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『ヴィンランド・サガ』TVアニメ制作決定

先週土曜日、歯のメンテナンス。
先生に治療済みの部分の定期メンテナンスをしてもらう。
いつもの美形で剽軽なドS歯科衛生士女史に歯の磨きをしてもらう。
女史にキクイモの話をしたら眼を輝かせたが、オイラからしてみれば血糖値がオイラほど深刻ではないので必要ないかもよと言っておいた。
花見の話になり、オイラも女史も花を愛でる趣味はなく、それより糖質を、甘味をという人たちの仲間であるようだ(笑)。
先生、早々に
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α7 IIIを購入。
第一印象は梨地の質感がいいなという感じ。
AFのスピードも速そうだし、タッチパネルでの操作系も良さげ。
タッチパネルはオイラのようにAFを使用しない人間でもフレキシブルにフォーカス・ポイントを動かせそうで便利だと思う。
高感度に強いカメラであるが、オイラはどちらかというと高解像度の方に興味がある。
α7 IIIは写真を撮りつつ動画を撮りたい人向けという印象。
先生とニコンが今後フルサイズ・ミラーレス機を出すかどうかの雑談をするも、あまり期待がもてるような要素がでてこなかった(笑)。
やはりSONYのミラーレスの経験値の積み重ねを考えるとニコンもキヤノンもなかなか太刀打ちできないだろうな。
ニコンやキヤノンが従来のミラーボックスで光を導くOVF(Optical Viewfinder 光学ファインダー)方式を今だに堅持し続けているのは、その利点よりもある種の信仰のようなもののように感じられる。
写真を撮るというのはレンズを通した生の光をファインダーで見て行うものだ、というね。
ミラーレス機でのEVF(electronic viewfinder 電子ビューファインダー)のようなレンズを通った光を電子信号に変えた像が現実ではないフェイクに感じられたんだと思う。
OVF信仰者があげつらうミラーレス機の表示のタイムラグなどの欠点。
オイラからするとそれはミラーレス機の補って余りあるほどの利点で相殺以上されてると感じる。
ミラーレス機の利点であるはずのミラーボックスの省略による小型軽量化もOVF信仰者からすればプロ機材とは思えないチャチなオモチャに感じられたということもある。
SONYやPanasonicがミラーレス機の先鞭をつけたのは偶然ではなく、前述したようなカメラメーカーが縛られていた常識や信仰の埒外にある電機メーカーだったこともあるだろう。
オイラはもうミラーレス機しか使う気がしない。
そのことによってオイラはカメラメーカーの縛りからも自由になっている。
今はSONYを使ってるけど、他のメーカーで良いミラーレスが出たらそっちに乗り換えられる。
AFは使用したいと思ってないのでレンズアダプターによってどんなメーカーのどんな年代のレンズでもつけられる。
EVFでのファインダー内での像の拡大表示を使えばAFよりも正確に目的の場所にピントを合わせられる。
オイラにとっては良い事づくめなのだ(笑)。


本日日曜日、銭湯に寝湯。
どうにも面倒くさくなってストレッチをサボる(笑)。


『ヴィンランド・サガ』TVアニメ制作決定
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ああなんということでしょう(笑)。
喜んで良いのかどうなのか(笑)。
製作会社はWIT STUDIO。
知らんなあ。
と思ったら、母体がIGポートかあ。
IGなら一定の品質は担保できそうな期待。
できればゴローに監督やってもらいたいけど、そうはならんのだろうな。
あ、ゴローってミヤザキではなくタニグチね。
一応期待しておこう。


今週はこんなところで。

by 16mm | 2018-03-25 19:22 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)

『リメンバー・ミー』『アナと雪の女王/家族の思い出』

先週土曜日、心療内科。
このところ花粉アレルギーの所為もあるが窒息感の発作がやや頻発。
目新しいところでは電車に乗っている時に発作の不安がでることがあること。
電車が走っている時というよりも駅で停まっている時に起こる。
そんな時は電車から降りるかどうか迷うのだが、今のところ降りたことはない。
対処法としてオイラは

この指の動きで気を紛らわせている。
オイラにはこれが結構効いてるように思う。
その辺りを担当医に言ったら薬をとりあえず増やしましょうということに。
ここんとこ2ヶ月に一回だった通院だったが薬増量の様子見で一月後に診察を受ける事にした。


