2018年 07月 01日 ( 1 )

『白竜HADOU 8』『町山智浩の映画ムダ話79 スタンリー・キューブリック監督 "突撃"』『モノがたり: 遺品にまつわる二編』

日々疲れがとれんなあ。
左肩から二の腕にかけての不調。


先週土曜日、ヘアカット。
一昨年の年末に火災で焼かれちゃった美容室が復活して初めて行ってきた。
薄いグリーンを基調とした清潔感あふれる感じ。
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モリオ フロム ロンドン 大宮店の復活でござい。
火災から一年半、経験しなければしないでいいような事にスタッフたちは耐えてやっとこの日を迎えた。
怪我の功名というべきか、お店のリニューアルにあたり最新式のリラクゼーションの機器、頭と首回りのマッサージを専門のスタッフを配置することができたようだ。
オイラは時間の都合で1時間のコースだったが、最大で90分のマッサージを受けることができる。
次回はこの90分が受けたいがために時間早めに予約した(笑)。
頭皮の状態をマイクロスコープで確認できたり、マッサージルームはカーテンで仕切られた個室で居心地よくリラックスできる。
ギリギリと力強く指を使ったマッサージは格別だ。
そもそもこの美容室のスタッフはみんなマッサージが上手い。
長年マッサージで世話になっているがハズレなしなんだよね。
五十肩で調子の悪い左側よりも右側の方がコリが激しいと言われた(笑)。
肩甲骨に指が入らないと(笑)。
マッサージしてくれるところを見つけようとしていたので、できればひと月に一回ぐらい通ってメンテしてみたいな。
髪の毛は前回同様にブリーチして色付きのシャンプーである"GOOD BYE YELLOW"を髪のカラー剤の代わりに塗りたくるという贅沢な使い方をして見事現在真っ白(笑)。
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ブリーチも、前回かけたところと根元に近い部分のかかってないところを薬剤を時間差で塗り分けるという頭が下がる様な手間をかけてもらっているのである。
モデルがオイラで申し訳ないぐらいである(笑)。


本日日曜日、銭湯に岩盤浴とストレッチ。
車載温度計の外気温が37度(笑)。
湯船につからずボーッとしていても汗が引かねえ引かねえ。
本当にこの左腕をなんとかしたい。
肥満だと治りにくいらしい。
このところ割と暴食しているので(笑)これをきっかけに暴食を改めるつもりである。


『映画秘宝 8月号』
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書店で書籍購入。
地元の大人蔦屋の売り場面積を四分の一縮小して、縮小した分をスーパーにしたようだ。
全国的にもツタヤが閉店しているようで正直焦る。
Amazonでの書籍購入が増えている自分が言うのもなんだが、書店が無くなっていくのは本意ではない。
こないだも、都内の書店で競馬雑誌をスマホで撮影しているサラリーマンがいたので、熱い視線を送ったり、ワザとスマホのレンズに向けて顔を差し込んだり(笑)。
当然オイラは自警団だとか品行方正を気取っているわけではない。
スマホで撮影なんて万引きと同義だと思うけど、そう思ってないヤツがいるってことと、そういう行為が本屋を潰してるということ。
やるんだったら、せめて暗記して本屋の外でメモをするとかね。
それぐらいの手間をとれや。
ところで『映画秘宝 8月号』。
町山智浩のデッドプールの中の人へのインタビュー。
前作の監督を馘にしたライアン・レイノルズだが、結構良い人っぽくて人間の複雑さを感じる。


『ザ・ファブル』映画化
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先々週、唐突に大好きな漫画である『ザ・ファブル』の実写映画化の報。
ファブルの佐藤明 役が岡田准一、とな。
......
いや、岡田准一、好きだよ。
ファブルを演じるだけの体術は確実に持っているし、それを見越してのキャスティングだと思う。
だけどねえ
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この画像のような部分がファブルの大きな魅力なのよ(笑)。
単純に凄腕の殺し屋というだけなら岡田准一どころか、雰囲気さえあればだれでもできる役だと思う。
ファブルのこのようなブサイクかつ全裸で人前に出てくるという(笑)、通常の物語では絶対に主役足り得ないようなキャラクターが主人公として次第に成立していくということに不自然さを感じさせないのが本作の魅力なのだ。
これ、岡田准一だと絶対できないでしょう(笑)。
彼はずっと最初から主役として他人に夢を与え続けてきた人間。
ファブルの佐藤明は誰もが彼を主役と思わないような人間としているんだから。
当然岡田准一はブサイクではないし全裸にもならんだろうな(笑)。
年齢的な部分で成立しないけど、
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ファブルの佐藤明を
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安田顕でどうかなと思うんだけどね。
ヤスケンの顔ってハンサムにもブサイクにも見えるし(笑)、品行方正にも変態にも見えるという特殊な顔立ちだと思うんだが(笑)。
実際映画でヤスケンは
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原作で言うところの海老原 役だと言う。
映画では原作に出てくる組長と若頭である海老原が合わさったような役になるのかな?
まあヤスケンの海老原も悪くはないが、じゃあ原作に出てくる
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ジャッカル富岡(笑)は映画に出てくるのか出てこないのか(笑)。
出てくるんならやはりヤスケンしかいないような(笑)。
いっそのことさ、キューブリックの『博士の異常な愛情』のピーター・セラーズみたいに3役をヤスケンでというのはどうか?
マジで。
まあジャッカル富岡はご存命なら
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文句なしにこの人だったろう(笑)。
映画には期待してるが、どうにも地雷な感じにしか思えんのが現状である。


