2018年 03月 11日 ( 1 )

『シェイプ・オブ・ウォーター』『ブレードランナー2049』『ブラックパンサー』

本日は3月11日。
東日本大震災からまだ7年しか経ってない。
それなのに日本でやるオリンピックを含めて本当に不謹慎極まりないことが多すぎるよ昨今。


先週土曜日、歯の治療&メンテナンス。
左下のメタルな歯を陶器の白い歯に代えてもらう。
もう一つ奥が銀歯なんだが、そこはまだ保険適用にならないらしい(笑)。
意図的に口の中を覗いたり、見るのに躍起にならない限りわからないとは思う。
いつものように美形で剽軽なドS歯科衛生士女史に歯石をとってもらう。
女史の作る仮歯は違和感全くないのでずっとつけてても良いかなとも思う。
衛生士としての技量と人間性はまったく関係ないっちゅうこっちゃ(笑)。
次回、先生の手元に来るであろう
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α7 IIIを見せてもらうことになっている。


本日日曜日、銭湯に寝湯、ストレッチ、赤外線サウナ。
毎度思うことなのだが、週一のストレッチでは身体の硬さは治らない(笑)。


『私のおっとり旦那』
Twitterで初めて知った作家と作品。
凶悪な眼が魅力的(笑)。
内容も面白い。
絵柄も好み。
単行本化、電書化を強く希望。
その際は是非ともこの魅力的な4Cカラーで出してもらいたい。
webではカラーなのに単行本化するとモノクロになっちゃうなんておかしいからね。
そういう本って結構あるから。
金払ってんのにオリジナルのカラーにならないってのはどういうことだと言いたい。


ピップ マグネループ EX 高磁力タイプ ブラック 50cm
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Amazonで購入。
先週なんの前触れもなく切れてしまった。
ので、ソッコーでamazonでポチる。
おそらく5〜6年使ってたんではないかな。
有識者から結構バカにされつつもこのオカルトな磁気ネックレスが手放せない(笑)。
この他にチタンとかゲルマニウムのものがあるようだが、それも効くのかもしれないが、オイラはこの磁気タイプ。
こいつであのひどい肩こりが治ったんだから(笑)。


『ザ・ファブル(13)』
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AmazonでKindle版購入。
待望の新刊。
といっても毎週立ち読みして顛末を半年ぐらい前には知っているのであるが、やはり面白い。
本巻で
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ウツボ編はお終い。
このウツボというキャラクター、悪意にブレがない。
自覚的に悪事を働いて言い訳を一切しない。
それが最期までブレなかったのは良かったと思う。
過保護の親に育てられた子供。
その親子から金を巻き上げて何が悪い、ということだ。
子供や親に自覚を促すなんてことは一切なし。
そんなことしたら偽悪ないい人になっちゃう(笑)。
そういう意味ではこのウツボの悪意というものは共感しやすいんだけど、本当にウツボみたいな人間がいたらオイラなども格好のターゲットだろうな(笑)。
このエピソードに出てきた
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ヒナと鈴木って生きてるので、今後もなにかの切っ掛けで出て来る可能性があるよな。
あったら面白いエピソードになるだろう。
そいう期待が全く裏切られる気がしないのが本作の恐ろしいところである。
ちなみ本巻の途中から新章に向けてのブリッジになる。
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登場キャラクターの顔芸というか顔相撲というか(笑)、非常に面白いよ。
このほとんど表面的にはなにも起こっているように見えない状態って次巻でもしばらく続くんだが、このストロークの長さによって爆発の威力が増す気がする。
そう期待させるし、その期待を裏切ってこなかったのか本作だからね。


『気が合う女友だちは三千里たずねなくてもいる 』
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AmazonでKindle版購入。
友達を作れずあるコミュニティーで一人になる恐怖というというのは誰にでもある。
オイラにもある。
いや、あったというべきか。
オイラがそれを恐れたのは小学校と中学校の頃だ。
狭い学校のなかで自分一人だけが孤独でいるというのは恐怖だった。
おそらく学校での孤独ってのは"いじめ"と対になっていると思う。
だから友達がいないということが恐怖だったんだろうな。
で、今はどうかというと、基本的にはかなり孤独に耐性がついたような気がする。
気にかけてくれる友人知人が僅かでもいるので、それにあぐらをかいて、結構不義理にしている自覚もある。
オイラにとって誰それと仲良くなりたい、という動機で仲良くなろうとすることがストレスで、そのストレスに比べたら独りでいた方がずっとましだ、と思うような人間だ。
友達が100人いたら自分一人の時間がなくなると思うんだが、そういう人は自分一人の時間というものがいらない人なのかしらん?
オイラからすると大人になっても友達を神経症のごとく欲するというのは、"いじめ"や"村八分"の危険を自覚してのSOSのような気がする。
結婚して子供がいて、その子供の学校の行事などのサークルで他の人と馴染めないというのは結構なプレッシャーだろうね。
そういう意味での友達作りなのかな、と本書を読んで思った。


『BLUE GIANT SUPREME(4)』
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AmazonでKindle版購入。
学生時代、なんとかジャズを好きになろうとしてCD買って聴いていた事があったが、結局馴染めずに終わってしまった。
作者の石塚や本作のキャラクター達はオイラには分かりえないジャズの魅力に取り憑かれてるんだろう。
それでもオイラがこの作品が好きなのは音楽が鳴らないからだ。
いや、正確に言えばオイラの耳にジャズの音として本作が鳴らないからだ。
これはもちろんdisではないつもりだ。
オイラは本作を本巻のライブでのセッションのシーンでは4人それぞれの高揚感やあせりや楽しさや激しさといった感情が音楽として聴こえて来る。
本来ならその場面で鳴っているジャズを思い浮かべるべきだろう。
作者の石塚もそれを望んでいるのは間違いない。
ただオイラはジャズでもクラシックでもロックでもない何かの音圧を本作から間違いなく受け取っている。
それが受け取れて良かったと思っている。