先週土曜日、銭湯、ストレッチ、寝湯、赤外線サウナ。


今週半ばに会社同僚の結婚式の二次会出席。
"洋服の青山"に辛うじて着られるスーツを持参して、コレに合うシャツとネクタイとチーフを見繕ってちょ。
したらタイピンまで勧めてきた(笑)。
タイピンも買ってしめて一万七千円也。


vaioのBlu-rayドライブが認識不良を起こしている。
なんとかせねば、と放置中(笑)。


『猫のお寺の知恩さん(6)』
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AmazonでKindle版購入。
この巻が久々に面白く感じたのは、知恩さんと源と昼間ちゃんが話の中心だからかな。
オイラの好みだが、知恩さんに源以外の男がまとわり付きそうなエピソードがいまいちダメなのだ(笑)。
鬱陶しいのだ(笑)。
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昼間ちゃん、カワエエのぉ(笑)。
ツンツンしたこれまでの顔と本巻での穏やかな表情もどっちもええなあ。
単行本の奥付部分の工夫など相変わらず良い。


『リメンバー・ミー』
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ネタバレ、あまりなし(笑)。
先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
IMAX版。
第90回アカデミー賞の長編アニメ映画賞と主題歌賞の2部門にノミネートされて見事2部門の受賞した作品。
驚いた事にピクサー初のミュージカル映画。
『アーロと少年』以来のオリジナル・ストーリーであるが、オイラとしては『インサイド・ヘッド』以来の傑作だと思う。
ここんところピクサーはヒット作の続編を作る事によって安定した興行収入を見込みそれを得ていたわけだが、三本に一本ぐらいのペースでオリジナル作品を出している。
今作は結構リスクの高い題材だったのではないか?
まずディズニーのお家芸とはいえピクサー初のミュージカルであるということ。
さらにアメリカとしては外国であるメキシコを舞台にした物語の上にその国の祝祭である"死者の日"にまつわる物語として描いている。
"死者の日"って最近映画で結構出てきてる。
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『007 スペクター』の冒頭でも出てきた。
"死者の日"って英語だと"Day of the Dead"と身も蓋もないが(笑)、ガイコツの紛争でおどろおどろしい印象だけど、故人や先祖に想いを馳せるお祭りだそうだ。
日本で言えばお彼岸みたいなものだろう。
死後の世界があるという物語であるのである意味楽観的な物語とは言える。
そして人間以外の動物についての死後は語られないという部分においても。
ただ本作の主題は現世からの死ではない。
死の恐怖よりつらいのは、死んだ人が現世で忘れ去られることなのだ。
現世で忘れ去られると死後の世界からも消えていく。
いわば二度死んでしまい死後の世界からどこに行ってしまうのかわからない恐怖。
それこそ不可知な領域に対する恐怖なのだ。
だからメキシコでは先祖の写真を飾り、それを元に記憶と思い出を語り継ぐ。
記憶で名前だけを覚えているのではなく思い出も語り継がなくてはならないというのがポイントだ。
本作がメキシコを舞台にしているというのも相当なものだと思う。
最近ではトランプ大統領がアメリカとメキシコの間に物理的な壁を作ろうとか言っているが、アメリカ人の少なくともトランプを大統領に指名した多くの人はメキシコに対して似たような気持ちを持っているとオイラは考えている。
本作の映画製作はトランプが大統領になる遥か前から始まっていたろうが、メキシコに対するアメリカ人のメンタリティを考えたらメキシコを舞台にメキシコ人の男の子とその家族を主役にした映画をつくるという発想は
「それって売れるのか?」
と出資者に言われてもおかしくないだろう。
舞台をアメリカにしろ、とか言われたかもしれん。
それでも舞台とテーマの必然性を考えたらメキシコ以外でこの物語は成立しなかったろう。
物語の展開はピクサーの定石ともいえるツイストがあり、つまり良い人だと思っていた人がとんでもない悪人であったという"ひねり"が特に後半での団結や和解にスムーズに繋がっている。
オイラとしては物語以上に驚異的だったのが3Dアニメーションにおける人物の描写。
特にね
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この右側のバーさんの描写が驚異的。
原題の『Coco』ってのはこのバーさんの事だ。
皺、筋肉のひきつり、それらを使ってものすごく自然な演技をしている。
リアルだ、実写みたい、という褒め言葉もあるだろうがそれは違うと思う。
この感動的な婆さんの演技はアニメーションでないとできない
アニメーションの動きと実写で役者が演じる動きの決定的な違いは、偶発性というものがアニメーションにはあり得ないということだ。
実写映画では演出以外の役者の偶発的な演技がごく稀にすばらしいものになっている事もあるが、アニメーションの動きというものはアニメーターが意図的にすべて作り出したものだ。
目尻がピクリと無意識風に動く描写とてそれを意識的にアニメーターは作らなければならない。
演技を完璧に演出の支配下においてコントロールすることによってできている。
もちろん優秀な演出家とアニメーターがいての話であるが、そういう意味ではクライマックスのこの婆さんの表情は秀逸であったろう。
逆にこのクライマックスで失敗したら全てが台無し。
この婆さんの表情のために映画が作られたと言っても過言ではない。
表情で忘備録。
本作で気がついたのだが、登場人物が動いていないときでも眼の瞳が微妙にブレているんだよね。
これ、意識的に見ないとわからないと思うけど、それぐらい自然にブレている。
現実に眼って常に微妙に動いているはずだからさ。
こんなところまでやっているのか。
本作ではじめてやったのか検証できないが、ピクサーおそるべし。
言いたい事はまだまだあるが、ネタバレになることもあるのでBlu-rayでの再見にゆずる。
観て損なし......。
と言いたいが(笑)
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同時上映の『アナと雪の女王/家族の思い出』は正直どうでもよかった。
22分長すぎる上に面白くない(笑)。
松たか子、神田沙也加、ピエール瀧の声に思い入れなければ本当に苦痛でしかなかったよ(笑)。


