くやしいがキヤノンのUSMの方が良いのかもしれんな。
同録で駆動音が入るなんて致命的だよなあ。
オイラは静止画でしか使わないし、使うときはモデルの女性にセクハラな言葉をのべつまくしたてている時なので(笑)どっちみち気にならないし聴こえない(笑)。


本日月曜日、銭湯に寝湯、ストレッチ、赤外線サウナ。
身体を柔らかくしたいものだなあ。


『タカコさん 3巻』
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AmazonでKindle版購入。
知っている言葉なのに出てこないこと。
観葉植物を育てる。
占いの話。
マッサージの話。
etc......
描かれている内容は本当に些細な"気付き"の話だ。
その些細なエピソードを漫画の物語として構成できるのも漫画家の技量の一つだと思う。
ただこの手の日常エピソードは多少の違いこそあれ割と多く漫画のネタになっている。
その中で本作をオイラが選んで読む理由は、作者の新久千映の端正な絵柄の所為であると思う。
グリグリ目玉のタカコさんの可愛いことよ。
本巻でタカコさんが音痴であるということが判明し、ますます萌えるのであった(笑)。


『金魚妻 3』
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AmazonでKindle版購入。
黒澤Rのシリーズ続巻。
黒澤Rの作品を楽しんで読んでいたのだが、なぜだか本作は頭に入ってこない。
絵柄が変わったわけでなく、物語の感じが変わったはずもないのだが。
読み手のオイラの気分の問題のような気がする。


『秘密×秘密 Hのときにわかるオトコとオンナの本音(2)』
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AmazonでKindle版購入。
作者の もんでんあきこ については名前だけ知っている程度。
Kindleのサンプルを見て、好きな絵柄で好きな内容なので購入。
なぜ2巻から買ったかというと、特に理由はない。
キャラクターを変えた短編の連作のようなシリーズ作品なのでどこから読んでも問題ないだろう。
素敵な描線は好みだが、やはりオイラ自身がこの手の男女間の機微の物語に飽きているのだろうか?
どうにも頭に入ってこない。
エロティックなこの手の話は大好きだった筈だが、いよいよオイラも枯れて来たのか(笑)。


大杉漣 死去
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大杉漣を知ったのは北野武の『ソナチネ(Sonatine) 』。
北野武は面が割れていないような役者を非常にうまく演出するから、当時大杉もそのうちの一人だった。
ヤクザとしての凄みを強烈に感じさせながらも、ユーモラスな演技ができる。
しかも"不器用"な人間の演技ができる。
言うまでもないが不器用で下手くそな役者が"不器用"演技ができるわけがない。
その時は名前を意識してなかったけど、爬虫類顔的な怜悧さが非常に印象深かった。
北野武の映画を観る度に出演していたのでそのうち顔と名前を覚えるに至り、その過程で世間的にも広く大杉は知れ渡っていったんだと思う。
もうとにかく残念でならない。
ご冥福をお祈りいたします。


2月14日 マージョリー・ストーンマン・ダグラス高校乱射事件
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アメリカ社会の強みだったはずの「議論」が成り立たなくなっていくことです。(ロシアの関与をとりあえず脇に置いておけば)投票という民主的行動によって選ばれた大統領が、じっくり時間をかけて民主的な政治や社会を破壊しているーーこれは将来に禍根を残すことになるでしょう。------モーリー・ロバートソン
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AR-15ライフル銃の所持者であり、「銃を持つ権利」の根拠を裏付ける修正第二条の信奉者である米国人男性の大きな決意。


