これほど無力感に苛まれた事は無い。
電話で問い合わせ、方々を彷徨い歩き、それでもめぐり逢えない。
DVD版『機動戦士ガンダムUC』(笑)。
Blu-rayはあるとのこと。
アレか、もうDVDで観るヤツはマイノリティーなのか(笑)。
DVDはレガシーなメディアなのか(笑)。
お願い、プリーズ、早く追加のDVD出して(笑)。
できればカトキのパッケージで(笑)。
そんな中、『機動戦士ガンダムUC』のサントラを見つけられたのは幸運だったのかもしれん。
で、ずっとヘビー・ローテーション中。
●UNICORN
●MOBILESUIT
●ON YOUR MARK
●BRING ON A WAR
辺りを集中的に。
デニス・ホッパーが余命わずかとの事らしい。
思い入れがあるのは、私が前に乗っていたセリカのCMにデニス・ホッパーが出ていたからだ。
本日ジムに。
ストレッチ。ランニング・マシン18分で1.7キロ。筋トレ。ボクシング。
ボクシングは一年以上レッスンしていたインストラクターのお姐さんが今日でいなくなる。
ので、来週からはランニング・マシン1時間を課すことにした。
別のお姐さんがボクシングのレッスンをするようだが、もういいや(笑)。
90.50キログラム。
また増えつつあるのか(笑)。
定期券を入れるパスケースがいい加減ボロボロになったので購入。
考えてみたらパスケースを自腹で買ったのは初めてだな。
今まで使っていたのは学生時代のバイト先の人に貰ったものだ。
どうしているかな。
自腹のパスケースは黒の牛革。
透明なカバーがついていないのを。
あれがバキバキ割れてボロボロになるんでね。
また10年ぐらいもたせよう(笑)。
あ、ならもうちょっと値の張るヤツを購入すれば良かったかな(笑)。
『理系の人々2』
新刊が出た。
同じサラリーマンとして共感できる内容なのが良いのだろう。
オイラ自身はまったく理系ではなく、かといって文系の使えるヤツでもないので(笑)、だからこそ理系の頭の良い奴に憧れるなあ。
よしたに氏は今月のガンダムA誌でも描いてるとの事。
雑誌、買っちまうかな(笑)。
雑誌の整理をしていて捨てようとしていたカメラマン誌2007年9月号を何気なく見たら、小さくではあるが
ラルフ・ギブソンの記事があるではないか。
あぶねえアブネエ。これは取っておかなくては(笑)。
なるほど、ライカのMPを使っているのか。
......
こういうのに影響されてライカが欲しくなるんだよね(笑)。
ポンサクレック対亀田興毅。
亀田はヒールで生きていくべきだな。
後はベビーフェイスが出てくれば盛り上がるんだが。
ヒールにはヒールの魅力があるもんだけど、亀田にはそれすらなくて、不徹底なんだよね。
父親の相変わらずの品のなさがなかなか良いのだが、これをちゃんと計算してやってるならたいしたもんだと思うんだけどね(笑)。
無くなったと思っていたMagneLoopが見つかった(笑)。
埃まみれて整理した雑誌の隙間に(笑)。
なぜこんな所に(笑)。
しかも前のは今のより長い。
長いのがたしか生産中止になったとか言ってたっけ。
だから中くらいの長さと小さいのが残っていたのか。
なので、現在MagneLoop二つを首に巻いている(笑)。
先週も映画はなし。
iPodTouchでの視聴のみ。
今後の【観ようかなリスト】
『シャッター・アイランド』
『アリス・イン・ワンダーランド』
『パーマネント野ばら』
『座頭市 THE LAST』
『アイアンマン2』
『アウトレイジ』
『ザ・ウォーカー』
『アデル』
『踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!』
『トイストーリー3』
『インセプション』
『借りぐらしのアリエッティ』
『SP The Motion Picture』(仮題)
『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』
『SPACE BATTLESHIP ヤマト』
結構楽しみな映画があるんだけど、リュック・ベッソンが『アデル』で再び映画を撮り始めたのがうれしいな。
最後の作品が『アンジェラ』や『アーサー』じゃ物足りないからね。
監督を辞めるにしても『ニキータ』や『レオン』なみの重さの映画を作ってからにしてもらいたいものだ。
一眼レフのデジカメでムービーを撮る事を色々考えていたら、面白いのを見つけた。
本城直季とい写真家がレンズのティルト機能を使い、実景をミニチュアのように見せる作風を生み出した。

最近結構出回っているイメージなので見てる人も多いだろう。
これを動画でやっているヤツがいた(笑)。
Keith Loutitの
"Bathtub IV" 。
映像もすごいと思うのだが、なによりちょっとしたストーリー性があるのがいい。
更に
"Batthtub V"は純粋にヴィジュアルだけで楽しめる。
なんかすごくCGみたい(笑)。
こういうのを思いつくのが天才なんだろうな。
GoogleChromeを使ってみる。
反応がSafari速いような気がする。
正式リリースになったらメインで使おうかしらん。
『キングダム 見えざる敵』
iPodTouchでの視聴。
町山智浩のPodcastでのオススメだったので観る事に。
ちなみにこの監督、『ハンコック』を作った人だったりする。
作風がブレているのか、それとも何でも撮れる才人なのか。
本作は『ハンコック』とはまったく違い、ハードでドキュメンタリーテイストな内容。
良作。
サウジアラビアの外国人居住区がサウジ警察の制服を着たテロリスト達に銃撃される。
これが"虐殺"だとか"皆殺し"というト書きが相応しい描写なのだ。
ダメ押しで逃げる人々を誘導する風を装って、集まった所で誘導した者が自爆して皆殺しにする。
本作はこの陰惨極まるこの事件の背景を、サウジアラビアでは本来捜査権がないFBIが追う。
そして当初は外交儀礼とアメリカへの一定の不信感からFBIの捜査を監視していたサウジ国家警察の大佐が次第に協力していくようになる。
異文化異人種とのコミュニケーションによって成立するバディ・ムービーの形式だ。
この映画、9.11以降の情勢が非常にコンパクトにまとめあげられている。
コンパクトすぎて、情報量が非常に圧縮されて詰め込まれているともいえるが。
9.11がなぜ起こり、そして現在当事国双方がどれほどの傷を負っているか。
そして、それが根本的に解決不可能なのではないかと思わせる心情がラストでアメリカとサウジの両方で吐露される。
まったく同じ心情、つまり今後お互いがに相手を皆殺しにするという意思だ。
アメリカとサウジの登場人物達の眼のクローズ・アップが続く。そこには勝利の高揚も仇うちを果たした達成感も感じられない。
ただただ憎しみの連鎖というものが断ちがたい鎖のように続くであろう虚無のような絶望があるのみ。
しかし、この映画で憎しみの連鎖というものをはっきりと描いていることで、少なくとも観た者はそれを意識できたのではないか。
そう、我々の中には憎しみがリレーのバトンのように渡され、それが連鎖しているのだという事を意識するだけでもいいのだ。