今週末は歯のメンテナンス。

by 16mm | 2018-03-18 20:58 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)

『シェイプ・オブ・ウォーター』『ブレードランナー2049』『ブラックパンサー』

本日は3月11日。
東日本大震災からまだ7年しか経ってない。
それなのに日本でやるオリンピックを含めて本当に不謹慎極まりないことが多すぎるよ昨今。


先週土曜日、歯の治療&メンテナンス。
左下のメタルな歯を陶器の白い歯に代えてもらう。
もう一つ奥が銀歯なんだが、そこはまだ保険適用にならないらしい(笑)。
意図的に口の中を覗いたり、見るのに躍起にならない限りわからないとは思う。
いつものように美形で剽軽なドS歯科衛生士女史に歯石をとってもらう。
女史の作る仮歯は違和感全くないのでずっとつけてても良いかなとも思う。
衛生士としての技量と人間性はまったく関係ないっちゅうこっちゃ(笑)。
次回、先生の手元に来るであろう
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α7 IIIを見せてもらうことになっている。


本日日曜日、銭湯に寝湯、ストレッチ、赤外線サウナ。
毎度思うことなのだが、週一のストレッチでは身体の硬さは治らない(笑)。


『私のおっとり旦那』
Twitterで初めて知った作家と作品。
凶悪な眼が魅力的(笑)。
内容も面白い。
絵柄も好み。
単行本化、電書化を強く希望。
その際は是非ともこの魅力的な4Cカラーで出してもらいたい。
webではカラーなのに単行本化するとモノクロになっちゃうなんておかしいからね。
そういう本って結構あるから。
金払ってんのにオリジナルのカラーにならないってのはどういうことだと言いたい。


ピップ マグネループ EX 高磁力タイプ ブラック 50cm
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Amazonで購入。
先週なんの前触れもなく切れてしまった。
ので、ソッコーでamazonでポチる。
おそらく5〜6年使ってたんではないかな。
有識者から結構バカにされつつもこのオカルトな磁気ネックレスが手放せない(笑)。
この他にチタンとかゲルマニウムのものがあるようだが、それも効くのかもしれないが、オイラはこの磁気タイプ。
こいつであのひどい肩こりが治ったんだから(笑)。