『デトロイト』
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先週土曜日。
ユナイテッド・シネマ春日部。
なかば劇場での鑑賞が叶わないと諦めていたところ、なんとか上手いタイミングで滑り込んだ感じ。
これで多少なりとも映画好きの面目を保てたかな(笑)。
オスカー有力候補という触れ込みであったが、実際は候補にすらなっていない(笑)。
『ハートブルー 』と『ハート・ロッカー』のキャスリン・ビグロー。
考えてみればオイラにしてみても面白かったと思ったのは上記二つぐらいなもの。
『K-19』なんていうオイラが見ても原潜の原子力や放射能の扱いについておかしいんじゃね?と思うものもあったりして。
リアル志向の監督というのもアテにならんなと思った。
そう言う意味では『ハート・ロッカー』にしても『ゼロ・ダーク・サーティ』にしても詳細をオイラは知らないだけで結構雑な作り方をしてるのかしらん?とか思っちまう。
そういう懸念を感じつつも、パンフレットに町山智浩が寄稿しているとなんとなく観たくなる(笑)。
最近映画のパンフを買わなくなって久しいが、この手の実際の話をベースにした映画の場合社会背景がわからなかったりした場合、パンフに町山の解説があると知るとつい買ってしまう(笑)。
本作で扱われた暴動についてもまったく知らないものだった。
1967年。
オイラの生まれた年だよ。
本作の冒頭にこの暴動にいたるまでの歴史が簡単に描かれる。
第一次世界大戦後、南部から職を求めて北部にやってきた黒人たち。
それを恐れて都市部から郊外に移り住む白人たち。
都市部は黒人が多くなり、そこの治安を暴力で管理するのが白人の警官たち。
この辺りは銃社会についての映画、マイケル・ムーアの『ボウリング・フォー・コロンバイン』でも描かれていたな。
本作は違法酒場でのパーティーから始まる。
前述した通り、オイラはこの時代のアメリカの状況を全く理解していないので、"違法酒場""パーティー"が物語的に重要な情報なのかもわからず。
実際はベトナム帰還兵に対するパーティーである以上のものではない。
ただこのなんてことないパーティーがその後の暴動の引き金になっている。
本作
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『スター・ウォーズ』出演のオタク野郎(褒め言葉 為念)ジョン・ボイエガが主演格扱いではあるのだが、実際は物語を構成するピースの一つ、"one of them"だ。
オイラが名前と顔が一致するのはジョン・ボイエガのみなんだが、他の役者がそれぞれ実にうまい。
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名前は知らなかったけどレイシストの白人警官役のウィル・ポールターもすげえ上手い。
本作は暴動が起こっている最中の緊張状態で、オイラに言わせればまったくモノを考えないバカ黒人の一人が競技用ピストルを白人警官に向けて撃っちゃた事からおこった陰惨な事件だ。
バカ黒人の撃った競技用ピストルの空砲を狙撃と勘違いしたところから、警察や州兵が狙撃場所のモーテルに踏み込み、狙撃兵と銃を出せとそこにいた黒人と白人女性に厳しい尋問と拷問を加えた。
競技用ピストルの音から端を発して警察官が黒人を殺害するというなんとも悪夢というかギャグのような事態。
しかし本作自体はユーモア皆無の徹底した陰惨な描写をしている。
本作を観ての感想というのは色々あるだろうが、オイラは緊張状態における様々な人々の状況とその後を描いた作品だと感じた。
白人に媚をうる黒人。
自分を白人と同一視して黒人を見下す黒人。
白人を女性以外は唾棄する存在としてみている黒人。
黒人差別主義者の白人警官。
黒人差別主義者の白人警官を「レイシスト」と罵る白人警察官の上司。
傷だらけの黒人を親身になって病院につれていく白人警官。
ジョン・ボイエガは白人に大きな顔をされつつもなんとかうまくやっていこうとする黒人を演じていた。
デトロイトのさらにほんの一部の地域だけでこれだけ違った感性の人間たちがひしめき合っているという現実に正直目眩がする。
レイシストの警察官とそうではない警察官が同じ場所にいて成り立つものなのか?
黒人が白人女性と仲良くなったりセックスするようになったりすることに今だにセンシティブだということを聞いたことがある。
本作でもそのような描写があるんだが、そのあたりは今も昔も変わらないのだな。
あと銃社会についてオイラからするとなんとも妙な規範だと思うのだが、逃走する犯人を後ろから撃つということが何故それほど禁忌なのだろうか?
丸腰の人間を撃つのはいけないとかさ。
オイラなどは結局銃社会で撃つのに前からも後ろからも同じだろうと思うんだが。
その一方で1992年に日本人留学生射殺事件なんてものがあって、丸腰の子供にマグナム弾を撃っちゃう。
それを陪審員裁判では撃った側が無罪。
規範がブレまくってように感じるんだが。
本作に戻すと、この事件の後警備員として立ち会っただけのジョン・ボイエガが殺人の容疑者扱いされたり、拷問された黒人の歌手は白人のために歌うことができなくなった。
それぞれがそれぞれの人生に深い影をおとした顛末となっている。
しかもそれは今だに続いている事象だ。
本作は過去の出来事を描きつつもそれを昔の出来事だと思わせないという主張で作られていると思う。
言ってみれば非常にタフな映画であったと思う。


今週末は車検。
『シェイプ・オブ・ウォーター』を観なければ。

by 16mm | 2018-02-26 21:47 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(4)