祝 第90回アカデミー賞最多4冠『シェイプ・オブ・ウォーター』&ギレルモ・デル・トロ
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先週の月曜日は熱かった。
まさか作品賞で『シェイプ・オブ・ウォーター』が、監督賞でギレルモ・デル・トロが取るとは思わなかったよ。
本当に目出度い。
というか作品の持つ力に他ならない。

町山智浩 男泣き(笑)。
笑い事ではない。
町山も言っているとおり『シェイプ・オブ・ウォーター』が作品賞をとって米アカデミーに認められたということは、今後素晴らしい作品であれば『ゴジラ』も『アベンジャーズ』も『バットマン』もお高くとまった文芸な映画作品と互角に戦えるということだ。
町山は『シェイプ・オブ・ウォーター』をずっと本命だといっていたから余計に感無量だろう。
オイラだってまさか『シェイプ・オブ・ウォーター』が取るなって思ってなかった。
対抗とされた『スリー・ビルボード』だって文句なしの作品。
どっちがとったっておかしくないけど、今回は『シェイプ・オブ・ウォーター』がとった事に本当に意味がある。
話はちょっと違うが、ギレルモ・デル・トロの映画の怖さってのは見た目に厳しい残酷描写だと思う。
直接的な描写があるようでないんだけど、例えば人体を切断したりする場合のそれに行くまでの緊張感の盛り上げた実にうまい。
『シェイプ・オブ・ウォーター』で言うと顔面に弾丸が撃ち込まれて、穴のあいた頰に口の中から指を突っ込んで引きづり回す、とかね(笑)。
アップでは撮らないけど、顔に穴があくのも、その穴に指を突っ込まれるのもいやだよね(笑)。
なんつーか、人体を無機質なものとして描写するというか、それが怖さなんだよね。
人体を単なるモノとして無造作に扱われるということの恐怖。
おそらくこれって監督のギレルモ・デル・トロがやられて嫌なことをやってるんではないかね。
そう言う意味では暴力をスタイリッシュにではなく、暴力を暴力以上でも以下でもないものとして描く北野武と似てると思う。
とにかく今回のオスカー、『スリー・ビルボード』が取るだろうと予測していたオイラはハズレたわけだが、すごく嬉しいものであった。


『ブレードランナー2049』
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AmazonでBlu-ray購入。
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日本語吹き替え版で観てみた。
町山智浩の解説を聴きながら物語を反芻。
今後断片的に色々書く事にする。
まず本作の主人公である"K"について。
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移植された記憶から勘違いし、自分が望まれて生まれた"人間の子"であると思い込んだことで不必要な悲しい思いをすることになる"K"
しかしね、そもそもさ、冒頭で農夫のサッパー・モートンとの格闘で身体ごと壁を突き破らされたり
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逃げるデッカードを追いかけて壁をぶち破ったり(笑)。
そんな頑丈な人間はいないというのはわかりきっているわけで、この時点で自分は普通の人間とは違うと思わざるを得ないと思うんだが。
このあたり、設定が微妙な感じするんだがどうなんだろう。
真面目に考えるならこんな人間離れした頑丈な身体をもっているのに人間の子供であるかもしれないとミスリードさせるってのは映画的にはどうなのよ。
前作の『ブレードランナー』も相当にツッコミどころがある映画であったが、そういう脇が甘いところまで真似する事ないと思うが。
初見劇場で観た時は"K"がデッカードの息子かもしれないとオイラもちょっと思ったけど、再見したらコレはないはと思ったよ(笑)。


『ブラックパンサー』
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先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
3DIMAX版。
この手の映画はアトラクション的な側面があるから3D上映して入場料稼ぎたい映画館の気持ちはわからんではないが、IMAXで2D上映で観たいというオイラみたいな客もいるんだということをわかってもらいたいもんだ(笑)。
できれば本作もIMAXの2Dで観たかった。
......
愚痴はさておき(笑)、町山智浩をはじめ色々評判が良かったので観に行ってきた。
タイトルの『ブラックパンサー』ってオイラは
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『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』で初めて知ったんだが、アメコミのヒーローとしてはかなり古いらしい。
1966年だからオイラの生まれる前だ。
アメコミに詳しいわけでもなかったため、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』で出てきてもいまいち魅力や強さが伝わって来ず。
今回の単独での映画も当初食指が動かなかった。
実際観た感想を言えばイマイチ面白さに乗り切れなかったように思う。
『ブラックパンサー』は黒人問題などを非常に生真面目に作品に汲み取っていて興味深いとは思っていたんだが。
正直初めての黒人ヒーローという今までにないものなので自分の中にないカッコよさというものに戸惑った。
好みの問題かなあ。
もしかしたら二作目以降なら期待ができるかもしれない。
地球にいながら未知のテクノロジーの世界があるという世界観は政治的なパワーバランス込みで楽しみである。
ちなみに本作の監督ってライアン・クーグラー。
世間的な評価は高いがオイラはかなりダメだった『クリード チャンプを継ぐ男』の監督である。


今週末は心療内科。

by 16mm | 2018-03-11 22:09 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)