『ザ・ファブル(13)』
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AmazonでKindle版購入。
待望の新刊。
といっても毎週立ち読みして顛末を半年ぐらい前には知っているのであるが、やはり面白い。
本巻で
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ウツボ編はお終い。
このウツボというキャラクター、悪意にブレがない。
自覚的に悪事を働いて言い訳を一切しない。
それが最期までブレなかったのは良かったと思う。
過保護の親に育てられた子供。
その親子から金を巻き上げて何が悪い、ということだ。
子供や親に自覚を促すなんてことは一切なし。
そんなことしたら偽悪ないい人になっちゃう(笑)。
そういう意味ではこのウツボの悪意というものは共感しやすいんだけど、本当にウツボみたいな人間がいたらオイラなども格好のターゲットだろうな(笑)。
このエピソードに出てきた
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ヒナと鈴木って生きてるので、今後もなにかの切っ掛けで出て来る可能性があるよな。
あったら面白いエピソードになるだろう。
そいう期待が全く裏切られる気がしないのが本作の恐ろしいところである。
ちなみ本巻の途中から新章に向けてのブリッジになる。
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登場キャラクターの顔芸というか顔相撲というか(笑)、非常に面白いよ。
このほとんど表面的にはなにも起こっているように見えない状態って次巻でもしばらく続くんだが、このストロークの長さによって爆発の威力が増す気がする。
そう期待させるし、その期待を裏切ってこなかったのか本作だからね。


『気が合う女友だちは三千里たずねなくてもいる 』
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AmazonでKindle版購入。
友達を作れずあるコミュニティーで一人になる恐怖というというのは誰にでもある。
オイラにもある。
いや、あったというべきか。
オイラがそれを恐れたのは小学校と中学校の頃だ。
狭い学校のなかで自分一人だけが孤独でいるというのは恐怖だった。
おそらく学校での孤独ってのは"いじめ"と対になっていると思う。
だから友達がいないということが恐怖だったんだろうな。
で、今はどうかというと、基本的にはかなり孤独に耐性がついたような気がする。
気にかけてくれる友人知人が僅かでもいるので、それにあぐらをかいて、結構不義理にしている自覚もある。
オイラにとって誰それと仲良くなりたい、という動機で仲良くなろうとすることがストレスで、そのストレスに比べたら独りでいた方がずっとましだ、と思うような人間だ。
友達が100人いたら自分一人の時間がなくなると思うんだが、そういう人は自分一人の時間というものがいらない人なのかしらん?
オイラからすると大人になっても友達を神経症のごとく欲するというのは、"いじめ"や"村八分"の危険を自覚してのSOSのような気がする。
結婚して子供がいて、その子供の学校の行事などのサークルで他の人と馴染めないというのは結構なプレッシャーだろうね。
そういう意味での友達作りなのかな、と本書を読んで思った。


『BLUE GIANT SUPREME(4)』
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AmazonでKindle版購入。
学生時代、なんとかジャズを好きになろうとしてCD買って聴いていた事があったが、結局馴染めずに終わってしまった。
作者の石塚や本作のキャラクター達はオイラには分かりえないジャズの魅力に取り憑かれてるんだろう。
それでもオイラがこの作品が好きなのは音楽が鳴らないからだ。
いや、正確に言えばオイラの耳にジャズの音として本作が鳴らないからだ。
これはもちろんdisではないつもりだ。
オイラは本作を本巻のライブでのセッションのシーンでは4人それぞれの高揚感やあせりや楽しさや激しさといった感情が音楽として聴こえて来る。
本来ならその場面で鳴っているジャズを思い浮かべるべきだろう。
作者の石塚もそれを望んでいるのは間違いない。
ただオイラはジャズでもクラシックでもロックでもない何かの音圧を本作から間違いなく受け取っている。
それが受け取れて良かったと思っている。


祝 第90回アカデミー賞最多4冠『シェイプ・オブ・ウォーター』&ギレルモ・デル・トロ
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先週の月曜日は熱かった。
まさか作品賞で『シェイプ・オブ・ウォーター』が、監督賞でギレルモ・デル・トロが取るとは思わなかったよ。
本当に目出度い。
というか作品の持つ力に他ならない。