『白竜HADOU 8』
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AmazonでKindle版購入。
しばらくぶりに電書版の単行本を購入。
ここ数巻はちょっと自分の好みから外れていたので買わずにいたのだ。
で、本巻からひっじょーに興味深い話になっているので購入。
2020年、東京オリンピックにぃシノギの匂いがするうううううううう(笑)。
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この始まったばかりのエピソードが特異な点はこれまでどんな事態においてもポーカーフェイスだった白竜が
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焦りと驚愕の表情を頻繁に浮かべている点だ。
あの白竜にそんな表情をさせるぐらいに敵は大きく強大であるというあらわれであり、2020年に向けての闇の濃さが感じられると言うものだ。
この今までにない白竜の敵となるのが
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東京汐留にある世界一の広告屋、電協である(笑)。
博通でも電報堂でもない(笑)。


『町山智浩の映画ムダ話79 スタンリー・キューブリック監督 "突撃"』
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映画その他ムダ話からのMP3音声ファイルの有料ダウンロード。
スタンリー・キューブリックの初期の傑作。
10年以上前にビデオで鑑賞した。
この作品があったから同じくキューブリックの『フルメタル・ジャケット』があり、テリー・ギリアムの『未来世紀ブラジル』があり、スティーブン・スピルバーグの『プライベート・ライアン』があったんだなと初見で妙に納得した覚えがある。
毎度のことながら町山の解説は興味深い部分が多く、フランス兵役で出演したドイツの警官達が数年前の戦争経験者で物腰に勇敢がすぎてキューブリックの演出に合わなかった、とか、カメラの動きに映画監督のマックス・オフュルスへのオマージュがあったとか。
非常に興味深くて面白いんだけど、町山はなぜ唐突とも思えるような今『突撃』の解説をしようと思ったのか?
この『突撃』という映画、スタンリー・キューブリックの重要作(キューブリックの映画で重要でない作品はないと思う)であるし、少なくともキューブリックに興味のある者なら作品の鑑賞はもとより、世に出ている解説や評論を読んでいる者は多いと思う。
そもそもキューブリックに興味がなければ作品鑑賞もしないし評論などを読むこともないだろうから、町山のこの解説は誰に向けてのものなのかよくわからないでいた。
"世界中の軍隊、過去も現在も、世界中の役所、政治、企業、そういった組織において常に世界中で起こり続けている事で、つまり権力関係の上の方にいる人間が自分の失敗の責任を取らず、末端の者に責任を押し付けていくということは常に起こっている事で、日本でも常に起こっている事です"
ああ、そうか。
町山は本当に怒っているんだな。
いや、Twitterでの町山の発言は常に読んでいるのでわかってはいた。
町山が直面しているような現状が今に始まった事ではなく、ずっと昔から繰り返されてきて、責任を取る責任者や管理職として管理が行き届かなかった責任をとるということが今だに実現せずに理想であり続けているこの絶望的な状況をクラシックの名作映画の解説に投じているんだ。
"絶望的な状況は永遠に続く、昔からあって終わらないのかもしれないこんな地獄のような世の中でも救いはある。歌であり芸術であり映画である"
思想信条でいろんな意見があり、町山の意見に与しない、あるいは意見の相違というよりもただ町山を罵倒したいがためにロクでもない差別意識を発露している者もいる。
オイラの勝手な解釈ではあるが、そんなレイシスト共に対してすら町山は
「映画みてみろよ」
と言っているように聞こえる。


『モノがたり: 遺品にまつわる二編』
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AmazonでKindle版購入。
本日電書がでているのをTwitterで知って即購入。
電書だけ。
紙の本では出ていない。
60ページほどしかなく、短編二作だけの本。
これが100円だ。
安いのか高いのか読む価値があるのか無いのか。
オイラは内容と金平の本作なら500円(通常の単行本の最低ラインぐらいの値段?)だしても買ってたね、絶対に。
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オイラからするとこんな丁寧で細かく描画された漫画が100円というのは安すぎるよ(笑)。
ものすごく魅力的な絵柄だと思ってるからね。
これだけの画力と構成力がありながら
「地味」
「パッとしない」
という理由でボツになったらしい。
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なるほど、ボツにした人は暗い漫画家(笑)にカリフォルニアを持ち込ませようとしたのであろう(笑)。
それは持ち込んだ方が悪い、とも言えるが、漫画読みのすべてが明るくて、強くて、品行方正で、派手で、友情勝利ファック(笑)な漫画だけを読みたいと思ってるのかね。
派手なヒット作を出すと出版社が潤い、担当編集者が出世するというだけの話で、読み手への求めに応じているわけではない。
みんながみんな『ドラゴンボール』ばかりを読みたいと思ってるわけでは無いということをはっきり言いたい。
一応言っておくが『ドラゴンボール』をバカにしてるわけではないからな。
敵との戦いと修行と友情というのが売れ線であっても、それ以外の面白さだってオイラは求めているのだ。
出版社が漫画家に進める売れ線なんてものは、そいつらの想像の範囲というか、想像ですら無い現状売れてる現象を模倣しようとするだけだということが非常によくわかった。
要するに楽して売れたい、というあからさまな恥ずかしい話だよ。
その昔、テリー・ギリアムの『未来世紀ブラジル』という映画が、映画会社によって改悪されそうになった時、監督のギリアムは
「暗い映画を明るくしようとしてる」
と断固としたファイティングポーズをとった。
売れてる漫画を否定はしない。
お金を産むことは必要だからね。
金平守人という作家はそれこそ万人にウケるような人ではないかもしれない。
掲載誌が立ち行かなくなるような事態でなければ、少々ヒネた漫画読みの少数のニーズに応えた作品を掲載し、その確実な少数のニーズというものを分かってこその漫画編集者ではないのかね。
金平守人は100人の読者に一回だけ読まれるような作家ではなく、10人の読者が10回読みたくなる様な作家なのだ。

by 16mm | 2018-07-01 23:05 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)