決してアンカーのいないリレーというものを無意識ではなく、意識的になるということで一歩が踏み出せるのだから。
マイケル・マンが製作を受け持っている所為でもあろうが、後半の銃撃戦のシーンは圧巻。
硬く陰惨な内容を扱いつつもアクション・エンターテイメントとしてもちゃんと成り立っている。
マイケル・マンが監督してたら3時間コースの映画だったろうね。
夜の暗闇に灯る油田の炎とか、美しく叙情的なインサート・カットを多数挿入して(笑)。
そういう意味ではまったく無駄の無い映画作品であった。
悪人顔のクリス・クーパーがFBIというのもすごいが(笑)。
ベン・アフレックのカミさんジェニファー・ガーナーの巨乳にも眼が釘付けであった(笑)。
劇中、FBI長官と司法長官とのやりとりがいい。
司法長官「賭けるか?」
FBI長官「司法長官殿、私ならとっくにキャリアを賭けている」
司法長官「葬ってやる」
FBI長官「<略>命に限りがあると悟ったら、命を失うことは怖くなくなった。どのみち死ぬのなら重要なのは死に方だ。"勇敢に死ねるか"今も同じ決意だよ。<略>」
"勇敢な死"というものは悪用されやすいものではあるが、そうでなければあらゆる事に勇気を与えてくれるものだな。
『イースタン・プロミス』
iPodTouchでの視聴。
劇場で一度観ていたのだが町山智浩の解説を聴き、再見することに。
この映画、最初に劇場で観た時に気絶したのだ(笑)。
なぜか。
この映画をあまりに捻って考えすぎて疲れてしまった為だと思われる(笑)。
監督のデヴィッド・クローネンバーグの前作である『ヒストリー・オブ・バイオレンス』。
同じくヴィゴ・モーテンセンの主演。
『ヒストリー・オブ・バイオレンス』は穏やかに暮らす父親が実はもとヤクザで殺し屋であったというプロット。
クローネンバーグお得意のエロとグロ。そして記憶の問題。
忘れていた、或は、押し込めていた衝動がよみがえりまったく別の人間になってしまう。
その親父は自分の昔を本当に忘れているのか、ただトボけているのかという事が観終わっても分からない。
そこがクローネンバーグらしい ツイスト(ひねり)になっていたのだ。
なので、『イースタン・プロミス』を観ながら、クローネンバーグがどう捻っているのかばかり気にしていたのだ。
だってクローネンバーグだよ。絶対ツイストをかけてくると思うだろう(笑)。
今回『イースタン・プロミス』を再見して分かったのは、この映画、まったくツイストなし(笑)。
おどろくほど直球なヤクザ映画なのだ(笑)。
そう思ったらすごく楽しめる映画であった。
ロンドンを舞台にしたロシアン・マフィアの物語。
ヴィゴ・モーテンセンを見て、なんとなくスタイリッシュなギャング映画かなと思いきや、グロシーン満載(でもないけどw)ないつものクローネンバーグ映画(笑)。
やはりクローネンバーグはスタイリッシュからはかなり遠い芸風なんだな(笑)。
でもヴィゴ・モーテンセンはカッコいいね。
『ロード・オブ・ザ・リング』の王様の役は絶対ミス・キャストだよな(笑)。
どう考えてもヤクザ顔だもの(笑)。
この映画、実はピストルが出てこない。
殺害はすべて刃物で行う。
その所為か殺害シーンは非常に凄惨である。
ヴィゴ・モーテンセンがサウナでチンチン丸出しで(ボカシなしだよw)ナイフを持った殺し屋と血だらけになって格闘するのが、ある種この映画のハイライト。
素手て相手のナイフをかわす→ゆれるチンチン→背中を大きく切られる→ゆれるチンチン→.......