町山智浩 男泣き(笑)。
笑い事ではない。
町山も言っているとおり『シェイプ・オブ・ウォーター』が作品賞をとって米アカデミーに認められたということは、今後素晴らしい作品であれば『ゴジラ』も『アベンジャーズ』も『バットマン』もお高くとまった文芸な映画作品と互角に戦えるということだ。
町山は『シェイプ・オブ・ウォーター』をずっと本命だといっていたから余計に感無量だろう。
オイラだってまさか『シェイプ・オブ・ウォーター』が取るなって思ってなかった。
対抗とされた『スリー・ビルボード』だって文句なしの作品。
どっちがとったっておかしくないけど、今回は『シェイプ・オブ・ウォーター』がとった事に本当に意味がある。
話はちょっと違うが、ギレルモ・デル・トロの映画の怖さってのは見た目に厳しい残酷描写だと思う。
直接的な描写があるようでないんだけど、例えば人体を切断したりする場合のそれに行くまでの緊張感の盛り上げた実にうまい。
『シェイプ・オブ・ウォーター』で言うと顔面に弾丸が撃ち込まれて、穴のあいた頰に口の中から指を突っ込んで引きづり回す、とかね(笑)。
アップでは撮らないけど、顔に穴があくのも、その穴に指を突っ込まれるのもいやだよね(笑)。
なんつーか、人体を無機質なものとして描写するというか、それが怖さなんだよね。
人体を単なるモノとして無造作に扱われるということの恐怖。
おそらくこれって監督のギレルモ・デル・トロがやられて嫌なことをやってるんではないかね。
そう言う意味では暴力をスタイリッシュにではなく、暴力を暴力以上でも以下でもないものとして描く北野武と似てると思う。
とにかく今回のオスカー、『スリー・ビルボード』が取るだろうと予測していたオイラはハズレたわけだが、すごく嬉しいものであった。


『ブレードランナー2049』
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AmazonでBlu-ray購入。
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日本語吹き替え版で観てみた。
町山智浩の解説を聴きながら物語を反芻。
今後断片的に色々書く事にする。
まず本作の主人公である"K"について。
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移植された記憶から勘違いし、自分が望まれて生まれた"人間の子"であると思い込んだことで不必要な悲しい思いをすることになる"K"
しかしね、そもそもさ、冒頭で農夫のサッパー・モートンとの格闘で身体ごと壁を突き破らされたり
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逃げるデッカードを追いかけて壁をぶち破ったり(笑)。
そんな頑丈な人間はいないというのはわかりきっているわけで、この時点で自分は普通の人間とは違うと思わざるを得ないと思うんだが。
このあたり、設定が微妙な感じするんだがどうなんだろう。
真面目に考えるならこんな人間離れした頑丈な身体をもっているのに人間の子供であるかもしれないとミスリードさせるってのは映画的にはどうなのよ。
前作の『ブレードランナー』も相当にツッコミどころがある映画であったが、そういう脇が甘いところまで真似する事ないと思うが。
初見劇場で観た時は"K"がデッカードの息子かもしれないとオイラもちょっと思ったけど、再見したらコレはないはと思ったよ(笑)。


『ブラックパンサー』
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先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
3DIMAX版。
この手の映画はアトラクション的な側面があるから3D上映して入場料稼ぎたい映画館の気持ちはわからんではないが、IMAXで2D上映で観たいというオイラみたいな客もいるんだということをわかってもらいたいもんだ(笑)。
できれば本作もIMAXの2Dで観たかった。
......
愚痴はさておき(笑)、町山智浩をはじめ色々評判が良かったので観に行ってきた。
タイトルの『ブラックパンサー』ってオイラは
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『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』で初めて知ったんだが、アメコミのヒーローとしてはかなり古いらしい。
1966年だからオイラの生まれる前だ。
アメコミに詳しいわけでもなかったため、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』で出てきてもいまいち魅力や強さが伝わって来ず。
今回の単独での映画も当初食指が動かなかった。
実際観た感想を言えばイマイチ面白さに乗り切れなかったように思う。
『ブラックパンサー』は黒人問題などを非常に生真面目に作品に汲み取っていて興味深いとは思っていたんだが。
正直初めての黒人ヒーローという今までにないものなので自分の中にないカッコよさというものに戸惑った。
好みの問題かなあ。
もしかしたら二作目以降なら期待ができるかもしれない。
地球にいながら未知のテクノロジーの世界があるという世界観は政治的なパワーバランス込みで楽しみである。
ちなみに本作の監督ってライアン・クーグラー。
世間的な評価は高いがオイラはかなりダメだった『クリード チャンプを継ぐ男』の監督である。


今週末は心療内科。

by 16mm | 2018-03-11 22:09 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)

『シェイプ・オブ・ウォーター』『さよならの朝に約束の花をかざろう』『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 4』

先週木曜日、勤務先での一年ぶりの健康診断。
尿検査で若干のタンパク。
血圧の検査で高血圧認定。
この辺りは正直痛くもかゆくもない。
問題は血液検査の結果で血糖値の値がどうなっているか?というところ。
完璧にやってきたとは言わないが、そこそこ血糖値に対する改善策を自分なりにうってきたわけなのでそれの成果を期待しているところもある。
果たして......。