ツイストのない映画であると言ったが、実はこのヴィゴ・モーテンセン扮するヤクザの運転手がロシアの潜入捜査官であったというのがちょっとしたひねりかもしれない。
ナオミ・ワッツとのプラトニックな関係なんかもシブイ。
高倉健が主演でも成立したかもしれん(笑)。
健さんチンチン出さないだろうけど(笑)。
キャスティングが実にいい。
穏やかなロシアン・レストランの親父が実はマフィアのボスというのがいい。
アーミン・ミューラー=スタールが演じているのだが、本当に人の良さそうな感じにしか見えない。
そのバカ息子役がヴァンサン・カッセル。彼に罪はないが、ヴァンサン・カッセルって本当にチンピラとかバカ息子という感じがよく似合うね(笑)。
潜入捜査をしつつその過程で人を殺し、体中にタトゥを入れたヴィゴ・モーテンセン扮するニコライ。
彼が守った赤ん坊は、自分がもう帰る事の出来ないイノセンスを託そうとしたからだろうか。
『ブラックホーク ダウン』
iPodTouchでの視聴。
これは押井守が絶賛していたので再見することに。
分かりにくい所は何度かプレイバックしたりして観ていたのだが、これがまた面白かった。
劇場で観た時には、あまりの情報量に往生していたのだ。
やはり落ち着いてニュアンスを確かめながら観るのにはDVDやiPodTouchは有効だな。
初見は劇場にこした事はないのだが。
その初見の時の感想と変わらないのはヘリのシーン。
空撮を含めてこれほどヘリをカッコよく描写した映画はないだろう。
いつも思うのだがこのようなヘリの撮影ってどうやってプランを立てるのだろうか?
アングルはもとより、カメラを動かした時にどのタイミングで画面に入るか、とか、太陽光がどの辺りで入るのか、とか。
その撮影プランが知りたいな。
それともフィルムをたくさん回してその中で良いのを編集で繋げただけとか?
いやいや。
そんな効率の悪い事はせんだろう。
改めて本作を観てアメリカ軍のハンビー(ハマー)がいかにひ弱であるかというのが分かったね(笑)。
RPGどころか機関銃でボロボロになる(笑)。
なまじ装甲車に見えちゃうのが命取りだよな。
あれは単なるジープなんだから(笑)。
敵がAK-47なんかを携行して反撃してくることが前提なら、そもそもハンビーで行くなんてのは無意味。
車体の屋根から出たら当然狙撃されるし、車中にいたって安全ではないし。
そうすると何の役にもたたない。
アメリカがそうなんだから、日本の自衛隊が行くなんて自殺行為もいい所だと思う。
自衛隊を行かせようとしてるヤツらはその辺りちゃんと考えろよな。
ところで『キングダム 見えざる敵』や本作でもそうなのだが、アメリカ兵はどんな時でも仲間を見捨てない、という事が語られている。
『キングダム 見えざる敵』は大勢のアメリカ人が犠牲になったのも理由であろうが、FBIがサウジに行って捜査を強行したのは同じ連邦捜査官も犠牲になったからだ。
しかし、これは映画的な偽善ではないだろうかと思っている。
つまり一人を助ける為に、或は、一人の無念を晴らす為に10人であるとか100人の命をかけるという事はアメリカのような冷酷なリスク・コントロールする国では本来あり得ないのではないだろうか。
ある種の理想、或はそれを夢想するだけで現実には違うのだろうと思っている。
『ブラックブック』
iPodTouchでの視聴。
以前DVDで視聴した。再見。
非常に面白かった。
単純にナチを悪者にしておしまいにしてないのが良い。
冷酷な殺戮を行うも、普段はピアノを弾き陽気に歌う教養人もナチにはいる。
またナチに反対するレジスタンスが正義かと言えば、平気で仲間を売り火事場泥棒のように私服を肥やすヤツもいる。
こういうバックボーンがあるから『インサイドマン』でのあの銀行家の後ろ暗さがより鮮明にわかった。
ドイツにオランダを占領されたことがありながら、それらを相対化して描いたオランダ人監督のポール・バーホーベンの勇気には頭が下がる。
ポール・バーホーベンはオランダに帰ってよかったな。
ちゃんとこういう映画を撮れるんだから。
ちゃんとエロとグロとゲロも出てくるし(笑)。
ヒロインのカリス・ファン・ハウテンが歌っているシーンがあるのだが、歌、吹き替えかな(笑)。
素敵な声だな。
おっぱいは見せるは万華の色を染めるシーンを見せるは(笑)、男のチンチン(ボカシはいってたけどw)は見せられるは、ゲロは吐くはで、もうこれだけやったら怖いものなしだろう(笑)。
映画自体は非常に良い映画だ。