先週土曜日、車検。
1時間半の待ち時間をiPadで時間を潰す。
約13万円。
待ち時間、担当営業から車の買い替えと保険の見直しを勧められるが、きっぱりと断りをいれる。
温厚な営業で好感をもってはいるが、この辺りはきっぱりとしないとね(笑)。


本日日曜日、銭湯にストレッチ、赤外線サウナ、寝湯、ジェットバス。


羽生結弦選手への国民栄誉賞問題
オリンピックをまったく観ていなかったばかりか、今日の今日まで"はぶ"選手だとおもっていたら"はにゅう"選手だとのこと(笑)。
まあ野球の松井秀喜が国民栄誉賞もらってるんだからあげちゃっても良いんじゃないの。
彼らになんの恨みもないけど、この国民栄誉賞に価値があるならビートたけしは10個ぐらいもらってもいいんじゃないの?
ましてや手塚治虫であれば100個だって足りない。
司馬遼太郎だってもらってない。
この賞って本当に価値があるのかね?
この賞は貰わない方が価値があると思う。


スヌート SGA-CS
ユニバーサルアダプター CA-SUG
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Amazonで購入。

このYouTubeを観て自分もやってみようと思ったが、やはりそう簡単にはうまくいかない(笑)。
素人がプロと同じことできちゃったらプロいらないからね(笑)。


『シェイプ・オブ・ウォーター』
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ネタバレなしです。
先週金曜日、109シネマズ菖蒲。
今年初の地元映画館での鑑賞。
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普段劇場においてあるチラシを持ってくることはないのだが、上の画像のように永井豪やら町山智浩やらギレルモ・デル・トロやらのサインが印刷されているチラシなのでお宝認定で持って来た次第。
このポスター・ヴィジュアルを見て真っ先に思ったのが
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『未来少年コナン』の上の画像のシーン。
押井守が言っていたが、どんなものでも水没させるとそれが美しいものに見えてしまう。
タルコフスキーの映画のように。
ギレルモ・デル・トロ監督が『未来少年コナン』を観ていたかどうか知らんが、非常に美しい画だ。
『シェイプ・オブ・ウォーター』のこのポスター・ヴィジュアルに真っ先に心を持っていかれた。
町山智浩も絶賛どころか、今度のアカデミー作品賞の本命だと言い切っている。
対抗が『スリー・ビルボード』ということだが、これは町山の希望含みだろう。
オイラからすると逆で本命『スリー・ビルボード』で対抗が本作だろうと。
だってさ、半魚人の映画だよ(笑)。
昔のB級映画の定番じゃん(笑)。
しかも本作の主人公の女優
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男が夢を書き立てるような美形ではありません(笑)。
中年です。
おばさんです。
しかも開始早々バスタブのなかでオナニーします(笑)。
品行方正を自称する方々は卒倒するでしょう(笑)。
しかしですね、はっきり申しますとこの美形でもなく華もなさそうな主演女優が終盤に行くに従って綺麗になっていくんですよ。
綺麗に魅力的に。
それは本作に感情移入した上でこの美形でもないヒロインを見慣れた所為なのかもしれない。
いや、日常生活のレベルの中によくいるタイプの女性のなかに他にない素敵な輝きを見つけた瞬間の喜びか。
本作はクライマックスに向けて彩りを増し、非常に素敵なシーンが描写される。
それこそ件の『未来少年コナン』のような。
さらにそれ以上に表現することを厭わずに。
この彩りってのはものすごく陳腐な言い方だがなんだよね。
愛されてない者どうしが惹かれあって、二人の間に愛が芽生える。
なんつーか胸をかき乱したくなるような衝動と憧れが本作にはある。
異性でも同性でもいいけど、特定のパートナーと愛し合う、なんてことがなかったような人間にはたまらない映画だよ。
リア充は観なくてよろしい(笑)。
ここんところ『スリー・ビルボード』や『デトロイト』と続き、本作も差別や不寛容をテーマに据えている。
現状のトランプ政権下の不寛容に対する明確で激しい"NO"をテーマにしている。
テーマとともにさすがギレルモ・デル・トロ。
ビジュアルがすばらしい。
本作見た目はものすごくリッチだけど約20億ぐらいしかかかってない。
同じ監督の『パンズ・ラビリンス』と同じぐらいだって。
しかも監督が結構身銭を切ってると。
自分でカネださないと、スタジオが女優を有名な美形にしろ、などと言ってくるからね。
そんなことしたら『美女と野獣』になっちゃう。
人間は姿形ではないのよ、とか言っときながら、ヒロインは美形だし、野獣はハンサムな王子になって、美男美女がくっついて大団円。
クワ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ペっ!。
本作、ディズニーの『美女と野獣』に納得いかなかった人たちの溜飲を間違いなく下げます。
本当にこの映画が希望ではなく、本当に『スリー・ビルボード』を抑えて作品賞獲ったら、米アカデミーを見なおすよ。
できれば本作で作品賞を。
本年度ベスト
文句なし。
傑作である。


『さよならの朝に約束の花をかざろう』
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先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
ほぼまったく全然前知識なし。

予告編を観て画が好感もてたので気になっていたのだ。
本作、制作が株式会社ピーエーワークス。
株式会社ピーエーワークスは元Production I.Gの
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堀川憲司(上の画:西尾鉄也)が立ち上げた制作会社だ。
Production I.Gの仕事を受けたり、地道に力をつけてきたんだろうな。
そういうところは往年のOH!プロダクションやProduction I.Gのような感じに見える。
だからこそか、本作でもスーパーアニメーターの井上俊之がクレジット的に大活躍。
おそらく画のクオリティの大部分をになっているんではないか。
更に本田雄まで原画で参加。
音楽は川井憲次。
スタッフ的には申し分ない布陣。
ただね、内容がまったく受け入れられない。
タイトルの『さよならの朝に約束の花をかざろう』という言葉がもったいつけた上に意味不明。
単にもったいつけてるようにしか思えない。
永遠を生きて布を織る事が生活であり人生である、永遠の少女たちの物語であるといことはわかる。
殺されない限り死なないから、普通の人間が成長して死んで行く様をずっと見て行く。
そこに少女たちの悲しみや葛藤があるんだけど、はっきり言ってヌルい。
主人公の少女が子供を育てていくんだが、その描写がなんとなく育っていき反抗期になり巣立って行くという描写がならんでいるだけで、子を育てるということの厳しさを描けていない。
なんとなく育ちました、という描写でしかなく非常に表面的な葛藤でしかない。
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これはオイラの好みの問題なんだが、赤ん坊が育ち、幼児から少年になり青年になる。
その間の二人の関係は、親子から姉弟になり、ついには夫婦に周りから見られるようになる。
赤ん坊だった男の子は成人した男になるも母親はずっと少女のまま。
ここにこそエロスが入り込む余地があるんだが、そこにはまったく踏み込まない。
更に言えば、本作に出てくる男はことごとく意味をなさない記号のような存在で。
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このイゾルって軍人はカッコいい軍人である以上の意味はまったく描かれない。
ほぼ唯一男として意味有り気に描かれているのが
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永遠を生きる一族のクリム。
このクリム、パッと見男か女かわからない。
そもそもこの長寿の一族に男が見受けられないように思えた。
女性同士の愛に深く踏み込むわけでもなく。
この監督、男が嫌いなのかな。
男を不浄の存在として忌むべき存在に見てるのかな。
大きな水車で動く動力や城壁。
龍がいる世界観。
ものすごく魅力的なのに、この世界観を使って観る側の感性を揺さぶるような物語を作る気がまったくないのか能力がないのか。
最後は甘々のお涙頂戴。
本作、横文字の名前にファンタジックな世界観で正直名前を覚えるのも難儀した。
オリジナルだからそうなのか?
いや、違う。
宮崎駿も庵野秀明も。
昨年の『龍の歯医者』もオリジナルの異世界でありながら観る側を混乱させないような、少なくとも名前を呼んでだれかわからなくなるような演出はしていない。
この監督の他の作品を観たことがないが、今作だけで考えれば、ちょっとオリジナルの劇映画を演出する手腕はないなと感じる。
凄腕のアニメーターの画を観ることができたので金返せとは言わないが、次は観るつもりはない。


『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 4』
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AmazonでBlu-ray購入。
いま、たまたまリアルタイムで観ているせいか
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コレと
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コレの中の人が
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この人(小野大輔)であるという不条理(笑)。
しっかし、なんか『ヤマト2202』の作画が微妙になってきたなあ(笑)。
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今時こんなもようのような影をつけるなんて(笑)。


今週末は歯のメンテナンス。

by 16mm | 2018-03-04 22:19 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(4)